JP2014520445A - 複数周波数帯域装置のフレームトンネリング処理方法、装置及びシステム - Google Patents

複数周波数帯域装置のフレームトンネリング処理方法、装置及びシステム Download PDF

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Abstract

MAC層管理エンティティ(MLME)によって生成されるフレームが別のMLMEによって送信されることを可能にするトンネリング機構を開示する。そのようにすることにより、フレームを無線送信する必要なく、しかし、その目的で別のMLMEを用いて、一対の局(STA)が例えば(再)関連付けや認証などの機能を実行することができる。これは、一対のマルチバンド可能STAの局管理エンティティ(SME)が、マルチバンド認証(認証解除)及び(再)関連付けを含め、シームレスな高速セッション切替(FST)を提供することを可能にする。

Description

本開示は、無線通信に関し、より具体的には、WLAN及びWPANの無線システムにおいて高速セッション切替(fast session transfer;FST)を確立するシステム及び方法に関する。
無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)は、一個人の近くの複数のコンピューティング装置(例えば、電話や携帯情報端末などの個人用装置)の間での通信に使用されるネットワークである。WPANの届く距離は数メートルであり得る。WPANは、個人用装置同士の間での個人間通信のため、あるいは例えばインターネットといった更に高次のネットワークにアップリンクを介して接続するために使用され得る。
ミリ波WPAN及び/又はミリ波ネットワークは、例えば高速インターネットアクセス、ストリーミングコンテンツダウンロード(例えば、ビデオオンデマンド、高解像度テレビジョン(HDTV)、ホームシアタなど)、リアルタイムストリーミング、及びケーブル置換用の無線データバスなどの、非常に高いデータレート(例えば、2ギガビット毎秒(Gbps)超)のアプリケーションを可能にし得る。
今日では数多くの無線装置がマルチバンドであると主張している。この用語は、とりわけ例えば2.4GHz、5GHz、セルラー帯域などの複数の周波数帯域での動作をサポートした装置を意味するために広く使用されている。このような装置は周波数帯域の観点からはマルチバンドであるが、無線実装及びシステムインテグレーションの観点からは、サポートされた複数の周波数帯域での動作が完全に独立である。換言すれば、情報・リソースの共有のために手段、及びデータリンクレベルでの通信のシームレスな切替のための手段が存在していない。
この問題を解決するため、WiGig(ワイヤレス・ギガビット・アライアンス)及びIEEE802.11adタスクグループにより、複数の異なる周波数帯域及びチャネルに跨るインテグレーション及びシームレス動作を可能にするマルチバンド動作機構が定められている。高速セッション切替(FST)としても知られるこのマルチバンド機構は、将来世代の60GHzに基づくシステムのキーコンポーネントになりつつあり、異なるWiGigベースの技術とIEEE802.11ベースの技術との間でのデータリンクレベルでのリアルタイムインテグレーションを提供することによってユーザ体験を有意に向上させるものと期待されている。
しかしながら、SIG及び標準化団体で現在定められているマルチバンド機構を実装するためには、そのようなマルチバンド動作をサポートすることが可能な装置アーキテクチャの設計及び実装にかなりの変更が必要である。そのような変更は、相異なるデータリンク層技術の間での情報の効果的な共有及び交換が提供され得るようにするため、及びまた、例えばIPなどの更に高次のプロトコルに完全に透明な動作を有する機構を提供するために必要である。
一態様において、ピアツーピア直接無線通信におけるオンチャネルトンネリング(OCT)の方法が提供される。
一態様において、ピアツーピア直接無線通信におけるオンチャネルトンネリング(OCT)の方法は、ローカルのトンネリングされるMAC層管理エンティティ(TN−MLME)により、送信可能にされた輸送MAC層管理エンティティ(TP−MLME)への要求プリミティブを生成することを有し、前記要求は、管理フレームのコンテンツを担持し、且つ該管理フレームのオンエア送信を置き換える。
発明と見なされる主題は、本明細書のまとめ部分で具体的に指摘されて明確に請求される。しかしながら、本発明は、編成及び動作方法の双方に関し、その目的、特徴及び利点と共に、以下の詳細な説明を以下の図を含む添付図面とともに参照することで、最もよく理解され得る。
一実施形態に従った無線通信システムを示す模式的なブロック図である。 一実施形態に従ったマルチバンド可能局のオンチャネル・トンネリング動作の背後にある概念の概要を示す図である。 一実施形態に従ったマルチバンド可能局環境における高速セッション切替(FST)プロトコル設定の手順を例示する図である。 一実施形態に従ったマルチバンド可能局環境においてオンチャネル・トンネリング手順がどのように伝達されるかを例示するプロセス図である。
開示に係る更なる特徴及び利点が、以下の記載にて説明され、部分的に記載から明らかになり、あるいは、開示事項の実践によって学習され得る。開示に係る特徴及び利点は、添付の請求項内で具体的に指摘される手段及び組合せによって実現・取得され得る。本開示に係るこれら及びその他の特徴は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲から完全に明らかになり、あるいは、ここに説明される開示事項の実践によって学習され得る。
以下では、開示に係る様々な実施形態が詳細に説明される。具体的な実装が説明されるが、理解されるように、これは単に例示目的で行われたものである。当業者が認識するように、開示の精神及び範囲を逸脱することなく、その他のコンポーネント及び構成も使用され得る。
