JP2015022460A - 情報記憶システム、情報記憶装置、その方法、及びプログラム - Google Patents

情報記憶システム、情報記憶装置、その方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報記憶装置の通信状態(オンラインまたはオフライン)に係らず、利用者の指示に従い、その情報記憶装置からの情報漏洩を防止することができる情報記憶システム、情報記憶装置、その方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報記憶システムは、公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを含む。情報記憶装置は、公開鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、その暗号文を記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する暗号化部と、鍵装置に暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼部と、を含む。鍵装置は、情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、秘密鍵を用いて、暗号文に対応する情報を復号し、復号結果を情報記憶装置に送信する復号部と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報記憶装置の紛失、盗難等による情報漏洩を防止するための情報記憶システム、情報記憶装置、その方法、及びプログラムに関する。
リモートワイプとは、携帯電話やスマートフォン、ノートパソコンなど持ち運び型の情報記憶装置に記録されている情報を、遠隔地から通信回線を介して指示を出すことにより消去すること、また、情報記憶装置の持つそのような機能のことをいう。紛失や盗難等により意図せず情報記憶装置が手元を離れてしまった際に利用される機能で、情報記憶装置に記録された個人情報や機密データなどが外部に漏洩するのを防ぐために行う。情報記憶装置には予めパスワード等を設定しておき、通信回線を介してパスワードを送信して指示を発行し、情報記憶装置に記憶された情報を完全に消去する。
また、リモートロックとは、リモートワイプに似た機能で、通信回線を介した遠隔地からの指示でロック機能を発動して操作を受け付けないようにすること、また、情報記憶装置の持つそのような機能のことをいう。
リモートワイプやリモートロックを実現する従来技術として、非特許文献1が知られている。
涌井道子、竹内伸夫、一瀬晃弘、小野木雅、"端末管理に対する多様なニーズに対応した端末管理制御基盤システムの開発"、[online]、平成21年10月、NTT DOCOMOテクニカル・ジャーナルVol.17 No.3、P50−54、[平成25年4月5日検索]、インターネット<http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol17_3/vol17_3_050jp.pdf>
しかしながら、リモートワイプやリモートロックでは、通信回線から切り離された情報記憶装置に対して、消去やロックの指示を送信することができない。
本発明は、情報記憶装置の通信状態(オンラインまたはオフライン)に係らず、利用者の指示に従い、その情報記憶装置からの情報漏洩を防止することができる情報記憶システム、情報記憶装置、その方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第一の態様によれば、情報記憶システムは、公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを含む。情報記憶装置は、公開鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、その暗号文を記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する暗号化部と、鍵装置に暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼部と、を含む。鍵装置は、情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、秘密鍵を用いて、暗号文に対応する情報を復号し、復号結果を情報記憶装置に送信する復号部と、を含む。
