JP2015034565A - Torque transmission device and developer case accommodation device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回転力伝達装置と、この回転力伝達装置を備えた現像剤容器収容装置とに関する。 The present invention relates to a rotational force transmission device and a developer container housing device provided with the rotational force transmission device.
一般に、複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置は、シートに画像を形成するのに微粉末の現像剤(トナー)を使用している。画像は、感光体ドラムに形成された潜像を、現像器の現像剤でトナー画像に可視像化してから、シートに転写されて、シートに形成されるようになっている。そして、現像器には、現像剤の消費に応じて、現像剤容器(トナーボトル)から現像剤が補給されるようになっている。現像剤は、内周面に螺旋状の凸部が形成されている現像剤容器を回転させることによって、現像剤容器の現像剤供給口から現像器に供給されるようになっている。 In general, an electrophotographic image forming apparatus such as a copying machine or a printer uses a fine powder developer (toner) to form an image on a sheet. The latent image formed on the photosensitive drum is visualized as a toner image with a developer of a developing device, and then the image is transferred to a sheet and formed on the sheet. The developer is supplied from the developer container (toner bottle) according to the consumption of the developer. The developer is supplied from the developer supply port of the developer container to the developing device by rotating the developer container having a spiral convex portion formed on the inner peripheral surface.
図1を参考にして、画像形成装置900を概略説明すると、まず、ピックアップローラ903が、カセット901,902からシートSを送り出す。シートは、感光ドラム906と転写器905との間に搬送される。感光ドラム906には、予めトナー画像が形成されている。転写器905は、回転している感光ドラム906のトナー画像を感光ドラム906からシートに転写する。トナー画像を転写されたシートは、定着器912に搬送されて、定着器912の加熱によってトナー画像を定着されて、排出トレイ915に排出される。
The
トナー画像は、現像器11の現像剤Pによって感光ドラム906に形成される。このため、現像器11に保持されている現像剤は、シートにトナー画像を形成される度に消費される。その一方で、現像剤は、現像剤容器1から、随時、補給されるようになっている。現像剤容器1は、画像形成装置900の装置本体900Aに現像剤容器収容装置によって着脱自在に装着されている。感光ドラム906と現像器11等は、画像形成部907を構成している。
The toner image is formed on the
現像剤容器(トナーボトル)1は、画像形成装置の装置本体900Aの上方手前側に配置されている現像剤容器収容装置に横向き水平に、着脱自在に装着されている。現像剤容器1から補給された現像剤は、ホッパ30に一旦収容された後、現像器11に供給される。
A developer container (toner bottle) 1 is detachably mounted horizontally and horizontally on a developer container storage device disposed on the upper front side of the apparatus
次に、従来の現像剤容器収容装置を図17乃至図23に基づいて説明をする。なお、従来の現像剤容器収容装置515と、図2乃至図16に示す本発明の実施形態の現像剤容器収容装置15とは、主に、回転力伝達装置のカップリング(従来例では符号522、実施の形態では符号50)の形状が異なるだけである。このため、同一部分については、本発明の実施形態の現像剤容器収容装置15で使用している符号を、従来の現像剤容器収容装置515においては、600番台にして使用している。また、現像剤容器に関しては、同一符号1を使用する。
Next, a conventional developer container housing device will be described with reference to FIGS. The conventional developer
従来の現像剤容器収容装置515は、図1を参考にして、画像形成装置900において、符号15で示す本発明の現像剤容器収容装置と同じ位置に設けられている。現像剤容器収容装置515は、現像剤容器1の現像剤供給口を開いて、内周面に螺旋状の凸部が形成されている現像剤容器を回転させ、現像剤を現像器11に補給するようになっている。
A conventional developer
図17、図18において、現像剤容器収容装置515は、現像剤容器1を回転自在にかつ着脱自在に保持する容器保持体としてのホッパ630を備えている。現像剤容器1は、現像剤供給口1Aと現像剤供給口1Aに設けられて現像剤供給口を開閉する封止部材27とを有して、現像剤が充填されている。ホッパ630には、回転駆動源としての駆動モータユニット619が設けられている。ホッパ630は、大径筒部621Eと、小径筒部621Fによって円筒状に形成された筐体621を移動自在に支持している。移動部材としての筐体621は、外部操作によって、ホッパ630の容器装着位置630Bとモータユニット619との間を移動するようになっている。外部操作は、現像剤容器1を現像剤容器収容装置515に着脱するときの、画像形成装置の装置本体の容器交換用扉を開閉するときの操作である。
17 and 18, the developer
筐体621の小径筒部621Fには、回転力伝達装置580が、ホッパ630の容器装着位置630Bとモータユニット619との間を移動できるように、移動自在に支持されている。回転力伝達装置580(図21)は、回転軸624と、回転軸の径方向に貫通した貫通孔624a,624bに挿入された2本の平行ピン626,629(図17)と、回転軸624に回転自在に設けられた筒状部材としてのカップリング522とを備えている。
A rotational
回転軸624(図22)に装着された平行ピン626,629の両端部626a,629aは、回転軸624の外周面624cに凸部として突出している。カップリング522(図21)には、カップリング522の一端522aから中間部分にかけて、カップリング522の軸心に対して平行な溝523が形成されている。溝523の始端部523aの溝幅は平行ピン626の径よりやや広く、終端部523bの溝幅は平行ピン626の径よりやや狭く形成されている。また、カップリング522は、樹脂製である。溝523は、カップリング522に、回転方向に、180度間隔で2つ形成されている。カップリング522の中心孔524に回転軸624が挿入されると、平行ピン626の端部626aが溝523に進入して終端部523bに押し込まれて、樹脂の弾性によって挟持されるようになっている。
Both
回転力伝達装置580(図17)のカップリング522は、筐体621の小径筒部621Fの内周621Faに対して、回転自在に、かつ筐体621の軸心方向(図17の左右方向)に移動自在に嵌合されている。回転軸624は、筐体621の軸受621gと、カップリング522を介して筐体621の小径筒部621Fの内周621Faとに支持されて、筐体621に対して回転自在に、かつ筐体621の軸心方向(図17の左右方向)に移動自在に支持されている。したがって、回転力伝達装置580は、筐体621に対して、回転自在に、かつ筐体621の軸心方向に移動自在に支持されている。支持部621aと後述する接続部材623との間には、圧縮ばね625が介在している。
The
