JP2015011793A - Relay connector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、中継用コネクタに関する。 The present invention relates to a relay connector.
従来、中継用コネクタとしては、筒状に形成され両端の開口から内部に向けて電線の端末に接続されたコネクタをそれぞれ挿入可能なハウジング本体としての中継用コネクタ本体と、この中継用コネクタ本体の一端側に係止部を介して取り付けられるブラケットとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, as a relay connector, a relay connector main body as a housing body into which a connector formed in a cylindrical shape and connected to an end of an electric wire from the opening at both ends can be inserted, and the relay connector main body There is known one provided with a bracket attached to one end side via a locking portion (see, for example, Patent Document 1).
この中継用コネクタでは、中継用コネクタ本体をブラケットに対し、90度変位した2箇所に設けられた係止部としての第1のブラケット受け具及び第2のブラケット受け具によって、前後、左右方向へ揺動可能かつ弾性的に支持すると共に、上下方向へスライド可能状態で取り付けている。 In this relay connector, the relay connector main body is moved back and forth and left and right by the first bracket receiver and the second bracket receiver as locking portions provided at two positions displaced by 90 degrees with respect to the bracket. It is swingably and elastically supported, and is attached so as to be slidable in the vertical direction.
ところで、上記特許文献1のような中継用コネクタでは、係止部が上下方向、すなわちハウジング本体に対するコネクタの挿入方向に対して隙間をもって係合されているので、コネクタに接続された電線に上下方向に沿って引張力が加わっても、この引張力を隙間によって吸収することができ、ハウジング本体がブラケットに対して傾くことがなく、ハウジング本体がブラケットから取り外されることがない。
By the way, in the relay connector as in
しかしながら、上記特許文献1のような中継用コネクタでは、係止部がハウジング本体に対するコネクタの挿入方向に対して弾性的に係合していないので、電線に挿入方向と交差する方向(例えば、斜め上向きの方向)に引張力が加わると、この引張力を隙間だけでは吸収することができず、ハウジング本体がブラケットに対して傾き、ハウジング本体がブラケットから取り外される恐れがあった。
However, in the relay connector as in
そこで、この発明は、電線の引張力に対するハウジング本体の傾きを抑制でき、係止部の係止を保持することができる中継用コネクタの提供を目的としている。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a relay connector that can suppress the inclination of the housing body with respect to the tensile force of the electric wire and can maintain the locking of the locking portion.
請求項1記載の発明は、筒状に形成され両端の開口から内部に向けて電線の端末に接続されたコネクタをそれぞれ挿入可能なハウジング本体と、このハウジング本体の一端側に係止部を介して取り付けられるブラケットとを備えた中継用コネクタであって、前記係止部は、複数箇所設けられ、各係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する平面内を移動可能に隙間をもって係合され、前記複数の係止部のうち少なくとも1つの係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向に付勢力をもって係合するバネ部を有し、他の係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向に移動可能に隙間をもって係合されることを特徴とする。 According to the first aspect of the present invention, there is provided a housing main body formed in a cylindrical shape, into which connectors connected to the ends of the electric wires can be inserted from the openings at both ends toward the inside, and a locking portion is provided on one end side of the housing main body. A plurality of the locking portions provided at a plurality of positions, and each locking portion is movable in a plane perpendicular to the insertion direction of the connector with respect to the housing body. Engage with a gap, and at least one of the plurality of locking portions has a spring portion that engages with a biasing force in the insertion direction of the connector with respect to the housing body, and the other locking portions are The connector is engaged with a gap so as to be movable in the insertion direction of the connector with respect to the housing body.
この中継用コネクタでは、複数の係止部のうち少なくとも1つの係止部がハウジング本体に対するコネクタの挿入方向に付勢力をもって係合するバネ部を有するので、電線にハウジング本体に対するコネクタの挿入方向と交差する方向に引張力が加わったとしても、バネ部の付勢力によって引張力を吸収することができ、ハウジング本体のブラケットに対する傾きを抑制することができる。 In this relay connector, since at least one of the plurality of locking portions has a spring portion that is engaged with a biasing force in the insertion direction of the connector with respect to the housing body, Even if a tensile force is applied in the intersecting direction, the tensile force can be absorbed by the biasing force of the spring portion, and the inclination of the housing body relative to the bracket can be suppressed.
