JP2014204298A - 通信システムおよびゲートウェイ、ならびにポリシー制御装置 - Google Patents

通信システムおよびゲートウェイ、ならびにポリシー制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】あらゆる種別の通信端末がポリシー制御の対象となるような通信システムにおいて、最適なリソース割り当てや柔軟な通信設備運用とサービス提供を可能とする。
【解決手段】複数の種別の異なる通信端末と、固定または無線アクセス網を介して通信端末とパケットデータネットワークを接続するゲートウェイと、ゲートウェイおよびパケットデータネットワークと接続され、通信端末の通信のポリシー制御を行う複数のポリシー制御装置を備える通信システムであって、通信端末が、新規接続時のシグナリングに通信端末種別情報を含めてゲートウェイに送信するようにし、ゲートウェイは、通信端末のポリシー制御を行うポリシー制御装置を選択し、選択されたポリシー制御装置は、新規接続時のシグナリングに含まれている端末種別情報に基づき通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー情報を決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信システムにおけるポリシー制御技術に関するものである。
3GPP(The Third Generation Partnership Project)で規定される無線系ネットワークにおけるポリシー制御(ポリシー
ーは、サービス品質(QoS:Quality of Service)ポリシー、セキュリティポリシー、課金ポリシー、サービスポリシーの少なくとも1つを含むもの)のフレームワークでは、無線端末が接続する外部IPネットワークであるPDN(Packet Data Network)単位、あるいは無線端末に提供/無線端末が要求するサービス単位に、ゲートウェイがポリシー制御装置に接続するか否かの判定を行う。ゲートウェイがポリシー制御装置に接続すると判定した場合には、ゲートウェイが接続するポリシー制御装置選択し、ゲートウェイまたはポリシー制御装置がポリシーを決定する。また、下記文献に記載されたように、ゲートウェイまたはポリシー制御装置がアクセスネットワークの種別に基づきポリシーを決定することも可能である。
一方BBF(BroadBand Forum)で規定される固定系ネットワークにおいてもポリシー制御のフレームワークが存在する。そこで無線系ネットワークと固定系ネットワークの両方を持つオペレータのCAPEX(Capital Expenditure)とOPEX(Operating Expense)の削減のために、3GPPとBBF において3GPPのポリシー制御フレームワークに基づいてポリシー制御フレームワークの統合(3GPP網に集約)に向けた議論が行われている。
3GPPのポリシー制御については、非特許文献1に、想定アーキテクチャおよび想定シナリオの検討、インタフェースの検討状況が記載されている。しかし、非特許文献1には、具体的なポリシー制御方法については、これまでの3GPPのポリシー制御を基本とする旨以外は、記載されていない。
3GPP TR 23.896 V0.1.0 (2012−7−27)
3GPPの規定では、ポリシー制御装置(PCRF:Policy and Charging Rule Function)においてポリシーを決定する際、通信端末として考慮しているのは3GPP規定の無線端末のみであった。しかし、固定系ネットワークを統合することにより、3GPP規定の無線端末だけでなく、あらゆる種別の通信端末に対するポリシーを制御することになる。しかし前述のとおり3GPP規定のポリシー制御フレームワークで想定しているのは、PDN単位、サービス単位、あるいはアクセスネットワークの種別に基づくポリシー制御であり、あらゆる種別の通信端末を対象としたポリシー制御を行うことが想定されていない。
そのため、3GPP規定のポリシー制御フレームワークでポリシー制御を行う場合、通信端末の種別に関わらず、同じポリシーを適用することになる。その結果、必要以上のリソースが通信端末に割り当てられていてもこれを通信端末種別ごとに制御する手段がない。そのため、短時間に多数のあらゆる種別の通信端末が一部のサービスを利用する場合や、アクセス網内の通信設備の障害復旧直後に多数のあらゆる種別の通信端末から接続要求処理をゲートウェイが受信する際、特定のポリシー制御装置にアクセスが集中し輻輳が発生する。
