JP2014529928A - セル再選択 - Google Patents

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Abstract

サービス提供セルから第2のセルへの間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワークに通知するユーザ機器(UE)及び方法を提供する。UEは、監視論理、判定論理、及び通知論理を備える。監視論理は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号を監視し、判定論理は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定し、通知論理は、所定のセル再選択警告基準が満たされる場合、第2のセルへのUEによる間近に迫った自律的なセル再選択をサービス提供セルに通知する。即ち、UEは、セル再選択手順の完全トリガーに先立ってセル再選択の指示をネットワークに送信するように動作可能であり、それにより、ネットワークは間近に迫ったセル再選択イベントに対して準備を行なうことができるようになり、それによりネットワーク・ユーザへの混乱の可能性を最小化することができる。

Description

本発明は、間近に迫ったユーザ機器によるセル再選択を無線通信ネットワークに通知する方法、コンピュータ・プログラム製品、およびその方法を実行するように動作可能であるユーザ機器に関する。
無線通信ネットワークは既知である。セルラー・システムにおいて、無線カバレッジは、地理的エリアにより、たとえば携帯電話などのユーザ機器に提供される。無線カバレッジのそれらの地理的エリアは、セルとして知られている。基地局は、必要な無線カバレッジエリアを提供するために各地理的エリア内に配置される。基地局は、同じ地理的エリアにあってカバレッジを提供する複数のセルをサポートすることができる。1つの基地局によってサービスが提供されるエリア内のユーザ機器は、基地局から情報およびデータを受信し、情報およびデータを基地局に伝送する。
基地局によってユーザ機器に伝送される情報およびデータは、ダウンリンク・キャリアとして知られる無線キャリアのチャネル上で発生する。ユーザ機器によって基地局に伝送される情報およびデータは、アップリンク・キャリアとして知られる無線キャリアのアップリンク・チャネル上で発生する。
既知の無線通信ネットワークにおいて、ユーザ機器は、地理的な基地局カバレッジエリアの間を移動することができる。ユーザ機器に提供されるサービスは通常、無線ネットワーク・コントローラ(RNC:radio network controller)によって監視される。RNCは、基地局を介してユーザ機器と通信し、各ユーザ機器がどの基地局に主として接続されるかを決定する。さらに、RNCは、ユーザ機器が1つの基地局によってサービスが提供される地理的エリアから別の基地局によってサービスが提供される地理的エリアに移動する場合、または同じ基地局によってサービスが提供される地理的エリア間で移動する場合、基地局およびユーザ機器を制御してこれらと通信するように機能する。
特定の基地局によってサービスが提供されるエリアは、通常、その基地局のカバレッジエリアを共に定義する複数のセクタを備える。通常、基地局は、3つのセクタにサービスを提供する。それらのセクタは、基地局上に設けられた別個のアンテナアレイによってサービスが提供されてもよい。基地局カバレッジエリア間の移動を制御することに加えて、RNCはまた、単一の基地局によってサービスが提供される地理的カバレッジエリア内のセクタ間をユーザ機器が移動する場合、基地局およびユーザ機器に対する可視性を有し、これらと通信する。
単一の基地局によって提供されるセクタ間の移動、および異なる基地局によってサービスが提供されるカバレッジエリア間の移動は、「モビリティ・イベント」および/または「再配置」として知られ、RNCによって監視される。通常、そのようなモビリティ・イベントまたは再配置においてRNCの関与する範囲は、ユーザ機器の動作の無線状態によって異なる。たとえば、ユーザ機器が非常にアクティブな状態にある(すなわち、cell_DCH状態でユーザ機器とソース基地局間のデータの通信をアクティブにサポートしている)場合に、そのユーザ機器の再配置は、そのユーザ機器によって提供される測定レポートにより識別されるように、ソース基地局からターゲット基地局へのRNCによるハンドオーバーのアクティブな制御を伴う。ユーザ機器は、ターゲット基地局から受信した信号の測定された特性を識別する。
ユーザ機器の(cell_FACHのような)ほぼ非アクティブな状態中の再配置は、通常、ユーザ機器がターゲット基地局に再配置できるようにするためにRNCの関与を必要とはしない。
無線通信ネットワーク内の基地局およびユーザ機器のようなネットワーク・ノードの構成、動作、および配列がますます複雑になってきているため、良好で効率的な再配置の発生する確率を低下させる予想外の状況が生じるおそれがある。
したがって、再配置を容易にするための改良された技法を提供することが望まれる。
第1の態様は、サービス提供セルから第2のセルへの間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワークに通知するように動作可能なユーザ機器を提供し、ユーザ機器は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号を監視するように動作可能な監視論理と、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能な判定論理と、所定のセル再選択警告基準が満たされる場合、第2のセルへのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択をサービス提供セルに通知するように動作可能な通知論理とを備える。
ユーザ機器は、たとえば、UMTS通信ネットワークなど、さまざまなモードで動作することができる。セルにおけるユーザ機器の最初の電源オン時には、ユーザ機器は通常「アイドルモード」で動作する。ユーザ機器は、基地局と同期して自らを基地局に接続すると、無線リソース制御(RRC)接続を得て、接続モードにあると称される。アイドルモードのユーザ機器は、無線リソース制御(RRC)接続を有することはない。ユーザ機器は、RRC接続である場合、cell_DCH、cell_FACH、拡張cell_FACH、cell_PCH、またはURA_PCH状態の5つの異なるRRC状態のうちの1つでありうる。ユーザ機器は、そのトラフィックが多い場合、通常はcell_DCH状態に移行するが、そのような状態では、ユーザ機器には、基地局との間でデータを伝送および受信する専用チャネルが割り振られるからである。UMTSネットワーク・アーキテクチャにおいて、ユーザ機器はcell_DCH状態にあってもよく、ここでは膨大量のトラフィックを有することが予想される。cell_DCH状態での動作は通常、大量のバッテリ電力を必要とする。
