JP2015038537A - 映像表示装置およびその制御方法 - Google Patents

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【課題】リモコンの操作者に応じた処理を行う映像表示装置およびその制御方法を提供する。【解決手段】本映像表示装置は、視聴者の顔情報と、クラウドサービスにおける該視聴者のログイン情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部と、映像表示装置を遠隔操作するリモコンを操作している視聴者の顔を検出する検出部と、リモコンを操作している視聴者の顔およびデータベースに基づいて、リモコンを操作している視聴者と関連づけられたログイン情報を取得し、これを用いてクラウドサービスにログインする処理部と、を備える。検出部は、撮影された映像から視聴者の顔の位置を検出する顔検出部と、撮影された映像からリモコンの位置を検出するリモコン検出部と、検出された視聴者の顔が複数ある場合に、検出された顔の位置、および、検出されたリモコンの位置に基づいて、リモコンを操作している視聴者を特定する操作者特定部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、映像表示装置およびその制御方法に関する。
近年の映像表示装置が大型化し、多くの人が映像表示装置を視聴する機会が増えてきている。この場合、複数の視聴者の中でも、リモコンで映像表示装置を遠隔操作している視聴者が最も視聴意欲が高いことが多い。したがって、リモコンを操作している視聴者に対しては、他の視聴者とは異なる機能を提供するのが望ましい。
特開2008−217255号公報
リモコンの操作者に応じた処理を行う映像表示装置およびその制御方法を提供する。
実施形態によれば、インターネットを介してクラウドサービスを利用可能な映像表示装置が提供される。本映像表示装置は、視聴者の顔情報と、前記クラウドサービスにおける該視聴者のログイン情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部と、映像表示装置を遠隔操作するリモコンを操作している視聴者の顔を検出する検出部と、前記リモコンを操作している視聴者の顔および前記データベースに基づいて、前記リモコンを操作している視聴者と関連づけられたログイン情報を取得し、これを用いて前記クラウドサービスにログインする処理部と、を備える。前記検出部は、撮影された映像から視聴者の顔の位置を検出する顔検出部と、前記撮影された映像から前記リモコンの位置を検出するリモコン検出部と、前記検出された視聴者の顔が複数ある場合に、前記検出された顔の位置、および、前記検出されたリモコンの位置に基づいて、前記リモコンを操作している視聴者を特定する操作者特定部と、を有する。
映像表示装置100を複数の視聴者41〜43が視聴している様子を上から見た図。 リモコン51の操作者を検出するリモコン操作者検出システムの概略構成を示すブロック図。 カメラ3が撮影する映像の一例を示す図。 カメラ3が有する撮像素子の受光感度を概略的に示す図。 リモコン検出部22の動作を説明する図。 リモコン検出部22の動作を説明する図。 第1の実施形態に係る映像表示装置100の外観図。 第1の実施形態に係る映像表示装置100の概略構成を示すブロック図。 データベースの構造の一例を示す図。 第2の実施形態に係る映像表示装置100の概略構成を示すブロック図。 データベースの構造の一例を示す図。
以下、実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。まずは、リモコンの操作者を検出する手法について説明する。
図1は、映像表示装置100を複数の視聴者41〜43が視聴している様子を上から見た図である。同図では、視聴者42がリモコン51を保持して操作している。このリモコン51は、映像表示装置100を遠隔操作するために、赤外線信号を発するものである。そして、図2は、リモコン51の操作者を検出するリモコン操作者検出システムの概略構成を示すブロック図である。
リモコン操作者検出システムは、カメラ3と、リモコン操作者検出装置(以下、単に検出装置という)20とを備えている。検出装置20は、顔検出部21と、リモコン検出部22と、操作者特定部23とを有する。さらに、リモコン操作者検出システムが受光部4を備えるとともに、検出装置20がコード検出部24を有してもよい。