また、通信端末の中には、通信端末自体が移動性を持たず、常に固定アクセスネットワークを経由してPDNに接続するものも存在する。一方、移動性を持つ通信端末は、移動中は無線アクセスネットワーク経由でPDNに接続し、自宅やオフィスなどでは固定アクセスネットワーク経由でPDNに接続するというように、アクセスネットワーク間を行き来している。アクセスネットワークの種別に基づくポリシー制御では、通信端末がアクセスネットワーク間を行き来する度に、ポリシーを設定し直す必要がある。
本発明は、3GPP規定の無線端末だけでなく、あらゆる種別の通信端末がポリシー制御の対象となるような通信システムにおいても、最適なリソース割り当て管理や柔軟な通信設備運用とサービス提供ができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の種別の異なる通信端末と、固定または無線アクセス網を介して通信端末とパケットデータネットワークを接続するゲートウェイと、ゲートウェイおよびパケットデータネットワークと接続され、通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー制御を行う複数のポリシー制御装置を備える通信システムであって、通信端末が、新規接続時のシグナリングに通信端末種別情報を含めてゲートウェイに送信するようにし、ゲートウェイは、通信端末種別とポリシー制御装置を対応付けたポリシー制御装置選択テーブルに基づき、通信端末のポリシー制御を行うポリシー制御装置を選択して選択したポリシー制御装置に対し新規接続時のシグナリングを送信し、選択されたポリシー制御装置は、新規接続時のシグナリングに含まれている端末種別情報に基づき通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー情報を決定するようにしたものである。
本発明によれば、あらゆる種別の通信端末がポリシー制御の対象となるような通信システムにおいても、最適なリソース割り当て管理や柔軟な通信設備運用とサービス提供ができるようにすることが可能となる。
本発明を適用するネットワーク構成の一例を示す図である。 無線アクセス網から通信端末が新規接続する場合のコールフローの一例を示す図である。 通信端末のブロック構成の一例を示す図である。 ゲートウェイのブロック構成の一例を示す図である。 PCRFのブロック構成の一例を示す図である。 ゲートウェイにおける処理を説明するフローチャートである。 PCRFにおける処理を説明するフローチャートである。 ゲートウェイの記憶部に設定される情報の一例を示す図である。 PCRFの記憶部に設定される情報の一例を示す図である。 ポリシー管理テーブルの一例を示す図である。 QoS情報管理テーブルの一例を示す図である。 課金情報管理テーブルの一例を示す図である。 PCRF選択テーブルの一例を示す図である。 接続中セッション管理テーブルの一例を示す図である。 接続中セッション管理テーブルの一例を示す図である。 固定アクセス網から通信端末が新規接続する場合のコールフローの一例を示す図である。
図1にネットワーク構成の一例を示す。
図1に示すネットワークは、複数の通信端末101a〜dと、マクロ基地局等(図示せず)を含む無線アクセス網102と、無線LAN基地局と有線LAN等(図示せず)を含む固定アクセス網103と、無線アクセス網102とPDN106を接続するゲートウェイ104aと、固定アクセス網103とPDN106を接続するゲートウェイ104bと、ポリシー情報のデータベースを持つ複数のポリシー制御装置(PCRF:Policy and Charging Rule Function)105a、105b…と、外部IPネットワークであるPDN106を備える。ゲートウェイ104a、104bは、PCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用するか否かを判断する。ゲートウェイ104がPCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用すると判断した場合、ゲートウェイ104a、104bはPCRF105からポリシー情報を取得する。ゲートウェイ104a、104bがPCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用しないと判断した場合、ゲートウェイ104a、104bは自身が保持するポリシー情報を使用する。
背景技術で説明したように、3GPPに規定されたポリシー制御フレームワークが想定しているのは、PDN単位、サービス単位、あるいはアクセスネットワークの種別に基づくポリシー制御である。3GPPに規定されたポリシー制御のフレームワークでは、通信端末種別に基づくポリシー制御は想定していない。さらに、無線アクセス網102または固定アクセス網103経由でPDN106に接続するあらゆる種別の通信端末をポリシー制御の対象とすることは想定していない。以下に説明する本発明においては、あらゆる種別の通信端末がるような通信システムにおいても、最適なリソース割り当てや、柔軟な通信設備運用、サービス提供ができるようにするために、通信端末種別毎にポリシー制御を実現するための構成を説明する。
