JP2014535227A - スライス層パラメータセットの復号化及び符号化の方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
復号器は、スライスヘッダ情報部分の2進数コードストリームを解析し、現在のスライス復号化に使用されるAPS識別番号を確定する(ステップ1)。
第1:符号器が、符号化済みのAPS情報を充分に利用することができない。APSに同時にさまざまな符号化工具パラメータが含まれ、スライスヘッダ情報において一つのAPSの引用しか許可されていない。そのため、スライスに使用される符号化工具パラメータがあるAPS中の関連情報と完全に同一である場合のみ、符号器がスライスのために新規のAPSを生成せずに当該APSを直接利用することができる。そのため、スライス符号化を行う場合、ある一つの符号化工具の符号化工具パラメータは終始変更されないが他の符号化工具パラメータは変更されると、符号器は後続の符号化スライスのために新規のAPSを生成しなければならなく、現存のAPS中の既に存在する符号化工具パラメータを直接使用することができない。
本発明によると、現存のパラメータセットに符号化工具パラメータが現在のスライスに使用すべき一部の符号化工具の符号化工具パラメータと同一なパラメータセットが存在すると、パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化するステップを含み、上記パラメータセットが一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を含むスライス層パラメータセットの符号化方法を提供する。
現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具が2つ又は2つ以上の符号化工具を含む場合、一つ又は複数のパラメータセットを生成し、一つのパラメータセットにおいて一つ又は複数の符号化工具の符号化パラメータを符号化することを含むことができる。
又は、現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具が2つ又は2つ以上の符号化工具を含む場合、一つのパラメータセットを生成し、パラメータセットにおいて2つ又は2つ以上の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化し、パラメータセットにパラメータセット識別番号を割り当て、各パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化するステップを含むことができる。
上記画像レイヤ符号化工具は、サンプル適応オフセット(SAO)と、適応的ループフィルタ(ALF)と、重み付け予測(WP)等を含み、
上記画像又はスライス層管理モジュールは、復号画像バッファ(DPB)管理モジュールと、参照画像標記及び調節モジュールと、参照画像リスト構成モジュール等を含むことができる。
現在のスライスのコードストリーム中のパラメータセット識別番号に基づいて、現在のスライスに引用された複数のパラメータセットを復号化し、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定し、確定した符号化工具パラメータのパラメータ値を現在のスライスのデータ構造中の対応する変数に付値するステップを含み、
上記パラメータセットが一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を含むスライス層パラメータセットの復号化方法を提供する。
判断モジュールの通知を受信した場合、パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化する符号化モジュールと、を含み、
上記パラメータセットが一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を有するスライス層パラメータセット符号化用の符号器を提供する。
現在のスライスのコードストリーム中のパラメータセットの識別番号に基づいて、現在のスライスに引用された複数のパラメータセットを復号化する復号化モジュールと、
復号化モジュールが現在のスライスに引用された複数のパラメータセットを復号化して得た複数のパラメータセットの符号化工具パラメータに基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定する確定モジュールと、
確定モジュールが確定した符号化工具パラメータのパラメータ値を現在のスライスのデータ構造中の対応する変数に付値する付値モジュールと、を含み、
上記パラメータセットが一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を有するスライス層パラメータセット復号化用の復号器を提供する。
そして、本発明によると、実際の需要に応じて、一つ又は複数のパラメータセットを生成し、一つのパラメータセットにおいて一つ又は複数の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化し、後続のスライス符号化・復号化において生成したパラメータセットを引用することができ、符号化によるオーバーヘッドを低減できる。
現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具が2つ又は2つ以上の符号化工具を含む場合、一つ又は複数のAPSを生成し、一つのAPSにおいて一つ又は複数の符号化工具の符号化パラメータを符号化することを含む。
