JP2015019702A - 遊技機 - Google Patents

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健太郎 堀
隆文 吉藤
Takafumi Yoshifuji
隆文 吉藤
礼奈 中山
Reina Nakayama
礼奈 中山
和樹 北川
Kazuki Kitagawa
和樹 北川
関谷 祐一郎
Yuichiro Sekiya
祐一郎 関谷
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隆志 林
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有司 ▲高▼野
Yuji Takano
一真 宮澤
Kazuma Miyazawa
一真 宮澤
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Goji Tajika
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武徳 渡邊
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Abstract

【課題】演出の表示内容を変更指示可能な操作部材を操作することで、予告演出の表示内容を変更するような演出手法において、興趣性を高める遊技機を提供する。【解決手段】変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部の操作指示に係る情報を情報表示部にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部が操作された場合には予告画像を表示し得るよう構成されており、当該所定期間が経過した際に、操作部が操作された場合に表示予定である予告画像が表示されていない場合には、当該所定期間を延長し得るよう構成する。【選択図】図41

Description

遊技機に関する。
現在最も普及しているぱちんこ遊技機は、始動口(スタートチャッカー)に遊技球が入球したことを契機として、7セグ等の表示部上で「特別図柄」(或いは主遊技図柄)と称される図柄が変動表示され、当該特別図柄が特定態様(例えば「7」)となった場合、通常遊技状態よりも遊技者にとって利益状態の高い特別遊技状態{通常時は閉状態にある大入賞口(いわゆるアタッカー)が所定条件で開放する内容の遊技}に移行するタイプの機種(いわゆる「第一種ぱちんこ遊技機」)である。ここで、遊技者の利益に直結する特別図柄の表示制御の負担を軽減するために、前記の「特別図柄」とは別に、遊技の興趣性を高めるための演出用の「装飾図柄」と称される図柄が、前記特別図柄の変動とシンクロした形で、前記表示部よりもサイズが大きい液晶等のディスプレー上で変動表示される。そして、特別図柄の変動が開始されると装飾図柄もこれに合わせて変動を開始し、特別図柄が特定態様(例えば「7」)で停止した場合、装飾図柄もこれに合わせて所定態様(例えば「777」)で停止することとなる。そして、遊技者は、装飾図柄が所定態様で停止したことにより、特別遊技へ移行が確定したことを認識する。
ここで、当該仕組みはこの種のぱちんこ遊技機で共通するので、他種との差別化を図るためには、前記図柄の変動態様を含めた演出全般に対し、いかに工夫を凝らし高い興趣性を付与するかということに注力されている。例えば、特別遊技への移行期待度に応じて液晶等のディスプレー上にて予告演出が表示され得るよう構成されている状況下、演出の表示内容を変更指示可能な操作部材(いわゆるサブボタン)を操作することで、当該予告演出の表示内容を変更するような演出手法を一例として挙げることができる。
特開2009−072380号公報 特開2009−178350号公報
しかしながら、このような演出手法は従来から多用されているため、興趣性を高めるための更なる改善が望まれているという課題が存在する。
本態様に係る遊技機は、
識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)と、
情報を表示可能な情報表示部(例えば、演出表示装置2140)と、
遊技者によって操作可能な操作部(例えば、演出操作装置4000)と
を備え、
所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段(例えば、乱数取得判定実行手段1120)と、
前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)と、
識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(例えば、表示制御手段1150)と、
識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段(例えば、特別遊技制御手段1170)と、
識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中において、複数種類の予告画像候補の内から特別遊技への移行期待度と対応した種類の予告画像を、情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示し得る予告情報表示制御手段(例えば、表示制御手段2152)と
を備え、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
前記所定期間として、第一所定期間及び第一所定期間よりも長い第二所定期間のいずれかが選択され得るよう構成されており、少なくとも第一所定期間が経過するまでは、第一所定期間及び第二所定期間のいずれが選択されたかが、遊技者にとって判別困難となるよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
或いは、前記所定期間が経過した際に、操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合に表示予定である予告画像が表示されていない場合には、前記所定期間を延長し得るよう構成してもよい。
尚、本態様とは異なる別態様について以下に記載しておくが、これには何ら限定されることなく実施することが可能である。
本別態様に係る遊技機は、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
前記所定期間が経過するまでの残り期間が特定期間以上又は超過である場合には、操作部(例えば、演出操作装置4000)にて第一の操作態様がなされた場合に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定し、前記所定期間が経過するまでの残り期間が当該特定期間未満又は以下である場合には、操作部(例えば、演出操作装置4000)にて第一の操作態様とは異なる第二の操作態様がなされた場合に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
本態様に係る遊技機よれば、演出の表示内容を変更指示可能な操作部材(いわゆるサブボタン)を操作することで、予告演出の表示内容を変更するような演出手法において、更に興趣性を高めることができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機の正面図である。 図2は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機の背面図である。 図3は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機の機能ブロック図である。 図4は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側でのメインフローチャートである。 図5は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での補助遊技内容決定乱数取得処理のフローチャートである。 図6は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での電動役物駆動判定処理のフローチャートである。 図7は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での主遊技内容決定乱数取得処理のフローチャートである。 図8は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での主遊技図柄表示処理のフローチャートである。 図9は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での特定遊技終了判定処理のフローチャートである。 図10は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での特別遊技作動条件判定処理のフローチャートである。 図11は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での特別遊技制御処理のフローチャートである。 図12は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、主制御装置側での特別遊技終了後の遊技状態決定処理のフローチャートである。 図13は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのメインフローチャートである。 図14は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での保留情報管理処理のフローチャートである。 図15は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での演出表示内容決定処理のフローチャートである。 図16は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での演出表示内容決定処理にて参照されるテーブル構成図である。 図17は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャート及び予告演出内容決定処理にて参照されるテーブル構成図である。 図18は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での演出表示制御処理のフローチャートである。 図19は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図20は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのインジケータ演出表示処理のフローチャート及び作用図である。 図21は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのインジケータ演出表示処理にて参照されるテーブル構成図である。 図22は、本実施形態に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での特別遊技中表示制御処理のフローチャートである。 図23は、本実施形態からの変更例1に係るぱちんこ遊技機の正面図である。 図24は、本実施形態からの変更例1に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図25は、本実施形態からの変更例1に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での三層インジケータ演出表示処理のフローチャートである。 図26は、本実施形態からの変更例2に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。 図27は、本実施形態からの変更例2に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図28は、本実施形態からの変更例2に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での第2ボタン演出表示処理のフローチャートである。 図29は、本実施形態からの変更例2に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での第2インジケータ演出表示処理のフローチャートである。 図30は、本実施形態からの変更例2に係るぱちんこ遊技機における、第2ボタン画像出現時表示イメージである。 図31は、本実施形態からの変更例3に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での装飾図柄表示制御処理のフローチャートである。 図32は、本実施形態からの変更例3に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図33は、本実施形態からの変更例4に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。 図34は、本実施形態からの変更例4に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図35は、本実施形態からの変更例4に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのインジケータ演出表示処理のフローチャートである。 図36は、本実施形態からの変更例5に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。 図37は、本実施形態からの変更例5に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図38は、本実施形態からの変更例5に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での演出切換インジケータ演出表示処理のフローチャートである。 図39は、本実施形態からの変更例5に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのサブ入力時制御処理のフローチャートである。 図40は、本実施形態からの変更例6に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図41は、本実施形態からの変更例6に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での延長インジケータ演出表示処理のフローチャートである。 図42は、本実施形態からの変更例6に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのサブ入力時制御処理のフローチャートである。 図43は、本実施形態からの変更例7に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのメインフローチャートである。 図44は、本実施形態からの変更例7に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。 図45は、本実施形態からの変更例7に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図46は、本実施形態からの変更例7に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での連打演出表示処理のフローチャートである。 図47は、本実施形態からの変更例7に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのボタンモード制御処理のフローチャートである。 図48は、本実施形態からの変更例7に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での連打可能時間決定処理のフローチャートである。 図49は、本実施形態からの変更例8に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。 図50は、本実施形態からの変更例8に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図51は、本実施形態からの変更例8に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのボタン演出表示処理のフローチャートである。 図52は、本実施形態からの変更例9に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。 図53は、本実施形態からの変更例9に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図54は、本実施形態からの変更例9に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのボタン演出表示処理のフローチャートである。 図55は、本実施形態からの変更例10に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図56は、本実施形態からの変更例11に係るぱちんこ遊技機における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。 図57は、本実施形態からの変更例12に係るぱちんこ遊技機における、サブ入力ボタンに係る演出のイメージ図である。
実施するための形態
以下、本実施形態における用語について説明する。尚、各用語の意義は特に限定されないが、理解の容易上例示的に説明する。「識別情報」とは、五感(視覚、聴覚、触覚等)を通じて情報の種類を識別可能であればどのような形態でもよいが、好適には、視覚的なもの、例えば、数字、文字、図柄等の形状のあるものを挙げることができる。「識別情報を変動表示及び停止表示可能」とは、表示方法には何ら限定されず、例えば、発光手段(例えば液晶、LED、7セグ)の発光(発光の有無だけでなく、色の違いも含む)、物理的な表示(例えば、リール帯に描かれた図柄を所定位置に停止表示する)等、を挙げることができる。「入球」とは、賞球が払い出される入賞のみならず、賞球払い出しの無い「スルーチャッカー」への通過も含む。「乱数」とは、遊技機において何らかの遊技内容を決定するための抽選(電子計算機によるくじ)に使用される乱数であり、狭義の乱数の他に擬似乱数も含む(例えば、乱数としてはハード乱数、擬似乱数としてはソフト乱数)。例えば、遊技の結果に影響を与えるいわゆる「基本乱数」、具体的には、特別遊技の移行と関連した「当選乱数(当否抽選用乱数)」、識別図柄の変動態様(又は変動時間)を決定するための「変動態様決定乱数」、停止図柄を決定する「図柄決定乱数」、特別遊技後に特定遊技(例えば確率変動遊技)に移行するか否かを決定する「当り図柄決定乱数」等を挙げることができる。尚、変動態様の内容や確定識別情報の内容等を決定する際、これらすべての乱数を使用する必要はなく、互いに同一又は相違する、少なくとも一つの乱数を使用すればよい。また、例えば、一種の乱数(例えば当選乱数)が、別種の乱数(例えば図柄決定乱数)を兼ねていてもよい。「操作部による操作」とは、例えば、オン状態とオフ状態とに切り替わるボタン形式のものであれば、短期間だけオン状態とする操作態様(単発押し)、短期間だけオン状態とすることを繰り返す操作態様(連打)、長期間オン状態を維持する操作態様(長押し)、等を挙げることができ、例えば、複数のボタン形式を一纏めにしたもの(いわゆる十字ボタン)であれば、当該複数のボタン形式を所定の順序で単発押しする操作態様、等を挙げることができ、操作部との距離に応じて段階的にオン状態が切り替わる(長距離であればオン状態1、中距離であればオン状態2、近距離であればオン状態3、近接又は接触であればオン状態4、といった具合)ものであれば、当該段階的なオン状態を異なる操作態様とすることができる、といったように様々な操作態様を概念することができる。
以下、本実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、従来の第1種ぱちんこ遊技機に関するものであるが、これに限定されず、他の遊技機{例えば、従来の第2種や第3種、一般電役、普通機、複合機(例えば、従来の第1種の機能を二つ有する遊技機や、従来の第1種の機能と従来の第2種の機能を一つ有する遊技機)といったぱちんこ遊技機や回胴式遊技機(いわゆるスロットマシン)}に応用された場合も範囲内である。尚、あくまで一実施形態であり、各手段が存在する場所や機能等、各種処理に関しての各ステップの順序、フラグのオン・オフのタイミング、各ステップの処理を担う手段名等に関し、以下の態様に限定されるものではない。更に、以下の実施形態や変更例は、特定のものに対して適用されると限定的に解すべきでなく、どのような組み合わせであってもよい。例えば、ある実施形態についての変更例は、別の実施形態の変更例であると理解すべきであり、また、ある変更例と別の変更例が独立して記載されていたとしても、当該ある変更例と当該別の変更例を組み合わせたものも記載されていると理解すべきである。また、本実施形態では、各種テーブルに関し、抽選テーブルと参照テーブルとが存在するが、これらも限定的ではなく、抽選テーブルを参照テーブルとしたり或いはこの逆としてもよい。更に、以下の実施形態や変更例において示す具体的一例としての数値{例えば、抽選実行時における当選確率、特別遊技時における最大ラウンド数、図柄変動時間、各遊技状態における継続回数、等}は、あくまで一例であり、特に、異なる条件下(例えば、第1主遊技側と第2主遊技側との条件別、確率変動遊技時と非確率変動遊技時との条件別、時間短縮遊技時と非時間短縮遊技時との条件別、等)において示した数値の大小関係や組み合わせは、以下の実施形態や変更例の趣旨を大きく逸脱しない限りにおいては、適宜変更してもよいものであると理解すべきである。例えば、第1主遊技側と第2主遊技側とで、抽選実行時における当選確率や特別遊技時における最大ラウンド数の期待値における大小関係が、第1主遊技側=第2主遊技側となるよう例示されていたとしても、当該大小関係を第1主遊技側<第2主遊技側とする、或いは、第1主遊技側>第2主遊技側とするといったように適宜変更してもよい(その他の数値、条件下についても同様)。また、例えば、確率変動遊技状態の継続回数として、次回大当りが発生するまで継続するとの趣旨に基づき構成するに際し、継続回数として「65535」をセットするのか(実質的に継続するよう構成する)、或いは、継続回数をセットせずに次回大当りが発生するまで確率変動遊技状態を維持する、といった同一趣旨に基づく実現方法の選択肢においても、以下の実施形態や変更例の趣旨を大きく逸脱しない限りにおいては、適宜変更してもよいものであると理解すべきである。
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係るぱちんこ遊技機の前面側の基本構造を説明する。ぱちんこ遊技機は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。以下、これらを順に説明する。
はじめに、ぱちんこ遊技機の遊技機枠は、外枠102、前枠104、透明板106、扉108、上球皿110、下球皿112及び発射ハンドル116を含む。まず、外枠102は、ぱちんこ遊技機を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠104は、外枠102の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構を介して外枠102に開閉可能に取り付けられる。前枠104は、遊技球を発射する機構、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導又は回収するための機構等を含む。透明板106は、ガラス等により形成され、扉108により支持される。扉108は、図示しないヒンジ機構を介して前枠104に開閉可能に取り付けられる。上球皿110は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿112への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿112は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。また、上球皿110と下球皿112の間にはスピーカ114が設けられており、遊技状態等に応じた効果音が出力される。
次に、遊技盤は、外レール122と内レール124とにより区画された遊技領域120が形成されている。そして、当該遊技領域120には、図示しない複数の遊技釘及び風車等の機構や各種一般入賞口の他、主遊技始動口2110、補助遊技始動口2210、大入賞口2120、主遊技図柄表示装置2130、演出表示装置2140、補助遊技図柄表示装置2220、センター飾り192及びアウト口142が設置されている。以下、各要素を順番に詳述する。
まず、主遊技始動口2110は、主遊技に対応する始動入賞口として設置されている。具体的構成としては、主遊技始動口2110は、主遊技始動口入球検出装置2111と、主遊技始動口電動役物2112と、主遊技始動口電動役物2112を開閉させるための主遊技始動口電動役物ソレノイド2112aとを備える。ここで、主遊技始動口入球検出装置2111は、主遊技始動口2110への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す主遊技始動口入球情報を生成する。次に、主遊技始動口電動役物2112は、主遊技始動口2110に遊技球が入賞し得る通常状態と当該通常状態よりも遊技球が入賞し易い開放状態に可変する。
次に、補助遊技始動口2210は、補助遊技に対応する始動入賞口として設置されている。具体的構成としては、補助遊技始動口2210は、補助遊技始動口入球検出装置2211を備える。ここで、補助遊技始動口入球検出装置2211は、補助遊技始動口2210への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す補助遊技始動口入球情報を生成する。尚、補助遊技始動口2210への遊技球の入球は、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112を拡開させるための抽選の契機となる。
次に、大入賞口2120は、主遊技が所定態様で停止した場合に開状態となる、横長方形状を成しアウト口142の上方に位置した、主遊技に対応した入賞口である。具体的構成としては、大入賞口2120は、遊技球の入球を検出するための大入賞口入賞検出装置2121と、大入賞口電動役物2122と、大入賞口電動役物2122を開閉させるための大入賞口電動役物ソレノイド2122aとを備える。ここで、大入賞口入賞検出装置2121は、大入賞口2120への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す大入賞口入球情報を生成する。大入賞口電動役物2122は、大入賞口2120に遊技球が入賞不能又は入賞困難な通常状態と遊技球が入賞し易い開放状態に大入賞口2120を可変させる。
次に、主遊技図柄表示装置2130は、主遊技に対応する主遊技図柄(特別図柄)の変動表示及び停止表示を行う。具体的構成としては、主遊技図柄表示装置2130は、主遊技図柄表示部2131と、主遊技図柄保留表示部2132とを備える。ここで、主遊技図柄保留表示部2132は、4個のランプから構成され、当該ランプの点灯個数が、主遊技に係る乱数の保留数(実行されていない主遊技図柄の変動数)に相当する。尚、主遊技図柄表示装置2130は、例えば7セグメントLEDで構成されている場合には、主遊技図柄は、「0」〜「7」の8種類の数字及びハズレの「−」で表示される。
尚、主遊技図柄は必ずしも演出的な役割を持つ必要が無いため、本実施形態では、主遊技図柄表示装置2130の大きさは、目立たない程度に設定されている。しかしながら、主遊技図柄自体に演出的な役割を持たせて装飾図柄を表示させないような手法を採用する場合には、後述する演出表示装置2140のような液晶ディスプレイに、主遊技図柄を表示させるように構成してもよい。
