JP2014239352A - Cco実施判定装置、cco実施判定方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

Cco実施判定装置、cco実施判定方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】CCOの実施を適切に判定することを図る。
【解決手段】CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定部13と、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうちセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部14と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、CCO実施判定装置、CCO実施判定方法およびコンピュータプログラムに関する。
近年、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる無線通信システム等の高速通信が可能な無線通信システムが運用開始されたことにより、セルラーネットワークにおける通信トラヒック量が爆発的に増大している。あるセルに通信トラヒックが集中すると、当該セルの処理能力の低下や無線リソースの枯渇により、当該セルに接続する端末の通信品質が全体的に劣化する場合がある。これを解決する手法の一つとして、CCO(Coverage and Capacity Optimization)技術が検討されている。CCO技術は、無線通信システムのSON(Self-Organizing Networks)機能の一つであり、基地局アンテナのチルト角または基地局からの送信電力を制御することで、基地局のセルのカバレッジや通信容量を最適化するための技術である。CCO技術によれば、セルのカバレッジを狭くして当該セルのカバレッジ内の端末数を減らすことにより、当該セルに対する通信トラヒックの集中を緩和させて、当該セルに接続する端末の通信品質を全体的に向上させることが可能である(例えば非特許文献1参照)。
M.Petersen, et al, "Automatic antenna tilt control for capacity enhancement in UMTS FDD," IEEE VTC Fall, Sept. 2004.
しかし、上述した従来のCCO技術では、以下に示すような課題がある。
図10は従来のCCO技術を説明するための説明図である。図10(1)では、隣接するセル#A、#Bにおいて、セル#Aの方に端末が集中して接続している。ここで、図10(2)に示されるように、従来のCCO技術を用いてセル#Aのカバレッジを狭くして当該セル#Aのカバレッジ内の端末数を減らすことを試みる。しかしながら、セル#Aに接続する端末の位置や該端末の通信トラヒック量などの状況によっては、セル#Aのカバレッジを狭くしても、当該セル#Aのカバレッジ内の端末数があまり減らない、又は、当該セル#Aにおける通信トラヒック量があまり減らない、ことが起こり得る。また、図10(2)に示されるように、セル#Aのカバレッジを狭くすることにより、基地局からの受信電力が極端に弱いエリア(以下、カバレッジホールと称する)が発生する恐れがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、CCOの実施を適切に判定することができるCCO実施判定装置、CCO実施判定方法およびコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定部と、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうちセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定部と、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定部と、前記算出された負荷分散量推定値が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定部と、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末ごとに、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を記憶する端末情報記憶部と、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記端末情報記憶部の情報に基づいて複数のキャリア周波数に対応する端末の割合を算出し、該算出された割合が閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数を記憶するハンドオーバ回数情報記憶部と、前記ハンドオーバの回数が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)を記憶するハンドオーバ回数情報記憶部と、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)と、隣接セルから前記CCO実施判定対象セルへ流入する方向のハンドオーバの発生した回数(流入ハンドオーバ回数)とを記憶するハンドオーバ回数情報記憶部と、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上であり、且つ、前記流入ハンドオーバ回数が流入閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備え、前記流入閾値は前記流出閾値以下である、ことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち、負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、又は、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下であり且つ該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償の前後における通信品質変化量を計算する通信品質変化量計算部と、前記通信品質変化量が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定部と、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合と、同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末の割合とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定部と、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ負荷分散量推定値を算出し、前記同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定部と、前記セルサイトエッジ負荷分散量推定値と前記同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定装置は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルと異なるセルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(異セルサイト隣接セル負荷平均値)と、前記CCO実施判定対象セルと同一セルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(同一セルサイト隣接セル負荷平均値)とを算出し、前記異セルサイト隣接セル負荷平均値と前記同一セルサイト隣接セル負荷平均値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定するステップと、実施判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうちセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定するステップと、負荷分散量推定部が、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値を算出するステップと、実施判定部が、前記算出された負荷分散量推定値が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定するステップと、端末情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末ごとに、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を記憶するステップと、実施判定部が、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記端末情報記憶部の情報に基づいて複数のキャリア周波数に対応する端末の割合を算出し、該算出された割合が閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、ハンドオーバ回数情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数を記憶するステップと、実施判定部が、前記ハンドオーバの回数が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、ハンドオーバ回数情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