又は、現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具が2つ又は2つ以上の符号化工具を含む場合、一つのAPSを生成し、APSにおいて2つ又は2つ以上の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化し、APSにAPS識別番号を割り当て、各APSの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化することを含むことが好ましい。
現在のスライスコードストリーム中のAPS識別番号に基づいて、現在のスライスに引用された複数のAPSを復号化する(ステップ101)。
現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定し、確定した符号化工具パラメータのパラメータ値を現在のスライスのデータ構造中の対応する変数に付値する(ステップ102)。
各種の符号化工具について、現在のスライスに引用された複数のAPSにおいて、ただ一つのAPSにおける当該符号化工具のオン/オフフラグが1であると、現在のスライス復号化に当該APS中の符号化工具の符号化工具パラメータを使用すると確定することを含むことが好ましい。
以下の各実施例における符号器の実現方法は、当該実施例での符号器の可能の実現方法の中の一つに過ぎず、当該実施例における復号器によるコードストリーム解析プロセスの要求を満たすことのできるコードストリームを生成できる符号器であれば、いずれも当該実施例の符号器の実現方法に所属される。
実施例1
本実施例において使用されるAPSコードストリーム組織の構造は表1に示すとおりである。
ここで、aps_id[i]は、スライス符号化・復号化に引用されるAPSの識別番号を示す。ここで、iは[0,number_valid_aps-1]との間の整数である。
number_valid_apsの値が0である場合、現在のスライス符号化・復号化にどのAPSも引用しない、即ち、現在のスライス符号化・復号化にいずれのAPSも使用しないことを示す。
復号器は、現在のスライスに引用されたSPSコードストリームを解析し、u(1)に対応する解読方法でsample_adaptive_offset_enabled_flagとadaptive_loop_filter_enabled_flagの値を得る(ステップ201)。
復号器が複数のAPSを復号化して得た各aps_sample_adaptive_offset_flagの値がいずれも0であると、ステップ302を実行し、そうでないと、ステップ303を実行する(ステップ301)。
復号器が複数のAPSを復号化して得た各aps_adaptive_loop_filter_flagの値がいずれも0であると、ステップ402を実行し、そうでないと、ステップ403を実行する(ステップ401)。
符号器は、SPS、PPSに基づいて、現在のスライス符号化に使用可能の画像レイヤ符号化工具を確定する(ステップ501)。
符号器は、現在のスライス符号化にいかなる画像レイヤ符号化工具も必要でないか否かを判断し、YESであると、ステップ602を実行し、そうでないと、ステップ603を実行する(ステップ601)。
本実施例に使用されるAPSコードストリームの組織構造は実施例1と完全に同一である。
本実施例において、スライスが複数のAPSにより与えられた符号化工具を使用することを許可し、複数のAPSのスライスヘッダ情報における標記方法は実施例1中の表2で示すとおりであって、ここで、number_valid_apsとnumber_valid_apsの意味及びその値等は実施例1と同じであって、ただ、number_valid_apsの値が1を超える時、現在のスライスが同時に複数のAPSを引用し、この時、復号器は識別番号がaps_id[0]であるAPSにより与えられるALF符号化工具パラメータを用いて現在のスライス復号化に使用されるALFを配置し、識別番号がaps_id[1]であるAPSにより与えら得るSAO符号化工具パラメータを用いて現在のスライス復号化に使用さrせるSAOを配置する。
ステップ701は、ステップ201と完全に同一である。
ステップ702は、ステップ202と完全に同一である。
ステップ703は、ステップ203と完全に同一である。
ステップ704は、ステップ204と完全に同一である。
ステップ705は、ステップ205と完全に同一である。
ステップ706は、ステップ206と完全に同一である。
ステップ707は、ステップ207と完全に同一である。
ステップ708は、ステップ208と完全に同一である。
復号器は、識別番号がaps_id[0]であるAPS中のALF符号化工具パラメータを用いて、現在のスライス復号化に使用されるスライス層データ構造中のALF符号化工具パラメータを復号化し、復号器は、識別番号がaps_id[1]であるAPS中のSAO符号化工具パラメータを用いて、現在のスライス復号化に使用されるスライス層データ構造中のSAO符号化工具パラメータを復号化し、現在のスライス層の複数のAPSコードストリームの復号化を終了する(ステップ709)。
ステップ801は、ステップ501と完全に同一である。
ステップ802は、ステップ502と完全に同一である。
符号器が、現在のスライス符号化に如何なる画像レイヤ符号化工具も使用していないと、ステップ804を実行し、そうでないと、ステップ805を実行する(ステップ803)。
既存のAPSに同時にSAO符号化工具パラメータとALF符号化工具パラメータを含み且つ現在のスライスに使用されるSAO符号化工具パラメータとALF符号化工具パラメータがいずれも完全に同一であるAPSが存在すると、ステップ902を実行し、そうでないと、ステップ903を実行する(ステップ901)。
本実施例において用いられるAPSコードストリームの組織構造は実施例1と完全に同一である。
