JP2014506771A - 端末及びその端末でランダムアクセス実行のための電力制御方法 - Google Patents

端末及びその端末でランダムアクセス実行のための電力制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、分散アンテナシステム(DAS:Distributed Antenna System)が適用された移動通信システムで端末及びその端末でランダムアクセス実行のための電力を制御する方法に関し、基地局からランダムアクセスプリアンブルを伝送するためのアンテナ基準伝送電力情報が含まれたシステム情報を受信する過程と、前記受信された伝送電力情報を利用して伝送電力を算出する過程と、前記算出された伝送電力で前記ランダムアクセスプリアンブルを伝送する過程とを含む。これにより、端末がランダムアクセスを行うとき、ランダムアクセスプリアンブルの伝送電力を最小化し、端末の電力消耗を低減し、セル内の干渉を最小化することができる。

Description

本発明は、端末及びその端末でランダムアクセス実行のための電力制御方法に関し、特に分散アンテナを適用する移動通信システム(Distributed Antenna System)で端末がランダムアクセスを行う場合の電力制御方法及び装置に関する。
図1は、従来技術による中央集中型アンテナが配置された移動通信システムの構造を示す図である。言い換えれば、3個のセルで構成された移動通信システムで各セル別に中央に送受信アンテナが配置されたことを示すものである。図1に示された移動通信システムは、各セルのアンテナが当該セルの中央に配置されるCAS(Central Antenna System)の形態を有する。CASの場合、セルごとに複数個のアンテナが配置されても、これらアンテナは、セルの中央に配置され、セルのサービス領域に対する通信を行うように運用される。
図1を参照すれば、第1セル100、第2セル110、第3セル120のうち第1セル100には、中央に位置する中央アンテナ130と第1端末(UE:User EquipmentあるいはMS(Mobile Station))140、第2端末150が存在する。中央アンテナ130は、第1セル100に位置する2個の端末140、150に対して移動通信サービスを提供する。中央アンテナ130を利用して移動通信サービスを提供される第1端末140は、第2端末150と比べて中央アンテナ130までの距離が相対的に遠い。したがって、第1端末150に支援されることができるデータ伝送速度が第2端末150より相対的に低くなる。
図1のような移動通信システムで各セルのアンテナがCASの形態で配置され運用される場合、各セル別にダウンリンクチャネル状態を測定するために基準信号(reference signal(RS)あるいはpilot)を伝送する。そのために、3GPPのLTE−A(Long Term Evolution Advanced)システムの場合、基地局が伝送するCSI−RS(Channel Status Information Reference Signal)を利用して端末は基地局と端末間のチャネル状態を測定する。
図2は、従来技術によるLTE−Aシステムで基地局が端末に伝送するCSI−RSの位置を示す図である。
図2で、横軸は、時間領域を、縦軸は、周波数領域を示す。時間領域での最小伝送単位は、OFDMAシンボルであって、Nsymb DL個のOFDMシンボルが集まって1つのスロット222、223を構成する。そして、2個のスロットが集まって、1つのサブフレーム224を構成する。周波数領域での最小伝送単位は、サブキャリアであって、全体システム伝送帯域は、全体NBW個のサブキャリアで構成される。NBWは、システム伝送帯域に比例して値を有する。時間−周波数領域で資源の基本単位は、リソースエレメント(Resource Element;RE)であって、OFDMシンボルインデックス及びサブキャリアインデックスとして定義することができる。リソースブロック(Resource Block;RB)220、221は、時間領域でNsymb DL個の連続されたOFDMシンボルと周波数領域でNsc RB個の連続されたサブキャリアとして定義される。したがって、1つのRBは、Nsymb DLxNsc RB個のREで構成される。一般的に、データあるいは制御情報の最小伝送単位は、RB単位である。
ダウンリンク制御チャネルは、サブフレームの最初3OFDMシンボル以内に伝送される。そして、ダウンリンク物理データチャネルであるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)は、ダウンリンク制御チャネルが伝送されない残りのサブフレーム区間の間に伝送される。DM−RS(Demodulation Reference Signal)は、PDSCHを端末が復調するのに参照する基準信号である。
図2の参照番号200〜219位置で、各位置別に2つのCSI−RS antenna portに対する信号が伝送されることができるように考案された。すなわち、基地局は、参照番号200のような1つの位置でダウンリンク測定のための2つのCSI−RS antenna portに対する信号を端末に伝送する。Antenna portは、論理的概念であって、CSI−RSは、antenna port別に定義され、各antenna portに対するチャネル状態を測定するように運用される。もし、同一のCSI−RSが複数の物理的なアンテナから伝送されれば、端末は、それぞれの物理的なアンテナを区分することができないようになり、1つのantenna portとして認識するようになる。
図2のように、複数のセルよりなる移動通信システムの場合、各セル別に別途の位置を割り当てて、CSI−RSを伝送するようにできる。一例として図1に示されたセル100の場合、位置200でCSI−RSが伝送され、セル110の場合、位置205でCSI−RSが伝送されることができる。そして、セル120の場合、位置210でCSI−RSが伝送されることができる。このようにセル別に互いに異なる位置でCSI−RS伝送のための時間及び周波数資源を割り当てることは、互いに異なるセルのCSI−RSが相互干渉を発生させることを防止するためである。しかし、図1に示されたように、CASの場合、各基地局の送受信アンテナがセルの中央に集中的に配置されることによって、セルの中央から離れた端末に高いデータ伝送率を支援するのに限界が存在する。
図3は、従来技術による移動通信システムにCASとDAS(Distributed Antenna System)を一緒に構築したシステム構成の一例を示す図である。さらに詳しく説明すれば、図3は、3個のセルで構成された移動通信システムで各セル別に中央に送受信アンテナが配置され、分散アンテナがセル内に互いに異なる位置に配置されたことを示すものである。
図3を参照すれば、第1セル300、第2セル310、第3セル320のうち第1セル300には、中央に位置する中央アンテナ330と第1端末(UE:User EquipmentあるいはMS(Mobile Station))340、第2端末350、第1分散アンテナ360、第2分散アンテナ370、第3分散アンテナ380及び第4分散アンテナ390が存在する。中央アンテナ330と複数の分散アンテナ360、370、380、390は、すべて一緒に連結され、中央制御機の制御を受ける。
