JP2015000035A - 地下灌漑システム - Google Patents

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武実 ▲柳▼
武実 ▲柳▼
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Abstract

【課題】構成が簡素化され、それにより施工コストの低減が図られ、かつ、施工期間が短縮される地下灌漑システムを提供する。【解決手段】一方に配設された給水桝1と、他方に配設された排水桝2と、給水桝1と接続され有孔給水管5に給水する給水分配管3と、排水桝2と接続され有孔給水管5からの排水を集水する排水集水管4と、排水桝2に接続された排水管9と、給水桝1に給水する給水設備と、制御盤Cとを備え、排水桝2は水位検出器Wを有する水位検出室2bと、水位検出室2bからのオーバーフロー水を貯留する排出室2cとを有し、制御盤Cは水位検出器Wからの水位検出信号に基づいて給水設備の給水を制御するようにした地下灌漑システムSである。【選択図】図1

Description

本発明は地下灌漑システムに関する。さらに詳しくは、地下に埋設した有孔給水管から排水水位を調節することによって圃場の地下水位や地表水位を調節する地下灌漑システムに関する。
従来より、地下に埋設した有孔給水管から灌漑水を供給して収穫量の増大を図ることがなされている。
しかるに、圃場の灌漑水量は、畑作と稲作との相違、作物の生育状況、圃場の地質などの条件に応じて適切になす必要がある。また、かかる灌漑においても肥料の流失を最小限に抑えることも求められる。さらに、供給される用水中にゴミや土砂のような異物が多く含まれていると、これらの異物が有孔給水管内に蓄積して通水性能を阻害するおそれもある。
かかる従来の地下灌漑の課題を解決すべく特許文献1には、圃場の地中に有孔管を埋設するとともにこの有孔管の下流側に水位設定器を設置し、この水位設定器で排水水位を調節することにより圃場の水位を設定する地下灌漑システムにおいて、給水路からの用水を前記有孔管に供給するための地下給水管を地中に埋設し、この地下給水管と前記有孔管とを、同有孔管の排水側で接続するとともに、前記給水路から供給される用水を耕作区地表面に供給可能で、かつ、耕作区内の余剰の用水を前記地下給水管に排出可能な給水桝を設けてなるものが提案されている。
しかしながら、特許文献1の提案に係るシステムにおいては、有孔管に給水する地下給水管を備えてなるところから、構成が複雑であるとともに、施工コストの上昇および施工期間の長期化を招来しているという問題がある。
特許第3671373号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、構成が簡素化され、それにより施工コストの低減が図られ、かつ、施工期間が短縮される地下灌漑システムを提供することを目的としている。
本発明の地下灌漑システムは、圃場の地中に有孔給水管を埋設して灌漑をなす地下灌漑システムであって、一方に配設された給水桝と、他方に配設された排水桝と、前記給水桝と接続され前記有孔給水管に給水する給水分配管と、前記排水桝と接続され前記有孔給水管からの排水を集水する排水集水管と、前記排水桝に接続された排水管と、前記給水桝に給水する給水設備と、制御盤と、を備え、前記排水桝は、水位検出器を有する水位検出室と、前記水位検出室からのオーバーフロー水を貯留する排出室とを有し、前記制御盤は、前記水位検出器からの水位検出信号に基づいて前記給水設備の給水を制御することを特徴とする。
本発明の地下灌漑システムにおいては、給水桝の底面と、排水桝の底面と、有孔給水管の底面、給水分配管の底面と、排水集水管の底面と、排水管の底面とが、実質的に同一レベルとされてなるのが好ましい。
また、本発明の地下灌漑システムにおいては、水位検出器は水位検出室の上限水位および下限水位を検出するものとされ、給水設備は給水ポンプを有し、制御盤は、前記水位検出器からの下限水位検出信号に応答して前記給水ポンプを起動し、同水位検出器からの上限水位検出信号に応答して同給水ポンプを停止するものとされる。
本発明は前記の如く構成されているので、地下灌漑システムの構成の簡素化を図られるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る地下灌漑システムの概略システム図である。 同概略平面図である。 有孔給水管の展開図である。 制御盤の操作面の概略図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
図1および図2に、本発明の一実施形態に係る地下灌漑システムSを概略図で示す。
地下灌漑システムSは。圃場Kの一端部に一部が埋込状態で配設される給水桝1と、圃場Kの他端部に一部が埋込状態で配設される排水桝2と、給水桝1の前方(排水桝2側)に配設される給水分配管3と、排水桝2の後方(給水桝1側)に配設される排水集水管4と、給水分配管3と排水集水管4との間に配設される所要数の有孔給水管5と、給水桝1と給水分配管3とを連絡する給水連絡管6と、排水桝2と排水集水管4とを連絡する排水連絡管7と、用水路Mから給水桝1に給水する給水配管8および給水ポンプPを有する給水設備と、排水桝2から排水路Nに排水する排水管9と、排水桝2の水位を検出する水位検出器Wと、水位検出器Wの検出水位に基づいて給水ポンプPをオンオフする制御盤Cと、を主要構成要素として備えてなるものとされる。
ここで、給水桝1の底面と、排水桝2の底面と、給水分配管3の底面と、排水集水管4の底面、有孔給水管5の底面と、給水連絡管6の底面と、排水連絡管7の底面と、排水管9の底面とは、実質的に同一レベルとされている。つまり、各底部が同一水平面上に存在するようにされている。
給水桝1は、例えば、塩ビ管からなる円筒体とされ、底部でエルボにて給水連絡管6と接続されている。
排水桝2は、例えば、塩ビ管からなる円筒体とされるとともに、仕切板2aにより内部が二分割されてなるものとされる。仕切板2aの高さは、オーバーフローレベルに設定されている。
排水桝2底部はTピース状とされ、後方は排水連絡管7と接続され、前方は排水管9と接続されている。
二分割された一方の部屋には、水位検出器Wが配設されて水位検出室2bとされている。二分割された他方の部屋は、水位検出室2bからオーバーフローしてきた水を貯留して排出する排出室2cとされている。
水位検出器Wは、水位検出室2bの上限水位と下限水位を検出するものとされる。水位検出器Wは、例えば、フロートスイッチを有する水位センサや電極を有する水位センサとされる。
給水分配管3は、例えば、両端が塞がれた塩ビ管からなるものとされ、中央に給水連絡管6との接続部を後方に向けて有し、適宜ピッチで有孔給水管5との接続部を前方に向けて有するものとされる。接続部は、例えばTピースにより形成される。なお、給水分配管3の端部の構成は前記に限定されるものではなく、例えば、端部はエルボ状とされてもよい。
排水集水管4は、例えば、両端が塞がれた塩ビ管からなるものとされ、中央に排水連絡管7との接続部を前方に向けて有し、適宜ピッチで有孔給水管5との接続部を前方に向けて有するものとされる。接続部は、例えばTピースにより形成される。なお、排水集水管4の端部の構成は前記に限定されるものではなく、例えば、端部はエルボ状とされてもよい。
有孔給水管5は、例えば、図3に示すような多数の孔5aが形成された合成樹脂からなるシートを円筒状に形成してなるものとされる。有孔給水管5の上流側端部(後端部)は、給水分配管3に接続され、一方下流側端部(前端部)は、排水集水管4に接続される。
給水ポンプPは、用水路Mから給水桝1に給水できるヘッドおよび灌漑に足る給水容量を有するものとされる。給水ポンプPは、例えば、水中ポンプとされてもよい。給水ポンプPは下限水位でオンされる一方、上限水位でオフされるものとされる。
給水連絡管6、排水連絡管7、排水管9および給水配管8は、例えば、塩ビ管からなるものとされる。
制御盤Cは、前述したように、水位検出器Wの検出水位に応答して給水ポンプPを動作させるものとされる。制御盤Cは、例えば、ロジックICを中心として構成される。また、制御盤Cは、図4に示すように、電源スイッチC1と、給水ポンプ電源コンセントC2と、下位水位センサ接続端子C3と、上位水位センサ接続端子C4と、ポンプ電源オン動作確認ランプC5とを有するものとされる。
しかして、排水桝2の水位が上限水位以下の状態において電源スイッチC1をオンにすると給水ポンプPが起動して地中灌漑がなされる。なお、通常は、給水ポンプPの自動運転により水位検出室2bの水位が所定範囲に維持されて所定の灌漑がなされる。
しかるに、大雨などにより余剰の水が圃場Kに供給された場合、その余剰水は有孔給水管5により集水されて排出室2cから排水管9を介して排水路Nに排水される。そのため、余剰水による作物の根腐れが生ずるおそれはない。
このように、本実施形態においては、有孔給水管5の下方に別途に給水管を埋設する必要がないので、構成の簡素化および施工の簡素化が図られる。また、構成が簡素化されているので、製作および施工コストの低減ならびに施工期間の短縮も図られる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。
例えば、本実施形態では、給水ポンプPにより給水桝1に給水するようにされているが、パイプラインから給水する場合には、電磁弁を設けてその電磁弁を制御することにより給水するようにされてもよい。
また、本実施形態では用水路Mから給水桝1に給水するようにされているが、排水路Nから給水するようにされてもよい。
本発明は農業に適用できる。
S 地下灌漑システム
C 制御盤
C1 電源スイッチ
C2 給水ポンプ電源コンセント
C3 下位水位センサ接続端子
C4 上位水位センサ接続端子
C5 ポンプ電源オン動作確認ランプ
K 圃場
P 給水ポンプ
M 用水路
N 排水路
W 水位検出器
1 給水桝
2 排水桝
2a 仕切板
2b 水位検出室
2c 排出室
3 給水分配管
4 排水集水管
5 有孔給水管
5a 孔
6 給水連絡管
7 排水連絡管
8 給水配管
9 排水管