図2のカメラ3は、例えばCMOSカメラやCCDカメラである。このカメラ3は、例えば映像表示装置100の中央下部のベゼルに取り付けられ、あるいは、組み込まれている。そして、カメラ3は映像表示装置100の表示パネルと同じ方向を向いており、映像表示装置100の前方を撮影する。例えば、図1の状態をカメラ3で撮影すると、図3のような映像が得られる。
なお、同図の破線および座標は後述の説明で用いるものであって、実際の映像上に表示されるわけではない。また、便宜上、映像の左下を原点とし、水平方向をx軸(右向きが正)、垂直方向をy軸(上向きが正)とする。加えて図1に示すように、映像表示装置100からの距離をzとする。
ここで、カメラ3は、可視光はもちろんのこと、以下のように赤外線も検出できる。図4は、カメラ3が有する撮像素子の受光感度を概略的に示す図である。カメラ3はR撮像素子と、G撮像素子と、B撮像素子とを有する。R撮像素子は可視光のうち長波長の光に対して感度が高く、かつ、赤外(IR)領域にも感度がある。そのため、R撮像素子はリモコンが発する赤外線信号を撮影でき、カメラ3で撮影された映像に赤外線信号が現れる。
なお、G撮像素子は可視光のうち中波長の光に対して感度が高く、B撮像素子は可視光のうち短波長の光に対して感度が高い。よって、G撮像素子およびB撮像素子は、赤外線信号に対してほとんど反応しない。
カメラ3で撮影された映像は、図2における検出装置20内の顔検出部21およびリモコン検出部22に供給される。
顔検出部21は、カメラ3で撮影された映像から顔を検出し、その位置を特定する。顔検出部21は、目、鼻、口等、顔の特徴を示す情報を予め記憶しておき、これらの特徴と一致する映像内の部分を顔として検出する。そして、顔検出部21は、顔の位置、より具体的には顔の中心位置のx軸およびy軸上の位置、ならびに、映像表示装置100との距離zを視聴者の顔の位置(x,y,z)として特定する。映像表示装置100との距離zは、例えば検出された顔の幅や右目と左目との距離から推測できる。図3において、検出された視聴者41〜43の顔の位置をそれぞれ(x1,y1,z1),(x2,y2,z2),(x3,y3,z3)とする。これら顔の位置は操作者特定部23に供給される。
一方、リモコン検出部22は、カメラ3で撮影された映像からリモコン51を検出し、その位置を特定する。図5および図6は、リモコン検出部22の動作を説明する図である。図5(a),(b)は、それぞれ時刻t1,t2に撮影された映像を示している。時刻t1ではリモコン51は操作されておらず、リモコン51は赤外線信号を発していない。時刻t1より後である時刻t2で視聴者42がリモコン51を操作すると、リモコン51は赤外線信号52を発する。上述したように、カメラ3は赤外線信号52をも撮影する。
そして、リモコン検出部22は、時刻t1の映像と時刻t2の映像との差分を、画素ごとに算出する。図6は差分処理の結果を模式的に示している。時刻t1と時刻t2が近接していれば、リモコン51が赤外線信号52を発したこと以外、時刻t1の映像と時刻t2の映像とに差はないはずである。すなわち、赤外線信号52に対応する画素では差分値が高くなり、その他の画素では差分値がほぼ0となる。
このようにして、差分処理により赤外線信号の位置が検出される。以下では、検出された赤外線信号のx軸およびy軸上の位置を(X,Y)とする。リモコン51の位置(X,Y)は操作者特定部23に供給される。なお、リモコン51と映像表示装置100との距離は取得しなくてもよい。
なお、映像にノイズが存在することもある。この場合、撮影時刻が異なる2つの映像の差分処理を行っても、赤外線信号に対応する画素以外の画素でも差分値が高くなることがある。そのため、リモコン検出部22は、例えば差分値が所定値以上である画素が所定サイズ以下だけ隣接している場合に、リモコン51の赤外線信号であると判断してもよい。赤外線信号はそれほど大きくないためである。
上記の所定サイズは、例えば映像表示装置100から1mだけ離れたところからリモコン51の赤外線信号を発した時に撮影される画素数として定めることができる。具体例として、所定サイズを水平方向4画素×垂直方向4画素としてもよい。
また、リモコン検出部22は、カメラ3のR,GおよびB撮像素子で撮影された画素値を用いてもよいが、R撮像素子で撮影された画素値のみを用いてもよい。図4に示すように、赤外線に対してはR撮像素子が最も感度が高いため、R撮像素子のみを用いてもリモコンを検出でき、差分処理の負荷を軽減できる。また、G撮像素子およびB撮像素子で撮影された画素値を用いないことで、ノイズの影響を低減できる。