本発明の実施形態はこれに関して限定されるものではないが、例えば“処理する”、“計算する”、“決定する”、“適用する”、“受信する”、“確立する”、“分析する”、“検査する”、又はこれらに類するものなどの用語を用いた説明は、コンピュータレジスタ及び/又はメモリ内の物理量(例えば、電子量)として表されるデータを、コンピュータレジスタ及び/又はメモリ内、あるいは処理及び/又はプロセスを実行するための命令を格納し得るその他の情報記憶媒体内の物理量として同様に表されるその他のデータへと操作且つ/或いは変換するコンピュータ、計算プラットフォーム、計算システム、又はその他の電子計算装置の動作及び/又はプロセスを意味し得る。
本発明の実施形態はこれに関して限定されるものではないが、用語“複数”は、ここでは、“マルチ”又は“2つ以上”を含み得る。用語“複数”は、2つ以上のコンポーネント、装置、要素、ユニット、パラメータなどを記述するために本明細書の全体で使用され得る。例えば、“複数のレジスタ”は2つ以上のレジスタを含み得る。
用語“コントローラ”は、ここでは概して、プロセス又はマシンを管理あるいは調整する1つ以上の装置の動作に関する様々な装置を記述するために使用される。コントローラは、ここに記載の様々な機能を実行するように、数多くの手法(例えば、専用ハードウェアを用いるなど)で実装され得る。“プロセッサ”は、ここに記載の様々な機能を実行するようにソフトウェア(例えば、マイクロコード)を用いてプログラムされ得る1つ以上のマイクロプロセッサを使用するコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを用いて実装されてもよいし、プロセッサを用いずに実装されてもよく、また、一部の機能を実行する専用ハードウェアと、その他の機能を実行するプロセッサ(例えば、1つ以上のプログラムされたマイクロプロセッサ及び関連回路)との組合せとして実装されてもよい。本開示に係る様々な実施形態で使用され得るコントローラ部品の例は、以下に限られないが、従来からのマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、及びフールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含む。
ここで使用されるPBSSコントロールポイント(PCP)なる用語は、ミリ波ネットワークのコントロールポイントとして動作する局(ステーション;STA)として定義される。
ここで使用されるアクセスポイント(AP)なる用語は、STA機能を有し且つ関連STA用の無線媒体(WM)を介して分散サービスへのアクセスを提供するエンティティとして定義される。
ここで使用される“無線ネットワークコントローラ”なる用語は、無線ネットワークのPCPとして、且つ/或いはAPとして動作する局として定義される。
ここで使用される指向性帯域(DBand)なる用語は、チャネル開始周波数が45GHzより高い周波数帯域として定義される。
ここで使用されるDBand STAなる用語は、その無線送信器がDBand内のチャネル上で動作するSTAとして定義される。
ここで使用されるパーソナル・ベーシック・サービス・セット(PBSS)なる用語は、アドホック自己完結型ネットワークを形成し、DBandで動作し、且つ1つのPBSSコントロールポイント(PCP)を含むベーシック・サービス・セット(BSS)であって、その中で分散システム(DS)へのアクセスは存在しないが、必要に応じてPBSS内転送サービスが存在するBSSとして定義される。
ここで使用されるスケジューリングされたサービス期間(サービスピリオド;SP)は、サービス品質(QoS)AP又はPCPによってスケジューリングされる。スケジューリングされたSPは、必要に応じて、固定の時間間隔で開始し得る。
ここで使用される“トラフィック”及び/又は“トラフィックストリーム”なる用語は、例えばSTAなどの無線装置の間でのデータフロー及び/又はストリームとして定義される。ここで使用される“セッション”なる用語は、確立された直接物理リンクを有する一対の局にて保持あるいは記憶される状態情報として定義され(例えば、転送を除外)、この状態情報がセッションを記述あるいは定義し得る。
ここで使用される“無線装置”なる用語は、例えば、無線通信可能な装置、無線通信可能な通信装置、無線通信可能な無線局、無線通信可能な可搬式(ポータブル)装置若しくは非可搬式装置、又はこれらに類するものを含む。一部の実施形態において、無線装置は、コンピュータと一体化された周辺装置、又はコンピュータに取り付けられた周辺装置であるか、それを含んでいるかしてもよい。一部の実施形態において、用語“無線装置”は、場合により、無線サービスを含み得る。
本発明の実施形態は、ミリ波ネットワークにおいてサービス期間をスケジューリングする装置、システム及び方法を提供し得る。例えば、ミリ波ネットワークのPCPにより、サービス期間の開始時間を設定することができ、この開始時間は、サービス期間スケジューリング情報を含んだ情報要素をPCPに送った後の所定の時間内である。しかしながら、本発明の範囲はこのような例に限定されるものではない。
理解されるように、本発明は多様な用途で使用され得る。本発明はこの点で限定されるものではないが、ここに開示される回路及び技術は、例えば無線システムの局などの数多くの装置で使用され得る。本発明の範囲に含まれることが意図される局は、単なる例として、WLAN局、無線パーソナルネットワーク(WPAN)局、及びこれらに類するものを含む。
本発明の範囲に含まれることが意図されるWPAN/WLAN局の種類は、以下に限定されないが、マルチバンド局として動作可能な局、PCPとして動作可能な局、APとして動作可能な局、DBand局として動作可能な局、移動局、アクセスポイント、例えば周波数ホッピングスプレッドスペクトラム(FHSS)、ダイレクトシーケンススプレッドスペクトラム(DSSS)、相補的コードキーイング(CCK)及び直交周波数分割多重(OFDM)などのスプレッドスペクトラム信号を送受信する局を含む。