従って、このような中継用コネクタでは、係止部のバネ部によって電線にかかる引張力を吸収することができるので、電線の引張力に対するハウジング本体の傾きを抑制でき、係止部の係止を保持することができる。 Therefore, in such a relay connector, since the tensile force applied to the electric wire can be absorbed by the spring portion of the locking portion, the inclination of the housing body with respect to the tensile force of the electric wire can be suppressed, and the locking portion can be locked. Can be held.
請求項2記載の発明は、請求項1記載の中継用コネクタであって、前記バネ部を有する係止部には、前記バネ部が収縮したときに前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向に係合する規制部が設けられていることを特徴とする。
The invention according to claim 2 is the relay connector according to
この中継用コネクタでは、バネ部を有する係止部にバネ部が収縮したときにハウジング本体に対するコネクタの挿入方向に係合する規制部が設けられているので、バネ部の付勢力より大きな引張力が電線に加わったとしても、規制部が係合することによってブラケットに対するハウジング本体の移動を規制することができる。 In this relay connector, since the locking portion having the spring portion is provided with a restricting portion that engages in the insertion direction of the connector with respect to the housing body when the spring portion contracts, a tensile force larger than the biasing force of the spring portion is provided. Even if the wire is added to the electric wire, the movement of the housing main body relative to the bracket can be restricted by the engagement of the restricting portion.
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の中継用コネクタであって、前記バネ部を有する係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する方向に対して対称に複数設けられていることを特徴とする。
The invention according to
この中継用コネクタでは、バネ部を有する係止部がハウジング本体に対するコネクタの挿入方向と直交する方向に対して対称に複数設けられているので、ハウジング本体の両側でバネ部の付勢力によって引張力を吸収することができ、より安定してハウジング本体の傾きを抑制することができる。 In this relay connector, a plurality of locking portions having spring portions are provided symmetrically with respect to the direction orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body. Can be absorbed, and the inclination of the housing body can be more stably suppressed.
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中継用コネクタであって、前記複数の係止部のうち少なくとも1つの係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する平面に対して対向された一対の対向部を有する被係合部を備え、前記一対の対向部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する方向にそれぞれ延設されていることを特徴とする。 A fourth aspect of the present invention is the relay connector according to any one of the first to third aspects, wherein at least one of the plurality of locking portions is the connector for the housing body. An engaged portion having a pair of opposed portions opposed to a plane orthogonal to the insertion direction of the connector, the pair of opposed portions extending in a direction orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body. It is characterized by being.
この中継用コネクタでは、一対の対向部がハウジング本体に対するコネクタの挿入方向と直交する方向にそれぞれ延設されているので、ハウジング本体に対するコネクタの挿入方向と直交する平面に対して広い範囲で係止部の係合代を設定することができ、より安定してハウジング本体の傾きを抑制することができる。 In this relay connector, the pair of opposing portions are respectively extended in the direction orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body, so that it is locked in a wide range with respect to the plane orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body. The engagement allowance of the part can be set, and the inclination of the housing body can be suppressed more stably.
本発明によれば、電線の引張力に対するハウジング本体の傾きを抑制でき、係止部の係止を保持することができる中継用コネクタを提供することができるという効果を奏する。 According to the present invention, there is an effect that it is possible to provide a relay connector that can suppress the inclination of the housing body with respect to the tensile force of the electric wire and can hold the locking portion.
図1〜図14を用いて本発明の実施の形態に係る中継用コネクタについて説明する。 The relay connector according to the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
(第1実施形態)
図1〜図7を用いて第1実施形態について説明する。
(First embodiment)
The first embodiment will be described with reference to FIGS.