図2に戻り、検出装置20の操作者特定部23は、顔検出部21から供給される顔の位置と、リモコン検出部22から供給されるリモコン51の位置とに基づいて、いずれの視聴者がリモコンを操作しているかを特定する。より具体的には、操作者特定部23は、複数の視聴者41〜43の中から以下の2条件を満たす視聴者をリモコン操作者として特定する。
(1).|X−x|が最小であること。
(2).y>Yであること。
上記(1)は、リモコン操作者は、他の視聴者と比べ、顔のx軸上の位置とリモコン51のx軸上の位置が近くなると考えられることから導かれる条件である。上記(2)は、通常はリモコン51を手で操作するので、リモコン51の位置より顔の位置の方が高くなることから導かれる条件である。
図3において、|X−x1|および|X−x3|より、|X−x2|が小さい。かつ、図6においてy2>Yである。よって、操作者特定部23は視聴者42がリモコン操作者であることを特定できる。なお、顔が1つしか検出されなかった場合、リモコン51が検出されなかった場合、上記の2条件を満たす視聴者がいない場合には、操作者特定部23はリモコン操作者を特定しない。
また、より正確にリモコン操作者を特定するためには、上記(2)に代えて下記(2’)の条件としてもよい。
(2’)y>Y+f(z)であること。
f(z)はzに依存する値であり、より具体的には、zが大きいほどf(z)は小さくなる値である。視聴者が映像表示装置100から離れているほど(zが大きいほど)、映像における顔とリモコンとの距離は小さくなるためである。
以上のようにして、検出装置20はリモコン操作者を特定できる。
ところで、図2のリモコン検出部22は、映像表示装置100用のリモコンだけでなく、エアコン等他の機器用のリモコンを検出してしまうことがある。その結果、操作者特定部23が、他の機器用のリモコンを操作している視聴者を、誤って映像表示装置100用のリモコンを操作している視聴者と特定してしまうこともある。
そこで、受光部4が受光したリモコンからの赤外線信号に基づいて、当該赤外線信号が映像表示装置100に対する信号か否かを判定するコード検出部24を設けてもよい。コード検出部24は、赤外線信号のコードを解析することで、映像表示装置100に対する信号か否かを判定できる。映像表示装置100に対する信号でない場合、コード検出部24はその旨を操作者特定部23に通知する。
この場合、操作者特定部23は、上記の条件を満たす視聴者がいる場合でも、リモコンの操作者を特定しない。
このようにして、カメラ3で撮影された映像を用いて、視聴者の顔およびリモコンを検出し、これらの位置関係に基づいてリモコン操作者を特定でき、さらには、リモコン操作者の顔を特定できる。
以下、検出されたリモコン操作者に応じた処理を行う映像表示装置の例を説明する。
(第1の実施形態)
図7は、第1の実施形態に係る映像表示装置100の外観図であり、図8は図7の映像表示装置100の概略構成を示すブロック図である。映像表示装置100は、液晶パネル1と、入力端子2と、カメラ3と、受光部4と、コントローラ10とを備えている。
液晶パネル(表示部)1は、例えば20インチサイズのパネルであり、水平方向に1920個、垂直方向に1080個の画素が配置される。液晶パネル1には、背面に設けられるバックライト装置(不図示)から光が照射される。そして、各画素はコントローラ10から供給される映像信号に応じた輝度の光を透過させる。液晶パネル1は、眼鏡を用いて、あるいは、裸眼で立体映像を表示するものであってもよい。
入力端子2は1または複数個設けられ、入力端子2には衛星デジタルテレビジョン放送信号や地上デジタル放送信号が入力される。あるいは、入力端子2には、光ディスク再生装置やパーソナルコンピュータ等の映像出力機器から符号化された映像信号が入力されてもよい。入力された各種信号は、コントローラ10内のチューナデコーダ11に供給される。
カメラ3は、液晶パネル1の下部中央付近に、所定の仰角で取り付けられ、液晶パネル1の前方の所定の範囲を撮影する。上述のように、このカメラ3はリモコンが発する赤外線信号も撮影できる。カメラ3で撮影された映像は、リモコン操作者を検出するために、検出部20に供給される。
受光部4は、例えば液晶パネル1の下部の左側に設けられる。そして、受光部4は視聴者が使用するリモコンから送信される赤外線信号を受信する。
