JP2015039147A - 無線通信機及びビーコン信号送信方法 - Google Patents

無線通信機及びビーコン信号送信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015039147A
JP2015039147A JP2013169912A JP2013169912A JP2015039147A JP 2015039147 A JP2015039147 A JP 2015039147A JP 2013169912 A JP2013169912 A JP 2013169912A JP 2013169912 A JP2013169912 A JP 2013169912A JP 2015039147 A JP2015039147 A JP 2015039147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
communication device
beacon signal
link
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013169912A
Other languages
English (en)
Inventor
真吾 平沼
Shingo Hiranuma
真吾 平沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Mobile Communications Ltd
Original Assignee
Fujitsu Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Mobile Communications Ltd filed Critical Fujitsu Mobile Communications Ltd
Priority to JP2013169912A priority Critical patent/JP2015039147A/ja
Publication of JP2015039147A publication Critical patent/JP2015039147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02B60/50

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】新たな通知信号を導入することなく、外部ネットワークに接続できないことをクライアント端末に通知すること。
【解決手段】クライアント端末を外部ネットワークに接続する無線通信機10において、ビーコン信号送信部17は、送信制御部16からの制御に従って、ビーコン信号の送信状態を変化させてビーコン信号を送信し、送信制御部16は、外部ネットワークと無線通信機10との間の無線リンクが途切れたときに、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信機及びビーコン信号送信方法に関する。
無線LAN(Wireless Local Area Network)システムでは、クライアント端末をインターネットのような外部ネットワークに接続したり、複数のクライアント端末同士を相互に接続したりするために、アクセスポイントが用いられる。無線LANシステム内のクライアント端末は、アクセスポイントを経由して外部ネットワークに接続することができる。
また、スマートフォン等の単体で通信可能な無線端末には、無線端末をアクセスポイントとして利用可能な機能を備えるものがある。この機能は「テザリング」と呼ばれる。無線端末をアクセスポイントとして利用するテザリングにより、クライアント端末は、無線端末を経由して外部ネットワークに接続することができる。
特開2006−217382号公報
アクセスポイントは、各アクセスポイントに固有の情報を含むビーコン信号を定期的に一斉送信する。アクセスポイントの通信エリア内に存在するクライアント端末は、受信したビーコン信号に基づいて、ビーコン信号の送信元のアクセスポイントに接続可能か否か判断する。ビーコン信号には、アクセスポイントの固有の識別子であるBSSID(Basic Service Set Identifier;基本サービスセット識別子)が含まれる。例えば、BSSIDは、アクセスポイントのMACアドレスと定義される。よって、クライアント端末は、受信したビーコン信号の送信元のアクセスポイントを、そのビーコン信号に含まれるBSSIDにより特定することができる。また、クライアント端末は、BSSIDを用いて個別のアクセスポイントとの接続可否を判断する。つまり、ビーコン信号の到達範囲がアクセスポイントの通信エリアになる。クライアント端末は、アクセスポイントからのビーコン信号が受信できないときは、そのアクセスポイントを認識することができない。このため、クライアント端末は、自端末と接続中のアクセスポイントからのビーコン信号を受信できなくなると、そのアクセスポイントとのリンクを切断し、他のアクセスポイントのスキャンを開始する。
ここで、テザリングのときには、アクセスポイントとして利用される無線端末は、無線リンクよって外部ネットワークと接続する。無線端末と外部ネットワークとの間の無線リンクの状態は、無線端末の通信環境により変化する。特に、無線端末が移動中である場合は、無線リンクの状態は時々刻々と変化する。そして、無線端末の通信環境が悪いときには、無線端末と外部ネットワークとの間の無線リンクが途切れることがある。
テザリングを行う無線端末と外部ネットワークとの間の無線リンクが途切れたときは、クライアント端末は無線端末を経由して外部ネットワークに接続することができない。一方で、無線端末と外部ネットワークとの間の無線リンクが途切れても、無線端末とクライアント端末との間の通信環境は良好なこともある。このため、テザリングを行う従来の無線端末は、無線端末と外部ネットワークとの間の無線リンクが途切れても、通常通りビーコン信号を送信し続ける。よって、無線端末に接続中のクライアント端末は、無線端末と外部ネットワークとの間の無線リンクが途切れても、外部ネットワークに接続できないことを把握できない。このため、クライアント端末は、外部ネットワークに接続できないにもかかわらず、接続中の無線端末に対して、外部ネットワーク宛てのパケットを送信し続けることになる。
また、無線端末と外部ネットワークとの間の無線リンクが途切れたことを通知するために新たな通知信号を導入することは、無線端末及びクライアント端末双方の処理負荷が増大するため好ましくない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、新たな通知信号を導入することなく、外部ネットワークに接続できないことをクライアント端末に通知することを目的とする。