本実施の形態に係る中継用コネクタ1は、筒状に形成され両端の開口から内部に向けて電線3の端末に接続されたコネクタ5をそれぞれ挿入可能なハウジング本体7と、このハウジング本体7の一端側に係止部9を介して取り付けられるブラケット11とを備えている。
The
そして、係止部9は、複数箇所設けられ、各係止部9は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する平面内を移動可能に隙間L1,L2をもって係合され、2つの係止部9は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に付勢力をもって係合するバネ部13を有し、他の係止部9は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に移動可能に隙間L3をもって係合される。
The
また、バネ部13を有する係止部9には、バネ部13が収縮したときにハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に係合する規制部15が設けられている。
The
さらに、バネ部13を有する係止部9は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向に対して対称に複数設けられている。
Further, a plurality of
また、2つの係止部9は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する平面に対して対向された一対の対向部17,17を有する被係合部19を備え、一対の対向部17,17は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向にそれぞれ延設されている。
The two
ここで、中継用コネクタ1は、車両の電源や機器などの間を接続するコネクタの接続に適用され、例えば、車両のトランスミッションを収容するトランスミッションケースなどに取り付けられ、トランスミッションケース内に収容された機器とトランスミッションケース外に配置された電源や機器との間の接続に適用される。
Here, the
図1〜図7に示すように、ハウジング本体7は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、円筒状に形成されている。このハウジング本体7は、両端側の開口から内部に向けてコネクタ5(一方側のみ図示)を挿入可能であり、内部に挿入されたコネクタ5同士が嵌合し、電気的に接続される。
As shown in FIGS. 1 to 7, the
コネクタ5は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、例えば、トランスミッションケース内に収容された機器に電気的に接続された複数の電線を束ねたハーネスである電線3の端末に設けられている。
The
このコネクタ5の内部には、電線3の端末部に圧着などによって電気的に接続された複数の端子(不図示)が収容されている。なお、コネクタ5は、トランスミッションケースの内部側に配置されるので、耐油性や防油性などを有する油中コネクタとなっている。
A plurality of terminals (not shown) that are electrically connected to the terminal portion of the
このようなコネクタ5は、ハウジング本体7の一端側の開口からハウジング本体7の内部に挿入され、係止手段などによってハウジング本体7の内部に保持される。このハウジング本体7に保持されたコネクタ5には、ハウジング本体7の他端側の開口から挿入された相手コネクタ(不図示)が嵌合され、相手側コネクタに収容された相手端子(不図示)と端子とが電気的に接続される。
Such a
このコネクタ5と相手コネクタとの嵌合により、例えば、トランスミッションケース内に収容された機器とトランスミッションケース外に配置された電源や機器とが電気的に接続される。
By fitting the
このようなコネクタ5を保持したハウジング本体7の一端側(ここではコネクタ5が挿入される開口側)には、ブラケット11が取り付けられ、このブラケット11を介して、例えば、コネクタ5側がトランスミッションケースの内部側に位置するようにハウジング本体7がトランスミッションケースに取り付けられる。
A
ブラケット11は、金属性材料からなり、電線3を引き出し可能なようにコ字状に形成されている。このブラケット11は、ハウジング本体7の一端側に複数の係止部9を介して取り付けられ、例えば、トランスミッションケースに設けられた取付孔などに固定手段などを介して固定され、ハウジング本体7をトランスミッションケースに保持させる。
The
なお、以下では、図1(第2実施形態では図8)におけるハウジング本体7及びブラケット11の前後方向をX方向とし、ハウジング本体7及びブラケット11の左右方向をY方向とし、ハウジング本体7及びブラケット11の上下方向をZ方向とする。
In the following, the front-rear direction of the
このため、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向とはZ方向と同様であり、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向とはX方向及びY方向と同様であり、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する平面とはX方向とY方向とで形成される平面と同様である。
For this reason, the insertion direction of the
複数の係止部9は、それぞれハウジング本体7とブラケット11との間に、ハウジング本体7の外周に対して90度ずつ位相をずらして複数箇所(ここでは3箇所)設けられている。
A plurality of locking