ユーザ機器は、cell_DCH状態ではない場合、アップリンク上でランダムアクセス・チャネル(RACH:random access channel)を使用して動作し、基地局は順方向アクセスチャネル(FACH:forward access channel)を使用してユーザ機器と通信するように動作する。RACHおよびFACHは、極めて小さいデータ搬送能力を有する。WCDMAまたはUMTSシステムにおいて、ユーザ機器がcell_FACH状態にある場合に、ユーザ機器および基地局が動作し、ダウンリンクおよびアップリンクで共有、すなわち共通のリソースを使用して相互間にデータ・トラフィックを通信する能力は、拡張cell_FACHを介して導入される。アップリンクにおいて、データ・トラフィック伝送は、拡張専用チャネル(EDCH:enhanced dedicated channel)を使用して行なわれ、ダウンリンクにおいて、トラフィックは高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH:high speed downlink shared channel)で送信される。それらのチャネルにより、ユーザ機器および基地局は、ユーザ機器がcell_DCH状態に入る必要なく、当面の間は相互間でより大量のデータパケットを通信および伝送することができる。そのような配列により、ユーザ機器は、さらに専用の状態に移行することなく、さらに長くcell_FACH状態に留まることができるので、消費電力の節約が可能になる。
一部のデータ・トラフィックには、たとえば、要求はユーザ機器がWebサイト・ページをロードする間に高まるが、次いでユーザがそのWebサイトを読む間に実質的にゼロになりうるような、本質的に特にバースト性があることが理解されるであろう。スマートフォンにより使用されることがますます増えている、そのようなバースト的なトラフィックのフルcell_DCH状態での動作は、特にバッテリを浪費させるおそれがあるので、さらに専用の無線接続状態に入ることなくバースト的なトラフィックを処理できる能力は有益である。
ユーザ機器がcell_DCH状態で動作している場合(すなわち、ユーザ機器が高いデータ・アクティビティ状態にあって、ネットワークと常時同期する場合)、サービス提供セルの変更は、ネットワーク、特にRNCによって決定され、ハンドオーバーの形態で実行され、それによりアップリンクまたはダウンリンクにおいてデータ・トラフィックが失われないことを保証する。従来、ユーザ機器が、たとえばcell_FACH、cell_PCH、またはURA_PCH状態のような、データ・アクティビティが低い複数の状態のうちの1つにある場合、モビリティは、セル再選択として知られるプロセスを使用してサポートされる。セル再選択において、ユーザ機器は、自身を接続するのに最適なセルを評価するために、そのサービス提供および隣接セルの測定を実行する。隣接セル信号がより良好であると見なされ、サービス提供セルの信号よりもより強く受信されている場合、ユーザ機器はこの隣接セルを自律的に再選択する。セル再選択は、ユーザ機器自身によって行なわれる。つまり、ユーザ機器は、行った測定に基づいて、どのセルに自身を接続するかを決定する。
通常のセル再選択手順において、ユーザ機器が再選択して移動しようとするターゲット隣接セルを決定すると、ユーザ機器はセル更新メッセージをターゲット・セルに送信する。ユーザ機器がターゲット・セルに接続することを許可されると、セル更新確認メッセージが、ターゲット・セルからユーザ機器に返信される。ユーザ機器は、いつセル再選択手順を実行するかを自身で決定するので、ネットワークは通常、セル更新メッセージがユーザ機器からRNCへとネットワーク経由で渡されるまで、ユーザ機器再選択の決定を当初は認識していない。
更新手順は、RNCにおけるネットワークの認識に著しい遅れをもたらす。cell_FACHおよびその他の類似する状態は通常さほど大量のデータ・トラフィックをサポートしていなかったため、従来は、そうした遅れは容認可能であったが、それらの状態のデータ・トラフィックの増大は、遅れがエンドユーザのエクスペリエンスに重大な混乱を引き起こすほどに至っている。上記で説明されてきたように、スマートフォンのトラフィックの性質により、cell_FACHおよびその他の類似する状態は、バースト的な、まれなトラフィックをサポートすることにより適しており、そのような状態の比較的高いデータ転送速度をサポートするための改良が行なわれてきた。cell_FACHのような、それらの状態を使用することが、スマートフォンの台数の増大に伴ってさらに重要になることが予想される。したがって、セル再選択手順を完了して、RNCおよび基地局にユーザ機器の動作を完全に認識させる際の遅れが最小限にとどめられることは、エンドユーザにとって有益である。
第1の態様は、現在の動作技法によって生じるセル再選択の遅れを低減することが可能であると認識する。
第1の態様によれば、ユーザ機器は、所定のセル再選択警告基準のセットが満たされる場合、差し迫るセル再選択の指示を、そのような再選択手順の完全トリガーに先立って、ソース・セルに送信するように動作可能であってもよい。セル再選択の指示またはセル再選択インジケータ(CRI:cell reselection indicator)は、ターゲット・セルの識別に関連する情報を含むことができ、ネットワークが、ターゲット・セルのユーザ機器による完全セル再選択に先立って必要な準備を行なうための手順をターゲット・セルに対して実行できるようにすることができる。
セル再選択インジケータの使用は通常、ユーザ機器がcell_FACH状態にある間は用いられていないが、それはその状態において通常データ・トラフィックが極めてアクティブであるとは予想されず、セル再選択中に生じたいかなる遅れも履歴上は重大な問題とはなっていないためであることが理解されるであろう。スマートフォンおよびスマートフォン・トラフィックの増大を考慮すると、そのような遅れはもはや容認可能と考えることはできず、cell_FACH状態が全般的に効率的なネットワークの使用をもたらすために使用される。
