JP2015002554A - 有線通信装置および有線通信方法 - Google Patents

有線通信装置および有線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ケーブルの異常をより適切に判定することができる有線通信装置および有線通信方法を提供する。
【解決手段】ケーブル2を用いて通信を行う有線通信装置1であって、ケーブル2にデータを送信する信号出力部11および双方向低速通信部13と、ケーブル2のキャパシタンスを測定し、測定したキャパシタンスに応じて、ケーブル2の異常を判定するケーブル特性判定部14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルを用いてデータの通信を行う有線通信装置および有線通信方法に関する。
従来、AV機器あるいはゲーム機等の映像信号出力装置は、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)規格のケーブルを用いた有線通信により、TV(テレビジョン)等の映像信号受信装置に対し、映像信号を出力している。映像信号は、例えば、映画あるいは放送番組等のコンテンツの動画である。
ここで、映像信号出力装置と映像信号受信装置とを接続するケーブルは、規格により、ケーブル長およびケーブルのキャパシタンス等が規定されている。
しかし、劣化したケーブル、あるいは、規格に準拠していないケーブルを用いた場合、映像信号出力装置から出力される映像信号は、映像信号受信装置に到達するまでに劣化し、正常に通信が行えない通信不良が発生する場合があるという問題がある。
これに対し、映像信号受信装置から送信されるエラー信号に基づいて、映像信号の劣化等による通信不良を検知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−193168号公報 国際公開第2009/118851号
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、エラー信号を利用するため、通信不良を判定するためには、映像信号受信装置からの応答が必要となる。
また、上記特許文献1に記載の装置では、エラー信号が検出された場合に、高速通信路を用いた通信を、低速通信路を用いた通信に切り替えるが、低速通信路が劣化した場合には、エラー信号が劣化し、映像信号出力装置が正しくエラー信号を受信できない場合があるという問題がある。
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、ケーブルの異常をより適切に判定することができる有線通信装置および有線通信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る有線通信装置は、ケーブルを用いて通信を行う有線通信装置であって、前記ケーブルにデータを送信する通信部と、前記ケーブルのキャパシタンスを測定し、前記キャパシタンスに応じて、前記ケーブルの異常を判定するケーブル特性判定部とを備える。
上記構成の有線通信装置は、ケーブルのキャパシタンスを測定してケーブルが異常であるか否かを判定するので、映像信号受信装置からの応答を必要としない。
また、上記構成の有線通信装置は、ケーブルのキャパシタンスを測定してケーブルが異常であるか否かを判定するので、低速通信路が劣化している場合あるいは低速通信路が規格に準拠していない場合についても、より確実に判定できる。
例えば、前記ケーブル特性判定部は、前記キャパシタンスが第一閾値以上の場合に、前記ケーブルが異常であると判定しても良い。
一般的に、ケーブル長が長い場合、ケーブルのキャパシタンスは大きくなる。有線通信装置は、通信を正常に行うためには、ケーブルのキャパシタンスが大きくなるほど、大きい駆動能力で映像信号を出力する必要がある。有線通信装置の最大の駆動能力で通信可能なキャパシタンス(例えば、第一閾値)よりも大きいキャパシタンスを持つケーブルの場合、正常な通信は行えない。
上記構成の有線通信装置は、第一閾値以上の場合に、ケーブルが異常であると判定するので、正常に通信を行えないケーブルを異常であると判定することが可能になる。
また、前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、前記有線通信装置に接続された表示装置上に、前記ケーブルが異常であることを通知する警告画面を表示しても良い。
上記構成の有線通信装置は、ケーブルが異常であると判定した場合に、警告画面の表示を行うので、ユーザに対し、劣化していないケーブル且つ規格に準拠したケーブルを用いることを促進することができる。
