JP2014212877A - Compact container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンパクト容器に関するものである。 The present invention relates to a compact container.
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収納される収納凹部が形成された容器本体と、容器本体に連結されて収納凹部を開閉する蓋体と、を備えるコンパクト容器が知られている。
2. Description of the Related Art Conventionally, for example, as shown in
しかしながら、前記従来のコンパクト容器では、容器本体の収納凹部を開放する際に、蓋体の外周縁部のうちの特定の限られた部分を、容器本体に対して引き上げる必要があり、収納凹部を開放する際の操作性を向上させることに改善の余地があった。 However, in the conventional compact container, when opening the storage recess of the container main body, it is necessary to pull up a specific limited portion of the outer peripheral edge of the lid body with respect to the container main body. There was room for improvement in improving operability when opening.
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、収納凹部を開放する際の操作性を向上させることができるコンパクト容器を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a compact container capable of improving the operability when opening the storage recess.
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のコンパクト容器は、内容物が収納される収納凹部が形成された容器本体と、前記容器本体に連結されて前記収納凹部を開閉する蓋体と、を備えるコンパクト容器において、前記容器本体及び前記蓋体は、容器軸回りに間隔をあけて配設された3つ以上の連結部材を介して互いに連結され、前記連結部材は、前記容器本体及び前記蓋体のうちのいずれか一方に設けられるとともに、凹球面状の内周面を有する支持部と、他方に設けられるとともに、前記支持部内に回動自在にかつ着脱自在に嵌入された嵌入突部と、を備え、前記3つ以上の連結部材のうち、一部の連結部材における前記嵌入突部が前記支持部内で回動し、かつ残りの連結部材における前記嵌入突部が前記支持部に着脱されることで、前記収納凹部が開閉されることを特徴とする。 In order to solve the above-described problems and achieve such an object, the compact container of the present invention includes a container body in which a storage recess for storing contents is formed, and the storage recess connected to the container body. And a lid that opens and closes the container, wherein the container body and the lid are connected to each other via three or more connecting members disposed at intervals around the container axis. Is provided on one of the container main body and the lid, and is provided on the other and a support part having a concave spherical inner peripheral surface, and is rotatable and detachable in the support part. An insertion protrusion inserted into the support member, and the insertion protrusion of a part of the connection members of the three or more connection members rotates within the support portion, and the insertion protrusion of the remaining connection members. Part is said support part By being removable, characterized in that the housing recess is opened and closed.
この発明によれば、蓋体の外周縁部のうちの一部(以下、引き上げ部分という)を容器本体に対して引き上げたときに、3つ以上の連結部材のうち、引き上げ部分から比較的遠く離れて位置する連結部材における嵌入突部が支持部内で回動しながら、引き上げ部分に対して比較的近くに位置する連結部材における嵌入突部が支持部から引き抜かれて、容器本体の収納凹部が開放されることとなる。
すなわち、蓋体の外周縁部のうち、特定の部分に限定されない任意の部分を引き上げても、前述のように容器本体の収納凹部を開放することが可能になり、収納凹部を開放する際の操作性を向上させることができる。
According to the present invention, when a part of the outer peripheral edge of the lid (hereinafter referred to as the lifting portion) is lifted with respect to the container body, the three or more connecting members are relatively far from the lifting portion. The insertion protrusion in the connecting member located relatively close to the lifting portion is pulled out from the support portion while the insertion protrusion in the connecting member located away from the support portion rotates in the support portion. It will be released.
That is, even if an arbitrary portion of the outer peripheral edge of the lid body that is not limited to a specific portion is pulled up, the storage concave portion of the container body can be opened as described above, and when the storage concave portion is opened. Operability can be improved.
ここで、前記支持部は、有底筒状に形成されるとともに、前記容器本体及び前記蓋体のうちのいずれか一方に、他方に向けて開口するように配設され、前記支持部には、前記他方側の開口端縁から前記一方側に向けて延びる縦溝が形成され、前記嵌入突部は、前記縦溝内に挿脱しながら前記支持部内で回動してもよい。 Here, the support portion is formed in a bottomed cylindrical shape, and is disposed on one of the container body and the lid so as to open toward the other, A vertical groove extending from the opening edge of the other side toward the one side may be formed, and the fitting protrusion may be rotated in the support portion while being inserted into and removed from the vertical groove.
