JP2014522011A - 異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供する工程 - Google Patents
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Abstract
異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供する方法は、非メインフレームのサーバーにより、仮想ストレージデバイス内にメインフレームのデータを記憶するためのストレージ仮想化システムを含んでなるサービスを提供する工程を含む。メインフレームのデータは物理的ストレージデバイスとサーバーとに接続されたメインフレームのサーバーにより管理され、そのため、ストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスが、メインフレームのサーバーに対して、他の物理的ストレージデバイスと見える。その方法は、サーバーにより、サーバーに接続された非メインフレームのクライアントノードからのメッセージを、ネットワークを介して受け取る工程、その要求を、非メインフレームのフォーマット化された要求の結果を生成するように処理する工程、および、要求の結果を、ネットワークを介してクライアントノードに伝送する工程、を含む。仮想ストレージデバイスはクライアントノードに対して、マウントされたストレージドライブと見える。メッセージはマウントされたストレージドライブおよび/またはその中に記憶されたデータへのアクセスの要求を含む。
【選択図】 図5
【選択図】 図5
Description
本出願は、その全体の内容が参照により本明細書に引用されたこととされる、2011年5月17日出願の「メインフレームストレージアプライアンス(MSA)」と題する、米国仮特許出願第61/487,142号(代理人事件番号第1368.02PRO)の利益を請求する。
本明細書に提示される主題は、異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供する。
最古の、しかし繰り返し発生する、ビジネスの課題の一つは、現代のストレージシステムとレガシーメインフレームストレージシステムとレガシーのストレージデバイス、およびこれらのシステム内に記憶されたデータのアクセス法の間の非互換性である。この非互換性が、ビジネス環境を悩ませ、そしてシステムメンテナンスの開発および新システムの開発に過度なコスト、リスクおよび時間を付け加える。新しいシステムは、隔離された独立した技術であることは稀である。現代企業の情報技術により要求される精巧さ(sophistication)は、リアルタイムで、また適切なコストにおいて、継ぎ目のないデータの統合を必要にさせる。現在の記憶システムは、特定の目的を果たしながら、既存のレガシーメインフレームストレージシステムおよびアプリケーションに対するデータを提供するか、またはそれらからデータを検索しなければならないようである。同様に、レガシーメインフレームストレージシステムおよびアプリケーションは、非メインフレームのシステムを介してアクセスすることが困難であり、高価であり、または不可能でさえある、重大な、しばしば戦略的なデータをもつ。双方の場合に、データの統合は、すべて関連するリスク、コストおよび時間の意味合いを伴って、特定のデータのインターフェース、情報交換のサブシステムまたは何か他のカスタムソフトウェアアプリケーションの開発なしにはほぼ不可能である。
あるレガシーメインフレームのシステムおよびアプリケーションに対しては、これらのシステムを管理する知識と専門的技術は、とりわけこのような知識および専門的技術をもつ人材がもはや存在しないため、もはや利用できない可能性がある。更に、必要なメインフレームのソフトウェアツールが入手できず、そして/または入手するには高価すぎる可能性がある。事態を悪化させることには、既存のメインフレームの演算環境は、更なるデータ処理、データ転送、等を実行する容量および/または余分のサイクルをもたない可能性がある。ある場合には、現在稼動中のメインフレームのシステムが、解決策の修正または更なる開発を可能にする、適合するソースコードをもたない。
類似のエレメントを指定するために類似の参照数字が使用された添付の図面と一緒に本説明を読むと、請求される主題の利点が当業者に明白になるであろう。
図1は、主題を実行することができる代表的ハードウェア装置を表すブロック図である。
図2は、代表的実施形態に従う、異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供するための、代表的方法を表すフロー図である。
図3は、代表的実施形態に従う、異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供するための、代表的システムを表すブロック図である。
図4は、代表的実施形態に従う、代表的ファイルシステムのインデックスを表すデータ構造を表示するブロック図である。
図5は、異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供するシステムを実行することができるネットワークを表す、ブロック図である。
本明細書に提示される主題は、異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供する。一つの実施形態に従うと、非メインフレームのクライアントコンピューターノード上で動作する非メインフレームに基づくユーティリティおよびアプリケーション双方により、および、メインフレームのコンピューターノード上で動作するメインフレームユーティリティによりメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを可能にする、メインフレームストレージアプライアンス(MSA)サービスが提供される。一つの実施形態においては、MSAサービスは、順次、テープドライブおよびディスクドライブのような物理的メインフレームのストレージデバイスに接続されるメインフレームのコンピューターに通信可能に接続される、サーバーノード内の非メインフレームの演算環境内で作動する。MSAサービスは、メインフレームのコンピューターに対して物理的メインフレームのストレージデバイスのように見える仮想ストレージデバイス内に、メインフレームのデータオブジェクトを記憶するストレージ仮想化システムを提供する。言い換えると、メインフレームのコンピューターの観点からは、仮想ストレージデバイスは、メインフレームのコンピューターの処理システムにより支援されるあらゆるデータアクセス法を介して、あらゆるタイプのデータを記憶するために使用することができる、標準のDASDまたはテープドライブのラックのように見える。従って、MSAサービスは、メインフレームのコンピューターに、メインフレームのデータオブジェクトを非メインフレームの計算環境内の仮想ストレージデバイス内に記憶させる。
MSAサービスはまた、メインフレームのデータオブジェクトに対して代りのデータ記憶媒体を提供することに加えて、仮想ストレージデバイス内に記憶されたメインフレームのデータオブジェクトを、非メインフレームと互換性のあるサーバーおよびアプリケーションのネットワーク上の非メインフレームのクライアントコンピューターノードにより消費可能にする。一つの実施形態においては、MSAサービスをホストするサーバーノードは、ネットワーク、例えばイーサネットバックボーン上のTCP/IPネットワークを介して、非メインフレームのクライアントコンピューターノードに接続される。一つの実施形態においては、ストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスは、クライアントコンピューターノードに対して、マウントされたストレージドライブと見え、そして記憶されたメインフレームのデータオブジェクトは、フォルダーおよび/またはファイルとして表される。メインフレームのデータオブジェクトの「ファイル」へのアクセスを提供するために、MSAサービスは、メインフレームのデータオブジェクトを、それらの固有のメインフレームに互換性のあるフォーマットから、クライアントコンピューターノードと互換性のある他のフォーマットに変換するように構成されている。従って、MSAサービスは、標準の非メインフレームユーティリティおよびアプリケーション並びにメインフレーム自身の高速通信チャンネルを使用して、非メインフレームのクライアントコンピューターに、メインフレームのデータオブジェクトを早急にそして容易にオープンにし、閲覧させ、そして検索させる。
その他の実施形態においては、MSAサービスは、テープドライブおよび/またはディ
スクドライブのような物理的メインフレームのストレージデバイスに通信可能に接続され、そして消費のために物理的メインフレームのストレージデバイス内に記憶されたデータオブジェクトを、ネットワーク上の非メインフレームクライアントコンピューターノードに提供するように構成されている。一つの実施形態においては、物理的メインフレームのストレージデバイスは、クライアントコンピューターノードに対して、更なるマウントされたストレージドライブと見え、そして該装置内に記憶されたメインフレームデータオブジェクトは、フォルダーおよび/またはファイルとして表されることができる。これらのメインフレームデータオブジェクトの「ファイル」へのアクセスを提供するために、MSAサービスは、物理的メインフレームストレージデバイスへのアクセス要求に対応する、メインフレームと互換性のある命令を提供するための、クライアントコンピューターノードからのアクセス要求を受け取り、そして一つまたは複数のメインフレームデータオブジェクトを受け取って、要求を充たすようになっている。次に、MSAサービスは、一つまたは複数のメインフレームデータオブジェクトをその固有のメインフレームと互換性のあるフォーマットから、クライアントコンピューターノードと互換性のある他のフォーマットに変換し、そしてその結果をクライアントコンピューターノードに伝送する。従って、本実施形態においては、MSAサービスは、標準の非メインフレームのユーティリティおよびアプリケーションを使用して、非メインフレームのクライアントコンピューターに、レガシーのメインフレームのストレージデバイス内に記憶された、アーカイブされたメインフレームデータオブジェクトをオープンにし、閲覧させ、そして検索させる。