また、前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、前記通信部で用いる通信周波数を、現在の通信周波数よりも低い通信周波数に切り替えても良い。
上記構成の有線通信装置は、ケーブルが異常であると判定した場合に、通信周波数をより低速の通信周波数に変更する。これにより、エラー発生時において、有線通信装置で対応することが可能になる。
また、前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、さらに、前記通信部が出力したデータを受け付ける映像信号受信装置から、通信が正常に行われなかったことを示す通信エラー信号が受信されなくなるまで、前記通信部における通信周波数を、現在の通信周波数よりも低い通信周波数に順次切り替えながら、前記通信部に前記映像信号受信装置に対してデータを送信させ、前記映像信号受信装置から前記通信エラー信号が出力されなくなったときの通信周波数を、前記通信部の通信周波数として設定しても良い。
上記構成の有線通信装置は、エラー信号が受信されない通信周波数を自動的に割り出すことが可能になるので、ケーブルが異常であると判定した場合に、有線通信装置で対応することが可能になる。
また、さらに、前記通信部の通信周波数と、前記映像信号受信装置を示す固有の装置情報と、前記ケーブル特性判定部で測定された前記ケーブルのキャパシタンスとを記憶した接続履歴テーブルを備え、前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、前記映像信号受信装置の装置情報を取得し、前記接続履歴テーブルから、取得した前記装置情報と前記ケーブル特性判定部で測定された前記ケーブルのキャパシタンスとを有するレコードを検索し、レコードが検索された場合は、検索された前記レコードから前記通信部の通信周波数を取得しても良い。
上記構成の有線通信装置は、過去のケーブルの異常の判定時に有線通信装置で対応した内容を記録した接続履歴テーブルを利用するので、異常判定時における通信周波数の設定が容易になる。
また、前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、前記通信部の駆動能力と、前記ケーブル特性判定部で測定された前記ケーブルのキャパシタンスとを用いて、前記通信部の通信周波数を導出しても良い。
上記構成の有線通信装置は、通信部の駆動能力とケーブルのキャパシタンスとを用いて、通信部で利用可能な通信周波数を算出するので、映像信号受信装置からの信号を利用することなく、有線通信装置単独で利用可能な通信周波数を求めることができる。
また、前記ケーブルは、第一通信周波数以下の通信周波数で通信可能な第一配線部と、前記第一通信周波数より低い第二通信周波数以下の通信周波数で通信可能な第二配線部とを備え、前記ケーブル特性判定部は、前記第二配線部のキャパシタンスを測定しても良い。
上記構成の有線通信装置は、ケーブルが、比較的高い周波数で通信を行うための高速通信路(第一配線部)と比較的低い周波数で通信を行うための低速通信路(第二配線部)とを備える場合に、低速通信路のキャパシタンスを測定する。つまり、上記構成の有線通信装置は、キャパシタンスの測定による通信への影響が比較的少ないと考えられる低速通信路において、キャパシタンスの測定を行う。これにより、キャパシタンスの測定による高速通信への影響を抑えることが可能になる。
また、前記通信部は、前記ケーブルのキャパシタンスの測定時に、矩形波で構成される測定用信号を出力し、前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルのキャパシタンスの測定時に、前記測定用信号の立ち上がり時間を測定することにより、前記ケーブルのキャパシタンスを測定しても良い。
矩形波で構成される測定用信号を出力した場合、ケーブルのキャパシタンスが大きいほど、測定用信号の立ち上がり時間が長くなると考えられる。つまり、ケーブルのキャパシタンスと測定用信号の立ち上がり時間とは、相関関係があると言える。上記構成の有線通信装置は、この関係を利用し、ケーブルのキャパシタンスに相当する物理量として、矩形波で構成される測定用信号の立ち上がり時間を測定する。
また、前記ケーブル特性判定部は、A/Dコンバータを備え、前記ケーブルのキャパシタンスの測定時に、前記測定用信号を、前記A/Dコンバータにより前記測定用信号の通信周波数より高い周波数でサンプリングすることにより、前記測定用信号の立ち上がり時間を測定しても良い。
上記構成の有線通信装置は、矩形波で構成される測定用信号の立ち上がり時間の測定をA/Dコンバータにより行うので、比較的簡素な構成で測定を行うことができる。