セル再選択インジケータの送信は通常、ユーザ機器によって行なわれた測定に基づいてトリガーされる。一部の実施形態によれば、そのような指示をソース・セルに送信するためのトリガーは、セル再選択をトリガーするために使用される基準と同じ基準であってもよい。さまざまな実施形態によれば、完全セル再選択の実行と比較して、異なるしきい値および/またはヒステリシスが、セル再選択インジケータを送信するために使用されてもよいことが理解されよう。たとえば、隣接セル信号品質がTreselect秒間にわたりXdBだけソース・セルの信号品質よりも高いときにセル再選択がトリガーされる場合、隣接セル信号品質がTIND秒間にわたりソース・セルの信号品質よりもYdBだけ高いと判定されるときにセル再選択インジケータが一部の実施形態により送信されるように構成されてもよい。完全セル再選択が生じる前にセル再選択指示が送信されるようにトリガーされるよう、XはYよりも大きく、TreselectはTINDよりも大きいことが理解されよう。
一部の実施形態によれば、セル再選択インジケータは、セル再選択の発生と同時に送信されてもよい。つまり、セル再選択インジケータの送信と完全セル再選択を同時にトリガーするために、同一または同様なセル再選択基準が使用されてもよい。これにより、セル再選択インジケータの送信をトリガーするように動作可能なユーザ機器において別個の評価メカニズムを有することを回避することができる。これはユーザ機器において生じる評価の合計数を減らすが、そのような実施態様は、ネットワークがユーザ機器による自律的なセル再選択に備えるための時間を短くすることができる。それにもかかわらず、新しいセルへの接続の要求と同時に、ソース・セルに再選択を直接通知することによって、ユーザ機器は、ネットワークが効果的で効率的なセル再選択に必要な準備を行なうための時間を増大させることが理解されよう。
セル再選択インジケータの使用が、マクロセルからマクロセルへのハンドオーバーまたは再選択、マクロ・ネットワークからフェムトセル・ネットワークへのセル再選択、およびフェムトからフェムトへの再選択に使用されてもよいことが理解されよう。cell_FACHの使用は比較的高いデータ・スループットに対して増大しているので、ユーザ機器が1つのセルから別のセルに移動する場合に、高速パケットアクセス(HSPA:high speed packet access)リソースの高速セットアップを可能にすることで、信頼性の高い良好なエンドユーザ・エクスペリエンスの提供を支援することができる。たとえば、ソース・セルは、ユーザ機器に送信されるトラフィックのタイプ(たとえば、ダウンリンク・トラフィック)をターゲット・セルに通知するように動作可能であってもよく、したがって、ターゲット・セルは、ユーザ機器がそのターゲット・セルを再選択する場合に、対象のユーザ機器にデータを迅速にスケジュールするように動作可能となるよう、自身のスケジューラを準備するように動作可能であってもよい。cell_FACHにあるユーザ機器が、マクロ・ネットワークからフェムトセルに、または異なるフェムト・ゲートウェイによりサポートされるフェムトセル間で移動する場合、ターゲット・フェムトセルは通常、セル再選択プロセスを正常に完了するために、ユーザ機器に関する情報(たとえば、ユーザ機器コンテキスト)を取り出すことが必要になる。通常、セル再選択のプロセスは、RNCまたはフェムト・ゲートウェイからユーザ機器に関連する情報を更新および要求することで、ユーザ機器からのターゲット・セルへのセル更新メッセージの発行と、そのターゲット・セルからの応答のセル更新確認メッセージの受信との間の大幅な遅れをもたらす可能性があるというものである。
再選択インジケータの警告がなければ、マクロ・ネットワークからフェムト・ネットワークへのセル再選択において、たとえば、セルを再選択することが必要であり、再選択が発生するセルがフェムトセルであるとユーザ機器が決定する場合、ユーザ機器は、セル更新メッセージをフェムトセルに送信するように動作可能である。フェムトセルは、そのセル更新メッセージをフェムト・ゲートウェイに送信し、次いでフェムト・ゲートウェイは、ユーザ機器の位置を更新して再配置をトリガーするようにマクロ・ネットワークRNCにコンタクトをとる。そのプロセスが一回だけ発生すると、フェムトセルは、セル更新をユーザ機器に確認することができる。セル更新確認と、ユーザ機器からのセルの更新を求める初期要求との間の時間差は、セル再選択に大幅な遅れをもたらす可能性がある。
ユーザ機器によるセル再選択インジケータの送信は、それ自体、セル再選択がその特定のユーザ機器によって生じることを保証するものではない。セル再選択インジケータの送信をトリガーするように設定されたパラメータによっては、セル再選択インジケータが送信されて、ユーザ機器が可能なセル再選択を後に実行しない場合も起こりうる。これは、たとえば、ユーザ機器が、より良好な信号強度を提供するセルに向かう1つの方向に移動し、次いで方向を変更して、ソース基地局にサービスが提供されるエリアに戻るような場合に生じることがある。そのようなシナリオにおいて、ターゲット・ネットワークにおける準備が使用されないことが理解されるであろう。準備がネットワーク内で行なわれ、ネットワークはユーザ機器が後にセル再選択手順を実行しなかったことを検出することができ、なんらかの準備済みのコンテキストを発行するように動作可能となるので、そのようなシナリオはユーザ機器に直接影響を及ぼすことはない。
1つの実施形態において、判定論理は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度が前記所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能である。したがって、セル再選択警告基準は、セル再選択が基にする基準と類似した基準に基づいているので、警告が適切に生成され、誤りの警告が最小化される可能性を高める。
1つの実施形態において、判定論理は、相対信号強度が所定期間にわたり再選択警告基準を満たすことを判定するように動作可能である。したがって、セル再選択警告インジケーションが誤って送信される可能性は、最小化される。
1つの実施形態において、判定論理は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度が所定のセル選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能であり、当該所定のセル再選択警告基準が、セル再選択をトリガーするために選択されたサービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の、対応する所定の相対強度に先んじて満たされるように選択される。したがって、セル再選択警告は、完全セル再選択が発生する前に生成される可能性が高いので、ネットワークが、それぞれ前記第2のセルおよびサービス提供セルをサポートする第2およびソース・ネットワーク・ノードを準備するための手段を講じることができるようにして、間近に迫ったセル再選択に備えることができる。