本実施例において、スライスが複数のAPSにより与えられる符号化工具パラメータを引用することを許可し、複数のAPSのスライス層ヘッダ情報中の標記方法は表3に示すとおりで、本実施例において、スライス層ヘッダ情報にAPS標記情報を追加していて、具体的には表3の第6-16行に示す通りである。
aps_id_saoは、スライス復号化中にSAOが引用したAPSの識別番号を示し、スライス復号化に使用されるSAO符号化工具パラメータを当該APSから取得する。
aps_id_alfは、スライス復号化中にALFが使用したAPSの識別番号を示し、スライス復号化に使用されるALF符号化工具パラメータを当該APSから取得する。
ステップ1001は、ステップ201と完全に同一である。
復号器は、(sample_adaptive_offset_enabled_flag || adaptive_loop_filter_enabled_flag)の値がtrueであるか否かを判断し、trueであると、ステップ1003を実行し、falseであると、現在のプロセスを終了する(ステップ1002)。
ステップ1101は、ステップ501と完全に同一である。
ステップ1102は、ステップ502と完全に同一である。
符号器が現在のスライス符号化に如何なる画像レイヤ符号化工具も使用していないと、ステップ1104を実行し、そうでないと、符号器は、スライス層データ構造中のvalid_aps_exist_flagの値を1に設定し、u(1)に対応する符号化方法でvalid_aps_exist_flagをコードストリームに書き込んで、継続してステップ1105を実行する(ステップ1103)。
本実施例に使用されるAPSコードストリームの組織構造は表4に示すとおりで、表4の第3-4行、第13-15行、第20行、第23-25行、第30-31行はいずれも、本実施例において既存のAPSコードストリームの組織構造に比べ追加された文法ユニットである。
aps_adaptive_loop_filter_data_present_flagは、現在のAPSにALF符号化工具パラメータが含まれているか否かを示し、aps_adaptive_loop_filter_data_present_flagの値が1であると、現在のAPSにALF符号化工具パラメータが含まれていることを示し、aps_adaptive_loop_filter_data_present_flagの値が0であると、現在のAPSにALF符号化工具パラメータが含まれていないことを示す。実際の応用において、aps_adaptive_loop_filter_flagのデフォルト値は0である。
復号器は、APSコードストリームを読み込んで、u(1)に対応する解読方法で解析してaps_sample_adaptive_offset_data_present_flagとaps_adatpive_loop_filter_data_present_flagの値を取得する(ステップ1201)。
符号器は、APSを生成し、生成したAPSに識別番号を割り当て、ue(v)に対応する符号化方法でAPSの識別番号をコードストリームに書き込む(ステップ1301)。
ステップ1401は、ステップ201と完全に同一である。
ステップ1402は、ステップ202と完全に同一である。
ステップ1403は、ステップ203と完全に同一である。
ステップ1404は、ステップ204と完全に同一である。
ステップ1405は、ステップ205と完全に同一である。
number_valid_apsの値が1であると、ステップ1407を実行し、number_valid_apsの値が1でないと、ステップ1408を実行する(ステップ1406)。
復号器は、複数のAPSを解析し、複数のAPSのカバー方法で複数のAPSを復号化して得たSAO符号化工具パラメータとALF符号化工具パラメータを用いて、現在のスライス復号化に使用されるSAO符号化工具パラメータとALF符号化工具パラメータを確定し、確定したSAO符号化工具パラメータとALF符号化工具パラメータのパラメータ値をそれぞれ、スライス層データ構造中のSAOの対応する変数とALFの対応する変数に付値し、現在のプロセスを終了する(ステップ1408)。
復号器は、ループ変数i = 0の初期化を行う(ステップ1501)。
ステップ1601-1602は、ステップ501-502と完全に同一である。
ステップ1701は、ステップ601と完全に同一である。
ステップ1702は、ステップ602と完全に同一である。
ステップ1703は、ステップ603と完全に同一である。
ステップ1704は、ステップ604と完全に同一である。
現存のAPSに対応する工具パラメータが現在のスライスのSAO又はALFの中の一つの工具パラメータと同一であると、ステップ1706を実行し、そうでないと、ステップ1707を実行する(ステップ1705)。
符号器の最適化モジュールによって、後続のスライス符号化に現在のスライスと同一の工具パラメータを有するSAO又はALFを単独に使用すると判断されると、ステップ1708を実行し、そうでないと、ステップ1709を実行する(ステップ1707)。
ステップ1708は、ステップ608と完全に同一である。
ステップ1709は、ステップ609と完全に同一である。
本実施例に使用されるAPSコードストリームの組織構造は実施例1と完全に同一である。
本実施例において、スライスが複数のAPSにより与えられる符号化工具パラメータを使用することを許可し、複数のAPSのスライス層ヘッダ情報中の標記方法は表2に示すとおりで、本実施例において、スライス層ヘッダ情報にAPS標記情報を追加し、具体的には表6の第6-16行に示す通りである。
