JP2014229169A - アプリケーション登録システム、コンピュータ、アプリケーション提供サーバ、アプリケーション登録方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

アプリケーション登録システム、コンピュータ、アプリケーション提供サーバ、アプリケーション登録方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションの書換えを提供側が従来よりも手間を減らして行うことができるようにする。【解決手段】開発用コンピュータ2は、アプリケーションのインストール用データを画像形成装置3Aへ送信する。画像形成装置3Aは、インストール用データを受信し、アプリケーションをインストールした後、アプリケーションを起動する。そして、アプリケーションの画面をキャプチャし、その画像データを開発用コンピュータ2へ送信する。開発用コンピュータ2は、画像データを受信すると、これに基づいて、キャプチャされた画面を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介してアプリケーションをサーバからクライアントへ提供する技術に関する。
近年、装置へのアプリケーションのインストール(登録)を、サーバによって通信回線を介して行う方法が、普及している。
アプリケーションは、所定の条件を有する装置において使用することができる。所定の条件の例として、所定のバージョン以降のオペレーティングシステムがインストールされていること、所定のバージョン以降のウェブブラウザがインストールされていること、所定以上のメモリが備わっていること、および所定以上の解像度のディスプレイが備わっていること、など種々の条件が挙げられる。
しかし、装置ごとに、ハードウェアのスペックおよび各種の設定の内容などに差異がある。したがって、装置が所定の条件を満たしていたとしても、開発者が意図した通りにアプリケーションの画面が表示されないことがある。
そこで、サーバから提供された画面情報の内容を、インストール先の装置(例えば、MFP(Multi Function Peripherals))が書き換えることが、提案されている(特許文献1)。
特開2012−39356号公報
しかし、アプリケーションのインストール先の装置つまり提供先で書換えを行うのではなく、アプリケーションの提供側で書換えを行うほうが望ましい場合がある。アプリケーションの提供者のほうがユーザよりも知識がありかつ書換えの操作に慣れているからである。誤った操作を行うおそれも少ない。
そこで、アプリケーションの提供側で書換えを、手間をできるだけ減らして行えるようにすることが、求められる。
本発明は、このような課題に鑑み、アプリケーションの書換えを提供側が従来よりも手間を減らして行うことができるようにすることを目的とする。
本発明の一形態に係るアプリケーション登録システムは、サーバとクライアントとを有し、前記サーバには、アプリケーションをインストールするためのインストール用データを前記クライアントへ送信するインストール用データ送信手段、が設けられ、前記クライアントには、前記インストール用データを受信するインストール用データ受信手段と、前記インストール用データによって前記アプリケーションをインストールした後、前記アプリケーションを起動する起動手段と、前記アプリケーションを起動した後、前記アプリケーションの画面をキャプチャするキャプチャ手段と、キャプチャされた前記画面の画像データを前記サーバへ送信する、画像データ送信手段と、が設けられ、前記サーバには、さらに、前記画像データを受信する画像データ受信手段と、前記画像データに基づいて前記画面を出力する画面出力手段と、が設けられている。
好ましくは、前記クライアントは、さらに、前記インストール用データが受信された後、ユーザによる入力の操作の制限を行う、操作制限手段と、前記画面がキャプチャされた後、前記制限を解除する、制限解除手段と、を有する。
または、前記キャプチャ手段は、前記画面として、指定された複数の画面をキャプチャする。
または、前記画像データ送信手段は、前記指定された複数の画面それぞれの前記画像データを1つに纏めて前記サーバへ送信する。
または、前記画像データ受信手段は、前記アプリケーションがインストールされたことが前記クライアントから通知された後、前記クライアントへリモートアクセスし、前記アプリケーションを起動する処理および前記画面をキャプチャする処理を前記クライアントに行わせる。そして、キャプチャされた画面の画像データを前記画像データとして前記クライアントから受信する。
好ましくは、前記サーバは、さらに、前記画面から不具合を検出する不具合検出手段と、検出された前記不具合が解消されるように前記アプリケーションを修正するアプリケーション修正手段と、を有し、前記インストール用データ送信手段は、修正された前記アプリケーションの前記インストール用データをさらに送信する。
本発明によると、アプリケーションの書換えを提供側が従来よりも手間を減らして行うことができる。
ネットワークの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 開発用コンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 開発用コンピュータの機能的構成の例を示す図である。 ウィンドウの例を示す図である。 登録処理の流れの例を説明するフローチャートである。 アプリケーションの画面の例を示す図である。 キャプチャ画面の例を示す図である。 キャプチャ画面の例を示す図である。 第一の実施形態における開発用コンピュータおよび画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するシーケンス図である。 第二の実施形態における開発用コンピュータの機能的構成の例を示す図である。 第二の実施形態における画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 第一の実施形態における開発用コンピュータ2および画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するシーケンス図である。 ウィンドウの例を示す図である。 ウィンドウの例を示す図である。 キャプチャの処理の際のウィンドウの表示の状態の遷移の例を示す図である。
