JP2014527727A - アップリンク複数ポイント協調(comp)のための電力配分パラメータのシグナリング - Google Patents

アップリンク複数ポイント協調(comp)のための電力配分パラメータのシグナリング Download PDF

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Abstract

移動局により複数のパスロスパラメータを取得する方法が記載される。無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージが基地局から受信される。RRCシグナリングメッセージから第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力が取得される。RRCシグナリングメッセージから第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力が取得される。第一伝送電力を用いて第一パスロスパラメータが計算される。第二伝送電力を用いて第二パスロスパラメータが計算される。

Description

本発明は、概してワイヤレス通信およびワイヤレス通信関連技術に関する。特に本発明は、アップリンク複数ポイント協調(CoMP;coordinated multipoint)のために電力配分パラメータをシグナリングするシステムおよび方法に関する。
ワイヤレス通信デバイスは、消費者のニーズを満たし、携帯性および利便性を高めるために、より小型で強力になっている。消費者はワイヤレス通信デバイスに依存するようになり、信頼できるサービス、カバレッジエリアの拡大、機能性の増大を期待するようになっている。ワイヤレス通信システムは、複数のセルに通信を提供することができ、各セルに基地局が対応することができる。基地局は、移動局と通信する固定局とすることができる。
ワイヤレス通信の効率および質を高めるために、ワイヤレス通信システムにおいて様々な信号処理技術が利用されればよい。例えばワイヤレス通信デバイスは、アップリンク制御情報(UCI;uplink control information)を基地局に報告することができる。基地局はこのアップリンク制御情報(UCI)を用いて、ワイヤレス通信デバイスへのダウンリンク伝送のために適切な伝送モード、伝送スキームならびに変調および符号化スキームを選択することができる。
複数ポイント協調(CoMP)の利用は、ロングタームエボリューション(LTE;Long Term Evolution)Release 11の大きな機能強化と考えられる。複数ポイント協調(CoMP)の利用の改善により、利益が実現されるであろう。
本発明の一実施形態は、移動局によりリファレンス信号構成を取得する方法を開示する。当該方法には、基地局から第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップと、基地局から第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップとが含まれる。
本発明の別の実施形態は、移動局により複数のパスロスパラメータを取得する方法を開示する。当該方法には、基地局から第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力を取得するステップと;当該基地局から第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力を取得するステップと;第一伝送電力を用いて第一パスロスパラメータを計算するステップと;第二伝送電力を用いて第二パスロスパラメータを計算するステップとが含まれる。
本発明の別の実施形態は、リファレンス信号を取得するために構成される移動局を開示する。当該移動局は、プロセッサと、当該プロセッサと電子通信するメモリと、当該メモリに記憶される命令であり、基地局から第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得し、基地局から第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するために実行可能である命令とを含む。
本発明の別の実施形態は、複数のパスロスパラメータを取得するために構成される移動局を開示する。当該移動局は、プロセッサと、当該プロセッサと電子通信するメモリと、当該メモリに記憶される命令であり、基地局デバイスから第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力を取得し、基地局デバイス第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力を取得し、第一伝送電力を用いて第一パスロスパラメータを計算し、第二伝送電力を用いて第二パスロスパラメータを計算するために実行可能である命令とを含む。
本発明の別の実施形態は、基地局によりリファレンス信号構成を送信する方法を開示する。当該方法には、第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を移動局に送信するステップと、第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を移動局に送信するステップとが含まれる。
本発明の別の実施形態は、基地局により電力配分パラメータをシグナリングする方法を開示する。当該方法には、第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力をユーザ機器に送信するステップと、第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力をユーザ機器に送信するステップとが含まれる。
本発明の別の実施形態は、リファレンス信号構成を送信するために構成される装置を開示する。当該装置は、プロセッサと、当該プロセッサと電子通信するメモリと、当該メモリに記憶される命令であり、第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を移動局に送信し、第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を移動局に送信するために実行可能である命令とを含む。
本発明の別の実施形態は、電力配分パラメータをシグナリングするために構成される装置を開示する。当該装置は、プロセッサと、当該プロセッサと電子通信するメモリと、当該メモリに記憶される命令であり、第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力をユーザ機器に送信し、第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力をユーザ機器に送信するために実行可能である命令とを含む。
本発明の前述の目的および他の目的、機能ならびに利点は、以下の本発明の詳細な説明を添付の図面とともに考慮することでより容易に理解される。
複数ポイント協調(CoMP)を利用することができるワイヤレス通信システムを示したブロック図である。 アップリンク制御情報(UCI)の多重化を用いたワイヤレス通信システムを示したブロック図である。 サービングeNode Bとユーザ機器(UE;user equipment)との間の無線リソース制御(RRC;radio resource control)シグナリングを示したブロック図である。 ユーザ機器(UE)と複数の受信ポイントとの間の通信リンクのパスロスパラメータを計算する方法の流れ図である。 リファレンス信号に対応するパスロスパラメータを計算する方法の流れ図である。 受信ポイントまたはアンテナポートにより伝送される1つ以上のリファレンス信号に対応するリファレンス信号伝送電力をユーザ機器(UE)に提供する方法の流れ図である。 ユーザ機器(UE)により用いられるレイヤを示したブロック図である。 1つのeNode Bと同じセルIDを有する複数ポイント協調(CoMP)ポイントとを備えたワイヤレス通信システムを示したブロック図である。 1つのeNode Bと異なるセルIDを有することができる複数ポイント協調(CoMP)ポイントとを備えたワイヤレス通信システムを示したブロック図である。 複数のeNode Bと異なるセルIDを有する複数ポイント協調(CoMP)ポイントとを備えたワイヤレス通信システムを示したブロック図である。 ユーザ機器(UE)において利用されるとよい様々な構成要素を示す。 eNode Bにおいて利用されるとよい様々な構成要素を示す。
ユーザ機器(UE)により複数のパスロスパラメータを取得する方法を記載する。サービングeNode Bから無線リソース制御(RRC;radio resource control)シグナリングメッセージが受信される。RRCシグナリングメッセージから第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力が取得される。RRCシグナリングメッセージから第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力が取得される。第一伝送電力を用いて第一パスロスパラメータが計算される。第二伝送電力を用いて第二パスロスパラメータが計算される。
第一リファレンス信号は、第一セル固有リファレンス信号とすることができる。第二リファレンス信号は、第二セル固有リファレンス信号とすることができる。第二リファレンス信号は、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS;channel state information reference signal)であってもよい。CSI−RSは、PDSCH構成に含まれうる。PDSCH構成は、2つのCSI−RS構成を含んでもよい。PDSCH構成は、3つ以上のCSI−RS構成を含んでもよい。
第一リファレンス信号については第一受信電力が測定されればよい。第一受信電力を用いて、第一パスロスパラメータが計算されればよい。第二リファレンス信号の第二受信電力も測定されればよい。第二受信電力を用いて、第二パスロスパラメータが計算されればよい。アンテナポートにより第二リファレンス信号が伝送されればよい。アンテナポートは、伝送ポイントを含みうる。第一受信電力および第二受信電力は、リファレンス信号受信電力(RSRP;reference signal received powers)とすることができる。
第一パスロスパラメータおよび第二パスロスパラメータを用いて、複数ポイント受信のアップリンク電力配分が決定されればよい。第一アンテナポートにより第一リファレンス信号が伝送されればよい。第二アンテナポートにより第二リファレンス信号が伝送されればよい。第一パスロスパラメータは、第一アンテナポートとUEとの間の通信リンクに対応することができる。第二パスロスパラメータは、第二アンテナポートとUEとの間の通信リンクに対応することができる。
複数のパスロスパラメータを取得するために構成されるユーザ機器(UE)も記載する。ユーザ機器(UE)は、プロセッサと、当該プロセッサと電子通信するメモリと、当該メモリに記憶される命令とを含む。命令は、サービングeNode Bから無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージを受信するためにプロセッサにより実行可能である。命令は、RRCシグナリングメッセージから第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力を取得するためにもプロセッサにより実行可能である。命令は、RRCシグナリングメッセージから第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力を取得するためにプロセッサによりさらに実行可能である。命令は、第一伝送電力を用いて第一パスロスパラメータを計算するためにもプロセッサにより実行可能である。命令は、第二伝送電力を用いて第二パスロスパラメータを計算するためにプロセッサによりさらに実行可能である。
