JP2014241512A - 通信装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】MUーMIMO方式で環境変化に応じて、適応的に良好な通信方法を提供する。
【解決手段】無線基地局との無線通信を行う無線端末として機能する通信装置で、グループ化されている無線端末局のグループの内、自身が含まれる無線端末局のグループに関する統計情報を解析する解析手段と、統計情報及び解析結果に相関する当該通信装置の制御を行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信を行う通信装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
現在、IEEEにおいて、無線LAN規格の1つとして、802.11ac規格(草案)が作成されている。この802.11ac規格(草案)では、Multi−User Multiple Input Multiple Output(以下、MU−MIMO)方式の採用が提案されている(非特許文献1)。
802.11ac規格(草案)のMU−MIMO方式では、無線基地局から無線端末局へのデータ送信について、無線端末局は、干渉の小さいグループにグループ化され、無線基地局から同一グループの無線端末局へのデータ送信が、空間分割多重化され、高速化が図られている。
802.11ac規格(草案)に関連する文献においても、このMU−MIMO方式において、無線端末局が、何れのグループに属し、何れのデータを受信すればよいかを認識する詳細な方式も提案されている(特許文献1、非特許文献2及び非特許文献3)。
図1は、802.11ac規格(草案)のMU−MIMO方式での無線端末局のグループ化の例を示している。
101は、無線基地局であり、102〜107は、無線端末局である。
無線基地局101は、無線端末局102、103、105及び106への実線で示すデータ送信と、無線端末局103、104及び107への破線で示すデータ送信を、それぞれグループ化している。
図2は、802.11ac規格(草案)のグループID管理フレームの構成を示している。
グループID管理フレームは、無線基地局がグループ化したグループ状態を、無線端末局へ通知するために用いられる。無線端末局は、通知されたグループID管理フレームに基づいて、無線基地局からのデータ送信を受信することができる。
図2のグループID管理フレームにおいて、201は、メンバシップ状態である。202は、空間ストリーム位置である。メンバシップ状態201及び空間ストリーム位置202は、グループID0〜63の各グループにそれぞれ設けられている。
メンバシップ状態201は、無線端末局が当該のグループに属しているか否かを示すために用いられる1bitの領域であり、属していない場合は0、属している場合は1に設定される。
空間ストリーム位置202は、無線端末局が当該のグループのどの空間ストリームに割り当てられているかを示すために用いられる2bitの領域であり、0〜3の4つの空間ストリームの内の何れかに設定される。
図3は、802.11ac規格(草案)のMU−MIMO方式でのデータ送信の例を示している。
301は、グループIDである。302は、データである。
無線基地局101は、無線端末局102、103、105及び106への実線で示すデータ送信を、グループID0のグループとしてグループ化する。そして、無線基地局101は、無線端末局102、103、105及び106へそれぞれに対するデータ送信を、0〜3の4つの空間ストリームに割り当て、それらを同時多重化する。
また、無線基地局101は、無線端末局103、104及び107への破線で示すデータ送信を、グループID1のグループとしてグループ化する。そして、無線基地局101は、そのデータ送信を、無線端末局103、104及び107へそれぞれに対するデータ送信を、0〜2の3つの空間ストリームに割り当て、それらを同時多重化する。
一方、無線端末局102〜107は、図2のグループID管理フレームに含まれる情報に基づいて、無線基地局101からの同時多重化されたデータ送信について、自分宛ての適切なグループID、適切な空間ストリーム位置のデータを受信する。
米国特許出願公開第2011/0002219号明細書
11-10-1361-03-00ac-proposed-tgac-draft-amendment.docx 11-10-0073-02-00ac-group-id-concept-for-dl-mu-mimo.ppt 11-10-1288-01-00ac-frame-format-for-groupid-management.pptx
従来技術では、無線基地局によるグループ化の方法は、他の無線端末局との位置関係もしくは電波伝搬状態等により、無線端末局にとって、必ずしも最適なグループ化がされるとは限らない、という課題がある。