ここで、aps_overwriting_pattern[i]は、number_valid_apsの値が1を超える時の複数のAPSカバーモードを示す。本実施例において使用する複数のAPSカバーモード及びその具体的な操作方法は表7に示すとおりである。
ステップS1801は、ステップ201と完全に同一である。
ステップS1802は、ステップ202と完全に同一である。
ステップS1803は、ステップ203と完全に同一である。
ステップS1804は、ステップ204と完全に同一である。
ステップS1805は、ステップ205と完全に同一である。
ステップS1806は、ステップ206と完全に同一である。
ステップS1807は、ステップ207と完全に同一である。
ステップS1808は、ステップ208と完全に同一である。
復号器は、u(2)に対応する解読方法でAPSカバーモードのインデックス情報を解析し、各カバーモードに対応する操作方法(表8)でSAOとALF符号化工具パラメータを確定し、現在のプロセスを終了する(ステップS1809)。
ステップ1901は、ステップ1601と完全に同一である。
ステップ1902は、ステップ1602と完全に同一である。
符号器は、現在のスライスに画像レイヤ符号化工具を使用する必要があって且つ使用する工具が現存のAPS中の画像レイヤ工具の工具パラメータと同一であると検出されると、ステップ1904を実行し、そうでないと、ステップ1905を実行する(ステップ1903)。
ステップ2001は、ステップ601と完全に同一である。
ステップ2002は、ステップ602と完全に同一である。
ステップ2003は、ステップ603と完全に同一である。
ステップ2004は、ステップ604と完全に同一である。
符号器は、既存のAPSに対応する符号化工具パラメータが現在のスライスのSAO符号化工具パラメータ又はALF符号化工具パラメータと同一なAPSが存在するか否かを判断し、YESであると、継続してステップ2006を実行し、NOであると、継続してステップ2007を実行する(ステップ2005)。
符号器は、復号器が正確な画像レイヤ符号化工具パラメータを取得できるように、APSカバーモードを設定し、設定したAPSカバーモードに基づいて、スライス層データ構造中のaps_overwriting_pattern[0]に付値し、u(2)に対応する符号化方法でaps_overwriting_pattern[0]の値をコードストリームに書き込んで、現在のプロセスを終了する(ステップ2007)。
ステップ2011は、ステップ609と完全に同一である。
本実施例において用いられるAPSコードストリームの組織構造は実施例1と同一である。
本実施例において、スライスが複数のAPSにより与えられる符号化工具パラメータを引用することを許可し、複数のAPSのスライス層ヘッダ情報中の標記方法は表2に示すとおりで、本実施例においてスライス層ヘッダ情報にAPS標記情報を追加していて、具体的には表2の第6-13行に示す通りである。
本実施例において、復号器はAPSカバーモードで現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定する。本実施例において使用するAPSカバーモード及び対応する操作方法は表8に示すとおりで、スライスヘッダ情報に複数のAPSが存在する場合、復号器はaps_id[i]とaps[i-1](i = 1, 2, …, number_valid_aps-1)により与えられるAPS識別番号との間の絶対値差abs(x)に基づいて、APSの情報カバーモードを確定する。表8において、abs(x)は実数xの絶対値を戻す。
ステップ2101は、ステップ201と完全に同一である。
ステップ2102は、ステップ202と完全に同一である。
ステップ2103は、ステップ203と完全に同一である。
ステップ2104は、ステップ204と完全に同一である。
ステップ2105は、ステップ205と完全に同一である。
number_valid_apsの値が1であると、ステップ2107を実行し、number_valid_apsの値が1又は0でないと、ステップ2108を実行する(ステップ2106)。
復号器は、ue(v)に対応する解読方法でaps_id[0]、aps_id[1]、…、aps_id[number_valid_aps- 1]の値を取得し、復号器は識別番号がそれぞれaps_id[0]、aps_id[1]、…、aps_id[number_valid_aps-1]である複数のAPSにおけるSAO符号化工具パラメータとALF符号化工具パラメータを復号化し、定義したAPSカバーモードで現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定し、現在のプロセスを終了する(ステップ2108)。
復号器は、識別番号がaps_id[0]であるAPSを復号化し、当該APSの画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータを取得する(ステップ2201)。
ステップ2301は、ステップ1901と完全に同一である。
ステップ2302は、ステップ1902と完全に同一である。
現在のスライスに画像レイヤ符号化工具が必要であって、且つ、画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータが現存のAPS中の同一の画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータと同一であると、ステップ2304を実行し、そうでないと、ステップ2305を実行する(ステップ2303)。
ステップ2305の実現方法の一つは、図24に示す通りである。
ステップ2401は、ステップ601と完全に同一である。