一部の実施形態は、例えば、ビデオ装置、オーディオ装置、オーディオビデオ(A/V)装置、セットトップボックス(STB)、ブルーレイディスク(BD)プレーヤ、BDレコーダ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、高解像度(HD)DVDプレーヤ、DVDレコーダ、HD DVDレコーダ、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、HD放送受像器、ビデオソース、オーディオソース、ビデオシンク、オーディオシンク、ステレオチューナ、ラジオ放送受信器、ディスプレイ、フラットパネルディスプレイ、パーソナルメディアプレーヤ(PMP)、デジタルビデオカメラ(DVC)、デジタルオーディオプレーヤ、スピーカ、オーディオ受信器、オーディオアンプ、データソース、データシンク、デジタルスチルカメラ(DSC)、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブック型コンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、手持ち式コンピュータ、手持ち式装置、携帯情報端末(PDA)装置、手持ち式PDA装置、オンボード装置、オフボード装置、複合型装置、車両装置、非車両装置、モバイル装置若しくはポータブル装置、消費者装置、非モバイル装置若しくは非ポータブル装置、無線通信局、無線通信装置、無線AP、有線あるいは無線のルータ、有線あるいは無線のモデム、有線あるいは無線のネットワーク、無線エリアネットワーク、無線ビデオエリアネットワーク(WVAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、WLAN、PAN、WPAN、既存の無線HDTM及び/又はワイヤレス・ギガビット・アライアンス(WGA)仕様書及び/又はその将来版や派生版に従って動作する装置及び/又はネットワーク、既存のIEEE802.11(IEEE802.11−2007:無線LANメディアアクセスコントロール(MAC)層仕様書及び物理(PHY)層仕様書)の規格及び改訂(“IEEE802.11規格”)、IEEE802.16規格及び/又はその将来版や派生版に従って動作する装置及び/又はネットワーク、上述のネットワークの一部であるユニット及び/又は装置、単方向及び/又は双方向の無線通信システム、セルラー無線電話通信システム、ワイヤレスディスプレイ(WiDi)装置、セルラー電話、無線電話、パーソナル通信システム(PCS)装置、無線通信装置を組み込んだPDA装置、モバイルあるいはポータブルのグローバルポジショニングシステム(GPS)装置、GPSの受信器、送信器若しくはチップを組み込んだ装置、RFID素子若しくはチップを組み込んだ装置、複数入力複数出力(MIMO)送受信器若しくは装置、単一入力複数出力(SIMO)送受信器若しくは装置、複数入力単一出力(MISO)送受信器若しくは装置、1つ以上の内蔵アンテナ及び/又は外付けアンテナを有する装置、デジタルビデオ放送(DVB)装置若しくはシステム、マルチ標準無線装置若しくはシステム、有線あるいは無線の手持ち式装置(例えば、Blackberry(登録商標)、Palm Treo(登録商標))、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)装置、又はこれらに類するもの、などといった様々な装置及びシステムとともに使用され得る。
一部の実施形態は、例えば、無線周波数(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重(FDM)、直交FDM(OFDM)、時分割多重(TDM)、時分割多重アクセス(TDMA)、エクスエンディドTDMA(E−TDMA)、ジェネラルパケットラジオサービス(GPRS)、エクステンディドGPRS、符号分割多重アクセス(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、CDMA2000、シングルキャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、マルチキャリア変調(MDM)、ディスクリートマルチトーン(DMT)、Bluetooth(登録商標)、グローバルポジショニングシステム(GPS)、Wi−Fi、Wi−Max、Zigbee(登録商標)、ウルトラワイドバンド(UWB)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM(登録商標))、2G、2.5G、3G、3.5G、エンハンスト・データレート・フォー・GSMエボリューション(EDGE)、又はこれらに類するもの、などといった1つ以上の種類の無線通信信号及び/又はシステムとともに使用され得る。他の実施形態は、様々なその他の装置、システム及び/又はネットワークにて使用され得る。
一部の実施形態は、例えば、ワイヤレスエリアネットワーク、WVAN、及びWPANといった、“ピコネット”などの好適な有限レンジあるいはショートレンジの無線通信ネットワークとともに使用され得る。
WiGig仕様及びIEEE802.11ad仕様は、複数の異なる周波数帯域及びチャネルに跨るインテグレーション及びシームレス動作を可能にするマルチバンド動作機構を定めている。高速セッション切替(FST)としても知られるこのマルチバンド機構は、1)Wi−Fiが動作し、また動作することになる周波数帯域の増加、及び2)任意の2つの帯域/チャネル間でのシームレス且つ高速なセッション切替によってFSTにより提供され得るユーザ体験の有意な向上を考えて、将来世代のWi−Fiベースの無線システムのキーコンポーネントになると期待されている。
しかしながら、FSTの主な目標、すなわち、シームレスで高速な動作を実現するためには、このマルチバンド機構は、マルチバンド可能なSTAが複数の帯域/チャネルに跨って例えば(再)関連付け、認証、関連付け解除、リソース管理などの機能を実行することを可能にする必要がある。このようなサポートでは、一対のSTAはFSTに先立ってそれらの無線資源を設定し(すなわち、適切な状態に移し)、FSTが起こった後、セッションは中断なく中止される場合に継続することができるのみである。
図1は、一実施形態に従った無線通信システム100の模式的なブロック図である。システム100は、例えばサービス品質(QoS)局(QSTA)などの一対のマルチバンド可能局102及び104を有している。単純化のため2つの局(STA)のみが示されているが、本発明は如何なる特定数のSTAにも限定されない。第1のマルチバンド可能局102を例として用いると、各STAは、プリミティブを送受信するMACインタフェース(図示せず)を有する局管理(ステーションマネジメント)エンティティ(SME)126及び146と、プリミティブとMACフレームとの間の変換を行うプロセッサ120と、プリミティブ変換されたMACフレームを送受信する物理層インタフェース(図示せず)とを含んでいる。物理層(PHY)エンティティ116は、MACフレームを送受信するMACインタフェース(図示せず)と、例えばSTA104などのピアSTAのPHYエンティティにオンライン接続されて物理層通信を送受信する物理層インタフェース(図示せず)とを有する。