上記の課題を解決するために、本発明の他の態様によれば、情報記憶システムは、公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを含む。情報記憶装置は、共通鍵を生成する共通鍵生成部と、共通鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、第一暗号文として記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する第一暗号化部と、公開鍵を用いて、共通鍵を暗号化し、第二暗号文として記憶し、暗号化されていない共通鍵を消去する第二暗号化部と、鍵装置に第二暗号文の復号を依頼する復号依頼部と、第二暗号文の復号結果を用いて、第一暗号文を復号する第一復号部と、を含む。鍵装置は、情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、秘密鍵を用いて、第二暗号文を復号して、第二暗号文の復号結果を情報記憶装置に送信する第二復号部と、を含む。
本発明によれば、情報記憶装置の通信状態に係らず、利用者の指示に従い、その情報記憶装置からの情報漏洩を防止することができるという効果を奏する。
第一実施形態に係る情報記憶システムの構成例を示す図。 第一実施形態に係る情報記憶システムの処理フローを示す図。 第一実施形態に係る情報記憶装置の機能ブロック図。 第一実施形態に係る鍵装置の機能ブロック図。 第二実施形態に係る情報記憶システムの構成例を示す図。 第二実施形態に係る情報記憶システムの処理フローを示す図。 第二実施形態に係る情報記憶装置の機能ブロック図。 第三実施形態に係る情報記憶システムの構成例を示す図。 第三実施形態に係る情報記憶システムの処理フローを示す図。 第三実施形態に係る情報記憶装置の機能ブロック図。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明に用いる図面では、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行うステップには同一の符号を記し、重複説明を省略する。
<第一実施形態>
図1及び図2を用いて、第一実施形態に係る情報記憶システム1を説明する。図1は第一実施形態に係る情報記憶システム1の構成例を、図2は第一実施形態に係る情報記憶システム1の処理フローを示す。
情報記憶システム1は、情報記憶装置11と、鍵装置12とを含む。
情報記憶装置11及び鍵装置12は、ルータ装置、サーバ装置、携帯電話、ICカードなどの計算機能及び記憶機能を備えた機器や、特別なプログラムが読み込まれたCPUやRAMを備えた公知又は専用のコンピュータなどである。
鍵装置12は、予め公開鍵暗号方式により、公開鍵yと秘密鍵sとを生成し、公開鍵yを公開し、秘密鍵sを秘密に保管する。
情報記憶装置11は、鍵装置12と通信回線を介して情報を送受信できる。
図3及び図4は、それぞれ情報記憶装置11及び鍵装置12の機能ブロック図である。情報記憶装置11は、暗号化部111と復号依頼部112と記憶部113とを含む。鍵装置12は、復号部121と制御部122とを含む。
情報記憶装置11は、鍵装置12から公開鍵yを取得し、記憶部113に記憶する(s1)。
情報記憶装置11に記憶の対象となる情報Mを入力されると、情報記憶装置11の暗号化部111は、公開鍵yを記憶部113から取り出し、これを用いて、情報Mを暗号化し、その暗号文C=Enc(y,M)を記憶部113に記憶する(s2)。さらに、情報記憶装置11の暗号化部111は、暗号化されていない情報Mを消去する(s3)。この処理により、情報記憶装置11は、自ら情報Mを読み込むことができない状態となる。
情報Mを読み込みたい場合、情報記憶装置11の復号依頼部112は、記憶部113から暗号文Cに対応する情報を取り出し、鍵装置12に暗号文Cに対応する情報を送信し、その復号を依頼する(s4)。本実施形態では、暗号文Cに対応する情報を暗号文Cそのものとする。
鍵装置12の制御部122は、情報記憶装置11の利用者の要請に応じて、復号部121における処理を停止する。なお、その要請が正規の利用者によるものか否かを認証する構成としてもよい。例えば、鍵装置12は、予め利用者IDとパスワードを登録しておき、利用に際して、その入力を求め、認証を行う。ICカードやUSB型のトークンを用いて認証処理を行ってもよい。
鍵装置12の復号部121は、暗号文Cを受け取る。情報記憶装置11の利用者から処理停止の要請がなされているか、否かを判定し(s5)、なされていない場合に、秘密鍵sを用いて、暗号文Cを復号し、復号結果M'=Dec(C,s)を情報記憶装置11に送信する(s6)。情報記憶装置11は、情報Mに代えて復号結果M'を受け取り、これを読み込むことができる。
なお、情報記憶装置11の利用者から処理停止の要請がなされている場合、復号せずに、エラーメッセージ等を情報記憶装置11に送信する(s7)
以下、公開鍵暗号方式としてRSA暗号、ElGamal暗号、楕円ElGamal暗号を用いた場合についてそれぞれ説明する。
(RSA暗号を用いた公開鍵暗号方式について)
RSA暗号を用いた公開鍵暗号方式の一例について説明する。まず、tをセキュリティパラメータとする。p,q(p≠q)をt/2ビットの素数とし、m=pqとする。eをφ(m)未満の正の整数で、φ(m)と互いに素な数とし、dを、φ(m)を法としたeの逆数(de≡1(modφ(m)))とする。ただし、ここでφ(m)はmのオイラー関数で、この場合は(p-1)(q-1)に等しい。0以上m未満の整数の集合をZmで表す。Mを平文空間Zmの元とする。