この複数の係止部9は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向(Y方向)に対称に複数(ここでは2つ)、すなわちハウジング本体7の外周に対して180度位相をずらして設けられたバネ部13を有する一対の係止部9,9と、一対の係止部9,9との間に設けられた他の係止部9とを備えている。
The plurality of locking
バネ部13を有する一対の係止部9,9は、ハウジング本体7に設けられた被係合部19と、ブラケット11に設けられたバネ部13とをそれぞれ備えている。
The pair of locking
被係合部19は、ハウジング本体7の一端側の外周からY方向に向けてそれぞれ延設されると共にX方向に向けてそれぞれ延設され、X方向とY方向とで形成される平面に対して対向された一対の対向部17,17と、この一対の対向部17,17を連結する連結部21とで溝状に設けられている。
The engaged
この被係合部19における一対の対向部17,17のうちZ方向の下側に位置する対向部17は、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、ブラケット11の両側壁の上面に設けられた当て面23に当接される。
Of the pair of
このZ方向の下側に位置する対向部17の下面と、ブラケット11の両側壁の上面に設けられた当て面23との当接により、ハウジング本体7のブラケット11に対するZ方向下側への移動を規制することができる。このような被係合部19内には、バネ部13が収容される。
The housing
バネ部13は、ブラケット11の両側壁側にそれぞれ設けられ、基端がブラケット11の両側壁を連結する連結壁から連続する一部材で設けられ、自由端が付勢力を有するように基端側に向けて折り返すように形成されている。
The
このバネ部13は、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、被係合部19内に収容配置され、基端側が一対の対向部17,17のうちZ方向の上側に位置する対向部17の内面に当接され、自由端側が一対の対向部17,17のうちZ方向の下側に位置する対向部17の内面に当接される。
The
このようにバネ部13を被係合部19内に収容配置させることにより、電線3にZ方向と交差する方向、例えば、Z方向とX方向との間に位置する斜め上向きの方向に引張力が加わったとしても、図3の矢印で示すように、バネ部13の付勢力によって引張力を吸収することができ、ハウジング本体7のブラケット11に対する傾きを抑制することができる。
By accommodating and disposing the
ここで、バネ部13を有する係止部9には、バネ部13が収縮したときに(ここでは付勢力に抗して撓んだときに)、Z方向に係合する規制部15が設けられている。この規制部15は、一対の対向部17,17のうちZ方向の下側に位置する対向部17に設けられた段差部25と、バネ部13の基端側に設けられた当接部27とを備えている。
Here, the locking
このような規制部15は、段差部25の上面と当接部27の下面との間が隙間L4をもって対向されており、バネ部13が撓んだときに、段差部25の上面と当接部27の下面とが当接し、バネ部13の撓み量を制限する。
Such a restricting
この規制部15によるバネ部13の撓み量の制限により、ハウジング本体7のブラケット11に対するZ方向下側への大きな沈み込みを抑制することができる。加えて、係止部9に規制部15を設けてバネ部13の撓み量を制限することにより、バネ部13の永久変形を防止することができ、バネ部13の耐久性を向上することができる。
By restricting the amount of bending of the
このバネ部13を有する係止部9では、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、被係合部19の端面とブラケット11のバネ部13の基端側の端面とのX方向間、バネ部13の自由端と被係合部19の段差部25とのX方向間に、それぞれ隙間L1が形成されるように設定されている。
In the locking
このように係止部9をX方向の隙間L1をもって係合させることにより、ハウジング本体7がブラケット11に対してX方向に隙間L1分移動可能となり、コネクタ5の嵌合の際に、X方向に調芯機能をもたせることができる。
By engaging the locking
一方、バネ部13を有する係止部9では、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、両側の被係合部19の連結部21の側面と両側のバネ部13の側面とのY方向間に、それぞれ隙間L2が形成されるように設定されている。
On the other hand, in the latching
このように係止部9をY方向の隙間L2をもって係合させることにより、ハウジング本体7がブラケット11に対してY方向に隙間L2分移動可能となり、コネクタ5の嵌合の際に、Y方向に調芯機能をもたせることができる。
Thus, by engaging the locking
このようなバネ部13を有する一対の係止部9,9間には、他の係止部9が設けられている。
Another locking
他の係止部9は、バネ部13を有する一対の係止部9,9との間、すなわちハウジング本体7の外周においてバネ部13を有する一対の係止部9,9に対して90度位相をずらして設けられている。この他の係止部9は、ハウジング本体7に設けられた突起部29と、ブラケット11に設けられた穴部31とを備えている。
The
突起部29は、直方体状に形成され、ハウジング本体7の外周からX方向に向けて突設されている。この突起部29は、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、穴部31に収容配置される。
The protruding
穴部31は、ブラケット11の両側壁を連結する連結壁の突起部29と対応する位置に、X方向に貫通するように四角形状に形成されている。この穴部31には、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、突起部29が挿入され、突起部29とのZ方向間に、それぞれ隙間L3が形成されるように設定されている。なお、穴部31と突起部29とのY方向間の隙間は、隙間L2と同等に設定されている。
The
このように他の係止部9をZ方向の隙間L3をもって係合させることにより、ハウジング本体7がブラケット11に対してZ方向に隙間L3分移動可能となり、コネクタ5の嵌合の際に、Z方向に調芯機能をもたせることができる。
Thus, by engaging the
このように各係止部9が隙間L1,L2,L3をもって係合することにより、X方向、Y方向、Z方向のように、ハウジング本体7とブラケット11との取付方向の全方向に対して調芯機能をもたせることができ、組付性を向上することができる。
In this way, the engaging
このような中継用コネクタ1では、複数の係止部9のうち2つの係止部9がハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に付勢力をもって係合するバネ部13を有するので、電線3にハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と交差する方向に引張力が加わったとしても、バネ部13の付勢力によって引張力を吸収することができ、ハウジング本体7のブラケット11に対する傾きを抑制することができる。
In such a
従って、このような中継用コネクタ1では、係止部9のバネ部13によって電線3にかかる引張力を吸収することができるので、電線3の引張力に対するハウジング本体7の傾きを抑制でき、係止部9の係止を保持することができる。
Therefore, in such a
また、バネ部13を有する係止部9には、バネ部13が収縮したときにハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に係合する規制部15が設けられているので、バネ部13の付勢力より大きな引張力が電線3に加わったとしても、規制部15が係合することによってブラケット11に対するハウジング本体7の移動を規制することができる。
Further, the locking
さらに、バネ部13を有する係止部9は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向に対して対称に複数設けられているので、ハウジング本体7の両側でバネ部13の付勢力によって引張力を吸収することができ、より安定してハウジング本体7の傾きを抑制することができる。
Furthermore, since a plurality of the locking
また、一対の対向部17,17は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向にそれぞれ延設されているので、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する平面に対して広い範囲で係止部9の係合代を設定することができ、より安定してハウジング本体7の傾きを抑制することができる。
Further, since the pair of facing
(第2実施形態)
図8〜図14を用いて第2実施形態について説明する。
(Second Embodiment)
The second embodiment will be described with reference to FIGS.
本実施の形態に係る中継用コネクタ101は、筒状に形成され両端の開口から内部に向けて電線3の端末に接続されたコネクタ5をそれぞれ挿入可能なハウジング本体7と、このハウジング本体7の一端側に係止部103を介して取り付けられるブラケット11とを備えている。
A
そして、係止部103は、複数箇所設けられ、各係止部103は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する平面内を移動可能に隙間L1,L2をもって係合され、1つの係止部103は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に付勢力をもって係合するバネ部105を有し、他の係止部103は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に移動可能に隙間L3をもって係合される。
The locking
また、他の係止部103は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する平面に対して対向された一対の対向部107,107を有する被係合部109を備え、一対の対向部107,107は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向にそれぞれ延設されている。
The
なお、第1実施形態と同様の構成には、同一の符号を付して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、同様の構成であるので得られる作用・効果は同様である。 In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the structure similar to 1st Embodiment, and a structure and functional description shall refer to 1st Embodiment, and since it is the same structure, the effect | action and effect obtained are the same. It is the same.
