JP2014232046A - 発電装置、建造物診断装置及び建造物診断システム - Google Patents
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Abstract
【課題】外部からの配線を要しない配線レス化が容易な発電装置、建造物診断装置及び建造物診断システム等を提供すること。
【解決手段】発電装置200は、第1変形部10と、第1変形部10に設けられた第1圧電素子12と、第1圧電素子10から発生される交流電流を整流する第1整流回路14と、第1整流回路14に接続された第1蓄電素子16と、第1変形部10の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部20と、第2変形部20に設けられた第2圧電素子22と、第2圧電素子22から発生される交流電流を整流する第2整流回路24と、第2整流回路24に接続された第2蓄電素子26と、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧とを検出する検出部80と、を含む。
【選択図】図3
【解決手段】発電装置200は、第1変形部10と、第1変形部10に設けられた第1圧電素子12と、第1圧電素子10から発生される交流電流を整流する第1整流回路14と、第1整流回路14に接続された第1蓄電素子16と、第1変形部10の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部20と、第2変形部20に設けられた第2圧電素子22と、第2圧電素子22から発生される交流電流を整流する第2整流回路24と、第2整流回路24に接続された第2蓄電素子26と、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧とを検出する検出部80と、を含む。
【選択図】図3
Description
本発明は、発電装置、建造物診断装置及び建造物診断システムに関する。
建物、橋、道路、トンネル、煙突、風力発電機などの建造物は、その使用環境下において様々に変動する外力を受けることによって振動する。建造物が振動する場合には、建造物の共振周波数が主要な周波数成分となる。また、建造物が劣化すると、建造物の共振周波数が変化するという研究結果がある。
特許文献1には、レーザー速度計によって構造物の振動速度を計測し、種々の演算処理を行うことによって構造物の異常の有無を診断する診断方法が提案されている。
建造物が劣化して異常が発生するまでには、通常は数十年程度かかる。特許文献1で提案されている診断方法では、レーザー速度計や複雑な演算処理を行う演算装置が必要となるので、数十年に亘る長期的な計測を行うためには、配線を介した外部電力の供給が不可欠である。このため、配線を行うための費用や手間が生じるという課題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な発電装置、建造物診断装置及び建造物診断システム等を提供することができる。
[適用例1]
適用例にかかる発電装置は、第1変形部と、前記第1変形部に設けられた第1圧電素子と、前記第1圧電素子から発生される交流電流を整流する第1整流回路と、前記第1整流回路に接続された第1蓄電素子と、前記第1変形部の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部と、前記第2変形部に設けられた第2圧電素子と、前記第2圧電素子から発生される交流電流を整流する第2整流回路と、前記第2整流回路に接続された第2蓄電素子と、前記第1蓄電素子の電圧と前記第2蓄電素子の電圧とを検出する検出部と、を含む、発電装置である。
適用例にかかる発電装置は、第1変形部と、前記第1変形部に設けられた第1圧電素子と、前記第1圧電素子から発生される交流電流を整流する第1整流回路と、前記第1整流回路に接続された第1蓄電素子と、前記第1変形部の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部と、前記第2変形部に設けられた第2圧電素子と、前記第2圧電素子から発生される交流電流を整流する第2整流回路と、前記第2整流回路に接続された第2蓄電素子と、前記第1蓄電素子の電圧と前記第2蓄電素子の電圧とを検出する検出部と、を含む、発電装置である。
本適用例によれば、例えば、検出部で検出される第1蓄電素子の電圧と第2蓄電素子の電圧とを比較するなど、簡易な処理で発電装置が取り付けられた場所の振動の異常の有無を判定できる。このような簡易な処理では、多くの電力を消費しない。したがって、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な発電装置を実現できる。
[適用例2]
適用例にかかる建造物診断装置は、上述の発電装置と、前記検出部で検出された前記第2蓄電素子の電圧が、前記検出部で検出された前記第1蓄電素子の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う判定部と、を含む、建造物診断装置である。