1つの実施形態において、判定論理は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度が所定のセル選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能であり、所定のセル再選択警告基準は、セル再選択をトリガーするために選択されるサービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の所定の相対強度に対応するように選択される。したがって、誤りの警告メッセージがネットワーク内で送信される可能性は最小化され、しかもソース、またはサービス提供セルが、第2のセルのみが通知される場合よりも前に、セル再選択の準備を開始できるようにすることができる。
1つの実施形態において、ユーザ機器は、Cell_FACH、Cell_PCH、またはURA_PCH状態のうちの1つの状態で動作している。したがって、ユーザ機器がそれらの状態のうちの1つで動作している間の間近に迫ったセル再選択の通知は、それらの状態で動作しているユーザ機器により搬送されているデータ・トラフィックの混乱を最小限に抑えられるよう補助することができる。
1つの実施形態において、通知論理は、ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択の警告を第2のセルに送信するように動作可能であり、警告は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度の指標を備える。したがって、サービス提供セルにさらに多くの情報を提供することにより、サービス提供セルは、発生する実際のセル再選択の可能性の評価を行なうように動作可能であってもよい。
1つの実施形態において、判定論理は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号が所定のセル再選択警告基準をもはや満たさないかどうかを判定するようにさらに動作可能であり、所定のセル再選択警告基準がもはや満たされない場合、通知論理は、第2のセルへの前記ユーザ機器セルによる間近に迫った自律的なセル再選択がもはや間近には迫ってはいないことをサービス提供セルに通知するようにさらに動作可能である。したがって、行なわれるリソースおよび割り振りは、セル再選択がもはや発生しないと思われる場合には解放されてもよい。
第2の態様は、サービス提供セルから第2のセルへのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワークに通知する方法を提供し、方法は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号を監視するステップと、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するステップと、所定のセル再選択警告基準が満たされる場合、第2のセルへのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択をサービス提供セルに通知するステップとを備える。
1つの実施形態において、方法は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するステップを備える。
1つの実施形態において、方法は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するステップを備え、所定のセル再選択警告基準は、セル再選択をトリガーするために選択されるサービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の、対応する所定の相対強度に先立って満たされるように選択される。
1つの実施形態において、方法は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するステップを備え、所定のセル再選択警告基準は、セル再選択をトリガーするために選択されるサービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の所定の相対強度に対応するように選択される。
1つの実施形態において、ユーザ機器は、Cell_FACH、Cell_PCH、またはURA_PCH状態のうちの1つの状態で動作している。
1つの実施形態において、方法は、ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択の警告を第2のセルに送信するステップを備え、警告は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号の相対強度の指標を備える。
1つの実施形態において、方法は、サービス提供セルおよび第2のセルから受信した信号が所定のセル再選択警告基準をもはや満たさないかどうかを判定するステップと、所定のセル再選択警告基準がもはや満たされない場合、第2のセルへのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択がもはや差し迫ってはいないことをサービス提供セルに通知するステップとを備える。
1つの実施形態において、第2のセルはスモールセルを備える。そのスモールセルは、フェムトセル、ピコ、またはその他のスモールセルであってもよい。したがって、スモールセルの動作は通常、たとえばフェムト・ゲートウェイのような、スモールセル・ゲートウェイを介して発生し、ユーザ機器により自律的に実施されるセル再選択のネットワークへの通知の遅れは、必要な準備が開始されうるようにソース・セルが直接通知されるかまたは警告される方法を使用することによって最小化されてもよい。
1つの実施形態において、サービス提供セルは、第2のセルにサービスを提供するゲートウェイとは異なるスモールセル・ゲートウェイによってサービスが提供されるスモールセルを備える。したがって、ゲートウェイ間の通信の遅れは、必要な準備が開始されうるようにソース・セルが直接通知されるか、または警告される方法を使用することによって最小化されてもよい。
第3の態様は、サービス提供セルからのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワーク内の第2のセルに通知する方法を提供し、この方法は、第2のセルへのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択の通知を受信するステップと、サービス提供セルから第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を第2のセルに通知するステップとを備える。したがって、リソースは第2のセルに対して割り振られてもよく、データ・トラフィックは、第2のセルのスケジューラに対して事前スケジュールされてもよい。それにより、ユーザ機器による自律的なセル再選択に関連する、いかなるネットワーク・ユーザへの混乱の可能性をも最小化することができる。
