JP2015026943A - 表示装置、及び表示装置の制御方法 - Google Patents

表示装置、及び表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる煩雑な操作を軽減する表示装置の提供【解決手段】表示装置(100)は、操作指示体が表示面に対して近接した距離にある近接状態を検知する近接状態検知手段(166)と、上記表示面に対象物のプレビュー画像が表示されている場合において、上記近接状態検知手段により検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整するフォーカス調整手段(308)とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、表示面に対して操作指示体が近接している近接状態を検知することが可能な表示装置、そのような表示装置に適用可能な制御方法、制御プログラム、および記録媒体に関する。
タッチパネル、及びカメラを備えた様々な電子機器、例えば、タブレットPC、及びスマートフォンなどが広く普及している。近年では、タッチパネルの表示面に対する操作指示体の接触だけでなく、表示面から所定距離の範囲内に操作指示体を近接させた状態である近接状態を検知し、検知した近接状態を伴う入力操作を受け付けることができるものがある。そのような撮影装置の一例として、特許文献1には、筐体に設けられた所定領域に、操作者の指が非接触な状態で、該所定領域と前記操作者の指の位置との間の相対位置の情報を取得し、前記相対位置の情報に基づいて前記ファインダーに指示位置画像を表示させる撮影装置が開示されている。
特開2012−191570号公報(2012年10月4日公開)
しかしながら、上述のような従来技術においては、電子機器におけるカメラの撮像操作は、(1)被写体にフォーカスを合わせる、(2)被写体を撮像する、という2回のタッチ操作が必要であり、撮像が完了するまでの操作がユーザにとって煩雑であるという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みて行われたものであり、その目的は、ユーザによる煩雑な撮像操作を軽減することが可能な表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、対象物を撮像する撮像手段と、表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する近接状態検知手段と、上記撮像手段のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備え、上記フォーカス調整手段は、上記表示面に上記対象物のプレビュー画像が表示されている場合において、上記近接状態検知手段により検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整する、ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置の制御方法は、表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する近接状態検知ステップと、対象物を撮像する撮像手段のフォーカスを調整するフォーカス調整ステップとを含み、上記フォーカス調整ステップは、上記表示面に上記対象物のプレビュー画像が表示されている場合において、上記近接状態検知ステップにて検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整するステップである、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ユーザによる煩雑な撮像操作を軽減することが可能な表示装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報端末装置の外観図である。 図1に示す情報端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示す情報端末装置の機能構成を示すブロック図である。 図3に示す情報端末装置による処理の手順の一例を示すフローチャートであり、(a)は、情報端末装置がフォーカスを調整するまでの手順を示し、(b)は、情報端末装置が撮像処理を完了するまでの手順を示している。 図3に示す情報端末装置による処理の手順の一例を示すフローチャートであり、(a)は、情報端末装置がフォーカスを調整するまでの手順を示し、(b)は、情報端末装置が撮像処理を完了するまでの手順を示している。 図3に示す情報端末装置による撮像された画像の消去処理の手順を示すフローチャートである。 図3に示す情報端末装置による基準距離の設定処理の手順を示すフローチャートである。 図3に示す情報端末装置の動作の具体例を示す図であり、(a)は、情報端末装置が行うフォーカス調整を示し、(b)は情報端末装置が行う撮像処理の一例を示し、(c)は、情報端末装置が行う撮像処理の他の一例を示している。
<実施形態1>
以下、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100(表示装置)について説明する。
〔情報端末装置100の概要〕
図1は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100の外観図である。図1に示す情報端末装置100は、いわゆる携帯情報端末装置である。図1に示すように、情報端末装置100は、主要な構成物として、筐体102と、ディスプレイ110と、タッチパネル120(接触状態検知手段)と、を備えている。筐体102の背面には、カメラ150(撮像手段)が設けられている。また、筐体102の表面には、他の入力デバイスとして、複数の操作ボタン130が設けられている。
本実施形態の情報端末装置100では、タッチパネル120は、さらに、ディスプレイ110の表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する近接センサ166(近接状態検知手段)としての機能を有する。これにより、タッチパネル120は、操作指示体による接触を伴う入力操作のみならず、操作指示体による非接触且つ近接状態を伴う入力操作(以下、「近接操作」と示す。)が可能となっている。
〔情報端末装置100のハードウェア構成〕
図2は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報端末装置100は、制御回路170、記憶装置106、ディスプレイ駆動回路108、ディスプレイ110、タッチパネル120、操作ボタン130、無線通信モジュール140、カメラ150、および近接センサ166を備えている。これらの構成部は、情報端末装置100の筐体102に内蔵されている。
制御回路170は、CPU等のプロセッサ172、ROM(Read Only Memory)174、RAM(Random Access Memory)176、等を備えて構成されている。記憶装置106は、OS(Operating System)プログラムや、各種アプリケーションプログラム、各種制御プログラム、各種データ等を記憶する。
ディスプレイ駆動回路108は、制御回路170から供給された映像信号に応じてディスプレイ110を駆動する。これにより、ディスプレイ110は、情報端末装置100によるプログラムの実行結果に応じた表示内容を有する映像を表示する。
無線通信モジュール140は、LANやインターネット等の通信ネットワークへの無線アクセスを制御する。
カメラ150は、画像を撮像する撮像手段の一具体例である。図1に示すように、情報端末装置100においては、カメラ150は、筐体102の背面に設けられており、筐体102の後方の画像(静止画および動画)を撮像することが可能となっている。カメラ150により撮像された画像を示す画像データは、RAM176等に格納される。カメラ150には、例えばレンズ、フォトセンサ、制御回路等の構成部品を備えて構成された、デジタルカメラが用いられる。カメラ150の各機能(例えば、シャッター機能、フォーカス機能、ズーム機能等)は、情報端末装置100にインストールされているアプリケーションによって制御される。
近接センサ166は、ディスプレイ110の表示面に対する操作指示体の近接状態を検知する。近接センサ166は、少なくとも、操作指示体が表示面に近接しているか否かを検知可能であればよい。さらに近接センサ166が検知した近接状態に基づいて、表示面から操作指示体までの距離(以下、「近接距離」と記載)を算出することが可能に構成されていることが好ましい。後者の場合、情報端末装置100は、表示面から操作指示体までの近接距離に応じて処理を異ならせることが可能となる。近接センサ166には、ディスプレイ110の表示面に対する操作指示体の近接状態を接触的または非接触的に検知することが可能な各種センサを採用することができる。本実施形態では、タッチパネル120が静電容量式を採用しているため、タッチパネル120によって近接センサ166の機能を実現しているが、タッチパネル120とは別に近接センサ166を設ける構成としてもよい。情報端末装置100の内部において、近接センサ166によって検知された近接状態の検知位置は、例えば、表示面上の位置を特定するためのx座標およびy座標によって示され、上述のRAM176等に一時的に格納される。
〔情報端末装置100の機能構成〕
図3は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態の情報端末装置100は、条件格納部300、判定部304、継続時間計測部306(継続時間計測手段)、フォーカス調整部308(フォーカス調整手段)、シャッター制御部310(シャッター制御手段)、基準距離設定部312(設定手段)、入力操作判定部314、および画像消去処理部316(消去手段)を備えている。なお、本実施形態においては、基準距離設定部312、入力操作判定部314、および画像消去処理部316を備えない構成としてもよい。
条件格納部300は、各種判断処理のための各種条件を格納する。本実施形態の条件格納部300には、少なくとも以下の条件(1)、および(2)が格納されていればよい。
(1)第1の基準距離