また、グループ化の状態は変化する可能性があり、グループ化の状態の変化によって、無線端末局の通信がどのような状態に変化するかを、ユーザが認識する方法は提供されていない、という課題がある。
また、グループ化の状態の変化によって、無線端末局の通信が悪化する状態に変化しても、これを復旧するための方法は提供されていない、という課題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、環境変化に応じて、適応的に良好な通信を実現する通信技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による通信装置は以下の構成を備える。即ち、
無線基地局との無線通信を行う無線端末局の1つとして機能する通信装置であって、
グループ化されている無線端末局のグループの内、自身が含まれる無線端末局のグループに関する統計情報を解析する解析手段と、
前記統計情報、及び前記解析手段の解析結果に相関する当該通信装置の制御を行う制御手段と
を備える。
本発明によれば、環境変化に応じて、適応的に良好な通信を実現することができる。
802.11ac規格(草案)のMU−MIMO方式での無線端末局のグループ化の例を示す図である。 802.11ac規格(草案)のグループID管理フレームの構成を示す図である。 802.11ac規格(草案)のMU−MIMO方式でのデータ送信の例を示す図である。 本発明を適用できる無線システムの構成を示す図である。 実施形態1の無線端末局402の構成を示す図である。 実施形態1のグループ解析部503の処理を示すフローチャートである。 実施形態1の表示制御部504の処理を示すフローチャートである。 実施形態1の無線端末局402の動作例を示す図である。 実施形態2の無線端末局402の構成を示す図である。 実施形態2のグループ解析部903の処理を示すフローチャートである。 実施形態2の接続制御部904の処理を示すフローチャートである。 実施形態2の無線端末局402の動作例を示す図である。 実施形態3の無線端末局402の構成を示す図である。 実施形態3の無線端末局403〜407の構成を示す図である。 実施形態3のグループ解析部1303の処理を示すフローチャートである。 実施形態3の表示制御部1304の処理を示すフローチャートである。 実施形態3のグループ通知部1403の処理を示すフローチャートである。 実施形態3の無線端末局402の動作例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<実施形態1>
以下、図4〜図8を参照して、実施形態1を説明する。
図4は、本発明を適用できる無線システムの構成を示している。
401は、通信装置の1つである無線基地局である。無線基地局401は、802.11ac規格に対応し、同じく802.11ac規格に対応した無線端末局を収容する周知の機能を有する。
402〜407は、通信装置の1つであり、本発明を適用できる無線端末局である。無線端末局402〜407は、802.11ac規格に対応し、同じく802.11ac規格に対応した無線基地局に収容されることによって、他の無線端末局、無線基地局もしくは無線基地局と有線接続された有線端末局(不図示)と通信する周知の機能を有する。
図5は、実施形態1の無線端末局402の構成を示している。
501は、端末局機能部である。端末局機能部501は、周知のCPU、メモリ、キーボード、表示部(例えば、液晶画面)、これらを制御するプログラム等の構成要素で構成される。そして、端末局機能部501は、プログラム及びデータの保持、ユーザ操作に応じて情報処理を行い、結果を保存・表示する等の端末局機能を実現する。
502は、無線通信部である。無線通信部502は、周知の無線チップ、アンテナ及びこれらを制御するプログラム等の構成要素で構成され、802.11ac規格に対応した無線通信を実現する。
503は、グループ解析部である。グループ解析部503は、端末局機能部501が実行するプログラムによって実現され、無線通信部502で実現される無線通信に基づいて、802.11ac規格のグループの解析を行う。尚、グループ解析部503は、ソフトウェア(プログラム)でなく、専用のハードウェアで実現されても良い。グループ解析部503の処理の詳細については、図6で説明する。
504は、表示制御部である。表示制御部504は、端末局機能部501が実行するプログラムによって実現され、グループ解析部503の解析結果に基づいて、表示部に対する表示制御を行う。尚、表示制御部504は、ソフトウェア(プログラム)でなく、専用のハードウェアで実現されても良い。表示制御部504の処理の詳細については、図7で説明する。
図6は、実施形態1のグループ解析部503の処理を示している。
この処理は、無線端末局402にて、例えば、端末局機能部501及び無線通信部502が実現する機能によって、ユーザが無線通信を有効にして動作を始めた場合に開始される。