RSA暗号を用いた公開鍵暗号方式では、公開鍵y=(e,m)、秘密鍵dとする。
情報記憶装置11は、公開鍵y=(e,m)を用いて、情報Mを次式により暗号化する。
C=Me mod m
ここでは、群で定義された演算を乗法的に表現する。すなわちGを群とし、α∈Gに対する「αb」は、群Gで定義された演算をαに対してb回作用させることを意味する。
情報記憶装置11は、暗号文Cと復号依頼情報(復号結果M'を求めるように記述された情報)とを鍵装置12に送信する。
鍵装置12は、秘密鍵dを用いて、次式により、暗号文Cを復号し、復号結果M'を情報記憶装置11に送信する。
M'=Cd mod m
(ElGamal暗号を用いた公開鍵暗号方式について)
ElGamalを用いた公開鍵暗号方式の一例について説明する。tをセキュリティパラメータとする。巡回群Gで、位数qが素数であり、かつqのビット数がtであるものを選ぶ。Gの生成元gを選ぶ。xを{0,…,q-1}からランダムに選ぶ。h=gxとする。平文空間はGであり、MはGの元である。暗号文空間はG2であり、(C1,C2)∈G×Gである。
ElGamal暗号を用いた公開鍵暗号方式では、公開鍵y=(G,q,g,h=gx)、秘密鍵xとする。
情報記憶装置11は、公開鍵y=(G,q,g,h=gx)を用いて、情報Mを次式により暗号化する。
C=(C1,C2)
C1=gr
C2=Mhr
ただし、rは情報記憶装置11によって生成される乱数であり、0<r<qからランダムに選ばれる整数である。ここでは、群で定義された演算を乗法的に表現する。
情報記憶装置11は、暗号文Cと復号依頼情報(復号結果M'を求めるように記述された情報)とを鍵装置12に送信する。
鍵装置12は、秘密鍵xを用いて、次式により、暗号文Cを復号し、復号結果M'を情報記憶装置11に送信する。
M'=C2/C1 x
なお、情報記憶装置11は、暗号文Cの一部C1と復号依頼情報(復号結果C1 xを求めるように記述された情報)とを鍵装置12に送信してもよい。この場合、鍵装置12は、暗号文Cの一部C1と秘密鍵xとを用いて、復号結果C1 xを求め、情報記憶装置11に送信する。さらに、情報記憶装置11は、暗号文の他の部分C2と復号結果C1 xとを用いて次式により復号結果M'を求める。
M'=C2/C1 x
(楕円ElGamal暗号を用いた公開鍵暗号方式について(その1))
Eを楕円曲線パラメータ、J及びHを楕円曲線E上の点、qを楕円曲線E上の点Jの位数とし、楕円ElGamal暗号を用いた公開鍵暗号方式では、公開鍵y=(E,q,J,H=xJ)、秘密鍵xとする。
情報記憶装置11は、公開鍵y=(E,q,J,H=xJ)を用いて、情報Mを次式により暗号化する。
C=(C1,C2)
C1=rJ
C2=M+rH
ただし、rは情報記憶装置11によって生成される乱数であり、0<r<qからランダムに選ばれる整数である。ここでは、群で定義された演算を加法的に表現する。
情報記憶装置11は、暗号文Cと復号依頼情報(復号結果M'を求めるように記述された情報)とを鍵装置12に送信する。
鍵装置12は、秘密鍵xを用いて、次式により、暗号文Cを復号し、復号結果M'を情報記憶装置11に送信する。
M'=C2-xC1
なお、情報記憶装置11は、暗号文Cの一部C1と復号依頼情報(復号結果xC1を求めるように記述された情報)とを鍵装置12に送信してもよい。この場合、鍵装置12は、暗号文Cの一部C1と秘密鍵xとを用いて、復号結果xC1を求め、情報記憶装置11に送信する。さらに、情報記憶装置11は、暗号文の他の部分C2と復号結果xC1とを用いて次式により復号結果M'を求める。
M'=C2-xC1
<効果>
従来のリモートワイプやリモートロックでは、オフライン状態の情報記憶装置に対して、消去やロックのための制御信号を送ることができない。そのため、情報記憶装置11の紛失、盗難等が生じた場合に、情報記憶装置11を取得者したものは、情報記憶装置11をオフライン状態とし、情報記憶装置11の内部の情報を取得することができる。
一方、本実施形態の情報記憶装置11は、暗号化されていない情報Mは、情報記憶装置11の内部から消去されているため、情報記憶装置11を取得者したものは、暗号化されていない情報Mを取得することはできない。情報Mの代わりに、復号結果M'を取得するためには、通信回線を介して鍵装置12にアクセスする必要がある。よって、オフライン状態では、復号結果M'を取得することはできない。情報記憶装置11を取得者したものが、情報記憶装置11をオンライン状態とし、情報記憶装置11を操作して、鍵装置12に暗号文Cを送信し、その復号を依頼したとしても、情報記憶装置11の利用者から処理停止の要請がなされている場合、復号しない。よって、本実施形態の情報記憶装置11は、その通信状態に係らず、利用者の指示に従い、情報記憶装置11からの情報漏洩を防止することができる。
