JP2014228919A - ファイル検索装置、ファイル検索方法およびファイル検索プログラム - Google Patents

ファイル検索装置、ファイル検索方法およびファイル検索プログラム Download PDF

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Ryuta Masuda
竜太 増田
阿部 剛仁
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Abstract

【課題】出力されたファイルを迅速且つ高精度で検索できるファイル検索装置、ファイル検索方法およびファイル検索プログラムを提供する。【解決手段】履歴を含む保存データからファイルを検索するファイル検索装置であって、ファイル検索装置は、バックアップ日時に関連付けされた履歴を含む保存データをアカウント毎に保存するバックアップ装置(バックアップデータ記憶装置16)と通信可能であり、ファイルの出力者名、ファイル名および出力日時を含むログ情報を受信するログ情報受信部2と、ログ情報に含まれる出力者名に対応するアカウントについて、出力日時以前で、バックアップ日時が最も新しい履歴を含む保存データを選択し、履歴を含む保存データから、ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを検索する検索部4とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、検索要求に係るファイルを検索するファイル検索装置、ファイル検索方法およびファイル検索プログラムに関する。
オフィス等において、パーソナルコンピュータなどからLAN等のネットワークを介してファイルを出力(例えば印刷出力、サーバ等にアップロード、メール添付による送信等)する際に、出力したファイルを検索して、極秘情報や個人情報などの出力不適合情報が出力されていないかの監査などに利用する場合がある。
従来において、オフィス等において例えば社員のパーソナルコンピュータから出力されたファイルは、出力時のログを参照する事によりファイル名と出力者を特定することができた。
出力時のログとしては、例えば出力形式が印刷の場合には、プリンタの印刷ログが該当する。
印刷ログを取得する従来技術の詳細については、非特許文献1に記載されている。
"PaperCut(登録商標) Print Logger "、[online]、PaperCut Software International Pty Ltd.、[平成25年4月24日検索]、インターネット<URL:http://www.papercut.com/products/free_software/print_logger/japanese/>
上記従来技術では、印刷ログからは印刷されたファイルの中身を知ることができない。従って、例えば極秘資料や個人情報など許可なく印刷することが不適切なファイルが印刷出力されたとしても自動的に検知することができなかった。そのため、印刷ログに記録されているファイル名に該当するファイルを目視で確認する必要があり、労力と時間を要していた。
また、印刷ログから目視で該当するファイルを検出したとしても、出力者によりファイルが変更されていた場合には、正確な監査を行うことができないという問題もある。
また、印刷ログに記録されているファイルが、ファイルを所有する社員に付与されるアカウント(ユーザ名)毎に管理するパーソナルコンピュータに保管されている場合には、当該社員に対してファイルの閲覧を要求するなど、確認のための手間が掛かるという難点もあった。
本発明は、上述のような課題を解決すべくなされたものであり、出力されたファイルを迅速且つ高精度で検索できるファイル検索装置、ファイル検索方法およびファイル検索プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係るファイル検索装置は、バックアップデータからファイルを検索するファイル検索装置であって、前記ファイル検索装置は、バックアップデータを有するバックアップ装置と通信可能であり、ファイルの出力者名およびファイル名を含むログ情報を受信するログ情報受信部と、前記ログ情報に含まれる出力者名と同じアカウント名並びに前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを前記バックアップデータから検索する検索部とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明に係るファイル検索装置は、履歴を含む保存データからファイルを検索するファイル検索装置であって、前記ファイル検索装置は、バックアップ日時に関連付けされた履歴を含む保存データをアカウント毎に保存するバックアップ装置と通信可能であり、ファイルの出力者名、ファイル名および出力日時を含むログ情報を受信するログ情報受信部と、前記ログ情報に含まれる出力者名に対応するアカウントについて、前記出力日時以前で、前記バックアップ日時が最も新しい履歴を含む保存データを選択し、当該履歴を含む保存データから、前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを検索する検索部とを備えることを特徴とする。