中央アンテナ330は、第1セル300に位置するすべての端末に対して移動通信サービスを提供する。しかし、中央アンテナ330を利用して移動通信サービスを提供される第1端末340は、第2端末350と比べて中央アンテナ330までの距離が相対的に遠い。したがって、中央アンテナ330を通じて第1端末340に支援されることができるデータ伝送速度が相対的に低くなる。
通常的に伝送しようとする信号の伝送経路が長くなるほど、信号の受信品質が劣化する。したがって、セル内に複数の基地局分散アンテナを配置し、端末の位置によって最適の基地局分散アンテナを選択し、移動通信サービスを提供することによって、データ伝送速度を向上させることができるようになる。例えば、第1端末340は、最もチャネル環境が良い第4分散アンテナ390と通信を行い、第2端末350は、最もチャネル環境が良い第1分散アンテナ360と通信を行うことによって、相対的に高速データサービスを提供されることができる。
この場合、中央アンテナ330は、高速データサービス以外の一般的な移動通信サービスと端末のセル間の移動性を支援する役目を担当する。また、中央アンテナ330及びそれぞれの分散アンテナ360、370、380、390は、複数のアンテナで構成されることができる。
図4は、従来技術による中央アンテナがセル内の様々な地域に分散配置されたシステム構成を示す図である。
図4を参照すれば、第1セル400、第2セル410、第3セル420のうち第1セル400に第1中央アンテナ430、第2中央アンテナ431、第3中央アンテナ432、第4中央アンテナ433、第5中央アンテナ434、第1端末440、第2端末450、第1分散アンテナ460、第2分散アンテナ470、第3分散アンテナ480、第4分散アンテナ490が存在すると仮定する。図4に示された中央アンテナ430、431、432、433、434は、高速データサービス以外の一般的な移動通信サービスと端末のセル間の移動性を支援する役目を担当し、分散アンテナは、高速移動通信サービスを提供する役目をする。
以下、論理的概念のC−port(Central antenna port)とD−port(Distributed antenna port)を定義し、図3あるいは図4で示された中央アンテナ及び分散アンテナの物理的な構成に制限されずに、論理的に区分することができるようにする。
C−portは、CASを支援するためのCSI−RS(Channel Status Information Reference Signal)をantenna port別に定義したもので、端末は、C−portの各antenna portに対するチャネル状態を測定することができる。C−portを通じて伝送されるCSI−RSは、同一セル内では、セルの全体領域をカバーする。D−portは、DASを支援するためのCSI−RSをantenna port別に定義したもので、端末は、D−portの各antenna portに対するチャネル状態を測定することができる。D−portを通じて伝送されるCSI−RSは、セル内の一部領域をカバーする。もし、同一のCSI−RSが複数の物理的なアンテナから伝送されれば、それぞれの物理的なアンテナは、地理的に配置された位置に関係なく、端末が区分することができないようになり、1つのantenna portとして認識するようになる。
例えば、図3のようなシステム構造で地理的に分離した第3分散アンテナ380と第4分散アンテナ390がそれぞれ互いに異なるパターンのCSI−RS#1とCSI−RS#2を伝送すれば、端末は、CSI−RS#1とCSI−RS#2からそれぞれの分散アンテナと端末間のチャネル状態を測定することができる。この場合、第3分散アンテナ380をD−port#1と呼び、第4分散アンテナ390をD−port#2と区別して呼ぶことにする。
もし、第3分散アンテナ380と第4分散アンテナ390が同一のパターンのCSI−RS#3を伝送すれば、端末は、CSI−RS#3から第3分散アンテナ380と第4分散アンテナ390を区分することができないようになる。そして、端末は、CSI−RS#3から端末と前記分散アンテナ間のチャネル状態を測定するようになる。この場合、第3分散アンテナ380と第4分散アンテナ390を結合し、D−port#3と呼ぶことにする。この際、C−port及びD−portそれぞれに対するCSI−RS伝送のための時間−周波数資源は、相互間に互いに重ならないようにして、互いに相互干渉を発生させないようにする。
LTE−Aシステムで端末が最初にシステムに接続する場合、端末は、まず、セル探索(cell search)を通じてダウンリンク時間及び周波数領域同期を合わせてセルIDを獲得する。そして、基地局からシステム情報を受信し、システム帯域幅など送受信と関連した基本的なパラメータ値を獲得する。その後、端末は、基地局とのリンクを接続状態(connected state)に切り替えるためにランダムアクセス(random access)手続を行う。図5を参照して詳しく説明する。
図5は、従来技術によるランダムアクセス手続を示す図である。
図5を参照すれば、ランダムアクセス手続の第1段階501として、端末は、ランダムアクセスプリアンブル(random access preamble)を基地局に伝送する。それでは、基地局は、端末と基地局間の伝送遅延値を測定し、アップリンク同期を合わせる。この際、端末は、どんなランダムアクセスプリアンブルを使用するかは、あらかじめ与えられたランダムアクセスプリアンブルセット内で任意に選択する。そして、ランダムアクセスプリアンブルの初期伝送電力は、端末が測定した基地局と端末間の経路損失(pathloss)によって定められる。
第2段階502で、基地局は、第1段階で測定した伝送遅延値から端末にタイミング調節命令を伝送する。また、基地局は、スケージュリング情報として端末が使用するアップリンク資源及び電力制御命令を一緒に伝送する。もし、端末が第2段階502で基地局からスケージュリング情報(random access response)を受信しなければ、第1段階501をさらに進行する。
第3段階503で、端末は、基地局に自分の端末IDを含むアップリンクデータ(message 3)を第2段階502で割り当てられたアップリンク資源を通じて伝送する。この際、端末の伝送タイミング及び伝送電力は、第2段階502で基地局から受信した命令に従う。最後に、第4段階504で、基地局は、端末が他の端末と衝突なしにランダムアクセスを行ったものと判断されれば、第3段階503でアップリンクデータを伝送した端末のIDを含むデータ(message 4)を当該端末に伝送する。端末は、基地局から第4段階504で基地局が伝送した信号が受信されれば、ランダムアクセスが成功したことを判断する。
もし、端末が第3段階503で伝送したデータと他の端末のデータが互いに衝突し、基地局が端末からのデータ信号受信に失敗すれば、基地局は、端末にこれ以上のデータ伝送をしない。これより、端末は、一定時間区間の間に基地局から第4段階504で伝送されるデータ受信をしなければ、ランダムアクセス手続失敗として判断し、第1段階501からさらに始まる。そして、ランダムアクセスに成功すれば、端末は、ランダムアクセスによって電力制御(power control)された端末の伝送電力値を基準にして基地局に伝送するアップリンクデータチャネルあるいは制御チャネルの初期伝送電力を設定する。