)を記憶するステップと、実施判定部が、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、ハンドオーバ回数情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)と、隣接セルから前記CCO実施判定対象セルへ流入する方向のハンドオーバの発生した回数(流入ハンドオーバ回数)とを記憶するステップと、実施判定部が、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上であり、且つ、前記流入ハンドオーバ回数が流入閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含み、前記流入閾値は前記流出閾値以下である、ことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち、負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、又は、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下であり且つ該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、通信品質変化量計算部が、前記CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償の前後における通信品質変化量を計算するステップと、実施判定部が、前記通信品質変化量が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行うステップと、実施判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合と、同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末の割合とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行うステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行うステップと、負荷分散量推定部が、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ負荷分散量推定値を算出し、前記同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値を算出するステップと、実施判定部が、前記セルサイトエッジ負荷分散量推定値と前記同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行うステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCCO実施判定方法は、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルと異なるセルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(異セルサイト隣接セル負荷平均値)と、前記CCO実施判定対象セルと同一セルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(同一セルサイト隣接セル負荷平均値)とを算出し、前記異セルサイト隣接セル負荷平均値と前記同一セルサイト隣接セル負荷平均値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行うステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定ステップと、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうちセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定ステップと、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定ステップと、前記算出された負荷分散量推定値が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定ステップと、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末ごとに、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を端末情報記憶部に記憶する端末情報記憶ステップと、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記端末情報記憶部の情報に基づいて複数のキャリア周波数に対応する端末の割合を算出し、該算出された割合が閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数をハンドオーバ回数情報記憶部に記憶するハンドオーバ回数情報記憶ステップと、前記ハンドオーバの回数が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)をハンドオーバ回数情報記憶部に記憶するハンドオーバ回数情報記憶ステップと、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)と、隣接セルから前記CCO実施判定対象セルへ流入する方向のハンドオーバの発生した回数(流入ハンドオーバ回数)とをハンドオーバ回数情報記憶部に記憶するハンドオーバ回数情報記憶ステップと、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上であり、且つ、前記流入ハンドオーバ回数が流入閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであり、前記流入閾値は前記流出閾値以下である、ことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち、負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、又は、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下であり且つ該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償の前後における通信品質変化量を計算する通信品質変化量計算ステップと、前記通信品質変化量が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定ステップと、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合と、同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末の割合とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定ステップと、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ負荷分散量推定値を算出し、前記同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定ステップと、前記セルサイトエッジ負荷分散量推定値と前記同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルと異なるセルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(異セルサイト隣接セル負荷平均値)と、前記CCO実施判定対象セルと同一セルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(同一セルサイト隣接セル負荷平均値)とを算出し、前記異セルサイト隣接セル負荷平均値と前記同一セルサイト隣接セル負荷平均値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、CCOの実施を適切に判定することができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る無線通信システムのセル構成を説明するための説明図である。 図1に示すセルサイトに係るセルエッジ構成を説明するための説明図である。 本発明の実施例1に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例5に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例6に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。 アンテナチルト制御およびアンテナビーム幅制御の概念図である。 従来のCCO技術を説明するための説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
はじめに、本実施形態に係る無線通信システムのセル構成を説明する。図1は、本実施形態に係る無線通信システムのセル構成を説明するための説明図である。図1に示される本実施形態に係る無線通信システムのセル構成では、一基地局が一セルサイトを有する。一セルサイトは3個のセルから構成される。例えば、基地局100Aは、セルサイト200Aを有する。そのセルサイト200Aは3個のセル#0,#1,#2から構成される。基地局100Aは、セル#0,#1,#2の各々に対応する3個の基地局アンテナ#0,#1,#2(図示せず)を有する。基地局100Aは、基地局アンテナ#0によってセル#0のカバレッジを形成し、基地局アンテナ#1によってセル#1のカバレッジを形成し、基地局アンテナ#2によってセル#2のカバレッジを形成する。