カップリング522のモータユニット619と対向する側には、モータユニット619に向けて、回転力伝達部としての爪525が60度間隔で6つ突設されている。爪525は、断面直角三角形の形状をしている。モータユニット619には、筒状のカップリングギア628が設けられている。カップリングギア628には、カップリング522に向けて、回転伝達部としてのギア628aが突出している。爪525とギア628aは、カップリング522とカップリングギア628との回転方向で係合するようになっている。回転軸624(図18)の端部には、ホッパ630に装着された現像剤容器1の封止部材27と係脱可能な係合部材としての接続部材623が設けられている。
On the side of the
以上の構成において、現像剤容器1が現像剤容器収容装置515に着脱されるときの現像剤容器収容装置515の動作を説明する。
In the above configuration, the operation of the developer
図17は、容器交換用扉17(図1を参考)が開かれて、現像剤容器1が現像剤容器収容装置515に装着されていないときの、現像剤容器収容装置515の断面図である。現像剤容器収容装置515の筐体621は、容器交換用扉17が開かれているとき、容器交換用扉17と筐体621の外周面に設けられた突起部621dと連動する不図示のリンク機構によって常に矢印A方向への力を受けている。このため、カップリング522の背面522cがホッパ630の規制部630aに受け止められて、筐体621と回転力伝達装置580とが、図17で示す、第1の位置に保持されている。
FIG. 17 is a cross-sectional view of the developer
図18は、図17の状態から、現像剤容器収容装置515に現像剤容器1が装着されたときの、現像剤容器収容装置515の断面図である。現像剤容器収容装置515に現像剤容器1が装着されると、現像剤容器1の封止部材27が筐体621の内部に、さらには筒状の接続部材623の内部へと挿入される。
18 is a cross-sectional view of the developer
図19は、容器交換用扉を閉めていく途中において、筐体621が矢印B方向に移動している状態の図である。容器交換用扉が閉められると、容器交換用扉と連結されている不図示のリンク機構によって、筐体621のみが矢印B方向へ移動する。これにより封止部材27の先端爪27aが接続部材623に係合される。
FIG. 19 is a diagram showing a state in which the
筐体621が矢印B方向へ移動していくと、やがて、カップリング522の背面522cに筐体621の小径筒部522Fの内周に設けられた突片621bが当接する。これにより、さらに容器交換用扉が閉められると、突片621bがカップリング522を矢印B方向へ押す。カップリング522は回転軸624に固定されており、回転軸624には接続部材623が設けられている。そして、接続部材623は、封止部材27と係合している。このため、カップリング522、平行ピン626、回転軸624、平行ピン629、及び接続部材623は、一体に、矢印B方向へ移動して、封止部材27を現像剤容器1の現像剤供給口1Aから引き出し、現像剤供給口1Aを開封する。図20がこの状態を示す図であり、筐体621と回転力伝達装置580とが第2の位置に移動した図である。
As the
図20において、カップリング522の爪525は、駆動モータユニット619のカップリングギア628のギア628aと回転方向で噛み合える状態になる。これにより、現像剤補給指示が出されて駆動モータが回転を開始すると、駆動モータの回転力はカップリングギア628からカップリング522へと伝わり、さらに、回転軸624を介して接続部材623、封止部材27へと伝達される。現像剤容器1の現像剤供給口1Aには、規制部1Bがその回転方向において封止部材27と係合するように設けられている。このため、封止部材27が回転することで、封止部材27が規制部1Bに接触し、現像剤容器1自体が回転することになる。現像剤容器1は、回転させられると、現像剤容器1の内周面に突設してある不図示の螺旋状の凸部によって現像剤を現像剤供給口1Aに送り、現像剤供給口1Aからホッパ630内に供給する。なお、図20において、筐体621の段差部621cは、接続部材623から離れている
In FIG. 20, the
その後、現像剤容器1が空になり、新たな現像剤容器と交換するため、容器交換用扉を開くと、図22において、筐体621が矢印A方向へ移動する。このとき、筐体621は、段差部621cが接続部材623から離れているため、直ぐに、接続部材623を移動させない。また、接続部材623に平行ピン629によって係合している回転軸624、回転軸624に平行ピン626によって係合しているカップリング522も移動しない。このため、筐体621は、カップリング522に対して摺動する。このとき、筐体621の小径筒部621Fの内周621Faとカップリング522の外周522bとの間に摺動抵抗があり、この摺動抵抗によって、カップリング522に矢印A方向(軸心方向)の力が加わり、回転軸624に矢印A方向の力が加わる。これによって、回転軸624が矢印A方向へ移動しようとする。しかし、回転軸624が矢印A方向へ移動するには、封止部材27を容器1に押し込まなければならない。ところが、封止部材27を容器1に押し込むのに必要な力の方が、筐体621とカップリング522との摺動抵抗より大きい。このため、筐体621は、矢印A方向に、移動しても、接続部材623、平行ピン629、回転軸624、平行ピン626及びカップリング522は、矢印A方向へ移動しない。すなわち、接続部材623と平行ピン629と回転力伝達装置580は、矢印A方向へ移動しない。
Thereafter, when the
また、カップリング522が移動しなくても、筐体621は矢印A方向へ移動するため、筐体621の内部に設けてある突片621bがカップリング522から離れる。したがって、摺動抵抗を受けているカップリング522は、図21における、カップリング522の溝523の終端部523bが平行ピン626を挟持している挟持力によってのみ、回転軸624と一体化されている。しかし、長期間の使用により、カップリング522の弾性が劣化して、挟持力が摺動抵抗より弱くなると、カップリング522は、平行ピン626を挟持していることができなくなり、筐体621とともに、図22、図23に示すように、矢印A方向に移動する。この結果、カップリング522が平行ピン626から外れて、筐体621とカップリング522との相対位置関係がずれることになる。その後、現像剤容器収容装置は、新たな現像剤容器を装着されても、現像剤容器1の現像剤供給口1Aを開けたり、現像剤容器1を回転させたりすることができないことがある。
Even if the
なお、カップリング522が平行ピン626から外れない場合、筐体621は、矢印A方向への移動を継続して、段差部621cで接続部材623を押して、封止部材27を容器1内に押し込むことができる。
When the
そこで、回転軸に設けた筒状の部材が軸方向に移動するのを規制する方法として、特許文献1に記載のように、軸に止め輪を設けることが考えられる。
Therefore, as a method for restricting the movement of the cylindrical member provided on the rotating shaft in the axial direction, it is conceivable to provide a retaining ring on the shaft as described in
しかし、特許文献1に示すように、止め輪を使用した回転力伝達装置は、回転軸に止め輪を装着するための溝を形成する必要があり、回転軸の強度を低下させることになる。また、止め輪を使用した回転力伝達装置を備えた、現像剤容器収容装置は、小型化の制限を受けることになる。
However, as shown in
本発明は、小型で、筒状部材と回転軸との係合を維持できる回転力伝達装置と、この回転力伝達装置を備えて、小型で、移動部材と筒状部材との相対位置のずれが防止された現像剤容器収容装置とを提供することにある。 The present invention is small and includes a rotational force transmission device that can maintain the engagement between the cylindrical member and the rotating shaft, and the rotational force transmission device. The rotational force transmission device is small, and the relative position between the moving member and the cylindrical member is shifted. It is an object of the present invention to provide a developer container housing device in which the above is prevented.