第4の態様は、サービス提供セルからのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワーク内の第2のセルに通知するように動作可能なネットワーク・ノードを提供し、ネットワーク・ノードは、第2のセルへのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択の通知を受信し、サービス提供セルから第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を第2のセルに通知するように動作可能な通知論理を備える。そのネットワーク・ノードは、マクロ基地局、スモールセル基地局、RNCもしくはスモールセル・ゲートウェイ、または任意の類似の機能ネットワーク・ノードを備えることができる。
第5および第6の態様は、コンピュータで実行されるとき、第2または第3の態様の任意の実施形態の方法を実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品を提供する。
本発明の実施形態を、以下、添付の図面を参照してさらに説明する。
1つの実施形態による無線通信ネットワークの主要構成要素を示す図である。 図1の無線通信ネットワークでの使用に適したユーザ機器の無線リソース制御状態のセットを示す図である。 1つの実施形態によるセル再選択インジケータの概略的な使用を示す図である。
図1は、1つの実施形態による、概して10で示される無線通信システムの主要構成要素を概略的に示す。ユーザ機器50は、無線通信システム10を通じてローミングする。無線カバレッジ30のエリアをサポートする基地局20が提供される。ユーザ機器50に広範なカバレッジエリアを提供するために、複数のそのような基地局20が提供され、地理的に分散される。ユーザ機器50が、基地局20によってサービスが提供されるエリア30内にある場合、通信は、関連する無線リンクを介してユーザ機器50と基地局20の間に確立されてもよい。各基地局20は通常、サービス30の地理的エリア内の複数のセクタをサポートする。
通常、基地局20内の別々のアンテナが、各々の関連するセクタをサポートする。各基地局20は、複数のアンテナを有する。図1は、通常の無線通信システム10に存在しうるユーザ機器50および基地局20の総数のうちのわずかなサブセットを示すことが理解されるであろう。
無線通信システム10は、無線ネットワーク・コントローラ(RNC)40によって管理される。無線ネットワーク・コントローラ40は、バックホール通信リンク60を介して複数の基地局20と通信することによって、無線通信システム10の動作を制御する。RNC40はまた、各基地局20を介してユーザ機器50と通信し、したがって全無線通信システム10の領域を効果的に管理する。
ユーザ機器50は、「アップリンク」または「逆方向」チャネルとして知られるチャネル上でデータおよび情報を伝送することによって基地局20と通信し、基地局20は、「ダウンリンク」または「順方向」チャネルとして知られる無線チャネル上でデータおよび情報を伝送することによってユーザ機器50と通信する。
背景として、図2は、ユーザ機器50がUMTS通信ネットワークで動作することができるさまざまな無線状態を概略的に示す。セル30におけるユーザ機器50の最初の電源オン時には、通常ユーザ機器は「アイドルモード」100にある。ユーザ機器は、基地局20と同期して自らを基地局20に接続すると、無線リソース制御(RRC)接続を得て、接続モード200にあると称される。アイドルモードのユーザ機器50は、無線リソース制御(RRC)接続を有することはない。
ユーザ機器50は、RRC接続200にある場合、Cell_DCH(201)、Cell_FACH(202)、拡張Cell_FACH(203)、Cell_PCH(204)、およびURA_PCH(205)状態の5つの異なるRRC状態のうちの1つでありうる。
ユーザ機器50は、そのトラフィックが多い場合、そのような状態ではユーザ機器50は基地局20との間でデータを伝送および受信する専用チャネルを割り振られるので、通常はCell_DCH(201)状態に移行する。UMTSネットワーク・アーキテクチャにおいて、ユーザ機器50はCell_DCH状態にあってもよく、ここでは膨大量のトラフィックを有することが予想される。
以下の説明は、ユーザ機器の再配置を容易にするためのさまざまな技術を説明する。
ハンドオーバー
ハンドオーバーは、Cell_DCHで動作しているときにユーザ機器に対して実行される。ユーザ機器は、定期的に、またはイベントに駆動されて、測定レポートをコア・ネットワークに送信する。これらの測定レポートを使用して、ネットワークは、ユーザ機器の受信がハンドオーバーしきい値を下回るほど低下しているかどうか、およびハンドオーバーする適切な隣接基地局があるかどうかを認識する。
たとえば、基地局NB1〜NB4の配列において、ユーザ機器は、cell_DCH状態で動作しているときにハンドオーバーを実行する。ユーザ機器は、基地局NB1に接続される。ユーザ機器から受信した測定レポートは、基地局NB4からのパイロット信号が、NB1を含むその他の基地局からのパイロット信号よりも高いことを示す。次いで、NB4は、ターゲット・セルをサポートするターゲット基地局となる。
ユーザ機器は通常、時間に渡っての隣接基地局信号強度測定を平均する。
ネットワークは、受信した測定レポートに基づいてユーザ機器がどの基地局にハンドオーバーするかを決定するので、コア・ネットワークは、次いで間近に迫ったハンドオーバーを、関連する基地局に通知することができる。ユーザ機器がターゲット基地局にハンドオーバーする場合、このターゲット基地局は、コア・ネットワークにより情報を供給されていたので、ユーザ機器のダウンリンク・トラフィックを決定することができる。
セル再選択
セル再選択は、ユーザ機器が、Cell_FACH、Cell_PCH、URA PCH、およびアイドル状態にある場合に実行される。
CELL_FACHの場合の再選択
Cell_FACHにおいて、ユーザ機器は、所定の測定機会(Measurement Occasion)中に周波数間測定を実行する。後段においてさらに詳細に説明されるように、測定機会は、ネットワークによって割り振り可能なユーザ機器識別子により定義される。測定機会は、ユーザ機器がサービス提供周波数キャリアでそのサービス提供基地局から信号を受信することを停止して、異なる周波数キャリアで動作する隣接基地局からのパイロット信号を測定するために別の周波数にその受信機を同調させる、1つまたは複数の無線フレームの期間である。
測定機会は、定期的であり、後段において述べるように、ネットワークにより決められる。
ユーザ機器が測定に基づいて別のセルを再選択する場合、ユーザ機器は、現在このセルに接続していることを指示するため、そのターゲット・セル(または基地局)にセル更新を伝送する。ネットワークは、セル更新確認メッセージを送信する。
セル再選択はユーザ機器によって実行される、つまり、ユーザ機器は、その測定に基づいて、どのセルに接続することが最善であるかを決定することが分かる。対照的に、セルがCell_DCH状態にあり、高いデータ・アクティビティおよびネットワークとの常時シグナリングを有する場合、サービス提供セルの変更は、ネットワークによって決定され、ハンドオーバーの形態で実行される。セル再選択手順において、ユーザ機器が再選択するターゲット隣接セルを決定すると、ユーザ機器はセル更新メッセージをターゲット・セルに送信する。ユーザ機器がターゲット・セルに接続することを許可されると、セル更新確認メッセージがユーザ機器に送信される。いつセル再選択手順を実行するかを決定するのはユーザ機器自身であるため、ネットワークは、セル更新メッセージをユーザ機器から受信するまで、ユーザ機器再選択の決定を少なくとも当初は認識していない。
説明される実施形態により、ユーザ機器は、セル再選択の完全トリガーに先立って、セル再選択の指示をソース・セルに送信するように動作可能となる。セル再選択の指示またはセル再選択インジケータ(CRI)は、たとえば、ターゲット・セル識別子のようなさまざまな情報を含むことができるので、ソース・ネットワークがターゲット・セルに対してさまざまな手順を実行できるようにして、ユーザ機器がそのターゲット・セルを再選択する手段を講じる前に、ネットワークおよびソース・セルが必要な準備を行なうことができるようにする。
cell_FACH状態で動作しているユーザ機器は履歴から見て、データ・トラフィックが極めてアクティブであるとは予想されず、セル再選択プロセス中に生じた如何なる遅れも、通常はエンドユーザに混乱を生じさせることはないので、以前はセル再選択インジケータのような表示の必要性はなかった。しかし、上記で説明するように、cell_FACH状態が、スマートフォン・トラフィックのより効率的な転送にますます使用されるようになっているので、遅れは今や、エンドユーザのエクスペリエンスに混乱を生じさせる可能性がある。
セル再選択インジケータの送信は、ユーザ機器によって行なわれた測定に基づいた実施形態においてトリガーされる。1つの実施形態において、セル再選択インジケータの送信は、セル再選択に使用される基準と同じセル再選択基準であるが、異なる所定のしきい値および/または異なるヒステリシスを有するセル再選択基準の使用に基づいてトリガーされる。1つの実施形態において、隣接セル信号品質がTreselect秒間にわたりXdBだけソース・セルの信号品質よりも高いときにセル再選択がトリガーされる場合、セル再選択指示は、隣接セル信号品質がTIND秒間にわたりソース・セルの信号品質よりもYdBだけ高いと判定されるときに、送信されるように設定されてもよく、ここでXはYよりも大きく、TreselectはTINDよりも大きい。そのような実施形態において、セル再選択インジケータは通常、セル再選択の発生に先立って送信されることが分かる。
もう1つの実施形態において、セル再選択インジケータは、セル再選択が発生したときに送信されてもよい。つまり、セル再選択インジケータの送信をトリガーするために、同じ値を有する同じセル再選択基準が使用されてもよい。そのような実施形態は、セル再選択インジケータの送信をトリガーするためにユーザ機器において生じる別個の評価を有する必要を回避する。これはユーザ機器において行なわれる計算および評価の数を減らすことができるが、ネットワークがユーザ機器セル再選択にターゲット・セルを準備する時間を短くする場合もあることが理解されよう。
セル再選択の使用が、マクロ・ネットワークからフェムトセル・ネットワークへのセル再選択手順において特に有用となりうることが理解されよう。cell_FACHにあるユーザ機器が、マクロ・ネットワークからフェムトセルに、または異なるフェムト・ゲートウェイによりサポートされるフェムトセル間で移動する場合、ターゲット・フェムトセルは通常、セル再選択プロセスを完了するために、たとえばユーザ機器コンテキストなど、ユーザ機器に関する情報を取り出すことが必要になる。そのような手順において、フェムトセルからフェムトセルへのセル再選択の場合の、RNCまたはその他のフェムト・ゲートウェイからの情報を更新および要求するプロセスは、ユーザ機器のターゲット・セルへのセル更新メッセージの発行と、ユーザ機器におけるセル更新確認メッセージの受信との間の大幅な遅れをもたらす。
セル再選択の使用はまた、マクロセルからマクロセルへのセル再選択において使用されてもよい。cell_FACHが高いデータ・スループットに対してますます使用されるようになっているので、ユーザ機器が1つのセルから別のセルに移動する場合に、高速パケットアクセス・リソースの高速セットアップを可能にすることは、良好なユーザ・エクスペリエンスを保証するために重要である。そのような実施形態において、ソース・セルは、ユーザ機器に送信されるトラフィックのタイプをターゲット・セルに通知するように動作可能であってもよく、したがって、ターゲット・セルは、ユーザ機器がそのターゲット・セルを再選択する場合に、関心対象のユーザ機器にそのデータを迅速にスケジュールするように動作可能となるように、自身のスケジューラを準備することができる。
ユーザ機器によるセル再選択インジケータの伝送は、セル再選択がそのユーザ機器に対して生じることを保証するものではない。セル再選択インジケータの伝送をトリガーするように設定されたパラメータに応じて、セル再選択インジケータが送信されて、ユーザ機器が意図されたセル再選択を後に実行しないというシナリオがある可能性もある。そのようなシナリオにおいて、ターゲット・ネットワーク内の準備は使用されない。準備はネットワーク内で行なわれ、ネットワークはユーザ機器がセルを再選択しなかったことを検出するように動作可能であり、準備済みのコンテキストを解放するように動作可能であるので、その使用されない準備がユーザ機器に影響を生じることはない。
図3は、1つの実施形態によるセル再選択インジケータの概略的な使用を示す。図3に示される例において、ユーザ機器50は、マクロ・ネットワーク10からスモールセル・ネットワーク(この場合、フェムト・ネットワーク70)に移動する。図3のシグナリング図は、セル再選択が生じうる1つの実施形態を示す。示されているように、ユーザ機器50は、隣接セルから受信した信号品質を常時評価する。ステップ301において、ユーザ機器50は、ターゲット・フェムトセル71へのセル再選択を実行する可能性が高いことを決定する。つまり、ユーザ機器50は、所定のセル再選択指示基準が満たされていると判定する。次いで、ユーザ機器は、セル再選択指示(CRI)を、基地局20によってサポートされるその現在のソースマクロセルに送信する。基地局20からRNC40に渡されたCRIを受信すると、マクロ・ネットワークRNCは、ユーザ機器50の存在をターゲット・フェムトセル71に通知して、たとえばユーザ機器IDを供給する。同時に、RNCは、必要な再配置情報をターゲット・フェムトセル71に伝送する。再配置メッセージは、ターゲット・フェムト・ゲートウェイ72を介してフェムトセルに渡されるので、ゲートウェイは、関心対象のユーザ機器50がフェムト・ネットワーク70内にいることを確認し、次いでターゲット・フェムトセル71はユーザ機器50からの可能なユーザ機器セル再選択を探すかまたは待つように動作可能である。ポイント302において、ユーザ機器50は、完全セル再選択基準が満たされていると判定し、フェムト・ネットワークからフェムトセル71を再選択するように動作可能であり、セル更新をターゲット・フェムト基地局71に送信する。この時点において、フェムト・ネットワークはすでに、ユーザ機器50がネットワーク70に接続する資格があることを確認しており、ネットワークはすでに、ユーザ機器50に接続するために必要な再配置情報のすべてを有している。次いで、フェムト・ネットワークは、セル更新確認メッセージをユーザ機器50に送信するように動作可能である。次いで、フェムト・ネットワークは、マクロ・ネットワーク10に、ユーザ機器50がこのネットワークを再選択していることを通知し、したがって、マクロ・ネットワークは、自身が有するあらゆるコンテキスト情報をユーザ機器のために解放するように動作可能である。ターゲット・ネットワークが、ポイント302においてトリガーされる完全セル再選択に先立ってユーザ機器に対する準備のすべてをすでに行なっているので、ユーザ機器50の観点から、手順全体は、以前のセル再選択の方法と比べて大幅に迅速であることが理解されるであろう。実施形態は、セル再選択における遅れ、特にフェムトセル再選択における遅れを低減する。スマートフォン・トラフィックに対するcell_FACHの重要性が増大していることを考慮すると、そのような方法は、ユーザ機器が1つのセルから別のセルに移動する場合に、ユーザの観点からの遅れを軽減する。
当業者であれば、前述のさまざまな方法のステップがプログラムされたコンピュータによって実行されてもよいことを容易に理解するであろう。本明細書において、一部の実施形態はまた、たとえばデジタルデータストレージ媒体のような、機械またはコンピュータ可読であり、機械実行可能またはコンピュータ実行可能な命令のプログラムをエンコードするプログラム・ストレージ・デバイスを網羅することも意図され、前記命令は前記上記の方法のステップの一部または全部を実行する。プログラム・ストレージ・デバイスは、たとえばデジタル・メモリ、磁気ディスクおよび磁気テープのような磁気ストレージ媒体、ハードドライブ、または光学式読み取り可能デジタルデータストレージ媒体であってもよい。実施形態はまた、上記の方法の前記のステップを実行するようにプログラムされるコンピュータを網羅することも意図される。
「プロセッサ」または「論理」と称される任意の機能ブロックを含む、図面に示されるさまざまな要素の機能は、専用ハードウェア、および適切なソフトウェアと関連してソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を通じて提供されてもよい。プロセッサにより提供される場合、機能は、単一の専用プロセッサ、単一の共有プロセッサ、または一部が共有されうる複数の個々のプロセッサによって提供されてもよい。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」または「論理」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアのみを参照するものと解釈されるべきではなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワーク・プロセッサ、特殊用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納するための読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および不揮発性ストレージを、制限なく暗黙的に含むことができる。標準および/またはカスタムのその他のハードウェアが含まれてもよい。同様に、図面に示される任意のスイッチは、概念的なものに過ぎない。それらの機能は、プログラム論理の操作を通じて、専用論理を通じて、プログラム制御および専用論理の相互作用を通じて、または手動によっても実行されてもよく、特定の技法は、コンテキストからさらに具体的に理解されるように実施者により選択可能である。
当業者には、本明細書における任意のブロック図が、本発明の原理を具現する例示的な回路の概念的な図を表すことが理解されるであろう。同様に、任意の流れ図、フロー・ダイアグラム、状態遷移図、擬似コードなどは、コンピュータ可読媒体において概ね表されてもよく、コンピュータまたはプロセッサにより(そのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているかどうかにかかわらず)実行されてもよいさまざまなプロセスを表すことが理解されよう。
説明および図面は、単に本発明の原理を説明するものに過ぎない。したがって、当業者であれば、本明細書において明示的に説明または指示されていないが本発明の原理を具現し、特許請求の範囲により定義されるその範囲内に含まれるさまざまな配列を考案できるであろうことが理解されよう。さらに、本明細書において列挙されるすべての例は、主として、本発明の原理および発明者(複数可)により当技術の促進のために寄与される概念を理解する際に読者を補助する教示のみを目的とすることが明確に意図され、そのような具体的に列挙される例および条件に限定されないものと解釈されるべきである。さらに、本発明の原理、態様、および実施形態を列挙する本明細書におけるすべての記述、ならびにその具体的な例は、その等価物を網羅することが意図されている。

Claims (15)

  1. サービス提供セルから第2のセルへの間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワークに通知するように動作可能なユーザ機器であって、
    前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した信号を監視するように動作可能な監視論理と、
    前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した信号が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能な判定論理と、