ステップ2402は、ステップ602と完全に同一である。
符号器が現在のスライス符号化にSAOとALFの中の1種類の画像レイヤ符号化工具のみを使用していると、ステップ2404を実行し、符号器が現在のスライス符号化にSAOとALFの中の2種類の画像レイヤ符号化工具を同時に使用していると、ステップ2405を実行する(ステップ2403)。
符号器は、既存のAPSに対応する符号化工具パラメータが現在のスライスのSAO符号化工具パラメータ又はALF符号化工具パラメータと同一なAPSが存在するか否かを判断し、YESであると、ステップ2406を実行し、NOであると、継続してステップ2410を実行する(ステップ2405)。
ステップ2414は、ステップ609と完全に同一である。
本実施例において、画像レイヤ符号化工具と画像又はスライス層共通制御モジュールを用いてスライスの複数のAPSのコードストリームの符号化・復号化を行うプロセスを詳しく説明する。
本実施例において使用するAPSコードストリームの組織構造は表9に示すとおりである。
表9におて、文法ユニットaps_common_management_module_data_present_flagは、APSに含まれる符号化工具パラメータの種類を示し、その値が1であると、当該APSに含まれるデータが画像又はスライス層共通制御モジュールタイプの符号化工具の符号化工具パラメータであることを示し、当該符号化工具パラメータはフラグ及び操作パラメータを含み、符号化工具パラメータはデータ構造のcommon_management_module_data()に含まれる。その値が0であると、当該APSに含まれるデータが画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータ、例えばオン/オフフラグ及び操作パラメータであることを示し、符号化工具パラメータはデータ構造のpicture_level_coding_tool_data()に含まれる。
ここで、データ構造のpicture_level_coding_tool_data()の場合、実施例1〜実施例6のAPSが使用した符号化工具パラメータのデータ構造を用いることができ、データ構造のcommon_management_module_data()は、実施例1〜実施例6のAPSが使用した符号化工具パラメータのデータ構造と類似することができ、ここで説明を省略する。
復号器は、APSコードストリームを読み込んで、u(1)に対応する解読方法で解析して文法ユニットaps_common_management_module_data_present_flagの値を取得する(ステップ2501)。
符号器の最適化モジュールは、現在のスライス符号化に使用される符号化工具のパラメータを確定する(ステップ2601)。
referring_to_aps_flagは、現在のスライス復号化使用される画像又はスライス層共通管理モジュールに使用される符号化工具パラメータの出所を示す。referring_to_aps_flagの値が1であると、復号器がAPS中の画像又はスライス層共通管理モジュールの符号化工具パラメータを用いて、現在のスライス復号化に使用される画像又はスライス層共通管理モジュールを配置し、その値が0であると、復号器はスライスヘッダ情報により与えられる画像又はスライス層共通管理モジュールの符号化工具パラメータであるデータ構造のcommon_management_module_data()に含まれたパラメータを使用して、現在のスライス復号化に使用される画像又はスライス層共通管理モジュールを配置する。
aps_id_management_moduleは、現在のスライス復号化に応用するAPSの識別番号を示す。復号器は、識別番号がaps_id_management_moduleであるAPS中の画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータを使用して、現在のスライス復号化に使用される画像又はスライス共通管理モジュールを配置する。
ステップ2701は、ステップ201と完全に同一である。
復号器は、(sample_adaptive_offset_enabled_flag || adaptive_loop_filter_enabled_flag)の値がtrueであるか否かを判断し、trueであると、ステップ2703を実行し、そうでないと、ステップ2704を実行する(ステップ2702)。
ステップ2801は、ステップ501と完全に同一である。
ステップ2802は、ステップ502と完全に同一である。
現在のスライスに使用すべき画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータが現存のAPSに含まれる同一の画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータと完全に同一であると、ステップ2804を実行し、そうでないと、ステップ2805を実行する(ステップ2803)。
本実施例において、画像レイヤ符号化工具と画像又はスライス層共通制御モジュールを用いてスライスの複数のAPSのコードストリームの符号化・復号化を詳しく説明する。
本実施例におけるAPSのコードストリーム組織構造は、実施例7の表9に示すとおりである。
本実施例において、スライスが複数のAPSにより与えられる符号化工具パラメータを引用することを許可し、複数のAPSのスライス層ヘッダ情報中の標記方法は表11に示すとおりで、本実施例において、スライス層ヘッダ情報にAPS標記情報を追加し、具体的に表11の第6行と第8行に示す通りである。
本実施例において、画像レイヤ符号化工具と画像又はスライス層共通制御モジュールを用いたスライスの複数のAPSのコードストリーム符号化・復号化を詳しく説明する。