スクドライブのような物理的メインフレームのストレージデバイスに通信可能に接続され、そして消費のために物理的メインフレームのストレージデバイス内に記憶されたデータオブジェクトを、ネットワーク上の非メインフレームクライアントコンピューターノードに提供するように構成されている。一つの実施形態においては、物理的メインフレームのストレージデバイスは、クライアントコンピューターノードに対して、更なるマウントされたストレージドライブと見え、そして該装置内に記憶されたメインフレームデータオブジェクトは、フォルダーおよび/またはファイルとして表されることができる。これらのメインフレームデータオブジェクトの「ファイル」へのアクセスを提供するために、MSAサービスは、物理的メインフレームストレージデバイスへのアクセス要求に対応する、メインフレームと互換性のある命令を提供するための、クライアントコンピューターノードからのアクセス要求を受け取り、そして一つまたは複数のメインフレームデータオブジェクトを受け取って、要求を充たすようになっている。次に、MSAサービスは、一つまたは複数のメインフレームデータオブジェクトをその固有のメインフレームと互換性のあるフォーマットから、クライアントコンピューターノードと互換性のある他のフォーマットに変換し、そしてその結果をクライアントコンピューターノードに伝送する。従って、本実施形態においては、MSAサービスは、標準の非メインフレームのユーティリティおよびアプリケーションを使用して、非メインフレームのクライアントコンピューターに、レガシーのメインフレームのストレージデバイス内に記憶された、アーカイブされたメインフレームデータオブジェクトをオープンにし、閲覧させ、そして検索させる。
主題を詳細に説明する前に、最初に、主題を実施することができる代表的ハードウェア装置を説明することとする。当業者は、図1に示されるエレメントが、システムの実現に応じて変動する可能性があることを認めるであろう。図1においては、本明細書に開示される主題を実施するための代表的システムは、処理ユニット102、メモリー104、ストレージ106、データ入力モジュール108、表示アダプター110、通信インターフェース112、および、エレメント104〜112を処理ユニット102に接続するバス114を含むハードウェア装置100を含む。
バス114はあらゆるタイプのバスアーキテクチャを含んでなることができる。例は、メモリーバス、周辺バス、ローカルバス、等を含む。処理ユニット102は、命令実行機器、装置またはデバイスであり、マイクロプロセッサー、デジタル信号プロセッサー、グラフィックス処理ユニット、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、等を含んでなることができる。処理ユニット102は、メモリー104および/またはストレージ106内に記憶されそして/またはデータ入力モジュール108を介して受け取られるプログラムの命令を実行するようにさせることができる。
メモリー装置104は、読み出し専用メモリー(ROM)116およびランダムアクセスメモリー(RAM)118を含むことができる。メモリー104は装置100の操作中に、プログラムの命令およびデータを記憶するようにさせることができる。様々な実施形態において、メモリー104は、例えば、デュアルデータ転送速度同期DRAM(DDRSDRAM)、エラー修正コード同期DRAM(ECC SDRAM)、またはRAMBUS DRAM(RDRAM)のような改良型を含む、スタティックランダムアクセスメモリー(SRAM)またはダイナミックRAM(DRAM)のような、様々のメモリー技術のいずれかを含むことができる。メモリー104はまた、不揮発性フラッシュRAM(NVRAM)またはROMのような不揮発性メモリー技術を含むことができる。幾つかの実施形態においては、メモリー104が、前記のもの、並びに特記はされないその他の技術のような、技術の組み合わせを含むことができることが推定される。主題がコンピューターシステムにおいて実行される時は、スタートアップ期間のような、コンピューターシステム内のエレメント間の情報移動を援助する基本定常工程(routines)を含む
基本入力/出力システム(BIOS)120が、ROM116内に記憶される。
基本入力/出力システム(BIOS)120が、ROM116内に記憶される。
ストレージ106は、フラッシュメモリから読み出し、それに書き込むためのフラッシュメモリデータのストレージデバイス、ハードディスクから読み出し、それに書き込むためのハードディスクドライブ、交換可能な磁気ディスクから読み出し、またはそれに書き込むための磁気ディスクドライブ、および/またはCD ROM、DVDまたはその他の光学的媒体のような交換可能な光ディスクから読み出し、またはそれに書き込むための光ディスクドライブを含むことができる。ドライブおよびそれらの関連したコンピューター読み出し可能媒体は、コンピューター読み出し可能の命令、データストラクチャ、プログラムのモジュールおよびハードウェア装置100のためのその他のデータ、の不揮発性ストレージを提供する。
本明細書に記載される方法は、コンピューターによるまたはプロセッサー含有の機器、装置またはデバイスのような命令実行機器、装置またはデバイスによる、またはそれらと連結した使用のために、コンピューター読み出し可能媒体内に記憶される、実行可能な命令に具体化されることができることが注目される。幾つかの実施形態に対しては、磁気カセット、フラッシュメモリーカード、デジタルビデオディスク、ベルヌーイカートリッジ、RAM、ROM、等のような、コンピューターによりアクセス可能なデータを記憶することができる、他のタイプのコンピューター読み出し可能な媒体もまた、代表的操作環境内に使用することができることは当業者により認められるであろう。本明細書で使用される「コンピューター読み出し可能な媒体」は、命令実行機器、システム、装置またはデバイスが、コンピューター読み出し可能な媒体からの命令を読み出し(またはフェッチ(fetch)し)、そして前記の方法を実施するための命令を実行することができるように、電子的、磁気的、光学的および電磁気的フォーマットの一つ以上の中に、コンピュータープログラムの実行可能な命令を記憶させるための、一つ以上のあらゆる適切な媒体を含むことができる。従来の代表的コンピューター読み出し可能な媒体の無尽蔵なリストは、携帯用コンパクトディスク(CD)、携帯用デジタルビデオディスク(DVD)、高精密度DVD(HD−DVDTM)、BLU−RAYディスク、等を含む、携帯用コンピューターディスケット、RAM、ROM、消去可能で、プログラム可能な読み出し専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光学的記憶装置:を含む。
多数のプログラムモジュールは、操作システム122、一つ以上のアプリケーションプログラム124、プログラムデータ126、およびその他のプログラムモジュール128を含む、ストレージ106、ROM116またはRAM118上に記憶することができる。ユーザーは、データ入力モジュール108を通してハードウェア装置100内にコマンドおよび情報を入力することができる。データ入力モジュール108は、キーボード、タッチスクリーン、ポインティングデバイス、等のような機構を含むことができる。その他の外部入力装置(図示されてはいない)は、外部データ入力インターフェース130を介してハードウェア装置100に接続される。一例として、そして限定されずに、外部入力装置は、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナー、等を含むことができる。幾つかの実施形態においては、外部入力装置は、ビデオカメラ、静止カメラ等のようなビデオまたはオーディオ入力装置を含むことができる。データ入力モジュール108は、装置100の一人以上のユーザーからの入力を受け取り、そしてこのような入力を、バス114を介して処理ユニット102および/またはメモリー104に送達するようにさせることができる。
ディスプレイ132もまた、ディスプレイアダプター110を介してバス114に接続される。ディスプレイ132は一人以上のユーザーに装置100の出力を表示するようにさせることができる。幾つかの実施形態においては、例えばタッチスクリーンのような特定の装置が、データ入力モジュール108およびディスプレイ132の両方として働くこ
とができる。外部ディスプレイ装置はまた、外部ディスプレイインターフェース134を介してバス114に接続されることができる。図示されてはいないが、スピーカーおよび印刷機のような、その他の周辺出力装置は、ハードウェア装置100に接続することができる。
とができる。外部ディスプレイ装置はまた、外部ディスプレイインターフェース134を介してバス114に接続されることができる。図示されてはいないが、スピーカーおよび印刷機のような、その他の周辺出力装置は、ハードウェア装置100に接続することができる。
ハードウェア装置100は、通信インターフェース112を介して一つ以上のリモートノード(図示されてはいない)への論理接続を使用して、ネットワーク環境内で作動することができる。リモートノードは、他のコンピューター、サーバー、ルーター、ピア装置または他の共通ネットワークノードであることができ、また典型的には、ハードウェア装置100に対する前記の多数のまたはすべてのエレメントを含む。通信インターフェース112は、無線ネットワークおよび/または有線ネットワークでインターフェース接続することができる。無線ネットワークの例は、例えばBLUETOOTHネットワーク、無線パーソナル・エリア・ネットワーク、無線802.11ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)および/または無線電話ネットワーク(例えば、セルラ、PCS、またはGSMネットワーク)を含む。有線ネットワークの例は例えば、LAN、光ファイバーネットワーク、有線パーソナル・エリア・ネットワーク、電話ネットワーク、および/または広域ネットワーク(WAN)を含む。このようなネットワーク環境は、イントラネット、Internet、オフィス、企業規模のコンピューターネットワーク等に一般的である。幾つかの実施形態においては、通信インターフェース112は、メモリー104とその他の装置間の直接メモリーアクセス(DMA)転送を支援するようになっている論理(logic)を含むことができる。
ネットワーク環境において、ハードウェア装置100に対して描写されたプログラムモジュール、またはその一部は例えば、サーバー上のようなリモートストレージデバイス内に記憶されることができる。ハードウェア装置100と他の装置との間の通信リンクを確立するために、他のハードウェアおよび/またはソフトウェアを使用することができることは認められるであろう。