本発明の回転力伝達装置は、外周面に凸部を有する回転軸と、前記回転軸に回転自在に設けられて、前記凸部が係合する第1の溝と第2の溝とが連続して形成された筒状部材と、を備え、前記第1の溝は、前記筒状部材の一端から中間部分に、前記筒状部材の軸心に対して平行に形成されており、前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部に連続して、前記回転軸の回転方向に対して反対方向に形成されている、ことを特徴としている。 In the rotational force transmission device of the present invention, a rotating shaft having a convex portion on an outer peripheral surface, and a first groove and a second groove that are rotatably provided on the rotating shaft and engage with the convex portion are continuous. And the first groove is formed from one end of the cylindrical member to an intermediate portion in parallel to the axial center of the cylindrical member, The second groove is characterized in that it is formed in a direction opposite to the rotation direction of the rotary shaft, continuously from the terminal portion of the first groove.
本発明の現像剤容器収容装置は、現像剤供給口と前記現像剤供給口に設けられて前記現像剤供給口を開閉する封止部材とを有して、現像剤が充填された容器を、回転自在に装着される容器保持体と、前記容器保持体に設けられた回転駆動源と、前記容器保持体に移動自在に支持されて、外部操作によって前記容器保持体の容器装着位置と前記回転駆動源との間を移動させられる、筒状の移動部材と、前記移動部材の内部に移動自在に支持されて、前記容器保持体の容器装着位置と前記回転駆動源との間を移動可能な上記の回転力伝達装置と、前記回転力伝達装置の回転軸に設けられて、前記容器保持体に装着された前記容器の封止部材と係脱可能な係合部材と、前記回転駆動源と前記回転力伝達装置の筒状部材との各々に設けられて、前記回転力伝達装置が前記回転駆動源に接近した位置で互いに係合し、離間した位置で前記係合が解除される1対の回転力伝達部と、を備え、前記移動部材は、外部操作によって前記容器装着位置から前記回転駆動源へ移動する間に、前記容器の封止部材と前記係合部材とを係合させて、前記係合部材と前記回転力伝達装置とを一体に前記回転駆動源の側に移動させることによって、前記容器の現像剤供給口を前記封止部材によって開口させ、かつ1対の前記回転力伝達部を係合させて、前記回転駆動源の回転力を前記回転力伝達装置によって前記容器に伝達させる、ことを特徴としている。 The developer container storage device of the present invention has a developer supply port and a sealing member provided at the developer supply port to open and close the developer supply port, and a container filled with the developer, A container holder that is rotatably mounted, a rotation drive source provided on the container holder, and a container mounting position of the container holder and the rotation of the container holder that are supported by the container holder so as to be movable. A cylindrical moving member that can be moved between the drive source and a movable member that is movably supported inside the movable member and is movable between the container mounting position of the container holder and the rotational drive source. The rotational force transmission device, an engagement member provided on a rotational shaft of the rotational force transmission device and detachable from a sealing member of the container mounted on the container holding body; and the rotational drive source; Provided in each of the cylindrical members of the rotational force transmitting device, And a pair of rotational force transmission portions that engage with each other at a position close to the rotational drive source and are disengaged at a separated position, and the moving member is operated by an external operation. While moving from the container mounting position to the rotational drive source, the sealing member of the container and the engaging member are engaged, and the engaging member and the rotational force transmitting device are integrated with the rotational drive source. The developer supply port of the container is opened by the sealing member, and the pair of rotational force transmitting portions are engaged, thereby rotating the rotational force of the rotational drive source to the rotational force. It transmits to the said container with a transmission apparatus, It is characterized by the above-mentioned.
本発明の回転力伝達装置は、凸部が第2の溝に係合しているので、小型で、筒状部材と回転軸との一方に軸心方向の力が加わっても、凸部と第2の溝との係合を維持して、筒状部材と回転軸との間での回転力の伝達を維持することができる。 The rotational force transmitting device of the present invention is small in size because the convex portion is engaged with the second groove, and even if an axial force is applied to one of the cylindrical member and the rotating shaft, the convex portion The engagement with the second groove can be maintained, and the transmission of the rotational force between the cylindrical member and the rotating shaft can be maintained.
本発明の現像剤容器収容装置は、小型で、筒状部材と回転軸との係合を維持することができる回転力伝達装置を備えているので、移動部材と筒状部材との相対位置のずれが防止されることになる。このため、本発明の現像剤容器収容装置は、新たな現像剤容器が装着されても、確実に、現像剤容器の現像剤供給口を開けたり、現像剤容器を回転させたりすることができる。 Since the developer container storage device of the present invention is small and includes a rotational force transmission device that can maintain the engagement between the cylindrical member and the rotating shaft, the relative position between the moving member and the cylindrical member can be reduced. Deviation is prevented. For this reason, the developer container housing device of the present invention can reliably open the developer supply port of the developer container or rotate the developer container even when a new developer container is mounted. .
以下、本発明の実施形態の現像剤容器収容装置と、現像剤収容装置に備えた回転力伝達装置とを図に基づいて説明をする。なお、本実施の形態に記載されている構成部品の材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではない。 Hereinafter, a developer container storage device according to an embodiment of the present invention and a rotational force transmission device provided in the developer storage device will be described with reference to the drawings. It should be noted that the material, shape, relative arrangement, and the like of the component parts described in the present embodiment do not limit the scope of the present invention to these unless otherwise specified.