当該条件「(1)第1の基準距離」d1は、近接状態が検知された場合に、近接距離が第1の近接条件を満たしているか否か、すなわち、予め定められた第1の基準距離を越えているか否かを判別するための基準距離として用いられる。第1の基準距離d1としては、近接センサ166が検知可能な値以下であり、かつ0よりも大きい値が設定される。
(2)基準時間
当該条件「(2)基準時間」は、後述する継続時間計測部306が計測した時間が、予め定められた基準時間を越えているか否か、すなわち、近接距離が第1の近接条件を満たしている時間が、予め定められた基準時間を越えているか否かを判別するための基準時間として用いられる。継続時間計測部306が計測した時間が、当該条件「(2)基準時間」を越えている場合には、検知された近接状態が、近接操作のための近接状態、すなわちユーザが意図した近接操作であると判定することができる。本実施形態において、基準時間としては、500msecが設定されるが、本発明はこれに限定されず、ユーザの所望の時間を設定することが可能なように構成されてもよい。
判定部304は、上記表示面に対し上記操作指示体が近接した場合、その近接距離dを取得する。判定部304は、近接距離dが、上記条件「(1)第1の基準距離」未満であり、かつ0より大きいか否かを判定する。
継続時間計測部306は、近接状態が近接操作のための近接状態である旨をフォーカス調整部308に通知する。近接状態が近接操作のための近接状態であるか否かを判定するために継続時間計測部306が行う処理については、参照する図面を代えて後述する。
フォーカス調整部308は、継続時間計測部306から、上記近接状態が近接操作のための近接状態である旨が通知されると、上記近接状態の検知位置を示す位置情報(以下、「第1の位置情報」と記載)を取得する。既に説明したとおり、近接センサ166によって検知された近接状態の検知位置は、例えば、表示面上の位置を特定するためのx座標およびy座標によって示され、上述のRAM176等に一時的に格納される。したがって、フォーカス調整部308は、上述のRAM176等を参照することにより、第1の位置情報を取得することができる。フォーカス調整部は、表示面において第1の位置情報が示す位置に表示されている対象物にフォーカスを合わせるように、カメラ150のフォーカスを調整する。フォーカス調整部308は、カメラ150のフォーカス調整が完了すると、フォーカス調整が完了したか否かを示すフォーカスフラグをONにし、シャッター制御部310に通知する。
シャッター制御部310は、タッチパネル120が表示面に対する接触状態を検知すると、上記接触状態の検知位置を示す位置情報(以下、「第2の位置情報」と記載)を取得する。タッチパネル120によって検知された接触状態の検知位置は、例えば、表示面上の位置を特定するためのx座標およびy座標によって示され、上述のRAM176等に一時的に格納される。したがって、シャッター制御部310は、RAM176等を参照することにより第2の位置情報を取得することができる。また、シャッター制御部310は、第2の位置情報を取得した場合に、フォーカスフラグがONかOFFを判定する。シャッター制御部310は、フォーカスフラグがOFFである場合に、表示面において第2の位置情報が示す位置に表示されている対象物にフォーカスを合わせる指示をフォーカス調整部308に送信する。シャッター制御部310は、フォーカスフラグがONである場合に、第2の位置情報が示す位置が第1の位置情報が示す位置の近傍であるか否かを判定する。近傍であるか否かの判断としては、第1の位置情報のx座標およびy座標と、第2の位置情報のx座標およびy座標との差分をそれぞれ算出し、各差分がいずれも予め定められた値以下である場合に近傍であると判断すればよい。シャッター制御部310は、第2の位置情報が示す位置が、第1の位置情報が示す位置の近傍であると判定した場合に、カメラ150のシャッターを制御することにより、撮像処理を行う。
〔情報端末装置100による処理の手順〕
図4は、本発明の実施形態1に係る情報端末装置100による処理の手順を示すフローチャートであり、(a)は、情報端末装置がフォーカスを調整するまでの手順を示し、(b)は、情報端末装置が撮像処理を完了するまでの手順を示している。
まず、近接センサ166は、表示面に対する操作指示体の近接状態を検知すると、その近接距離dを取得する(S402)。判定部304により、距離dが「d1>d>0」を満たさないと判定された場合(S404:NO)、継続時間計測部306は、RAM176等に格納されている時刻t1およびt2をリセットする(S406)。情報端末装置100は、S402へ処理を戻す。判定部304により、距離dが「d1>d>0」を満たすと判定された場合(S404:YES)、継続時間計測部306は、判定部304により当該判定が行われた時刻を取得し、時刻t1としてRAM176等に一時的に格納する(S408)。時刻t2が初期値を示している場合(S410:YES)、継続時間計測部306は、時刻t2の値として時刻t1の値を設定(S412)し、情報端末装置100は、S402へ処理を戻す。時刻t2が初期値を示していない場合(S410:NO)、継続時間計測部306は、時刻t1と時刻t2との差分を算出し、当該差分と基準時間とを比較する(S414)。当該差分が基準時間より小さい場合(S414:NO)、情報端末装置100は、S402へ処理を戻す。当該差分が基準時間より大きい場合(S414:YES)、継続時間計測部306は、当該近接状態が近接操作のための近接状態である旨をフォーカス調整部308に通知する。