次に、コントローラ10の構成要素の詳細について説明する。図8に示すように、コントローラ10は、チューナデコーダ11と、記憶部12と、検出部20と、処理部13と、画像出力部14とを有する。コントローラ10は、例えば1つのIC(Integrated Circuit)として実装され、液晶パネル1の裏側に配置される。もちろん、コントローラ10の一部をソフトウェアで実装してもよい。
チューナデコーダ11は入力端子2から入力される放送信号を受信および選局し、符号化された映像信号を復号する。放送波に電子番組表(EPG)等のデータ放送の信号が重畳されている場合、チューナデコーダ11はこれを抽出する。あるいは、チューナデコーダ11は、放送信号ではなく、符号化された映像信号を受信し、これを復号する。復号された信号はベースバンド映像信号とも呼ばれ、画像出力部14に供給される。なお、映像表示装置100が放送波を受信せず、専ら映像出力機器から受信する映像信号を表示する場合、チューナデコーダ11に代えて単に復号機能を有するデコーダを受信部として設けてもよい。
記憶部12は、視聴者の顔と、視聴者の属性情報とが関連付けられたデータベースを記憶する。図9は、データベースの構造の一例を示す図である。データベースは、視聴者を示す視聴者IDと、視聴者の顔情報と、視聴者のアイコンと、視聴者の属性情報が関連付けられている。属性情報とは、例えば視聴者の年齢や各コンテンツの視聴回数である。このデータベースは、例えば映像表示装置100の「データベース設定モード」で設定される。
視聴者の顔情報は、顔そのものでもよいし、顔の右目と左目の間隔等顔の特徴でもよい。また、顔情報は、視聴者がリモコンを用いて入力してもよいし、カメラ3で撮影した映像から自動的に特徴を抽出したものでもよい。
視聴者のアイコンは、例えば予め定めたいくつかのアイコンから任意に視聴者が選択してもよいし、顔情報に基づいて生成されたものでもよい。
属性情報とは、例えば視聴者の年齢情報や、コンテンツの視聴履歴等である。年齢情報は、視聴者が年齢を直接設定してもよいし、視聴者の生年月日を設定して誕生日毎に自動で更新されてもよい。視聴履歴は、例えばコンテンツをスポーツ、ドラマ、漫画およびニュース等のジャンルに分類し、視聴者ごとに各ジャンルの視聴回数をカウントしたものである。その他、属性情報として、視聴者の好みのジャンルを設定してもよい。
図8に戻り、検出部20は図2に示すものであり、カメラ3で撮影された映像を用いてリモコン操作者を検出し、リモコン操作者の顔情報を処理部13へ供給する。
処理部13は、供給されるリモコン操作者の顔情報と、記憶部12に記憶されたデータベースの顔情報とを比較して、リモコン操作者の視聴者IDを特定する。すなわち、処理部13はリモコンを操作している視聴者を特定する。そして、処理部13は当該視聴者IDと関連付けられたリモコン操作者のアイコンや属性情報を取得する。さらに、処理部13は、リモコン操作者のアイコンや属性情報に応じた処理を行う。
画像出力部14は、チューナデコーダ11から出力される映像信号および処理部13の処理に応じた映像信号を液晶パネル1に出力し、表示させる。
以下、処理部13による処理の具体例をいくつか説明する。
例えば、処理部13は、リモコン操作者の好みに応じた視聴推奨コンテンツを選択し、画像出力部14を介して液晶パネルに表示する。例えば、リモコン操作者が図9の視聴者V2である場合、この視聴者は小学生であるため、処理部13は漫画を視聴推奨コンテンツとして提示してもよい。また、リモコン操作者が視聴者V1である場合、ドラマの視聴回数が多いため、処理部13はドラマを視聴推奨コンテンツとして提示してもよい。提示の仕方に特に制限はないが、例えば電子番組表上で視聴推奨コンテンツを強調して表示することができる。
また、リモコン操作者と、当該リモコン操作者の検出時に液晶パネル1に表示されている映像コンテンツとに基づいて、処理部13はデータベースにおける視聴回数を更新してもよい。例えば、リモコン操作者が視聴者V0であり、液晶パネル1にスポーツ番組が表示されている場合、処理部13は視聴者V0のスポーツ視聴回数を51から52へインクリメントする。表示されている映像のコンテンツが何であるかを示す情報は、例えばチューナデコーダが放送波から抽出することができる。
あるいは、処理部13は、リモコン操作者の年齢に応じた処理を行ってもよい。例えば、リモコン操作者が視聴者V2である場合、チューナデコーダ11から成人向けコンテンツが出力されている場合でも、これが液晶パネル1に表示されないよう画像出力部14を制御してもよい。また、リモコン操作者が乳幼児である場合、処理部13はリモコンからの操作を受け付けないようにしてもよい。