次に、演出表示装置2140は、主として、主遊技図柄と連動して変動・停止する装飾図柄を含む演出画像の変動表示及び停止表示が行われる。具体的構成としては、演出表示装置2140は、装図表示部2141と、装図保留表示部2142とを備える。ここで、装図表示部2141は、例えば、スロットマシンのゲームを模した複数列の装飾図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。尚、演出表示装置2140は、本実施形態では液晶ディスプレイで構成されているが、機械式のドラムやLED等の他の表示手段で構成されていてもよい。次に、装図保留表示部2142は、4個のランプから構成され、当該ランプは、主遊技図柄の保留ランプと連動している。
次に、補助遊技図柄表示装置2220は、補助遊技図柄(普通図柄)の変動表示及び停止表示が行われる。具体的構成としては、補助遊技図柄表示装置2220は、補助遊技図柄表示部2221と、補助遊技図柄保留表示部2222とを備える。ここで、補助遊技図柄保留表示部2222は、4個のランプから構成され、当該ランプの点灯個数が、補助遊技図柄変動の保留数(実行されていない補助遊技図柄変動の数)に相当する。
最後に、センター飾り192は、演出表示装置2140の周囲に設置され、遊技球の流路、演出表示装置2140の保護、装飾等の機能を有する。また、遊技効果ランプ190は、遊技領域120又は遊技領域120以外の領域に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。
次に、図2を参照しながら、ぱちんこ遊技機の背面側における基本構造を説明する。ぱちんこ遊技機には、ぱちんこ遊技機の全体動作を制御し、特に主遊技始動口2110へ入球したときの抽選等、遊技動作全般の制御(即ち、遊技者の利益と直接関係する制御)を行う主制御装置(メイン基板)1000と、遊技内容に興趣性を付与する装図表示部2141上での各種演出・情報報知に係る表示制御を行う演出表示制御装置(演出表示制御手段){サブ基板(サブメイン基板)}2150と、サブ基板2150からのコマンドを受けて遊技の興趣性を高める演出が表示される演出表示装置2140と{サブ基板(サブサブ基板)}、賞球タンク212、賞球レール214及び各入賞口への入賞に応じて賞球タンク212から供給される遊技球を上球皿110へ払い出す払出ユニット216等を備える賞球払出機構(セット基盤)210と、払出ユニット216による払出動作を制御する賞球払出制御装置(賞球払出制御基板)3000と、上球皿110の遊技球(貯留球)を遊技領域120へ1球ずつ発射する発射装置232と、発射装置232の発射動作を制御する発射制御基板230と、ぱちんこ遊技機の各部へ電力を供給する電源ユニット290と、ぱちんこ遊技機の電源をオンオフするスイッチである電源スイッチ292等が、前枠104裏面(遊技側と反対側)に設けられている。尚、メイン基板、サブメイン基板、サブサブ基板、賞球払出制御基板は、それぞれ別個にCPU、ROM及びRAMを有している。
次に、図3のブロック図を参照しながら、本実施形態に係るぱちんこ遊技機の各種機能について説明する。はじめに、主制御装置1000は、遊技に係る遊技周辺機器2000{(主遊技周辺機器A、補助遊技周辺機器2200)、演出に係るサブメイン制御装置(演出表示制御手段2150)、主制御装置1000からの払出指示に基づき所定数の賞球の払出制御を行う賞球払出制御装置3000}と、情報伝達可能に接続されている。また、サブメイン制御装置(演出表示制御手段2150)は、画像演出を実行するサブサブ制御装置(演出表示装置2140)、各種遊技効果ランプ190(例えばサイドランプ)やスピーカ114等とも電気的に接続されている。そして、サブサブ制御装置(演出表示装置2140)は、十字キーやボタン等の遊技者によって操作可能な演出操作装置(いわゆるサブ入力ボタン)4000と電気的に接続されている。更に、賞球払出制御装置3000は、ステッピングモータやスプロケット等を備えた賞球払出装置と電気的に接続されている。尚、主制御装置1000、サブメイン制御装置(演出表示制御手段2150)、サブサブ制御装置(演出表示装置2140)、賞球払出制御装置3000等は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子等から構成される。また、演出表示制御手段2150(サブ基板)や演出表示装置2140(サブサブ基板)については後述する。尚、以下で主制御装置1000に含まれるとする各手段を周辺機器(例えば、遊技周辺機器2000)に搭載される形で構成してもよい。例えば、周辺機器(例えば、遊技周辺機器2000)に含まれるとする各手段を主制御装置1000に搭載される形で構成してもよい。以下、上記各手段(装置)の詳細を説明する。
まず、主制御装置1000は、主遊技(特別遊技等)・補助遊技・一般遊技に関する主たる制御を司る遊技制御手段1100と、遊技周辺機器2000やサブ基板側に各種遊技情報{例えば、停止図柄情報、停止図柄の属性情報(例えば、確率変動大当り、突然確率変動大当り、時間短縮変動大当り、小当り、ハズレ)、変動態様に関する情報(例えば、変動時間)、特別遊技の開始信号・状態情報・終了信号、保留情報等}を送信するための情報送信手段1200と、各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の賞球の払出を行うように賞球払出制御装置3000を制御する賞球払出決定手段1300とを有している。
ここで、遊技制御手段1100は、各入球口(始動口等)への遊技球の流入を判定するための入球判定手段1110と、各乱数の取得可否を判定し、当該判定結果に基づき当該各乱数を取得するための乱数取得判定実行手段1120と、変動表示中における各始動口への入球を保留球として上限個数以内で一時記憶するための保留制御手段1130と、後述する主遊技側乱数(当選乱数)に基づき当りであるか否かを抽選する当否抽選手段1135と、各乱数に基づき、各図柄の停止図柄及び変動態様(変動時間等)を決定するための図柄内容決定手段1140と、各図柄の変動及び停止表示する制御を行うための表示制御手段1150と、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112の開閉決定に直接関連する各種処理を行うための電動役物開閉制御手段1160と、通常遊技よりも遊技者に有利な特別遊技に関する制御を司る特別遊技制御手段1170と、主遊技及び補助遊技に関し、現在の遊技状態をどの遊技状態に移行させるかの決定と、当該決定に基づき遊技状態を移行させる処理を行うための特定遊技制御手段1180と、現在の遊技状態[例えば、主遊技に関する状態{通常遊技状態、特定遊技状態(確率変動遊技状態、時間短縮遊技状態)、特別遊技状態}、補助遊技に関する状態(易開放状態、非易開放状態)、主遊技図柄に係る停止図柄及び変動態様情報、各種フラグのオンオフ状況、特別遊技中の遊技状態(例えばラウンド数や入賞個数情報)]等を一時記憶するための遊技状態一時記憶手段1190とを有している。以下、各手段について詳述する。
まず、入球判定手段1110は、主遊技始動口2110へ遊技球が入球したか否かを判定する主遊技始動口入球判定手段1111と、補助遊技始動口2210に遊技球が流入したか否かを判定する補助遊技始動口入球判定手段1112とを有している。
次に、乱数取得判定実行手段1120は、主遊技始動口2110への遊技球の入球に基づき主遊技側乱数を取得するか否かを判定すると共に、判定結果に応じて当該乱数(例えば、当選乱数、変動態様決定乱数、主遊技図柄決定乱数等)を取得する主遊技乱数取得判定実行手段1121と、補助遊技側乱数の取得の可否を判定し、当該判定結果に基づき当該乱数を取得するための補助遊技乱数取得判定実行手段1122とを有している。
ここで、上記を含め本特許請求の範囲及び本明細書における「乱数」は、例えば、乱数の種類により割り振られた「0」〜「65535」(当選乱数)や「0」〜「255」(変動態様決定乱数)といった所定範囲からランダムに選択された値である。また、乱数としては、数学的に発生させる乱数でなくともよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数等により発生させる擬似乱数でもよい。例えば、乱数にある夫々の値の発現方式が、乱数の数列に沿って順々に値を発現させる方式(プラスワン方式)、乱数の数列の最終値が発現したときの次の値(初期値)を偶然性のある値によって定める方式(初期値更新方式)、これらの組み合わせ等を挙げることができる。
次に、保留制御手段1130は、主遊技図柄変動許可が下りていない状況で取得した当該主遊技側乱数を一時記憶するか否かを判定し、当該判定結果に基づき前記乱数を図柄変動許可が下りるまで主遊技図柄保留情報一時記憶手段1131aに保留するための主遊技図柄保留手段1131と、補助遊技図柄変動許可が下りていない状況で取得した当該補助遊技側乱数を一時記憶するか否かを判定し、当該判定結果に基づき前記乱数を図柄変動許可が下りるまで補助遊技図柄保留情報一時記憶手段1132aに保留するための補助遊技図柄保留手段1132と、を有している。ここで、主遊技図柄保留手段1131及び補助遊技図柄保留手段1132は、最大4個まで記憶可能な、前記乱数を保留順序と結合した形で一時記憶するための、主遊技図柄保留情報一時記憶手段1131a及び補助遊技図柄保留情報一時記憶手段1132aを夫々有している。
次に、当否抽選手段1135は、当否抽選の結果、当りである場合に特別遊技への移行決定をする(例えば、内部的に当りフラグをオンにする)特別遊技移行決定手段1135aと、当否抽選を行う際に参照される当否抽選用テーブル1135bと、を有している。ここで、当否抽選用テーブル1135bは、主遊技図柄に関しての大当り抽選を行う際に参照される主遊技用当否抽選テーブル1135b−1を有している。尚、各抽選テーブルは、図示しないが、遊技状態毎に異なるテーブルを有している。例えば、各抽選テーブルは、通常遊技状態(時間短縮遊技状態)の際に用いられる低確率抽選用テーブルと、確率変動遊技状態の際に用いられる高確率抽選用テーブルと、を有する。
次に、図柄内容決定手段1140は、取得した主遊技側乱数に基づき、主遊技図柄の停止図柄と変動態様(変動時間等)を決定する主遊技内容決定手段1141と、取得した補助遊技側乱数に基づき補助遊技図柄の停止図柄を決定する補助遊技内容決定手段1142とを有している。
ここで、主遊技内容決定手段1141は、主遊技図柄に係る停止図柄や変動態様を決定する際に参照される主遊技内容決定用抽選テーブル1141aを有しており、当該主遊技内容決定用抽選テーブル1141aは、当否結果・遊技状態・保留球数に応じて異なる各種抽選テーブルを備えている(例えば、遊技状態に関しては、通常遊技→主遊技通常遊技状態用抽選テーブル、確率変動遊技→主遊技確率変動遊技状態用抽選テーブル、時間短縮遊技→主遊技時間短縮遊技状態用抽選テーブル)。更に、補助遊技内容決定手段1142は、補助遊技図柄に係る停止図柄を決定する際に参照される補助遊技内容決定用抽選テーブル1142aを有しており、当該補助遊技内容決定用抽選テーブル1142aは、遊技状態に応じて異なる各種当選テーブルを備えている(例えば、通常遊技→補助遊技通常用抽選テーブル、確率変動遊技及び時間短縮遊技→補助遊技時間短縮用抽選テーブル)(テーブルの詳細については不図示)。
次に、表示制御手段1150は、主遊技図柄表示装置2130の主遊技図柄表示部2131上で、所定時間主遊技図柄を変動させた後に停止表示する制御を行う主遊技図柄制御手段1151と、補助遊技図柄表示装置2220の補助遊図柄技表示部2221上で、所定時間補助遊技図柄を変動させた後に停止表示する制御を行う補助遊技図柄制御手段1152とを有している。
ここで、主遊技図柄制御手段1151は、前記主遊技内容決定手段1141により決定された変動態様に係る変動時間を管理するための主遊技図柄変動時間管理手段1151aを更に有している。また、主遊技図柄変動時間管理手段1151aは、ゼロクリア可能な主遊技図柄変動管理用タイマ1151a−1(デクリメントカウンタ)を更に有している。更に、補助遊技図柄制御手段1152は、補助遊技図柄表示装置2220の補助遊技図柄表示部2221上での補助遊技図柄の変動時間を管理するための補助遊技図柄変動時間管理手段1152aを有している。また、補助遊技図柄変動時間管理手段1152aは、時間を計測可能な補助遊技図柄変動管理用タイマ1152a−1を更に備えている。
次に、電動役物開閉制御手段1160は、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112を開閉する処理を行うための条件を充足しているか否かを判定するための条件判定手段1161と、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112の駆動(開放)時間を計測する開放タイマ1162とを有している。
次に、特別遊技制御手段1170は、特別遊技に移行するための条件を充足しているか否か、具体的には、当りに当選している(当りフラグが発生している)か否かの判定と共に、主遊技図柄が所定態様で停止したか否かを判定する条件判定手段1171と、特別遊技移行条件を充足している場合、当該特別遊技の内容(具体的には、ラウンド数、ラウンド間時間等)を特別遊技関連情報一時記憶手段1191c中にセットする特別遊技内容決定手段1172と、大入賞口2120を所定条件で開状態にするという特別遊技を実行するための特別遊技実行手段1173と、特別遊技に関する各種処理の時間管理を行うための特別遊技時間管理手段1174とを有している。ここで、特別遊技時間管理手段1174は、時間を計測可能な特別遊技用タイマ1174aを更に有している。また、特別遊技内容決定手段1172は、特別遊技関連情報一時記憶手段1191cにセットされるべき前記特別遊技の内容を特定する際に参照される特別遊技内容参照テーブル1172aを更に有している(テーブルの詳細については不図示)。
次に、特定遊技制御手段1180は、特定遊技状態の終了条件を充足しているか否かを判定する特定遊技終了条件判定手段1181を有している。ここで、特定遊技終了条件判定手段1181は、時短回数をカウント可能な時短回数カウンタ1181aを更に有している。ここで、「特定遊技」とは、例えば、特別遊技への抽選確率が通常遊技時よりも高い確率変動遊技や、主遊技図柄の変動時間が通常遊技時よりも相対的に短い時間短縮遊技を指す。
ここで、本実施形態においては、当該時短中には非時短中と比較して、主遊技図柄の変動時間が相対的に短縮される(時間短縮機能)。更に、補助遊技図柄の変動時間も相対的に短縮されると共に、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112の開放時間が相対的に延長される(開放時間延長機能)。尚、上記の特定遊技終了条件判定手段1181は、例えば、回数制限付きの確率変動遊技において終了回数に到達したか否かを判定する機能を有していたり(回数制限付確率変動遊技機能を有するぱちんこ遊技機の場合)、図柄変動の度に所定確率で特定遊技(例えば確率変動遊技や時間短縮遊技)から通常遊技への移行抽選を行う機能を有していてもよい(転落抽選機能を有するぱちんこ遊技機の場合)。
次に、遊技状態一時記憶手段1190は、主遊技における現在の遊技状態を一時記憶するための主遊技状態一時記憶手段1191と、補助遊技における現在の遊技状態を一時記憶するための補助遊技状態一時記憶手段1192とを有している。
ここで、主遊技状態一時記憶手段1191は、各種遊技状態における各種フラグのオンオフ情報を一時記憶するためのフラグ一時記憶手段1191aと、現在変動中の主遊技図柄(変動開始条件が成立した主遊技図柄)に係る停止図柄及び変動態様情報を一時記憶するための主遊技図柄情報一時記憶手段1191bと、特別遊技に関する情報(例えば、ラウンド数、任意のラウンドにおける遊技球の入賞個数等)を一時記憶するための特別遊技関連情報一時記憶手段1191cとを有している。
また、補助遊技状態一時記憶手段1192は、補助遊技に関する情報(例えば、補助遊技当選フラグ・補助遊技変動中フラグ・開放延長フラグ・電動役物開放中フラグ・時間短縮フラグ等の各種フラグのオンオフ情報)を一時記憶するための補助遊技関連情報一時記憶手段1192aと、現在変動中の補助遊技図柄(変動開始条件が成立した補助遊技図柄)に係る停止図柄等の情報を一時記憶するための補助遊技図柄情報一時記憶手段1192bとを有している。
次に、遊技周辺機器2000について説明する。尚、一部の周辺機器については既に詳細構成を述べたので、残る構成について説明する。まず、遊技周辺機器2000は、主遊技側の周辺機器である主遊技周辺機器Aと、補助遊技に関する補助遊技周辺機器2200とを有している。以下、これらの周辺機器を順番に説明する。
まず、主遊技周辺機器Aは、特別遊技移行の契機となる主遊技始動口2110と、主遊技図柄の停止表示及び変動表示が可能な主遊技図柄表示装置2130と、通常遊技の際には閉状態にあり、特別遊技の際には所定条件下で開状態となる大入賞口2120を有している。
次に、補助遊技周辺機器2200は、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112の開放の契機となる補助遊技始動口2210と、補助遊技図柄の停止表示及び変動表示が可能な補助遊技図柄表示装置2220とを有している。
次に、サブメイン制御装置(演出表示制御手段2150)及びサブサブ制御装置(演出表示装置2140)について説明する。はじめに、主制御装置1000は、演出に係る一切の表示制御を司る演出表示制御手段2150(サブメイン基板)と接続している。また、演出表示制御手段2150(サブメイン基板)は、装飾図柄の変動表示及び停止表示・特別遊技中の遊技進行状況を示す表示を含め、演出に係る表示を行う演出表示装置2140(サブサブ基板)と接続している。そして、演出表示装置2140(サブサブ基板)は、遊技者によって操作可能であり、演出表示装置2140上の表示内容を指示・選択可能な演出操作装置4000と接続している。以下、これらの装置・手段を順番に説明する。
まず、演出表示制御手段2150は、主制御装置1000側からの各種情報を受信するための表示情報受信手段2151と、主制御装置1000側からの前記情報に基づき、演出表示装置2140上での演出表示制御を行う表示制御手段2152と、を有している。以下、上記各手段を詳述する。
次に、表示情報受信手段2151は、主制御装置1000側からの主遊技に関する図柄情報を一時記憶するためのメイン側情報一時記憶手段2151aを有している。尚、メイン側情報一時記憶手段2151aに一時記憶された図柄情報は、以下で説明する各処理において、後述の各種手段により必要に応じ適宜参照される。
次に、表示制御手段2152は、演出表示装置2140の装図表示部2141上での装飾図柄の変動表示や停止表示及び図柄変動と連動して実行される演出に関する制御を司る装飾図柄表示制御手段2152aと、演出表示装置2140の装図保留表示部2142上での保留情報の表示処理に関する一切の制御を司る装図保留情報表示制御手段2152bと、演出表示装置2140上での特別遊技中の遊技進行状況に係る表示制御を司る特別遊技中表示制御手段2152dと、演出に関連する情報を一時記憶する演出表示関連情報一時記憶手段2152eと、を有している。
ここで、装飾図柄表示制御手段2152aは、メイン側情報一時記憶手段2151a内に一時記憶された主制御装置1000側からの図柄情報に基づき、装飾図柄の停止図柄と変動態様を決定するための装図表示内容決定手段2152a−1と、装飾図柄の変動態様と連動して実行される演出(後述する主演出)の動作内容を決定する主演出動作内容決定手段2152a−3と、装飾図柄の変動時間を計時するための変動時間管理タイマ2152a−4と、各種予告演出の実行可否や実行内容を決定するための予告演出内容決定手段2152a−5と、を更に有している。
次に、装図表示内容決定手段2152a−1は、装飾図柄の変動態様を決定する際に参照される装図変動内容決定用抽選テーブル2152a−1−1と、装飾図柄の停止図柄を決定する際に参照される装図停止図柄決定用抽選テーブル2152a−1−2と、を有している(テーブルの詳細については不図示)。
次に、主演出動作内容決定手段2152a−3は、後述する主演出の動作内容を一に決定するために参照される主演出動作内容決定用抽選テーブル2152a−3−1を有している(テーブルの詳細については後述)。
次に、変動時間管理タイマ2152a−4は、装飾図柄の変動開始時から確定表示までの時間を計時するための装図変動時間管理タイマ2152a−4−1を有している。
次に、予告演出内容決定手段2152a−5は、後述する予告演出の実行内容を一に決定するために参照される予告演出内容決定用抽選テーブル2152a−5−1と、サブ入力ボタン4000の入力操作可能期間を計時するための入力有効期間タイマ2152a−4−2と、サブ入力ボタン4000の入力操作に係る情報の表示制御を司るインジケータ演出表示制御手段2152fと、を有している。ここで、インジケータ演出表示制御手段2152fは、後述するインジケータ背面画像を一に決定するために参照されるインジケータ背面画像決定用抽選テーブル2152f−1を有している(テーブルの詳細については後述)。
次に、演出表示関連情報一時記憶手段2152eは、主制御装置1000側からの保留情報を一時記憶するための装図保留情報一時記憶手段2152e−2を有している。
尚、演出表示制御手段2150は、その他にも、遊技効果ランプ190の点灯及び消灯や、スピーカ114からの音声出力等の演出処理といった、画像表示以外の演出に係る一切の制御を更に制御する。また、本実施形態においては、演出表示制御手段2150が、装飾図柄、遊技ランプ及び音声の制御を一体的に行なうように構成しているが、機能的に別個の周辺機器として分離するように構成してもよい。この場合、当該周辺機器同士を基板対基板コネクタで接続するように構成してもよい。
尚、主遊技図柄表示装置2130及び補助遊技図柄表示装置2220が、主制御装置1000と情報伝達可能に接続されており、残る演出表示装置(サブサブ基板)2140が、演出表示制御手段(サブメイン基板)2150と情報伝達可能に接続されている。即ち、主遊技図柄表示装置2130及び補助遊技図柄表示装置2220は、主制御装置1000により制御され、演出表示装置2140は、演出表示制御手段2150により夫々制御されることを意味する。尚、主制御装置1000と片方向通信により制御される他の周辺機器を介して、別の周辺機器を制御するように構成してもよい。
次に、図3下段を参照しながら、サブ基板(サブメイン基板である演出表示制御手段2150とサブサブ基板である演出表示装置2140)のハード構成を説明することとする。尚、ここで示すハード構成は一例に過ぎず、これに限定されるものではない。まず、演出表示制御手段2150(メインサブ基板)は、表示制御用CPU2150a、読み書き可能なRAM2150b、図柄表示制御を行うための制御プログラムやデータ等が格納された制御ROM2150cから構成される。次に、演出表示装置2140(サブサブ基板)は、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)2140a、図柄データ等が格納されたキャラクタROM2140b、画像表示する表示データを展開するためのVRAM2140c、D/Aコンバータ2140dと、画像表示が実行されるLCD表示器2140eと、を有している。ここで、表示制御用CPU2150aは、主制御装置1000(メイン基板)側からの情報に基づき決定された装飾図柄変動に関するコマンドをVDP2140aに送信する。そして、VDP2140aは、表示制御用CPU2150aからのコマンドに基づき、キャラクタROM2140bから表示用データを読み出してVRAM2140c上に展開し、同期信号をLCD表示器2140eに送信すると共にD/Aコンバータ2140dを通じてRGB信号をLCD表示器2140eに送信する。これにより、VRAM2140cに展開した表示データがLCD表示器2140e上に表示されることになる。尚、サブメイン基板側から図柄変動開始コマンドをサブサブ基板側に送信することで図柄変動表示が開始され、サブメイン基板側から確定表示コマンドをサブサブ基板側に送信することで図柄変動が確定表示され図柄変動表示が終了する。そして、図柄変動表示開始から確定表示の間までは、サブメイン基板側からサブサブ基板側に仮停止コマンドを送信することで各装飾図柄列が仮停止するよう構成されている。
次に、図4〜図22のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係るぱちんこ遊技機の処理の流れを説明する。はじめに、図4〜図12のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係るぱちんこ遊技機のメイン基板側での処理の流れを説明する。まず、図4は、主制御装置1000が行う一般的な処理の流れを示したメインフローチャートである。遊技機の電源投入後、同図(a)の処理が実行される。即ち、遊技機の電源投入後、初期設定を行った後(不図示)、ステップ3502で、主制御装置1000は、RAMクリアボタンの入力ポートを確認し、電源供給ユニット290のリセットボタン(RAMクリアボタン)が操作されたか否か、即ち、遊技場の管理者等によって意図的にRAMの内容をクリアさせる操作が行われたか否かを判定する。ステップ3502でYesの場合、ステップ3504で、主制御装置1000は、主制御装置1000側のRAM内容(例えば、遊技状態一時記憶手段1190内の情報等)を全てクリアする。次に、ステップ3506で、情報送信制御手段1300は、主制御基板1000のRAMをクリアしたことを示すラムクリア情報(コマンド)をサブメイン制御部2320側に送信し(当該タイミングにて送信してもよいし、当該タイミングではコマンドをセットしておき後述する制御コマンド送信処理にて送信するよう構成してもよい)、ステップ3514の処理に移行する。他方、ステップ3502でNoの場合は、ステップ3508で、主制御装置1000は、主制御装置1000におけるRAM領域の内容をチェックする(例えば、電断時に記録されたチェックサムとRAM領域に保存されている情報量との比較を行う)。次に、ステップ3510で、主制御装置1000は、当該チェック結果に基づきRAMの内容が正常でないか否か(正確に電断時の情報がRAMにバックアップされていないか否か)を判定する。ステップ3510でYes、即ちRAMにバックアップされていたデータが異常な場合には、ステップ3504の処理(前述したRAMクリア処理)に移行する。他方、ステップ3510でNo、即ちRAMにバックアップされていたデータが正常な場合、ステップ3511で、主制御装置1000は、主遊技装置1000におけるRAM内に記憶(バックアップ)されている電断時の各種情報コマンドを取得し、ステップ3512で、取得した各種情報コマンドをサブメイン制御部2320側に送信し(当該タイミングにて送信してもよいし、当該タイミングではコマンドをセットしておき後述する制御コマンド送信処理にて送信するよう構成してもよい)、ステップ3514の処理に移行する。次に、ステップ3514で、主制御装置1000は、同図のステップ1000によって示される主制御装置1000側のメイン処理に係る実行定時割り込み(例えば、約1.5ms毎のハードウェア割り込みを契機とするが、本例では、当該割り込み周期をTとする)を許可し(その結果、当該実行定時割り込みタイミング到達時には、同図のステップ1000が実行されることとなる)、ステップ3020の処理に移行する。尚、ステップ3520に移行後は、次の定時割り込みタイミングに到達するまで、主制御装置1000は、各種乱数更新処理(例えば、乱数カウンタのインクリメント処理)を繰り返し実行することとなる。
次に、タイマ割り込み処理について説明する。主制御装置1000は、定時割り込みタイミングに到達した場合に発生する割り込み要求に基づいて、同図(b)の処理を実行する。即ち、定時割り込み周期Tの到達時(例えば、約1.5ms毎のハードウェア割り込み)を契機として、ステップ1100で、主制御装置1000は、後述の補助遊技内容決定乱数取得処理を実行する。次に、ステップ1200で、主制御装置1000は、後述の電動役物駆動判定処理を実行する。次に、ステップ1300で、主制御装置1000は、後述の主遊技内容決定乱数取得処理を実行する。次に、ステップ1400で、主制御装置1000は、後述の主遊技図柄表示処理を実行する。次に、ステップ1500で、主制御装置1000は、後述の特別遊技作動条件判定処理を実行する。次に、ステップ1600で、主制御装置1000は、後述の特別遊技制御処理を実行する。次に、ステップ1700で、主制御装置1000(特に賞球払出決定手段1400)は、遊技球が入賞した入賞口に基づき、賞球払出制御処理(賞球払出機構210の駆動制御等を賞球払出制御基板3000に実行させ、その結果を管理するための処理等)を実行する。次に、ステップ1800で、主制御装置1000は、外部信号の出力処理(外部端子板、ホールコンピュータH等への情報出力)を実行する。次に、ステップ1900で、主制御装置1000は、制御コマンド送信処理(前述の各処理でセットされたコマンドをサブメイン制御部側に送信する)を実行し、本割り込み処理の実行直前に実行されていた処理に復帰する。