〔第一の実施形態〕
図1は、ネットワーク1の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置3のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、画像形成装置3の機能的構成の例を示す図である。図4は、開発用コンピュータ2のハードウェア構成の例を示す図である。図5は、開発用コンピュータ2の機能的構成の例を示す図である。図6は、ウィンドウ21Wの例を示す図である。
ネットワーク1は、図1に示すように、開発用コンピュータ2、1台または複数台の画像形成装置3、および通信回線4などによって構成される。
画像形成装置3は、一般に「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれる装置であって、コピー、ファックス、スキャン、ネットワークプリント、およびファイルサーバなどの機能を集約した装置である。以下、各画像形成装置3を「画像形成装置3A」、「画像形成装置3B」、…と区別して記載することがある。
画像形成装置3は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)30a、RAM(Random Access Memory)30b、ROM(Read Only Memory)30c、大容量記憶装置30d、操作パネル30e、タッチパネルディスプレイ30f、NIC(Network Interface Card)30g、モデム30h、スキャンユニット30i、画像処理回路30j、およびプリントユニット30kなどによって構成される。
操作パネル30eは、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびリセットキーなどによって構成され、ユーザが処理の条件およびコマンドなどを入力するために用いられる。
タッチパネルディスプレイ30fは、ユーザへのメッセージを示す画面、処理の結果を示す画面、またはコマンドをユーザが入力するための画面などを表示する。そのほか、開発用コンピュータ2から取得したアプリケーションの画面も、表示する。
さらに、タッチパネルディスプレイ30fは、タッチされた位置を検知し、CPU30aにその位置を通知する。タッチパネルディスプレイ30fも、ユーザが処理の条件およびコマンドなどを入力するために用いられる。
NIC30gは、通信回線4を介して開発用コンピュータ2に接続し、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって通信を行う。
モデム30hは、固定電話網を介してファックス端末に接続し、G3などのプロトコルによって通信を行う。
スキャンユニット30iは、原稿台にセットされた用紙に記されている文字、写真、イラスト、または図表などの画像を読み取って画像データを生成する。
画像処理回路30jは、スキャンユニット30iによって読み取られた画像または他の装置から受信した画像に、エッジ強調、回転、または汚れ除去などの画像処理を施す。
プリントユニット30kは、他の装置から受信しまたはスキャンユニット30iが読み取った画像を白紙である用紙に印刷する。画像は、画像処理回路30jによって処理された後、印刷される場合がある。
ROM30cまたは大容量記憶装置30dには、図3に示す登録要求受付部301、デバイスロック処理部302、アプリケーション登録処理部303、画面キャプチャ部304、デバイスロック解除処理部305、および登録結果通知部306などの機能を実現するためのソフトウェアが予め記憶されている。そのほか、オペレーティングシステム、ファームウェア、およびウェブブラウザなどが予め記憶されている。
これらのソフトウェアを構成する各モジュールおよびデータは、必要に応じてRAM30bにロードされ、CPU30aによってモジュールに基づく処理が実行される。
さらに、大容量記憶装置30dには、アプリケーション38がインストールされる。これについては、後述する。
大容量記憶装置30dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
開発用コンピュータ2は、画像形成装置3で動作するアプリケーションの開発(作成)のために使用される。さらに、画像形成装置3へのアプリケーションのインストールおよびアプリケーションの修正のために使用される。つまり、開発用コンピュータ2は、アプリケーションのサーバであると、言える。
以下、画像形成装置3のユーザに合わせてカスタマイズされた画面を表示するアプリケーション38を取り扱う場合を例に説明する。
開発用コンピュータ2は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)20a、RAM(Random Access Memory)20b、ROM(Read Only Memory)20c、大容量記憶装置20d、液晶ディスプレイ20e、キーボード20f、ポインティングデバイス20g、およびNIC(Network Interface Card)20hなどによって構成される。開発用コンピュータ2として、例えば、パーソナルコンピュータまたはワークステーションなどが用いられる。
ROM20cまたは大容量記憶装置20dには、図5に示すアプリケーション開発ツール21、登録用ソフトウェア23、および修正用ソフトウェア25などのソフトウェアがインストールされている。
アプリケーション開発ツール21は、開発者が画像形成装置用のアプリケーションを開発するためのSDK(Software Development Kit)である。アプリケーション38も、アプリケーション開発ツール21によって作成される。アプリケーション開発ツール21によると、開発者は、図6に示すようなウィンドウ21Wによって、画像形成装置3に表示する種々の画面のレイアウトをデザインしたり、画面の中のオブジェクトが選択された際に実行する処理を定義したりすることができる。