処理が開始されると、グループ解析部503は、解析を行う際に使用するグループ数の閾値を読み込む(ステップS601)。
次に、グループ解析部503は、無線基地局401から送信されるグループID管理フレームを無線通信部502が受信することを待機する(ステップS602)。
次に、グループ解析部503は、グループID管理フレームを受信すると、これを解析し、メンバシップ状態が1であるグループIDの数、つまり、無線端末局402が所属しているグループ数をカウントする(ステップS603)。
次に、グループ解析部503は、ステップS603でカウントしたグループ数とステップS601で読み込んだ閾値を比較する(ステップS604)。
次に、比較の結果、カウントしたグループ数が閾値以上である場合(ステップS604でYES)、グループ解析部503は、表示制御部504に、グループ数が大きい場合の表示制御を指示する(ステップS605)。その後、ステップS602に戻る。
一方、比較の結果、カウントしたグループ数が閾値未満である場合(ステップS604でNO)、グループ解析部503は、表示制御部504に、グループ数が小さい場合の表示制御を指示する(ステップS606)。その後、ステップS602に戻る。
図7は、実施形態1の表示制御部504の処理を示している。
この処理は、無線端末局402にて、例えば、端末局機能部501及び無線通信部502が実現する機能によって、ユーザが無線通信を有効にして動作を始めた場合に開始される。
処理が開始されると、表示制御部504は、グループ解析部503からの表示制御の指示を待機する(ステップS701)。
次に、表示制御部504は、表示制御の指示が、グループ数が大きい場合の指示であるか、小さい場合の指示であるかを判断する(ステップS702)。
次に、判断の結果、グループ数が大きい場合の指示である場合(ステップS702でYES)、表示制御部504は、無線端末局402の下り方向の通信と使用されている場所が良好である旨を示す情報を、端末局機能部501で実現される機能を利用して、表示部に表示する(ステップS703)。その後、ステップS701に戻る。
一方、判断の結果、グループ数が小さい場合の指示である場合(ステップS702でNO)、表示制御部504は、無線端末局402の下り方向の通信と使用されている場所が良好でない旨を示す情報を、端末局機能部501で実現される機能を利用して、表示部に表示する(ステップS704)。その後、ステップS701に戻る。
図8は、実施形態1の無線端末局402の動作例を示している。
例えば、無線端末局402のグループ解析部503の閾値が「2」に設定されていたとする。このとき、無線端末局402が、例えば、そのユーザが移動することで、破線で示す場所から実線で示す場所に移動したとする。また、このとき、無線端末局402の属するグループ数が「1」から「2」に変化したとする。更に、このとき、無線端末局402は、無線基地局401から、グループの状態の変化に伴って、グループID管理フレームを受信したとする。
この場合、無線端末局402では、グループ解析部503にて、グループ数が閾値以上である解析がなされ、表示制御部504にて、下り方向の通信、及び場所が良好である旨の情報801が表示部に表示される。この結果、ユーザは、そのままの場所で、無線端末局402を使用するよう留意することができる。
以上説明したように、実施形態1によれば、グループ化の状態の変化によって、無線端末局の通信がどのような状態に変化するかを通知することで、ユーザがその変化を認識し易くすることができる。
より具体的には、マルチユーザMIMOグループのグループ数を監視して、ユーザにその監視結果を通知するので、使用時に、通信帯域の大小、増減の観点で、適したグループ化がされているか否かの確認の容易性を高めることができる。
<実施形態2>
以下、図9〜図12を参照して、実施形態2を説明する。
図9は、実施形態2の無線端末局402の構成を示している。
901は、端末局機能部である。端末局機能部901は、周知のCPU、メモリ、キーボード、表示部(例えば、液晶画面)、これらを制御するプログラム等の構成要素で構成される。そして、端末局機能部901は、プログラム及びデータの保持、ユーザ操作に応じて情報処理を行い、結果を保存・表示する等の端末局機能を実現する。
902は、無線通信部である。無線通信部902は、周知の無線チップ、アンテナ及びこれらを制御するプログラム等の構成要素で構成され、802.11ac規格に対応した無線通信を実現する。
903は、グループ解析部である。グループ解析部903は、端末局機能部901が実行するプログラムによって実現され、無線通信部902で実現される無線通信に基づいて、802.11ac規格のグループの解析を行う。尚、グループ解析部903は、ソフトウェア(プログラム)でなく、専用のハードウェアで実現されても良い。グループ解析部903の処理の詳細については、図10で説明する。