また、従来のリモートワイプやリモートロックでは、指示を送信した結果、本当に情報記憶装置内の情報が消去されたか、情報記憶装置のロックがなされたかを確認することができない。そのため、情報記憶装置から情報が流出したか否かを知ることができない。
一方、本実施形態では、情報記憶装置11の利用者から処理停止の要請がなされる前に、復号されたとしても、鍵装置12にアクセスログが残るため、情報記憶装置11の正規の利用者は、情報記憶装置11が手元に戻るか否かに係らず、復号結果M'(情報M)が流出したか否かを確認することができる。
<変形例>
本実施形態では、対象となる情報を情報記憶装置11に入力された情報としているが、情報記憶装置11内に記憶される全ての情報(ただし、情報記憶処理に係るプログラムを除く)を対象としてもよい。その場合には、起動時にまず、情報記憶処理に係るプログラムが起動する。まず、例えば、利用者IDとパスワードの入力を求め、認証を行う。認証をパスするとOS(Operating System)の起動に必要な情報が復号され、OSのブートプログラムが呼び出される。OSが起動した後は、情報記憶処理に係るプログラムがファイルI/Oを監視する。情報記憶処理に係るプログラムは、情報記憶装置11へのデータの書き込み時には暗号化、読み込み時には復号といった処理(鍵装置12に復号依頼を行う処理)を自動で実行する。
<第二実施形態>
第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図5及び図6を用いて、第二実施形態に係る情報記憶システム2を説明する。図5は第二実施形態に係る情報記憶システム2の構成例を、図6は第二実施形態に係る情報記憶システム2の処理フローを示す。
図7は、情報記憶装置21の機能ブロック図である。情報記憶装置21は、暗号化部111と復号依頼部112と記憶部113と共通鍵生成部214と第一暗号化部215と第一復号部216とを含む。鍵装置12は、復号部121と制御部122とを含む(図4参照)。
情報記憶装置21は、鍵装置12から公開鍵yを取得し、記憶部113に記憶する(s1)。
記憶の対象となる情報Mを入力されると、情報記憶装置21の共通鍵生成部214は、共通鍵dを生成する(s21)。ここで用いる共通鍵暗号方式としては、DES,AES等が考えられる。
情報記憶装置21の第一暗号化部215は、共通鍵dを用いて、情報Mを暗号化し、その暗号文C(1)=Enc(d,M)を第一暗号文として記憶部113に記憶する(s22)。さらに、第一暗号化部215は、暗号化されていない情報Mを消去する(s23)。
情報記憶装置21の暗号化部111は、公開鍵yを記憶部113から取り出し、これを用いて、情報Mに代えて、共通鍵dを暗号化し、その暗号文C(2)=Enc(y,d)を記憶部113に記憶する(s24)。さらに、情報記憶装置21の暗号化部111は、暗号化されていない共通鍵dを消去する(s25)。この処理により、情報記憶装置21は、自ら情報Mを読み込むことができない(暗号文C(1)を復号できない)状態となる。
情報Mを読み込みたい(暗号文C(1)を復号したい)場合、まず、情報記憶装置21の復号依頼部112は、記憶部113から暗号文C(2)に対応する情報を取り出し、鍵装置12に暗号文C(2)に対応する情報を送信し、その復号を依頼する(s26)。本実施形態では、暗号文C(2)に対応する情報を暗号文C(2)そのものとする。
鍵装置12の制御部122は、情報記憶装置21の利用者の要請に応じて、復号部121における処理を停止する。
鍵装置12の復号部121は、暗号文C(2)を受け取る。情報記憶装置21の利用者から処理停止の要請がなされているか、否かを判定し(s27)、なされていない場合に、秘密鍵sを用いて、暗号文C(2)を復号し、(共通鍵dに対応する)復号結果d'=(C(2),s)を情報記憶装置21に送信する(s28)。
情報記憶装置21は、(共通鍵dに対応する)復号結果d'を受け取る。情報記憶装置21の第一復号部216は、この復号結果d'を用いて、第一暗号文C(1)を復号し、復号結果M'=Dec(C(1),d')を取得する(s29)。
なお、情報記憶装置21の利用者から処理停止の要請がなされている場合、復号せずに、エラーメッセージ等を情報記憶装置21に送信する(s7)。
<効果>
このような構成により第一実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第二実施形態では、情報記憶装置21から、対象となる情報そのものを暗号化したもの(第一暗号文)ではなく、対象となる情報を暗号化する際に用いた共通鍵を暗号化したもの(第二暗号文)が送信され、鍵装置12から、対象となる情報に対応する復号結果M'ではなく、共通鍵に対応する復号結果d'が送信される。そのため、通信回線上を行き来するデータ量を小さくすることができる。また、復号結果M'が、通信回線上を行き来するのを防止することができる。
<第三実施形態>
第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。第三実施形態では、クラウド鍵管理型暗号方式(参考文献1参照)を利用して、対象となる情報の復号を依頼する。