フォーカス調整部308は、上記近接状態の検知位置を示す第1の位置情報を取得し(S416)、第1の位置情報が示す位置に表示されている対象物にフォーカスを合わせるように、カメラ150のフォーカスを調整する(S418)。フォーカス調整部308は、フォーカスフラグをONにし、シャッター制御部310に通知する(S420)。
続いて、情報端末装置100の撮像処理について説明する。情報端末装置100は、タッチパネル120により接触状態が検知されるまで処理待ちの状態である(S422:NO)。タッチパネル120により接触状態が検知される(S422:YES)と、シャッター制御部310は、上記接触状態の検知位置を示す第2の位置情報を取得する(S423)。シャッター制御部310は、フォーカスフラグがOFFである場合(S424:NO)、表示面において第2の位置情報が示す位置に表示されている対象物にフォーカスを合わせる指示をフォーカス調整部308に送信する。フォーカス調整部308は、第2の位置情報が示す位置に表示されている対象物にフォーカスを合わせるように、カメラ150のフォーカスを調整する(S419)。フォーカス調整部308は、フォーカスフラグをONにし、シャッター制御部310に通知する(S420)。その後、情報端末装置100は、S422へ処理を戻す。
シャッター制御部310は、フォーカスフラグがONである場合(S424:YES)に、第2の位置情報が示す位置が、第1の位置情報が示す位置の近傍であるか否かを判定する(S426)。シャッター制御部310が、近傍でないと判定した場合(S426:NO)に、情報端末装置100は、S419以降の処理を実行する。シャッター制御部310は、近傍であると判定した場合(S426:YES)、カメラ150のシャッターを制御することにより、撮像処理を行う(S428)。
〔情報端末装置100の動作〕
図8は、情報端末装置100の動作の具体例を示す図である。図8の(a)に示すように、情報端末装置100は、表示面に対する近接状態を検知することにより、上記近接状態の検知位置に表示されている対象物にフォーカスを合わせるように、フォーカスを調整する。また、図8の(b)に示すように、情報端末装置100は、フォーカス調整が完了した後に、検知された上記近接状態の近傍への接触状態を検知することにより、撮像処理を行う。したがって、ユーザは、情報端末装置100の表示面に対して操作指示体を近接させた後に、表示面に対して操作指示体を接触させる、という一連の動作を行うことにより、フォーカス調整操作、および撮像操作を完了させることができる。すなわち、情報端末装置100は、ユーザによる煩雑な撮像操作を軽減することができる。
<実施形態2>
本実施形態に係る情報端末装置100について、図2、図3、および図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施形態に係る情報端末装置100が、実施形態1に係る情報端末装置100と異なる点は、近接状態を検知することによりフォーカスを調整した後に、接触状態ではなく、さらに近接した近接状態を検知することにより撮像処理が行われる点である。したがって、本実施形態に係る情報端末装置100の構成は、図2、および図3に示した情報端末装置100と略同様の構成であり、図3における入力操作判定部314、および画像消去処理部316を備えない構成としてもよい。
また、図3に示すように、本実施形態の条件格納部300には、実施形態1における条件(1)、および(2)に加え、以下の条件(3)が格納されていればよい。
(3)第2の基準距離
当該条件「(3)第2の基準距離」d2は、近接状態が検知された場合に、近接距離が第2の近接条件を満たしているか否か、すなわち、予め定められた第2の基準距離を越えているか否かを判別するための基準距離として用いられる。第2の基準距離d2としては、近接センサ166が検知可能な値以下であって、第1の基準距離d1未満であり、かつ0よりも大きい値が設定される。
図5は、本実施形態に係る情報端末装置100による処理の手順を示すフローチャートである。以下では、図5を参照しながら、本実施形態に係る情報端末装置100が行う処理と、実施形態1に係る情報端末装置100が行う処理とが異なる点について説明する。
図5の(a)に示すように、本実施形態のフォーカスの調整処理においては、図4の(a)のS404の処理に代えて、S405の処理が行われる。
本実施形態において、判定部304は、距離dが「d1>d>d2」を満たすか否かを判定する(S405)。「d1>d>d2」を満たさないと判定された場合(S405:NO)、情報端末装置100は、S406以降の処理を実行する。「d1>d>d2」を満たすと判定された場合(S405:YES)、情報端末装置100は、S408以降の処理を実行する。
本実施形態における撮像処理は、近接状態を検知することにより行われる。図5の(b)に示すように、本実施形態においては、図4の(b)に示すS422〜S423の処理に代えて、図5の(a)に示すフォーカスの調整処理と同様のS402〜S416の処理が行われる。ここで、S402〜S416の処理のうち、S405の処理に代えて、S407の処理が行われる。
