JP2014505306A - 手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置 - Google Patents

手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014505306A
JP2014505306A JP2013550749A JP2013550749A JP2014505306A JP 2014505306 A JP2014505306 A JP 2014505306A JP 2013550749 A JP2013550749 A JP 2013550749A JP 2013550749 A JP2013550749 A JP 2013550749A JP 2014505306 A JP2014505306 A JP 2014505306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
stroke
center line
sampling
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013550749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5706001B2 (ja
Inventor
学平 ▲鄒▼
佳 周
国楹 杜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beijing Eren Eben Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Beijing Eren Eben Information Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from CN 201110033959 external-priority patent/CN102103762B/zh
Priority claimed from CN 201110033937 external-priority patent/CN102103761B/zh
Application filed by Beijing Eren Eben Information Technology Co Ltd filed Critical Beijing Eren Eben Information Technology Co Ltd
Publication of JP2014505306A publication Critical patent/JP2014505306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5706001B2 publication Critical patent/JP5706001B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04883Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • G06T11/203Drawing of straight lines or curves
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/14Image acquisition
    • G06V30/142Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/32Digital ink
    • G06V30/333Preprocessing; Feature extraction
    • G06V30/347Sampling; Contour coding; Stroke extraction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/30Writer recognition; Reading and verifying signatures

Abstract

本発明は、手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置を提供する。該方法は、筆跡を時間順で連続サンプリングを行い、相応するサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を検出し、各2つの隣接するサンプリング点の中の前の点をサンプリングの開始点とし、後ろの点をサンプリング終点とし、両点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、中心線における各点の位置情報及び対応する縦方向の筆画の幅を取得し、前記中心線における各点の位置情報及び前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅によって前記筆画における各画素点のフィリンググレー値を確定し、前記フィリンググレー値によって相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させることで、システムの図形処理を避け、筆鋒の処理速度を高め、ユーザにスムーズな手書き体験を与える。

Description

本発明は手書き入力技術に関し、具体的には、手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置に関する。
科学技術の発展に伴い、例えば、手書き機能を搭載する携帯電話、電子ブック及びタブレットパソコン等の、数多くの手書き入力システム付き電子装置が市場に登場し始めた。
手書きタブレットパソコンを例とすると、それには手書き入力システムが集積されていて、すでに従来のキーボード入力に取って代わって、移動オフィスのニーズを全方位で満足できる。使用する時、ユーザが手書きペンで手書き入力システムに文字や図形を入力した後、入力した文字や図形が直接にタブレットパソコンのディスプレイインターフェースに表示される。
ところで、現在、市場のタブレットパソコンの手書き入力システムに用いられる筆跡処理方法は主に下記の2つの方法がある。
1つ目は、手書きペンが経過する点を線に繋ぐことにより、手書き入力筆跡を形成する。このような処理で得られた筆跡は十分に滑らかではなく、且つ手書き筆鋒(handwriting stylized trace)の実質効果を欠いている。
2つ目は、曲線フィッティングで実現し、即ち、全てのサンプリング点に最も接近する滑らかな曲線を計算し、そして、図形システムの曲線描画機能を利用して、該曲線を描き出し、曲線を描画する時、図形システムの機能が強大であるものの、特定性がないため、曲線の描画速度や効果は理想的ではなく、ユーザが使用する際に、筆跡の表示速度がユーザの手書き速度に遅れることを明らかに感じ、ユーザ体験の質を大いに低下させる。
本発明が解決しようとする主要な技術的課題は、ユーザが書いた筆跡を従来の紙に書くような筆鋒を有させ、且つ筆跡の表示速度をユーザの手書き速度に追従させ、スムーズな手書き体験をユーザに与える、手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置を提供することである。
上記の技術的課題を解決するため、本発明は、手書き原筆跡の実現方法であって、2つの交わる筆画の交点を処理する処理ステップを含み、前記処理ステップは、
筆跡に対して連続サンプリングを行い、サンプリングの時間順で隣接するサンプリング点を確定し、前のサンプリング点をサンプリング開始点とし、後ろのサンプリング点をサンプリング終点とし、相応するサンプルイング点の圧力値及び位置情報を検出して、サンプルリング点それぞれの圧力値に基づいてそれぞれの実際の筆画の幅を確定する筆画の幅確定ステップと、
前記サンプリング開始点とサンプリング終点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、中心線における各点の位置情報と対応する縦方向の筆画の幅を取得し、2つの交わる筆画の中心線の中の1本をx軸方向での本線に設定する本線設定ステップと、
前記2つの交わる筆画の中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅、及び前記2つの交わる筆画の中心線の傾斜度と前記2つの交わる筆画の移動方向に基づいて、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値(filling gray values)を計算する判断処理ステップと、
前記フィリンググレー値に基づいて、相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させる表示ステップとを含む手書き原筆跡の実現方法を提供する。
本発明の実施例において、前記本線設定ステップは、時間順で2つの交わる筆画をそれぞれ第1筆画と第2筆画に確定し、前記第1筆画の中心線をx軸方向での本線に設定することを含む。
本発明の実施例において、前記判断処理ステップは、前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A未満であるかどうかを判断して、YESである場合、更に前記第2筆画の移動方向が前記第1筆画の移動方向と同じであるかどうかを判断して、YESである場合、前記第1筆画及び前記第2筆画における2つの交わる筆画の対応する中心線の交点に対応する縦方向の筆画の幅wjとwj’を計算し、その差の値の絶対値n=|wj−wj’|を取得し、n値及wjとwj’の大小関係によって、前記中心線の交点の所に対してスムーズ遷移処理を行った後、前記2つの交わる筆画の交点の所の相応する画素点のフィリンググレー値を計算することを含む。
本発明の実施例において、前記判断処理ステップは、前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A以上であるかどうかを判断し、YESである場合、2つの交わる筆画の交点の所において、前記2つの交わる筆画の中心線の交点を円心とし、前記中心線の交点に対応する実際の筆画の幅djを直径として2つの半円を確定し、その中の1つの半円の開始点と終点がいずれも第1筆画の縦方向の筆画の幅wjにあり、もう1つの半円の開始点と終点がいずれも第2筆画の縦方向の筆画の幅wj’にあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値をそれぞれ計算することを含む。
本発明の実施例において、前記判断処理ステップは、前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A未満であるが、前記第2筆画の移動方向が前記第1筆画の移動方向と違うと判断された場合、更に前記第1筆画の中心線と前記第2筆画の中心線の傾斜度の大小を判断し、前記2つの交わる筆画の交点の所において、前記2つの交わる筆画の中心線の交点を円心とし、前記中心線の交点に対応する実際の筆画の幅djを直径として1つの半円を確定し、前記半円の開始点と終点がいずれも交点の所における傾斜度が大きい筆画の縦方向の筆画の幅にあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算することを含む。
本発明の実施例において、n値及び前記wjとwj’の大小関係によって、前記交点の所に対してスムーズ遷移処理を行い、前記スムーズ遷移処理は
n値が0であるか否かを判断し、YESである場合、前記交点に対して何の処理もせず、さもないと、n値を丸め、且つ0<n<1である場合、それを1にして、y軸における単位ステップサイズを|wj−wj’|/{2×(n+1)}にするステップと、
x軸における前記中心線の交点に対応する点を中点とし、第1筆画に近い側の第n/2又は第(n+1)/2の点を開始点とし、第2筆画に近い側の第n/2又は第(n+1)/2の点を終点とするステップと、
wjを初期値とし、x軸において前記開始点を始点とし、前記終点に向かって1つの単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wr+1は、中心線の上下両側において直前の点の縦方向の筆画の幅wrに、単位ステップサイズ|wj−wj’|/{2×(n+1)}をそれぞれ足してまたは引いて得られるステップとを含む。
本発明の実施例において、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する過程は、画素点から中心線における相応する点rまでの距離erを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wr−er+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られ、ここで、wrは中心線における相応する点rの縦方向の筆画の幅であることを含む。