通信端末種別毎のポリシー制御の具体例としては、オペレータは、ポリシー情報データベースの負荷分散などのために、スマートフォンからの接続に対するポリシー情報はPCRFで保持し、スマートテレビからの接続に対するポリシー情報はゲートウェイで保持しておく。そして、通信端末の新規接続時に、ゲートウェイが通信端末の種別を考慮して、PCRFが保持するポリシー情報データベースを使用するか否かを判定する。
以下、具体的な実施例を挙げて説明する。
[新規接続:無線アクセス網からの接続の一例]
図2に、無線アクセス網から通信端末が新規接続する場合のコールフローの一例を示す。
通信端末101は、新規接続のためのシグナリング201を、無線アクセス網102を経由してゲートウェイ104に送信する。この新規接続のためのシグナリング201には、通常、ユーザ識別子(IMSI(International Mobile Subscriber Identity)#1)、サービス識別子(APN#1)が含まれる。本実施例においては、さらに、通信端末種別(図2の例ではスマートフォン)をシグナリング201に含めてゲートウェイ104へ送信することを特徴とする。シグナリング201に含める通信端末種別としては、IPネットワークに接続する全ての通信端末種別を設定できるようにする。
ゲートウェイ104は、シグナリング201を受信すると、図6に示す処理を行う(詳細は後述)。例えば、ゲートウェイ104は、シグナリング201に含まれる情報により、PCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用するか否かを判断する。
ゲートウェイ104がPCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用すると判断した場合には、アクセスするPCRF105のIPアドレスをPCRF選択テーブル(図13)から取得する。ゲートウェイ104は、IPアドレスを取得したPCRF105aへシグナリング201を送信する。
PCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用しないと判断した場合、ゲートウェイ104aは、ポリシー管理テーブル(図10)、QoS情報管理テーブル(図11)、課金情報管理テーブル(図12)を使用して適用するポリシー情報を決定し、図14に示すような接続中セッション管理テーブルを作成する。その後、ゲートウェイ104aは決定したポリシー情報をシグナリング202に含め、通信端末101に送信する。
ゲートウェイ104aがPCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用すると判断し、ゲートウェイ104aからシグナリング201を受信すると、PCRF105は図7に示す処理を行う(詳細は後述。)。例えば、PCRF105はシグナリング201に含まれる情報により、ポリシー管理テーブル図10、QoS情報管理テーブル図11、課金情報管理テーブル図12を使用して適用するポリシー情報を決定し、図15のような接続中セッション管理テーブルを作成する。その後、PCRF105は決定したポリシー情報をシグナリング202に含め、ゲートウェイ104aに送信する。
ゲートウェイ104aはシグナリング202を受信すると、図6に示す処理を行う(詳細は後述。)。例えば、ゲートウェイ104aはシグナリング202に含まれるポリシー情報から図14のような接続中セッション管理テーブルを作成する。その後、ゲートウェイ104aはポリシー情報をシグナリング202に含め、通信端末101に送信する。
[通信端末のブロック構成の一例]
図3に、通信端末のブロック構成の一例を示す。
ネットワークIF401は、無線アクセス網とのネットワークインタフェースである。ネットワークIF402は、固定アクセス網とのネットワークインタフェースである。記憶部403は無線アクセス網または固定アクセス網を介してサービスを受けるために必要な情報を記憶する。本実施例に関連する情報としては、少なくともユーザ識別子(IMSI)、サービス識別子(APN)、通信端末種別を示す情報を保持する。制御部404は通信端末の各部および通信端末が行うデータやシグナリングの送受信を制御する。
ただし、ネットワークIF401とネットワークIF402は通信端末種別によってどちらか一方のみ具備してもよい。例えば、スマートフォンではネットワークIF401のみでもよい。