適用例にかかる建造物診断装置は、上述の発電装置と、前記検出部で検出された前記第2蓄電素子の電圧が、前記検出部で検出された前記第1蓄電素子の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う判定部と、を含む、建造物診断装置である。
本適用例によれば、判定部は、第1蓄電素子の電圧と第2蓄電素子の電圧とを比較するという簡易な処理で建造物の異常の有無を判定できる。このような簡易な処理では、多くの電力を消費しない。したがって、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断装置を実現できる。
[適用例3]
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記判定部に電力を供給する電池部と、前記第1蓄電素子に蓄電された電力及び前記第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、前記電池部を充電する充電回路と、をさらに含むことが好ましい。
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記判定部に電力を供給する電池部と、前記第1蓄電素子に蓄電された電力及び前記第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、前記電池部を充電する充電回路と、をさらに含むことが好ましい。
本適用例によれば、電池部が判定部に電力を供給するので、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断装置を実現できる。また、充電回路が、第1蓄電素子に蓄電された電力及び第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、電池部を充電するので、電池部を長期間利用できる。
[適用例4]
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記判定部による判定結果を通信出力する通信部をさらに含むことが好ましい。
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記判定部による判定結果を通信出力する通信部をさらに含むことが好ましい。
本適用例によれば、通信部が判定部による判定結果を通信出力するので、建造物から離れた場所においても判定結果を得ることができる。
[適用例5]
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記電池部は、前記通信部に電力を供給することが好ましい。
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記電池部は、前記通信部に電力を供給することが好ましい。
本適用例によれば、電池部が通信部に電力を供給するので、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断装置を実現できる。
[適用例6]
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記判定部は、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に、前記判定処理を行うことが好ましい。
上述の適用例にかかる建造物診断装置において、前記判定部は、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に、前記判定処理を行うことが好ましい。
建造物の振動が小さい場合には、第1蓄電素子の電圧を第2蓄電素子の電圧との差が小さくなり、建造物の異常の有無を正確に判定できない可能性がある。本適用例によれば、第1蓄電素子の電圧及び第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に判定処理を行うので、判定精度の高い建造物診断装置を実現できる。
[適用例7]
適用例にかかる建造物診断システムは、第1変形部と、前記第1変形部に設けられた第1圧電素子と、前記第1圧電素子から発生される交流電流を整流する第1整流回路と、前記第1整流回路に接続された第1蓄電素子と、前記第1変形部の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部と、前記第2変形部に設けられた第2圧電素子と、前記第2圧電素子から発生される交流電流を整流する第2整流回路と、前記第2整流回路に接続された第2蓄電素子と、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧を通信出力する通信部と、を含む検出装置と、前記通信部が通信出力する前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧を検出して、前記第2蓄電素子の電圧が、前記第1蓄電素子の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う判定装置と、を含む