請求項3の発明に係るファイル検索装置は、請求項1または請求項2にについて、前記検索部によってファイルが検索されたなら、該ファイル中に予め登録された文言が含まれるか否かを判定し、前記文言が含まれると判定されたなら、前記ファイルの属性情報および前記ログ情報を出力不適合情報として出力する監査部を備えることを特徴とする。
請求項4の発明に係るファイル検索方法は、ファイル検索装置が行うファイル検索方法であって、前記ファイル検索装置は、バックアップデータを有するバックアップ装置と通信可能であり、前記ファイル検索方法は、前記ファイル検索装置のログ情報受信部が、ファイルの出力者名およびファイル名を含むログ情報を受信するステップと、前記ファイル検索装置の検索部が、前記ログ情報に含まれる出力者名と同じアカウント名並びに前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを前記バックアップデータから検索するステップとを有することを特徴とする。
請求項5の発明に係るファイル検索方法は、ファイル検索装置が行うファイル検索方法であって、ファイル検索装置は、バックアップ日時に関連付けされた履歴を含む保存データをアカウント毎に保存するバックアップ装置と通信可能であり、前記ファイル検索方法は、前記ファイル検索装置のログ情報受信部が、ファイルの出力者名およびファイル名を含むログ情報を受信するステップと、前記ファイル検索装置の検索部が、前記ログ情報に含まれる出力者名に対応するアカウントについて、前記出力日時以前で、前記バックアップ日時が最も新しい履歴を含む保存データを選択し、当該履歴を含む保存データから、前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを検索するステップとを有することを特徴とする。
請求項6の発明に係るファイル検索プログラムは、請求項1〜3の何れかに記載のファイル検索装置としてコンピュータを機能させるためのファイル検索プログラムである。
本発明によれば、出力されたファイルを迅速且つ高精度で検索できる。
第1の実施の形態に係るファイル検索装置を含む社内システムの概略構成を示すブロック図である。 ファイル検索装置の概略構成を示すブロック図である。 バックアップデータ記憶装置に格納されるバックアップデータの構成例を示す図である。 印刷ログ記憶装置に格納される印刷ログの例を示す図である。 ファイル検索装置によって実行されるファイル検索処理の処理手順を示すフローチャートである。 ファイル検索装置を含む社内システムの他の構成例を示すブロック図である。 監査部を備えたファイル検索装置の概略構成を示すブロック図である。 監査部を備えたファイル検索装置によって実行されるファイル監査処理の処理手順を示すフローチャートである。
[第1の実施の形態]
[構成例]
図1は、第1の実施の形態に係るファイル検索装置を含む社内システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、LAN等で構成されるネットワークN1に、パーソナルコンピュータ10、プリンタ11およびサービスゲートウェイ装置12が接続されている。
図1では、パーソナルコンピュータ10は1台のみ示すが、実際には例えば社員毎に貸与される複数台がネットワークN1に接続される。また、各社員には貸与されたパーソナルコンピュータ10を使用するためのアカウントが付与されている。各パーソナルコンピュータ10は、ハードディスク等で構成されるファイル記憶部10aを備え、各社員が作成あるいは修正等した各種ファイルが格納されている。
また、各社員は、印刷したいファイルについては、パーソナルコンピュータ10から印刷操作を行うことにより、プリンタ11から印刷出力できる。この際に、プリンタ11では、印刷したファイルのファイル名、印刷日時、出力者名を有する印刷ログが不揮発性メモリ等に格納される。印刷ログの具体例については後述する。
サービスゲートウェイ装置12は、プリンタ11に格納されている印刷ログを定期的に収集する印刷ログ収集部13と、パーソナルコンピュータ10のファイル記憶部10aに記録されているファイルのバックアップデータを自動的に取得するファイル自動バックアップ部14とを備える。
ファイル自動バックアップ部14が備える自動バックアップ機能は、例えば、各パーソナルコンピュータ10にネットワークN1を介して、パーソナルコンピュータ10に設定されるファイル共有によってアクセスし、定期的にファイルを取得して後述するバックアップデータ記憶装置16に送信して格納する。