本発明の実施例において、前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算することは、
相応する筆画にける半円が描かれている筆画端が該筆画の左端点であるかそれとも右端点であるかを判断し、更に該筆画の中心線の傾斜度が0以上か、それとも0未満かを判断し、前記筆画端が該筆画の左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の上方において、即ち前記半円と該筆画における前記中心線の交点の縦方向の筆画の幅との境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wは該筆画における前記中心線の交点の縦方向の筆画の幅で、dは該筆画における前記中心線の交点の実際の筆画の幅で、wzは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、ezは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られ、ここで、ejは相応する画素点から前記交点までの距離で、djは前記中心交点の実際の筆画の幅であることと、
前記筆画端が該筆画の左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、該筆画の中心線の下方において、即ち前記半円と前記中心線の交点の縦方向の筆画の幅wとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られることを含む。
本発明の実施例において、前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算することは、
前記筆画端が該筆画の右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の下方において、即ち前記半円と前記中心線との交点の縦方向の筆画の幅wの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を開始点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られること、
前記筆画端が該筆画の右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の上方において、即ち前記半円と中心線の交点の縦方向の筆画の幅wとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を開始点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られることを含む。
本発明の実施例において、ある画素点が複数のフィリンググレー値を有する場合、前記複数のフィリンググレー値の中の最大値を取る。
本発明は、手書き原筆跡の実現方法であって、筆画の直線筆画の幅を実現する実現ステップを含み、前記実現ステップは、
筆跡に対して連続サンプリングを行い、相応するサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を検出する筆画の幅確定ステップと、
各2つの隣接するサンプリング点の中の前の点をサンプリング開始点とし、後ろの点をサンプリング終点とし、両点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、中心線における各点の位置情報及び対応する縦方向の筆画の幅を取得し、前記中心線における各点の位置情報及び前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅によって、前記筆画における各画素点のフィリンググレー値を計算する処理ステップと、
前記フィリンググレー値によって相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させる表示ステップとを含む手書き原筆跡の実現方法を提供する。
本発明の実施例において、前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅を取得するステップは、
前記サンプリング開始点とサンプリング終点のそれぞれの実際の筆画の幅d1及びdnの値をy軸に換算して、相応する縦方向の筆画の幅w1及びwnを取得し、それぞれ縦方向の筆画の幅w1及びwnの差の値を、前記サンプリング開始点とサンプリング終点とのx座標の差の値(x1−xn)と比較し、単位ステップサイズ(w1−wn)/(x1−xn)を得た後、x軸における前記サンプリング開始点に対応する点を開始点とし、x軸における前記サンプリング終点に対応する点を終点とし、y軸においてw1を初期値として、x軸において前記終点に向かって1単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wi+1は、直前の点の縦方向の筆画の幅wiに(w1−wn)/(x1−xn)を足して得られることを含む。
本発明の実施例において、前記筆画内における各画素点のフィリンググレー値を確定する具体的な過程は、
画素点から前記中心線における相応する点までの距離eiを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wi−ei+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られることを含む。
本発明の実施例において、更に筆画端点を実現する実現ステップを含み、
該実現ステップは、
前記サンプリング点が前記筆画の筆画端点であるか否かを判断する判断ステップと、
前記筆画端点に対応する中心線端点kを円心とし、前記中心線端点kに対応する実際の筆画の幅dkを直径として1つの半円を確定し、前記の半円の開始点と終点がいずれも前記円心に対応する縦方向の筆画の幅wkにあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算する処理ステップとを含む。
本発明の実施例において、前記サンプリング点が前記筆画端点であるか否かを判断する判断ステップは、前記筆画が該サンプリング点の所で他の筆画と交わるかどうかを判断し、前記筆画が他の筆画と交わらない場合、該サンプリング点は前記筆画端点であると判断することを含む。
本発明の実施例において、前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算するステップは、
前記筆画端点が左端点であるかそれとも右端点であるか、及び該筆画の中心線の傾斜度が0以上か、それとも0未満かを判断することと、
前記筆画端点が右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、前記中心線の下方において、即ち確定された半円と前記右端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の右側にある、該点を開始点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であることと、
前記筆画端点が右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、前記中心線の上方において、即ち確定された半円と前記右端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の右側にある、該点を開始点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であることと、
前記筆画端点が左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、前記中心線の上方において、即ち前記半円と前記左端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該中心線の該端の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であることと、
前記筆画端点が左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、前記中心線の下方において、即ち前記半円と前記左端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であることを含む。
本発明は、更に
書き込みのインターフェース及び書き込みの筆跡を表示する表示インターフェースを提供するための手書きディスプレイと、
手書き筆跡の接触点に対してサンプリングを行ってサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を得るためのサンプリング検出器と、
前記いずれかの実現方法によって筆鋒を有する手書き原筆跡の表示を実現する手書き原筆跡実現モジュールを備えるマイクロプロセッサ(microprocessor)とを備える電子装置を提供する。
本発明は、更に、
筆跡に対して時間順で連続サンプリングを行い、相応するサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を検出する筆画の幅確定ステップと、
各2つの隣接するサンプリング点の中の前の点をサンプリング開始点とし、後ろの点をサンプリング終点とし、両点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、中心線における各点の位置情報及び対応する縦方向の筆画の幅を取得し、前記中心線における各点の位置情報及び前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅によって、前記筆画における各画素点のフィリンググレー値を確定する処理ステップと、
前記フィリンググレー値によって相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させる表示ステップとを含む手書き原筆跡の実現方法を提供する。
本発明の実施例において、該方法は、更に、サンプリング点が筆画端点であるかそれとも筆画の交点であるかを判断する判断ステップと、筆画端点又は筆画の交点を処理する処理ステップを含み、
前記判断ステップにおいて、
筆画が該サンプリング点の所で他の筆画と交わるかを判断し、前記筆画が他の筆画と交わらない場合、該サンプリング点は前記筆画端点であり、前記筆画が他の筆画と交わる場合、該サンプリング点は2つの交わる筆画の交点であると判断し、
前記処理ステップおいて、
該サンプリング点が筆画端点である場合、前記筆画端点に対応する中心線端点kを円心とし、前記中心線端点kに対応する実際の筆画の幅dkを直径として1つの半円を確定し、前記半円の開始点と終点がいずれも前記円心に対応する縦方向の筆画の幅wkにあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算し、
該サンプリング点が2つの交わる筆画の交点である場合、2つの交わる筆画の中心線の中の1本をx軸方向での本線に設定し、前記2つの交わる筆画の中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅、及び前記2つの交わる筆画の中心線の傾斜度と前記2つの交わる筆画の移動方向によって、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する。
本発明の実施例において、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する過程は、
画素点から中心線における相応する点rまでの距離erを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wr−er+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られ、ここで、wrは中心線における相応する点rの縦方向の筆画の幅であることを含む。
本発明の実施例において、前記サンプリング開始点とサンプリング終点の間の筆画内における各画素点のフィリンググレー値を計算する過程は、
画素点から前記中心線における相応する点までの距離eiを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wi−ei+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られることを含む。
本発明は、更に、
手書き筆跡に対してリアルタイムにサンプリングし、サンプリング点の位置情報を検出して、サンプリング点の実際の筆画の幅を取得するためのサンプリング検出器と、