図2は、図1に示すセルサイトに係るセルエッジ構成を説明するための説明図である。図2には、図1のセルサイト200Aを一例として示している。セルエッジは、セル間の境界である。セルサイト200Aは、12個のセルエッジ201〜212を有する。セル#0は、セルエッジ201、202、210、212、209を有する。セル#1は、セルエッジ203、204、205、211、210を有する。セル#2は、セルエッジ206、207、208、212、211を有する。セルエッジ201〜209は、隣接するセルサイト間の境界(セルサイトエッジ)である。セルエッジ210〜212は、同一セルサイトに属するセル間の境界(同一セルサイト内セルエッジ)である。
以下、本実施形態に係るCCO実施判定装置の各実施例を説明する。なお、本実施形態においてCCOの実施とは、CCO実施対象セルの負荷を減少させることを目的として、基地局アンテナのチルト角、基地局アンテナのビーム幅または基地局アンテナからの電波の送信電力、を変更することにより、当該基地局アンテナから送信する電波によって形成されるカバレッジを小さくすることを指す。
図3は、本発明の実施例1に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。図3において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と端末位置判定部13と実施判定部14を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セルに接続する端末の位置を判定する。実施判定部14は、端末位置判定部13による端末の位置の判定結果に基づいて、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定する。
CCO実施判定対象セルの情報(CCO実施判定対象セル情報)は入力部11により入力される。端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セル情報を用いて、CCO実施判定対象セルに接続する各端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する。この端末位置判定方法の例1−1、1−2を以下に示す。
(例1−1)
端末の通信品質が閾値以下である場合に、当該端末がセルサイトエッジ付近に在ると判定する。各端末の通信品質はCCO実施判定対象セル情報に含まれる。また、閾値は、任意に設定可能とする。端末の通信品質としては、例えば、RSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、CQI(Channel Quality Indicator)などが利用可能である。
(例1−2)
端末のCCO実施判定対象セルに関する通信品質と、当該端末のCCO実施判定対象セルの隣接セルに関する通信品質との差分の絶対値が閾値以下である場合に、当該端末がセルサイトエッジ付近に在ると判定する。各端末の各通信品質はCCO実施判定対象セル情報に含まれる。また、閾値は、任意に設定可能とする。端末の通信品質としては、例えば、RSRPが利用可能である。
実施判定部14は、端末位置判定部13による端末の位置の判定結果に基づいて、CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合を算出する。次いで、実施判定部14は、該算出された割合が閾値以上である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。該閾値は任意に設定可能とする。
図4は、本発明の実施例2に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。図4において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と端末位置判定部13と実施判定部14と負荷分散量推定部21を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。
端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セルに接続する端末の位置を判定する。負荷分散量推定部21は、端末位置判定部13によってセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、CCO実施判定対象セルの負荷分散量を推定する。実施判定部14は、負荷分散量推定部21により算出された負荷分散量推定値に基づいて、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定する。
CCO実施判定対象セル情報は入力部11により入力される。端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セル情報を用いて、CCO実施判定対象セルに接続する各端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する。この端末位置判定方法は上記実施例1と同様である。
負荷分散量推定部21は、端末位置判定部13によってセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末(セルサイトエッジ端末)を対象にして、CCO実施判定対象セルの負荷分散量を推定する。この負荷分散量推定方法の例2−1、2−2を以下に示す。
(例2−1)
全セルサイトエッジ端末を対象にして、各セルサイトエッジ端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量の合計値を負荷分散量推定値とする。各端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量は、CCO実施判定対象セル情報に含まれる。
なお、端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量は、下りリンクのデータ量を用いてもよく、又は、上りリンクのデータ量を用いてもよく、又は、下りリンのデータ量と上りリンクのデータ量の合計を用いてもよい。また、上りリンクのデータ量としては、端末の送信バッファに存在するデータ量が利用可能である。下りリンクのデータ量としては、基地局の送信バッファに存在するデータ量が利用可能である。
(例2−2)
まず、全セルサイトエッジ端末を対象にして、各セルサイトエッジ端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量を伝送するために必要な無線リソース量を算出する。この無線リソース量の算出では、例えば、CCO実施判定対象セルに実装されたスケジューラと同じ無線リソース量算出方法を用いる。無線リソース量の算出に必要な情報は、CCO実施判定対象セル情報に含まれる。次いで、全セルサイトエッジ端末を対象にして、該算出された無線リソース量を合計し、この合計値を負荷分散量推定値とする。なお、無線リソースとしては、リソースブロック(RB(Resource Block))が利用可能である。
実施判定部14は、負荷分散量推定部21によって算出された負荷分散量推定値が閾値以上である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。該閾値は任意に設定可能とする。
図5は、本発明の実施例3に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。図5において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と端末位置判定部13と実施判定部14と端末情報記憶部31を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。
端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セルに接続する端末の位置を判定する。端末情報記憶部31は、CCO実施判定対象セルに接続する端末の情報を記憶する。実施判定部14は、複数のキャリア周波数に対応する端末の割合に基づいて、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定する。
CCO実施判定対象セル情報は入力部11により入力される。端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セル情報を用いて、CCO実施判定対象セルに接続する各端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する。この端末位置判定方法は上記実施例1と同様である。端末情報記憶部31は、CCO実施判定対象セルに接続する端末ごとに、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を記憶する。
実施判定部14は、端末位置判定部13によってセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末(セルサイトエッジ端末)を対象にして、端末情報記憶部31から、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を取得する。次いで、実施判定部14は、全セルサイトエッジ端末のうち、複数のキャリア周波数に対応するセルサイトエッジ端末の割合を算出する。次いで、実施判定部14は、該算出された割合が閾値以下である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。該閾値は任意に設定可能とする。