また、各パーソナルコンピュータ10からのファイルの変更通知(例えばCIFS(Common Internet File System)インタフェースのファイル変更通知機能(file change notification)等で実現可能)を受けて、各パーソナルコンピュータ10にファイル共有によりアクセスし、更新されたファイルを取得してバックアップデータ記憶装置16に送信する機能も付加することができる。これにより、バックアップデータ記憶装置16上のファイルをパーソナルコンピュータ10のファイル記憶部10aと同期した状態に保つことが可能となる。
また、上述の自動バックアップ機能を各パーソナルコンピュータ10に実装して、ファイル記憶部10aのファイルを定期的に、またはファイルが変更された際に、バックアップデータ記憶装置16にバックアップするようにしてもよい。
サービスゲートウェイ装置12は、WAN等のネットワークN2を介して印刷ログ記憶装置15、バックアップデータ記憶装置(バックアップ装置)16およびファイル検索装置1に接続されている。
印刷ログ記憶装置15は、印刷ログ収集部13によりプリンタ11から収集された印刷ログを格納し、ファイル検索装置1からの要求に応答して印刷ログをファイル検索装置1に送信する。
バックアップデータ記憶装置16は、ファイル自動バックアップ部14から受信したファイルを各パーソナルコンピュータ10のアカウント毎に保存する。
具体的には、ファイルのバックアップ時に、バックアップ日時に関連付けされたバックアップデータを構成するスナップショットとして格納する。
ここで、スナップショットとは、ファイルの履歴を含む保存データの一例であり、各アカウント毎のファイルバックアップ時におけるファイルを含み、ディレクトリ等の状態を特定するデータである。なお、本実施の形態において「履歴」とは、各ファイルについての追加、変更、削除等の経過を含む意であり、「履歴を含む保存データ」からは過去の保存時点における各ファイルの内容を再現できることを意味する。
そして、バックアップ時毎のスナップショットの集合によって、バックアップデータが構成されている。
スナップショットの取得は、例えばNILFS(New Implementation of a Log-structured File System:Linux(登録商標)向けのログ構造化ファイルシステム)を用いて実現できる。即ち、NILFSをバックアップデータ記憶装置16のファイルシステムとして使用することにより、ファイルのバックアップ時に、その時点におけるファイルやディレクトリの状態をスナップショットとして取得することができる。バックアップデータの構成例については後述する。
なお、本実施の形態では、ファイルの履歴を含む保存データとして、スナップショットを取得するが、これに限らず、ファイルやディレクトリ等を含むデータの全体あるいは一部をファイルの更新時あるいは所定の時間間隔ごとに保存するようにしてもよい。
バックアップデータ記憶装置16は、ファイル検索装置1からの要求により、スナップショットのリストや選択されたスナップショットのファイルをファイル検索装置1に対して送信する。
ファイル検索装置1は、印刷ログ記憶装置15に格納されている印刷ログを取得し、印刷ログの出力者名、印刷日時およびファイル名に該当するファイルをバックアップデータ記憶装置16に格納されているバックアップデータから検索する。検索処理の詳細については後述する。
図2を参照して、ファイル検索装置1の構成例について説明する。
ファイル検索装置1は、バックアップ日時に関連付けされたバックアップデータをアカウント毎に保存するバックアップデータ記憶装置16とネットワークN2を介して通信する通信部5と、ファイルの出力者名、ファイル名および出力日時を含むログ情報を受信するログ情報受信部2と、ログ情報に含まれる出力者名に対応するアカウントについて、出力日時以前で、バックアップ日時が最も新しいバックアップデータを選択するバックアップデータ選択部3と、バックアップデータから、ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを検索する検索部4とを備える。
[バックアップデータ等の格納例]
図3を参照して、アカウント毎にバックアップデータ記憶装置16に格納されるバックアップデータの構成例について説明する。
図3に示す例では、アカウント毎(アカウントA、B、C・・・)のバックアップデータがシート状に並んだイメージとしている。
そして、アカウントAのバックアップデータを例にすると、バックアップデータを構成するスナップショットについて、バックアップ日時が古い順にナンバーが付与(No.1、No.2・・・)されて並べられている。