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施形態の現像剤容器収容装置15を備えた画像形成装置900のシート搬送方向に沿った断面概略図である。画像形成装置900は、まず、ピックアップローラ903で、カセット901,902からシートSを送り出す。シートは、感光ドラム906と転写器905との間に搬送される。感光ドラム906には、予めトナー画像が形成されている。転写器905は、回転している感光ドラム906のトナー画像を感光ドラム906からシートに転写する。トナー画像を転写されたシートは、定着器912に搬送されて、定着器912の加熱によってトナー画像を定着されて、排出トレイ915に排出される。
(Image forming device)
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view along the sheet conveying direction of an
トナー画像は、現像器11の現像剤Pによって感光ドラム906に形成される。このため、現像器11に保持されている現像剤(トナー)は、シートにトナー画像を形成される度に消費される。一方で、現像剤は、現像剤容器(トナーボトル)1から、随時、補給されるようになっている。現像剤容器1は、画像形成装置900の装置本体900Aに現像剤容器収容装置15によって着脱自在に装着されている。
The toner image is formed on the
現像剤容器1は、画像形成装置の装置本体900Aの上方手前側に配置されている現像剤容器収容装置15に横向き水平に、着脱自在に装着されている。現像剤容器1から補給された現像剤Pは、ホッパ30に一旦収容された後、現像器11に供給される。
The
(現像剤容器収容装置)
次に、本発明の実施形態の現像剤容器収容装置を図1乃至図16に基づいて説明をする。
(Developer container storage device)
Next, a developer container housing device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図2は、現像剤容器収容装置15の全体概略斜視図である。図3は、回転力伝達装置80が組み込まれた駆動伝達部20の分解斜視図である。図4は回転力伝達装置80である。図4(A)は、回転力伝達装置80が組み込まれた駆動伝達部20の断面図である。図4(B)は、図4(A)のE‐E矢視断面図である。図5は、回転力伝達装置80のカップリング50の斜視図である。図9は、回転力伝達装置80の図である。図9(A)は、回転力伝達装置80の斜視図であり、スラスト溝52とラジアル溝53との底部を破断した図である。図9(B)は、回転力伝達装置80のカップリング50の部分の拡大図である。図9(C)は、図9(B)のF−F矢視断面図である。図10は、現像剤容器1が装着されていないときの、現像剤容器収容装置15の断面図である。図11は、現像剤容器1が装着されたときの、現像剤容器収容装置15の断面図である。図12は、現像剤容器1の封止部材27に、現像剤容器収容装置15の接続部材23が係合した状態の現像剤容器収容装置15の断面図である。図13は、現像剤容器1の現像剤供給口1Aが開かれて、現像剤容器1を回転させることができる状態になった現像剤容器収容装置15の断面図である。図14は、現像剤容器1の現像剤供給口1Aを閉めるときの現像剤容器収容装置15の断面図である。
FIG. 2 is an overall schematic perspective view of the developer
現像剤容器収容装置15は、装着される現像剤容器1の現像剤供給口1Aを開いて、現像剤容器1を回転させて、現像剤を現像器11に補給するようになっている。
The developer
現像剤容器収容装置15は、装着される現像剤容器1と連結して現像剤容器1を回転駆動させる駆動伝達部20を備えている。現像剤容器収容装置15は、駆動伝達部20を間にして、現像剤容器収容部16と、駆動モータを内蔵した駆動モータユニット19とを備えている。駆動伝達部20は、現像剤容器収容部16の容器交換用扉17とリンク機構18により連結されており、容器交換用扉17の開閉動作に連動して、矢印A,B方向に直進移動するようになっている。リンク機構18と駆動伝達部20は、リンク機構18の回転リンク18Aによって連結している。回転リンク18Aの一端は、現像剤容器収容部16の一部でもあり、ホッパ30(図10)の一部でもある部分に突設された支点軸18Aa(図2)を中心に回動するようになっており、中間部分で駆動伝達部20の筐体21の突起部21dに係合している。
The developer
図1、図10において、現像剤容器収容装置15は、現像剤容器1を回転自在にかつ着脱自在に保持する容器保持体としてのホッパ30を備えている。図10において、現像剤容器1は、現像剤供給口1Aと現像剤供給口1Aに設けられて現像剤供給口を開閉する封止部材27とを有して、現像剤が充填されている。ホッパ30には、駆動伝達部20と回転駆動源としての駆動モータユニット19とが設けられている。
1 and 10, the developer
ホッパ30は、駆動伝達部20の筐体21を移動自在に支持している。図2において、移動部材としての円筒状の筐体21は、リンク機構18によって容器交換用扉17に連結されて、容器交換用扉17を開閉するときの外部操作によって、ホッパ30の容器装着位置30Bとモータユニット19との間を移動するようになっている。すなわち、筐体21は、現像剤容器1を現像剤容器収容装置15に装着するのに、図1の容器交換用扉17を開くと、矢印A方向に移動して、モータユニット19側からホッパ30の容器装着位置30Bへと、移動するようになっている。また、筐体21は、容器交換用扉17を閉めると、矢印B方向に移動して、ホッパ30の容器装着位置30Bからモータユニット19側(回転駆動源側)に移動するようになっている。
The
図2乃至図4において、筐体21の外周には、リンク機構18の回転リンク18Aの中間部分が係合する突起部21dが突設されている。筐体21には、内周が大径の大径筒部21Eと内周が小径の小径筒部21Fとが形成されている。大径筒部21Eの端部には、現像剤容器の封止部材27を受け入れ易くするため、拡径部21hが形成されている。大径筒部21Eと小径筒部21Fとの内周の境は、段差部21cになっている。大径筒部21Eには、円筒状の接続部材23が筐体21の軸心方向に移動自在に嵌合している。小径筒部21Fには、円筒状のカップリング50が軸心方向に移動自在に嵌合している。円筒状の筐体21は、回転軸24が貫通しているため、小径筒部21Fに回転軸24の中間部分を回転自在に支持する軸受21gが設けられている。また、小径筒部21Fの内周面には、中心に向いたリブ状の突片21bが突設されている。突片21bは、カップリング50の背面50cに当接するようになっている。筐体21の小径筒部21Fには、軸心に沿った長孔21kが形成されている。長孔21kには、ホッパ30に突設された規制部30aが進入している。規制部30aは、カップリング50の背面50cを受け止めるようになっている。
