JP2014206360A - 温泉・温水供給方法及びその装置(2) - Google Patents

温泉・温水供給方法及びその装置(2) Download PDF

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Abstract

【課題】高温度の温泉熱を利用して、前記メンテナンスをフリーにして「浴槽用温泉と地下水の温水を効率よく安価に供給する温泉・温水供給方法及びその装置を提供する
【解決手段】源泉の供給パイプの管内源泉と、地下水の供給パイプの管内地下水に、電磁界を与えて小粒子化と含有物質にアニオン(マイナスの電位をおびた原子)を付与した後に、熱交換器に前記源泉と地下水を導入して熱交換を行い、熱交換器からの源泉を浴槽用温泉として取り出し地下水を温水タンクに供給し、前記熱交換器に導入する地下水又は、熱交換器に導入する源泉又は、前記熱交換器からの源泉を電極加熱装置により昇温することを特徴とする温泉・温水の供給方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、温泉宿、温泉ホテル、銭湯温泉等において低温度の源泉と地下水から浴槽用の温泉と、温泉洗い場用の温水とを同時に、効率よく安価に製造して供給する温泉・水供給方法及びその装置に関するものである。
80度以上の温泉は、そのまま水道や地下水などの常温水と混合して浴槽用温泉として利用され、100度を超える高温度の蒸気温泉は、汽水タンクに供給して液化した後、水道や地下水などの常温水と混合して浴槽用温泉として利用されている。
また地下深くから取り出す100度を超える高温度の地熱蒸気は、地熱発電用蒸気として発電所に供給し、液化した熱水は有害な物質が含有されているため再び地下に復水されている。
而して、温泉の泉質は○独特の火山の噴気口の香りを思わせる鉱物臭がある塩化物泉、○白濁の硫黄泉、○単純泉、○重曹食塩泉、○水に通して温泉を造成する蒸気だけ源泉などがあるが、いずれの温泉も配管、ポンプ、造成タンクなどの各種タンクの内壁に含有物質が早期に強固に付着して機能障害を起こす。このためのメンテナンスには多大な時間と労力と費用を要すると共に設備寿命が短命である。
このためホテル、旅館、及び一般銭湯は、源泉があるにも関わらず、水道水をボイラーで飽和蒸気にして熱交換器に導入し、この熱交換器に地下水を供給して前記飽和蒸気と地下水との熱交換を行い、熱交換器からの昇温地下水を浴槽用として取り出している。
しかし、水道水や地下水は、源泉に比し含有物質が少ないとはいえ、配管、ポンプ、タンクの内壁等への付着堆積するため定期的なメンテナンスが必要である。
本発明は、前記配管、ポンプ、タンク等の設備の内壁等への含有物質の付着堆積を防止してメンテナンスをフリーにすることは勿論のこと、中温度、高温度の温泉、蒸気温泉とその含有熱を利用して、浴槽用温泉と地下水からの温水を効率よく安価に安定して供給する温泉・水供給方法及びその装置を提供する。
前記課題を解決する発明の特徴とする技術は次の(1)〜(2)の通りである。
(1)、源泉の供給パイプの管内源泉と、地下水の供給パイプの管内地下水に、0.1〜15kHzの電磁界を与えて小粒子化と含有物質にアニオン(マイナスの電位をおびた原子)を付与(商品名:ドールマンショック)した後に、熱交換器に前記源泉と地下水を導入して熱交換を行い、熱交換器からの源泉を浴槽用温泉として取り出し地下水を温水タンクに供給し、前記熱交換器に導入する地下水又は、熱交換器に導入する源泉又は、前記熱交換器からの源泉を電極加熱装置により昇温することを特徴とする温泉・温水の供給方法。
(2)、源泉の供給パイプの外周及び地下水の供給パイプの外周に、0.1〜15kHzの電磁界を与えて小粒子化と含有浮遊物にアニオン(マイナスの電位をおびた原子)を付与(ドールマンショック)する装置の電磁コイルを周設し、電磁コイルを周設した以降の源泉及び地下水の供給パイプを接続する熱交換器を設け、熱交換器からの降温した源泉を浴槽用温泉として一時貯留する温泉タンクを設け、熱交換器からの温水を一時貯留する温水タンクを設け、前記熱交換器に接続する地下水の供給パイプ又は源泉供給パイプ又は温水タンクへの温水供給パイプに電極加熱装置を設けたことを特徴とする温泉・温水の供給装置。
本発明の温線と温水の供給方法及びその装置は、前記構成により次の優れた作用効果を呈して、配管、タンク、機器等への含有物質の付着堆積を防止して、前記メンテナンスをフリーにして設備の長寿命化を可能にし、温泉と温水の同時生産効率を大幅に高めたものである。
即ち、源泉と地下水を0.1〜15kHzの電磁界を与えて小粒子化と含有浮遊物にアニオンを付与した上で、50〜70℃の低温度の源泉の場合は、次の3通りの工程で処理して浴槽用温泉を得て温泉タンクに貯留し、旅館や銭湯の温泉浴槽に連続して安定供給することを可能にしたものである。これと同時に熱交換器と昇温して温水タンクを介して旅館や銭湯の温泉浴室の洗い場に連続して安定供給することを可能にしたものである。
(1)、12℃〜15℃の地下水を電極加熱装置で95℃前後の温水にして熱交換器に導入して低温度の源泉を80℃以上にすると共に50〜60℃の温水を得る。
(2)、60〜70℃の低温度の源泉を電極加熱装置で90℃以上にして熱交換器に導入して源泉を70〜90℃すると共に50〜70℃の温水を得る。
(3)、60〜70℃の低温度の源泉と12℃〜15℃の地下水を熱交換器に導入して源泉を40〜50℃にすると共に40〜50℃の温水を得た後、40〜50℃の源泉を電極加熱装置で70〜90℃の温泉にする。
本発明の実施例1を示すシステムフロー説明図である。
本発明を実施するための一形態を後述の実施例により詳細に説明する。
本実施例1は、前記特徴の(1)の方法と(2)の装置であり、これらを図1に示すシステムフローにより同時に説明する。