登録用ソフトウェア23は、アプリケーション開発ツール21によって作成されたアプリケーションを画像形成装置3へ登録するためのソフトウェアである。また、修正用ソフトウェア25によって修正されたアプリケーションを画像形成装置3へ登録するためにも用いられる。登録用ソフトウェア23によると、アプリケーション記憶部231、アプリケーション登録要求部232、登録結果受付部233、および登録結果表示処理部234などの機能が実現される。
修正用ソフトウェア25は、アプリケーション開発ツール21によって作成されたアプリケーションを登録(インストール)先の画像形成装置3に合わせて修正するためのソフトウェアである。修正用ソフトウェア25によると、不具合検出部251、アプリケーション修正処理部252、および不具合表示処理部253などの機能が実現される。
これらのソフトウェアを構成する各モジュールおよびデータは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによってモジュールに基づく処理が実行される。大容量記憶装置20dとして、ハードディスクまたはSSDなどが用いられる。
液晶ディスプレイ20eには、アプリケーション開発ツール21および修正用ソフトウェア25の画面などが表示される。
キーボード20fおよびポインティングデバイス20gは、アプリケーションを作成しまたは修正する際のデータおよびコマンドの入力のために用いられる。
NIC20hは、通信回線4を介して画像形成装置3に接続し、TCP/IPなどのプロトコルによって通信を行う。
次に、図5に示す開発用コンピュータ2の各部および図3に示す画像形成装置3の各部の処理を、アプリケーション38を新規に登録する際の処理およびアプリケーション38を修正する際の処理に大別して説明する。
〔アプリケーションを新規に登録する際の処理〕
図7は、登録処理の流れの例を説明するフローチャートである。図8は、アプリケーション38の画面の例を示す図である。
図5のアプリケーション記憶部231には、アプリケーション38がアプリケーション開発ツール21によって作成されると、アプリケーション38を構成する種々のアプリケーションファイル3KF(プログラムファイル、画像ファイル、および設定ファイルなど)のほか、ログイン用ファイル3RFおよび登録情報ファイル3TFなどが記憶される。
ログイン用ファイル3RFは、画像形成装置3へログインするための情報、例えば、パスワードを示す。
登録情報ファイル3TFは、画像形成装置3へのアプリケーション38の登録の処理のために用いられるファイルであって、アプリケーション38の名称(アプリケーション名)、標準の画面(例えば、トップの画面)に配置するアプリケーション38のアイコン、または画像形成装置3における各アプリケーションファイル3KFの保存場所などが示される。
アプリケーションがアプリケーション記憶部231に記憶されると、オペレータ(例えば、CE(Customer Engineer)は、登録すべきアプリケーションおよびその登録先を指定する。本例では、登録すべきアプリケーションとしてアプリケーション38が指定される。また、以下、登録先として画像形成装置3Aが指定された場合を例に説明する。
アプリケーション登録要求部232は、指定された登録先すなわち画像形成装置3Aに対して、指定されたアプリケーションすなわちアプリケーション38を登録(インストール)するように要求する。
画像形成装置3Aの登録要求受付部301(図3参照)は、開発用コンピュータ2からの要求を受け付ける処理を行う。
ここで、アプリケーション登録要求部232および登録要求受付部301の具体的な処理を説明する。
アプリケーション登録要求部232は、画像形成装置3Aに接続し、所定の規則に従って、ログイン用ファイル3RFに示されるパスワードを画像形成装置3Aへ送信する。
登録要求受付部301は、開発用コンピュータ2からパスワードを受信すると、このパスワードが正しいパスワードであれば、開発用コンピュータ2が正規のコンピュータであると判別し、画像形成装置3Aへのログインを認める。正しいパスワードでない場合は、正規のコンピュータでないと判別し、開発用コンピュータ2とのセッションを終了する。
アプリケーション登録要求部232は、画像形成装置3Aへのログインに成功すると、アプリケーション38の登録を画像形成装置3Aに対して要求する。この際に、アプリケーション38のアプリケーションファイル3KFおよび登録情報ファイル3TFを画像形成装置3Aへ送信する。
そして、登録要求受付部301は、アプリケーション38の登録の要求を、アプリケーションファイル3KFおよび登録情報ファイル3TFとともに画像形成装置3Aから受信する。
デバイスロック処理部302ないし登録結果通知部306は、アプリケーション38を登録し結果を開発用コンピュータ2へ通知する処理を行う。以下、各部の処理を、図7を参照しながら説明する。
デバイスロック処理部302は、アプリケーションの登録の要求が登録要求受付部301によって受け付けられると(図7の#601でYes)、画像形成装置3Aの操作が行えないように、オペレーティングシステムに、操作パネル30eおよびタッチパネルディスプレイ30fからの入力の受付を停止させる(#602)。つまり、いわゆるデバイスロックを行う。なお、デバイスロックにおいて、さらに、入力以外に関する事項を制限してもよい。
アプリケーション登録処理部303は、登録情報ファイル3TFに基づいてアプリケーション38の登録の処理を行う(#603)。この処理は、例えば次のように行われる。
アプリケーション登録処理部303は、アプリケーションファイル3KFを、大容量記憶装置30dにおける、登録情報ファイル3TFに示される保存場所に記憶させる。さらに、登録情報ファイル3TFに示されるアイコンおよびアプリケーション名が標準の画面に配置されるように、標準の画面のデータを更新する。