また、処理部13は、リモコン操作者のアイコンを選択して、画像出力部14に出力してもよい。この場合、画像出力部14は、チューナデコーダ11から出力される映像信号の一部にアイコンを重畳して、液晶パネル1に出力する。これにより、リモコン操作者が正しく検出されているか否かを、視聴者が確認することができる。
このように、第1の実施形態では、カメラ3で撮影された映像を用いてリモコン操作者を検出するため、リモコン操作者に応じた処理を行うことができる。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、インターネットに接続して、クラウドサービスを利用可能な映像表示装置に関する。
図10は、第2の実施形態に係る映像表示装置100の概略構成を示すブロック図である。図10では、図8と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図10の映像表示装置100はLAN(Local Area Network)端子5を備えるとともに、コントローラ10はLANインターフェース(I/F)15を有する。LAN端子5は、例えば液晶パネル1の裏側に設けられる。そして、LAN端子5は、LANインターフェース15を介して、処理部13と接続され、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用される。LAN端子5にはLANケーブルが接続されており、インターネットと通信できる。もちろん、LANケーブルを用いない無線通信でもよい。
本実施形態の処理部13は、インターネットに接続することにより、SNS(Social Networking System)などクラウドサービスを利用できる。そして、液晶パネル1にはクラウドサービスに関する映像を表示することもできる。ここでのクラウドサービスは、インターネットに接続し、ログインIDおよびパスワードを入力することにより、ログイン可能なサービスである。
また、記憶部12には、例えば図11に示すデータベースが記憶されている。データベースは、視聴者を示す視聴者IDと、視聴者の顔情報と、クラウドサービスと、当該クラウドサービスのログイン情報(すなわち、ログインIDおよびパスワード)とが関連付けられている。クラウドサービスとログイン情報とのペアが複数個関連付けられていてもよい。もちろん、第1の実施形態と同様に、アイコンや属性情報がさらに関連付けられていてもよい。
本実施形態の映像表示装置100は以下のように動作する。
検出部20がリモコン操作者を検出すると、処理部13は、モコン操作者の顔情報と、記憶部12に記憶されたデータベースの顔情報とを比較して、リモコン操作者の視聴者IDを特定する。すなわち、処理部13はリモコンを操作している視聴者を特定する。そして、処理部13は、当該視聴者IDと関連付けられたクラウドサービスとログイン情報を取得する。さらに、処理部13は、LANインターフェース15を介して、取得したログイン情報をクラウドサービスに自動設定して、クラウドサービスにログインする。
そして、処理部13が、LANインターフェース15を介してクラウドサービスの更新情報を取得すると、更新があったことを液晶パネル1に表示して、視聴者にその旨を通知する。表示手法に特に制限はないが、例えば液晶パネル1に吹き出しを表示して更新情報を通知してもよいし、クラウドサービスの画面そのものを液晶パネル1に表示してもよい。
また、液晶パネル1は「いいね」のようなクラウドサービス用のアイコンを表示することもでき、視聴者はリモコンでこのアイコンを選択することができてもよい。この場合、処理部13は上記のようにしてリモコンを操作している視聴者のログイン情報を用いてクラウドサービスにログインするとともに、アイコンに対するリモコン操作に応じてクラウドサービスに投稿してもよい。
このように、第2の実施形態では、予め視聴者の顔とクラウドサービスのログイン情報とを関連付けて記憶しておく。そのため、視聴者は自らログイン情報を設定することなく、簡易にクラウドサービスにログインできる。
上述した実施形態で説明したコントローラ10の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、コントローラ10の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、コントローラ10の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 液晶パネル
2 入力端子
3 カメラ
4 受光部
5 LAN端子
10 コントローラ
