JP2015005119A - 薬品情報管理装置、薬品情報管理プログラムおよび薬品情報管理方法 - Google Patents

薬品情報管理装置、薬品情報管理プログラムおよび薬品情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より容易に適切な薬品を入手できる技術を提供する。【解決手段】薬品情報管理装置であって、利用者が入手した薬品を特定する履歴情報と、薬品の含有成分および用途を特定する薬品特性情報と、成分と該成分の禁忌成分とを対応付ける使用禁忌情報と、を格納する記憶部と、利用者および薬品の情報を受け付ける薬品情報受付部と、受け付けた薬品の含有成分の禁忌成分を特定し、禁忌成分を含有する薬品が利用者の入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定する使用禁忌判定部と、禁忌成分が含まれる場合には、所定以上類似する用途を有し、利用者の入手した薬品のそれぞれの含有成分の禁忌成分とならない成分を有する代替薬品を特定する代替薬検索部と、代替薬品の情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、薬品情報の管理の技術に関するものである。
従来、薬剤添付文書に記載された禁忌症状情報、および、禁忌症状情報の重篤度を、薬剤ごとに記録する薬剤別禁忌症状情報データベースと、病名を含む患者情報を記録する患者情報データベースと、各禁忌症状情報の重篤度ごとに検査基準値を記録する検査基準値データベースと、患者情報データベースに記録された重篤度に基づいて、検査基準値データベースに記録された検査基準値を参照して薬剤が禁忌かどうかを判定する方法、もしくは、患者の患者情報データベースに記録された病名と検査基準値データベースに記録された検査基準値とを参照して薬剤が禁忌かどうかを判定する方法で、薬剤が禁忌かどうかを判定する技術が存在する。特許文献1には、このような技術についての技術が記載されている。
特開2012−133563号公報
上記技術では、薬剤が禁忌であるか否かの判定は可能であるが、禁忌である場合にとるべき行動を判断するための情報を提供することはできなかった。
本発明の目的は、より容易に適切な薬品を入手できる技術を提供することにある。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明に係る薬品情報管理装置は、利用者ごとに入手した薬品を特定する履歴情報と、薬品の含有成分および用途を特定する薬品特性情報と、成分と該成分の禁忌成分とを対応付ける使用禁忌情報と、を格納する記憶部と、利用者を特定する情報および薬品の情報を受け付ける薬品情報受付部と、上記薬品情報受付部で受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分を上記薬品特性情報から特定し、上記含有成分の禁忌成分を上記使用禁忌情報から特定し、上記禁忌成分を含有する薬品が上記利用者を特定する情報により特定される利用者の入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定する使用禁忌判定部と、上記薬品の履歴情報に上記禁忌成分が含まれる場合には、上記薬品情報受付部で受け付けた薬品と所定以上類似する用途を有し、上記利用者の入手した薬品のそれぞれの含有成分の禁忌成分とならない成分を有する代替薬品を上記薬品特性情報から特定する代替薬検索部と、上記代替薬品の情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
また、上記の薬品情報管理装置においては、上記記憶部には、さらに、薬品に対して上記利用者による評価情報を格納する声情報、が含まれ、上記出力部は、上記代替薬品についての上記声情報を上記代替薬品の情報と併せて出力する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の薬品情報管理装置においては、上記代替薬検索部は、上記薬品の履歴情報に上記禁忌成分が含まれない場合には、上記薬品情報受付部で受け付けた薬品の評価情報を特定し、上記薬品の履歴情報に上記禁忌成分が含まれる場合には、当該禁忌成分が含まれる薬品と代替薬品とに関する評価情報を特定し、上記出力部は、上記薬品情報受付部で受け付けた薬品の評価情報または上記禁忌成分が含まれる薬品と上記代替薬品とに関する評価情報を出力する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の薬品情報管理装置においては、利用者を特定する情報および該利用者が入手した薬品の情報を受け付ける入手薬品情報受付部と、上記入手した薬品を上記履歴情報に格納する履歴情報更新部と、を備え、上記使用禁忌判定部は、上記入手薬品情報受付部により受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分についての禁忌成分が、上記利用者が入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定し、上記出力部は、上記利用者が入手した薬品の履歴情報に上記禁忌成分が含まれる場合には、所定の注意情報を出力する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の薬品情報管理装置においては、上記出力部は、上記履歴情報に含まれる薬品の情報により特定される薬品と、上記代替薬品と、の組み合わせについての影響を含む他の利用者から受け付けた情報を出力する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の薬品情報管理装置においては、上記出力部は、上記使用禁忌判定部が判定した結果の情報を、決済画面へ進む指示を受け付ける情報の近傍に表示するよう出力する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、本発明に係る薬品情報管理のプログラムは、コンピューターに、薬品の情報を管理させる手順を実行させるプログラムであって、上記コンピューターを、利用者ごとに入手した薬品を特定する履歴情報と、薬品の含有成分および用途を特定する薬品特性情報と、成分と該成分の禁忌成分とを対応付ける使用禁忌情報と、を格納する記憶手段と、制御手段として機能させ、上記制御手段に対して、利用者を特定する情報および薬品の情報を受け付ける薬品情報受付手順と、上記薬品情報受付手順で受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分を上記薬品特性情報から特定し、上記含有成分の禁忌成分を上記使用禁忌情報から特定し、上記禁忌成分を含有する薬品が上記利用者を特定する情報により特定される利用者の入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定する使用禁忌判定手順と、上記薬品の履歴情報に上記禁忌成分が含まれる場合には、上記薬品情報受付手順で受け付けた薬品と所定以上類似する用途を有し上記利用者の入手した薬品のそれぞれの含有成分の禁忌成分とならない成分を有する代替薬品を上記薬品特性情報から特定する代替薬検索手順と、上記代替薬品の情報を出力する出力手順と、を実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る薬品情報管理方法は、コンピューターを用いた薬品情報管理方法であって、上記コンピューターは、利用者ごとに入手した薬品を特定する履歴情報と、薬品の含有成分および用途を特定する薬品特性情報と、成分と該成分の禁忌成分とを対応付ける使用禁忌情報と、を格納する記憶部と、制御部と、を備え、上記制御部は、利用者を特定する情報および薬品の情報を受け付ける薬品情報受付ステップと、上記薬品情報受付ステップで受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分を上記薬品特性情報から特定し、上記含有成分の禁忌成分を上記使用禁忌情報から特定し、上記禁忌成分を含有する薬品が上記利用者を特定する情報により特定される利用者の入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定する使用禁忌判定ステップと、上記薬品の履歴情報に上記禁忌成分が含まれる場合には、上記薬品情報受付ステップで受け付けた薬品と所定以上類似する用途を有し、上記利用者の入手した薬品のそれぞれの含有成分の禁忌成分とならない成分を有する代替薬品を上記薬品特性情報から特定する代替薬検索ステップと、上記代替薬品の情報を出力する出力ステップと、を実施することを特徴とする。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明によると、より容易に適切な薬品を入手できる技術を提供することができる。
本発明の実施形態に係る薬品情報提供システムの構成例を示す図である。 お薬手帳情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 薬品特性情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 使用禁忌記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 声情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 薬品情報管理装置のハードウェア構成を示す図である。 購入履歴記録処理フローを示す図である。 購入前検証処理フローを示す図である。 購入前検証処理において表示される画面例を示す図である。 購入前検証処理において表示される画面例を示す図である。
以下に、本発明に係る第一の実施形態を適用した薬品情報提供システム1について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態における薬品情報提供システム1の構成例を示す図である。薬品情報提供システム1には、薬品情報管理装置100と、薬品情報管理装置100とネットワーク10を介して通信可能に接続されるウェブサーバー等で構成される薬品販売システム50と、薬品情報管理装置100および薬品販売システム50とネットワーク10を介して通信可能に接続されるパーソナルコンピュータ等で構成される利用者端末200と、が含まれる。
今後、消費者が薬品を購入する場合、購入予定又は購入した薬の特徴をネット上で確認する機会が増えると想定される。薬品には、含有成分に応じて飲み合わせがよくない成分(使用禁忌)が存在する。医師が処方する薬品については、調剤を担当する薬剤師が「おくすり手帳」等の患者の薬品の処方履歴と照らし合わせて飲み合わせの良否を判断することが可能である。しかし、市販薬については使用禁忌の回避、薬品の購入および使用は患者の自己責任である場合が多い。