画面キャプチャ部304は、アプリケーション38の登録に成功した場合に(#604でYes)、図8のような、アプリケーション38の画面を、次のようにキャプチャする。
画面キャプチャ部304は、アプリケーション38を起動し(#605)、アプリケーション38の画面をタッチパネルディスプレイ30fに表示させる(#606)。例えば、アプリケーションファイル3KFのうちのメインのプログラムファイルを起動する。または、アプリケーション38がHTMLファイルによって構成される場合は、ウェブブラウザを起動し、アプリケーションファイル3KFのうちのトップ画面のHTMLファイルを開く。または、アプリケーション38がウェブ用のスクリプトファイル(いわゆるウェブアプリ)である場合は、ウェブブラウザ上でアプリケーション38を実行する。
そして、画面キャプチャ部304は、タッチパネルディスプレイ30fに表示されている画面をキャプチャし、画面の画像データ3GDを生成しRAM30bに一時的に記憶させる(#607)。以下、この画面を「キャプチャ画面3CS」と記載する。画像データ3GDのフォーマットは、ビットマップデータのままでもよいが、GIF(Graphics Interchange Format)またはTIFF(Tagged Image File Format)などの圧縮形式が好ましい。
画像データ3GDが取得されたら、デバイスロック解除処理部305および登録結果通知部306は、次の処理を行う。
デバイスロック解除処理部305は、オペレーティングシステムに、操作パネル30eおよびタッチパネルディスプレイ30fからの入力の受付を再開させる(#608)。つまり、デバイスロックを解除する。デバイスロックの解除の後、アプリケーション38を終了させてもよい。
登録結果通知部306は、画面キャプチャ部304によって生成された画像データ3GDのほか、アプリケーション38の登録が成功した旨のメッセージを示す結果データ3SDを開発用コンピュータ2へ送信する(#609)。結果データ3SDに画像データ3GDを添付して送信してもよい。
一方、アプリケーション38の登録に失敗した場合は(#604でNo)、デバイスロック解除処理部305はデバイスロックを解除し(#610)、登録結果通知部306は、登録に失敗した旨のメッセージを示す結果データ3FDを開発用コンピュータ2へ送信する(#611)。
開発用コンピュータ2において、登録結果受付部233(図5参照)は、画像形成装置3Aから画像データ3GDおよび結果データ3SDを受信する。または、結果データ3FDを受信することがあるが、この場合は、登録結果表示処理部234以降の処理を中止する。
登録結果表示処理部234は、画像データ3GDに基づいてキャプチャ画面3CSを液晶ディスプレイ20eに表示させる。オペレータは、キャプチャ画面3CSを見ることによって、画像形成装置3Aにおいてアプリケーション38の画面が的確に表示されるか否かを判断することができる。
〔アプリケーションを修正する際の処理〕
図9および図10は、キャプチャ画面3CSの例を示す図である。
アプリケーション38の画面が画像形成装置3Aにおいて的確に表示されない場合は、キャプチャ画面3CSにも不具合が見られる。オペレータは、キャプチャ画面3CSの状況を開発者に報告し、開発者は、的確に表示されるようにアプリケーション38を修正することができる。
さらに、開発用コンピュータ2の修正用ソフトウェア25によると、自動的にアプリケーション38を次のように修正することができる。
不具合検出部251は、キャプチャ画面3CSの不具合を検出する。不具合には、幾つかの種類がある。不具合検出部251は、各種類の不具合を次のように検出する。
(1)スクロール用のオブジェクトの出現
不具合検出部251は、キャプチャ画面3CSからのスクロール用のオブジェクトの検出を例えば次のように試みる。
不具合検出部251は、キャプチャ画面3CSの右端および下端からスクロールボタン3CSaおよびスクロールバー3CSbの検出を試みる。キャプチャ画面3CSが図8に示すような状態であれば、スクロールボタン3CSaおよびスクロールバーの3CSbのいずれのオブジェクトも検出しない。しかし、図9に示すような状態であれば、スクロールボタン3CSaおよびスクロールバー3CSbの両方を検出する。
キャプチャ画面3CSにスクロールボタン3CSaおよびスクロールバー3CSbなどのスクロール用のオブジェクトが現われる原因は、アプリケーション38の画面のサイズが画像形成装置3Aのタッチパネルディスプレイ30fのサイズよりも大きいことであると、考えられる。
(2)フォームの崩れ
不具合検出部251は、キャプチャ画面3CSからの(形式)の崩れの検出を例えば次のように試みる。
アプリケーション38の、フォームの崩れが生じていない画面(以下、「理想画面」と記載する。)のデータを予め用意しておく。そして、不具合検出部251は、キャプチャ画面3CSと理想画面とを比較することによって、キャプチャ画面3CSからフォームの崩れを検出する。すなわち、比較した結果、キャプチャ画面3CSのフォームが理想画面のフォームと同一であることが分かれば、崩れを検出しない。一方、相違する場合は、崩れを検出する。理想画面が図8に示す状態でありキャプチャ画面3CSが図10に示す状態である場合は、フォームの崩れが検出される。
アプリケーション38の画面のサイズが画像形成装置3Aのタッチパネルディスプレイ30fのサイズよりも大きいが、スクロール用のオブジェクトが非表示に設定されている場合に、フォームの崩れが生じることがある。または、開発者が推奨する環境(例えば、推奨するウェブブラウザ)が画像形成装置3Aに備わっていない場合に、フォームの崩れが生じることもある。
(3)画面の不適格な明るさ
不具合検出部251は、キャプチャ画面3CSの全体的な明るさを、各画素の明度の平均値を算出することによって測定する。そして、測定した全体的な明るさが所定の基準以下であれば、キャプチャ画面3CSの明るさが不適格であることを検出する。
(4)文字化けの出現
