JP2014532357A - 無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減すること - Google Patents

無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減すること Download PDF

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Abstract

方法が、アプリケーション介入を回避しながら、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのユーザ機器(UE)介入を可能にする。本方法は、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信することを含む。本方法はまた、ターゲットRANに移行することを含む。本方法は、ユーザ機器(UE)が、QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガすることをさらに含む。【選択図】図15

Description

本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、アプリケーション介入を回避しながら、無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減することに関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEから基地局への通信リンクを指す。
基地局は、UEにダウンリンク上でデータおよび制御情報を送信し得、および/またはUEからアップリンク上でデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンク上では、基地局からの送信は、ネイバー基地局からの送信、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信による干渉に遭遇することがある。アップリンク上では、UEからの送信は、ネイバー基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの干渉、または他のワイヤレスRF送信器からの干渉に遭遇することがある。この干渉は、ダウンリンクとアップリンクの両方でパフォーマンスを劣化させることがある。
モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、干渉および輻輳ネットワークの可能性は、より多くのUEが長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離ワイヤレスシステムがコミュニティにおいて展開されるようになるとともに増大する。モバイルブロードバンドアクセスに対する増大する需要を満たすためだけでなく、モバイル通信のユーザエクスペリエンスを進化および向上させるためにもUMTS技術を進化させる研究および開発が続けられている。
本開示の一態様によれば、方法が、アプリケーション介入を回避しながら、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのユーザ機器(UE)介入を可能にする。本方法は、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信することを含む。本方法はターゲットRANに移行することをさらに含む。本方法はまた、ユーザ機器(UE)が、QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガすることを含む。
別の態様では、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入のための装置について説明する。本装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。(1つまたは複数の)プロセッサは、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するように構成される。(1つまたは複数の)プロセッサはまた、ターゲットRANに移行するように構成される。(1つまたは複数の)プロセッサは、ユーザ機器(UE)が、QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするようにさらに構成される。
さらなる態様では、コンピュータプログラム製品が、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入を可能にする。本コンピュータプログラム製品は、プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を含む。本コンピュータプログラム製品は、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するためのプログラムコードを有する。本コンピュータプログラム製品はまた、ターゲットRANに移行するためのプログラムコードを含む。本コンピュータプログラム製品は、ユーザ機器(UE)が、QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするためのプログラムコードをさらに含む。
別の態様では、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入のための装置について説明する。本装置は、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するための手段を含む。本装置はまた、ターゲットRANに移行するための手段を含む。本装置は、ユーザ機器(UE)が、QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするための手段をさらに含む。
本開示のさらなる態様によれば、方法が、アプリケーション介入を回避しながら、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入を可能にする。本方法は、ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信することを含む。本方法は、RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、またはRANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信することをさらに含む。本方法はまた、ユーザ機器(UE)が、第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガすることを含む。
別の態様では、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入のための装置について説明する。本装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。(1つまたは複数の)プロセッサは、ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するように構成される。(1つまたは複数の)プロセッサはまた、RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、またはRANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信するように構成される。(1つまたは複数の)プロセッサは、ユーザ機器(UE)が、第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするようにさらに構成される。
さらなる態様では、コンピュータプログラム製品が、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入を可能にする。本コンピュータプログラム製品は、プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を含む。本コンピュータプログラム製品は、ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するためのプログラムコードを有する。本コンピュータプログラム製品はまた、RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、またはRANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信するためのプログラムコードを含む。本コンピュータプログラム製品は、ユーザ機器(UE)が、第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするためのプログラムコードをさらに含む。
別の態様では、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入のための装置について説明する。本装置は、ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するための手段を含む。本装置はまた、RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、またはRANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信するための手段を含む。本装置は、ユーザ機器(UE)が、第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするための手段をさらに含む。
ここでは、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、本開示の追加の特徴および利点について説明する。本開示は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得ることを、当業者は諒解されたい。また、そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲に記載の本開示の教示から逸脱しないことを、当業者は了解されたい。さらなる目的および利点とともに、本開示の編成と動作の方法の両方に関して、本開示を特徴づけると考えられる新規の特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。ただし、図の各々は、例示および説明のみの目的で与えたものであり、本開示の限界を定めるものではないことを明確に理解されたい。
本開示の特徴、特性、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する発明を実施するための形態を読めばより明らかになろう。
電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 電気通信システムにおけるダウンリンクフレーム構造の一例を概念的に示す図。 アップリンク通信における例示的なフレーム構造を概念的に示すブロック図。 本開示の一態様に従って構成される基地局/eノードBおよびUEの設計を概念的に示すブロック図。 本開示の一態様による、発展型高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)(eHRPD:evolved HRPD)ネットワークを示すブロック図。 無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)の中断を示すコールフロー図。 本開示の一態様による、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間を低減するためのユーザ機器(UE)介入を示すコールフロー図。 無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)の中断を示すコールフロー図。 本開示のさらなる態様による、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間を低減するためのユーザ機器(UE)介入を示すコールフロー図。 無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)の中断を示すコールフロー図。 本開示のさらなる態様による、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間を低減するためのユーザ機器(UE)介入を示すコールフロー図。 本開示の追加の態様による、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間を低減するためのユーザ機器(UE)介入を示すコールフロー図。 無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)の中断を示すコールフロー図。 本開示の別の態様による、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間を低減するためのユーザ機器(UE)介入を示すコールフロー図。 本開示の一態様による、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)中断時間を低減するためのユーザ機器(UE)介入のための方法を示すブロック図。
添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を提供するための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)および他のネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、米国電気通信工業会(TIA:Telecommunications Industry Association)のCDMA2000(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。CDMA2000(登録商標)技術は、米国電子工業会(EIA:Electronics Industry Alliance)およびTIAからのIS−2000、IS−95およびIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMAなどの無線技術を実装し得る。UTRA技術およびE−UTRA技術はUniversal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。
3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSのより新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と呼ばれる団体からの文書に記載されている。CDMA2000(登録商標)およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と呼ばれる団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線アクセス技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線アクセス技術に使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下では、LTEまたはLTE−A(代替として一緒に「LTE/−A」と呼ばれる)に関して説明し、以下の説明の大部分ではそのようなLTE/−A用語を使用する。
3GPP2団体は、データトラフィックのための様々な高度最適化技法を使用する高速パケットデータ(HRPD)システムを最初に導入した。HRPDシステムによって使用される高度技法としては、チャネルセンシティブスケジューリング、高速リンク適応、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)などがあった。HRPDシステムは、初期に個別の1.25メガヘルツ(MHz)キャリアを必要とし、ボイスサービスをサポートしなかった。その結果、HRDPは、初期にCDMA2000−EV−DO(evolution data only)システムと呼ばれた。発展型HRDP(eHRPD)は既存のHRPD(EV−DO)ネットワークのアップグレードである。特に、eHRPDは、EV−DOサービスプロバイダがそれらの既存のパケットコアにSystem Architecture Evolution(SAE)/Evolved Packet Core(EPC)アーキテクチャ要素を導入することを可能にする。
eHRPDネットワークは、HRPDネットワークとLTEネットワークとの間のギャップをブリッジするのでハイブリッドネットワークと呼ばれることがある。eHRPDネットワークは、無線ネットワークが3GPP2(たとえば、EV−DO RevA/RevB)であり、コアネットワークが3GPP(EPC)であるのでハイブリッドネットワークである。HRPDでは、その理念は、サポートをUE開始型QoSに限定することであった。ネットワーク開始型QoSは、規格ならびに商用展開においてサポートされなかった。eHRPDを用いて、事業者は、それらのLTEネットワークと整合するようにネットワーク開始型QoSを展開することを計画している。したがって、ネットワーク開始型QoSのサポートがeHRPD規格に導入された。
本開示の一態様では、アプリケーション介入なしにネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのユーザ機器(UE)介入について説明する。無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合、ネットワーク開始型QoSの中断(または途絶)が発生する。特に、コアネットワークによって許可され、与えられるQoSは、無線ネットワークがQoSを提供することができるが、無線ネットワークの性能についてのコアネットワークの知識に関して同期を失っているためにQoSを提供できないシナリオにおいて中断され得る。一構成では、UEは、ネットワーク開始型QoSが失われたかまたは途絶されたとき、ネットワーク開始型QoSを再開するための手段を開始することによって介入し得る。