本実施例において使用するAPSのコードストリーム組織構造は、表13に示すとおりである。
ここで、aps_tool_a_flag、aps_tool_B_flagの意味は、実施例1の表1中のSAOオン/オフフラグaps_sample_adaptive_offset_flagとALFオン/オフフラグaps_adaptive_loop_filter_flagに類似する。aps_tool_A_flagを、工具Aのオン/オフフラグと定義できる。aps_tool_A_flagの値が1であると、スライス復号化に工具Aを使用し、且つ、工具Aの符号化工具パラメータを当該APSにより与える。aps_tool_A_flagの値が0であると、スライス復号化に工具Aを使用しなく、現在のAPSに工具Aの工具パラメータが含まれていない。aps_tool_B_flagを、工具Bのオン/オフフラグと定義できる。aps_tool_B_flagの値が1であると、スライス復号化に工具Bを使用し、且つ、工具Bの符号化工具パラメータを当該APSにより与える。aps_tool_B_flagの値が0であると、スライス復号化に工具Bを使用しなく、現在のAPSに工具Bの工具パラメータが含まれていない。
復号器は、現在のスライスに引用されたSPSコードストリームを読み取る(ステップ2901)。
ステップ3001は、ステップ501と完全に同一である。
ステップ3002は、ステップ502と完全に同一である。
符号器の最適化モジュールは、画像レイヤ符号化工具の符号化工具パラメータと画像又はスライス層共通管理モジュールの符号化工具パラメータを同一のAPSにおいて符号化する必要に応じて、referred_by_management_moduleの値を取得する(ステップ3003)。
本実施例において、画像レイヤ符号化工具と画像又はスライス層共通制御モジュールを用いてスライスの複数のAPSのコードストリーム符号化・復号化を詳しく説明する。
本実施例において使用するAPSコードストリーム組織構造は実施例9の表13と同一である。
本実施例において、スライスが複数のAPSにより与えられる符号化工具パラメータを引用することを許可し、複数のAPSのスライス層ヘッダ情報中の標記方法は表11に示すとおりで、本実施例において、スライス層ヘッダ情報にAPS標記情報を追加していて、具体的には、表11の第10-16行に示す通りである。
そして、本実施例において、表15に示す複数のAPSのスライス層ヘッダ情報中の標記方法を採用することができ、また、本実施例において、スライス層ヘッダ情報にAPS標記情報を追加していて、具体的には表15の第6-7行と第9-11行に示す通りである。
また、referred_by_management_moduleは、実施例9の表14と同一なコードストリーム組織形態をとることができ、即ち、画像レイヤ符号化工具のデータ構造picture_level_coding_tools_aps_data()にてAPSの識別番号を取得してから符号化を行うこともできる。また、SPSフラグから、符号化・復号化で画像レイヤ符号化工具を使用できないことを把握した場合、referred_by_management_moduleのデフォルト値は0である。
本実施例によると、上記実施例1〜実施例10に記載のスライス層の複数のAPSのコードストリーム復号化を実現できる復号化装置と、上記実施例1〜実施例10に記載のスライス層の複数のAPSのコードストリーム符号化を実現できる符号化装置とを含む電子機器を提供する。
Claims (26)
- 現存のパラメータセットに符号化工具パラメータが現在のスライスに使用すべき一部の符号化工具の符号化工具パラメータと同一なパラメータセットが存在すると、上記パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化するステップを含み、
上記パラメータセットが、一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を含むスライス層パラメータセットの符号化方法。 - パラメータセットを生成し、当該パラメータセットにおいて現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化し、また、上記パラメータセットに識別番号を割り当て、上記パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化するステップをさらに含む請求項1に記載のスライス層パラメータセットの符号化方法。
- パラメータセットを生成し、当該パラメータセットにおいて現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化するステップが、
現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具が、2つ又は2つ以上の符号化工具を含む場合、一つ又は複数のパラメータセットを生成し、一つの上記パラメータセットにおいて一つ又は複数の上記符号化工具の符号化パラメータを符号化することを含む請求項2に記載のスライス層パラメータセットの符号化方法。 - パラメータセットを生成し、当該パラメータセットにおいて現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化するステップが、上記現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具が2つ又は2つ以上の符号化工具を含む場合、各符号化工具に対応する各パラメータセットを生成し、一つの上記パラメータセットにおいて一つの符号化工具の符号化工具パラメータを符号化し、また、各パラメータセットにパラメータセット識別番号を割り当て、上記各パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化し、