(参考文献1)特開2012−151756号公報
第一実施形態では鍵装置12の管理者が暗号文Cの復号結果を知ることができる。したがって、鍵装置12の管理者が情報記憶装置11の使用者と異なる場合、情報記憶装置11の使用者のみが知るべき情報が鍵装置12の管理者に知られる可能性がある。これに対して第三実施形態では、鍵装置12がランダム帰着可能な暗号文(かく乱情報)の復号を行う点が第一実施形態と相違する。ランダム帰着可能な暗号化方式は、ランダム化アルゴリズムと復元アルゴリズムとからなる。ランダム化アルゴリズムは、暗号文と乱数とを用いて別の暗号文を出力する確率アルゴリズムで、出力は入力によらずランダムに選ばれた暗号文と識別できない確率分布に従う。復元アルゴリズムはランダム化アルゴリズムの出力である暗号文を復号した結果とランダム化アルゴリズムで用いられた乱数を入力として、もとの暗号文を復号した平文を出力する。このような暗号方式は、例えばElGamal暗号、楕円ElGamal 暗号、RSA暗号、Pailler暗号などの準同型暗号方式を用いて容易に構成できる。第三実施形態は、準同型暗号方式を用いてランダム自己帰着可能な暗号方式を構成した例を示しながら記述する。
図8及び図9を用いて、第三実施形態に係る情報記憶システム3を説明する。図8は第三実施形態に係る情報記憶システム3の構成例を、図9は第三実施形態に係る情報記憶システム3の処理フローを示す。
情報記憶システム3は、情報記憶装置31と、鍵装置12とを含む。
図10は、情報記憶装置31の機能ブロック図である。情報記憶装置31は、暗号化部111とかく乱情報生成部317と復号依頼部112と記憶部113と復号処理部318とを含む。鍵装置12は、復号部121と制御部122とを含む(図4参照)。
情報記憶装置31は、s1〜s3を行う。情報Mを読み込みたい場合、情報記憶装置31のかく乱情報生成部317は、乱数rを生成し、暗号文Cを記憶部113から取り出し、乱数rによって暗号文Cとの関係をかく乱させたかく乱情報τを生成し(s31)、復号依頼部112へ出力する。乱数rは、記憶部113に記憶しておく。言い換えると、かく乱情報生成部317は、暗号方式のランダム自己帰着性から定義されるランダム化アルゴリズムに則り、暗号文Cと乱数rに対応するかく乱情報τを生成する。例えば暗号文Cが準同型暗号方式の暗号文である場合、かく乱情報生成部317は、それと同じ準同型暗号方式に則って公開鍵yで乱数rを暗号化して得られる暗号文(乱数暗号文)をEnc(y,r)とし、Enc(y,r)とCとの乗法によってかく乱情報τ=Enc(y,r)・Cを生成する。
情報記憶装置31の復号依頼部112は、鍵装置12にかく乱情報τを送信し、その復号を依頼する(s4)。本実施形態では、暗号文Cに対応する情報をかく乱情報τとする。
鍵装置12の復号部121は、かく乱情報τを受け取る。情報記憶装置31の利用者から処理停止の要請がなされているか、否かを判定し(s5)、なされていない場合に、秘密鍵sを用いて、前述の準同型暗号化方式に則って、かく乱情報τを復号し、復号結果z=Dec(τ,s)を情報記憶装置31に送信する(s6)。情報記憶装置31は、復号結果zを受け取る。
情報記憶装置31の復号処理部318は、記憶部113から乱数rを取り出し、暗号方式のランダム自己帰着性から定義される復元アルゴリズムに則り、復号結果zと乱数rとを用いて暗号文Cの復号結果M'を求める(s33)。例えば前述したかく乱情報τ=Enc(y,r)・Cである例の場合、復号処理部318は乱数rの逆元r−1を用い、zと元r−1との乗法M’=(r-1)・zによって暗号文Cの復号結果M’を得ることができる。これは準同型暗号方式の暗号化関数および復号関数が準同型性を持つことに基づく。
<効果>
このような構成により、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに本実施形態では、鍵装置12で復号されるのは暗号文Cと乱数rとに対応するかく乱情報τであり、暗号文Cそのものではない。鍵装置12はかく乱情報τの復号結果zを得ることができても、鍵装置12は乱数rを知らないため復号結果zから暗号文Cの復号結果M'を復元することはできない。これにより、鍵装置12の管理者に暗号文Cの復号結果M'が知られることを防止できる。
なお、本実施形態と、第二実施形態とを組合せてもよい。その場合、共通鍵dの暗号文である暗号文C(2)=Enc(y,d)を用いて、乱数rによって暗号文C(2)との関係をかく乱させたかく乱情報τを生成すればよい。
<その他の変形例>
本発明は上記の実施形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、上述の各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
<プログラム及び記録媒体>