[ゲートウェイのブロック構成の一例]
図4に、ゲートウェイのブロック構成の一例を示す。
ネットワークIF501は、PDN等のコアネットワークとのネットワークインタフェースである。ネットワークIF502は、無線および固定を含むアクセス網とのネットワークインタフェースである。ネットワークIF503は、PCRFとのネットワークインタフェースである。記憶部504は、例えばポリシー管理テーブル(図10)、QoS情報管理テーブル(図11)、課金情報管理テーブル(図12)、接続中セッション管理テーブル(図14)を保持する。制御部505は、ゲートウェイ各部の制御および無線および固定アクセス網とPCRFまたはコアネットワーク間の通信の制御を行う。
ネットワークIF502は、無線アクセス網からの信号を受信するインタフェースと固定アクセス網からの信号を受信するインタフェースを分けてもよい。
[PCRFのブロック構成の一例]
図5に、PCRFのブロック構成の一例を示す。
ネットワークIF601は、PDN等のコアネットワークとのネットワークインタフェースである。ネットワークIF602は、ゲートウェイとのネットワークインタフェースである。記憶部603は、例えばポリシー管理テーブル(図10)、QoS情報管理テーブル(図11)、課金情報管理テーブル(図12)、接続中セッション管理テーブル(図15)を保持する。制御部604は、PCRF各部の制御およびゲートウェイとコアネットワーク間の通信の制御を行う。
[ゲートウェイにおける処理]
図6は、ゲートウェイの制御部の処理を説明するフローチャートである。
ゲートウェイの制御部は、ステップ5051にて通信端末から新規接続のためのシグナリング201を受信すると、ステップ5052、ステップ5053にてステップ5051で取得したAPN(Access Point Name)#1、および通信端末種別を使用して、図13のPCRF選択テーブルから、PCRFが保持するポリシー情報データベースを使用する(PCRF連携を行う)か否かを判断する。
ゲートウェイがPCRF連携を行う場合、接続先のPCRFのIPアドレスを決定し、ステップ5054にてPCRFへシグナリング201を送信する。その後ステップ5055にてPCRFからシグナリング202を受信し、ステップ5057にてステップ5055で受信したユーザ識別子IMSI#1、APN#1、通信端末種別、およびポリシー情報に基づき図14に示すセッション管理テーブルを更新する。そして、ステップ5058にてシグナリング202を通信端末へ送信する。
ゲートウェイが、PCRFが保持するポリシー情報データベースを使用せず、ゲートウェイ自信が有するポリシー情報データベースを使用する(PCRF連携を行わない)場合、ステップ5056にてAPN#1、通信端末種別を使用して、ポリシー管理テーブル(図10)、QoS情報管理テーブル(図11)、課金情報管理テーブル(図12)に基づきポリシーを決定する。その後、ゲートウェイは、ステップ5057にてステップ5051で受信したIMSI#1、APN#1、通信端末種別、およびポリシー情報から図14に示す接続中セッション管理テーブルを更新する。ゲートウェイは、ステップ5058にて上記IMSI#1、APN#1、通信端末種別、およびポリシー情報を含めたシグナリング202またはシグナリング302を通信端末へ送信する。
[PCRF制御部処理フローチャートの一例]
図7に、PCRFの制御部の処理を説明するフローチャートを示す。
PCRFの制御部は、ステップ6041にて通信端末からシグナリング201を受信すると、ステップ6041にてAPN#1、通信端末種別を使用して、ポリシー管理テーブル(図10)、QoS情報管理テーブル(図11)、課金情報管理テーブル(図12)に基づきポリシーを決定する。その後ステップ6043にてステップ6041で受信したIMSI#1、APN#1、通信端末種別、およびポリシー情報から図15に示すセッション管理テーブルを更新する。ステップ6044にて上記IMSI#1、APN#1、通信端末種別、およびポリシー情報を含めたシグナリング202を通信端末へ送信する。
[ゲートウェイ記憶部に設定される情報の一例]
図8に、ゲートウェイの記憶部に設定される情報の一例を示す。
ゲートウェイの記憶部は、PCRF選択テーブル(5041)、ポリシー管理テーブル(5042)、QoS情報管理テーブル(5043)、課金情報管理テーブル(5044)、接続中セッション管理テーブル(5045)を保持する。
ただし、ポリシー管理テーブル(5042)、QoS情報管理テーブル(5043)、課金情報管理テーブル(5044)は、前記図6のとおりPCRF連携をする場合は、