、建造物診断システムである。
適用例にかかる建造物診断システムは、第1変形部と、前記第1変形部に設けられた第1圧電素子と、前記第1圧電素子から発生される交流電流を整流する第1整流回路と、前記第1整流回路に接続された第1蓄電素子と、前記第1変形部の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部と、前記第2変形部に設けられた第2圧電素子と、前記第2圧電素子から発生される交流電流を整流する第2整流回路と、前記第2整流回路に接続された第2蓄電素子と、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧を通信出力する通信部と、を含む検出装置と、前記通信部が通信出力する前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧を検出して、前記第2蓄電素子の電圧が、前記第1蓄電素子の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う判定装置と、を含む
、建造物診断システムである。
本適用例によれば、判定装置は、第1蓄電素子の電圧と第2蓄電素子の電圧とを比較するという、簡易な処理で建造物の異常の有無を判定できる。このような簡易な処理では、多くの電力を消費しない。したがって、消費電力が小さい建造物診断システムを実現できる。
[適用例8]
上述の適用例にかかる建造物診断システムにおいて、前記通信部に電力を供給する電池部と、前記第1蓄電素子に蓄電された電力及び前記第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、前記電池部を充電する充電回路と、をさらに含むことが好ましい。
上述の適用例にかかる建造物診断システムにおいて、前記通信部に電力を供給する電池部と、前記第1蓄電素子に蓄電された電力及び前記第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、前記電池部を充電する充電回路と、をさらに含むことが好ましい。
本適用例によれば、電池部が通信部に電力を供給するので、検出装置側では外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断システムを実現できる。また、充電回路が、第1蓄電素子に蓄電された電力及び第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、電池部を充電するので、電池部を長期間利用できる。
[適用例9]
上述の適用例にかかる建造物診断システムにおいて、前記判定装置は、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に、前記判定処理を行うことが好ましい。
上述の適用例にかかる建造物診断システムにおいて、前記判定装置は、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に、前記判定処理を行うことが好ましい。
建造物の振動が小さい場合には、第1蓄電素子の電圧を第2蓄電素子の電圧との差が小さくなり、建造物の異常の有無を正確に判定できない可能性がある。本適用例によれば、第1蓄電素子の電圧及び第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に判定処理を行うので、判定精度の高い建造物診断システムを実現できる。
以下、本発明の好適な実施例について図面を用いて詳細に説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
以下では、次のような順序にしたがって本発明の実施形態を説明する。
1.発電装置及び建造物診断装置
2.建造物診断システム
2.建造物診断システム
1.発電装置及び建造物診断装置
図1は、本実施形態に係る建造物診断装置1の使用態様の概要を説明するための図である。
図1は、本実施形態に係る建造物診断装置1の使用態様の概要を説明するための図である。
図1に示される例では、建造物が橋1000である場合について示されている。橋1000は、橋桁1001と橋脚1002とを有している。図1に示される例では、本実施形態に係る建造物診断装置1は、橋脚1002に取付けられて使用されている。なお、建造物診断装置1は、橋桁1001に取付けられて使用されてもよい。
建造物としては、橋に限らず、例えば、建物、タワー、道路、トンネル、風力発電機など、種々の公知の建造物を採用できる。
図2は、本実施形態に係る建造物診断装置1及び発電装置200の機械的構成を示す模式図である。図3は、本実施形態に係る建造物診断装置1及び発電装置200の電気的構成を示す回路図である。
本実施形態に係る発電装置200は、第1変形部10と、第1変形部10に設けられた第1圧電素子12と、第1圧電素子12から発生される交流電流を整流する第1整流回路14と、第1整流回路14に接続された第1蓄電素子16と、第1変形部10の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部20と、第2変形部20に設けられた第2圧電素子22と、第2圧電素子22から発生される交流電流を整流する第2整流回路24と、第2整流回路24に接続された第2蓄電素子26と、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧とを検出する検出部80と、を含む。
