JP2015017310A - 水素製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電解セルを有する水素製造装置において、温度の均一化を図る。
【解決手段】実施形態によれば、水素製造装置100は、燃料の供給を受けて水素を製造する複数の電解セル10a、10bを備える。電解セル10a、10bのそれぞれは、酸素イオン透過性を有する固体酸化物電解質の隔膜と、隔膜の第1の面に隣接する水素極と、第1の面と反対側の第2の面に隣接する酸素極と、隔膜および水素極を収納し、燃料受け入れ口から燃料を受け入れて水素を水素回収口から流出させる水素側空間を、隔膜とともに形成するセル容器21とを有する。それぞれの電解セル10a、10bは互いに並列に長手方向に延びて、かつ、互いに隣接する電解セル10a、10bどうしは、燃料受け入れ口から水素回収口に向かう方向が互いに逆向きとなる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、複数の電解セルを備える水素製造装置に関する。
新エネルギー源のひとつとして、水素が挙げられる。この水素の利用分野として、水素と酸素を電気化学的に反応させることにより、化学エネルギーを電気エネルギーに変換する燃料電池が注目されている。燃料電池は高いエネルギー利用効率を有し、大規模分散電源、家庭用電源、移動用電源として開発が進められている。
燃料電池は、温度域や使用する材料および燃料の種類に応じて、固体高分子型、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型などの方式がある。この中で、効率などの観点から、固体酸化物から成る電解質を使用して電気化学反応により電気エネルギーを得る固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell 「SOFC」)が注目されている。
また、水素の製造においては、水の電気分解反応がある。特に、高温で水蒸気の状態で電気分解する高温水蒸気電解法の場合は、動作原理がSOFCの逆反応である。このため、SOFCと同様に固体酸化物から成る電解質を使用する(Solid Oxide Electrolyzer Cell 「SOEC」)。
SOFCは、一般的に、電解質と電極とから構成される。電解質は、固体酸化物であり、酸素イオン導電性を有する。固体酸化物としては、一般に緻密な安定化ジルコニアの成形体が用いられている。また、近年は、安定化ジルコニアと比較して酸素イオン導電性が良好な電解質材料として、ペロブスカイト型酸化物やセリア系固溶体などが適用されているケースもある。
これらの電解質において、高温での安定性や反応安定性などの観点では、安定化ジルコニア系の電解質が良好である。一方、酸素イオン導電性の面では、ペロブスカイト型酸化物やセリア系固溶体などが良好な特性を有する。
電極に関しては、同様にSOFCを例にとると、大きく燃料極と空気極に分けられる。燃料極は、燃料ガスであるHと、電解質を移動してきた酸化物イオンとが電気化学的に反応し、HOと電子(e)が生成する。空気極では、(空気中の)酸素が、電子(e)を取り込み、電気化学反応により、酸化物イオン(O2−)が生成し、これらが電解質へと移動する。
燃料極には、一般的に金属と固体酸化物電解質材料の混合焼結体(サーメット)が用いられる。たとえば、固体酸化物電解質材料が安定化ジルコニア系の場合、Ni−YSZ(イットリア安定化ジルコニア)、Ni−ScSZ(スカンジア安定化ジルコニア)などが用いられる。金属成分については、単一金属成分系や、複数の金属の混合系(合金も含む)などが用いられ、例えば、Ni、Co、Fe、Ni−Fe、Ni−Mg、Ptなどが挙げられる。
一方、空気極は、一般的にペロブスカイト型酸化物やこれらの一部サイトを置換した酸化物が用いられる。例えば、LaSrMn酸化物(LSM)、LaSrCo酸化物(LSC)、LaSrCoFe酸化物(LSCF)、LaSrFe酸化物(LSF)などが挙げられる。また、電解質に用いている固体酸化物との混合体なども用いられ、例えば、LSM−YSZ、LSM−ScSZ、などが挙げられる。