サービングeNode Bにより電力配分パラメータをシグナリングする方法を記載する。第一リファレンス信号伝送電力と第二リファレンス信号伝送電力とを含む無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージが生成される。RRCシグナリングメッセージがユーザ機器(UE)に送信される。
第二リファレンス信号伝送電力は、協働eNode Bから受信されればよい。第一リファレンス信号は、第一セル固有リファレンス信号とすることができる。第一アンテナポートにより第一リファレンス信号が伝送されればよい。第二アンテナポートにより第二リファレンス信号が伝送されればよい。第一アンテナポートは、第一受信ポイントを含みうる。第二アンテナポートは、第二受信ポイントを含みうる。
「3GPP」とも呼称される第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)は、第3および第4世代ワイヤレス通信システムのグローバルに適用可能な技術仕様書および技術報告書を定めることを目指す協力合意である。3GPPは、次世代モバイルネットワーク、システムおよびデバイスのための仕様書を定めうる。
3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS;Universal Mobile Telecommunications System)携帯電話またはデバイス規格を改善して将来的要求に対処するためのプロジェクトに与えられた名称である。一面ではUMTSは、発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA;Evolved Universal Terrestrial Radio Access)および発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN;Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)のためのサポートおよび仕様を提供するように修正されている。
本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくとも一部の態様は、3GPP LTEおよびLTE−Advanced規格(例えばRelease−8、Release−9、Release−10およびRelease−11)に関して記載されうる。しかし、本開示の範囲は、この点に関して制限されてはならない。本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくとも一部の態様は、他のタイプのワイヤレス通信システムで利用されてもよい。
LTE Release−11では、複数ポイント協調(CoMP)伝送および受信の利用は大きな機能強化である。複数ポイント協調(CoMP)伝送においては、ユーザ機器(UE)が、地理的に分離された複数のアンテナ(本明細書においてポイントと称する)からダウンリンク信号を受信することが可能である。ポイントは、地理的に同じ位置に配置されたアンテナのセットとすることができる。ポイントは、サイトとも呼称される。ポイントは、同じ基地局または異なる基地局に配置または接続されればよい。さらに、ユーザ機器(UE)によるアップリンク伝送が複数のポイントにより受信されればよい。ユーザ機器(UE)へのダウンリンクで伝送するポイントは、伝送ポイントとも呼称される。ユーザ機器(UE)からのアップリンクで伝送を受信するポイントは、受信ポイントとも呼称される。
ポイントは、伝送および受信の両方が可能である。一般に「ポイント」とは、伝送ポイントおよび受信ポイントの両方をさす。所与のユーザ機器(UE)への伝送およびユーザ機器(UE)からの受信に同じポイントのセットを使用する必要はない。(ユーザ機器(UE)への)ダウンリンク伝送に関与するポイントのサブセットは、(ユーザ機器(UE)からの)アップリンク受信に関与するポイントのサブセットと同じでも異なっても良い。同じサイトのセクタは、異なるポイントに対応することができる。ダウンリンク伝送またはアップリンク受信に関わるポイントのセットは、サブフレームごとに変化することができる。ユーザ機器(UE)は、サービングポイント(単数または複数)と呼称される1つのポイントまたはポイントのセットから物理報知チャネル(PBCH;physical broadcast channel)を受信することができる。サービングポイントは、Rel−8のサービングセルとすることができる。
ユーザ機器(UE)は、制御シグナリングポイント(単数または複数)と呼称されるポイントまたはポイントのセットからUE固有の制御も受信することができる。制御シグナリングポイントは、Rel−8のサービングセルとすることができる。特定のユーザ機器(UE)への物理ダウンリンクシェアドチャネル(PDSCH)伝送に使用されるポイントは、ユーザ機器(UE)のサービングポイント(単数または複数)および制御シグナリングポイント(単数または複数)と同じでも同じでなくても良い。制御シグナリングポイントのセットおよびサービングポイントのセットは、異なるポイントのセットをさす。制御シグナリングポイントのセットおよびサービングポイントのセットの両方に含まれるいくつかのポイントが存在することができる。
各ポイントからユーザ機器(UE)へのダウンリンク伝送を協調させることにより、ダウンリンク性能を有意に向上させうる。同様に、複数の受信ポイントのアップリンク受信を協調させることにより、アップリンク性能の有意な改善を達成できる。複数ポイント協調(CoMP)伝送においては、各協調セルのチャネル状態情報(CSI;channel state information)は、Release−10と同じフォーマットまたは新規のフォーマットで別々または一緒に報告されればよい。
複数ポイント協調(CoMP)伝送および/または受信の使用により、LTEワイヤレスブロードバンドネットワークおよび3Gネットワークの一貫したサービス品質およびスループットを確保しながら、アップリンクおよびダウンリンクデータ伝送速度を高めうる。アップリンクおよびダウンリンクの両方で複数ポイント協調(CoMP)伝送および/または受信が使用されればよい。
図1は、複数ポイント協調(CoMP)を利用することができるワイヤレス通信システム100を示したブロック図である。ワイヤレス通信システム100は、システムアーキテクチャエボリューション101の一部としてサービングeNode B102aおよび協働eNode B102bを含みうる。システムアーキテクチャエボリューション101は、GPRSコアネットワークに代わるように設計されたフラットなIPベースのネットワークアーキテクチャである。一構成においては、システムアーキテクチャエボリューション101は、コアネットワークとも呼称される。eNode B102は、複数のアンテナを含みうる物理構造である。アンテナのいくつかはeNode B102と同じ位置に配置され、他のアンテナはeNode B102から地理的に分離されてもよい。同じ位置に配置されたアンテナおよび地理的に分離されたアンテナは、いずれもポイント110とも呼称される。ポイント110a〜bの一部はサービングeNode B102aに関連し、他のポイント110cは協働eNode B102bに関連することができる。eNode B102は、ポイント110を用いてユーザ機器(UE)104へのダウンリンク106伝送およびユーザ機器(UE)104からのアップリンク108受信を協調させうる。ポイント110cが協働eNode B102bに接続されている場合には、協働eNode B102bをサービングeNode B102aに接続するバックホールインタフェース144が存在してもよい。
ポイント110は、基地局に関連するアンテナとすることができる。基地局は、アクセスポイント、Node B、eNode Bまたは他の何らかの用語でも呼称される。ポイント110は基地局と同じ位置に配置されてもよいし、基地局と地理的に分離されてもよい。同様に、ユーザ機器(UE)104は、移動局、加入者局、アクセス端末、遠隔局、ユーザ端末、端末、ハンドセット、加入者ユニット、ワイヤレス通信デバイスまたは他の何らかの用語でも呼称される。
アップリンク108とダウンリンク106とを含むワイヤレスリンクによる伝送を用いて、ユーザ機器(UE)104とeNode B102との間の通信が達成されればよい。アップリンク108とは、ユーザ機器(UE)104からシステムアーキテクチャエボリューション101のデバイス(すなわちeNode B102)に送信される通信をいう。ダウンリンク106とは、システムアーキテクチャエボリューション101(すなわちeNode B102)からユーザ機器(UE)104に送信される通信をいう。eNode B102は、ダウンリンク106信号をユーザ機器(UE)104に送信し、ユーザ機器(UE)104からアップリンク108信号を受信するために、ポイント110の異なる組み合わせを用いうる。
一般に、通信リンクは、単入力単出力(SISO;single−input and single−output)、多入力単出力(MISO;multiple−input and single−output)、単入力多出力(SIMO;single−input and multiple−output)、または多入力多出力(MIMO;multiple−input and multiple−output)システムを用いて確立されればよい。MIMOシステムは、複数の伝送および受信アンテナを備えた伝送器および受信器の両方を含みうる。したがって、基地局は複数のアンテナ(またはポイント110)を有し得、ユーザ機器(UE)104は複数のアンテナ(図示せず)を有することができる。このようにして、基地局およびユーザ機器(UE)104がそれぞれMIMOシステムにおいて伝送器または受信器として動作することができる。MIMOシステムの一つの利点は、複数の伝送および受信アンテナにより生成される追加の次元が利用された場合の性能の向上である。
3GPP Release−10 LTE−Advancedでは、MIMOおよびキャリアアグリゲーションに対応するために制御チャネルにより追加の制御フィードバックが送信されればよい。キャリアアグリゲーションとは、隣接または離間して配置された複数のコンポーネントキャリア(CC;component carriers)(またはセル)によるデータ伝送をいう。
本明細書で使用されるところのサービングポイント110(またはサービングポイント110のセット)は、ユーザ機器(UE)104にサービス(すなわち物理報知チャネル(PBCH)を提供することにより)する1つ以上のポイント110をさす。複数のサービングポイント110が、本明細書においては簡単にするため、存在することができるが1つのサービングポイント110だけに言及する。複数のポイント110から1つのユーザ機器(UE)104へのダウンリンク106伝送は、複数ポイント協調(CoMP)伝送動作とも呼称される。ユーザ機器(UE)104から複数のポイント110へのアップリンク108伝送は、複数ポイント協調(CoMP)受信動作とも呼称される。
ユーザ機器(UE)104に複数ポイント協調(CoMP)信号を伝送する全てのポイント110(サービングポイント110を含む)が、CoMP伝送ポイント110または伝送ポイント110とも呼称される。ユーザ機器(UE)104から複数ポイント協調(CoMP)信号を受信する全てのポイント110が、CoMP受信ポイント110または受信ポイント110とも呼称される。ポイント110が受信ポイント110として使用される場合、ユーザ機器(UE)104が受信ポイント110により受信されるアップリンク108信号を伝送する前に、ポイント110がユーザ機器(UE)104へのダウンリンク106によりリファレンス信号を伝送することができる。ポイント110の各々は、リファレンス信号伝送電力114a〜cを用いてリファレンス信号をユーザ機器(UE)104に伝送することができる。