各スナップショットについて格納される項目は、スナップショットのナンバー、バックアップ日時、各ファイル名、各ファイルの内容となっている。
なお、図3においては直前のスナップショットから内容に変更のあるファイルについて追加、変更、削除と記載している。
後述の検索処理により、何れかのファイルが検索された場合には、該当するスナップショットにおけるファイルを開くことにより、その内容まで確認することができる(但し、ファイルが削除されている場合を除く)。
各スナップショットにおけるファイルの状態について、アカウントAのバックアップデータを例にして説明する。
例えば、ファイル名aa.xlsのファイルについては、スナップショットNo.1で追加され、No.2でファイル内容に変更が行われ、No.3、No.4では変更なしの状態となっている。
また、ファイル名bb.docのファイルについては、スナップショットNo.1で追加され、No.2、No.3では変更なし、No.4で削除となっている。
このように、バックアップ日時に対応するスナップショットによって各ファイルの内容が保存されている。
なお、バックアップは、何れかのファイルに変更(追加、変更、削除等)があったタイミングで行われる。また、バックアップは、所定の時間間隔で定期的に行われるようにしてもよい。
図4には、印刷ログの格納例を示す。
図4に示す例では、プリンタ11で印刷出力される毎に、ファイル名(dd.doc、aa、xls、ee.doc等)、印刷日時および出力者名(例えば、アカウント名のB、A・・等)が格納されている。
そして、この印刷ログに記録された何れかのファイルをバックアップデータから検索する場合には、次に述べるファイル検索処理が実行される。
[ファイル検索処理]
図5のフローチャートを参照して、ファイル検索装置1で実行されるファイル検索処理の処理手順について説明する。
まず、ファイル検索装置1に接続されるキーボードからの入力や、外部装置からファイル検索の要求を受け付ける(ステップS10)。ここでは、例えばファイル名aa.xlsの検索を要求するものとする。
次いで、ログ情報受信部2は、ネットワークN2を介して印刷ログ記憶装置15から印刷ログを受信する(ステップS11)。
そして、検索要求に対応する項目を受信した印刷ログの中から選択する(ステップS12)。今回の例では、検索要求はファイル名aa.xlsについてであるので、図4の上から2段目の「ファイル名:aa.xls、印刷日時:2015/5/1 10:27、出力者名:A」を選択する。
次いで、選択した印刷ログに係る出力者名に対応するバックアップデータにアクセスする(ステップS13)。上記例では、ファイル検索装置1は通信部5によりネットワークN2を介してバックアップデータ記憶装置16の出力者名Aに対応するアカウントAのバックアップデータにアクセスする。
そして、印刷日時以前で、バックアップ日時が最も新しいスナップショットを選択する(ステップS14)。上記例では、図5に示すアカウントAのバックアップデータにおいて、「印刷日時:2015/5/1 10:27」より以前で、最新のスナップショットであるNo.3のスナップショットが選択される。
次に、選択されたスナップショットにおいて、印刷ログのファイル名と一致するファイルを検索する(ステップS15)。
そして、ステップS16で、ファイルが検出されたか否かが判定され、「Yes」の場合にはステップS17に移行して検出された場合には検出されたファイルの内容を印刷やメール送信として出力して処理を終了し、「No」の場合にはそのまま終了する。
上記例では、図3に示すアカウントAの「No.3のスナップショット」内に印刷ログのファイル名:aa.xlsとファイル名が一致するファイル「aa.xls」が存在する。したがって、ステップS17に移行して、ファイル「aa.xls」の内容が出力される。
なお、ファイル「aa.xls」が削除されていた場合には、ステップS16で「No」と判定されて処理が終了する。
このように、本実施の形態に係るファイル検索装置1によれば、出力されたファイルを迅速且つ高精度で検索することができる。
また、バックアップ日時に関連付けされたバックアップデータを用いて、印刷ログの印刷日時を比較することで、印刷されたファイルが更新された場合であっても、印刷された日時に該当するファイルを検索することができる。
また、自動ファイル収集機能を有するファイル自動バックアップ部14を備えているので、社員等が個別に管理するパーソナルコンピュータ10に保管されているファイルについても、個別のパーソナルコンピュータ10にアクセスすることなくファイルを検索することができ、利便性が向上する。
[他の構成例]
図6を参照して、ファイル検索装置1を含む社内システムの他の構成例について説明する。
図6に示す社内システムでは、図1に示す社内システムにおけるサービスゲートウェイ装置12、印刷ログ記憶装置15およびバックアップデータ記憶装置16に代えて、NAS(Network Attached Storage)20を設け、ファイル検索装置1と共にLAN等のネットワークN3に接続した構成となっている。