この場合、嵌入突部が、縦溝内に挿脱しながら支持部内で回動するので、蓋体を、収納凹部が開放される開位置に位置させたときに、支持部内で回動する嵌入突部が縦溝に進入することとなり、蓋体を容器本体に対して大きく開くことが可能になり、操作性を確実に向上させることができる。 In this case, since the insertion protrusion rotates in the support portion while being inserted into and removed from the vertical groove, the insertion protrusion rotates in the support portion when the lid is positioned at the open position where the storage recess is opened. Since the portion enters the longitudinal groove, the lid can be greatly opened with respect to the container body, and the operability can be improved with certainty.
本発明によれば、収納凹部を開放する際の操作性を向上させることができる。 According to the present invention, it is possible to improve the operability when opening the storage recess.
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るコンパクト容器1について説明する。
本実施形態のコンパクト容器1は、例えば化粧料等の内容物が収納される収納凹部11が形成された容器本体12と、容器本体12に連結されて収納凹部11を開閉する蓋体13と、を備えている。
容器本体12及び蓋体13それぞれの平面視形状は互いに同形同大とされ、共通軸と同軸に配置されるとともに、共通軸回りに沿う向きも互いに一致している。
以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿う蓋体13側を上側、容器本体12側を下側といい、また、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
Hereinafter, a
The
Each of the container
Hereinafter, this common axis is referred to as the container axis O, the
容器本体12は、平面視矩形状の扁平な有底筒状に形成されている。
この容器本体12の側壁部14は平面視矩形の環状に形成され、この矩形をなす4つの辺部分それぞれにおける周方向の中央部に、図1に示されるように、指が差し込み可能な差込み凹部15が各別に形成されている。差込み凹部15は、図2及び図3に示されるように、径方向の外方のみならず上方にも開口している。この差込み凹部15の上方に、蓋体13の外周縁部の下面が位置していて、差込み凹部15と蓋体13の外周縁部の下面とが容器軸O方向で対向している。差込み凹部15の、径方向の外側から見た平面視形状は、周方向に長い長方形状となっている。
The
The
容器本体12の底壁部16における中央部には、容器軸Oと同軸に位置するピン体16aが上方に向けて突設されている。ピン体16aの上端面は、容器本体12の上端開口面とほぼ面一となっている。
容器本体12の収納凹部11には、平面視三角形状の中皿11aが、この三角形状をなす3つの辺部分のうちの1つが、容器本体12の側壁部14における1つの前記辺部分に沿い、かつ三角形状をなす3つの角部分のうちの1つが、ピン体16aの外周面に沿うように容器軸O回りに3つ配置されている。容器本体12の収納凹部11において、3つの中皿11aが配置されている部分を回避した位置に塗布具51が配置される。
A
The storage recess 11 of the container
蓋体13は、図3、図4及び図5に示されるように、平面視矩形状の扁平な有底筒状に形成された本体部18と、本体部18の上端開口部内に嵌合された外板19と、本体部18の底部に装着された鏡体20と、を備えている。本体部18の底部には、上方に窪む窪み部が形成されており、この窪み部に鏡体20が配置されている。
これらの容器本体12及び蓋体13は、容器軸O回りに間隔をあけて配設された3つ以上の連結部材21を介して互いに連結されている。
連結部材21は、図2に示されるように、平面視矩形状をなす容器本体12及び蓋体13の4つの角部分に各別に配置されている。
As shown in FIGS. 3, 4, and 5, the
The container
As shown in FIG. 2, the connecting
そして本実施形態では、連結部材21が、容器本体12及び蓋体13のうちのいずれか一方に設けられるとともに、凹球面状の内周面を有する支持部22と、他方に設けられるとともに、支持部22内に回動自在にかつ着脱自在に嵌入された嵌入突部23と、を備えていて、複数の連結部材21のうち、一部の連結部材21における嵌入突部23が支持部22内で回動し、かつ残りの連結部材21における嵌入突部23が支持部22に着脱されることで、収納凹部11が開閉されるように構成されている。