ポイント110により異なるタイプのリファレンス信号が使用されてもよい。例えば、ポイント110は、セル固有リファレンス信号(CRS;cell−specific reference signals)、マルチメディアブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN;multimedia broadcast over a single frequency network)リファレンス信号、ユーザ機器(UE)固有リファレンス信号(例えば復調リファレンス信号(DM−RS;demodulation reference signal))、ポジショニングリファレンス信号(PRS;positioning reference signal)およびチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)を使用することができる。3GPPのRelease 10では、ダウンリンク106アンテナポート毎に1つのリファレンス信号が伝送される。
アンテナポートは、アンテナポート上のシンボルを伝達するチャネルが、同じアンテナポート上の別のシンボルを伝達するチャネルから推測されうるように定義されればよい。アンテナポート毎に1つのリソースグリッド(時間−周波数)があればよい。
周波数帯域幅は、等しい帯域幅を有するサブキャリアに分割されればよい。サブキャリアのセットは、SC={sc,sc,…,sc}で表されればよい。時間は、シンボル期間として知られる等しい長さの間隔に分けられうる。3GPPのRelease 8以降のリリースでは、時間−周波数リソースグリッドの持続時間は0.5ミリ秒(ms)である(スロットと呼称される)。時間間隔のセットは、T={T,T,…,T}で表されればよい。したがって周波数−時間リソースグリッドは、直積集合SCxT={(sc,T),k=1,…,Kおよびl=1,…,L}と定義されればよい。
ユーザ機器(UE)104へのリファレンス信号の伝送に関与するポイント110は、複数ポイント協調(CoMP)測定セットに帰属することができる。複数ポイント協調(CoMP)測定セットは、ユーザ機器(UE)104へのリンクに関係するチャネル状態/統計情報が測定および/または報告されるポイント110のセットとして定義されればよい。ダウンリンク106におけるリファレンス信号の伝送は、複数ポイント協調(CoMP)伝送設定で生じても生じなくてもよい。
ポイント110は、ユーザ機器(UE)104にトランスペアレントとすることができる。ユーザ機器(UE)104にはアンテナポートが識別可能である。アンテナポートは、1つのポイント110のアンテナもしくはアンテナのセット、または異なるポイント110のアンテナのセットに帰属することができる。しかし、eNode B102から見るとポイントが識別可能である。したがって、ポイント110からユーザ機器(UE)104への伝送では、eNode B102から見ると、伝送に関与する全てのアンテナポートが同じポイント110に帰属する。
本明細書において用いられるところの協働セットは、時間−周波数リソースでのユーザ機器(UE)104へのデータ伝送および/または時間−周波数リソースでのユーザ機器(UE)104からのデータ受信に直接および/または間接的に関与する地理的に分離されたポイント110のセットをさす。伝送および/または受信ポイント110のセットは、協働セットのサブセットである。協働セットは、ユーザ機器(UE)104にトランスペアレントであってもなくてもよい。
ユーザ機器(UE)104は、アップリンク電力配分モジュール118を含みうる。LTE Release 8〜10においては、式(1)に基づいてアップリンク電力が計算される。
式(1)中、PLは、リファレンス信号が伝送されるアンテナポートとユーザ機器(UE)104と間のパスロスパラメータ122である。パスロスパラメータPL122は、ユーザ機器(UE)104で計算されればよい。複数ポイント協調(CoMP)伝送および複数ポイント協調(CoMP)受信等の通信モードでは、複数のポイント110が同時にユーザ機器(UE)104と通信することができる。これらのポイント110は、同一の基地局と同じ物理的位置に配置されなくてもよい。例えば、サービングeNode Bとは異なる基地局によりポイント110b〜cの各々が制御されればよい。
パスロスパラメータPL122を計算するためには、ユーザ機器(UE)104は各ポイント110またはアンテナポートにより伝送されるリファレンス信号の伝送電力を必要とするであろう。一方、Release 10以前を用いた場合には、ユーザ機器(UE)110は1つのセル固有リファレンス信号(CRS)のリファレンス信号伝送電力146bだけを受信することができる。Release 8では、ユーザ機器(UE)104は、セル固有リファレンス信号(CRS)構成、セル固有リファレンス信号(CRS)伝送電力146b、および2つのチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)構成の構成についての知識を有することができる(しかしその伝送電力についての知識は有しない)。
複数ポイント協調(CoMP)受信では、ユーザ機器(UE)104は、(複数のポイント110またはアンテナポートとユーザ機器(UE)104との間のダウンリンクチャネルに対応する)複数のパスロスパラメータ122の測定を必要とするであろう。したがって、複数のポイント110またはアンテナポートは、追加のリファレンス信号を使用すればよい。
セル固有リファレンス信号(CRS)と異なるリファレンス信号がポイント110またはアンテナポートにより伝送される場合には、ユーザ機器(UE)104は伝送されるリファレンス信号のリファレンス信号伝送電力146bを有さず、したがってユーザ機器(UE)104とリファレンス信号を伝送したポイント110またはアンテナポートとの間のアップリンク108通信リンクのパスロスパラメータPL122を計算できない。複数の受信ポイント110またはアンテナポートのパスロスパラメータPL122を計算できることで、ユーザ機器(UE)104は、アップリンク伝送電力を調整し、これによりワイヤレス通信システム100の干渉を減少させ、ワイヤレス通信システム100の柔軟性を高めてリソースを活用できる。換言すれば、ユーザ機器(UE)104は、電力配分パラメータ(すなわち受信リファレンス信号伝送電力146b)を受信し、これらの受信電力配分パラメータをアップリンク複数ポイント協調(CoMP)受信に使用することができる。
アップリンク電力配分モジュール118は、受信リファレンス信号の信号強度を測定することができる。各測定値は、リファレンス信号受信電力(RSRP)120とすることができる。アップリンク電力配分モジュール118は、計算されたパスロスパラメータ122も含みうる。
サービングeNode B102aは、リファレンス信号伝送電力報告モジュール116を含みうる。Release 8、Release 9およびRelease 10では、サービングeNode B102aは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してセル固有リファレンス信号(CRS)伝送電力だけをユーザ機器(UE)104に送信することができる。しかし、ポイント110またはアンテナポートによりユーザ機器(UE)104に送信される他のリファレンス信号のリファレンス信号伝送電力114を送信するための規定は設けられなかった。これに対処するために、リファレンス信号伝送電力報告モジュール116は、ユーザ機器(UE)104にリファレンス信号を伝送する他のポイント110またはアンテナポートの各々のリファレンス信号伝送電力146aを含みうる。サービングeNode B102aは、ユーザ機器(UE)104にリファレンス信号を伝送する各ポイント110またはアンテナポートからリファレンス信号伝送電力114を受信することができる。ポイント110cがサービングeNode B102a上に配置または接続されていない(したがって協働eNode B102bにより制御される)場合には、サービングeNode B102aは、バックホール144シグナリングを介して協働eNode B102bからそのポイント110cまたはアンテナポートのリファレンス信号伝送電力114cを受信することができる。
図2は、アップリンク制御情報(UCI)の多重化を使用したワイヤレス通信システム200を示したブロック図である。eNode B202は、1つ以上のユーザ機器(UE)204とワイヤレス通信することができる。図2のeNode B202は、図1のサービングeNode B102aまたは協働eNode B102bとすることができる。図2のユーザ機器(UE)204は、図1のユーザ機器(UE)104の一構成とすることができる。
ユーザ機器(UE)204は、1つ以上のアンテナ299a〜nを使用してeNode B202と通信する。ユーザ機器(UE)204は、トランシーバ217、デコーダ227、エンコーダ231および動作モジュール233を含みうる。トランシーバ217は、受信器219および伝送器223を含みうる。受信器219は、1つ以上のアンテナ299a〜nを使用してeNode B202から信号を受信することができる。例えば、受信器219は、復調器221を使用して受信信号を受信および復調することができる。伝送器223は、1つ以上のアンテナ299a〜nを使用してeNode B202に信号を伝送することができる。例えば伝送器223は、変調器225を使用して信号を変調し、変調信号を伝送することができる。
受信器219は、復調信号をデコーダ227に提供することができる。ユーザ機器(UE)204はデコーダ227を用いて信号を復号し、ダウンリンク復号結果229を生成することができる。ダウンリンク復号結果229は、データが正しく受信されたかを示すことができる。例えば、ダウンリンク復号結果229は、パケットが正しく受信されたか誤って受信されたか(すなわち肯定応答、否定応答または不連続伝送(無信号))を示すことができる。
動作モジュール233はユーザ機器(UE)204の通信を制御するために使用されるソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールとすることができる。例えば、動作モジュール233は、ユーザ機器(UE)204がeNode B202と通信するためのリソースを必要とする時を決定することができる。動作モジュール233は、上位レイヤ235から命令を受信することができる。
ユーザ機器(UE)204は、アップリンクでeNode B202にアップリンク制御情報(UCI)を伝送することができる。アップリンク制御情報(UCI)は、図1に関して上述したようにチャネル状態情報(CSI)報告中のチャネル状態情報(CSI)241aを含みうる。アップリンク制御情報(UCI)は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH;physical uplink control channel)または物理アップリンクシェアドチャネル(PUSCH;physical uplink shared channel)上で伝送されればよい。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)および物理アップリンクシェアドチャネル(PUSCH)上のアップリンク制御情報(UCI)の伝送の構成が、ユーザ機器(UE)204にダウンリンクで伝送されることが必要となるであろう。アップリンクにおけるアップリンク制御情報(UCI)伝送の構成/スケジューリングは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH;physical downlink control channel)上で動的にまたは物理ダウンリンクシェアドチャネル(PDSCH;physical downlink shared channel)によりユーザ機器(UE)204に伝送される無線リソース制御(RRC)シグナリングにより半静的に実行されればよい。アップリンク制御情報(UCI)は、ユーザ機器(UE)204からeNode B202に周期的または非周期的に報告されればよい。