前記サンプリング検出器に接続され、前記サンプリング点の位置情報に基づいて、隣接するサンプリング点間の筆画の中心線を確定して、中心線における各点の位置情報及び対応する縦方向の筆画の幅を取得し、前記中心線における各点の位置情報及び前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅によって前記筆画における各画素点のフィリンググレー値を確定するためのマイクロプロセッサとを備える手書き原筆跡の実現装置を提供する。
本発明の実施例において、前記サンプリング検出器は圧力サンプリング検出器であり、サンプリング点の圧力値を検出することで、サンプリング点の圧力値に基づいてサンプリング点の実際の筆画の幅が得られ、
前記マイクロプロセッサは、
前記サンプリング検出器に接続され、サンプリング点が筆画端点であるか筆画交点であるかを判断するためのサンプリング判断モジュールと、
前記サンプリング判断モジュールに接続され、サンプリング点が筆画端点であるか筆画交点であるかの判断結果により、処理して該サンプリング点の所在する画素点のフィリンググレー値を取得し、且つ処理して隣接するサンプリング点間の筆画における各画素点のフィリンググレー値を取得するための処理モジュールと、
前記処理モジュールに接続され、前記処理モジュールによって得られるフィリンググレー値に基づいて各前記画素点に対してグレーのフィリングを行うためのフィリングモジュールとを備える。
本発明の実施例において、前記処理モジュールが前記サンプリング判断モジュールによる判断結果に基づいて各画素点のグレー値を処理する過程は、
該サンプリング点が筆画端点である場合、前記筆画端点に対応する中心線端点kを円心とし、前記中心線端点kに対応する実際の筆画の幅dkを直径として1つの半円を確定し、前記半円の開始点と終点がいずれも前記円心に対応する縦方向の筆画の幅wkにあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算することと、
該サンプリング点が2つの交わる筆画の交点である場合、2つの交わる筆画の中心線の中の1本をx軸方向での本線に設定し、且つ前記2つの交わる筆画の中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅、及び前記2つの交わる筆画の中心線の傾斜度と前記2つの交わる筆画の移動方向によって、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算することを含む。
本発明の有利な効果として、本発明が提供する手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置によれば、リアルタイムに接触点に対してサンプリングを行い、サンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を取得し、サンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅によって隣接するサンプリング点間の筆画の中心線、及び該中心線における各点の位置情報及び縦方向の筆画の幅が得られ、且つ交わる筆画の中心線における各点の位置情報及び縦方向の筆画の幅、及び交わる筆画の移動方向と交わる筆画の中心線の傾斜度との関係によって、交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値が得られ、且つ相応する画素点に対してフィリングを行うことで、筆鋒を有する手書き筆跡を表示できる。
なお、本発明が提供する方法には複雑な曲線描画を行うことが必要ではなく、システムの図形処理を避け、底層の図形モジュールを直接に操作でき、筆跡をビットマップに構造して底層の図形モジュールに表示させ、手書き原筆跡の処理速度を向上させ、ユーザにスムーズな手書き体験を与え、また本発明の方法では簡素化でき、システムのオーバーヘッドを大幅に削減させる。
本発明の実施例における他の筆画と交わらない単一筆画に対して処理を行う模式図である。 本発明の実施例における筆画の直線筆画の幅のフィリング効果の模式図である。 本発明の実施例における2つの交わる筆画の交点に対して処理を行う模式図である。 本発明の実施例における電子装置の概略ブロック図である。
従来の手書き入力システム、例えばタブレットコンピュータに採用される筆跡処理方法は、ユーザが書いた文字の筆鋒を表示できないし、また筆鋒を処理する時、筆跡の表示速度がユーザの手書き速度に大幅に遅れる等の問題に対して、本発明は、複雑な曲線の描画を行う必要がなく、底層の図形モジュールを直接に操作し、筆跡をビットマップに構造して底層の図形モジュールに表示させることで、システムの図形処理を避け、筆鋒の処理速度を向上させ、ユーザにスムーズな手書き体験を与える、新規の手書き原筆跡の実現方法を提供する。
以下、具体的な実施形態によって図面を参照しながら本発明を更に詳しく説明する。
異なる筆画を書く過程で、異なる筆画を書く時、通常、異なる圧力を加える。例えば、筆を下す所では比較的重く、筆を上げる所では比較的軽くて、圧力の変化によって、書く筆画の太さを変えられることで、筆鋒の効果を示す。本例において、筆鋒の実現についてはタブレットコンピュータをキャリアとして説明し、全ての文字を単一筆画に分割し、筆画と筆画との間の関係を以下の2つに分類する。1、単一筆画が単独的に存在する、2、1つの筆画ともう1つの筆画が交わる。本例で言及された筆画は、漢字書きにおける筆画ではなく、隣接するサンプリング点によって確定された単一筆画であり、曲げ(bend)、かど(turning)及びかぎ(hook)等の漢字の筆画であっても複数の連続の、サンプリング開始点とサンプリング終点によって確定された単一筆画に分割する。
上記の状況に対して、単一筆画が単独的に存在する場合、筆画がリアルタイムに変化する幅及び筆画の両端点を処理する必要があり、筆画の間が交わる場合、更に交わる筆画の交点、即ち変曲点(inflection point)を処理する必要があり、筆画の太さがリアルタイムに変化するので、本例において、相応するサンプリングの頻度の、ユーザの手書き筆跡をサンプリングするための接触点が設置され、各2つの隣接するサンプリング点で1つの筆画を確定し、その後検出されたサンプリング点の位置情報及び圧力値に基づいて、確定された筆画に対して処理を行う。具体的には以下の通りである。
パソコン記憶装置において、事前に圧力値と筆画の幅の対応関係を記憶し、検出された圧力値の大小から相応する実際の筆画の幅である筆画の幅が得られる。例えば、圧力を1024のグレードに分け、圧力値と筆画の幅との表現形式として関数でも表などでもよい対応関係を1つずつ構築し、その後検出された圧力値から相応する実際の筆画の幅が得られる。より高い精度を得るために、圧力を例えば2048グレード等、もっと高いグレードに設置することもできる。
そして実際の情况によってサンプリングの頻度を設定し、例えば、楷書(regular script)で手書きした時は、手書き速度が比較的遅いため、比較的低いサンプリングの頻度を選択するだけでニーズに満たすことができるし、行書(running script)や草書(cursive script)で手書きした時は、手書き速度が比較的速く、それに対応して比較的高いサンプリングの頻度を選ぶことができ、手書き筆跡の効果を保証する。本例において、筆跡の効果を保証するために、好ましいサンプリングの頻度は一秒間に120回である。
選択されたサンプリングの頻度によってユーザが手書きした時の接触点に対してサンプリングを行い、隣接するサンプリング点が1つの筆画を確定し、且つ時間順で前のサンプリング点をサンプリング開始点と確定し、後ろのサンプリング点をサンプリング終点と確定することができる。例えば、時間順でサンプリングして得られたサンプリング点がそれぞれ1、2、3である場合、サンプリング点1、2は隣接するサンプリング点であって、筆画を確定する時、サンプリング点1はサンプリング開始点で、サンプリング点2はサンプリング終点であり、サンプリング点2、3も隣接するサンプリング点であって、筆画を確定する時、サンプリング点2はサンプリング開始点で、サンプリング点3はサンプリング終点であると、類推できる。そしてサンプリング点の圧力値からサンプリング点の実際の筆画の幅dが得られる。本例において、サンプリング点の実際の筆画の幅dの方向が該サンプリング点で確定された筆画の中心線と垂直すると黙認される。サンプリング点の位置情報(例えば、座標情報)と実際の筆画の幅dから、隣接するサンプリング点で確定された筆画の中心線及び該中心線における各点の位置情報及び縦方向の筆画の幅が得られる。サンプリング点の縦方向の筆画の幅はサンプリング点の実際の筆画の幅がy軸に換算して得られた相応する値であり、中心線における各点の位置情報と中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅から、該筆画における各画素点のフィリンググレー値が得られる。本例において、サンプリング点1、2を例として更に説明する。
図1を参照すると、サンプリング点1、2の実際の筆画の幅はそれぞれd1とd2で、その座標値はそれぞれ(x1, y1)と(xn, yn)であり、サンプリング点1、2の座標情報によってその中心線Lを得た後、Lの傾斜度によってそれをx本線又はy本線に分類され、Lの傾斜度が1以下の場合、それをx本線に分類し、さもないと、それをy本線に分類し、Lがy本線である場合、x軸とy軸を逆転処理し、即ち、それもx本線に転換する。従って、本例において、x本線又はy本線を区別しないで、いずれもLをx本線に転換し(図1を参照)、その後、実際の筆画の幅d1とd2によって、サンプリング開始点1及びサンプリング終点2のy軸方向における縦方向の筆画の幅w1とw2が得られ、(x1, y1)と(xn, yn)から、DDAアルゴリズムによって、中心線における各点の座標情報が得られる。該DDAアルゴリズムにおいて、x軸上を移動する単位長さは1つの画素点であってもよい。そして、以下のように中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅を計算する。
図1において、サンプリング開始点1の縦方向の筆画の幅をw1とし、サンプリング終点2の縦方向の筆画の幅wnをw2とし、w1とwnの差の値と、サンプリング開始点1とサンプリング終点2のx座標の差の値(x1−xn)とを比較して、単位ステップサイズ(w1−wn)/(x1−xn)を得た後、x軸におけるサンプリング開始点1に対応する点を開始点とし、x軸におけるサンプリング終点2に対応する点を終点とし、y軸においてw1を初期値とし、x軸において終点に向かって1単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wi+1は、前の点の縦方向の筆画の幅wiに、単位ステップサイズ(w1−wn)/(x1−xn)を足したものであり、中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅を得る時、x軸上を移動する単位長さは、中心線における各点の位置情報を得る時移動する単位長さと等しく、それも1つの画素点である。相応的に、得られた単位ステップサイズが(wn−w1)/(xn−x1)である場合、x軸において前記終点に向かって1単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wi+1は、前の点の縦方向の筆画の幅wiに、(wn−w1)/(xn−x1)を足したものである。
具体には以下の通りである。サンプリング開始点1を開始点とし、縦方向の筆画の幅w1を初期値とし、x軸においてサンプリング終点2に向かって1単位を移動するたびに、中心線における相応する点に対応する縦方向の筆画の幅wi+1は、前の点のwiに、単位ステップサイズ(wn−w1)/(xn−x1)を足したものである。例えば、1つの画素点をx軸上の1単位とすると、サンプリング開始点1の次ぎの点の縦方向の筆画の幅は
であり、x軸において上記の方法に従って、x軸におけるサンプリング終点2に対応する終点まで、順に下方向へ1つの画素点を移動すると、中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅が得られる。
得られた中心線における各点の位置情報及び相応する縦方向の筆画の幅によって、相応する画素点のフィリンググレー値を確定する時、まず相応する画素点から中心線における相応する点までの距離を確定する必要があり、本例において、中心線における各点の位置情報及び縦方向の筆画の幅を得る時、x軸上を移動する単位が1つの画素点で、相応する中心線における各点が相応する一列の画素点に対応するため、画素点の中心点から中心線における相応する点までの距離eiは、y軸における該画素の中心点の座標値と中心線における相応する点の座標値との差の値である。従って、画素点の中心点から中心線における相応する点までの距離eiを求める時、乗除或いは根号を開くことのような演算を必要としないで、簡単な加減演算を行うことだけが必要であり、計算量を大きく低減させ、計算時間とシステムのオーバーヘッドを節約できることで、処理速度を高め、ユーザの体験を向上させる。