図1に示されるハードウェア装置100の配置は一つの可能な実行であり、また、他の配置が可能であることは理解しなければならない。更に、請求の範囲により規定され、以下に説明され、そして様々なブロック図に示される種々のシステムのコンポーネント(および手段(means))が、本明細書に記載される機能を実施するように構成されている論理コンポーネントを表すことは理解されなければならない。例えば、一つ以上のこれらのシステムのコンポーネント(および手段)は、全体的にまた部分的には、ハードウェア装置100の配置に表された、少なくとも幾つかのコンポーネントにより実現することができる。更に、少なくとも一つのこれらのコンポーネントは、少なくとも部分的には、電子ハードウェアコンポーネントとして実行され、従って機器を構成するが、他のコンポーネントは、ソフトウェア、ハードウェアまたソフトウェアとハードウェアの組み合わせにおいて実施されることができる。より具体的には、請求の範囲により規定される少なくとも一つのコンポーネントは、少なくとも部分的には、命令実行機器(例えば、プロセッサーに基づくまたはプロセッサー含有機器)のような、電子的ハードウェアコンポーネントとして、そして/または図1に示されるような専用回路(circuit)または回路構成(circuitry)(例えば、専用機能を実施するために相互結合された離散論理ゲート)として実行される。その他のコンポーネントは、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせ物において実行されることができる。更に、これらの他のコンポーネントの幾つかまたはすべては、組み合わされ、幾つかは一緒に省かれ、そして本明細書に記載の機能をまだ達成しながら、更なるコンポーネントを付け加えることができる。従って、本明細書に記載の主題は、多数の異なるバリエーションに具体化することができ、そしてすべてのこのようなバリエーションが、請求される範囲内にあると考えられる。
以下の説明において、主題は、別記されない限り、一つ以上の装置により実施される行動および操作の記号表現に関連して説明されるであろう。従って、時には、コンピューターで実行されると言及される、このような行動および操作は、構造化された形態の、データの処理ユニットによる操作を含むことは理解されるであろう。この操作が、データを変換するか、またはコンピューターのメモリーシステム内の位置にそれを維持し、それが、当業者により十分理解される方法で装置の操作を再構成するか、あるいは変更する。データが維持されるデータ構造物は、データのフォーマットにより規定される特定の特性をもつメモリーの物理的位置である。しかし、以下に説明される様々な行動および操作もまた、ハードウェアにおいて実行され得ることを当業者が認めるように、主題が前記本文中に説明されている間は、それは限定的であることを意味しない。
下記の主題の理解を容易にするために、多数の態様が、行動の系列において説明される。請求の範囲により規定される、これらの態様の少なくとも一つは、電子的ハードウェアコンポーネントにより実施される。例えば、様々な行動が、専用の回路(circuit)または回路構成(circuitry)により、一つ以上のプロセッサーにより実行されているプログラムの命令により、あるいはその両方の組み合わせにより実施されることができることが認められるであろう。あらゆる系列の行動の本明細書における説明は、その系列を実施するために説明される特定の順序に従わなければならないことを示唆することは意図されない。本明細書で記載されるすべての方法は、本明細書に別記されるか、あるいは文脈により明確に否定されない限り、どんな適当な順序でも実施することができる。
今度は図2において、代表的実施形態に従う異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供するための方法200を表すフロー図が提示される。図3は、本明細書に記載される主題の実施形態に従う、異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供するための代表的システムを表すブロック図である。図2に表される方法200は、例えば、図3に表されるコンポーネントの代表的配置における少なくとも幾つかのコンポーネントにより実施されることができる。図3のコンポーネントの配置は、図1のハードウェア装置100の、幾つかまたはすべてのコンポーネントにより実行されることができる。
図3は、分散された演算環境内におけるように、一つのコンピューター装置および/または複数のコンピューター装置によりホストされる演算環境内で作動するように構成されているコンポーネントを表す。例えば、図5は、そこで各物理的ストレージデバイス501a、501bがメインフレームのサーバーノード503により管理されるメインフレームのデータオブジェクト510を記憶する、少なくとも一つの物理的メインフレームのストレージデバイス501a、501bに直接接続されたメインフレームのサーバーノード503を含む、標準のメインフレームシステムを表す。更に図5には、有線または無線LANまたはWANのような、ネットワーク504を介して相互に通信可能に接続された複数のコンピューターノード500、502が示される。一つの実施形態においては、サーバーノード502は、図3および/またはそれらの類似物に示されるコンポーネントの操作を支援するように構成されている演算環境を提供するように構成することができる。代表的コンピューターノードは、物理的または仮想デスクトップコンピューター、サーバー、ネットワーク装置、ノートブックコンピューター、PDA、移動電話、デジタルイメージキャプチャ装置、等を含むことができる。
図2に関しては、ブロック202において、メインフレームストレージアプライアンス(MSA)サービス300は、非メインフレームの計算環境内で作動しているサーバーノードにより提供される。MSAサービスは、仮想ストレージデバイス内の、最初の複数の
メインフレームのデータオブジェクトを記憶するための、ストレージ仮想化システムを含んでなる。第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトは、サーバーノードと、メインフレームの計算環境内で作動しそして第2の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するように構成されている物理的メインフレームのストレージデバイスとに、通信可能に接続された、メインフレームのサーバーノードにより管理される。一つの実施形態においては、ストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスは、メインフレームのサーバーノードに対して第2の物理的メインフレームのストレージデバイスと見える。
メインフレームのデータオブジェクトを記憶するための、ストレージ仮想化システムを含んでなる。第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトは、サーバーノードと、メインフレームの計算環境内で作動しそして第2の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するように構成されている物理的メインフレームのストレージデバイスとに、通信可能に接続された、メインフレームのサーバーノードにより管理される。一つの実施形態においては、ストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスは、メインフレームのサーバーノードに対して第2の物理的メインフレームのストレージデバイスと見える。
図3には、非メインフレームの演算環境302内で作動するようにされたコンポーネントを含むMSAサービス300が示される。一つの実施形態においては、非メインフレームの演算環境は、それらに限定はされないが、デスクトップのコンピューティング環境、モバイルコンピューティング環境およびクラウドコンピューティング環境を含むあらゆる数のコンピューティングプラットフォームであることができる。非メインフレームの演算環境302または類似物は、サーバーノード502のようなコンピューター装置により提供されることができる。
一つの実施形態においては、ストレージ仮想化システム310は、データストア(data store)311を含むことができ、そしてMSAサービス300はデータストア311内に一つ以上の仮想ストレージデバイス312、312a、312bをセットアップするように構成することができる。仮想ストレージデバイス312は、ディスクドライブ、テープドライブ、印刷機、端末のような、あらゆるメインフレームのストレージデバイス、あるいはメインフレームのデータオブジェクト510を記憶または伝送するように構成することができるあらゆる装置を表すことができる。一つの実施形態においては、ストレージ仮想化システム310は、少なくとも一つの仮想ストレージデバイス312をセットアップし、それにアクセスし、そしてそれを管理するように構成することができる少なくとも一つの仮想ストレージデバイスマネージャコンポーネント314を含むことができる。一つの実施形態における仮想ストレージデバイスマネージャ314は、特定のタイプの仮想ストレージデバイス、例えば仮想テープデバイス312a、に対する異なるスレッド(threads)を管理するように構成することができる。例えば、仮想ストレージデバイスマネージャ314は、各仮想ストレージデバイス312に対して、データ領域、すなわち制御ブロック、を規定することができ、仮想デバイス312、例えばディスク、テープ、のタイプを検知することができ、そして適当なソフトウェアモジュール、例えばDLL、を装荷(load)することができる。
一つの実施形態に従うと、MSAサービス300は、データポートインターフェイス340を介してメインフレームのサーバーノード503に通信可能に接続される。例えば、MSAサービス300は、標準のファイバーチャンネルのインターフェイスプロトコール、例えばFICONまたは、ESCONもしくはSCSIのような他の標準に準拠している通信装置または生成されたデータストリームを介して、メインフレームのサーバーノード503に接続することができる。MSAサービス300の仮想ストレージデバイス312は、一旦接続されると、メインフレームのサーバーノード503に対して、メインフレームのデータオブジェクト510を記憶または出力するために使用することができる物理的メインフレームのストレージ、または前記の501a、501bのような出力装置、の新規に設置されたラックと見える。
一つの実施形態においては、MSAサービス300は、仮想ストレージデバイス312を管理する仮想ストレージデバイスマネージャ314を介して、仮想ストレージまたは出力装置312をメインフレームのサーバーノード503に通信可能に接続する論理チャンネル316を確立するように構成することができる。一つの実施形態に従うと、MSAサ
ービス300は、サービス制御の管理コンポーネント318を含むことができ、それは呼び出されると、論理チャンネル316をセットアップしまたはブレークダウンし、そして論理チャンネル316内を移動するすべてのトラフィックをモニターするように構成することができる。サービス制御の管理コンポーネント318は、単一の論理チャンネル316内の複数の通信セッションのみならずまた、複数の論理チャンネル316をも管理するように構成することができる。
ービス300は、サービス制御の管理コンポーネント318を含むことができ、それは呼び出されると、論理チャンネル316をセットアップしまたはブレークダウンし、そして論理チャンネル316内を移動するすべてのトラフィックをモニターするように構成することができる。サービス制御の管理コンポーネント318は、単一の論理チャンネル316内の複数の通信セッションのみならずまた、複数の論理チャンネル316をも管理するように構成することができる。