And in this embodiment, while connecting
以下、具体的に説明する。
嵌入突部23は、図4及び図5に示されるように、蓋体13の外周縁部に、下方に向けて突出するように配置されている。嵌入突部23は、蓋体13の本体部18に形成された嵌合孔に嵌合された棒状の基部25と、支持部22内に回動自在にかつ着脱自在に嵌入された球状の先端部26と、基部25と先端部26とを連結する連結部27と、を備えている。先端部26の外径は、連結部27の外径より大きくなっている。
支持部22は、容器本体12の上端開口縁に配置されている。支持部22は、有底筒状に形成されるとともに、上方に向けて開口するように配設されている。図示の例では、支持部22は、凹曲面状の内周面を有する有底筒状に形成された本体筒部28と、本体筒部28の底部から下方に向けて突出し、容器本体12に形成された嵌合孔に嵌合された棒状の連結片29と、を備えている。本体筒部28は弾性変形可能に形成されている。
図示の例では、容器本体12の上端開口縁における前記4つの角部分に、下方に向けて窪む凹部12aが各別に形成されており、各凹部12a内に支持部22が配設されている。支持部22の上端は、容器本体12の上端開口縁よりも下方に位置している。凹部12aは、径方向の外側に向けて開口している。
This will be specifically described below.
As shown in FIGS. 4 and 5, the
The
In the illustrated example,
さらに本実施形態では、支持部22に、上端開口縁から下方に向けて延在し、嵌入突部23が支持部22内で回動しつつ挿脱される縦溝31が形成されている。縦溝31は、本体筒部28の軸回りに間隔をあけて複数形成されている。縦溝31は、図2に示されるように、本体筒部28の軸回りに同等の間隔をあけて4つ形成されている。また、各縦溝31は、平面視矩形状をなす容器本体12及び蓋体13の4つの辺部分のうち、当該支持部22に隣接する2つの辺部分が延びる各方向に向けて本体筒部28を各別に貫通している。
図示の例では、支持部22の本体筒部28の上端部は、上方に向かうに従い漸次拡径しており、嵌入突部23が支持部22内に引っ掛かり少なくスムーズに嵌入されるようになっている。
Furthermore, in the present embodiment, the
In the illustrated example, the upper end portion of the main
以上説明したように、本実施形態によるコンパクト容器1によれば、蓋体13の外周縁部のうちの一部(以下、引き上げ部分という)を容器本体12に対して引き上げたときに、3つ以上の連結部材21のうち、引き上げ部分から比較的遠く離れて位置する連結部材21における嵌入突部23が支持部22内で回動しながら、引き上げ部分に対して比較的近くに位置する連結部材21における嵌入突部23が支持部22から引き抜かれて、容器本体12の収納凹部11が開放されることとなる。
図示の例では、平面視矩形状をなす容器本体12の4つの辺部分のうち、1つの辺部分に位置する差込み凹部15に指を差込み、蓋体13の外周縁部の下面を上方に引き上げることで、4つの連結部材21のうち、当該1つの辺部分に隣接して位置する2つの連結部材21における嵌入突部23が支持部22から引き抜かれ、残り2つの連結部材21における嵌入突部23が支持部22内で回動する。
以上より、蓋体13の外周縁部のうち、特定の部分に限定されない任意の部分を引き上げても、前述のように容器本体12の収納凹部11を開放することが可能になり、収納凹部11を開放する際の操作性を向上させることができる。
As described above, according to the
In the illustrated example, a finger is inserted into the
As described above, even when an arbitrary portion of the outer peripheral edge of the
さらに、嵌入突部23が、縦溝31内に挿脱しながら支持部22内で回動するので、蓋体13を、収納凹部11が開放される開位置に位置させたときに、支持部22内で回動する嵌入突部23が縦溝31に進入することとなり、蓋体13を容器本体12に対して大きく開くことが可能になり、操作性を確実に向上させることができる。
またこの際、図示の例では、容器本体12の凹部12aが、径方向の外側に向けて開口しているので、蓋体13を前述の開位置に位置させたときに、嵌入突部23が容器本体12に干渉するのを抑えることが可能になり、蓋体13を容器本体12に対して確実に大きく開くことができる。
さらに、支持部22の上端が、容器本体12の上端開口縁よりも下方に位置しているので、蓋体13を開いた後の操作時、及び蓋体13を閉じる際に支持部22が邪魔になるのを抑制することができる。
Furthermore, since the
At this time, in the illustrated example, since the
Further, since the upper end of the
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be changed as appropriate without departing from the spirit of the present invention.