In FIG. 2 to FIG. 4, a protruding
筐体21の大径筒部21Eと小径筒部21Fの内部には、回転力伝達装置80が、ホッパ30の容器装着位置30Bとモータユニット19との間を移動できるように、移動自在(移動可能に)に配置されている。図3乃至図9において、回転力伝達装置80は、回転軸24と、回転軸24の径方向に形成された貫通孔24aに挿入された平行ピン26と、回転軸24に回転自在に設けられた筒状部材としてのカップリング50とを備えている。回転軸24に装着された平行ピン26の両方の端部26aは、回転軸24の外周面24cに凸部として突出している。
Inside the large diameter
図5乃至図9に基づいて、カップリング50を説明する。図5は、カップリングの外観斜視図であり、(A)は平行ピンが挿入されていない状態の図であり、(B)は平行ピンが挿入された状態の図である。図6は、図5のカップリングをやや斜め上方から見た図であり、(A)は平行ピンが挿入されていない状態の図であり、(B)は平行ピンが挿入された状態の図である。図7は、カップリングを一方の側から見た図であり、(A)は平行ピンが挿入されていない状態の図であり、(B)は平行ピンが挿入された状態の図である。図8は、カップリングを図7の反対側(背面側)から見た図である。図8において、(A)は平行ピンが挿入されていない状態の図であり、(B)は平行ピンが挿入された状態の図である。
The
カップリング50は、材質がPOM等の樹脂製の成形品であり、樹脂材としての弾性性質を有している。カップリング50は、円板状の本体部50aに、1対の爪50b、1対の突条54、軸孔51、1対のスラスト溝52、1対のラジアル溝53等が形成された、円筒状部材である。
The
1対の爪50bは、円板状の本体部50aの一方の面50aaに、180度間隔で、駆動モータユニット19のカップリングギア28(図10)に向けて突設されている。1対の爪50bは、断面直角三角形に形成されて、本体部50aの一方の面50aaに対して略直角な面50baを有している。面50baは、カップリング50の駆動モータユニット19のカップリングギア28が回転したとき、カップリングギア28のギア28a(図10)が当接して、カップリング50に駆動モータユニット19の回転力を伝達するようになっている。
The pair of
1対の突条54は、本体部50aの一方の面50aaに、180度間隔でC字状に突設されている。軸孔51は、1対の突条54の互いに向き合った内周面54aと、本体部50aの一部分50abとで形成されて、回転軸24が貫通するようになっている。
The pair of
第1の溝としてのスラスト溝52は、C字状の1対の突条54の対向端部同士の間の隙間によって形成されて、平行ピン26の両端が進入するようになっている。スラスト溝52は、1対の側壁52d,52eと、終端部52bと、底52cとで形成されている。1対の側壁52d,52eは、カップリング50の一端50e(突条54の先端でもある。図5、図6)からカップリング50の中間部分に、カップリング50の軸心(軸孔51の軸心でもある)に対して平行に、かつ回転方向に離間して形成されている。側壁52d(図9)は、側壁52eより長く形成されて、その長さの差は、平行ピン26の径より大きく設定されている。終端部52bは、スラスト溝52のスラスト方向の終端として、側壁52dの終端に連続して形成されている。終端部52bは、側壁52dの終端からカップリングの回転方向に延び、かつ軸心に対して直角な三日月状の平面である。なお、1対のスラスト溝52の終端部52b同士の対向する領域Qは開放されている。
The
第2の溝としてのラジアル溝53は、軸孔51の内周にスラスト溝52の終端部52bに連続して、軸孔51の内周に回転軸24の回転方向Cに対して反対方向Jに形成されている。ラジアル溝53は、1対の側壁53d,53eと、終端部53b、底53cとで形成されている。1対の側壁53d,53eは、カップリング50の回転方向に形成されて軸心方向に互いに離間して形成されている。側壁53dは、スラスト溝52の三日月形状の終端部52bを、カップリング50の回転方向に延長した面である。側壁53eは、スラスト溝52の側壁52eの終端にカップリングの軸心に直交して形成されている。側壁53dと側壁53e(図9(B))は、互いに平行であり、カップリングの軸心方向の間隔が、平行ピン26の径より広く設定されている。
The
ラジアル溝53が、軸孔51の内周にスラスト溝52の終端部52bに連続して、軸孔51の内周に回転軸24の回転方向Cに対して反対方向Jに形成されているので、スラスト溝52と、ラジアル溝53は、連続したL状の係合溝56を形成している。スラスト溝52と、ラジアル溝53は、各々1対、形成されているので、係合溝56は、カップリング50の回転方向に180度間隔で、1対形成されていることになる。
Since the
以上の構成において、側壁52eと側壁53eは、本体部50a内に、矢印C方向に湾曲して突設された突片50fに形成されている。側壁52eは突片50fの先端に形成され、側壁53eは突片50fのカップリング50の背面50c側の面に形成されている。
In the above configuration, the
回転軸24にカップリング50を組み込むとき、貫通孔24aに平行ピン26が挿入された回転軸24を、カップリング50に挿入する。すると、平行ピン26が、スラスト溝52の始端部52aから1対の側壁52d,52eの間に進入して、終端部52bに当接する(図5(B)、図7(A))。そして、回転軸24と一体に平行ピン26を矢印J方向に回転させる(図5(B)、図6(B)、図7(B))。すると、平行ピン26は、ラジアル溝53の側壁53d,53eの間に進入して、ラジアル溝53の終端部53bに受け止められる(図5(B)、図6(B)、図7(B))。この結果、カップリング50は、軸心方向の外力(回転軸24と平行な外力)を受けても、ラジアル溝53と平行ピン26との係合によって、回転軸上を、移動するのを規制される。すなわち、回転軸24とカップリング50は、軸心方向で一体化されていることになる。また、回転軸24とカップリング50は、軸心方向で一体化されて軸受21gと筐体21とに回転自在に支持されていることになる。
When the
また、スラスト溝52とラジアル溝53とは、底52c,53cを有する有底溝である。底52c,53cは、カップリングの軸心を中心とした軸心に平行な円弧面であり、連続して形成されている。このため、回転軸24の貫通孔24aに挿入された平行ピン26は、貫通孔24aから抜け出ようとしても、スラスト溝52の底52c、或いはラジアル溝53の底53cで、端部26aを受け止められて、回転軸24から抜け出るのを防止されている。
The
