JP2014529257A - 無線ネットワークにおけるチャネルアクセスのための方法及び装置 - Google Patents

無線ネットワークにおけるチャネルアクセスのための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

いくつかの実施例は、第1の変調符号化方式セットに従って送信された信号を検出する通常レートプリアンブル検出装置と、第2の変調符号化方式セットに従って送信された信号を検出する低レートプリアンブル検出装置とを提供する。実施例は、通信チャネル上のトラフィックを示すトラフィックインジケータを決定するチャネルトラフィックロジックを有してもよい。多数の実施例では、チャネルトラフィックロジックは、チャネルのトラフィックインジケータを決定するため、通信のデューティサイクルを決定するロジックを有してもよい。いくつかの実施例では、チャネルトラフィックロジックは、トラフィックインジケータを決定するため、チャネル占有量を決定するロジックを有してもよい。トラフィックインジケータに基づき、チャネルトラフィックロジックは、低レートプリアンブル検出装置を無効にするか判断してもよい。さらなる実施例は、チャネルトラフィックに関連するパラメータに基づき低レートプリアンブル検出装置を有するか判断するステーションを構成するロジックを有する。

Description

実施例は無線通信の分野である。より詳細には、実施例は無線送信機と受信機との間の通信プロトコルの分野である。
図1は、複数の固定又は移動通信装置を含む複数の通信装置を有する無線ネットワークの実施例を示す。 図2は、通常レート及び低レート通信を送受信する装置の実施例を示す。 図3は、低レートプリアンブル検出装置を無効及び有効にするためのフローチャートの実施例を示す。 図4は、図1に示されるステーションなどのIEEE802.11ステーションを構成するためのフローチャートの実施例を示す。
以下において、添付した図面に示される新規な実施例が詳細に説明される。しかしながら、提供される詳細さの程度は開示された実施例の予想される変形を限定することを意図しておらず、請求項及び詳細な説明は、添付した請求項により規定される本教示の趣旨及び範囲内に属する全ての改良、均等及び代替をカバーする。以下の詳細な説明は、そのような実施例を当業者に理解可能にすることを意図している。
“一実施例”、“実施例”、“例となる実施例”、“各種実施例”などの言及は、そのように記載された発明の実施例が特定の特徴、構成又は特性を含むものであってもよいが、必ずしも全ての実施例が当該特徴、構成又は特性を含むとは限らないことを示す。さらに、“一実施例では”というフレーズの繰り返しの利用は、そうであるかもしれないが、必ずしも同一の実施例を参照しているとは限らない。
ここで用いられるように、特段の指摘がない場合、共通するオブジェクトを記載するための序数の形容詞“第1”、“第2”、“第3”などの使用は、類似するオブジェクトの異なるインスタンスが参照されていることを単に示すものであり、そのように記載されたオブジェクトが時間的、空間的、ランキングにより又は他の何れかの方法の所与の順序にある必要があることを意味することを意図するものでない。
いくつかの実施例は、第1の変調符号化方式セットに従って送信された通信信号のプリアンブルを検出及び復号化するための通常レートプリアンブル検出装置と、第2の低レート変調符号化方式セットに従って送信された通信信号のプリアンブルを検出及び復号化するための低レートプリアンブル検出装置とを提供する。実施例はさらに、通信信号が送信される通信チャネルのトラフィックを示すトラフィックインジケータを決定するためのチャネルトラフィックロジックを有してもよい。多数の実施例において、チャネルトラフィックロジックは、トラフィックインジケータを決定するため送信機により送信されるトラフィックのデューティサイクルを決定するためのロジックを有してもよい。いくつかの実施例では、チャネルトラフィックロジックは、トラフィックインジケータを決定するため通信チャネルのチャネル占有量を決定するためのロジックを有してもよい。トラフィックインジケータに基づき、チャネルトラフィックロジックは、低レートプリアンブル検出装置を無効にするか決定してもよい。
さらなる実施例は、パラメータ関連チャネルトラフィックに基づき特定のアプリケーションのためのステーションを構成又は選択するためのロジックを有する。いくつかの実施例は、例えば、IEEE802.11−2007,IEEE Standard for Information technology−Telecommunications and information exchange between systems−Local and metropolitan area networks−Specific requirements−Part 11:Wireless LAN Medium Access Control(MAC) and Physical Layer(PHY) Specifications(http://standards.ieee.org/getieee802/download/802.11−2007.pdf)などのIEEE802.11規格の要求に基づき、ステーション又はその一部を構成するためのコードを有してもよい。
ステーションを構成又は選択するためのいくつかの実施例は、マシーンにIEEE802.11ステーションを構成するための処理を実行させるための命令を含む媒体を有してもよく、当該処理は、IEEE802.11ステーションがサポートするよう構成されるデューティサイクルに基づき、IEEE802.11ahステーションなどのIEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を統合するか判断することを含む。ステーションを構成するためのいくつかの実施例は、マシーンにIEEE802.11ステーションを構成するための処理を実行させるための命令を含む媒体を有してもよく、当該処理は、IEEE802.11ステーションの送信機により送信するデータのためのバッファのサイズに基づき、IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を統合するか判断することを含む。ステーションを構成するためのいくつかの実施例は、マシーンにIEEE802.11ステーションを構成するための処理を実行させるための命令を含む媒体を有してもよく、当該処理は、IEEE802.11ステーションの受信機により受信するデータのためのバッファのサイズに基づき、IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を統合するか判断することを含む。また、ステーションを構成するためのいくつかの実施例は、マシーンにIEEE802.11ステーションを構成するための処理を実行させるための命令を含む媒体を有してもよく、当該処理は、IEEE802.11ステーションが通信するよう構成されるチャネルのチャネル占有量に基づき、IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を統合するか判断することを含む。