画素点から中心線における相応する点iまでの距離eiを計算した後、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wi−ei+0.5))によって相応するフィリンググレー値が得られ、ここで、wiは中心線における相応する点iの縦方向の筆画の幅である。例えば、(0.5×wi−ei)の値が0.3である場合、得られた該画素点のフィリンググレー値が0.8であり、(0.5×wi−ei)の値が−0.5である場合、該画素点のフィリンググレー値が0であり、(0.5×wi−ei)の値が1である場合、該画素点のフィリンググレー値が1である。該筆画の直線筆画の幅のフィリング効果を図2に示す。
本例において、中心線上のある点の位置情報、縦方向の筆画の幅及び該点に対応する画素点のグレーフィリング値を同時に計算できる。例えば、DDAアルゴリズムによって中心線上のある点のy軸の値yiを取得する時、
によって該点の縦方向の筆画の幅が得られ、次に直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wi−ei+0.5))を利用して、該点に対応する画素点のグレーフィリング値を取得し、その後、上記方式に従って、順に該中心線における次の各点の位置情報、縦方向の筆画の幅及び相応する画素点のグレーフィリング値を計算する。
筆画を処理する時、更に、筆画の筆画端点を処理する必要がある。筆画端点を処理する時、まず該筆画を確定する2つのサンプリング点が該筆画の筆画端点であるかどうか、即ち該筆画のサンプリング点の所で他の筆画と交わるかどうかを判断する必要があり、他の筆画線と交わらない場合、該サンプリング点が該筆画の筆画端点と確定し、その後該筆画の中心線の傾斜度が0以上かそれとも0未満かを判断し、更に該筆画端点が該筆画の左端点であるかそれとも右端点であるかを判断し、それから該筆画端点に対応する中心線端点kを円心とし、中心線端点kに対応する実際の筆画の幅dkを直径として1つの半円を確定し、該半円の開始点と終点がいずれも中心線端点kに対応する縦方向の筆画の幅wkにあるようにし、その後該半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算する。具体的には以下の通りである。
筆画端点が左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、中心線の上方において、即ち該半円と中心線端点kに対応する縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、例えば(wk−dk)/2が1.2である場合、2の値を取り、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離である。本例において、中心線の延長線における各点の位置情報は、該中心線における各点の位置情報を確定する時に用いたDDAアルゴリズムによって得られ、中心線の延長線における各点の縦方向の筆画の幅は、本例において、wsはいずれもwkを取り、該左端点の所での他の画素点、即ち上記半円で確定された画素点の中の他の領域内の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られる。ここで、ekの計算公式は、両点間の距離を計算する計算公式である。ekの値は、通常、比較的小さいため、本例において、半円フィリング公式中のekは、事前に計算された表を作成して直接に値を取ることで、演算速度を最適化させることができる。
筆画端点が左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、中心線の下方において、即ち該半円と中心線端点kに対応する縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離である。該左端点の所での画素点、即ち上記半円で確定された画素点の中の他の領域内の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られる。ここで、ekの計算公式は両点間の距離を計算する計算公式である。
筆画端点が右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、中心線の下方において、即ち確定された半円と前記端点に対応する縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は上記直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の右側にある、該点を開始点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離である。該右端点の所での他の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られる。
筆画端点が右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、中心線の上方において、即ち確定された半円と前記端点に対応する縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は上記直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の右側にある、該点を開始点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離である。該右端点の所での画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られる。
例えば、仮に図1のサンプリング点1とサンプリング点2で確定された筆画の両端がいずれも筆画端点であり、且つ該筆画の中心線Lの傾斜度が0より大きいとすると、該左端点を処理する時、サンプリング点1を円心とし、d1を直径として、w1の両端とそれぞれ交わる半円を作り、該半円とw1の上側との境界領域において、そのフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られる。図1に示すように、該境界領域は、該端中心線の延長線の上側で、x軸におけるサンプリング点1に対応する点x1の左側にある、x1を終点として長さが(w1−d1)/2であるx軸における線分L1に対応する画素点であり、L1に対応する中心線Lの延長線における各点の位置情報は、中心線Lにおける各点の位置情報を求める時に用いたDDAアルゴリズムによって得られ、各点の縦方向の筆画の幅はいずれもw1を取り、該左端点の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×d1−e1+0.5))によって得られる。サンプリング点2の所の右端点を処理する時、その処理方法は左端点の処理方法と相反する。即ち、半円とw2の下側との境界領域におけるフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られる。図1に示すように、該境界領域は、該端中心線の延長線の下側で、x軸におけるサンプリング点2に対応するx2の右側にある、x2を開始点として長さが(w2−d2)/2である線分L2に対応する領域内の画素点であり、同様に、L2に対応する中心線Lの延長線における各点の位置情報は、中心線Lにおける各点の位置情報を求める時に用いたDDAアルゴリズムによって得られ、各点の縦方向の筆画の幅はいずれもw2を取り、他の領域内の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×d2−e2+0.5))によって得られる。
注意点としては、該筆画の中心線Lの傾斜度が0と等しい場合、サンプリング点の実際の筆画の幅dは縦方向の筆画の幅wと重なり、且つd=wであり、この時、該境界領域は0、即ち上記該境界領域内に入る画素点が1つもない。この際、該端点を処理する時、半円処理フィリング公式で処理することだけが必要である。
筆画と筆画の間が交わる時、更に2つの交わる筆画の交点(即ち変曲点)を処理する必要があり、該交点を処理する時、上記ステップによってサンプリング点の実際の筆画の幅、縦方向の筆画の幅及び中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅を検出した後、更に、
サンプリング開始点とサンプリング終点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、2つの交わる筆画の中心線の中の1本をx軸方向での本線に設定する本線設定ステップと、
2つの交わる筆画の中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅、及び2つの交わる筆画の中心線の傾斜度と2つの交わる筆画の移動方向に基づいて、2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する判断処理ステップと、
得られたフィリンググレー値に基づいて、相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させる表示ステップを含む。
本例において、本線の設定は時間順で2つの交わる筆画をそれぞれ第1筆画と第2筆画に確定し、第1筆画の中心線をx軸方向での本線に設定することができる。
本線が設定された後、第2筆画の中心線の傾斜度が所定の傾斜度値A未満であるかどうかを判断する。本例において、A値はA=1+aであり、aは補償値で、その値は0〜0.5を取ることが好ましく、即ちAの値の範囲は1≦A≦1.5であり、具体的なAの値は、筆画の太さ、処理速度の要求等によって1.5を選択できることが理解可能である。本例において、筆画の処理速度をできるだけ向上させようという考えから、Aの値は1.5が好ましい。第2筆画の中心線の傾斜度が1.5未満の場合、更に第2筆画の移動方向が第1筆画の移動方向と同方向であるかどうかを判断し、YESである場合、2つの交わる筆画の対応する中心線の交点が第1筆画と第2筆画の中で対応する縦方向の筆画の幅wjとwj’を計算し、その差の値の絶対値n=|wj−wj’|を取得し、n値及びwjとwj’との大小関係によって、該中心線の交点の所に対してスムーズ遷移(smooth transition)処理を行った後、該中心線の交点の所の相応する画素点のフィリンググレー値を計算する。本例において、2つの交わる筆画の移動方向、即ち2つの交わる筆画の開始点から終点への方向がいずれもx軸の正の方向又は負の方向に向かっているかは、具体的には次のようにして判断される。
第1筆画と第2筆画における第1筆画と第2筆画の中心線の交点の縦方向の筆画の幅wjとwj’を計算した後、その差の値の絶対値n=|wj−wj’|を計算し、n値が0であるかどうかを判断し、YESである場合、2つの交わる筆画の交点に対しては何の処理もせず、さもないと、n値を正の無限大方向の最も近い整数に丸める。例えば、0<n<1である場合、それを1にした後、y軸における単位ステップサイズが|wj−wj’|/{2×(n+1)}であると得られる。その後、x軸において相応する点を開始点と終点として、wjとwj’の大小関係によって、2つの交わる筆画の交点に対してスムーズ遷移処理を行う。具体的には以下の通りである。
開始点と終点の確定:x軸における中心線の交点に対応する点を中点とし、第1筆画に近い側の第n/2又は第(n+1)/2の点を開始点とし、第2筆画に近い側の第n/2又は第(n+1)/2の点を終点とする。nの値が奇数の値である場合、両側の第(n+1)/2の点をそれぞれ選択して開始点と終点とし、nの値が偶数値である場合、両側の第n/2の点をそれぞれ選択して開始点と終点とする。
スムーズ化:wjとwj’の大小を判断し、wjを初期値とし、x軸において開始点を始点とし、wj<wj’である場合、終点に向かって1つの単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wr+1は、直前の点の縦方向の筆画の幅wrに、中心線の上下両側においてそれぞれ単位ステップサイズ|wj−wj’|/{2×(n+1)}を足したものであり、wj>wj’である場合、終点に向かって1つの単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wr+1は、直前の点の縦方向の筆画の幅wrに中心線の上下両側においてそれぞれ単位ステップサイズ|wj−wj’|/{2×(n+1)}を引いたものであり、wj=wj’である場合、単位ステップサイズ|wj−wj’|/{2×(n+1)}は0である。