また、上記の実施形態及び変形例で説明した各装置における各種の処理機能をコンピュータによって実現してもよい。その場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記各装置における各種の処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、通信回線を介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記憶部に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実施形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、各装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
1,2,3 情報記憶システム
11,21,31 情報記憶装置
12 鍵装置
111 暗号化部
112 復号依頼部
113 記憶部
121 復号部
122 制御部
214 共通鍵生成部
215 第一暗号化部
216 第一復号部
317 乱情報生成部
318 復号処理部

Claims (10)

  1. 公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを含み、
    前記情報記憶装置は、
    前記公開鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、その暗号文を記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する暗号化部と、
    前記鍵装置に前記暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼部と、を含み、
    前記鍵装置は、
    前記情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、前記秘密鍵を用いて、前記暗号文に対応する情報を復号し、復号結果を前記情報記憶装置に送信する復号部と、を含む、
    情報記憶システム。
  2. 公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを含み、
    前記情報記憶装置は、
    共通鍵を生成する共通鍵生成部と、
    前記共通鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、第一暗号文として記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する第一暗号化部と、
    前記公開鍵を用いて、前記共通鍵を暗号化し、第二暗号文として記憶し、暗号化されていない共通鍵を消去する第二暗号化部と、
    前記鍵装置に前記第二暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼部と、
    前記第二暗号文の復号結果を用いて、前記第一暗号文を復号する第一復号部と、を含み、
    前記鍵装置は、
    前記情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、前記秘密鍵を用いて、前記第二暗号文に対応する情報を復号して、復号結果を前記情報記憶装置に送信する第二復号部と、を含む、
    情報記憶システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の情報記憶システムであって、
    前記情報記憶装置は、
    乱数rによって前記暗号文または前記第二暗号文との関係をかく乱させたかく乱情報τを前記暗号文または前記第二暗号文に対応する情報として生成するかく乱情報生成部と、
    前記鍵装置からかく乱情報の復号結果zを受け取り、前記乱数rを用いて、前記かく乱情報の復号結果から前記暗号文または前記第二暗号文の復号結果を求める復号処理部と、をさらに含む、
    情報記憶システム。
  4. 公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管し、通信回線を介して情報を送受信できる鍵装置によって、公開される前記公開鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、その暗号文を記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する暗号化部と、
    前記鍵装置に前記暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼部と、を含み、
    前記鍵装置は、前記情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、前記秘密鍵を用いて、前記暗号文に対応する情報を復号し、復号結果を前記情報記憶装置に送信するものとする、