いくつかの実施例は、IEEE802.11ahシステムなどのための拡張レンジシステム及びステーションを実現する。多数の実施例において、通常レンジステーションは、第1の変調符号化方式セットを実装し、拡張レンジステーションは、通常レンジステーションの第1の変調符号化方式セットのデータレートより低速な低速物理レイヤデータレートによる第2の変調符号化方式セットを実装してもよい。さらなる実施例では、拡張レンジステーションは、通常レートステーションと低レートステーションが異なるプリアンブル及び異なるデータレートによる通信を生成する状況を生じさせる異なる(長い)プリアンブルを実装してもよい。この結果、ステーションは、検出及び復号化するための異なる2つのデータレートによる異なる2つのプリアンブルを有し、これらのステーションの一部は、通信信号のプリアンブルを検出及び復号化するための異なる2つの検出装置である通常レートプリアンブル検出装置と低レートプリアンブル検出装置とを必要とするものであってもよい。
低レートプリアンブル検出装置と通常レートプリアンブル検出装置との2つの異なる検出装置の使用は、検出装置の回路により使用されるシリコンエリア、当該ステーションのコスト及びパラレルなどに双方の検出装置の使用により消費される電力を増大させるものであるかもしれない。多数の実施例は、低レートプリアンブル検出装置を無効にし、低レートプリアンブル検出装置を低電力消費状態又はモードに配置すべき時点を決定することによって、通常レートプリアンブル検出装置と低レートプリアンブル検出装置との双方を搭載したステーションの電力消費の低減に着目する。他の実施例は、低レートプリアンブル検出装置がIEEE802.11ahステーションの適合処理などにおいて、適切に動作することをステーションが要求するか判断する特定のアプリケーションのためのステーションを構成又は選択するためのコードに着目する。
いくつかの実施例は、他の特有の特性のうちとても低い電力消費しかしばしば要求しない新たなアプリケーションを可能にするWi−Fi(Wireless Fidelity)ネットワークユビキティを利用してもよい。Wi−Fiは、一般にIEEE802.11−2007及び他の関連する無線規格を実装する装置を表す。
いくつかの実施例は、ルータ、スイッチ、サーバ、ワークステーション、ネットブック、モバイル装置(ラップトップ、スマートフォン、タブレットなど)と共に、センサ、メータ、コントロール、器具、モニタ、機器などのアクセスポイント(AP)及び/又はAP若しくはステーション(STA)のクライアント装置を含む。いくつかの実施例は、屋内及び/又は屋外の“スマート”グリッド及びセンササービスなどを提供するものであってもよい。例えば、いくつかの実施例は、特定エリア内の家庭のための電気、水道、ガス及び/又は他のユーティリティの利用を測定し、メータサブステーションにこれらのサービスの利用を無線送信するためのセンサからデータを収集するための測定ステーションを提供してもよい。さらなる実施例は、低下検出、薬瓶モニタリング、体重モニタリング、睡眠時無呼吸、血糖レベル、心拍などの患者の健康関連イベント及びバイタルサインをモニタリングするための在宅医療、クリニック又は病院用のセンサからデータを収集してもよい。このようなサービス用に設計された実施例は、IEEE802.11n/acシステムにおいて提供される装置よりはるかに低いデータレート及びはるかに低い(超低)電力消費を要求する。
ここに開示されるロジック、モジュール、装置及びインタフェースは、ハードウェア及び/又はコードにより実現される機能を実行する。ハードウェア及び/又はコードは、当該機能を実現するため設計されたソフトウェア、ファームウェア、マイクロコード、プロセッサ、状態マシーン、チップセット又はこれらの組み合わせから構成されてもよい。
実施例は、無線通信を実現してもよい。いくつかの実施例は、このような装置間のインタラクションを実現するため、Bluetooth(登録商標)、WLAN(Wireless Personal Area Network)、WMAN(Wireless Metropolitan Area Network)、WPAN(Wireless Personal Area Network)、セルラネットワーク、ネットワークにおける通信、メッセージングシステム及びスマートデバイスなどの低電力無線通信を有してもよい。さらに、いくつかの無線実施例は単一のアンテナを内蔵し、他の実施例は複数のアンテナを利用してもよい。例えば、MIMO(Multiple−Input and Multiple−Output)は、通信パフォーマンスを向上させるため、送信機と受信機との双方において複数のアンテナを介し信号を搬送する無線チャネルを利用する。
後述される特定の実施例のいくつかは特定のコンフィギュレーションにより実施例を参照するが、当業者は、本開示の実施例は同様の問題を有する他のコンフィギュレーションにより効果的に実現されてもよい。
図1を参照して、無線通信システム1000の実施例が示される。無線通信システム1000は、ネットワーク1005に有線及び無線接続されてもよい通信装置1010を有する。通信装置1010は、ネットワーク1005を介し複数の通信装置1030,1050と無線通信可能である。通信装置1010,1030,1050,1055は、センサ、ステーション、アクセスポイント、ハブ、スイッチ、ルータ、コンピュータ、ラップトップ、ネットブック、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)又は他の無線対応装置から構成されてもよい。従って、通信装置は移動又は固定であってもよい。例えば、通信装置1010は、家庭の近傍の範囲内の水道消費の測定サブステーションから構成されてもよい。当該近傍内の各家庭は、通信装置1030などの通信装置を有し、通信装置1030が、水道メータ使用メータに一体化又は接続されてもよい。定期的に、通信装置1030は、水道使用に関連するデータを送信するため測定サブステーションとの通信を開始する。さらに、測定ステーション又は他の通信装置は、例えば、通信装置1030のファームウェアを更新するため、通信装置1030との通信を定期的に開始してもよい。他の実施例では、通信装置1030は、通信に応答するのみであり、通信を開始するロジックを有しなくてもよい。
通信装置1010は、通信装置1010に関連するステーションの個数のため、高いデューティサイクルトラフィック又は極めて高いデューティサイクルトラフィック(例えば、大きなファイル伝送又はビデオストリーミングなど)を定期的に維持してもよい。ある期間後、チャネルトラフィックは減少し、チャネルトラフィックロジック1023は、トラフィックインジケータが閾値以下のチャネルトラフィック値に低下したと判断する。トラフィックインジケータが閾値のチャネルトラフィック値以下に低下すると、送信衝突の確率及び/又は通信トラフィック上の衝突の影響は、低レート検出装置無効化ロジック1024を介し低レートプリアンブル検出装置の一部又は全てを無効にすることによって、電力消費を節約する値よりもあまり重要でない低レートプリアンブルトラフィックを検出するため低レートプリアンブル検出装置1025を利用する値を生成する閾値以下であってもよい。電力セービングの値が低レートプリアンブル検出装置を利用することによって衝突を回避する値を超えるポイントは、アプリケーションに基づき可変的であることに留意されたい。すなわち、システムに固有の考慮及びアプリケーションに固有の考慮は、情勢を変化させるか、又は閾値をより高く又はより低くすることができる。例えば、電力セービングは、通信装置1010がバッテリ電力のみにより電源供給されるとき、通信装置1010が通常の電源の故障によるバッテリにより電源供給されているときなど、通信装置1010の電源が限定される状況においてより貴重になるかもしれない。通常電源の故障又はバッテリ電力の使用を検出可能ないくつかの実施例では、ステーションが通常電源により電力供給されるときに使用されるセットと異なる閾値のチャネルトラフィック値のセットが、バッテリ電力時に適用されてもよい。