例えば前記実施形態では、嵌入突部23を蓋体13に配置し、支持部22を容器本体12に配置したが、嵌入突部23を容器本体12に配置し、支持部22を蓋体13に配置してもよい。
また、連結部材21は、容器軸O回りに3つ配置してもよいし、5つ以上配置してもよい。
さらに、容器本体12及び蓋体13それぞれの平面視形状は、例えば円形状、三角形状若しくは五角以上の角形状等適宜変更してもよい。
また、支持部22に縦溝31を形成しなくてもよいし、容器本体12に凹部12aを形成しなくてもよい。
For example, in the above-described embodiment, the
Three connecting
Furthermore, the planar view shapes of the
Further, the
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。 In addition, it is possible to appropriately replace the constituent elements in the above-described embodiments with well-known constituent elements without departing from the spirit of the present invention, and the above-described modified examples may be appropriately combined.
1 コンパクト容器
11 収納凹部
13 蓋体
21 連結部材
22 支持部
23 嵌入突部
31 縦溝
O 容器軸
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記容器本体に連結されて前記収納凹部を開閉する蓋体と、
を備えるコンパクト容器において、
前記容器本体及び前記蓋体は、容器軸回りに間隔をあけて配設された3つ以上の連結部材を介して互いに連結され、
前記連結部材は、
前記容器本体及び前記蓋体のうちのいずれか一方に設けられるとともに、凹球面状の内周面を有する支持部と、
他方に設けられるとともに、前記支持部内に回動自在にかつ着脱自在に嵌入された嵌入突部と、を備え、
前記3つ以上の連結部材のうち、一部の連結部材における前記嵌入突部が前記支持部内で回動し、かつ残りの連結部材における前記嵌入突部が前記支持部に着脱されることで、前記収納凹部が開閉されることを特徴とするコンパクト容器。 A container body formed with a storage recess for storing contents;
A lid connected to the container body for opening and closing the storage recess;
In a compact container comprising:
The container body and the lid are connected to each other via three or more connecting members disposed at intervals around the container axis,
The connecting member is
A support portion provided on any one of the container body and the lid, and having a concave spherical inner peripheral surface;
An insertion protrusion that is provided on the other side and is rotatably and detachably inserted in the support portion,
Of the three or more connecting members, the fitting protrusions in some of the connecting members rotate within the support part, and the fitting protrusions in the remaining connecting members are attached to and detached from the support part. The compact container, wherein the storage recess is opened and closed.
前記支持部は、有底筒状に形成されるとともに、前記容器本体及び前記蓋体のうちのいずれか一方に、他方に向けて開口するように配設され、
前記支持部には、前記他方側の開口端縁から前記一方側に向けて延びる縦溝が形成され、
前記嵌入突部は、前記縦溝内に挿脱しながら前記支持部内で回動することを特徴とするコンパクト容器。 The compact container according to claim 1,
The support portion is formed in a bottomed cylindrical shape, and is disposed on one of the container main body and the lid body so as to open toward the other,
The support portion is formed with a longitudinal groove extending from the opening edge of the other side toward the one side,
The compact container is characterized in that the fitting protrusion rotates in the support portion while being inserted into and removed from the vertical groove.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013091105A JP2014212877A (en) | 2013-04-24 | 2013-04-24 | Compact container |
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JP2013091105A JP2014212877A (en) | 2013-04-24 | 2013-04-24 | Compact container |
Publications (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167609U (en) * | 1984-10-08 | 1986-05-09 | ||
JP2004045917A (en) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Kurasawa Norikazu | Spectacles |
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2013
- 2013-04-24 JP JP2013091105A patent/JP2014212877A/en active Pending
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