また、前記ケーブル特性判定部は、前記測定用信号の立ち上がり時間が、第二閾値以上の場合に、前記ケーブルが異常であると判定しても良い。
上記構成の有線通信装置は、通信が正常に行えなくなるケーブルのキャパシタンスに対応する測定用信号の立ち上がり時間を第二閾値とし、測定した立ち上がり時間を第二閾値と比較して、ケーブルの異常を判定する。これにより、上記構成の有線通信装置は、簡単な構成で、ケーブルの異常を判定することができる。
なお、本発明は、このような特徴的な処理部を備える有線通信装置として実現することができるだけでなく、有線通信装置に含まれる特徴的な処理部が実行する処理をステップとする有線通信方法として実現することができる。また、有線通信装置に含まれる特徴的な処理部としてコンピュータを機能させるためのプログラムまたは有線通信方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。そして、そのようなプログラムを、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)等のコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体あるいはインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。
本発明によると、ケーブルの異常をより適切に判定することができる有線通信装置を提供することが可能になる。
有線通信装置、ケーブルおよび信号受信装置の構成を示すブロック図である。 ケーブルが異常であると判定された時の接続履歴を記憶した接続履歴テーブルを示す図である。 有線通信装置1の処理動作を示すフローチャートである。 キャパシタンス(容量)の測定の手順を示すフローチャートである。 クロック信号の波形と立ち上がり時間との関係を示すグラフである。 エラー表示画面の一例を示す図である。 直列抵抗ブリッジ回路の回路構成を示す図である。 並列抵抗ブリッジ回路の回路構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、各図は、必ずしも各寸法あるいは各寸法比等を厳密に図示したものではない。
また、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
実施の形態1の有線通信装置について、図1〜図5を基に説明する。図1は、有線通信装置1、ケーブル2および映像信号受信装置3の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の有線通信装置1は、ケーブル2のキャパシタンスを測定し、当該キャパシタンスに応じて通信周波数を切り替える。
[1−1.有線通信装置1の構成]
有線通信装置1は、本実施の形態では、HDMI(登録商標)規格による通信機能を有し、当該通信機能を用いて映像信号を映像信号受信装置3に対して出力するBD(Blu−ray(登録商標) Disc)レコーダである。なお、有線通信装置1は、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、あるいは、ゲーム機等のデジタル機器であっても良い。映像信号は、例えば、映画あるいは放送番組等のコンテンツの動画である。
有線通信装置1は、図1に示すように、HDMI(登録商標)規格による通信機能を実現するSoC(System−on−a−Chip)10と、ケーブル2の各配線部を接続するための端子(不図示)とを備えて構成されている。
SoC10は、信号出力部11と、HotPlug検知部12と、双方向低速通信部13と、ケーブル特性判定部14と、記憶部15とを備えている。なお、後述するケーブル2の第二配線部23が接続される端子は、双方向低速通信部13とケーブル特性判定部14の両方に接続されている。なお、信号出力部11と双方向低速通信部13とで、ケーブル2にデータを送信する通信部を構成している。
信号出力部11は、ケーブル2を介して、高速通信により、映像信号受信装置3に対する映像信号の出力等を行う。高速通信で用いられる通信周波数は、数百MHz、例えば、340MHz以下の周波数である。なお、高速通信で用いられる通信周波数は、複数であってもよく、出力する映像信号の大きさ等に応じて異なる値が設定されてもよい。
HotPlug検知部12は、電源がONの状態で、ケーブル2を用いて有線通信装置1と映像信号受信装置3とが接続されたことを検出する。
双方向低速通信部13は、映像信号受信装置3との間で、双方向の低速通信を行う。低速通信で用いられる通信周波数は、高速通信で用いられる通信周波数より低い周波数である。