アプリケーション38の画面に配置される文字化けしていない文字列のテキストデータを予め用意しておく。不具合検出部251は、キャプチャ画面3CSの中から文字列を検出し、OCR(Optical Character Recognition)によってテキストデータに変換する。そして、両テキストデータを比較し、一致しない場合は、キャプチャ画面3CSの中の文字列を文字化けの文字列として検出する。なお、OCRの精度が100%であるとは限らない。そこで、不一致の文字数が所定の割合(例えば、90%)以上である場合に、キャプチャ画面3CSの中の文字列を文字化けの文字列として検出してもよい。
アプリケーション修正処理部252は、キャプチャ画面3CSから不具合検出部251によって検出された不具合を修正するために、アプリケーション38を修正する処理を行う。アプリケーション38は、不具合の状況または発生の原因などに応じて、例えば次のように修正される。
スクロール用のオブジェクトが検出された場合は、アプリケーション修正処理部252は、画面のサイズが小さくなるようにアプリケーション38を修正する。例えば、画面に用いられるフォント、テキストボックス、またはボタンなどのサイズが小さくなるように、または、画面の外枠のサイズが小さくなるように、アプリケーション38の中の画面用のアプリケーションファイル3KFを更新する。
フォームの崩れが検出された場合は、スクロール用のオブジェクトが検出された場合と同様に、アプリケーション修正処理部252は、画面のサイズが小さくなるようにアプリケーション38を修正する。または、画像形成装置3Aのウェブブラウザの仕様に合わせてアプリケーション38を修正する。
明るさが不適格であることが検出された場合は、アプリケーション修正処理部252は、画面全体の明度が上がるようにアプリケーション38を修正する。例えば、テキストボックスおよびボタンなどのオブジェクトにおける背景の部分の明度を上げ、または、オブジェクトの配置されていない部分(余白)の明度を上げる。
アプリケーション修正処理部252によって修正されたアプリケーション38のアプリケーションファイル3KFは、アプリケーション記憶部231に記憶される。修正前のアプリケーション38は、アプリケーション記憶部231から削除される。つまり、上書きされる。または、他の保存場所へバックアップされる。なお、アプリケーション38のファイルのうち更新されたものだけを上書きしてもよい。
アプリケーション修正処理部252によって自動的に修正することができない不具合がキャプチャ画面3CSに含まれていることがある。
そこで、不具合表示処理部253は、不具合検出部251によって検出された不具合を液晶ディスプレイ20eに表示させる。開発者は、表示された不具合を参照し、アプリケーション38を修正することができる。
アプリケーション修正処理部252によって修正されまたは開発者によって修正されたアプリケーション38は、画像形成装置3Aへ登録される。登録の処理は、開発用コンピュータ2のアプリケーション登録要求部232ないし登録結果表示処理部234および画像形成装置3Aの登録要求受付部301ないし登録結果通知部306によって、上述の通り行われる。ただし、修正前のアプリケーション38は、大容量記憶装置30dから削除される。つまり、新しいアプリケーション38によって上書きされる。または、他の保存場所へバックアップしてもよい。
図11は、第一の実施形態における開発用コンピュータ2および画像形成装置3の全体的な処理の流れの例を説明するシーケンス図である。
次に、アプリケーションの登録および修正の全体的な処理の手順を、図11のシーケンス図を参照しながら
開発用コンピュータ2および画像形成装置3の全体的な処理の流れを、画像形成装置3Aへアプリケーション38を登録する場合を例に説明する。
開発者がアプリケーション38を作成すると、開発用コンピュータ2は、アプリケーション記憶部231によって記憶する(図11の#701)。
開発者が登録を指令するとともに、画像形成装置3Aおよびアプリケーション38を指定すると、開発用コンピュータ2は、画像形成装置3Aに接続し、アプリケーション38のアプリケーションファイル3KFおよび登録情報ファイル3TFを画像形成装置3Aへ送信する(#702)。この際に、ログイン用ファイル3RFに示されるパスワードによって画像形成装置3Aにログインする。これらの処理は、既存のプロトコル、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)およびSOAP(Simple Object Access Protocol)に従って行えばよい。
画像形成装置3Aは、開発用コンピュータ2からのパスワードに基づいて開発用コンピュータ2の認証を行い、正規のコンピュータであることを判別できたら、登録の要求とともにアプリケーション38のアプリケーションファイル3KFおよび登録情報ファイル3TFを受け付ける(#721)。
画像形成装置3Aは、デバイスロックを行い(#722)、アプリケーションファイル3KFを大容量記憶装置30dの所定の場所に記憶させるとともに、トップの画面の設定などを行う(#723)。これにより、アプリケーション38の登録が完了する。
さらに、画像形成装置3Aは、アプリケーション38を起動し(#724)、画面をタッチパネルディスプレイ30fに表示させ(#725)、画面をキャプチャする(#726)。そして、デバイスロックを解除するとともに(#727)、画像データ3GDおよび結果データ3SDを開発用コンピュータ2へ送信する(#728)。これにより、キャプチャされた画面(キャプチャ画面3CS)および登録の結果が開発用コンピュータ2へ通知される。画像形成装置3Aから開発用コンピュータ2への通知の処理も、既存のプロトコル、例えば、HTTPおよびSOAPなどに従って行えばよい。
開発用コンピュータ2は、画像データ3GDおよび結果データ3SDを受信すると(#703)、画像データ3GDに基づいてキャプチャ画面3CSを表示する(#704)。
さらに、開発用コンピュータ2は、キャプチャ画面3CSから不具合を検出し(#705)、不具合を表示するとともに(#706)、不具合がなくなるようにアプリケーション38を修正する(#707)。不具合の全部または一部を開発者が修正してもよい。