したがって、DASあるいはDASとCASが混在されたシステムで端末がランダムアクセス手続を行う場合、ランダムアクセスプリアンブル伝送電力を効率的に決定する方法が必要である。これより、本発明の目的は、LTE−Aシステムを基盤としてDAS(Distributed Antenna System)が構築されたとき、端末がランダムアクセスを行う場合、効果的に電力制御をする方法と関連装置を提案することにある。
本発明は、前述した問題を解決するためになされたもので、少なくとも下記で記述される利点を提供する。
したがって、本発明は、DASまたはDAS及びCASが設定されたシステムで端末のランダムアクセス過程でランダムアクセスプリアンブル伝送電力を決定する方法を提供する。
本発明の他の態様は、DAS基盤のLTE−Aシステムで端末のランダムアクセスのための伝送電力制御方法及び装置を提供する。
本発明による移動通信システムで端末のランダムアクセスを行うための電力制御方法は、基地局からランダムアクセスプリアンブルを伝送するための伝送電力情報が含まれた制御情報を受信する過程と、前記伝送電力情報を利用して伝送電力を算出する過程と、前記算出された伝送電力で前記ランダムアクセスプリアンブルを伝送する過程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明による移動通信システムで電力を制御する端末は、基地局からランダムアクセスプリアンブルを伝送するための伝送電力情報が含まれた制御情報を受信する受信部と、前記伝送電力情報を利用してランダムアクセスプリアンブル伝送電力を制御する電源制御制御機と、前記制御された伝送電力で前記ランダムアクセスプリアンブルを伝送する伝送部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明による移動通信システムで基地局のランダムアクセス実行方法は、端末のランダムアクセスプリアンブル伝送のためのアンテナ基準伝送電力情報が含まれた制御情報を前記端末に伝送する過程と、前記端末からランダムアクセスプリアンブルを受信する過程と、前記ランダムアクセスプリアンブルに対応してランダムアクセス応答を前記端末に伝送する過程と、前記端末から前記端末識別子を含むアップリンクデータを受信する過程と、前記端末識別子を含むデータを前記端末に伝送する段階と、を含む。
また、本発明による移動通信システムでランダムアクセスを行う基地局は、端末と信号を送受信する送受信機と;端末のランダムアクセスプリアンブル伝送のためのアンテナ基準伝送電力情報が含まれたシステム情報を生成して伝送し、前記端末からランダムアクセスプリアンブル受信時に、ランダムアクセス応答を前記端末に伝送するように制御し、前記端末から前記端末識別子を含むアップリンクデータ(message 3)受信時に、前記端末識別子を含むデータ(message 4)を前記端末に伝送するように制御する電力制御制御機と;を含む。
本発明によれば、DAS(Distributed Antenna System)で端末がランダムアクセスを行う場合、効果的な電力制御方法を提供することによって、端末の不要な電力消耗を防止し、システムに及ぶ干渉量を最小化する。
図1は、従来技術による中央集中型アンテナが配置されたセルラ移動通信システムの構造を示す図である。 図2は、従来技術によるLTE−Aシステムで基地局が端末に伝送するCSI−RSの位置を示す図である。 図3は、従来技術によるセルラ移動通信システムにCASとDAS(Distributed Antenna System)を一緒に構築したシステム構成の一例を示す図である。 図4は、従来技術による中央アンテナがセル内の様々な地域に分散配置されたシステム構成を示す図である。 図5は、従来技術によるランダムアクセス手続を示す図である。 図6は、本発明の実施例による伝送電力制御方法を示す概念図である。 図7は、本発明の第1実施例による伝送電力制御のための移動通信システムを示す図である。 図8は、本発明の第1実施例による端末のランダムアクセス手続を示す図である。 図9は、本発明の第1実施例よって基地局が端末からランダムアクセスを行う手続を示す図である。 図10は、本発明の第2実施例による伝送電力制御のための移動通信システムを示す図である。 図11は、本発明の第2実施例による端末のランダムアクセス手続を示す図である。 図12は、本発明の第2実施例による基地局のランダムアクセス手続を示す図である。 図13は、本発明の実施例による端末装置を示す図である。 図14は、本発明の実施例による基地局装置を示す図である。
以下、本発明の実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。また、本発明を説明するにあたって関連された公知の機能あるいは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすることができると判断された場合、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これは、ユーザ、運用者の意図または慣例などによって変わることができる。したがって、その定義は、本明細書全般の内容に基づいて行われなければならない。
また、本発明の実施例を具体的に説明するにあたって、LTE−A(あるいはAdvanced E−UTRA)システムを主な対象とするが、本発明の主な要旨は、類似の技術的背景及びチャネル形態を有するその他の通信システムにも本発明の範囲を大きく逸脱しない範囲で少しの変形で適用可能であり、これは、本発明の技術分野において熟練された技術的知識を有する者の判断で可能だろう。
本発明の主な要旨は、複数のアンテナがセル内に配置されたDASあるいはDAS(Distributed Antenna System)とCAS(Central Antenna System)が混在されたシステムで、端末とそれぞれのantenna portとの間の多重リンクのうち最もチャネル環境に優れたリンクを介して端末がランダムアクセスを行うことができる。そのために、端末は、基地局から受信されたアンテナ基準伝送電力情報を利用してランダムアクセスプリアンブルを伝送するための伝送電力情報を算出する。ここで、アンテナ基準伝送電力情報は、端末と各アンテナの経路損失(pathloss)を算出するためのチャネル状態参照信号及び端末と最も近くに位置するアンテナによる電力調整パラメータを含む。本発明によれば、端末のランダムアクセスプリアンブルの伝送電力が最小化され、端末の電力消耗が減少し、干渉が低減する効果的な方法を提供する
図6は、本発明の実施例による伝送電力制御方法を示す概念図である。
図6を参照すれば、セル内に第1アンテナ610と第2アンテナ620が地理的に分散して配置され、各アンテナの端末630と無線経路の経路損失(pathloss;PL)がPL1とPL2として与えられると仮定する。この際、PL1がPL2より小さいので(PL1<PL2)、第1アンテナ610と端末630間のチャネル環境が相対的に第2アンテナ620と端末630との間のチャネル環境より良いと言える。