本実施形態に係る建造物診断装置1は、発電装置200と、検出部80で検出された第2蓄電素子26の電圧が、検出部80で検出された第1蓄電素子16の電圧より高くなった場合に、建造物(例えば、橋1000)に異常があるものと判定する判定処理を行う判定部30と、を含む。
先端に錘71が設けられた第1変形部10は、基端側で接続部70に固定された片持ち梁構造となっており、変形方向を切り換えて変形することができる。接続部70は、建造物診断装置1内に固定されることが望ましい。
第1変形部10の表面には、第1圧電素子12が設けられている。第1圧電素子12は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電材料によって形成された圧電部材12cと、圧電部材12cの表面に金属薄膜によって形成された第1電極(上部電極)12a及び第2電極(下部電極)12bとを含んで構成されている。第1電極(上部電極)12a及び第2電極(下部電極)12bは、圧電部材12cを挟んで対向配置されている。
第1変形部10は、基端側が接続部70に固定されており、先端側には錘71が設けられているので、振動などが加わると、図中に白抜きの矢印で示したように、第1変形部10の先端が振動する。その結果、第1変形部10の表面に設けられた第1圧電素子12には、圧縮力及び引張力が交互に作用する。すると、第1圧電素子12の圧電部材12cは圧電効果によって正負の電荷を発生し、その電荷が第1電極12a及び第2電極12bに現れる。また、錘71は必須ではないが、第1変形部10の先端側と基端側とで重量のバ
ランスが非均衡であることが望ましい。なぜなら、重量のバランスが非均衡であることで、例えば、1つの振動によって第1変形部10の変位が反復しやすくなるためである。
ランスが非均衡であることが望ましい。なぜなら、重量のバランスが非均衡であることで、例えば、1つの振動によって第1変形部10の変位が反復しやすくなるためである。
先端に錘72が設けられた第2変形部20は、基端側で接続部70に固定された片持ち梁構造となっており、変形方向を切り換えて変形することができる。第2変形部20は、第1変形部10とは共振周波数が異なる。図2に示される例では、第2変形部20は、第1変形部10と同じ幅で長く構成されているので、第1変形部10よりも共振周波数が低くなるように構成されている。
第2変形部20の表面には、第2圧電素子22が設けられている。第2圧電素子22は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電材料によって形成された圧電部材22cと、圧電部材22cの表面に金属薄膜によって形成された第1電極(上部電極)22a及び第2電極(下部電極)22bとを含んで構成されている。第1電極(上部電極)22a及び第2電極(下部電極)22bは、圧電部材22cを挟んで対向配置されている。
第2変形部20は、基端側が接続部70に固定されており、先端側には錘72が設けられているので、振動などが加わると、図中に白抜きの矢印で示したように、第2変形部20の先端が振動する。その結果、第2変形部20の表面に設けられた第2圧電素子22には、圧縮力及び引張力が交互に作用する。すると、第2圧電素子22の圧電部材22cは圧電効果によって正負の電荷を発生し、その電荷が第1電極22a及び第2電極22bに現れる。また、錘72は必須ではないが、第2変形部20の先端側と基端側とで重量のバランスが非均衡であることが望ましい。なぜなら、重量のバランスが非均衡であることで、例えば、1つの振動によって第2変形部20の変位が反復しやすくなるためである。
第1圧電素子12の圧電部材12cに設けられた第1電極12a及び第2電極12bは、第1圧電素子12の圧電部材12cが発生させる交流電流を整流する第1整流回路14に接続されている。図3に示される例では、第1整流回路14は、4つのダイオードD11〜D14から構成される全波整流回路である。第1整流回路14を全波整流回路で構成することによって、第1圧電素子12の圧電部材12cから発生した電荷を効率よく引き出すことができる。
図3に示される例では、第1蓄電素子16は、第1整流回路14に並列に接続されている。第1蓄電素子16は、第1整流回路14の出力電流を蓄電する。図3に示される例では、第1蓄電素子16は、第1整流回路14を介して第1圧電素子12と並列に接続されている。すなわち、第1圧電素子12の圧電部材12cに生じる電圧を利用して第1蓄電素子16に充電できるように接続されている。第1蓄電素子16としては、例えば、種々の公知のコンデンサーを採用できる。