次に、NMI割り込み処理について説明する。前述の通り、主制御装置1000は、リセットICからの電断信号がCPUのNMI端子に入力されるように構成されており、遊技機における電源断時において、同図(c)の処理が実行される。即ち、遊技機の電源断時(本例では、NMI割り込み時)において、ステップ3604で、主制御装置1000は、RAM領域の情報に基づき電断時情報(例えば、チェックサム)をセットする。次に、ステップ3606で、主制御装置1000は、RAM領域への書き込みを禁止すると共に、タイマ割り込み処理を禁止し、電源断待ちループ処理に移行する。
まず、図5は、図4におけるステップ1100のサブルーチンに係る、補助遊技内容決定乱数取得処理のフローチャートである。まず、ステップ1102で、補助遊技始動口入球判定手段1112は、補助遊技始動口2210の補助遊技始動口入球検出装置2211から補助遊技始動口入球情報を受信したか否かを判定する。ステップ1102でYesの場合、ステップ1104で、補助遊技乱数取得判定実行手段1122は、補助遊技図柄保留情報一時記憶手段1132aを参照し、保留球が上限(例えば4個)でないか否かを判定する。ステップ1104でYesの場合、ステップ1106で、補助遊技乱数取得判定実行手段1122は、補助遊技側乱数を取得する。次に、ステップ1108で、補助遊技図柄保留手段1132は、何個目の保留であるかという順番情報と共に、当該乱数を補助遊技図柄保留情報一時記憶手段1132aにセットする形で保留球を1加算(乱数保留)する。そして、ステップ1110で、情報送信手段1200は、補助遊技図柄保留情報一時記憶手段1132aを参照し、当該乱数が何個目の保留として記憶されたのかの情報を取得すると共に、当該情報を演出表示制御手段2150側に送信し、次の処理(ステップ1200の電動役物駆動判定処理)に移行する。尚、ステップ1102及びステップ1104でNoの場合も、次の処理(ステップ1200の電動役物駆動判定処理)に移行する。
次に、図6は、図4におけるステップ1200のサブルーチンに係る、電動役物駆動判定処理のフローチャートである。まず、ステップ1202で、電動役物開閉制御手段1160は、補助遊技関連情報一時記憶手段1192aを参照して、電動役物開放中フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ1202でYesの場合、ステップ1204で、補助遊技図柄制御手段1152は、補助遊技関連情報一時記憶手段1192aを参照して、補助遊技図柄変動中フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ1204でYesの場合、ステップ1206で、補助遊技内容決定手段1142は、補助遊技図柄保留情報一時記憶手段1132aを参照し、補助遊技図柄に関する保留球があるか否かを判定する。ステップ1206でYesの場合、ステップ1208で、補助遊技内容決定手段1142は、当該保留球に基づく補助遊技側乱数及び補助遊技側遊技状態に基づき停止図柄を決定する。次に、ステップ1210で、補助遊技図柄変動時間管理手段1152aは、補助遊技側遊技状態に基づき、補助遊技図柄変動管理用タイマ1152a−1に所定時間(例えば、時短遊技の場合には5秒、通常遊技の場合には30秒)をセットする。そして、ステップ1212で、補助遊技図柄制御手段1152は、補助遊技関連情報一時記憶手段1192a内の補助遊技変動中フラグをオンにする。次に、ステップ1214で、補助遊技図柄保留手段1132は、補助遊技図柄に関する当該保留球を1減算した上で補助遊技図柄保留情報一時記憶手段1132aに記録されている保留情報を更新すると共に、補助遊技図柄制御手段1152は、補助遊技図柄変動管理用タイマ1152a−1をスタートした後、補助遊技図柄表示部2221上で補助遊技図柄の変動表示を開始する。次に、ステップ1216で、補助遊技図柄変動時間管理手段1152aは、補助遊技図柄変動管理用タイマ1152a−1を参照して、前記所定時間に到達したか否かを判定する。ステップ1216でYesの場合、ステップ1218で、補助遊技図柄制御手段1152は、補助遊技図柄表示部2221上で、前記ステップ1208で補助遊技内容決定手段1142が決定した停止図柄を確定表示する。そして、ステップ1220で、補助遊技図柄制御手段1152は、補助遊技関連情報一時記憶手段1192a内の補助遊技図柄変動中フラグをオフにする。次に、ステップ1222で、条件判定手段1161は、当該停止図柄が「当り」であるか否かを判定する。ステップ1222でYesの場合、ステップ1224で、電動役物開閉制御手段1160は、補助遊技側遊技状態に基づき、開放タイマ1162に所定時間(例えば、時短遊技の場合には5秒、通常遊技の場合には0.5秒)セットする。次に、ステップ1226で、電動役物開閉制御手段1160は、補助遊技関連情報一時記憶手段1192a内の電動役物開放中フラグをオンにする。そして、ステップ1228で、電動役物開閉制御手段1160は、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112を開放する。次に、ステップ1230で、電動役物開閉制御手段1160は、開放タイマ1162を参照して、前記所定時間に到達したか否かを判定する。ステップ1230でYesの場合、ステップ1232及びステップ1234で、電動役物開閉制御手段1160は、主遊技始動口2110の主遊技始動口電動役物2112を閉鎖すると共に、補助遊技関連情報一時記憶手段1192a内の電動役物開放中フラグをオフにし、次の処理(ステップ1300の主遊技内容決定乱数取得処理)に移行する。
尚、ステップ1202でNoの場合はステップ1230に移行し、ステップ1204でNoの場合はステップ1216に移行し、ステップ1206、ステップ1216、ステップ1222及びステップ1230でNoの場合は次の処理(ステップ1300の主遊技内容決定乱数取得処理)に移行する。
次に、図7は、図4におけるステップ1300のサブルーチンに係る、主遊技内容決定乱数取得処理のフローチャートである。まず、ステップ1302で、主遊技始動口入球判定手段1111は、主遊技始動口2110の主遊技始動口入球検出装置2111から主遊技始動口入球情報を受信したか否かを判定する。ステップ1302でYesの場合、ステップ1304で、主遊技乱数取得判定実行手段1121は、主遊技図柄保留情報一時記憶手段1131aを参照し、保留球が上限(例えば4個)でないか否かを判定する。ステップ1304でYesの場合、ステップ1306で、主遊技乱数取得判定実行手段1121は、主遊技側乱数(当選乱数、変動態様決定乱数、主遊技図柄決定乱数等)を取得し、主遊技図柄保留手段1131が、何個目の保留であるかという順番情報と共に、当該乱数を主遊技図柄保留情報一時記憶手段1131aにセット(乱数保留)する。そして、ステップ1308で、情報送信手段1200は、主遊技図柄保留情報一時記憶手段1131aを参照し、当該乱数が何個目の保留として記憶されたのかの情報を取得すると共に、当該情報を演出表示制御手段2150側に送信し、次の処理(ステップ1400の主遊技図柄表示処理)に移行する。尚、ステップ1302及びステップ1304でNoの場合も、次の処理(ステップ1400の主遊技図柄表示処理)に移行する。
次に、図8は、図4におけるステップ1400のサブルーチンに係る、主遊技図柄表示処理のフローチャートである。まず、ステップ1402で、主遊技内容決定手段1141は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する。ここで、この変動開始条件は、特別遊技中や主遊技図柄変動中でないことが条件となる。
ステップ1402でYesの場合、ステップ1404で、主遊技内容決定手段1141は、主遊技図柄保留情報一時記憶手段1131aに一時記憶されている、今回の図柄変動に係る主遊技側乱数を読み出す(保留消化)。次に、ステップ1406で、当否抽選手段1135は、主遊技側乱数(当選乱数)及び遊技状態に基づき、主遊技用当否抽選テーブル1135b−1を参照し、主遊技図柄当否(大当り)抽選を実行する。そして、ステップ1408で、特別遊技移行決定手段1135aは、抽選結果が当りか否かを判定する。ステップ1408でYesの場合、ステップ1410で、特別遊技移行決定手段1135aは、フラグ一時記憶手段1191a内の当りフラグをオンにする。他方、ステップ1408でNoの場合には、ステップ1410をスキップする。
そして、ステップ1412及びステップ1413で、主遊技内容決定手段1141は、主遊技内容決定用抽選テーブル1141a内の各抽選テーブルを参照し、主遊技側乱数(例えば、主遊技図柄決定乱数、変動態様決定乱数)に基づいて主遊技図柄に関する停止図柄を決定すると共に、当該決定した停止図柄に基づき変動態様を決定し、これらを主遊技図柄情報一時記憶手段1191bに一時記憶する。尚、前記参照されるテーブルは、当否結果・遊技状態・主遊技図柄に基づいて決定される(以下も同様)。次に、ステップ1414で、情報送信手段1200は、主遊技図柄情報一時記憶手段1191bに一時記憶された主遊技図柄に関する図柄情報(停止図柄情報、停止図柄の属性情報、変動態様情報等)を演出表示制御手段2150側に送信する。次に、ステップ1416で、主遊技図柄変動時間管理手段1151aが、所定時間(主遊技図柄情報一時記憶手段1191bに一時記憶された変動態様に係る変動時間)を主遊技図柄変動管理用タイマ1151a−1にセットする。そして、ステップ1418で、主遊技図柄制御手段1151は、主遊技図柄表示装置2130の主遊技図柄表示部2131上で、主遊技図柄情報一時記憶手段1191bに記憶された変動態様に従い、主遊技図柄の変動表示を開始する。次に、ステップ1420で、主遊技図柄制御手段1151は、フラグ一時記憶手段1191a内の変動中フラグをオンする。そして、ステップ1422で、主遊技図柄変動時間管理手段1151aが、所定時間に到達したか否かを判定する。ここで、ステップ1422でNoの場合には、次の処理(ステップ1500の特別遊技作動条件判定処理)に移行する。他方、ステップ1422でYesの場合、ステップ1424で、情報送信手段1200は、所定時間に到達した旨のコマンドを演出表示制御手段2150側に送信する。次に、ステップ1426で、主遊技図柄制御手段1151は、主遊技図柄表示装置2130の主遊技図柄表示部2131上での主遊技図柄の変動表示を停止し、主遊技図柄情報一時記憶手段1191bに記憶されている停止図柄を確定停止図柄として表示制御する。次に、ステップ1428で、主遊技図柄制御手段1151は、フラグ一時記憶手段1191a内の変動中フラグをオフにする。そして、ステップ1430で、主遊技図柄変動時間管理手段1151aは、主遊技図柄変動管理用タイマ1151a−1をリセットする。次に、ステップ1450で、主制御装置1000は、後述の特定遊技終了判定処理を実行し、次の処理(ステップ1500の特別遊技作動条件判定処理)に移行する。
尚、ステップ1402でNoの場合には、ステップ1432で、主遊技図柄制御手段1151は、フラグ一時記憶手段1191aを参照し、変動中フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ1432でYesの場合にはステップ1422に移行し、ステップ1432でNoの場合には、次の処理(ステップ1500の特別遊技作動条件判定処理)に移行する。
次に、図9は、図8におけるステップ1450のサブルーチンに係る、特定遊技終了判定処理のフローチャートである。まず、ステップ1452で、特定遊技制御手段1180は、時短回数カウンタ1181aを参照して、時短回数カウンタ値が0よりも大きいか否かを判定する。ステップ1452でYesの場合、ステップ1454で、特定遊技制御手段1180は、時短回数カウンタ1181aの時短回数カウンタ値を1減算する。次に、ステップ1456で、特定遊技制御手段1180は、時短回数カウンタ1181aを参照して、時短回数が0であるか否かを判定する。ステップ1456でYesの場合、ステップ1458で、特定遊技制御手段1180は、補助遊技関連情報一時記憶手段1192a内の時間短縮フラグをオフにし、次の処理(ステップ1500の特別遊技作動条件判定処理)に移行する。尚、ステップ1452及びステップ1456でNoの場合にも、次の処理(ステップ1500の特別遊技作動条件判定処理)に移行する。
次に、図10は、図4におけるステップ1500のサブルーチンに係る、特別遊技作動条件判定処理のフローチャートである。まず、ステップ1502で、条件判定手段1171は、フラグ一時記憶手段1191aを参照し、当りフラグがオンであるか否かを判定する。ステップ1502でYesの場合、ステップ1504で、条件判定手段1171は、主遊技図柄表示装置2130の主遊技図柄表示部2131上に表示された主遊技図柄が所定の大当り図柄(所定態様)で停止したか否かを判定する。ステップ1504でYesの場合、ステップ1506で、特別遊技内容決定手段1172は、当該所定態様に基づき、特別遊技内容参照テーブル1172aを参照することにより、当該特別遊技の内容を特別遊技関連情報一時記憶手段1191cにセットする。次に、ステップ1510及びステップ1512で、特定遊技制御手段1180は、特定遊技フラグ(フラグ一時記憶手段1191a内の確率変動フラグ及び補助遊技関連情報一時記憶手段1192内の時間短縮フラグ)を一旦オフにすると共に、時短回数カウンタ1181aをリセット(時短回数カウンタ値=0)する。そして、ステップ1514及びステップ1516で、条件判定手段1171は、フラグ一時記憶手段1191a内の特別遊技移行許可フラグをオンにすると共に当りフラグをオフにし、次の処理(ステップ1600の特別遊技制御処理)に移行する。尚、ステップ1502及びステップ1504でNoの場合には、次の処理(ステップ1600の特別遊技制御処理)に移行する。
次に、図11は、図4におけるステップ1600のサブルーチンに係る、特別遊技制御処理のフローチャートである。まず、ステップ1602で、特別遊技実行手段1173は、フラグ一時記憶手段1191aを参照し、特別遊技移行許可フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ1602でYesの場合、ステップ1604及びステップ1606で、特別遊技実行手段1173は、フラグ一時記憶手段1191a内の特別遊技移行許可フラグをオフにすると共に特別遊技実行フラグをオンにする。次に、ステップ1608で、情報送信手段1200は、演出表示制御手段2150側に特別遊技開始信号を送信し、ステップ1612に移行する。他方、ステップ1602でNoの場合、ステップ1610で、特別遊技実行手段1173は、フラグ一時記憶手段1191aを参照し、特別遊技実行フラグがオンであるか否かを判定する。そして、ステップ1610でYesの場合には、ステップ1612に移行する。尚、ステップ1610でNoの場合には、特別遊技実行手段1173は、特別遊技の許可が下りていないと判定し、次の処理(ステップ1700の賞球払出処理)に移行する。
次に、ステップ1612で、特別遊技実行手段1173は、フラグ一時記憶手段1191aを参照し、ラウンド継続フラグがオンであるか否か、換言すれば、当該ラウンドが途中であるか否かを判定する。ステップ1612でYesの場合、即ち、当該ラウンドが途中である場合、以下で詳述するステップ1614〜1622の処理を行うことなく、ステップ1624に移行する。他方、ステップ1612でNoの場合、即ち、当該ラウンドの開始直前である場合、まず、ステップ1614で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技関連情報一時記憶手段1191cにセットした開放パターン(例えば、開放し続ける開放パターン、開閉を行うパターン)をセットする。次に、ステップ1616で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技関連情報一時記憶手段1191c内の入賞球カウンタをゼロクリアする。次に、ステップ1618で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技関連情報一時記憶手段1191c内のラウンド数カウンタに1を加算する。尚、特別遊技関連情報一時記憶手段1191cに記憶されているラウンド数は、特別遊技開始直後(初期値)は0であり、以後ラウンドを重ねていく毎に1ずつインクリメントされる。次に、ステップ1620で、特別遊技実行手段1173は、フラグ一時記憶手段1191a内のラウンド継続フラグをオンにする。そして、ステップ1622で、特別遊技実行手段1173は、大入賞口2120の大入賞口電動役物2122を駆動して大入賞口2120を開放し、ステップ1624に移行する。
次に、ステップ1624で、情報送信手段1200は、演出表示制御手段2150側に現在の遊技状態情報(例えば、現在のラウンド数や遊技球の入賞個数等)を送信する。そして、ステップ1626で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技関連情報一時記憶手段1191cを参照して当該ラウンドで所定球(例えば10球)の入賞球があったか否かを判定する。ステップ1626でYesの場合には、ステップ1630に移行する。他方、ステップ1626でNoの場合、ステップ1628で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技用タイマ1174a(特に開放時間タイマ)を参照して所定時間が経過したか否かを判定する。ステップ1626でYesの場合にも、ステップ1630に移行し、Noの場合には、次の処理(ステップ1700の賞球払出処理)に移行する。
次に、ステップ1630で、特別遊技実行手段1173は、大入賞口2120の大入賞口電動役物2122の駆動を停止して大入賞口2120を閉鎖する。そして、ステップ1632で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技用タイマ1174a(特に開放時間タイマ)をリセットする。次に、ステップ1634で、特別遊技実行手段1173は、フラグ一時記憶手段1191a内のラウンド継続フラグをオフにする。次に、ステップ1636で、特別遊技実行手段1173は、特別遊技関連情報一時記憶手段1191cを参照して、当該ラウンドが最終ラウンド(例えば、大当りの場合は15ラウンド、小当りの場合は1ラウンド等)であるか否かを判定する。ステップ1636でYesの場合、ステップ1638で、特別遊技実行手段1173は、フラグ一時記憶手段1191a内の特別遊技実行フラグをオフにする。次に、ステップ1640で、情報送信手段1200は、演出表示制御手段2150側に特別遊技終了信号を送信する。そして、ステップ1650で、遊技制御手段1100は、後述の特別遊技終了後の遊技状態決定処理を実行し、次の処理(ステップ1700の賞球払出処理)に移行する。尚、ステップ1636でNoの場合にも、次の処理(ステップ1700の賞球払出処理)に移行する。
次に、図12は、図11におけるステップ1650のサブルーチンに係る、特別遊技終了後の遊技状態決定処理のフローチャートである。まず、ステップ1652で、特定遊技制御手段1180は、主遊技図柄情報一時記憶手段1191bを参照し、今回の特別遊技が確率変動大当りであるか否かを判定する。ステップ1652でYesの場合、ステップ1654及びステップ1656で、特定遊技制御手段1180は、フラグ一時記憶手段1191a内の確率変動フラグ及び補助遊技関連情報一時記憶手段1192a内の時間短縮フラグを夫々オンにする。次に、ステップ1657で、特定遊技制御手段1180は、時短回数カウンタ1181aに、許容されるカウンタ値の最大値(例えば、65535)をセットし、次の処理(ステップ1700の賞球払出処理)に移行する。
他方、ステップ1652でNoの場合、ステップ1658で、特定遊技制御手段1180は、主遊技図柄情報一時記憶手段1191bを参照し、今回の特別遊技が非確率変動大当り(時間短縮大当り)であるか否かを判定する。ステップ1658でYesの場合、ステップ1660及びステップ1662で、特定遊技制御手段1180は、補助遊技関連情報一時記憶手段1192a内の時間短縮フラグをオンにすると共に、時短回数カウンタ1181aに時短回数カウンタ値として所定値(例えば100)をセットし、次の処理(ステップ1700の賞球払出処理1700)に移行する。尚、ステップ1658でNoの場合、即ち、今回の特別遊技が非確率変動大当り(非時間短縮大当り)である場合にも、次の処理(ステップ1700の賞球払出処理)に移行する。
次に、図13〜図22のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係るぱちんこ遊技機のサブメイン基板(演出表示制御手段2150)側での処理の流れを説明する。まず、図13は、演出表示制御手段2150が行う一般的な処理の流れを示したメインフローチャート2000である。まず、ステップ2100で、演出表示制御手段2150は、後述する保留情報管理処理を実行する。次に、ステップ2200で、演出表示制御手段2150は、後述する演出表示内容決定処理を実行する。次に、ステップ2300で、演出表示制御手段2150は、後述する演出表示制御処理を実行する。次に、ステップ2400で、演出表示制御手段2150は、後述する特別遊技中表示制御処理を実行し、ステップ2100に戻る処理を繰り返す。以下、各サブルーチンに係る処理について詳述する。
次に、図14は、図13でのステップ2100のサブルーチンに係る、サブ(サブメイン基板)側で実行する保留情報管理処理のフローチャートである。まず、ステップ2102で、装図保留情報表示制御手段2152bは、メイン側情報一時記憶手段2151aを参照し、主制御装置1000側から保留情報を受信したか否かを判定する。ステップ2102でYesの場合、ステップ2104で、装図保留情報表示制御手段2152bは、装図保留情報一時記憶手段2152e−2内の装図保留カウンタ値に「1」を加算し、ステップ2120に移行する。他方、ステップ2102でNoの場合、ステップ2106で、装図保留情報表示制御手段2152bは、メイン側情報一時記憶手段2151aを参照し、主制御装置1000側から新たな図柄情報を受信したか否かを判定する。ステップ2106でYesの場合、ステップ2108で、装図保留情報表示制御手段2152bは、装図保留情報一時記憶手段2152e−2内の装図保留カウンタ値から「1」を減算する。次に、ステップ2110で、装図保留情報表示制御手段2152bは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内の図柄内容決定許可フラグをオンにし、ステップ2120に移行する。そして、ステップ2120で、装図保留情報表示制御手段2152bは、装図保留情報一時記憶手段2152e−2内の装図保留カウンタ値と同数の保留表示を、装図保留表示部2142上にて行い、次の処理(ステップ2200の演出表示内容決定処理)に移行する。尚、ステップ2106でNoの場合にも、次の処理(ステップ2200の演出表示内容決定処理)に移行する。
次に、図15は、図13でのステップ2200のサブルーチンに係る、サブ(サブメイン基板)側で実行する演出表示内容決定処理のフローチャートである。まず、ステップ2202で、装図表示内容決定手段2152a−1は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄内容決定許可フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2202でYesの場合、ステップ2204で、装図表示内容決定手段2152a−1は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄内容決定許可フラグをオフにする。次に、ステップ2205で、装図表示内容決定手段2152a−1は、メイン側情報一時記憶手段2151a内に一時記憶された主制御装置1000側からの図柄情報(特に、主遊技図柄の停止図柄情報)に基づき、装図停止図柄決定用抽選テーブル2152a−1−2を参照して、装飾図柄の停止図柄を決定すると共に、当該決定した内容を演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶する。次に、ステップ2208で、装図表示内容決定手段2152a−1は、メイン側情報一時記憶手段2151a内に一時記憶された主制御装置1000側からの図柄情報(特に、主遊技図柄の変動態様情報)及び演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶された装飾図柄の停止図柄に基づき、装図変動内容決定用抽選テーブル2152a−1−1を参照して、装飾図柄の変動態様(例えば、非リーチ、ノーマルリーチ、スーパーリーチといったリーチ種別等)を決定すると共に、当該決定した内容を演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶する。次に、ステップ2210で、主演出動作内容決定手段2152a−3は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶された装飾図柄の変動態様に基づき、主演出動作内容決定用抽選テーブル2152a−3−1を参照し、装飾図柄の変動態様に基づき実行される演出内容であって、主に装飾図柄の変動表示及び停止表示やリーチ画像に係る演出内容(以下、主演出や主演出内容と呼ぶことがある)を決定すると共に、当該決定した主演出内容に基づき、「表示更新タイミング」と「表示更新内容」とを導出して演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶する。
ここで、図16(主演出テーブル1)は、主演出動作内容決定用抽選テーブル2152a−3−1の一例である。本例に示されるように、本実施形態においては、主遊技図柄の当否結果(左端列にて図示されており、本例では、「ハズレ」又は「大当り」)及び装飾図柄の変動態様(左2列目にて図示されており、本例では「スーパーリーチ(総演出時間60秒)」の場合のみ例示)と取得乱数値(サブメイン基板側で取得した乱数値であって、左3列目にて図示)とに基づき、主演出内容(左4列目にて図示されており、本例では、「主演出A−1(ハズレ)」や「主演出A−1(大当り)」等)を決定可能に構成されている。そして、主演出内容が決定された場合には、「表示更新タイミング」と「表示更新内容」とを一義的に決定可能に構成されている。例えば、主演出内容=「主演出A−1(ハズレ)」であった場合には、「表示更新タイミング」=「変動開始時(0秒後)」において「表示更新内容」=「装図変動開始(全列)」と決定され、「表示更新タイミング」=「変動開始25秒後」において「表示更新内容」=「リーチ画像表示1(ハズレ)」と決定される。そして、後述するように、装飾図柄の変動時間に係る経過時間に応じて、「表示更新タイミング」に到達した「表示更新内容」が順次実行されることとなる。
フローチャートの説明に戻ると、次に、ステップ2230で、予告演出内容決定手段2152a−5は、後述する予告演出内容決定処理を実行する。次に、ステップ2220で、装図表示内容決定手段2152a−1は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄内容決定フラグをオンにし、次の処理(ステップ2300の演出表示制御処理)に移行する。尚、ステップ2202でNoの場合にも、次の処理(ステップ2300の演出表示制御処理)に移行する。
次に、図17は、図15でのステップ2230のサブルーチンに係る、サブ(サブメイン基板)側で実行する予告演出内容決定処理のフローチャートである。まず、ステップ2234で、予告演出内容決定手段2152a−5は、前述した処理にて決定された主演出内容に基づき、予告演出内容決定用抽選テーブル2152a−5−1を参照して、主演出と連動して実行される演出内容であって、主に主演出内容の大当り期待度を予告する演出内容(以下、予告演出や予告演出内容と呼ぶことがある)を決定すると共に、当該決定した予告演出内容に基づき、「表示更新タイミング」と「表示更新内容」とを導出して演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶する。