図6は、本発明の実施例4に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。図6において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と実施判定部14とハンドオーバ回数情報記憶部33を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。
ハンドオーバ回数情報記憶部33は、CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数を記憶する。実施判定部14は、ハンドオーバ回数情報記憶部33の情報に基づいて、CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数が閾値以上である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。該閾値は任意に設定可能とする。
なお、ハンドオーバ回数情報記憶部33は、CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)と、隣接セルからCCO実施判定対象セルへ流入する方向のハンドオーバの発生した回数(流入ハンドオーバ回数)とを、それぞれに記憶するようにしてもよい。そして、流出ハンドオーバ回数に対する閾値(流出閾値)と、流入ハンドオーバ回数に対する閾値(流入閾値)とをそれぞれ設ける。該流出閾値および該流入閾値は任意に設定可能とする。
実施判定部14は、流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。又は、実施判定部14は、流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上であり、且つ、流入ハンドオーバ回数が流入閾値以下である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。但し、流出閾値≧流入閾値である。
図7は、本発明の実施例5に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。図7において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と実施判定部14とセル負荷情報記憶部35を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。
セル負荷情報記憶部35は、CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶する。負荷量としては、無線リソース使用率が利用可能である。無線リソースとしては、RBが利用可能である。
実施判定部14は、セル負荷情報記憶部35の情報に基づいて、CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出する。また、実施判定部14は、セル負荷情報記憶部35の情報に基づいて、CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち、負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求める。次いで、実施判定部14は、隣接セル負荷平均値を負荷平均閾値と比較する。また、実施判定部14は、隣接セル最大負荷量を最大負荷閾値と比較する。
次いで、実施判定部14は、該比較の結果のうち、少なくとも一つの結果が閾値以下である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。したがって、隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合、隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、又は、隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下であり且つ隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、のいずれの場合も、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定される。負荷平均閾値および最大負荷閾値は任意に設定可能とする。
図8は、本発明の実施例6に係るCCO実施判定装置1の構成を示すブロック図である。図8において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と実施判定部14と通信品質変化量計算部41を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。
通信品質変化量計算部41は、CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償の前後における通信品質変化量を計算する。この通信品質変化量の計算方法を以下に説明する。
通信品質変化量計算部41は、特定エリア(通信品質計算対象エリア)に対して、CCO実施判定対象セルにCCOを実施した後の通信品質(CCO実施後通信品質)を計算する。また、通信品質変化量計算部41は、該同じ特定エリアに対して、CCO実施判定対象セルにCCOを実施し、且つ、該CCOの実施により発生するカバレッジホールに対する補償を実施した後の通信品質(補償実施後通信品質)を計算する。なお、通信品質としては、SINR(Signal to Interference and Noise power Ratio)、RSRP、RSRQなどが利用可能である。CCO実施判定対象セルと他セルのうち、計算対象のエリア内で受信電力が大きい方のセルを所望セルとし、小さい方を非所望セルとする。
次いで、通信品質変化量計算部41は、該算出された結果を用いて、補償実施後通信品質からCCO実施後通信品質を減算し、該減算結果を通信品質変化量とする。次いで、通信品質変化量計算部41は、該通信品質変化量が閾値以上である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する。該閾値は任意に設定可能とする。
なお、補償実施後通信品質が閾値以上である場合に、CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定してもよい。
また、特定エリア(通信品質計算対象エリア)としては、例えば、CCO実施判定対象セルにCCOを実施したことにより、該CCOの実施前に比べて通信品質が劣化するエリアを選択することが挙げられる。
また、特定エリア(通信品質計算対象エリア)内を、x[m]四方の区画(計算区画)にメッシュ状に区分けしてもよい。xは任意に設定可能とする。この場合、通信品質変化量計算部41は、計算区画ごとに、CCO実施後通信品質および補償実施後通信品質を計算する。そして、通信品質変化量計算部41は、全計算区画を対象にして、補償実施後通信品質の合計値からCCO実施後通信品質の合計値を減算し、該減算結果を通信品質変化量とする。
なお、CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償は、例えば、CCO実施判定対象セルの隣接セルのカバレッジを拡大することにより実施することが挙げられる。
実施例7では、CCOの実施として、基地局アンテナのチルト角を変更(アンテナチルト制御)するかの判定と、基地局アンテナのビーム幅を変更(アンテナビーム幅制御)するかの判定とを行う。図9は、アンテナチルト制御する場合と、アンテナビーム幅制御する場合の概念図である。
図9(1)において、アンテナチルト制御では、CCO実施対象セルのメインビーム方向でカバレッジが縮小する。このため、CCO実施対象セルにおいてメインビーム方向のセルエッジ付近に在る端末が他セルに移行されやすい。一方、図9(2)において、アンテナビーム幅制御では、CCO実施対象セルのメインビームの側面方向でカバレッジが縮小する。このため、CCO実施対象セルにおいてメインビームの側面方向のセルエッジ付近に在る端末が他セルに移行されやすい。本実施例7は、該知見に基づいたものである。
実施例7に係るCCO実施判定装置1の構成は図3の構成と同様である。以下、図3の構成に基づいて、実施例7に係るCCO実施判定装置1を説明する。
図3において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と端末位置判定部13と実施判定部14を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セルに接続する端末の位置を判定する。実施判定部14は、端末位置判定部13による端末の位置の判定結果に基づいて、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定する。
CCO実施判定対象セル情報は入力部11により入力される。端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セル情報を用いて、CCO実施判定対象セルに接続する各端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定と、を行う。この端末位置判定方法の例7−1−1、7−1−2、7−1−3を以下に示す。
(例7−1−1)
端末のRSRPがセルサイトエッジ判定用RSRP閾値以下であり且つ当該端末のRSRQがセルサイトエッジ判定用RSRQ閾値以下である場合に、当該端末がセルサイトエッジ付近に在ると判定する。一方、端末のRSRPが同一セルサイト内セルエッジ判定用RSRP閾値以上であり且つ当該端末のRSRQが同一セルサイト内セルエッジ判定用RSRQ閾値以下である場合に、当該端末が同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定する。該各閾値は任意に設定可能とする。