本実施形態の撮像処理において、判定部304は、距離dが「d2>d>0」を満たすか否かを判定する(S407)。「d2>d>0」を満たさないと判定された場合(S407:NO)、情報端末装置100は、S406以降の処理を実行する。「d2>d>0」を満たすと判定された場合(S407:YES)、情報端末装置100は、S408以降の処理を実行する。また、図5の(b)に示すように、本実施形態においては、図4の(b)に示すS426の処理に代えて、S427の処理が行われる。
本実施形態の撮像処理において、シャッター制御部310は、フォーカスフラグがONである場合(S424:YES)、S416にて取得した第1の位置情報が示す位置が、フォーカス調整処理において取得した第1の位置情報が示す位置の近傍であるか否かを判定する(S426)。シャッター制御部310が、近傍でないと判定した場合(S427:NO)、情報端末装置100は、S418以降の処理を実行する。シャッター制御部310は、近傍であると判定した場合(S427:YES)、カメラ150のシャッターを制御することにより、撮像処理を行う(S428)。
なお、本実施形態において、情報端末装置100は、距離dが「d1>d>d2」を満たす場合にフォーカスを調整し、フォーカスを調整した後に、距離dが「d2>d>0」を満たす場合にシャッターを制御する構成としているが、本発明はこれに限定されない。例えば、距離dが「d2>d>0」を満たす場合にフォーカスを調整し、フォーカスを調整した後に、距離dが「d1>d>d2」を満たす場合にシャッターを制御する構成としてもよい。上記の構成によれば、ユーザは、情報端末装置100の表示面に対して操作指示体を近接させた後に、表示面に対して操作指示体を遠ざける、という一連の動作を行うことにより、フォーカス調整操作、および撮像操作を完了させることができる。
〔情報端末装置100の動作〕
図8は、本実施形態の情報端末装置100の動作の具体例を示す図である。特に、本実施形態において、図8の(c)に示すように、本実施形態の情報端末装置100は、フォーカス調整が完了した後に、検知された上記近接状態の近傍への近接状態を検知することにより、撮像処理を行う。したがって、ユーザは、情報端末装置100の表示面に対して操作指示体を近接させた後に、表示面に対して操作指示体をさらに近接させる、という一連の動作を行うことにより、フォーカス調整操作、および撮像操作を完了させることができる。すなわち、情報端末装置100は、ユーザによる煩雑な撮像操作を軽減することができる。
<実施形態3>
本実施形態に係る情報端末装置100について、図2、図3、および図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施形態に係る情報端末装置100が、実施形態1及び2に係る情報端末装置100と異なる点は、撮像処理が完了した後に、撮像された対象物の画像(以下、「キャプチャ画像」と記載)を表示面に所定時間表示させ、当該所定時間内に、表示面上における所定のジェスチャを検知した場合、当該画像を消去する(キャンセルする)構成を備えている点である。したがって、本実施形態に係る情報端末装置100の構成は、図2、および図3に示した情報端末装置100と同様の構成を備えている。
また、図3に示すように、本実施形態の条件格納部300には、実施形態1および2における条件(1)、(2)、および(3)に加え、以下の条件(4)が格納されている。
(4)消去条件
当該条件「(4)消去条件」は、キャプチャ画像を表示面に所定時間表示させている間において、ユーザから入力されたジェスチャがキャプチャ画像の消去を指示する所定のジェスチャであるか否かを判定するために用いられる。消去条件として、表示面に対する近接状態、または接触状態におけるジェスチャ(スワイプ、またはフリックなど)が設定される。
本実施形態の情報端末装置100が行うフォーカスの調整処理、および撮像処理については図5に示した実施形態2における処置と同様のため、説明を省略する。
図6は、本実施形態の情報端末装置100による画像の消去処理の手順を示すフローチャートである。
図4の(a)、および(b)に示す処理、または図5の(a)、および(b)に示す処理の何れかの処理により、画像を撮像すると、情報端末装置100は、撮像したキャプチャ画像をRAM176等に格納し、当該キャプチャ画像を表示面に表示する(S802)。情報端末装置100がキャプチャ画像を表示している時間が1秒以上経過している場合(S804:YES)、情報端末装置100は、キャプチャ画像の表示を終了し(S806)、プレビュー画像の表示に戻る(S812)。情報端末装置100がキャプチャ画像を表示している時間が1秒未満である場合(S804:NO)、入力操作判定部314は、ユーザから入力されたジェスチャが、上記条件「(4)消去条件」に該当するジェスチャであるか否かを判定する(S808)。入力操作判定部314は、消去条件に該当するジェスチャであると判定した場合(S808:YES)、画像消去処理部316に、キャプチャ画像を消去する指示を送信する。入力操作判定部314が、消去条件に該当するジェスチャではないと判定した場合(S808:NO)、情報端末装置100は、S804へ処理を戻す。