ここで、図17(予告演出テーブル1)は、予告演出内容決定用抽選テーブル2152a−5−1の一例である。本例に示されるように、本実施形態においては、主演出内容(左端列にて図示されており、本例では、「主演出A−1(ハズレ)」又は「主演出A−1(大当り)」の場合のみ例示)及び取得乱数値(サブメイン基板側で取得した乱数値であって、左2列目にて図示)に基づき、予告演出内容(左3列目にて図示されており、本例では、「予告演出B−1」〜「予告演出B−3」のいずれか)を決定可能に構成されている。そして、予告演出内容が決定された場合には、「表示更新タイミング」と「表示更新内容」とを一義的に決定可能に構成されている。例えば、予告演出内容=「予告演出B−1」であった場合には、表示更新タイミング」=「変動開始5秒後」において「表示更新内容」=「予告画像表示1」と決定される。そして、後述するように、装飾図柄の変動時間に係る経過時間に応じて、「表示更新タイミング」に到達した「表示更新内容」が、所定条件を充足した場合において実行されることとなる。尚、後述するように、本例で示した予告演出内容(「予告演出B−1」〜「予告演出B−3」)が選択された場合には、サブ入力ボタン4000の入力操作を促す画像が表示されることとなるが、本例で示した予告演出内容以外の予告演出内容(例えば、「予告演出B−4」等)を決定するよう構成しておき、これらが選択された場合には、サブ入力ボタン4000の入力操作を促す画像が表示されないよう構成してもよい。
次に、図18は、図13のステップ2300のサブルーチンに係る、サブ(サブメイン基板)側で実行する演出表示制御処理のフローチャートである。まず、ステップ2302で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄内容決定フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2302でYesの場合、ステップ2304で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄内容決定フラグをオフにする。次に、ステップ2306で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄変動中フラグをオンにする。次に、ステップ2309で、表示制御手段2152は、装図変動時間管理タイマ2152a−4−1をスタートし、ステップ2310に移行する。尚、ステップ2302でNoの場合にも、ステップ2310に移行する。
次に、ステップ2310で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄変動中フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2310でYesの場合、ステップ2320で、表示制御手段2152は、後述する表示更新処理を実行する。次に、ステップ2312で、表示制御手段2152は、主遊技図柄が停止表示されたか否かを判定する(例えば、メイン側情報一時記憶手段2151aを参照し、主制御装置1000側から主遊技図柄が停止表示される旨の情報を受信したか否かを判定する)。ステップ2312でYesの場合、ステップ2314で、表示制御手段2152は、装図変動時間管理タイマ2152a−4−1を停止すると共にリセット(ゼロクリア)する。次に、ステップ2318で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の図柄変動中フラグをオフにし、次の処理(ステップ2400の特別遊技中表示制御処理)に移行する。尚、ステップ2310又はステップ2312でNoの場合にも、次の処理(ステップ2400の特別遊技中表示制御処理)に移行する。
次に、図19は、図18のステップ2320のサブルーチンに係る、サブ(サブメイン基板)側で実行する表示更新処理のフローチャートである。まず、ステップ2321で、表示制御手段2152は、装図変動時間管理タイマ2152a−4−1のタイマ値及び演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶された各種演出内容の「表示更新タイミング」を確認する。次に、ステップ2322で、表示制御手段2152は、当該確認結果に基づき、主演出内容に係る表示更新タイミングに到達したか否かを判定する。ステップ2322でYesの場合、ステップ2324で、表示制御手段2152は、当該表示更新タイミングに到達した「表示更新内容」を参照し、サブサブ制御装置2140を駆使して所定の画像表示処理を実行し(装図表示部2141上にて、装図変動表示、装図仮停止表示、装図確定表示、リーチ画像表示を行い)、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
他方、ステップ2322でNoの場合、ステップ2332で、表示制御手段2152は、当該確認結果に基づき、予告演出内容に係る表示更新タイミングに到達したか否かを判定する。ステップ2332でYesの場合、ステップ2333で、表示制御手段2152は、当該表示更新タイミングに到達した予告演出内容が、所定の予告演出内容(本例では、「予告演出B−1」〜「予告演出B−3」)であるか否かを判定する。ステップ2333でYesの場合、ステップ2334で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタン4000の操作を促す所定の画像(以下、ボタン画像と呼ぶことがある)を装図表示部2141上にて表示する。次に、ステップ2336で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタン4000の入力操作を可能とする期間(操作受付期間Tlim)として所定期間(例えば、5秒)を、入力有効期間タイマ2152a−4−2にセットして計時(カウントダウン)を開始する。次に、ステップ2338で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の入力有効期間フラグをオンにする。次に、ステップ2340で、表示制御手段2152は、当該表示タイミングに到達した「表示更新内容」を取得(表示処理の実行を待機)し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2333でNoの場合、ステップ2341で、表示制御手段2152は、当該表示更新タイミングに到達した「表示更新内容」を参照し、サブサブ制御装置2140を駆使して所定の画像表示処理を実行し(装図表示部2141上にて、予告画像表示を行い)、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
他方、ステップ2332でNoの場合、ステップ2342で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の入力有効期間フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2342でYesの場合、ステップ2344で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2がタイムアップしていないか(タイマ値が0超過であるか)否かを判定する。ステップ2344でYesの場合、ステップ2370で、表示制御手段2152は、後述するインジケータ演出表示処理を実行する。次に、ステップ2346で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタン4000の入力操作が検出されたか否かを判定する。ステップ2346でYesの場合、ステップ2348で、表示制御手段2152は、前述の(ステップ2340の)処理にて取得した「表示更新内容」を参照し、サブサブ制御装置2140を駆使して所定の画像表示処理を実行する(装図表示部2141上にて、予告画像表示を行う)。次に、ステップ2350で、表示制御手段2152は、装図表示部2141上にて表示されているボタン画像を消去する。次に、ステップ2352で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の入力有効期間フラグをオフにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2344でNoの場合には、ステップ2350に移行し、ステップ2342又はステップ2346でNoの場合には、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図20は、図19のステップ2370のサブルーチンに係る、サブ(サブメイン基板)側で実行するインジケータ演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ2372で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、後述するインジケータ背景画像の表示処理(ステップ2374〜ステップ2378の処理)が未実行であるか否かを判定する。ステップ2372でYesの場合、ステップ2374で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、前述の(ステップ2340の)処理にて取得した「表示更新内容」に基づき、今回実行予定である予告演出内容を確認する。次に、ステップ2376で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該確認結果に基づき、インジケータ背面画像決定用抽選テーブル2152f−1を参照して、表示対象とするインジケータ背景画像を決定する。
ここで、図21は、インジケータ背面画像決定用抽選テーブル2152f−1の一例である。本例に示されるように、本実施形態においては、予告演出内容(左端列にて図示されており、本例では、「予告演出B−1」、「予告演出B−2」又は「予告演出B−3」)及び取得乱数値(サブメイン基板側で取得した乱数値であって、左2列目にて図示)に基づき、インジケータ背面画像(左3列目及び画像イメージ図として図示)を決定可能に構成されている。ここで、夫々の画像表示内容について補足説明すると、「背面画像表示1−1」〜「背面画像表示1−3」及び「背面画像表示1−S」は、矩形の画像であって当該画像の全面が塗りつぶされた画像を表示し、「背面画像表示2−1」〜「背面画像表示2−4」及び「背面画像表示2−S」は、矩形の画像であって当該画像内にてシンボル「!」が所定間隔で描かれた画像を表示し、「背面画像表示3−1」〜「背面画像表示3−4」及び「背面画像表示3−S」は、矩形の画像であって当該画像内にてシンボル「肉球」が所定間隔で描かれた画像を表示する。そして、本例に示されるように、表示予定である予告演出内容に応じて、インジケータ背面画像の選択率が相違する結果、インジケータ背面画像は表示予定である予告演出内容を示唆する演出内容となるのである。尚、本例はあくまで一例であり、インジケータ背面画像の形状や色、インジケータ背面画像内の各シンボルの配置(等間隔にて配置、密集して配置等)、或いは、選択方法(予告演出内容ではなく、装飾図柄の変動態様や大当り期待度に基づき選択する等)には限定されない。
フローチャートの説明に戻ると、次に、ステップ2378で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該決定したインジケータ背面画像を、所定の表示幅にてボタン画像近傍に付加して表示し、ステップ2380に移行する。尚、ステップ2372でNoの場合には、ステップ2380に移行する。次に、ステップ2380で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値Tを取得する。次に、ステップ2382で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該取得したタイマ値T(換言すれば、サブ入力ボタン4000の操作受付期間が満了するまでの残り時間)に基づき、インジケータ前面画像の表示サイズを決定する。次に、ステップ2384で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該決定した表示サイズにて、インジケータ前面画像をインジケータ背面画像より前面にて表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。ここで、図中欄外にて、ステップ2378及びステップ2384にて実行されるインジケータ背面画像及びインジケータ前面画像の表示イメージ図(表示イメージ図A、表示イメージ図B)を図示する。本イメージ図に示されるように、インジケータ前面画像の表示面積は、サブ入力ボタン4000の入力操作が有効である残り期間を報知する情報となる一方、インジケータ背面画像の表示面積は、サブ入力ボタン4000の入力操作が行われた際に表示される予告演出内容の示唆度合いを報知する情報となるのである。よって、双方の情報を視認した遊技者は、いつまでにサブ入力ボタン4000の入力操作を行うべきかが把握容易となると共に、自身の興趣にあわせてどのタイミングでサブ入力ボタン4000の入力操作を行うべきかを決定することができることとなる。尚、表示イメージ図Aが大当りの期待度が低く、表示イメージ図Bが大当りの期待度が高くなっている。
次に、図22は、図13でのステップ2400のサブルーチンに係る、特別遊技中表示制御処理のフローチャートである。まず、ステップ2402で、特別遊技中表示制御手段2152dは、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の特別遊技中フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ2402でYesの場合、ステップ2404で、特別遊技中表示制御手段2152dは、メイン側情報一時記憶手段2151aを参照し、主制御装置1000側から特別遊技開始信号を受信したか否かを判定する。ステップ2404でYesの場合、ステップ2406で、特別遊技中表示制御手段2152dは、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の特別遊技中フラグをオンにする。そして、ステップ2408で、特別遊技中表示制御手段2152dは、演出表示装置2140を駆使して、大当り開始表示を実行しステップ2422に移行する。
次に、ステップ2422で、特別遊技中表示制御手段2152dは、演出表示装置2140を駆使して、主制御装置1000側から逐次送信されている遊技情報に基づき、ラウンド数と入賞個数に係る情報を表示する。次に、ステップ2430で、特別遊技中表示制御手段2152dは、メイン側情報一時記憶手段2151aを参照し、主制御装置1000側から特別遊技終了信号を受信したか否かを判定する。ステップ2430でYesの場合、ステップ2432で、特別遊技中表示制御手段2152dは、演出表示装置2140を駆使して、大当り終了表示を実行する。そして、ステップ2436で、特別遊技中表示制御手段2152dは、演出表示関連情報一時記憶手段2152e内の特別遊技中フラグをオフにし、次の処理(ステップ2100の保留情報管理処理)に移行する。尚、ステップ2404又はステップ2430でNoの場合にも、次の処理(ステップ2100の保留情報管理処理)に移行する。
<まとめ>
以上のように構成することで、本実施形態によれば、サブ入力ボタン4000の入力操作有無に基づき、予告演出の表示可否が決定されるよう構成された遊技機において、予告演出の表示タイミングに到達した際、サブ入力ボタン4000の入力操作を促す画像(ボタン画像)が表示されると共に、表示予定である予告演出内容を示唆する演出画像(インジケータ背面画像)を表示することに加え、サブ入力ボタン4000の入力操作が可能となる期間(操作受付期間)の残り期間が減少することに応じて、当該演出画像が可視化される表示面積が増大するよう構成されているため、遊技者にとっては、いつまでにサブ入力ボタン4000の入力操作を行うべきかが把握容易となると共に、自身の興趣にあわせてどのタイミングでサブ入力ボタン4000の入力操作を行うべきかを決定することができ、遊技の興趣性を向上させることが可能となるのである。
<補足説明>
尚、本実施形態においては、主演出内容、予告演出内容、インジケータ背面画像を夫々異なる取得乱数値に基づき抽選して決定するよう構成されている(図16、図17、図21参照)。そして、インジケータ背面画像を決定するに際しては、予告演出内容の種類に基づき、異なる抽選テーブルが参照されるよう構成されている(図21参照)。このように構成した場合には、インジケータ背面画像の表示内容によって、「いずれの種類の予告演出内容が表示される予定であるかを示唆する」こととなる。しかしながら、このような構成に限定されるわけではなく、インジケータ背面画像の表示内容によって、「特別遊技移行期待度を示唆する」よう構成することも可能であり、その場合には、例えば、インジケータ背面画像を決定するに際しては、主演出内容の種類に基づき、異なる抽選テーブルが参照されるよう構成すればよい。更に、主演出内容又は予告演出内容と、インジケータ背面画像との関連性をより高めることを目的とし、主演出内容又は予告演出内容を決定する際に取得した取得乱数値のみに基づき、インジケータ背面画像を決定するよう構成してもよい。より具体的には、例えば、主演出内容(又は予告演出内容)を決定する際に取得した取得乱数値が「0〜799」であった場合{本例では、当否結果がハズレであった場合には、「主演出A−1(ハズレ)」(又は「予告演出B−1」)が選択される}、当該取得した「0〜799」の範囲内でインジケータ背面画像が決定される抽選テーブルを参照して、インジケータ背面画像を決定するよう構成することを挙げることができる{結果として、「主演出A−1(ハズレ)」(又は「予告演出B−1」)と当該決定されたインジケータ背面画像との関連性がより高まることとなる}。
また、本実施形態においては、予告演出内容の表示更新タイミングとして一のタイミング(本例では、図柄変動開始から5秒後)のみを例示しているが、予告演出内容の表示更新タイミングとして複数の異なるタイミング(例えば、図柄変動開始から5秒後、10秒後、15秒後・・・等)を設けるよう構成してもよく、その場合には、夫々のタイミングにて異なる系統の予告演出内容(例えば、いわゆるコメント予告、群予告、カットイン予告・・・等)を表示するよう構成してもよい。そして、このように構成した場合には、夫々のタイミングにてインジケータ演出の実行可否を決定するよう構成してもよい(例えば、コメント予告の表示更新タイミングにおいては、単にインジケータ前面画像を表示してサブ入力ボタン4000の操作受付期間のみを報知する一方、群予告の表示更新タイミングにおいては、インジケータ前面画像及びインジケータ背面画像を表示して、インジケータ演出を実行する等)。
<変更例>
尚、本実施形態においては、インジケータ背面画像内の各シンボルの配置が等間隔であり、インジケータ前面画像の遮蔽率はサブ入力ボタン4000の操作受付期間の残り時間に応じて一定の割合で減少するよう構成されているが、これには限定されない。その場合には、例えば、各シンボルの配置(間隔)をランダムにすることで、各シンボルの表示タイミングを不定とし、遊技者にとって当該表示タイミングを推測困難とすることで遊技の興趣性を更に向上させることができる。また、例えば、大当り期待度の高い予告演出が表示されることを示唆するインジケータ背面画像(例えば、シンボル数が多い等)が選択された場合には、当該シンボルがすべて表示された後、インジケータ前面画像の遮蔽率の減少速度を下げることで、遊技者にインジケータ演出を余すことなく楽しませた後にサブ入力ボタン4000の入力操作に猶予期間が生まれるため、遊技の興趣性を向上させつつ操作性を向上させることができる。
尚、表示されているインジケータ背面画像の消去タイミングは、ボタン画像の消去タイミング(サブ入力ボタン4000の入力操作時)であることには限定されない。その場合には、例えば、サブ入力ボタン4000の操作受付期間の残り時間が多く残存している状況下(換言すれば、インジケータ前面画像の遮蔽率が高く、インジケータ背面画像の表示面積が小さい状況下)にて、サブ入力ボタン4000の入力操作が行われた際には、インジケータ背面画像のすべて(特に、すべてのシンボル)を所定期間表示することで、遊技者にインジケータ演出を余すことなく楽しませることができることとなる。
尚、インジケータ背面画像内に配置されるシンボルは、複数配置されたシンボルのすべてを視認することで一の情報となるよう構成してもよい。より具体的には、例えば、インジケータ背面画像内に「あたり」と1文字ずつシンボルが配置されたパターンと、同配置にて「あたた」と1文字ずつシンボルが配置されたパターンとを共存させることで、3文字目のシンボルが可視化されるまで、遊技者にとってはいずれの情報が表示されるかが推測困難となる。その結果、サブ入力ボタン4000の入力操作を延期してインジケータ演出を楽しむ(「押さない」遊びを付加する)という、新たな遊技性を創出することが可能となる。更に、サブ入力ボタン4000の入力操作タイミングに応じて、実行予定である予告演出内容を変更する、或いは、実行予定である予告演出内容を実行した際に更なる付加情報を表示する(例えば、インジケータ前面画像の遮蔽率が所定値となったタイミングでサブ入力ボタン4000の入力操作が行われた場合には、大当り可否を完全告知する、或いは大当りであった場合にはプレミア予告画像を表示する)等により、サブ入力ボタン4000の入力操作タイミングを推し量る(「狙う」遊びを付加する)という、新たな遊技性を創出することも可能となる。
尚、本実施形態では、ぱちんこ遊技機においてのみ例示しているが、回胴式遊技機(いわゆる)スロットマシンに対しても適用することが可能である。ここで、周知のスロットマシンについて補足説明しておく。
まず、周知のスロットマシンには、遊技の進行を司る主遊技制御部としてのメイン基板と、演出の実行を司る副遊技制御部としてのサブ基板(サブメイン基板、サブサブ基板)と、主遊技用識別情報を表示するための主遊技用識別情報表示部として複数の識別情報が夫々外周上に配置された複数列(一般には3列)のリールと、遊技者によって操作可能であって遊技開始を指示する主遊技開始指示装置としてのスタートレバーと、遊技者によって操作可能であって遊技進行を指示する主遊技進行指示装置としてのストップボタンと、を有している。そして、メイン基板には、スタートレバーが操作されたことを契機として主遊技用乱数を取得する主遊技用乱数取得手段と、主遊技用乱数取得手段が取得した乱数に基づき一又は複数の停止識別情報を暫定的に決定する主遊技用識別情報表示内容決定手段(例えば、小役や特別遊技に係る役物等の当選役を内部的に決定する表示内容決定手段)と、主遊技用識別情報表示内容決定手段により暫定的に決定された一又は複数の停止識別情報とストップボタンの操作タイミングとに基づき、一の停止識別情報を主遊技用識別情報表示部であるリール上に確定表示するよう制御する主遊技用識別情報表示制御手段(例えば、内部的に決定された当選役とストップボタンが押圧されたタイミングとに基づき、所定の位置でリールを停止するリール制御手段)と、主遊技用識別情報表示部であるリール上にて停止識別情報として所定態様が表示された場合、特別遊技に移行させるよう制御する特別遊技実行制御手段(例えば、「777等」が所定の有効ライン上に並んだことを契機として、特別役物を作動させる特別役物作動手段)と、主遊技用乱数取得手段が取得した主遊技用乱数に関する情報を副遊技制御部側に送信する主遊技側情報送信制御手段と、を有している。
このような周知構成のスロットマシンにおける副遊技制御部側について、本実施形態に係る構成を適用することができるのである。具体的には、スロットマシンにおいては、スタートレバーが操作されたことを契機として、或いは、ストップボタンが操作されたことを契機として、本実施形態における予告演出の実行可否や実行内容を決定することが可能であり、当該決定に際して本実施形態に係る構成を適用することが可能である。
(変更例1)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像)及び表示予定である予告演出内容を示唆する演出画像(インジケータ背面画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例1とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
まず、本実施形態からの変更例1以降においては、「ボタン画像」を「第1ボタン画像」、「表示更新タイミング」を「第1表示更新タイミング」、「入力有効期間タイマ」を「第1入力有効期間タイマ」、「操作受付期間」を「第1操作受付期間」と呼ぶことがある。また、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像に係る演出を「ボタン演出」、「インジケータ演出」と呼ぶことがある。
次に、図23は、本実施形態からの変更例1における、ぱちんこ遊技機の正面図である。本実施形態からの変更点は、サブ入力ボタン4000、十字キー4100、タッチパネル4200が追加されたことである(サブ入力ボタンについては図示するようにした)。尚、タッチパネル4200は透明版106の前面に設けるよう構成したが、これには限定されず、遊技者が遊技をしながら触れやすい場所であれば遊技機のどこに設けてもよい。
次に、図24は、本実施形態からの変更例1における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ3000(変1)、ステップ2346(変1)、ステップ2354(変1)及びステップ2356(変1)についてであり、その目的は、三層インジケータ演出表示処理を実行することである。即ち、ステップ2344でYesの場合、換言すれば、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値であるT値が0より大きい場合、ステップ3000(変1)で、表示制御手段2152は、後述する三層インジケータ演出表示処理を実行する。次に、ステップ2346(変1)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタン4000がオンからオフになったか否かを判定する。ステップ2346(変1)でYesの場合、ステップ2348に移行し、Noの場合には、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
また、ステップ2354(変1)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にあるインジケータ表示処理フラグをオフにする。次に、ステップ2356(変1)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eに一時記憶しているボタン押下タイミング値をリセットし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図25は、本実施形態からの変更例1における、図24でのステップ3000(変1)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での三層インジケータ演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ3002で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、インジケータ表示処理フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ3002でYesの場合、ステップ3004で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、決定されている実行予定の予告演出内容を確認する。次に、ステップ3006で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該確認結果に基づきインジケータ背面画像を決定(予告演出テーブル2参照)する。次に、ステップ3008で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、インジケータ最背面画像を所定の表示幅にてボタン画像に付加して表示する。次に、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にあるインジケータ表示処理フラグをオンにし、ステップ3012に移行する。尚、ステップ3002でNoの場合にもステップ3012に移行する。