この構成では、UE介入は、UEアプリケーションがQoSなしのままになる時間期間を低減する。さもなければ、失われたQoSは、UE介入なしのサービスまたは呼の全体の持続時間の間存続し得る。UE介入は、RANがネットワーク開始型QoSレベルをサポートするエリアにUEが移動したとき、ネットワーク開始型QoSを再開する。UE介入はまた、UEがあるRANのカバレージエリアと別のRANのカバレージエリアとの間を移動するとき、EV−DOセッション情報を移行するためのインターフェースが利用不可能である場合に実行され得る。UE介入はまた、コアネットワークがUEに関するQoSパラメータを変更することを試みたが、RANがその時点でQoSをサポートすることができないときに実行され得る。
図1に、ネットワーク開始型QoS(サービス品質)中断時間が低減され得る、LTE−Aネットワークであり得るワイヤレス通信ネットワーク100を示す。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eノードB)110と他のネットワークエンティティとを含む。eノードBは、UEと通信する局であり得、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eノードB110は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、eノードBのこの特定の地理的カバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスするeノードBサブシステムを指すことがある。
eノードBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による限定アクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeノードBはマクロeノードBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeノードBはピコeノードBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeノードBはフェムトeノードBまたはホームeノードBと呼ばれることがある。図1に示す例では、eノードB110a、110bおよび110cは、それぞれマクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロeノードBである。eノードB110xは、ピコセル102xのためのピコeノードBである。また、eノードB110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeノードBである。eノードBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eノードB、UEなど)からデータおよび/または他の情報の送信を受信し、そのデータおよび/または他の情報の送信を下流局(たとえば、UEまたはeノードB)に送る局である。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継するUEであり得る。図1に示す例では、中継局110rは、eノードB110aとUE120rとの間の通信を可能にするために、eノードB110aおよびUE120rと通信し得る。中継局は、中継eノードB、中継器などと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、様々なタイプのeノードB、たとえば、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、中継器などを含む異種ネットワークであり得る。これらの様々なタイプのeノードBは、様々な送信電力レベル、様々なカバレージエリア、およびワイヤレスネットワーク100中の干渉に対する様々な影響を有し得る。たとえば、マクロeノードBは、高い送信電力レベル(たとえば、20ワット)を有し得るが、ピコeノードB、フェムトeノードB、および中継器は、より低い送信電力レベル(たとえば、1ワット)を有し得る。
ワイヤレスネットワーク100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eノードBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeノードBからの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、eノードBは異なるフレームタイミングを有し得、異なるeノードBからの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
一態様では、ワイヤレスネットワーク100は、周波数分割複信(FDD)動作モードまたは時分割複信(TDD)動作モードをサポートし得る。本明細書で説明する技法は、FDD動作モードまたはTDD動作モードのいずれかのために使用され得る。
ネットワークコントローラ130は、eノードB110のセットに接続し、これらのeノードB110の協調および制御を提供し得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeノードB110と通信し得る。eノードB110はまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
UE120はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され、各UEは固定またはモバイルであり得る。UEは、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレットなどであり得る。UEは、マクロeノードB、ピコeノードB、フェムトeノードB、中継器などと通信することが可能であり得る。図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上での、UEと、そのUEをサービスするように指定されたeノードBであるサービングeノードBとの間の所望の送信を示す。両矢印付きの破線は、UEとeノードBとの間の干渉送信を示す。
LTEは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、アップリンク上ではシングルキャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、一般にトーン、ビンなどとも呼ばれる複数(K個)の直交サブキャリアに区分する。各サブキャリアはデータで変調され得る。概して、変調シンボルは、OFDMの場合は周波数領域で、SC−FDMの場合は時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定であり得、サブキャリアの総数(K)はシステム帯域幅に依存し得る。たとえば、サブキャリアの間隔は15kHzであり得、(「リソースブロック」と呼ばれる)最小リソース割振りは12個のサブキャリア(または180kHz)であり得る。したがって、公称FFTサイズは、1.25、2.5、5、10または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅に対してそれぞれ128、256、512、1024または2048に等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに区分され得る。たとえば、サブバンドは1.08MHz(すなわち、6つのリソースブロック)をカバーし得、1.25、2.5、5、10、15または20MHzの対応するシステム帯域幅に対してそれぞれ1つ、2つ、4つ、8つまたは16個のサブバンドがあり得る。
図2に、LTEにおいて使用されるダウンリンクFDDフレーム構造を示す。ダウンリンクの送信タイムラインは無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間には0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中でN個のサブキャリア(たとえば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