一つの実施形態においては、メインフレームのサーバーノード503からのメインフレームのコマンドがサーバーノード502内のMSAサービス300により受け取られ、そしてそのコマンドが仮想ストレージデバイス312内に記憶され、それに出力され、または、それから検索されるメインフレームのデータオブジェクト510に関連する時は、論理チャンネル316は、仮想ストレージデバイス312に関連した仮想ストレージデバイスマネージャ314にコマンドをルート指定するように構成することができる。コマンドが受け取られると、デバイスマネージャ314は仮想ストレージデバイス312内に、メインフレームのデータオブジェクト510を記憶またはそれから検索するように、コマンドを処理するように構成することができる。データオブジェクト510は非メインフレームの演算環境302内の仮想ストレージデバイス312内に記憶されるが、それらはそれらの固有のメインフレームに互換性のあるフォーマット内に記憶される。これは、メインフレームのサーバーノード503が、メインフレームのデータオブジェクト510を管理するために、メインフレームのアプリケーションおよびユーティリティのみを使用するように構成されているためである。
一つの実施形態に従うと、MSAサービス300が提供される時には、仮想ストレージデバイス312と、これらの仮想ストレージデバイス312内に記憶され、そしてストレージ仮想化システム310に関連したメインフレームのデータオブジェクト510とに関連する情報を記録するファイルシステムのインデックス400を作成することができる。例えば、図4は、一つの実施形態におけるファイルシステムのインデックス400を表すことができる代表的データ構造を表す。本実施形態においては、ファイルシステムのインデックス400は、仮想ストレージデバイス312、312a、312bおよび/または各仮想ストレージデバイス312、312a、312b内に記憶された各メインフレームのデータオブジェクト510を識別する情報を含む表であることができる。更に、ファイルシステムのインデックス400を表すデータ構造は、各仮想ストレージデバイス312、312a、312bおよび各メインフレームのデータオブジェクト510の記憶位置を含むことができる。従って、新規のメインフレームのデータオブジェクト510が仮想ストレージデバイス312、312a、312bの一つに記憶される時は、修正された仮想ストレージデバイス312に関連した仮想デバイスマネージャコンポーネント314が、新規のデータオブジェクト510およびその記憶位置を識別する情報を含むように、ファイルシステムのインデックス400を更新するように構成することができる。
再度、図2に関して、ブロック204において、メッセージは、非メインフレームのコンピューター環境内作動しており、また、サーバーノード502に、ネットワーク504を介して通信可能に接続されたクライアントノード500から、サーバーノード502により受け取られる。一つの実施形態においては、MSAサービス300が提供され、そして仮想ストレージデバイス312、312a、312bが規定される時は、ストレージ仮想化システム300内の仮想ストレージデバイス312、312a、312bは、クライアントノード500に対してマウントされたストレージドライブと見える。一つの実施形態に従うと、メッセージ520は、マウントされたストレージドライブおよび/またはマウントされたストレージドライブ内に記憶された第1のメインフレームのデータオブジェクトへのアクセスの要求を含む。
一つの実施形態に従うと、サーバーノード502がネットワーク504に、例えば、イーサネットケーブルを介して接続されると、MSAサービス300は、仮想ストレージデバイス312、312a、312bおよびそれらの内容を、ネットワーク504に接続されたクライアントノード500に公開することができる。一つの実施形態においては、仮想ストレージデバイス312、312a、312bの内容は、多数の一般的な非メインフレームユーティリティおよびアプリケーションにより支援される共有ディレクトリーの形状でクライアントノード500に提示されることができる。クライアントノード500の観点からは、ストレージデバイス312、312a、312bはマウントされたドライブであり、そしてその内容はフォルダーおよびファイルのようなデータオブジェクトである。従って、要求のメッセージ520は、マウントされたストレージドライブを識別する情報および/またはマウントされたストレージドライブ内に記憶されたデータオブジェクトを識別する情報を含むことができる。更に、要求のメッセージ520は、要求されるアクセスのタイプを規定するコマンドを含むことができる。例えば、そのコマンドは、その内容を明らかにするためにドライブを開ける工程、マウントされたドライブ内のデータオブジェクトを読み出す工程、またはマウントされたドライブ内のデータオブジェクトを更新する工程、に関連することができる。
MSAサービス300は、一つの実施形態においては、ネットワークのサブシステム330およびアプリケーションプロトコール層332、またはその他の、より高次のプロトコール層を介して、ネットワーク504上でクライアントノード500からの情報を受け取るように構成することができる。これらの、より高次のプロトコール層は、Internet Protocol(IP)のようなネットワーク層、および/または伝送制御プロトコール(TCP)のようなトランスポート層上でメッセージを送り、そして受け取るために、データをコード化し、パッケージ化し、そして/または再フォーマット化することができる。MSAサービス300内のファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、ネットワーク504上で、また、ネットワークサブシステム330および入力メッセージハンドラ304を介して、クライアントノード500からのメッセージ520を受け取るように構成することができる。
再度、図2に関して、要求のメッセージ520が受け取られる時は、それはブロック206中で、非メインフレームの演算環境と互換性のあるフォーマットに、要求の結果を作成するように処理される。一つの実施形態に従うと、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、クライアントノード500からのアクセスの要求を処理して、非メインフレームの演算環境と互換性のあるフォーマットに、要求の結果324を作成するように構成することができる。
前記のように、クライアントノード500からの要求メッセージ520は、マウントされたストレージドライブを識別する情報および/またはマウントされたストレージドライブ内に記憶されたデータオブジェクトを識別する情報を含むことができる。一つの実施形態においては、記憶装置のタイプ、例えばディスクまたはテープは、クライアントノード500に関係せず、また、マウントされたドライブを識別する情報、例えばDrive(E:)は、ストレージ仮想化システム310内の対応するストレージデバイス312を識別する情報とは異なることができる。従って、一つの実施形態においては、仮想ストレージデバイス312が形成される時に、ファイルシステムのインデックス400は、対応する仮想ストレージデバイス312を識別する情報に対して、マウントされたストレージドライブを識別する情報を相関させる情報を含むように更新することができる。
ファイルアクセスマネージャコンポーネント320が要求メッセージ520を受け取る時は、一つの実施形態においては、マウントされたドライブを識別する情報を抽出することができ、そしてファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、マウントされた
ストレージドライブに対応する仮想ストレージデバイス312に関連した記憶位置および/または第1のメインフレームのデータオブジェクト501aに関連した記憶位置、を識別するために、ファイルシステムのインデックス400を参照することができる。
ストレージドライブに対応する仮想ストレージデバイス312に関連した記憶位置および/または第1のメインフレームのデータオブジェクト501aに関連した記憶位置、を識別するために、ファイルシステムのインデックス400を参照することができる。
一つの実施形態に従うと、記憶位置が一旦識別されると、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、MSAサービス300内のメインフレームのデータオブジェクトハンドラコンポーネント326に対する、要求および記憶位置のルートを指定するように構成することができる。前記のように、要求は、仮想ストレージデバイス312および/またはデータオブジェクト510aがいかにアクセスされることができるかに関連したコマンドを含むことができる。一つの実施形態においては、メインフレームデータオブジェクトハンドラコンポーネント326は、仮想ストレージデバイス312および/または第1のメインフレームデータオブジェクト510aを位置付け、そしてコマンドを実施するように構成されている。例えば、要求が第1のメインフレームのデータオブジェクト510aを読み出すコマンドを含む時は、メインフレームのデータオブジェクトハンドラコンポーネント326は、識別された記憶位置から第1のメインフレームデータオブジェクト510aを検索し、そしてファイルアクセスマネージャコンポーネント320にそれを戻すように構成することができる。あるいはまた、要求が第1のメインフレームデータオブジェクト510aを、更新されたメインフレームデータオブジェクトと交換するコマンドを含む時は、メインフレームデータオブジェクトハンドラコンポーネント326は、第1のメインフレームのデータオブジェクト510aを位置付けし、それを、更新されたデータオブジェクトと交換するように構成することができる。一つの実施形態においては、ファイルシステムのインデックス400は必要に応じて更新することができる。
一つの実施形態に従うと、命令が実施された時は、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、クライアントノード500の非メインフレームの演算環境と互換性のあるフォーマットに、要求の結果324を作成するように構成されている。実施されるコマンドに応じて、要求の結果324は、コマンドの状態、例えば、保留、完了、誤り、を示すメッセージおよび/または検索されたメインフレームのデータオブジェクト510aを含むことができる。前記のように、仮想ストレージデバイス312内に記憶されたメインフレームデータオブジェクト510は、それらの固有のメインフレームのフォーマット、例えばEBCDIC、内に記憶される。従って、メインフレームのデータオブジェクト510が検索され、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320に提供される時は、それは非メインフレームのアプリケーションによりアクセスされることはできない。同様に、メインフレームのデータオブジェクトがクライアントノード500上を動作している非メインフレームのアプリケーション、例えば更新されたデータオブジェクト、から受け取られる時は、それはメインフレームのユーティリティまたはアプリケーションによりアクセスされることはできない。