SOFCのセルを構成する材料は上述のような材料を用いているが、SOECにおいても類似の材料を用いているケースが多い。しかしながら、SOECでは、外部から電気エネルギーを印加し、SOFCと逆の反応系をとる。
SOECにおいて、SOFCの燃料極にあたる電極は水素極とよばれる。SOECの水素極においては、燃料(原料)ガスである水蒸気(HO)が電子(e)を取り込んで、水素と酸化物イオンを生成する。生成した酸化物イオンは電解質中を移動する。SOECにおいては、SOFCの空気極にあたる電極は、酸素極とよばれる。酸化物イオンが、電解質中を通過して酸素極に至ると、電気化学的に反応し、酸素と電子(e)が生成される。
SOECについては、発生した水素を蓄積し、燃焼もしくはSOFCで発電する電力貯蔵システムとして用いる場合や、水素スタンドとして使用する場合等の使用方法が検討されており、水素極において発生する水素を回収する必要がある。SOECあるいはSOFCに使用するセルは多孔質体で構成されており、多孔質体の側面に水素極、電解質、酸素極が積層されており、多孔質体には燃料である水蒸気が通過する燃料孔が設けられている。
セルでの水素発生速度は、温度、電流密度、燃料濃度などの関数になる。一般に、SOECシステムは、複数のセルを重ねてスタックを構成し、スタックを集めてモジュール化する構成をとる。例えばセルの入口と出口では、入口の方が、燃料濃度が高い。スタック間でも同様となる可能性が高い。その結果セル内やスタック内、さらにはモジュール内に温度差が生じる可能性が高い。温度差は、セル内、スタック内の応力を発生させ、セル寿命を縮める恐れがある。
特開2009−174018号公報
前述のように、SOEC内部のセルにおいて温度が不均一となった場合、SOECの寿命を縮めることになる。
そこで、本発明の実施形態は、複数の電解セルを有する水素製造装置において、温度の均一化を図ることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の実施形態は、燃料の供給を受けて水素を製造する複数の電解セルを備える水素製造装置であって、前記電解セルのそれぞれは、酸素イオン透過性を有する固体酸化物電解質の隔膜と、前記隔膜の第1の面に隣接する水素極と、前記隔膜の第1の面と反対側の第2の面に隣接する酸素極と、前記隔膜、前記水素極を収納し、燃料受け入れ口から前記燃料を受け入れ、その内部で反応生成物として生成される水素を水素回収口から流出させる水素側空間を、前記隔膜とともに形成するセル容器と、を有し、前記電解セルは互いに並列に配設され、かつ、互いに隣接する前記電解セルどうしは、前記燃料受け入れ口から前記水素回収口に向かう方向が互いに逆向きとなるように配設されている、ことを特徴とする。
また、本発明の実施形態は、燃料の供給を受けて水素を製造する複数の電解セルをそれぞれ具備する複数のセルスタックを備える水素製造装置であって、前記電解セルのそれぞれは、酸素イオン透過性を有する固体酸化物電解質の隔膜と、前記隔膜の第1の面に隣接する水素極と、前記隔膜の第1の面と反対側の第2の面に隣接する酸素極と、前記隔膜、前記水素極を収納し、燃料受け入れ口から前記燃料を受け入れてその内部で反応生成物として生成される水素を水素回収口から流出させる水素側空間を、前記隔膜とともに形成するセル容器と、を有し、前記セルスタックのそれぞれは、前記燃料受け入れ口から前記水素回収口に向かう方向が互いに同じ複数の前記電解セルが互いに並列に配設されることによって形成され、前記複数のセルスタックは、互いに隣接する第1のセルスタックと第2のセルスタックとを含み、前記第1のセルスタックの前記複数の電解セルと、前記第2のセルスタックの前記電解セルとが、前記燃料受け入れ口から前記水素回収口に向かう方向が互いに逆向きとなるように、前記第1のセルスタックと前記第2のセルスタックが配設されている、ことを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、複数の電解セルを有する水素製造装置において、温度の均一化を図ることができる。