次に、ステップ3012で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、現在の入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値を取得する。次に、ステップ3014で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該取得したタイマ値(入力有効残り時間)に基づき、インジケータ前面画像の表示サイズを決定する。次に、ステップ3016で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該決定した表示サイズにて、インジケータ前面画像を表示する。次に、ステップ3018で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタン4000がオフからオンになったか否かを判定する。ステップ3018でYesの場合、ステップ3020で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、現在の入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値をボタン押下タイミング値として一時記憶し、ステップ3022に移行する。他方、ステップ3018でNoの場合にもステップ3022に移行する。
次に、ステップ3022で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタン4000がオンになっているか否かを判定する。ステップ3022でYesの場合、ステップ3024で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、ボタン押下タイミング値と入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値とに基づいて、背面画像表示サイズを決定する。次に、ステップ3026で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該決定した表示サイズにてインジケータ背面画像を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ3022でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
ここで、同図右の表示イメージ図及びインジケータ画像イメージを説明する。まず表示イメージ図に示されるように、インジケータ前面画像及びインジケータ最背面画像は、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値に基づいて、表示サイズが変わってゆく。ここで、サブ入力ボタン4000を押下すると、図示されているように、当該サブ入力ボタン4000を押下したタイミングでのインジケータ前面画像の左端から右方向に、前面画像が表示されなくなった部分においてインジケータ背面画像がサブ入力ボタン4000を押下している間表示される。また、インジケータ画像イメージに示されるように、3つのインジケータ画像(インジケータ前面画像、インジケータ背面画像、インジケータ最背面画像)は、インジケータ画像イメージに示されるように並んでおり、遊技者から見て最も手前に位置するのがインジケータ前面画像である。尚、このような構成としている趣旨は、サブ入力ボタンを押下している間のみ特別遊技への移行期待度を表す情報が出力されるよう構成することにあるので、例えば、インジケータ前面画像(サブ入力ボタン4000の操作が有効となる残り期間を示す画像)、インジケータ背面画像(サブ入力ボタン4000の操作有効期間の全期間を表す画像であって、且つ、インジケータ最背面画像の視認性を遮蔽し得る画像)、インジケータ最背面画像(特別遊技への移行期待度を表す画像)としておき、サブ入力ボタン4000を押下している間は、インジケータ背面画像の遮蔽性が低下(透過性が上昇)し、当該遮蔽性が低下した区域においてインジケータ最背面画像が遊技者にとって視認可能となるよう構成してもよい(画像処理を簡素化する面において有利となり得る)。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例1によれば、サブ入力ボタンを押下している間のみインジケータ背面画像が表示されるよう構成されているため、遊技者がサブ入力ボタンの押下に対してより興味を持つようになり、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例1において、インジケータ背面画像の一部のみ視認可能となる(例えば、インジケータが表示されている時間が5秒間に対してサブ入力ボタンを長押しできる時間が2秒間のみ)ように構成してもよい。このように構成することで、遊技者がどのタイミングでサブ入力ボタンを操作するか等の遊技性が担保されることとなる。また、このように構成した場合、インジケータ背面画像は一様な模様等ではない画像にして、サブ入力ボタンを長押ししている期間によって視認できる画像が変化し得るようにすることが望ましい。
尚、本実施形態からの変更例1においては、サブ入力ボタンを押下している間、インジケータ背面画像が視認できるようになり、サブ入力ボタン離すと(または、インジケータ操作可能時間が経過すると)予告演出が実行されるよう構成したが、これには限定されず、一度サブ入力ボタンを離しても、再び当該サブ入力ボタンを押下することにより再度インジケータ背面画像が視認できるよう構成してもよい(インジケータ背面画像が、虫食いのような形で表示される)。尚、そのような場合には、サブ入力ボタンの押下を開始してから当該サブ入力ボタンを離すまでにインジケータ前面画像が表示されなくなった範囲のみにインジケータ背面画像を表示するのが望ましい(但し、これには限定されず、例えば、サブ入力ボタンの押下期間の総期間分に相当する範囲のインジケータ背面画像が、端部を基準として表示されるよう構成してもよい)。
また、本実施形態からの変更例1において、サブ入力ボタンを操作することでインジケータの減少を早くするようにし、インジケータ背面画像をより早く視認できるよう構成してもよい。そのように構成することで、インジケータ背面画像が見えるまで待つ時間を省くことができる。
(変更例2)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例2とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
次に、図26は、本実施形態からの変更例2における、図15でのステップ2230のサブルーチンに係る、予告演出内容決定処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、予告演出テーブル1において、第2表示更新タイミング及び第2表示更新内容を設けたことである。尚、第2表示更新タイミング及び第2表示更新内容は、主演出A−1がハズレである場合の予告演出B−1、主演出A−1が大当りである場合の予告演出B−1及びB−2の場合にのみ設けられている。
次に、図27は、本実施形態からの変更例2における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2342−1(変2)〜ステップ2342−10(変2)及びステップ2400(変2)についてであり、その目的は、第2ボタン演出を実行することである。即ち、ステップ2342−1(変2)で、表示制御手段2152は、確認した表示更新タイミングに基づき、予告演出内容に係る第2表示更新タイミングに到達したか否かを判定する。ステップ2342−1(変2)でYesの場合、ステップ2342−2(変2)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、決定している演出パターンが所定の演出パターン(予告演出B−2、または、大当り時の予告演出B−1)であるか否かを判定する。ステップ2342−2(変2)でYesの場合、ステップ2342−3(変2)で、表示制御手段2152は、所定の確率(例えば、3分の1)で抽選(第2ボタン演出を実行するか否かの抽選)を実行する。次に、ステップ2342−4(変2)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、当該抽選に当選したか否かを判定する。ステップ2342−4(変2)でYesの場合、ステップ2342−5(変2)で、表示制御手段2152は、第1入力有効期間タイマ2152a−4−2のカウントダウンをストップする。次に、ステップ2342−6(変2)で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタン4000の操作を促す所定の画像(第2ボタン画像)を表示する。尚、当該第2ボタン画像が表示されたことによって第1ボタン画像が視認できなくならないように表示される。次に、ステップ2342−7(変2)で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタン4000の第2操作受付期間T2lim(5秒)を第2入力有効期間タイマ2152a−4−3にセットしてカウントダウンを開始する。次に、ステップ2342−8(変2)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある第2入力有効期間フラグをオンにする。次に、ステップ2342−9(変2)で、表示制御手段2152は、当該第2表示更新タイミングに到達した第2表示更新内容を取得し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2342−2(変2)及びステップ2342−4(変2)でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
尚、ステップ2341−1(変2)でNoの場合には、ステップ2341−10(変2)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、第2入力有効期間フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2341−10(変2)でYesの場合、ステップ2400(変2)で、表示制御手段2152は、後述する、第2ボタン演出表示処理を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2341−10(変2)でNoの場合には、ステップ2343に移行する。
尚、本例では、第2ボタン画像に係るインジケータ演出が実行される前に、第1ボタン画像に係るインジケータ演出中にサブ入力ボタンが押下され予告演出が実行された場合には、第2表示更新タイミングで第2ボタン画像に係るインジケータ演出が実行されるよう構成しているが、第1ボタン画像に係るインジケータ演出中にサブ入力ボタンが押下され予告演出が実行された場合には、第2ボタン画像に係るインジケータ演出は実行されないよう構成してもよい。
次に、図28は、本実施形態からの変更例2における、図27でのステップ2400(変2)のサブルーチンに係る、第2ボタン演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ2412で、表示制御手段2152は、第2入力有効期間タイマ2152a−4−3のタイマ値を参照し、当該タイマ値が0より大きいか否かを参照する。ステップ2412でYesの場合、ステップ2450(変2)で、表示制御手段2152は、後述する、第2インジケータ演出表示処理を実行する。次に、ステップ2414で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタン4000の操作があったか否かを判定する。ステップ2414でYesの場合、ステップ2416で、表示制御手段2152は、取得した第2表示更新内容に基づく画像表示(予告画像表示)処理を実行する。次に、ステップ2418で、表示制御手段2152は、第1ボタン画像を消去する。次に、ステップ2420で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある入力有効期間フラグをオフにし、ステップ2424に移行する。尚、ステップ2412でNoの場合、ステップ2422で、表示制御手段2152は、停止中の第1入力有効期間タイマ2152a−4−2のカウントダウンを再開し、ステップ2424に移行する。
次に、ステップ2424で、表示制御手段2152は、第2ボタン画像を消去する。次に、ステップ2426で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある第2入力有効期間フラグをオフにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2414でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
尚、本例では、第1ボタン演出に係る予告演出と第2ボタン演出に係る予告演出とでは、第2ボタン演出に係る予告演出の方が、相対的に大当り期待度が高くなるよう構成されているため、第2ボタン演出に係るインジケータ演出中にサブ入力ボタンを押下して予告演出を発生させた場合に第1ボタン演出に係るインジケータ演出が終了するよう構成したが、これには限定されず、第2ボタン演出に係るインジケータ演出中にサブ入力ボタンを押下して予告演出を発生させた場合にも第1ボタン演出に係るインジケータ演出を終了させずに、停止していたインジケータを再び減少させるよう構成してもよい。
次に、図29は、本実施形態からの変更例2における、図28でのステップ2450(変2)のサブルーチンに係る、第2インジケータ演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ2452で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、第2インジケータ背面画像の表示処理が未実行であるか否かを判定する。ステップ2452でYesの場合、ステップ2454でインジケータ演出表示制御手段2152fは、決定されている実行予定の予告演出内容を確認する。次に、ステップ2456で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該確認結果に基づき第2インジケータ背面画像を決定(予告演出テーブル2を参照)する。次に、ステップ2458で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該決定した第2インジケータ背面画像を所定の表示幅にてボタン画像に付加して表示し、ステップ2460に移行する。尚、ステップ2452でNoの場合にも、ステップ2460に移行する。
次に、ステップ2460で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、現在の第2入力有効期間タイマ2152a−4−3のタイマ値を取得する。次に、ステップ2462で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該取得した第2入力有効期間タイマ2152a−4−3のタイマ値に基づき、第2インジケータ前面画像の表示サイズを決定。次に、ステップ2464で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、当該決定した表示サイズにて、第2インジケータ前面画像を表示する。尚、同図右の表示イメージ図に示されるように第2インジケータ画像は本実施形態のインジケータ画像と略同様となっている。
次に、図30は、本実施形態からの変更例2における、第2ボタン画像出現時演出イメージである。当該イメージでは、第1ボタン画像が表示されている最中に第2ボタン画像が表示される演出態様が選択された場合を例示している。まず、第1ボタン画像が表示されている状態で、第2ボタン画像が表示される前にサブ入力ボタンを押下した場合には、第1ボタン画像が消去されて第1表示更新内容に基づく予告画像が表示される。その後、第1ボタン画像が出現してから5秒後に、第2ボタン画像が表示され、当該第2ボタン画像の表示中にサブ入力ボタンを押下すると、第2ボタン画像が消去されて第2表示更新内容に基づく予告画像が表示される。
また、第1ボタン画像が表示されている最中に第2ボタン画像が出現し、当該第2ボタン画像の表示中にサブ入力ボタンを押下した場合(第2ボタン画像出現時に第1インジケータ前面画像の減少は停止する)には、第1ボタン画像及び第2ボタン画像が消去されて第2表示更新内容に基づく予告画像が表示される。またここで、第2ボタン画像が出現した後第2インジケータ前面画像がなくなるまでサブ入力ボタンを押下しないでいると、第2ボタン画像が消去されて停止していた第1インジケータ前面画像の減少が再開される。当該第1インジケータ前面画像の表示中にサブ入力ボタンを押下すると、第1ボタン画像が消去されて第1表示更新内容に基づく予告画像が表示される。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例2によれば、あるインジケータ演出中に別のインジケータ演出を実行すると共に、当該別のインジケータ演出発生時において当該あるインジケータ演出のインジケータの減少及び入力期間タイマが停止し得るよう構成されているため、遊技者はサブ入力ボタンを押下するタイミングを変えることにより、どのインジケータ演出でサブボタンを押下するかを複数のインジケータ演出から選択することができ、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例2においては、あるインジケータ演出中に別のインジケータ演出が発生した場合に、当該別のインジケータ演出を優先的に実行するよう構成したが、これには限定されず、先に実行されたインジケータ演出を優先的に実行するよう構成してもよい。また、演出の期待度等の要素により優先順位をつけて、当該優先順位が上のインジケータ演出を優先的に実行するよう構成してもよい。
尚、本実施形態からの変更例2において、インジケータ演出実行中に、インジケータ演出以外の演出が実行された場合に当該インジケータ演出のインジケータの減少を止めるよう構成してもよい。例えば、インジケータ演出中において上球皿110に遊技球があふれた場合に、インジケータの減少を一旦止めて、エラー表示を行う(例えば、「球を抜いてください」と表示)よう構成してもよい。
(変更例3)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例3とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
次に、図31は、本実施形態からの変更例3における、図13でのステップ2300のサブルーチンに係る、演出表示制御処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点はステップ2309(変3)についてであり、その目的は、上限減算タイマT2をスタートさせることである。即ち、ステップ2308で装図変動時間タイマをスタートさせた後、ステップ2309(変3)で、表示制御手段2152は、上限減算タイマT2に予告演出開始上限値(例えば、18秒)をセットしてスタートさせ、ステップ2310に移行する。尚、予告演出開始上限値は、左列の装図仮停止表示が行われる前に予告演出が終了し得るよう、装飾図柄の変動開始から当該左列の装図仮停止表示までの時間より小さい値(予告演出の実行時間以上小さい値が望ましい)となっている。
次に、図32は、本実施形態からの変更例3における、図31でのステップ2320のサブルーチンに係る、表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2343−1(変3)〜ステップ2343−7(変3)についてであり、その目的は、特定操作によりインジケータ表示を一旦停止又は増加させることである。即ち、ステップ2342で、入力有効期間フラグがオンである場合、ステップ2343−1(変3)で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2及び上限減算タイマT2を参照し、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値が上限減算タイマT2値よりも小さいか否かを判定する。ステップ2343−1(変3)でYesの場合、ステップ2343−2(変3)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、十字キー4100の上方向の操作があったか否かを判定する。ステップ2343−2(変3)でYesの場合、ステップ2343−4(変3)で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値に所定値(例えば、0.5秒)を加算し、ステップ2344に移行する。
尚、ステップ2343−2(変3)でNoの場合、ステップ2343−5(変3)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、十字キー4100の下方向の操作があったか否かを判定する。ステップ2343−5(変3)でYesの場合、ステップ2343−6(変3)で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2を停止し、ステップ2344に移行する。他方、ステップ2343−5(変3)でNoの場合、ステップ2343−7(変3)で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2が停止している場合には、当該入力有効期間タイマ2152a−4−2をスタートさせ、ステップ2344に移行する。尚、ステップ2343−1(変3)でNoの場合には、ステップ2343−7(変3)に移行する。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例3によれば、インジケータ演出中に十字キーを操作することで、サブ入力ボタンの操作可能時間の減少を止める、もしくは操作可能時間を増加させることができるようになり、遊技者の趣向によってサブ入力ボタンを押下可能な時間を延長させることができ、遊技の興趣性が高まることとなる。尚、サブ入力ボタンの操作可能時間を増加させるに際して、本例では、上限減算タイマT2のタイマ値(サブ入力ボタンを操作した際に出力予定である情報の出力最遅タイミングまでの残り期間)を上限として複数回の十字キー操作に応じて操作可能時間を増加させ得るよう構成されているが、これには限定されない。その場合には、例えば、操作可能時間を増加させ得る十字キーの操作回数に上限(例えば、20回)を設けておき、当該操作回数の上限に達するまでは、複数回の十字キー操作に応じて操作可能時間を増加させ得るよう構成してもよい。また、複数回の十字キー操作に応じて操作可能時間を増加させ得ることについても特に限定されるわけではなく、一回の十字キー操作に応じて所定期間分(例えば、10秒分)の操作可能時間を一度に増加させるよう構成してもよい。
尚、本実施形態からの変更例3においては、十字キーの操作によってサブ入力ボタンの操作可能時間を変更し得るよう構成したが、これには限定されず、タッチパネル等の他の部材の操作や、操作可能な複数の部材を同時に操作する等によってサブ入力ボタンの操作可能時間を変更し得るよう構成してもよい。
(変更例4)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例4とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
次に、図33は、本実施形態からの変更例4における、図15でのステップ2230のサブルーチンに係る、予告演出内容決定処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、予告演出テーブル1において、第1表示更新内容、第2表示更新内容及び第3表示更新内容を設けたことである。尚、各表示更新内容は予告演出毎に異なる内容となっていて、当否結果には依存していない。
次に、図34は、本実施形態からの変更例4における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2336(変4)、ステップ2340(変4)、2348−1(変4)〜ステップ2348−5(変4)及びステップ2351(変4)についてであり、その目的は、サブ入力ボタン4000の押下タイミングによって表示更新内容を相違させることである。即ち、ステップ2336(変4)で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタン4000の操作受付期間Tlim(6秒)を入力有効期間タイマ2152a−4−2にセットしてカウントダウンを開始し、ステップ2338に移行する。また、ステップ2340(変4)で、表示制御手段2152は、到達した表示更新タイミングにおける表示更新内容(第1表示更新内容、第2表示更新内容、第3表示更新内容)を取得し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
また、ステップ2346で、サブ入力ボタンの操作があった場合、ステップ2348−1(変4)で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2を参照し、当該タイマのタイマ値が所定範囲A(4≦T<6)であるか否かを判定する。ステップ2348−1(変4)でYesの場合、ステップ2348−2(変4)で、表示制御手段2152は、ステップ2340(変4)で取得した第1表示更新内容に基づく画像表示(予告画像表示)処理を実行し、ステップ2350に移行する。他方、ステップ2348−1(変4)でNoの場合、ステップ2348−3(変4)で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2を参照し、当該タイマのタイマ値が所定範囲B(2≦T<4)であるか否かを判定する。ステップ2348−3(変4)でYesの場合、ステップ2348−4(変4)で、表示制御手段2152は、ステップ2340(変4)で取得した第2表示更新内容に基づく画像表示(予告画像表示)処理を実行し、ステップ2350に移行する。他方、ステップ2348−3(変4)でNoの場合、換言すれば、当該タイマのタイマ値が所定範囲C(0<T≦2)である場合、ステップ2348−5(変4)で、表示制御手段2152は、ステップ2340(変4)で取得した第3表示更新内容に基づく画像表示(予告画像表示)処理を実行し、ステップ2350に移行する。また、ステップ2351(変4)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、背面画像表示済フラグをオフにし、ステップ2352に移行する。
次に、図35は、本実施形態からの変更例4における、図19でのステップ2370のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのインジケータ演出表示処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2372(変4)、ステップ2379(変4)及びステップ2382(変4)についてであり、その目的は、前述した所定範囲A〜Cの夫々に対応して表示予定である画像表示内容について、インジケータ演出表示を用いて報知可能とするよう構成することである。即ち、ステップ2372(変4)で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、背面画像表示済フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2372(変4)でYesの場合にはステップ2378に移行し、Noの場合にはステップ2380に移行する。また、ステップ2379(変4)で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある背面画像表示済フラグをオンにし、ステップ2380に移行する。また、ステップ2382(変4)で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、取得した入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値に基づき、インジケータ前面画像(インジケータ前面画像範囲A、インジケータ前面画像範囲B及びインジケータ前面画像範囲C)の表示サイズを決定し、ステップ2384に移行する。