904は、接続制御部である。接続制御部904は、端末局機能部901が実行するプログラムによって実現され、グループ解析部903の解析結果に基づいて、接続制御を行う。尚、接続制御部904は、ソフトウェア(プログラム)でなく、専用のハードウェアで実現されても良い。接続制御部904の処理の詳細については、図11で説明する。
図10は、実施形態2のグループ解析部903の処理を示している。
この処理は、無線端末局402にて、例えば、端末局機能部901及び無線通信部902が実現する機能によって、ユーザが無線通信を有効にして動作を始めた場合に開始される。
処理が開始されると、グループ解析部903は、解析を行う際に使用するグループ数の前回値を0に初期化する(ステップS1001)。
次に、グループ解析部903は、無線基地局401から送信されるグループID管理フレームを無線通信部902が受信することを待機する(ステップS1002)。
次に、グループ解析部903は、グループID管理フレームを受信すると、これを解析し、メンバシップ状態が1であるグループIDの数、つまり、無線端末局402が所属しているグループ数をカウントする(ステップS1003)。
次に、グループ解析部903は、ステップS1004でカウントしたグループ数とステップS1001で初期化した前回値を比較する(ステップS1004)。
次に、比較の結果、カウントしたグループ数が前回値以上である場合(ステップS1004でYES)、グループ解析部903は、接続制御部904に、グループ数が増加した場合の接続制御を指示する(ステップS1005)。次に、グループ解析部903は、前回値を、今回カウントしたグループ数に更新する(ステップS1007)。その後、ステップS1002に戻る。
一方、比較の結果、カウントしたグループ数が前回値未満である場合(ステップS1004でNO)、グループ解析部903は、接続制御部904に、グループ数が減少した場合の接続制御を指示する(ステップS1006)。その後、ステップS1007の処理を経て、ステップS1002に戻る。
図11は、実施形態2の接続制御部904の処理を示している。
この処理は、無線端末局402にて、例えば、端末局機能部901及び無線通信部902が実現する機能によって、ユーザが無線通信を有効にして動作を始めた場合に開始される。
処理が開始されると、接続制御部904は、グループ解析部903からの接続制御の指示を待機する(ステップS1101)。
次に、接続制御部904は、接続制御の指示が、グループ数が増加した場合の指示であるか、減少した場合の指示であるかを判断する(ステップS1102)。
次に、判断の結果、グループ数が増加した場合の指示である場合(ステップS1102でYES)、接続制御部904は、無線端末局402の下り方向の通信が良好であり、接続を維持するべきと判断する。この場合、接続制御部904は、無線通信部902に対して、再接続を指示せずに、接続を維持する(ステップS1103)。その後、ステップS1101に戻る。
一方、判断の結果、グループ数が減少した場合の指示である場合(ステップS1102でNO)、接続制御部904は、無線端末局402の下り方向の通信が良好でなく、再接続が必要であると判断する。この場合、接続制御部904は、無線通信部902に対して、再接続を指示して、再接続を実行する(ステップS1104)、その後、ステップS1101に戻る。
図12は、実施形態2の無線端末局402の動作例を示している。
無線端末局402が、例えば、そのユーザが移動することで、破線で示す場所から実線で示す場所に移動したとする。また、このとき、無線端末局402の属するグループ数が「2」から「1」に変化したとする。更に、このとき、無線端末局402は、無線基地局401から、グループの状態の変化に伴って、グループID管理フレームを受信したとする。
この場合、無線端末局402では、グループ解析部903にて、グループ数が減少した解析がなされ、接続制御部904にて、下り方向の通信が良好でなく、再接続が必要であるとみなされ、無線通信部902にて、再接続1201が実行される。この結果、グループ数が、再び1から2に戻る等、グループの状態がさらに変化することを想定することができる。
以上説明したように、実施形態2によれば、グループ化の状態の変化によって、再接続を適応的に実行することで、無線端末局の通信が悪化する状態に変化しても、これを復旧する可能性を高めることができる。
より具体的には、マルチユーザMIMOグループのグループ数を監視して、再接続を行うようにしたので、使用時に、通信帯域の大小、増減の観点で、適したグループ化がされる可能性を高めることができる。
<実施形態3>
以下、図13〜図18を参照して、実施形態3を説明する。
図13は、実施形態3の無線端末局402の構成を示している。
1301は、端末局機能部である。端末局機能部1301は、周知のCPU、メモリ、キーボード、表示部(例えば、液晶画面)、これらを制御するプログラム等の構成要素で構成される。そして、端末局機能部1301は、プログラム及びデータの保持、ユーザ操作に応じて情報処理を行い、結果を保存・表示する等の端末局機能を実現する。
