JP2014510497A - 最適化されたエネルギーコストルーティングに鑑みて通信ネットワークのノードの動作状態についての情報を得る方法、および対応する装置 - Google Patents
最適化されたエネルギーコストルーティングに鑑みて通信ネットワークのノードの動作状態についての情報を得る方法、および対応する装置 Download PDFInfo
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Abstract
方法は、アップ状態、およびダウン状態、および/または少なくとも1つの中間アイドル状態の中から選ばれたP個の動作状態の中からの状態に置くことのできるノードN1−N7の要素によって制御される最大伝送容量にそれぞれ関連する有向リンクによって互いに接続された通信ネットワークRCのノードN1−N7のグループの動作状態に関する情報の管理専用である。この方法は以下のステップを含む:(i)各ノードN1−N7の各有向リンクについて、i=1からPとして、P個の異なる動作状態に置かれた要素間のその最大伝送容量の分散百分率をそれぞれ表すP個の値Vjj’iを得るステップと、(ii)得られた値Vjj’iと共に、リンクのそれぞれについて、その利用可能な伝送容量、利用不能な伝送容量、および存在する場合は部分的に利用可能な伝送容量を表す、グループのノードN1−N7の動作状態テーブルを構築するステップ。
Description
本発明は、有向リンクによって互いに接続されたノードの少なくとも1つのグループを備える通信ネットワークに関し、より詳細には、そのようなノードの使用の、特にエネルギー消費の点からの最適化に関する。
ここでは、「有向リンク」という用語は、有線であれ、ワイヤレスであれ、第1のノードから第2のノードへの、したがって選ばれた方向の信号の伝送を可能にすることのできるリンクを指す。したがって、ここでは、「リンク」という用語は、有線であれ、ワイヤレスであれ、方向とは無関係に2つのノード間の信号の伝送を可能にすることのできる伝送を指す。
本発明が光ネットワークを含む任意のタイプの通信ネットワークに関することに留意されたい。
当業者には知られているように、「動的」と呼ばれるいくつかの通信ネットワークは、ルータまたはスイッチと一般に呼ばれるノードを備え、ノードは、ラインカード、レーザを備える光インターフェース、光クロスコネクト(またはOXC)、電子インターフェースなどの要素を備え、「アクティブ」(または「アップ」)と呼ばれる状態、または「部分的アクティブ」(または「アイドル」)と呼ばれる状態に置かれるときにエネルギーを消費する。
ここでは、「アップ状態」という用語は、要素のすべての構成要素が使用される準備ができており、したがってエネルギーを消費する状態を指し、「アイドル状態」とは、要素のいくつかの構成要素をいわゆるオフ(または非アクティブまたは「ダウン」)状態からアクティブ(または(アップ)状態に切り換えるのに比較的長い時間がかかるので、即時使用の準備ができているようにするためにその構成要素がエネルギーを消費し、一方、いくつかの他の構成要素をオフ(またはダウン)状態からアクティブ(またはアップ)状態に切り換えるのにかかる時間の長さが非常に短いので、その構成要素はオフ(またはダウン)状態に置かれ、したがってエネルギーを消費しない、中間状態を指す。
このタイプの多重動作要素のおかげで、モーメントの必要に基づいて、(通信)ネットワークの一部のエネルギー消費を管理することが可能となる。この管理は一般に、ネットワーク管理システム(またはNMS)によって提供される。利用可能なリンクの最大伝送容量が一時的に、部分的に使用されるだけである場合、または全く使用されない場合、ノード間リンク専用のノードのいくつかの要素を全体的または部分的に、一時的に給電する必要がないことを理解されたい。
遺憾ながら、「エネルギー効率の良い」と呼ばれるネットワーク内のルーティング、より厳密にはルーティング経路の計算を害する、ネットワーク管理システムによってオフ(またはダウン)状態、または部分的オン(またはアイドル)状態に置かれた要素のコンパイルを実現するルーティングプロトコルはない。次いで、アクティブノードのすべての要素がそのアクティブ(またはオン、またはアップ)状態に置かれると考えられるからである。さらに、これにより、伝送容量割振り要求に応じた、ノードの実際に動的などんな適合も禁止される。
したがって、本発明の目的は、この状況を改善することである。
第1の態様によれば、本発明は、アクティブ状態、およびオフ状態、および/または少なくとも1つの中間アイドル状態の中から選ばれたP個の動作状態(ただしP≧2)の中からの状態に置くことのできるノードの要素によって制御される最大伝送容量にそれぞれ関連する有向リンクLjj’によって互いにリンクされた通信ネットワークのノードのグループの第1の動作状態に関する情報の管理専用の方法であって、
(i)各ノードの各有向リンクLjj’について、i=1からPとして、P個の異なる動作状態に置かれた要素間のその最大伝送容量の分散百分率をそれぞれ表すP個の値Vjj’iを得るステップと、
(ii)得られた値Vjj’iと共に、リンクLjj’のそれぞれについて、その利用可能な伝送容量、利用不能な伝送容量、および存在する場合は部分的に利用可能な伝送容量(複数可)を表す、グループのノードの動作状態テーブルを構築するステップと
を含む方法を提案する。
(i)各ノードの各有向リンクLjj’について、i=1からPとして、P個の異なる動作状態に置かれた要素間のその最大伝送容量の分散百分率をそれぞれ表すP個の値Vjj’iを得るステップと、
(ii)得られた値Vjj’iと共に、リンクLjj’のそれぞれについて、その利用可能な伝送容量、利用不能な伝送容量、および存在する場合は部分的に利用可能な伝送容量(複数可)を表す、グループのノードの動作状態テーブルを構築するステップと
を含む方法を提案する。
この方法は、別々に、または組み合わせて得ることのできる他の特徴を含むことができ、具体的には:
− ステップ(ii)で、ノード間の有向リンクLjj’と、P個の動作状態のうちの1つに関連する値Vjj’iとをそれぞれ表すP個のグラフを構築することができ、
− ノードは、ステップ(i)の間に、自発的に、または要求時に、メッセージによって値Vjj’iを与えることができ、
メッセージは、選ばれたリンク状態ルーティングプロトコルに準拠することができ、
リンク状態ルーティングプロトコルは、例えばOpen Shortest Path First−Traffic Engineering(OSPF−TE)でよく、
値Vjj’iを、タイプLink State Advertisement(またはLSA)メッセージの専用Type−Length−Value(またはTLV)フィールドに統合することができ、