第1の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る水素製造装置の電解セルの縦断面図である。 第1の実施形態に係る水素製造装置の電解セルの変形例の一部透視した斜視図である。 第2の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。 第4の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る水素製造装置について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。水素製造装置100は、第1電解セル10aおよび第2電解セル10bを有する。第1電解セル10aおよび第2電解セル10bは、それぞれ、外形が平板状の直方体形状で、鉛直方向に延びている。
第1電解セル10aの上部には水平方向に延びる矩形断面の燃料供給管15が接続されている。燃料供給管15は、図1では矩形断面の場合を示したが、これに限定されず円管などでもよい。第1電解セル10aの下部には、水平方向に延びる矩形断面の水素回収管17および水平方向に延びる矩形断面の酸素排出管19がそれぞれ接続されている。水素回収管17および酸素排出管19についても、図1では矩形断面の場合を示したが、これに限定されず円管などでもよい。一方、第2電解セル10bの下部には燃料供給管15が接続されている。また、第2電解セル10bの上部には、水素回収管17および酸素排出管19がそれぞれ接続されている。
すなわち、第1電解セル10aと第2電解セル10bは、互いに、上下逆向きに配設されている。また、第1電解セル10aの最も広い面である対向面51と、第2電解セル10bの最も広い面である対向面52が互いに対向するような位置に、第1電解セル10aと第2電解セル10bは配設されている。
なお、便宜上、第1電解セル10aと第2電解セル10bは鉛直方向に延びている場合を説明したが、これに限定されない。第1電解セル10aと第2電解セル10bとが、互いに長手方向に逆向きで、第1電解セル10aと第2電解セル10bそれぞれの最も広い対向面51、52どうしが対向している関係にあればよい。すなわち、この関係が保持されていれば、第1電解セル10aおよび第2電解セル10bは、水平に設けられていても、あるいは斜めに設けられていてもよい。
また、図1では、第1電解セル10aと第2電解セル10bとは、若干離れた位置であるように示されているが、第1電解セル10aと第2電解セル10b間の距離を確保する必要はない。たとえば、第1電解セル10aと第2電解セル10bの熱膨張を考慮した間隙を確保すれば、第1電解セル10aと第2電解セル10bは近接していてもよい。
図2は、第1の実施形態に係る水素製造装置の電解セルの縦断面図である。それぞれの電解セル10は、水素極11、隔膜12、酸素極13およびセル容器21を有する。
隔膜12は、長手方向に延びた長方形の平板状の固体酸化物の電解質である。隔膜12は、酸素イオン導電性を有する。固体酸化物としては、安定化ジルコニアの成形体でよい。また、ペロブスカイト型酸化物やセリア系固溶体を使用してもよい。
水素極11は、隔膜12の一方の面に隣接して設けられた厚みのある平板状であり、隔膜12の設けられている範囲に広がっている。水素極11の材料としては、金属と固体酸化物電解質材料の混合焼結体(サーメット)でよい。混合焼結体としては、たとえば、固体酸化物電解質材料が安定化ジルコニア系の場合、Ni−YSZ、Ni−ScSZなどでよい。金属成分については、単一金属成分系や、複数の金属の混合系(合金も含む)を用いてよい。具体的には、例えば、Ni、Co、Fe、Ni−Fe、Ni−Mg、Ptなどを用いることができる。
酸素極13は、隔膜12の水素極11が隣接する面とは反対側の面に隣接して設けられ、隔膜12の設けられている範囲に広がっている。酸素極13としては、ペロブスカイト型酸化物やこれらの一部サイトを置換した酸化物を用いてよく、具体的には、例えば、LSM、LSC、LSCF、LSFなどでよい。また、これらの酸化物と電解質に用いている固体酸化物との混合体、例えば、LSM−YSZ、LSM−ScSZなどでもよい。
セル容器21は、隔膜12、水素極11および酸素極13を収納している。セル容器21の内部は、隔膜12によって、水素側空間11aおよび酸素側空間13aに分割されている。水素側空間11aは水素極11が設けられている方の空間である。酸素側空間13aは酸素極13が設けられている方の空間である。酸素イオンを除いては、水素側空間11a内のガスと酸素側空間13a内のガスとは、隔膜12によって、相互に流入することなく隔離されている。