(例7−1−2)
端末のCCO実施判定対象セルに関する通信品質と、当該端末のCCO実施判定対象セルの隣接セルに関する通信品質との差分の絶対値を求める。そして、該絶対値がセルサイトエッジ判定用閾値以下であり、且つ、該絶対値が同一セルサイト内セルエッジ判定用閾値以下である端末を抽出する。そして、該抽出された端末に対して、該絶対値が最も小さい隣接セルがCCO実施判定対象セルと同一セルサイト内のセルである場合に当該端末が同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定し、一方、該絶対値が最も小さい隣接セルがCCO実施判定対象セルと同一セルサイト内のセルでない場合に当該端末がセルサイトエッジ付近に在ると判定する。該各閾値は任意に設定可能とする。端末の通信品質としては、例えば、RSRPが利用可能である。
(例7−1−3)
GPS等の位置測定装置を利用して端末の位置を測定し、該測定された端末の位置情報を入力部11により入力する。そして、該端末の位置情報で示される位置がセルサイトエッジ判定用区域内にある場合に、当該端末がセルサイトエッジ付近に在ると判定する。一方、該端末の位置情報で示される位置が同一セルサイト内セルエッジ判定用区域内にある場合に、当該端末が同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定する。セルサイトエッジ判定用区域および同一セルサイト内セルエッジ判定用区域は任意に設定可能とする。
実施判定部14は、端末位置判定部13による端末の位置の判定結果に基づいて、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定する。このCCO実施判定方法の例7−2−1、7−2−2を以下に示す。
(例7−2−1)
実施判定部14は、端末位置判定部13による端末の位置の判定結果に基づいて、CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合(セルサイトエッジ端末割合)と、同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末の割合(同一セルサイト内セルエッジ端末割合)を算出する。
次いで、実施判定部14は、該算出されたセルサイトエッジ端末割合と同一セルサイト内セルエッジ端末割合を比較する。次いで、実施判定部14は、該比較の結果、セルサイトエッジ端末割合の方が大きい場合に、CCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施すると判定する。一方、実施判定部14は、該比較の結果、同一セルサイト内セルエッジ端末割合の方が大きい場合に、CCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施すると判定する。これにより、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御またはアンテナビーム幅制御のいずれか適している方を行うことを判定できる。
(例7−2−2)
実施判定部14は、端末位置判定部13による端末の位置の判定結果に基づいて、セルサイトエッジ端末割合と同一セルサイト内セルエッジ端末割合を算出する。次いで、実施判定部14は、該算出されたセルサイトエッジ端末割合がアンテナチルト制御判定閾値以上である場合にCCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施すると判定し、そうでない場合にはCCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施しないと判定する。また、実施判定部14は、該算出された同一セルサイト内セルエッジ端末割合がアンテナビーム幅制御判定閾値以上である場合にCCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施すると判定し、そうでない場合にはCCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施しないと判定する。アンテナチルト制御判定閾値およびアンテナビーム幅制御判定閾値は任意に設定可能とする。これにより、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を行うか否かと、アンテナビーム幅制御を行うか否かを適切に判定できる。
実施例8では、CCOの実施として、基地局アンテナのチルト角を変更(アンテナチルト制御)するかの判定と、基地局アンテナのビーム幅を変更(アンテナビーム幅制御)するかの判定とを行う。
実施例8に係るCCO実施判定装置1の構成は図4の構成と同様である。以下、図4の構成に基づいて、実施例8に係るCCO実施判定装置1を説明する。
図4において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と端末位置判定部13と実施判定部14と負荷分散量推定部21を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。
CCO実施判定対象セル情報は入力部11により入力される。端末位置判定部13は、CCO実施判定対象セル情報を用いて、CCO実施判定対象セルに接続する各端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定と、を行う。この端末位置判定方法は上記実施例7と同様である。
負荷分散量推定部21は、端末位置判定部13によってセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末(セルサイトエッジ端末)を対象にして、CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値(セルサイトエッジ負荷分散量推定値)を算出する。また、負荷分散量推定部21は、端末位置判定部13によって同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末(同一セルサイト内セルエッジ端末)を対象にして、CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値(同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値)を算出する。この負荷分散量推定方法の例8−1−1、8−1−2を以下に示す。
(例8−1−1)
全セルサイトエッジ端末を対象にして、各セルサイトエッジ端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量の合計値をセルサイトエッジ負荷分散量推定値とする。また、全同一セルサイト内セルエッジ端末を対象にして、各同一セルサイト内セルエッジ端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量の合計値を同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とする。各端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量は、CCO実施判定対象セル情報に含まれる。
なお、端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量は、下りリンクのデータ量を用いてもよく、又は、上りリンクのデータ量を用いてもよく、又は、下りリンのデータ量と上りリンクのデータ量の合計を用いてもよい。また、上りリンクのデータ量としては、端末の送信バッファに存在するデータ量が利用可能である。下りリンクのデータ量としては、基地局の送信バッファに存在するデータ量が利用可能である。
(例8−1−2)
全セルサイトエッジ端末を対象にして、各セルサイトエッジ端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量を伝送するために必要な無線リソース量を算出する。次いで、全セルサイトエッジ端末を対象にして、該算出された無線リソース量を合計し、この合計値をセルサイトエッジ負荷分散量推定値とする。
また、全同一セルサイト内セルエッジ端末を対象にして、各同一セルサイト内セルエッジ端末がCCO実施判定対象セルで通信する予定のデータ量を伝送するために必要な無線リソース量を算出する。次いで、全同一セルサイト内セルエッジ端末を対象にして、該算出された無線リソース量を合計し、この合計値を同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とする。
上記無線リソース量の算出では、例えば、CCO実施判定対象セルに実装されたスケジューラと同じ無線リソース量算出方法を用いる。無線リソース量の算出に必要な情報は、CCO実施判定対象セル情報に含まれる。無線リソースとしては、RBが利用可能である。
実施判定部14は、負荷分散量推定部21により算出されたセルサイトエッジ負荷分散量推定値および同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値に基づいて、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定する。このCCO実施判定方法の例8−2−1、8−2−2を以下に示す。
(例8−2−1)