アップリンク制御情報(UCI)報告モジュール237によりチャネル状態情報(CSI)241aが生成され、エンコーダ231へ転送されればよい。エンコーダ231は、後方互換性のある物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットおよび物理アップリンクシェアドチャネル(PUSCH)フォーマットを使用してアップリンク制御情報(UCI)を生成することができる。後方互換性のある物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマットは、Release−8/9ユーザ機器(UE)204によってもRelease−10ユーザ機器(UE)204によっても使用されるフォーマットである。
時間および周波数リソースは量子化されて、時間−周波数グリッドとして知られるグリッドが生成されればよい。時間領域では、10ミリ秒(ms)が1ラジオフレームと呼称される。1ラジオフレームには、アップリンクおよび/またはダウンリンクの伝送の持続時間である1msの持続時間をそれぞれ有する10個のサブフレームが含まれうる。サブフレームはいずれも、0.5msの持続時間をそれぞれ有する2つのスロットに分割されればよい。各スロットは、7個のシンボルに分割されればよい。周波数領域は、サブキャリアと呼称される15キロヘルツ(kHz)幅を有する帯域に分割されればよい。1つのリソース要素は時間領域で1シンボルの持続時間、周波数領域で1サブキャリアの帯域幅を有する。
任意の所与のサブフレームにおけるアップリンクまたはダウンリンクの情報伝送のために配分されうるリソースの最低量は、2リソースブロック(RB;resource block)であり、各スロットで1RBである。1RBは時間領域に0.5ms(7シンボルまたは1スロット)の持続時間および周波数領域に12サブキャリア(180kHz)の帯域幅を有する。任意の所与のサブフレームで、最大2RB(各スロットで1RB)が、所与のユーザ機器(UE)204により物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)でのアップリンク制御情報(UCI)の伝送に使用されればよい。
eNode B202は、受信器209と伝送器213とを含むトランシーバ207を含みうる。加えてeNode B202は、デコーダ203、エンコーダ205および動作モジュール294を含みうる。eNode B202は、複数のアンテナ297a〜nおよび受信器209を用いてアップリンク制御情報(UCI)を受信することができる。受信器209は、復調器211を用いてアップリンク制御情報(UCI)を復調することができる。
デコーダ203は、アップリンク制御情報(UCI)受信モジュール295を含みうる。eNode B202は、アップリンク制御情報(UCI)受信モジュール295を用いてeNode B202が受信したアップリンク制御情報(UCI)を復号および解釈することができる。eNode B202は、復号されたアップリンク制御情報(UCI)を用いて、ユーザ機器(UE)204のためにスケジューリングされた通信リソースに基づいて1つ以上のパケットを再伝送するなど、ある動作を実行することができる。アップリンク制御情報(UCI)は、チャネル状態情報(CSI)241bを含みうる。
動作モジュール294は、再伝送モジュール296およびスケジューリングモジュール298を含みうる。再伝送モジュール296は、アップリンク制御情報(UCI)に基づいてどのパケット(あれば)を再伝送するかを決定することができる。スケジューリングモジュール298は、通信リソース(例えば帯域幅、時間スロット、周波数チャネル、空間チャネルなど)をスケジューリングするためにeNode B202により用いられうる。スケジューリングモジュール298は、アップリンク制御情報(UCI)を用いて、ユーザ機器(UE)204に通信リソースをスケジューリングするか(およびいつするか)を決定することができる。
動作モジュール294からエンコーダ205にデータ201が提供されればよい。例えば、データ201には、再伝送するパケットおよび/またはユーザ機器(UE)204のためのスケジューリンググラントが含まれうる。データ201がエンコーダ205により符号化されてから、伝送器213に提供されればよい。伝送器213は、変調器215を用いて符号化されたデータを変調することができる。伝送器213は、アンテナ297a〜dを用いて変調データをユーザ機器(UE)204に伝送することができる。
図3は、サービングeNode B302とユーザ機器(UE)304との間の無線リソース制御(RRC)シグナリングを示したブロック図である。図3のサービングeNode B302は、図1のサービングeNode B102aの一構成とすることができる。図3のユーザ機器(UE)304は、図1のユーザ機器(UE)104の一構成とすることができる。サービングeNode B302は、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324をユーザ機器(UE)304に送信することができる。ユーザ機器(UE)304に無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324を送信するためにサービングeNode B302により使用されるポイント110は、本発明のシステムおよび方法の範囲外である。
上述のように、ユーザ機器(UE)304から受信ポイント110またはアンテナポートへのアップリンク伝送の前に、受信ポイント110は、ユーザ機器(UE)304に既知のリファレンス信号を伝送することができる。ユーザ機器(UE)304は、このリファレンス信号をアップリンク電力配分に使用することができる。異なる受信ポイント110により複数の異なるリファレンス信号がユーザ機器(UE)304に送信され、ユーザ機器(UE)304は受信ポイント110ごとにパスロスパラメータPL122を計算することができる。
リファレンス信号受信電力(RSRP)120を測定し、パスロスパラメータPL122を計算するために、ユーザ機器(UE)304により異なるリファレンス信号が使用されればよい。例えば、セル固有リファレンス信号(CRS)またはチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)が使用されればよい。Release 10の構成(例えば時間−周波数リソース配分、周期性、アンテナポートおよびシーケンス)では、最大2つのチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)がユーザ機器(UE)304に送信されればよい。ユーザ機器(UE)304がチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)を用いてリファレンス信号受信電力(RSRP)120を測定する場合、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)の伝送電力を有することにより、ユーザ機器(UE)304は、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)が伝送されたポイント110に対応するパスロスパラメータPL122を計算することができる。
Release 10では、2つのチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)の構成がサポートされる。しかし、3つ以上の受信ポイント110またはアンテナポートがある場合には、ユーザ機器(UE)304がリファレンス信号受信電力(RSRP)120を測定し受信ポイント110またはアンテナポートごとにパスロスパラメータPL122を計算するために追加のリファレンス信号が必要となるであろう。
Release 8では、ユーザ機器(UE)304は、サービングセルと異なるセルIDを有する最大6つの隣接セル(またはポイント110)のセル固有リファレンス信号(CRS)のシーケンスについての情報を有することができる。Release 8の各隣接セルまたはポイント110のリファレンス信号のシーケンスは、そのセルまたはポイントのセルIDから導出されればよい。
無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324は、(Release 8以降で用いられる)セル固有リファレンス信号(CRS)(例えば第一リファレンス信号、第一セル固有リファレンス信号)の第一セル固有リファレンス信号(CRS)伝送電力326を含みうる。無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324は、1つ以上のリファレンス信号構成348も含みうる。各リファレンス信号構成348は、ポイント110またはアンテナポートによりユーザ機器(UE)304に伝送される異なるリファレンス信号に対応することができる。リファレンス信号構成348は、使用シーケンス350、使用アンテナポート352、時間/周波数リソース配分354、周期性356および伝送電力346を含みうる。
リファレンス信号構成348が対応するリファレンス信号(例えば第二リファレンス信号、第三リファレンス信号)は、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)(例えば第一チャネル状態情報リファレンス信号、第二チャネル状態情報リファレンス信号)または追加のセル固有リファレンス信号(CRS)(例えば第二セル固有リファレンス信号)とすることができる。リファレンス信号がチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である場合には、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)のリファレンス信号伝送電力346が無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324のCSI−RS−Config情報要素に含まれうる。CSI−RS−Config情報要素のサンプルコードが以下に与えられる。
−−ASN1START
CSI−RS−Config−r10::=SEQUENCE{
csi−RS−r10 CHOICE{
release NULL,
setup SEQUENCE{
antennaPortsCount−r10 ENUMERATED{an1,an2,an4,an8},
resourceConfig−r10 INTEGER(0..31),
subframeConfig−r10 INTEGER(0..154),
p−C−r10 INTEGER(−8..15)

}OPTIONAL,−−Need ON
zeroTxPowerCSI−RS−r10 CHOICE{
release NULL,
setup SEQUENCE{
zeroTxPowerResourceConfigList−r10 BIT STRING (SIZE(16)),
zeroTxPowerSubframeConfig−r10 INTEGER(0..154)

}OPTIONAL−−Need ON

−−ASN1STOP