1302は、無線通信部である。無線通信部1302は、周知の無線チップ、アンテナ及びこれらを制御するプログラム等の構成要素で構成され、802.11ac規格に対応した無線通信を実現する。
1303は、グループ解析部である。グループ解析部1303は、端末局機能部1301が実行するプログラムによって実現され、無線通信部1302で実現される無線通信に基づいて、802.11ac規格のグループの解析を行う。尚、グループ解析部1303は、ソフトウェア(プログラム)でなく、専用のハードウェアで実現されても良い。グループ解析部1303の処理の詳細については、図15で説明する。
1304は、表示制御部である。表示制御部1304は、端末局機能部1301が実行するプログラムによって実現され、グループ解析部1303の解析結果に基づいて、表示部に対する表示制御を行う。尚、表示制御部1304は、ソフトウェア(プログラム)でなく、専用のハードウェアで実現されても良い。表示制御部1304の処理の詳細については、図16で説明する。
図14は、実施形態3の無線端末局403〜407の構成を示している。
1401は、端末局機能部である。端末局機能部1401は、周知のCPU、メモリ、キーボード、表示部(例えば、液晶画面)、これらを制御するプログラム等の構成要素で構成される。そして、端末局機能部1401は、プログラム及びデータの保持、ユーザ操作に応じて情報処理を行い、結果を保存・表示する等の端末局機能を実現する。
1402は、無線通信部である。無線通信部1402は、周知の無線チップ、アンテナ及びこれらを制御するプログラム等の構成要素で構成され、802.11ac規格に対応した無線通信を実現する。
1403は、グループ通知部である。グループ通知部1403は、端末局機能部1301が実行するプログラムによって実現される。グループ通知部1403は、無線通信部1402で実現される無線通信に基づいて、802.11ac規格のグループの解析を行い、無線通信局402からのグループ通知要求に応じて、グループ通知を行う。尚、グループ通知部1403は、ソフトウェア(プログラム)でなく、専用のハードウェアで実現されても良い。グループ通知部1403の処理の詳細については、図17で説明する。
図15は、実施形態3のグループ解析部1303の処理を示している。
この処理は、無線端末局402にて、例えば、端末局機能部1301及び無線通信部1302が実現する機能によって、ユーザが無線通信を有効にして動作を始めた場合に開始される。
処理が開始されると、グループ解析部1303は、無線基地局401から送信されるグループID管理フレームを無線通信部1302が受信することを待機する(ステップS1501)。
次に、グループ解析部1303は、グループID管理フレームが受信すると、これを解析し、メンバシップ状態が1であるグループIDの数、つまり、無線端末局402が所属しているグループ数をカウントする(ステップS1502)。
次に、グループ解析部1303は、無線基地局401が収容する無線端末局403〜407に対して、無線通信部1302を介して、同報通信にて、グループ通知要求を送信する(ステップS1503)。
次に、グループ解析部1303は、一定期間、無線端末局403〜407から送信されるグループ通知を無線通信部1302を介して受信することを待機する(ステップS1504)。
次に、グループ解析部1303は、一定期間内に受信した無線端末局403〜407全てまたは何れかからのグループ通知の数と、このグループ通知にて取得する各無線端末局が所属しているグループ数とから、他の無線端末局1台あたりが所属するグループ数の平均値を算出する(ステップS1505)。
次に、グループ解析部1303は、ステップS1502でカウントしたグループ数とステップS1505で算出した平均値を比較する(ステップS1506)。
次に、比較の結果、カウントしたグループ数が平均値以上である場合(ステップS1506でYES)、グループ解析部1303は、表示制御部1304に、グループ数が大きい場合の表示制御を指示する(ステップS1507)。その後、ステップS1501に戻る。
一方、比較の結果、カウントしたグループ数が平均値未満である場合(ステップS1506でNO)、グループ解析部1303は、表示制御部1304に、グループ数が小さい場合の表示制御を指示する(ステップS1508)。その後、ステップS1501に戻る。
図16は、実施形態3の表示制御部1304の処理を示している。
この処理は、無線端末局402にて、例えば、端末局機能部1301及び無線通信部1302が実現する機能によって、ユーザが無線通信を有効にして動作を始めた場合に開始される。
処理が開始されると、表示制御部1304は、グループ解析部1303からの表示制御の指示を待機する(ステップS1601)。