尚、同図中央の表示イメージ図に示されるように、インジケータ前面画像には、サブ入力ボタン4000を押下した時に実行される予告演出を示唆する表示がされている。また、インジケータ背面画像にも同様の表示が同じサイズで表示され、インジケータが減少した場合にも当該予告演出を示唆する表示が視認できるようになっている。また、同図右の予告演出イメージ図に示されるように、インジケータ前面画像範囲Aでサブ入力ボタンを押下した場合には、コメント予告が実行され、インジケータ前面画像範囲Bでサブ入力ボタンを押下した場合には、ウィンドウ予告が実行されインジケータ前面画像範囲Cでサブ入力ボタンを押下した場合には、告知予告が実行される。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例4によれば、インジケータ前面画像を3つの画像範囲に分け、サブ入力ボタンを押下するタイミングによって異なる種別の予告演出を実行し得るよう構成したため、遊技者は自身の趣向に合わせて予告演出の種別を選択でき、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例4においては、インジケータ前面画像を3つの画像範囲に分けたが、これには限定されず、インジケータ前面画像を2つもしくは4つ以上の画像範囲に分けてもよい。また、複数の画像範囲で同じ種別の予告演出を実行するよう構成してもよい。そのように構成した場合、同じ種別の予告演出の中でも画像範囲によって異なる演出態様にすることが望ましい(インジケータ前面画像範囲Aでコメント予告1、インジケータ前面画像範囲Bでコメント予告4等)。更には、インジケータ演出表示を有効に活用するための具体例として、例えば、インジケータ前面画像においては、予告演出の種類を表示しないよう構成しておき、インジケータ後面画像においてのみ予告演出の種類を表示するよう構成してもよい。このように構成した場合、インジケータ前面画像がインジケータ後面画像の視認性を遮蔽するよう構成しておくことで、遊技者にとっては、後続のインジケータ前面画像範囲において表示される予告演出の種類が判別困難となる。そして、仮に、後続のインジケータ前面画像範囲において特別遊技への移行可能性が著しく上昇するような予告演出の種類が表示され得るよう構成した場合、遊技者にとっては、当該後続のインジケータ前面画像範囲において予告演出の種類が表示されるまで、サブ入力ボタンの入力操作を遅延待機して(当該特別遊技への移行可能性が著しく上昇するような予告演出の種類が表示されることを期待して)楽しむ、といった遊技方法も可能となり、遊技の興趣性が向上する。また、別の観点から、インジケータ前面画像において予告演出の種類を表示するよう構成した場合、インジケータ後面画像に対して特別遊技への移行期待度を表す情報を化体させるよう構成してもよく、その場合には、本願明細書中における他の実施例との組み合わせによって遊技の興趣性を向上させることも可能である。
(変更例5)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例5とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
次に、図36は、本実施形態からの変更例5における、図15でのステップ2230のサブルーチンに係る、予告演出内容決定処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、表示更新内容を複数(長押し表示更新内容と一撃表示更新内容)設けたことである。尚、表示更新内容の数及び種類は変更しても何ら問題ない。
次に、図37は、本実施形態からの変更例5における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2340(変5)、ステップ3100(変5)、ステップ2500(変5)及びステップ2345(変5)〜ステップ2349−3(変5)であり、その目的は、演出切換インジケータ演出表示処理を実行することである。即ち、ステップ2340(変5)で、表示制御手段2152は、表示タイミングに到達した表示更新内容に基づく画像表示(予告画像表示)を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。また、ステップ2344でYesの場合、換言すると、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値が0より大きい場合、ステップ3100(変5)で、表示制御手段2152は、後述する、演出切換インジケータ演出表示処理を実行する。次に、ステップ2500(変5)で、表示制御手段2152は、後述する、サブ入力字制御処理を実行する。次に、ステップ2345(変5)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、ボタン操作完了フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2345(変5)でYesの場合、ステップ2346(変5)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にあるボタン操作完了フラグをオフにし、ステップ2347(変5)に移行する。尚、ステップ2344でNoの場合もステップ2347(変5)に移行する。
次に、ステップ2347(変5)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、前面画像決定フラグをオフにする。次に、ステップ2349−1(変5)で、表示制御手段2152は、押下タイマを停止し、リセットする。次に、ステップ2349−2(変5)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、演出切換非実行フラグをオフにする。次に、ステップ2349−3(変5)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、長押し演出実行フラグをオフにし、ステップ2350に移行する。尚、ステップ2345(変5)でNoの場合には、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図38は、本実施形態からの変更例5における、図37でのステップ3100(変5)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での演出切換インジケータ演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ3102で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、前面画像決定フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ3102でYesの場合、ステップ3104で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、インジケータ前面画像として長押し予告用インジケータ前面画像をセットする。次に、ステップ3106で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、前面画像決定フラグをオンにし、ステップ3108に移行する。尚、ステップ3102でNoの場合にも、ステップ3108に移行する。
次に、ステップ3108で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、現在の入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値を取得する。次に、ステップ3110で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、取得した入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値に基づき、インジケータ前面画像の表示サイズを決定する。次に、ステップ3112で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、決定した表示サイズにて、セットされたインジケータ前面画像を表示する。次に、ステップ3114で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、演出切換非実行フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ3114でYesの場合、ステップ3116で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値を参照し、当該入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値が演出切換値(例えば、1秒)以下であるか否かを判定する。ステップ3116でYesの場合、ステップ3118で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、所定のインジケータ変化演出を実行する。次に、ステップ3120で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、インジケータ前面画像として一撃予告用インジケータ前面画像をセットする。次に、ステップ3122で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、演出切換非実行フラグをオンにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ3114でNoの場合及びステップ3114でNoの場合には、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
ここで、同図右上部の表示イメージ図に示されるように、インジケータ前面画像には、インジケータ演出表示開始時は「長押し」と表示されていて、サブ入力ボタンを操作可能な時間が残り1秒になった時に「一撃」という表示に切り替わるよう構成されている。このように構成することで、遊技者は現在のサブ入力ボタンの操作方法を認識できることとなる。
また、同図右下部のインジケータ前面画像表示イメージ図に示されるように、長押し予告用インジケータ前面画像表示時にサブ入力ボタンを1回以上押下すると、ボタン画像が消去されるまで、一撃予告用インジケータ前面画像が表示されることなく長押し予告用インジケータ前面画像が表示され続けることとなる。また、長押し予告用インジケータ前面画像表示時にサブ入力ボタンを1回以上押下した場合にも、インジケータ表示がなくなるまでボタン画像は消去されないよう構成されている。
次に、図39は、本実施形態からの変更例5における、図37でのステップ2500(変5)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのサブ入力時制御処理のフローチャートである。まず、ステップ2501で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、長押し演出実行フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ2501でYesの場合、ステップ2502で、表示制御手段2152は、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値を参照し、当該入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値が演出切換値(例えば、1秒)以下であるか否かを判定する。ステップ2502でYesの場合、ステップ2504で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンの入力がオンであるか否かを判定する。ステップ2504でYesの場合、ステップ2506で、表示制御手段2152は、図36のステップ2340(変5)で取得した表示更新内容(一撃表示更新内容)を表示する。次に、ステップ2508で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、ボタン操作完了フラグをオンにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2504でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
ステップ2501及びステップ2502でNoの場合、ステップ2510で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンがオフからオンになったか否かを判定する。ステップ2510でYesの場合、ステップ2512で、表示制御手段2152は、押下タイマをスタートさせる。次に、ステップ2513で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、長押し演出実行フラグをオンにする。次に、ステップ2514で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、演出切換非実行フラグをオンにし、ステップ2518に移行する。本ステップで演出切換非実行フラグがオンになることで、長押し予告用インジケータ前面画像表示時にサブ入力ボタンを1回以上押下した場合に一撃予告用インジケータ前面画像が表示されないこととなる。他方、ステップ2510でNoの場合、ステップ2516で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンがオンからオフになったか否かを判定する。ステップ2516でYesの場合、ステップ2517で、表示制御手段2152は、押下タイマをストップさせ、ステップ2518に移行する。他方、ステップ2516でNoの場合も、ステップ2518に移行する。
次に、ステップ2518で、表示制御手段2152は、押下タイマのタイマ値Tpを参照し、当該タイマ値Tpが第1範囲(0≦Tp<1秒)内であるか否かを判定する。ステップ2518でYesの場合、ステップ2520で、表示制御手段2152は、第1態様(例えば、青色)にて図36のステップ2340(変5)で取得した表示更新内容(長押し表示更新内容)を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。他方、ステップ2518でNoの場合、ステップ2522で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、決定された予告演出内容は所定の予告演出内容1(予告演出B−1)でないか否かを判定する。ステップ2522でYesの場合、ステップ2524で、表示制御手段2152は、押下タイマのタイマ値Tpを参照し、当該タイマ値Tpが第2範囲(1≦Tp<2秒)内であるか否かを判定する。他方、ステップ2522でNoの場合には、ステップ2520に移行する。ステップ2524でYesの場合、ステップ2526で、表示制御手段2152は、第2態様(例えば、緑色)にて図36のステップ2340(変5)で取得した表示更新内容(長押し表示更新内容)を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。他方、ステップ2524でNoの場合にはステップ2528で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、決定された予告演出内容は所定の予告演出内容2(予告演出B−2)でないか否かを判定する。ステップ2528でYesの場合には、ステップ2530で、表示制御手段2152は、第3態様(例えば、虹色)にて図36のステップ2340(変5)で取得した表示更新内容(長押し表示更新内容)を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。他方、ステップ2528でNoの場合には、ステップ2526に移行する。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例5によれば、インジケータ前面画像を2つの画像範囲に分け、予告演出が実行されるために必要なサブ入力ボタンの操作方法が、サブ入力ボタンを最初に押下するタイミングによって異なるよう構成したため、遊技者は自身の趣向に合わせてサブ入力ボタンの操作方法及びタイミングを選択できると共に、当該操作方法及びタイミングに起因した予告演出を実行させることができ、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例5においては、インジケータ前面画像を2つの画像範囲に分けたが、これには限定されず、インジケータ前面画像を3つ以上の画像範囲に分けてもよい。また、サブ入力ボタンの操作方法の種類も3つ以上としても、当該操作方法の順序をどのようにしても何ら問題ない。更には、本例では、インジケータ前面画像において、予告演出が実行されるために必要なサブ入力ボタンの操作方法を表示するに際し、先行する操作方法のみを表示した後、後続する操作方法が有効となる期間へと切り替わった際に、当該後続する操作方法へと表示切換を行うよう構成されているが、これには限定されず、当該先行する操作方法及び後続する操作方法の双方をインジケータ前面画像の全体像が表示されたタイミングで表示するよう構成してもよい(どのタイミングで操作方法が切り替わるのかを明確化するための表示方法としてもよい、との意)。
(変更例6)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施
形態からの変更例6とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
次に、図40は、本実施形態からの変更例6における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2335−1(変6)〜2335−4(変6)、ステップ3200(変6)、ステップ2500(変6)、ステップ2346(変6)及びステップ2348(変6)であり、その目的は、延長インジケータ演出表示処理を実行することである。即ち、ステップ2335−1(変6)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、当該変動における当否結果は大当りであるか否かを判定する。ステップ2335−1(変6)でYesの場合、ステップ2335−2(変6)で、表示制御手段2152は、演出延長抽選(例えば、1/5で当選)を実行する。次に、ステップ2335−3(変6)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、実行した演出延長抽選に当選したか否かを判定する。ステップ2335−3(変6)でYesの場合、ステップ2335−4(変6)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、演出延長予約フラグをオンにし、ステップ2336に移行する。尚、ステップ2335−1(変6)及びステップ2335−3(変6)でNoの場合にも、ステップ2336に移行する。
また、ステップ2344でYesの場合、換言すると、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値が0より大きい場合、ステップ3200(変6)で、表示制御手段2152は、後述する、延長インジケータ演出表示処理を実行する。次に、ステップ2500(変6)で、表示制御手段2152は、後述する、サブ入力制御処理を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2344でNoの場合、換言すると、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値が0以下である場合、ステップ2346(変6)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、演出関連フラグ(前面画像決定フラグ、演出延長用表示フラグ、演出延長予約フラグ)をオフにする。次に、ステップ2348(変6)で、表示制御手段2152は、押下タイマを停止して、リセットし、ステップ2350に移行する。
次に、図41は、本実施形態からの変更例6における、図40でのステップ3200(変6)のサブルーチンに係る、延長インジケータ演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ3202で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、前面画像決定フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ3202でYesの場合、ステップ3204で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、インジケータ枠画像として、通常用インジケータ枠画像をセットする。次に、ステップ3206で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、インジケータ前面画像をセットする。次に、ステップ3208で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、前面画像決定フラグをオンにし、ステップ3210に移行する。尚、ステップ3202でNoの場合にも、ステップ3210に移行する。
次に、ステップ3210で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、セットされたインジケータ枠画像を表示する。次に、ステップ3212で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値を取得する。次に、ステップ3214で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、取得したT値(残り時間)及びセットされたインジケータ枠画像に基づき、インジケータ前面画像の表示サイズを決定する。次に、ステップ3216で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、決定した表示サイズにて、インジケータ前面画像を表示する。次に、ステップ3218で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、演出延長予約フラグがオンであるか否かを参照する。ステップ3218でYesの場合、ステップ3220で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値を参照し、当該タイマ値が延長実行値(例えば、0.5秒)以下であるか否かを判定する。ステップ3220でYesの場合、ステップ3221で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値に、延長時間(例えば、1秒)を加算する。次に、ステップ3222で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、所定のインジケータ延長演出を表示する。次に、ステップ3224で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、インジケータ枠画像として、延長演出用インジケータ枠画像をセットする。
ここで、同図右の表示イメージ図に示されるように、残り時間(入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値)が0.5秒(延長演出条件値)になったタイミングでインジケータの枠が延長されるよう構成されている。
次に、ステップ3226で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、演出延長予約フラグをオフにする。次に、ステップ3228で、インジケータ演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、演出延長用表示フラグをオンにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ3218及びステップ3220でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図42は、本実施形態からの変更例6における、図40でのステップ2500(変6)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのサブ入力時制御処理のフローチャートである。まず、ステップ2502で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、演出延長用表示フラグがオンであるか否か判定する。ステップ2502でYesの場合、ステップ2505で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンがオンであるか否かを判定する。ステップ2505でYesの場合、ステップ2507で、表示制御手段2152は、第4態様(例えば、虹色)にて、ステップ2340で取得した表示更新内容を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2505でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
ステップ2502でNoの場合、ステップ2510で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンがオフからオンになったか否かを判定する。ステップ2510でYesの場合、ステップ2512で、表示制御手段2152は、押下タイマをスタートさせ、ステップ2518に移行する。他方、ステップ2510でNoの場合、ステップ2513で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンがオンからオフになったか否かを判定する。ステップ2513でYesの場合、ステップ2514で、表示制御手段2152は、押下タイマをストップさせ、ステップ2518に移行する。他方、ステップ2513でNoの場合も、ステップ2518に移行する。