CSI−RS−Config情報要素のサンプルコードにおいて、antennaPortsCountは、チャネル状態情報(CSI)リファレンス信号の伝送に使用されるアンテナポートの数を表すパラメータであり、an1は1つのアンテナポートに対応し、an2は2つのアンテナポートに対応する、等となる。CSI−RS−Config情報要素のサンプルコードにおいて、p−CはパラメータPをさし、resourceConfigはチャネル状態情報(CSI)リファレンス信号構成をさす。フィールドsubframeConfigはパラメータICSIRSをさす。
サンプルコードの中には、2つのチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)についての情報がある。フィールドCSI−RS−Config−r10は、ダウンリンクチャネルを測定し、フィードバックするチャネル品質指標(CQI;channel quality indicator)、ランク指標(RI;rank indicator)およびプリコーディングマトリクス指標(PMI;precoding matrix indicator)等の情報を生成するためにサービングeNode B102aおよびユーザ機器(UE)304により用いられるチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)についての情報を含む。フィールドzeroTxPowerCSI−RS−r10は、隣接セルにより使用されるチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)についての情報を含む。eNode B102は、干渉を低減するために、このチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)の伝送に配分されるリソース要素にゼロ電力を配分(ミューティング)することができる。
フィールドzeroTxPowerResourceConfigListは、パラメータZeroPowerCSI−RSをさす。フィールドsubframeConfig−r10およびzeroTxPowerSubframeConfig−r10はいずれも、一方はセルにより使用され、もう一方はミュートされた場合(すなわちゼロ電力)の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)のサブフレーム構成を示す。フィールドsubframeConfig−r10およびフィールドzeroTxPowerSubframeConfig−r10はいずれも、ICSI−RSから取得されればよい。ICSI−RSは、2つの異なるチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)に異なる値を有することができる。
一構成では、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324において最大2つのチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)構成がユーザ機器(UE)304に送信されればよい。別の構成では、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324において3つ以上のチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)構成がユーザ機器(UE)304に送信されればよい。
セル固有リファレンス信号(CRS)は、36.213物理レイヤ手順のセクション5.2に記載のダウンリンク電力配分に基づいて伝送されればよい。無線リソース制御(RRC)シグナリングによりPDSCH−Config情報要素においてダウンリンク電力配分のためのパラメータがユーザ機器(UE)304に伝送されればよい。リファレンス信号がセル固有リファレンス信号(CRS)なら、PDSCH−Config情報要素にリファレンス信号伝送電力346が含まれうる。PDSCH−Config情報要素のサンプルコードが以下に与えられる。
−−ASN1START
PDSCH−ConfigCommon::=SEQUENCE{
referenceSignalPower INTEGER(−60..50),
p−b INTEGER(0..3)

PDSCH−ConfigDedicated::= SEQUENCE{
p−a ENUMERATED{
dB−6,dB−4dot77,dB−3,dB−1dot77,
dB0,dB1,dB2,dB3}

−−ASN1STOP
PDSCH−Config情報要素において、p−aはパラメータPをさす。dB−6の値は−6dBに対応し、dB−4dot77の値は−4.77dBに対応する、等となる。PDSCH−Config情報要素において、p−bはパラメータPをさし、referenceSignalPowerは、dBmでのリソース要素あたりのダウンリンクリファレンス信号エネルギ(EPRE;energy per resource element)(すなわちリファレンス信号伝送電力346)を提供する。リファレンス信号がセル固有リファレンス信号(CRS)であれば、セル固有リファレンス信号(CRS)はサービングeNode Bセル固有リファレンス信号(CRS)と異なるシーケンス350を有することができる。
3GPPのRelease 8においては、ユーザ機器(UE)304は、サービングセルと異なるセルIDを有する最大6つの隣接セルのセル固有リファレンス信号(CRS)のシーケンスについての情報を有することができる。各隣接セルまたはポイント110のリファレンス信号のシーケンスは、そのセルまたはポイント110のセルIDから導出されればよい。ユーザ機器(UE)304は、セル固有リファレンス信号(CRS)を用いて、隣接セルまたはポイントのリファレンス信号受信電力(RSRP)120を取得することができる。
ポイント(単数または複数)110の実装は、ユーザ機器(UE)304にトランスペアレントとすることができる。したがって、リファレンス信号受信電力(RSRP)120を測定する手順においては、ユーザ機器(UE)304は、使用される伝送アンテナポート、伝送アンテナポートのセットまたはリファレンス信号のセットについての情報だけがあればよい。ユーザ機器(UE)304は、アンテナポートが同じ位置に配置されているか地理的に分離されているかを知らなくてもよい。このような場合には、ユーザ機器(UE)304が各リファレンス信号の伝送に使用されるアンテナポートを特定のポイント110に関連付ける必要はない。ユーザ機器(UE)304が伝送リファレンス信号の構成についての情報(周期性356、リファレンス信号伝送のための時間−周波数リソース配分354、リファレンス信号シーケンス350および/またはリファレンス信号伝送電力346)を有していれば足りうる。
図4は、ユーザ機器(UE)104と複数の受信ポイント110との間の通信リンクのパスロスパラメータ122を計算する方法400の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法400が実行されればよい。ユーザ機器(UE)104は、サービングeNode B102aから無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324を受信することができる(ステップ402)。ユーザ機器(UE)104は、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324から第一セル固有リファレンス信号(CRS)伝送電力326を取得することができる(ステップ404)。上述のように、第一セル固有リファレンス信号(CRS)伝送電力326は、ユーザ機器(UE)104に伝送されるセル固有リファレンス信号(CRS)の伝送電力とすることができる。ユーザ機器(UE)104は、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324から、1つ以上のリファレンス信号伝送電力346も取得することができる(ステップ406)。リファレンス信号伝送電力346は、受信ポイント110またはアンテナポートにより伝送される1つ以上のリファレンス信号に対応することができる。
ユーザ機器(UE)104は、サービングeNode B102により伝送されたサービングeNode Bセル固有リファレンス信号(CRS)の受信電力(すなわちリファレンス信号受信電力(RSRP)120)を測定することができる(ステップ408)。ユーザ機器(UE)104は、1つ以上の追加のリファレンス信号の受信電力(すなわちリファレンス信号受信電力(RSRP)120)も測定することができる(ステップ410)。1つ以上の追加のリファレンス信号は、1つ以上のポイント110またはアンテナポートにより伝送されればよい。ユーザ機器(UE)104は、第一セル固有リファレンス信号(CRS)に対応するパスロスパラメータ122を計算することができる(ステップ412)。ユーザ機器(UE)104は、1つ以上の追加のリファレンス信号に対応するパスロスパラメータ(単数または複数)122も計算することができる(ステップ414)。ユーザ機器(UE)104は、第一セル固有リファレンス信号(CRS)に対応するパスロスパラメータ122および1つ以上の追加のリファレンス信号に対応するパスロスパラメータ122を用いて、複数ポイント受信のアップリンク電力配分を決定することができる(ステップ416)。
図5は、リファレンス信号に対応するパスロスパラメータ122を計算する方法500の流れ図である。ユーザ機器(UE)104により方法500が実行されればよい。ユーザ機器(UE)104は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してリファレンス信号を伝送したポイント110またはアンテナポートに対応するリファレンス信号伝送電力346を受信することができる(ステップ502)。サービングeNode B102aからリファレンス信号伝送電力346が受信されればよい。ユーザ機器(UE)104は、ポイント110またはアンテナポートから既知のリファレンス信号を受信することができる(ステップ504)。既知のリファレンス信号は、セル固有リファレンス信号(CRS)またはチャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)とすることができる。
ユーザ機器(UE)104は、リファレンス信号のリファレンス信号受信電力(RSRP)120を測定することができる(ステップ506)。一構成では、ユーザ機器(UE)104は、セル固有リファレンス信号(CRS)が伝送される時間−周波数グリッドで予め指定されたアンテナポート(または空間次元)でリファレンス信号受信電力(RSRP)120を測定することができる(ステップ506)。それからユーザ機器(UE)104は、リファレンス信号伝送電力346およびリファレンス信号受信電力(RSRP)120を用いてポイント110またはアンテナポートとユーザ機器(UE)104との間の通信リンクのパスロスパラメータを計算することができる(ステップ508)。リファレンス信号受信電力(RSRP)120およびリファレンス信号伝送電力346の両方がワットなら、リファレンス信号伝送電力346をリファレンス信号受信電力(RSRP)120で割ったものとしてパスロスパラメータPL122が求められる。リファレンス信号受信電力(RSRP)120およびリファレンス信号伝送電力346の両方がdBなら、PL=10(RSTRSRP)/10であり、RSTはリファレンス信号伝送電力346である。