画像消去処理部316は、入力操作判定部314からキャプチャ画像を消去する指示を受信すると、RAM176等に格納されているキャプチャ画像を消去する(810)。キャプチャ画像が消去されることにより、情報端末装置100は、プレビュー画像の表示に戻る(S812)。
上述のように、ユーザは、キャプチャ画像が表示面に表示されている間に、所定のジェスチャを入力することにより、当該キャプチャ画像を消去することができる。すなわち、情報端末装置100は、例えば、ユーザが誤って表示面に接触することにより撮像処理が行われてしまった場合、または、表示面に対する近接状態が、ユーザの意図に反して近接操作であるとみなされることにより撮像処理が行われてしまった場合に、所定のジェスチャを判定することによりキャプチャ画像を消去することができる。なお、本実施形態において、キャプチャ画像を表示する時間を1秒として設定しているが、本発明はこれに限定されず、ユーザの所望の時間を設定することが可能なように構成されていてもよい。
〔基準距離の設定処理〕
上述の実施形態2および3において、情報端末装置100は、条件格納部300に格納されている第1の基準距離d1、および第2の基準距離d2を、ユーザに試行させた近接状態の検知結果に基づいて設定する基準距離設定部312をさらに備える構成としてもよい。
図7は、情報端末装置100による基準距離の設定処理の手順を示すフローチャートである。本実施形態において、情報端末装置100は、ユーザに近接状態を1秒間継続させ、その近接距離dの1秒間の平均値Aveに基づいて基準距離を設定する。また、基準距離としては、5mmより大きい値を設定するが、本発明はこれに限定されない。例えば、近接センサが検知可能な距離の範囲内の値であり、かつ0より大きい値を設定する構成としてもよい。なお、第1の基準距離d1を設定する手順と、第2の基準距離d2を設定する手順とは同一の処理であるため、第1の基準距離d1を設定する手順のみを説明する。
情報端末装置100が、ユーザから基準距離の設定処理の開始を指示する操作を受け付けると、近接センサ166は、表示面に対する近接状態を検知し、その近接距離dの取得を開始する(S902)。近接距離dの取得を開始した時点において、平均値Aveが初期値である場合(S904:NO)、基準距離設定部312は、当該時点における近接距離dを平均値Aveとして設定する(S906)。その後、情報端末装置100は、S902へ処理を戻す。
近接距離dの取得を開始した時点において、平均値Aveが初期値でない場合(S904:NO)に、基準距離設定部312は、当該時点における平均値Aveと、当該時点における近接距離dとの平均値((Ave+d)/2)を算出し、算出した平均値を平均値Aveとして再設定する。再設定した平均値Aveが5mm以下である場合(S910:NO)、継続時間計測部は、RAM176等に格納されている時刻t1およびt2をリセットする(S912)。その後、情報端末装置100は、S902へ処理を戻し、S902以降の処理を再度実行する。再設定した平均値Aveが5mmより大きい場合(S910:NO)、当該時点の時刻を示す時刻を取得し、時刻t1としてRAM176等に一時的に格納する(S408)。
継続時間計測部306は、時刻t2が初期値を示している場合(S916:YES)、時刻t2の値として時刻t1の値を設定する(S918)。その後、情報端末装置100は、S902へ処理を戻す。継続時間計測部306は、時刻t2が初期値を示していない場合(S916:NO)、時刻t1と時刻t2との差分を算出し、当該差分が1秒より大きい値であるか否かを判定する(S920)。当該差分が1秒以下である場合(S920:NO)、情報端末装置100は、S902へ処理を戻す。当該差分が1秒より大きい値である場合(S920:YES)、基準距離設定部312は、平均値Aveを基準距離として設定する(S922)。
なお、上述したように、同様の処理によって第2の基準距離d2を設定することができるが、条件「d1>d2>0」を満たすことが望ましいため、基準距離設定部312は、第2の基準距離d2を設定した後に、上記条件「d1>d2>0」を満たしているか否かを判定する構成としてもよい。すなわち、上記条件「d1>d2>0」を満たしていない場合には、基準距離設定部312は、第2の基準距離d2を再度設定するようにユーザに促す構成とすればよい。
〔ハードウェアと機能との関係〕