ゲートウェイが保持しなくてもよい。
[PCRF記憶部に設定される情報の一例]
図9に、PCRFの記憶部に設定される情報の一例を示す。
PCRFの記憶部は、ポリシー管理テーブル(6031)、QoS情報管理テーブル(6032)、課金情報管理テーブル(6033)、接続中セッション管理テーブル(6034)を保持する。
[ポリシー管理テーブルの一例]
図10に、ポリシー管理テーブルの一例を示す。
ポリシーは、QoSポリシー、セキュリティポリシー、課金ポリシー、サービスポリシーの少なくとも1つを含むものである。例えば、ポリシー管理テーブルは、APN等サービスを識別するサービス識別子、スマートフォン、パソコン、スマートテレビ等を示す通信端末種別、図11のQoS情報管理テーブルからQoS情報を検索するために使用するQoSID、図12の課金情報管理テーブルから課金情報を検索するために使用する課金ID等から構成される。
ポリシー管理テーブルは、ゲートウェイの記憶部、またはPCRFの記憶部、またはその両方に保持してもよい。
[QoS情報管理テーブルの一例]
図11に、QoS情報管理テーブルの一例を示す。
QoS情報管理テーブルは、テーブルインデックスとなるQoSID、QoSのクラスを指定するQCI(QoS Class Identifier)、許容する最大帯域の値、許容する保証帯域等から構成される。
QoS情報管理テーブルは、ゲートウェイの記憶部、またはPCRFの記憶部、またはその両方に保持してもよい。
[課金情報管理テーブルの一例]
図12に、課金情報管理テーブルの一例を示す。
課金情報管理テーブルは、テーブルインデックスとなる課金ID、課金の実施有無、バイト数等従量課金や時間課金を示す課金方式等から構成される。
課金情報管理テーブルは、ゲートウェイの記憶部、またはPCRFの記憶部、またはその両方に保持してもよい。
[PCRF選択テーブルの一例]
図13に、PCRF選択テーブルの一例を示す。
PCRF選択テーブルは、APN等サービスを識別するサービス識別子、スマートフォン、パソコン、スマートテレビ等を示す通信端末種別にPCRF連携の有無、PCRF連携有の場合に接続するPCRFのIPアドレス等から構成される。PCRF連携有の場合に接続するPCRFのIPアドレスは、複数保持していてもよい。
[ゲートウェイ記憶部の接続中セッション管理テーブルの一例]
図14に、ゲートウェイの記憶部に保持する接続中セッション管理テーブルの一例を示す。ゲートウェイ記憶部の接続中セッション管理テーブルは、前記実施例1、2のとおり、シグナリング201およびシグナリング301で受信したユーザ識別子、サービス識別子、通信端末種別と、図6のフローチャートで決定したPCRF IPアドレスと、図6のフローチャート、またはシグナリング202およびシグナリング302で受信したQCI、最大帯域、保証帯域、課金方式等から構成される。
[PCRF記憶部の接続中セッション管理テーブルの一例]
図15に、PCRFの記憶部に保持する接続中セッション管理テーブルの一例を示す。
PCRF記憶部の接続中セッション管理テーブルは、実施例に記載したとおり、シグナリング201で受信したユーザ識別子、サービス識別子、通信端末種別、送信元IPアドレスであるゲートウェイIPアドレス、図7のフローチャート決定したQCI、最大帯域、保証帯域、課金方式等から構成される。等から構成される。
次に、通信端末が固定アクセス網から新規接続する場合について説明する。
[新規接続: 固定アクセス網からの接続の一例]
図16に、通信端末が固定アクセス網から新規接続する場合のコールフローの一例を示す。
図16に示すコールフローは、アクセス網の違いから、シグナリングそのものは図2に示した無線アクセス網からの新規接続の場合とは異なるため、各シグナリングには図2とは異なる符号を振っているが、内容的には図2の無線アクセス網からの新規接続と同様である。
通信端末101cは、ユーザ識別子(IMSI#2)と、サービス識別子(APN#1)と、通信端末種別(スマートテレビ)を設定した新規接続のためのシグナリング301をゲートウェイ104bへ送信する。