さらなる実施例では、通信装置1010は、データオフロード処理を実行してもよい。例えば、低電力センサである通信装置は、測定ステーションなどへのアクセスを待機するのに消費される電力消費を低減するため、及び/又は帯域幅の可用性を増大させるため、Wi−Fi、他の通信装置、セルラネットワークなどを介し通信するためのデータオフロード方式を含むものであってもよい。測定ステーションなどのセンサからデータを受信する通信装置は、ネットワーク1005の輻輳を減少させるため、Wi−Fi、他の通信装置、セルラネットワークなどを介し通信するためのデータオフロード方式を含むものであってもよい。
ネットワーク1005は、複数のネットワークの相互接続を表すものであってもよい。例えば、ネットワーク1005は、インターネット又はイントラネットなどのワイドエリアネットワークと接続され、1以上のハブ、ルータ又はスイッチを介し有線又は無線接続されるローカル装置を相互接続してもよい。本実施例では、ネットワーク1005は、通信装置1010,1030,1050,1055を通信接続する。通信装置1050は、隣接する地理的エリアにおいてデータを受信し、当該データを通信装置1010に送信する第2の測定サブステーションであってもよい。
通信装置1010,1030は、メモリ1011,1031、MAC(Medium Access Control)サブレイヤロジック1018,1038、及び物理レイヤ(PHY)ロジック1021,1041をそれぞれ有してもよい。DRAM(Dynamic Random Access Memory)、バッファ、レジスタ、キャッシュ、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、光媒体などのメモリ1011,1031は、フレーム、プリアンブル及びプリアンブル構造若しくはその一部を格納してもよい。多数の実施例では、メモリ1011はまた、チャネルトラフィックロジック1023又はその一部を表現するコードと、低レートトラフィックのプリアンブルを検出及び復号化するための低レートプリアンブル検出装置1025の利用と電力のセービングとの間のバランスの決定に関連する1以上の閾値とを格納してもよい。メモリ1011はまた、1以上のチャネルトラフィック閾値を格納してもよい。MACレイヤプロトコルデータユニット(MPDU)としても参照されるフレーム及びプリアンブル構造は、低レート通信のためのロングプリアンブル構造と、通常レート通信のためのショートプリアンブル構造とを有し、送信装置と受信装置との間の同期された通信を確立及び維持してもよい。
MACサブレイヤロジック1018,1038はフレームを生成し、PHYロジック1021,1041は物理レイヤデータユニット(PPDU)を生成してもよい。より詳細には、フレームビルダ1012,1032は、PPDUを生成するため、フレームデータユニットビルダ1022,1042を生成してもよい。例えば、通信装置1030は、通信装置1030の近傍の環境を測定するセンサと一体化され、当該測定結果に関連するデータを含むパケットを通信装置1010に送信してもよい。通信装置1010は、通信装置1030から通信信号を検出及び復号化するため、通常レートプリアンブル検出装置及び低レートプリアンブル検出装置1025をパラレルに接続されるエネルギー検出装置によりチャネルトラフィックをモニタしてもよい。
通信装置1010,1030,1050,1055はそれぞれ、送受信機(RX/TX)1020,1040などの送受信機(RX/TX)を有してもよい。各送受信機1020,1040は、RF送信機及びRF受信機を有する。各RF送信機は、電磁放射によるデータの送信のため、デジタルデータをRF周波数に印加する。RF受信機は、RF周波数により電磁エネルギーを受信し、そこからデジタルデータを抽出する。図1は、4つの空間ストリームなどによるMIMO(Multiple−Input,Multiple−Output)システムを含む複数の異なる実施例を示し、通信装置1010,1030,1050,1055の1以上が、SISO(Single−Input,Single Output)システム、SIMO(Single−Input,Multiple Output)システム及びMISO(Multiple−Input,Single Output)システムを含む単一のアンテナを有する受信機及び/又は送信機から構成される縮退したシステムを示してもよい。
送受信機(RX/TX)1020,1040はそれぞれ、物理(PHY)レイヤロジック1021,1041を有してもよい。物理(PHY)レイヤロジック1021,1041は、チャネル占有量及びデューティサイクルなどのトラフィックインジケータ値を決定するためのチャネルトラフィックロジック1023と、低レート検出装置1025を無効化するための1以上の信号を送信する低レート無効化ロジックと共にデータを有してもよい。いくつかの実施例では、PHYロジック1021は、通常レートプリアンブルを受信及び検出するためのロジックと、低レートプリアンブルを受信及び検出するための低レートプリアンブル検出装置とを有してもよい。本実施例における低レートプリアンブル検出装置1025は、低レートプリアンブルを検出及び復号化するためのコードと回路との双方を有する。他の実施例では、低レートプリアンブル検出装置1025は、低レートプリアンブルを検出及び復号化するための回路を有してもよい。
多数の実施例において、送受信機1020,1040は、直交周波数分割多重(OFDM)を実現する。OFDMは、デジタルデータを複数のキャリア周波数に符号化する方法である。OFDMは、デジタルマルチキャリア変調方法として利用される周波数分割多重方式である。多数の近接して配置された直交サブキャリア信号が、データを搬送するのに利用される。当該データは、各サブキャリアについて1つである複数のパラレルなデータストリーム又はチャネルに分割される。各サブキャリアは、同一の帯域幅に従来のシングルキャリア変調方式に類似したトータルデータレートを維持する低シンボルレートによる変調方式により変調される。
OFDMシステムは、データ、パイロット、ガード及びヌル化を含む機能のための複数のキャリア又は“トーン”を利用する。データトーンは、チャネルの1つを介し送信機と受信機との間で情報を伝送するのに利用される。パイロットトーンは、チャネルを維持するのに利用され、時間/周波数及びチャネルトラッキングに関する情報を提供してもよい。ガードトーンは、マルチパス歪みから生じうるシンボル間干渉(ISI)を回避するため、送信中にショートトレーニングフィールド(STF)とロングトレーニングフィールド(LTF)シンボルなどのシンボルの間に挿入される。これらのガードトーンはまた、信号がスペクトルマスクに従うことに役立つ。ダイレクトコンポーネント(DC)のヌル化は、直流変換受信機の設計を簡単化するのに利用される。
一実施例では、通信装置1010は、任意的にはデジタルビームフォーマ(DBF)を有する。DBFは、情報信号をアンテナアレイ1024のエレメントに印加すべき信号に変更する。アンテナアレイ1024は、個別に励起可能なアンテナエレメントのアレイである。アンテナアレイ1024のエレメントに印加される信号は、アンテナアレイ1024に1〜4個の空間チャネルを放射させる。このように形成された各空間チャネルは、通信装置1030,1050,1055の1以上に情報を搬送する。同様に、通信装置1030は、通信装置1010との間で信号を送受信するための送受信機1040を有する。送受信機1040は、アンテナアレイ1044と、任意的にDBFとを有してもよい。