− グループの入力ノードおよび同一のグループの出力ノードを通過すべき通信のための伝送容量を割り振る要求が受信された場合、動作状態テーブル、および有向リンクLjj’の利用可能な伝送容量の実際の使用に関するトラフィックエンジニアリング情報に基づいて、入力ノードと出力ノードとの間に確立された有向リンクLjj’を介して移動する少なくとも1つのノード間経路が求められるステップ(iii)をさらに設けることができ、
ステップ(iii)で、ノード間リンクが、受信した割振り要求内で定義される伝送容量未満の利用可能かつ使用可能な伝送容量を有するごとに、同一のノード間リンクの部分的に利用可能な伝送容量の一部を利用可能かつ使用可能な伝送容量の補充として使用して、その受信した割振り要求を遂行することができるかどうかが判定され、そうである場合、ノード間リンクを保持することができ、そうでない場合、ノード間リンクが保持されないことがあり、
一変形形態では、ステップ(iii)で、ノード間リンクが、受信した割振り要求内で定義される伝送容量未満の利用可能かつ使用可能な伝送容量を有するごとに、部分的に利用可能な伝送容量の一部を利用可能かつ使用可能な伝送容量の補充として使用して、その受信した割振り要求を満たすことができるかどうかが判定され、そうである場合、ノード間リンクを保持することができ、そうでない場合、同一のノード間リンクの利用不能な伝送容量の一部を利用可能かつ使用可能な伝送容量の補充として使用して、その受信した割振り要求を満たすことができるかどうかが判定され、そうである場合、そのノード間リンクを保持することができ、そうでない場合、ノード間リンクが保持されないことがあり、
ステップ(iii)で、有向リンクの利用可能かつ使用可能な伝送容量を補充して、受信した割振り要求を満たすために必要なその有向リンクの部分的に利用可能な伝送容量の部分および/または利用不能な伝送容量の部分があると判定される場合、その有向リンクに関連し、その時点までは部分的アップまたはダウン状態に置かれる、少なくとも1つの指定の要素のアップ状態に置くことを要求するメッセージを、そのリンクに関係する2つのノードのうちの少なくとも1つにアドレス指定することができ、
少なくとも1つの選ばれた基準に基づいて、ステップ(iii)で各ノード間経路を求めることができ、
例えば、有向リンクLjj’の経路の数に関する(少なくとも)1つの基準、エネルギーコスト基準、位置基準、および負荷分散基準の中から各基準を選ぶことができ、
有向リンクの負荷率に基づいて、基準のうちの少なくとも1つを調節可能とすることができる。
− ステップ(ii)で、ノード間の有向リンクLjj’と、P個の動作状態のうちの1つに関連する値Vjj’iとをそれぞれ表すP個のグラフを構築することができ、
− ノードは、ステップ(i)の間に、自発的に、または要求時に、メッセージによって値Vjj’iを与えることができ、
メッセージは、選ばれたリンク状態ルーティングプロトコルに準拠することができ、
リンク状態ルーティングプロトコルは、例えばOpen Shortest Path First−Traffic Engineering(OSPF−TE)でよく、
値Vjj’iを、タイプLink State Advertisement(またはLSA)メッセージの専用Type−Length−Value(またはTLV)フィールドに統合することができ、
− グループの入力ノードおよび同一のグループの出力ノードを通過すべき通信のための伝送容量を割り振る要求が受信された場合、動作状態テーブル、および有向リンクLjj’の利用可能な伝送容量の実際の使用に関するトラフィックエンジニアリング情報に基づいて、入力ノードと出力ノードとの間に確立された有向リンクLjj’を介して移動する少なくとも1つのノード間経路が求められるステップ(iii)をさらに設けることができ、
ステップ(iii)で、ノード間リンクが、受信した割振り要求内で定義される伝送容量未満の利用可能かつ使用可能な伝送容量を有するごとに、同一のノード間リンクの部分的に利用可能な伝送容量の一部を利用可能かつ使用可能な伝送容量の補充として使用して、その受信した割振り要求を遂行することができるかどうかが判定され、そうである場合、ノード間リンクを保持することができ、そうでない場合、ノード間リンクが保持されないことがあり、
一変形形態では、ステップ(iii)で、ノード間リンクが、受信した割振り要求内で定義される伝送容量未満の利用可能かつ使用可能な伝送容量を有するごとに、部分的に利用可能な伝送容量の一部を利用可能かつ使用可能な伝送容量の補充として使用して、その受信した割振り要求を満たすことができるかどうかが判定され、そうである場合、ノード間リンクを保持することができ、そうでない場合、同一のノード間リンクの利用不能な伝送容量の一部を利用可能かつ使用可能な伝送容量の補充として使用して、その受信した割振り要求を満たすことができるかどうかが判定され、そうである場合、そのノード間リンクを保持することができ、そうでない場合、ノード間リンクが保持されないことがあり、
ステップ(iii)で、有向リンクの利用可能かつ使用可能な伝送容量を補充して、受信した割振り要求を満たすために必要なその有向リンクの部分的に利用可能な伝送容量の部分および/または利用不能な伝送容量の部分があると判定される場合、その有向リンクに関連し、その時点までは部分的アップまたはダウン状態に置かれる、少なくとも1つの指定の要素のアップ状態に置くことを要求するメッセージを、そのリンクに関係する2つのノードのうちの少なくとも1つにアドレス指定することができ、
少なくとも1つの選ばれた基準に基づいて、ステップ(iii)で各ノード間経路を求めることができ、
例えば、有向リンクLjj’の経路の数に関する(少なくとも)1つの基準、エネルギーコスト基準、位置基準、および負荷分散基準の中から各基準を選ぶことができ、
有向リンクの負荷率に基づいて、基準のうちの少なくとも1つを調節可能とすることができる。
第2の態様によれば、本発明は、第1に、集中型であれ、分散型であれ、オン状態、およびオフ状態、および/または少なくとも1つの中間アイドル状態の中から選ばれたP個の動作状態(ただしP≧2)の中からの状態に置くことのできるノードの要素によって制御される最大伝送容量にそれぞれ関連する有向リンクLjj’によって互いに接続された通信ネットワークのノードのグループの動作状態に関する情報の管理専用であり、第2に、上記で提示されたタイプの方法を実施することのできる装置を提案する。
第3の態様によれば、本発明は、第1に、通信ネットワークの部分を形成することができ、アップ状態、およびダウン状態、および/または少なくとも1つの中間アイドル状態の中から選ばれたP個の動作状態(ただしP≧2)の中からの状態に置くことのできるノードの要素によって制御される最大伝送容量にそれぞれ関連する、関連する有向リンクLjj’によってそのネットワークの他のノードに接続することができ、さらに、上記で提示されたタイプの情報管理装置を備えるネットワーク機器を提案する。