セルサイトエッジ負荷分散量推定値の方が同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値よりも大きい場合に、CCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施すると判定する。一方、同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値の方がセルサイトエッジ負荷分散量推定値よりも大きい場合に、CCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施すると判定する。これにより、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御またはアンテナビーム幅制御のいずれか適している方を行うことを判定できる。
(例8−2−2)
セルサイトエッジ負荷分散量推定値がアンテナチルト制御判定閾値以上である場合にCCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施すると判定し、そうでない場合にはCCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施しないと判定する。また、同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値がアンテナビーム幅制御判定閾値以上である場合にCCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施すると判定し、そうでない場合にはCCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施しないと判定する。アンテナチルト制御判定閾値およびアンテナビーム幅制御判定閾値は任意に設定可能とする。これにより、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を行うか否かと、アンテナビーム幅制御を行うか否かを適切に判定できる。
実施例9では、CCOの実施として、基地局アンテナのチルト角を変更(アンテナチルト制御)するかの判定と、基地局アンテナのビーム幅を変更(アンテナビーム幅制御)するかの判定とを行う。
実施例9に係るCCO実施判定装置1の構成は図7の構成と同様である。以下、図7の構成に基づいて、実施例9に係るCCO実施判定装置1を説明する。
図7において、CCO実施判定装置1は、入力部11と出力部12と実施判定部14とセル負荷情報記憶部35を備える。入力部11は、CCO実施判定処理に使用される入力情報を入力する。出力部12は、CCO実施判定処理の結果であるCCO実施判定結果情報を出力する。
セル負荷情報記憶部35は、CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶する。負荷量としては、無線リソース使用率が利用可能である。無線リソースとしては、RBが利用可能である。
実施判定部14は、セル負荷情報記憶部35の情報に基づいて、CCO実施判定対象セルと異なるセルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(異セルサイト隣接セル負荷平均値)を算出する。また、実施判定部14は、セル負荷情報記憶部35の情報に基づいて、CCO実施判定対象セルと同一セルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(同一セルサイト隣接セル負荷平均値)を算出する。
次いで、実施判定部14は、該算出された異セルサイト隣接セル負荷平均値および同一セルサイト隣接セル負荷平均値に基づいて、CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定する。このCCO実施判定方法の例9−1、9−2を以下に示す。
(例9−1)
異セルサイト隣接セル負荷平均値の方が同一セルサイト隣接セル負荷平均値よりも小さい場合に、CCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施すると判定する。一方、同一セルサイト隣接セル負荷平均値の方が異セルサイト隣接セル負荷平均値よりも小さい場合に、CCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施すると判定する。これにより、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御またはアンテナビーム幅制御のいずれか適している方を行うことを判定できる。
(例9−2)
異セルサイト隣接セル負荷平均値がアンテナチルト制御判定閾値以下である場合にCCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施すると判定し、そうでない場合にはCCO実施判定対象セルに対してアンテナチルト制御を実施しないと判定する。また、同一セルサイト隣接セル負荷平均値がアンテナビーム幅制御判定閾値以下である場合にCCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施すると判定し、そうでない場合にはCCO実施判定対象セルに対してアンテナビーム幅制御を実施しないと判定する。アンテナチルト制御判定閾値およびアンテナビーム幅制御判定閾値は任意に設定可能とする。これにより、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を行うか否かと、アンテナビーム幅制御を行うか否かを適切に判定できる。
上述した実施例7、8、9によれば、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御が適しているか否かの判定結果に基づいてアンテナチルト制御を行うか否かを判定できる。また、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナビーム幅制御が適しているか否かの判定結果に基づいてアンテナビーム幅制御を行うか否かを判定できる。これにより、CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御またはアンテナビーム幅制御を効果的に実施できるという効果が得られる。
なお、上記実施例1から9までのいずれかを単独で用いてもよく、又は、上記実施例1から9までのいずれか複数を組み合わせて用いてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述したCCO実施判定装置1を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…CCO実施判定装置、11…入力部、12…出力部、13…端末位置判定部、14…実施判定部、21…負荷分散量推定部、31…端末情報記憶部、33…ハンドオーバ回数情報記憶部、35…セル負荷情報記憶部、41…通信品質変化量計算部

Claims (39)

  1. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定部と、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうちセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  2. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定部と、
    前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定部と、
    前記算出された負荷分散量推定値が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  3. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定部と、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末ごとに、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を記憶する端末情報記憶部と、
    前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記端末情報記憶部の情報に基づいて複数のキャリア周波数に対応する端末の割合を算出し、該算出された割合が閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  4. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数を記憶するハンドオーバ回数情報記憶部と、
    前記ハンドオーバの回数が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  5. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)を記憶するハンドオーバ回数情報記憶部と、
    前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  6. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)と、隣接セルから前記CCO実施判定対象セルへ流入する方向のハンドオーバの発生した回数(流入ハンドオーバ回数)とを記憶するハンドオーバ回数情報記憶部と、
    前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上であり、且つ、前記流入ハンドオーバ回数が流入閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、を備え、
    前記流入閾値は前記流出閾値以下である、
    ことを特徴とするCCO実施判定装置。