一つの実施形態においては、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320が、メインフレームのデータオブジェクトハンドラコンポーネント326からデータオブジェクト、例えば検索された第1のメインフレームのデータオブジェクト510a、を受け取る時は、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、データオブジェクト510aを、メインフレームの演算環境と互換性のある第1のフォーマットから、クライアントノード500の非メインフレームの演算環境と互換性のある第2のフォーマットに変換するように構成することができる。同様に、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320がクライアントノード500からデータオブジェクト、例えば更新されたデータオブジェクト、を受け取る時は、それはデータオブジェクトを、非メインフレームの演算環境と互換性のある第2のフォーマットから、メインフレームのサーバーノード503のメインフレームの演算環境と互換性のある第1のフォーマットに変換するように構成することができる。
一つの実施形態においては、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320はフォーマット変換装置322を含むことができ、それは、呼び出されると、自動的に、第1のフォーマット内のデータを第2のフォーマット内のデータにマッピングすることができ、その逆も可能である。例えば、VSAMのメインフレームのフォーマット化されたファイルは、非メインフレームのユーティリティ、例えばMS Excel、MS Access、にアクセス可能な、コンマで区切られたまたはタブで区切られた非メインフレームのフォーマット化されたファイルに変換されることができる。他の例においては、BPAMメインフレームのフォーマット化ファイルは、ファイルのライブラリーに変換することができ、そしてクライアントノード500に対してネストしたディレクトリー構造として提示されることができる。以下のタイプのデータセットが今日、現代のメインフレームの環境内に存在する:
− VSAM
− 拡張VSAM
− シーケンシャル(DASDおよびTAPE)
− 拡張シーケンシャル
− ラージシーケンシャル
− EAVスペース内のデータセット
− 区分データセット(PDS)
− 拡張区分データセット(PDS/E)
− Unixシステムサービスのデータセット(HFSおよびZFS)。
− VSAM
− 拡張VSAM
− シーケンシャル(DASDおよびTAPE)
− 拡張シーケンシャル
− ラージシーケンシャル
− EAVスペース内のデータセット
− 区分データセット(PDS)
− 拡張区分データセット(PDS/E)
− Unixシステムサービスのデータセット(HFSおよびZFS)。
一つの実施形態においては、DASDおよびTAPEシーケンシャルデータセット、およびDASD区分データセット(PDS、PDS/E)に対するマッピングを提供することができる。その他のデータセットは、それらの内部構造のどんな「論理マッピング」をも伴わないが、バイナリーとして「可視である」ことができ、そしてまだアクセスすることができる。
一旦第1のメインフレームのデータオブジェクトが非メインフレームの演算環境と互換性のあるフォーマットに変換されると、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、変換されたメインフレームのデータオブジェクト510aを、要求の結果324中に含むように構成することができる。同様に、一旦、更新されたデータオブジェクトがメインフレームの演算環境と互換性のあるフォーマットに変換されると、次に、変換されたデータオブジェクトは、メインフレームのデータオブジェクトハンドラコンポーネント326に伝送されることができ、次にそれが第1のメインフレームのデータオブジェクト510aを仮想ストレージデバイス312内の変換されたデータオブジェクトと置き換える。
再度、図2に関して、要求の結果324が生成されると、MSAサービス300は、ブロック208において、ネットワーク504を介して、要求の結果324をクライアントノード500に伝送するように構成されている。一つの実施形態においては、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、MSAサービス300内の出力メッセージハンドラ306に要求の結果324を提供するように構成することができる。一つの実施形態においては、出力メッセージハンドラ306は、要求の結果324を含む結果のメッセージ522を構築し、そしてネットワークのサブシステム330のプロトコール層と、またはアプリケーションのプロトコール層332と直接相互運用するように構成することができる。要求の結果324を含む結果のメッセージ522は、全体的にまたは部分的に、ネットワーク504上のネットワークのサブシステム330を介し、クライアントノード500aに伝送されることができる。
前記の実施形態において、MSAサービス300はデータ共有の必要をもつ異種計算環境を収納する仮想ストレージソリューション(solution)を提供するように構成されている。一つの実施形態においては、非メインフレームの演算環境内で作動しているクライアントノード500は、MSAサービス300により作成される仮想メインフレームのストレージデバイス312、312a、312bからのメインフレームのデータオブジェクト510をモニターし、閲覧し、搬出するために、非メインフレームのアプリケーションおよびユーティリティを使用することができる。従って、高価で、稀少である可能性がある、メインフレームのユーティリティおよびリソースを使用せずに、重要なメインフレームのデータオブジェクトにアクセスすることができる。更に、ストレージ仮想化システム310内に記憶されるメインフレームのデータオブジェクト510は容易に搬出され、そしてアクセスするのに比較的安価であるため、メインフレームのエミュレーターを使用する、およびメインフレームに基づく研究および開発(R&D)プロジェクト、プログラムの試験、および品質保証(QA)の職務を実施する顧客は、それを効率的に、また、より安価に実施することができる。
前記の実施形態に加えて、MSAサービス300はまた、物理的メインフレームのストレージデバイス501bに直接接続して、更なる機能性を提供するように構成することができる。例えば、メインフレームのサーバーノード503がもはや使用されていない時には、物理的メインフレームのストレージデバイス501a、501b内に記憶された、保管されたメインフレームのデータオブジェクトが、MSAサービス300により直接アクセスされることができ、そしてメインフレームのユーティリティおよびリソースを使用して、保管された情報を抽出する高価な努力を回避することができる。
一つの実施形態に従うと、MSAサービス300は、データポートのインターフェイス340を介し、物理的メインフレームのストレージデバイス501aに通信可能に接続することができる。例えば、MSAサービス300は、標準のファイバーチャンネルのインターフェイスプロトコール、例えばFICON、並びにESCONおよびSCSIのようなその他のメインフレームのプロトコールと互換性のある通信装置を介して、ストレージデバイス501aに接続することができる。MSAサービス300は、一旦接続されると、物理的メインフレームのストレージデバイス501aに対し、ストレージデバイス501aが、その中に記憶されたメインフレームのデータオブジェクト510にアクセスするコマンドをそれから受け取ることができるメインフレームのサーバーノードと見える。更に、ネットワーク504上でサーバーノード502に接続されたクライアントノード500の観点からは、メインフレームのストレージデバイス510aは、それがサーバーノード502に接続される時に、新規のマウントされたストレージドライブと見える。クライアントノード500に対して、この「新規の」ストレージドライブは、レガシーのメインフレームのストレージデバイス501aではない。それはむしろ、非メインフレームのユーティリティおよびアプリケーションを使用してアクセス可能な、標準のドライブと見える。
一つの実施形態においては、ファイルシステムのインデックス400は、物理的メインフレームのストレージデバイス501a、その中に記憶される各第2の複数のメインフレームのデータオブジェクト510、デバイス501aの記憶位置、および/または各第2の複数のメインフレームのデータオブジェクト510の記憶位置、を識別する情報を含むように更新することができる。更に、ファイルシステムのインデックス400は、物理的メインフレームのストレージデバイス501aに第2のマウントされたストレージドライブを相関させる情報を含むことができる。例えば、図4において、代表的ファイルシステムのインデックス400は、“MF(G:)”と識別されるマウントされたストレージドライブが、「AddressC.」に位置決定された「Disk C」として識別される物理的ストレージデバイスに対応することを示す。
一つの実施形態に従うと、MSAサービス300は、第2のマウントされたストレージドライブに対するアクセスの要求を含む、クライアントノード500からの他のメッセージ、および/または第2のマウントされたストレージドライブ内に記憶された第2のメインフレームのデータオブジェクト510b、を受け取ることができる。前記のように、要求のメッセージ520は、第2のマウントされたストレージドライブを識別する情報、および/または第2のマウントされたストレージドライブ内に記憶された第2のメインフレームデータオブジェクトを識別する情報、を含むことができる。ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、ネットワーク504上で、また、ネットワークのサブシステム330および入力メッセージハンドラ304を介して、クライアントノード500からの第2の要求メッセージ520を受け取るようにさせることができる。
前記のように、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320が要求メッセージ520を受け取る時には、それは、一つの実施形態においては、第2のマウントされたドライブを識別する情報を抽出することにより、そして第2のマウントされたドライブに対応するストレージデバイス、例えば501a、を識別するために、ファイルシステムのインデックス400を参照することにより、そして識別されたストレージデバイス501aに関連した記憶位置、および/または第2のメインフレームのデータオブジェクト510bに関連した記憶位置、を識別することにより、要求を処理する。この実施形態においては、識別された記憶位置が、サーバーノード502に対して外部的であるため、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、MSAサービス300内の外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328への、第2の要求および一つ以上の記憶位置のルートを指定するように構成することができる。