以下の詳細な説明および添付の図面を検討するときに、本発明の他の特徴および利点が明らかとなるであろう。
本発明の特定の目的は、特に通信のルーティングを最適化する目的で、「エネルギー効率の良い」と呼ばれるタイプの通信ネットワーク(RC)に属するノード要素(Nj)の動作状態をルーティングプロトコルと共にコンパイルすることを可能にすることである。
以下では、例として、通信ネットワーク(RC)が光ネットワークであると仮定される。しかし、本発明は、この種の通信端末に限定されない。本発明は、機能するのにエネルギーを必要とし、オン(またはアップ)状態、およびオフ(またはダウン)状態、および/または少なくとも1つの部分的オン(またはアイドル)状態の中から選ばれたP個の動作状態(ただしP≧2)から1つの状態に選択的かつ動的に置くことができる要素を備えるノードの少なくとも1つのグループを備える任意の通信ネットワークに関する。したがって、要素はアップ状態およびダウン状態、またはアップ状態および少なくとも1つのアイドル状態、またはアップ状態、ダウン状態、および少なくとも1つのアイドル状態のいずれかを特徴とすることができることを理解されたい。
したがって、本発明は特に、光ネットワーク、特にWSON(「波長交換光ネットワーク」)、IP/MPLS(「インターネットプロトコル/マルチプロトコルラベルスイッチング)インターネットプロトコル、およびコントロールプレーンネットワーク、およびキャリアグレードイーサネット(登録商標)ネットワーク、およびすべての他のタイプのデータトランスポートネットワークに関する。
さらに、以下では、例示として、ノード要素は3つの異なる動作状態(すなわち、アップ状態、ダウン状態、および単一のアイドル状態)のみを仮定することができると仮定される。したがって、数Pは3に等しい。しかし、この数Pは2に等しくてよく(特に、アイドル状態がないとき)、または4以上でよい。
図1は、リンクL’kによって互いに接続されたノードNjのグループを備え、さらに、ここでは集中型であるが、後で見るように分散型でもよい、本発明による情報取得装置Dを備える(通信)ネットワークRCを概略的に示す。
2つのノードNjおよびNj’(j’≠j)間のリンクL’kは、ノードNjからノードNj’に及ぶ第1の有向リンクLjj’、および/またはノードNj’からノードNjに及ぶ第2の有向リンクLj’jを含むことに留意することは重要である。
図1に示される例では、グループは7個のノードN1からN7(j=1から7)を含むことにも留意されたい。しかし、グループは、7個よりも多い、または少ないノードを含むことができ、重要なことは、グループが少なくとも1つのノードを含むことである。ノードNjのグループは、潜在的には、当業者がルーティングエリアまたは自律システムと呼ぶものを構成することができることにも留意されたい。
図1に示される例では、14個のリンクL’1からL’14(k=1から14)によってノードが互いに接続されることにも留意されたい。しかし、より多数または少数のリンクによって互いを接続することができる。
例えば、ノードNjはルータまたはクロスコネクトである。
各ノードNjは、有向リンクLjj’またはLj’jに関連する上述のタイプの要素を備えることにも留意されたい。実際に、ノードNjから出る各有向リンクLjj’が、そのノードNj専用である、そのノードNjの1つまたは複数の要素に結合され、ノードNjに到達する各有向リンクLj’jが、そのノードNjの1つまたは複数の要素に結合される。
例えば、要素は、ラインカード、レーザを備える光インターフェース、光クロスコネクト(またはOXC)、または電子インターフェースである。
各有向リンクLjj’は、事前定義された最大伝送容量CTMjj’を有することにも留意されたい。一般に、同一のリンクL’kの2つの有向リンクLjj’およびLj’jは、同一の事前定義された最大伝送容量を有する。しかし、本発明は、単一のリンクL’kの2つの有向リンクLjj’およびLj’jがそれぞれ、異なる事前定義された最大伝送容量を有するケースにも当てはまる。
本発明は、ネットワークRCのノードNjの少なくとも1つのグループ内で、こうしたノードNjの動作状態に関する情報を管理することに充てられる方法を実施することを提案する。
この方法は、少なくとも2つのメインステップ(i)および(ii)を含む。
第1のステップ(i)は、各ノードNjの各有向リンクLjj’について、i=1からPとして、こうしたP個の異なる動作状態の中に置かれた要素間のその最大伝送容量CTMjj’の分散百分率をそれぞれ表すP個の値Vjj’iを得ることからなる。
例えば、P=3であるとき、すなわち1つの定義されたアイドル状態があるときはいつでも、各有向リンクLjj’について、以下が得られる:
− アップ状態に関連し、利用可能なその伝送容量CTDjj’と、その最大伝送容量CTMjj’との比(例えば、CTDjj’/CTMjj’)を表す第1の値Vjj’1、
− アイドル状態に関連し、部分的に利用可能なその伝送容量CTPjj’と、その最大伝送容量CTMjj’との比(例えば、CTPjj’/CTMjj’)を表す第2の値Vjj’2、
− アップ状態に関連し、利用不能なその伝送容量CTIjj’と、その最大伝送容量CTMjj’との比(例えば、CTIjj’/CTMjj’)を表す第3の値Vjj’3
− アップ状態に関連し、利用可能なその伝送容量CTDjj’と、その最大伝送容量CTMjj’との比(例えば、CTDjj’/CTMjj’)を表す第1の値Vjj’1、
− アイドル状態に関連し、部分的に利用可能なその伝送容量CTPjj’と、その最大伝送容量CTMjj’との比(例えば、CTPjj’/CTMjj’)を表す第2の値Vjj’2、
− アップ状態に関連し、利用不能なその伝送容量CTIjj’と、その最大伝送容量CTMjj’との比(例えば、CTIjj’/CTMjj’)を表す第3の値Vjj’3
有向リンクLjj’の伝送容量は、有向リンクLjj’に関連するノードNjの要素がすべてアップ(またはアクティブ)状態に置かれるときに、利用可能であると言われる。有向リンクLjj’の利用可能な伝送容量CTDjj’が2つの相補的部分に分割されることに留意することは重要である:利用可能な使用される伝送容量CTDAjj’と、利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’(ただし、CTDjj’=CTDAjj’+CTDBjj’)。これは、有向リンクLjj’の利用可能な伝送容量CTDjj’は必ずしも所与の瞬間にすべて使用されるわけではないためである。