双方向低速通信部13は、例えば、映像信号受信装置3が接続されたときに、映像信号受信装置3の認証を行う。なお、双方向低速通信部13は、HotPlug検知部12において有線通信装置1と映像信号受信装置3とが接続されたことが検出された場合に、映像信号受信装置3の接続を判定する。
さらに、双方向低速通信部13は、本実施の形態では、ケーブル2が接続された時に、ケーブル2の異常の判定を行うための測定用信号を、一定の期間出力する。測定用信号は、本実施の形態では、矩形波を用いたクロック信号である。
ケーブル特性判定部14は、ケーブル2のキャパシタンスを測定する測定部と、測定部で測定されたケーブル2のキャパシタンスに応じて、ケーブル2の異常を判定する判定部と、信号出力部11における通信周波数を切り替える通信周波数設定部とを備える。
測定部は、本実施の形態では、後述するケーブル2の第二配線部23(低速通信を行う低速通信路)に接続されたA/Dコンバータを用いてケーブル2のキャパシタンスを測定する。A/Dコンバータを低速通信用の第二配線部23に接続する理由は、低速通信用の第二配線部23は、高速通信用の第一配線部21に比べ、A/Dコンバータを接続することによる通信への影響が少ないと考えられるためである。なお、測定部は、双方向低速通信部13に同期して動作する。
判定部は、測定部により測定されたキャパシタンスを用いてケーブル2が異常であるか否かを判定する。ケーブルの異常の判定方法の詳細については、後述する。
通信周波数設定部は、判定部によりケーブル2が異常であると判定された場合に、通信周波数を、より低い通信周波数に再設定する。
記憶部15は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を備えて構成されている。本実施の形態の記憶部15は、ケーブルが異常であると判定された時の接続履歴を記憶した接続履歴テーブルを記憶している。接続履歴には、映像信号受信装置3のデバイスID(装置情報の一例)、キャパシタンス、および、通信周波数が含まれる。
[1−2.ケーブル2の構成]
ケーブル2は、本実施の形態では、HDMI(登録商標)規格に対応したケーブルである。ケーブル2は、本実施の形態では、第一配線部21と、HotPlug配線部22と、第二配線部23とを備えている。
第一配線部21は、高速通信による通信を行うための配線であり、第一通信周波数以下の周波数で通信可能である。第一配線部21は、有線通信装置1の信号出力部11と映像信号受信装置3の映像信号受信部31とを接続している。なお、第一配線部21は、複数の配線で構成されていてもよい。
HotPlug配線部22は、HotPlug信号を伝送する配線である。HotPlug配線部22は、有線通信装置1のHotPlug検知部12と映像信号受信装置3のHotPlug信号出力部32とを接続している。
第二配線部23は、低速通信による通信を行うための配線であり、第一通信周波数より低い第二通信周波数以下の周波数で通信可能である。第二配線部23は、有線通信装置1の双方向低速通信部13と映像信号受信装置3の双方向低速通信部33とを接続している。また、本実施の形態では、第二配線部23には、有線通信装置1のケーブル特性判定部14が接続されている。なお、第二配線部23は、複数の配線で構成されていてもよい。
[1−3.映像信号受信装置3の構成]
映像信号受信装置3は、本実施の形態では、HDMI(登録商標)規格による通信機能を有し、当該通信機能を用いて有線通信装置から映像信号を受け付けるテレビジョン受像機である。映像信号受信装置3は、映像信号をデコードして、表示画面上に動画を表示し、スピーカから音声を出力する。なお、映像信号受信装置3は、テレビジョン受像機ではなく、PC(Personal Computer)に接続可能な液晶ディスプレイ、音響機器で用いられるAVアンプ等であっても良い。
映像信号受信装置3は、機器間認証を行うEDID(Extended display identification data)回路30と、ケーブル2を接続するための端子(不図示)とを備えている。
EDID回路30は、映像信号受信部31と、HotPlug信号出力部32と、双方向低速通信部33と、エラー判定部34とを備えている。
映像信号受信部31は、ケーブル2を介して、高速通信により、有線通信装置1から映像信号を受け付ける。高速通信で用いられる周波数は、上述した第一通信周波数以下の周波数である。
HotPlug信号出力部32は、ケーブル2が接続されたことを検出したときに、HotPlug信号を有線通信装置1に対して出力する。