第1アンテナ610及び第2アンテナ620は、それぞれ独立的なCSI−RSを定義し、端末630が各アンテナに対するチャネル状態を測定することができるようにする。この場合、第1アンテナ610を論理的な概念のantenna port 1、第2アンテナ620を論理的な概念のantenna port 2と呼ぶことがある。もし同一のCSI−RSが複数の物理的なアンテナから伝送されれば、端末630は、それぞれの物理的なアンテナを区分せず、1つのantenna portとして認識するようになる。
Pathlossは、チャネル環境の良し悪しを示す1つの指標であって、値が大きいほどチャネル環境が悪い状態を示す。そして、Pathlossは、経時による変化量が少ない特徴がある。通常pathloss(PL)は、端末が基地局から受信したRS(Reference Signal)から[数式1]によって計算する。
[数式1]
PL=referenceSignalPower−RSRP
[数式1]で‘referenceSignalPower’は、基地局が端末にシグナリングを通じて通知したRSの基地局伝送電力を示し、‘RSRP(Reference Signal Received Power)’は、RSを受信した端末が測定したRSの受信信号強度を示す。
端末は、pathlossが大きいほど良くないチャネル環境を克服するために、伝送しようとする信号の伝送電力を相対的に大きく設定して伝送しなければならない。しかし、端末の伝送電力が大きければ、結果的に端末の電力消耗量が大きくなるようになる。また、干渉量も増加し、システム性能に良くない影響を及ぼすようになる。したがって、DAS方式の移動通信システムで端末と基地局の複数のアンテナとの間の多重リンクのうちチャネル環境が最も優れたリンクを適応的に選択し、端末の伝送電力を調節することができれば、端末の電力消耗量をも低減するようになり、干渉量をも低減することができるようになる
図7は、本発明の第1実施例による伝送電力制御のための移動通信システムを示す図である。特に、図7は、端末が各アンテナ別に測定されたpathlossを利用してランダムアクセスプリアンブル伝送電力を適応的に設定する方法を説明する。
図7を参照すれば、中央アンテナ(Central antenna)710、第1分散アンテナ(first distributed antenna)720及び第2分散アンテナ730が1つのセルを構成し、端末740と通信を行う。この際、それぞれの中央アンテナ710、第1分散アンテナ720及び第2分散アンテナ730は、互いに異なるパターンのCSI−RSを伝送すると仮定する。アンテナ別に互いに異なるパターンのCSI−RSが伝送されることによって、端末740は、それぞれのアンテナ別にチャネル状態を測定することができる。
図7で、中央アンテナ710は、C−port、第1分散アンテナ720は、D−port#1、第2分散アンテナ730は、D−port#2とマッピングされると仮定する。そして、中央アンテナ710、第1分散アンテナ720及び第2分散アンテナ730は、基地局の中央制御機に連結されていると仮定する。端末740は、第1分散アンテナ720と地理的に最も近く、第2分散アンテナ730と地理的に最も遠く位置する。したがって、端末740と各アンテナ710、720、730との間に位置する地形地物の差異がないと仮定すれば、端末740と中央アンテナ710、第1分散アンテナ720及び第2分散アンテナ730との間のそれぞれのpathlossは、PL2<PL1<PL3の関係になる。この際、PL1は、端末740と中央アンテナ710との間のpathloss、PL2は、端末540と第1分散アンテナ720との間のpathloss、PL3は、端末740と第2分散アンテナ730との間のpathlossを示す。そして、端末は、それぞれantenna port別に定義されたチャネル状態参照信号(Channel State Information−Reference Signal;CSI−RS)を通じて各アンテナのpathlossを測定することができる。
LTE−AシステムのCAS方式で端末のランダムアクセスプリアンブル伝送電力PPRACHは、dBm単位で表現される[数式2]のように定められる。
[数式2]
PRACH=min{PCMAX、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER+PL}[dBm]
−PCMAX:端末に許容された最大伝送電力であって、端末のクラス及び上位シグナリングの設定によって定められる。
−PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER:基地局がランダムアクセスプリアンブルを受信するために必要とするランダムアクセスプリアンブル受信電力であって、上位シグナリングされるパラメータによって定められる。
−PL:基地局と端末との間のpathloss
しかし、CASとは異なって、DASで基地局の送受信アンテナが地理的に分散しているので、端末740とそれぞれのアンテナ710、720、730との間のpathlossは、互いに異なっている値を有するようになる。
図7の参照番号750、参照番号760、参照番号770は、それぞれ端末740と中央アンテナ710、端末740と第1分散アンテナ720、端末740と第2分散アンテナ730間のpathlossをCAS方式で伝送電力を算出する[数式2]に適用する場合を示す。計算された端末740のランダムアクセスプリアンブル伝送電力は、それぞれ参照番号791、参照番号792、参照番号793になることができる。そして、端末740と中央アンテナ710間の伝送電力は、参照番号792であり、端末740と第1分散アンテナ720間の伝送電力は、参照番号791であり、端末740と第2分散アンテナ730間の伝送電力は、参照番号793である。
端末が参照番号791で示されたようにランダムアクセスプリアンブル伝送電力を決定して伝送する場合、少なくとも第1分散アンテナ720がランダムアクセスプリアンブルを成功的に受信することができる。そして、端末740が参照番号792で示されたようにランダムアクセスプリアンブル伝送電力を決定して伝送する場合、少なくとも中央アンテナ710がランダムアクセスプリアンブルを成功的に受信することができる。また、端末が参照番号793で示されたようにランダムアクセスプリアンブル伝送電力を決定して伝送する場合、少なくとも第2分散アンテナ730がランダムアクセスプリアンブルを成功的に受信することができる。
中央アンテナ710、第1分散アンテナ720、及び第2分散アンテナ730は、中央制御機と連結されている。したがって、基地局の観点で少なくともいずれか1つのアンテナを通じてランダムアクセスプリアンブル受信が成功されれば、最終的にランダムアクセスプリアンブル受信に成功したと言える。そして、端末740の伝送電力ができるだけ最小化されれば、端末740の電力消耗も最小化されることができる。また、システムの観点で不要な干渉が発生しないので、システム性能劣化が防止される。したがって、第1実施例では、端末740が各アンテナのpathlossのうち最も小さいpathloss値を利用して伝送電力を決定する方法を提案する。すなわち端末は、伝送電力算出時に[数式2]を[数式3]に代替してランダムアクセスプリアンブル伝送電力を決定することができる。