典型的に、PHYエンティティ(STA102及び104内の116)は、アンテナ160、1つ以上の送信器140、1つ以上の受信器150を通じて、参照符号121によって表される無線リンクを介して通信する。アンテナ160は、例えばダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、無指向性アンテナ、エンド給電アンテナ、円偏波アンテナ、マイクロストリップアンテナ、ダイバーシティアンテナ、又は、無線通信信号、ブロック、フレーム、伝送ストリーム、パケット、メッセージ及び/又はデータの送信及び/又は受信に適したその他の種類のアンテナといった、内蔵RFアンテナ及び/又は外付けRFアンテナを含み得る。一部の実施形態において、局102は、例えば、1つ以上のプロセッサ120と、1つ以上のメモリユニット130と、1つ以上の送信器140と、1つ以上の受信器150と、1つ以上のアンテナ160を含み得る。局102は更にその他の好適なハードウェアコンポーネント及び/又はソフトウェアコンポーネントを含んでいてもよい。
プロセッサ120は、例えば、中央演算処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロプロセッサ、コントローラ、チップ、マイクロチップ、集積回路(IC)、又はその他の好適な多目的あるいは特有のプロセッサ若しくはコントローラを含み得る。プロセッサ120は、例えば、局102によって受信されたデータを処理し、且つ/或いは局102による送信を意図したデータを処理し得る。
メモリユニット130は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期式DRAM(SD−RAM)、フラッシュメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、キャッシュメモリ、バッファ、短期記憶ユニット、長期記憶ユニット、又はその他の好適なメモリユニット若しくはストレージユニットを含み得る。メモリユニット130は、例えば、局102によって受信されたデータを格納し、且つ/或いは局102による送信を意図したデータを格納し、且つ/或いは例えばここに記載の方法の実施形態を含む局102の動作を実行するための命令を格納し得る。
送信器140は、例えば、アンテナ160を介してRF信号を送信することが可能な無線RF(無線周波数)送信器を含むことができ、また、本発明の一部の実施形態に従ってマルチストリーム・マルチバンド直交周波数分割変調(MSMB OFDM)システムによって生成される信号を送信することが可能であり得る。送信器140は、例えば、トランスミッタ、トランシーバ、トランスミッタ−レシーバ、又は、無線通信信号、ブロック、フレーム、伝送ストリーム、パケット、メッセージ及び/又はデータを送信且つ/或いは受信する別個あるいは統合された機能を実行することが可能な1つ以上のユニットを用いて実装され得る。
受信器150は、例えば、アンテナ160を介してRF信号を受信することが可能な無線RF(無線周波数)受信器を含むことができ、また、本発明の一部の実施形態に従ってマルチストリーム・マルチバンド直交周波数分割変調(MSMB OFDM)システムによって生成される信号を受信することが可能であり得る。受信器150は、例えば、レシーバ、トランシーバ、トランスミッタ−レシーバ、又は、無線通信信号、ブロック、フレーム、伝送ストリーム、パケット、メッセージ及び/又はデータを受信且つ/或いは送受信する別個あるいは統合された機能を実行することが可能な1つ以上のユニットを用いて実装され得る。
図2は、一実施形態に従ったマルチバンド可能局のオンチャネル・トンネリング(OCT)動作の背後にある概念の概要を示している。
現段階では例えばTN−MLME210などの(TN−MLME)を送信することが可能にされていないとし得るイニシエータMLMEが、例えばTP−MLME215などの(TP−MLME)を送信することが可能にされているローカルMLMEへの要求プリミティブ250を生成する。この要求は、管理フレームのコンテンツを担持しており、そのフレームのオンエア(on-the-air)送信を置き換える。例えばTP−MLME220などの受信MLMEが、オンチャネルトンネル要求フレーム255内で特定される例えばTN−MLME225などのローカルMLMEエンティティへのインジケーションプリミティブ260を生成する。OCT機能の詳細な説明は、フレームフォーマット及び作用と関連付けて、図3及び図4を参照して行うこととする。参照符号275は、TN−MLME210がTP−MLME215に対してローカルであることを示すためのものであり、参照符号280は、TP−MLME220がTN−MLME225に対してローカルであることを示すためのものである。更なる参照符号270は、局102が局104のピアであることを示すためのものである。一般に、TP−MLMEエンティティは、MACマネジメントプロトコルデータユニット(MMPDU)を送信あるいは受信することが可能である。TN−MLMEエンティティは、オンチャネルトンネリングされる(OCT)MMPDUのイニシエータ(送信元)又はディスティネーション(宛先)の何れかである。