双方向低速通信部33は、有線通信装置1との間で、双方向通信を行う。双方向通信で用いられる通信周波数は、上述した第二通信周波数以下の周波数である。
エラー判定部34は、映像信号受信部31が受信した映像信号を用いて、通信エラーの判定を行う。
[1−4.有線通信装置1の動作]
有線通信装置1の動作について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、有線通信装置1の処理動作を示すフローチャートである。
有線通信装置1は、本実施の形態では、例えば、HotPlug検知部12がHotPlug信号を検出したとき、および、有線通信装置1の電源が投入された時に、図3に示す処理動作を行う。
[1−4−1.キャパシタンスの測定]
ケーブル2が接続されたことを検出すると、有線通信装置1のケーブル特性判定部14は、キャパシタンスの測定を行う(ステップS10)。本実施の形態では、ケーブル特性判定部14は、ケーブルのキャパシタンスに対応する値として、クロック信号の立ち上がり時間を測定する。なお、第二配線部23の時定数τは、第二配線部23のキャパシタンスCと、第二配線部23の抵抗値R(図1に示す有線通信装置1および映像信号受信装置3のプルアップ抵抗の値)とを用いて、τ=CRと表せる。時定数τは、クロック信号の立ち上がり時間に対応する。各プルアップ抵抗の値の範囲は、規格により規定されている。つまり、クロック信号の立ち上がり時間は、第二配線部23のキャパシタンスに対応する。
図4は、キャパシタンス(容量)の測定の手順を示すフローチャートである。図5は、クロック信号の波形と立ち上がり時間との関係を示すグラフである。
双方向低速通信部13は、キャパシタンスの測定が開始されると、立ち上がり時間の測定用のクロック信号を出力する(ステップS11)。測定用のクロック信号の周波数は、例えば、100MHzとする。なお、測定用のクロック信号の周波数は、これに限られるものではなく、双方向低速通信部13における低速通信で利用される周波数等であってもよい。
ケーブル特性判定部14は、双方向低速通信部13から測定用のクロック信号が出力されると(S11)、A/Dコンバータを用いて第二配線部23の電圧値を測定する(S12)。ここで、A/Dコンバータのサンプリング周波数fは、クロック信号の立ち上がり時間を測定可能な周波数とする。サンプリング周波数fは、例えば、測定用のクロック信号の周波数の5倍以上であっても良い。
ケーブル特性判定部14は、第二配線部23の電圧値を用いて、クロック信号が立ち上がったか否かを判定する(S13)。ケーブル特性判定部14は、図5に示すように、ケーブル2の第二配線部23の電圧値が、所定の電圧値以上となった場合に、クロック信号が立ち上がったと判定する。所定の電圧値は、例えば、クロック信号の電圧値が、Lレベルの電圧値を基準として、Hレベルの信号の電圧値の63.2%の値である。なお、所定の電圧値は、Hレベルの信号の電圧値の63.2%に限られるものではなく、クロック信号の立ち上がりを判定できる電圧値であればよい。
ケーブル特性判定部14は、ステップS13において、A/Dコンバータからの出力値が所定の電圧値以下の場合は、クロック信号が立ち上がっていないと判定して(ステップS13で「NO」)、サンプリング回数を1インクリメントする(S14)。ここでは、A/Dコンバータの出力値が0の場合(図5の時刻t0〜t1の間)は、サンプリング回数に0を設定し、A/Dコンバータの出力値が0ではない場合に、サンプリング回数を1インクリメントする。このように構成すれば、立ち上がり開始時刻t1からのサンプリング回数を求めることができる。
ケーブル特性判定部14は、ステップS13において、A/Dコンバータからの出力値が所定の電圧値以上の場合は、クロック信号が立ち上がったと判定し(S13で「YES」)、立ち上がり時間を取得する(S15)。立ち上がり時間τは、図5では、クロック信号の立ち上がり開始時刻t1からクロック信号の電圧が所定の電圧値以上となる時刻t2までに経過した時間であり、上述したサンプリング回数nとサンプリング周波数fとを用い、τ=n/fから求めることができる。
[1−4−2.通信周波数の設定]
ケーブル特性判定部14は、キャパシタンスを測定した後(S10)、図3に示すように、測定したキャパシタンスが規定の範囲内であるか否かを判定する(S21)。
本実施の形態では、ケーブル特性判定部14は、ケーブル2のキャパシタンスに相当する値であるクロック信号の立ち上がり時間τが、第二閾値τ以下であるか否かを判定する。
ここで、ケーブル2のキャパシタンスは、例えば、HDMI(登録商標)規格では、800pF(第一閾値Cの一例)まで許容されている。第二閾値τは、上述した時定数τ=キャパシタンスC×第二配線部23の抵抗値Rの関係から、第一閾値Cに対応する値を導出して設定する。