ゲートウェイ104bは、新規接続のためのシグナリング301を受信すると、実施例1と同様に図6で説明した処理を行う。すなわち、ゲートウェイ104bはシグナリング301に含まれる前記情報により、PCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用するか否かを判断する。およびPCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用する際にアクセスするPCRF105のIPアドレスをPCRF選択テーブル(図13)を使用して判断する。ゲートウェイ104bは、PCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用すると判断し、PCRF105にアクセスする場合、PCRF105へシグナリング301を送信する。ゲートウェイ104bは、PCRF105が保持するポリシー情報データベースを使用しない場合、ポリシー管理テーブル(図10)、QoS情報管理テーブル(図11)、課金情報管理テーブル(図12)を使用して適用するポリシー情報を決定し図14のような接続中セッション管理テーブルを作成する。その後、ゲートウェイ104bは決定したポリシー情報をシグナリング302に含め、通信端末101に送信する。
PCRF105はシグナリング301を受信すると、図7で説明した処理を行う。例えば、PCRF105は前記シグナリング301に含まれる情報により、ポリシー管理テーブル(図10)、QoS情報管理テーブル(図11)、課金情報管理テーブル(図12)を使用して適用するポリシー情報を決定する。その後、PCRF105は決定したポリシー情報をシグナリング302に含め、ゲートウェイ104bに送信する。
ゲートウェイ104bは前記シグナリング302を受信すると、図6で説明した処理を行う。ゲートウェイ104bは前記シグナリング302に含まれるポリシー情報から図13のようなテーブルを作成する。その後、ゲートウェイ104bはポリシー情報をシグナリング302に含め、通信端末101に送信する。
以上説明したように、本発明により、ポリシー制御が統合された無線アクセス網と固定アクセス網を含む通信システムにおいて、通信端末種別毎(スマートフォン、PC、スマートテレビ等)に、ポリシー制御が可能となる。
また、本発明により、上記通信システムにおいて、通信端末種別毎(スマートフォン、PC、スマートテレビ等)に、ポリシーの適用が可能になり、オペレータは最適なリソース割当管理を行うことが可能となり柔軟な通信設備運用とサービス提供が可能になる。
また、本発明により、上記通信システムにおいて、通信端末種別毎(スマートフォン、PC、スマートテレビ等)に、ゲートウェイがPCRFが保持するポリシー情報データベースを使用するか否かを判定可能となる。
また、本発明により、上記通信システムにおいて、通信端末種別毎(スマートフォン、PC、スマートテレビ等)に、ゲートウェイが使用するPCRFの負荷分散が可能になり、オペレータによるPCRFの収容設計を柔軟に行うことが可能になる。
101 通信端末
102 無線アクセス網
103 固定アクセス網
104 ゲートウェイ
105 PCRF(Policy and Charging Rule Function)
106 PDN(Packet Data Network)
401 通信端末のネットワークIF
402 通信端末のネットワークIF
403 通信端末の記憶部
404 通信端末の制御部
501 ゲートウェイのネットワークIF
502 ゲートウェイのネットワークIF
503 ゲートウェイのネットワークIF
504 ゲートウェイの記憶部
505 ゲートウェイの制御部
601 PCRFのネットワークIF
602 PCRFのネットワークIF
603 PCRFの記憶部
604 PCRFの制御部

Claims (11)

  1. 複数の種別の異なる通信端末と、固定または無線アクセス網を介して前記通信端末とパケットデータネットワークを接続するゲートウェイを有する通信システムであって、
    前記ゲートウェイおよびパケットデータネットワークと接続され、前記通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー制御を行う複数のポリシー制御装置をさらに備え、
    前記通信端末は、新規接続時のシグナリングに通信端末種別情報を含めてゲートウェイに送信し、
    前記ゲートウェイは、通信端末種別とポリシー制御装置を対応付けたポリシー制御装置選択テーブルに基づき、前記通信端末のポリシー制御を行うポリシー制御装置を選択して選択したポリシー制御装置に対し新規接続時のシグナリングを送信し、
    前記選択されたポリシー制御装置は、前記新規接続時のシグナリングに含まれている端末種別情報に基づき該通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー情報を決定することを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記ポリシー制御装置選択テーブルには、端末種別に対応づけて、ポリシー制御をポリシー制御装置が保持するポリシー情報に基づき行うかまたはゲートウェイが保持するポリシー情報に基づき行うかの情報、およびポリシー制御をポリシー制御装置が保持するポリシー情報に基づき行う場合には接続先の一つ以上のポリシー制御装置の情報が格納され、ゲートウェイは、前記新規接続時のシグナリングに含まれる端末種別情報に基づき、ポリシー制御装置でポリシー制御を行うか、ゲートウェイがポリシー制御を行うかを判定することを特徴とする通信システム。