    情報記憶装置。
  5. 公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを含み、
    共通鍵を生成する共通鍵生成部と、
    前記共通鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、第一暗号文として記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する第一暗号化部と、
    開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管し、通信回線を介して情報を送受信できる鍵装置によって、公開される前記公開鍵を用いて、前記共通鍵を暗号化し、第二暗号文として記憶し、暗号化されていない共通鍵を消去する第二暗号化部と、
    前記鍵装置に前記第二暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼部と、
    前記鍵装置は、前記情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、前記秘密鍵を用いて、前記第二暗号文に対応する情報を復号して、復号結果を前記情報記憶装置に送信するものとし、前記第二暗号文の復号結果を用いて、前記第一暗号文を復号する第一復号部と、を含む、
    情報記憶装置。
  6. 請求項4または請求項5記載の情報記憶装置であって、
    乱数rによって前記暗号文または前記第二暗号文との関係をかく乱させたかく乱情報τを前記暗号文または前記第二暗号文に対応する情報として生成するかく乱情報生成部と、
    前記鍵装置からかく乱情報の復号結果zを受け取り、前記乱数rを用いて、前記かく乱情報の復号結果から前記暗号文または前記第二暗号文の復号結果を求める復号処理部と、をさらに含む、
    情報記憶装置。
  7. 情報記憶方法であって、
    公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを用い、
    前記情報記憶装置が、前記公開鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、その暗号文を記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する暗号化ステップと、
    前記情報記憶装置が、前記鍵装置に前記暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼ステップと、
    前記情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、前記鍵装置が、前記秘密鍵を用いて、前記暗号文に対応する情報を復号し、復号結果を前記情報記憶装置に送信する復号ステップと、を含む、
    情報記憶方法。
  8. 情報記憶方法であって、
    公開鍵暗号方式の公開鍵を公開し、秘密鍵を秘密に保管する鍵装置と、その鍵装置と通信回線を介して情報を送受信できる情報記憶装置とを用い、
    前記情報記憶装置が、共通鍵を生成する共通鍵生成ステップと、
    前記情報記憶装置が、前記共通鍵を用いて、対象となる情報を暗号化し、第一暗号文として記憶し、暗号化されていない対象となる情報を消去する第一暗号化ステップと、
    前記情報記憶装置が、前記公開鍵を用いて、前記共通鍵を暗号化し、第二暗号文として記憶し、暗号化されていない共通鍵を消去する第二暗号化ステップと、
    前記情報記憶装置が、前記鍵装置に前記第二暗号文に対応する情報の復号を依頼する復号依頼ステップと、
    前記情報記憶装置の利用者から処理停止の要請がなされていない場合に、前記鍵装置が、前記秘密鍵を用いて、前記第二暗号文に対応する情報を復号して、復号結果を前記情報記憶装置に送信する第二復号ステップと、
    前記情報記憶装置が、前記第二暗号文の復号結果を用いて、前記第一暗号文を復号する第一復号ステップと、を含み、
    前を含む、
    情報記憶方法。
  9. 請求項7または請求項8記載の情報記憶方法であって、
    前記情報記憶装置が、乱数rによって前記暗号文または前記第二暗号文との関係をかく乱させたかく乱情報τを前記暗号文または前記第二暗号文に対応する情報として生成するかく乱情報生成ステップと、
    前記情報記憶装置が、前記鍵装置からかく乱情報の復号結果zを受け取り、前記乱数rを用いて、前記かく乱情報の復号結果から前記暗号文または前記第二暗号文の復号結果を求める復号処理ステップと、をさらに含む、
    情報記憶方法。
  10. 請求項4から請求項6の何れかに記載の情報記憶装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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