第2圧電素子22の圧電部材22cに設けられた第1電極22a及び第2電極22bは、第2圧電素子22の圧電部材22cが発生させる交流電流を整流する第2整流回路24に接続されている。図3に示される例では、第2整流回路24は、4つのダイオードD21〜D24から構成される全波整流回路である。第2整流回路24を全波整流回路で構成することによって、第2圧電素子22の圧電部材22cから発生した電荷を効率よく引き出すことができる。
図3に示される例では、第2蓄電素子26は、第2整流回路24に並列に接続されている。第2蓄電素子26は、第2整流回路24の出力電流を蓄電する。図3に示される例では、第2蓄電素子26は、第2整流回路24を介して第2圧電素子22と並列に接続されている。すなわち、第2圧電素子22の圧電部材22cに生じる電圧を利用して第2蓄電素子26に充電できるように接続されている。第2蓄電素子26としては、例えば、種々
の公知のコンデンサーを採用できる。
の公知のコンデンサーを採用できる。
検出部80は、第1蓄電素子16の電圧と、第2蓄電素子26の電圧とを検出する。図3に示される例では、検出部80は、検出した第1蓄電素子16の電圧を含む情報及び第2蓄電素子26の電圧を含む情報を、判定部30に出力している。
判定部30は、第1蓄電素子16の電圧と、第2蓄電素子26の電圧とに基づいて、建造物(例えば、橋1000)の異常の有無を判定する。本実施形態においては、判定部30は、第1蓄電素子16の電圧と、第2蓄電素子26の電圧との大小を比較することによって建造物の異常の有無を判定する。より具体的には、判定部30は、検出部80で検出された第2蓄電素子26の電圧が、検出部80で検出された第1蓄電素子16の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う。判定部30は、比較器を含んで構成されていてもよい。
図4は、建造物診断装置1に与えられる振動の周波数と、第1圧電素子12及び第2圧電素子22が発生させる電圧との関係を模式的に示すグラフである。図4の横軸は振動の周波数[Hz]、図4の縦軸は第1圧電素子12及び第2圧電素子22が発生させる電圧[V]を表す。
図4に示される例では、第1変形部10に設けられた第1圧電素子12は、周波数100[Hz]の振動を与えられた場合に最大の電圧を発生させる。また、図4に示される例では、第2変形部20に設けられた第2圧電素子22は、周波数99[Hz]の振動を与えられた場合に最大の電圧を発生させる。第1圧電素子12及び第2圧電素子22が発生させる電圧の大きさは、建造物診断装置1に与えられる振動の大きさに依存するが、ある周波数において第1圧電素子12が発生させる電圧と第2圧電素子22が発生させる電圧との大小関係は、建造物診断装置1に与えられる振動の大きさに依存しない。
図5は、経過時間と、第1蓄電素子16及び第2蓄電素子26の電圧との関係を模式的に示すグラフである。図5の横軸は経過時間[年]、図5の縦軸は第1蓄電素子16及び第2蓄電素子26の電圧[V]を表す。
図5に示される例では、建造物(例えば、橋1000)の共振周波数が、最初の20年程度の間は100[Hz]程度であり、その後、建造物の劣化にともなって徐々に共振周波数が小さくなる例について示されている。そのため、経過時間が約23年の時点(図5の矢印の時点)で、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧との大小関係が入れ替わっている。したがって、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧との大小関係が入れ替わったか否かを判定基準とすることによって、建造物の共振周波数が所定以上変化したか否かを判定できる。
本実施形態に係る発電装置200によれば、例えば、検出部80で検出される第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧とを比較するなど、簡易な処理で発電装置200が取り付けられた場所(例えば、橋1000)の振動の異常の有無を判定できる。このような簡易な処理では、多くの電力を消費しない。したがって、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な発電装置200を実現できる。
また、本実施形態に係る建造物診断装置1によれば、判定部30は、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧とを比較するという簡易な処理で建造物(例えば、橋1000)の異常の有無を判定できる。このような簡易な処理では、多くの電力を消費しない。したがって、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断装置1を実現できる。
本実施形態に係る建造物診断装置1は、判定部30に電力を供給する電池部40と、第1蓄電素子16に蓄電された電力及び第2蓄電素子26に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、電池部40を充電する充電回路50と、をさらに含んでいてもよい。電池部40としては、リチウムイオン電池やニッケル・カドミウム蓄電池などの種々の公知の二次電池を採用できる。