ケーブル特性判定部14は、立ち上がり時間τが第二閾値τ以下の場合に、キャパシタンスが規定範囲内であると判定し、立ち上がり時間τが第二閾値τより大きい場合に、キャパシタンスが規定範囲外であると判定する。
ケーブル特性判定部14は、ステップS21においてキャパシタンスが規定範囲内であると判定した場合(S21の「規定範囲内」)、ステップS29に移行する。
ケーブル特性判定部14は、ステップS21においてキャパシタンスが規定範囲外であると判定した場合(S21の「規定範囲内」)、映像信号受信装置3のデバイスIDを取得する(S22)。
ケーブル特性判定部14は、図2に示す接続履歴テーブルから、デバイスIDとキャパシタンス(クロック信号の立ち上がり時間τ)とが一致するレコードを検索し、接続履歴があるか否かを判定する(図3のS23)。ケーブル特性判定部14は、上記レコードが検索された場合に、接続履歴があると判定する。
ケーブル特性判定部14は、ステップS23において接続履歴があると判定した場合(S23の「有り」)、ステップS23で検索された接続履歴の通信周波数を取得し、取得した通信周波数を映像信号の通信周波数として設定する(S24)。
ケーブル特性判定部14は、ステップS23において接続履歴がないと判定した場合(S23の「無し」)、映像信号の通信周波数を求める。
具体的には、ケーブル特性判定部14は、映像信号の通信周波数を、現在設定されている通信周波数(例えば、第一通信周波数)よりも1段階低い周波数に設定し、信号出力部11から映像信号を出力させる(S25)。
映像信号受信装置3からエラー信号が送信された場合は(S26の「有り」)、ステップS25に移行する。
映像信号受信装置3からエラー信号が送信されなかった場合は(S26の「なし」)、映像信号受信装置3のデバイスIDと、キャパシタンス(立ち上がり時間τ)と、現在の映像信号の通信周波数とを、図2に示す接続履歴テーブルに追加する(S27)。
信号出力部11は、ステップS24の実行後、およびステップS27の実行後に、映像信号受信装置3に対し、ケーブルが異常であると判定されたことを示すエラー表示画面を出力する(S28)。図6は、エラー表示画面の一例を示す図である。図6に示すエラー表示画面には、ケーブルが劣化していることを示すメッセージが含まれている。
なお、キャパシタンスから、ケーブルの劣化度合いを判定し、エラー表示画面に、当該劣化度合いを示す表示を加えても良い。
信号出力部11は、ステップS21においてキャパシタンスが規定範囲内であると判定された場合(S21の「規定範囲内」)、および、ステップS28の実行後に、設定された通信周波数で、映像信号受信装置3に対し、映像信号を出力する(S29)。
なお、ステップS21においてキャパシタンスが規定範囲内であると判定された場合(S21の「規定範囲内」)の通信周波数は、ケーブルが異常ではないと判定された場合の通信周波数である。ケーブルが異常ではないと判定された場合の通信周波数は、例えば、第一通信周波数である。なお、ここでの映像信号の通信周波数は、他の周波数であっても良い。
[1−5.効果等]
本実施の形態では、映像信号受信装置3からの信号を必要とすることなく、有線通信装置1側の構成を変更するのみで、ケーブルの異常を判定することができる。
また、ケーブル長が規格より長いケーブルを用いた場合、従来の、例えば、エラー信号の検出によりケーブルの異常を行う構成では、映像信号受信装置3側で低速通信路に出力された信号を認識できず、エラー信号を適切に送信できない可能性がある。これに対し、本実施の形態では、映像信号受信装置3からの信号を用いず、ケーブルのキャパシタンスを用いてケーブルの判定を行うため、より正確にケーブルの判定を行うことができる。
(別実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係る有線通信装置について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
(1)上記実施の形態では、ケーブル2のキャパシタンスとして、クロック信号の立ち上がり時間τを求めたが、これに限るものではない。
例えば、ケーブル特性判定部14は、クロック信号の立ち上がり時間τから、キャパシタンスを導出しても良い(図4のS15)。この場合、有線通信装置1は、図5のステップS21において、当該キャパシタンスが第一閾値以下であるか否かを判定し、第一閾値以下の場合に、キャパシタンスが規定範囲内であると判定しても良い。