相応する画素点のグレー値の取得及びフィリング:上記スムーズ遷移処理によって交点の所の筆画の幅の相応する画素点が得られ、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wr−er+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値を得た後、フィリンググレー値で相応する画素点をフィリングして表示させる。ここで、wrは中心線における相応する点rの縦方向の筆画の幅で、erは相応する画素点から前記点rまでの距離であり、点rの位置情報は該筆画の中心線における各点の位置情報を得る時に得られる。
判断により、上記第1筆画と第2筆画の中心線の傾斜度が上記条件を満たしていない、又は両者の傾斜度が上記条件を満たしているが第1筆画と第2筆画の移動方向が異なる場合、2つの交わる筆画の交点の所において、第1筆画と第2筆画の中心線の交点を円心とし、中心線の交点の実際の筆画の幅djを直径として半円を確定し、その後該半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算する。具体的に以下の通りである。
前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A(本例において、A=1.5)以上であるかどうかを判断し、YESである場合、2つの交わる筆画の交点の所において、2つの交わる筆画の中心線の交点を円心とし、中心線の交点に対応する実際の筆画の幅djを直径として、それぞれの相応する筆画の外端方向及び該端の中心線の延長線方向において、2つの半円を確定し、その中の1つの半円の開始点と終点がいずれも第1筆画の縦方向の筆画の幅wjにあり、もう1つの半円の開始点と終点がいずれも第2筆画の縦方向の筆画の幅wj’にあるようにし、その後上記半円で確定された画素点のフィリンググレー値をそれぞれ計算する。
本例において、ある画素点が複数のフィリンググレー値を有する場合、複数のフィリンググレー値の中の最大値を選択しフィリングする。
前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A、即ち1.5未満だが、前記第2筆画の移動方向が前記第1筆画の移動方向と異なる場合、更に第1筆画の中心線と第2筆画の中心線の傾斜度の大小を判断し、2つの交わる筆画の交点の所において、2つの交わる筆画の中心線の交点を円心とし、中心線の交点に対応する実際の筆画の幅djを直径として半円を確定し、該半円の開始点と終点がいずれも傾斜度の大きい筆画の交点の所での縦方向の筆画の幅にあるようにし、その後該半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算する。
半円で確定された画素点のフィリンググレー値の計算は、具体的に以下の通りである。相応する筆画にける半円が描かれている筆画端が該筆画の左端点であるかそれとも右端点であるかを判断し、更に該筆画の中心線の傾斜度が0以上か、それとも0未満かを判断する。前記筆画端が該筆画の左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の上方において、即ち上記半円と中心線の交点の該筆画中の縦方向の筆画の幅との境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られる。該境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wは該筆画における前記中心線の交点の縦方向の筆画の幅で、dは該筆画における前記中心線の交点の実際の筆画の幅で、wzは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅であり、本例において、wz=wにし、ezは相応する画素点から該中心線の該端の延長線における相応する点までの距離である。該半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られ、ここで、ejは相応する画素点から前記交点までの距離で、djは前記中心交点の実際の筆画の幅である。
該筆画端が該筆画の左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、該筆画の中心線の下方において、即ち上記半円と中心線の交点の縦方向の筆画の幅wとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、該半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られる。
前記筆画端が該筆画の右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の下方において、即ち上記半円と中心線の交点の縦方向の筆画の幅wとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を開始点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、該半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られる。
前記筆画端が該筆画の右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の上方において、即ち該半円と中心線の交点の縦方向の筆画の幅 との境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を開始点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、該半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られる。
以下、図3について更に説明する。サンプリング点1、2で確定された第1筆画の傾斜度が1未満で、サンプリング点1、2で確定された第1筆画と交わる第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値も1未満だが、第2筆画の移動方向が第1筆画の移動方向とは異なるため、更に第1筆画と第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値のどっちがもっとも高いかを判断する必要がある。図3から分かるように、第1筆画の中心線の傾斜度が第2筆画の中心線の傾斜度より大きいし、またサンプリング点2端が第1筆画の右端点であり、且つ第1筆画の中心線の傾斜度が0より大きいため、上記両筆画の交点、即ち変曲点に対する処理過程は以下の通りである。
サンプリング点2(即ち中心線の交点2)を円心とし、d2を直径として、開始点と終点がいずれもw2にある1つの半円を描き、その後該半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算し、中心線の下側においてL2に対応する境界領域内の画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られる。ここで、wz=w2、L2に対応する境界領域は、該端中心線の延長線の下側で、x軸におけるサンプリング点2に対応する点x2の右側にある、x2を開始点として長さが(wk−dk)/2である線分L2に対応する領域内の画素点であり、L2に対応する中心線Lの延長線における各点の位置情報は、中心線Lにおける各点の位置情報を求める時に用いたDDAアルゴリズムによって得られ、半円で確定された画素点の中の他の領域内の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×d2−e2+0.5))によって得られる。
図4に示すように、本発明は、更に手書きディスプレイ10、サンプリング検出器20、マイクロプロセッサ30を含む電子装置を提供する。
手書きディスプレイ10は、書き込みのインターフェース及び書き込みの筆跡を表示する表示インターフェースを提供するために用いられる。
サンプリング検出器20は、手書き筆跡の接触点に対してサンプリングを行ってサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を得るために用いられ、上記方法において、筆跡の効果を保証するために、サンプリング検出器20のサンプリングの頻度を1秒間に120回に設定し、そしてサンプリング検出器20は検出されたサンプリング点の圧力値に基づいて該サンプリング点の実際の筆画の幅が得られる。該サンプリング検出器20は圧力サンプリング検出器20を用いることができ、サンプリング点の圧力値を検出することで、サンプリング点の圧力値に基づいてサンプリング点の実際の筆画の幅を得る。
マイクロプロセッサ30は、サンプリング点の位置情報と実際の筆画の幅によって、サンプリング点で確定された筆画に対して上記方法で処理を行うための手書き原筆跡実現モジュールを備え、筆画に対する処理は、上記方法における筆画の直線筆画の幅、筆画の端点及び2つの交わる筆画の交点に対して処理を行うことを含み、そして上記直線フィリング公式と半円フィリング公式によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られる。本例において、ある画素点が複数のフィリンググレー値を有する時、最大のフィリンググレー値を選択して、最後に得られたフィリンググレー値によって相応する画素点に対してフィリングを行い、手書きディスプレイ10によって表示される。
本実施例において、該マイクロプロセッサ30は、サンプリング判断モジュール31、処理モジュール32、フィリングモジュール33等を含む。該採用されたサンプリング判断モジュールはサンプリング検出器20に接続され、時間順、位置データ等に基づいてサンプリング点が筆画端点であるか筆画交点であるかを判断する。
該処理モジュール32は、サンプリング判断モジュール31に接続され、サンプリング点が筆画端点であるか筆画交点であるかの判断結果により、処理して該サンプリング点の所在する画素点のフィリンググレー値が得られ、且つ処理して隣接するサンプリング点間の筆画内の各画素点のフィリンググレー値が得られ、具体的な処理過程は上記方法に記載された通りであり、ここでは2度と述べる必要はない。
該フィリングモジュール33は処理モジュール32に接続され、処理モジュール32で得られたフィリンググレー値によって各前記画素点に対してグレーフィリングを行い、更に手書きディスプレイ10又は他のディスプレイに表示させることで、手書き原筆跡の表示を実現できる。
本発明が提供する方法では、筆画の実際の筆画の幅を全て1つの方向に転換させ、相応する画素点のフィリンググレー値を得る時、相応する画素点から中心線における各点までの距離は簡単な加減演算で得られるため、本発明が筆鋒を有する手書き原筆跡を実現すると同時に、システムのオーバーヘッドも大幅に削減し、システムの処理速度を高め、ユーザにスムーズな手書き体験を与える。
なお、本発明が提供する方法は、更に筆画の端点及び交点に対して半円を描くことで相応する画素点を確定し、異なる実際の状況によって、相応する画素点に対して仕分を行い、且つ異なるフィリング公式によって端点と交点の所で相応する画素点のフィリンググレー値を取得し、筆画の端点と変曲点の所を鋸歯がないように滑らかにし、表示された筆鋒の効果がより良好、よりスムーズにする。
特に、本発明に係る電子装置は手書きタブレットコンピュータであって、手書き筆で手書き入力を行う。
以上、本発明を具体的な実施例を用いて更に詳しく説明したが、本発明の具体的な実施がこれらの説明に限定されるわけではない。従って、当業者にとっては、本発明の構想を逸脱しない前提下で若干の簡単な推論や置換をすることができ、いずれも本発明の保護範囲に属することを見なすべきである。

Claims (23)

  1. 手書き原筆跡の実現方法であって、
    2つの交わる筆画の交点を処理する処理ステップを含み、
    前記処理ステップは、
    筆跡に対して連続サンプリングを行い、サンプリングの時間順で隣接するサンプリング点を確定し、前のサンプリング点をサンプリング開始点とし、後ろのサンプリング点をサンプリング終点とし、相応するサンプルイング点の圧力値及び位置情報を検出して、サンプルリング点それぞれの圧力値に基づいてそれぞれの実際の筆画の幅を確定する筆画の幅確定ステップと、
    前記サンプリング開始点とサンプリング終点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、中心線における各点の位置情報と対応する縦方向の筆画の幅を取得し、2つの交わる筆画の中心線の中の1本をx軸方向での本線に設定する本線設定ステップと、