次に、表示制御部1304は、表示制御の指示が、グループ数が大きい場合の指示であるか、小さい場合の指示であるかを判断する(ステップS1602)。
次に、判断の結果、グループ数が大きい場合の指示である場合(ステップS1602でYES)、表示制御部1304は、無線端末局402の下り方向の通信と使用されている場所が良好な旨を示す情報を、端末局機能部1301で実現される機能を利用して、表示部に表示する(ステップS1603)。その後、ステップS1601に戻る。
一方、判断の結果、グループ数が小さい場合の指示である場合(ステップS1602でNO)、表示制御部1304は、無線端末局402の下り方向の通信と使用されている場所が良好でない旨を示す情報を、端末局機能部1301で実現される機能を利用して、表示部に表示する(ステップS1604)。その後、ステップS1601に戻る。
図17は、実施形態3のグループ通知部1403の処理を示している。
この処理は、無線端末局403〜407にて、例えば、端末局機能部1401及び無線通信部1402が実現する機能によって、ユーザが無線通信を有効にして動作を始めた場合に開始される。
処理が開始されると、グループ通知部1403は、無線基地局401から送信されたグループID管理フレームを無線通信部1402が受信することを待機する(ステップS1701)。
次に、グループ通知部1403は、グループID管理フレームを受信すると、これを解析し、メンバシップ状態が1であるグループIDの数、つまり、無線端末局403〜407が所属しているグループ数をカウントする(ステップS1702)。
次に、グループ通知部1403は、無線端末局402から送信されるグループ通知要求を無線通信部1402を介して受信することを待機する(ステップS1703)。
次に、グループ通知部1403は、グループ通知要求を受信すると、無線端末局402に対して、カウントしたグループ数の情報を含めて、無線通信部1302を介して、グループ通知を送信する(ステップS1704)。その後、ステップS1701に戻る。
図18は、実施形態3の無線端末局402の動作例を示している。
無線端末局402が、例えば、そのユーザが移動することで、破線で示す場所から実線で示す場所に移動したとする。また、このとき、無線端末局402の属するグループ数が「2」から「1」に変化したとする。更に、このとき、無線端末局402は、無線基地局401から、グループの状態の変化に伴って、グループID管理フレームを受信したとする。
この場合、無線端末局402では、グループ解析部1303にて、グループ数が平均値以上である解析がなされ、表示制御部1304にて、下り方向の通信及び場所が良好である旨の情報1810が表示部に表示される。この結果、ユーザは、そのままの場所で、無線端末局402を使用するよう留意することができる。
以上説明したように、実施形態3によれば、グループ化の状態の変化によって、無線端末局の通信がどのような状態に変化するかを通知することで、ユーザがその変化を認識し易くすることができる。
<実施形態4>
上述の実施形態1乃至3は、本発明の実施形態の一部であり、これらに限定されるものではない。
例えば、実施形態1〜3において、無線端末局が受信したグループID管理フレームを解析し、自身が所属しているグループ数をカウントしているが、これに限定されない。例えば、図3で示す無線基地局からのデータ送信を監視して解析し、グループ数をカウントしてもよい。また、例えば、他の無線端末局の応答を監視して解析し、グループ数をカウントしてもよい。
また、実施形態1〜3において、無線端末局が、例えば、統計情報として自身が所属しているグループ数を解析しているが、これに限定されない。例えば、自身が所属しているグループの送信時間、帯域、送信周期等の統計情報を解析するようにしてもよい。
また、実施形態1において、無線端末局が、例えば、自身が所属しているグループ数と、あらかじめ定めた閾値とを比較しているが、これに限定されない。例えば、あらかじめ定めた閾値でなく、ユーザが指定した値と比較してもよいし、設置時の値等の、ある状態での値と比較してもよい。いずれにしても、グループ数と所定の設定値とを比較する。
また、実施形態3において、無線端末局が、例えば、自身が所属しているグループ数と、他の無線端末局が所属しているグループ数の平均値とを比較しているが、これに限定されない。例えば、平均値でなく、最大値または最小値と比較するようにしてもよい。
また、無線端末局が、例えば、他の無線端末局が所属している全てのグループに自身も所属しているか、もしくは、他の無線端末局が所属している特定の一部のグループ、例えば、特定の無線端末局が所属しているグループに自身も所属しているか等で判断してもよい。
また、無線端末局が、例えば、無線システムでグループ化されている全てのグループ、もしくは、特定の一部のグループの総和の内の、自身が所属しているグループ数の割合で、判断してもよい。