ここで、水素側空間11aは、一つのまとまった空間として説明したが、これに限定されない。たとえば、後述する変形例のように多孔質体がセル容器内に充填されており、多孔質体の片側に水素極11が設けられている場合に、この多孔質体内に分布する各微小な空間の全体であってもよい。あるいは、多孔質体内に形成されて、燃料(原料)である水蒸気および発生した水素が通過する流通路が形成されていてもよい。水素側空間11aは、これらの空間を含むものであってもよい。
セル容器21の水素側空間11aの長手方向の一端には、燃料受け入れ口14が形成されている。燃料受け入れ口14には燃料供給管15が接続されている。セル容器21の水素側空間11aの燃料受け入れ口14の反対端には、水素回収口16が形成されている。水素回収口16には水素回収管17が接続されている。
また、セル容器21の酸素側空間13aの、水素回収口16と同じ側には、酸素排出口18が形成されている。酸素排出口18には酸素排出管19が接続されている。
なお、酸素排出管19は、必ずしも設けることを要しない。すなわち、回収した水素との再結合の可能性がないように構成されている場合には、酸素排出口18から酸素をそのまま空気雰囲気に排出することでもよい。
水素極11と酸素極13間には、直流電源25によって直流電圧が印加可能となっている。酸素極13側が水素極11側よりプラスの電位となるように印加される。印加される電圧は、たとえば、水蒸気を燃料として使用する場合、水蒸気が分解して水素が発生する反応の理論電圧である約1.3Vの程度または、これに余裕を加えた電圧である。
複数の第1電解セル10a、第2電解セル10bのそれぞれについて、この程度の電圧を印加する。直流電源からの結線は、第1電解セル10a、第2電解セル10bのそれぞれに並列に結んでもよい。また、結線量の低減のために直列で結んでもよい。
図3は、第1の実施形態に係る水素製造装置の電解セルの変形例の一部透視した斜視図である。この変形例においては、水素極11の隔膜12と反対側に多孔質体20が設けられている。また、多孔質体20には、燃料受け入れ口14と水素回収口16間を結ぶ3本の流通路20aが形成されている。流通路20aの本数は3本に限定されず1本あるいは2本でも、4本以上でもよい。流通路20aを通過する水蒸気は、多孔質体20内の微小空間を通過して水素極11に移動可能である。また、水素極11で発生した水素は多孔質体20内の微小空間を通過して流通路20aに移動可能である。
図3では、セル容器21の表示を省略している。本変形例においては、セル容器21は、隔膜12とともに水素側空間11を形成しているが、一方、酸素側空間13aを形成していない。すなわち、酸素極13で酸素イオンから酸素分子となった酸素ガスが、そのまま空気雰囲気に放出されるようにセル容器21は形成されている。本変形例においては、酸素排出管19は必然的に不要となる。
以上の変形例を含めた構成の説明において、第1電解セル10a、第2電解セル10bは、一方向に長い形状の場合を説明したが、これには限定されない。すなわち、燃料受け入れ口14から燃料が流入して、水素回収口16から水素、あるいは水蒸気と混合した水素が流出する流路が水素側空間11a内に形成されるような形状であれば、対向面あるいはその他の側面の形状は、長方形の代わりに正方形、楕円形などでもよい。
次に、以上のように構成された本実施形態の作用を説明する。以下、水蒸気を燃料として使用する場合を例にとって説明する。
燃料(原料)である水蒸気は、燃料供給管15から第1電解セル10aの燃料受け入れ口14を通じて水素側空間11aに供給される。水素側空間11aに流入した水蒸気は、水素極11内に拡散する。水素極11には電圧が印加されているため、次の式(1)に示すような電解反応により水素が発生する。
O + 2e → H + O2− (1)