なお、カップリング50は、以上説明した、図5乃至図9に示す形状になっている。これは、カップリング50を樹脂成型によって製造する場合、樹脂成型を割型にしなくても済むようにしたからである。すなわち、カップリング50を樹脂成型するとき、カップリングの突条54を下向きにし、突条54が突設された本体部50aの反対側の背面50cを上向きにすると、カップリング50にオーバーラップする肉部分が無いので、成形型を割型にする必要がない。このため、樹脂成型にスライド型を使用することなく、背面50cと成形型の上面とを同一面にして、背面50cを境にした上下の樹脂成型を使用することができて、型構造を複雑化することなく低コストでカップリング50を作成することができる。
The
回転軸24の端部には、ホッパ30に装着された現像剤容器1の封止部材27に係脱可能な係合部材としての接続部材23が平行ピン29によって設けられている。平行ピン29は、回転軸24に径方向に形成された貫通孔24bに挿入されている。平行ピン29と平行ピン26は、互いに平行である。接続部材23と、筐体21の小径筒部21Fの内周に設けてある軸受21gとの間には、圧縮ばね25が回転軸24に遊嵌して設けられている。
At the end of the
モータユニット19には、筒状のカップリングギア28が設けられている。カップリングギア28には、カップリング50に向けて、回転伝達部としてのギア28a(図10)が突出している。カップリング50の爪50bとカップリングギア28のギア28aは、カップリング50とカップリングギア28との回転方向で係合(1対の回転力伝達部同士が係合)するようになっている。
The
以上の構成において、現像剤容器1が現像剤容器収容装置15に着脱されるときの現像剤容器収容装置15の動作を説明する。
In the above configuration, the operation of the developer
容器交換用扉17(図2)が開かれて、現像剤容器収容装置15の現像剤容器収容部16に現像剤容器1に装着されていないとき、筐体21は、容器交換用扉17と筐体21の突起部21dとを連動するリンク機構18によって矢印A方向の力を受けている。このため、図10に示すように、駆動伝達部20がホッパ30の規制部30aに受け止められている。
When the container replacement door 17 (FIG. 2) is opened and the developer
図10に示す状態になる前の、矢印A方向の力が加わっていないときの駆動伝達部20は、図4に示すように、筐体21の段差部21cと、接続部材23の端面23aとが、圧縮ばね25によって離れている。この状態から、筐体21に矢印A方向の力が加わると、筐体21の段差部21cと接続部材23の端面23aとが離れたまま、接続部材23、平行ピン29、回転軸24、平行ピン26、及びカップリング50が一体に矢印A方向に移動する。すると、カップリング50の背面50cがホッパ30の規制部30a(図10)に受け止められる。カップリング50は、平行ピン26を介して回転軸24に設けられている。このため、接続部材23、回転軸24及びカップリング50は、矢印A方向への移動を停止させられる。しかし、筐体21は、圧縮ばね25を圧縮しながら矢印A方向へ移動する。また、筐体21の小径筒部21Fの内周に突設された突片21bが、カップリング50の背面50cから離れる。最後、筐体21は、筐体21の段差部21cが接続部材23の端面23aに当接すると、矢印A方向への移動を停止させられて、図10の状態になる。これによって、接続部材23、回転軸24及びカップリング50は、第1の位置に保持されて、リンク機構18を介して、容器交換用扉17の開き過ぎを防止することができる。
As shown in FIG. 4, the
図11において、ホッパ30の容器装着位置30Bに現像剤容器1が装着されると、現像剤容器1の弾性を備えた封止部材27が筐体21の拡径部21hによって、窄められて、筒状の接続部材23の内部に進入する。封止部材27には、先端爪27aと、先端爪27aより外方に突出している中間爪27bとが形成されている。封止部材27は、先端爪27aが接続部材23の内部に進入し、中間爪27bが大径筒部21Eに進入して挿入を規制される。
In FIG. 11, when the
図12において、現像剤容器1がホッパ30の容器装着位置30Bに装着されて、容器交換用扉17(図1、図2)が閉められると、筐体21は、容器交換用扉17と連結されているリンク機構18によって矢印B方向の力を受けて、矢印B方向へ移動する。このとき、接続部材23、平行ピン29、回転軸24、平行ピン26、及びカップリング50も、筐体21と一体に矢印B方向へ移動しようとする。しかし、筐体21と接続部材23との間で今まで圧縮されていた圧縮ばね25が伸びるため、接続部材23、回転軸24及びカップリング50は、カップリング50の背面50cがホッパ30の規制部30aに受け止められたままで、矢印B方向へ移動しない。したがって、筐体21のみが、矢印B方向に移動して、筐体21の拡径部21hが封止部材27の中間爪27bに位置する。このため、今まで、窄められていた封止部材27は、封止部材自身の弾性によって広がる。これによって、封止部材27の先端爪27aが接続部材23に形成されている回転方向の長孔23b(図3)に進入して係合する。また、筐体21は、図12の状態において、図11の状態のときより、カップリング50を小径筒部21F内に深く受け入れている。
In FIG. 12, when the
筐体21は、さらに、矢印B方向へ移動していく。すると、図13に示すように、筐体21の小径筒部21Fの内周に突設された突片21bが、カップリング50の背面50cに当接する。これにより、さらに、容器交換用扉17が閉められるのにともなって、突片21bがカップリング50を矢印B方向へ押す。このため、カップリング50、平行ピン26、回転軸24、平行ピン29、及び接続部材23は、一体に、矢印B方向へ移動して第2の位置に保持される。接続部材23には、封止部材27の先端爪27aが係合しているため、封止部材27を現像剤容器1の現像剤供給口1Aから引き出し、現像剤供給口1Aを開封(開口)する。
The
図13において、カップリング50の爪50bは、駆動モータユニット19のカップリングギア28のギア28aに対して離間した位置から接近して回転方向で噛み合える状態になる。これにより、現像剤補給指示が出されて不図示の駆動モータが回転すると、駆動モータの回転力はカップリングギア28からカップリング50へと伝わり、さらに、回転軸24を介して接続部材23、接続部材23に係合している封止部材27へと伝達される。現像剤容器1の現像剤供給口1Aには、規制部1Bがその回転方向において封止部材27と係合するように設けられている。このため、封止部材27が回転することで、封止部材27が規制部1Bに接触し、現像剤容器自体が回転することになる。現像剤容器1は、回転させられると、現像剤容器1の内周面に突設してある不図示の螺旋状の凸部によって現像剤を現像剤供給口1Aに送り、現像剤供給口1Aからホッパ30内に供給する。なお、図13において、筐体21の段差部21cは、接続部材23から離れている。
In FIG. 13, the