また、例えば、ケーブル特性判定部14は、クロック信号の立ち上がり時間τとサンプリング回数とは正比例の関係にあることから、サンプリング回数を、立ち上がり時間の相当値、すなわち、キャパシタンスに対応する値として用いても良い(図4のS15)。この場合、有線通信装置1は、図5のステップS21において、サンプリング回数が所定の閾値以下であるか否かを判定し、サンプリング回数が所定の閾値以下の場合に、キャパシタンスが規定範囲内であると判定するように構成しても良い。
(2)上記実施の形態では、ケーブル2のキャパシタンスの測定、つまり、クロック信号の立ち上がり時間の測定に、A/Dコンバータを用いたが、これに限るものではない。例えば、図7Aに示す直列抵抗ブリッジ回路、あるいは、図7Bに示す並列抵抗ブリッジ回路を用いて測定しても良い。
(3)上記実施の形態では、ケーブル2がHDMI(登録商標)規格のケーブルである場合を例に説明したが、これに限るものではない。DVI規格のケーブル等、高速な第一通信周波数、および比較的低速な第二通信周波数の少なくとも2つの通信周波数を利用可能なケーブルであればよい。
(4)上記実施形態では、ケーブル2が異常であると判定された場合の通信周波数は、図3のステップS25およびS26に示すように、出力周波数を順次下げて、通信エラーが検出されるか否かに基づいて求めたが、これに限るものではない。例えば、有線通信装置1の出力信号の駆動能力を予め記憶しておき、当該駆動能力とキャパシタンスとを用いて適切な通信周波数を導出するように構成しても良い。
(5)上記実施の形態では、有線通信装置1は、低速通信を行うために、双方向低速通信部13を備えていたが、必ずしも双方向である必要はない。
(6)また、上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されても良い。RAMまたはハードディスクドライブには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしても良い。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしても良い。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしても良い。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしても良い。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしても良い。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしても良いし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしても良い。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしても良い。また、これらの非一時的な記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしても良い。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしても良い。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしても良い。
また、上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記非一時的な記録媒体に記録して移送することにより、または上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。
さらに、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)レコーダ、DVDレコーダ、あるいは、ゲーム機等のデジタル機器等、映像信号受信装置にケーブルを用いて接続されるデジタル機器に有用である。
1 有線通信装置
2 ケーブル
3 映像信号受信装置
10 SoC
11 信号出力部
12 HotPlug検知部
13、33 双方向低速通信部
14 ケーブル特性判定部
15 記憶部
21 第一配線部
22 HotPlug配線部
23 第二配線部
30 EDID回路
31 映像信号受信部
32 HotPlug信号出力部
34 エラー判定部

Claims (12)

  1. ケーブルを用いて通信を行う有線通信装置であって、
    前記ケーブルにデータを送信する通信部と、
    前記ケーブルのキャパシタンスを測定し、前記キャパシタンスに応じて、前記ケーブルの異常を判定するケーブル特性判定部とを備える
    有線通信装置。