  7. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  8. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち、負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  9. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、又は、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下であり且つ該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  10. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償の前後における通信品質変化量を計算する通信品質変化量計算部と、
    前記通信品質変化量が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  11. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定部と、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合と、同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末の割合とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  12. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定部と、
    前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ負荷分散量推定値を算出し、前記同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定部と、
    前記セルサイトエッジ負荷分散量推定値と前記同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  13. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置であり、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するセル負荷情報記憶部と、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルと異なるセルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(異セルサイト隣接セル負荷平均値)と、前記CCO実施判定対象セルと同一セルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(同一セルサイト隣接セル負荷平均値)とを算出し、前記異セルサイト隣接セル負荷平均値と前記同一セルサイト隣接セル負荷平均値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定部と、
    を備えたことを特徴とするCCO実施判定装置。
  14. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定するステップと、
    実施判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうちセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  15. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定するステップと、
    負荷分散量推定部が、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値を算出するステップと、
    実施判定部が、前記算出された負荷分散量推定値が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  16. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定するステップと、
    端末情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末ごとに、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を記憶するステップと、
    実施判定部が、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記端末情報記憶部の情報に基づいて複数のキャリア周波数に対応する端末の割合を算出し、該算出された割合が閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  17. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    ハンドオーバ回数情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数を記憶するステップと、
    実施判定部が、前記ハンドオーバの回数が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  18. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    ハンドオーバ回数情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)を記憶するステップと、
    実施判定部が、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  19. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    ハンドオーバ回数情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)と、隣接セルから前記CCO実施判定対象セルへ流入する方向のハンドオーバの発生した回数(流入ハンドオーバ回数)とを記憶するステップと、
    実施判定部が、前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上であり、且つ、前記流入ハンドオーバ回数が流入閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、を含み、
    前記流入閾値は前記流出閾値以下である、
    ことを特徴とするCCO実施判定方法。
  20. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、
    実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  21. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、
    実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち、負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  22. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、
    実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、又は、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下であり且つ該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  23. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    通信品質変化量計算部が、前記CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償の前後における通信品質変化量を計算するステップと、
    実施判定部が、前記通信品質変化量が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定するステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  24. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行うステップと、
    実施判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合と、同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末の割合とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行うステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  25. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    端末位置判定部が、前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行うステップと、
    負荷分散量推定部が、前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ負荷分散量推定値を算出し、前記同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値を算出するステップと、