有向リンクLjj’の伝送容量は、有向リンクLjj’に関連するノードNjの要素が部分的にアップ状態に置かれる(一部はアップであり、一部はダウンである)ときに、部分的に利用可能であると言われる。
有向リンクLjj’の伝送容量は、その有向リンクLjj’に関連するノードNjの要素がすべてダウン(またはオフ)状態に置かれるときに、利用可能であると言われる。
優先的に、これらは、第1のステップ(i)の間に、メッセージによってそれに関係する値Vjj’iを提供するグループのノードNjである。この提供は、周期的に、または要求時に、またはノードNjの要素のうちの1つの状態が修正されたときにはいつでも行うことができる。
値Vjj’を含むメッセージを、各ノードNjにより、リンクL’kによって接続される近隣ノードNj’(j’≠j)に、および/またはそれが属する少なくともグループのノードNjの動作状態に関係する情報を管理することが課される本発明の装置Dに送信することができることに留意されたい。装置Dは、ネットワークRCの少なくとも1つのグループのすべてのノードに対して集中式に働くことができ(そのケースでは、装置Dは、図1に非網羅的に示されるようなネットワーク装置ERの部分を形成する)、またはネットワークRCのグループの単一のノードNjに対して分散式に働くことができる(そのケースでは、装置Dはそのノードを形成する)ことに留意することは重要である。
非網羅的な例として、メッセージは、選ばれたリンク状態ルーティングプロトコルに準拠することができる。例えば、当業者にはよく知られており、トラフィックエンジニアリングについての情報を交換するのに使用されるOSPF−TE(「オープンショーテストパスファースト−トラフィックエンジニアリング(Open Shortest Path First−Traffic Engineering)」)プロトコルのいくつかのメッセージを使用することができる。この場合、例えば、各ノードNjのP個の値Vjj’iを、OSPF−TE v.2プロトコルの、潜在的にはタイプ6のリンク状態アドバタイズメント(Link State Advertisement)(またはLSA)メッセージの、P個の専用タイプ−長さ−値(またはTLV)フィールドに統合することができる。
純粋に例示として、例えば「アイドル帯域(Idle Bandwidth)」と呼ばれる、新しいTLVサブフィールド(または「sub−TLV」)がアイドル容量を定義することができる。このサブフィールドはタイプxでよく、ただしxは、IANA(「インターネットアサインドナンバーズオーソリティ(Internet Assigned Numbers Authority)」)によってまだ割り振られていない4バイト長の値である。
同様に、例えば「ダウン帯域(Down Bandwidth)」と呼ばれる、新しいTLVサブフィールド(または「sub−TLV」)がダウン容量を定義することができる。このサブフィールドはタイプyでよく、ただしyは、IANAによってまだ割り振られていない4バイト長の値である。
IETFのRFC3630規則によって定義される最大容量(または「Maximal Bandwidth」)の拡張である、「Up Bandwidth」と呼ばれるTLVサブフィールド(または「sub−TLV」)によってアクティブ容量を定義することができる。
しかし、他のルーティングプロトコルの他のメッセージ、具体的には標準IS−IS−TEプロトコル(Intermediate System − Intermediate System − Traffic Engineering)のいくつかのメッセージ、またはネットワーク機器の動作状態情報を移送することを可能にする任意のプロプラエタリルーティングプロトコルを使用して、値Vjj’を送信することができる。
本発明の第2のステップ(ii)は、得られた値Vjj’iと共に、有向リンクLjj’のそれぞれについて、その利用可能な伝送容量CTDjj’、および利用不能な伝送容量CTIjj’、および存在する場合は部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’を表す、グループのノードNjの動作状態テーブルを構築することからなる。
装置Dは、この動作状態テーブルを構成することが課される装置である。装置Dは、必ずしも新しい値Vjj’を受信するごとにではなく、周期的にこのテーブルを優先的に更新することに留意されたい。更新周期は、動作状態情報を移送するルーティングプロトコルの構成パラメータである。
この場合、この動作状態テーブルは装置Dによって記憶手段MS’に格納され、記憶手段MSに格納することができるようにグループのすべてのノードNjに提供される。ノードNjが複数の異なるグループに属するノードに接続されるときはいつでも、ノードNjがその記憶手段MS内にこうした異なるグループの異なる動作状態テーブルを格納することが好ましいことに留意されたい。潜在的には、動作状態テーブルを分散式に複数のノードNjに格納できることにも留意されたい。
記憶手段MSおよびMS’は、当業者に知られている任意の形態、具体的にはメモリまたはデータベースの形態、潜在的にはソフトウェアまたはファイルベースのメモリまたはデータベースの形態を取ることができる。
当業者には良く知られているリンク状態テーブルと同様の方式で動作状態テーブルを構築できることに留意されたい。この場合、動作状態テーブルは、適合されるが、OSPF−TEプロトコルに関して使用されるものと同一のものなどのルーティングプロトコルエンジンを介してアクセス可能である。
第2のステップ(ii)の間に、動作状態のテーブルに基づいて、グループのノードNj間の有向リンクLjj’と、P個の動作状態のうちの1つに関連する値Vjj’iとをそれぞれ表す少なくともP個のグラフGiも構築することができることにも留意されたい。こうしたグラフGiは、後で論じられるルーティング経路を求める段階の間に特に有用なものとなる。
例えば、P=3であるとき、ノードNjのグループについて以下のグラフを描画することができる:
− ノードNj間の有向リンクLjj’上の利用可能な伝送容量CTDjj’を示す第1のグラフG1、
− − 第2のグラフG
− − 第3のグラフ
− ノードNj間の有向リンクLjj’上の利用可能な伝送容量CTDjj’を示す第1のグラフG1、
− − 第2のグラフG
− − 第3のグラフ
図2は、第1のグラフG1の非網羅的な例を概略的に示す。この例では、すべてのリンクL’kが、40Gbpsに等しい同一の最大伝送容量CTMjj’=CTMj’jを示す2つの有向リンクLjj’およびLj’jで形成されると仮定される。図2では、リンク参照L’kに「X/Y」表現が付随しており、ここでXは、リンクL’kの有向リンクLjj’上の利用可能な伝送容量CTDjj’を示し、Yは、リンクL’kの有向リンクLj’j上の利用可能な伝送容量CTDj’jを示す。例えば、リンクL’1の参照の下に置かれる表現10/20は、有向リンクL12上の利用可能な伝送容量CTD12が(CTM12の40Gbpsのうちの)10Gbpsに等しく、有向リンクL21上の利用可能な伝送容量CTD21が(CTM21の40Gbpsのうちの)20Gbpsに等しいことを示す。同様に、リンクL’12の参照の下に置かれる表現20/20は、有向リンクL56上の利用可能な伝送容量CTD56が(CTM56の40Gbpsのうちの)20Gbpsに等しく、有向リンクL65上の利用可能な伝送容量CTD65が(CTM65の40Gbpsのうちの)20Gbpsに等しいことを示す。
図3は、図2の例と同一の条件を再現する第2のグラフG2の非網羅的な例を概略的に示す。図3では、リンク参照L’kに「X/Y」表現が付随しており、ここでXは、リンクL’kの有向リンクLjj’上の部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’を示し、Yは、リンクL’kの有向リンクLj’j上の部分的に利用可能な伝送容量CTPj’jを示す。例えば、リンクL’1の参照の下に置かれる表現30/20は、有向リンクL12上の部分的に利用可能な伝送容量CTP12が(CTM12の40Gbpsのうちの)30Gbpsに等しく、有向リンクL21上の部分的に利用可能な伝送容量CTP21が(CTM21の40Gbpsのうちの)20Gbpsに等しいことを示す。同様に、リンクL’12の参照の下に置かれる表現20/20は、有向リンクL56上の部分的に利用可能な伝送容量CTP56が(CTM56の40Gbpsのうちの)20Gbpsに等しく、有向リンクL65上の部分的に利用可能な伝送容量CTP65が(CTM65の40Gbpsのうちの)20Gbpsに等しいことを示す。
図4は、図2および3の例と同一の条件を再現する第3のグラフG3の非網羅的な例を概略的に示す。図4では、リンク参照L’kに「X/Y」表現が付随しており、ここでXは、リンクL’kの有向リンクLjj’上の利用不能な伝送容量CTIjj’を示し、Yは、リンクL’kの有向リンクLj’j上の利用不能な伝送容量CTIj’jを示す。例えば、リンクL’3の参照の下に置かれる表現40/40は、有向リンクL14上の利用不能な伝送容量CTI14が(CTM14の40Gbpsのうちの)40Gbpsに等しく、有向リンクL41上の利用不能な伝送容量CTI41が(CTM41の40Gbpsのうちの)40Gbpsに等しいことを示す。同様に、リンクL’13の参照の下に置かれる表現40/40は、有向リンクL57上の利用不能な伝送容量CTI57が(CTM57の40Gbpsのうちの)40Gbpsに等しく、有向リンクL75上の利用不能な伝送容量CTI75が(CTM75の40Gbpsのうちの)40Gbpsに等しいことを示す。
有利には、本発明の方法はまた、グループの入力ノードNjおよびその同一のグループの出力ノードNj’を通過しなければならない通信のための伝送容量CTRを割り振る要求を受信したときにはいつでも装置Dによって実施される第3のステップ(iii)をも含むことができる。
上述の状況が生じるときにはいつでも、入力ノードNjと出力ノードNj’との間に確立される有向リンクLjj’を取る少なくとも1つのノード間ルーティング経路Cnが、(その記憶手段MS’内に格納される)動作状態テーブルと、有向リンクLjj’の利用可能な伝送容量CTDjj’の実際の(現在の)使用に関係する補助情報とに基づいて(例えば、装置Dによって)求められる。
装置DがノードNj内で実装されるとき、装置Dは、それ自体のノードNjに関するノード間ルーティング経路Cnを求め、潜在的には、ノード間ルーティング経路を装置Dに要求する他のノードに関するノード間ルーティング経路Cn’をも求めることができることに留意されたい。
補助情報は、具体的には、有向リンクLjj’の利用可能な使用される伝送容量CTDAjj’および/またはその同一の有向リンクLjj’の利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’を含む(ただし、CTDjj’=CTDAjj’+CTDBjj’)。情報CTDjj’は、例えば、ネットワークインフラストラクチャの構成情報、およびネットワークの使用に関するトラフィックエンジニアリング情報CTDAjj’から来る。
ステップ(iii)で、有向リンクLjj’が、受信した割振り要求内で定義される伝送容量CTR未満である、利用可能な使用可能な伝送容量CTDjj’を有するごとに、その同一のリンクLjj’の部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’の部分を、利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’の補充として使用して、その受信した割振り要求を満たすことができるかどうかを判定することができる。そうすることができる場合、その有向リンクLjj’を保持することができ、そうでない場合、有向リンクLjj’が保持されないことがある。
言い換えれば、CTR<CTDBjj’またはCTR<CTDBjj’+CTPjj’である場合、ルーティング経路Cnを計算するために有向リンクLjj’が保持され、CTR>CTDBjj’+CTPjj’である場合、ルーティング経路を計算するために有向リンクLjj’が保持されない。
一変形実施形態では、ステップ(iii)で、有向リンクLjj’が、受信した割振り要求内で定義される伝送容量CTR未満である、利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’を有するごとに、その同一のリンクLjj’の部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’の部分を、利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’の補充として使用して、その受信した割振り要求を遂行することができるかどうかを判定することができる。そうすることができる場合、その有向リンクLjj’を保持することができ、そうすることができない場合、その同一のノード間リンクの利用不能な伝送容量CTIjj’の部分を、利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’に対する補充として使用して、その受信した割振り要求を遂行することができるかどうかを判定することができる。次いで、そうすることができる場合、その有向リンクLjj’を保持することができ、そうすることができない場合、その有向リンクLjj’は保持されないことがある。
言い換えれば、CTR<CTDBjj’、またはCTR<CTDBjj’+CTPjj’、またはCTR<CTDBjj’+CTPjj’+CTIjj’、またはCTR<CTDBjj’+CTIjj’である場合、ルーティング経路Cnを計算するために有向リンクLjj’が保持され、CTR>CTDBjj’+CTPjj’+CTIjj’である場合、ルーティング経路を計算するために有向リンクLjj’が保持されない。
ルーティング経路に関与する可能性のある有向リンクLjj’が求められると、少なくとも1つのルーティング経路Cnが計算される。優先的に、複数の、例えば2つまたは3つのルーティング経路Cnが計算され、次いで、そのうちの1つが、少なくとも1つの選ばれた基準に基づいて選択される。
複数の中からルーティング経路を選択する働きをすることができる、当業者に知られている任意の基準をここで使用することができる。ここで、例えば、経路中のノード間有向リンクLjj’の数に関係する基準を使用することができ、そのケースでは、最も短いもの(すなわち、最小の有向リンクLjj’を有するもの)に対して選好が与えられ、かつ/またはエネルギーコスト基準を使用することができ、そのケースでは、最小のエネルギーを消費するルーティング経路に選好が与えられ、かつ/または位置基準を使用することができ、そのケースでは、選ばれた位置に置かれるノードを通過する有向リンクLjj’に選好が与えられ、および/またはロードバランシング基準を使用することができ、そのケースでは、その負荷率がしきい値未満である有向リンクLjj’に選好が与えられる。上述のものを含む他の基準および/または複数の基準の組合せを使用することもできる。
経路選択Cn中に使用される基準のうちの少なくとも1つを、有向リンクLjj’の負荷率に応じて調節可能とすることができることに留意されたい。言い換えれば、使用される基準のそれぞれに重みを割り当てることができ、有向リンクLjj’の負荷率に基づいてその重みを変更することができる。このようにして、各ネットワークオペレータは、それ自身のネットワークインフラストラクチャ構成戦略に応じて、それ自身の重みでそれ自身の基準を設定することができる。
選択されたルーティング経路Cnが、1つまたは複数のノードの1つまたは複数の要素の動作状態変更を必要とする場合、こうしたノードが再構成するために、こうしたノードに警告しなければならない。リマインダとして、この状況は、少なくとも1つの有向リンクLjj’の部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’の一部および/または利用不能な伝送容量CTIjj’の一部が、同一の有向リンクLjj’の利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’を補充して、受信した割振り要求を遂行するのに必要である/あったと判定されたごとに生じる。この場合、第3のステップ(iii)の間に、メッセージが、その有向リンクLjj’に関係する2つのノードNjおよびNj’のうちの少なくとも1つにアドレス指定され、それまでアイドル状態またはダウン状態に置かれていた、有向リンクLjj’に関連する少なくとも1つの指定される要素をアップ状態にすることが命令される。このようにして、選択されたルーティング経路Cnの各有向リンクLjj’は、受信した割振り要求を遂行することができる。
図5は、入力ノードN1から出力ノードN6に及ぶ2つのルーティング経路C1およびC2に関与することのできる(図1のネットワークRCのノードNjのグループの)有向リンクLjj’のそれぞれの上の利用可能な伝送容量CTDjj’および部分的に利用可能な容量CTPjj’を示すグラフを概略的に示す。図5では、有向リンクLjj’参照に「X/Y」表現が付随しており、ここでXは、有向リンクLjj’上の利用可能な伝送容量CTDjj’(いくつかの波長λとして表現される)を示し、Yは、同一の有向リンクLjj’上の部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’(いくつかの波長λとして表現される)を示す。例えば、有向リンクL12の参照の下に置かれる表現16λ/48λは、有向リンクL12上の利用可能な伝送容量CTD12が16λ(すなわち、1λが625kbpsに対応すると想定される場合、10Gbps)に等しいことを示し、有向リンクL12上の部分的に利用可能な伝送容量CTP12が48λ(すなわち、1λが625kbpsに対応すると想定される場合、30Gbps)に等しいことを示す。同様に、リンクL56の参照の下に置かれる表現32λ/32λは、有向リンクL56上の利用可能な伝送容量CTD56が32λ(すなわち、1λが625kbpsに対応すると想定される場合、20Gbps)に等しいことを示し、有向リンクL56上の部分的に利用可能な伝送容量CTP56が32λ(すなわち、1λが625kbpsに対応すると想定される場合、20Gbps)に等しいことを示す。
図6は、有向リンクLjj’のそれぞれの上の14λに等しい初期の利用可能な使用される伝送容量CTDAjj’、したがって有向リンクLjj’のそれぞれの上の2λ(16λ−14λ=2λ)に等しい利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’の存在下で、5λに等しい伝送容量CTRを必要とする割振り要求を遂行することを意図して、ノードN1、N2、およびN7内の選ばれた要素の状態を変更した後の、ノードN2およびN7を介して入力ノードN1から出力ノードN6に及ぶ第1のルーティング経路C1に関与する(図1のネットワークRCのノードNjのグループの)有向リンクLjj’のそれぞれの上の利用可能な伝送容量CTDjj’および部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’を示すグラフを概略的に示す。この例では、有向リンクLjj’に関連し、最小のグラニュラリティを構成するラインカード要素が16波長(すなわち16λ)を有すること、したがって有向リンクLjj’の利用可能な使用可能な伝送容量CTDBjj’を増大させるために、問題のノードNjが、有向リンクLjj’に関連するラインカードのうちの1つをアイドル状態からアップ状態に切り換えるように求められることも仮定される。
図6では、有向リンクLjj’参照に「X/Y」表現が付随しており、ここでXは、有向リンクLjj’上の利用可能な伝送容量CTDjj’(いくつかの波長λとして表現される)を示し、Yは、状態変更後の同一の有向リンクLjj’上の部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’(いくつかの波長λとして表現される)を示す。例えば、有向リンクL12の参照の下に置かれる表現32λ/32λは、有向リンクL12上の利用可能な伝送容量CTD12が、状態変更前には16λではなく32λ(すなわち、1λが625kbpsに対応すると想定される場合、20Gbps)に等しくなっていることを示し、有向リンクL12上の部分的に利用可能な伝送容量CTP12が、状態変更前には48λではなく32λ(すなわち、1λが625kbpsに対応すると想定される場合、20Gbps)に等しくなっていることを示す。
第1の経路C1はこのとき、5λに等しい伝送容量CTRを必要とする割振り要求の大部分を遂行することができる。これは、第1の経路C1の各有向リンクLjj’が利用可能かつ使用されるCTDAjj’=14λおよび利用可能かつ使用可能なCTDBjj’=2λを有する初期状況から、状態変化後に、第1の経路C1の各有向リンクLjj’が利用可能かつ使用される14λおよび利用可能かつ使用可能な18λを有する中間状況に移り、次いで上述の中間状況から、必要な5λが割り振られた後に、第1の経路C1の各有向リンクLjj’が利用可能かつ使用される19λおよび利用可能かつ使用可能な13λを有する最終状況に移ったためである。
図7は、ノードの要素の必要な状態変更なしに、前と同じ割振り要求を遂行するように意図した、ノードN3、N4、およびN5を介して入力ノードN1から出力ノードN6に及ぶ第2のルーティング経路C2に関与する(図1のネットワークRCのノードNjのグループの)有向リンクLjj’のそれぞれの上の利用可能な伝送容量CTDjj’および部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’を示すグラフを概略的に示す(すなわち、L13について32λのうちの25λ、L34について48λのうちの34λ、L45について48λのうちの43λ、およびL56について36λのうちの30λに等しい初期の利用可能かつ使用される伝送容量CTDAjj’の存在下で、5λに等しい伝送容量CTR)。したがって、5λに等しい伝送容量CTRを必要とする接続C2を確立するために状態変更を実施する必要はない。
図7では、有向リンクLjj’参照に「X/Y」表現が付随しており、ここでXは、有向リンクLjj’上の利用可能な伝送容量CTDjj’(いくつかの波長λとして表現される)を示し、Yは、同一の有向リンクLjj’上の部分的に利用可能な伝送容量CTPjj’(いくつかの波長λとして表現される)を示す。例えば、有向リンクL13の参照の下に置かれる表現32λ/32λは、有向リンクL13上の利用可能な伝送容量CTD13が32λ(すなわち、1λが625kbpsに対応すると想定される場合、20Gbps)に等しいままであり、有向リンクL13上の部分的に利用可能な伝送容量CTP13が32λに等しいままであることを示す。
第2の経路C2は、必要な5λが割り振られた後に状態変更することなく、5λに等しい伝送容量CTRを必要とする割振り要求を厳密に遂行することができることを理解されたい。したがって、第2の経路C2の有向リンクL13が利用可能かつ使用される25λおよび利用可能かつ使用可能な7λを有し、第2の経路C2の有向リンクL34が利用可能かつ使用される34λおよび利用可能かつ使用可能な14λを有し、第2の経路C2の有向リンクL45が利用可能かつ使用される43λおよび利用可能かつ使用可能な5λを有し、第2の経路C2の有向リンクL56が利用可能かつ使用される30λおよび利用可能かつ使用可能な6λを有する初期状況から、必要な5λが割り振られた後に、第2の経路C2の有向リンクL13が利用可能かつ使用される30λおよび利用可能かつ使用可能な2λを有し、第2の経路C2の有向リンクL34が利用可能かつ使用される39λおよび利用可能かつ使用可能な9λを有し、第2の経路C2の有向リンクL45が利用可能かつ使用される48λおよび利用可能かつ使用可能な0λを有し、第2の経路C2の有向リンクL56が利用可能かつ使用される35λおよび利用可能かつ使用可能な1λを有する最終状況に移った。
最高の重みを有する基準がロードバランシングおよび各有向リンクLjj’上の利用可能かつ使用可能な伝送容量であるとき、第1の経路C1が選択され、最高の重みを有する基準がエネルギーコストであるとき、第2の経路C2が選択される(経路C2を確立することは、実際にはどんな追加のエネルギーも必要としない)。
経路計算アルゴリズムの1つの例示的で、したがって非網羅的な例が付録で与えられる。
一時的にエネルギーを節約するために、一時的にサービスしていない要素をアクティブ状態または部分的アクティブ状態からパッシブ状態に切り換えるためにルーティング経路のための伝送容量割振りを有することも有益であることがあることに留意されたい。
装置Dがソフトウェア(またはコンピュータ)モジュールの形態で優先的に構築されることにも留意されたい。しかし、電子回路とソフトウェア(またはコンピュータ)モジュールの組合せの形態で装置Dを構築することもできる。
本発明は、以下を含むいくつかの利点を含む:
− 移送すべきトラフィックに応じて、通信ネットワーク内の必要な機器の動作状態の中の真の適合性を提供することを可能にし、
− ルーティングがエネルギー消費基準を組み込むとき、そのルーティングを最適化することを可能にし、
− ネットワークノードの要素のエネルギー消費を効率的に調節することを可能にする。
− 移送すべきトラフィックに応じて、通信ネットワーク内の必要な機器の動作状態の中の真の適合性を提供することを可能にし、
− ルーティングがエネルギー消費基準を組み込むとき、そのルーティングを最適化することを可能にし、
− ネットワークノードの要素のエネルギー消費を効率的に調節することを可能にする。
本発明は、例として与えられたに過ぎない上述の情報管理装置、ネットワーク機器、および情報管理方法の実施形態に限定されず、むしろ本発明は、以下の特許請求の範囲内で当業者が想像することのできるすべての変形形態を包含する。
付録
消費エネルギーを保持することを可能にする例示的経路計算アルゴリズムが以下で与えられる。この例では、変数「X」は、経路Cn’がノードR’を通過すべきである場合、開始ノード(ルータA)からその近隣のノードRまでの経路Cn’の長さを表す。その経路Cn’が、ノードRに到達する際に選択され、保存される電流路Cnよりも短い場合、電流路Cnが、(Xに関連する)その経路Cn’で置き換えられる。さらに、変数「dist_entre(R’,R)」は、3つの動作状態に従う重み付きグラフリンクを伴う2つの隣接ノードR’およびR間の長さを表す:アクティブ(またはUP)、部分的アクティブ(またはIDLE)、およびオフ(またはDOWN)。