そして、開発用コンピュータ2は、修正したアプリケーション38をアプリケーション記憶部231によって記憶するとともに(#708)、画像形成装置3Aへ登録する処理を行う。登録の処理は、ステップ#702〜#704およびステップ#721〜#728と基本的に同様である。ただし、画像形成装置3Aは、先に登録したアプリケーション38を削除し、修正されたアプリケーション38を登録する。
第一の実施形態によると、アプリケーションの提供者は、画像形成装置3に表示されるアプリケーションの画面の状態を、画像形成装置3を直接操作することなく確認することができる。よって、アプリケーションの書換えを従来よりも手間なく行うことができる。
〔第二の実施形態〕
図12は、第二の実施形態における開発用コンピュータ2の機能的構成の例を示す図である。図13は、第二の実施形態における画像形成装置3の機能的構成の例を示す図である。図14は、第一の実施形態における開発用コンピュータ2および画像形成装置3の全体的な処理の流れの例を説明するシーケンス図である。図15および図16は、ウィンドウ2WNの例を示す図である。
第一の実施形態では、アプリケーション38の画面をキャプチャする仕組みを画像形成装置3に新たに設けた。第二の実施形態では、リモートアクセスの仕組みを使用し、キャプチャする仕組みを開発用コンピュータ2に設ける。
第二の実施形態におけるネットワーク1の全体的な構成は、第一の実施形態と同様であり、図1に示した通りである。開発用コンピュータ2のハードウェアの構成も、第一の実施形態と同様であり、図4に示した通りである。また、画像形成装置3のハードウェアの構成も、第一の実施形態と同様であり、図2に示した通りである。
ただし、開発用コンピュータ2のROM20cまたは大容量記憶装置20dには、画像形成装置3へのアプリケーションの登録用のソフトウェアとして、登録用ソフトウェア23(図5参照)の代わりに図12に示すような登録用ソフトウェア26が記憶されている。さらに、アプリケーションの修正用のソフトウェアとして、修正用ソフトウェア25の代わりに修正用ソフトウェア27が記憶されている。
登録用ソフトウェア26によると、アプリケーション記憶部261、アプリケーション登録要求部262、登録結果受付部263、リモート制御部264、および画面キャプチャ部265などの機能が実現される。
修正用ソフトウェア27によると、不具合検出部271、アプリケーション修正処理部272、および不具合表示処理部273などの機能が実現される。
画像形成装置3のROM30cまたは大容量記憶装置30dには、図13に示す登録要求受付部321、アプリケーション登録処理部322、および登録結果通知部323などの機能を実現するためのソフトウェアが記憶されている。
以下、図12に示す開発用コンピュータ2の各部および図13に示す画像形成装置3の各部の処理を、図14を参照しながら、アプリケーション38を画像形成装置3Aに登録する場合を例に説明する。なお、第一の実施形態と重複する点は、説明を省略する。
開発用コンピュータ2のアプリケーション記憶部261には、第一の実施形態のアプリケーション記憶部231(図5参照)と同様、アプリケーション38のアプリケーションファイル3KF、ログイン用ファイル3RF、および登録情報ファイル3TFが記憶される(図14の#751)。
アプリケーション登録要求部262は、第一の実施形態のアプリケーション登録要求部232と同様、指定されたアプリケーションの登録を、指定された画像形成装置3に対して要求する(#752)。本例では、アプリケーション38の登録を画像形成装置3Aに対して要求する。
画像形成装置3Aの登録要求受付部321(図13参照)は、第一の実施形態の登録要求受付部301(図3参照)と同様、開発用コンピュータ2からの要求を受け付ける処理を行う(#771)。
アプリケーション登録処理部322は、第一の実施形態のアプリケーション登録処理部303と同様、アプリケーション38の登録の処理を行う(#772)。なお、第二の実施形態では、デバイスロックを行わなくてもよい。
登録結果通知部323は、第一の実施形態の登録結果通知部306と同様、アプリケーション38の登録が成功した場合は、その旨のメッセージのデータ(結果データ3SD)を開発用コンピュータ2へ送信し、失敗した場合は、その旨のメッセージのデータ(結果データ3FD)を開発用コンピュータ2へ送信する(#773)。ただし、第一の実施形態とは異なり、キャプチャ画面3CSの画像データ(画像データ3GD)は、送信しない。
開発用コンピュータ2の登録結果受付部263(図12参照)は、画像形成装置3Aから結果データ3SDまたは結果データ3FDを受信する(#753)。
リモート制御部264は、結果データ3SDが登録結果受付部263によって受信された場合に、画像形成装置3Aへリモートアクセスする(#754)。すると、画像形成装置3Aのトップの画面(以下、「トップ画面3TS」と記載する。)のデータが、画像形成装置3Aから開発用コンピュータ2へ送信され(#774、#755)、図15のようにトップ画面3TSを配置したウィンドウ2WNが液晶ディスプレイ20eに表示される(#756)。なお、リモートアクセスは、市販のソフトウェアによって行ってもよい。
画面キャプチャ部265は、アプリケーション38の画面を次のようにキャプチャする。リモートアクセスが完了したら、アプリケーション38を画像形成装置3Aに起動させる(#757、#775、#776)。画像形成装置3Aにおいてアプリケーション38が起動すると、図16のような、アプリケーション38の画面(以下、「アプリケーション画面3AS」と記載する。)のデータが、画像形成装置3Aから開発用コンピュータ2へ送信される(#777、#758)。すると、図16のように、ウィンドウ2WNが、アプリケーション画面3ASが配置された状態に変わる(#759)。
そして、画面キャプチャ部265は、液晶ディスプレイ20eに表示されたアプリケーション画面3ASをキャプチャする(#760)。これにより、第一の実施形態におけるキャプチャ画面3CSの画像データ(画像データ3GD)と同等の画像データ3HDが得られる。