[数式3]
PRACH=min{PCMAX、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER+min(PL(k))}[dBm]
−PL(k)は、端末とk番目のantenna port間のpathloss
図7の参照番号780は、[数式3]を適用して端末のランダムアクセスプリアンブル伝送電力を参照番号790として決定する例を示す。
図8は、本発明の第1実施例によって端末でランダムアクセスを行う手続を示す図である。
図8を参照すれば、端末は801段階で、セル探索を通じてダウンリンク時間及び周波数同期を合わせて、セルIDを獲得する。そして、端末は、802段階で、基地局からランダムアクセスプリアンブルを伝送するためのアンテナ基準伝送電力情報が含まれたシステム情報を受信する。ここで、端末は、受信されたシステム情報を通じてシステム帯域幅、ランダムアクセス関連パラメータ、ランダムアクセスプリアンブルを伝送するためのアンテナ基準伝送電力情報である各アンテナ(antenna port)のpathloss(PL)測定のためのCSI−RSパターン情報など送受信と関連した基本的なパラメータ値を獲得する。
端末は、803段階で、獲得したCSI−RSパターン情報から端末と各アンテナ(antenna port)間のpathlossを測定及び比較する。次に、端末は、804段階で、[数式3]を利用してランダムアクセスプリアンブル伝送に必要な伝送電力を決定する。すなわち端末は、端末と各アンテナのpathlossを測定し、測定されたpathloss値のうち最も小さいpathlossを確認する。そして、端末は、確認された最も小さいpathloss値を数式3に適用して伝送電力を決定する。
端末は、805段階で、決定した伝送電力でランダムアクセスプリアンブル(random access preamble)を伝送する。その後、端末は、806段階で、基地局からrandom access responseが受信されるかを判断する。もし、一定時間の間にrandom access responseを受信しなければ、端末は、805段階に戻って、さらにランダムアクセスプリアンブル伝送を行う。しかし、806段階で、random access responseが受信されれば、端末は、807段階で、random access responseに含まれたスケージュリング情報によってmessage 3を基地局に伝送する。
次に、端末は、808段階で、基地局からmessage 4を受信したかを判断する。もし、一定時間が経過しても、message 4を受信しなければ、端末は、805段階に移動し、さらにランダムアクセスプリアンブル伝送を行う。しかし、808段階で、message 4が受信されれば、端末でのすべてのランダムアクセス手続が成功的に終わる。
図9は、本発明の第1実施例によって基地局が端末からランダムアクセスを行う手続を示す図である。
図9を参照すれば、基地局は、901段階で、システム情報、ランダムアクセス関連パラメータ、各アンテナ(antenna port)のCSI−RSパターン情報など送受信と関連した基本的なパラメータ値を端末に伝送する。そして、基地局は、902段階で、端末からランダムアクセスプリアンブルを受信したかを確認する。もし、ランダムアクセスプリアンブルを受信しなければ、基地局は、902段階に戻って、端末からランダムアクセスプリアンブルを受信するまで待機する。
一方、ランダムアクセスプリアンブル受信に成功すれば、基地局は、903段階で、端末から受信したランダムアクセスプリアンブルから端末に対するタイミング調節命令とスケージュリング情報を含むrandom access responseを生成し、端末に伝送する。904段階で、基地局は、端末からmessage 3を受信したかを確認する。もし、message 3を成功的に受信すれば、基地局は、905段階で、message 4を端末に伝送する。一方、message 3が受信されなければ、基地局は、902段階に戻って、端末から次回のランダムアクセスプリアンブルを受信するまで待機する。
第1実施例の変形された例として、端末がどんなランダムアクセスプリアンブルを使用するかを任意に選択することなく、基地局が端末が使用しなければならないランダムアクセスプリアンブルを指定し、シグナリングすることができる。このように基地局が指定して端末に通知したランダムアクセスプリアンブルを‘指定ランダムアクセスプリアンブル(dedicated random access preamble)’と言う。‘指定ランダムアクセスプリアンブル(dedicated random access preamble)’を使用したランダムアクセス手続では、互いに異なる端末の間にランダムアクセスが衝突する可能性がない。したがって、これに対応する手続である端末のランダムアクセス手続のうち図8の807段階と808段階及び基地局のランダムアクセス手続のうち図9の904段階と905段階が不要である。
また、端末のセル間の切替手続であるハンドオーバー(handover)実行時にランダムアクセス手続が必要なことがある。さらに詳しく説明すれば、基地局が端末にセルAからセルBへハンドオーバーを指示すれば、端末は、セルBに対してランダムアクセスを行い、セルBでの通信を行うための作業を進行する。この場合、第1実施例の変形として、802段階で、基地局は、端末にセルAとセルB、複数のセルに対する各アンテナのPL測定のためのCSI−RSパターン情報セットを通知する。
例えば、基地局は、CSI−RSパターン情報セット={CSI−RSパターン情報#1、CSI−RSパターン情報#2、CSI−RSパターン情報#3、CSI−RSパターン情報#4、CSI−RSパターン情報#5、CSI−RSパターン情報#6}を端末に通知する。そして、基地局は、そのうち端末が実際PL測定のためにどんなCSI−RSパターン情報を使用しなければならないかを追加的にシグナリングを通じて通知する。
もし、端末がセルAに位置する場合、基地局は、CSI−RSパターン情報セット内で端末がPL測定のために使用するCSI−RSパターン情報#1、CSI−RSパターン情報#2、CSI−RSパターン情報#3を通知する。そして、セルAからセルBへ端末のハンドオーバーを指示する場合、基地局は、CSI−RSパターン情報セット内で端末がPL測定のために使用するCSI−RSパターン情報#4、CSI−RSパターン情報#5、CSI−RSパターン情報#6を通知することができる。このような過程を通じて、基地局は、セル間の区分なしに全体システム内の各アンテナのPL測定のためのCSI−RSパターン情報を端末に通知することができる。また、基地局は、状況によって一部のCSI−RSパターン情報をPL測定に使用するように端末に通知することができる。端末は、基地局から通知されたCSI−RSパターン情報を利用してPL測定を行い、伝送電力を決定する。この場合、端末は、前記[数式3]に示すように、端末と通知されたCSI−RSパターンに対応する各アンテナのPLのうち最も小さいPL値を利用して伝送電力を決定することができる。あるいは、端末と通知されたCSI−RSパターンに対応する各アンテナのPLに対する平均値をPLとして判断し、伝送電力を決定することもできる。