図6は、受信ポイント110またはアンテナポートにより伝送される1つ以上のリファレンス信号に対応するリファレンス信号伝送電力114をユーザ機器(UE)104に提供する方法600の流れ図である。サービングeNode B202により方法600が実行されればよい。一構成では、ユーザ機器(UE)104にリファレンス信号を伝送する全てのポイント110がサービングeNode B102aにより制御されればよい。したがって、サービングeNode B102aに全ての情報がある。別の構成では、ユーザ機器(UE)104にリファレンス信号を伝送するポイント110の一部が、協働eNode B102b(または複数の協働eNode B102b)により制御されればよい。ユーザ機器(UE)104にリファレンス信号を伝送するポイント110の一部が協働eNode B102bにより制御される場合、サービングeNode B102aは協働eNode B102bから1つ以上のリファレンス信号伝送電力114を受信することができる(ステップ602)。一構成では、サービングeNode B102aは、サービングeNode B102aと協働eNode B102bとの間のバックホールインタフェース144を介して1つ以上のリファレンス信号伝送電力114を受信することができる(ステップ602)。
サービングeNode B102aは、1つ以上のリファレンス信号伝送電力346(および各リファレンス信号に関連した他の情報)および第一セル固有リファレンス信号(CRS)を含む無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324を生成することができる(ステップ604)。そしてサービングeNode B102aは、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージ324をユーザ機器(UE)104に送信することができる(ステップ608)。
図7は、ユーザ機器(UE)704により使用されるレイヤを示したブロック図である。図7のユーザ機器(UE)704は、図1のユーザ機器(UE)104の一構成とすることができる。ユーザ機器(UE)704は、無線リソース制御(RRC)レイヤ747、無線リンク制御(RLC)レイヤ749、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ751および物理(PHY)レイヤ753を含みうる。これらのレイヤは、上位レイヤ235とも呼称される。ユーザ機器(UE)704は、図7に示されない追加のレイヤを含みうる。
図8は、1つのeNode B802と同じセルIDを有する複数ポイント協調(CoMP)ポイント810a〜eとを備えたワイヤレス通信システム800を示したブロック図である。ワイヤレス通信システム800は、ユーザ機器(UE)804と通信するeNode B802を1つだけ含みうる。したがってeNode B802は、ユーザ機器(UE)804のサービングeNode B802とすることができる。eNode B802は、複数のアンテナを含みうる物理構造である。一部のアンテナはeNode B802と同じ位置に配置されてもよく、他のアンテナは地理的に分離される。同じ位置に配置されたアンテナおよび地理的に分離されたアンテナの両方が、ポイント810とも呼称される。ベースバンド処理およびスケジューリング等、ワイヤレス通信システム800の処理の多くがeNode B802で実行される。
eNode B802は、1つ以上のセルを有することができる。セクタ化においては、各セクタがセルとすることができる。キャリアアグリゲーションにおいては、各コンポーネントキャリアがセルである。各ポイント810は、主に無線周波数(RF;radio frequency)伝送に関係する限定的機能を有することができる。この構成では、ポイント810は同じセルIDを有するため、各ポイントがサービングセル828と関連する。
プライマリセルは、プライマリ周波数で動作し、ユーザ機器(UE)804が初期接続確立手順を実行しまたは接続再確立手順を開始するセルである。プライマリセルは、ハンドオーバ手順においてプライマリセルとして指示されるセルとすることもできる。セカンダリセルは、セカンダリ周波数で動作し、追加の無線リソースを提供するために使用されればよい。RRC接続が確立された後、セカンダリセルが構成されればよい。
キャリアアグリゲーションを備えずに構成されるRRC_CONNECTEDのユーザ機器(UE)804では、1つのサービングセル828だけが存在してもよい(そしてこのサービングセル828がプライマリセルである)。キャリアアグリゲーションを備えて構成されるRRC_CONNECTEDのユーザ機器(UE)804では、サービングセル828は、プライマリセルおよび全てのセカンダリセルを含む1つ以上のセルのセットをさすために用いられる。
キャリアアグリゲーションが構成される場合には、ユーザ機器(UE)804は、ネットワークとの1つのRRC接続だけを有することができる。RRC接続確立/再確立/ハンドオーバにおいて、1つのサービングセル828がNASモビリティ情報を提供することができる。このサービングセル828は、プライマリセルとも呼称される。プライマリセルとともにサービングセル828のセットを形成するためにセカンダリセルが構成されればよい。複数ポイント協調(CoMP)では、キャリアアグリゲーションが構成される場合、複数のサービングセル828が存在し得、各サービングセルのキャリア周波数においてポイント810間の協調が生じうる。図8、図9および図10は、1つのキャリア周波数に注目する。
機能レベルでは、サービングセル828は、物理報知チャネル(PBCH)871、UE固有制御872およびデータ873を含みうる。この構成においてポイント810aは、ユーザ機器(UE)804のサービングポイント(ポイント810aは物理報知チャネル(PBCH)871を伝送するため)およびCoMP伝送ポイント(ポイント810aはデータ873を伝送するため)の両方として働きうる。追加のサービングポイントが存在してもよい(図示せず)。ポイント810dは、ユーザ機器(UE)804の制御ポイント(ポイント810dはUE固有制御872を伝送するため)およびCoMP伝送ポイント834b(ポイント810dはデータ873を伝送するため)の両方として働きうる。追加の制御ポイントが存在してもよい(図示せず)。
非複数ポイント協調(CoMP)伝送においては、複数のサービングポイント810があり、そこからユーザ機器(UE)804が物理報知チャネル(PBCH)871を受信することができるが、1つのポイント810だけがユーザ機器(UE)804への物理ダウンリンクシェアドチャネル(PDSCH)の伝送に関与することもできる。サービングeNode B802は、ユーザ機器(UE)804への物理ダウンリンクシェアドチャネル(PDSCH)の伝送にどのポイント810が使用されるかを決定することができる。この決定は、ユーザ機器(UE)804にトランスペアレントであってもなくてもよい。
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)および物理ダウンリンクシェアドチャネル(PDSCH)の伝送を考えるとき、サービングポイントは制御ポイントと呼称される。
複数ポイント協調(CoMP)伝送においては、複数のポイント810が互いに協調してユーザ機器(UE)804への伝送を行う。ユーザ機器(UE)804へのダウンリンク106でデータ873を伝送するポイント810は、複数ポイント協調(CoMP)伝送ポイントとも呼称される。ユーザ機器(UE)804からのアップリンク108で受信するポイント810は、CoMP受信ポイントとも呼称される(図示せず)。ポイント810b、810dおよび810eは、他のユーザ機器(UE)104への伝送に使用されでもよい。
図8においては、ダウンリンク複数ポイント協調(CoMP)伝送だけが示される。しかし、類似のモデルを用いてアップリンク複数ポイント協調(CoMP)受信を示すこともできる。このモデルでは、一部のポイント810は、受信ポイント810として動作することができる。受信ポイント810は、ユーザ機器(UE)804からアップリンク伝送を受信することができる。
図9は、1つのeNode B902と異なるセルIDを有することができる複数ポイント協調(CoMP)ポイント910a〜eとを備えたワイヤレス通信システム900を示したブロック図である。1つのeNode B902は、ユーザ機器(UE)904のサービングeNode B902とすることができる。サービングeNode B902は、サービングセル928とセル930との2つのセルを有することができる。ポイント910a〜cは、サービングセル928と関連することができる。ポイント910d〜eは、セル930と関連することができる。セル930は、協働セル、協同セルまたは支持セルとも呼称される。セル930は、サービングセル928と同じキャリア周波数であればよく、サービングセル928と協調することができる。
ポイント910aは、サービングポイントおよびCoMP伝送ポイントの両方とすることができる。ポイント910dは、CoMP伝送ポイントだけであり得、サービングポイントまたは制御ポイントにはなることができない(ポイント910dはサービングセル928ではなくセル930と関連するため)。他のポイント910b、910c、910eは、他のユーザ機器(UE)104への伝送に使用されてもよい。
図10は、複数のeNode B1002a〜bと異なるセルIDを有する複数ポイント協調(CoMP)ポイント1010a〜eとを備えたワイヤレス通信システム1000を示したブロック図である。ワイヤレス通信システム1000は、ユーザ機器(UE)1004と通信する複数のeNode B1002a〜bを含みうる。第一eNode B1002aはサービングeNode B1002aであり得、第二eNode B1002bは協働eNode B1002bである。第一eNode B1004aおよび第二eNode B1002bは、必要な情報を交換するためにX2バックホールインタフェース1044を使用することができる。
サービングeNode B1002aは、サービングセル1028を含みうる。サービングeNode B1002aは、図示されない追加のセルを含みうる。3つのポイント1010a〜cは、サービングセル1028に関連する。協働eNode B1002bは、セル1030を含みうる。セル1030は、協働セル、協同セルまたは支持セルとも呼称される。セル1030は、サービングセル1028と同じキャリア周波数を使用すればよく、サービングセル1028と協調することができる。2つのポイント1010d〜eは、セル1030に関連する。ポイント1010a〜cは、ポイント1010d〜eと異なるセルIDを有することができる。
ポイント1010aは、サービングポイントおよびCoMP伝送ポイントの両方とすることができる。ポイント1010dは、CoMP伝送ポイントだけである(サービングポイントまたは制御ポイントにはなることができない)。ポイント1010b、1010cおよび1010eは、他のユーザ機器(UE)104への伝送に使用されてもよい。
図11は、ユーザ機器(UE)1104において利用されるとよい様々な構成要素を示す。ユーザ機器(UE)1104は、先に示したユーザ機器(UE)104として利用されればよい。ユーザ機器(UE)1104は、ユーザ機器(UE)1104の動作を制御するプロセッサ1154を含む。プロセッサ1154は、CPUとも呼称されればよい。メモリ1174は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)の両方または情報を記憶することができる任意のタイプのデバイスを含むことができ、プロセッサ1154に命令1156aおよびデータ1158aを提供する。メモリ1174の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含みうる。命令1156bおよびデータ1158bは、プロセッサ1154内にもありうる。プロセッサ1154にロードされた命令1156bおよび/またはデータ1158bは、プロセッサ1154による実行または処理のためにロードされたメモリ1174からの命令1156aおよび/またはデータ1158aも含みうる。本明細書に開示されるシステムおよび方法を実装するために、プロセッサ1154により命令1156bが実行されればよい。