こうした使用禁忌の回避については、薬局が対人店舗であれば薬剤師の指導や助言を得ることが比較的容易であるが、ネットワークを介するウェブサイト等で薬品を購入する場合には、購入時に薬剤師の指導や助言を得ることについても患者の自己責任とならざるをえない場合が多いと考えられる。
とくに、使用禁忌は薬品を入手後に参照できるようになる説明書を読まないと情報を得ることが難しい場合も多く、たとえ入手しても説明書を読まないで使用する患者も一定程度存在すると考えられる。
そこで、本発明に係る薬品情報提供システム1においては、後述する図7の購入履歴記録処理と、図8の購入前検証処理と、を薬品情報管理装置100において行うことで、購入前に使用禁忌に抵触しない薬品を知ることを可能とする。
図1の説明に戻る。薬品情報管理装置100は、サーバー等の情報処理装置である。ほかにも例えば、薬品情報管理装置100は、パソコンやスマートフォン、ワークステーション等各種の情報処理装置であればよい。
薬品情報管理装置100には、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、が含まれる。制御部110には、薬品情報受付部111と、お薬手帳情報登録部112と、薬品購入履歴管理部113と、使用禁忌判定部114と、代替薬検索部115と、出力部116と、が含まれる。記憶部120には、お薬手帳情報記憶部121と、薬品特性情報記憶部122と、使用禁忌記憶部123と、声情報記憶部124と、が含まれる。
図2は、お薬手帳情報記憶部121のデータ構造の例を示す図である。お薬手帳情報記憶部121には、利用者を識別する利用者識別子121Aごとに、入手日121Bと、入手薬品121Cと、入手量121Dと、入手先121Eと、が対応付けられて格納される。
入手日121Bは、薬品を入手した日を特定する情報である。入手薬品121Cは、入手した薬品を特定する情報である。入手量121Dは、入手した薬品の量を特定する情報である。入手先121Eは、薬品を入手した先すなわち購入元を特定する情報である。
図3は、薬品特性情報記憶部122のデータ構造の例を示す図である。薬品特性情報記憶部122には、薬品を識別する薬品識別子122Aと、薬品の用途または薬品の効能を示す用途122Bと、が対応付けられて格納され、薬品識別子122Aごとに含有成分122Cが対応付けて格納される。
薬品特性情報記憶部122に格納される薬品の特性の情報は、主に製薬会社等から開示される薬品の情報に基づき更新される。
図4は、使用禁忌記憶部123のデータ構造の例を示す図である。使用禁忌記憶部123には、薬品に含まれる成分を識別する成分123Aと、成分123Aに対して悪影響を与える可能性が高い成分を識別する使用禁忌123Bと、成分123Aと使用禁忌123Bを併用すると発生する可能性が高い影響を示す影響123Cと、が対応付けられて格納される。なお、使用禁忌記憶部123に格納される成分と影響の情報は、主に製薬会社等から開示される薬品の情報や、医薬品情報の公開を行う機関等による開示情報に基づき更新される。なお、薬品の禁忌は患者の持病等の特性等を含む概念であるが、本実施形態においては、飲み合わせにより何等かの特殊な影響が発生する成分をいう。
図5は、声情報記憶部124のデータ構造の例を示す図である。声情報記憶部124には、声情報を識別する声識別子124Aと、声情報の発言者を識別する発言者124Bと、発言者が有する持病124Cと、発言の日を特定する発言日124Dと、発言対象の薬品を特定する薬品124Eと、飲み合わせの影響があった場合には飲み合わせた薬品を特定するカウンター薬品124Fと、飲み合わせの影響および関連する意見や主張等の発言、コメント、声明等を含みうる情報である影響124Gと、が対応付けられて格納される。なお、声情報とは、実際の音声情報をいうものではなく、「意見」や「主張」等の「発言、コメント、声明」等を示す情報をいう。
図1の説明に戻る。薬品情報受付部111は、利用者を特定する情報と、利用者が入手しようとする薬品を特定する情報と、を受け付ける。具体的には、薬品情報受付部111は、利用者識別子と、薬品識別子と、を薬品販売システム50あるいは利用者端末200から受け付ける。
お薬手帳情報登録部112は、利用者のお薬手帳に該当する情報すなわち薬品の入手履歴を特定する情報となる利用者識別子と、入手日と、入手薬品と、入手量と、入手先の情報と、を受け付け、お薬手帳情報記憶部121に情報を格納する。
薬品購入履歴管理部113は、利用者を特定する情報と、利用者が入手した薬品を特定する情報と、を受け付ける。具体的には、薬品購入履歴管理部113は、利用者識別子と、入手日と、入手薬品と、入手量と、入手先の情報を薬品販売システム50あるいは利用者端末200から受け付け、お薬手帳情報記憶部121に情報を格納する。
使用禁忌判定部114は、薬品を特定する情報に基づいて薬品特性情報記憶部122から含有成分122Cを取得し、使用禁忌記憶部123の成分123Aと比較して同一の成分があれば、その成分の使用禁忌123Bとなっている成分を特定する。そして、使用禁忌判定部114は、お薬手帳情報記憶部121を参照し、利用者が入手した履歴のある入手薬品121Cのそれぞれについての含有成分を使用禁忌となっている成分と比較し、一致する履歴が1つ以上あれば薬品は使用禁忌に抵触する可能性があると判定する。