又は、上記現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具が2つ又は2つ以上の符号化工具を含む場合、一つのパラメータセットを生成し、上記パラメータセットにおいて上記2つ又は2つ以上の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化し、上記パラメータセットにパラメータセット識別番号を割り当て、上記各パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化することを含む請求項3に記載のスライス層パラメータセットの符号化方法。 - 上記パラメータセットにパラメータセット識別番号を割り当てるステップが、現在のスライスに使用する複数のパラメータセットカバーモードに基づいて、候補識別番号を確定し、上記候補識別番号から一つを選択して上記パラメータセットに割り当てることを含む請求項2に記載のスライス層パラメータセットの符号化方法。
- 具体的に、
異なる符号化工具に対応するパラメータセットの識別番号を予め配置し、
現存のパラメータセットに符号化工具パラメータが現在のスライスに使用すべき一部の符号化工具の符号化工具パラメータと同一なパラメータセットが存在すると、上記パラメータセットの識別番号を予め配置した符号化工具に対応するパラメータセットの識別番号に付値して、上記パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化する請求項1に記載のスライス層パラメータセットの符号化方法。 - 現存のパラメータセットに、符号化工具パラメータが現在のスライスに使用すべき一部の符号化工具の符号化工具パラメータと同一なパラメータセットが存在する否かを判断するステップをさらに含む請求項1に記載のスライス層パラメータセットの符号化方法。
- 上記符号化工具は、画像レイヤ符号化工具及び/又は画像又はスライス層管理モジュールを含み、
上記画像レイヤ符号化工具は、サンプル適応オフセット(SAO)と、適応的ループフィルタ(ALF)と、重み付け予測(WP)等を含み、
上記画像又はスライス層管理モジュールは、復号画像バッファ(DPB)管理モジュールと、参照画像標記及び調節モジュールと、参照画像リスト構成モジュール等を含む請求項1乃至7の中のいずれかに記載のスライス層パラメータセットの符号化方法。 - 現在のスライスのコードストリーム中のパラメータセット識別番号に基づいて、現在のスライスに引用された複数のパラメータセットを復号化し、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定し、確定した符号化工具パラメータのパラメータ値を現在のスライスのデータ構造中の対応する変数に付値するステップを含み、
上記パラメータセットが一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を含むスライス層パラメータセットの復号化方法。 - 上記現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定するステップが、
各種の符号化工具について、現在のスライスに引用された複数のパラメータセットの中のただ一つのパラメータセット中の当該符号化工具オン/オフフラグが1であると、現在のスライス復号化に当該パラメータセット中の上記符号化工具の符号化工具パラメータを使用すると確定するステップを含む請求項9に記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。 - 上記現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータの確定ステップが、
予め配置したパラメータセットの識別番号と符号化工具との間の対応関係に基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具の符号化工具パラメータを確定するステップを含む請求項9に記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。 - 上記現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータの確定するステップが、
予め設定した複数のパラメータセットカバー方式に基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定するステップを含む請求項9に記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。 - 上記予め設定した複数のパラメータセットカバー方式に基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定するステップが、
各種の符号化工具について、識別番号がps_id[n](nは整数で、1以上且つ現在のスライスに引用されたパラメータセットの数量以下であるである)パラメータセットにおける当該パラメータセットに含まれる上記符号化工具パラメータ情報を標記するフラグが1である場合、当該パラメータセット中の符号化工具の符号化工具パラメータで前に現在のスライス復号化に使用すると確定した符号化工具の符号化工具パラメータをカバーする請求項12に記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。 - 上記予め設定した複数のパラメータセットカバー方式に基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定するステップが、