図2は、無線ネットワークにおいて通信信号の通常レートプリアンブル及び低レートプリアンブルを検出及び復号化する装置の実施例を示す。当該装置は、MACサブレイヤロジック201物理レイヤ(PHY)ロジック202に接続される送受信機200を有する。一般に、MACサブレイヤロジック201は、送受信機200を介し送信するためのMACサービスデータユニット(MSDU)を生成し、PHYロジック202は、アンテナアレイ218を介し送信するためのPHYプロトコルデータユニット(PPDU)を生成してもよい。
送受信機200は、受信機204及び送信機206を有する。送信機206は、信号処理ロジック206及びデューティサイクルロジック210を有してもよい。信号処理ロジック208は、アンテナアレイ218を介した送信用の物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU)などのパケットを処理するための回路を有する。信号処理ロジック206は、エンコーダ、変調手段、直交周波数分割マルチプレクサ(OFDM)、デジタルビームフォーマ(DBF)及び/又は他の信号処理ユニットの1以上を有してもよい。エンコーダは、PHYロジック202から送信用のデータを受信する。変調手段は、エンコーダから受信したバイナリデータの各ブロックを、アップ変換及び増幅によりアンテナアレイ218のアンテナエレメントにより送信可能な一意的な連続時間波形に変換するため、エンコーダからデータを受信する。変調手段の出力は、変調手段からの変調されたデータを複数の直交サブキャリアに印加するため、OFDMに提供される。OFDMの出力は、アンテナエレメントのアレイとの間で送受信される信号に対して実行されるデジタル信号処理アルゴリズムを利用して、複数のユーザ端末のそれぞれとの間で送受信される信号パワーを最大化するため、複数の空間チャネルを独立に誘導するため、DBFに提供される。
デューティサイクルロジック210は、チャネルトラフィックロジック219の一部を有し、送信機206により生成された送信のデューティサイクルを決定するため、MACサブレイヤロジック201及び/又は信号処理ロジック208に接続されてもよい。デューティサイクルロジック210は、送信機206がトータル時間の一部としてアクティブ状態においてパケットを送信するのに費やす時間を決定する。多数の実施例において、デューティサイクルロジック210はデューティサイクルの値を決定し、当該デューティサイクルの値は、低レート(LR)プリアンブル検出装置225が低レートチャネルトラフィックについてチャネルをモニタするためアクティブ状態にあるべきであることを送信機206により生成されるトラフィックが示しているか判断するため、閾値のデューティサイクル値などの閾値のチャネルトラフィック値と比較されるチャネルトラフィックインジケータであってもよい。いくつかの実施例では、閾値のデューティサイクル値又はチャネルトラフィックインジケータは、LRプリアンブル検出装置225が無効にされるチャネルトラフィックレベルを示すより低い値と、LRプリアンブル検出装置225が有効にされるチャネルトラフィックレベルを示すより高い値とを有する閾値範囲を有してもよい。他の実施例では、時間遅延などの他の形態のヒステリシス方法が実装される。
多数の実施例では、デューティサイクルロジック210は、信号処理ロジック208と並列にMACサブレイヤロジック201に接続される。いくつかの実施例では、デューティサイクルロジック210は、信号処理ロジック208と並列にアンテナアレイ218に接続される。他の実施例では、デューティサイクルロジック210は、信号処理ロジック208と直列にアンテナアレイ218に接続される。さらなる実施例では、デューティサイクルロジック210は、信号処理ロジック208の少なくとも一部と直列にアンテナアレイ218に接続される。
送受信機200はまた、アンテナアレイ218に接続されるダイプレクサ216を有してもよい。従って、本実施例では、単一のアンテナアレイが、送信と受信との双方に利用される。送信時、信号はダイプレクサ216を通過し、アップ変換された情報搬送信号によりアンテナを駆動する。送信中、ダイプレクサ216は、送信対象の信号が受信機204に入ることを防ぐ。受信時、アンテナアレイにより受信される情報搬送信号は、アンテナアレイから受信機204に信号を提供するためダイプレクサ216を通過する。その後、ダイプレクサ216は、受信信号が送信機206に入ることを防ぐ。従って、ダイプレクサ216は、アンテナアレイエレメントを受信機204及び送信機206に交互に接続するためのスイッチとして動作する。
アンテナアレイ218は、情報搬送信号を受信機のアンテナにより受信可能な電磁エネルギーの時間可変的な空間分布に放射する。その後、受信機は、受信信号の情報を抽出できる。アンテナエレメントのアレイは、システムパフォーマンスを最適化するため誘導可能な複数の空間チャネルを生成可能である。相互に、受信アンテナの放射パターンにおける複数の空間チャネルが、異なる空間チャネルに分離可能である。従って、アンテナアレイ218の放射パターンは非常に選択的である。アンテナアレイ218は、既存のプリント回路基板のメタライゼーション技術を利用して実現されてもよい。例えば、マイクロストリップ、ストリップライン、スロットライン及びパッチなどの全てが、アンテナアレイ218の候補である。
送受信機200は、情報搬送通信信号を受信、復調及び復号化するための受信機204を有する。受信機204は、相関ロジック222及び信号処理ロジック226を含む物理レイヤロジックを有する。相関ロジック222は、ショートトレーニングシーケンス及びロングトレーニングシーケンスなどの既知のプリアンブルシンボルとプリアンブルシンボルとを相関させる。本実施例では、相関ロジック222は、通常レートステーションにより実装される第1の変調符号化方式セットのデータレートにおいて受信した通常レートシンボルと既知のショートプリアンブルシーケンスとを比較する通常レート(NR)プリアンブルロジック224と、低レートステーションにより実装される第2の変調符号化方式セットのデータレートにおいて受信した低レートシンボルと既知のロングプリアンブルシーケンスとを比較するLRプリアンブルロジック225とを有する。
説明のため、相関ロジック224は、アンテナアレイ218からエネルギーを受信し、当該エネルギーをNRプリアンブルロジック224及びLRプリアンブルロジック225にパラレルに誘導する。NRプリアンブル検出装置224は、通常レート通信信号においてトレーニングシンボルを検出及び復号化し、LRプリアンブルロジック225は、チャネル上の通信信号の有無を決定するため、低レート通信信号においてトレーニングシンボルを検出及び復号化してもよい。LRプリアンブル検出装置225が無効とされる状況について、LRプリアンブル検出装置225は、低電力消費状態にあり、低レート通信信号のプリアンブルを検出及び復号化するよう動作しない。このような状況では、NRプリアンブル検出装置225は、チャネル上の低レート通信の有無を決定するため、低レート通信信号のエネルギーを検知する。さらなる実施例では、LRプリアンブル検出装置225は、エネルギーを検出するが、低レート通信信号のプリアンブルを復号化することはできず、LRプリアンブル検出装置225は無効とされる。例えば、LRプリアンブル検出装置225の無効化は、LRプリアンブル検出装置225の復号化回路を無効化、電力の除去、電力の低減又は非アクティブ状態又はモードへの配置であってもよい。他の実施例では、LRプリアンブル検出装置225の検出回路は無効にされてもよい。