代替薬検索部115は、薬品が使用禁忌に抵触する可能性がある場合に、所定以上類似する用途を有する別の薬品であって使用禁忌に抵触しない薬品を代替薬として検索する。具体的には、代替薬検索部115は、使用禁忌判定部114により使用禁忌に抵触する可能性があると判定された薬品に代えて、利用者が入手した履歴のある入手薬品の含有成分が使用禁忌となっておらず用途が類似する他の薬品を検索し、代替薬として特定する。なお、用途の類似については、類似する用途を予め定めた記憶部120に格納される所定の情報(図示せず)を用いるものであってもよいし、所定の基準で用途の類似度を算出し、所定の閾値を超える類似度を有する用途を類似する用途とするようにしてもよい。
出力部116は、制御部110を構成する他の制御部のそれぞれに関して、必要となる情報の出力の指示に応じて画面表示情報あるいは送信する電子情報、あるいは印刷情報等を生成して出力する。
通信部130は、ネットワーク10を介して他の装置、例えば薬品販売システム50あるいは利用者端末200との通信を行う。
薬品販売システム50は、例えば外部の薬品通販ウェブサイト等を構成するシステムである。薬品販売システム50については、単独で薬品の閲覧、購入、決済の機能等を有するウェブサーバー装置を含むシステムである。ウェブサーバー装置は、一連の薬品購入の段階において薬品情報管理装置100に処理の一部を委譲する。例えば、ウェブサーバー装置は、購入機能において購入処理を行う直前に、利用者が実際に購入する予定の薬品と利用者を特定する情報を薬品情報管理装置100の薬品情報受付部111へ送信し、使用禁忌の判定を依頼する。また例えば、ウェブサーバー装置は、購入機能において購入処理後に、利用者が実際に購入した薬品と利用者を特定する情報を薬品情報管理装置100の薬品購入履歴管理部113へ送信し、薬品購入履歴の更新のための情報を提供する。
利用者端末200は、パソコンやスマートフォン、ワークステーション等各種の情報処理装置である。利用者端末200は、薬品販売システム50が提供するウェブサイトにHTTP(Hypertext Transfer Protocol)等によりアクセスを行い、薬品の閲覧や購入の処理を実行する要求を送信し、結果画面を受信して表示させる処理部であるブラウザ部を有する。また、利用者端末200は、キーボード等の利用者からの入力を受け付ける入力部と、ディスプレイ等の利用者への出力を行う出力部と、を有する。
図6は、薬品情報管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。薬品情報管理装置100は、演算装置102と、外部記憶装置103と、主記憶装置104と、出力装置105と、通信装置106と、各装置をつなぐバス107と、を少なくとも備える。また、他に、薬品情報管理装置100は、キーボード、マウスといった入力装置101を備えるものであってもよい。
演算装置102は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置である。
外部記憶装置103は、デジタル情報を記憶可能な、いわゆるハードディスク(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。
主記憶装置104は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置である。
出力装置105は、例えば液晶ディスプレイや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。
通信装置106は、ネットワーク10等を介して薬品販売システム50を構成する装置や利用者端末200等の他の装置と通信経路を確立し、情報を送受信するネットワークカード等の装置である。
入力装置101は、キーボードやマウス、タッチパネル等の各種入力装置である。
入力装置101と、演算装置102と、外部記憶装置103と、主記憶装置104と、出力装置105と、通信装置106とは、バス107等の接続導線により互いに接続される。
上記した薬品情報管理装置100の薬品情報受付部111、お薬手帳情報登録部112、薬品購入履歴管理部113、使用禁忌判定部114、代替薬検索部115、出力部116は、演算装置102に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置104、外部記憶装置103または図示しないROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置104上にロードされ、演算装置102により実行される。
また、薬品情報管理装置100の記憶部120は、主記憶装置104及び外部記憶装置103により実現される。また、薬品情報管理装置100の通信部130は、通信装置106により実現される。以上が、薬品情報管理装置100のハードウェア構成例である。
[動作の説明] 次に、本実施形態における薬品情報管理装置100の動作を説明する。図7は、本実施形態における薬品情報管理装置100が実施する購入履歴記録処理のフロー図である。
購入履歴記録処理は、薬品情報管理装置100が稼動を開始し、処理の開始を指示されると、開始される。
まず、薬品購入履歴管理部113は、利用者識別子、入手薬品、入手量、入手先情報を受け付ける(ステップS001)。具体的には、購入履歴記録処理においては、薬品購入履歴管理部113は、通信部130を介して薬品販売システム50から送信された利用者識別子、入手薬品、入手量、入手先情報を受け付ける。