現在使用している複数のパラメータセットカバーモードを示すフラグに基づいて、現在の復号化に使用すべき複数のパラメータセットカバーモードを求め、当該複数のパラメータセットカバーモードに基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定するステップを含む請求項12に記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。 - 上記現在使用している複数のパラメータセットカバーモードを示すフラグの2進数は、一つ又は複数のビットを含むことを示し、一つのビットが1種類の符号化工具の複数のパラメータセットカバーモードを示す請求項12に記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。
- 上記現在使用している複数のパラメータセットカバーモードを示すフラグを、ps_id[i]とps[i-1](iは整数で、1以上且つ現在のスライス復号化に引用するパラメータセットの数量以下である)により与えられるパラメータセット識別番号間の絶対値の差から得る請求項12に記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。
- 上記符号化工具は、画像レイヤ符号化工具及び/画像又はスライス層管理モジュールを含み、上記画像レイヤ符号化はSAOと、ALFと、WPなどを含み、上記画像又はスライス層管理モジュールはDPB管理モジュールと、参照画像標記及び調節モジュールと、参照画像リスト構成モジュール等を含む請求項9乃至16の中のいずれかに記載のスライス層パラメータセットの復号化方法。
- 現存のパラメータセットに符号化工具パラメータが現在のスライスに使用すべき一部の符号化工具の符号化工具パラメータと同一な一つ又は複数のパラメータセットが存在すると判断した場合、上記符号化モジュールに当該パラメータセットの引用を通知する判断モジュールと、
上記判断モジュールの上記通知を受信した場合、上記パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化する符号化モジュールと、を含み、
上記パラメータセットが一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を有するスライス層パラメータセット符号化用の符号器。 - 上記符号化モジュールがさらに、パラメータセットを生成し、当該パラメータセットにおいて現在のスライスに使用すべき他の一部の符号化工具の符号化工具パラメータを符号化し、パラメータセットに識別番号を割り当て、上記パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化する請求項18に記載のスライス層パラメータセット符号化用の符号器。
- 上記符号化モジュールがさらに、上記パラメータセットの識別番号を予め配置した上記符号化工具に対応するパラメータセット識別番号に付値した後、上記パラメータセットの識別番号を現在のスライスのコードストリームに符号化する請求項19に記載のスライス層パラメータセット符号化用の符号器。
- 上記判断モジュールがさらに、現存のパラメータセットに符号化工具パラメータが現在のスライスに使用すべき一部の符号化工具の符号化工具パラメータと同一なパラメータセットが存在するか否かを判断する請求項18乃至20の中のいずれかに記載のスライス層パラメータセット符号化用の符号器。
- 現在のスライスのコードストリーム中のパラメータセットの識別番号に基づいて、現在のスライスに引用された複数のパラメータセットを復号化する復号化モジュールと、
上記復号化モジュールが現在のスライスに引用された複数のパラメータセットを復号化して得た複数のパラメータセットの符号化工具パラメータに基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定する確定モジュールと、
上記確定モジュールが確定した符号化工具パラメータのパラメータ値を現在のスライスのデータ構造中の対応する変数に付値する付値モジュールと、を含み、
上記パラメータセットが一つ又は複数のスライス符号化・復号化に使用される符号化工具の共通情報のデータ構造を有するスライス層パラメータセット復号化用の復号器。 - 上記確定モジュールがさらに、各種の符号化工具について、現在のスライスに引用された複数のパラメータセットにおいて、ただ一つのパラメータセットにおける当該符号化工具のオン/オフフラグが1であると、現在のスライス復号化に当該APS中の上記符号化工具の符号化工具パラメータを使用すると確定する請求項22に記載のスライス層パラメータセット復号化用の符号器。
- 上記確定モジュールがさらに、予め配置したパラメータセットの識別番号と符号化工具との間の対応関係に基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具の符号化工具パラメータを確定する請求項22に記載のスライス層パラメータセット復号化用の符号器。
- 上記確定モジュールがさらに、予め設定した複数のパラメータセットカバー方式に基づいて、現在のスライス復号化に使用される符号化工具パラメータを確定する請求項22に記載のスライス層パラメータセット復号化用の符号器。
- 請求項18乃至21の中のいずれかに記載の符号器と請求項22乃至25の中のいずれかに記載の復号器とを含む電子機器。
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