発生した水素は、水素側空間11a内の流れに合流する。このように、水素側空間11aにおいては、水蒸気の電解反応により徐々に水蒸気の割合が減少するとともに、水素の割合が徐々に増加しながら、水素側空間11a内の下流である水素回収口16に向かって水蒸気と水素の混合気体が流れる。最終的には、水素回収口16から水素回収管17に流出して、水蒸気との混合気体としての水素ガスが回収される。水蒸気は、たとえば、図示しない冷却器等によって冷却することにより凝縮され、水素ガスが容易に分離される。
一方、水素極11で、発生した酸素イオンO2−は、酸素イオン透過性のよい電解質である隔膜12内を透過して、酸素極13に到達する。ここで、次の式(2)に示すような還元反応によって酸素ガスが発生する。
2− → 1/2 O + 2e (2)
発生した酸素ガスは、酸素側空間13a内を酸素排出口18側に向かって流れる。酸素排出口18に到達した酸素は、酸素排出管19に流出する。
以上に示したように、第1電解セル10aにおいては、燃料受け入れ口14から流入した燃料である水蒸気は、水素回収口16に向かって流れるにしたがって徐々に減少する。このため、水素極11における水蒸気の量は、流れ方向に分布があることになる。この結果、水素極11における反応量にも分布が生じる。この結果、反応熱にも分布が生じることになり、流れ方向に温度分布が生ずることになる。
なお、前記の式(1)の電解反応は基本的には吸熱反応であるが、電圧が印加されていることによる電子の流れ、すなわち直流電源からの電力供給による熱の発生がある。このため、吸熱量と発熱量との差し引きの結果により発熱量が決まる。この他に物質移動による熱量の移動もある。基本的には、燃料である水蒸気の量が減少するにつれて、発熱量が低下し、流れ方向には温度分布が生ずる。
隣接する第2電解セル10bについても、同様の理由から、同様に、流れ方向に温度分布が生ずることになる。しかしながら、第1電解セル10aと第2電解セル10bとでは、水蒸気の流れる方向が逆である。したがって、第1電解セル10aと第2電解セル10bとでは、温度分布のつきかたも逆になる。
ところで、第1電解セル10aの対向面51と、第2電解セル10bの対向面52は互いに隣接して対向する位置にある。このため、対向面51と対向面52の各対向する部分において温度差がある場合には、温度が高い方から低い方に輻射によって熱移動が生ずる。また、対向面51と対向面52間の間隙の空気を通じての熱伝導も対向部分の温度差を解消する方向に働く。
以上のように、複数の電解セル10を有する本実施形態による水素製造装置100においては、電解セル10の温度の均一化を図ることができる。
[第2の実施形態]
図4は、第2の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。本実施形態における水素製造装置100においては、第1電解セル10aと第2電解セル10bの間隙に、伝熱媒体22が配置されている。
伝熱媒体22は、厚みのある平板形状であり、第1電解セル10aの対向面51および第2電解セル10bの対向面52と対向できる広さに拡がっている。伝熱媒体22の一方の面は、第1電解セル10aの対向面51に密着している。また、伝熱媒体22の他方の面は、第2電解セル10bの対向面52に密着している。
伝熱媒体22は、ウール状の金属を成形したもので良い。なお、第1電解セル10aと第2電解セル10bの熱膨張による第1電解セル10aと第2電解セル10b間の間隙寸法の変化に追従して、第1電解セル10a、第2電解セル10bそれぞれとの密着状態を維持できるのであれば、たとえば、フレキシブルな形態として第1電解セル10aと第2電解セル10bとを密着させてもよい。
第1電解セル10aの対向面51と、第2電解セル10bの対向面52間に伝熱媒体22を設けることによって、対向面51と対向面52の各対向する部分において温度差がある場合には、さらに、熱伝導によって熱移動が生ずる。
以上のように、複数の電解セル10を有する本実施形態による水素製造装置100においては、電解セル10の温度のさらなる均一化を図ることができる。
[第3の実施形態]
図5は、第3の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。本実施形態は、第1の実施形態の変形である。
