JP2015011580A - 情報処理装置、コンテンツ配信元証明方法及び制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、コンテンツ配信元証明方法及び制御プログラム Download PDF

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功 竹安
Isao Takeyasu
功 竹安
義行 仲
Yoshiyuki Naka
義行 仲
伸晃 水谷
Nobuaki Mizutani
伸晃 水谷
藤野 剛
Takeshi Fujino
剛 藤野
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Abstract

【課題】コンテンツが加工、編集されることにより作成者の意図に沿わないコンテンツとされるのを抑制し、配信元の確認が容易に行える。【解決手段】実施形態の情報処理装置の抽出部は、コンテンツに含まれる音声の特徴量の情報及び当該コンテンツの配信元の情報を含み、音声に埋め込まれた電子透かしを抽出する。通知部は、音声の特徴量と、コンテンツ再生時の再生音声の特徴量とが、所定の類似範囲にある場合に、特定された配信元を正規の配信元として通知する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、コンテンツ配信元証明方法及び制御プログラムに関する。
近年、コンピュータによる動画や音声の加工が容易になり、一般のユーザが高品質な映像を作成してインターネットで不特定多数に対して配信できるようになってきた。
特許第4728136号公報
ところで、テレビ放送やインターネットを通じて配信された動画、音声が第三者によって加工、編集され、本来の意図とは異なる形で不特定多数に対して配信される虞がある。
また、インターネット上での選挙活動が検討されるなど、インターネットにおける情報の配信元の確認が重要視されるようになってきている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツが加工、編集されることにより作成者の意図に沿わないコンテンツとされるのを抑制し、配信元の確認が容易に行える情報処理装置、コンテンツ配信元証明方法及び制御プログラムを提供することにある。
実施形態の情報処理装置の抽出部は、コンテンツに含まれる音声の特徴量の情報及び当該コンテンツの配信元の情報を含み、音声に埋め込まれた電子透かしを抽出する。
通知部は、音声の特徴量と、コンテンツ再生時の再生音声の特徴量とが、所定の類似範囲にある場合に、特定された配信元を正規の配信元として通知する。
図1は、実施形態のコンテンツ配信システムの概要構成ブロック図である。 図2は、電子透かしの重畳処理フローチャートである。 図3は、電子透かしの重畳処理の具体例の説明図である。 図4は、実施形態の透かし判定処理の処理フローチャートである。 図5は、コンテンツ配信元管理システムのコンテンツ提供者証明部におけるコンテンツ配信元証明処理の処理フローチャートである。 図6は、音声特徴量のマッチングしなかった場合の説明図である。 図7は、結果表示画面の一例の説明図である。 図8は、第2変形例のコンテンツ提供者証明部の処理フローチャートである。
次に実施形態について図面を参照して説明する。
以下においては、アナログ音声信号に電子透かしを埋め込むことにより、コンテンツの配信元管理を行う場合の実施形態について説明する。
以下の説明においては、音声コンテンツに電子透かしを埋め込んでコンテンツの配信元管理を行う場合について説明する。
図1は、実施形態のコンテンツ配信システムの概要構成ブロック図である。
コンテンツ配信システム1000は、大別すると、コンテンツ作成システム100と、映像配信サービスシステム200と、コンテンツ利用者システム300と、コンテンツ配信元管理システム400と、を備えている。
コンテンツ作成システム100は、コンテンツ提供者の演奏音声を取得して音声信号を出力する音声取得部110と、音声取得部110が出力した音声信号を増幅して増幅音声信号として出力する音声増幅部120と、増幅音声信号に電子透かしを重畳して透かし添加増幅音声信号を出力する電子透かし挿入部130と、透かし添加増幅音声信号が入力されて音響出力を行う音声出力部140と、を備えている。
上記構成において、電子透かし挿入部130は、増幅音声信号の波形を操作して、電子透かし(数バイト〜1kバイト程度)を繰り返し埋め込み、透かし添加増幅音声信号とする。
電子透かしを埋め込む箇所については、音声コンテンツの配信元管理を行いたい部分に重畳すればよい。具体的には、対応する音声コンテンツの全ての配信管理を行いたい場合には、音声コンテンツ全体に電子透かしを重畳すればよく、音声コンテンツの一部について配信元管理を行いたい場合には、当該一部に電子透かしを重畳すればよい。
ここで、電子透かしの重畳方法を具体的に説明する。
ここで、電子透かし挿入部130は、電子透かしを生成するための透かしビット列保持バッファ131を備えているものとする。
図2は、電子透かしの重畳処理フローチャートである。
図3は、電子透かしの重畳処理の具体例の説明図である。
まず、音声取得部110がマイクなどによりコンテンツ提供者の演奏音声を取得して音声信号を出力し、音声増幅部120は、音声取得部110が出力した音声信号を増幅して増幅音声信号として出力する(ステップS11)。
これにより、電子透かし挿入部130は、増幅音声信号に音声入力が含まれているか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、増幅音声信号に音声入力が含まれていない場合には(ステップS12;No)、電子透かし挿入部130は、電子透かし重畳処理を終了する。
ステップS12の判別において、増幅音声信号に音声入力が含まれている場合には(ステップS12;Yes)、電子透かし挿入部130は、透かしビット列保持バッファ131から先頭1ビットを取得する(ステップS13)。
続いて電子透かし挿入部130は、透かしビット列保持バッファ131の先頭1ビットの取得に成功したか否かを判別する(ステップS14)。
ステップS14の判別において、透かしビット列保持バッファ131の先頭1ビットの取得が出来なかった場合には(ステップS14;No)、電子透かし挿入部130は、音声入力(原音声)から原音声の特徴量をビット列として計算する(ステップS15)。
続いて電子透かし挿入部130は、先頭の固定値(電子透かしの先頭を表すデータヘッダ)、配信元を表す識別コード、ステップS15で計算した原音声の特徴量のビット列を結合する(ステップS16)。
より具体的には、図3(a)に示すように、あるタイミングにおける原音声の特徴量が4ビットのビット列(図3の例の場合、「1101」あるいは「1110」である場合に、図3(b)に示すように、4ビットのデータヘッダ=「1100」及び4ビットの識別コード=「0101」を結合して、それぞれ「1100−0101−1101」、「1100−0101−1110」の電子透かしビット列を生成する。ここで、上述した電子透かしビット列に含まれているハイフン「−」は、理解の容易のため加えたものであり、実際の電子透かしビット列に含まれるものではない。
続いて電子透かし挿入部130は、結合により得られたビット列を暗号化する(ステップS17)。
ここでは、理解の容易のため、暗号化処理として、原音声の特徴量について、ビット反転を行うものとすると、図3(c)に示すように、暗号化後の電子透かしビット列は、「1100−0101−0010」、「1100−0101−0001」となる。
そして電子透かし挿入部130は、暗号化された電子透かしビット列を透かしビット列保持バッファに格納する(ステップS18)。
ステップS14の判別において、透かしビット列保持バッファ131の先頭1ビットの取得が出来た場合には(ステップS14;Yes)、電子透かし挿入部130は、原音声に暗号化された電子透かしビット列を埋め込む(重畳する)(ステップS19)。
続いて、電子透かし挿入部130は、透かしビット列保持バッファ131からバッファの先頭1ビットを削除し(ステップS20)、音声出力部140を介して音声をスピーカなどから再生する(ステップS21)。
この結果、音声出力部140からは、電子透かしが重畳された音声が出力されることとなる。
そして、電子透かしが重畳された音声がテレビ放送や一般消費者により二次利用がなされ、特にテレビ放送事業者や映像配信事業者などにより映像配信サービスシステム200により、放送波あるいは通信ネットワークを介してコンテンツがコンテンツ利用者システム300に配信される。
これにより、コンテンツ利用者システム300は、Webブラウザや映像再生機器などの再生装置310によりコンテンツに含まれる映像が再生され、スピーカ等の音声出力部320を介して音声が再生される。
このとき、再生された音声は、透かし判定部330に入力され、コンテンツの配信元が正規の配信元であるか否かを判別する。
図4は、実施形態の透かし判定処理の処理フローチャートである。
ここで、透かし判定部330は、電子透かしビット列を構成する電子透かしビットを一時的に格納する透かしバッファ331を備えているものとする。
まず、透かし判定部330は、再生された音声から電子透かしビット列を構成している透かしビットを検出する(ステップS31)。