この構成例では、パーソナルコンピュータ10からNAS20にアクセスして、NAS20上のファイルをパーソナルコンピュータ10によって作成・更新・保存する。そして、ファイルの変更を行ったタイミングで、その時のファイル全体の最新状態をスナップショットとして取得する。
スナップショットの取得は、上述したように例えばNILFSをNAS20に適用することにより実現できる。
また、印刷ログについてはプリンタ11が保存し、プリンタ11から印刷ログをファイル検索装置1に送信するようにできる。また、NAS20が定期的にプリンタ11にアクセスして印刷ログを取得し、NAS20内に格納するようにしてもよい。この場合には、ファイル検索装置1は、検索要求に基いてNAS20から印刷ログを受信する。
図6に示すファイル検索装置1によって実行されるファイル検索処理は上述の処理手順(図5のフローチャート)と同じである。
これにより、図1に示すファイル検索装置1と同様の効果を得ることができる。また、図1に示す社内システムに比して構成が簡易となりコストを低廉化することができる。
[第2の実施の形態]
[構成例]
第2の実施の形態に係る監査部を備えたファイル検索装置を含む社内システムの構成について説明する。
社内システムの全体構成は、図1と同様である。相違点は、第1の実施の形態に係るファイル検索装置1に代えて、監査部6を備えるファイル検索装置1Aを備える点である。
図7に示すように、ファイル検索装置1Aは、監査用辞書6aを備える監査部6を備えている。
なお、他の構成部材は、図2に示すファイル検索装置1と同様であるので、同一符号を付して重複した説明は省略する。
監査部6は、検索部4で検索されたファイルに関する情報を取得して、バックアップデータ記憶装置16の該当するファイルにアクセスする。そして、監査用辞書6aに予め登録されている文言が当該ファイル内容に含まれているか検索を行い、それらの文言が含まれていた場合には印刷不適合情報として、そのファイルの属性情報および印刷ログ情報の出力を行う。
監査用辞書6aに登録される文言としては、例えば「社外秘」、「印刷禁止」などが挙げられる。
[ファイル監査処理]
図8のフローチャートを参照して、ファイル検索装置1Aで実行されるファイル監査処理の処理手順について説明する。
なお、ステップS10〜S16の処理手順は、図5のファイル検索処理と同じであるので、重複した説明は省略する。
ステップS16で、ファイル検索要求に対応するファイルが検出された場合(「Yes」の場合)には、ステップS20に移行する。ステップS20では、検出されたファイルについて、監査用辞書6aに登録されている文言を検索する。
そして、それらの文言がファイル中に発見されたか否かの判定が行われ(ステップS21)、「Yes」の場合にはステップS22に移行し、「No」の場合にはそのまま処理を終了する。
ステップS22では、監査用辞書6aに登録されている文言が含まれているとして、検出されたファイルの属性情報および印刷ログ情報を出力不適合情報として出力して処理を終了する。なお、出力とは、ステップS10の「ファイル検索要求」(例えば、接続されるキーボードからの入力や、外部装置からファイル検索の要求)に対応する応答としての出力である。
以上述べたように、本実施の形態に係るファイル検索装置1Aによれば、出力されたファイルを迅速且つ高精度で検索することができると共に、検索されたファイルに所定の文言が含まれるか否かの判定を行うことにより、例えば、極秘情報や個人情報などの出力不可のファイルが出力されたことの監査を行うことができる。
特に、バックアップ日時に関連付けされたバックアップデータを用いて、印刷ログの印刷日時を比較することで、印刷されたファイルが更新された場合であっても、出力された日時のファイル内容によって監査することができる。
また、自動ファイル収集機能を有するファイル自動バックアップ部14を備えているので、社員等が個別に管理するパーソナルコンピュータ10に保管されているファイルについても、個別のパーソナルコンピュータ10にアクセスすることなくファイルを検索および監査を行うことができ、利便性が向上する。
また、第1の実施の形態に係るファイル検索装置1の他の構成例(図6)において、ファイル検索装置1に代えて、第2の実施の形態に係るファイル検索装置1Aを設けるようにしてもよい。これにより、NAS20を用いた簡易な構成で、同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変更が可能である。