代表的実施形態に従うと、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328は、スタンドアローンディスクドライブおよびテープドライブのような物理的メインフレームのストレージデバイス501a、501b並びにその内に記憶されたメインフレームのデータオブジェクト510にアクセスする、クライアントノード500からの要求を管理するように構成することができる。前記のように、アクセスする要求は、物理的ストレージデバイス501aおよび/または第2のメインフレームデータオブジェクト510bがいかにアクセスされるかに関するコマンドを含むことができる。一つの実施形態においては、第2の要求および一つ以上の識別された記憶位置が受け取られると、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328は、識別されたストレージデバイス501aおよび/または識別されたストレージデバイス501a内の第2のメインフレームデータオブジェクト510bを位置付けし、そしてコマンドを実行するように構成することができる。
一つの実施形態においては、コマンドを実行する命令は、アクセスされるメインフレームのストレージデバイスのタイプに応じて異なることができる。例えば、要求がストレージテープ上に記憶された第2のメインフレームのデータオブジェクト510bを読み出すコマンドを含む時は、コマンドを実行する工程は、少なくとも、テープリーダー中にテープをロードする工程、要求されたデータオブジェクト510bに関連した記憶位置にテープリーダーを巻き戻し/早送りする工程、並びに要求されたデータオブジェクト510bを検索する工程を必要とする。それに対し、第2のメインフレームのデータオブジェクト510bがディスクドライブ内に記憶される時は、コマンドを実行する工程は、必ずしも、ディスクをロードする工程および記憶位置に巻き戻し/早送りする工程を必要とするとは限らない。
一つの実施形態に従うと、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328は、識別されたストレージデバイス501aが例えば、物理的ストレージデバイス510bを識別する情報および/または装置のタイプを示す何か他の情報に基づいて、複数の装置のタイ
プの一つであると決定するように構成することができる。一旦、装置のタイプが決定されると、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328は、コマンドに対応する、そして決定された装置のタイプに関連した一組の命令を選択することができる。次に、選択された命令の集合は、処理のために、識別されたストレージデバイス501aに伝送されることができる。
プの一つであると決定するように構成することができる。一旦、装置のタイプが決定されると、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328は、コマンドに対応する、そして決定された装置のタイプに関連した一組の命令を選択することができる。次に、選択された命令の集合は、処理のために、識別されたストレージデバイス501aに伝送されることができる。
一つの実施形態に従うと、選択された命令の集合は、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328を物理的メインフレームのストレージデバイス501aに接続する論理チャンネル316を介して、識別された記憶装置501aに伝送されることができる。一つの実施形態においては、サービスコントロールマネージャコンポーネント318は、既存の論理チャンネルが有効であるか、そしてその場合は、それが、選択された命令の集合を伝送するように構成されているかを決定するように呼び出されることができる。適当な論理チャンネルが使用可能でない場合は、サービスコントロールマネージャコンポーネント318は論理チャンネル316のインスタンスをアクティブにし、そしてそれを、所望の機能を実行するように形成させることができる。一つの実施形態においては、論理チャンネル316は、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328と物理的メインフレームのストレージデバイス501a間の情報伝達を容易にするように構成することができるチャンネルAPI(図示されてはいない)を含む。従って、チャンネルAPIは、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328および物理的メインフレームのストレージデバイス501aからの命令の集合の伝送、並びに物理的メインフレームのストレージデバイス501aから外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328へのデータオブジェクト510の伝送を容易にすることができる。
一つの実施形態に従うと、第2のアクセス要求は、第2のメインフレームのデータオブジェクト510bを読み出すコマンドを含むことができる。この場合は、外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328は、データオブジェクト510bを検索し、また、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320にそれを戻すことができる。一つの実施形態においては、第2のメインフレームのデータオブジェクト510bは、コマンドと、第2のメインフレームのデータオブジェクト510bに関連した記憶位置とに対応するコマンドの適当な集合を、データオブジェクト510bをフェッチしそして外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328に戻すように構成することができる識別された物理的メインフレームのストレージデバイス501aに伝送することにより検索することができる。データオブジェクト510bが受け取られると、それは、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320に戻されることができる。
前記のように、検索された第2のメインフレームのデータオブジェクト510bは、メインフレームのフォーマットにフォーマットされる。従って、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320が外部装置のアクセスハンドラコンポーネント328からデータオブジェクト、例えば検索された第2のメインフレームのデータオブジェクト510bを受け取る時は、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320内のフォーマット変換装置322が、データオブジェクト510bを、その固有のメインフレームのフォーマットから、クライアントノード500の非メインフレームの演算環境と互換性のある第2のフォーマットに変換することができる。一旦第2のメインフレームのデータオブジェクト510bが変換されると、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、変換された第2のメインフレームのデータオブジェクト510bを含む第2の要求の結果324を生成し、そして第2の要求の結果324を、前記のようにネットワーク504を介してクライアントノードに伝送するように構成することができる。
あるいは、または更に、一つの実施形態においては、変換された第2のメインフレームのデータオブジェクト510’は、サーバーノード502により支持される非メインフレ
ームの格納構造、例えばデータストア350、内に記憶され、そして/または他のネットワークデバイスのノード(図示されてはいない)内に位置付けられることができる。一つの実施形態においては、ファイルシステムのインデックス400はまた、非メインフレームの格納構造350内に記憶された、変換された第2のメインフレームのデータオブジェクト510’に関連した記憶位置を含むように更新されることができる。
ームの格納構造、例えばデータストア350、内に記憶され、そして/または他のネットワークデバイスのノード(図示されてはいない)内に位置付けられることができる。一つの実施形態においては、ファイルシステムのインデックス400はまた、非メインフレームの格納構造350内に記憶された、変換された第2のメインフレームのデータオブジェクト510’に関連した記憶位置を含むように更新されることができる。
データストア350内に、変換されたメインフレームのデータオブジェクト510’を記憶することにより、レガシーのストレージデバイス501a、501b上にアーカイブされたメインフレームのデータオブジェクト510は、将来の消費のために、物理的ストレージデバイスから、非メインフレームの演算プラットフォーム上に移送されることができる。更に、対応するメインフレームのデータオブジェクト、例えば、第2のメインフレームのデータオブジェクト510b、に対するクライアントノード500からのその後の要求は、物理的メインフレームのストレージデバイス501aへのアクセスが必要でないため、より効率的に実施することができる。
例えば、他の実施形態において、第2のマウントされたストレージデバイス内に記憶された第2のメインフレームのデータオブジェクト510bへのアクセスの要求を含むクライアントノード500からの、第3のメッセージ530が受け取られる時は、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、第2のメインフレームのデータオブジェクト510bに関連した、変換されたデータオブジェクト510’が、非メインフレームのデータストア350内に記憶されていることを決定することができる。一旦この決定が下され、データストア350内の記憶位置が決定されると、ファイルアクセスマネージャコンポーネント320は、データストア350から変換されたデータオブジェクト510’を検索して、変換されたメインフレームのデータオブジェクト510’を含む第3の要求の結果を生成し、そして、第3の要求の結果324をネットワーク504を介してクライアントノード500に伝送するように構成することができる。
前記の実施形態に加えて、MSAサービス300はまた、更なる機能を提供するように構成することができる。例えば、MSAサービス300は、特定の種類のデータ構造のディスクレベルの互換性を、ストレージ仮想化システム310内の仮想ストレージデバイス312と非メインフレームのデータストア350との間に維持させることができる鏡映サービスを支持するように構成することができる。これは、非メインフレームのアプリケーションのコミュニティに対するメインフレームのデータ構造のほぼリアルタイムの鏡像を提供する。