次に、ステップ2518で、表示制御手段2152は、押下タイマを参照し、当該タイマ値Tpが第1範囲(0≦Tp<1秒)内であるか否かを判定する。ステップ2518でYesの場合、ステップ2520で、表示制御手段2152は、第1態様(例えば、青色)にて、ステップ2340で取得した表示更新内容を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。他方、ステップ2518でNoの場合、ステップ2522で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、決定されている予告演出内容は所定の予告演出内容1(予告演出B−1)でないか否かを判定する。ステップ2522でNoの場合には、ステップ2520に移行する。他方、ステップ2522でYesの場合には、ステップ2524で、表示制御手段2152は、押下タイマを参照し、当該タイマ値Tpが第2範囲(1≦Tp<2秒)内であるか否かを判定する。ステップ2524でYesの場合、ステップ2526で、表示制御手段2152は、第2態様(例えば、緑色)にて、ステップ2340で取得した表示更新内容を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。他方、ステップ2524でNoの場合、ステップ2528で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、決定されている予告演出内容は所定の予告演出内容2(予告演出B−2)でないか否かを判定する。ステップ2528でNoの場合には、ステップ2526に移行する。他方、ステップ2528でYesの場合には、ステップ2530で、表示制御手段2152は、第3態様(例えば、赤色)にて、ステップ2340で取得した表示更新内容を表示し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例6によれば、インジケータ枠画像及びサブ入力ボタンの操作可能な時間を延長し得るよう構成することで、延長演出実行時には、ボタン予告発生時においては通常の長さのインジケータ画像(通常インジケータ枠画像)が表示されるが、インジケータにて示唆されている残り時間が所定値(本例では、0.5秒)になると通常より長いインジケータ画像(延長演出用インジケータ枠画像)が表示され、遊技者はサブ入力ボタンの操作可能な時間が延長されたように認識し、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例6においては、インジケータ演出中のサブ入力ボタンの操作方法は長押しとしたが、これには限定されず、連打等の他の操作方法でも何ら問題ない。また、本実施形態からの変更例6においては、大当り時にのみ延長演出が実行し得るよう構成したが、ハズレである場合にも当該延長演出を実行し得るよう構成してもよい。尚、そのような場合、当該延長演出が実行された場合は、実行されない場合に比べ、相対的に大当りの期待度が高くなるよう構成することが望ましい。
(変更例7)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例7とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
まず、図43は、本実施形態からの変更例7における、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのメインフローチャートである。本実施形態からの変更点はステップ2600(変7)及びステップ2700(変7)についてである。即ち、ステップ2600(変7)で、演出表示制御手段2150は、後述するボタンモード制御処理を実行する。次に、ステップ2700(変7)で、演出表示制御手段2150は、後述する連打可能時間決定処理を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図44は、本実施形態からの変更例7における、図15でのステップ2230のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、サブ入力ボタン操作種別を設けたことである。サブ入力ボタン操作種別は一撃種別を連打種別の2種類あり、予告演出内容によって決定されている。尚、サブ入力ボタン操作種別はこれには限定されず、種別の内容及び数は変更しても何ら問題ない。
次に、図45は、本実施形態からの変更例7における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2334−1(変7)〜ステップ2339(変7)、ステップ2342(変7)、ステップ2349(変7)、ステップ2351(変7)、ステップ2352(変7)及びステップ2550(変7)についてであり、その目的は、オートプッシュモードを設けることと、サブ入力ボタン操作種別を複数設けることである。即ち、ステップ2334−1(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、オートプッシュフラグがオフであるか否かを判定する。ステップ2334−1(変7)でYesの場合、ステップ2335(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、決定されたサブ入力ボタン操作種別は一撃種別であるか否かを判定する。ステップ2335(変7)でYesの場合、ステップ2336−1(変7)で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタンの操作を促す所定の画像(一撃種別のボタン画像)を表示する。次に、ステップ2336−2(変7)で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタンの一撃操作受付期間Tlim(5秒)を入力有効期間タイマ2152a−4−2にセットしてカウントダウンを開始する。次に、ステップ2337(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、一撃入力有効期間フラグをオンにし、ステップ2340に移行する。
また、ステップ2335(変7)でNoの場合、ステップ2338−1(変7)で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタンの操作を促す所定の画像(連打種別のボタン画像)を表示する。次に、ステップ2338−2(変7)で、表示制御手段2152は、連打用減算タイマT2のカウントダウンを開始する。次に、ステップ2339(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、連打入力有効期間フラグをオンにし、ステップ2340に移行する。また、ステップ2334−1(変7)でNoの場合、ステップ2334−2(変7)で、表示制御手段2152は、オートプッシュ用動画像(キャラクタがボタンを押下する動画像)を所定時間(例えば、2秒)表示し、当該所定時間経過後に当該表示更新タイミングに到達した表示更新内容に基づく画像表示(予告画像表示)を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
また、ステップ2342(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、一撃入力有効期間フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2342(変7)でYesの場合、ステップ2344に移行し、Noの場合は、ステップ2352(変7)に移行する。また、ステップ2344でNoの場合、換言すると、入力有効期間タイマ2152a−4−2のタイマ値が0以下である場合、ステップ2349(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、連打時間ストックフラグをオンにし、ステップ2350に移行する。
また、ステップ2351(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、一撃入力有効期間フラグをオフにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2342(変7)でNoの場合、ステップ2352(変7)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、連打入力有効期間フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2352(変7)でYesの場合、ステップ2370に移行し、Noの場合には、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。また、ステップ2550(変7)で、表示制御手段2152は、後述する、連打演出表示処理を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図46は、本実施形態からの変更例7における、図45でのステップ2550のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での連打演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ2552で、連打演出表示制御手段2152fは、連打用減算タイマT2を参照し、当該タイマ値が0より大きいか否かを判定する。ステップ2552でYesの場合、ステップ2554で、連打演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンの操作があったか否かを判定する。ステップ2554でYesの場合、ステップ2556で、連打演出表示制御手段2152fは、連打回数カウンタ2152−2に1を加算する。次に、ステップ2557で、連打演出表示制御手段2152fは、現在の連打回数カウンタ2152−2のカウンタ値を表示する。ここで、当該カウンタ値の表示は、連打回数カウンタ値が予告発生値に近づくにつれて、予告発生までの連打回数が少なくなっている旨を示唆するよう構成されている(例えば、連打回数カウンタ値の表示の色を残り連打回数によって変化させる等)。
次に、ステップ2558で、連打演出表示制御手段2152fは、連打回数カウンタ2152−2のカウンタ値を参照し、連打回数カウンタ値が予告発生値(例えば、50)以上であるか否かを判定する。ステップ2558でYesの場合、ステップ2560で、連打演出表示制御手段2152fは、取得した表示更新内容に基づく画像表示(予告画像表示)処理を実行し、ステップ2562に移行する。尚、ステップ2552でNoの場合にもステップ2562に移行する。次に、ステップ2562で、連打演出表示制御手段2152fは、表示されているボタン画像を消去する。次に、ステップ2564で、連打演出表示制御手段2152fは、連打回数カウンタをリセットする。次に、ステップ2568で、連打演出表示制御手段2152fは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、連打入力有効期間フラグをオフにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2554及びステップ2558でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図47は、本実施形態からの変更例7における、図43でのステップ2600(変7)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのボタンモード制御処理のフローチャートである。まず、ステップ2602で、ボタンモード表示制御手段2152gは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、モード選択可能条件を充足しているか否かを判定する。ここで、モード選択可能条件は、主遊技図柄変動中でない、且つ、特別遊技中でない(又は、条件装置作動中でない)、且つ、主遊技保留球が存在しないこととなっている。尚、モード選択可能条件はこれには限定されず、例えば、主遊技図柄変動中にもモード選択可能にする等としてもよい。
ステップ2602でYesの場合、ステップ2603で、ボタンモード表示制御手段2152gは、現在のオートプッシュフラグのオン・オフを表示する。次に、ステップ2604で、ボタンモード表示制御手段2152gは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタン4000の操作があったか否かを判定する。ステップ2604でYesの場合、ステップ2606で、ボタンモード表示制御手段2152gは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、オートプッシュフラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2606でYesの場合、ステップ2608で、ボタンモード表示制御手段2152gは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にあるオートプッシュフラグをオフにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。他方、ステップ2606でNoの場合には、ステップ2610で、ボタンモード表示制御手段2152gは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にあるオートプッシュフラグをオンにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2602及びステップ2604でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図48は、本実施形態からの変更例7における、図43でのステップ2700(変7)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での連打可能時間決定処理のフローチャートである。まず、ステップ2702で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリアを参照し、連打時間ストックフラグがオンであるか否かを判定する。ステップ2702でYesの場合、ステップ2704で、表示制御手段2152は、連打用減算タイマT2に一撃操作受付期間Tlim(5秒)を加算する。次に、ステップ2706(変7)で、表示制御手段2152は、連打用減算タイマT2を参照し、当該連打用減算タイマT2値が操作上限値(例えば、15秒)より大きいか否かを判定する。ステップ2708(変7)でYesの場合、ステップ2349−3(変7)で、表示制御手段2152は、当該連打用減算タイマT2に操作上限値(例えば、15秒)をセットし、ステップ2710(変7)に移行する。他方、ステップ2706(変7)でNoの場合にも、ステップ2710(変7)に移行する。
次に、ステップ2710で、表示制御手段2152は、連打種別のボタン画像に係る演出におけるサブ入力ボタンの操作可能時間が延長された旨を表示(例えば、+5と表示)する。次に、ステップ2712で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、連打時間ストックフラグをオフにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2702でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例7によれば、一撃種別が選択されたインジケータ演出において操作受付期間中にサブ入力ボタンを操作しなかった場合に、次回の連打種別が選択されたインジケータ演出の操作受付期間が延長され得ると共に、ボタンモードを選択することにより、インジケータ演出の際にサブ入力ボタンを操作せずに予告演出が発生し得るよう構成したため、様々なサブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様が存在し、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例7においては、一撃種別が選択されたインジケータ演出で操作受付期間中にサブ入力ボタンを操作しなかった場合に、次回の連打種別が選択されたインジケータ演出の操作受付期間が延長され得るよう構成したが、インジケータ演出の操作受付期間が延長され得るサブ入力ボタン操作種別はこれには限定されず、その他の種別が選択された場合でもよい。また、インジケータ演出の操作受付期間が延長される条件または延長期間もどのような条件にしてもよく、例えば、インジケータ演出の際に、操作受付期間中にサブ入力ボタンを操作した場合において、当該サブ入力ボタン操作時に残ったサブ入力ボタン操作可能時間を延長するよう構成してもよい。
尚、本実施形態からの変更例7においては、一撃種別と連打種別とは別の主遊技図柄の変動において実行されるよう構成したが、これには限定されず、異なるサブ入力ボタン操作種別が同一の主遊技図柄の変動において実行されるよう構成してもよい。また、本実施形態からの変更例7においては、連打用減算タイマに初期値を設けていないため、当該タイマ値が0の場合には連打種別が選択された場合においても連打種別のボタン画像に係る演出が実行されないこととなるが、連打用減算タイマに初期値を設けることにより連打種別選択された場合には連打種別のボタン画像に係る演出が常に実行されるよう構成してもよい。
(変更例8)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例8とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
次に、図49は、本実施形態からの変更例8における、図15でのステップ2230のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、サブ入力ボタンの操作方法(単発押し、長押し)によって異なる予告が発生するよう構成したことである。尚、サブ入力ボタン操作方法はこれには限定されず、3つ以上の操作方法を設けてもよいし、操作方法の種類及び組み合わせをどのようにしてもよい。
次に、図50は、本実施形態からの変更例8における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2334(変8)、ステップ2650(変8)、ステップ2346(変8)、ステップ2348(変8)及びステップ2353(変8)である。即ち、ステップ2333でYesの場合、換言すれば、決定された予告演出内容が所定の予告演出内容であった場合、ステップ2334(変8)で、表示制御手段2152は、サブ入力ボタンの操作を促す所定の画像(ボタン画像)及び指示(例えば、「サブ入力ボタンを押してください」との指示であるが、後述するように、本例では、サブ入力ボタンの操作態様として複数の操作態様を受付可能とするよう構成されているが、この段階では、当該複数の操作態様のいずれかを明確に指示しないよう構成されている。但し、この段階にて、当該複数の操作態様のいずれかを明確に指示するよう構成した場合、指示しなかった操作態様については所謂隠れコマンドのような性質となる)を表示する。また、ステップ2370のインジケータ演出表示処理の後、ステップ2650で、表示制御手段2152は、後述するボタン演出表示処理を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図51は、本実施形態からの変更例8における、図50でのステップ2650(変8)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのボタン演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ2652で、ボタン演出表示制御手段2152hは、ボタン操作中タイマT3のタイマ値を参照し、当該ボタン操作中タイマT3は停止中であるか否かを判定する。ステップ2652でYesの場合、ステップ2654で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンがオフからオンになったか否かを判定する。ステップ2654でYesの場合、ステップ2656で、ボタン演出表示制御手段2152hは、ボタン操作中タイマT3をスタートさせ、ステップ2658に移行する。尚、ステップ2652でNoの場合にも、ステップ2658に移行する。次に、ステップ2658で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、ボタン操作中タイマT3のタイマ値が所定期間(サブ入力ボタンが単発押しであるか、長押しであるかを判定するための閾値であり、例えば、2秒)に到達していないか否かを判定する。ステップ2658でYesの場合、ステップ2660で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンがオンからオフになったか否かを判定する。ステップ2660でYesの場合、ステップ2662で、ボタン演出表示制御手段2152hは、取得した表示更新内容に基づくサブ入力ボタン単発押し時予告を実行し、ステップ2666に移行する。他方、ステップ2658でNoの場合、ステップ2664で、ボタン演出表示制御手段2152hは、取得した表示更新内容に基づくサブ入力ボタン長押し時予告を実行し、ステップ2666に移行する。
次に、ステップ2666で、ボタン演出表示制御手段2152hは、ボタン画像を消去する。次に、ステップ2668で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある、入力有効期間フラグをオフにする。次に、ステップ2670で、ボタン演出表示制御手段2152hは、ボタン操作中タイマを停止してリセットし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2660でNoの場合、ステップ2661で、ボタン演出表示制御手段2152hは、サブ入力ボタン4000を押下中である旨の表示を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する(但し、この段階で、サブ入力ボタンの操作受付期間を超過してしまった場合には、サブ入力ボタンが単発押しであると見做して、サブ入力ボタン単発押し時予告を実行するよう構成してもよい。勿論、サブ入力ボタンが長押しであると見做して、サブ入力ボタン長押し時予告を実行するよう構成してもよい)。尚、ステップ2654でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例8によれば、インジケータ演出中にサブ入力ボタンを操作する場合において、1つの操作方法(本例では、単発押し)を指示しているが、異なる操作方法(本例では、長押し)であっても入力を受け付けると共に、異なるサブ入力ボタンの操作方法(例えば、単発押しと長押し)によって異なる予告が発生するよう構成することで、遊技者が任意にサブ入力ボタンの操作方法を選択することができるようになり、遊技の興趣性が高まることとなる。
(変更例9)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例9とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
まず、図52は、本実施形態からの変更例9における、図15でのステップ2230のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での予告演出内容決定処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、操作する操作部材及びその組み合わせによって異なる予告が発生し得るよう構成したことである。尚、操作部材及びその組み合わせはこれには限定されず、操作部材の数、使用する操作部材、操作する際の操作部材の組み合わせ等を変更しても何ら問題ない。
次に、図53は、本実施形態からの変更例9における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2334(変9)及びステップ2650(変9)であり、即ち、ステップ2333でYesの場合、換言すれば、決定された予告演出内容が所定の予告演出内容であった場合、ステップ2334(変9)で、表示制御手段2152は、操作部材の操作を促す所定の画像(ボタン画像)及び指示(「サブ入力ボタンを押してください」との指示)を表示する。尚、本例では、サブ入力ボタン単独押しの指示を表示しているが、タッチパネルの操作指示等の他の操作方法の指示でも何ら問題ない。また、ステップ2370のインジケータ演出表示処理の後、ステップ2650(変9)で、表示制御手段2152は、後述するボタン演出表示処理を実行し、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
次に、図54は、本実施形態からの変更例9における、図53でのステップ2650(変9)のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側でのボタン演出表示処理のフローチャートである。まず、ステップ2652で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、サブ入力ボタンの操作があるか否かを判定する。ステップ2652でYesの場合、ステップ2654で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、十字キー4100が操作中であるか否かを判定する。尚、この場合の十字キーの操作はいずれの方向(上下左右)であるかを問わないものとしている。ステップ2654でYesの場合、ステップ2656で、ボタン演出表示制御手段2152hは、取得した表示更新内容に基づくサブ入力ボタンと十字キー同時押し予告を実行し、ステップ2668に移行する。他方、ステップ2654でNoの場合には、ステップ2658で、ボタン演出表示制御手段2152hは、取得した表示更新内容に基づくサブ入力ボタン単独押し予告を実行し、ステップ2668に移行する。
ステップ2652でNoの場合、ステップ2660で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、タッチパネル4200の操作があるか否かを判定する。ステップ2660でYesの場合、ステップ2662で、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、十字キー4100が操作中であるか否かを判定する。尚、この場合の十字キーの操作はいずれの方向(上下左右)であるかを問わないものとしている。ステップ2662でYesの場合、ステップ2664で、ボタン演出表示制御手段2152hは、取得した表示更新内容に基づくタッチパネルと十字キー同時押し予告を実行し、ステップ2668に移行する。他方、ステップ2662でNoの場合には、ステップ2666で、ボタン演出表示制御手段2152hは、取得した表示更新内容に基づくタッチパネル単独押し予告を実行し、ステップ2668に移行する。
次に、ステップ2668で、ボタン演出表示制御手段2152hは、ボタン画像を消去する。次に、ステップ2670で、ボタン演出表示制御手段2152hは、ボタン演出表示制御手段2152hは、演出表示関連情報一時記憶手段2152eのフラグエリア内にある入力有効期間フラグをオフにし、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。尚、ステップ2660でNoの場合にも、本サブルーチンの呼び出し元に復帰する。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例9によれば、インジケータ演出中に操作部材を操作する場合において、操作部材及びその組み合わせの中で1通りの操作(例えば、サブ入力ボタンの押下)を指示しているが、異なる操作部材及びその組み合わせの操作(例えば、タッチパネルに触れる等)であっても入力を受け付けると共に、操作する操作部材及びその組み合わせによって異なる予告が発生し得るよう構成することで、遊技者が任意に操作部材及びその組み合わせを選択することができるようになり、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例9においては、操作部材の入力方法を、1つの操作部材の入力、または、2つの操作部材の同時入力としたが、操作部材の入力方法はこれには限定されず、例えば、インジケータ演出実行中に操作部材を所定の順(十字キー上、サブ入力ボタン押下、十字キー下、サブ入力ボタン押下の順等)で入力することにより予告演出が実行されるよう構成してもよい。また、このように構成した場合、本例にて示されているインジケータ背面画像に、操作部材の入力に係る所定の順(いわゆる、裏コマンド)を表示するよう構成してもよい。
(変更例10)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例10とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