LTEでは、eノードBは、eノードB中の各セルについてプライマリ同期信号(PSCまたはPSS:primary synchronization signal)とセカンダリ同期信号(SSCまたはSSS:secondary synchronization signal)とを送り得る。FDD動作モードの場合、プライマリ同期信号およびセカンダリ同期信号は、図2に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスをもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。FDD動作モードの場合、eノードBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送り得る。PBCHはあるシステム情報を搬送し得る。
eノードBは、図2に示すように、各サブフレームの第1のシンボル期間中に物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるいくつか(M個)のシンボル期間を搬送し得、ここで、Mは、1、2または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅では4に等しくなり得る。図2に示す例では、M=3である。eノードBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間中に物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。また、図2に示す例では、PDCCHおよびPHICHは最初の3つのシンボル期間中に含まれている。PHICHは、ハイブリッド自動再送(HARQ)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのアップリンクおよびダウンリンクリソース割振りに関する情報と、アップリンクチャネルのための電力制御情報とを搬送し得る。eノードBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中に物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信がスケジュールされたUEについてのデータを搬送し得る。
eノードBは、eノードBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSC、SSCおよびPBCHを送り得る。eノードBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eノードBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eノードBは、システム帯域幅の特定の部分においてUEのグループにPDSCHを送り得る。eノードBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSC、SSC、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方法でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送り得る。
各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。制御チャネルのために使用されるシンボルの場合、各シンボル期間中に基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)に構成され得る。各REGは、1つのシンボル期間中の4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICH用の3つのREGは、すべてシンボル期間0中に属し得るか、またはシンボル期間0、1および2中で拡散され得る。PDCCHは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、36または72個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して可能にされ得る。
UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索すべき組合せの数は、一般に、PDCCH中のすべてのUEに対して可能にされた組合せの数よりも少ない。eノードBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
UEは、複数のeノードBのカバレージ内にあり得る。そのUEをサービスするために、これらのeノードBのうちの1つが選択され得る。サービングeノードBは、受信電力、経路損失、信号対雑音比(SNR)など、様々な基準に基づいて選択され得る。
図3は、アップリンクロングタームエボリューション(LTE)通信における例示的なFDDおよびTDD(特殊ではないサブフレームのみ)サブフレーム構造を概念的に示すブロック図である。アップリンクのために利用可能なリソースブロック(RB)は、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。図3の設計は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
UEは、eノードBに制御情報を送信するために制御セクション中のリソースブロックを割り当てられ得る。UEはまた、eノードBにデータを送信するためにデータセクション中のリソースブロックを割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、図3に示すように周波数上でホッピングし得る。一態様によれば、緩和シングルキャリア動作では、並列チャネルはULリソース上で送信され得る。たとえば、制御およびデータチャネル、並列制御チャネル、ならびに並列データチャネルがUEによって送信され得る。
PSC(プライマリ同期キャリア:primary synchronization carrier)、SSC(セカンダリ同期キャリア:secondary synchronization carrier)、CRS(共通基準信号:common reference signal)、PBCH、PUCCH、PUSCH、およびLTE/−Aにおいて使用される他のそのような信号およびチャネルは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
図4に、図1の基地局/eノードBのうちの1つであり得る基地局/eノードB110および図1のUEのうちの1つであり得るUE120の設計のブロック図を示す。基地局110は、図1のマクロeノードB110cであり得、UE120はUE120yであり得る。基地局110はまた、何らかの他のタイプの基地局であり得る。基地局110はアンテナ434a〜434tを装備し得、UE120はアンテナ452a〜452rを装備し得る。
基地局110において、送信プロセッサ420は、データソース412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。プロセッサ420は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得し得る。プロセッサ420はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)432a〜432tに提供し得る。各変調器432は、(たとえば、OFDMなどの)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器432はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器432a〜432tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ434a〜434tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ452a〜452rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)454a〜454rに提供し得る。各復調器454は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器454は、さらに、(たとえば、OFDMなどの)入力サンプルを処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器456は、すべての復調器454a〜454rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ458は、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE120の復号されたデータをデータシンク460に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に与え得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ464は、データソース462から(たとえば、PUSCHのための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ480から(たとえば、PUCCHのための)制御情報を受信し、処理し得る。プロセッサ464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、さらに(たとえば、SC−FDMなどのために)変調器454a〜454rによって処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器436によって検出され、さらに受信プロセッサ438によって処理されて、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。プロセッサ438は、復号されたデータをデータシンク439に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440に提供し得る。基地局110は、たとえば、X2インターフェース441を介して他の基地局にメッセージを送ることができる。
コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれ基地局110およびUE120における動作を指示し得る。基地局110におけるプロセッサ440および/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のための様々なプロセスを実行するかまたはその実行を指示し得る。UE120におけるプロセッサ480および/または他のプロセッサならびにモジュールはまた、図15の使用方法フローチャートに示す機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。メモリ442および482は、それぞれ基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ444は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減すること
発展型高速パケットデータ(HRPD)(eHRPD)ネットワークは、HRPDネットワークとLTEネットワークとの間のギャップをブリッジするのでハイブリッドネットワークと呼ばれることがある。図5に、本開示の一態様によるeHRPDネットワーク500を示す。この構成では、eHRPDネットワーク500は、発展型パケットコア(EPC)ネットワーク510と無線アクセスネットワーク(RAN)550とを含む。RAN550は、認証、許可およびアカウンティング(AAA:authentication, authorization and accounting)サーバ/プロキシ552と、アクセスネットワーク(AN)AAA(AN−AAA)554と、発展型AN/パケット制御機能(PCF)(eAN/PCF)582と、HRPDトランシーバ基地局(BTS)584と、アクセスネットワークパケット制御機能AN/PCF586と、パケットデータサービングノード(PDSN)588と、基地局コントローラ(BSC)/PCF590と、1x無線伝送技術(1xRTT)BTS592とを含む。
RAN550は、3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)に従い、EPCネットワーク510は3GPP(3rd Generation Partnership Project)に従うので、代表として、eHRPDネットワーク500はハイブリッドネットワークと呼ばれることがある。この構成では、ユーザ機器(UE)560は、RAN550のHRPDサービングゲートウェイ(HSGW)570およびEPCネットワーク510のパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PDN−GW)520に従って、3GPP2 RAN550およびEPCネットワーク510とともに動作する。図5にさらに示すように、EPCネットワーク510は、3GPP AAAサーバ512と、サービングゲートウェイ(SGW)530と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)540と、モビリティ管理エンティティ(MME)516と、ホーム加入者サーバ(HSS:home subscriber server)514と、ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF:policy and charging rules function)518とを含む。(E−UTRAN540とSGW530との間のS1−Uなど)様々なインターフェースプロトコルは例にすぎないことに留意されたい。他のインターフェースも企図される。
HRPDでは、UE開始型QoSのみがサポートされる。ネットワーク開始型QoSは、以前は規格または商用展開においてサポートされなかった。UE開始型QoSの場合、UE560は、任意の時点において、UE560上で実行しているアプリケーションの要件に応じて、要求されたQoSレベルを開始し、維持するために、eHRPDネットワーク500とのプロシージャをトリガすることを担当する。eHRPDネットワーク500は、(ネットワーク負荷と利用可能なリソースとに基づいて)特定のUE560がどんなQoSレベルを受信するかを最終的に決定するが、UE560は、QoSについてのネットワーク要求をいつ発行すべきかを決定する要因である。
ネットワーク開始型QoSの場合、eHRPDネットワーク500は、eHRPDネットワーク500上のアプリケーションサーバおよび他のポリシー判断エンティティからの情報に基づいて、UE560がQoSを必要とするときに気づいていると仮定される。その結果、eHRPDネットワーク500は、ネットワーク情報に基づいて、ネットワーク開始型QoSを許可するという判断が行われたとき、UE560にQoSをプッシュする。それに応じて、UE560は、プロアクティブな方法では応答しないが、eHRPDネットワーク500によって開始されたプロシージャに単に反応する。
ネットワーク開始型QoSは、概して、UE560による介入を伴わない。eHRPDネットワーク500は、ネットワークリソースが、UE560上で実行しているアプリケーションのためのQoSレベルをサポートするために利用可能であるとき、UE560にQoSレベルを単にプッシュする。UE560が、QoSの特定のレベルがサポートされないeHRPDネットワーク500の部分に移動した場合、UEアプリケーションはそのQoSレベルを受信しないことになる。その後、UE560が、QoSレベルがサポートされるネットワークの部分に移動した場合、ネットワークはUE560にQoSレベルをプッシュすべきである。残念ながら、EPCネットワーク510と無線ネットワーク(RAN)550とは、UE560がネットワーク開始型QoSを受信しているかどうかに関する同期を失い得る。
EPCネットワーク510と無線アクセスネットワーク(RAN)550との間の失った同期は、図5のeHRPDネットワーク500内で起こり得る。上記のように、eHRPDネットワーク500は、RAN550が3GPP2であり、EPCネットワーク510が3GPPである、ハイブリッドネットワークである。これは、UE560が、QoSのあるレベルをサポートするRAN機能があるeHRPDネットワーク500のエリアと、それがないeHRPDネットワーク500のエリアとの間を往復して移動するシナリオにおいて厄介な問題を引き起こす。たとえば、EPCネットワーク510は、UE560がネットワーク開始型QoSを受信していると仮定し得るが、無線アクセスネットワークレベルにおいて、UE560はソースRAN550からターゲットRAN580に移動したので、UE560はネットワーク開始型QoSを受信しない。言い換えれば、eHRPDネットワーク500のRAN550とEPCネットワーク510との間の通信欠如により、EPCネットワーク510は、EPCネットワーク510が許可され、提供しているUEアプリケーションのためのQoSをRAN550が提供していないことに気付き得ない。
一態様では、アプリケーション介入を回避しながら、RAN550とEPCネットワーク510とが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入について説明する。特に、UE560は、ネットワーク開始型QoSが失われたとき、ネットワーク開始型QoSを再開するための手段を開始することによって介入し得る。UE介入は、UE介入の無いネットワーク開始型QoSの途絶をもたらす呼またはサービスの全継続時間の間持続しうる、UEアプリケーションがQoSなしのままになる時間期間を低減する。UE介入は、RAN550がネットワーク開始型QoSレベルをサポートするエリアにUE560が移動したとき、ネットワーク開始型QoSを再開する。UE介入はまた、UE560がソースRAN550のカバレージエリアとターゲットRAN580のカバレージエリアとの間を移動するとき、evolution data only(EV−DO)セッション情報を移行するためのインターフェース(たとえば、A13インターフェース)が利用不可能である場合に実行され得る。UE介入はまた、EPCネットワーク510がUE560に関するQoSパラメータを変更することを試みたが、RAN550がその時点でQoSをサポートすることができないときに実行され得る。