例えば、ファイル検索装置は、ファイルの出力者名およびファイル名を少なくとも含むログ情報を受信するログ情報受信部と、ログ情報に含まれる出力者名と同じアカウント名並びにログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルをバックアップデータから検索する検索部とを備える構成とすることができる。この場合には、ログ情報に含まれるファイルの出力者名およびファイル名に基いて、バックアップデータから該当するファイルを迅速に検索することができる。
また、上記実施の形態では、ログ情報としてプリンタによりファイルを印刷出力した印刷ログを例に説明したが、これに限らず、ログ情報としては、ファイルのアップロードのログ情報、メールにファイルを添付した場合の送信ログ情報を用いて、検索要求に対応するファイルを検索するようにしてもよい。
また、第2の実施の形態では、ファイル検索装置1A内に監査部6を設ける場合について述べたが、これに限らず、監査部を別装置としてファイル検索装置1Aに接続して監査を行うようにしてもよい。
1、1A…ファイル検索装置
2…ログ情報受信部
3…バックアップデータ選択部
4…検索部
5…通信部
6…監査部
6a…監査用辞書
10…パーソナルコンピュータ
10a…ファイル記憶部
11…プリンタ
12…サービスゲートウェイ装置
13…印刷ログ収集部
14…ファイル自動バックアップ部
15…印刷ログ記憶装置
16…バックアップデータ記憶装置
20…NAS
N1、N2、N3…ネットワーク

Claims (6)

  1. バックアップデータからファイルを検索するファイル検索装置であって、
    前記ファイル検索装置は、バックアップデータを有するバックアップ装置と通信可能であり、
    ファイルの出力者名およびファイル名を含むログ情報を受信するログ情報受信部と、
    前記ログ情報に含まれる出力者名と同じアカウント名並びに前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを前記バックアップデータから検索する検索部と
    を備えることを特徴とするファイル検索装置。
  2. 履歴を含む保存データからファイルを検索するファイル検索装置であって、
    前記ファイル検索装置は、バックアップ日時に関連付けされた履歴を含む保存データをアカウント毎に保存するバックアップ装置と通信可能であり、
    ファイルの出力者名、ファイル名および出力日時を含むログ情報を受信するログ情報受信部と、
    前記ログ情報に含まれる出力者名に対応するアカウントについて、前記出力日時以前で、前記バックアップ日時が最も新しい履歴を含む保存データを選択し、当該履歴を含む保存データから、前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを検索する検索部と
    を備えることを特徴とするファイル検索装置。
  3. 前記検索部によってファイルが検索されたなら、該ファイルの中に予め登録された文言が含まれるか否かを判定し、前記文言が含まれると判定されたなら、前記ファイルの属性情報および前記ログ情報を出力不適合情報として出力する監査部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のファイル検索装置。
  4. ファイル検索装置が行うファイル検索方法であって、
    前記ファイル検索装置は、バックアップデータを有するバックアップ装置と通信可能であり、
    前記ファイル検索方法は、
    前記ファイル検索装置のログ情報受信部が、ファイルの出力者名およびファイル名を含むログ情報を受信するステップと、
    前記ファイル検索装置の検索部が、前記ログ情報に含まれる出力者名と同じアカウント名並びに前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを前記バックアップデータから検索するステップと
    を有することを特徴とするファイル検索方法。
  5. ファイル検索装置が行うファイル検索方法であって、
    ファイル検索装置は、バックアップ日時に関連付けされた履歴を含む保存データをアカウント毎に保存するバックアップ装置と通信可能であり、
    前記ファイル検索方法は、
    前記ファイル検索装置のログ情報受信部が、ファイルの出力者名およびファイル名を含むログ情報を受信するステップと、
    前記ファイル検索装置の検索部が、前記ログ情報に含まれる出力者名に対応するアカウントについて、前記出力日時以前で、前記バックアップ日時が最も新しい履歴を含む保存データを選択し、当該履歴を含む保存データから、前記ログ情報に含まれるファイル名と同じファイル名を有するファイルを検索するステップと
    を有することを特徴とするファイル検索方法。
  6. 請求項1〜3の何れかに記載のファイル検索装置としてコンピュータを機能させるためのファイル検索プログラム。
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