Claims (3)

  1. 圃場の地中に有孔給水管を埋設して灌漑をなす地下灌漑システムであって、
    一方に配設された給水桝と、他方に配設された排水桝と、前記給水桝と接続され前記有孔給水管に給水する給水分配管と、前記排水桝と接続され前記有孔給水管からの排水を集水する排水集水管と、前記排水桝に接続された排水管と、前記給水桝に給水する給水設備と、制御盤と、を備え、
    前記排水桝は、水位検出器を有する水位検出室と、前記水位検出室からのオーバーフロー水を貯留する排出室とを有し、
    前記制御盤は、前記水位検出器からの水位検出信号に基づいて前記給水設備の給水を制御する
    ことを特徴とする地下灌漑システム。
  2. 給水桝の底面と、排水桝の底面と、有孔給水管の底面、給水分配管の底面と、排水集水管の底面と、排水管の底面とが、実質的に同一レベルとされてなることを特徴とする請求項1記載の地下灌漑システム。
  3. 水位検出器は、水位検出室の上限水位および下限水位を検出するものとされ、
    給水設備は、給水ポンプを有し、
    制御盤は、前記水位検出器からの下限水位検出信号に応答して前記給水ポンプを起動し、同水位検出器からの上限水位検出信号に応答して同給水ポンプを停止することを特徴とする請求項1記載の地下灌漑システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113063912A (zh) * 2021-03-26 2021-07-02 湖南省泽环检测技术有限公司 一种用于废水的预检测装置及方法

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