開示の態様の無線通信機は、無線端末を外部ネットワークに接続する無線通信機であって、ビーコン信号を送信する送信部と、前記外部ネットワークと自機との間の第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる制御部と、を具備する。
開示の態様によれば、新たな通知信号を導入することなく、外部ネットワークに接続できないことをクライアント端末に通知することができる。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施例1の無線通信機の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、実施例1の無線通信機の動作の説明に供するフローチャートである。 図4は、実施例2の無線通信機の動作の説明に供するフローチャートである。 図5は、実施例3の通信システムの一例を示す図である。 図6は、実施例3の無線通信機の一例を示す機能ブロック図である。 図7は、実施例3の無線通信機の動作の説明に供するフローチャートである。 図8は、実施例4の通信システムの一例を示す図である。 図9は、実施例4の無線通信機の一例を示す機能ブロック図である。 図10は、無線通信機のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線通信機及びビーコン信号送信方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する無線通信機及びビーコン信号送信方法が限定されるものではない。また、各実施例において同一の機能を有する構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
また、以下に説明する無線通信機には、テザリング可能な無線端末だけでなく、無線LANのアクセスポイントも該当し、ビーコン信号を送信可能なすべての無線通信機が含まれる。
また、以下の説明において、「外部ネットワーク」とは、無線通信機から送信されるビーコン信号の到達範囲の外に存在するネットワーク、つまり、ビーコン信号を送信可能な無線通信機が形成する通信エリアの外に存在するネットワークをいう。
また、以下の説明において、「上位無線リンク」とは、外部ネットワークと無線通信機との間の無線リンクを言い、「下位無線リンク」とは、クライアント端末と無線通信機との間の無線リンクを言う。
[実施例1]
<通信システムの構成>
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。
図1において、アクセスポイントとして機能する無線通信機10は、ビーコン信号を一斉送信する。無線端末であるクライアント端末40−1〜40−3は、ビーコン信号を受信可能である。つまり、無線通信機10及びクライアント端末40−1〜40−3により無線LANが構成される。
また、無線通信機10は、クライアント端末40−1〜40−3を、基地局20を介して、外部ネットワーク30に接続する。よって、クライアント端末40−1〜40−3は、無線通信機10を経由して外部ネットワーク30に接続することができる。すなわち、外部ネットワーク30から基地局20を介して無線通信機10に受信されたパケットは、宛先IPアドレスに従って、無線通信機10からクライアント端末40−1〜40−3のいずれかへ送信される。一方、クライアント端末40−1〜40−3から無線通信機10に受信されたパケットは、無線通信機10から基地局20を介して外部ネットワーク30へ送信される。
そして、無線通信機10は、上位無線リンクが途切れたときに、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。ビーコン信号の送信状態の制御の詳細については後述する。
<無線通信機の構成>
図2は、実施例1の無線通信機の一例を示す機能ブロック図である。図2において、無線通信機10は、アンテナ11と、基地局通信部12と、リンク状態監視部13と、アンテナ14と、クライアント端末通信部15と、送信制御部16と、ビーコン信号送信部17とを有する。
アンテナ11及び基地局通信部12は、無線通信機10が基地局20と通信を行うためのものである。基地局通信部12は、クライアント端末通信部15から入力されるパケットを、アンテナ11を用いて基地局20へ送信する。また、基地局通信部12は、外部ネットワーク30から送信され、基地局20を介してアンテナ11を用いて受信したパケットを、クライアント端末通信部15及びリンク状態監視部13へ出力する。また、基地局通信部12は、基地局20から送信され、アンテナ11を用いて受信した報知信号を、リンク状態監視部13へ出力する。この報知信号には、基地局20のセル情報等が含まれる。
リンク状態監視部13は、予め定められた一定の周期で上位無線リンクの状態を監視し、当該上位無線リンクが途切れたか否か判断する。そして、リンク状態監視部13は、判断結果を示す信号(以下では「判断結果信号」と呼ばれることがある)を送信制御部16へ出力する。具体的には、リンク状態監視部13は、上位無線リンクが途切れたときは判断結果信号を「1」に設定し、途切れていないときは判断結果信号を「0」に設定する。
ここで、リンク状態監視部13は、例えば、基地局通信部12から入力される報知信号の受信レベルが閾値未満になるときに、上位無線リンクが途切れたと判断してもよい。また例えば、リンク状態監視部13は、基地局通信部12から入力されるパケットのスループットが閾値未満になるときに、上位無線リンクが途切れたと判断してもよい。なお、リンク状態監視部13での上位無線リンクの状態の監視は、受信レベル及びスループットを用いるものに限定されず、上位無線リンクの品質を測定可能なパラメータであれば如何なるパラメータを用いて行ってもよい。
アンテナ14及びクライアント端末通信部15は、無線通信機10がクライアント端末40−1〜40−3と通信を行うためのものである。クライアント端末通信部15は、基地局通信部12から入力されるパケットを、宛先IPアドレスに従って、アンテナ14を用いてクライアント端末40−1〜40−3のいずれかへ送信する。また、クライアント端末通信部15は、クライアント端末40−1〜40−3から送信され、アンテナ14を用いて受信したパケットを、基地局通信部12及び送信制御部16へ出力する。
送信制御部16は、リンク状態監視部13から入力される判断結果信号の内容に応じて、ビーコン信号送信部17におけるビーコン信号の送信状態を制御する。ビーコン信号の送信状態の制御の詳細については後述する。
ビーコン信号送信部17は、ビーコン信号を、アンテナ14を用いて一斉送信する。また、ビーコン信号送信部17は、送信制御部16からの制御に従って、ビーコン信号の送信状態を変化させる。