上述の各実施形態において、条件格納部300は、例えば、図2に示したROM174または記憶装置106によって、その機能が実現される。また、上述の判定部304、継続時間計測部306、フォーカス調整部308、シャッター制御部310、基準距離設定部312、入力操作判定部314、および画像消去処理部316は、例えば、図2に示した制御回路170によって、その機能が実現される。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報端末装置100の制御ブロック(特に判定部304、継続時間計測部306、フォーカス調整部308、シャッター制御部310、基準距離設定部312、入力操作判定部314、および画像消去処理部316)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報端末装置100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置(情報端末装置100)は、対象物を撮像する撮像手段(カメラ150)と、操作指示体が表示面に対して近接した距離にある近接状態を検知する近接状態検知手段(近接センサ166)と、上記撮像手段のフォーカスを調整するフォーカス調整手段(フォーカス調整部308)とを備え、上記フォーカス調整手段は、上記表示面に上記対象物のプレビュー画像が表示されている場合において、上記近接状態検知手段により検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、ユーザは、情報端末装置100の表示面に対して操作指示体を近接させる動作を行うことにより、フォーカス調整を実行させることができる。このため、上記の構成によれば、ユーザは、表示面をタッチすることなく、情報端末装置100にフォーカス調整を実行させることができる。したがって、情報端末装置100によれば、ユーザによる煩雑な撮像操作を軽減することができる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、上記表示面に対する上記操作指示体の接触状態を検知する接触状態検知手段(タッチパネル120)と、上記フォーカス調整手段が上記フォーカスを調整した後に、上記接触状態検知手段により上記接触状態が検知されたときに、上記撮像手段のシャッターを制御するシャッター制御手段(シャッター制御部310)をさらに備えている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザは、情報端末装置100の表示面に対して操作指示体を近接させた後に、表示面に対して操作指示体を接触させる、という動作を行うことにより、フォーカス調整操作、および撮像操作を完了させることができる。したがって、上記の構成によれば、情報端末装置100は、ユーザによる煩雑な撮像操作を軽減することができる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様2において、上記第1の近接条件は、上記表示面と上記操作指示体との距離が、第1の基準距離未満である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、第1の基準距離以上の近接状態を伴う操作が、フォーカス調整を指示する操作であるか否かを判別することができるため、ユーザ操作の誤判定を軽減することができる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様1において、上記フォーカス調整手段が上記フォーカスを調整した後に、上記近接状態検知手段により検知された上記近接状態が予め定められた第2の近接条件を満たしたときに、上記撮像手段のシャッターを制御するシャッター制御手段(シャッター制御部310)をさらに備えている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザは、情報端末装置100の表示面に対して操作指示体を近接させた後に、表示面に対して操作指示体をさらに近接させる、という一連の動作を行うことにより、フォーカス調整操作、および撮像操作を完了させることができる。したがって、上記の構成によれば、情報端末装置100は、ユーザによる煩雑な撮像操作を軽減することができる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様4において、上記第1の近接条件は、上記表示面と上記操作指示体との距離が、第1の基準距離未満であり、上記第2の近接条件は、上記表示面と上記操作指示体との距離が、上記第1の基準距離よりも短い第2の基準距離未満である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザは、情報端末装置100の表示面に対して操作指示体を近接させた後に、表示面に対して操作指示体をさらに近接させる、という一連の動作を行うことにより、フォーカス調整操作、および撮像操作を完了させることができる。したがって、上記の構成によれば、情報端末装置100は、ユーザによる煩雑な撮像操作をさらに軽減することができる。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様4または5において、ユーザに試行させた近接状態の検知結果に基づいて、上記第1の近接条件、及び第2の近接条件を設定する設定手段(基準距離設定部312)をさらに備える、ことが好ましい。
上記の構成によれば、第1の基準距離、及び第2の基準距離として、ユーザの所望する基準距離を設定することができるので、ユーザの操作性向上に資する。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様2から6において、上記シャッター制御手段により撮像された上記対象物の画像を上記表示面に所定時間表示させ、当該所定時間内に、上記表示面上における所定のジェスチャを検知した場合、当該画像を消去する消去手段(画像消去処理部316)をさらに備える、ことが好ましい。