    前記2つの交わる筆画の中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅、及び前記2つの交わる筆画の中心線の傾斜度と前記2つの交わる筆画の移動方向に基づいて、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する判断処理ステップと、
    前記フィリンググレー値に基づいて、相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させる表示ステップと、
    を含むことを特徴とする手書き原筆跡の実現方法。
  2. 前記本線設定ステップは、
    時間順で2つの交わる筆画をそれぞれ第1筆画と第2筆画に確定し、前記第1筆画の中心線をx軸方向での本線に設定すること
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記判断処理ステップは、
    前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A未満であるかどうかを判断して、YESである場合、更に前記第2筆画の移動方向が前記第1筆画の移動方向と同じであるかどうかを判断して、YESである場合、前記第1筆画及び前記第2筆画における2つの交わる筆画の対応する中心線の交点に対応する縦方向の筆画の幅wjとwj’を計算し、その差の値の絶対値n=|wj−wj’|を取得し、n値及びwjとwj’の大小関係によって、前記中心線の交点の所に対してスムーズ遷移処理を行った後、前記2つの交わる筆画の交点の所の相応する画素点のフィリンググレー値を計算すること
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記判断処理ステップは、
    前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A以上であるかどうかを判断し、YESである場合、2つの交わる筆画の交点の所において、前記2つの交わる筆画の中心線の交点を円心とし、前記中心線の交点に対応する実際の筆画の幅djを直径として2つの半円を確定し、その中の1つの半円の開始点と終点がいずれも第1筆画の縦方向の筆画の幅wjにあり、もう1つの半円の開始点と終点がいずれも第2筆画の縦方向の筆画の幅wj’にあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値をそれぞれ計算すること
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記判断処理ステップは、
    前記第2筆画の中心線の傾斜度の絶対値が所定の傾斜度値A未満であるが、前記第2筆画の移動方向が前記第1筆画の移動方向と違うと判断された場合、更に前記第1筆画の中心線と前記第2筆画の中心線の傾斜度の大小を判断し、前記2つの交わる筆画の交点の所において、前記2つの交わる筆画の中心線の交点を円心とし、前記中心線の交点に対応する実際の筆画の幅djを直径として1つの半円を確定し、前記半円の開始点と終点がいずれも交点の所における傾斜度が大きい筆画の縦方向の筆画の幅にあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算すること
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. n値及び前記wjとwj’の大小関係によって、前記交点の所に対してスムーズ遷移処理を行い、前記スムーズ遷移処理は、
    n値が0であるか否かを判断し、YESである場合、前記交点に対して何の処理もせず、さもないと、n値を丸め、且つ0<n<1である場合、それを1にして、y軸における単位ステップサイズを|wj−wj’|/{2×(n+1)}にするステップと、
    x軸における前記中心線の交点に対応する点を中点とし、第1筆画に近い側の第n/2又は第(n+1)/2の点を開始点とし、第2筆画に近い側の第n/2又は第(n+1)/2の点を終点とするステップと、
    wjを初期値とし、x軸において前記開始点を始点とし、前記終点に向かって1つの単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wr+1は、中心線の上下両側において直前の点の縦方向の筆画の幅wrに、単位ステップサイズ|wj−wj’|/{2×(n+1)}をそれぞれ足してまたは引いて得られるステップと
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する過程は、
    画素点から中心線における相応する点rまでの距離erを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wr−er+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られ、ここで、wrは中心線における相応する点 の縦方向の筆画の幅であること
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算することは、
    相応する筆画にける半円が描かれている筆画端が該筆画の左端点であるかそれとも右端点であるかを判断し、更に該筆画の中心線の傾斜度が0以上か、それとも0未満かを判断し、前記筆画端が該筆画の左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の上方において、即ち前記半円と該筆画における前記中心線の交点の縦方向の筆画の幅との境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wは該筆画における前記中心線の交点の縦方向の筆画の幅で、dは該筆画における前記中心線の交点の実際の筆画の幅で、wzは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅であり、ezは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られ、ここで、ejは相応する画素点から前記交点までの距離で、djは前記中心交点の実際の筆画の幅であることと、
    前記筆画端が該筆画の左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、該筆画の中心線の下方において、即ち前記半円と前記中心線の交点の縦方向の筆画の幅wとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られることと、
    前記筆画端が該筆画の右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の下方において、即ち前記半円と前記中心線との交点の縦方向の筆画の幅wの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を開始点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られること、
    前記筆画端が該筆画の右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、該筆画の中心線の上方において、即ち前記半円と中心線の交点の縦方向の筆画の幅wとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wz−ez+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を開始点として長さが(w−d)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(w−d)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、前記半円で確定された画素点の中の他の領域の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dj−ej+0.5))によって得られること、
    を含むことを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の方法。
  9. ある画素点が複数のフィリンググレー値を有する場合、前記複数のフィリンググレー値の中の最大値を取ることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 手書き原筆跡の実現方法であって、
    筆画の直線筆画の幅を実現する実現ステップを含み、
    前記実現ステップは、
    筆跡に対して連続サンプリングを行い、相応するサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を検出する筆画の幅確定ステップと、
    各2つの隣接するサンプリング点の中の前の点をサンプリング開始点とし、後ろの点をサンプリング終点とし、両点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、中心線における各点の位置情報及び対応する縦方向の筆画の幅を取得し、前記中心線における各点の位置情報及び前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅によって、前記筆画における各画素点のフィリンググレー値を計算する処理ステップと、
    前記フィリンググレー値によって相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させる表示ステップと、
    を含むことを特徴とする手書き原筆跡の実現方法。
  11. 前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅を取得するステップは、
    前記サンプリング開始点とサンプリング終点のそれぞれの実際の筆画の幅d1及びdnの値をy軸に換算して、相応する縦方向の筆画の幅w1及びwnを取得し、それぞれ縦方向の筆画の幅w1及びwnの差の値を、前記サンプリング開始点とサンプリング終点とのx座標の差の値(x1−xn)と比較し、単位ステップサイズ(w1−wn)/(x1−xn)を得た後、x軸における前記サンプリング開始点に対応する点を開始点とし、x軸における前記サンプリング終点に対応する点を終点とし、y軸においてw1を初期値として、x軸において前記終点に向かって1単位長さで移動するたびに、中心線における対応する点の縦方向の筆画の幅wi+1は、直前の点の縦方向の筆画の幅wiに(w1−wn)/(x1−xn)を足して得られること
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記筆画内における各画素点のフィリンググレー値を確定する具体的な過程は、
    画素点から前記中心線における相応する点までの距離eiを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wi−ei+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られること
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記方法は、更に筆画端点を実現する実現ステップを含み、
    該実現ステップは、
    前記サンプリング点が前記筆画の筆画端点であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記筆画端点に対応する中心線端点kを円心とし、前記中心線端点kに対応する実際の筆画の幅dkを直径として1つの半円を確定し、前記半円の開始点と終点がいずれも前記円心に対応する縦方向の筆画の幅wkにあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算する処理ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 前記サンプリング点が前記筆画端点であるか否かを判断する判断ステップは、
    前記筆画が該サンプリング点の所で他の筆画と交わるかどうかを判断し、前記筆画が他の筆画と交わらない場合、該サンプリング点は前記筆画端点であると判断すること
    を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算するステップは、
    前記筆画端点が左端点であるかそれとも右端点であるか、及び該筆画の中心線の傾斜度が0以上か、それとも0未満かを判断することと、