図3に示される例では、充電回路50は、ダイオードD31、ダイオードD32及び蓄電素子51を含んで構成されている。蓄電素子51としては、例えば、種々の公知のコンデンサーを採用できる。ダイオードD31のアノードは第1蓄電素子16の高電圧側の端子に接続されている。ダイオードD32のアノードは第2蓄電素子26の高電圧側の端子に接続されている。ダイオードD31のカソード、ダイオードD32のカソード、蓄電素子51の高電圧側の端子及び電池部40の高電圧側の端子は相互に接続されている。蓄電素子51の低電圧側の端子及び電池部40の低電圧側の端子は接地電位に接続されている。このような構成によって、電池部40は、第1蓄電素子16に蓄電された電力及び第2蓄電素子26に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて充電される。
本実施形態に係る建造物診断装置1によれば、電池部40が判定部30に電力を供給するので、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断装置1を実現できる。また、充電回路50が、第1蓄電素子16に蓄電された電力及び第2蓄電素子26に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、電池部40を充電するので、電池部40を長期間利用できる。
本実施形態に係る建造物診断装置1は、判定部30による判定結果を通信出力する通信部60をさらに含んでいてもよい。通信部60は、種々の公知の通信回線を用いて、判定部30による判定結果を通信出力する。建造物診断装置1の配線レス化の観点では、通信回線として無線通信回線を用いることが好ましい。
本実施形態に係る建造物診断装置1によれば、通信部60が判定部30による判定結果を通信出力するので、建造物から離れた場所においても判定結果を得ることができる。
本実施形態に係る建造物診断装置1において、電池部40は、通信部60に電力を供給してもよい。
本実施形態に係る建造物診断装置1によれば、電池部40が通信部60に電力を供給するので、外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断装置1を実現できる。
本実施形態に係る建造物診断装置1において、判定部30は、第1蓄電素子16の電圧及び第2蓄電素子26の電圧の少なくとも1つが所定電圧Vthを超えた場合に、判定処理を行ってもよい。
図6は、経過時間と、第1蓄電素子16及び第2蓄電素子26の電圧との関係を模式的に示すグラフである。図6の横軸は経過時間[秒]、図6の縦軸は第1蓄電素子16及び第2蓄電素子26の電圧[V]を表す。
建造物の振動が小さい場合には、第1蓄電素子16の電圧を第2蓄電素子26の電圧との差が小さくなり、建造物の異常の有無を正確に判定できない可能性がある。図6に示される例では、経過時間が10[秒]となるタイミングから建造物診断装置1に振動が加わり始めた場合が示されている。図6に示されるように、建造物診断装置1に振動が加わり始めた直後の時間帯においては、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧との
差が小さいので、ノイズなどの影響によって大小関係が入れ替わってしまう可能性がある。
差が小さいので、ノイズなどの影響によって大小関係が入れ替わってしまう可能性がある。
本実施形態に係る建造物診断装置1によれば、第1蓄電素子16の電圧及び第2蓄電素子26の電圧の少なくとも1つが所定電圧Vthを超えた場合に判定処理を行うので、判定精度の高い建造物診断装置1を実現できる。
2.建造物診断システム
以下では本実施形態に係る建造物診断システム2について説明する。上述された建造物診断装置1と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
以下では本実施形態に係る建造物診断システム2について説明する。上述された建造物診断装置1と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7は、本実施形態に係る建造物診断システム2の使用態様の概要を説明するための図である。本実施形態に係る建造物診断システム2は、検出装置100と判定装置110とを含んで構成されている。
図7に示される例では、建造物が橋1000である場合について示されている。橋1000は、橋桁1001と橋脚1002とを有している。図7に示される例では、本実施形態に係る建造物診断システム2の検出装置100は、橋脚1002に取付けられて使用されている。なお、検出装置100は、橋桁1001に取付けられて使用されてもよい。
建造物としては、橋に限らず、例えば、建物、タワー、道路、トンネル、風力発電機など、種々の公知の建造物を採用できる。
判定装置110は、検出装置100の検出結果に基づいて、建造物の異常の有無を判定する判定処理を行う。判定処理の詳細については後述される。
本実施形態に係る建造物診断システム2の検出装置100の機械的構成は、図2に示される構成と同様である。図8は、本実施形態に係る建造物診断システム2の電気的構成を示す回路図である。