続いて透かし判定部330は、電子透かしビット列を構成しているデータヘッダを検出するために透かしバッファ331を用いて直近のビット(直前に検出した透かしビット)に新たに検出した透かしビットを追加し、最も古いビットを破棄して新たなビット列(=データヘッダ候補ビット列)とする(ステップS32)。上述の例の場合、電子透かしビット列を構成しているデータヘッダは4ビットであったので、直近の4ビットをデータヘッダ候補ビット列として取得する。
続いて、透かし判定部330は、ステップS32で取得したデータヘッダ候補ビット列と、データヘッダのビット列(図3の例の場合、「1100」)と、の類似度を計算する(ステップS33)。
そして、透かし判定部330は、計算された類似度がしきい値(閾値)以上であるか否か、すなわち、データヘッダ候補ビット列がデータヘッダのビット列であると推定できるか否かを判別する(ステップS34)。
ステップS34の判別において、計算された類似度がしきい値未満である場合、すなわち、データヘッダ候補ビット列がデータヘッダのビット列であると推定できない場合には(ステップS34;No)、処理を再びステップS31に移行し、データヘッダの検索を継続する。
ステップS34の判別において、計算された類似度がしきい値以上である、すなわち、データヘッダ候補ビット列がデータヘッダのビット列であると推定できる場合には(ステップS34;Yes)、透かし判定部330は、データヘッダに続く配信元を表す識別コードのビット数分の透かしビットを取り出し(ステップS35)、暗号化された原音声の特徴量の透かしビットを取り出す(ステップS36)。
これと並行して、透かし判定部330は、音声出力部320で出力されている音声のうち、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量を抽出する(ステップS37)。
そして、透かし判定部330は、証明機関であるコンテンツ配信元管理システム400のコンテンツ提供者証明部410に問い合わせを行う(ステップS38)。
図5は、コンテンツ配信元管理システムのコンテンツ提供者証明部におけるコンテンツ配信元証明処理の処理フローチャートである。
コンテンツ配信元管理システム400のコンテンツ提供者証明部410は、透かし判定部330から配信元識別コードと、暗号化された原音声の特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量と、を受信する(ステップS51)。
続いてコンテンツ提供者証明部410は、識別コード保持部420を参照し、識別コードリストを取得する(ステップS52)。
そして、コンテンツ提供者証明部410は、識別コードリストの全ての要素について、透かし判定部330から受信した配信元識別コードとの類似度を計算する(ステップS53)。
コンテンツ提供者証明部410は、計算した類似度に配信元識別コードと一致していると推定可能な所定のしきい値以上の類似度が含まれているかを判別する(ステップS54)。
ステップS54の判別において、計算した類似度に配信元識別コードと一致していると推定可能な所定のしきい値以上の類似度が含まれていない場合には(ステップS54;No)、コンテンツ提供者証明部410は、配信元を特定出来なかった旨のエラー応答を行って(ステップS61)、処理を終了する。
ステップS54の判別において、計算した類似度に配信元識別コードと一致していると推定可能な所定のしきい値以上の類似度が含まれている場合には(ステップS54;Yes)、コンテンツ提供者証明部410は、それらの類似度のうち、最大値を有する配信元識別コードに対応する公開鍵を取得する(ステップS55)。
そして、コンテンツ提供者証明部410は、透かし判定部330から受信した暗号化された原音声の特徴量を復号する(ステップS56)。
続いてコンテンツ提供者証明部410は、透かし判定部330から受信した暗号化された原音声の特徴量の復号が成功したか否かを判別する(ステップS57)。
ステップS57の判別において、透かし判定部330から受信した暗号化された原音声の特徴量の復号が不成功であった場合には(ステップS57;No)、コンテンツ提供者証明部410は、配信元を特定出来なかった旨のエラー応答を行って(ステップS61)、処理を終了する。
ステップS57の判別において、透かし判定部330から受信した暗号化された原音声の特徴量の復号が成功した場合には(ステップS57;Yes)、コンテンツ提供者証明部410は、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とを比較する(ステップS58)。