温泉と温水の供給装置は、源泉供給装置100と、地下水供給装置200と、熱交換器300と、電極加熱装置700−1,又は700−2,又は700−3と、温泉供給装置400と、温水供給装置500とからなる。
源泉供給装置100は、源泉101からポンプ103により60〜70℃の源泉を800〜1300l/min汲み上げ、源泉供給パイプ102から熱交換器300に源泉を供給する。ポンプ103の入側の源泉供給パイプ102には、管内源泉に電磁界を与えて小粒子化とプラス電荷をもつ含有物質にアニオンを付与する装置(ドールマンショック)104の電磁コイル104−1を周設してあり、これで電磁コイル104−1周設部の電磁界を通過した源泉は、含有浮遊物がマイナス電荷されてパイプ102、401,403や熱交換器400、タンク402、浴槽600,洗い場601との全ての接触面に対して反発し含有物質を付着堆積させることを防止する。
ドールマンショック104の仕様は表1の通りである。
Figure 2014206360
地下水供給装置200は、地下水源201からポンプ203により12〜15℃の地下水を800〜1300l/min汲み上げ、地下水供給パイプ202から熱交換器300に地下水を供給する。ポンプ203の入側の地下水供給パイプ202には前記と同様機能のドールマンショック204の電磁コイル204−1を周設してある。これで電磁コイル204−1周設部の電磁界を通過した地下水は含有浮遊物にアニオンを付与して、ポンプ203、パイプ202、501や熱交換器400、タンク502、洗い場601の全ての接触面に対して含有浮遊物を付着堆積させることが無い。
また熱交換器300との間で滅菌装置205とフィルター206を設けて地下水を塩素滴下滅菌し、粗大固形粒子等を濾過し清浄化する。
ドールマンショック204の仕様は表2の通りである。
Figure 2014206360
熱交換器300は、SUS製のパイプ収容室302の一方を源泉供給パイプ102に接続し、他方を温泉供給装置400の温泉供給パイプ401に接続する。
SUS製の熱交換パイプ301の一方に地下水供給パイプ202を接続し、他方を温水供給装置500の温水供給パイプ501に接続する。
これで熱交換器300は、パイプ収容室302中の源泉流に対して、熱交換パイプ301内の地下水流は向流状態での熱交換作用を効率良く行うことができる。
熱交換器300からの温水は洗い場用温水として温水供給装置500に供給される。
温水供給装置500は、温水供給パイプ501に温泉タンク502を介して温泉浴槽600近くの洗い場601等に適温の温水を供給する。
熱交換器300からの温泉は、温泉供給装置400に供給される。
温泉供給装置400は、温泉供給パイプ401に温泉タンク402を介して温泉供給パイプ403から温泉供給先の温泉浴槽600に適温の温泉を供給する。
電極加熱装置700−1〜700−3は、前記熱交換器300に接続する地下水の供給パイプ又は源泉供給パイプ又は温泉タンクへの温泉供給パイプに電極加熱装置を介設する。
電極加熱装置700−1〜700−3は、含有浮遊物を導入の地下水又は源泉又は導出の源泉に二対の+電極701と−電極702から電気エネルギーを与え水中にある含有浮遊物およびミネラル部分に放電して有利に加熱(過熱)するものであり、市販装置としては商品名が「電気式ドライスチームジェネレータ(Electric Atomic Dry Sterm Generator)Active Volcano:アクティブ ボルケーノ 900s」が最適である。
電極加熱装置700−1〜700−3の配置とその目的は次の通りである。
(1)、図1に示すように、熱交換器300に地下水を供給する地下水供給パイプ202に電極加熱装置700−1を介設した場合は、低温度の地下水を加熱して熱交換器300に導入し、低温源泉を加熱昇温する。
(2)、図2に示すように、熱交換器300に源泉を供給する源泉供給パイプ102に電極加熱装置700−2を介設した場合は、低温源泉を加熱昇温して、熱交換器300に導入して地下水を加熱温水にする。
(3)、図3に示すように、温泉タンク402への温泉供給パイプ401に電極加熱装置700−3を介設した場合は、熱交換器300に低温源泉と地下水を導出して、地下水を温水化し、降温した源泉を電極加熱装置700−3で加熱昇温する。
次に本実施例による具体例と作用効果を表3に紹介する。
この表から明らかのように本発明の具体例は比較例に比べ、配管、タンク、機器等への含有物質の付着堆積を防止して、これらのメンテナンスをフリーにして設備の長寿命化を可能にし、温泉と温水の同時生産効率を大幅に高めたものである。
Figure 2014206360
Figure 2014206360
本発明は、前述の優れた効果を有するため、ホテル、旅館、銭湯業界における温泉事業に多大な貢献をもたらすものである。
100:源泉供給装置
101:源泉
102:源泉供給パイプ
103:ポンプ
104:ドールマンショック
104:電磁コイル
200:地下水供給装置
201:地下水源
202:地下水供給パイプ
203:ポンプ
204:ドールマンショック
204:電磁コイル
205:滅菌装置
206:フィルター
300:熱交換器
301:熱交換パイプ
302:パイプ収容室
400:温泉供給装置
401、403:温泉供給パイプ
402:温泉タンク
500:温水供給装置
501、503:温水供給パイプ
502:温水タンク
600:温泉浴槽
601:洗い場
700:電極加熱装置
701:+電極
702:−電極
本発明の実施例1を示すシステムフロー説明図である。 図1において電極加熱装置の配置を変えた例を示す説明図である。 図1において電極加熱装置の配置を変えた他の例を示す説明図である。