図6は、無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoSの中断を示すコールフロー図600である。時間610において、ユーザ機器(UE)560のためのパケットデータネットワーク(PDN)接続が、たとえば、図5に示すように、ソース無線アクセスネットワーク(RAN)550においてPDNゲートウェイ(PDN−GW)520を用いて確立される。ネットワーク開始型サービス品質(QoS)のセットアップをトリガするためのメッセージ(たとえば、リソース予約プロトコル(RSVP:resource reservation protocol)メッセージ)が、時間620においてHRDPサービングゲートウェイ(HSGW)570によって、たとえば、UE560上の高度モバイル加入者ソフトウェア(AMSS:Advance Mobile Subscriber Software)564に発行され得る。時間630において、RAN QoSセットアップがソースRAN550において実行される。さらに、トラフィックフローテンプレート(TFT)は、時間640において、ネットワーク開始型QoSを提供するために、HSGW570によってセットアップされ得る。したがって、時間650において、ネットワーク開始型QoSがHSGW570からトリガされ、UE560は、UEアプリケーション562のための無線レベルQoSとコアネットワークレベルQoSとを成功裏にセットアップした。
図6に示すように、時間660において、UEはソースRAN550からターゲットRAN580に移動するが、ソースRAN550とターゲットRAN580との間のインターフェース(たとえば、A13インターフェース)の不在により、ソースRAN550とターゲットRAN580との間でEvolution Data Only(EV−DO)情報を移行することの失敗が発生する。時間670において、UE560は、ターゲットRAN580と新しいEV−DOセッションをセットアップする。時間680において、UE560は、eHRPDネットワーク500が、RAN QoSをセットアップするようにUE560をトリガすると推定するので、UE560はネットワーク開始型QoSに関してパッシブモードにとどまる。さらに、時間690において、HSGW570は、UE560がネットワーク開始型QoSを受信していないことに気づかない。時間690において、EPCネットワーク510とソースRAN550とは同期からはずれており、UEアプリケーション562はネットワーク開始型QoSを受信していない。
図7は、本開示の一態様による、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減するためのUE介入を示すコールフロー図700である。図7に示すように、時間710〜時間770において行われるフローは、図6の時間610〜時間670において行われるフローに対応し得る。したがって、時間750において、UE560は、UEアプリケーション562のための無線レベルQoSとコアネットワークレベルQoSとを成功裏にセットアップした。時間760において、UE560はソースRAN550からターゲットRAN580に移動するが、ソースRAN550とターゲットRAN580との間でEV−DOセッション情報を移行することの失敗が発生する。時間770において、UE560は、ターゲットRAN580と新しいEV−DOセッションをセットアップする。
図7に示すように、時間780において、UE560が異なるRANに移動するときはいつでも、UE560は無線QoSをプロアクティブにセットアップする。代表として、UE560は、ターゲットRAN580との無線QoSセットアップをプロアクティブにトリガする。時間790において、HSGW570からのネットワーク開始型トリガを待たずにターゲットRAN580においてRAN QoSセットアップが実行される。時間792において、無線QoSセットアップがターゲットRAN580において成功した場合、UEアプリケーション562はQoSを受信する。
図8は、無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoSの中断を示すコールフロー図800である。図8に示すように、時間810〜時間850において行われるフローは、図7の時間710〜時間750において行われるフローに対応し得る。したがって、時間850において、UE560は、無線レベルQoSとコアネットワークレベルQoSとを成功裏にセットアップしており、UEアプリケーション562はQoSを受信している。時間860において、UE560はソースRAN550からターゲットRAN580に移動し、A13インターフェースが、RAN550とRAN580との間でEV−DOセッション情報を移行するために利用可能である。
図8に示すように、QoSコンテキストが、A13インターフェースを使用してソースRAN550からターゲットRAN580に移行される。時間870において、ターゲットRAN580は、その時点でネットワーク開始型QoSを許可することができない。たとえば、ターゲットRAN580は、ターゲットRAN580がQoSを許可することができないことをUE560に示すために、ProfileType=NULLであるAttributeUpdateRequestを送る。ネットワーク開始型QoSを許可することの障害は一時的であり得る。時間880において、UE560は、eHRPDネットワーク500が、異なるQoSをセットアップするようにUE560をトリガすると推定するので、UE560はネットワーク開始型QoSに関してパッシブ状態にとどまる。時間890において、HSGW570は、UE560がQoSを受信していないことに気づかない。その結果、EPCネットワーク510とソースRAN550とが同期からはずれているので、UEアプリケーション562はQoSを受信しない。
図9は、本開示のさらなる態様による、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減するためのUE介入を示すコールフロー図900である。図9に示すように、時間910〜時間970において行われるフローは、図8の時間810〜時間870において行われるフローに対応し得る。したがって、時間972において、UEはターゲットRAN580において一時的QoS障害を検出する。時間974において、ターゲットRAN580において一時的QoS障害を検出すると、UE560はタイマーを開始する。時間980において、UE560は、HSGW570からの別のトリガをただ待つ代わりに、タイマーが満了した後、ターゲットRAN580とQoSセットアップを再び試みる。時間990において無線QoSセットアップが成功した場合、UEアプリケーション562は、時間992において無線QoSを受信する。成功しなかった場合、時間972〜時間990のプロセスが、構成可能な回数繰り返される。
図10は、無線ネットワークとコアネットワークとが同期からはずれている場合の、ネットワーク開始型QoSの中断を示すコールフロー図1000である。図10に示すように、時間1010〜時間1060において行われるフローは、図8の時間810〜時間860において行われるフローに対応し得る。したがって、時間1050において、UE560は、無線レベルQoSとコアネットワークレベルQoSとを成功裏にセットアップしており、UEアプリケーション562はQoSを受信している。時間1060において、UE560はソースRAN550からターゲットRAN580に移動し、A13インターフェースが、RAN550とRAN580との間で、ソースRAN550からターゲットRAN580へのQoSコンテキストのEV−DOセッション情報移行を実行するために利用可能である。
図10に示すように、時間1070において、UE560がソースRAN550において使用していたQoSプロファイルをターゲットRAN580がサポートしないことを示す信号が発行される。たとえば、ターゲットRAN580は、ソースRAN550において使用されたプロファイルを含んでいないANSupportedQoSProfilesの更新されたリストを送る。時間1080において、UE560は、eHRPDネットワーク500が、異なるQoSセットアップを実行するようにUE560をトリガすると推定するので、UE560はネットワーク開始型QoSに関してパッシブ状態にとどまる。時間1090において、HSGW570は、UE560がネットワーク開始型QoSを受信していないことに気づかない。その結果、EPCネットワーク510とソースRAN550とが同期からはずれているので、UEアプリケーション562はネットワーク開始型QoSを受信しない。