    実施判定部が、前記セルサイトエッジ負荷分散量推定値と前記同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行うステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  26. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定装置におけるCCO実施判定方法であり、
    セル負荷情報記憶部が、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量を記憶するステップと、
    実施判定部が、前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルと異なるセルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(異セルサイト隣接セル負荷平均値)と、前記CCO実施判定対象セルと同一セルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(同一セルサイト隣接セル負荷平均値)とを算出し、前記異セルサイト隣接セル負荷平均値と前記同一セルサイト隣接セル負荷平均値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行うステップと、
    を含むことを特徴とするCCO実施判定方法。
  27. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定ステップと、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうちセルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  28. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定ステップと、
    前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記CCO実施判定対象セルの負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定ステップと、
    前記算出された負荷分散量推定値が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  29. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかを判定する端末位置判定ステップと、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末ごとに、複数のキャリア周波数に対応するか否かの情報を端末情報記憶部に記憶する端末情報記憶ステップと、
    前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして、前記端末情報記憶部の情報に基づいて複数のキャリア周波数に対応する端末の割合を算出し、該算出された割合が閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  30. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルと隣接セル間で発生したハンドオーバの回数をハンドオーバ回数情報記憶部に記憶するハンドオーバ回数情報記憶ステップと、
    前記ハンドオーバの回数が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  31. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)をハンドオーバ回数情報記憶部に記憶するハンドオーバ回数情報記憶ステップと、
    前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  32. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルから隣接セルへ流出する方向のハンドオーバの発生した回数(流出ハンドオーバ回数)と、隣接セルから前記CCO実施判定対象セルへ流入する方向のハンドオーバの発生した回数(流入ハンドオーバ回数)とをハンドオーバ回数情報記憶部に記憶するハンドオーバ回数情報記憶ステップと、
    前記流出ハンドオーバ回数が流出閾値以上であり、且つ、前記流入ハンドオーバ回数が流入閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであり、
    前記流入閾値は前記流出閾値以下である、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  33. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  34. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち、負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  35. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルの全隣接セルの負荷の平均値(隣接セル負荷平均値)を算出し、前記CCO実施判定対象セルの隣接セルのうち負荷量が最大である隣接セルの負荷量(隣接セル最大負荷量)を求め、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下である場合、該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合、又は、該隣接セル負荷平均値が負荷平均閾値以下であり且つ該隣接セル最大負荷量が最大負荷閾値以下である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  36. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルのカバレッジホールに対する補償の前後における通信品質変化量を計算する通信品質変化量計算ステップと、
    前記通信品質変化量が閾値以上である場合に、前記CCO実施判定対象セルに対してCCOを実施すると判定する実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  37. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定ステップと、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する全端末のうち、セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末の割合と、同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末の割合とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  38. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルに接続する端末が、該CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ付近に在るかの判定と、該CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ付近に在るかの判定とを行う端末位置判定ステップと、
    前記セルサイトエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルのセルサイトエッジ負荷分散量推定値を算出し、前記同一セルサイト内セルエッジ付近に在ると判定された端末を対象にして前記CCO実施判定対象セルの同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値を算出する負荷分散量推定ステップと、
    前記セルサイトエッジ負荷分散量推定値と前記同一セルサイト内セルエッジ負荷分散量推定値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  39. CCO実施判定対象セルに対するCCOの実施を判定するCCO実施判定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記CCO実施判定対象セルの隣接セルごとに負荷量をセル負荷情報記憶部に記憶するセル負荷情報記憶ステップと、
    前記セル負荷情報記憶部の情報に基づいて、前記CCO実施判定対象セルと異なるセルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(異セルサイト隣接セル負荷平均値)と、前記CCO実施判定対象セルと同一セルサイト内の全隣接セルの負荷の平均値(同一セルサイト隣接セル負荷平均値)とを算出し、前記異セルサイト隣接セル負荷平均値と前記同一セルサイト隣接セル負荷平均値とに基づいて、前記CCO実施判定対象セルに対して、アンテナチルト制御を実施するかの判定と、アンテナビーム幅制御を実施するかの判定とを行う実施判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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