Claims (2)

  1. 源泉の供給パイプの管内源泉と、地下水の供給パイプの管内地下水に、電磁界を与えて小粒子化と含有物質にアニオン(マイナスの電位をおびた原子)を付与した後に、熱交換器に前記源泉と地下水を導入して熱交換を行い、熱交換器からの源泉を浴槽用温泉として取り出し地下水を温水タンクに供給し、前記熱交換器に導入する地下水又は、熱交換器に導入する源泉又は、前記熱交換器からの源泉を電極加熱装置により昇温することを特徴とする温泉・温水の供給方法。
  2. 源泉の供給パイプの外周及び地下水の供給パイプの外周に、電磁界を与えて小粒子化と含有浮遊物にアニオン(マイナスの電位をおびた原子)を付与する装置の電磁コイルを周設し、電磁コイルを周設した以降の源泉及び地下水の供給パイプを接続する熱交換器を設け、熱交換器からの降温した源泉を浴槽用温泉として一時貯留する温泉タンクを設け、熱交換器からの温水を一時貯留する温水タンクを設け、前記熱交換器に接続する地下水の供給パイプ又は源泉供給パイプ又は温水タンクへの温水供給パイプに電極加熱装置を設けたことを特徴とする温泉・温水の供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106705432A (zh) * 2016-12-07 2017-05-24 常州新和美电器有限公司 高效电磁加热式浴室供水系统

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