また、無線端末局が、例えば、他の無線端末局の所属しているグループ数のみ解析するようにし、自身が所属しているグループ数は解析しなくてもよい。
また、解析する場合は、解析を実施できる統計情報が得られるのであれば、物理層のヘッダを解析してもよいし、アプリケーション層で統計情報を共有するプロトコルを定義し、これに従って解析してもよい。
また、実施形態1及び3において、無線端末局が、解析に応じて、表示制御を行う場合に、文字列を表示するようにしているが、これに限定されない。例えば、記号等のその他の画像の表示でもよいし、表示でなく、音声出力制御としてもよいし、それらの組み合わせあっても良い。
また、実施形態2において、無線端末局が、例えば、解析に応じて、接続制御を行う場合に、再接続または接続を維持するようにしているが、これに限定されない。例えば、自身が送信するデータサイズを調節する等、無線基地局のグループ化や無線基地局とのデータ送受信に相関する設定を変更するようにしてもよい。
このように、本発明では、統計情報及び解析結果に相関する無線端末局の制御(通信状態の表示制御、接続制御)を行う。
また、実施形態1乃至3の構成を任意に組み合わせて、統計情報及び解析結果に相関する無線端末局の制御(通信状態の表示制御、接続制御)を行うようにしても良い。
尚、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 無線基地局との無線通信を行う無線端末局の1つとして機能する通信装置であって、
    グループ化されている無線端末局のグループの内、自身が含まれる無線端末局のグループに関する統計情報を解析する解析手段と、
    前記統計情報、及び前記解析手段の解析結果に相関する当該通信装置の制御を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記統計情報は、自身が含まれる無線端末局のグループの数であり、
    前記解析手段は、前記グループの数と所定の設定値とを比較することで、前記統計情報を解析する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記統計情報、及び前記解析手段の解析結果に相関する通信状態の表示制御を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記統計情報、及び前記解析手段の解析結果に相関する接続制御を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記統計情報の送信を、他の無線端末局に要求する要求手段を更に備え、
    前記解析手段は、前記要求手段の要求に応じて受信する前記統計情報を解析する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 他の無線端末局から、前記統計情報の送信の要求を受信する受信手段と、
    前記要求を受信した場合に、前記統計情報を前記他の無線端末局へ送信する送信手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 無線基地局との無線通信を行う無線端末局の1つとして機能する通信装置の制御方法であって、
    グループ化されている無線端末局のグループの内、自身が含まれる無線端末局のグループに関する統計情報を解析する解析工程と、
    前記統計情報、及び前記解析工程の解析結果に相関する当該通信装置の制御を行う制御工程と
    を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. 無線基地局との無線通信を行う無線端末局の1つとして機能する通信装置の制御をコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    グループ化されている無線端末局のグループの内、自身が含まれる無線端末局のグループに関する統計情報を解析する解析手段と、
    前記統計情報、及び前記解析手段の解析結果に相関する当該通信装置の制御を行う制御手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017073048A1 (ja) * 2015-10-30 2018-08-16 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 送信方法、送信装置、受信方法及び受信装置

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JPWO2017073048A1 (ja) * 2015-10-30 2018-08-16 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 送信方法、送信装置、受信方法及び受信装置

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