ユーザ機器(UE)1104は、データの伝送および受信を可能にするために伝送器1172および受信器1173を含むハウジングも含みうる。伝送器1172および受信器1173は、トランシーバ1171に組み合わせられうる。1つ以上のアンテナ1199a〜nがハウジングに取り付けられ、トランシーバ1171に電気的に結合される。
ユーザ機器(UE)1104の様々な構成要素が、バスシステム1177により一緒に連結され、これにはデータバスに加えて、パワーバス、制御信号バス、およびステータス信号バスが含まれうる。しかし、明確のため、図11においては様々なバスがバスシステム1177として示される。ユーザ機器(UE)1104は、信号処理に用いられるデジタル信号プロセッサ(DSP)1175も含みうる。ユーザ機器(UE)1104は、ユーザ機器(UE)1104の機能に対するユーザアクセスを提供する通信インタフェース1176も含みうる。図11に示したユーザ機器(UE)1104は、特定の構成要素のリストではなく機能ブロック図である。
図12は、eNode B1202において利用されるとよい様々な構成要素を示す。eNode B1202は、先に示したポイント110を制御することができる。eNode B1202は、プロセッサ1278、プロセッサ1278に命令1279aおよびデータ1280aを提供するメモリ1286、プロセッサ1278内にありまたはこれにロードされればよい命令1279bおよびデータ1280b、(トランシーバ1281に組み合わされればよい)伝送器1282と受信器1284とを含むハウジング、トランシーバ1281に電気的に結合された1つ以上のアンテナ1297a〜n、バスシステム1292、信号処理に用いられるDSP1288、通信インタフェース1290等を含めて、ユーザ機器(UE)1104に関して上述した構成要素と同様の構成要素を含みうる。
特に明記しない限り、以上における「/」の使用は、「および/または」の語句を表す。
本明細書に記載される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはその任意の組み合わせにおいて実装されればよい。ソフトウェアで実装される場合、機能は1つ以上の命令としてコンピュータ可読媒体に記憶されればよい。「コンピュータ可読媒体」という用語は、コンピュータまたはプロセッサがアクセスすることができる任意の利用可能な媒体をいう。本明細書で用いられるところの「コンピュータ可読媒体」という用語は、固定有形のコンピュータおよび/またはプロセッサ可読媒体を意味することができる。限定ではなく例として、コンピュータ可読またはプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイスまたは命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用でき、コンピュータまたはプロセッサがアクセスすることができる任意の他の媒体を含みうる。本明細書で用いられるところのディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は通常磁気によりデータを再現し、ディスク(disc)はレーザで光学的にデータを再現する。ハードウェアで実装される場合、本明細書に記載の機能は、チップセット、特定用途向け集積回路(ASIC)、大規模集積回路(LSI)、集積回路等を使用して実装および/または実現されればよい。
本明細書において開示される方法の各々には、記載された方法を達成するための1つ以上のステップまたはアクションが含まれる。方法ステップおよび/またはアクションは、請求の範囲を逸脱することなく交換され、および/または1つのステップに組み合わされてもよい。換言すれば、記載される方法の適切な動作のためにステップまたはアクションの特定の順序が必要とされない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、請求の範囲を逸脱することなく修正されてもよい。
本明細書において用いられるところの「決定」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって「決定」には、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、検索(例えばテーブル、データベースまたは別のデータ構造の検索)、確認等を含みうる。また、「決定」には受信(例えば情報の受信)、アクセス(例えばメモリのデータへのアクセス)などを含みうる。また、「決定」には、解決、選択、選定、確立などを含みうる。
明示的に別段の定めがない限り、「に基づく」という語句は「のみに基づく」を意味しない。換言すれば、「に基づく」という語句は、「のみに基づく」と「少なくとも〜に基づく」の両方を表す。
「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、ステートマシンなどを包含するものとして広く解釈されねばならない。一部の状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを指すことができる。「プロセッサ」という用語は、処理デバイスの組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成を指すことができる。
「メモリ」という用語は、電子情報を記憶できる任意の電子構成要素を包含するものとして広く解釈されねばならない。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データストレージ、レジスタ等、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を指すことができる。プロセッサがメモリから情報を読み取りおよび/またはメモリに情報を書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子通信していると言われる。メモリはプロセッサと一体化されることができ、なおプロセッサと電子通信していると言うことができる。
「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読ステートメント(単数または複数)を含むものとして広く解釈されねばならない。例えば、「命令」および「コード」という用語は、1つ以上のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、手続きなどを指すことができる「命令」および「コード」は、1つのコンピュータ可読ステートメントまたは多数のコンピュータ可読ステートメントを含みうる。
ソフトウェアまたは命令は、伝送媒体を介して伝送されることもできる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)または赤外線、無線、およびマイクロ波等のワイヤレス技術を使用して伝送される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波等のワイヤレス技術が、伝送媒体の定義に含まれる。
特許請求の範囲は、上述の正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。請求の範囲を逸脱することなく、本明細書に記載のシステム、方法、および装置の設定、動作および詳細につき様々な修正、変更および変形がなされてもよい。

Claims (71)

  1. 移動局によりリファレンス信号構成を取得する方法であり、
    基地局から第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップと;
    基地局から第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第二リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  7. 前記第二リファレンス信号構成が、前記基地局から無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージにより受信される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の周波数リソースを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号のアンテナポートを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の伝送電力を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)の前記リファレンス信号受信電力(RSRP)を測定するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  12. 前記第一チャネル状態情報(CSI−RS)および第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)の前記リファレンス信号受信電力(RSRP)を測定するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  13. 前記移動局により複数のパスロスパラメータを取得する方法であり、
    基地局から第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力を取得するステップと;
    前記基地局から第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力を取得するステップと;
    前記第一伝送電力を用いて第一パスロスパラメータを計算するステップと;
    前記第二伝送電力を用いて第二パスロスパラメータを計算するステップと
    を含む、方法。
  14. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第二リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項13に記載の方法。
  17. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得し、前記第三伝送電力を用いて第三パスロスパラメータを計算するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記第一リファレンス信号の第一受信電力を測定するステップであり、前記第一受信電力が、前記第一パスロスパラメータを計算するために用いられるステップと;
    前記第二リファレンス信号の第二受信電力を測定するステップであり、前記第二受信電力が、前記第二パスロスパラメータを計算するために用いられるステップと
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  20. リファレンス信号を取得するために構成される移動局であり、
    プロセッサと;
    前記プロセッサと電子通信するメモリと;
    前記メモリに記憶される命令であり、
    基地局から第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得し;
    基地局から第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得する
    ために実行可能である、命令と
    を含む、移動局。
  21. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項20に記載の移動局。
  22. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項20に記載の移動局。
  23. 前記第二リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項20に記載の移動局。