図3は、一実施形態に従ったマルチバンド可能局環境における高速セッション切替(FST)プロトコル設定の手順300を例示している。記載のマルチバンド手順300は、一対のマルチバンド可能STAが、例えば局102及び104などの双方のSTAによってサポートされる共通の帯域/チャネル上で、相互間で、発見し、同期し、認証(認証解除)し、(再)関連付けを行い、関連付けを解除し、且つリソース管理することを可能にする。マルチバンド手順300を通じて、マルチバンド可能STAのSME(例えば、SME126及びSME146など)は、そのMLMEのうちの1つ(SME126の場合にMLME1(210))に、同じマルチバンド可能STAの別のMLME(SME126の場合にMLME2(215))によって提供されるオンチャネルトンネリング(OCT)サービスを使用してピアのマルチバンド可能STAのピアMLME(MLME2(220)又はMLME1(225))と通信するように指示することができる。これは、一対のマルチバンド可能STAのSME(126又は146)が、複数の帯域/チャネルに跨って認証(認証解除)及び(再)関連付けを行うことを含むシームレスなFSTを提供することを可能にする。同じマルチバンド可能STA内の別のMLMEによって提供されるOCTサービスを通信に使用するMLMEは、互いに対してオンエア無効であるとして参照される。FST後、2つのピアのオンエア無効MLMEは、互いに対してオンエア有効になることができる。
最初のFST設定要求が、SME126によって生成されて、MLME−FSTSetup.req302、FST設定要求フレーム304、MLME−FSTSetup.ind306へと移される。
レスポンダ(応答側)局が、SME146にて、MLME−FSTSetup.rsp308、FST設定応答フレーム310、MLME−FSTSetup.cfm312によって、FST要求アクション307を処理する。SME126がFST応答アクション314を処理する。
FST320を実行することをSME126が決定することができ、あるいはFST325を実行することをSME146が決定することができる。SME126の場合、MLME−FSTIncoming.req322であり、SME146の場合、MLME−FSTIncoming.req324である。SME126は、MLME−FSTAck.req330、FST Ack要求フレーム328、MLME−FSTAck.ind326をアクナリッジする。応答して、SME146は、MLME−FSTAck.res342、FST Ack応答フレーム344、MLME−FSTAck.cfm346によって、FSTアクナリッジ要求アクション345を実行する。
FST設定プロトコルの手順300は、マルチバンド局の間でのやりとりで示される状態機械を駆動する。このやり取りは、基本手順の例であり、可能な全てのプロトコルの使用を網羅することを意図したものではない。手順300において、MLME1(210)及びMLME2(215)は、記載の参照モデルに従ったマルチバンド可能STAの任意の2つのMLMEを表している。また、ループ301(ループ1,n)のパラメータnは、FSTイニシエータ及びFSTレスポンダの双方が首尾よく設定完了状態に移行するまでのFST設定要求フレーム及びFST設定応答フレームの交換数に相当する。
イニシエータ及びレスポンダの双方のSMEは、FSTセッション切替のパラメータを含むMLME−FSTIncoming.requestプリミティブ(322、324)を生成する。このプリミティブは、FSTセッション設定中に協議されたマルチバンド要素にて指定されるチャネル番号、動作クラス、及び帯域IDに関連付けられたMLMEに対して生成される。このプリミティブは該MLMEに、差し迫ったFSTセッション切替を通知する。
MLME−FSTIncoming.request(322及び324)の関数プリミティブパラメータは以下の通りである:MLME−FSTIncoming.request(FSTInitiatorAddress,FSTResponderAddress,FSTSetupRequest,FSTSetupResponse,FSTIsInitiator)。
Figure 2014520445
MLME−FSTAck.req330の関数プリミティブパラメータは以下の通りである:MLME−FSTAck.request(FSTResponderAddress,FSTAckRequest)。
Figure 2014520445
MLME−FSTAck.ind326の関数プリミティブパラメータは以下の通りである:MLME−FSTAck.request(FSTInitiatorAddress,FSTAckRequest)。
Figure 2014520445
MLME−FSTAck.cfm346の関数プリミティブパラメータは以下の通りである:MLME−FSTAck.confirm(FSTResponderAddress,FSTAckResponse)。
Figure 2014520445
図4は、一実施形態に従ったマルチバンド可能局環境においてオンチャネル・トンネリング手順400がどのように伝達されるかを例示するプロセス図である。STA102及びSTA104のようなマルチバンド可能STAは、そのSTAのオンエア有効MLMEのうちの1つに、同じSTAの異なるMLME(すなわち、オンエア無効であり得る1つ)によって構築されたMMPDUを送信させるためにOCT(オンチャネルトンネリング)を使用する。このようにして送信されるMMPDUを、オンチャネルトンネリングされるMMPDU(OCT MMPDU)と称する。OCT MMPDUを構築する、あるいはOCT MMPDUの宛先であるMLMEを、トンネリングされるMLME(TN−MLME)と称する。トンネリングされるMMPDUを無線で送信あるい受信するMLMEを、輸送(トランスポート)MLME(TP−MLME)と称する。
図4は、OCT手順全体を示している。この図において、“プリミティブ”は、以下の条件の全てを満足するMLMEプリミティブの何れかの名称を表している:
条件1:要求、インジケーション、応答及び確認プリミティブ、又は要求及びインジケーションプリミティブのみ、の何れかを定める;
条件2:ピアマルチバンド要素を含む。ピアマルチバンド要素はピアを特定するために使用される;
条件3:ローカルマルチバンド要素を含む。ローカルマルチバンド要素はローカルTN−MLME210を特定するために使用される。
これらの条件の全てを満足するMLMEプリミティブを、OCT MLMEプリミティブと称する。トンネリングされるMMPDUを送信するため、マルチバンド可能STAのSME126は、ピアマルチバンド要素及びローカルマルチバンド要素を含むOCT MLME要求プリミティブ405を生成する。
OCT MLME要求プリミティブ405を受信するTN−MLME210は以下を行う。(1)要求を処理して、問題としているプリミティブに対応するOCT MMPDU410を構築する。TN−MLMEはこのプリミティブの結果として如何なるフレームも送信しない。(2)OCT MMPDU及びピアマルチバンド要素を含むパラメータを用いてMLME−OCTunnel.requestプリミティブ410を生成する。MLME−OCTunnel.requestプリミティブ410は、OCT MMPDU内に含まれるローカルマルチバンド要素によって特定されるTP−MLME215に対して生成される。
MLME−OCTunnel.requestプリミティブ410を受信するTP−MLME215は、トンネリングされるMMPDUを含んだピアTP−MLME220宛てのオンチャネルトンネル要求フレーム415を送信する。
ピアTP−MLME220は、オンチャネルトンネル要求フレームを受信すると、MLME−OCTunnel.indicationプリミティブ420を生成する。MLME−OCTunnel.indicationプリミティブ420は、受信されたオンチャネルトンネル要求フレーム内に含まれるピアマルチバンド要素によって特定されるTN−MLME225に対して生成される。TN−MLME225はローカルTN−MLMEである。
MLME−OCTunnel.indicationプリミティブ420を受信するTN−MLME225は:(1)あたかもMMPDUが無線受信されたかのように、この関数内で定義されるようにして該プリミティブのOCT MMPDUパラメータを処理し、(2)トンネリングされるMMPDUのフレームタイプに対応するOCT MLMEインジケーションプリミティブ425を生成する。このプリミティブは、関数に定義されるようにしてMMPDUを処理するものであるSTA104のSME146に対して生成される。
要求/インジケーションプリミティブの場合、このプロセスは、SME146でのOCT MLMEインジケーションプリミティブ425の受信をもって終了する。その以外の場合、このプロセスは以下に記載のように続けられる。
ピアSME146が、OCT MLMEインジケーションプリミティブ425の受信に対して、対応するOCT MLME応答プリミティブ430を生成することによって応答する。この応答は、ピアマルチバンド要素(TP−MLME220)及びローカルマルチバンド要素(TN−MLME225)を含んでいる。
OCT MLME応答プリミティブを受信するTN−MLME225は以下を行う。(1)応答を処理して、問題としているプリミティブに対応するOCT MMPDUを構築する。TN−MLME225はこのプリミティブの結果として如何なるフレームも送信しない。(2)OCT MMPDU及びピアマルチバンド要素を含むパラメータを用いてMLME−OCTunnel.responseプリミティブ435を生成する。MLME−OCTunnel.responseプリミティブ435は、OCT MMPDU内に含まれるローカルマルチバンド要素によって特定されるTP−MLME220に対して生成される。
MLME−OCTunnel.responseプリミティブ435を受信するTP−MLME220は、トンネリングされるMMPDUを含んだピアTP−MLME(TP−MLME215)宛てのオンチャネルトンネル要求フレーム440を送信する。
オンチャネルトンネル要求フレームを受信するTP−MLME215は、MLME−OCTunnel.indicationプリミティブ445を生成する。MLME−OCTunnel.indicationプリミティブ445は、受信されたオンチャネルトンネル要求フレーム内に含まれるピアマルチバンド要素によって特定されるTN−MLME210に対して生成される。
MLME−OCTunnel.indicationプリミティブ445を受信するTN−MLME210は、(1)あたかもMMPDUが無線受信されたかのように、該プリミティブのOCT MMPDUパラメータを処理し、(2)OCT MMPDUのフレームタイプに対応するOCT MLME確認プリミティブ450を生成する。このプリミティブはSME126へと向けられる。
レスポンダSTA及びイニシエータSTAは、現在の動作帯域及びチャネルを用いて、これらのSTAによってサポートされる別の帯域及びチャネルへの(再)関連付けを実行し得る。これを、マルチバンド(リ)アソシエーションと称する。また、これらのSTAがOBand内のチャネルへのFSTを実行している場合、これらのSTAはまた、現在の動作帯域及びチャネルを用いて、OBand内のチャネルについての認証を実行し得る。これを、マルチバンド認証と称する。レスポンダSTA及びイニシエータSTAは、オンチャネルトンネリング処理(上述)を用いて、マルチバンド(リ)アソシエーション及びマルチバンド認証を実行する。
オンチャネルトンネル要求フレームは、カテゴリーFSTのアクションフレームである。オンチャネルトンネル要求フレームは、マルチバンドSTAがピアマルチバンドSTAのMLMEへの送信のためにMMPDUをカプセル化することを可能にし、これを用いてマルチバンドアソシエーション及びマルチバンド認証を実行することができる。
オンチャネルトンネル要求フレーム・アクションフィールドのフォーマットを以下に示す。
Figure 2014520445
カテゴリフィールドは、FSTのカテゴリに設定される。アクションフィールドは、オンチャネルトンネル要求の値に設定される。OCT MMPDUフィールドは以下のように定義される。
Figure 2014520445
MMPDU長フィールドは、MMPDUフレームボディフィールドの長さをオクテット単位で格納する。MMPDUフレーム制御フィールドは、対応する管理フレームタイプのMMPDUが無線送信されるとした場合に構築されるであろうMMPDUのフレーム制御フィールドのコンテンツを担持する。MMPDUフレームボディフィールドは、対応する管理フレームタイプのMMPDUが無線送信されるとした場合に構築されるであろうMMPDUのフレームボディフィールドのコンテンツを担持する(すなわち、MACヘッダの後ろ且つFCSまでの全オクテット(ただし、FCSは含まず))。マルチバンドフィールドは、OCT MMPDUの宛先のピアMLMEのマルチバンド要素を含む。この要素に含まれるチャネル、周波数帯域及びMACアドレスを用いることで、OCT MMPDUはピアSTA内の正確なMLMEに送達される。
本開示の範囲内の実施形態はまた、コンピュータ実行可能命令又はデータ構造を担持あるいは格納するコンピュータ読み取り可能媒体を含み得る。そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は、汎用あるいは専用のコンピュータによってアクセス可能な如何なる利用可能な媒体であってもよい。例として、限定ではなく、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM若しくはその他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくはその他の磁気記憶デバイス、又は、所望のプログラムコード手段をコンピュータ実行可能命令又はデータ構造の形態で担持あるいは格納するために使用され得るその他の媒体を有し得る。情報がネットワーク又はその他の通信接続(有線若しくは無線の何れか、又はこれらの組合せ)上でコンピュータに伝送あるいは提供されるとき、コンピュータは適宜、その接続をコンピュータ読み取り可能媒体として見る。故に、そのような接続も適宜、コンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれるものである。以上のものの組合せも、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲に含まれるべきである。
コンピュータ実行可能命令は、例えば、或る特定の機能又は機能群を汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は専用処理装置に実行させる命令及びデータを含む。コンピュータ実行可能命令はまた、スタンドアローンあるいはネットワーク環境でコンピュータによって実行されるプログラムモジュールを含む。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行したり特定の抽象的データ型を実装したりするルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント及びデータ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令、関連データ構造、及びプログラムモジュールは、ここに開示した方法のステップ群を実行するためのプログラムコード手段の例を表すものである。そのような実行可能命令又は関連データ構造の特定のシーケンスは、それらのステップにて記述される機能を実装するための対応する作業の例を表す。本発明の実施形態は、アクセスされたときに機械にオンチャネルトンネリング処理を実行させるコンピュータ実行可能命令をエンコードされた不揮発性コンピュータ読み取り可能媒体を提供する。
以上の説明は具体的詳細事項を含んでいるが、それらは請求項を限定するものとして解されるべきでない。開示に係る記載の実施形態のその他の構成も本開示の範囲の一部である。例えば、各ユーザが個々にこのようなシステムを配備する場合、開示の原理は個々のユーザの各々に適用されてもよい。これは、多数ある考え得る用途の何れか1つがここに記載の機能を必要としない場合であっても、各ユーザが本開示の利益を利用することを可能にする。換言すれば、様々な可能な手法で各々がコンテンツを処理するコンポーネントに複数のものが存在し得る。1つのシステムが全てのエンドユーザによって使用されることは必ずしも必要ない。従って、本発明は、提示した具体例ではなく、添付の請求項及びその法的均等範囲のみによって定められるものである。

Claims (20)

  1. ピアツーピア直接無線通信におけるオンチャネルトンネリング(OCT)の方法であって、
    ローカルのトンネリングされるMAC層管理エンティティ(TN−MLME)により、送信可能にされた輸送MAC層管理エンティティ(TP−MLME)への要求プリミティブを生成することを有し、
    前記要求は、管理フレームのコンテンツを担持し、且つ該管理フレームのオンエア送信を置き換える、
    方法。
  2. 第3のMLMEにより、オンチャネルトンネル要求フレーム内で特定されるローカルMLMEエンティティへのインジケーションプリミティブを生成することを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 当該方法は更に、前記輸送MLME(TP−MLME)により、前記要求プリミティブから、ローカルマルチバンド要素によって特定される前記第3のMLMEに、前記管理フレームを担持するオンチャネルトンネル要求フレームを送信することを有する、請求項2に記載の方法。
  4. 当該方法は更に、前記第3のMLMEにより、前記オンチャネルトンネル要求フレーム内に含まれるピアマルチバンド要素によって特定される前記ローカルMLMEに、前記インジケーションプリミティブを送信することを有する、請求項3に記載の方法。
  5. 当該方法は更に、
    前記ローカルMLMEにより、前記管理フレームがあたかも無線受信されたかのように、前記インジケーションプリミティブのパラメータを処理することと、
    前記ローカルMLMEにより、前記管理フレームのフレームタイプに対応するインジケーションプリミティブを生成することと
    を有する、請求項4に記載の方法。
  6. 当該方法は更に、ピア局管理エンティティ(PSME)により、前記ローカルMLMEからの前記インジケーションプリミティブに、対応する応答プリミティブを生成することによって応答することを有し、該応答はピアマルチバンド要素及びローカルマルチバンド要素を含む、請求項2に記載の方法。
  7. 当該方法は更に、
    現在送信可能にされていないMAC層管理エンティティ(MLME)により、前記OCT MLME応答プリミティブで渡されたパラメータを受信したのち、OCT MLME確認プリミティブを生成することと、
    前記OCT MLME要求プリミティブを生成したマルチバンド可能STAのSMEにて、前記OCT MLME確認プリミティブを処理することと
    を有する、請求項6に記載の方法。
  8. プリミティブは、要求、インジケーション、応答及び確認プリミティブ、又は、要求及びインジケーションプリミティブ、からなる群から選択される、請求項6に記載の方法。
  9. 命令を有する非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体であって、前記命令は、プロセッサによってコンパイルされるとき、ピアツーピア直接無線通信におけるオンチャネルトンネリング(OCT)を:
    ローカルのトンネリングされるMAC層管理エンティティ(TN−MLME)により、送信可能にされた輸送MAC層管理エンティティ(TP−MLME)への要求プリミティブを生成し、ここで、前記要求は、管理フレームのコンテンツを担持し、且つ該管理フレームのオンエア送信を置き換え、
    第3のMLMEにより、オンチャネルトンネル要求フレーム内で特定されるローカルMLMEエンティティへのインジケーションプリミティブを生成する
    ことによって提供する、非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
  10. 前記輸送MLME(TP−MLME)により、前記要求プリミティブから、ローカルマルチバンド要素によって特定される前記第3のMLMEに、前記管理フレームを担持するオンチャネルトンネル要求フレームを送信する、
    ための命令を更に有する請求項9に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
  11. 前記第3のMLMEにより、前記オンチャネルトンネル要求フレーム内に含まれるピアマルチバンド要素によって特定される前記ローカルMLMEに、前記インジケーションプリミティブを送信する、
    ための命令を更に有する請求項10に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
  12. 前記ローカルMLMEにより、前記管理フレームがあたかも無線受信されたかのように、前記インジケーションプリミティブのパラメータを処理し、且つ
    前記ローカルMLMEにより、前記管理フレームのフレームタイプに対応するインジケーションプリミティブを生成する
    ための命令を更に有する請求項10に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
  13. ピア局管理エンティティ(PSME)により、前記ローカルMLMEからの前記インジケーションプリミティブに、対応する応答プリミティブを生成することによって応答する、ための命令を更に有し、該応答はピアマルチバンド要素及びローカルマルチバンド要素を含む、請求項9に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
  14. 現在送信可能にされていないMAC層管理エンティティ(MLME)により、前記OCT MLME応答プリミティブで渡されたパラメータを受信したのち、OCT MLME確認プリミティブを生成し、且つ
    前記OCT MLME要求プリミティブを生成したマルチバンド可能STAのSMEにて、前記OCT MLME確認プリミティブを処理する、
    ための命令を更に有する請求項13に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
  15. プリミティブは、要求、インジケーション、応答及び確認プリミティブ、又は、要求及びインジケーションプリミティブ、からなる群から選択される、請求項14に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体。
  16. 通信命令を格納するメモリと、
    協働して通信命令を実行する少なくとも1つのプロセッサであり、ピアツーピア直接無線通信におけるオンチャネルトンネリング(OCT)を:
    ローカルのトンネリングされるMAC層管理エンティティ(TN−MLME)により、オンチャネルトンネリングMAC管理プロトコルデータユニット(MMPDU)とピアマルチバンド要素とを含むパラメータを用いてMLME−OCTunnel要求プリミティブを生成することであり、該要求は、管理フレームのコンテンツを担持し、且つ該管理フレームのオンエア送信を置き換える、生成すること、
    によって作り出す少なくとも1つのプロセッサと、
    を有し、
    プリミティブは、要求、インジケーション、応答及び確認プリミティブ、又は、要求及びインジケーションプリミティブ、からなる群から選択される、
    システム。
  17. 第3のMLMEにより、オンチャネルトンネル要求フレーム内で特定されるローカルMLMEエンティティへのインジケーションプリミティブを生成し、且つ
    前記輸送MLME(TP−MLME)により、前記要求プリミティブから、ローカルマルチバンド要素によって特定される前記第3のMLMEに、前記管理フレームを担持するオンチャネルトンネル要求フレームを送信する、
    ための通信命令を更に有する請求項16に記載のシステム。
  18. 前記第3のMLMEにより、前記オンチャネルトンネル要求フレーム内に含まれるピアマルチバンド要素によって特定される前記ローカルMLMEに、前記インジケーションプリミティブを送信し、且つ
    前記ローカルMLMEにより、前記管理フレームがあたかも無線受信されたかのように、前記インジケーションプリミティブのパラメータを処理する、
    ための通信命令を更に有する請求項16に記載のシステム。
  19. 前記ローカルMLMEにより、前記管理フレームのフレームタイプに対応するインジケーションプリミティブを生成し、且つ
    ピア局管理エンティティ(PSME)により、前記ローカルMLMEからの前記インジケーションプリミティブに、対応する応答プリミティブを生成することによって応答する、
    ための通信命令を更に有し、
    該応答はピアマルチバンド要素及びローカルマルチバンド要素を含む、
    請求項17に記載のシステム。
  20. 現在送信可能にされていないMAC層管理エンティティ(MLME)により、前記OCT MLME応答プリミティブで渡されたパラメータを受信したのち、OCT MLME確認プリミティブを生成し、且つ
    前記OCT MLME要求プリミティブを生成したマルチバンド可能STAのSMEにて、前記OCT MLME確認プリミティブを処理する、
    ための通信命令を更に有する請求項18に記載のシステム。
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