そして、コンテンツ提供者証明部410は、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とがマッチしたか否かを判別する(ステップS59)。
ステップS59の判別において、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とがマッチしなかった場合には(ステップS59;No)、コンテンツ提供者証明部410は、配信元を特定出来なかった旨のエラー応答を行って(ステップS61)、処理を終了する。
図6は、音声特徴量のマッチングしなかった場合の説明図である。
図6(c)に示すような暗号化された原音声の特徴量=「0010」であり、図6(b)に示すように復号した原音声の特徴量=「1101」である場合に、図6(a)に示すように、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量=「0101」であった場合には、特徴量がマッチしていないので、配信元を特定することはできない。
ステップS59の判別において、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とがマッチした場合には(ステップS;Yes)、ステップS55において用いた最大値を有する配信元識別コードに対応するコンテンツ配信元をコンテンツ提供者情報として透かし判定部330に通知する(ステップS60)。
これにより、透かし判定部330は、証明機関であるコンテンツ配信元管理システム400のコンテンツ提供者証明部410に対する問い合わせの結果、すなわち、コンテンツ提供者証明部410の応答に基づいて、コンテンツ配信元の証明が成功したか否かを判別する(ステップS39)。
図7は、結果表示画面の一例の説明図である。
ステップS39の判別の結果、コンテンツ配信元の証明が成功した場合には(ステップS39;Yes)、コンテンツ配信元(コンテンツ提供元)を結果表示部340に出力し、結果表示部340は、図7に示すように、コンテンツ表示画面341において、コンテンツ配信元情報342を表示して処理を終了する(ステップS40)。
一方、ステップS39の判別の結果、コンテンツ配信元の証明が不成功に終わった場合には(ステップS39;No)、結果表示部340は、コンテンツ表示画面341において、コンテンツ配信元が特定されなかった旨の表示を行って処理を終了する(ステップS41)。
以上の説明のように、本実施形態によれば、音声の伝送経路(伝達経路)の影響を受けることなく、コンテンツの配信元を証明することができる。
また音声の一部を第三者が加工したとしても、当該加工部分には、正規の電子透かしが埋め込まれていないことを検出して、原音声(元音声)が維持(保持)されていないことを容易に検出できる。
さらに正規の電子透かしが埋め込まれている音声から第三者が透かしビット列を抽出して、別の音声に対して挿入したとしても、当該別の音声とは対応していない透かしビット列となるため、透かしビット列が不正に複製されたことを検出することができる。
次に実施形態の変形例について説明する。
(1)第1変形例
以上の説明においては、コンテンツ提供者証明部410が、識別コードの判定に加えて、復号した原音声の特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とがマッチしたか否かも判別していたが、識別コードの判定のみを行うように構成することも可能である。
(2)第2変形例
以上の説明においては、透かし判定部330がコンテンツ提供者証明部410に問い合わせを行う構成を採っていたが、透かし判定部330があらかじめ特定の配信元を表す識別コードと公開鍵、あるいは、それらのリストを入手しておき、透かし判定部330がコンテンツ提供者証明部410と通信することなく電子透かしを判定することも可能である。この場合、コンテンツ提供者証明部410はインターネット上のサーバであっても良いし、ネットワーク上に存在しない独立したデータベースであっても良い。
図8は、第2変形例のコンテンツ提供者証明部の処理フローチャートである。
まず、透かし判定部330は、再生された音声から電子透かしビット列を構成している透かしビットを検出する(ステップS71)。
続いて透かし判定部330は、電子透かしビット列を構成しているデータヘッダを検出するために透かしバッファ331を用いて直近のビット(直前に検出した透かしビット)に新たに検出した透かしビットを追加し、最も古いビットを破棄して新たなビット列(=データヘッダ候補ビット列)とする(ステップS72)。上述の例の場合、電子透かしビット列を構成しているデータヘッダは4ビットであったので、直近の4ビットをデータヘッダ候補ビット列として取得する。