本実施形態に係る建造物診断システム2は、第1変形部10と、第1変形部10に設けられた第1圧電素子12と、第1圧電素子12から発生される交流電流を整流する第1整流回路14と、第1整流回路14に接続された第1蓄電素子16と、第1変形部10の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部20と、第2変形部20に設けられた第2圧電素子22と、第2圧電素子22から発生される交流電流を整流する第2整流回路24と、第2整流回路24に接続された第2蓄電素子26と、第1蓄電素子16の電圧及び第2蓄電素子26の電圧を通信出力する通信部130と、を含む検出装置100と、通信部130が通信出力する第1蓄電素子16の電圧及び第2蓄電素子26の電圧を検出して、第2蓄電素子26の電圧が、第1蓄電素子16の電圧より高くなった場合に、建造物(例えば、橋1000)に異常があるものと判定する判定処理を行う判定装置110と、を含む。
第1変形部10、第1圧電素子12、第1整流回路14、第1蓄電素子16、第2変形部20、第2圧電素子22、第2整流回路24及び第2蓄電素子26の構成については、上述された建造物診断装置1の構成と同様である。
通信部130は、種々の公知の通信回線を用いて、第1蓄電素子16の電圧を含む情報及び第2蓄電素子26の電圧を含む情報を通信出力する。検出装置100の配線レス化の観点では、通信回線として無線通信回線を用いることが好ましい。
判定装置110は、通信部130が通信出力する第1蓄電素子16の電圧及び第2蓄電
素子26の電圧に基づいて、建造物(例えば、橋1000)の異常の有無を判定する。本実施形態においては、判定装置110は、第1蓄電素子16の電圧と、第2蓄電素子26の電圧との大小を比較することによって建造物の異常の有無を判定する。より具体的には、判定装置110は、第2蓄電素子26の電圧が、第1蓄電素子16の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う。判定装置110は、比較器を含んで構成されていてもよい。
素子26の電圧に基づいて、建造物(例えば、橋1000)の異常の有無を判定する。本実施形態においては、判定装置110は、第1蓄電素子16の電圧と、第2蓄電素子26の電圧との大小を比較することによって建造物の異常の有無を判定する。より具体的には、判定装置110は、第2蓄電素子26の電圧が、第1蓄電素子16の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う。判定装置110は、比較器を含んで構成されていてもよい。
判定処理によって建造物の異常の有無を判定できる理由については、図4及び図5を用いて上述されたとおりである。
本実施形態に係る建造物診断システム2によれば、判定装置110は、第1蓄電素子16の電圧と第2蓄電素子26の電圧とを比較するという、簡易な処理で建造物(例えば、橋1000)の異常の有無を判定できる。このような簡易な処理では、多くの電力を消費しない。したがって、消費電力が小さい建造物診断システム2を実現できる。
本実施形態に係る建造物診断システム2は、通信部130に電力を供給する電池部40と、第1蓄電素子16に蓄電された電力及び第2蓄電素子26に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、電池部40を充電する充電回路50と、をさらに含んでいてもよい。
図8に示される例では、電池部40及び充電回路50の構成は、図3を用いて上述された建造物診断装置1と同様である。
本実施形態に係る建造物診断システム2によれば、電池部40が通信部130に電力を供給するので、検出装置100側では外部からの配線を要しない配線レス化が容易な建造物診断システム2を実現できる。また、充電回路50が、第1蓄電素子16に蓄電された電力及び第2蓄電素子26に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、電池部40を充電するので、電池部40を長期間利用できる。
本実施形態に係る建造物診断システム2において、判定装置110は、第1蓄電素子16の電圧及び第2蓄電素子26の電圧の少なくとも1つが所定電圧Vthを超えた場合に、判定処理を行ってもよい。このように判定処理を行う利点については、図6を用いて上述されたとおりである。
建造物の振動が小さい場合には、第1蓄電素子16の電圧を第2蓄電素子26の電圧との差が小さくなり、建造物の異常の有無を正確に判定できない可能性がある。本実施形態に係る建造物診断システム2によれば、第1蓄電素子16の電圧及び第2蓄電素子26の電圧の少なくとも1つが所定電圧Vthを超えた場合に判定処理を行うので、判定精度の高い建造物診断システム2を実現できる。
なお、上述された実施形態及び変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば各実施形態及び各変形例は、複数を適宜組み合わせることが可能である。