本実施形態においては、同一方向の流れをもつ複数の第1電解セル10aについて、燃料供給管15a、水素回収管17aおよび酸素排出管19aを共通に設けている。すなわち、それぞれの第1電解セル10aの燃料受け入れ口14(図2参照)が鉛直方向上部にある場合、それぞれの燃料受け入れ口14は、同一の水平に延びた燃料供給管15aに接続されている。また、それぞれの第1電解セル10aの水素回収口16(図2参照)は、同一の水平に延びた水素回収管17aに接続されている。同様に、それぞれの第1電解セル10aの酸素排気口18(図2参照)は、同一の水平に延びた酸素排出管19aに接続されている。反対方向の流れを有する複数の第2電解セル10bについても同様に、燃料供給管15b、水素回収管17bおよび酸素排出管19bが共通に設けられており、それぞれの第2電解セル10bに接続されている。
本実施形態による水素製造装置100においては、上記の、同一方向の流れをもつ複数の第1電解セル10aと、反対方向の流れを有する複数の第2電解セル10bとを、それぞれの構成を維持しながら、交互に重ねることによって、セルスタック30a、30bが形成されている。
ここで、図5においては、互いに隣接する電解セル10間に相当の間隙が存在している場合を示しているが、この間隙は、互いに隣接する電解セル10の熱膨張を吸収できる程度確保されていればよい。あるいは、セル容器21が、フレキシブルで熱膨張を吸収できるように形成することによって、互いに隣接する電解セル10間の間隙をなくすことで、熱伝導効果を確保してもよい。
なお、本実施形態では、上下方向からの燃料供給、水素回収および酸素排出の場合を示したが、隣り合うセルについて反対方向から燃料供給および水素回収をするように構成されていれば、左右あるいは前後からの燃料供給を行うことでもよい。
なお、セルスタック30aのそれぞれの第1電解セル10a、セルスタック30bのそれぞれの第2電解セル10bは鉛直上方に延びており、燃料供給管15a、15b、水素回収管17a、17bおよび酸素排出管19a、19bは水平方向に延びている場合を説明したが、これに限定されない。セルスタック30aと、燃料供給管15a、水素回収管17aおよび酸素排出管19aとの相対関係、およびセルスタック30bと、燃料供給管15b、水素回収管17bおよび酸素排出管19bとの相対関係が維持されていれば、セルスタック30aおよびセルスタック30bは、鉛直方向、水平方向あるいは斜めに設けられていてよい。
以上のように構成された本実施形態においては、燃料を、互いに隣接する電解セル10ごとに反対側から交互に供給することにより、セルスタック30の場合においても、第1の実施形態と同様に電解セル10内の温度差を緩和することができる。さらに、燃料の供給、水素の回収および酸素の排出をそれぞれ一つの配管で行うことにより、セルスタック30のコンパクト化が可能となる。
[第4の実施形態]
図6は、第4の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。本実施形態は、第3の実施形態の変形である。
第3の実施形態においては、流れの方向が同じ複数の第1電解セル10aと、これと反対方向に流れの方向が同じ複数の第2電解セル10bを交互に並べてセルスタックを形成している。一方、本第4の実施形態においては、流れの方向が同じ複数の第1電解セル10aで1つのセルスタック30aを形成している。同様に、これと反対方向に流れの方向が同じ複数の第2電解セル10bで1つのセルスタック30bを形成している。セルスタック30a、30bによってモジュール40が形成されている。なお、セルスタック30a、セルスタック30bは、それぞれ、図示しないケーシングに収納されていてもよい。
セルスタック30a全体で最も広い対向面61と、セルスタック30b全体で最も広い対向面62とが対向するようにセルスタック30aとセルスタック30bは互いに並列に配設されている。
なお、便宜上、図6のようにセルスタック30aとセルスタック30bは水平方向に延びている場合を説明したが、これに限定されない。セルスタック30aの各第1電解セル10a内の流れ方向と、セルスタック30bの第2電解セル10b内の流れ方向とが、互いに逆向きで、セルスタック30aとセルスタック30bそれぞれの最も広い対向面61、62どうしが対向している関係にあればよい。すなわち、この関係が保持されていれば、セルスタック30aおよびセルスタック30bは、水平に設けられていても、鉛直に設けられても、あるいは斜めに設けられていてもよい。
また、図6では、セルスタック30aとセルスタック30bとは、若干離れた位置であるように示されているが、セルスタック30aとセルスタック30b間の距離を確保する必要はない。たとえば、セルスタック30aの各第1電解セル10aおよび各配管、とセルスタック30bの各第2電解セル10bおよび各配管の熱膨張を考慮した間隙を確保すれば、セルスタック30aとセルスタック30bは近接あるいは密着していてもよい。
セルスタック30aとセルスタック30bとほぼ同様に構成されている場合、互いに隣接するセルスタック30aの対向面61と、セルスタック30bの対向面62の温度分布は、逆の分布を持つ。対向する対向面61と対向面62との間では、輻射等によって熱交換が行われる。このため、セルスタック30aとセルスタック30b温度差は緩和する方向に変化する。この結果両セルスタック内の水素反応率や温度分布は一様化し、セルスタック効率は向上するとともに、セルスタック内の各部の応力は低減する。
[第5の実施形態]
図7は、第5の実施形態に係る水素製造装置の構成を示す斜視図である。本実施形態は、第4の実施形態の変形である。
本実施形態においては、流れの方向が同じ複数の電解セルで形成された複数のセルスタック30a、30bが設けられている。また、これと反対方向に流れの方向が同じ複数の電解セルで形成された複数のセルスタック30c、30dが設けられている。セルスタック30a、30b、セルスタック30c、30dによってモジュール40が形成されている。
セルスタック30bとセルスタック30cは互いに隣接している。セルスタック30b全体で最も広い対向面61と、セルスタック30c全体で最も広い対向面62とが対向するようにセルスタック30bとセルスタック30cは互いに並列に配設されている。また、セルスタック30aおよびセルスタック30bは互いに並列に配設されている。セルスタック30cおよびセルスタック30dも互いに並列に配設されている。
このように、隣り合うセルスタック30bの対向面61とセルスタック30c対向面62は逆の温度分布を持つ。対向面61と対向面62の間では、輻射等によって熱交換を行うため、両セルスタックの対向面の温度差は緩和する方向に変化する。この結果セルスタック内の水素反応率や温度分布は一様化し、セルスタック効率は向上、セルスタック内の応力は低減する。
[その他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。また、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。たとえば、第2の実施形態の特徴である伝熱媒体22を設けることと、第3の実施形態、第4の実施形態あるいは第5の実施形態のそれぞれの特徴とを組み合わせてもよい。
さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、電解セル10の構成について、図3等に示すように燃料受け入れ口14と水素回収口16が電解セル10の対向する面にそれぞれ設けられて直線状の流通路20aが形成されるものとして説明したが、例えば流通路20aをU字状に形成し、燃料受け入れ口14と水素回収口16を電解セル10の同一面に形成した構成であってもよい。
この場合、複数の電解セル10の配列方向から見て、流通路20aのU字の開口部分とカーブ部分が交互に重なるような配列とされて流れる方向が逆になる。このような場合でも、高温になる燃料受け入れ口14近傍の領域が配列方向からみて隣接する電解セル10と重複しないので、温度差が緩和される。
本発明の実施形態等の配列された電解セル10は、ある電解セル10と、それに隣接する電解セル10では、配列方向に並行な軸からみて燃料受け入れ口14の配置された場所が異なるように構成されていると換言することもできる。
10…電解セル、10a…第1電解セル、10b…第2電解セル、11…水素極、11a…水素側空間、12…隔膜、13…酸素極、13a…酸素側空間、14…燃料受け入れ口、15、15a、15b…燃料供給管、16…水素回収口、17、17a、17b…水素回収管、18…酸素排出口、19、19a、19b…酸素排出管、20…多孔質体、20a…流通路、21…セル容器、22…伝熱媒体、25…直流電源、30a、30b、30c、30d…セルスタック、40…モジュール、51、52…対向面、61、62…対向面、100…水素製造装置