図8〜図14に示すように、複数の係止部103は、それぞれハウジング本体7とブラケット11との間に、ハウジング本体7の外周に対して90度ずつ位相をずらして複数箇所(ここでは3箇所)設けられている。
As shown in FIGS. 8 to 14, the plurality of locking
この複数の係止部103は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向に対称に複数(ここでは2つ)、すなわちハウジング本体7の外周に対して180度位相をずらして設けられた一対の対向部107,107を有する被係合部109を備えた一対の係止部103,103と、一対の係止部103,103との間に設けられバネ部105を有する係止部103とを備えている。なお、本実施の形態に係る中継用コネクタ101では、一対の係止部103,103が他の係止部103となっている。
The plurality of locking
他の係止部103である一対の係止部103,103は、ハウジング本体7に設けられた被係合部109と、ブラケット11に設けられたガイド部111とをそれぞれ備えている。
A pair of locking
被係合部109は、ハウジング本体7の一端側の外周からY方向に向けてそれぞれ延設されると共にX方向に向けてそれぞれ延設され、X方向とY方向とで形成される平面に対して対向された一対の対向部107,107と、この一対の対向部107,107を連結する連結部113とで溝状に設けられている。この被係合部109内には、ガイド部111が収容配置される。
The engaged
ガイド部111は、ブラケット11の両側壁の端部を内部側に向けて折り曲げ加工などを施すことによって設けられている。このガイド部111は、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、被係合部109内に収容配置される。
The
このような他の係止部103である一対の係止部103,103間には、バネ部105を有する係止部103が設けられている。
A locking
バネ部105を有する係止部103は、ハウジング本体7に設けられた突起部115と、ブラケット11に設けられたバネ部105とをそれぞれ備えている。
The locking
突起部115は、直方体状に形成され、ハウジング本体7の外周からX方向に向けて突設されている。この突起部115の下面側には、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、バネ部105が配置される。
The protruding
バネ部105は、ブラケット11の両側壁を連結する連結壁に設けられ、基端がブラケット11の連結壁に設けられた凹部の端面から連続する一部材で設けられ、自由端が基端側からY方向に向けて延設され、Z方向に付勢力を有するように形成されている。
The
このバネ部105は、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、自由端側の上面がZ方向に付勢力を付与するように突起部115の下面に当接されて配置される。
The
このようにバネ部105を突起部115に配置させることにより、電線3にZ方向と交差する方向、例えば、Z方向とX方向との間に位置する斜め上向きの方向に引張力が加わったとしても、図11の矢印で示すように、バネ部105の付勢力によって引張力を吸収することができ、ハウジング本体7のブラケット11に対する傾きを抑制することができる。
By arranging the
このような複数の係止部103では、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、一対の係止部103,103においては被係合部109の端面とブラケット11の両側壁の連結壁側の端面とのX方向間、バネ部105を有する係止部103においてはバネ部105の側面とハウジング本体7の外周面とのX方向間に、それぞれ隙間L1が形成されるように設定されている。
In such a plurality of locking
このように係止部103をX方向の隙間L1をもって係合させることにより、ハウジング本体7がブラケット11に対してX方向に隙間L1分移動可能となり、コネクタ5の嵌合の際に、X方向に調芯機能をもたせることができる。
By engaging the locking
一方、一対の係止部103,103では、ハウジング本体7とブラケット11とが組付けられた状態で、両側の被係合部109の連結部113の側面と両側のガイド部111の側面とのY方向間に、それぞれ隙間L2が形成されるように設定されている。
On the other hand, in the pair of locking
このように係止部103をY方向の隙間L2をもって係合させることにより、ハウジング本体7がブラケット11に対してY方向に隙間L2分移動可能となり、コネクタ5の嵌合の際に、Y方向に調芯機能をもたせることができる。
By engaging the locking
加えて、一対の係止部103,103では、被係合部109における一対の対向部107,107の内面とガイド部111の外面とのZ方向間に、それぞれ隙間L3が形成されるように設定されている。
In addition, in the pair of locking
このように係止部103をZ方向の隙間L3をもって係合させることにより、ハウジング本体7がブラケット11に対してZ方向に隙間L3分移動可能となり、コネクタ5の嵌合の際に、Z方向に調芯機能をもたせることができる。
By engaging the locking
なお、一対の係止部103,103におけるZ方向の上側に位置する隙間L3は、バネ部105が収縮したときに(ここでは付勢力に抗して撓んだときに)、Z方向に係合する規制部としての機能を有している。このため、バネ部105の撓み量を制限でき、ハウジング本体7のブラケット11に対するZ方向下側への大きな沈み込みを抑制することができると共に、バネ部105の永久変形を防止してバネ部105の耐久性を向上することができる。
The gap L3 located on the upper side in the Z direction in the pair of locking
このように各係止部103が隙間L1,L2,L3をもって係合することにより、X方向、Y方向、Z方向のように、ハウジング本体7とブラケット11との取付方向の全方向に対して調芯機能をもたせることができ、組付性を向上することができる。
In this way, the engaging
このような中継用コネクタ101では、複数の係止部103のうち1つの係止部103がハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向に付勢力をもって係合するバネ部105を有するので、電線3にハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と交差する方向に引張力が加わったとしても、バネ部105の付勢力によって引張力を吸収することができ、ハウジング本体7のブラケット11に対する傾きを抑制することができる。
In such a
従って、このような中継用コネクタ101では、係止部103のバネ部105によって電線3にかかる引張力を吸収することができるので、電線3の引張力に対するハウジング本体7の傾きを抑制でき、係止部103の係止を保持することができる。
Therefore, in such a
また、一対の対向部107,107は、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する方向にそれぞれ延設されているので、ハウジング本体7に対するコネクタ5の挿入方向と直交する平面に対して広い範囲で係止部103の係合代を設定することができ、より安定してハウジング本体7の傾きを抑制することができる。
Further, since the pair of facing
なお、本発明の実施の形態に係る中継用コネクタでは、ハウジング本体とブラケットとの係止部が3箇所設けられているが、これに限らず、係止部を3箇所以上設ける、或いは係止部を2箇所としてもよい。 In the relay connector according to the embodiment of the present invention, there are provided three locking portions between the housing body and the bracket. However, the present invention is not limited to this, and there are three or more locking portions, or locking. Two parts may be provided.