いくつかの実施例では、相関ロジック222は、信号処理ロジック226及びアンテナアレイ218と直接に接続される。さらなる実施例では、相関ロジック222は、信号処理ロジック226と並列に接続されてもよい。他の実施例では、相関ロジック222は、信号処理ロジック226と部分的に並列に動作する。
本実施例では、送受信機200は、チャネルトラフィックロジック219を有する。チャネルトラフィックロジック219は、チャネル占有ロジック220によるチャネル占有値及びデューティサイクルロジック221によるデューティサイクル値などの1以上のトラフィックインジケータを決定する。さらなる実施例では、他のチャネルトラフィックインジケータが決定されてもよい。
チャネルトラフィックロジック219は、低レート検出装置無効化ロジック221を介しLRプリアンブル検出装置225がアクティブ状態に維持されるか、又は無効化若しくは非アクティブかされるか判断するため、1以上のトラフィックインジケータとトラフィックインジケータの閾値とを比較する。いくつかの実施例では、チャネルトラフィックロジック219は、デューティサイクル値のみ利用する、チャネル占有インジケータのみを利用する、又は他のトラフィックインジケータのみ利用して、LRプリアンブル検出装置225を無効又は有効にするか判断してもよい。いくつかの実施例では、チャネルトラフィックロジック219は、トラフィックインジケータの何れかが閾値のチャネルトラフィック値に一致又は超過することに基づき、LRプリアンブル検出装置225を無効又は有効にするよう決定してもよい。例えば、デューティサイクルが閾値のデューティサイクル値を超える値に増加するか、又はチャネル占有値が閾値のチャネル占有値を超えて増加した場合、LRプリアンブル検出装置225は有効とされるか、又はいくつかの実施例では、低電力消費状態からアウェイクされてもよい。
さらなる実施例では、複数のトラフィックインジケータが、トラフィックインジケータが閾値のチャネルトラフィック値に達したか判断するため組み合わされてもよい。例えば、一実施例では、デューティサイクル値及びチャネル占有値は、単一のトラフィックインジケータ値を決定するため、重み付け関数を介し組み合わされてもよく、当該単一のトラフィックインジケータ値は、閾値のチャネルトラフィック値と比較される。
チャネル占有ロジック220は、通信チャネルにおける通信信号のエネルギー検出及び/又はプリアンブル検出に基づき、チャネル占有値を決定してもよい。例えば、LRプリアンブル検出装置225が有効にされると、チャネル占有ロジック220は、NRプリアンブル検出装置224及びLRプリアンブル検出装置225によるプリアンブル検出に基づき、チャネル占有を決定してもよい。LRプリアンブル検出装置225が無効にされる状況について、チャネル占有ロジック220は、通常レート通信信号に対するNRプリアンブル検出装置224によるプリアンブル検出と、低レート通信信号に対する受信機204のLRプリアンブル検出装置225又はNRプリアンブル検出装置224によるエネルギー検出とに基づき、チャネル占有量を決定してもよい。
低レート(LR)検出装置無効化ロジック221は、LRプリアンブル検出装置225を無効化するためのチャネルトラフィックロジック219からの指示に応答して、LRプリアンブル検出装置225を無効化し、LRプリアンブル検出装置225を有効にするためのチャネルトラフィックロジック219からの指示に応答して、LRプリアンブル検出装置225を有効にしてもよい。いくつかの実施例では、LR検出装置無効化ロジック221は、LRプリアンブル検出装置225の回路又はその一部から電力を低減又は排除することによって、LRプリアンブル検出装置225を無効にしてもよい。さらなる実施例では、LRプリアンブル検出装置225は、LRプリアンブル検出装置225の入力からアンテナアレイ218からのエネルギー入力を切断することによって無効にされてもよい。さらなる実施例では、LRプリアンブル検出装置225は、他の手段により無効にされてもよい。
LR検出装置無効化ロジック221は、LRプリアンブル検出装置225の回路又はその一部への電力を増加又は印加することによって、LRプリアンブル検出装置を有効にしてもよい。さらなる実施例では、アンテナアレイ218からのエネルギー入力をLRプリアンブル検出装置225の入力に接続することは、LRプリアンブル検出装置225を有効にする。さらなる実施例では、LRプリアンブル検出装置225は他の手段により有効にされてもよい。
いくつかの実施例では、信号処理ロジック226は、DBF、OFDM、復調装置及びデコーダの1以上を有してもよい。受信信号は、アンテナエレメント218からDBFに提供される。DBFは、N個のアンテナ信号をL個の情報信号に変換する。DBFの出力は、OFDMに提供される。OFDMは、情報搬送信号が変調される複数のサブキャリアから信号情報を抽出する。復調装置は、受信信号を復調する。また、デコーダは、復調装置から受信信号を復号化し、復号化された情報MPDUをMACサブレイヤロジック201に送信する。
当業者は、送受信機が図2に図示されない更なる多数の機能を有し、受信機204及び送信機206が1つの送受信機としてパッケージ化されるより別々の装置とすることが可能であることを認識するであろう。例えば、送受信機の実施例は、DRAM、キャッシュ、バッファ、レジスタ、リファレンスオシレータ、フィルタリング回路、同期回路、複数の可能な周波数変換段階及び複数の増幅段階などを有してもよい。さらに、図2に示される機能の一部は一体化されてもよい。例えば、デジタルビーム形成は、直交周波数分割多重と一体化されてもよい。DRAM、キャッシュ、バッファ及びレジスタは、ここに説明されるデータ処理を実現するため、データを格納及び操作するための何れかのコンポーネントと接続される。
図3は、低レートプリアンブル検出装置を無効及び有効にするためのフローチャート300の実施例を示す。フローチャート300は、受信機が相関ロジックにおいてアンテナ又はアンテナアレイを介し通信信号を受信することから開始される(エレメント305)。相関ロジックは、通常レート及び低レート通信信号についてプリアンブルを検出及び復号化するため、通常レートプリアンブル検出装置及び低レートプリアンブル検出装置を有する。
チャネルトラフィックロジックは、通信信号に基づきチャネル占有値を決定するため、通常レート及び低レートプリアンブル検出装置と通信接続される(エレメント310)。チャネル占有ロジックは、通信チャネル上の通信信号の検出及び復号化されたプリアンブルに基づき、チャネル占有値を決定する。いくつかの実施例は、チャネル占有値は、通信信号が通信チャネル上で送信されている時間のパーセンテージを示すものであってもよい。さらなる実施例では、チャネル占有値は、ある期間において検出された通信信号のカウントから構成されてもよい。他の実施例では、チャネル占有値は、チャネルトラフィックを示す他の値から構成されてもよい。
多数の実施例において、チャネルトラフィックロジックは、チャネルトラフィックロジックが属するステーションにより送信及び/又は受信されたトラフィックに基づき、デューティサイクルを決定する(エレメント315)。いくつかの実施例では、デューティサイクルロジックは、通信チャネル上の通信信号の検出及び復号化されたプリアンブルに基づき、デューティサイクル値を決定してもよい。いくつかの実施例では、デューティサイクル値は、通信信号がチャネルトラフィックロジックが属するステーションにより送信及び/又は受信されている時間のパーセンテージを示すものであってもよい。さらなる実施例では、デューティサイクル値は、ある期間において送信及び/又は受信される通信信号のカウントから構成されてもよい。他の実施例では、デューティサイクル値は、ステーションにより送信又は受信されるチャネルトラフィックを示す他の値から構成されてもよい。
1以上のトラフィックインジケータを決定した後、チャネルトラフィックロジックは、1以上のトラフィックインジケータに基づき低レートプリアンブル検出装置を無効にする(エレメント320)。例えば、チャネルトラフィックロジックは、低レートプリアンブル検出装置を有効又は無効にするか判断するため、決定されたインジケータとしてのトラフィックインジケータと当該インジケータの閾値とを比較する。多数の実施例では、低レートプリアンブル検出装置の状態の変更後であって低レートプリアンブル検出装置の状態に対する他の変更を実現するまでの期間を待機するなど、ある種のヒステリシス処理が実装されてもよい。いくつかの実施例では、低レートプリアンブル検出装置は、ユーザの設定可能な嗜好により無効にされてもよい。例えば、ステーションがインストールされるアプリケーションが低いチャネル占有量又は低いデューティサイクルを有するとユーザが判断した場合、ユーザは、当該嗜好がユーザにより手動により変更されるまで、低レートプリアンブル検出装置を永久に無効にするよう嗜好を設定することを判断してもよい。このような実施例では、低レートプリアンブル検出装置を無効及び有効にするロジックはまた、無効にされてもよい。
低レートプリアンブル検出装置が無効にされている間、チャネル占有値及び/又はデューティサイクル値は、低レートプリアンブル検出装置を有効にするか判断するため、閾値のチャネルトラフィック値と比較されてもよい。トラフィックインジケータが閾値のチャネルトラフィック値に到達又は超過したことに応答して、低レートプリアンブル検出装置は有効にされてもよい(エレメント325)。他の実施例では、閾値のチャネル占有値及び閾値のデューティサイクル値などのトラフィックインジケータの閾値のチャネルトラフィック値が、ROM、RAM、キャッシュ、バッファ、レジスタなどの記憶媒体に格納されてもよい。さらなる実施例では、閾値の1以上は、MACサブレイヤロジックやPHYロジックにハードコード化されるか、又はチャネルトラフィックロジックに利用可能とされてもよい。
図4は、ステーションの製造のため、又は入力パラメータにより規定されるような特定のアプリケーションに適したステーションを選択するため、図1に示されるステーションなどのIEEE802.11ステーションを構成するためのフローチャート400の実施例を示す。ネットワークにおいて2つの異なる変調符号化方式セットと2つの異なるプリアンブルとを利用することは、チャネルが低レート変調符号化方式により送信されるパケットにより占有されるときに、適切に送信を保留するため、低レート通信をサポートしないステーションに図2の低レートプリアンブル検出装置225などの低レートプリアンブル検出装置及びデコーダの実装を要求させる。これは、低レート変調符号化方式をサポートする必要がないセンサなどの装置のコストを増加させる。しかしながら、ステーションのデューティサイクルが低いとき、通常レート変調符号化方式のパケットと低レート変調符号化方式のパケットとが互いにオーバラップする確率はかなり低い。通常レート変調符号化方式のみをサポートする装置が高い又は非常に高いデューティサイクルトラフィックを有するとき、衝突の確率はより高くなる。従って、ステーションの少なくとも一部を構成するためのコード又は特定のアプリケーションについてステーションを選択するためのコードは、低レートプリアンブル検出装置がステーションの受信機の相関ロジックの回路に一体化されるべきか判断するため実行されてもよい。
一実施例によると、低レートプリアンブル検出装置は、通常レートステーションによりサポートされるトラフィックに基づき通常レートステーションに一体化されてもよい。例えば、i)低いデューティサイクルのトラフィック、ii)小さな送信/受信バッファサイズ、又はiii)低いチャネル占有量(数分毎又はそれ以上のパケット送信など)しかサポートしない通常レートステーションは、任意的には、キャリア検知のための低レートプリアンブル検出装置を一体化する。例えば、i)高いデューティサイクルのトラフィック、ii)大きな送信/受信バッファサイズ、又はiii)フルバッファされたトラフィック又はバック・ツー・バック送信などの高いチャネル占有量などをサポートする通常レートステーションは、IEEE802.11規格などによるキャリア検知のための低レートプリアンブル検出装置を一体化することが要求されてもよい。
フローチャート400は、IEEE802.11ステーションがサポートするよう構成されるデューティサイクルに基づき、IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断することから開始される(エレメント405)。第1閾値のチャネルトラフィック値を超過したデューティサイクルを有する通常レートステーションは、低レートプリアンブル検出装置がIEEE802.11規格に従うことを要求してもよい。第2のより低いトラフィック閾値のチャネルトラフィック値を超過したデューティサイクルを有する通常レートステーションは、好ましくは、任意的に低レートプリアンブル検出装置を有してもよい。また、閾値のチャネルトラフィック値以下のデューティサイクルを有する通常レートステーションは、任意的には低レートプリアンブル検出装置を有してもよい。いくつかの実施例は、ステーションの意図される利用に関する情報に基づき、ネットワークの拡大の可能性などの拡大インジケータを利用してもよい。当該実施例では、デューティサイクルは拡大ファクタに基づき予測され、予測されたデューティサイクルが閾値のチャネルトラフィック値を超過した場合、低レートプリアンブル検出装置が推奨される。さらなる実施例は、デューティサイクルが閾値のチャネルトラフィック値のパーセンテージの範囲内である場合、低レートプリアンブル検出装置を推奨する。
フローチャート400は、IEEE802.11ステーションの送信機により送信されるデータのバッファのサイズに基づき、IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断し(エレメント410)、IEEE802.11ステーションの受信機により受信されるデータのバッファのサイズに基づき、IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断する(エレメント415)ことに続く。送信機及び/又は受信機のバッファサイズは、通常レートステーションが処理可能な、及び/又は処理することが期待される通信トラフィック量に関連するものであってもよい。従って、いくつかの実施例は、あるサイズより小さいバッファを有するステーションが低レートプリアンブル検出装置を必要としないことを考慮してもよい。他方、バッファがあるサイズより大きい場合、通常レートステーションは、低レートプリアンブル検出装置の一体化を推奨するため、又は当該一体化をIEEE802.11規格に準拠するために必須にするため、十分大きな通信トラフィックを可能にするものであってもよい。
フローチャート400はさらに、IEEE802.11ステーションが通信するよう構成されるチャネルのチャネル占有量に基づき、IEEE802,11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断することに続いてもよい(エレメント420)。いくつかの実施例では、チャネル占有量は、ユーザにより入力された予想されるチャネル占有量に基づき、又はステーションが意図するアプリケーションに基づく典型的なチャネル占有範囲によって決定されてもよい。
他の実施例は、図1〜4を参照して説明されるシステム及び方法を実現するためのプログラムとして実現される。いくつかの実施例は、完全にハードウェアの実施例、完全にソフトウェアの実施例又はハードウェアエレメントとソフトウェアエレメントとの双方を含む実施例の形態をとりうる。他の実施例は、限定することなくファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含むソフトウェアにより実現される。
さらに、実施例は、コンピュータ又は何れかの命令実行システムにより利用されるか、又は接続されるプログラムコードを提供するコンピュータ利用可能又は可読媒体からアクセス可能なコンピュータプログラム(又はマシーンアクセス可能なプロダクト)の形態をとりうる。本説明のため、コンピュータ利用可能又はコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスにより利用のため又は接続されるプログラムを内蔵、格納、通信、伝搬又は伝送可能な何れかの装置とすることができる。
当該媒体は、電子、磁気、光、電磁気、赤外線又は半導体システム(又は装置若しくはデバイス)とすることができる。コンピュータ可読媒体の具体例として、半導体若しくはソリッドステートメモリ、磁気テープ、着脱可能なコンピュータディスケット、RAM、ROM、リジッド磁気ディスク及び光ディスクがあげられる。光ディスクの現在の具体例として、CD−ROM、CD−R/W及びDVDがあげられる。
プログラムコードを格納及び/又は実行するのに適したデータ処理システムは、システムバスを介しメモリエレメントに直接的又は間接的に接続される少なくとも1つのプロセッサを有する。メモリエレメントは、実行中にバルクストレージからコードが抽出される必要がある回数を減少させるため、少なくともいくつかのプログラムコードの一時的なストレージを提供するバルクストレージ及びキャッシュメモリと、プログラムコードの実際の実行中に利用されるローカルメモリとを含むことが可能である。
上述されたロジックは、集積回路チップの設計の一部であってもよい。チップの設計は、グラフィカルコンピュータプログラミング言語により作成され、コンピュータ記憶媒体(ディスク、テープ、物理的なハードドライブ又はストレージアクセスネットワークにおけるバーチャルハードドライブなど)に格納される。設計者がチップを製造するのに利用されるチップ又はフォトリソグラフィックマスクを製造しない場合、設計者は、物理的手段(設計を格納した記憶媒体のコピーを提供するなどによって)によって又は電子的(インターネットなどを介し)に作成された設計を当該エンティティに直接的又は間接的に送信する。その後、格納された設計は、製造に適したフォーマット(GDSIIなど)に変換される。
製造された集積回路チップは、ベアダイとしての未処理のウェハ形態(すなわち、複数の未パッケージ化チップを有する単一のウェハとして)で、又はパッケージ化形態で製造者によって配布可能である。後者のケースでは、チップは、単一のチップパッケージ(マザーボードや他の上位レベルキャリアに付属されるリードを有するプラスチックキャリアなど)又はマルチチップパッケージ(表面のインタコネクション又は埋め込まれたインタコネクションの一方又は双方を有するセラミックキャリアなど)に搭載される。何れのケースでも、チップは、その後に他のチップ、別の回路エレメント及び他の信号処理装置と共に、(a)マザーボードなどの中間プロダクト又は(b)エンドプロダクトの一部として一体化される。
本開示がデバイスプロファイルを他の通信装置に通信するためのデバイスプロファイルインデックスエレメントを想定することは、本開示の利益を有する当業者に明らかであろう。詳細な説明及び図面に図示及び記載される実施例の形態は単なる具体例としてとられるべきであることが理解されるであろう。以下の請求項は開示された実施例の全ての変形を含むよう広範に解釈されるべきであることが意図される。

Claims (30)

  1. 通常レートプリアンブル検出装置が、通信信号に関連するエネルギーを受信するステップと、
    低レートプリアンブル検出装置が、前記通信信号に関連するエネルギーを受信するステップと、
    チャネルトラフィックロジックが、通信チャネルのトラフィックインジケータを決定するステップであって、前記トラフィックインジケータはある期間における前記通信チャネル上のトラフィック量を示す、決定するステップと、
    前記トラフィックインジケータに基づき前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするステップと、
    を有する方法。
  2. アンテナが、前記通信信号に関連するエネルギーを受信し、前記エネルギーを前記通常レートプリアンブル検出装置と前記低レートプリアンブル検出装置とに送信するステップをさらに有する、請求項1記載の方法。
  3. 前記通常レートプリアンブル検出装置が、前記通信信号に関連するエネルギーに基づき、メモリにプリアンブルの少なくとも一部を格納するステップをさらに有する、請求項1記載の方法。
  4. 前記チャネルトラフィックロジックが通信チャネルのトラフィックインジケータを決定するステップは、送信機により送信される通信のデューティサイクルを決定するステップを有し、
    前記デューティサイクルは、前記トラフィックインジケータである、請求項1記載の方法。
  5. 前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするステップは、前記チャネルトラフィックロジックが、前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するステップを有する、請求項1記載の方法。
  6. 前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするステップは、前記チャネルトラフィックロジックが、前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするか判断するため、前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するステップを有する、請求項1記載の方法。
  7. 前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするステップは、前記チャネルトラフィックロジックが、前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするか判断するため、チャネル占有インジケータである前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するステップを有する、請求項1記載の方法。
  8. 前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするステップは、前記低レートプリアンブル検出装置を低電力消費状態に配置するステップを有する、請求項1記載の方法。
  9. 通信信号に関連するエネルギーを受信する回路を有する通常レートプリアンブル検出装置と、
    通信信号に関連するエネルギーを受信する回路を有する低レートプリアンブル検出装置と、
    ある期間における通信チャネル上のトラフィック量を示す前記通信チャネルのトラフィックインジケータを決定し、前記トラフィックインジケータに基づき前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするチャネルトラフィックロジックと、
    を有する装置。
  10. 前記通信信号に関連するエネルギーを受信し、前記エネルギーを前記通常レートプリアンブル検出装置と前記低レートプリアンブル検出装置とに送信するアンテナをさらに有する、請求項9記載の装置。
  11. 前記通常レートプリアンブル検出装置により受信される通信信号に関連するエネルギーに基づき、プリアンブルの少なくとも一部をメモリに格納するメモリをさらに有する、請求項9記載の装置。
  12. 前記チャネルトラフィックロジックは、送信機により送信される通信のデューティサイクルを決定し、
    前記デューティサイクルは、前記トラフィックインジケータである、請求項9記載の装置。
  13. 前記チャネルトラフィックロジックは、前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするか判断するため、前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するロジックを有する、請求項9記載の装置。
  14. 前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するロジックは、送信機により送信される通信のデューティサイクルと閾値のデューティサイクルとを比較するロジックを有する、請求項13記載の装置。
  15. 前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するロジックは、チャネル占有量と閾値のチャネル占有量とを比較するロジックを有する、請求項13記載の装置。
  16. 前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするチャネルトラフィックロジックは、前記低レートプリアンブル検出装置を低電力消費状態に配置するロジックを有する、請求項9記載の装置。
  17. アンテナと、
    前記アンテナに接続され、通信信号に関連するエネルギーを受信する通常レートプリアンブル検出装置と、
    前記アンテナに接続され、通信信号に関連するエネルギーを受信する低レートプリアンブル検出装置と、
    ある期間における通信チャネル上のトラフィック量を示す前記通信チャネルのトラフィックインジケータを決定し、前記トラフィックインジケータに基づき前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするチャネルトラフィックロジックと、
    を有するシステム。
  18. 前記通常レートプリアンブル検出装置により受信される前記通信信号に関連するエネルギーに基づき、プリアンブルの少なくとも一部をメモリに格納するメモリをさらに有する、請求項17記載のシステム。
  19. 前記チャネルトラフィックロジックは、送信機により送信される通信のデューティサイクルを決定するロジックを有し、
    前記デューティサイクルは、前記トラフィックインジケータである、請求項17記載のシステム。
  20. 前記チャネルトラフィックロジックは、前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするか判断するため、前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するロジックを有する、請求項17記載のシステム。
  21. 前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するロジックは、送信機により送信される通信のデューティサイクルと閾値のデューティサイクルとを比較するロジックを有する、請求項20記載のシステム。
  22. 前記トラフィックインジケータと閾値のチャネルトラフィック値とを比較するロジックは、チャネル占有量と閾値のチャネル占有量とを比較するロジックを有する、請求項20記載のシステム。
  23. 前記低レートプリアンブル検出装置を無効するチャネルトラフィックロジックは、前記低レートプリアンブル検出装置を低電力消費状態に配置するロジックを有する、請求項17記載のシステム。
  24. マシーンに処理を実行させるための命令を有する媒体を有するマシーンアクセス可能なプロダクトであって、
    前記処理は、
    ある期間における通信チャネル上のトラフィック量を示す前記通信チャネルのトラフィックインジケータを決定するステップと、
    前記トラフィックインジケータに基づき前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするステップと、
    を有するマシーンアクセス可能なプロダクト。
  25. 前記通信チャネルのトラフィックインジケータを決定するステップは、送信機により送信される通信のデューティサイクルを決定するステップを有し、
    前記デューティサイクルは、前記トラフィックインジケータである、請求項24記載のマシーンアクセス可能なプロダクト。
  26. 前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするステップは、前記チャネルトラフィックロジックが、前記低レートプリアンブル検出装置を無効にするか判断するため、チャネル占有インジケータである前記トラフィックインジケータと閾値のチャネル占有値とを比較するステップを有する、請求項24記載のマシーンアクセス可能なプロダクト。
  27. マシーンにIEEE802.11ステーションを構成又は選択するための処理を実行させるための命令を有する媒体を有するマシーンアクセス可能なプロダクトであって、
    前記処理は、前記IEEE802.11ステーションがサポートするよう構成されるデューティサイクルに基づき、前記IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断するステップを有するマシーンアクセス可能なプロダクト。
  28. 前記処理はさらに、前記IEEE802.11ステーションの送信機による通信信号を送信するためのデータのバッファのサイズに基づき、前記IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断するステップを有する、請求項27記載のマシーンアクセス可能なプロダクト。
  29. 前記処理はさらに、前記IEEE802.11ステーションの受信機による通信信号を受信するためのデータのバッファのサイズに基づき、前記IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断するステップを有する、請求項27記載のマシーンアクセス可能なプロダクト。
  30. 前記処理はさらに、前記IEEE802.11ステーションが通信するよう構成されるチャネルのチャネル占有量に基づき、前記IEEE802.11ステーションの構成に低レートプリアンブル検出装置を一体化するか判断するステップを有する、請求項27記載のマシーンアクセス可能なプロダクト。
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