<ビーコン信号の送信状態の制御>
送信制御部16は、リンク状態監視部13での判断結果を判断結果信号によって通知される。そして、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときに、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。これにより、ビーコン信号の送信状態の変化を検知するクライアント端末40−1〜40−3では、外部ネットワーク30に接続できないことを把握することができる。
ここで、「予め定められた状態に変化させる」とは、具体的には、以下の状態A〜Cのいずれかの状態に変化させることを含む。但し、上位無線リンクが途切れていないときは、送信制御部16は、第1の送信間隔、かつ、第1の送信パワーでビーコン信号を送信しているものとする。また、送信制御部16は、上位無線リンクが一旦途切れた後、再び繋がったときには、第1の送信間隔、かつ、第1の送信パワーでのビーコン信号の送信を再開する。
<状態A>ビーコン信号の送信が停止される状態。すなわち、「状態A」では、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときに、ビーコン信号の送信を停止する。
よって「状態A」では、無線通信機10と接続中のクライアント端末40−1〜40−3は、ビーコン信号の受信が途切れたことを検知することにより、無線通信機10を経由した外部ネットワーク30への接続ができないと判断することができる。また、クライアント端末40−1〜40−3は、無線通信機10からのビーコン信号を受信できなくなるため、無線通信機10との下位無線リンクを切断する。よって、クライアント端末40−1〜40−3では、無線通信機10からのビーコン信号の解析処理に必要な電力消費を抑えることができる。また、クライアント端末40−1〜40−3は、無線通信機10以外の他のアクセスポイントのスキャンを開始することができる。さらに、「状態A」では、ビーコン信号の送信が停止するため、無線通信機10でのビーコン信号の送信に必要な電力消費も抑えることができる。
なお、ビーコン信号の送信が停止されるときは、以下のような処理を行うのが好ましい。すなわち、クライアント端末通信部15は、ビーコン信号の送信が停止されるとき、無線通信機10と接続されているクライアント端末40−1〜40−3のIPアドレスをクライアント端末に対応付けて保持しておく。また同様に、無線通信機10と接続されているクライアント端末40−1〜40−3も、自端末に割り当てられているIPアドレスを保持しておく。そして、クライアント端末通信部15は、上位無線リンクが再び繋がったときに、その対応付けに従って、同じクライアント端末には同じIPを割り当てる。これにより、再接続時の新たなIP割当が不要になるため、クライアント端末40−1〜40−3及び無線通信機10の双方の電力消費をさらに抑えることができる。
<状態B>第1の送信間隔より長い第2の送信間隔でビーコン信号が送信される状態。すなわち、「状態B」では、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときに、ビーコン信号の送信間隔を増大する。
よって「状態B」では、無線通信機10と接続中のクライアント端末40−1〜40−3は、ビーコン信号の受信間隔が増大したことを検知することにより、無線通信機10を経由した外部ネットワーク30への接続ができないと判断することができる。よって、クライアント端末40−1〜40−3は、無線通信機10以外の他のアクセスポイントのスキャンを開始することができる。また、「状態B」では、「状態A」のようにビーコン信号の送信が停止するのではないため、無線通信機10とクライアント端末40−1〜40−3との接続状態を維持できる。よって、無線通信機10とクライアント端末40−1〜40−3とでは、上位無線リンクが再び繋がったときの再接続処理を省くことができる。これにより、通信の連続性を保つことができる。さらに、「状態B」では、ビーコン信号の送信間隔が増大するため、無線通信機10でのビーコン信号の送信に必要な電力消費も抑えることができる。
<状態C>第1の送信パワーより小さい第2の送信パワーでビーコン信号が送信される状態。すなわち、「状態C」では、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときに、ビーコン信号の送信パワーを減少する。
よって「状態C」では、無線通信機10と接続中のクライアント端末40−1〜40−3は、ビーコン信号の受信レベルが低下したことを検知することにより、無線通信機10を経由した外部ネットワーク30への接続ができないと判断することができる。また、「状態C」のようなビーコン信号の送信パワーの減少により、上記「状態B」の効果と同様の効果に加え、さらに、以下の効果を得ることができる。すなわち、ビーコン信号の送信パワーが減少することにより無線通信機10の通信エリアが狭くなり、無線通信機10に接続されるクライアント端末の数が減少する。よって、無線通信機10が処理するパケットの数も減少するため、無線通信機10の電力消費をさらに抑えることができる。また、通信エリア外となったクライアント端末では、無線通信機10からのビーコン信号の解析処理に必要な電力消費も抑えることができる。
なお、「予め定められた状態」として、状態A〜Cのいずれか一つを採用してもよく、また、「状態B」と「状態C」の双方を採用してもよい。
ここで、上位無線リンクが一旦途切れても、外部ネットワーク30と無線通信機10との間の通信環境が短時間で回復し、上位無線リンクがすぐに使用可能になることがある。そこで、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときに即座にビーコン信号の送信状態を変化させるのではなく、上位無線リンクが一定時間継続して途切れたときにビーコン信号の送信状態を変化させるのが好ましい。具体的には、送信制御部16は、「1」に設定された判断結果信号が1回ではなく、複数回連続して入力されたときに、ビーコン信号の送信状態を変化させるのが好ましい。これにより、クライアント端末40−1〜40−3と無線通信機10との間で、切断と接続とが頻繁に繰り返されるのを防止することができる。よって、通信の連続性を保つことができる。
<無線通信機の動作>
図3は、実施例1の無線通信機の動作の説明に供するフローチャートである。無線通信機10は、図3に示すステップS301〜S303の処理を繰り返し行う。
リンク状態監視部13は、予め定められた一定の周期で上位無線リンクの状態を監視し(ステップS301)、当該上位無線リンクが途切れたか否か判断する(ステップS302)。