不具合検出部271は、画像データ3HDに基づいて、キャプチャしたアプリケーション画面3ASから不具合を検出する(#761)。検出の方法は、第一の実施形態と同様である。
不具合表示処理部273は、不具合検出部271によって検知された不具合を液晶ディスプレイ20eに表示させる(#762)。開発者は、第一の実施形態と同様に、これを参照しながらアプリケーション38を修正することができる。
アプリケーション修正処理部272は、不具合検出部271によって検知された不具合が解消されるように、アプリケーション38を修正する(#763)。修正の方法は、第一の実施形態と同様である。
修正されたアプリケーション38の取扱いは、第一の実施形態と同様である。すなわち、大容量記憶装置20dに、修正されたアプリケーション38が記憶される(#764)。さらに、画像形成装置3Aにも、登録される。登録の手順は、基本的にステップ#752〜#753およびステップ#771〜#773の通りである。
第二の実施形態によると、アプリケーションのキャプチャのための仕組みを画像形成装置3に追加することなく、画像形成装置3に表示されるアプリケーションの画面のデータを開発用コンピュータ2へ送信することができる。
図17は、キャプチャの処理の際のウィンドウ2WNの表示の状態の遷移の例を示す図である。
第一の実施形態および第二の実施形態では、1つの画面から不具合を検出したが、複数の画面のそれぞれから検出してもよい。この場合は、画像形成装置3または開発用コンピュータ2に、各画面を順に辿って各画面をキャプチャする処理を行わせばよい。
通常、画面には、他の画面へ移動するためのオブジェクト(例えば、ボタン)が設けられていることが多い。そこで、アプリケーションの起動後、画像形成装置3または開発用コンピュータ2は、図17のような、アプリケーションのトップ画面50をキャプチャする。そして、トップ画面50に設けられている移動用のオブジェクト50aに基づいて他の画面(例えば、コピー用画面501)へ移動し、当該他の画面をキャプチャする。以下、同様に、移動用のオブジェクトに基づいて残りの画面(画面502など)への移動およびキャプチャを繰り返す。
または、開発用コンピュータ2または画像形成装置3は、開発者などが予め指定した画面のみをキャプチャするようにしてもよい。画面は、画面の識別子、例えばURLによって指定すればよい。または、トップ画面からのルート(route)を指定してもよい。開発用コンピュータ2または画像形成装置3は、識別子またはルートに基づいて画面を特定しキャプチャする。
第一の実施形態において、画像形成装置3は、複数の画面をキャプチャした場合は、これらの画面の画像データを1つのファイルに纏め、このファイルを開発用コンピュータ2へ送信してもよい。
第一の実施形態および第二の実施形態では、開発用コンピュータ2は、キャプチャした画面から不具合を検出したが、他の情報に基づいて不具合を検出してもよい。
例えば、開発用コンピュータ2は、画像形成装置3から、登録(インストール)したアプリケーションのオプション情報、画像形成装置3のファームウェアの情報、ウェブブラウザの情報(製品名およびバージョンなど)、またはユーザの設定情報(ユーザプロファイル)を取得し、これらの情報に基づいて不具合を以下のように検出してもよい。
これらの情報のいずれかによると、アプリケーションによって表示される文字のサイズ(フォントサイズ)が特定できる場合がある。そこで、開発用コンピュータ2は、特定したフォントサイズで文字を表示した場合の画面のサイズを算出し、このサイズの画面がタッチパネルディスプレイ30fに収まるか否かを判別する。そして、収まらない場合は、不具合として、スクロール用のオブジェクトの出現またはフォームの崩れを検出する。
または、これらの情報によると、画像形成装置3のウェブブラウザに対応していないコード(特に、表示に関連するコード)がアプリケーションに含まれているか否かを特定することができる。そこで、このようなコードが含まれている場合は、開発用コンピュータ2は、不具合が生じると判別する。
または、これらの情報によると、画像形成装置3のオペレーティングシステムまたはウェブブラウザが使用する文字コード(ユニコード)の規格を特定することができる場合がある。そこで、開発用コンピュータ2は、特定した規格とアプリケーションの画面で使用する文字コードの規格とを比較し、両者が相違する場合は、不具合として文字化けを検出する。
第一の実施形態および第二の実施形態では、開発用コンピュータ2は、キャプチャされた画面を液晶ディスプレイ20eに表示したが、プリンタによって用紙に印刷してもよい。
第一の実施形態および第二の実施形態では、画像形成装置にアプリケーションをインストールする場合を例に説明したが、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、およびスマートフォンなど他の装置へアプリケーションをインストールする場合にも、本発明を適用することができる。
第一の実施形態および第二の実施形態では、アプリケーションの開発、画像形成装置3への提供、および修正を、1台の開発用コンピュータ2で行ったが、複数台のコンピュータに分散して行ってもよい。例えば、開発、提供、および修正を3台のコンピュータにそれぞれ分散して行ってもよい。
その他、ネットワーク1、開発用コンピュータ2、画像形成装置3の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、アプリケーションの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 ネットワーク(アプリケーション登録システム)
2 開発用コンピュータ(サーバ)
232 アプリケーション登録要求部(インストール用データ送信手段)
233 登録結果受付部(画像データ受信手段)
234 登録結果表示処理部(画面出力手段)
3、3A、3B 画像形成装置(クライアント)
301 登録要求受付部(インストール用データ受信手段)
302 デバイスロック処理部(操作制限手段)
304 画面キャプチャ部(起動手段、キャプチャ手段)
305 デバイスロック解除処理部(制限解除手段)