まず、図55は、本実施形態からの変更例10における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2347(変10)〜ステップ2349(変10)であり、その目的は、インジケータ演出中にサブ入力ボタンを入力した後に予告演出(本例では、役物作動)をすぐさま発生させない演出態様を設けることである。即ち、ステップ2347(変10)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、取得した表示更新内容は特定の表示更新内容(例えば、演出内容3)であるか否かを判定する。ステップ2347(変10)でYesの場合、ステップ2348(変10)で、表示制御手段2152は、取得した表示更新内容に基づく演出内容(例えば、演出内容3)を実行{所定時間(例えば、2秒)後に役物が作動する演出態様を実行}し、ステップ2350に移行する。他方、ステップ2347(変10)でNoの場合、ステップ2349(変10)で、表示制御手段2152は、取得した表示更新内容に基づく演出内容(例えば、演出内容1又は演出内容2)を実行し、ステップ2350に移行する。
ここで、同図上の予告表示画像イメージ図に示されるように、演出内容1がサブ入力ボタン押下直後に役物作動、演出内容2がサブ入力ボタン押下後も役物作動せず、演出内容3がサブ入力ボタン押下2秒後に役物作動となっている。また、各演出内容に係る変動においての大当り期待度は、演出内容1が大当り期待度:高、演出内容2が大当り期待度:低、演出内容3が大当り期待度:大当り確定となっている。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例10によれば、インジケータ演出中においてサブ入力ボタンを入力した後に予告演出をすぐさま発生させない演出態様を設けるよう構成することで、当該演出態様選択時には、インジケータ演出中にサブ入力ボタンを押下してもすぐさま予告演出(役物の作動)が実行されないことから大当りの期待度が低いと認識し、その後、実は大当り期待度が高かった(大当り確定であった)ことを認識することとなり、サブ入力ボタンの押下後すぐさま予告演出(本例では、役物作動)が実行されなくとも当該演出態様が実行される期待感を持ち続けられることとなり、遊技の興趣性が高まることとなる。
(変更例11)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例11とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
まず、図56は、本実施形態からの変更例11における、図18でのステップ2320のサブルーチンに係る、演出表示制御装置(サブメイン基板)側での表示更新処理のフローチャートである。本実施形態からの変更点は、ステップ2345−1(変11)及びステップ2345−2(変11)であり、その目的は、静電容量センサ4000−Sの検知によって予告演出を実行し得るよう構成することである。即ち、ステップ2345−1(変11)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、取得した表示更新内容は特定の表示更新内容(例えば、予告画像表示3)であるか否かを判定する。ステップ2345−1(変11)でYesの場合、ステップ2345−2(変11)で、表示制御手段2152は、演出表示関連情報一時記憶手段2152eを参照し、静電容量センサ4000−Sの検知があるか否かを判定する。ステップ2345−2(変11)でYesの場合はステップ2348に移行し、Noの場合にはステップ2346に移行する。尚、ステップ2345−1(変11)でNoの場合にも、ステップ2346に移行する。
以上のように変更することで、本実施形態からの変更例11によれば、静電容量センサの検知によって予告演出を実行し得るよう構成し、大当りの変動時にのみ当該予告演出を実行することで、遊技者は予期せぬタイミングで当該変動が大当りの変動であることを認識できることとなり、遊技の興趣性が高まることとなる。
尚、本実施形態からの変更例11においては、大当りの変動時にのみ静電容量センサに係る予告演出を実行し得るよう構成したが、ハズレの変動時に実行し得るよう構成してもよく、その際には、当該静電容量センサに係る予告演出が実行された場合には実行されない場合に比べて大当り期待度が高くなるよう構成することが望ましい。
(変更例12)
尚、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示に係る演出態様はこれには限定されない。そこで、そのような演出態様の一例を、本実施形態からの変更例12とし、以下、本実施形態からの変更点についてのみ詳述する。
尚、本実施形態からの変更例12においては、サブ入力ボタンの入力操作を促す画像(ボタン画像及びインジケータ画像)の表示態様は遊技者に操作可能な残り時間を示唆するものであればどのようなものでもよく、例えば、図57(a)に示されるように、サブ入力ボタン自体にインジケータ画像を表示し時間経過と共に減少していくよう構成してもよい。また、図57(b)に示されるように、時間経過と共にボタン画像自体が収縮することで遊技者に操作可能な残り時間を示唆するよう構成してもよい。また、ボタン画像等の輝度や色の変化等によって遊技者に操作可能な残り時間を示唆してもよい。
尚、本例において、操作部材を異なる操作方法で操作した場合にも、同一の操作をした扱いとして同一の予告演出を実行するよう構成してもよい。例えば、サブ入力ボタンを連打する操作方法と長押しする操作方法とがあった場合に、当該サブ入力ボタンを長押しした場合にも連打した場合と同じ扱い(演出態様等が同じ)として長押しした場合に実行される予告演出を連打した場合に実行される予告演出と同一とすることが挙げられる(長押ししていれば連打している扱いとなる)。
また、本例におけるインジケータ演出中に、操作部材を操作せずにインジケータ演出が終了した(インジケータ前面画像がなくなった)際に、再度ボタン画像及び/又はインジケータ画像を表示して遊技者に操作部材の操作を促すよう構成してもよい。また、そのように構成した場合、当該再度操作を促す演出実行時には、非実行時と比べて大当りの期待度が高くなるようにすることが望ましい。
また、本例において、インジケータ演出時に操作部材を操作しても予告演出が実行されないと共にインジケータの減少も続行され得る(いわゆる、フリーズ)よう構成してもよい。そのように構成した場合、当該演出を大当りの場合のみ選択されるようにし、インジケータ前面画像がなくなったタイミングで当該変動が大当りに係る変動である旨を報知することが望ましい。
(まとめ)
以上、これまで示した実施例において、代表的な構成を抽出して上位概念化したものを以下に列記しておくが、あくまで一例であり、また、当該列記した構成に対して、これまで示した実施例を更に抽出して付加してもよいことを補足しておく。
本態様に係る遊技機は、
識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)と、
情報を表示可能な情報表示部(例えば、演出表示装置2140)と、
遊技者によって操作可能な操作部(例えば、演出操作装置4000)と
を備え、
所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段(例えば、乱数取得判定実行手段1120)と、
前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)と、
識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(例えば、表示制御手段1150)と、
識別情報表示部上(例えば、主遊技図柄表示装置2130)にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段(例えば、特別遊技制御手段1170)と
を備え、
識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中における所定タイミング後から所定期間が経過するまでは、操作部(例えば、演出操作装置4000)による操作が有効となり得るよう制御し、
前記所定タイミングにおいて、所定の表示区域にて表示される画像であって、前記所定期間が経過するまでの残り期間に応じて当該所定の表示区域中に占める表示面積が減少する操作可能期間指標画像を表示制御可能に構成されており、
操作部(例えば、演出操作装置4000)による操作が有効となっている際の操作部(例えば、演出操作装置4000)による操作に基づき、前記所定の表示区域における操作可能期間指標画像が表示されていない表示区域中に占める表示面積が増大し得る画像であって、特別遊技への移行期待度と対応した画像を表示制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
本態様に係る遊技機は、
識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)と、
情報を表示可能な情報表示部(例えば、演出表示装置2140)と、
遊技者によって操作可能な操作部(例えば、演出操作装置4000)と
を備え、
所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段(例えば、乱数取得判定実行手段1120)と、
前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)と、
識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(例えば、表示制御手段1150)と、
識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段(例えば、特別遊技制御手段1170)と、
識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中において、複数種類の予告画像候補の内から特別遊技への移行期待度と対応した種類の予告画像を、情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示し得る予告情報表示制御手段(例えば、表示制御手段2152)と
を備え、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
前記表示タイミング後から前記所定期間が経過するまでに、操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合に表示予定である予告画像とは異なる情報が優先して表示される場合、前記所定期間に係る経過時間の計時を一時停止し得るよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
尚、本態様に係る遊技機においては、以下のように構成してもよい。
変動表示期間中における第一の表示タイミングにて、操作部の操作指示に係る第一情報を情報表示部にて表示すると共に、第一の表示タイミング後から第一所定期間が経過するまでに操作部が操作された場合には第一予告画像を表示し得るよう制御し、
変動表示期間中における第一の表示タイミングよりも遅い第二の表示タイミングにて、操作部の操作指示に係る第二情報を情報表示部にて表示すると共に、第二の表示タイミング後に操作部が操作された場合には第二予告画像を表示し得るよう制御し、
第一の表示タイミング後から第一所定期間が経過するまでに第二の表示タイミングに到達した場合には、操作部が操作された際に第二予告画像を優先して表示し得るよう制御し、第一所定期間に係る経過時間の計時を一時停止し得るよう構成されている。
本態様に係る遊技機は、
識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)と、
情報を表示可能な情報表示部(例えば、演出表示装置2140)と、
遊技者によって操作可能な操作部(例えば、演出操作装置4000)と
を備え、
所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段(例えば、乱数取得判定実行手段1120)と、
前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)と、
識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(例えば、表示制御手段1150)と、
識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段(例えば、特別遊技制御手段1170)と、
識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中において、複数種類の予告画像候補の内から特別遊技への移行期待度と対応した種類の予告画像を、情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示し得る予告情報表示制御手段(例えば、表示制御手段2152)と
を備え、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定の第一期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には第一予告画像を表示し得るよう制御し、当該第一期間の経過後から所定の第二期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には第一予告画像とは異なる第二予告画像を表示し得るよう制御し、
操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示するに際しては、前記表示タイミング以降における時間経過に応じて、前記第一期間及び前記第二期間が経過するまでの残り期間を表示するよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
尚、本態様に係る遊技機においては、以下のように構成してもよい。
前記第一期間及び前記第二期間が経過するまでの残り期間を表示するに際しては、所定の表示区域にて表示される画像であって、当該残り期間に応じて当該所定の表示区域中に占める表示面積が減少する操作可能期間指標画像を表示制御可能に構成されており、
前記所定の表示区域における操作可能期間指標画像が表示されていない表示区域中において、現時点で操作部が操作された場合に表示予定である予告画像の種類を示唆又は報知するよう構成されている。
本態様に係る遊技機は、
識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)と、
情報を表示可能な情報表示部(例えば、演出表示装置2140)と、
遊技者によって操作可能な操作部(例えば、演出操作装置4000)と
を備え、
所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段(例えば、乱数取得判定実行手段1120)と、
前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)と、
識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(例えば、表示制御手段1150)と、
識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段(例えば、特別遊技制御手段1170)と、
識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中において、複数種類の予告画像候補の内から特別遊技への移行期待度と対応した種類の予告画像を、情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示し得る予告情報表示制御手段(例えば、表示制御手段2152)と
を備え、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
前記所定期間として、第一所定期間及び第一所定期間よりも長い第二所定期間のいずれかが選択され得るよう構成されており、少なくとも第一所定期間が経過するまでは、第一所定期間及び第二所定期間のいずれが選択されたかが、遊技者にとって判別困難となるよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
或いは、前記所定期間が経過した際に、操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合に表示予定である予告画像が表示されていない場合には、前記所定期間を延長し得るよう構成してもよい。
尚、以下のような別態様としてもよい。
本別態様に係る遊技機は、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
前記所定期間が経過するまでの残り期間が特定期間以上又は超過である場合には、操作部(例えば、演出操作装置4000)にて第一の操作態様がなされた場合に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定し、前記所定期間が経過するまでの残り期間が当該特定期間未満又は以下である場合には、操作部(例えば、演出操作装置4000)にて第一の操作態様とは異なる第二の操作態様がなされた場合に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
本態様に係る遊技機は、
識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)と、
情報を表示可能な情報表示部(例えば、演出表示装置2140)と、
遊技者によって操作可能な操作部(例えば、演出操作装置4000)と
を備え、
所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段(例えば、乱数取得判定実行手段1120)と、
前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)と、
識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(例えば、表示制御手段1150)と、
識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段(例えば、特別遊技制御手段1170)と、
識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中において、複数種類の予告画像候補の内から特別遊技への移行期待度と対応した種類の予告画像を、情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示し得る予告情報表示制御手段(例えば、表示制御手段2152)と
を備え、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御することを一単位とする単位演出制御を実行可能であり、
ある単位演出制御の実行時における前記表示タイミング後から前記所定期間が経過するまでの期間の一部又は全部について、当該ある単位演出制御の実行終了後において新たに実行された単位演出制御の際の前記所定期間として加算し得るよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
尚、以下のような別態様としてもよい。
本別態様に係る遊技機は、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
操作部(例えば、演出操作装置4000)にて所定の操作態様がなされた場合に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されている一方、所定条件を充足した場合には、操作部(例えば、演出操作装置4000)にて当該所定の操作態様がなされていない場合であっても強制的に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
本態様に係る遊技機は、
識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)と、
情報を表示可能な情報表示部(例えば、演出表示装置2140)と、
遊技者によって操作可能な操作部(例えば、演出操作装置4000)と
を備え、
所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段(例えば、乱数取得判定実行手段1120)と、
前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)と、
識別情報表示内容決定手段(例えば、図柄内容決定手段1140)により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段(例えば、表示制御手段1150)と、
識別情報表示部(例えば、主遊技図柄表示装置2130)上にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段(例えば、特別遊技制御手段1170)と、
識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中において、複数種類の予告画像候補の内から特別遊技への移行期待度と対応した種類の予告画像を、情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示し得る予告情報表示制御手段(例えば、表示制御手段2152)と
を備え、
変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部(例えば、演出操作装置4000)の操作指示に係る情報を情報表示部(例えば、演出表示装置2140)にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
操作部(例えば、演出操作装置4000)にて所定の操作態様がなされた場合に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されていると共に、操作部(例えば、演出操作装置4000)にて当該所定の操作態様とは異なる特定の操作態様がなされた場合にも操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されており、当該所定の操作態様がなされた場合と当該特定の操作態様がなされた場合とでは、予告画像の表示内容を異ならせ得るよう構成されており、前記操作部の操作指示に係る情報として当該所定の操作態様に係る指示が表示されるよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
尚、以下のような別態様としてもよい。
本別態様に係る遊技機は、
夫々を独立して操作可能な操作部を複数備え、当該複数の操作部に基づく所定の操作手順がなされた場合に操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されていると共に、当該複数の操作部に基づく当該所定の操作手順とは異なる特定の操作手順がなされた場合にも操作部(例えば、演出操作装置4000)が操作されたと判定するよう構成されており、当該所定の操作手順がなされた場合と当該特定の操作手順がなされた場合とでは、予告画像の表示内容を異ならせ得るよう構成されている
ことを特徴とする遊技機である。
1000 主制御装置
1100 遊技制御手段、1110 入球判定手段
1111 主遊技始動口入球判定手段、1112 補助遊技始動口入球判定手段
1120 乱数取得判定実行手段、1121 主遊技乱数取得判定実行手段
1122 補助遊技乱数取得判定実行手段、1130 保留制御手段
1131 主遊技図柄保留手段、1131a 主遊技図柄保留情報一時記憶手段
1132 補助遊技図柄保留手段、1132a 補助遊技図柄保留情報一時記憶手段
1135 当否抽選手段、1135a 特別遊技移行決定手段
1135b 当否抽選用テーブル、1135b−1 主遊技用当否抽選テーブル
1140 図柄内容決定手段、1141 主遊技内容決定手段
1141a 主遊技内容決定用抽選テーブル、1142 補助遊技内容決定手段
1142a 補助遊技内容決定用抽選テーブル、1150 表示制御手段
1151 主遊技図柄制御手段、1151a 主遊技図柄変動時間管理手段
1151a−1 主遊技図柄変動管理用タイマ、1152 補助遊技図柄制御手段
1152a 補助遊技図柄変動時間管理手段、1152a−1 補助遊技図柄変動管理用タイマ
1160 電動役物開閉制御手段、1161 条件判定手段
1162 開放タイマ、1170 特別遊技制御手段
1171 条件判定手段、1172 特別遊技内容決定手段
1172a 特別遊技内容参照テーブル、1173 特別遊技実行手段
1174 特別遊技時間管理手段、1174a 特別遊技用タイマ
1180 特定遊技制御手段、1181 特定遊技終了条件判定手段
1181a 時短回数カウンタ、1190 遊技状態一時記憶手段
1191 主遊技状態一時記憶手段、1191a フラグ一時記憶手段
1191b 主遊技図柄情報一時記憶手段、1191c 特別遊技関連情報一時記憶手段
1192 補助遊技状態一時記憶手段、1192a 補助遊技関連情報一時記憶手段
1192b 補助遊技図柄情報一時記憶手段、1200 情報送信手段
1300 賞球払出決定手段
2000 遊技周辺機器
2110 主遊技始動口、2111 主遊技始動口入球検出装置
2112 主遊技始動口電動役物、2130 主遊技図柄表示装置
2131 主遊技図柄表示部、2132 主遊技図柄保留表示部
2120 大入賞口、2121 大入賞口入賞検出装置
2122 大入賞口電動役物、2200 補助遊技周辺機器
2210 補助遊技始動口、2211 補助遊技始動口入球検出装置
2220 補助遊技図柄表示装置、2221 補助遊技図柄表示部
2222 補助遊技図柄保留表示部
2150 演出表示制御手段
2151 表示情報受信手段、2151a メイン側情報一時記憶手段
2152 表示制御手段、2152a 装飾図柄表示制御手段
2152a−1 装図表示内容決定手段、2152a−1−1 装図変動内容決定用抽選テーブル
2152a−1−2 装図停止図柄決定用抽選テーブル、2152a−3 主演出動作内容決定手段
2152a−3−1 主演出動作内容決定用抽選テーブル、2152a−4 変動時間管理タイマ
2152a−4−1 装図変動時間管理タイマ、2152a−4−2 入力有効期間タイマ
2152a−5 予告演出内容決定手段、2152a−5−1 予告演出内容決定用抽選テーブル
2152b 装図保留情報表示制御手段、2152d 特別遊技中表示制御手段
2152e 演出表示関連情報一時記憶手段、2152e−2 装図保留情報一時記憶手段
2152f インジケータ演出表示制御手段、2152f−1 インジケータ背面画像決定用抽選テーブル
2140 演出表示装置、2141 装図表示部
2142 装図保留表示部、4000 演出操作装置
3000 賞球払出制御装置

Claims (1)

  1. 識別情報を変動表示及び停止表示可能な識別情報表示部と、
    情報を表示可能な情報表示部と、
    遊技者によって操作可能な操作部と
    を備え、
    所定の乱数取得条件を充足した場合、遊技内容を決定する乱数を取得する乱数取得手段と、
    前記乱数に基づき、前記遊技内容として、識別情報の変動内容及び停止識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段と、
    識別情報表示内容決定手段により決定された前記変動内容に従い、識別情報を識別情報表示部上にて変動表示した後、停止識別情報を表示するよう制御する識別情報表示制御手段と、
    識別情報表示部上にて表示された停止識別情報が所定態様であった場合、遊技者にとって有利な特別遊技へ移行し得る特別遊技実行手段と、
    識別情報が変動表示されている期間である変動表示期間中において、複数種類の予告画像候補の内から特別遊技への移行期待度と対応した種類の予告画像を、情報表示部にて表示し得る予告情報表示制御手段と
    を備え、
    変動表示期間中における所定の表示タイミングにて、操作部の操作指示に係る情報を情報表示部にて表示すると共に、当該表示タイミング後から所定期間が経過するまでに操作部が操作された場合には予告画像を表示し得るよう制御し、
    前記所定期間として、第一所定期間及び第一所定期間よりも長い第二所定期間のいずれかが選択され得るよう構成されており、少なくとも第一所定期間が経過するまでは、第一所定期間及び第二所定期間のいずれが選択されたかが、遊技者にとって判別困難となるよう構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
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