そして、薬品購入履歴管理部113は、入手日を補ってお薬手帳情報記憶部121に格納する(ステップS002)。具体的には、薬品購入履歴管理部113は、処理時点が含まれる日を入手日として特定し、お薬手帳情報記憶部121の利用者識別子121Aと、入手日121Bと、入手薬品121Cと、入手量121Dと、入手先121Eと、にそれぞれ対応付けて格納させる。
そして、使用禁忌判定部114は、入手薬品の含有成分の使用禁忌を特定し、購入履歴に含まれる薬品の成分と合致するものがあれば所定の注意情報を送信する(ステップS003)。具体的には、使用禁忌判定部114は、ステップS001にて受け付けた入手薬品の情報に該当する薬品を薬品特性情報記憶部122の薬品識別子122Aから特定し、対応づけられた含有成分122Cを特定する。そして、使用禁忌判定部114は、特定された含有成分122Cが使用禁忌記憶部123の成分123Aに含まれるレコードを特定し、対応付けられた使用禁忌123Bを特定する。そして、使用禁忌判定部114は、ステップS001にて受け付けた利用者識別子に該当する利用者識別子121Aをお薬手帳情報記憶部121から特定し、対応付けられた入手薬品121Cを取得する。そして、使用禁忌判定部114は、取得した入手薬品121Cごとに、薬品特性情報記憶部122の含有成分122Cを取得し、特定した使用禁忌123Bと合致するものがあるか否かを判定する。合致する場合には、出力部116は、所定の注意情報(例えば、エラー情報、エラーメッセージまたは飲み合わせが悪い旨を伝える文字列等)を通信部130を介して薬品販売システム50へ送信する。
以上が、購入履歴記録処理の処理フローである。購入履歴記録処理を実行することで、購入した薬品の履歴情報を記憶させ、禁忌に抵触する場合には注意情報を薬品購入先へ送信することができる。
図8は、本実施形態における薬品情報管理装置100が実施する購入前検証処理のフロー図である。
購入前検証処理は、薬品情報管理装置100が稼動を開始し、薬品販売システム50等に含まれる他の装置から処理の開始を依頼されると、開始される。
まず、薬品情報受付部111は、利用者識別子、入手予定薬品、入手量、入手先情報を受け付ける(ステップS101)。具体的には、購入前検証処理においては、薬品情報受付部111は、通信部130を介して薬品販売システム50から送信された利用者識別子、入手予定薬品、入手量、入手先情報を受け付ける。
そして、使用禁忌判定部114は、入手予定薬品の声情報を取得する(ステップS102)。具体的には、使用禁忌判定部114は、声情報記憶部124の薬品124Eと、カウンター薬品124Fと、のいずれかにステップS101で受け付けた入手予定薬品の情報が含まれるレコードを特定する。
そして、使用禁忌判定部114は、入手予定薬品の含有成分の使用禁忌を特定し、購入履歴に含まれる薬品の成分と合致するものがあるか否か判定する(ステップS103)。具体的には、使用禁忌判定部114は、ステップS101にて受け付けた入手予定薬品の情報に該当する薬品を薬品特性情報記憶部122の薬品識別子122Aから特定し、対応づけられた含有成分122Cを特定する。そして、使用禁忌判定部114は、特定された含有成分122Cが使用禁忌記憶部123の成分123Aに含まれるレコードを特定し、対応付けられた使用禁忌123Bを特定する。そして、使用禁忌判定部114は、ステップS101にて受け付けた利用者識別子に該当する利用者識別子121Aをお薬手帳情報記憶部121から特定し、対応付けられた入手薬品121Cを取得する。そして、使用禁忌判定部114は、取得した入手薬品121Cごとに、薬品特性情報記憶部122の含有成分122Cを取得し、特定した使用禁忌123Bと合致するものがあるか否かを判定する。
購入履歴に含まれる薬品の成分と使用禁忌とが合致しない場合(ステップS103にて「No」の場合)には、出力部116は、入手予定薬品の声情報を付加して検証に問題が無い旨出力する(ステップS104)。具体的には、出力部116は、ステップS102にて特定した声情報のレコードから所定の情報(例えば、声識別子124A、発言者124B、発言日124D、薬品124Eあるいはカウンター薬品124Fのうち入手予定薬品とは異なる薬品、影響124G等)を取得して声情報として付加し、検証に問題がない旨のメッセージ情報を含む出力画面を生成する。そして、出力部116は、購入前検証処理を終了させる。
購入履歴に含まれる薬品の成分と使用禁忌とが合致する場合(ステップS103にて「Yes」の場合)には、使用禁忌判定部114は、使用禁忌の成分を有する薬品と、入手予定薬品と、に関連する声情報以外を入手予定薬品の声情報から除外する(ステップS105)。具体的には、使用禁忌判定部114は、ステップS102において取得した入手予定薬品の声情報のうち、薬品124Eと、カウンター薬品124Fと、の組み合わせが、使用禁忌の成分を有する薬品と、入手予定薬品と、である声情報を採用し、それ以外の声情報を除外する。
そして、代替薬検索部115は、入手予定薬品と同用途の薬品のうち、使用禁忌の成分を含まない薬品を代替薬品として特定する(ステップS106)。具体的には、代替薬検索部115は、入手予定薬品の用途を薬品特性情報記憶部122の用途122Bから特定し、特定した用途と同じ用途あるいは当該用途を含む用途を有する薬品識別子122Aに係る薬品を特定する。そして、代替薬検索部115は、特定した薬品の含有成分122Cをそれぞれ特定し、ステップS103にて特定した使用禁忌にあたる成分を含有する薬品を特定し、除外する。代替薬検索部115は、こうして残った薬品を代替薬品として特定する。