その後、現像剤容器1が空になり、新たな現像剤容器と交換するため、容器交換用扉17を開くと、図13において、筐体21が矢印A方向へ移動する。このとき、筐体21は、段差部21cが接続部材23から離れているため、直ぐに、接続部材23を移動させない。また、接続部材23に平行ピン29によって係合している回転軸24、回転軸24に平行ピン26によって係合しているカップリング50も移動しない。このため、筐体21は、カップリング50に対して摺動する。このとき、筐体21の小径筒部21Fの内周21Faとカップリング22の外周50dとの間に摺動抵抗があり、この摺動抵抗によって、カップリング50に矢印A方向(軸心方向)の力が加わり、回転軸24に矢印A方向の力が加わる。これによって、回転軸24が矢印A方向へ移動しようとする。しかし、回転軸24が矢印A方向へ移動するには、封止部材27を容器1に押し込まなければならない。ところが、封止部材27を容器1に押し込むのに必要な力の方が、筐体21とカップリング50との摺動抵抗より大きい。このため、筐体21は、矢印A方向に、移動しても、接続部材23、平行ピン29、回転軸24、平行ピン26及びカップリング50は、矢印A方向へ移動しない。すなわち、接続部材23と平行ピン29と回転力伝達装置80は、矢印A方向へ移動しない。
Thereafter, when the
また、カップリング50が移動しなくても、筐体21は矢印A方向へ移動するため、筐体21の内部に設けてある突片21bがカップリング50から離れる。したがって、摺動抵抗を受けているカップリング50は、図9における、カップリング50のラジアル溝53と平行ピン26との係合によって、筐体21と一体に矢印A方向に移動することがなく、平行ピン26との係合が保持されている。
Even if the
その後、図14に示すように、筐体21は、拡径部21hで封止部材27を窄めて、接続部材23の長孔23bとの係合を外し、段差部21cを接続部材23の端面23aに当接させる。さらに、筐体21は、矢印A方向へ移動し、段差部21cで接続部材23を押して、接続部材23を矢印A方向へ移動させる。すると、接続部材23、平行ピン29、回転軸24、平行ピン26、及びカップリング50が一体に矢印A方向へ移動する。すなわち、接続部材23、平行ピン29、及び回転力伝達装置80が矢印A方向へ移動する。最後、接続部材23、平行ピン29、及び回転力伝達装置80が矢印A方向へ移動することで、カップリング50の爪50bと、カップリングギア28との係合が解除されるとともに、封止部材27を現像剤容器1に押し込んで、現像剤容器1を封止する。
After that, as shown in FIG. 14, the
以上のように、回転力伝達装置80は、筐体21が矢印A方向へ移動するとき、カップリング50と回転軸24との係合を、平行ピン26とカップリング50との係合で小型の形状で維持することができる。また、このような回転力伝達装置80を備えた現像剤容器収容装置は、新たな現像剤容器を装着されても、確実に、現像剤容器の現像剤供給口を開けたり、現像剤容器を回転させたりすることができる。
As described above, when the
図15は、図9のラジアル溝の形状が異なるカップリング150の図である。図9のカップリング50のラジアル溝53は、回転軸24の軸心に対して直角に形成されているが、図15の第2の溝としてのラジアル溝153は、ラジアル溝の始端部153aより終端部153bがカップリング150の一端150eの側に位置している。すなわち、第2の溝としてのラジアル溝153は、斜めの1対の側壁153d,153eによって、回転軸24の軸心に対して斜めに形成されている。その他の部分は、図9に示すカップリング50と構成が同様であるので、同様の部分は、100番台の符号を使用してその部分の説明を省略する。
FIG. 15 is a view of the
ラジアル溝153は、回転軸24の軸心に対して斜めに形成されているので、現像剤容器1の着脱時等において、カップリング150に矢印E方向の回転力が加わったとしても、カップリング150を回転軸24の軸方向に移動させなければならない。このため、ラジアル溝153から平行ピン26が抜け出しにくく、カップリング150が平行ピン26から抜けにくく、回転力伝達装置180は、モータの回転力を現像剤容器に確実に回転力を伝達することができる。
Since the
図16は、図9と図15のラジアル溝の形状が異なるカップリング250の図である。図16の第2の溝としてのラジアル溝253は、ラジアル溝253の始端部253aに凸部253fがカップリング250の一端250eから離れる方向に突設されている。このため、始端部253aの溝幅は、平行ピン26の直径Dより狭く形成されている。その他の部分は、図9に示すカップリング50と構成が同様であるので、同様の部分は、200番台の符号を使用してその部分の説明を省略する。なお、カップリング250は、樹脂製品であり、平行ピン26が始端部253aから終端部253bへ進入するとき、平行ピン26は、凸部253fを弾性変形されて通過するようになっている。
FIG. 16 is a view of a
ラジアル溝253の始端部253aには、凸部253fが形成されている。このため、ラジアル溝253は、現像剤容器1の着脱時等において、カップリング250に矢印E方向の回転力が加わっても、平行ピン26が凸部253fの部分を弾性変形させなければ、平行ピン26が抜け出ることがない。このため、回転力伝達装置280は、モータの回転力を現像剤容器に確実に回転力を伝達することができる。
A
以上、発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。 As mentioned above, although embodiment of invention was described concretely, it cannot be overemphasized that this invention can be variously deformed in the range which is not limited to the said embodiment and does not deviate from the summary.
例えば、上述した実施形態は、マルチファンクションプリンタに対して本発明を適用したものであるが、シングルファンクションプリンタ等の他の画像形成装置、または他の用途目的の装置に対しても本発明は同様に適用することができるものである。 For example, in the above-described embodiment, the present invention is applied to a multi-function printer. However, the present invention is similarly applied to other image forming apparatuses such as a single-function printer, or apparatuses for other purposes. It can be applied to.