図11は、本開示のさらなる態様による、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減するためのUE介入を示すコールフロー図1100である。図11に示すように、時間1110〜時間1170において行われるフローは、図10の時間1010〜時間1070において行われるフローに対応し得る。したがって、時間1172において、UE560はターゲットRAN580において永続的QoS障害を検出する。ターゲットRAN580において永続的QoS障害を検出すると、時間1174において、UEはDelay_QoS_Releaseタイマーを開始する。時間1170において、UE560がソースRAN550に戻った場合、ネットワーク開始型QoSは回復される。特に、UE560は、時間1180において無線QoSセットアップをトリガする。時間1190において、RAN QoSセットアップがソースRAN550において実行される。時間1192において、UEアプリケーション562は無線QoSを受信する。
図12は、本開示の追加の態様による、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減するためのUE介入を示すコールフロー図1200である。図12に示すように、時間1210〜時間1274において行われるフローは、図11の時間1110〜時間1174において行われるフローに対応し得る。したがって、時間1276において、UE560が、タイマーが満了する前にソースRAN550に戻らない場合、時間1280において、UE560は、HSGW570にあるTFT(トラフィックフローテンプレート)(すなわち、QoSコンテキスト)を解放する。この構成では、TFTの解放は、UE560がネットワーク開始型QoSを受信していないことを理解することにおいてEPCネットワーク510とソースRAN550とを同期させる。その結果、EPCネットワーク510はUE560に代替のネットワーク開始型QoSをプッシュすることができる。
図13は、無線ネットワークとコアネットワークとが、基礎をなす技術が異なることにより同期を失った場合の、ネットワーク開始型QoSの中断を示すコールフロー図1300である。図13に示すように、時間1310〜時間1340において行われるフローは、図12の時間1210〜時間1240において行われるフローに対応し得る。したがって、時間1350において、ネットワーク開始型QoSがHSGW570からトリガされており、UE560は、無線レベルQoSとコアネットワークレベルQoSとを成功裏にセットアップした。この構成では、UEアプリケーション562は、第1のQoSプロファイルに従ってネットワーク開始型QoSを受信している。
図13に示すように、時間1360において、HSGW570は、第2のQoSプロファイルに従ってUE560の第1のQoSプロファイルを変更することを試みる。時間1370において、UE560のAMSS564は、第2のQoSプロファイルに従ってQoSのセットアップを要求する。しかしながら、時間1372において、ソースRAN550は、その時点で第2のQoSプロファイルを許可することができない(または、ソースRAN550は第2のQoSプロファイルをまったくサポートしない)。したがって、UE560は、第1のQoSプロファイルに従う既存の無線レベルQoSを失う。時間1380において、UE560はHSGW570にあるTFTフィルタを削除する。時間1390において、HSGW570は、第1のQoSプロファイルに従ってネットワーク開始型QoSを再トリガすることもしないこともある。HSGW570がネットワーク開始型QoSをトリガした場合、UE560は、第1のQoSプロファイルに従ってネットワーク開始型QoSとともに動作を再開する。時間1392において、時間1350のフローが繰り返される間、UE560がQoSをもたないとき、大きい中断時間が発生する。
図14は、本開示の別の態様による、ネットワーク開始型QoS中断時間を低減するためのUE介入を示すコールフロー図1400である。図14に示すように、時間1410〜時間1472において行われるフローは、図13の時間1310〜時間1372において行われるフローに対応し得る。したがって、時間1472において、プロファイル2を用いた無線QoSセットアップを示す障害メッセージを受信すると、時間1474において、UE560は、第1のQoSプロファイルに従って無線QoSを回復することをプロアクティブに試みる。UE560が無線QoSを回復することに成功した場合、HSGW570は、第1のQoSプロファイルを回復するためにネットワーク開始型QoSを再トリガする必要はない。時間1490において、UE560は、第2のQoSプロファイルに従うネットワーク開始型QoSの変更の失敗を示すためのRSVPメッセージを送る。したがって、UEアプリケーション562は、第1のQoSプロファイルに従ってネットワーク開始型QoSを保持し、それによって、アプリケーション介入を回避しながら、ネットワーク開始型QoSの中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減する。この構成では、ソースRAN550が第2のQoSプロファイル2をサポートしない場合、UE560は、第2のQoSプロファイルに従う無線QoSの変更を回避する。別の構成では、RAN550がビジーである場合、UEアプリケーション562は後で再び試みることができる。
図15に、本開示の別の態様による、ネットワーク開始型QoS中断時間またはネットワーク開始型QoSの途絶を低減するためのUE介入のための方法1500を示す。ブロック1510において、ユーザ機器(UE)が、ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信する。たとえば、UE560は、図8〜図12に示したように、ネットワーク開始型QoSプロファイルに従ってソースRAN550と通信し得る。ブロック1512において、UEはターゲットRANに移行する。ブロック1514において、UEは、QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガする。
一構成では、UE120は、通信するための手段を含むワイヤレス通信のために構成される。一態様では、通信手段は、通信手段によって具陳された機能を実行するように構成されるコントローラ/プロセッサ480、メモリ482、復変調器454a〜tおよび/またはアンテナ452a〜452rであり得る。UE120はまた、ターゲットRANに移行するための手段を含むように構成される。一態様では、この移行手段は、移行手段によって具陳された機能を実行するように構成されるコントローラ/プロセッサ480、メモリ482、復変調器454a〜tおよび/またはアンテナ452a〜452rであり得る。UE120はまた、QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするための手段を含むように構成される。一態様では、トリガ手段は、トリガ手段によって具陳された機能を実行するように構成されるメモリ482、コントローラ/プロセッサ480、復変調器454a〜tおよび/またはアンテナ452a〜tであり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成されるモジュールまたは任意の装置であり得る。
さらに、本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに接続される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるように提供したものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (20)

  1. ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信することと、
    ターゲットRANに移行することと、
    ユーザ機器(UE)が、前記QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガすることと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  2. 前記QoSセットアップをトリガすることは、前記ターゲットRANがセッション転送をサポートしないとき、前記ターゲットRANにおいてRAN QoSセットアップをトリガすることを備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲットRANが前記QoSプロファイルを許可することができないという指示を受信することと、
    前記QoSセットアップをトリガする前に所定の時間期間待つことと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ターゲットRANが前記QoSプロファイルを許可することができないという前記指示を受信したことに応答して、前記待つことと、前記所定の時間期間の後に前記QoSセットアップを前記トリガすることとを所定の回数繰り返すこと
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ターゲットRANが前記QoSプロファイルをサポートしないという指示を受信することと、
    所定の時間期間待つことと、
    ここで、前記UEが前記所定の時間期間中に前記ソースRANに戻ったとき、前記QoSセットアップを前記トリガすることは、行われる、
    前記UEが前記所定の時間期間中に前記ソースRANに戻らないとき、コアネットワーク要素内のQoSコンテキストを削除することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. ワイヤレス通信ネットワークにおける動作のために構成される装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信することと、
    ターゲットRANに移行することと、
    ユーザ機器(UE)が、前記QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガすることと
    を行うように構成される、装置。
  7. 前記プロセッサは、前記ターゲットRANがセッション転送をサポートしないとき、前記ターゲットRANにおいてRAN QoSセットアップをトリガすることによって、前記QoSセットアップをトリガするようにさらに構成される、
    請求項6に記載の装置。
  8. 前記プロセッサは、
    前記ターゲットRANが前記QoSプロファイルを許可することができないという指示を受信することと、
    前記QoSセットアップをトリガする前に所定の時間期間待つことと
    を行うようにさらに構成される、請求項6に記載の装置。
  9. 前記プロセッサは、前記ターゲットRANが前記QoSプロファイルを許可することができないという前記指示を受信したことに応答して、前記待つことと、前記所定の時間期間の後に前記QoSセットアップを前記トリガすることとを所定の回数繰り返すようにさらに構成される、
    請求項8に記載の装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記ターゲットRANが前記QoSプロファイルをサポートしないという指示を受信することと、
    所定の時間期間待つことと、
    ここで、前記UEが前記所定の時間期間中に前記ソースRANに戻ったとき、前記QoSセットアップを前記トリガすることが行われる、
    前記UEが前記所定の時間期間中に前記ソースRANに戻らないとき、コアネットワーク要素内のQoSコンテキストを削除することと
    を行うようにさらに構成される、請求項6に記載の装置。
  11. マルチモデムユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のために構成されるコンピュータプログラム製品であって、
    非一時的プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードは、
    ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するためのプログラムコードと、
    ターゲットRANに移行するためのプログラムコードと、
    ユーザ機器(UE)が、前記QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするためのプログラムコードと
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  12. ワイヤレス通信システムにおいてマルチモデムユーザ機器(UE)のために動作可能な装置であって、
    ネットワーク開始型サービス品質(QoS)プロファイルに従ってソース無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するための手段と、
    ターゲットRANに移行するための手段と、
    ユーザ機器(UE)が、前記QoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするための手段と
    を備える、装置。
  13. ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信することと、
    前記RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、または前記RANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信することと、
    ユーザ機器(UE)が、前記第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガすることと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  14. 前記指示が、前記RANが前記第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示であるとき、所定の時間待つことと、次いで、
    前記QoSセットアップをトリガすることを再試行することと
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. ワイヤレス通信ネットワークにおける動作のために構成される装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信することと、
    前記RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、または前記RANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信することと、
    ユーザ機器(UE)が、前記第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガすることと
    を行うように構成される、装置。
  16. 前記プロセッサは、
    前記指示が、前記RANが前記第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示であるとき、所定の時間待つことと、次いで、
    前記QoSセットアップをトリガすることを再試行することと
    を行うようにさらに構成される、請求項15に記載の装置。
  17. ワイヤレス通信のために構成されるコンピュータプログラム製品であって、
    非一時的プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードは、
    ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するためのプログラムコードと、
    前記RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、または前記RANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信するためのプログラムコードと、
    ユーザ機器(UE)が、前記第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするためのプログラムコードと
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  18. 前記プログラムコードは、
    前記指示が、前記RANが前記第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示であるとき、所定の時間待つためのプログラムコードと、
    前記所定の時間の後に前記QoSセットアップをトリガすることを再試行するためのプログラムコードと
    をさらに備える、請求項17に記載のコンピュータプログラム製品。
  19. ワイヤレス通信ネットワークにおいて動作可能な装置であって、
    ネットワーク開始型第1のサービス品質(QoS)プロファイルに従って無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するための手段と、
    前記RANが第2のQoSプロファイルをサポートしないという指示、または前記RANが第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示を受信するための手段と、
    ユーザ機器(UE)が、前記第1のQoSプロファイルを再確立するためにQoSセットアップをトリガするための手段と
    を備える、装置。
  20. 前記指示が、前記RANが前記第2のQoSプロファイルを許可することができないという指示であるとき、所定の時間待つための手段と、
    前記所定の時間の後に前記QoSセットアップをトリガすることを再試行するための手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
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