306 登録結果通知部(画像データ送信手段)
3CS キャプチャ画面
3GD 画像データ
3KF アプリケーションファイル(インストール用データ)
3TF 登録情報ファイル(インストール用データ)

Claims (11)

  1. サーバとクライアントとを有し、
    前記サーバには、
    アプリケーションをインストールするためのインストール用データを前記クライアントへ送信するインストール用データ送信手段、
    が設けられ、
    前記クライアントには、
    前記インストール用データを受信するインストール用データ受信手段と、
    前記インストール用データによって前記アプリケーションをインストールした後、前記アプリケーションを起動する起動手段と、
    前記アプリケーションを起動した後、前記アプリケーションの画面をキャプチャするキャプチャ手段と、
    キャプチャされた前記画面の画像データを前記サーバへ送信する、画像データ送信手段と、
    が設けられ、
    前記サーバには、さらに、
    前記画像データを受信する画像データ受信手段と、
    前記画像データに基づいて前記画面を出力する画面出力手段と、
    が設けられている、
    ことを特徴とするアプリケーション登録システム。
  2. アプリケーションをインストールするためのインストール用データをサーバから受信するインストール用データ受信手段と、
    前記インストール用データによって前記アプリケーションをインストールした後、前記アプリケーションを起動する起動手段と、
    前記アプリケーションを起動した後、前記アプリケーションの画面をキャプチャするキャプチャ手段と、
    キャプチャされた前記画面の画像データを前記サーバへ送信する、画像データ送信手段と、
    を有することを特徴とするコンピュータ。
  3. 前記インストール用データが受信された後、ユーザによる入力の操作の制限を行う、操作制限手段と、
    前記画面がキャプチャされた後、前記制限を解除する、制限解除手段と、を有する、
    請求項2に記載のコンピュータ。
  4. 前記キャプチャ手段は、前記画面として、指定された複数の画面をキャプチャする、
    請求項2または請求項3に記載のコンピュータ。
  5. 前記画像データ送信手段は、前記指定された複数の画面それぞれの前記画像データを1つに纏めて前記サーバへ送信する、
    請求項4に記載のコンピュータ。
  6. アプリケーションをインストールするためのインストール用データをクライアントへ送信するインストール用データ送信手段と、
    前記クライアントから、前記クライアントがキャプチャした前記アプリケーションの画面の画像データを取得する、画像データ取得手段と、
    前記画像データに基づいて前記画面を出力する画面出力手段と、
    を有することを特徴とするアプリケーション提供サーバ。
  7. 前記画像データ取得手段は、前記アプリケーションがインストールされたことが前記クライアントから通知された後、前記クライアントへリモートアクセスし、前記アプリケーションを起動する処理および前記画面をキャプチャする処理を前記クライアントに行わせることによって、前記画像データを取得する、
    請求項6の記載のアプリケーション提供サーバ。
  8. 前記画面から不具合を検出する不具合検出手段と、
    検出された前記不具合が解消されるように前記アプリケーションを修正するアプリケーション修正手段と、
    を有し、
    前記インストール用データ送信手段は、修正された前記アプリケーションの前記インストール用データをさらに送信する、
    請求項6または請求項7に記載のアプリケーション提供サーバ。
  9. サーバに、
    アプリケーションをインストールするためのインストール用データをクライアントへ送信する処理を実行させ、
    前記クライアントに、
    前記インストール用データを受信する処理を実行させ、
    前記インストール用データによって前記アプリケーションをインストールする処理を実行させ、
    前記アプリケーションを起動する処理を実行させ、
    前記アプリケーションが起動した後、前記アプリケーションの画面をキャプチャする処理を実行させ、
    キャプチャした前記画面の画像データを前記サーバへ送信する処理を実行させ、
    前記サーバに、
    前記画像データを受信する処理を実行させ、
    前記画像データに基づいて前記画面を出力する処理を実行させる、
    ことを特徴とするアプリケーション登録方法。
  10. サーバから提供されるアプリケーションを使用するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記アプリケーションをインストールするためのインストール用データを前記サーバから受信する処理を実行させ、
    前記インストール用データによって前記アプリケーションをインストールした後、前記アプリケーションを起動する処理を実行させ、
    前記アプリケーションを起動した後、前記アプリケーションの画面をキャプチャする処理を実行させ、
    キャプチャした前記画面の画像データを前記サーバへ送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. クライアントへアプリケーションを提供するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記アプリケーションをインストールするためのインストール用データを前記クライアントへ送信する処理を実行させ、
    前記クライアントから、前記クライアントがキャプチャした前記アプリケーションの画面の画像データを取得する処理を実行させ、
    前記画像データに基づいて前記画面を出力する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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