1:現像剤容器、1A:現像剤供給口、11:現像器、15:現像剤容器収容装置、17:容器交換用扉、19:駆動モータユニット(回転駆動源)、21:筐体(移動部材)、21E:大径筒部、21F:小径筒部、21Fa:内周面、23:接続部材(係合部材)、24:回転軸、26:平行ピン、26a:端部(凸部)、28:カップリングギア、28a:ギア(係合部)、30:ホッパ、30B 容器装着位置、50:カップリング(筒状部材)、50b:爪(係合部)、80:回転力伝達装置、180:回転力伝達装置、150:カップリング(筒状部材)、153:ラジアル溝(第2の溝)、250:カップリング(筒状部材)、250d:一端、253:ラジアル溝(第2の溝)、253a:始端部、253b:終端部、253f:凸部、280:回転力伝達装置、900:画像形成装置、906:感光ドラム、907:画像形成部、D:平行ピンの直径(凸部の直径)、E:矢印、P:現像剤。 1: developer container, 1A: developer supply port, 11: developer, 15: developer container storage device, 17: container replacement door, 19: drive motor unit (rotation drive source), 21: casing (moving) Member), 21E: large-diameter cylindrical portion, 21F: small-diameter cylindrical portion, 21Fa: inner peripheral surface, 23: connecting member (engaging member), 24: rotating shaft, 26: parallel pin, 26a: end portion (convex portion) , 28: coupling gear, 28a: gear (engagement portion), 30: hopper, 30B container mounting position, 50: coupling (tubular member), 50b: claw (engagement portion), 80: rotational force transmission device 180: rotational force transmission device, 150: coupling (cylindrical member), 153: radial groove (second groove), 250: coupling (cylindrical member), 250d: one end, 253: radial groove (second ), 253a: start end, 253b: end, 25 f: convex portion, 280: rotational force transmission device, 900: image forming device, 906: photosensitive drum, 907: image forming portion, D: diameter of parallel pin (diameter of convex portion), E: arrow, P: developer .
Claims (5)
前記回転軸に回転自在に設けられて、前記凸部が係合する第1の溝と第2の溝とが連続して形成された筒状部材と、を備え、
前記第1の溝は、前記筒状部材の一端から中間部分に、前記筒状部材の軸心に対して平行に形成されており、
前記第2の溝は、前記第1の溝の終端部に連続して、前記回転軸の回転方向に対して反対方向に形成されている、
ことを特徴とする回転力伝達装置。 A rotating shaft having a convex portion on the outer peripheral surface;
A cylindrical member that is rotatably provided on the rotation shaft and is formed by continuously forming a first groove and a second groove with which the convex portion engages;
The first groove is formed from one end of the cylindrical member to an intermediate portion in parallel to the axis of the cylindrical member,
The second groove is formed in a direction opposite to the rotation direction of the rotation shaft, continuously from the terminal portion of the first groove.
A rotational force transmission device characterized by that.
ことを特徴とする請求項1に記載の回転力伝達装置。 The terminal end of the second groove is located closer to the one end of the cylindrical member than the start end of the second groove.
The rotational force transmission device according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転力伝達装置。 The cylindrical member has elasticity, and the groove width of the start end portion of the second groove is narrower than the diameter of the convex portion,
The rotational force transmission device according to claim 1, wherein
前記第1の溝と前記第2の溝は、前記筒状部材の内周に形成された有底溝である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転力伝達装置。 The convex portion is an end portion of a parallel pin penetrating the rotating shaft in a radial direction and projecting to an outer peripheral surface of the cylindrical member,
The first groove and the second groove are bottomed grooves formed on the inner periphery of the cylindrical member.
The rotational force transmission device according to any one of claims 1 to 3.
前記容器保持体に設けられた回転駆動源と、
前記容器保持体に移動自在に支持されて、外部操作によって前記容器保持体の容器装着位置と前記回転駆動源との間を移動させられる、筒状の移動部材と、
前記移動部材の内部に移動自在に支持されて、前記容器保持体の容器装着位置と前記回転駆動源との間を移動可能な請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回転力伝達装置と、
前記回転力伝達装置の回転軸に設けられて、前記容器保持体に装着された前記容器の封止部材と係脱可能な係合部材と、
前記回転駆動源と前記回転力伝達装置の筒状部材との各々に設けられて、前記回転力伝達装置が前記回転駆動源に接近した位置で互いに係合し、離間した位置で前記係合が解除される1対の回転力伝達部と、を備え、
前記移動部材は、外部操作によって前記容器装着位置から前記回転駆動源へ移動する間に、前記容器の封止部材と前記係合部材とを係合させて、前記係合部材と前記回転力伝達装置とを一体に前記回転駆動源の側に移動させることによって、前記容器の現像剤供給口を前記封止部材によって開口させ、かつ1対の前記回転力伝達部を係合させて、前記回転駆動源の回転力を前記回転力伝達装置によって前記容器に伝達させる、
ことを特徴とする現像剤容器収容装置。 A container holder having a developer supply port and a sealing member that is provided at the developer supply port and opens and closes the developer supply port; ,
A rotational drive source provided on the container holder;
A cylindrical moving member that is movably supported by the container holder and is moved between a container mounting position of the container holder and the rotation drive source by an external operation;
The rotational force transmission device according to any one of claims 1 to 4, wherein the rotational force transmission device is movably supported inside the movable member and is movable between a container mounting position of the container holder and the rotational drive source. When,
An engaging member provided on a rotating shaft of the rotational force transmitting device and detachable from a sealing member of the container mounted on the container holding body;
Provided in each of the rotational drive source and the cylindrical member of the rotational force transmission device, the rotational force transmission device engages with each other at a position close to the rotational drive source, and the engagement occurs at a separated position. A pair of rotational force transmission parts to be released,
While the moving member is moved from the container mounting position to the rotation drive source by an external operation, the sealing member of the container and the engaging member are engaged to transmit the rotational force to the engaging member. By moving the apparatus integrally to the rotational drive source side, the developer supply port of the container is opened by the sealing member, and a pair of the rotational force transmitting portions are engaged, and the rotation is performed. Transmitting the rotational force of the drive source to the container by the rotational force transmission device;
A developer container storage device.
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- 2013-08-07 JP JP2013164602A patent/JP2015034565A/en active Pending
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