11 チューナデコーダ
12 記憶部
13 処理部
14 画像出力部
15 LANインターフェース
20 検出部
21 顔検出部
22 リモコン検出部
23 操作者特定部
24 コード検出部

Claims (20)

  1. インターネットを介してクラウドサービスを利用可能な映像表示装置であって、
    視聴者の顔情報と、前記クラウドサービスにおける該視聴者のログイン情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部と、
    映像表示装置を遠隔操作するリモコンを操作している視聴者の顔を検出する検出部と、
    前記リモコンを操作している視聴者の顔および前記データベースに基づいて、前記リモコンを操作している視聴者と関連づけられたログイン情報を取得し、これを用いて前記クラウドサービスにログインする処理部と、を備え、
    前記検出部は、
    撮影された映像から視聴者の顔の位置を検出する顔検出部と、
    前記撮影された映像から前記リモコンの位置を検出するリモコン検出部と、
    前記検出された視聴者の顔が複数ある場合に、前記検出された顔の位置、および、前記検出されたリモコンの位置に基づいて、前記リモコンを操作している視聴者を特定する操作者特定部と、を有する映像表示装置。
  2. 前記処理部は、前記リモコンの操作に応じて、前記クラウドサービスに投稿する請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記処理部は、前記クラウドサービスの更新情報を取得し、これを表示部に表示させる請求項1に記載の映像表示装置。
  4. 映像表示装置を遠隔操作するリモコンを操作している視聴者を検出する検出部と、
    前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行う処理部と、を備え、
    前記検出部は、
    撮影された映像から視聴者の顔の位置を検出する顔検出部と、
    前記撮影された映像から前記リモコンの位置を検出するリモコン検出部と、
    前記検出された視聴者の顔が複数ある場合に、前記検出された顔の位置、および、前記検出されたリモコンの位置に基づいて、前記リモコンを操作している視聴者を特定する操作者特定部と、を有する映像表示装置。
  5. 視聴者の顔情報と、該視聴者の属性情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部を備え、
    前記検出部は、前記リモコンを操作している視聴者の顔を検出し、
    前記処理部は、前記リモコンを操作している視聴者の顔および前記データベースに基づいて、前記リモコンを操作している視聴者の属性情報を取得し、この属性情報に応じた処理を行う請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記処理部は、前記検出されたリモコンを操作している視聴者に応じた視聴推奨コンテンツを表示部に表示する請求項4に記載の映像表示装置。
  7. 視聴者の顔情報と、該視聴者の視聴履歴または年齢情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部を備え、
    前記処理部は、前記視聴履歴または前記年齢情報に基づいて、前記視聴推奨コンテンツを表示部に表示する請求項6に記載の映像表示装置。
  8. 前記処理部は、前記リモコンを操作している視聴者と、該リモコンを操作している視聴者の検出時に表示部に表示されているコンテンツ情報と、に基づいて前記視聴履歴を更新する請求項7に記載の映像表示装置。
  9. 前記属性情報は、視聴者の年齢情報を含み、
    前記処理部は、前記リモコンを操作している視聴者の顔情報と関連付けられた年齢情報に応じた処理を行う請求項5に記載の映像表示装置。
  10. 視聴者の顔情報と、該視聴者のアイコンとが関連付けられたデータベースを記憶する記憶部を備え、
    前記処理部は、前記検出されたリモコンを操作している視聴者と関連付けられたアイコンを表示部に表示する請求項4に記載の映像表示装置。
  11. インターネットを介してクラウドサービスを利用可能であるとともに、
    視聴者の顔情報と、前記クラウドサービスにおける該視聴者のログイン情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部を備える映像表示装置の制御方法であって、