  2. 前記ケーブル特性判定部は、前記キャパシタンスが第一閾値以上の場合に、前記ケーブルが異常であると判定する
    請求項1に記載の有線通信装置。
  3. 前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、前記有線通信装置に接続された表示装置上に、前記ケーブルが異常であることを通知する警告画面を表示する
    請求項1または2に記載の有線通信装置。
  4. 前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、前記通信部で用いる通信周波数を、現在の通信周波数よりも低い通信周波数に切り替える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の有線通信装置。
  5. 前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、さらに、
    前記通信部が出力したデータを受け付ける映像信号受信装置から、通信が正常に行われなかったことを示す通信エラー信号が受信されなくなるまで、前記通信部における通信周波数を、現在の通信周波数よりも低い通信周波数に順次切り替えながら、前記通信部に前記映像信号受信装置に対してデータを送信させ、
    前記映像信号受信装置から前記通信エラー信号が出力されなくなったときの通信周波数を、前記通信部の通信周波数として設定する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の有線通信装置。
  6. さらに、
    前記通信部の通信周波数と、前記映像信号受信装置を示す固有の装置情報と、前記ケーブル特性判定部で測定された前記ケーブルのキャパシタンスとを記憶した接続履歴テーブルを備え、
    前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、前記映像信号受信装置の装置情報を取得し、前記接続履歴テーブルから、取得した前記装置情報と前記ケーブル特性判定部で測定された前記ケーブルのキャパシタンスとを有するレコードを検索し、レコードが検索された場合は、検索された前記レコードから前記通信部の通信周波数を取得する
    請求項5に記載の有線通信装置。
  7. 前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルが異常であると判定した場合に、
    前記通信部の駆動能力と、前記ケーブル特性判定部で測定された前記ケーブルのキャパシタンスとを用いて、前記通信部の通信周波数を導出する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の有線通信装置。
  8. 前記ケーブルは、第一通信周波数以下の通信周波数で通信可能な第一配線部と、前記第一通信周波数より低い第二通信周波数以下の通信周波数で通信可能な第二配線部とを備え、
    前記ケーブル特性判定部は、前記第二配線部のキャパシタンスを測定する
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の有線通信装置。
  9. 前記通信部は、前記ケーブルのキャパシタンスの測定時に、矩形波で構成される測定用信号を出力し、
    前記ケーブル特性判定部は、前記ケーブルのキャパシタンスの測定時に、前記測定用信号の立ち上がり時間を測定することにより、前記ケーブルのキャパシタンスを測定する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の有線通信装置。
  10. 前記ケーブル特性判定部は、A/Dコンバータを備え、前記ケーブルのキャパシタンスの測定時に、前記測定用信号を、前記A/Dコンバータにより前記測定用信号の通信周波数より高い周波数でサンプリングすることにより、前記測定用信号の立ち上がり時間を測定する
    請求項9に記載の有線通信装置。
  11. 前記ケーブル特性判定部は、前記測定用信号の立ち上がり時間が、第二閾値以上の場合に、前記ケーブルが異常であると判定する
    請求項9または10に記載の有線通信装置。
  12. ケーブルを用いて通信を行う有線通信装置により実行される有線通信方法であって、
    前記ケーブルのキャパシタンスを測定するステップと、
    測定された前記ケーブルのキャパシタンスに応じて、前記ケーブルの異常を判定するステップとを有する
    有線通信方法。
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