続いて、透かし判定部330は、ステップS32で取得したデータヘッダ候補ビット列と、データヘッダのビット列と、の類似度を計算する(ステップS73)。
そして、透かし判定部330は、計算された類似度がしきい値以上であるか否か、すなわち、データヘッダ候補ビット列がデータヘッダのビット列であると推定できるか否かを判別する(ステップS74)。
ステップS74の判別において、計算された類似度がしきい値未満である場合、すなわち、データヘッダ候補ビット列がデータヘッダのビット列であると推定できない場合には(ステップS74;No)、透かし判定部330は、処理を再びステップS71に移行し、データヘッダの検索を継続する。
ステップS74の判別において、計算された類似度がしきい値以上である、すなわち、データヘッダ候補ビット列がデータヘッダのビット列であると推定できる場合には(ステップS74;Yes)、透かし判定部330は、データヘッダに続く配信元を表す識別コードのビット数分の透かしビットを取り出す(ステップS75)。
続いて、予め取得していた識別コードと公開鍵のリストに基づいて、識別コードの類似度を判定し(ステップS76)、判定結果に基づいて識別コードが特定出来たか否かを判別する(ステップS77)。
ステップS77の判別において、識別コードが一致していると推定できる所定の類似度しきい値未満と判定された場合には(ステップS76;No)、結果表示部340は、コンテンツ表示画面341において、コンテンツ配信元が特定されなかった旨の表示を行って処理を終了する(ステップS84)。
ステップS77の判別において、識別コードが一致していると推定できる所定の類似度しきい値以上と判定された場合には(ステップS77;Yes)、透かし判定部330は、暗号化された原音声の特徴量を取得し(ステップS78)、公開鍵で暗号化された原音声の特徴量を復号する(ステップS79)。
続いて透かし判定部330は、暗号化された原音声の特徴量の復号が成功したか否かを判別する(ステップS80)。
ステップS80の判別において、暗号化された原音声の特徴量の復号が不成功であった場合には(ステップS80;No)、透かし判定部330は、配信元を特定(判定)出来なかった旨をユーザに通知して(ステップS84)、処理を終了する。
ステップS80の判別において、暗号化された原音声の特徴量の復号が成功した場合には(ステップS80;Yes)、透かし判定部330は、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とを比較する(ステップS81)。
そして、透かし判定部330は、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とがマッチしたか否かを判別する(ステップS82)。
ステップS82の判別において、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とがマッチしなかった場合には(ステップS82;No)、透かし判定部330は、配信元を特定(判定)出来なかった旨をユーザに通知して(ステップS84)、処理を終了する。
ステップS82の判別において、復号した特徴量と、特徴量が取得された原音声の再生タイミング近傍に対応する音声の特徴量とがマッチした場合には(ステップS82;Yes)、透かし判定部330は、コンテンツ配信元(コンテンツ提供元)を結果表示部340に出力し、結果表示部340は、図7に示すように、コンテンツ表示画面341において、コンテンツ配信元情報342を表示して処理を終了する(ステップS84)。
以上の説明のように、本第2変形例によれば、音声の伝送経路(伝達経路)の影響を受けることなく、コンテンツの配信元を証明することができる。
また音声の一部を第三者が加工したとしても、当該加工部分には、正規の電子透かしが埋め込まれていないことを検出して、原音声(元音声)が維持(保持)されていないことを容易に検出できる。
さらに正規の電子透かしが埋め込まれている音声から第三者が透かしビット列を抽出して、別の音声に対して挿入したとしても、当該別の音声とは対応していない透かしビット列となるため、透かしビット列が不正に複製されたことを検出することができる。
(3)第3変形例
音声特徴量に加えて、映像内の視覚情報に基づく特徴量を暗号化して透かしに埋め込むことで、音声と動画の両方が改ざんされていないことを確認できるように構成することも可能である。
(4)他の変形例
本実施形態の情報処理装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備え、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成とすることも可能である。
本実施形態の情報処理装置で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されるようにしてもよい。
また、本実施形態の情報処理装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施形態の情報処理装置の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態の情報処理装置で実行される制御プログラムは、上述した各部(抽出部、通知部、特定部、判別部、……)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、抽出部、通知部、特定部、判別部、…が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 コンテンツ作成システム
110 音声取得部
120 音声増幅部
130 電子透かし挿入部
131 透かしビット列保持バッファ
140 音声出力部
200 映像配信サービスシステム
300 コンテンツ利用者システム
310 再生装置
320 音声出力部
330 透かし判定部
331 透かしバッファ
340 結果表示部
341 コンテンツ表示画面
342 コンテンツ配信元情報
400 コンテンツ配信元管理システム
410 コンテンツ提供者証明部
420 識別コード保持部
1000 コンテンツ配信システム

Claims (8)

  1. コンテンツに含まれる音声の特徴量の情報及び当該コンテンツの配信元の情報を含み、前記音声に埋め込まれた電子透かしを抽出する抽出部と、
    前記音声の特徴量と、コンテンツ再生時の再生音声の特徴量とが、所定の類似範囲にある場合に、特定された前記配信元を正規の配信元として通知する通知部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記配信元情報を特定する特定部と、
    前記音声の特徴量と、コンテンツ再生時の再生音声の特徴量とが、所定の類似範囲にある場合に、特定された前記配信元を正規の配信元と判別する判別部と、
    を備えた請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記判別部は、前記音声の特徴量と、前記音声の特徴量の情報に対応する音声の再生タイミング近傍のタイミングで再生された前記再生音声の特徴量と、を比較する、
    請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記音声の特徴量の情報は暗号化されている、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記暗号化は、前記配信元に対応する公開鍵と対となる暗号鍵を用いて行われている、
    請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記特定部は、前記電子透かしから抽出された前記配信元の情報を配信元リストに含まれる配信元の情報との類似度に基づいて特定する、
    請求項2記載の情報処理装置。
  7. 音声を含むコンテンツを再生する情報処理装置で実行されるコンテンツ配信元証明方法であって、
    コンテンツに含まれる音声の特徴量の情報及び当該コンテンツの配信元の情報を含み、前記音声に埋め込まれた電子透かしを抽出する抽出過程と、
    前記音声の特徴量と、コンテンツ再生時の再生音声の特徴量とが、所定の類似範囲にある場合に、特定された前記配信元を正規の配信元として通知する通知過程と、
    を備えたコンテンツ配信元証明方法。
  8. 音声を含むコンテンツを再生する情報処理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    コンテンツに含まれる音声の特徴量の情報及び当該コンテンツの配信元の情報を含み、前記音声に埋め込まれた電子透かしを抽出する抽出手段と、
    前記音声の特徴量と、コンテンツ再生時の再生音声の特徴量とが、所定の類似範囲にある場合に、特定された前記配信元を正規の配信元として通知する通知手段と、
    して機能させる、制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016173413A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 ヤマハ株式会社 情報提供システム

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