例えば、上述された実施形態においては、変形部、圧電素子、整流回路及び蓄電素子の組が2つである場合について説明したが、本発明に係る建造物診断装置及び建造物診断システムは、変形部、圧電素子、整流回路及び蓄電素子の組を3つ以上有していてもよい。
本発明は、上述された実施形態及び変形例に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。
また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…建造物診断装置、2…建造物診断システム、10…第1変形部、12…第1圧電素子、12a…第1電極、12b…第2電極、12c…圧電部材、14…第1整流回路、16…第1蓄電素子、20…第2変形部、22…第2圧電素子、22a…第1電極、22b…第2電極、22c…圧電部材、24…第2整流回路、26…第2蓄電素子、30…判定部、40…電池部、50…充電回路、51…蓄電素子、60…通信部、70…接続部、71,72…錘、80…検出部、100…検出装置、110…判定装置、130…通信部、200…発電装置、1000…橋、1001…橋桁、1002…橋脚、D11〜14,D21〜24,D31〜32…ダイオード
Claims (9)
- 第1変形部と、
前記第1変形部に設けられた第1圧電素子と、
前記第1圧電素子から発生される交流電流を整流する第1整流回路と、
前記第1整流回路に接続された第1蓄電素子と、
前記第1変形部の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部と、
前記第2変形部に設けられた第2圧電素子と、
前記第2圧電素子から発生される交流電流を整流する第2整流回路と、
前記第2整流回路に接続された第2蓄電素子と、
前記第1蓄電素子の電圧と前記第2蓄電素子の電圧とを検出する検出部と、
を含む、発電装置。 - 請求項1に記載の発電装置と、
前記検出部で検出された前記第2蓄電素子の電圧が、前記検出部で検出された前記第1蓄電素子の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う判定部と、
を含む、建造物診断装置。 - 請求項2に記載の建造物診断装置において、
前記判定部に電力を供給する電池部と、
前記第1蓄電素子に蓄電された電力及び前記第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、前記電池部を充電する充電回路と、
をさらに含む、建造物診断装置。 - 請求項2又は3に記載の建造物診断装置において、
前記判定部による判定結果を通信出力する通信部をさらに含む、建造物診断装置。 - 請求項3に従属する請求項4に記載の建造物診断装置において、
前記電池部は、前記通信部に電力を供給する、建造物診断装置。 - 請求項2ないし5のいずれか1項に記載の建造物診断装置において、
前記判定部は、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に、前記判定処理を行う、建造物診断装置。 - 第1変形部と、前記第1変形部に設けられた第1圧電素子と、前記第1圧電素子から発生される交流電流を整流する第1整流回路と、前記第1整流回路に接続された第1蓄電素子と、前記第1変形部の共振周波数より共振周波数が低い第2変形部と、前記第2変形部に設けられた第2圧電素子と、前記第2圧電素子から発生される交流電流を整流する第2整流回路と、前記第2整流回路に接続された第2蓄電素子と、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧を通信出力する通信部と、を含む検出装置と、
前記通信部が通信出力する前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧を検出して、前記第2蓄電素子の電圧が、前記第1蓄電素子の電圧より高くなった場合に、建造物に異常があるものと判定する判定処理を行う判定装置と、
を含む、建造物診断システム。 - 請求項7に記載の建造物診断システムにおいて、
前記通信部に電力を供給する電池部と、
前記第1蓄電素子に蓄電された電力及び前記第2蓄電素子に蓄電された電力の少なくとも1つを用いて、前記電池部を充電する充電回路と、
をさらに含む、建造物診断システム。 - 請求項7又は8に記載の建造物診断システムにおいて、
前記判定装置は、前記第1蓄電素子の電圧及び前記第2蓄電素子の電圧の少なくとも1つが所定電圧を超えた場合に、前記判定処理を行う、建造物診断システム。
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DE102015119234A1 (de) | 2014-11-14 | 2016-05-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Brennstoffzellensystem |
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-
2013
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