    前記筆画端点が右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、前記中心線の下方において、即ち確定された半円と前記右端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の右側にある、該点を開始点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であることと、
    前記筆画端点が右端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、前記中心線の上方において、即ち確定された半円と前記右端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の右側にある、該点を開始点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は、半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であることと、
    前記筆画端点が左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0以上の場合、前記中心線の上方において、即ち前記半円と前記左端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の上側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該中心線の該端の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であることと、
    前記筆画端点が左端点であり、且つ該筆画の中心線の傾斜度が0未満の場合、前記中心線の下方において、即ち前記半円と前記左端点に対応する中心線端点kの縦方向の筆画の幅wkとの境界領域において、その画素点のフィリンググレー値は直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×ws−es+0.5))によって得られ、前記境界領域は、該中心線の延長線の下側で、x軸における該端点に対応するサンプリング点の対応する点の左側にある、該点を終点として長さが(wk−dk)/2であるx軸における線分に対応する領域であり、ここで、(wk−dk)/2は正の無限大方向の最も近い整数に丸められ、wsは該端での該中心線の延長線における各点に対応する縦方向の筆画の幅で、esは相応する画素点から該端での該中心線の延長線における相応する点までの距離であり、前記半円で確定された画素点の中の他の画素点のフィリンググレー値は半円フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×dk−ek+0.5))によって得られ、ここで、ekは相応する画素点から中心線端点kまでの距離であること、
    を含むことを特徴とする請求項13又は14に記載の方法。
  16. 電子装置であって、
    書き込みのインターフェース及び書き込みの筆跡を表示する表示インターフェースを提供するための手書きディスプレイと、
    手書き筆跡の接触点に対してサンプリングを行ってサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を得るためのサンプリング検出器と、
    請求項1〜15のいずれかに記載の実現方法によって、手書き原筆跡の表示を実現する手書き原筆跡実現モジュールを備えるマイクロプロセッサと、
    を備えることを特徴とする電子装置。
  17. 手書き原筆跡の実現方法であって、
    筆跡に対して時間順で連続サンプリングを行い、相応するサンプリング点の位置情報及び実際の筆画の幅を検出する筆画の幅確定ステップと、
    各2つの隣接するサンプリング点の中の前の点をサンプリング開始点とし、後ろの点をサンプリング終点とし、両点の連結線を両点間の筆画の中心線とし、中心線における各点の位置情報及び対応する縦方向の筆画の幅を取得し、前記中心線における各点の位置情報及び前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅によって、前記筆画における各画素点のフィリンググレー値を確定する処理ステップと、
    前記フィリンググレー値によって相応する画素点に対してフィリングを行い、表示させる表示ステップと、
    を含むことを特徴とする手書き原筆跡の実現方法。
  18. 前記方法は、更に、サンプリング点が筆画端点であるかそれとも筆画の交点であるかを判断する判断ステップと、筆画端点又は筆画の交点を処理する処理ステップを含み、
    前記判断ステップにおいて、
    筆画が該サンプリング点の所で他の筆画と交わるかを判断し、前記筆画が他の筆画と交わらない場合、該サンプリング点は前記筆画端点であり、前記筆画が他の筆画と交わる場合、該サンプリング点は2つの交わる筆画の交点である判断し、
    前記処理ステップにおいて、
    該サンプリング点が筆画端点である場合、前記筆画端点に対応する中心線端点kを円心とし、前記中心線端点kに対応する実際の筆画の幅dkを直径として1つの半円を確定し、前記半円の開始点と終点がいずれも前記円心に対応する縦方向の筆画の幅wkにあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算し、
    該サンプリング点が2つの交わる筆画の交点である場合、2つの交わる筆画の中心線の中の1本をx軸方向での本線に設定し、前記2つの交わる筆画の中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅、及び前記2つの交わる筆画の中心線の傾斜度と前記2つの交わる筆画の移動方向によって、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算する過程は、
    画素点から中心線における相応する点rまでの距離erを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wr−er+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られ、ここで、wrは中心線における相応する点rの縦方向の筆画の幅であこと
    を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記サンプリング開始点とサンプリング終点の間の筆画内における各画素点のフィリンググレー値を計算する過程は、
    画素点から前記中心線における相応する点までの距離eiを計算し、直線フィリング公式のmax(0,min(1.0, 0.5×wi−ei+0.5))によって相応する画素点のフィリンググレー値が得られること
    を含むことを特徴とする請求項17、18又は19に記載の方法。
  21. 手書き原筆跡の実現装置であって、
    手書き筆跡に対してリアルタイムにサンプリングし、サンプリング点の位置情報を検出して、サンプリング点の実際の筆画の幅を取得するためのサンプリング検出器と、
    前記サンプリング検出器に接続され、前記サンプリング点の位置情報に基づいて、隣接するサンプリング点間の筆画の中心線を確定して、中心線における各点の位置情報及び対応する縦方向の筆画の幅を取得し、前記中心線における各点の位置情報及び前記中心線における各点に対応する縦方向の筆画の幅によって前記筆画における各画素点のフィリンググレー値を確定するためのマイクロプロセッサと、
    を備えることを特徴とする手書き原筆跡の実現装置。
  22. 前記サンプリング検出器は圧力サンプリング検出器であり、サンプリング点の圧力値を検出することで、サンプリング点の圧力値に基づいてサンプリング点の実際の筆画の幅が得られ、
    前記マイクロプロセッサは、
    前記サンプリング検出器に接続され、サンプリング点が筆画端点であるか筆画交点であるかを判断するためのサンプリング判断モジュールと、
    前記サンプリング判断モジュールに接続され、サンプリング点が筆画端点であるか筆画交点であるかの判断結果により、処理して該サンプリング点の所在する画素点のフィリンググレー値を取得し、且つ処理して隣接するサンプリング点間の筆画における各画素点のフィリンググレー値を取得するための処理モジュールと、
    前記処理モジュールに接続され、前記処理モジュールによって得られるフィリンググレー値に基づいて、各前記画素点に対してグレーのフィリングを行うためのフィリングモジュールと、
    を備えることを特徴とする請求項21に記載の手書き原筆跡の実現装置。
  23. 前記処理モジュールが前記サンプリング判断モジュールによる判断結果に基づいて各画素点のグレー値を処理する過程は、
    該サンプリング点が筆画端点である場合、前記筆画端点に対応する中心線端点kを円心とし、前記中心線端点kに対応する実際の筆画の幅dkを直径として1つの半円を確定し、前記半円の開始点と終点がいずれも前記円心に対応する縦方向の筆画の幅wkにあるようにし、その後前記半円で確定された画素点のフィリンググレー値を計算することと、
    該サンプリング点が2つの交わる筆画の交点である場合、2つの交わる筆画の中心線の中の1本をx軸方向での本線に設定し、且つ前記2つの交わる筆画の中心線における各点の位置情報と縦方向の筆画の幅、及び前記2つの交わる筆画の中心線の傾斜度と前記2つの交わる筆画の移動方向によって、前記2つの交わる筆画の交点の所での相応する画素点のフィリンググレー値を計算すること、
    を含むことを特徴とする請求項22に記載の手書き原筆跡の実現装置。
JP2013550749A 2011-01-31 2012-01-21 手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置 Expired - Fee Related JP5706001B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN 201110033959 CN102103762B (zh) 2011-01-31 2011-01-31 一种手写原笔迹的实现方法
CN201110033937.5 2011-01-31
CN201110033959.1 2011-01-31
CN 201110033937 CN102103761B (zh) 2011-01-31 2011-01-31 手写原笔迹的实现方法
PCT/CN2012/070693 WO2012103794A1 (zh) 2011-01-31 2012-01-21 一种手写原笔迹的实现方法、实现装置及电子装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014505306A true JP2014505306A (ja) 2014-02-27
JP5706001B2 JP5706001B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=46602078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013550749A Expired - Fee Related JP5706001B2 (ja) 2011-01-31 2012-01-21 手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9183428B2 (ja)
JP (1) JP5706001B2 (ja)
KR (1) KR101516339B1 (ja)
TW (1) TW201237775A (ja)
WO (1) WO2012103794A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5706001B2 (ja) * 2011-01-31 2015-04-22 北京壹人壹本信息科技有限公司Beijing Ereneben Information Technology Co., Ltd. 手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置
WO2014197352A1 (en) * 2013-06-04 2014-12-11 Prime Circa, Inc. Vector texturing for free-form drawing
US9804709B2 (en) * 2015-04-28 2017-10-31 Samsung Display Co., Ltd. Vector fill segment method and apparatus to reduce display latency of touch events