上記の構成によれば、ユーザは、キャプチャ画像が表示面に表示されている間に、所定のジェスチャを入力することにより、当該キャプチャ画像を消去することができる。したがって、上記の構成によれば、情報端末装置100は、例えば、表示面に対する近接状態が、ユーザの意図に反して近接操作であるとみなされ、撮像処理が行われてしまった場合に、所定のジェスチャを判定することによりキャプチャ画像を消去することができる。
本発明の態様8に係る表示装置は、上記態様1から7において、上記近接状態検知手段により検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしている時間を計測する継続時間計測手段をさらに備え、上記フォーカス調整手段は、上記継続時間計測手段により計測された時間が、予め定められた基準時間を超えたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、第1の基準距離以上の近接状態を伴う操作が、フォーカス調整を指示する操作であるか否かを容易に判別することができるため、ユーザ操作の誤判定をさらに軽減することができる。
本発明の態様9に係る表示装置の制御方法は、操作指示体が表示面に対して近接した距離にある近接状態を検知する近接状態検知ステップと、対象物を撮像する撮像手段のフォーカスを調整するフォーカス調整ステップとを含み、上記フォーカス調整ステップは、上記表示面に上記対象物のプレビュー画像が表示されている場合において、上記近接状態検知ステップにて検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整するステップである、ことを特徴とする。
本発明の各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記表示装置が備える各手段として動作させることにより上記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、表示面に対して操作指示体が近接している近接状態を検知することが可能な表示装置に利用することができる。
100 情報端末装置(表示装置)
120 タッチパネル(接触状態検知手段)
150 カメラ(撮像手段)
166 近接センサ(近接状態検知手段)
300 条件格納部
304 判定部
306 継続時間計測部
308 フォーカス調整部(フォーカス調整手段)
310 シャッター制御部(シャッター制御手段)
312 基準距離設定部(設定手段)
314 入力操作判定部
316 画像消去処理部(消去手段)

Claims (5)

  1. 対象物を撮像する撮像手段と、
    操作指示体が表示面に対して近接した距離にある近接状態を検知する近接状態検知手段と、
    上記撮像手段のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備え、
    上記フォーカス調整手段は、上記表示面に上記対象物のプレビュー画像が表示されている場合において、上記近接状態検知手段により検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整する、ことを特徴とする表示装置。
  2. 上記表示面に対する上記操作指示体の接触状態を検知する接触状態検知手段と、
    上記フォーカス調整手段が上記フォーカスを調整した後に、上記接触状態検知手段により上記接触状態が検知されたときに、上記撮像手段のシャッターを制御するシャッター制御手段とをさらに備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記フォーカス調整手段が上記フォーカスを調整した後に、上記近接状態検知手段により検知された上記近接状態が予め定められた第2の近接条件を満たしたときに、上記撮像手段のシャッターを制御するシャッター制御手段をさらに備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 上記シャッター制御手段により撮像された上記対象物の画像を上記表示面に所定時間表示させ、当該所定時間内に、上記表示面上における所定のジェスチャを検知した場合、当該画像を消去する消去手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項2または3に記載の表示装置。
  5. 操作指示体が表示面に対して近接した距離にある近接状態を検知する近接状態検知ステップと、
    対象物を撮像する撮像手段のフォーカスを調整するフォーカス調整ステップとを含み、
    上記フォーカス調整ステップは、上記表示面に上記対象物のプレビュー画像が表示されている場合において、上記近接状態検知ステップにて検知された上記近接状態が予め定められた第1の近接条件を満たしたときに、上記対象物に対するフォーカスを調整するステップである、ことを特徴とする表示装置の制御方法。
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