  3. 前記ゲートウェイは、ポリシー制御装置選択テーブルに加え、端末種別情報とサービス品質の識別子を対応づけた第1のポリシー管理テーブルと、該サービス品質識別子とサービス品質情報と対応づけた第1のサービス品質管理テーブルを有し、
    前記ポリシー制御装置は、端末種別情報とサービス品質の識別子を対応づけた第2のポリシー管理テーブルと、該サービス品質識別子とサービス品質情報と対応づけた第2のサービス品質管理テーブルを有し、ゲートウェイの判定に基づき、端末種別情報に応じて、ポリシー制御装置またはゲートウェイにおいて、ポリシー制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記第1、第2のポリシー管理テーブルには、課金情報も含まれることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 複数の種別の異なる通信端末と、固定または無線アクセス網を介して前記通信端末とパケットデータネットワークを接続するゲートウェイと、前記ゲートウェイおよびパケットデータネットワークと接続され、前記通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー制御を行う複数のポリシー制御装置をさらに備える通信システムにおける前記ゲートウェイであって、
    前記通信端末から、通信端末種別情報を含む新規接続時のシグナリングを受信すると、通信端末種別とポリシー制御装置を対応付けたポリシー制御装置選択テーブルに基づき、前記通信端末のポリシー制御を行うポリシー制御装置を選択して選択したポリシー制御装置に対し新規接続時のシグナリングを送信することを特徴とするゲートウェイ。
  6. 請求項5に記載のゲートウェイであって、
    前記ポリシー制御装置選択テーブルには、端末種別に対応づけて、ポリシー制御をポリシー制御装置が保持するポリシー情報に基づき行うかまたはゲートウェイが保持するポリシー情報に基づき行うかの情報、およびポリシー制御をポリシー制御装置が保持するポリシー情報に基づき行う場合には接続先の一つ以上のポリシー制御装置の情報が格納され、 前記新規接続時のシグナリングに含まれる端末種別情報に基づき、ポリシー制御装置でポリシー制御を行うか、ゲートウェイがポリシー制御を行うかを判定することを特徴とするゲートウェイ。
  7. ポリシー制御装置選択テーブルに加え、端末種別情報とサービス品質の識別子を対応づけたポリシー管理テーブルと、該サービス品質識別子とサービス品質情報と対応づけたサービス品質管理テーブルを有し、端末種別情報に応じて、ポリシー制御を行うことを特徴とする請求項6に記載のゲートウェイ。
  8. 前記ポリシー管理テーブルには、課金情報も含まれることを特徴とする請求項7に記載のゲートウェイ。
  9. 複数の種別の異なる通信端末と、固定または無線アクセス網を介して前記通信端末とパケットデータネットワークを接続するゲートウェイと、前記ゲートウェイおよびパケットデータネットワークと接続され、前記通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー制御を行う複数のポリシー制御装置をさらに備える通信システムにおける前記ポリシー制御装置であって、
    前記ゲートウェイから、通信端末が送信した、端末種別情報を含む新規接続時のシグナリングを受信し、前記新規接続時のシグナリングに含まれている端末種別情報に基づき該通信端末とパケットデータネットワークとの通信のポリシー情報を決定することを特徴とするポリシー制御装置。
  10. 端末種別情報とサービス品質の識別子を対応づけたポリシー管理テーブルと、該サービス品質識別子とサービス品質情報と対応づけたサービス品質管理テーブルを有し、端末種別情報に応じて、ポリシー制御を行うことを特徴とする請求項9に記載のポリシー制御装置。
  11. 前記ポリシー管理テーブルには、課金情報も含まれることを特徴とする請求項10に記載のポリシー制御装置。
JP2013079119A 2013-04-05 2013-04-05 通信システムおよびゲートウェイ、ならびにポリシー制御装置 Pending JP2014204298A (ja)

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