CN110263636A (zh) * 2019-05-15 2019-09-20 赞同科技股份有限公司 一种无损笔迹还原方法及系统
CN110659644B (zh) * 2019-06-26 2022-07-01 西安理工大学 书法单字的笔画自动提取方法
CN110516655B (zh) * 2019-09-04 2023-04-18 中国地质调查局西安地质调查中心 一种汉字图像笔画处理方法及系统
CN110969678B (zh) * 2019-11-15 2023-07-25 广东智媒云图科技股份有限公司 一种平铺圆形的绘画方法、装置、终端设备及存储介质
CN113590002B (zh) * 2020-04-30 2024-04-16 京东方科技集团股份有限公司 笔迹形成方法、笔迹形成装置及电子设备
CN111857380A (zh) * 2020-07-28 2020-10-30 江西金格科技股份有限公司 一种手写原笔迹曲线平滑的实现方法
CN113642542B (zh) * 2021-10-14 2022-02-08 中国科学院自动化研究所 基于位置约束的手写汉字同名笔画提取方法
CN114308709A (zh) * 2021-12-28 2022-04-12 傲普(上海)新能源有限公司 一种电芯极片叠片对位检测方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6270979A (ja) * 1985-09-25 1987-04-01 Hitachi Ltd 対話型図形入力,生成装置
JPS6459474A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Toshiba Corp Thick line drawing system
JPH0244482A (ja) * 1988-06-27 1990-02-14 Hewlett Packard Co <Hp> ラスタ化方法
JPH0385622A (ja) * 1989-08-29 1991-04-10 Mutoh Ind Ltd 座標解析機におけるトレース方法
JPH05127810A (ja) * 1991-11-05 1993-05-25 Sharp Corp 手書文字処理装置
JPH06507036A (ja) * 1992-02-11 1994-08-04 マクロミーディア、インク 可変的幅のラインを生成するシステム及び方法
JPH08101922A (ja) * 1991-01-07 1996-04-16 Shima Seiki Mfg Ltd 画像編集作成装置および画像編集作成方法
JPH09231386A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Canon Inc 線分割描画方法及び線分割描画装置
JP2005031951A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Oki Data Corp 図形処理装置
JP2006338603A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 曲線描画装置、曲線描画方法、駐車支援装置及び車両
US20070222784A1 (en) * 2004-04-20 2007-09-27 David Arneau Method for Graphically Generating Rounded-End Lines
JP2014508992A (ja) * 2011-01-20 2014-04-10 北京壹人壹本信息科技有限公司 オリジナル手書き筆跡の筆鋒実現方法及び実現装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347589A (en) * 1991-10-28 1994-09-13 Meeks Associates, Inc. System and method for displaying handwriting parameters for handwriting verification
US7072398B2 (en) * 2000-12-06 2006-07-04 Kai-Kuang Ma System and method for motion vector generation and analysis of digital video clips
KR100518824B1 (ko) * 2003-03-17 2005-10-05 삼성전자주식회사 필기 모션 획 구분 인식 시스템 및 그 인식방법
CN100346355C (zh) * 2005-07-08 2007-10-31 天津大学 基于压感笔等装置的三维毛笔模型与仿真方法
CN100538612C (zh) * 2005-12-16 2009-09-09 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 具有笔锋效果的手写输入系统及方法
CN101576783B (zh) * 2008-05-09 2012-11-28 诺基亚公司 用于手写输入的用户接口、设备和方法
CN101373539B (zh) * 2008-10-07 2010-10-27 广东威创视讯科技股份有限公司 毛笔笔迹的书写方法及书写装置
CN101813989B (zh) 2009-02-20 2011-09-28 深圳中电数码显示有限公司 手写输入方法
CN101699516B (zh) * 2009-10-30 2012-09-05 华南理工大学 一种手写汉字美化的笔画渲染方法
JP5706001B2 (ja) * 2011-01-31 2015-04-22 北京壹人壹本信息科技有限公司Beijing Ereneben Information Technology Co., Ltd. 手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置
CN102103761B (zh) * 2011-01-31 2013-05-08 北京壹人壹本信息科技有限公司 手写原笔迹的实现方法
CN102103762B (zh) 2011-01-31 2012-11-28 北京壹人壹本信息科技有限公司 一种手写原笔迹的实现方法
US8989492B2 (en) * 2011-06-03 2015-03-24 Apple Inc. Multi-resolution spatial feature extraction for automatic handwriting recognition

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6270979A (ja) * 1985-09-25 1987-04-01 Hitachi Ltd 対話型図形入力,生成装置
JPS6459474A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Toshiba Corp Thick line drawing system
JPH0244482A (ja) * 1988-06-27 1990-02-14 Hewlett Packard Co <Hp> ラスタ化方法
JPH0385622A (ja) * 1989-08-29 1991-04-10 Mutoh Ind Ltd 座標解析機におけるトレース方法
JPH08101922A (ja) * 1991-01-07 1996-04-16 Shima Seiki Mfg Ltd 画像編集作成装置および画像編集作成方法
JPH05127810A (ja) * 1991-11-05 1993-05-25 Sharp Corp 手書文字処理装置
JPH06507036A (ja) * 1992-02-11 1994-08-04 マクロミーディア、インク 可変的幅のラインを生成するシステム及び方法
JPH09231386A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Canon Inc 線分割描画方法及び線分割描画装置
JP2005031951A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Oki Data Corp 図形処理装置
US20070222784A1 (en) * 2004-04-20 2007-09-27 David Arneau Method for Graphically Generating Rounded-End Lines
JP2006338603A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 曲線描画装置、曲線描画方法、駐車支援装置及び車両
JP2014508992A (ja) * 2011-01-20 2014-04-10 北京壹人壹本信息科技有限公司 オリジナル手書き筆跡の筆鋒実現方法及び実現装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130308863A1 (en) 2013-11-21
TW201237775A (en) 2012-09-16
US9183428B2 (en) 2015-11-10
KR101516339B1 (ko) 2015-05-04
JP5706001B2 (ja) 2015-04-22
KR20130109226A (ko) 2013-10-07
WO2012103794A1 (zh) 2012-08-09
TWI460669B (ja) 2014-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5706001B2 (ja) 手書き原筆跡の実現方法、実現装置及び電子装置
US9134821B2 (en) Method and device for implemeting original calligraphy of handwriting
CN102103761B (zh) 手写原笔迹的实现方法
CN110531875B (zh) 书写笔锋的生成方法、终端设备及存储介质
US9020266B2 (en) Methods and devices for processing handwriting input
JP2011520209A5 (ja)
US20150035778A1 (en) Display control device, display control method, and computer program product
US9792517B2 (en) Method and system for generating and selectively outputting two types of ink vector data
CN106155540B (zh) 电子毛笔笔形处理方法和装置
CN103345365B (zh) 连续手写输入的显示方法及采用该方法的手写输入装置
CN104461315A (zh) 一种实现笔锋效果的手写输入方法
CN104714743B (zh) 一种基于触屏的软笔实现方法及装置
CN102103762B (zh) 一种手写原笔迹的实现方法
CN102566812B (zh) 一种手写记事本的实现方法及装置
CN106201314A (zh) 一种在触控屏上实现手写输入的显示方法及显示装置
CN115237320A (zh) 笔迹显示方法、触控显示设备、计算机设备及介质
CN104238921A (zh) 一种自定义多边形的绘制方法和装置
CN103049211A (zh) 一种手写输入法的界面分布方法及输入法
CN105786314A (zh) 窗口调整方法及使用该方法的电子装置
US11676313B2 (en) Generating vector graphics by processing raster graphics
WO2021218448A1 (zh) 笔迹形成方法、笔迹形成装置及电子设备
US20200364399A1 (en) System and method for electronic table display
TWI502521B (zh) 筆觸顯示方法
JP2014038152A (ja) 表示装置および表示装置の制御方法
JPH04347721A (ja) 手書き文字入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20140918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5706001

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees