JP2014529220A - 複数の送信アンテナを伴う無線通信システムにおけるメッセージの柔軟な送信 - Google Patents

複数の送信アンテナを伴う無線通信システムにおけるメッセージの柔軟な送信 Download PDF

Info

Publication number
JP2014529220A
JP2014529220A JP2014525550A JP2014525550A JP2014529220A JP 2014529220 A JP2014529220 A JP 2014529220A JP 2014525550 A JP2014525550 A JP 2014525550A JP 2014525550 A JP2014525550 A JP 2014525550A JP 2014529220 A JP2014529220 A JP 2014529220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference symbol
data
region
antenna port
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014525550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6133863B2 (ja
Inventor
クーラパティ、ハビッシュ
バルデマイア、ロベルト
チェン、ジュン−フ
フレンネ、マティアス
ラーソン,ダニエル
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2014529220A publication Critical patent/JP2014529220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6133863B2 publication Critical patent/JP6133863B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0048Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT

Abstract

基地局と1つ以上の通信デバイスとの間でリソースブロック内で情報を送信するためのデバイス及び方法が開示される。データ又は制御チャネル送信のために使用される各リソースブロック(RB)において、複数の重複しないリソースエレメント(RE)の領域が定義される。各領域は、1つ又は複数の一意なリファレンスシンボル(RS)に関連付けられ、さらに1つ以上のアンテナポートに関連付けられ得る。ユーザ機器(UE)は、当該情報を復調する際、RBの特定の領域内で受信を行い、当該領域に関連付けられるRS及び/又はアンテナポートを使用する。RS及び/又はアンテナポートの情報を用いて、例えば、通信ネットワークのチャネルが推定され、又は関連付けられる領域内に含まれるデータが復調され及び復号され得る。【選択図】図8

Description

本発明は、一般に、通信ネットワークに関し、より具体的には、複数の送信アンテナを伴う無線通信ネットワークにおいてデータを送信するための方法及びデバイスに関する。
3GPP LTE(Long Term Evolution)は、モバイルフォンのネットワーク技術についての標準である。LTEは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の拡張のセットであり、ダウンリンクチャネル及びアップリンクチャネルの双方の上で高いデータレートに到達することのできる、高速パケットベース通信を実現するための技術である。LTEにおいて、ノードB(NB)及び拡張ノードB(eNB)といった基地局から移動局(例えば、ユーザ機器(UE))へ送信信号が送信される。これら送信信号は、周波数において信号を複数の並列的なサブキャリアへと分割する直交周波数分割多重(OFDM)を用いて送信される。
図1に示したように、LTEにおける送信の基本的な単位はリソースブロック(RB)100であり、リソースブロック100は最も一般的な構成において12個のサブキャリア104と7個のOFDMシンボル108(即ち、1スロット)とからなる。OFDMシンボル108は、サイクリックプレフィクス106を含み得る。1つのサブキャリア及び1つのOFDMシンボルの単位を、リソースエレメント(RE)102という。よって、RBは、例えば、12×7の構成において84個のREから構成され得る。
LTEの無線サブフレームは、周波数における複数のリソースブロックと時間における2つのスロットとから構成され、RBの数はシステムの帯域幅を左右する。例えば、図3に示したようなサブフレーム内の時間において隣接する2つのRBは、RBペア300と呼ばれ得る。時間領域では、LTEのダウンリンク送信信号は10msの無線フレームへ体系化され、各無線フレームは長さTsub-frame=1msである10個の等しいサイズのサブフレームから構成され得る。
LTEは、MIMO(Multiple-Input, Multiple-Output)無線システムといった、複数の構成において配備され得る。図5に、eNBなどの基地局502及びユーザ機器504を含む例示的なMIMOシステムが示されている。ダウンリンクにおいて、即ちeNBからUE504への送信信号を搬送するリンクにおいてeNB502により信号が送信される場合、サブフレームは、複数のアンテナ506、508から送信され、当該信号は、1つ以上のアンテナを有するUE504において受信され得る。無線チャネルは、複数のアンテナポートからの送信信号を歪める。
各チャネル上の複数のパス及び条件に起因して、ダウンリンク上の送信信号を復調するために、UE504は、ダウンリンク上でやはり送信されるリファレンスシンボル(RS)に依拠する。RSは、予め定義されるシンボルを搬送する1つ以上のREとして理解され得る。それらリファレンスシンボル及び時間周波数グリッドにおけるそれら位置は、既知であり、さもなければUEによって判定される。よって、RSを用いて、それらシンボル上の特定の無線チャネルの影響を測定することにより、チャネル推定を決定することができる。
LTE標準によれば、eNBからの送信信号は、アンテナというよりむしろ“アンテナポート”から送信される。アンテナポートは、さらにリファレンスシンボルRSに関連付けることのできる仮想的なアンテナとして理解され得る。よって、UEがアンテナポートから受信アンテナへのチャネルを測定する際、送信のためにどの物理アンテナエレメントが使用されたかは、当該UEにとって重要ではない。アンテナポート上での送信信号は、単一の物理アンテナエレメントから発せられるかもしれず、又は複数のアンテナエレメントからの信号の結合であるかもしれない。
ある例において、送信プリコーディングの使用が、特定の受信UEへ送信エネルギーを向かわせるために利用され得る。これは、利用可能な全てのアンテナエレメントを、アンテナエレメントごとに適用される異なる位相重み及び/又は振幅重みで、同じメッセージを送信するために使用することにより、達成され得る。各アンテナポートに関連付けられるリファレンスシンボルもまた、データと同一のプリコーディング重みで同じプリコーディング演算を経験するため、その送信は単一の仮想アンテナ/単一のアンテナポートを使用し、UEは単一のRSを用いてチャネル推定を実行するのみでよい。
LTEでは、いくつもの幅広いタイプのRSが存在する。RSの第1のタイプは、全てのUEにより使用可能なものであり、よって、広いセルエリアカバレッジを有する。このタイプのRSの1つの例は、チャネル推定を含む様々な目的でUEにより使用される共通リファレンスシンボル(CRS:common reference symbol)である。現在のところ、これらCRSは、ユーザへ送信中のデータがあるか否かに関わらず、送信サブフレーム内のある予め定義されるRE群を占めるように定義されている。例えば、図2に示したように、サブフレーム200は、制御領域、制御シグナリング、及びリファレンスシンボル202を含み得る。リファレンスシンボル202は、通信ネットワークにおいてUEにより使用されるCRSであり得る。
第2のタイプのRSは、具体的なあるUE又はUEのセットのみによる使用を意図される、UE固有リファレンスシンボルである。現在のところ、これらUE固有RSは、あるUEへデータが送信される場合にのみ送信される。特定のUE又はUEのセットのためにプリコーディングが行われる場合、当該RSは、セルの全ての部分には到達せず、セルの対象UE(データの宛て先)が位置する部分にのみ到達する。
LTEにおいて、UE固有RSは、ユーザデータの受信のためにUEに割り当てられたリソースブロックの一部として含まれる。LTEにおけるUE固有RSの例示的な使用が、図3のRBペア内に示されており、そこにはUE固有RS R及びRが含まれる。
さらに、LTEネットワークにおいてUEへの無線リンク上で送信されるメッセージは、大まかに制御メッセージ又はデータメッセージに分類され得る。制御メッセージは、システムの適切な動作と共に、システム内の各UEの適切な動作を支援するために使用される。制御メッセージは、例えば、送信電力又はRBに伴う追加的なシグナリングといった、制御機能へのコマンドを含み得る。制御メッセージの例は、限定ではないものの、制御領域サイズの設定情報を搬送するPCFICH(physical control format indicator channel)、例えばスケジューリング情報及び電力制御メッセージを搬送するPDCCH(physical downlink control channel)、前回のアップリンク送信への応答としてACK/NACKを搬送するPHICH(physical HARQ indicator channel)、及びシステム情報を搬送するPBCH(physical broadcast channel)を含む。
LTEリリース10では、制御メッセージは、CRSを用いて復調される。設定に依存してサブフレーム内の1番目から4番目までのOFDMシンボルが、例えば図2に示したように、制御情報のために予約されている。PDCCHタイプの制御メッセージは、制御チャネルエレメント(CCE)と呼ばれる単位の集合(multiples)において送信され、各CCEは36個のREを含む。
現在のところ、データメッセージは、UE固有RSを搬送するRBにおいて、ユーザへ送信され得る。これらRSは、UEによってデータメッセージを復調するために使用され得る。UE固有のRSの使用は、マルチアンテナeNBに、複数のアンテナから送信される信号のプリコーディングを用いて送信を最適化することを可能とし、それによりUEにおいて受信信号がより強くなり、その結果、送信のデータレートを増加させることができる。
同様に、LTEのリリース10は、リレーノードへ制御情報を送信するための、R−PDCCHと呼ばれる制御チャネルをも定義する。R−PDCCHを受信するリレーノードは、リンク性能を改善するために、リレーノード(RN)固有リファレンス信号を使用することができる。UE固有RSに基づく送信を用いたUEへの汎用的な制御メッセージの送信を可能とすることにより、R−PDCCHについて使用されるものと同じ送信の原理の採用が検討されている。
制御メッセージは、1つのUEへのみ送信される必要のあるタイプのメッセージ(UE固有制御)と、eNBによりカバーされるセル内の全てのUE又はUEの何らかのサブセットへ送信される必要のあるもの(共通制御)とに分類され得る。R−PDCCHでは、RN固有のメッセージはRN固有RSを用いて復調され、一方で共通制御メッセージはCRSを用いて復調される。CRSの使用は、ある欠点を有する。第一に、各RB内でCRS密度が高く(図2参照)、各アンテナは他のアンテナポートのCRSと直交する自身のCRSを要するため、送信のために使用されるアンテナの数に依存して、CRSにより生み出されるオーバヘッドは非常に高くなり得る(大まかに、2つのアンテナポートでの送信について、9.5%である)。第二に、CRSの送信は、システム内で送信されるユーザデータの量に合わせてスケーリングされない。よって、CRSの必須の送信が、特にデータが送信されない場合であっても常にオンでなければならないことから、エネルギー効率の悪いシステムを招来する。近年の分析は、LTEシステムにおいて送信されるサブフレームの大多数がその中で送信されるデータメッセージも制御メッセージも有しないことを示した。
共通制御信号はセル内の全てのUEに到達することを意図されるため、広いカバレッジの送信放射パターンが使用されなければならない。従って、それらは、単一ポート送信を用いるか又は送信ダイバーシティを用いて送信される。既存のシステムは、CRSを用いたチャネル推定を要する、広いセルカバレッジの送信フォーマットによって、複数のUEに共通のメッセージを送信する。送信される制御メッセージの量に合わせてスケーリングされないCRSなどのリファレンス信号の送信は、エネルギー効率が悪く、追加で生じるオーバヘッドに起因して性能にも影響する。また、既存のシステムは、共通の制御メッセージ及びUE固有の制御メッセージの双方のために単一の統一的な送信方式を提供しない。
さらに存在する問題は、制御チャネルのロバスト性を高めるようなアンテナダイバーシティのために複数のアンテナポートを利用しつつ、広範囲のカバレッジで共通制御信号をいかに送信すべきかに関し、それは安定的なシステム運用にとって最も重要である。
既存のシステムに伴う他の問題は、UEのために送信が最適化されるように送信信号をプリコーディング可能な形でUE固有リファレンスシンボルを用いてUE固有の制御メッセージを送信する一方で、同時に同じタイプのRSを用いてより多くのUEの集合へ共通制御メッセージを送信し又はUEへUE固有の制御メッセージを送信するeNBにおける柔軟性の不足である。従って、eNB及びUEの動作の変更を最小化しつつ、複数のUEに共通の制御メッセージの送信とUEに固有の制御メッセージの送信との間のシームレスな移行をeNBにいかに可能とするかに関する問題が存在する。
それ故、UE固有のリファレンスシンボルを用いた基地局からUEへの複数のアンテナポートでの送信の技法を改善するための、方法及びデバイスについてのニーズが存在する。
本発明の特定の実施形態は、無線通信ネットワーク内で、1つ以上のリファレンスシンボルに関連付けられる複数の領域を含むリソースブロックとアンテナポートとを用いてデータを送信し及び受信するためのデバイス及び方法を対象とする。
開示されるデバイス及び方法のある観点によれば、基地局と1つ以上の通信デバイスとの間でリソースブロック(RB)内で情報が送信される。データ又は制御チャネル送信のために使用される各RBにおいて、複数の重複しないリソースエレメント(RE)の領域が定義される。各領域は、1つ又は複数の一意なリファレンスシンボル(RS)に関連付けられ、さらに1つ以上のアンテナポートに関連付けられ得る。ユーザ機器(UE)は、当該情報を復調する際、RBの特定の領域内で受信を行い、当該領域に関連付けられるRS及び/又はアンテナポートを使用する。RS及び/又はアンテナポートの情報を用いて、例えば、通信ネットワークのチャネルが推定され、又は関連付けられる領域内に含まれるデータが復調され及び復号され得る。
1つの特定の観点において、基地局から通信デバイスへリソースブロック内でデータを送信するための方法が提供され、上記基地局は、複数のアンテナポートを含み、送信される上記リソースブロックは、リソースエレメントからなる複数の領域を含む。上記方法は、上記データの第1の部分を上記リソースブロックの第1の領域に割り当てることと、上記データの第2の部分を上記リソースブロックの第2の領域に割り当てることと、を含み、上記第1及び第2のリファレンスシンボルは、上記第1及び第2の領域に関連付けられる。また、上記第1のリファレンスシンボルは、上記基地局の第1のアンテナポートに関連付けられ、上記第2のリファレンスシンボルは、上記基地局の第2のアンテナポートに関連付けられる。上記方法は、さらに、データの上記第1の部分を符号化して第1の符号化データを生成することと、データの上記第2の部分を符号化して第2の符号化データを生成することと、をさらに含む。上記符号化データは変調され、第1及び第2の変調データが生成され、上記リファレンスシンボルと共に上記リソースブロック内で上記通信デバイスへ送信される。
本発明の特定の実施形態は、リソースブロック内でデータを送信するための、通信ネットワーク内で動作可能な基地局デバイスを提供し、上記リソースブロックは、リソースエレメントからなる複数の領域を含む。上記基地局は、複数のアンテナポートと、上記データの第1のリファレンスシンボルに関連付けられる第1の部分を、上記リソースブロックの第1の領域に割り当てるように構成されるプロセッサと、を備える。上記プロセッサは、上記データの第2のリファレンスシンボルに関連付けられる第2の部分を、上記リソースブロックの第2の領域に割り当てるようにも構成される。上記プロセッサは、データの上記第1及び第2の部分を符号化して、符号化データを生成するようにさらに構成される。そして、上記符号化データは上記プロセッサによって変調されて、第1及び第2の変調データが生成され、送信器によって送信される。上記送信器は、上記変調データを、上記第1及び第2のリファレンスシンボルと共にリソースブロック内で送信するように構成される。上記第1のリファレンスシンボルは第1のアンテナポートに関連付けられ、上記第2のリファレンスシンボルは第2のアンテナポートに関連付けられる。さらに、上記第1の変調データは上記第1のアンテナポート上で上記第1のリファレンスシンボルと共に送信され、上記第2の変調データは上記第2のアンテナポート上で上記第2のリファレンスシンボルと共に送信され得る。
本発明の特定の実施形態は、リソースエレメントを含む複数の領域を含むリソースブロック内のデータを復調するための方法を提供する。上記方法は、通信デバイスにおいて、複数のアンテナポートを伴う基地局からの上記データを受信すること、を含み、上記データの第1の部分は上記リソースブロックの第1の領域に割り当てられ第1のリファレンスシンボルに関連付けられており、上記データの第2の部分は上記リソースブロックの第2の領域に割り当てられ第2のリファレンスシンボルに関連付けられている。上記方法は、上記第1のリファレンスシンボルを用いて第1のアンテナポートに対応する第1のチャネルを推定することと、上記第2のリファレンスシンボルを用いて第2のアンテナポートに対応する第2のチャネルを推定することと、をも含む。最後に、上記方法は、上記第1の部分又は上記第2の部分のうちの少なくとも1つを復調すること、を含む。
本発明の特定の実施形態は、リソースエレメントからなる複数の領域を含むリソースブロック内のデータを受信する、通信ネットワーク内で動作可能な通信デバイスを提供する。上記データは、複数のアンテナポートを伴う基地局から受信され、上記データの第1の部分は上記リソースブロックの第1の領域に割り当てられ第1のリファレンスシンボルに関連付けられており、上記データの第2の部分は上記リソースブロックの第2の領域に割り当てられ第2のリファレンスシンボルに関連付けられている。上記通信デバイスは、上記データを受信するように構成される1つ以上のアンテナと、当該アンテナに結合されるプロセッサと、を含む。上記プロセッサは、上記第1のリファレンスシンボルを用いて、上記通信ネットワークの第1のアンテナポートに対応する第1のチャネルを推定し、上記第2のリファレンスシンボルを用いて、上記通信ネットワークの第2のアンテナポートに対応する第2のチャネルを推定するように構成される。上記プロセッサは、さらに、データの上記第1又は第2の部分のうちの少なくとも1つを復調するようにも構成される。
本開示の発明の特定の実施形態は、複数のアンテナポートを伴う基地局から1つ以上の通信デバイスへ複数のメッセージを送信するための方法を対象とする。上記方法は、第1のメッセージを、第1のリソースブロックの、第1のリファレンスシンボルに関連付けられるリソースエレメントを含む領域に割り当てることと、第2のメッセージを、第2のリソースブロックの、第2のリファレンスシンボルに関連付けられるリソースエレメントを含む領域に割り当てることと、上記第1及び第2のメッセージを符号化して符号化データを生成することと、上記符号化データを変調して第1及び第2の変調データを生成することと、上記第1及び第2の変調データを、少なくとも1つの通信デバイスへ上記第1及び第2のリファレンスシンボルと共に送信することと、を含む。
実施形態の上述した及び他の観点が、添付図面を参照しながら以下に説明される。
ここに取り入れられて明細書の一部をなす添付図面は、本開示の様々な実施形態を例示し、その説明と共に、当該開示の原理を説明するため及びここで開示される実施形態を当業者が活用することを可能とするためにさらに供される。図面において、同様の参照番号は、同一の又は機能的に同様のエレメントを指し示す。
例示的なリソースブロックを示している。 例示的なダウンリンクサブフレームを示している。 UE固有リファレンスシンボルを伴うリソースブロックペアを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る複数の領域を伴うリソースブロックを示している。 MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)通信システムを示している。 本発明の例示的な実施形態に係るUE通信デバイスのブロック図である。 本発明の例示的な実施形態に係る基地局のブロック図である。 本発明の例示的な実施形態に係るデータを送信するための処理を例示するフローチャートである。 本発明の例示的な実施形態に係る、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴うリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係るデータを復調するための処理を例示するフローチャートである。 本発明の例示的な実施形態に係る、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、4つの領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、周波数ダイバーシティを伴う送信のための、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、周波数シフト送信ダイバーシティを伴う送信のための、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、周波数シフト送信ダイバーシティを伴う送信のための、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、空間−周波数−時間符号化された送信のための、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、周波数シフト送信ダイバーシティ及び空間−周波数−時間符号化を伴う送信のための、複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、小規模メッセージの送信用の複数の領域と、関連付けられるリファレンスシンボルとを伴う例示的なリソースブロックを示している。 本発明の例示的な実施形態に係る、基地局から1つ以上の通信デバイスへメッセージを送信するための処理を例示するフローチャートである。 本発明の例示的な実施形態に係る例示的な無線通信ネットワークを示している。
開示されるデバイス及び方法の例示的な実施形態において、複数のアンテナポートを伴う基地局と1つ以上の通信デバイスとの間で、リソースブロック(RB)内でデータが送信される。
図21は、例としての無線ネットワーク2100を示している。図示したように、無線ネットワーク2100は、少なくとも1つの基地局502と、少なくとも1つの無線ユーザ機器(UE)通信デバイス504とを含む。無線UE通信デバイスの例は、携帯電話、PDA(personal digital assistants)、電子書籍リーダ、ポータブル電子タブレット、PC(personal computer)及びラップトップコンピュータを含む。
図6は、例示的なUE通信デバイス504のブロック図である。図6に示したように、UE通信デバイスは、1つ以上のアンテナを含むアンテナアレイ602と、1つ以上のマイクロプロセッサ及び/又はASIC(application specific integrated circuit)若しくはFPGA(field-programmable gate arrays)などの1つ以上の回路を含み得るデータ処理システム606と、1つ以上の不揮発性記憶デバイス及び/又は1つ以上の揮発性記憶デバイス(例えば、RAM(random access memory))を含み得るデータ記憶又はメモリシステム608と、を含み得る。アンテナアレイ602は、アンテナアレイ602を介して信号を送受信するように構成される送受信器604に接続される。
データ処理システム606がマイクロプロセッサを含む実施形態では、コンピュータ読取可能なプログラムコードが、限定ではないものの、磁気媒体(例えば、ハードディスク)、光学媒体(例えば、DVD)及びメモリデバイス(例えば、ランダムアクセスメモリ)などといったコンピュータ読取可能な媒体に記憶され得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能なプログラムコードは、プロセッサにより実行された場合に、データ処理システム606に、以下に説明するステップ群(例えば、図10に示したフローチャートを参照しながら以下に説明されるステップ群)を実行させるように構成される。他の実施形態において、UE通信デバイス504は、コードを必要とすることなく、上述したステップ群を実行するように構成される。即ち、例えば、データ処理システム606は、1つ以上のASICから構成されてもよい。よって、上述した本発明の特徴は、ハードウェアで及び/又はソフトウェアで実装され得る。例えば、特定の実施形態において、UE通信デバイス504の上述した機能コンポーネントは、コンピュータ命令を実行するデータ処理システム606によって、コンピュータ命令には非依存に動作するデータ処理システム606によって、又はハードウェア及び/若しくはソフトウェアの任意の適切な組合せによって、実装されてよい。
図7は、例示的な基地局502のブロック図を示している。図7に示したように、基地局502は、1つ以上のマイクロプロセッサ並びに/又はASIC(application specific integrated circuit)及びFPGA(field-programmable gate arrays)などの1つ以上の回路を含み得るデータ処理システム708と、ネットワークインタフェース706と、1つ以上の不揮発性記憶デバイス及び/又は1つ以上の揮発性記憶デバイス(例えば、RAM(random access memory))を含み得るデータ記憶システム710と、を含み得る。ネットワークインタフェース706は、アンテナアレイ702を介して信号を送受信するように構成される送受信器704に接続される。特定の実施形態によれば、当該アンテナアレイは、1つ以上のアンテナポートを含むように構成され得る。例えば、アンテナアレイ702は、LTE仕様のポート0及びポート1に対応する第1のアンテナポート0及び第2のアンテナポート1を含み得る。開示されるデバイス及び方法の例示的な実施形態では、基地局502は、ノードB又は拡張ノードBである。
データ処理システム708がマイクロプロセッサを含む実施形態では、コンピュータ読取可能なプログラムコードが、限定ではないものの、磁気媒体(例えば、ハードディスク)、光学媒体(例えば、DVD)及びメモリデバイス(例えば、ランダムアクセスメモリ)などといったコンピュータ読取可能な媒体に記憶され得る。いくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能なプログラムコードは、プロセッサにより実行された場合に、データ処理システム708に、以下に説明するステップ群(例えば、図8及び図20に示したフローチャートを参照しながら以下に説明されるステップ群)を実行させるように構成される。他の実施形態において、基地局502は、コードを必要とすることなく、上述したステップ群を実行するように構成される。即ち、例えば、データ処理システム708は、単に1つ以上のASICから構成されてもよい。よって、上述した本発明の特徴は、ハードウェアで及び/又はソフトウェアで実装され得る。例えば、特定の実施形態において、当該基地局の上述した機能コンポーネントは、コンピュータ命令を実行するデータ処理システム708によって、コンピュータ命令には非依存に動作するデータ処理システム708によって、又はハードウェア及び/若しくはソフトウェアの任意の適切な組合せによって、実装されてよい。
基地局502と1つ以上の通信デバイス504との間で、リソーブロック内でデータが送信され得る。特定の実施形態によれば、データ又は制御チャネル送信のために使用される各リソースブロック(RB)内に、複数の重複しない(non-overlapping)リソースエレメント(RE)の領域が定義される。各領域は、少なくとも1つの一意のリファレンスシンボル(RS)に関連付けられ、さらに1つ以上のアンテナポートに関連付けられ得る。
ユーザ機器504は、RBの特定の領域内で受信する情報を復調する際、当該領域に関連付けられるRS及び/又はアンテナポートを使用する。RS及び/又はアンテナポートの情報を用いて、例えば、通信ネットワークのチャネルが推定され、又は関連付けられる当該領域内に含まれるデータが復調され得る。
図4は、2つの時間周波数領域402、404から構成される例示的なリソースブロックを示しており、各領域は自身に関連付けられるリファレンスシンボルを有する。第1の領域402は、第1のリファレンス信号領域406に位置するリソースエレメント内で送信される第1のリファレンスシンボルに関連付けられる。第2の領域404は、第2のリファレンス信号領域408に位置するリソースエレメント内で送信される第2のリファレンスシンボルに関連付けられる。各領域は、例えば、CCE、PHICH若しくはPBCH、又はそうしたメッセージエレメントの断片(fractions)といった制御情報を送信するために使用され得る。複数のアンテナポートを伴うeNBといった基地局において、2つのリファレンスシンボルは、例えば図4においてAP1及びAP2とラベリングされた異なるアンテナポートに関連付けられ得る。
さて、図8を参照すると、複数のアンテナポートを有する基地局502からリソースブロック400内でデータを送信するための処理を例示するフローチャート800が示されている。リソースブロック400は、図4に例示した領域402及び404といった複数のデータ領域を含む。
処理810の1つ目のステップにおいて、データの第1の部分がリソースブロック400の第1の領域402に割り当てられる。このデータは、第1のリファレンスシンボル406及び基地局502の第1のアンテナポートに関連付けられる。当該データは、例えば、制御メッセージであってよい。特定の実施形態によれば、当該制御メッセージは、電力制御、スケジューリング情報、ACK/NACK応答及び/又はシステム情報に関連するコマンドを含み得る。さらに、第1のリファレンスシンボル406は、UE固有リファレンスシンボルであってよい。
ステップ820において、データの第2の部分がリソースブロック400の第2の領域404に割り当てられる。このデータは、第2のリファレンスシンボル408及び基地局502の第2のアンテナポートに関連付けられる。当該データは、第1のデータもそうであるように、例えば、制御メッセージであってよく、電力制御、スケジューリング情報、ACK/NACK応答及び/又はシステム情報に関連するコマンドを含み得る。
ステップ830において、データの第1の部分が符号化され、第1の符号化データが生成される。同様に、データの第2の部分が符号化され、第2の符号化データが生成される。そして、符号化データは、ステップ840において変調され、第1の変調データ及び第2の変調データが生成される。
ステップ850において、第1の変調データ及び第2の変調データが、第1のリファレンスシンボル及び第2のリファレンスシンボルを伴って、通信デバイス504へ送信される。第1の変調データ及び第1のリファレンスシンボルは第1のアンテナ上で送信され得る一方で、第2の変調データ及び第2のリファレンスシンボルは第2のアンテナ上で送信される。
特定の実施形態によれば、図7に示したデバイスのような基地局502は、通信ネットワークにおいて動作可能であり、図8のフローチャートにおいて詳述した通りにリソースブロック内でデータを送信するように共に構成される、複数のアンテナポート702、送受信器704及びデータ処理リソース708を含む。
図10を参照すると、通信デバイスによってリソースブロック内で受信されるデータを復調するための処理を例示するフローチャート1000が示されている。
ステップ1010において、通信デバイスは、通信ネットワークの基地局502からデータを受信する。当該基地局は、例えば、図7に示したようなeNBの通りであってよい。本実施形態によれば、基地局502は、例えばLTE仕様のアンテナポート0及び1を含み得る、複数のアンテナポートを有する。
上記データの第1の部分は、図4に例示したリソースブロック400のような受信されるリソースブロックの第1の領域に割り当てられている。上記データの第2の部分は、リソースブロックの第2の領域に割り当てられている。これら領域の各々は、それぞれ第1のリファレンスシンボル及び第2のリファレンスシンボルに関連付けられている。
ステップ1020において、当該通信デバイスは、第1のリファレンスシンボルを用いて、基地局502の第1のアンテナポートに対応するチャネルを推定する。本発明の実施形態によれば、第1のリファレンスシンボルは、第1のアンテナポートに一意に関連付けられ得る。同様に、ステップ1030において、当該通信デバイスは、第2のアンテナポートに一意に関連付けられ得る第2のアンテナポートを用いて、基地局の第2のアンテナポートに対応するチャネルを推定する。
ステップ1040において、第1のデータ及び第2のデータのうちの少なくとも1つが復調される。当該ステップは、さらに、復調されるデータについての逆レートマッチング及び復号を実行することを含んでもよい。
特定の実施形態によれば、図6に示したデバイスのようなUE通信デバイス504は、図10のフローチャートにおいて詳述した通りにリソースブロック内で受信されたデータを復調するように共に構成される、アンテナアレイ602、送受信器604及びデータ処理リソース606を含む。
図9及び図11〜図13は、リファレンスシンボル及びアンテナポートへの領域の関連付けと共に、リソースブロックの複数の領域への例示的な区画化を示している。本開示における実施形態を例示するために、RBの使用は、サブフレーム内の両スロットにデータが例えばマッピングされる場合に、RBペアへ直接的に拡張されてよい。
例えば、制御チャネルの送信のために使用されるRBにおいて、複数の直交する時間−周波数及び符号リソースが定義され得る。それ故、ここではリソースとして言及される区画(partition)が、RB内のリソースエレメントのサブセットに加えてカバー符号(cover code)から構成される領域として定義され得る。カバー符号は、例えば、直交カバー符号のセットから選択され得る。本発明の特定の実施形態によれば、各リソースは1つ以上の一意なリファレンスシンボルに関連付けられ、関連付けられるリファレンスシンボルを搬送するリソースエレメントもまた、同じリソースブロック又は同じRBペア内でリソースとして送信される。複数のアンテナポートを伴う基地局、例えば基地局502から送信される場合、1つのRSがアンテナポートのうちの1つの上で送信される。UEは、送信されるRBの所与のリソース内の情報を復調する際、処理用に当該リソースに関連付けられたRS/アンテナポートを用いることができる。例えば、RS/アンテナポートは、正確なチャネル推定のために使用されることができる。
ある実施形態によれば、1つ以上のリソース内で、制御情報は、限定ではないものの、(PDCCHに属する)CCE、PHICH又はPBCHを含んで送信される。リソースがCCE、PHICH又はPBCHの全体にフィットするには小さすぎる場合、これらメッセージの断片を第1の領域内で送信し、他の断片をサブフレーム内の別の場所にある第2の領域内で送信することができる。第2の領域は他のRSに関連付けられ、よって、他のアンテナポートに関連付けられ得る。ある領域内の断片的なメッセージの例示的な使用は、第1のRBの第1のリソース内でCCEの半分を第1のアンテナポートから送信し、第2のRBの第2のリソース内で同じCCEの他の半分を第2のアンテナポートから送信することである。この送信方式によれば、周波数ダイバーシティ及びアンテナダイバーシティの双方が獲得される、
図9は、LTEにおいて現在定義されているような、最大4個の送信ポートについてのリファレンスシンボル位置を伴う例示的なRBを示している。リファレンスシンボルを搬送するリソースエレメントは、R及びRによって表記されている。Rによって表記されるREは、アンテナポート7のためのRSを含み、又は代替的に、アンテナポート7及び8のためのRSを双方のポートが使用される場合に含み得る。2つのポートのためのRSは、直交カバー符号(OCC:orthogonal cover code)を用いて互いの上に重畳され得る。例えば、図9に示した隣接シンボル902の各ペアにおいて、ポート7のために送信されるRSは符号{+1、+1}を使用してよく、ポート8のためのものは符号{+1,−1}を使用してよい。特定の実施形態によれば、アンテナポート9及び10のためのRSは、同様に、図9に示した隣接REペア904上に重畳される。
図9は、RB内の、制御メッセージ送信のための2つの異なる領域をも示している。本実施形態において、各領域は36個のREを有し、その数はレガシーLTEキャリア上のCCE内のREの数と同じである。ドットで示された第1の領域はアンテナポート7又はアンテナポート7及び8に関連付けられ、一方でハッシングで示された第2の領域はアンテナポート9又はアンテナポート9及び10に関連付けられる。
特定の実施形態によれば、アンテナポートのいずれについてもRBが必ず送信されるわけではない。例えば、対応する領域が使用されなければ、所与のアンテナポートについてRSは送信されなくてよい。これは、例えば、UEの割り当ての使用と、レガシーPDCCHについてCCEの観点で定義されるサーチスペース(UEが自身宛てのメッセージをサーチするためにブラインド復号を実行する場所)とを、UE固有RSに基づく制御チャネルにまで持ち込むことを可能とする。既存の方式の必要とされる変更は、CCEからREへのマッピングのみである。
本発明の実施形態において、RB又はRBペア内のリソースの、関連付けられる一意のRSとアンテナポートとを伴う複数の重複しない領域への区画化は、多様な手法で実装されてよく、例えばそれは図11において提供されている通りである。本発明のさらなる実施形態によれば、周波数分割多重(FDM)と共に、時間分割多重(TDM)及び符号分割多重(CDM)といったいくつかの方式に基づいて、リソースは区画化されてよい。
例えば、図12は、4つの領域にRBが区画化された、2つの可能な構成を示している。この例によれば、情報のためにカバー符号は必要とされない。よって、ドットで示した領域はアンテナポート7に関連付けられ、黒いブロックで示した領域はアンテナポート8に関連付けられ、ハッシングで示した領域はアンテナポート9に関連付けられ、白いブロックで示した領域はアンテナポート10に関連付けられる。前に説明したように、アンテナポート8及び10のためのRSは、ポート7及び9によりそれぞれ使用されるものと同じREにおいて、直交カバー符号を用いて送信されてよい。
リソースとリファレンスシンボルとの間の追加的な関連付けを生成するために、符号分割多重化(CDM)が区画化のスキームに取り入れられてもよい。例えば、{+1,+1}及び{+1,−1}といった2つのカバー符号が、例えば図9及び図11においてドットで示した領域などの領域に適用され得る。それに応じて、カバー符号{+1,+1}を伴うドットで示した領域はアンテナポート7に関連付けられ、カバー符号{+1,−1}を伴うドットで示した領域はアンテナポート8に関連付けられ得る。同様に、図9及び図11に示したカバー符号{+1,+1}を伴うハッシングで示した領域はアンテナポート9に関連付けられ、カバー符号{+1,−1}を伴うハッシングで示した領域はアンテナポート10に関連付けられ得る。このアプローチは、図12に示した4領域の区画化及びRSの関連付けを用いる実装に対する代替案を提供することができる。
ある実施形態によれば、周波数ダイバーシティを領域での送信に組み込むために、複数のRBが領域の区画化とRSの関連付けとを定義するために併せて使用されてもよい。例えば、図13に示したように、2つのRB内のリソースエレメントを用いて、4つの領域とその関連付けられるリファレンスシンボル及びアンテナポートが定義される。この実施形態では、2つのRBは周波数での分離を有する。ドットで示した領域は、アンテナポート7に関連付けられる。ハッシングで示した領域は、アンテナポート9に関連付けられる。黒いブロックで示した領域は、アンテナポート8に関連付けられる。白いブロックで示した領域は、アンテナポート10に関連付けられる。
レガシーLTEキャリアにおいて、制御チャネルの例としてのPDCCHで、複数の制御チャネルエレメント(CCE)を単一のメッセージを送信するために統合することができる。統合されるCCEの数は、当該メッセージについてのアグリゲーションレベルとして言及され得る。この概念を、領域をまたいで生じる統合を伴う本発明の実施形態に適用することができる。例えば、領域が36個のREを有するものとして定義される実施形態について、LTEにおいて現在定義されているようなPDCCHからの制御メッセージをマッピングする場合、CCEを領域に直接的にマッピングすることができる。一方で、CCEを、異なる領域において送信される異なる断片的なCCE群に分割することもできる。PHICH、PBCH及び他の制御メッセージを領域にマッピングするためにも、同じ原理を提供することができる。
ある実施形態によれば、ここで説明される実施形態は、多様な送信モードの柔軟な使用を可能とするために使用されてもよい。例えば、図14〜図18は、情報をリソース及びアンテナポートにマッピングする例示的な実施形態を示しており、所与のメッセージが送信されるリソースに適用されるプリコーディングを調整することによって、(広範囲のカバレッジを伴う)共通の制御メッセージと(所与のUEへ向けられる)UE固有の制御メッセージの双方の送信が可能となる。このやり方で、制御メッセージは、複数のリソースにマッピングされ得る。そして、eNBといった基地局502は、リソースがどのようにアンテナポートを利用しているかを制御することができる。これは、最大限の柔軟性を提供し、周波数ダイバーシティ、周波数シフト送信ダイバーシティ(FSTD:frequency shifted transmit diversity)、空間周波数/時間ブロック符号化(SFBC/STBC)及びそれらの組合せ、を含む送信モードを可能とする。
周波数ダイバーシティを利用する送信において、送信メッセージといった情報を複数のリソースに割り当てることにより、送信アンテナポートの数には非依存に周波数ダイバーシティが達成され得る。それらリソースは、周波数をまたいで広がり、ある実施形態では異なるRBにまたがって広がる。例えば、図14に示したように、周波数ダイバーシティは、2というアグリゲーションレベルでの単一のアンテナから2つのUEへの送信のために使用され得る。この例において、2つのCCEが使用され、周波数において広がる2つのRB内の異なる領域にマッピングされる。LTE Rel−8のように、アグリゲーションレベルは2よりも高くされ得る。例えば、LTEは、8までのアグリゲーションレベルをサポートする。
周波数シフト送信ダイバーシティ(FSTD)を含む送信モードにおいて、制御メッセージといった情報は、複数のリソースにも割り当てられ、それぞれの領域が複数の異なるアンテナポートに割り当てられる。この実施形態によれば、UEは、複数のストリームを受信し、それらを連結し、そしてメッセージを復調し及び復号する。追加的に、eNBは、複数のアンテナポートを定義するために、異なるプリコーディングベクトルを割り当てることができる。
図15に示した通りの、この送信モードの例示的な図によれば、複数の異なるREのセットにおいて複数のアンテナをまたいで送信される複数のストリームの間で、送信シンボルが分割される。UEは、当該ストリームの全てを受信し、それらを連結し、メッセージを復調し及び復号する。これは、異なるCCE、例えば図15におけるCCE1及び2を異なる領域に割り当てることにより達成される。領域は、同じRB内であっても又は複数のRBにまたがってもよく、領域ごとにアンテナポート(AP)がプリコーディングされ得る。図15の図は、2つのUEについて2というアグリゲーションレベルを有する。第1のUEは、各領域を伴う第1のRB1502内で、ドットの領域及びハッシングの領域の間で分割される自身のCCE群を有し、よって各CCEは異なる複数のアンテナポート上で送信される。第2のUEは、第2のRB1504内で、自身のメッセージを同様に受信する。
周波数ダイバーシティ及び周波数シフト送信ダイバーシティの双方を、アグリゲーションレベル2での送信で達成することができる。例えば、図15に関していうと、UE1のための制御チャネルの第1の半分は、(ドットで示した)アンテナポート7に関連付けられる領域にマッピングされたCCEを介して、一方のRB1502内で送信され、第2の半分は、(ハッシングで示した)アンテナポート9に関連付けられる領域にマッピングされたCCEを介して、他方のRB1504内で送信されることができる。
他の実施形態において、周波数シフト送信ダイバーシティを、図16に示したような単一のRB上で達成することができる。本例では、各UEは、1というアグリゲーションレベルを有し、従って、CCEを1つのみ送信する。このCCEは、複数の部分、本例では2つ、に分割され、異なるアンテナポート上で送信されることができる
空間周波数/時間ブロック符号化(SFBC/STBC)と呼ばれ、一般にアラモウティ方式としても知られる送信ダイバーシティ方式は、アンテナポートのペア上で同じシンボルのバリエーション群を送信する。ある実施形態は、例えば2つのRS/アンテナポートなどの複数のRS/アンテナポートをリソースに関連付け、制御メッセージといった情報をアラモウティ方式に従って複数のアンテナポート上で送信することにより、この方式に従って送信ダイバーシティを達成し得る。本実施形態では、各ポートは、アンテナに又は(例えば、プリコーディングを用いて)仮想アンテナに関連付けられ得る。
図17に例示したように、この方式に係る送信ダイバーシティは、当該領域に関連付けられる2つのアンテナポートを伴う領域にマッピングされた、制御メッセージといった情報を送信することにより達成され、各ポートはプリコーディングされてもよい。この例によれば、第2のポートから送信される信号は、第1のポート上で送信される信号のバリエーションであり、図17において上付きの“”によって表記されている。
ある実施形態は、上で議論した方式の組合せを使用し得る。例えば、制御メッセージといった情報を、各領域が2つのアンテナポートに関連付けられるような、RB内の少なくとも2つのリソースにマッピングすることができる。それに応じて、メッセージは、4つのアンテナポート上で送信される。この実施形態では、メッセージは、上で議論したFSTD方式に従って、まず2つのストリームに区分される。そして、各ストリームは、別個のリソースにマッピングされ、ストリーム及びそのバリエーションが、2つの異なるアンテナポートを用いて当該リソース内で送信される。リソースごとにアンテナポートペアは相違する。よって、4ポートアンテナダイバーシティが達成される。
図18に例示したように、制御メッセージは、少なくとも2つの領域にマッピングされ、4つのアンテナポート上で送信されてもよい。当該メッセージは、FSTD方式のように、まず2つのストリームに区分される。そして、各ストリームは、別個の領域にマッピングされ、当該領域上で異なるアンテナポートを用いて2回送信される。領域ごとのアンテナポートペアは相違し、よって4ポートダイバーシティが達成される。これが図18に例として示されており、単一のUEが異なるRBをまたいで選択された複数の領域にマッピングされた2つのCCEを伴う。
ある実施形態によれば、制御メッセージといったメッセージが小規模である場合、当該メッセージは分割されて複数の領域にわたって分配され、周波数ダイバーシティを提供するように、各領域は十分に大きい周波数間隔で隔離されて、RB内で送信される。例示的な小規模の制御メッセージは、単一のCCEを伴うPDCCH、又はPHICHを含み得る。
上で議論したように、RB内の異なる直交リソースを、異なるPDCCHによって利用することができる。PHICHもまた、他のPDCCHと無線リソースを共有することができる。この例が図19に示されており、UE1は単一のCCEで構成されるPDCCHを受信し、UE2はPHICHを受信する。
本発明の開示を、RB内の全てのサブキャリアが上述した教示に従って利用され得るような、新たなキャリアタイプに適用することができる。しかしながら、既存のLTEシステムの仕様に後方互換的なキャリアでは、例えば設定に依存してサブフレーム内の最初の1番目から4番目のOFDMシンボルが、制御情報のために予約され得る。これは、例えば、図2に示した割当てにおいて示されている。セル内のレガシーUEのサポートを可能とするために、上述した実施形態を、レガシーの制御領域に割り当てられていない無線リソースに適用することができる。例えば、図19に示したように、本発明の実施形態は、サブフレームの第1スロット内の、レガシー動作のための最初の3つの後の最後の4つのOFDMシンボルに適用される。
図20を参照すると、本開示のデバイス及び方法の例示的な実施形態に係る、基地局から1つ以上の通信デバイスへ複数のメッセージを送信するための方法を例示するフローチャート2000が示されている。
最初のステップ2010において、第1のメッセージが、第1のリソースブロックの、第1のリファレンスシンボルに関連付けられる領域に割り当てられる。ステップ2020において、第2のメッセージが、第2のリソースブロックの、第2のリファレンスシンボルに関連付けられる領域に割り当てられる。特定の実施形態によれば、第1及び第2のメッセージは、独立したメッセージであってもよく、又は代替的に単一のメッセージの複数の部分であってもよい。さらに、第1のリファレンスシンボル及び第2のリファレンスシンボルは、同じRB又は異なるRB内のリソースエレメントに割り当てられてよい。それらリファレンスシンボルは、基地局502のアンテナポートに関連付けられ得る。ある実施形態では、リファレンスシンボルは、1つ以上の特定のUE504に関連付けられ得る。
ステップ2030において、第1のメッセージが符号化されて第1の符号化データが生成され、第2のメッセージが符号化されて第2の符号化データが生成される。
ステップ2040において、第1の符号化データ及び第2の符号化データが変調され、第1の変調データ及び第2の変調データが生成され、ステップ2050において、1つ以上の通信デバイスへ、第1のリファレンスシンボル及び第2のリファレンスシンボルを伴って送信される。
特定の実施形態によれば、図7に示したデバイスのような基地局502は、通信ネットワーク内で動作可能であり、図20のフローチャートにおいて詳述した通りにメッセージを送信するように共に構成される、複数のアンテナポート602、送受信器604及びデータ処理リソース606を含む。
多様な実施形態を上で説明したが、それらは例としてのみ提示されており、限定として提示されてはいないことが理解されるべきである。よって、本開示の広さ及び範囲は、上述した例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきでない。さらに、全ての可能なバリエーションにおける上述したエレメントのいかなる組合せも、ここで示され又はそうではなく文脈と明確に矛盾しない限り、本開示により包含される。
さらに、上で説明し図中に例示した処理は一連のステップとして示されているが、これは単に例示のためにされたものである。従って、何らかのステップが追加され、何らかのステップが省略され、ステップの順序が再構成され、及びいくつかのステップが並列的に実行されてもよいと想定される。

Claims (43)

  1. 基地局(502)から通信デバイス(504)へリソースブロック内でデータを送信するための方法であって、前記基地局は、複数のアンテナポート(506,508)を含み、前記リソースブロックは、リソースエレメントを含む複数の領域を含み、前記方法は、
    前記データの第1のリファレンスシンボルに関連付けられる第1の部分を、前記複数の領域のうちの第1の領域に割り当てること(810)と、
    前記データの第2のリファレンスシンボルに関連付けられる第2の部分を、前記複数の領域のうちの第2の領域に割り当てること(820)と、
    前記データの前記第1の部分及び前記第2の部分を符号化して(830)、第1の符号化データ及び第2の符号化データを生成することと、
    前記第1の符号化データを変調して(840)、第1の変調データを生成することと、
    前記第2の符号化データを変調して(840)、第2の変調データを生成することと、
    前記第1の変調データ及び前記第2の変調データ並びに前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルを、前記リソースブロック内で前記通信デバイスへ送信すること(850)と、
    を含み、
    前記第1のリファレンスシンボルは、前記複数のアンテナポートのうちの第1のアンテナポートに関連付けられ、前記第2のリファレンスシンボルは、前記複数のアンテナポートのうちの第2のアンテナポートに関連付けられる、
    方法。
  2. 前記データの前記第1の部分は、制御メッセージである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記制御メッセージは、電力制御、スケジューリング情報、ACK/NACK応答及びシステム情報のうちの1つ以上に関連するコマンドを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のリファレンスシンボルは、UE固有リファレンスシンボルである、請求項2又は請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のリファレンスシンボルは、前記通信デバイスに一意に関連付けられる、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルに直交カバー符号を適用すること、をさらに含み、
    前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルは、同じリソースエレメントに割り当てられる、
    請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記データの第3のリファレンスシンボルに関連付けられる第3の部分を、前記複数の領域のうちの第3の領域に割り当てることと、前記第3のリファレンスシンボルは、前記複数のアンテナポートのうちの第3のアンテナポートに関連付けられることと、
    前記第1のリファレンスシンボル及び前記第3のリファレンスシンボルに直交カバー符号を適用することと、
    前記第1のリファレンスシンボル及び前記第3のリファレンスシンボルは、同じリソースエレメントに割り当てられることと、
    をさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記第1の領域及び前記第3の領域は、同じである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記データの前記第1の部分及び前記第3の部分に前記直交カバー符号を適用すること、をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の領域に第1のカバー符号を適用することと、
    前記第2の領域に第2のカバー符号を適用することと、
    をさらに含み、
    前記第1のカバー符号は、前記基地局の第1のアンテナポートに関連付けられ、前記第2のカバー符号は、前記基地局の第2のアンテナポートに関連付けられる、
    請求項1に記載の方法。
  11. リソースブロック内でデータを送信するための、通信ネットワーク内で動作可能な基地局デバイス(502)であって、前記リソースブロックは、リソースエレメントを含む複数の領域を含み、
    複数のアンテナポート(702)と、
    前記データの第1のリファレンスシンボルに関連付けられる第1の部分を、前記複数の領域のうちの第1の領域に割り当て、
    前記データの第2のリファレンスシンボルに関連付けられる第2の部分を、前記複数の領域のうちの第2の領域に割り当て、
    前記データの前記第1の部分及び前記第2の部分を符号化して、第1の符号化データ及び第2の符号化データを生成し、
    前記第1の符号化データを変調して、第1の変調データを生成し、
    前記第2の符号化データを変調して、第2の変調データを生成する、
    ように構成されるプロセッサ(708)と、
    前記第1の変調データ及び前記第2の変調データ並びに前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルを、前記リソースブロック内で前記通信ネットワーク内の通信デバイスへ送信するように構成される送信器(704)と、
    を備え、
    前記第1のリファレンスシンボルは、前記複数のアンテナポートのうちの第1のアンテナポートに関連付けられ、前記第2のリファレンスシンボルは、前記複数のアンテナポートのうちの第2のアンテナポートに関連付けられる、
    デバイス。
  12. 前記データの前記第1の部分は、制御メッセージである、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記制御メッセージは、電力制御、スケジューリング情報、ACK/NACK応答及びシステム情報のうちの1つ以上に関連するコマンドを含む、請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記第1のリファレンスシンボルは、UE固有リファレンスシンボルである、請求項12又は請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記第1のリファレンスシンボルは、前記通信デバイスに一意に関連付けられる、請求項11〜14のいずれかに記載のデバイス。
  16. 前記プロセッサは、前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルに直交カバー符号を適用する、ようにさらに構成され、前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルは、同じリソースエレメントに割り当てられる、請求項11〜15のいずれかに記載のデバイス。
  17. 前記プロセッサは、
    前記データの第3のリファレンスシンボルに関連付けられる第3の部分を、前記複数の領域のうちの第3の領域に割り当て、
    前記第1のリファレンスシンボル及び前記第3のリファレンスシンボルに直交カバー符号を適用する、
    ようにさらに構成され、前記第3のリファレンスシンボルは、前記複数のアンテナポートのうちの第3のアンテナポートに関連付けられ、
    前記第1のリファレンスシンボル及び前記第3のリファレンスシンボルは、同じリソースエレメントに割り当てられる、
    請求項11〜16のいずれかに記載のデバイス。
  18. 前記第1の領域及び前記第3の領域は、同じである、請求項17に記載のデバイス。
  19. 前記プロセッサは、前記データの前記第1の部分及び前記第3の部分に前記直交カバー符号を適用する、ようにさらに構成される、請求項18に記載のデバイス。
  20. 前記プロセッサは、
    前記第1の領域に第1のカバー符号を適用し、
    前記第2の領域に第2のカバー符号を適用する、
    ようにさらに構成され、
    前記第1のカバー符号は、前記基地局の第1のアンテナポートに関連付けられ、前記第2のカバー符号は、前記基地局の第2のアンテナポートに関連付けられる、
    請求項11に記載のデバイス。
  21. リソースエレメントを含む複数の領域を含むリソースブロック内のデータを復調するための方法であって、
    通信デバイスにおいて、複数のアンテナポートを伴う基地局からの前記データを受信すること(1010)と、前記データの第1の部分は前記複数の領域のうちの第1の領域に割り当てられ第1のリファレンスシンボルに関連付けられており、前記データの第2の部分は前記複数の領域のうちの第2の領域に割り当てられ第2のリファレンスシンボルに関連付けられていることと、
    前記第1のリファレンスシンボルを用いて、前記複数のアンテナポートのうちの第1のアンテナポートに対応する第1のチャネルを推定すること(1020)と、
    前記第2のリファレンスシンボルを用いて、前記複数のアンテナポートのうちの第2のアンテナポートに対応する第2のチャネルを推定すること(1030)と、
    前記データの前記第1の部分及び前記第2の部分のうちの少なくとも1つを復調すること(1040)と、
    を含む方法。
  22. 前記データの前記第1の部分は、制御メッセージである、請求項21に記載の方法。
  23. 前記制御メッセージは、電力制御、スケジューリング情報、ACK/NACK応答及びシステム情報のうちの1つ以上に関連するコマンドを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1のリファレンスシンボルは、UE固有リファレンスシンボルである、請求項22又は請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1のリファレンスシンボルは、前記通信デバイスに一意に関連付けられる、請求項21〜24のいずれかに記載の方法。
  26. 複数のアンテナポートを伴う基地局から、リソースエレメントを含む複数の領域を含むリソースブロック内のデータを受信する、通信ネットワーク内で動作可能な通信デバイス(504)であって、
    前記データを受信するように構成される1つ以上のアンテナ(602)と、
    前記1つ以上のアンテナに結合されるプロセッサ(606)と、
    を備え、
    前記データの第1の部分は前記複数の領域のうちの第1の領域に割り当てられ第1のリファレンスシンボルに関連付けられており、前記データの第2の部分は前記複数の領域のうちの第2の領域に割り当てられ第2のリファレンスシンボルに関連付けられており、
    前記プロセッサは、
    前記第1のリファレンスシンボルを用いて、前記通信ネットワークの、前記基地局の複数のアンテナポートのうちの第1のアンテナポートに対応する第1のチャネルを推定し、
    前記第2のリファレンスシンボルを用いて、前記通信ネットワークの、前記基地局の複数のアンテナポートのうちの第2のアンテナポートに対応する第2のチャネルを推定し、
    前記データの前記第1の部分及び前記第2の部分のうちの少なくとも1つを復調する、
    ようにさらに構成される、
    デバイス。
  27. 前記データの前記第1の部分は、制御メッセージである、請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記制御メッセージは、電力制御、スケジューリング情報、ACK/NACK応答及びシステム情報のうちの1つ以上に関連するコマンドを含む、請求項27に記載のデバイス。
  29. 前記第1のリファレンスシンボルは、UE固有リファレンスシンボルである、請求項27又は請求項28に記載のデバイス。
  30. 前記第1のリファレンスシンボルは、前記通信デバイスに一意に関連付けられる、請求項26〜29のいずれかに記載のデバイス。
  31. 基地局(502)から1つ又は通信デバイス(504)へ複数のメッセージを送信するための方法であって、前記基地局は、複数のアンテナポート(702)を含み、
    第1のメッセージを、第1のリソースブロックの、第1のリファレンスシンボルに関連付けられるリソースエレメントからなる領域に割り当てること(2010)と、
    第2のメッセージを、第2のリソースブロックの、リソースエレメントからなり第2のリファレンスシンボルに関連付けられる領域に割り当てること(2020)と、
    前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージを符号化して(2030)、第1の符号化データ及び第2の符号化データを生成することと、
    前記第1の符号化データを変調して(2040)、第1の変調データを生成することと、
    前記第2の符号化データを変調して(2040)、第2の変調データを生成することと、
    前記第1の変調データ及び前記第2の変調データ並びに前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルを、前記1つ以上の通信デバイスのうち少なくとも1つへ送信すること(2050)と、
    を含む方法。
  32. 前記第1のリファレンスシンボル及び前記第2のリファレンスシンボルは、前記第1のリソースブロック内のリソースエレメントに割り当てられる、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第1のリファレンスシンボルは、前記第1のリソースブロック内のリソースエレメントに割り当てられ、前記第2のリファレンスシンボルは、前記第2のリソースブロック内のリソースエレメントに割り当てられる、請求項31に記載の方法。
  34. 前記第1のリファレンスシンボルは、前記基地局の第1のアンテナポートに関連付けられ、前記第2のリファレンスシンボルは、前記基地局の第2のアンテナポートに関連付けられる、請求項31〜33のいずれかに記載の方法。
  35. 前記第1のメッセージは、制御メッセージである、請求項31〜34のいずれかに記載の方法。
  36. 前記制御メッセージは、電力制御、スケジューリング情報、ACK/NACK応答及びシステム情報のうちの1つ以上に関連するコマンドを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記第1のリファレンスシンボルは、UE固有リファレンスシンボルである、請求項35又は請求項36に記載の方法。
  38. 前記第1のリファレンスシンボルは、1つ以上の通信デバイスに関連付けられる、請求項31に記載の方法。
  39. 前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージは、単一のメッセージの複数の部分である、請求項31に記載の方法。
  40. 前記第1のリファレンスシンボルは、前記1つ以上の通信デバイスのうちの第1のデバイスに関連付けられ、前記第2のリファレンスシンボルは、前記1つ以上の通信デバイスのうちの第2のデバイスに関連付けられる、請求項31に記載の方法。
  41. 送信することは、
    前記第1の変調データ及び前記第1のリファレンスシンボルを、前記第1のアンテナポート上で送信することと、
    前記第2の変調データ及び前記第2のリファレンスシンボルを、前記第2のアンテナポート上で送信することと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  42. 前記送信器は、前記第1の変調データ及び前記第1のリファレンスシンボルを前記第1のアンテナポート上で送信し、前記第2の変調データ及び前記第2のリファレンスシンボルを前記第2のアンテナポート上で送信する、ようにさらに構成される、請求項11に記載の基地局。
  43. 送信することは、
    前記第1の変調データ及び前記第1のリファレンスシンボルを、前記第1のアンテナポート上で送信することと、
    前記第2の変調データ及び前記第2のリファレンスシンボルを、前記第2のアンテナポート上で送信することと、
    を含む、請求項34に記載の方法。
JP2014525550A 2011-08-15 2012-08-14 複数の送信アンテナを伴う無線通信システムにおけるメッセージの柔軟な送信 Expired - Fee Related JP6133863B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161523641P 2011-08-15 2011-08-15
US61/523,641 2011-08-15
US13/430,865 2012-03-27
US13/430,865 US9900131B2 (en) 2011-08-15 2012-03-27 Flexible transmission of messages in a wireless communication system with multiple transmit antennas
PCT/IB2012/054148 WO2013024439A1 (en) 2011-08-15 2012-08-14 Flexible transmission of messages in a wireless communication system with multiple transmit antennas

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014529220A true JP2014529220A (ja) 2014-10-30
JP6133863B2 JP6133863B2 (ja) 2017-05-24

Family

ID=47712610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014525550A Expired - Fee Related JP6133863B2 (ja) 2011-08-15 2012-08-14 複数の送信アンテナを伴う無線通信システムにおけるメッセージの柔軟な送信

Country Status (9)

Country Link
US (4) US9900131B2 (ja)
EP (1) EP2745483B1 (ja)
JP (1) JP6133863B2 (ja)
CN (1) CN103858402B (ja)
BR (1) BR112014003576B1 (ja)
CA (1) CA2845077C (ja)
HK (1) HK1198852A1 (ja)
IL (1) IL230912A (ja)
WO (1) WO2013024439A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013023170A1 (en) * 2011-08-11 2013-02-14 Research In Motion Limited Orthogonal resource selection transmit diversity and resource assignment
CN110677227A (zh) * 2012-06-01 2020-01-10 Oppo广东移动通信有限公司 用于无线传送的资源元素映射
US9860031B2 (en) 2013-03-18 2018-01-02 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for data transmission on control channels from base station to user equipments in wireless communication system
EP3105875B1 (en) * 2014-02-10 2020-05-13 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Reference signal coupling in a wireless network
EP3175307B1 (de) * 2014-09-25 2019-09-04 Siemens Aktiengesellschaft Bereitstellen von prozesswerten in einer prozessanlage
CN106817194B (zh) * 2015-12-01 2022-04-08 北京三星通信技术研究有限公司 参考信号发送方法、接收方法和设备
CN107852293B (zh) * 2015-12-24 2021-10-22 苹果公司 用于fd-mimo系统的灵活csi-rs配置
US11101918B2 (en) * 2016-09-16 2021-08-24 Qualcomm Incorporated Techniques for compensating for doppler effects in communications
WO2018173442A1 (ja) * 2017-03-22 2018-09-27 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 基地局および通信方法
CN113316909A (zh) * 2018-12-05 2021-08-27 瑞典爱立信有限公司 用于获得ue特定的csi的可扩展方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110170496A1 (en) * 2010-01-11 2011-07-14 Research In Motion Limited Control Channel Interference Management and Extended PDCCH for Heterogeneous Network
WO2011087345A2 (en) * 2010-01-18 2011-07-21 Pantech Co.,Ltd. Method and apparatus for allocating channel state information-reference signal in wireless communication system

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7577165B1 (en) * 2003-02-05 2009-08-18 Barrett Terence W Method and system of orthogonal signal spectrum overlay (OSSO) for communications
US8250441B2 (en) * 2007-12-11 2012-08-21 Wi-Lan Inc. Outer coding framework for application packet error rate minimization
CN101227739B (zh) * 2008-02-02 2011-12-07 中兴通讯股份有限公司 一种物理混合重传指示信道资源的分配方法
CN101610104B (zh) 2008-06-19 2013-03-13 电信科学技术研究院 用户专属参考符号的功率分配方法及设备
US8325661B2 (en) * 2008-08-28 2012-12-04 Qualcomm Incorporated Supporting multiple access technologies in a wireless environment
US8761059B2 (en) * 2008-10-10 2014-06-24 Lg Electronics Inc. Method for transmitting relay node-specific control channel
KR101611272B1 (ko) * 2008-11-07 2016-04-11 엘지전자 주식회사 참조 신호 전송 방법
KR20100089758A (ko) * 2009-02-04 2010-08-12 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 신호 전송 장치 및 방법
US20100232384A1 (en) * 2009-03-13 2010-09-16 Qualcomm Incorporated Channel estimation based upon user specific and common reference signals
KR101476205B1 (ko) * 2009-03-17 2014-12-24 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 위치 기반 서비스를 위한 참조 신호 송신 방법 및 이를 위한 장치
US8665809B2 (en) * 2009-06-15 2014-03-04 Qualcomm Incorporated Systems and methods for sending power control information
US9647741B2 (en) * 2009-07-31 2017-05-09 Qualcomm Incorporated Physical uplink control channel (PUCCH) resource mapping with transmit diversity
US8750205B2 (en) * 2009-08-07 2014-06-10 Texas Instruments Incorporated Multiple rank CQI feedback for cellular networks
EP2282471A1 (en) * 2009-08-07 2011-02-09 Thomson Licensing Data transmission using low density parity check coding and constellation mapping
WO2011041623A1 (en) 2009-10-01 2011-04-07 Interdigital Patent Holdings, Inc. Uplink control data transmission
US20110124289A1 (en) * 2009-11-20 2011-05-26 Krishna Balachandran Opportunistic Network Interference Cancellation For Wireless Networks
WO2011079454A1 (en) * 2009-12-31 2011-07-07 Nokia Corporation Overlapping resource signaling via code switching
US20110235599A1 (en) * 2010-03-29 2011-09-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for uplink acknowledgement signaling in carrier-aggregated wireless communication systems
US8576791B2 (en) * 2010-04-27 2013-11-05 Qualcomm Incorporated Sharing control channel resources
US9258807B2 (en) * 2010-05-03 2016-02-09 Intel Deutschland Gmbh Communication network device, communication terminal, and communication resource allocation methods
US8654734B2 (en) * 2010-06-01 2014-02-18 Texas Instruments Incorporated Multi-cell channel state information-reference symbol patterns for long term evolution extended cyclic prefix and code division multiplexing-time multiplexing
US8509155B2 (en) * 2010-07-16 2013-08-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for multiplexing acknowledgement signals and sounding reference signals
WO2012026742A2 (ko) * 2010-08-23 2012-03-01 엘지전자 주식회사 다중 안테나 지원 무선 통신 시스템에서 프리코딩된 신호 송수신 방법 및 장치
US20120263117A1 (en) * 2011-04-13 2012-10-18 Motorola Mobility, Inc. Method and Apparatus to Adjust the Control Region of a Subframe for Reducing Interference Between Channels in Wireless Communication Systems
US20120281640A1 (en) * 2011-05-02 2012-11-08 Research In Motion Limited Methods of PDCCH Capacity Enhancement in LTE Systems Based on a TP-Specific Reference Signal
US20130003604A1 (en) * 2011-06-30 2013-01-03 Research In Motion Limited Method and Apparatus for Enhancing Downlink Control Information Transmission
US9780931B2 (en) 2011-08-15 2017-10-03 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Flexible transmission of messages in a wireless communication system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110170496A1 (en) * 2010-01-11 2011-07-14 Research In Motion Limited Control Channel Interference Management and Extended PDCCH for Heterogeneous Network
WO2011087345A2 (en) * 2010-01-18 2011-07-21 Pantech Co.,Ltd. Method and apparatus for allocating channel state information-reference signal in wireless communication system

Also Published As

Publication number Publication date
US10735165B2 (en) 2020-08-04
CN103858402A (zh) 2014-06-11
BR112014003576A2 (pt) 2017-03-21
WO2013024439A1 (en) 2013-02-21
CA2845077A1 (en) 2013-02-21
HK1198852A1 (en) 2015-06-12
US9900131B2 (en) 2018-02-20
EP2745483B1 (en) 2019-01-23
US20190288815A1 (en) 2019-09-19
IL230912A0 (en) 2014-03-31
JP6133863B2 (ja) 2017-05-24
BR112014003576B1 (pt) 2022-03-29
US20200366435A1 (en) 2020-11-19
EP2745483A1 (en) 2014-06-25
CA2845077C (en) 2019-12-31
US20130044701A1 (en) 2013-02-21
IL230912A (en) 2017-11-30
US20180167185A1 (en) 2018-06-14
US10313078B2 (en) 2019-06-04
CN103858402B (zh) 2018-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10735165B2 (en) Flexible transmission of messages in a wireless communication system with multiple transmit antennas
US11811430B2 (en) Transmission device, receiving device, transmission method, and receiving method
US10314022B2 (en) Method and apparatus for transmitting control information in wireless communication systems
US9130719B2 (en) Method for indicating a DM-RS antenna port in a wireless communication system
JP6220049B2 (ja) 送信装置および制御信号配置方法
CA2787834C (en) Method for indicating a dm-rs antenna port in a wireless communication system
US20130301562A1 (en) Methods for Resource Multiplexing of Distributed and Localized transmission in Enhanced Physical Downlink Control Channel
CN107027344B (zh) 在小区内载波聚合系统中发送控制信道的方法和装置
JP5969609B2 (ja) 無線通信システムにおけるメッセージの柔軟な送信
CN117859277A (zh) 用于增加数量的正交dmrs端口的技术
JP2018038045A (ja) 通信装置、通信方法および集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6133863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees