JP2014206162A - ガスタービン出力を増強するためのシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービン出力を増強するためのシステム及び方法を提供する。【解決手段】ガスタービン出力を増強するためのシステムは、圧縮空気供給装置と、前記圧縮空気供給装置と流体連通する圧縮空気貯蔵プレナムとを含む。前記圧縮空気貯蔵プレナムは、後で使用するために前記圧縮空気供給装置からの圧縮空気を貯蔵するように構成される。本システムは更に、前記ガスタービンの入口に封止結合された入口プレナムを含む。前記入口プレナムは、ガスタービンの増強運転の際に前記圧縮空気貯蔵プレナムから圧縮空気を前記圧縮機の入口へ導くように前記圧縮空気貯蔵プレナムと流体連通する。【選択図】図2

Description

本発明は、一般的に云えば、ガスタービンの性能を増強するためのシステム及び方法に関する。より詳しく云えば、本発明は、ガスタービンの入口プレナムを加圧するためのシステム及び方法に関するものである。
典型的な動力発生プラントは、複数の燃焼器へ圧縮空気を供給する軸流圧縮機を持つガスタービンを含む。圧縮空気は燃料と混合されて、各燃焼器内に可燃性混合気を形成する。該混合気は燃焼して、急速に膨張する高温ガスを生成する。高温ガスは高温ガス通路を通って膨張タービンに導かれる。
高温ガスがタービンを通って流れるにつれて、運動エネルギが、ガスタービンを軸方向に通って延在するシャフトに結合された1つ以上の列又は段のタービン羽根へ伝達されて、シャフトを回転させる。高温ガスはガスタービンから排出ガス・ディフューザを通って排出される。シャフトは圧縮機を駆動して、ガスタービンの運転を維持する。発電機/電動機が、圧縮機の入口より上流でシャフトに結合される。発電機はシャフトの回転運動を電気へ変換する。発電機/電動機はガスタービンの起動中に圧縮機を駆動する。
ガスタービンは吸気エンジンであるので、ガスタービンの出力は、圧縮機に入る空気の密度に影響を与えるものによって影響を受ける。例えば、周囲空気温度、気圧(すなわち、現地の標高)及び相対湿度のような動力プラント設置場所の条件が、全ガスタービン出力に影響する。ガスタービンは一般に、約59°Fの基準温度、約14.7psiaの周囲圧力及び約60%の相対湿度で運転するように設計される。しかしながら、一日中又は一年を通じてこのような基準条件を満たす動力プラント設置場所は少ない。更に、殆どの設置場所は、空気濾過装置、消音装置、蒸発冷却器又は冷却装置を圧縮機の入口に配置することを必要とし、これにより、ガスタービン・システム内で圧力損失が生じる。その結果、ガスタービンの出力が減少する。
基準外の温度及び圧力の運転条件に対処するために動力プラントの効率を増大し/最適化する様々なシステムが用いられている。例えば、1つのこのようなシステムは、特にピーク運転/需要の際に、地下空洞又は他の格納容器のような圧縮空気貯蔵システムからガスタービンの燃焼部へ圧縮空気を注入する。一般に、圧縮空気貯蔵システムは、オフ・ピーク運転期間中に電動機によって駆動される二次圧縮機からの圧縮空気で充填され又は加圧される。このシステムの問題は、圧縮空気貯蔵システムを加圧するために別個の圧縮システムを据え付けて維持するための余分なコストが掛かることである。
ガスタービンの燃焼部への圧縮空気注入を利用することによって全動力プラント出力が増大し且つ全熱量が減少するが、オペレータは、動力プラント出力を更に増大すると同時にコストを低減するための新規な方法を探し続けている。従って、全動力プラント効率を増大し又は改善するための改良システム及び方法があれば有用であろう。
米国特許第8011189号
本発明の様々な面及び利点は、以下に記載し、又は以下の記載から明らかであり、或いは本発明の実施を通じて習得することができよう。
本発明の一実施形態は、ガスタービン出力を増強するためのシステム(ガスタービン出力増強システム)であり、本システムは、圧縮空気供給装置と、前記圧縮空気供給装置と流体連通する圧縮空気貯蔵プレナムとを含む。前記圧縮空気貯蔵プレナムは、後で使用するために前記圧縮空気供給装置からの圧縮空気を貯蔵するように構成される。本システムは更に、前記ガスタービンの入口に封止結合された入口プレナムを含む。前記入口プレナムは、ガスタービンの増強運転の際に前記圧縮空気貯蔵プレナムから圧縮空気を前記圧縮機の入口へ導くように前記圧縮空気貯蔵プレナムと流体連通する。
本発明の別の実施形態はガスタービンである。ガスタービンは、一般に、入口プレナムと、前記入口プレナムより下流の圧縮機と、前記圧縮機より下流の燃焼器と、前記燃焼器より下流のタービンと、前記タービンより下流の排気部分とを含む。前記圧縮機は少なくとも1つの抽出ポートを含む。圧縮空気貯蔵プレナムが前記圧縮機と流体連通し、また、ガスタービンの増強運転モードの際に前記入口プレナムを加圧するために前記入口プレナムが前記圧縮空気貯蔵プレナムから圧縮空気を受け取るように、前記圧縮空気貯蔵プレナムと前記入口プレナムとの間を流体連通させる入口加圧流路が設けられる。
本発明の別の実施形態は、ガスタービンを運転するための方法を含む。本方法は、ガスタービンの圧縮機内で空気を圧縮して、該圧縮空気をガスタービンの加圧運転モードの際に圧縮空気貯蔵プレナムへ導くことを含む。本方法は更に、前記圧縮機の入口よりも上流に配置された入口プレナムへ圧縮空気を導いて、前記入口プレナムを前記圧縮空気で加圧することを含む。前記方法は更に、ガスタービンの増強運転モードの際に前記入口を通って前記圧縮機へ前記圧縮空気を導くことを含む。
当業者には、明細書を精査すれば、このような実施形態及び他の実施形態の様々な特徴及び側面をより良く理解されよう。
以下の記載では、当業者を対象として、最良の実施形態を含む本発明の完全で実現可能な開示を、添付の図面を参照してより詳しく説明する。
図1は、本発明を用いることのできる模範的なガスタービンの概略動作系統図である。 図2は、本発明の少なくとも1つの実施形態に従った、図1に示されているようなガスタービンの出力を増強するためのシステム(ガスタービン出力増強システム)の概略動作系統図である。 図3は、本発明の少なくとも1つの実施形態に従った、通常運転モードの際のガスタービン及びガスタービン出力増強システムの概略動作系統図である。 図4は、本発明の少なくとも1つの実施形態に従った、加圧運転モードの際の、図3に示されているようなガスタービン及びガスタービン出力増強システムの概略動作系統図である。 図5は、本発明の少なくとも1つの実施形態に従った、増強運転モードの際の、図3に示されているようなガスタービン及びガスタービン出力増強システムの概略動作系統図である。 図6は、本発明の少なくとも1つの実施形態に従った、制御装置を含む、図3に示されているようなガスタービン及びガスタービン出力増強システムの概略動作系統図である。
次に本発明の様々な実施形態について詳しく説明するが、その内の1つ以上の例を図面に示す。詳しい説明では、図面中の特徴部分を表すために英数字表示を用いている。図面及び明細書中の同様な英数字表示は、本発明の同様な部品を表すために用いている。本書で用いられる用語「第1」、「第2」及び「第3」は、一構成要素を別の構成要素から区別するために交換可能に用いることができ、個々の構成要素の位置や重要性を表しているものではない。更に、用語「上流」及び「下流」は、流体経路内の構成要素の相対的な位置を表す。例えば、流体が構成要素Aから構成要素Bへ流れる場合、構成要素Aは構成要素Bよりも上流にある。逆に、構成要素Bが構成要素Aから流体の流れを受け取る場合、構成要素Bは構成要素Aよりも下流にある。
各々の例は本発明を説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。実際に、当業者には、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく本発明に様々な修正及び変更を為し得ることが明らかであろう。例えば、一実施形態の一部として例示し説明した特徴を別の実施形態に用いて、更に別の実施形態を作成することができる。従って、本発明は、このような修正及び変更を「特許請求の範囲」の記載及びその等価な内容の範囲内に入るものとして包含するものとする。
本発明の様々な実施形態は、ガスタービンの出力及び/又は性能を向上させ及び/又は増強するためのシステム及び方法を含む。本システムは、一般に、ガスタービンの圧縮機の入口よりも上流に配置された入口プレナムを含む。入口プレナムは1つ以上のドア又はハッチを含み、それらは、ガスタービンの様々な運転モードの際に閉じて、入口プレナムを周囲環境から封止することができる。本システムは更に、圧縮機と圧縮空気貯蔵プレナムとの間を流体連通させる抽出空気流路を含む。圧縮空気貯蔵プレナムと入口プレナムとの間を流体連通させる入口加圧流路が設けられる。特定の実施形態では、圧縮空気貯蔵プレナムは、地質学的に形成された空洞及び/又は製造された圧力容器によって少なくとも部分的に画成することができる。
オフ・ピーク運転の際、電動機又は発電機のような他の装置により、圧縮機を駆動して、圧縮空気を生成することができる。圧縮空気の一部分は圧縮機から抽出されて、抽出空気流路を通って圧縮空気貯蔵プレナムへ導かれる。圧縮機からの抽出場所は、外部の圧縮機による更なる圧縮を行うことなく、圧縮空気を圧縮空気貯蔵プレナムへ導くのに必要な圧力に基づいて、決定することができる。例えば、相対的に出口に近い又は燃焼器に近い圧縮機の場所又は段で抽出すると、結果として、圧縮機の入口に近い場所で抽出するよりは相対的に高い圧力の圧縮空気が得られる。
様々なガスタービン運転条件又はモードの際に、入口プレナムの1つ以上のドア又はハッチは閉じられて、入口プレナムを封止する。圧縮空気貯蔵プレナムからの圧縮空気は入口加圧流路に沿って流れて、入口プレナムに注入又は供給され、これによって入口プレナムを加圧する。次いで、圧縮空気は、加圧された入口プレナムから圧縮機の入口へ導かれる。その結果、周囲入口空気を様々な濾過又は他の調整装置に通すことに伴って通常生じる圧力損失が低減又は除かれ、これにより圧縮機を通る圧力を増大させ且つ圧縮機、ガスタービン及び/又は動力プラント設備の全体の性能を向上させる。
次に図面について説明すると、図面全体を通じて同じ参照数字は同じ要素を表すが、図1は、本発明の様々な実施形態を取り入れることのできる模範的なガスタービン10の機能ブロック図である。図示のように、ガスタービン10は一般に入口部分12を含み、これは、ガスタービン10に入る作動流体(例えば、空気)14を浄化し且つその他の態様で調整するために、一連のフィルタ、冷却コイル、湿分分離器、及び/又は他の装置を含むことができる。作動流体14は圧縮機部分へ流れ、該圧縮機部分では、圧縮機16が作動流体14に漸進的に運動エネルギを与えて、高エネルギ状態の圧縮作動流体18を生成する。
圧縮作動流体18は燃料供給装置22からの燃料20と混合されて、1つ以上の燃焼器24内に可燃性混合気を形成する。可燃性混合気は燃焼して、高い温度及び圧力を持つ燃焼ガス26を生成する。燃焼ガス26はタービン部分のタービン28を通って、仕事を生成する。例えば、タービン28はシャフト30に接続することにより、タービン28の回転が圧縮機16を駆動して圧縮作動流体18を生じるようにすることができる。この代わりに又はこれに加えて、シャフト30は、電気を発生するための発電機32にタービン28を接続することができる。タービン28からの排出ガス34は、タービン28よりも下流にある排気筒38にタービン28を接続する排気部分36を通って流れる。排気筒38は、環境への排出ガス34の流れを制御するためにガスタービン10の様々な運転モードの際に開放又は閉成することのできる排気キャップ又はハッチ40を含むことができる。排気部分36は、例えば、環境へ放出する前に排出ガス34を浄化し且つ排出ガス34から付加的に熱を抽出するための熱回収蒸気発生器(図示せず)を含むことができる。
図2は、ガスタービン10の性能を向上させ及び/又は増強するためのシステム50の機能ブロック図を示す。図2に示されているように、システム50は、一般的に、圧縮空気54の流れを少なくとも1つの圧縮空気貯蔵プレナム56(本書では、「貯蔵プレナム56」とも呼ぶ)へ供給するための圧縮空気供給装置52と、圧縮機16の入口60に封止係合される入口プレナム58とを含む。ここで、本書で用いられる用語「通常モード」とは、ガスタービン10の圧縮機16の入口60へ入る空気が周囲の大気圧である場合のガスタービン10の運転モードに対応する。また用語「加圧モード」とは、ガスタービン10の圧縮機16のような圧縮空気供給装置が電動機などの装置によって駆動されて圧縮空気54を発生する場合のシステム50の運転モードに対応する。また用語「増強モード」とは、圧縮空気54が周囲の大気圧よりも高い圧力で入口プレナム58から圧縮機16の入口60へ入る場合のシステム50の運転モードに対応する。
一実施形態では、圧縮空気供給装置52はガスタービン10の圧縮機16を含む。圧縮機16は、一般に、入口60よりも下流に配置された出口62を含む。抽出ポート64が圧縮機16から外への流体連通のために設けられる。抽出ポート64は、入口60と出口62との間で圧縮機16に沿った任意の軸方向位置に配置することができる。抽出ポートの位置は、外部の圧縮機からの更なる圧縮を行わずに圧縮空気54を貯蔵プレナム56へ供給するのに必要とされる圧力に基づいて決定することができる。
一実施形態では、抽出空気流路66が抽出ポート64と貯蔵プレナム56との間に設けられる。抽出空気流路66は圧縮機16と貯蔵プレナム56との間を流体連通させる。抽出空気流路66は、パイプ、弁及び/又は流れ分配マニホルドのような1つ以上の流体継手によって少なくとも部分的に画成することができる。特定の実施形態では、絞り弁、復熱装置、熱交換器又は冷却装置のような少なくとも1つの流れ調整装置68を、圧縮空気供給装置52と貯蔵プレナム56との間に配置することができる。流れ調整装置68は、圧縮空気54が(圧縮機16のような)圧縮空気供給装置52と貯蔵プレナム56との間を流れているときに、流量を制御し、熱エネルギを抽出し及び/又は熱エネルギを圧縮空気54へ付加するために使用することができる。それに加えて又はその代わりに、流れ調整装置68は、圧縮空気54を貯蔵プレナム56に導入する前に抽出空気流路66内の圧力を増大及び/又は減少させるために使用することができる。
貯蔵プレナム56は、後で述べるように充分な量の圧縮空気54を受け取って貯蔵するのに適した任意のタンク、容器又は他の貯蔵装置で構成することができる。例えば、貯蔵プレナム56は、地下の地質学的に形成された空洞70、地下の圧力容器72及び地上の圧力容器74の内の少なくとも1つで構成することができる。
ガスタービン10の増強運転モードの際に貯蔵プレナム56から入口プレナム58へ圧縮空気54を導くために、入口加圧流路76が貯蔵プレナム56と入口プレナム58との間に設けられる。入口加圧流路76は、パイプ、弁及び/又は流れ分配マニホルドのような1つ以上の流体継手によって少なくとも部分的に画成することができる。特定の実施形態では、入口加圧流路76は、絞り弁、復熱装置、熱交換器又は冷却装置のような少なくとも1つの流れ調整装置78を含む。流れ調整装置78は入口加圧流路76に沿った任意の場所に配置することができる。流れ調整装置78は、圧縮空気54が貯蔵プレナム56と入口プレナム58との間を流れているときに、流量を制御し、熱エネルギを抽出し及び/又は熱エネルギを圧縮空気54へ付加するために使用することができる。それに加えて又はその代わりに、流れ調整装置78は、圧縮空気54を入口プレナム58に導入する前に入口加圧流路76内の圧力を更に増大及び/又は減少させるために使用することができる。
特定の実施形態では、図2に示されているように、入口プレナム58は少なくとも1つの開口80を含む。開口80は、一般に、ガスタービン10の通常運転モードの際及びシステム50の加圧運転モードの際のようなガスタービン10の特定の運転モードの際に入口プレナム58に入る周囲空気14のための流路82を画成する。入口プレナム58に入る周囲空気14を浄化し、また他の態様で調整するために、開口80の上流及び/又は下流に一連のフィルタ、冷却コイル、湿分分離器、及び/又は他の装置(図示せず)を配置することができる。
様々な実施形態では、入口プレナム58は、開口80に配置された1つ以上のドア又はハッチ84を含む。1つ以上のハッチ84は、破線で示した開位置と、実線で示した閉位置又は封止位置87との間を、図示のように回転するか、或いは摺動(図示せず)することができる。開位置では、ハッチ84は周囲空気を入口プレナム58に流入させることができる。閉位置では、ハッチ84は、増強モードの運転の際に入口プレナム58からの圧縮空気76の漏洩を防止するために開口を少なくとも部分的に封止する。特定の実施形態では、図2に示されているように、ハッチ84は、入口プレナム58の中へ内向きに開くように構成される。ハッチ84は、入口プレナム58の開口80のまわりに実質的に気密シールを形成するための複数のルーバーの付いたハッチ又は任意の他の封止可能な開口カバーで構成することができる。ドア84を入口プレナム58に封止係合させるために、1つ以上のシール(図示せず)をドア84のまわりに少なくとも部分的に配置することができる。それに加えて又はその代わりに、入口プレナム58を加圧することができるようにドア84及び/又は入口プレナム58に対するシールを構成するために、2つの隣り合うドア84の間に形成される重ね継ぎにおけるように、ドア84に対して1つ以上のシール配置することができる。
特定の実施形態では、入口プレナム58は入口ポート86を含む。入口ポート86は入口加圧流路76と流体連通しており、これによって圧縮空気貯蔵プレナム56と入口プレナム58との間を流体連通させる。入口ポート86は、貯蔵プレナム56から入口プレナム58に入る圧縮空気54を制御又は調整するために噴射ノズル及び/又はフィルタのような様々な制御及び/又は流れ調整装置(図示せず)を有することができる。
特定の実施形態では、システム50は、(圧縮機16のような)圧縮空気供給装置52と入口プレナム58との間を流体連通させる抽出空気流路88を含む。抽出空気流路88は、抽出空気流路66に沿って配置された(三方弁又は流れ分配マニホルドのような)制御弁90から延在することができ、或いは圧縮機16に直接に流体接続することができる。制御弁90は、システム50及び/又はガスタービン10の様々な運転モードの際に圧縮空気54の抽出部分92の流れを制御するように、全開位置と全閉位置との間で動かすことができる。特定の実施形態では、(絞り弁、復熱装置、熱交換器又は冷却装置のような)少なくとも1つの流れ調整装置94が抽出空気流路88内に配置される。流れ調整装置94は、圧縮空気54の抽出空気部分92が圧縮機16と入口プレナム58との間を流れるときに、流量を制御し、熱エネルギを抽出し、及び/又は圧縮空気54の抽出空気部分92に熱エネルギを加えるために使用することができる。それに加えて又はその代わりに、流れ調整装置94は、更に、入口プレナム58に導入される前の圧縮空気54の抽出空気部分92の圧力を増大し及び/又は減少させるために使用することができる。
図3、図4及び図5は、本発明の様々な実施形態に従った、様々な運転モードにおいて入口プレナム58を加圧するためにシステム50を取り入れたガスタービン10の概略動作系統図を示す。詳しく述べると、図3は通常モードで動作するガスタービン10の系統図を示し、また図4は加圧モードで動作するシステム50及びガスタービン10の系統図を示し、また図5は増強モードで動作するシステム50及びガスタービン10の系統図を示す。
通常運転モードの際、図3に示されているように、ハッチ84は開位置にあり、これにより周囲空気14が流路82に沿って開口80を通って入口プレナム58に入ることができる。周囲空気14は圧縮機16の入口60へ通る。周囲空気14は圧縮機16内で圧縮されて、燃焼器24へ圧縮作動流体18を供給する。特定の運転モードでは、圧縮作動流体18の一部分は、入口空気の調整のために抽出空気流路88を通って入口プレナム58へ戻すことができる。それに加えて又はその代わりに、圧縮作動流体18の一部分は、抽出空気流路88を通って冷却空気流路66へ導くことができ、該冷却空気流路66は様々なタービン構成要素を冷却するためにタービン28と流体連通している。圧縮作動流体18の残りの部分は燃料20と混合され点火されて、燃焼ガス26を生成する。燃焼ガスはタービン28を通って流れて、排出ガス34として排気部分36に排出され、排気筒38を通って、排気キャップ40から大気へ放出される。
図4に示されているように、システム50は、貯蔵プレナム56を加圧するようにオフ・ピーク・エネルギ需要期間のような様々な時間に利用することができる。加圧運転モードの際、発電機/電動機32が圧縮機16を駆動する。ハッチ84が少なくとも部分的に開けられ、これにより周囲空気14が流路82に沿って開口80を通り、入口プレナム58を通って、圧縮機16の入口60へ流れることができる。排気キャップ40を大気に対して閉じるか又は少なくとも部分的に閉じることができる。周囲空気14は圧縮機を通過するにつれて次第に圧縮されて、圧縮空気54を生じる。圧縮空気54の少なくとも幾分かは、抽出ポート64を通って抽出空気流路66へ導かれる。圧縮空気54は抽出空気流路66を通って貯蔵プレナム56へ流れる。圧縮空気54は、貯蔵プレナム56に流入する前に、流れ調整装置68によって加熱し、冷却し、又はその他の調整を行うことができる。
加圧運転モードの際、過剰な圧縮空気98が圧縮機16の出口62から、燃焼器24、次いでタービン28を通って排気部分36へ流れることができ、そこで過剰な圧縮空気98はHRSG(装備されている場合)及び/又は排気筒38に通すことができる。この結果、これらの構成要素には、特に排気筒のキャップ40が大気に対して閉じられているとき、過大な加圧が生じることがある。ガスタービン10の様々な構成要素内での過大な加圧を防止するために、システム50は更に、1つ以上の二次抽出空気流路100を含むことができる。1つ以上の流れ調整装置102を二次抽出空気流路100と流体連通させることができる。流れ調整装置102は、絞り弁、制御弁、高圧ポンプ、補助圧縮機、復熱装置、熱交換器、冷却装置、又は任意の他の流れ調整装置を含むことができる。流れ調整装置102は、流量を制御し、熱エネルギを抽出し、及び/又は過剰な圧縮空気98に熱エネルギを加えるために使用することができる。
過剰な圧縮空気98が貯蔵プレナム56内の圧力よりも少なくとも僅かに高いとき、過剰な圧縮空気98を複数の二次抽出空気流路100の内の1つ又は全てから貯蔵プレナム56へ導くことができる。過剰な圧縮空気98の圧力が貯蔵プレナム56内の圧力よりも低い場合は、過剰な圧縮空気98は、再び圧縮するために入口プレナム58へ導くことができる。流れ調整装置102は、更に過剰な圧縮空気98を入口プレナム58及び/又は貯蔵プレナム56に導入する前に二次抽出空気流路100内の過剰な圧縮空気98の圧力を増大及び/又は減少させるために使用することができる。
起動の際又はピーク需要の際のようなガスタービン10の増強運転モードの際には、図5に示されているように、入口プレナム58に対するハッチ84が閉じられて、入口プレナム58を封止する。圧縮空気54が貯蔵プレナム56から入口加圧流路76を通って入口プレナム58へ導かれ、これによって入口プレナム58を加圧する。その結果、圧縮空気54はハッチ84に外向きの力104を加えて、ハッチ84及び/又は入口プレナム58に対するシール(図示せず)を圧縮し、これによって開口80を封止することができる。圧縮空気54は、ガスタービン10を取り囲む周囲の又は局部的な大気圧よりも高い圧力まで入口プレナム58を加圧する。例えば、特定の実施形態では、入口プレナム58は約1.0バール乃至約2.0バールに加圧することができる。特定の実施形態では、入口プレナム58は少なくとも1.0 バール又は大気状態に加圧することができる。
次いで、圧縮空気54は、加圧された入口プレナム58から圧縮機16へ導かれる。その結果、圧縮機16に入る空気の圧力は増大する。更に、濾過装置及び/又は他の流れ調整装置に関連した圧力損失が低減され又は除かれる。また、標高が高くなると生じる低い密度の周囲空気14(図1)に起因する性能の問題が軽減され、これによって圧縮機16の性能及び/又はガスタービン10の全体の性能/効率を増強し及び/又は向上させることができる。
図6は、本発明の一実施形態に従ったシステム50を含むガスタービン10の機能的系統図を示す。図6に示されているように、システム50は更に、制御装置106を含むことができる。この制御装置は、ガスタービン10及びシステム50の中の又は周りの様々な位置に配置されている様々なセンサ108、流れ制御弁112及び/又は機械的アクチュエータ110と電気通信することができる。
一実施形態では、制御装置106は、ゼネラル・エレクトリック社のSPEEDTRONIC(登録商標)プラント制御システム(これはまた、DCSとして知られている)である。制御装置106は、操作員からの命令及びセンサ入力を用いてガスタービンの動作を制御するプログラムを実行するプロセッサを持つコンピュータ・システムとすることができる。制御装置106によって発生された指令信号は、アクチュエータ110及び/又は流れ制御弁に、ガスタービン10及び/又はシステム50の動作及び制御に関する様々な機能を遂行させることができる。
一実施形態では、制御装置106は、圧縮機16、燃焼器24、タービン28、排気ディフューザ36、排気筒38又は入口プレナム58の内の少なくとも1つに配置された複数のセンサ108の内の少なくとも1つから、過大な加圧事象に対応する信号を受け取ることができる。次いで、制御装置106は、センサ108からの信号に基づいて指令信号を発生し、該指令信号により、アクチュエータ110及び/又は流れ制御弁112を開閉させて、過大な加圧を解放/防止するように過剰な圧縮空気98(図5)を抽出空気流路66の複数の二次抽出空気流路100(図5)の内の少なくとも1つに導き、これによって様々な構成要素の損傷を防止する。
本発明の様々な実施形態は、図2、図3、図4、図5及び図6に示されているように、ガスタービン出力を向上させ及び/又は増強するためにガスタービンを運転する方法を提供することができる。本方法は、一般に、ガスタービン10の圧縮機16内の空気を圧縮して、ガスタービン10の加圧運転モードの際に圧縮空気54を圧縮空気貯蔵プレナム56へ導く段階を含む。本方法は更に、圧縮空気54を、圧縮機16の入口60よりも上流に配置された入口プレナム58へ導く段階を含む。本方法は更に、入口プレナム58を圧縮空気54で加圧する段階と、ガスタービン10の増強運転モードの際に入口60を通って圧縮機16へ圧縮空気54を導く段階とを含む。本方法は更に、入口プレナム58を少なくとも1.0バールに加圧する段階を含むことができる。本方法は更に、加圧運転モードの際に圧縮機16から入口プレナム58へ直接に圧縮空気54の一部分を導く段階を含むことができる。本方法は更に、加圧運転モードの際に二次抽出空気流路100から圧縮空気貯蔵プレナム56及び入口プレナム58の内の少なくとも1つへ過剰な圧縮空気98の一部分を導く段階を含むことができる。
本明細書は、取り得る様々な運転モードを含めて、本発明を開示するために、また当業者が任意の装置又はシステムを作成し使用し、任意の採用した方法を遂行すること含めて、本発明を実施できるようにするために、様々な例を使用した。本発明の特許可能な範囲は「特許請求の範囲」の記載に定めており、また当業者に考えられる他の例を含み得る。このような他の例は、それらが「特許請求の範囲」の文字通りの記載から実質的に差異のない構造的要素を含む場合、或いはそれらが「特許請求の範囲」の文字通りの記載から実質的に差異のない等価な構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内にあるものとする。
10 ガスタービン
12 入口プレナム
14 周囲空気
16 圧縮機
18 圧縮作動流体
20 燃料
22 燃料供給装置
24 燃焼器
26 燃焼ガス
28 タービン
30 シャフト
32 発電機/電動機
34 排出ガス
36 排気部分
38 排気筒
50 システム
52 圧縮空気供給装置
54 圧縮空気
56 圧縮空気貯蔵プレナム
58 入口プレナム
60 入口
62 出口
64 抽出ポート
66 冷却空気流路
68 流れ調整装置
70 地下の地質学的に形成された空洞
72 地下の圧力容器
74 地上の圧力容器
76 入口加圧流路
78 流れ調整装置
80 開口
82 流路
84 ドア/ハッチ
88 抽出空気流路
90 制御弁
92 抽出空気部分
94 流れ調整装置
98 過剰な圧縮空気
100 二次抽出空気流路
102 流れ調整装置
104 外向きの力
106 制御装置
108 センサ
110 アクチュエータ
112 流れ制御弁

Claims (20)

  1. ガスタービンの性能を向上させるためのシステムであって、
    圧縮空気供給装置と、
    前記圧縮空気供給装置と流体連通する圧縮空気貯蔵プレナムであって、後で使用するために前記圧縮空気供給装置からの圧縮空気を貯蔵するように構成されている圧縮空気貯蔵プレナムと、
    ガスタービンの入口に封止結合された入口プレナムであって、ガスタービンの増強運転モードの際に前記圧縮空気貯蔵プレナムから圧縮空気を圧縮機の入口へ通すように、前記圧縮空気貯蔵プレナムと流体連通する入口プレナムと、
    を有するシステム。
  2. 前記入口プレナムは、加圧できるように封止されている、請求項1記載のシステム。
  3. 前記圧縮空気貯蔵プレナムは、地下の地質学的に形成された空洞、地下の圧力容器及び地上の圧力容器の内の少なくとも1つを有する、請求項1記載のシステム。
  4. 前記圧縮空気供給装置は、前記ガスタービンに流体結合された圧縮機を有し、前記ガスタービン入口が前記圧縮機の入口に対応する、請求項1記載のシステム。
  5. 更に、前記圧縮空気供給装置と前記圧縮空気貯蔵プレナムとの間に設けられた抽出空気流路、及び前記圧縮空気貯蔵プレナムと前記入口プレナムとの間に設けられた入口加圧流路を有する請求項1記載のシステム。
  6. 更に、前記抽出空気流路及び前記入口加圧流路の内の少なくとも一方の中に配置された少なくとも1つの流れ調整装置を有する請求項5記載のシステム。
  7. 前記入口プレナムは、前記圧縮空気によって、周囲の大気圧よりも大きい圧力まで加圧される、請求項1記載のシステム。
  8. 前記入口プレナムは少なくとも1.0バールの圧力に加圧される、請求項1記載のシステム。
  9. 入口プレナムと、前記入口プレナムより下流にあって、少なくとも1つの抽出ポートを含む圧縮機と、前記圧縮機より下流の燃焼器と、前記燃焼器より下流のタービンと、前記タービンより下流の排気部分とを持つガスタービンであって、更に
    前記圧縮機と流体連通する圧縮空気貯蔵プレナムと、
    ガスタービンの増強運転モードの際に前記入口プレナムを加圧するために前記入口プレナムが前記圧縮空気貯蔵プレナムから圧縮空気を受け取るように、前記圧縮空気貯蔵プレナムと前記入口プレナムとの間を流体連通させる入口加圧流路と、
    を有するガスタービン。
  10. 前記圧縮空気貯蔵プレナムは、地質学的に形成された圧縮空気貯蔵空洞及び圧力容器の内の少なくとも1つを有する、請求項9記載のガスタービン。
  11. 更に、前記圧縮機から前記圧縮空気貯蔵プレナムへ圧縮空気を導くために、前記抽出ポートと前記圧縮空気貯蔵プレナムとの間に設けられた抽出空気流路を有する請求項9記載のガスタービン。
  12. 更に、前記圧縮機と前記入口プレナムとの間を流体連通させるための少なくとも1つの抽出空気流路を有する請求項11記載のガスタービン。
  13. 更に、前記圧縮空気貯蔵プレナムから前記入口プレナムへ圧縮空気を導くために、前記圧縮空気貯蔵プレナムと前記入口プレナムとの間に設けられた入口加圧流路を有する請求項9記載のガスタービン。
  14. 更に、前記燃焼器、前記タービン及び前記排気部分の内の少なくとも1つと前記入口プレナムとの間を流体連通させるための1つ以上の二次抽出空気流路を有する請求項9記載のガスタービン。
  15. 更に、1つ以上の二次抽出空気流路の内の少なくとも1つの中に配置された少なくとも1つの流れ調整装置を有する請求項9記載のガスタービン。
  16. 更に、前記燃焼器、前記タービン及び前記排気部分の内の少なくとも1つと前記圧縮空気貯蔵プレナムとの間を流体連通させる1つ以上の二次抽出空気流路を有する請求項9記載のガスタービン。
  17. ガスタービンを運転するための方法であって、
    a)ガスタービンの圧縮機内で空気を圧縮して、該圧縮空気をガスタービンの加圧運転モードの際に圧縮空気貯蔵プレナムへ導く段階と、
    b)前記圧縮機の入口よりも上流に配置された入口プレナムへ前記圧縮空気を導く段階と、
    c)前記入口プレナムを前記圧縮空気で加圧する段階と、
    d)ガスタービンの増強運転モードの際に前記入口を通って前記圧縮機へ前記圧縮空気を導く段階と、
    を有する方法。
  18. 前記入口プレナムは少なくとも1.0バールに加圧される、請求項17記載の方法。
  19. 更に、加圧運転モードの際に前記圧縮機から前記入口プレナムへ直接に前記圧縮空気の一部分を導く段階を有する請求項17記載の方法。
  20. 更に、加圧運転モードの際に二次抽出空気流路から前記圧縮空気貯蔵プレナム及び前記入口プレナムの内の少なくとも1つへ過剰な圧縮空気の一部分を導く段階を有する請求項17記載の方法。
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