図10は、本発明の第2実施例による伝送電力制御のための移動通信システムを示す図である。特に、図10は、端末が所定のアンテナとのチャネル環境を補償するためのパラメータを基地局からシグナリングされて、ランダムアクセスプリアンブル伝送電力を決定する方法を説明する。
図10を参照すれば、中央アンテナ(Central antenna)1010、第1分散アンテナ(Distributed antenna)1020、及び第2分散アンテナ(Distributed antenna)1030が1つのセルを構成し、端末1040と通信を行う例示を示す。それぞれの中央アンテナ1010と第1及び第2分散アンテナ1020、1030は、互いに異なるパターンのCSI−RSを伝送する。すなわち、中央アンテナ1010は、C−port、第1分散アンテナ1020は、D−port#1、第2分散アンテナ1030は、D−port#2とマッピングされる。そして、すべての中央アンテナ1010と第1及び第2分散アンテナ1020、1030は、基地局の中央制御機に連結されていると仮定する。
第2実施例において、端末は、pathloss測定を1つのアンテナに対して行うことを仮定し、セル全体領域をカバーするC−portと端末間のpathlossを測定する。これより、基地局は、端末の位置情報に基づいて端末のランダムアクセスプリアンブル伝送電力を調節するための追加的な電力調整パラメータΔをシグナリングする。そして、端末は、ランダムアクセスプリアンブル伝送電力を次の[数式4]によって決定する。
[数式4]
PRACH=min{PCMAX、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER+PL+Δ}[dBm]
−PCMAX:端末に許容された最大伝送電力であって、端末のクラス及び上位シグナリングの設定によって定められる。
−PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER:基地局がランダムアクセスプリアンブルを受信するために必要とするランダムアクセスプリアンブル受信電力であって、上位シグナリングされるパラメータによって定められる。
−PL:基地局と端末間のpathloss
−Δ:端末のランダムアクセスプリアンブル伝送電力を調節するための追加的な電力調整パラメータであって、端末の位置情報によって変更されることができる。
図10の参照番号1050は、[数式4]によって、Δ1060の追加的な電力調整を利用して端末がランダムアクセスプリアンブル伝送電力を参照番号1080として決定した例を示す。ここで、Δは、端末の位置情報によって端末と近いアンテナを基準に生成される電力調整パラメータである。これにより、Δは、‘0’または負数の値を有することができる。
もし、端末が[数式2]によってランダムアクセスプリアンブルの伝送電力を計算すれば、参照番号1070になる。しかし、端末がΔを利用してランダムアクセスプリアンブル伝送電力を算出すれば、[数式2]によって算出された伝送電力よりもΔ1060分だけ伝送電力を少なく消費するようになる。
図11は、本発明の第2実施例によって端末のランダムアクセスを行う手続を示す図である。
図11を参照すれば、端末は、1101段階で、セル探索を通じてダウンリンク時間及び周波数同期を合わせて、セルIDを獲得する。そして、端末は、1102段階で、基地局からランダムアクセスプリアンブルを伝送するためのアンテナ基準伝送電力情報が含まれたシステム情報を受信する。そして、端末は、システム情報を利用してシステム帯域幅、ランダムアクセス関連パラメータ、アンテナ基準伝送電力情報であるランダムアクセスプリアンブル伝送電力調整のためのΔ情報など送受信と関連した基本的なパラメータ値を獲得する。Δは、基地局が端末の位置情報を確認し、確認された端末の位置と近接したアンテナを基準にして伝送電力を制御するために設定されるパラメータである。
端末は、1103段階で、獲得したランダムアクセス関連パラメータとランダムアクセスプリアンブル伝送電力調整のための電力調整パラメータであるΔ情報及びC−portに対するpathloss測定値を利用した[数式4]によってランダムアクセスプリアンブル伝送に必要な伝送電力を決定する。そして、端末は、1104段階で、決定した伝送電力でランダムアクセスプリアンブル(Random Access preamble)を伝送する。
次に、端末は、1105段階で、基地局からrandom access responseが受信されるかを判断する。もし、一定時間の間にrandom access responseを受信しなければ、端末は、1104段階に戻って、さらにランダムアクセスプリアンブル伝送を行う。しかし、1105段階で、random access responseが受信されれば、端末は、1106段階に移動し、random access responseに含まれたスケージュリング情報によってmessage 3を基地局に伝送する。
そして、端末は、1107段階で、基地局からmessage 4が受信されるかを判断する。もし一定時間が経過しても、message 4が受信されなければ、端末は、1104段階に移動し、さらにランダムアクセスプリアンブル伝送を行う。しかし、1107段階で、message 4が受信されれば、すべてのランダムアクセス手続が成功的に終了する。
図12は、第2実施例によって基地局のランダムアクセス手続を示す図である。
図12を参照すれば、基地局は、1201段階で、システム情報、ランダムアクセス関連パラメータ、ランダムアクセスプリアンブル伝送電力調整のためのΔ情報など送受信と関連した基本的なパラメータ値を端末に伝送する。そして、基地局は、1202段階で、端末からランダムアクセスプリアンブル(Random Access preamble)を受信したかを判断する。もし、ランダムアクセスプリアンブルが受信されなければ、基地局は、1202段階で、端末からランダムアクセスプリアンブルが受信されるまで待機する。
一方、ランダムアクセスプリアンブル受信に成功すれば、基地局は、1203段階で、端末から受信したランダムアクセスプリアンブルから端末に対するタイミング調節命令とスケージュリング情報を含むrandom access responseを生成し、端末に伝送する。そして、基地局は、1204段階で、端末からmessage 3が受信されるかを判断する。もし、message 3を受信しなければ、基地局は、1202段階に移動し、端末から次回のランダムアクセスプリアンブルが受信されるまで待機する。一方、message 3が成功的に受信されれば、基地局は、1205段階で、message 4を端末に伝送する。そして、端末は、message 4を成功的に受信することによって、ランダムアクセス手続を終了することができる。
第2実施例は、さまざまな変形が可能である。一例として、端末がどんなランダムアクセスプリアンブルを使用するか任意に選択せず、基地局が端末が使用しなければならないランダムアクセスプリアンブルを指定してシグナリングすることができる。このように基地局が指定して端末に通知したランダムアクセスプリアンブルを‘指定ランダムアクセスプリアンブル(dedicated random access preamble)’と言う。この場合、基地局は、Δを別にシグナリングせず、‘指定ランダムアクセスプリアンブル’から暗黙的に把握することができるようにして、追加的なシグナリングオーバーヘッドを低減することができる。例えば、次のように‘指定ランダムアクセスプリアンブル’とΔとの関係をあらかじめ定義し、基地局と端末が共通に認知するように運用することができる。
指定ランダムアクセスプリアンブル1〜指定ランダムアクセスプリアンブルk1→Δ1
指定ランダムアクセスプリアンブルk1+1〜指定ランダムアクセスプリアンブルk2→Δ2
指定ランダムアクセスプリアンブルk2+1〜指定ランダムアクセスプリアンブルk3→Δ3
このように‘指定ランダムアクセスプリアンブル’を使用したランダムアクセス手続では、互いに異なる端末の間にランダムアクセスの衝突する可能性がない。したがって、これに対応する手続である端末のランダムアクセス手続に関する図11の1106段階と1107段階及び基地局のランダムアクセス手続に関する図12の1204段階と1205段階が削除されることができる。
図13は、本発明の実施例による端末装置を示す図である。
図13を参照すれば、ランダムアクセスプリアンブル伝送のために、端末は、伝送しようとするランダムアクセスプリアンブルを生成するランダムアクセスプリアンブル生成器(Random access preamble generator)1310、伝送しようとする信号をRE(resource element)にマッピングするREマッパー(RE mapper)1320、端末が生成したランダムアクセスプリアンブルは、前記REマッパー1320を通じてあらかじめ指定された周波数領域にマッピングされた後、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)プロセッシング1330を経てIF(intermediate frequency)及びRF(radiof requency)処理部1340を通過し、伝送部(TX)1350を通じて基地局に伝送される。
そして、端末は、受信部(RX)1360を通じて基地局からシステム情報を受信する。この際、システム情報には、システム帯域幅、ランダムアクセス関連パラメータとアンテナ基準伝送電力情報である各アンテナのCSI−RSパターン情報、ランダムアクセスプリアンブル伝送電力調整のためのΔ情報など送受信と関連した基本パラメータ値を含む。
端末は、経路損失測定器(Pathloss estimator)1370から基地局と端末間のpathloss、または各アンテナと端末機間のpathlossを確認する。そして、端末は、パラメータ獲得部(Parameter acquisition)1380を通じて基地局から提供されたランダムアクセス関連パラメータを獲得する。次に、端末は、確認されたpathlossとランダムアクセス関連パラメータを利用して電源制御制御機(Power control controller)1390で端末のランダムアクセスプリアンブル伝送電力を調節する。具体的に、端末は、本発明の第1実施例あるいは第2実施例に説明した方法によってランダムアクセスプリアンブル伝送電力値を決定する。また、ランダムアクセスプリアンブルの電力調節のために、電源制御制御機1390は、ランダムアクセスプリアンブル生成器1310あるいはIF/RF処理部1340を制御する。
図14は、本発明の実施例による基地局装置を示す図である。
図14を参照すれば、基地局は、受信部(RX)1401を通じて端末から受信された信号をRF/IF信号処理するRF/IF部1402、FFT(Fast Fourier Transform)プロセッシングを行うFFT部1403、REデマッパー(RE demapper)1404、ランダムアクセスプリアンブル検出器(Random Accesspreamble detector)1405、電力制御制御機(Power control controller)1406などで構成される。
電力制御制御機1406は、端末の位置によって適切なランダムアクセスプリアンブル伝送のための電力制御パラメータを生成し、制御情報生成器(Control information generator)1407に印加する。制御情報生成器1407は、電力制御制御機1406から入力された電力制御パラメータとランダムアクセスプリアンブル検出器1405から基地局がランダムアクセスプリアンブルを成功的に受信したか否かなどの情報を入力されて、これに対応する制御情報を生成する。このように生成された制御情報は、エンコーダー(Encorder)1408を通じてエラー訂正能力が付与され、変調器(Modulator)1409で変調シンボルで構成された後、REマッパー(RE mapper)1410で所定の時間−周波数資源にマッピングされる。次に、IFFTプロセッシング1411を経てIF(intermediate frequency)処理部及びRF(radiof requency)処理部1412を通過し、伝送部(TX)1413を通じて端末に伝送される。
本明細書と図面に開示された本発明の実施例は、本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものに過ぎず、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施例以外にも、本発明の技術的思想に基づく他の変形例が実施可能であることは、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に自明である。
100 第1セル
110 第2セル
120 第3セル
130 中央アンテナ
140 第1端末
150 第2端末
340 第1端末
350 第2端末
360 第1分散アンテナ
370 第2分散アンテナ
380 第3分散アンテナ
390 第4分散アンテナ
400 第1セル
410 第2セル
420 第3セル
430 第1中央アンテナ
431 第2中央アンテナ
432 第3中央アンテナ
433 第4中央アンテナ
434 第5中央アンテナ
440 第1端末
450 第2端末
460 第1分散アンテナ
470 第2分散アンテナ
480 第3分散アンテナ
490 第4分散アンテナ
540 端末
610 第1アンテナ
620 第2アンテナ
630 端末
710 中央アンテナ
710 中央アンテナ
720 第1分散アンテナ
730 第2分散アンテナ
740 端末
1310 ランダムアクセスプリアンブル生成器
1320 マッパー
1340 処理部
1370 経路損失測定器
1380 パラメータ獲得部
1390 電源制御制御機
1402、FFT 部
1403、RE 部
1404 デマッパー
1405 ランダムアクセスプリアンブル検出器
1406 電力制御制御機
1407 制御情報生成器
1408 エンコーダー
1409 変調器
1410 マッパー
1411 プロセッシング
1412 処理部
RX1360 受信部
RX1401 受信部
TX1350 伝送部
TX1413 伝送部

Claims (16)

  1. 移動通信システムで端末のランダムアクセスを行うための電力制御方法において、
    基地局からランダムアクセスプリアンブルを伝送するための伝送電力情報が含まれたシステム情報を受信する過程と、