そして、使用禁忌判定部114は、代替薬品の声情報を取得する(ステップS107)。具体的には、使用禁忌判定部114は、声情報記憶部124の薬品124Eと、カウンター薬品124Fと、にステップS106で特定した代替薬品と、入手予定薬品の情報と、が含まれるレコードを特定する。
そして、出力部116は、検証の結果飲み合わせに問題がある旨と、使用禁忌成分を有する薬品と入手予定薬品とについての影響を含む声情報と、代替薬品と履歴の薬品とについての影響を含む声情報と、を出力する(ステップS108)。具体的には、出力部116は、検証の結果飲み合わせに問題がある旨のメッセージ情報と、ステップS105にて特定した入手予定薬品に関する声情報のレコードから所定の情報(例えば、声識別子124A、発言者124B、発言日124D、薬品124Eあるいはカウンター薬品124Fのうち入手予定薬品とは異なる薬品、影響124G等)を取得して使用禁忌成分を含む薬品と入手予定薬品とについての影響を含む声情報と、ステップS107にて特定した代替薬品に関する声情報のレコードから所定の情報(例えば、声識別子124A、発言者124B、発言日124D、薬品124Eおよびカウンター薬品124F、影響124G等)を取得して履歴に含まれる薬品と代替薬品とについての影響を含む声情報と、を含む出力画面を生成する。そして、出力部116は、購入前検証処理を終了させる。
以上が、購入前検証処理の処理フローである。購入前検証処理を実行することで、購入しようとする薬品を履歴情報と比較し、禁忌に抵触する場合には注意情報を含む情報を検証依頼元すなわち薬品購入先へ送信することができる。
図9は、購入前検証処理により入手予定薬品が使用禁忌に抵触する薬品ではない場合にステップS104で出力される画面情報300の例を示す図である。
画面情報300には、飲み合わせの問題がない旨を示す判定結果表示領域310と、入手予定薬品に関するお客様の声表示領域320と、お客様の声情報を別画面で詳細に表示させる指示を受け付ける詳細画面表示指示受付領域330と、決済を開始する指示を受け付ける決済画面表示指示受付領域340と、を含む。
お客様の声表示領域320は、ステップS104において生成された画面表示の一部を構成する。お客様の声表示領域320には、入手予定薬品についての影響・感想と、入手予定薬品と入手予定薬品以外の他の薬品との関係における影響・感想について表示される。判定結果表示領域310と、お客様の声表示領域320とは、決済画面表示指示受付領域340の上部に表示され、これにより決済前に利用者が判定結果およびお客様の声を見つけ易い。そのため、重要な情報となる飲み合わせの結果を読み飛ばしてしまうことを回避し易くなる。
以上が、画面情報300の出力画面例である。
図10は、購入前検証処理により入手予定薬品が使用禁忌に抵触する薬品である場合にステップS108で出力される画面情報400の例を示す図である。
画面情報400には、飲み合わせの問題がある旨を示す判定結果表示領域410と、代替薬品を勧めるメッセージ表示領域420と、購入商品を代替薬品に変更する指示を受け付ける変更指示受付領域430と、代替薬品の個別案内画面へ遷移する指示を受け付ける代替薬品情報表示指示受付領域440と、入手予定薬品に関するお客様の声表示領域450と、入手予定薬品に関するお客様の声情報を別画面で詳細に表示させる指示を受け付ける詳細画面表示指示受付領域460と、代替薬品に関するお客様の声表示領域470と、代替薬品に関するお客様の声情報を別画面で詳細に表示させる指示を受け付ける代替薬品詳細画面表示指示受付領域480と、決済を開始する指示を受け付ける決済画面表示指示受付領域490と、を含む。
入手予定薬品に関するお客様の声表示領域450は、ステップS108において生成された画面表示の一部を構成する。入手予定薬品に関するお客様の声表示領域450には、入手予定薬品についての影響・感想と、入手予定薬品と入手予定薬品以外の使用禁忌に抵触する他の薬品との関係における影響・感想が表示される。
代替薬品に関するお客様の声表示領域470は、ステップS108において生成された画面表示の一部を構成する。代替薬品に関するお客様の声表示領域470には、代替薬品についての影響・感想と、代替薬品と代替薬品以外の履歴に含まれる他の薬品との関係における影響・感想が表示される。判定結果表示領域410と、入手予定薬品に関するお客様の声表示領域450と、代替薬品に関するお客様の声表示領域470とは、決済画面表示指示受付領域490の上部に表示され、これにより決済前に利用者が判定結果およびお客様の声を見つけ易い。そのため、重要な情報となる飲み合わせの結果を読み飛ばしてしまうことを回避し易くなる。
以上が、画面情報400の出力画面例である。
以上、本発明に係る第一の実施形態を適用した薬品情報提供システム1について説明した。当該実施形態によると、利用者は、より容易に適切な薬品を入手することができる。