また、係止部におけるバネ部の形状は、本実施の形態で示した形状に限らず、ハウジング本体に対するコネクタの挿入方向に付勢力を有するものであれば、バネ部の形状はどのような形状であってもよい。加えて、バネ部をブラケット或いはハウジング本体と別体で形成して係止部に配置させてもよい。 In addition, the shape of the spring portion in the locking portion is not limited to the shape shown in the present embodiment, and the shape of the spring portion is any shape as long as it has a biasing force in the insertion direction of the connector with respect to the housing body. It may be. In addition, the spring portion may be formed separately from the bracket or the housing main body and disposed on the locking portion.
1,101…中継用コネクタ
3…電線
5…コネクタ
7…ハウジング本体
9,103…係止部
11…ブラケット
13,105…バネ部
15…規制部
L1,L2,L3…隙間
17,107…対向部
19,109…被係合部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,101 ...
Claims (4)
前記係止部は、複数箇所設けられ、各係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する平面内を移動可能に隙間をもって係合され、
前記複数の係止部のうち少なくとも1つの係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向に付勢力をもって係合するバネ部を有し、
他の係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向に移動可能に隙間をもって係合されることを特徴とする中継用コネクタ。 A housing body that is formed in a cylindrical shape and that can be inserted with connectors connected to the ends of the electric wires from the openings at both ends to the inside, and a bracket that is attached to one end side of the housing body via a locking portion A relay connector,
The locking portions are provided at a plurality of locations, and each locking portion is engaged with a gap so as to be movable in a plane orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body
At least one locking portion of the plurality of locking portions has a spring portion that engages with a biasing force in the insertion direction of the connector with respect to the housing body,
The other locking portion is engaged with a gap so as to be movable in the insertion direction of the connector with respect to the housing body.
前記バネ部を有する係止部には、前記バネ部が収縮したときに前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向に係合する規制部が設けられていることを特徴とする中継用コネクタ。 The relay connector according to claim 1,
The relay connector according to claim 1, wherein the engaging portion having the spring portion is provided with a restricting portion that engages in the insertion direction of the connector with respect to the housing body when the spring portion contracts.
前記バネ部を有する係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する方向に対して対称に複数設けられていることを特徴とする中継用コネクタ。 The relay connector according to claim 1 or 2,
The relay connector is characterized in that a plurality of locking portions having the spring portions are provided symmetrically with respect to a direction orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body.
前記複数の係止部のうち少なくとも1つの係止部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する平面に対して対向された一対の対向部を有する被係合部を備え、
前記一対の対向部は、前記ハウジング本体に対する前記コネクタの挿入方向と直交する方向にそれぞれ延設されていることを特徴とする中継用コネクタ。 The relay connector according to any one of claims 1 to 3,
At least one locking portion of the plurality of locking portions includes an engaged portion having a pair of facing portions opposed to a plane orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body,
The pair of facing portions are respectively extended in a direction orthogonal to the insertion direction of the connector with respect to the housing body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013134521A JP2015011793A (en) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | Relay connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013134521A JP2015011793A (en) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | Relay connector |
Publications (1)
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---|---|
JP2015011793A true JP2015011793A (en) | 2015-01-19 |
Family
ID=52304805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013134521A Pending JP2015011793A (en) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | Relay connector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015011793A (en) |
-
2013
- 2013-06-27 JP JP2013134521A patent/JP2015011793A/en active Pending
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