    映像表示装置を遠隔操作するリモコンを操作している視聴者の顔を検出するステップと、
    前記リモコンを操作している視聴者の顔および前記データベースに基づいて、前記リモコンを操作している視聴者と関連づけられたログイン情報を取得し、これを用いて前記クラウドサービスにログインするステップと、を備え、
    前記リモコンを操作している視聴者の顔を検出するステップは、
    撮影された映像から視聴者の顔の位置を検出するステップと、
    前記撮影された映像から前記リモコンの位置を検出するステップと、
    前記検出された視聴者の顔が複数ある場合に、前記検出された顔の位置、および、前記検出されたリモコンの位置に基づいて、前記リモコンを操作している視聴者を特定するステップと、を有する映像表示装置の制御方法。
  12. 前記リモコンの操作に応じて、前記クラウドサービスに投稿するステップを備える請求項11に記載の映像表示装置の制御方法。
  13. 前記クラウドサービスの更新情報を取得し、これを表示部に表示させるステップを備える請求項11に記載の映像表示装置の制御方法。
  14. 映像表示装置を遠隔操作するリモコンを操作している視聴者を検出するステップと、
    前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行うステップと、を備え、
    前記リモコンを操作している視聴者を検出するステップは、
    撮影された映像から視聴者の顔の位置を検出するステップと、
    前記撮影された映像から前記リモコンの位置を検出するステップと、
    前記検出された視聴者の顔が複数ある場合に、前記検出された顔の位置、および、前記検出されたリモコンの位置に基づいて、前記リモコンを操作している視聴者を特定するステップと、を有する映像表示装置の制御方法。
  15. 前記映像表示装置は、視聴者の顔情報と、該視聴者の属性情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部を備え、
    前記リモコンを操作している視聴者を検出するステップでは、前記リモコンを操作している視聴者の顔を検出し、
    前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行うステップでは、前記リモコンを操作している視聴者の顔および前記データベースに基づいて、前記リモコンを操作している視聴者の属性情報を取得し、この属性情報に応じた処理を行う請求項14に記載の映像表示装置の制御方法。
  16. 前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行うステップでは、前記検出されたリモコンを操作している視聴者に応じた視聴推奨コンテンツを表示部に表示する請求項14に記載の映像表示装置の制御方法。
  17. 前記映像表示装置は、視聴者の顔情報と、該視聴者の視聴履歴または年齢情報と、が関連付けられたデータベースを記憶する記憶部を備え、
    前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行うステップでは、前記視聴履歴または前記年齢情報に基づいて、前記視聴推奨コンテンツを表示部に表示する請求項16に記載の映像表示装置の制御方法。
  18. 前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行うステップでは、前記リモコンを操作している視聴者と、該リモコンを操作している視聴者の検出時に表示部に表示されているコンテンツ情報と、に基づいて前記視聴履歴を更新する請求項17に記載の映像表示装置の制御方法。
  19. 前記属性情報は、視聴者の年齢情報を含み、
    前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行うステップでは、前記リモコンを操作している視聴者の顔情報と関連付けられた年齢情報に応じた処理を行う請求項15に記載の映像表示装置の制御方法。
  20. 前記映像表示装置は、視聴者の顔情報と、該視聴者のアイコンとが関連付けられたデータベースを記憶する記憶部を備え、
    前記リモコンを操作している視聴者に応じた処理を行うステップでは、前記検出されたリモコンを操作している視聴者と関連付けられたアイコンを表示部に表示する請求項14に記載の映像表示装置の制御方法。
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