本発明は、上記の第一の実施形態に制限されない。上記の第一の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、上記の第一の実施形態においては、薬品販売システム50から購入履歴記録処理と購入前検証処理とを呼び出される形で実施する例を示しているが、これに限られず、薬品情報管理装置100が薬品販売システム50と同様の機能を有し、その販売アプリケーション内部に組み込まれて実施するようにしてもよい。このようにすることで、薬品販売時に薬品販売者側の薬品販売システム50の仕様にかかわりなく、薬品情報を確実に管理する技術を提供することができる。
なお、本実施形態のお薬手帳情報記憶部121は、個人に処方された薬品の履歴を記録する情報が格納されるものであればよく、例えばネットワーク10を介して接続されるストレージや他のサーバーが管理する情報を共有するものであってもよい。また例えば、薬品情報管理装置100は、ネットワーク10を介して接続されるストレージや他のサーバーが管理する情報を所定のタイミングで(例えば、一日一回)ダウンロードしてお薬手帳情報記憶部121の情報を更新する処理を実施する情報更新処理部を備えるものであってもよい。
また、本実施形態の薬品特性情報記憶部122は、薬品の特性を示す情報が格納されるものであればよく、例えばネットワーク10を介して接続される製薬会社等のストレージや他のサーバーが管理する情報を共有するものであってもよい。また例えば、薬品情報管理装置100は、ネットワーク10を介して接続される製薬会社のストレージや他のサーバーが管理する情報を所定のタイミングで(例えば、一日一回)ダウンロードして薬品特性情報記憶部122の情報を更新する処理を実施する情報更新処理部を備えるものであってもよい。
また、本実施形態の使用禁忌記憶部123は、薬品の使用禁忌を示す情報が格納されるものであればよく、例えばネットワーク10を介して接続される情報を集約し開示する組織等のストレージや他のサーバーが管理する情報を共有するものであってもよい。また例えば、薬品情報管理装置100は、ネットワーク10を介して接続される情報を集約し開示する組織等のストレージや他のサーバーが管理する情報を所定のタイミングで(例えば、一日一回)ダウンロードして使用禁忌記憶部123の情報を更新する処理を実施する情報更新処理部を備えるものであってもよい。
また、本実施形態の声情報記憶部124は、薬品についての利用者の感想等を示す情報が格納されるものであればよく、例えばネットワーク10を介して接続される情報を集約し開示する組織等のストレージや他のサーバーが管理する情報を共有するものであってもよい。また例えば、薬品情報管理装置100は、ネットワーク10を介して接続される情報を集約し開示する組織等のストレージや他のサーバーが管理する情報を所定のタイミングで(例えば、一日一回)ダウンロードして声情報記憶部124の情報を更新する処理を実施する情報更新処理部を備えるものであってもよい。
また、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品のような複数の部分に分けられて適用されるようにしてもよい。
以上、本発明について、実施形態を中心に説明した。
1・・・薬品情報提供システム、10・・・ネットワーク、50・・・薬品販売システム、100・・・薬品情報管理装置、110・・・制御部、111・・・薬品情報受付部、112・・・お薬手帳情報登録部、113・・・薬品購入履歴管理部、114・・・使用禁忌判定部、115・・・代替薬検索部、116・・・出力部、120・・・記憶部、130・・・通信部、200・・・利用者端末

Claims (8)

  1. 利用者ごとに入手した薬品を特定する履歴情報と、薬品の含有成分および用途を特定する薬品特性情報と、成分と該成分の禁忌成分とを対応付ける使用禁忌情報と、を格納する記憶部と、
    利用者を特定する情報および薬品の情報を受け付ける薬品情報受付部と、
    前記薬品情報受付部で受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分を前記薬品特性情報から特定し、前記含有成分の禁忌成分を前記使用禁忌情報から特定し、前記禁忌成分を含有する薬品が前記利用者を特定する情報により特定される利用者の入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定する使用禁忌判定部と、
    前記薬品の履歴情報に前記禁忌成分が含まれる場合には、前記薬品情報受付部で受け付けた薬品と所定以上類似する用途を有し、前記利用者の入手した薬品のそれぞれの含有成分の禁忌成分とならない成分を有する代替薬品を前記薬品特性情報から特定する代替薬検索部と、
    前記代替薬品の情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする薬品情報管理装置。
  2. 請求項1に記載の薬品情報管理装置であって、
    前記記憶部には、さらに、
    薬品に対して前記利用者による評価情報を格納する声情報、が含まれ、
    前記出力部は、前記代替薬品についての前記声情報を前記代替薬品の情報と併せて出力する、
    ことを特徴とする薬品情報管理装置。
  3. 請求項2に記載の薬品情報管理装置であって、
    前記代替薬検索部は、前記薬品の履歴情報に前記禁忌成分が含まれない場合には、前記薬品情報受付部で受け付けた薬品の評価情報を特定し、前記薬品の履歴情報に前記禁忌成分が含まれる場合には、当該禁忌成分が含まれる薬品と代替薬品とに関する評価情報を特定し、