    前記受信された伝送電力情報を利用して伝送電力を算出する過程と、
    前記算出された伝送電力で前記ランダムアクセスプリアンブルを伝送する過程と、を含むことを特徴とする端末の電力制御方法。
  2. 前記アンテナ基準伝送電力情報は、
    各アンテナの経路損失を測定するためのチャネル状態参照信号パターン情報または前記端末と近いアンテナと関連した電力調整パラメータのうちいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の端末の電力制御方法。
  3. 前記伝送電力情報から前記チャネル状態参照信号パターン情報を獲得する過程と、
    前記獲得したチャネル状態参照信号パターン情報を利用して前記各アンテナの経路損失を測定する過程と、
    最も小さい値を有する経路損失を利用して前記伝送電力を算出する過程と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の端末の電力制御方法。
  4. 前記伝送電力情報から前記電力調整パラメータを獲得する過程と、
    前記確認された電力調整パラメータと端末と基地局間の経路損失を利用して伝送電力を算出する過程と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の端末の電力制御方法。
  5. 前記伝送電力情報は、
    基地局からシグナリングされた指定ランダムアクセスプリアンブルと、前記受信された指定ランダムアクセスプリアンブルにマッピングされた電力調整パラメータとを含むことを特徴とする請求項4に記載の端末の電力制御方法。
  6. 複数のセルに対する各アンテナの経路損失測定のためのチャネル状態参照信号パターン情報セットを受信する過程と、
    前記セットのうち、経路損失測定のために使用しなければならない特定チャネル状態参照信号パターン情報を受信する過程と、
    前記受信したチャネル状態参照信号パターン情報を利用して前記伝送電力を算出する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の端末の電力制御方法。
  7. 移動通信システムで電力を制御する端末において、
    基地局からランダムアクセスプリアンブルを伝送するための伝送電力情報が含まれたシステム情報を受信する受信部と、
    前記伝送電力情報を利用してランダムアクセスプリアンブル伝送電力を制御する電源制御制御機と、
    前記制御された伝送電力で前記ランダムアクセスプリアンブルを伝送する伝送部と、を含むことを特徴とする端末。
  8. 前記アンテナ基準伝送電力情報は
    各アンテナの経路損失を測定するためのチャネル状態参照信号パターン情報または前記端末と近いアンテナと関連した電力調整パラメータのうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 前記電源制御制御機は、
    前記伝送電力情報からチャネル状態参照信号パターンを獲得するパラメータ獲得部と;
    前記チャネル状態参照信号パターンを使用して各アンテナに対する経路損失を測定する経路損失測定部と;を含み、
    前記電源制御制御機は、最も小さい値を有する経路損失を利用して前記ランダムアクセスプリアンブル伝送電力を制御することを特徴とする請求項8に記載の端末。
  10. 前記電源制御制御機は、
    前記伝送電力情報が前記電力制御パラメータを含む場合、
    パラメータ獲得部を通じて獲得された前記電力調整パラメータと経路損失測定器を通じて測定された端末と基地局間の経路損失を利用して前記ランダムアクセスプリアンブル伝送電力を制御することを特徴とする請求項8に記載の端末。
  11. 前記伝送電力情報は、
    基地局からシグナリングされた指定ランダムアクセスプリアンブルと、前記受信された指定ランダムアクセスプリアンブルにマッピングされた電力調整パラメータとを含み、
    前記電源制御制御機は、
    前記指定ランダムアクセスプリアンブルにマッピングされた電力制御パラメータに基盤して前記ランダムアクセスプリアンブル伝送電力を制御することを特徴とする請求項8に記載の端末。
  12. 前記電源制御制御機は、
    複数のセルに対する各アンテナの経路損失測定のためのチャネル状態参照信号パターン情報セットを受信し、前記セットのうち経路損失測定のために使用しなければならない特定チャネル状態参照信号パターン情報を受信し、前記受信したチャネル状態参照信号パターン情報を利用して前記伝送電力を算出するように制御することを特徴とする請求項8に記載の端末。
  13. 移動通信システムで基地局のランダムアクセス実行方法において、
    端末のランダムアクセスプリアンブル伝送のためのアンテナ基準伝送電力情報が含まれたシステム情報を前記端末に伝送する過程と、
    前記端末からランダムアクセスプリアンブルを受信する過程と、
    前記ランダムアクセスプリアンブルに対応してランダムアクセス応答を前記端末に伝送する過程と、
    前記端末から前記端末識別子を含むアップリンクデータを受信する過程と、
    前記端末識別子を含むデータを前記端末に伝送する段階と、を含み、
    前記アンテナ基準伝送電力情報は、各アンテナの経路損失を測定するためのチャネル状態参照信号パターン情報または前記端末と近いアンテナを基準に生成された電力調整パラメータのうちいずれか1つを含むことを特徴とする基地局のランダムアクセス実行方法。
  14. 複数のセルに対する各アンテナの経路損失測定のためのチャネル状態参照信号パターン情報セットを前記端末に伝送する過程と、
    前記セットのうち、経路損失測定のために使用しなければならない特定チャネル状態参照信号パターン情報を前記端末に伝送する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のランダムアクセス実行方法。
  15. 移動通信システムでランダムアクセスを行う基地局において、
    端末と信号を送受信する送受信機と;
    端末のランダムアクセスプリアンブル伝送のためのアンテナ基準伝送電力情報が含まれたシステム情報を生成して伝送し、前記端末からランダムアクセスプリアンブル受信時に、ランダムアクセス応答を前記端末に伝送するように制御し、前記端末から前記端末識別子を含むアップリンクデータ(message 3)受信時に、前記端末識別子を含むデータ(message 4)を前記端末に伝送するように制御する電力制御制御機と;を含み、
    前記アンテナ基準伝送電力情報は、各アンテナの経路損失を測定するためのチャネル状態参照信号パターン情報または前記端末と近いアンテナを基準に生成された電力調整パラメータのうちいずれか1つを含むことを特徴とする基地局。
  16. 前記電力制御制御機は、
    複数のセルに対する各アンテナの経路損失測定のためのチャネル状態参照信号パターン情報セットを前記端末に伝送し、前記セットのうち経路損失測定のために使用しなければならない特定チャネル状態参照信号パターン情報を前記端末に伝送するように制御することを特徴とする請求項15に記載の基地局。
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