JP2014227348A - 灸用もぐさ及びその製造方法 - Google Patents

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晃司 北野
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Abstract

【課題】 灸は、つぼと呼ばれる人間の特定の部位に温熱刺激を加えることによって、生理状態を変化させ疾病の治療を目的とする漢方医療である。また、アロマセラピーと呼ばれる健康増強法も知られている。これは、植物由来の芳香成分の持つ薬理効果を利用し、心身の疾病の予防や治療を行うものである。灸とアロマセラピーは、それぞれ有効な方法であるが、まったく別のものであり、両方の効果を得たい場合には、それぞれ実施しなければならない。これでは非常に手間である。【解決手段】 乾燥もぐさ100重量部に対して、乾燥ハーブが100〜200重量部混合されている灸用もぐさ、および乾燥もぐさとホール状のハーブを所定の比率でミキサーに投入し、撹拌混合する灸用もぐさの製造方法。【選択図】 なし

Description

本発明は、灸用もぐさ及びその製造方法に関するものである。
灸は、つぼと呼ばれる人間の特定の部位に温熱刺激を加えることによって、生理状態を変化させ疾病の治療を目的とする漢方医療である。この温熱刺激は、もぐさの乾燥したものを皮膚にのせ火を点ける方法が普通である。
また、アロマセラピーと呼ばれる健康増強法も知られている。これは、植物由来の芳香成分の持つ薬理効果を利用し、心身の疾病の予防や治療を行うものである。また、その香りによる精神的な効果もある。
以上の灸とアロマセラピーは、それぞれ有効な方法であるが、まったく別のものであり、両方の効果を得たい場合には、それぞれ実施しなければならない。これでは非常に手間である。
特開平7−25749
特許文献1の公報は、加香灸に関するものであり、灸に香料を加えたものが記載されている。しかし、これはポリビニルアルコールを主原料とする被膜材にてカプセル化した香料である。これでは非常に手間がかかるばかりか、均一に混合すること等は不可能である。
さらに、実際にはもぐさが燃焼する際に本来の香料の匂いが発生せず問題があった。
そこで、この灸の効果とアロマセラピーの効果が簡単に得られ、かつほぼ均一にハーブともぐさが混合されたものを提供する。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明灸用もぐさ及びその製造方法を完成したものであり、その特徴とするところは、灸用もぐさにあっては、乾燥もぐさ100重量部に対して、乾燥ハーブが100〜200重量部混合されている点にあり、製造方法にあっては、乾燥もぐさとホール状の乾燥ハーブを所定の比率でミキサーに投入し、撹拌混合する点にある。
ここで、一般的なもぐさは、ヨモギの葉の裏にある繊毛を精製したものである。製法は、よく生育したヨモギの葉を採集し、臼で搗き、ふるいにかけて陰干しする工程を繰り返すものである。
ハーブは、芳香物質を多く含む植物であり,一般的にハーブと呼ばれているものであればよい。例えば、レモンピール、ジンジャー、ローズマリー、ローズペタル、ジュニパーベリー、フェンネル、ラベンダー、カモミール、マージョラム、ヒース、コリアンダー、リコリス、ペパーミント、カルダモン、シナモン、アニス等がある。
このようなハーブをもぐさに直接混合したものは今までまったく存在しなかった。それは、販売されているハーブのエキスや顆粒が、もぐさには混合が難しいためであると同時に、芳香のバランスをとることが難しいからであると考えられる。
本発明のもぐさとハーブの混合比率は、乾燥状態で、もぐさ100重量部に対して、ハーブが100〜200重量部である。100以下では香りが少なく、200以上では灸の効果が小さいためである。
ハーブとしては、上記した種々のハーブのうちの1種のみを使用しても、適当に選択して2〜3種を混合してもよい。勿論、4種以上を用いてもよい。さらに、ハーブには、それぞれ固有の薬効があるため、それらを勘案して選択してもよく、相乗効果を有するものが好ましい。例えば次のような組み合わせであり、香りの種類により効果が異なるものとできる。
1 レモンピールとジンジャーとローズマリー
これは、すっきりとした香り(覚醒系の香り)の印象を与え、また血流促進効果も与えることからリフレッシュ効果が高い。
2 ローズペタルとジュニパーベリーとフェンネル
これは女性ホルモンの分泌を促し、心をおだやかにする効果がある。
3 ラベンダーとカモミールとマージョラム
これは高い鎮静作用よりリラックス効果がある。
次に製造方法の発明について説明する。
もぐさとハーブを混合するのであるが、もぐさは通常の市販されている乾燥もぐさを用い、ハーブとしては乾燥させた乾燥ハーブ(ドライハーブ)を使用する。
乾燥もぐさと乾燥ハーブを所定の比率でミキサーに投入し、撹拌混合するだけでよい。これを乾燥させればできあがりである。ハーブは、先に顆粒状とするのではなく、ホール状のハーブをもぐさと一緒にミキサーにて撹拌混合する必要がある。これは、顆粒状となったハーブはもぐさに混合しにくいからである。
本発明には次のような効果がある。
(1) 灸の効果とアロマセラピーの効果とが一度に得られる。
(2) 通常の灸と同様の方法で行える。
(3) ハーブを変えることによって種々の効果が得られる。
本発明を実施例にしたがってより詳細に説明する。
本発明を実施例にしたがってより詳細に説明する。
乾燥重量で、もぐさ4g、ジンジャールート2g、ローズマリー1g、レモンピール3gをミキサーに入れて攪拌した。撹拌方法・時間は、ミキサーによる撹拌を10秒程度行って、撹拌を一度止めスプーンでミキサーの中を大きく混ぜ、またミキサーによる撹拌を10秒程度行うということを繰り返す。そして、この繰り返しを6回行った。そして撹拌の終わったもぐさとハーブの混合物を十分に乾燥させた。これで出来上がりである。
これを被験者のつぼに0.1gずつ5箇所のつぼに載置し、火を点けた。非常によい香りがして、かつ灸の効果があった。芳香成分を吸引および皮膚からの浸透によって、血管を拡張し血流を促進させることが期待できる。即ち、単にアロマセラピー効果だけでなく、灸の保温効果をさらに高めることも期待できるのである。

Claims (3)

  1. 乾燥もぐさ100重量部に対して、乾燥ハーブが100〜200重量部混合されていることを特徴とする灸用もぐさ。
  2. 該乾燥ハーブは、ジンジャールート、ローズマリー、レモンピールの3つうちの1つか任意の複数の組み合わせである請求項1記載の灸用もぐさ。
  3. 乾燥もぐさとホール状の乾燥ハーブを所定の比率でミキサーに投入し、撹拌混合することを特徴とする灸用もぐさの製造方法。
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