消費エネルギーを保持することを可能にする例示的経路計算アルゴリズムが以下で与えられる。この例では、変数「X」は、経路Cn’がノードR’を通過すべきである場合、開始ノード(ルータA)からその近隣のノードRまでの経路Cn’の長さを表す。その経路Cn’が、ノードRに到達する際に選択され、保存される電流路Cnよりも短い場合、電流路Cnが、(Xに関連する)その経路Cn’で置き換えられる。さらに、変数「dist_entre(R’,R)」は、3つの動作状態に従う重み付きグラフリンクを伴う2つの隣接ノードR’およびR間の長さを表す:アクティブ(またはUP)、部分的アクティブ(またはIDLE)、およびオフ(またはDOWN)。
Claims (15)
- アップ状態、およびダウン状態、および/または少なくとも1つの中間アイドル状態の中から選ばれたP個の動作状態の中からの1つの状態に置くことのできる、通信ネットワーク(RC)のノード(Nj)の要素によって制御される最大伝送容量にそれぞれ関連する有向リンク(Ljj’)によって互いに接続された、前記ノード(Nj)のグループの動作状態に関する情報を管理する方法であって、(i)各ノード(Nj)の各有向リンク(Ljj’)について、i=1からPとして、前記P個の異なる動作状態に置かれた要素間のその最大伝送容量の分散百分率をそれぞれ表すP個の値Vjj’iを得るステップと、(ii)前記得られた値Vjj’iと共に、前記有向リンク(Ljj’)のそれぞれについて、その利用可能な伝送容量、利用不能な伝送容量、および存在する場合は部分的に利用可能な伝送容量を表す、グループの前記ノード(Nj)の動作状態テーブルを構築するステップとを含む、方法。
- ステップ(ii)の間に、P個のグラフがそれぞれ、前記ノード(Nj)間の有向リンク(Ljj’)と、P個の動作状態のうちの1つに関連する値Vjj’iとを表す、請求項1に記載の方法。
- ステップ(i)の間に、前記ノード(Nj)が、メッセージによって前記値Vjj’iを提供する、請求項1および2のいずれか一項に記載の方法。
- 前記メッセージが、選ばれたリンク状態ルーティングプロトコルに準拠する、請求項3に記載の方法。
- 前記リンク状態ルーティングプロトコルが、Open Shortest Path First−Traffic Engineeringである、請求項4に記載の方法。
- 前記値Vjj’iが、Link State Advertisementメッセージの専用Type−Length−Valueフィールドに統合される、請求項5に記載の方法。
- 前記グループの入力ノード(Nj)および前記グループの出力ノード(Nj’)を通過すべき通信のための伝送容量を割り振る要求が受信された場合、前記動作状態テーブル、および有向リンク(Ljj’)の利用可能な伝送容量の実際の使用に関するトラフィックエンジニアリング情報に基づいて、前記入力ノード(Nj)と出力(Nj’)ノードとの間に確立された有向リンク(Ljj’)を取る少なくとも1つのノード間経路が求められるステップ(iii)を有することがさらに提供される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- ステップ(iii)の間のいつでも、有向リンク(Ljj’)が、前記受信した割振り要求内で定義される前記伝送容量未満の利用可能な使用可能な伝送容量を有するごとに、その同一の有向リンク(Ljj’)の部分的に利用可能な伝送容量の一部を、該受信した割り振り要求を満たすために前記利用可能な使用可能な伝送容量の補充として使用することができるかどうかが判定され、そうすることができる場合、その有向リンク(Ljj’)が保持され、そうすることができない場合、有向リンク(Ljj’)は保持されない、請求項7に記載の方法。
- ステップ(iii)の間のいつでも、有向リンク(Ljj’)が、前記受信した割振り要求内で定義される前記伝送容量未満の利用可能な使用可能な伝送容量を有するごとに、部分的に利用可能な伝送容量の一部を前記利用可能な使用可能な伝送容量に対する補充として使用して、その受信した割振り要求を遂行することができるかどうかが判定され、そうすることができる場合、その有向リンク(Ljj’)が保持され、そうすることができない場合、その受信した割振り要求を遂行するために、その同一の有向リンク(Ljj’)の利用不能な伝送容量の一部を前記利用可能な使用可能な伝送容量の補充として使用することができるかどうかが判定され、そうすることができる場合、その有向リンク(Ljj’)が保持され、そうすることができない場合、その有向リンク(Ljj’)が保持される、請求項7に記載の方法。
- ステップ(iii)の間のいつでも、有向リンクの部分的に利用可能な伝送容量の部分および/または利用不能な伝送容量の部分が、前記受信した割振り要求を遂行するために、その有向リンク(Ljj’)の利用可能かつ使用可能な伝送容量を補充するのに必要であると判定される場合、それまではアイドル状態または非アクティブ状態に置かれている、その有向リンク(Ljj’)に関連する少なくとも1つの指定される要素をアップ状態に置くことを要求するメッセージが、その有向リンク(Ljj’)に関係する2つのノードのうちの少なくとも1つにアドレス指定される、請求項8および9のいずれか一項に記載の方法。
- 各ノード間経路が、少なくとも1つの選ばれた基準に基づいて、ステップ(iii)で求められる、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
- 各基準が、経路中の有向リンク(Ljj’)の数に関する少なくとも1つの基準、エネルギーコスト基準、位置基準、および負荷分散基準を含むグループから選ばれる、請求項11に記載の方法。
- 前記基準のうちの少なくとも1つが、リンクの負荷率に基づいて調節可能である、請求項12に記載の方法。
- アップ状態、およびダウン状態、および/または少なくとも1つの中間アイドル状態の中から選ばれたP個の動作状態の中からの状態に置くことのできる、通信ネットワーク(RC)のノード(Nj)の要素によって制御される最大伝送容量にそれぞれ関連する有向リンク(Ljj’)によって互いに接続された、前記ノード(Nj)のグループの動作状態に関する情報を管理する装置(D)であって、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実施することのできる、装置(D)。
- 通信ネットワーク(RC)の部分を形成することができ、アップ状態、およびダウン状態、および/または少なくとも1つの中間アイドル状態の中から選ばれたP個の動作状態の中からの状態に置くことのできる前記ノード(Nj)の要素によって制御される最大伝送容量にそれぞれ関連する有向リンク(Ljj’)によってそのネットワーク(RC)の他のノード(Nj’)に接続することができ、請求項14に記載の情報管理装置(D)を備える、ネットワーク機器(ER、Nj)。
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