    前記出力部は、前記薬品情報受付部で受け付けた薬品の評価情報または前記禁忌成分が含まれる薬品と前記代替薬品とに関する評価情報を出力する、
    ことを特徴とする薬品情報管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の薬品情報管理装置であって、
    利用者を特定する情報および該利用者が入手した薬品の情報を受け付ける入手薬品情報受付部と、
    前記入手した薬品を前記履歴情報に格納する履歴情報更新部と、を備え、
    前記使用禁忌判定部は、前記入手薬品情報受付部により受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分についての禁忌成分が、前記利用者が入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定し、
    前記出力部は、前記利用者が入手した薬品の履歴情報に前記禁忌成分が含まれる場合には、所定の注意情報を出力する、
    ことを特徴とする薬品情報管理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の薬品情報管理装置であって、
    前記出力部は、前記履歴情報に含まれる薬品と、前記代替薬品と、の組み合わせについての影響を含む他の利用者から受け付けた情報を出力する、
    ことを特徴とする薬品情報管理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の薬品情報管理装置であって、
    前記出力部は、前記使用禁忌判定部が判定した結果の情報を、決済画面へ進む指示を受け付ける情報の近傍に表示するよう出力する、
    ことを特徴とする薬品情報管理装置。
  7. コンピューターに、薬品の情報を管理させる手順を実行させるプログラムであって、
    前記コンピューターを、利用者ごとに入手した薬品を特定する履歴情報と、薬品の含有成分および用途を特定する薬品特性情報と、成分と該成分の禁忌成分とを対応付ける使用禁忌情報と、を格納する記憶手段と、制御手段として機能させ、
    前記制御手段に対して、
    利用者を特定する情報および薬品の情報を受け付ける薬品情報受付手順と、
    前記薬品情報受付手順で受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分を前記薬品特性情報から特定し、前記含有成分の禁忌成分を前記使用禁忌情報から特定し、前記禁忌成分を含有する薬品が前記利用者を特定する情報により特定される利用者の入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定する使用禁忌判定手順と、
    前記薬品の履歴情報に前記禁忌成分が含まれる場合には、前記薬品情報受付手順で受け付けた薬品と所定以上類似する用途を有し、前記利用者の入手した薬品のそれぞれの含有成分の禁忌成分とならない成分を有する代替薬品を前記薬品特性情報から特定する代替薬検索手順と、
    前記代替薬品の情報を出力する出力手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  8. コンピューターを用いた薬品情報管理方法であって、
    前記コンピューターは、
    利用者ごとに入手した薬品を特定する履歴情報と、薬品の含有成分および用途を特定する薬品特性情報と、成分と該成分の禁忌成分とを対応付ける使用禁忌情報と、を格納する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    利用者を特定する情報および薬品の情報を受け付ける薬品情報受付ステップと、
    前記薬品情報受付ステップで受け付けた薬品の情報により特定される薬品の含有成分を前記薬品特性情報から特定し、前記含有成分の禁忌成分を前記使用禁忌情報から特定し、前記禁忌成分を含有する薬品が前記利用者を特定する情報により特定される利用者の入手した薬品の履歴情報に含まれるか否かを判定する使用禁忌判定ステップと、
    前記薬品の履歴情報に前記禁忌成分が含まれる場合には、前記薬品情報受付ステップで受け付けた薬品と所定以上類似する用途を有し、前記利用者の入手した薬品のそれぞれの含有成分の禁忌成分とならない成分を有する代替薬品を前記薬品特性情報から特定する代替薬検索ステップと、
    前記代替薬品の情報を出力する出力ステップと、
    を実施することを特徴とする薬品情報管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151876A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 東日本メディコム株式会社 禁止薬物検出システム、サーバ、禁止薬物検出装置、禁止薬物検出方法及びプログラム
CN110767284A (zh) * 2019-10-21 2020-02-07 佛山市云壹健康科技服务有限公司 药品分级判断销售方法及应用其的药品销售系统
JP2021077179A (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 幸彦 高田 調剤薬局のサービス情報の提供装置及び調剤薬局のサービス情報の提供方法

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