    前記所定のセル再選択警告基準が満たされる場合、前記第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を前記サービス提供セルに通知するように動作可能な通知論理と、
    を備える、ユーザ機器。
  2. 前記判定論理は、前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の相対強度が前記所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能である、請求項1に記載のユーザ機器。
  3. 前記判定論理は、前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の相対強度が前記所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能であり、前記所定のセル再選択警告基準は、セル再選択をトリガーするために選択される前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の、対応する所定の相対強度に先立って満たされるように選択される、請求項1または2に記載のユーザ機器。
  4. 前記判定論理は、前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の相対強度が前記所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するように動作可能であり、前記所定のセル再選択警告基準は、セル再選択をトリガーするために選択される前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の所定の相対強度に対応するように選択される、請求項1または2に記載のユーザ機器。
  5. Cell_FACH、Cell_PCH、またはURA_PCH状態のうちの1つの状態で動作している、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  6. 前記通知論理は、ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択の警告を前記第2のセルに送信するように動作可能であり、前記警告は、前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の相対強度の指標を備える、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  7. 前記判定論理は、前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号が所定のセル再選択警告基準をもはや満たさないかどうかを判定するようにさらに動作可能であり、
    前記所定のセル再選択警告基準がもはや満たされない場合、前記通知論理は、前記第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択がもはや間近に迫っていないことを前記サービス提供セルに通知するようにさらに動作可能である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  8. サービス提供セルから第2のセルへのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワークに通知する方法であって、
    前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した信号を監視するステップと、
    前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号が所定のセル再選択警告基準を満たすかどうかを判定するステップと、
    前記所定のセル再選択警告基準が満たされる場合、前記第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を前記サービス提供セルに通知するステップと、
    を備える、方法。
  9. 前記所定のセル選択警告基準は、前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の所定の相対強度を備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記所定のセル再選択警告基準は、セル再選択をトリガーするために選択される前記サービス提供セルおよび前記第2のセルから受信した前記信号の、対応する所定の相対強度に先立って満たされるように選択される、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記第2のセルはスモールセルを備える、請求項8乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記サービス提供セルは、前記第2のセルにサービスを提供するゲートウェイとは異なるスモールセル・ゲートウェイによってサービスが提供されるスモールセルを備える、請求項8乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. サービス提供セルからのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワーク内の第2のセルに通知する方法であって、
    前記第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択の通知を受信するステップと、
    前記サービス提供セルから前記第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を前記第2のセルに通知するステップと、を備える方法。
  14. サービス提供セルからのユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を無線通信ネットワーク内の第2のセルに通知するように動作可能なネットワーク・ノードであって、
    前記第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択の通知を受信し、前記サービス提供セルから前記第2のセルへの前記ユーザ機器による間近に迫った自律的なセル再選択を前記第2のセルに通知するように動作可能な通知論理を備える、ネットワーク・ノード。
  15. コンピュータで実行されるとき、請求項8乃至13のいずれか1項に記載の方法を実行するように動作可能な、コンピュータ・プログラム製品。
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