Claims (8)

  1. 燃料の供給を受けて水素を製造する複数の電解セルを備える水素製造装置であって、
    前記電解セルのそれぞれは、
    酸素イオン透過性を有する固体酸化物電解質の隔膜と、
    前記隔膜の第1の面に隣接する水素極と、
    前記隔膜の第1の面と反対側の第2の面に隣接する酸素極と、
    前記隔膜、前記水素極を収納し、燃料受け入れ口から前記燃料を受け入れ、その内部で反応生成物として生成される水素を水素回収口から流出させる水素側空間を、前記隔膜とともに形成するセル容器と、
    を有し、
    前記電解セルは互いに並列に配設され、かつ、互いに隣接する前記電解セルどうしは、前記燃料受け入れ口から前記水素回収口に向かう方向が互いに逆向きとなるように配設されている、
    ことを特徴とする水素製造装置。
  2. 前記電解セルのそれぞれは、前記水素側空間に充填されて、前記燃料受け入れ口と前記水素回収口との間を結ぶ流通路が形成された多孔質体を有することを特徴とする請求項1に記載の水素製造装置。
  3. 互いに隣接する前記電解セル間のそれぞれに接触する伝熱媒体が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水素製造装置。
  4. 前記電解セルはそれぞれ、前記燃料受け入れ口に接続されて前記水素側空間に水蒸気を供給する燃料供給管を有し、前記複数の電解セルのうち前記燃料受け入れ口が同一方向にあるものの前記燃料供給管は、互いに共通の部分を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の水素製造装置。
  5. 前記電解セルはそれぞれ、前記水素回収口に接続されて前記水素側空間から水素を回収する水素回収管を有し、前記複数の電解セルのうち前記水素回収口が同一方向にあるものの前記水素回収管は、互いに共通の部分を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の水素製造装置。
  6. 前記セル容器は、前記酸素極も収納し、前記水素側空間と隔離され前記酸素極を収納して酸素排出口から反応生成物である酸素を流出させる酸素側空間をさらに形成し、
    前記電解セルはそれぞれ、前記酸素排出口に接続されて酸素を排出する酸素排出管を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の水素製造装置。
  7. 前記複数の電解セルのうち前記酸素排出口が同一方向にあるものの前記燃料供給管は、互いに共通の部分を有することを特徴とする請求項6に記載の水素製造装置。
  8. 燃料の供給を受けて水素を製造する複数の電解セルをそれぞれ具備する複数のセルスタックを備える水素製造装置であって、
    前記電解セルのそれぞれは、
    酸素イオン透過性を有する固体酸化物電解質の隔膜と、
    前記隔膜の第1の面に隣接する水素極と、
    前記隔膜の第1の面と反対側の第2の面に隣接する酸素極と、
    前記隔膜、前記水素極を収納し、燃料受け入れ口から前記燃料を受け入れてその内部で反応生成物として生成される水素を水素回収口から流出させる水素側空間を、前記隔膜とともに形成するセル容器と、
    を有し、
    前記セルスタックのそれぞれは、前記燃料受け入れ口から前記水素回収口に向かう方向が互いに同じ複数の前記電解セルが互いに並列に配設されることによって形成され、
    前記複数のセルスタックは、互いに隣接する第1のセルスタックと第2のセルスタックとを含み、前記第1のセルスタックの前記複数の電解セルと、前記第2のセルスタックの前記電解セルとが、前記燃料受け入れ口から前記水素回収口に向かう方向が互いに逆向きとなるように、前記第1のセルスタックと前記第2のセルスタックが配設されている、
    ことを特徴とする水素製造装置。
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