その他の実施形態においては、MSAサービス300は、メインフレームのサーバーノード503により実施または指令された、メインフレームのデータオブジェクト510に対するあらゆる更新また変更を反映するメインフレームの監査ログを受け取り、そして/または記憶するように構成することができる。この実施形態においては、MSAサービス300は、非メインフレームの格納構造350上のレガシーのデータベースのコピーを更新するための供給源として監査ログ(アーカイブまたはアクティブの)を記憶し、使用するように構成することができる。そうすることは特に、メインフレームのシステム上の、フォーマルデータベース構造内に記憶された、メインフレームのレガシーのデータの、並行の、ほぼリアルタイムの利用可能性の必要に対処する。
その他の実施形態においては、MSAサーバー300は、メインフレームのサーバー503から、MSAサービス300をホストする非メインフレームのサーバー502にSMFデータを移動し、そしてクライアントコンピューターノードを、ネットワーク504を介してSMFデータにアクセス可能にすることにより、「システム管理機能(SMF)」サービスを支援するように構成することができる。メインフレームの環境からSMFデー
タを取出すことにより、メインフレームのサーバー503、すなわちCPUサイクル、上のコストがかかる要求が縮小され、そして/または回避される。あるいは、または更に、MSAサービス300は「仮想テープシステム(VTS)」、研究開発試験のデータベースおよびメインフレームのエミュレーターサービスを支援するように構成することができる。
タを取出すことにより、メインフレームのサーバー503、すなわちCPUサイクル、上のコストがかかる要求が縮小され、そして/または回避される。あるいは、または更に、MSAサービス300は「仮想テープシステム(VTS)」、研究開発試験のデータベースおよびメインフレームのエミュレーターサービスを支援するように構成することができる。
主題の説明の範疇の(特に以下の請求の範疇の)、用語「a」および「an」および「the」および類似の対象物の使用は、本明細書に別記されるか、文脈により明白に反対されない限り、単数および複数の両方を含むと解釈することができる。本明細書における値の範囲の引用は、本明細書に別記されない限り、その範囲内に入るそれぞれ別の値を個々に表す省略法として役立てることが意図され、また、それぞれ別の値は、それがあたかも本明細書に個別に引用されたかのように、明細中に引用されたこととされる。更に、追求される保護の範囲は、その資格を与えられたあらゆるそれらの同等物と一緒に、以下に示されるような請求の範囲により規定されるので、以上の説明は、説明の目的のみのためであり、限定の目的のためではない。本明細書に提供されるありとあらゆる例、または例示的用語(例えば、「のような」)の使用は、別に請求されない限り、単に主題をより良く表すことを意図され、そして主題の範囲に限定を課さない。請求の範囲および記述された説明の両方において、結果をもたらすための条件を示す用語「に基づく」およびその他の類似用語の使用は、その結果をもたらすあらゆる他の条件を排除することを意図されない。明細書中のどの用語も、請求される本発明の実施に本質的な、どんな請求されないエレメントをも示すものと解釈するべきではない。
本明細書には、請求される主題を実行するために本発明者に知られた最良の方法を含む好適な実施形態が記載されている。もちろん、以上の説明を読むと、これらの好適な実施形態の変更物が当業者には明白になるであろう。本発明者は、当業者がこのような変更物を適宜、使用することを予期し、また、本発明者は、本明細書に特記されたもの以外の請求された主題が実施されることを意図する。従って、本請求主題は、適用可能な法律により許可される、本明細書に添付された請求の範囲中に引用された主題のすべての変更物および均等物を含む。更に、本明細書に別記されない、または文脈により明白に否定されない限り、すべての可能なそれらの変更物中の前記のエレメントのあらゆる組み合わせが包含される。
Claims (20)
- 異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトに対するアクセスを提供する方法であって、
非メインフレームの計算環境内で作動しているサーバーノードにより、仮想ストレージデバイス内に第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するためのストレージ仮想化システムを含んでなる、メインフレームストレージアプライアンス(MSA)サービスを提供する工程(ここで、第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトが、サーバーノードと、メインフレームの計算環境内で作動するように、そして第2の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するように構成されている物理的メインフレームのストレージデバイスとに通信可能に接続されたメインフレームのサーバーノードにより管理され、そしてストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスが、メインフレームのサーバーノードに対して、第2の物理的メインフレームのストレージデバイスと見える);
サーバーノードにより、非メインフレームの計算環境内で作動しており、そしてネットワークを介してサーバーノードに通信可能に接続されたクライアントノードからのメッセージを受け取る工程(ここで、ストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスが、クライアントノードに対して、マウントされたストレージドライブと見え、そしてメッセージが、マウントされたストレージドライブおよび、マウントされたストレージドライブ内に記憶された第1のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つに対するアクセスの要求を含む);
要求の結果を非メインフレームの計算環境と互換性のあるフォーマットに生成するために、クライアントノードからのアクセスに対する要求をサーバーのノードにより処理する工程;並びに
サーバーノードにより、要求の結果を、ネットワークを介してクライアントノードに伝送する工程:
を含んでなる方法。 - 前記非メインフレームの計算環境が、デスクトップのコンピューティング環境、モバイルコンピューティング環境およびクラウドコンピューティング環境のうちの少なくとも一つであり、そして前記ネットワークがTCP/IPネットワークである、請求項1に記載の方法。
- 前記仮想ストレージデバイスが、ディスクドライブ、テープドライブ、印刷機、端末および、ストレージと出力装置の少なくとも一つであるように構成することができるあらゆる装置、の一つを表す、請求項1に記載の方法。
- 前記MSAサービスを提供する工程が、
サーバーノードにより、ストレージ仮想化システムへの、そしてストレージ仮想化システムからのデータが、それを通ってメインフレームのサーバーノードから、そしてメインフレームのサーバーノードに移動する論理チャンネルを確立する工程;
サーバーノードにより、メインフレームのサーバーノードからメインフレームのコマンドを受け取る工程(ここで、該コマンドが第2のメインフレームのデータオブジェクトに関する);
メインフレームのコマンドに、論理チャンネルにより、仮想ストレージデバイスに関連した仮想デバイスマネージャコンポーネントへの経路を決めさせる工程;並びに
仮想ストレージデバイス内の、および仮想ストレージデバイスからの第2のメインフレームのデータオブジェクトの記憶および検索、の一つに対するメインフレームのコマンドを処理する工程:
を含んでなる、請求項1に記載の方法。 - 前記MSAサービスを提供する工程が、仮想ストレージデバイス、それぞれの第1の複数のメインフレームのデータオブジェクト、仮想ストレージデバイスの記憶位置、およびストレージ仮想化システム内の各メインフレームのデータオブジェクトの記憶位置、の少なくとも一つを識別する情報、並びに仮想ストレージデバイスに、マウントされたストレージドライブを関連付ける情報、を含んでなるファイルシステムのインデックスを作成する工程を含む、請求項1に記載の方法。
- クライアントノードからのメッセージが、マウントされたストレージドライブおよび第1のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つを識別する情報を含み、そして、要求を処理する工程が、マウントされたストレージドライブに対応する仮想ストレージデバイス並びに、ファイルシステムのインデックスと、メッセージに含まれる識別情報とに基づく第1のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つに関連した記憶位置を識別する工程を含む、請求項5に記載の方法。
- アクセスの要求がコマンドを含み、そして、要求を処理する工程が更に、マウントされたストレージドライブに対応する仮想ストレージドライブ、および識別された記憶位置に基づく第1のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つの位置を決定する工程、並びにコマンドを実行する工程、を含む、請求項6に記載の方法。
- アクセスの要求が、第1のメインフレームのデータオブジェクトを読み出すコマンドを含む時に、要求を処理する工程が更に、
識別された記憶位置から第1のメインフレームのデータオブジェクトを検索する工程;
該検索された第1のメインフレームのデータオブジェクトをメインフレームの計算環境と互換性のある第1のフォーマットから、非メインフレームの計算環境と互換性のある第2のフォーマットに変換する工程;並びに
変換された第1のメインフレームのデータオブジェクトを要求の結果に含む工程:
を含む、請求項6に記載の方法。 - 要求を含むメッセージがまた、更新されたデータオブジェクトを含み、そしてアクセスの要求が第1のメインフレームのデータオブジェクトを、更新されたデータオブジェクトと置き換えるコマンドを含む時に、要求を処理する工程が更に、
メッセージから、更新されたデータオブジェクトを抽出する工程(ここで、該更新されたデータオブジェクトが非メインフレームの計算環境と互換性のある第2のフォーマットにフォーマット化される);
更新されたデータオブジェクトを第2のフォーマットから、メインフレームの計算環境と互換性のある第1のフォーマットに変換する工程;並びに
第1のメインフレームのデータオブジェクトを、変換され、更新されたデータオブジェクトと置き換える工程:
を含む、請求項6に記載の方法。 - 第2の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶する、物理的メインフレームのストレージデバイスが、サーバーノードに通信可能に接続される時に、物理的メインフレームのストレージデバイスがクライアントノードに対して第2のマウントされたストレージドライブと見え、そしてファイルシステムのインデックスが更に、物理的メインフレームのストレージデバイス、各第2の複数のメインフレームのデータオブジェクト、物理的メインフレームのストレージデバイスの記憶位置、および各第2の複数のメインフレームのデータオブジェクトの記憶位置、の少なくとも一つを識別する情報、並びに第2のマウントされたストレージドライブを物理的メインフレームのストレージデバイスに関連付ける情報、を含んでなる、請求項5に記載の方法。
- 更に、サーバーノードにより、ネットワークを介するクライアントノードからの第2のメッセージを受け取る工程(ここで、該メッセージが第2のマウントされたストレージドライブおよび、第2のマウントされたストレージドライブ内に記憶された第2のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つへのアクセスの要求を含み、クライアントノードからの第2のメッセージが、第2のマウントされたストレージドライブおよび第2のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つを識別する情報を含む);並びに
第2のマウントされたストレージドライブに対応する物理的メインフレームのストレージデバイスを識別し、そして識別された物理的メインフレームのストレージデバイスおよび、ファイルシステムのインデックスとメッセージ内に含まれる識別情報とに基づく第2のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つに関連した記憶位置を識別する工程:
を含んでなる、請求項10に記載の方法。 - アクセスの第2の要求がコマンドを含み、そして該方法が更に、
識別された物理的メインフレームのストレージデバイスが、複数のストレージデバイスのタイプの一つであることを決定する工程;
該コマンドに対応し、そして決定されたストレージデバイスのタイプに関連した一組の命令を選択する工程;並びに
選択された命令の集合を、処理のために、識別された物理的メインフレームのストレージデバイスに伝送する工程:
を含む、請求項11に記載の方法。 - 識別された物理的メインフレームのストレージデバイスに、選択された命令の集合を伝送する工程が、
サーバーノードにより、ストレージ仮想化システムへの、およびストレージ仮想化システムからのデータが、識別された物理的メインフレームのストレージデバイスから、そして識別された物理的メインフレームのストレージデバイスにそれを通って移動する論理チャンネルを確立する工程(ここで、選択された命令の集合が、論理チャンネルを介して、識別された物理的メインフレームのストレージデバイスに伝送される)、を含んでなる:
請求項12に記載の方法。 - アクセスの第2の要求が、第2のメインフレームのデータオブジェクトを読み出すコマンドを含む時に、該方法が更に、
第2のメインフレームのデータオブジェクトに関連した記憶位置を使用して、識別された物理的メインフレームのストレージデバイスから第2のメインフレームのデータオブジェクトを検索する工程;
検索された第2のメインフレームのデータオブジェクトを、メインフレームの計算環境と互換性のある第1のフォーマットから、非メインフレームの計算環境と互換性のある第2のフォーマットに変換する工程;
変換された第2のメインフレームのデータオブジェクトを含む第2の要求の結果を生成する工程;並びに
ネットワークを介してクライアントノードに第2の要求の結果を伝送する工程:
を含む、請求項11に記載の方法。 - 異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトへのアクセスを提供するためのシステムであって、
サーバーノード上で非メインフレームの計算環境内で作動しており、そして仮想ストレージデバイス内に第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するためのス
トレージ仮想化システムを含んでなる、プロセッサーに基づくメインフレームストレージアプライアンス(MSA)サービス(ここで、第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトが、サーバーノードと、メインフレームの計算環境内で作動するように、そして第2の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するように構成されている物理的メインフレームのストレージデバイスとに、通信可能に接続されたメインフレームのサーバーノードにより管理され、そしてストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスが、メインフレームのサーバーノードに対して、第2の物理的メインフレームのストレージデバイスと見える)、並びに
サーバーノード上の非メインフレームの計算環境内で作動するように、そして非メインフレームの計算環境内で作動しておりそしてネットワークを介してサーバーノードに通信可能に接続されたクライアントノードからのメッセージを受け取るように構成されている、プロセッサーに基づくファイルアクセスマネージャコンポーネント(ここで、ストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスが、クライアントノードに対してマウントされたストレージドライブと見え、そして該メッセージが、クライアントノードからのアクセスの要求を処理して、非メインフレームの計算環境と互換性のあるフォーマットに要求の結果を生成するための、そしてネットワークを介して要求の結果をクライアントノードに伝送するための、マウントされたストレージドライブおよび、該マウントされたストレージドライブ内に記憶された第1のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つに対するアクセスの要求を含む):
を含んでなる、システム。 - 異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトへのアクセスを提供するための、命令の一つ以上のシーケンスを担持する、機械読み出し可能な媒体であって、その命令が、一つ以上のプロセッサーにより実行される時に、一つ以上のプロセッサーに、
非メインフレームの計算環境内で作動しているサーバーノードにより、仮想ストレージデバイス内に第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するためのストレージ仮想化システムを含んでなる、メインフレームストレージアプライアンス(MSA)サービスを提供する工程(ここで、第1の複数のメインフレームのデータオブジェクトが、サーバーノードと、メインフレームの計算環境内で作動するように、そして第2の複数のメインフレームのデータオブジェクトを記憶するように構成されている物理的メインフレームのストレージデバイスとに通信可能に接続されたメインフレームのサーバーノードにより管理され、そしてストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスが、メインフレームのサーバーノードに対して第2の物理的メインフレームのストレージデバイスと見える);
サーバーノードにより、非メインフレームの計算環境内で作動しておりそしてネットワークを介してサーバーノードに通信可能に接続されたクライアントノードから、メッセージを受け取る工程(ここで、ストレージ仮想化システム内の仮想ストレージデバイスが、クライアントノードに対してマウントされたストレージドライブと見え、そして該メッセージが、マウントされたストレージドライブおよび、マウントされたストレージドライブ内に記憶された第1のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つへのアクセスの要求を含む);
非メインフレームの計算環境と互換性のあるフォーマットに、要求の結果を生成するために、サーバーノードにより、クライアントノードからのアクセスの要求を処理する工程;並びに
サーバーノードにより、要求の結果を、ネットワークを介してクライアントノードに伝送する工程:
を実行させる、媒体。 - 異種計算環境内のメインフレームのデータオブジェクトへのアクセスを提供する方法であって、
非メインフレームの計算環境内で作動しているサーバーノードにより、複数の非メインフレームのフォーマット化されたデータオブジェクトを記憶するためのデータストアを含んでなる、メインフレームストレージアプライアンス(MSA)サービスを提供する工程(ここで、複数の非メインフレームのフォーマット化されたデータオブジェクトが、サーバーノードに通信可能に接続された物理的メインフレームのストレージデバイス内に記憶された複数のメインフレームのフォーマット化されたデータオブジェクトの少なくとも一部に関連しており、物理的メインフレームのストレージデバイスが、メインフレームの計算環境内で作動するように構成されている);
サーバーノードにより、非メインフレームの計算環境内で作動しておりそしてネットワークを介してサーバーノードに通信可能に接続されたクライアントノードからのメッセージを受け取る工程(ここで、物理的メインフレームのストレージデバイスが、クライアントノードに対してマウントされたストレージドライブと見え、そして該メッセージがマウントされたストレージドライブおよび、マウントされたストレージドライブ内に記憶された第1のメインフレームのデータオブジェクト、の少なくとも一つへのアクセスの要求を含む);
非メインフレームの計算環境と互換性のあるフォーマットに要求の結果を生成するために、サーバーノードにより、クライアントノードからのアクセスの要求を処理する工程;並びに
サーバーノードにより、要求の結果をクライアントノードにネットワークを介して伝送する工程:
を含んでなる方法。 - 物理的メインフレームのストレージデバイス内に記憶された、複数のメインフレームのフォーマットされたデータオブジェクトが、アーカイブされたメインフレームのデータオブジェクトである、請求項17に記載の方法。
- アクセスの要求がコマンドを含み、そして要求を処理する工程が、
物理的メインフレームのストレージデバイスが複数のストレージデバイスのタイプの一つであることを決定する工程;
コマンドに対応し、そして決定されたストレージデバイスのタイプに関連した一組の命令を選択する工程;および
選択された命令の集合を、処理のために、識別された物理的メインフレームのストレージデバイスに伝送する工程:を含む、請求項17に記載の方法。 - 要求を処理する工程が更に、物理的メインフレームのストレージデバイスから第1のメインフレームのデータオブジェクトを受け取る工程、第1のメインフレームのデータオブジェクトを、メインフレームの計算環境と互換性のある第1のフォーマットから、非メインフレームの計算環境と互換性のある第2のフォーマットに変換する工程、および変換されたメインフレームのデータオブジェクトを含む要求の結果を生成する工程、を含む、請求項19に記載の方法。
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