リンク状態監視部13によって上位無線リンクが途切れていないと判断されたときは(ステップS302:No)、送信制御部16はビーコン信号の送信状態を変化させない。
一方で、リンク状態監視部13によって上位無線リンクが途切れたと判断されたときは(ステップS302:Yes)、送信制御部16は、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる(ステップS303)。
以上のように実施例1によれば、無線端末であるクライアント端末40−1〜40−3を外部ネットワーク30に接続する無線通信機10は、ビーコン信号送信部17と、送信制御部16とを有する。ビーコン信号送信部17は、ビーコン信号を送信する。送信制御部16は、外部ネットワーク30と自機(無線通信機10)との間の上位無線リンクが途切れたときに、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。これにより、新たな通知信号を導入することなく、外部ネットワーク30に接続できないことをクライアント端末40−1〜40−3に通知することができる。
[実施例2]
クライアント端末40−1〜40−3と無線通信機10とが通信中に下位無線リンクが切断されると、クライアント端末40−1〜40−3では再接続処理等の通信のやり直しが発生する。
そこで、実施例2では、以下のようにして、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在するか否かに応じて、ビーコン信号の送信状態を変化させる。なお、実施例2の無線通信機の構成は実施例1のものと同様であるので、実施例2では無線通信機の構成についての説明を省略する。
<ビーコン信号の送信状態の制御>
送信制御部16は、リンク状態監視部13での判断結果を判断結果信号によって通知される。そして、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときに、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在するか否かに応じて、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。
具体的には、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れ、かつ、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在しないときに、実施例1の「状態A」のように、ビーコン信号の送信を停止する。
一方で、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れ、かつ、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在するときに、実施例1の「状態B」のように、ビーコン信号の送信間隔を増大させる。または、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れ、かつ、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在するときに、実施例1の「状態C」のように、ビーコン信号の送信パワーを減少する。なお、送信制御部16は、送信間隔の増大と送信パワーの減少の双方を行ってもよい。「状態B」及び「状態C」では、ビーコン信号の送信が継続される。よって、通信中のクライアント端末40−1〜40−3と無線通信機10との接続を維持することができる。これにより、通信のやり直しが頻発することを防止でき、通信の連続性を保つことができる。その結果、クライアント端末40−1〜40−3及び無線通信機10の双方の電力消費をさらに抑えることができる。
ここで、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在するか否かの判断は以下のようにして行うことができる。すなわち、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れた時点で、一定時間を計測するタイマをスタートする。併せて、送信制御部16は、クライアント端末通信部15から入力されるパケット、つまり、クライアント端末40−1〜40−3から送信されたパケットを監視する。そして、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れた時点から一定時間以上パケットが入力されないときに、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在しないと判断する。一方で、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れた時点から一定時間経過するまでにパケットが入力されたときは、無線通信機10と通信中のクライアント端末が存在すると判断し、タイマを再スタートする。
<無線通信機の動作>
図4は、実施例2の無線通信機の動作の説明に供するフローチャートである。無線通信機10は、図4に示すステップS301〜S403の処理を繰り返し行う。
リンク状態監視部13によって上位無線リンクが途切れたと判断されたときは(ステップS302:Yes)、送信制御部16は、自機(無線通信機10)と通信中のクライアント端末が存在するか否か判断する(ステップS401)。
自機(無線通信機10)と通信中のクライアント端末が存在しないときは(ステップS401:No)、送信制御部16は、ビーコン信号の送信状態を実施例1の「状態A」に変化させる(ステップS402)。
一方、自機(無線通信機10)と通信中のクライアント端末が存在するときは(ステップS401:Yes)、送信制御部16は、ビーコン信号の送信状態を実施例1の「状態B」または「状態C」に変化させる(ステップS403)。
[実施例3]
クライアント端末40−1〜40−3の中には、無線通信機50を経由して外部ネットワーク30に接続しているものの他に、無線通信機50を介して相互に接続しているものが存在することもある。相互に接続しているクライアント端末同士は、上位無線リンクが途切れても、下位無線リンクが接続されていれば、通信を継続することができる。よって、無線通信機50を介して相互に接続しているクライアント端末が存在する場合に、上位無線リンクが途切れたことに応じて一律にビーコン信号の送信状態を変化させたのでは、通信の継続が可能なクライアント端末の下位無線リンクが切断されてしまうことがある。
そこで、実施例3では、以下のようにして、クライアント端末同士が無線通信機50を介して接続されているか否かに応じて、ビーコン信号の送信状態を変化させる。
<通信システムの構成>
図5は、実施例3の通信システムの一例を示す図である。図5において、クライアント端末40−1及び40−2は、無線通信機50を介して相互に接続しているクライアント端末である。クライアント端末40−3は、無線通信機50を経由して外部ネットワーク30に接続しているクライアント端末である。
無線通信機50は、実施例1の無線通信機10と同様、クライアント端末40−3を、基地局20を介して、外部ネットワーク30に接続する。また、無線通信機50は、クライアント端末40−1とクライアント端末40−2とを、自機を介して接続する。すなわち、クライアント端末40−1〜40−3のうち、相互に接続されたクライアント端末40−1とクライアント端末40−2とは、無線通信機50を経由してパケットをやりとりする。
そして、無線通信機50は、上位無線リンクが途切れたときにクライアント端末40−1とクライアント端末40−2とが自機を介して接続しているときは、外部ネットワーク30に接続しているクライアント端末40−3に下位無線リンクを切断させる。また、このときは、無線通信機50はビーコン信号の送信状態を変化させない。下位無線リンクの切断は、無線通信機50が、外部ネットワーク30に接続しているクライアント端末40−3に、リンク切断要求信号を送信することにより行われる。
一方、無線通信機50は、上位無線リンクが途切れたときにクライアント端末同士が自機を介して接続していないときは、実施例1または実施例2のようにして、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。
これにより、上位無線リンクが途切れたときに、無線通信機50を介して相互に接続しているクライアント端末40−1とクライアント端末40−2との間の下位無線リンクの接続を維持することができる。同時に、外部ネットワーク30に接続しているクライアント端末40−3の下位無線リンクを切断することができる。つまり、複数の下位無線リンクにおいて、上位無線リンクが途切れても維持することが必要な下位無線リンクの接続を維持したまま、上位無線リンクが途切れると不要になる下位無線リンクを切断することができる。
<無線通信機の構成>
図6は、実施例3の無線通信機の一例を示す機能ブロック図である。図6において、無線通信機50は、実施例1に対し、さらに、リンク切断要求信号送信部51を有する。
クライアント端末通信部15は、実施例1の処理に加え、以下の処理を行う。すなわち、クライアント端末通信部15は、クライアント端末40−1〜40−3から送信され、アンテナ14を用いて受信したパケットを、宛先IPアドレスに従って、アンテナ14を用いてクライアント端末40−1〜40−3のいずれかへ送信する。
送信制御部16は、クライアント端末通信部15から入力されるパケットの送信元IPアドレスと宛先IPアドレスとを用いて、クライアント端末40−1〜40−3の中に、無線通信機50を介して相互に接続しているクライアント端末が存在するか否か判断する。送信制御部16は、入力されるパケットの中に、送信元IPアドレス及び宛先IPアドレスの双方が無線LAN内で使用されるIPアドレス(ローカルIPアドレス)であるパケットが存在するときに、無線通信機50を介して相互に接続しているクライアント端末が存在すると判断する。一方で、送信制御部16は、入力されるパケットのすべてが、送信元IPアドレスまたは宛先IPアドレスの一方が外部ネットワーク30で使用されるIPアドレス(グローバルIPアドレス)であるパケットだけのときに、無線通信機50を介して相互に接続しているクライアント端末が存在しないと判断する。
そして、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときにクライアント端末同士が無線通信機50を介して接続しているときは、信号送信指示を宛先IPアドレスとともにリンク切断要求信号送信部51へ出力する。また、このときは、送信制御部16はビーコン信号の送信状態を変化させない。この信号送信指示に従って、リンク切断要求信号送信部51は、宛先IPアドレスのクライアント端末、すなわち、図5におけるクライアント端末40−3に、リンク切断要求信号をアンテナ14を用いて送信する。このリンク切断要求信号に応じて、クライアント端末40−3は、自端末の下位無線リンクを切断する。
一方で、送信制御部16は、上位無線リンクが途切れたときにクライアント端末同士が無線通信機50を介して接続していないときは、切断要求信号送信部51へ信号送信指示を出力しない。また、このときは、送信制御部16は、実施例1または実施例2のようにして、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。
<無線通信機の動作>
図7は、実施例3の無線通信機の動作の説明に供するフローチャートである。無線通信機50は、図7に示すステップS301〜S702の処理を繰り返し行う。
リンク状態監視部13によって上位無線リンクが途切れたと判断されたときは(ステップS302:Yes)、送信制御部16は、クライアント端末同士が自機(無線通信機50)を介して接続中か否か判断する(ステップS701)。
クライアント端末同士が自機(無線通信機50)を介して相互に接続中のときは(ステップS701:Yes)、送信制御部16は、信号送信指示を宛先IPアドレスとともにリンク切断要求信号送信部51へ出力する一方で、ビーコン信号の送信状態を変化させない。この信号送信指示に従って、リンク切断要求信号送信部51は、宛先IPアドレスのクライアント端末にリンク切断要求信号を送信する(ステップS702)。
また、クライアント端末同士が自機(無線通信機50)を介して相互に接続していないときは(ステップS701:No)、送信制御部16は、信号送信指示を出力せずに、実施例1または実施例2のようにして、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる(ステップS303)。
[実施例4]
無線通信機の中には、複数の通信方式で外部ネットワークと接続可能なものがある。例えば、3G方式と、WiMAX方式との双方で外部ネットワークと接続可能な無線通信機がある。また例えば、LTE方式と、WiMAX方式との双方で外部ネットワークと接続可能な無線通信機がある。そこで、実施例4では、以下のようにして、ビーコン信号の送信状態を変化させる。
<通信システムの構成>
図8は、実施例4の通信システムの一例を示す図である。図8において、無線通信機60は、LTE方式及びWiMAX方式の双方で外部ネットワーク30と通信可能な無線通信機である。また、基地局20はLTE方式の基地局であり、基地局70はWiMAX方式の基地局である。つまり、図8では、LTE方式の上位無線リンクと、WiMAX方式の上位無線リンクの、2つの上位無線リンクが存在する。よって、無線通信機60は、これら2つの上位無線リンクのうち、一方が途切れても、他方を使用することによって外部ネットワーク30との通信を継続することができる。例えば、無線通信機60は、LTE方式の上位無線リンクが途切れたときには、通信経路をWiMAX方式の上位無線リンクに切り替えることにより、外部ネットワーク30との通信を継続することができる。なお、1つの無線通信機が使用可能な複数の通信方式の数は、2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
<無線通信機の構成>
図9は、実施例4の無線通信機の一例を示す機能ブロック図である。図9において、無線通信機60は、実施例1に対し、さらに、アンテナ61と、基地局通信部62とを有する。
図9の基地局通信部12は、LTE方式で通信を行う点以外については、実施例1の基地局通信部12と同様の処理を行う。すなわち、基地局通信部12は、LTE方式の上位無線リンクを用いてクライアント端末40−1〜40−3を外部ネットワーク30に接続する。
アンテナ61及び基地局通信部62は、無線通信機60がWiMAX方式で基地局70と通信を行うためのものである。基地局通信部62は、クライアント端末通信部15から入力されるパケットを、アンテナ61を用いて基地局70へ送信する。また、基地局通信部62は、外部ネットワーク30から送信され、基地局70を介してアンテナ61を用いて受信したパケットを、クライアント端末通信部15及びリンク状態監視部13へ出力する。つまり、基地局通信部62は、WiMAX方式の上位無線リンクを用いてクライアント端末40−1〜40−3を外部ネットワーク30に接続する。また、基地局通信部62は、基地局70から送信され、アンテナ61を用いて受信した報知信号を、リンク状態監視部13へ出力する。この報知信号には、基地局70のセル情報等が含まれる。
リンク状態監視部13は、予め定められた一定の周期で2つの上位無線リンクの状態を監視し、それぞれの上位無線リンクが途切れたか否か判断する。そして、リンク状態監視部13は、判断結果信号を上位無線リンクの識別子とともに送信制御部16へ出力する。具体的には、リンク状態監視部13は、上位無線リンクが途切れたときは、当該上位無線リンクの識別子に対応付けて、判断結果信号を「1」に設定する。また、リンク状態監視部13は、上位無線リンクが途切れていないときは、当該上位無線リンクの識別子に対応付けて、判断結果信号を「0」に設定する。
送信制御部16は、リンク状態監視部13から入力される判断結果信号の内容に応じて、ビーコン信号送信部17におけるビーコン信号の送信状態を制御する。すなわち、送信制御部16は、LTE方式の上位無線リンク及びWiMAX方式の上位無線リンクの双方が途切れたときは、ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる。一方で、送信制御部16は、LTE方式の上位無線リンクまたはWiMAX方式の上位無線リンクが途切れていないときは、ビーコン信号の送信状態を変化させない。
以上のように、無線通信機60は、複数の上位無線リンクのうちいずれか一つの上位無線リンクが途切れていないときはビーコン信号の送信状態を変化させない。このため、クライアント端末40−1〜40−3は、途切れていない上位無線リンクを用いて、外部ネットワーク30への接続を維持することができる。
[他の実施例]
[1]実施例1〜4の無線通信機10,50,60は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図10は、無線通信機のハードウェア構成例を示す図である。図10に示すように、無線通信機10,50,60は、ハードウェアの構成要素として、アンテナ10a−1〜10a−nと、RF(Radio Frequency)回路10b−1〜10b−nと、CPU(Central Processing Unit)10cと、メモリ10dとを有する。メモリ10dは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。アンテナ11,14,61は、アンテナ10a−1〜10a−nにより実現される。基地局通信部12,62と、クライアント端末通信部15と、ビーコン信号送信部17とは、リンク切断要求信号送信部51とは、RF回路10b−1〜10b−n及びCPU10cにより実現される。リンク状態監視部13と、送信制御部16とは、CPU10cにより実現される。
[2]上記説明における各種の処理は、予め用意されたプログラムをCPUに実行させることによっても実現できる。すなわち、基地局通信部12,62と、クライアント端末通信部15と、リンク状態監視部13と、送信制御部16と、ビーコン信号送信部17と、リンク切断要求信号送信部51とによって実行される各処理に対応するプログラムが予めメモリに記憶され、各プログラムがCPUへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。また、各プログラムは、必ずしも予めメモリに記憶される必要はない。すなわち、例えば、無線通信機10,50,60に接続可能なフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード、メモリカード等の可搬の記録媒体に各プログラムが予め記録され、各プログラムがCPUへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。また例えば、インターネット、LAN、WAN等を介して無線または有線により無線通信機10,50,60に接続されるコンピュータまたはサーバ等に各プログラムが予め記憶され、各プログラムがCPUへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。
[3]実施例3は、実施例1だけでなく、実施例2と組み合わせることも可能である。また、実施例4は、実施例1だけでなく、実施例2,3と組み合わせることも可能である。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)無線端末を外部ネットワークに接続する無線通信機であって、
ビーコン信号を送信する送信部と、
前記外部ネットワークと自機との間の第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる制御部と、
を具備する無線通信機。
(付記2)前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信を停止する、
付記1に記載の無線通信機。
(付記3)前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信間隔を増大する、
付記1に記載の無線通信機。
(付記4)前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信パワーを減少する、
付記1に記載の無線通信機。
(付記5)前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れ、かつ、自機と通信中の無線端末が存在しないときに、前記ビーコン信号の送信を停止する、
付記1に記載の無線通信機。
(付記6)前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れ、かつ、自機と通信中の無線端末が存在するときに、前記ビーコン信号の送信間隔を増大する、
付記1に記載の無線通信機。
(付記7)前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れ、かつ、自機と通信中の無線端末が存在するときに、前記ビーコン信号の送信パワーを減少する、
付記1に記載の無線通信機。
(付記8)前記制御部は、前記第1の無線リンクが一定時間継続して途切れたときに、前記送信状態を前記予め定められた状態に変化させる、
付記1から7のいずれか一つに記載の無線通信機。
(付記9)前記無線通信機は、さらに、複数の無線端末同士を相互に接続し、
前記制御部は、
前記第1の無線リンクが途切れたときに前記複数の無線端末同士が自機を介して接続しているときは、前記外部ネットワークに接続している無線端末に、その無線端末と自機との間の第2の無線リンクを切断させる一方で、前記送信状態を変化させず、
前記第1の無線リンクが途切れたときに前記複数の無線端末同士が自機を介して接続していないときは、前記送信状態を前記予め定められた状態に変化させる、
付記1から8のいずれか一つに記載の無線通信機。
(付記10)前記無線端末を第1の通信方式で前記第1の無線リンクを用いて前記外部ネットワークに接続する第1通信部と、
前記無線端末を前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式で第3の無線リンクを用いて前記外部ネットワークに接続する第2通信部と、をさらに具備し、
前記制御部は、
前記第1の無線リンク及び前記第3の無線リンクの双方が途切れたときは、前記送信状態を予め定められた状態に変化させる一方で、
前記第1の無線リンクまたは前記第3の無線リンクが途切れていないときは、前記送信状態を変化させない、
付記1から9のいずれか一つに記載の無線通信機。
(付記11)無線端末を外部ネットワークに接続する無線通信機であって、
メモリと、
前記メモリに接続されたプロセッサと、を具備し、
前記プロセッサは、前記外部ネットワークと自機との間の無線リンクが途切れたときに、自機からへ送信されるビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる、
無線通信機。
(付記12)無線端末を外部ネットワークに接続する無線通信機におけるビーコン信号送信方法であって、
前記外部ネットワークと自機との間の無線リンクの状態を監視し、
前記無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる、
ビーコン信号送信方法。
10,50,60 無線通信機
12,62 基地局通信部
13 リンク状態監視部
15 クライアント端末通信部
16 送信制御部
17 ビーコン信号送信部
51 リンク切断要求信号送信部

Claims (11)

  1. 無線端末を外部ネットワークに接続する無線通信機であって、
    ビーコン信号を送信する送信部と、
    前記外部ネットワークと自機との間の第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる制御部と、
    を具備する無線通信機。
  2. 前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信を停止する、
    請求項1に記載の無線通信機。
  3. 前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信間隔を増大する、
    請求項1に記載の無線通信機。
  4. 前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信パワーを減少する、
    請求項1に記載の無線通信機。
  5. 前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れ、かつ、自機と通信中の無線端末が存在しないときに、前記ビーコン信号の送信を停止する、
    請求項1に記載の無線通信機。
  6. 前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れ、かつ、自機と通信中の無線端末が存在するときに、前記ビーコン信号の送信間隔を増大する、
    請求項1に記載の無線通信機。
  7. 前記制御部は、前記第1の無線リンクが途切れ、かつ、自機と通信中の無線端末が存在するときに、前記ビーコン信号の送信パワーを減少する、
    請求項1に記載の無線通信機。
  8. 前記制御部は、前記第1の無線リンクが一定時間継続して途切れたときに、前記送信状態を前記予め定められた状態に変化させる、
    請求項1から7のいずれか一つに記載の無線通信機。
  9. 前記無線通信機は、さらに、複数の無線端末同士を相互に接続し、
    前記制御部は、
    前記第1の無線リンクが途切れたときに前記複数の無線端末同士が自機を介して接続しているときは、前記外部ネットワークに接続している無線端末に、その無線端末と自機との間の第2の無線リンクを切断させる一方で、前記送信状態を変化させず、
    前記第1の無線リンクが途切れたときに前記複数の無線端末同士が自機を介して接続していないときは、前記送信状態を前記予め定められた状態に変化させる、
    請求項1から8のいずれか一つに記載の無線通信機。
  10. 前記無線端末を第1の通信方式で前記第1の無線リンクを用いて前記外部ネットワークに接続する第1通信部と、
    前記無線端末を前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式で第3の無線リンクを用いて前記外部ネットワークに接続する第2通信部と、をさらに具備し、
    前記制御部は、
    前記第1の無線リンク及び前記第3の無線リンクの双方が途切れたときは、前記送信状態を予め定められた状態に変化させる一方で、
    前記第1の無線リンクまたは前記第3の無線リンクが途切れていないときは、前記送信状態を変化させない、
    請求項1から9のいずれか一つに記載の無線通信機。
  11. 無線端末を外部ネットワークに接続する無線通信機におけるビーコン信号送信方法であって、
    前記外部ネットワークと自機との間の無線リンクの状態を監視し、
    前記無線リンクが途切れたときに、前記ビーコン信号の送信状態を予め定められた状態に変化させる、
    ビーコン信号送信方法。
JP2013169912A 2013-08-19 2013-08-19 無線通信機及びビーコン信号送信方法 Pending JP2015039147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013169912A JP2015039147A (ja) 2013-08-19 2013-08-19 無線通信機及びビーコン信号送信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013169912A JP2015039147A (ja) 2013-08-19 2013-08-19 無線通信機及びビーコン信号送信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015039147A true JP2015039147A (ja) 2015-02-26

Family

ID=52631975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013169912A Pending JP2015039147A (ja) 2013-08-19 2013-08-19 無線通信機及びビーコン信号送信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015039147A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022153523A1 (ja) 2021-01-18 2022-07-21 ソニーグループ株式会社 通信装置、通信方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022153523A1 (ja) 2021-01-18 2022-07-21 ソニーグループ株式会社 通信装置、通信方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10715438B2 (en) Dynamic access-point link aggregation
US10178167B2 (en) Real-time peer-to-peer communications in an environment that includes a restricted channel
TWI790710B (zh) 次要細胞群組失效處理方法與使用所述方法的使用者設備
JP2020115654A (ja) 信頼できる通信のための冗長リンク
EP2735209B1 (en) A method of sharing information between base stations associated with different network technologies and corresponding base stations
WO2018228468A1 (zh) 一种无线链路监控方法和装置
SE539764C8 (sv) Identifiering av täckningshål
SE1300090A1 (sv) Handling wait time in a congested wireless communication network
EP3292714B1 (en) Software-defined wireless device management
US9930581B2 (en) Addressing communication failure in multiple connection systems
TW201244519A (en) Method and apparatus for handing bursty network entry and re-entry in machine to machine networks
US8565672B2 (en) Communication
US9282476B2 (en) Communication control system, communication control device, and communication control method
CN112954824A (zh) 释放/挂起中提供的参数的处置
US11716272B2 (en) Remedial action based on monitored wireless throughput
US20130329585A1 (en) Network analysis method, information processing device, and storage medium
WO2018201318A1 (zh) 一种信号测量方法及相关设备
US9706491B2 (en) Adaptive management of wireless clients based on clients radio behaviors and capabilities
JP2015039147A (ja) 無線通信機及びビーコン信号送信方法
US11197197B2 (en) Dynamic load balancing of gateway access points
US20210274582A1 (en) Network redundancy using alternate network uplinks
US10356676B2 (en) Resource switching method, apparatus, and system
JP2015165630A (ja) 通信端末、及びプログラム
US20210204184A1 (en) Terminal device that performs communication in stand-by state, method for controlling the same, and computer-readable storage medium
US11877340B2 (en) Wireless backhaul monitoring and wireless link management