  24. 基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項23に記載の移動局。
  25. 基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項22に記載の移動局。
  26. 前記第二リファレンス信号構成が、前記基地局からの無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージにより受信される、請求項20に記載の移動局。
  27. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の周波数リソースを含む、請求項20に記載の移動局。
  28. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号のアンテナポートを含む、請求項20に記載の移動局。
  29. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の伝送電力を含む、請求項20に記載の移動局。
  30. 前記第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)の前記リファレンス信号受信電力(RSRP)を測定するステップをさらに含む、請求項23に記載の移動局。
  31. 前記第一チャネル状態情報(CSI−RS)および第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)の前記リファレンス信号受信電力(RSRP)を測定するステップをさらに含む、請求項24に記載の移動局。
  32. 複数のパスロスパラメータを取得するために構成される移動局であり、
    プロセッサと;
    前記プロセッサと電子通信するメモリと;
    前記メモリに記憶される命令であり、
    基地局デバイスから第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力を取得し;
    基地局デバイス第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力を取得し;
    前記第一伝送電力を用いて第一パスロスパラメータを計算し;
    前記第二伝送電力を用いて第二パスロスパラメータを計算する
    ために実行可能である、命令と
    を含む、移動局。
  33. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項32に記載の移動局。
  34. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項33に記載の移動局。
  35. 前記第二リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項32に記載の移動局。
  36. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得し、前記第三伝送電力を用いて第三パスロスパラメータを計算するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項35に記載の移動局。
  37. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項34に記載の移動局。
  38. 前記命令が、
    前記第一リファレンス信号の第一受信電力を測定する
    ためにさらに実行可能であり、
    前記第一受信電力を用いて前記第一パスロスパラメータが計算され;
    前記命令が、
    前記第二リファレンス信号の第二受信電力を測定する
    ためにさらに実行可能であり、
    前記第二受信電力を用いて前記第二パスロスパラメータが計算される、
    請求項32に記載の移動局。
  39. 基地局によりリファレンス信号構成を送信する方法であり、
    第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を移動局に送信するステップと;
    第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を前記移動局に送信するステップと
    を含む、方法。
  40. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項39に記載の方法。
  41. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項39に記載の方法。
  42. 前記第二リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項39に記載の方法。
  43. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記基地局から第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を取得するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項41に記載の方法。
  45. 前記第二リファレンス信号構成が、前記基地局からの無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージにより受信される、請求項39に記載の方法。
  46. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の周波数リソースを含む、請求項39に記載の方法。
  47. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号のアンテナポートを含む、請求項39に記載の方法。
  48. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の伝送電力を含む、請求項39に記載の方法。
  49. 基地局により電力配分パラメータをシグナリングする方法であり、
    ユーザ機器に第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力を送信するステップと;
    前記ユーザ機器に第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力を送信するステップと
    を含む、方法。
  50. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項49に記載の方法。
  51. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項50に記載の方法。
  52. 前記第二リファレンス信号伝送電力が、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項49に記載の方法。
  53. 第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を前記移動局に送信するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項52に記載の方法。
  54. 第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を前記移動局に送信するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項51に記載の方法。
  55. リファレンス信号構成を送信するために構成される装置であり、
    プロセッサと;
    前記プロセッサと電子通信するメモリと;
    前記メモリに記憶される命令であり、
    第一リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を移動局に送信し;
    第二リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を前記移動局に送信する
    ために実行可能である、命令と
    を含む、装置。
  56. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項55に記載の装置。
  57. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項55に記載の装置。
  58. 前記第二リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項55に記載の装置。
  59. 第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を前記移動局に送信するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項58に記載の装置。
  60. 第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を前記移動局に送信するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項57に記載の装置。
  61. 前記第二リファレンス信号構成が、無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージにより前記ユーザ機器に送信される、請求項55に記載の装置。
  62. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の周波数リソースを含む、請求項55に記載の装置。
  63. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号のアンテナポートを含む、請求項55に記載の装置。
  64. 前記リファレンス信号構成が、前記リファレンス信号の伝送電力を含む、請求項55に記載の装置。
  65. 電力配分パラメータをシグナリングするために構成される装置であり、
    プロセッサと;
    前記プロセッサと電子通信するメモリと;
    前記メモリに記憶される命令であり、
    ユーザ機器に第一リファレンス信号に対応する第一伝送電力を送信し;
    前記ユーザ機器に第二リファレンス信号に対応する第二伝送電力を送信する
    ために実行可能である、命令と
    を含む、装置。
  66. 前記第一リファレンス信号が、第一セル固有リファレンス信号である、請求項65に記載の装置。
  67. 前記第二リファレンス信号が、第二セル固有リファレンス信号である、請求項66に記載の装置。
  68. 前記第二リファレンス信号が、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)である、請求項65に記載の装置。
  69. 前記移動局に第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を送信するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第二チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項68に記載の装置。
  70. 前記移動局に第三リファレンス信号に対応するリファレンス信号構成を送信するステップであり、前記第三リファレンス信号が、第一チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)であるステップをさらに含む、請求項67に記載の方法。
  71. 前記装置が、基地局である、請求項65に記載の装置。
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