JP2014203486A - 情報記録再生装置、およびそれを用いた情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録再生装置、およびそれを用いた情報記録再生方法 Download PDF

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政信 紫垣
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Abstract

【課題】角度多重方式を用いてホログラムの多重記録再生を行う場合、特に温度に因る媒体の膨張収縮が生じると、各参照光角度に応じて最適な光源波長設定値が変化する。【解決手段】ホログラムを利用して、情報記録媒体に情報の記録を行う、及び/または情報記録媒体から情報の再生を行う情報記録再生装置であって、出射光の波長を変化させることが可能な波長可変光源と、前記波長可変光源における出射光の波長を制御する波長制御部と、前記出射光を信号光と参照光に分割する光分割素子と、前記情報記録媒体に対する前記参照光の入射角を制御する参照光入射角制御部と、を備え、前記情報記録媒体から情報を記録及び/または再生する際に、前記波長制御部は、前記参照光入射角に応じて前記波長を変化させること、を特徴とする情報記録再生装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、ホログラムを用いて情報の記録再生を行う情報記録再生装置に係り、特に記録媒体の体積が記録時と再生時で変化する環境下において、信号品質が良好なホログラムを記録再生する方法に関する。
現在、青紫色半導体レーザを用いた、Blu−ray Disc(TM)規格により、民生用においても50GB程度の記録密度を持つ光ディスクの商品化が可能となってきた。今後は、光ディスクでも100GB〜1TBというHDD(Hard Disk Drive)容量と同程度まで大容量化が望まれる。
しかしながら、このような超高密度を光ディスクで実現するためには、短波長化と対物レンズ高NA化による高密度化技術とは異なる新しい方式による高密度化技術が必要である。
次世代のストレージ技術に関する研究が行われる中、ホログラフィを利用してデジタル情報を記録するホログラム記録技術が注目を集めている。
ホログラム記録技術とは、空間光変調器により2次元的に変調されたページデータの情報を有する信号光を、記録媒体の内部で参照光と重ね合わせ、その時に生じる干渉縞パターンによって記録媒体内に屈折率変調を生じさせることで情報を記録媒体に記録する技術である。
情報の再生時には、記録時に用いた参照光を記録媒体に照射すると、記録媒体中に記録されているホログラムが回折格子のように作用して回折光を生じる。この回折光が記録した信号光と位相情報を含めて同一の光として再生される。
再生された信号光は、CMOSやCCDなどの光検出器を用いて2次元的に高速に検出される。このようにホログラム記録技術は、1つのホログラムによって2次元的な情報を一気に記録媒体に記録し、さらにこの情報を再生することを可能とするものであり、そして、記録媒体のある場所に複数のページデータを重ね書きすることができるため、大容量かつ高速な情報の記録再生を果たすことができる。
ホログラム記録技術として、例えば特開2004−272268号公報(特許文献1)がある。本公報には、「ホログラムの隣接するスタック間で部分的空間的重なり合いによってホログラムが空間的に多重化される、多重化方法および装置が開示される。各々のスタックは、例えば角度、波長、位相符号、ペリストロピック、またはフラクタル多重化等の別の多重化技術の完全な利点をさらに取り得る。ホログラムを書き込む信号光のビームウエストに等しい量が、ホログラムの個々のスタックを分離する。再現時に、あるホログラムとそのホログラムに隣接するホログラムとは、全て同時に読み出される。再現されたデータのビームウエストにフィルタが配置されることにより、読み出された隣接するホログラムは、カメラ面まで伝達されない。もしくは、これらの所望ではない再現は、制限された角度パスバンドを有する光学系においては、中間面の角度フィルタによってフィルタリングされ得る。」と記載されている。
また、特開2007−178780号公報(特許文献2)には「ホログラム記録媒体の温度に応じて、レーザ装置からのレーザ光の波長を変化させる。」と記載されている。
また、特開2007−240820号公報(特許文献3)には「記録時と再生時のホログラム記録媒体50の温度の異なりを温度センサ51で検出して、少なくとも参照光のホログラム記録媒体50への入射角度を対物レンズ24の位置もしくはリレーレンズ39の位置を記録時と再生時のホログラム記録媒体50の温度に応じて調整し、または、光ビームの波長をレーザ光源20aによって記録時と再生時のホログラム記録媒体50の温度に応じて調整して、記録再生特性を良好なものとする。」と記載されている。
また、特開2010−40161号公報(特許文献4)には、「ホログラム記録媒体に形成された干渉縞の歪みによる再生像の劣化を補償する技術を提供する。」と記載されている。
特開2004−272268号公報 特開2007−178780号公報 特開2007−240820号公報 特開2010−40161号公報
ホログラムの記録媒体における記録再生層にフォトポリマー材料を用いた場合、記録時にモノマーが重合反応によりポリマー化する際の収縮や、媒体の温度に応じて記録再生層が膨張または収縮することにより、記録時に形成されるホログラムの角度および間隔が変化する。
上述の特許文献1−3では、ホログラム記録媒体における記録再生間の温度差に応じて、光源波長もしくは参照光入射角度を変化させて情報を再生する方法が述べられている。また、上述の特許文献4では、モノマーの重合反応による収縮や、媒体の温度変化に依存した記録再生層の膨張または収縮の影響を、参照光の波面制御により取り除く方法が記載されている。しかし、角度多重方式を用いてホログラムの多重記録再生を行う場合、参照光角度に応じて、データの信号品質が適切となるなレーザ波長設定値が変化する、といった課題があることを発明者らは発見した。とりわけ、温度に因る媒体の膨張収縮が生じると、上記の課題は顕著になることを発明者らは発見した。
そこで、本発明の目的は、ホログラムから再生されるデータの信号品質を向上することができる情報記録再生装置および情報記録再生方法を提供することである。
上記課題は、例えば請求項の範囲に記載の発明により解決される。
本発明によれば、ホログラムから再生されるデータの信号品質を向上することができる。
再生時における最適レーザ波長・最適参照光角度を導出し情報を再生する実施例のフローチャート 光情報記録再生装置の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内のピックアップの実施例を表す概略図 光情報記録再生装置の動作フローの実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内の信号生成回路の実施例を表す概略図 光情報記録再生装置内の信号処理回路の実施例を表す概略図 信号生成回路及び信号処理回路の動作フローの実施例を表す概略図 反射層を有する光情報記録媒体の層構造の実施例を示す概略図 記録媒体における体積の膨張収縮量に応じて最適レーザ波長・最適参照光角度を導出するブロック図 実施例1における(a)参照光角度に対する最適波長の設定例、(b)参照光入射角に応じて多重記録された各ホログラムから得られる回折光量の取得例 本実施形態の再生時における概念図 実施例2における(a)参照光角度に対する最適波長の設定例、(b)参照光入射角に応じて多重記録された各ホログラムから得られる回折光量の取得例 本実施形態の記録時における概念図 記録時における最適レーザ波長・最適参照光角度を導出し情報を記録する実施例のフローチャート 実施例5においてブック数4、領域数4とした場合の光情報記録媒体上の領域の配置の概念図 実施例5においてブック数4、領域数4とした場合の実施例のフローチャート レーザ波長・参照光角度の感度係数に応じて最適レーザ波長・最適参照光角度を導出するブロック図 実施例6の再生時における概念図 実施例6の記録時における概念図 実施例6において再生時に最適レーザ波長・最適参照光角度を導出し情報を再生するフローチャート 実施例8の再生時における概念図 実施例8において再生時に最適レーザ波長・最適参照光角度・最適参照光波面分布を導出し情報を再生するフローチャート
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
本発明の実施形態を添付図面にしたがって説明する。図2はホログラフィを利用してデジタル情報を記録および/または再生する光情報記録媒体の記録再生装置を示すブロック図である。
光情報記録再生装置10は、入出力制御回路90を介して外部制御装置91と接続されている。記録する場合には、光情報記録再生装置10は外部制御装置91から記録する情報信号を入出力制御回路90により受信する。再生する場合には、光情報記録再生装置10は再生した情報信号を入出力制御回路90により外部制御装置91に送信する。
光情報記録再生装置10は、ピックアップ11、再生用参照光光学系12、キュア光学系13、ディスク回転角度検出用光学系14、及び回転モータ50を備えており、光情報記録媒体1は回転モータ50によって回転可能な構成となっている。
ピックアップ11は、参照光と信号光を光情報記録媒体1に出射してホログラフィを利用してデジタル情報を記録媒体に記録する役割を果たす。この際、記録する情報信号はコントローラ89によって信号生成回路86を介してピックアップ11内の空間光変調器に送り込まれ、信号光は空間光変調器によって変調される。
光情報記録媒体1に記録した情報を再生する場合は、ピックアップ11から出射された参照光を記録時とは逆の向きに光情報記録媒体に入射させる光波を再生用参照光光学系12にて生成する。再生用参照光によって再生される再生光をピックアップ11内の後述する光検出器によって検出し、信号処理回路85によって信号を再生する。
光情報記録媒体1に照射する参照光と信号光の照射時間は、ピックアップ11内のシャッタの開閉時間をコントローラ89によってシャッタ制御回路87を介して制御することで調整できる。
キュア光学系13は、光情報記録媒体1のプリキュアおよびポストキュアに用いる光ビームを生成する役割を果たす。プリキュアとは、光情報記録媒体1内の所望の位置に情報を記録する際、所望位置に参照光と信号光を照射する前に予め所定の光ビームを照射する前工程である。ポストキュアとは、光情報記録媒体1内の所望の位置に情報を記録した後、該所望の位置に追記不可能とするために所定の光ビームを照射する後工程である。
ディスク回転角度検出用光学系14は、光情報記録媒体1の回転角度を検出するために用いられる。光情報記録媒体1を所定の回転角度に調整する場合は、ディスク回転角度検出用光学系14によって回転角度に応じた信号を検出し、検出された信号を用いてコントローラ89によってディスク回転モータ制御回路88を介して光情報記録媒体1の回転角度を制御する事が出来る。
光源駆動回路82からは所定の光源駆動電流がピックアップ11、キュア光学系13、ディスク回転角度検出用光学系14内の光源に供給され、各々の光源からは所定の光量で光ビームを発光することができる。
また、ピックアップ11、そして、ディスクキュア光学系13は、光情報記録媒体1の半径方向に位置をスライドできる機構が設けられており、アクセス制御回路81を介して位置制御がおこなわれる。
ところで、ホログラフィの角度多重の原理を利用した記録技術は、参照光角度のずれに対する許容誤差が極めて小さくなる傾向がある。
従って、ピックアップ11内に、参照光角度のずれ量を検出する機構を設けて、サーボ信号生成回路83にてサーボ制御用の信号を生成し、サーボ制御回路84を介して該ずれ量を補正するためのサーボ機構を光情報記録再生装置10内に備えることが必要となる。
また、ピックアップ11、キュア光学系13、ディスク回転角度検出用光学系14は、いくつかの光学系構成または全ての光学系構成をひとつに纏めて簡素化しても構わない。
図3は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の基本的な光学系構成の一例における記録原理を示したものである。光源301を出射した光ビームはコリメートレンズ302を透過し、シャッタ303に入射する。シャッタ303が開いている時は、光ビームはシャッタ303を通過した後、例えば2分の1波長板などで構成される光学素子304によってp偏光とs偏光の光量比が所望の比になるようになど偏光方向が制御された後、PBS(Polarization Beam Splitter)プリズム305に入射する。
PBSプリズム305を透過した光ビームは、信号光306として働き、ビームエキスパンダ308によって光ビーム径が拡大された後、位相マスク309、リレーレンズ310、PBSプリズム311を透過して空間光変調器312に入射する。
空間光変調器312によって情報が付加された信号光は、PBSプリズム311を反射し、リレーレンズ313ならびに空間フィルタ314を伝播する。その後、信号光は対物レンズ315によって光情報記録媒体1に集光する。
一方、PBSプリズム305を反射した光ビームは参照光307として働き、偏光方向変換素子316によって記録時または再生時に応じて所定の偏光方向に設定された後、ミラー317ならびにミラー318を経由してガルバノミラー319に入射する。ガルバノミラー319はアクチュエータ320によって角度を調整可能のため、レンズ321とレンズ322を通過した後に光情報記録媒体1に入射する参照光の入射角度を、所望の角度に設定することができる。なお、参照光の入射角度を設定するために、ガルバノミラーに代えて、参照光の波面を変換する素子を用いても構わない。
このように信号光と参照光とを光情報記録媒体1において、互いに重ね合うように入射させることで、記録媒体内には干渉縞パターンが形成され、このパターンを記録媒体に書き込むことで情報を記録する。また、ガルバノミラー319によって光情報記録媒体1に入射する参照光の入射角度を変化させることができるため、角度多重による記録が可能である。
以降、同じ領域に参照光角度を変えて記録されたホログラムにおいて、1つ1つの参照光角度に対応したホログラムをページと呼び、同領域に角度多重されたページの集合をブックと呼ぶことにする。
図4は、光情報記録再生装置10におけるピックアップ11の基本的な光学系構成の一例における再生原理を示したものである。記録した情報を再生する場合は、前述したように参照光を光情報記録媒体1に入射し、光情報記録媒体1を透過した光ビームを、アクチュエータ323によって角度調整可能なガルバノミラー324にて反射させることで、その再生用参照光を生成する。
この再生用参照光によって再生された再生光は、対物レンズ315、リレーレンズ313ならびに空間フィルタ314を伝播する。その後、再生光はPBSプリズム311を透過して光検出器325に入射し、記録した信号を再生することができる。光検出器325としては例えばCMOSイメージセンサーやCCDイメージセンサーなどの撮像素子を用いることができるが、ページデータを再生可能であれば、どのような素子であっても構わない。
図5はピックアップ11の別の構成を示した図である。図5において、光源501を出射した光ビームはコリメートレンズ502を透過し、シャッタ503に入射する。シャッタ503が開いている時は、光ビームはシャッタ503を通過した後、例えば1/2波長板などで構成される光学素子504によってp偏光とs偏光の光量比が所望の比になるように偏光方向を制御された後、偏光ビームスプリッタ505に入射する。
偏光ビームスプリッタ505を透過した光ビームは、偏光ビームスプリッタ507を経由して空間光変調器508に入射する。空間光変調器508によって情報を付加された信号光506は偏光ビームスプリッタ507を反射し、所定の入射角度の光ビームのみを通過させるアングルフィルタ509を伝播する。その後、信号光ビームは対物レンズ510によってホログラム記録媒体1に集光する。
一方、偏光ビームスプリッタ505を反射した光ビームは参照光512として働き、偏光方向変換素子519によって記録時又は再生時に応じて所定の偏光方向に設定された後、ミラー513ならびにミラー514を経由してレンズ515に入射する。レンズ515は参照光512を対物レンズ510のバックフォーカス面に集光させる役割を果たしており、対物レンズ510のバックフォーカス面にて一度集光した参照光は、対物レンズ510によって再度、平行光となってホログラム記録媒体1に入射する。
ここで、対物レンズ510又は光学ブロック521は、例えば符号520に示す方向に駆動可能であり、対物レンズ510又は光学ブロック521の位置を駆動方向520に沿ってずらすことにより、対物レンズ510と対物レンズ510のバックフォーカス面における集光点の相対位置関係が変化するため、ホログラム記録媒体1に入射する参照光の入射角度を所望の角度に設定することができる。なお、対物レンズ510又は光学ブロック521を駆動する代わりに、ミラー514をアクチュエータにより駆動することで参照光の入射角度を所望の角度に設定しても構わない。
このように、信号光と参照光をホログラム記録媒体1において、互いに重ね合うように入射させることで、記録媒体内には干渉縞パターンが形成され、このパターンを記録媒体に書き込むことで情報を記録する。また対物レンズ510又は光学ブロック521の位置を駆動方向520に沿ってずらすことによって、ホログラム記録媒体1に入射する参照光の入射角度を変化させることができるため、角度多重による記録が可能である。
記録した情報を再生する場合は、前述したように参照光をホログラム記録媒体1に入射し、ホログラム記録媒体1を透過した光ビームをガルバノミラー516にて反射させることで、その再生用参照光を生成する。この再生用参照光によって再生された再生光は、対物レンズ510、アングルフィルタ509を伝播する。その後、再生光は偏光ビームスプリッタ507を透過して光検出器518に入射し、記録した信号を再生することができる。
図5で示した光学系は、信号光と参照光を同一の対物レンズに入射させる構成とすることで、図3で示した光学系構成に比して、大幅に小型化できる利点を有する。
図6は、光情報記録再生装置10における記録、再生の動作フローを示したものである。ここでは、特にホログラフィを利用した記録再生に関するフローを説明する。
図6(a)は、光情報記録再生装置10に光情報記録媒体1を挿入した後、記録または再生の準備が完了するまでの動作フローを示し、図6(b)は準備完了状態から光情報記録媒体1に情報を記録するまでの動作フロー、図6(c)は準備完了状態から光情報記録媒体1に記録した情報を再生するまでの動作フローを示したものである。
図6(a)に示すように媒体を挿入すると(601)、光情報記録再生装置10は、例えば挿入された媒体がホログラフィを利用してデジタル情報を記録または再生する媒体であるかどうかディスク判別を行う(602)。
ディスク判別の結果、ホログラフィを利用してデジタル情報を記録または再生する光情報記録媒体であると判断されると、光情報記録再生装置10は光情報記録媒体に設けられたコントロールデータを読み出し(603)、例えば光情報記録媒体に関する情報や、例えば記録や再生時における各種設定条件に関する情報を取得する。
コントロールデータの読み出し後は、コントロールデータに応じた各種調整やピックアップ11に関わる学習処理(604)を行い、光情報記録再生装置10は、記録または再生の準備が完了する(605)。
準備完了状態から情報を記録するまでの動作フローは図6(b)に示すように、まず記録するデータを受信して(611)、該データに応じた情報をピックアップ11内の空間光変調器に送り込む。
その後、光情報記録媒体に高品質の情報を記録できるように、必要に応じて例えば光源301のパワー最適化やシャッタ303による露光時間の最適化等の各種記録用学習処理を事前に行う(612)。
その後、シーク動作(613)ではアクセス制御回路81を制御して、ピックアップ11ならびにキュア光学系13の位置を光情報記録媒体の所定の位置に位置づけする。光情報記録媒体1がアドレス情報を持つ場合には、アドレス情報を再生し、目的の位置に位置づけされているか確認し、目的の位置に配置されていなければ、所定の位置とのずれ量を算出し、再度位置づけする動作を繰り返す。
その後、キュア光学系13から出射する光ビームを用いて所定の領域をプリキュアし(614)、ピックアップ11から出射する参照光と信号光を用いてデータを記録する(615)。
データを記録した後は、キュア光学系13から出射する光ビームを用いてポストキュアを行う(616)。必要に応じてデータをベリファイしても構わない。
準備完了状態から記録された情報を再生するまでの動作フローは図6(c)に示すように、まずシーク動作(621)で、アクセス制御回路81を制御して、ピックアップ11ならびに再生用参照光光学系12の位置を光情報記録媒体の所定の位置に位置づけする。光情報記録媒体1がアドレス情報を持つ場合には、アドレス情報を再生し、目的の位置に位置づけされているか確認し、目的の位置に配置されていなければ、所定の位置とのずれ量を算出し、再度位置づけする動作を繰り返す。
その後、ピックアップ11から参照光を出射し、光情報記録媒体に記録された情報を読み出し(622)、再生データを送信する(623)。
図9は、記録、再生時のデータ処理フローを示したものであり、図9(a)は、入出力制御回路90において記録データ受信611後、空間光変調器312上の2次元データに変換するまでの信号生成回路86での記録データ処理フローを示しており、図9(b)は光検出器325で2次元データを検出後、入出力制御回路90における再生データ送信624までの信号処理回路85での再生データ処理フローを示している。
図9(a)を用いて記録時のデータ処理について説明する。ユーザデータを受信(901)すると、複数のデータ列に分割、再生時エラー検出が行えるように各データ列をCRC化(902)し、オンピクセル数とオフピクセル数をほぼ等しくし、同一パターンの繰り返しを防ぐことを目的にデータ列に擬似乱数データ列を加えるスクランブル(903)を施した後、再生時エラー訂正が行えるようにリード・ソロモン符号等の誤り訂正符号化(904)を行う。次にこのデータ列をM×Nの2次元データに変換し、それを1ページデータ分繰返すことで1ページ分の2次元データ(905)を構成する。このように構成した2次元データに対して再生時の画像位置検出や画像歪補正での基準となるマーカーを付加(906)し、空間光変調器312にデータを転送(907)する。
次に図9(b)を用いて再生時のデータ処理フローについて説明する。光検出器325で検出された画像データが信号処理回路85に転送(911)される。この画像データに含まれるマーカーを基準に画像位置を検出(912)し、画像の傾き・倍率・ディストーションなどの歪みを補正(913)した後、2値化処理(914)を行い、マーカーを除去(915)することで1ページ分の2次元データを取得(916)する。このようにして得られた2次元データを複数のデータ列に変換した後、誤り訂正処理(917)を行い、パリティデータ列を取り除く。次にスクランブル解除処理(918)を施し、CRCによる誤り検出処理(919)を行ってCRCパリティを削除した後にユーザデータを入出力制御回路90経由で送信(920)する。
図7は、光情報記録再生装置10の信号生成回路86のブロック図である。
出力制御回路90にユーザデータの入力が開始されると、入出力制御回路90はコントローラ89にユーザデータの入力が開始されたことを通知する。コントローラ89は本通知を受け、信号生成回路86に入出力制御回路90から入力される1ページ分のデータを記録処理するよう命ずる。コントローラ89からの処理命令は制御用ライン708を経由し、信号生成回路86内サブコントローラ701に通知される。本通知を受け、サブコントローラ701は各信号処理回路を並列に動作させるよう制御用ライン708を介して各信号処理回路の制御を行う。先ずメモリ制御回路703に、データライン709を介して入出力制御回路90から入力されるユーザデータをメモリ702に格納するよう制御する。メモリ702に格納したユーザデータが、ある一定量に達すると、CRC演算回路704でユーザデータをCRC化する制御を行う。次にCRC化したデータに、スクランブル回路705で擬似乱数データ列を加えるスクランブル化を施し、誤り訂正符号化回路706でパリティデータ列を加える誤り訂正符号化する制御を行う。最後にピックアップインターフェース回路707にメモリ702から誤り訂正符号化したデータを空間光変調器312上の2次元データの並び順で読み出させ、再生時に基準となるマーカーを付加した後、ピックアップ11内の空間光変調器312に2次元データを転送する。
図8は、光情報記録再生装置10の信号処理回路85のブロック図である。
コントローラ89はピックアップ11内の光検出器325が画像データを検出すると、信号処理回路85にピックアップ11から入力される1ページ分のデータを再生処理するよう命ずる。コントローラ89からの処理命令は制御用ライン811を経由し、信号処理回路85内サブコントローラ801に通知される。本通知を受け、サブコントローラ801は各信号処理回路を並列に動作させるよう制御用ライン811を介して各信号処理回路の制御を行う。先ず、メモリ制御回路803に、データライン812を介して、ピックアップ11からピックアップインターフェース回路810を経由して入力される画像データをメモリ802に格納するよう制御する。メモリ802に格納されたデータがある一定量に達すると、画像位置検出回路809でメモリ802に格納された画像データ内からマーカーを検出して有効データ範囲を抽出する制御を行う。次に検出されたマーカーを用いて画像歪み補正回路808で、画像の傾き・倍率・ディストーションなどの歪み補正を行い、画像データを期待される2次元データのサイズに変換する制御する。サイズ変換された2次元データを構成する複数ビットの各ビットデータを、2値化回路807において“0”、“1”判定する2値化し、メモリ802上に再生データの出力の並びでデータを格納する制御を行う。次に誤り訂正回路806で各データ列に含まれる誤りを訂正し、スクランブル解除回路805で擬似乱数データ列を加えるスクランブルを解除した後、CRC演算回路804でメモリ802上のユーザデータ内に誤りが含まれない確認を行う。その後、入出力制御回路90にメモリ802からユーザデータを転送する。
図10は、反射層を有する光情報記録媒体の層構造を示す図である。(1)は光情報記録媒体へ情報を記録している状態を示し、(2)は光情報記録媒体から情報を再生している状態を示している。
光情報記録媒体1は、光ピックアップ11側から、透明カバー層1000、記録層1002、光吸収/光透過層1006、光反射層1010、そして第3透明保護層1012と、を備えている。参照光10Aと信号光10Bとの干渉パターンは、記録層1002に記録される。
光吸収/光透過層1006は、情報記録時には参照光10Aと信号光10Bとを吸収し、情報再生時には参照光を透過するように物性が変換する。例えば、記録媒体1に電圧を印加することによって光吸収/光透過層1006の着色、消色状態が変化し、すなわち、情報記録時には光吸収/光透過層1006は着色状態となって、記録層1002を通過した参照光10Aと信号光10Bとを吸収し、情報再生時には消色状態になって参照光を透過させる(T.Ando et. al. : Technical Digest ISOM(2006)、 Th−PP−10)。光吸収/光透過層1006を通過した参照光10Aは光反射層1010で反射されて再生用参照光10Cとなる。
また、A.Hirotsune et. al. : Technical Digest ISOM(2006)、 Mo−B−04に記載された、エレクトロクロミック(EC)材料としてのWO3を光吸収/光透過層1006に用いることができる。
この材料に電圧を加えることにより可逆的に着色、消色を生じさせ、情報記録時には着色させて光を吸収し、情報再生時には消色させて光を透過させる。
図10の構成により再生用参照光光学系が不要となり、ドライブの小型化が可能となる。
ここで、本実施例の特徴的な点について詳細に説明する。
図11は、記録媒体における体積の膨張収縮量に応じて最適な光源波長・参照光角度を導出するためのブロック図である。1050は補正前の参照光角度、1051は媒体収縮量、1052は補正前の光源波長を示している。また、1053は参照光角度における波長依存性、1054は参照光角度の媒体収縮量依存性、1055は最適光源波長の媒体収縮量依存性を示している。さらに、1056は補正後の参照光角度、1057は補正後の光源波長、1058は光源波長の補正量を示している。ここで、参照光角度1050に応じて、1053、1054および1055において、それぞれの感度係数を得る。そこで、媒体収縮量1051と1055の出力により光源波長の補正量1058を算出し、光源波長の補正量1058と光源波長1052とを加えることにより補正後の光源波長1057を得る。また、光源波長の補正量1058と1053の出力との積と、媒体収縮量1051と1054の出力との積、および参照光角度1050との和から補正後の参照光角度1056を得る。
図13は、本実施形態の記録再生情報装置における再生時の概念図である。アクチュエータ320、323により、既定の参照光角度の設定としたミラー319、324にて光情報記録媒体1に照射し、記録済みの既定のページからの回折光より得られた光検出器325の出力を基に、膨張収縮量計測部1404にて、光情報記録媒体1の膨張収縮量を求める。ここで、光情報記録媒体1の膨張収縮量を導出する方法の具体例について述べる。例えば、第一の参照光角度で記録したページを第二の参照光角度で再生した場合に、回折光強度の最大値が得られた場合を考える。記録時と同一の参照光角度では回折光強度の最大値が得られないのは、光情報記録媒体1の膨張収縮量変化により、内部に記録されたホログラムの回折条件が変化するためである。したがって、ページを記録した第一の参照光角度と、そのページの再生時に回折光強度の最大値が得られる第二の参照光角度の差分から、光情報記録媒体1の膨張収縮量を導出することができる。
また、温度検出器1041を用いて、媒体温度測定部1402にて参照光照射位置の光情報記録媒体1の温度を測定する。温度検出器1041は、サーモパイル素子による放射温度計を用いているが、サーミスタ、熱電対など光情報記録媒体1の温度を直接的または間接的に測定できるものであればよい。これにより膨張収縮量計測部1404では、媒体温度測定部1402の出力である光情報記録媒体1の温度と、あらかじめ求めておいた光情報記録媒体1の膨張収縮率より膨張収縮量を求めてもよい。
膨張収縮量計測部1404より求めた膨張収縮量を用いて、波長補正量生成部1405において、参照光角度設定に応じた光源301の波長設定値が決定され、光源駆動回路82により所定の波長および光量で光ビームを発光することができる。角度補正量生成部1406では、膨張収縮量計測部1404にて求めた光情報記録媒体1の膨張収縮量、および波長補正量生成部1405にて求めた波長補正量を用いて、参照光角度に応じた角度の補正量が生成され、それに基づき各ページにおける参照光角度が決定される。各ページ毎の参照光角度設定は、サーボ制御回路84によりアクチュエータ320、323を用いて、ミラー319、324それぞれの角度を制御する。これにより、光情報記録媒体1の各ページ毎の回折光より、光検出器325を用いて情報を再生することが可能となる。
図1は、再生時のブック単位の処理フローを示したものである。以下、ブック内の参照光の使用角度範囲を4分割し、それぞれの分割した領域ごとに光源波長を補正し設定する。1101において、光情報記録媒体の膨張収縮量を測定する。得られた膨張収縮量より、参照光角度設定に対する光源波長補正量(1102)および参照光角度補正量(1103)を求め、それぞれ1109にて領域ごとの光源波長の設定値およびページ毎の参照光角度の設定値を表の形式で波長補正量生成部1405および角度補正量生成部1406に格納する。次に作成した設定表に応じて1104にて光源波長、および1105にて参照光角度を設定する。このとき、ブック内の各ページ毎の光源波長および参照光角度を、表の形式で保持せず、ページ毎に算出して設定してもよい。
次に光情報記録媒体に記録された情報を読み出し(622)、再生データを送信する(623)。4分割した領域それぞれの参照光角度範囲内の全ページを再生した後(1106)、分割した全領域を再生したのでなければ(1108)、次の領域に対応した光源波長補正量を用いて、光源301の波長を設定する(1104)。このとき、局所的な光情報記録媒体1におけるモノマーの消費量を抑制するため、各分割した領域ごとに光情報記録媒体1上の照射位置を動かしてもよい(1107)。この場合、照射位置移動はアクセス制御回路81またはディスク回転モータ制御回路88を用いて、ピックアップ11または光情報記録媒体1の位置を制御する。また、各制御回路が位置移動終了とすることを待たずに、ブック内終了か否かの判断(1108)とともに、ブック内終了でなければ光源波長設定(1104)を実施してもよい。
図12(a)は、再生時の媒体の温度が、記録時の温度に対して変化した場合に、参照光角度範囲の間の光源波長の必要補正量(符号g)を示している。また、符号cから符号fは、参照光角度範囲を4分割し、各領域における必要補正量の中央値をその領域の波長補正量(Δλ1、Δλ2、Δλ3、およびΔλ4)とした場合を示している。図12(b)は、上述の条件にて各ページにおける回折光量を示している。光情報媒体1の膨張収縮量に対応して、各領域における波長補正量と必要補正量が一致するページに対して、上記補正量の乖離が大きくなるに従って回折光量が低下する。この回折光量の低下は、再生性能の低下を示しているが、本例では再生処理に再生不能やリトライなどの不具合が生じるほどではない。
以上本実施例によれば、参照光角度に応じて段階的に再生波長ずれを補正するため、全ての参照光角度範囲で同一の再生波長を使用する場合と比べ、再生信号品質の向上が可能である。
なお、ブック内の同一波長設定とする参照光角度範囲の分割数を4としたが、それに限られるものではない。また、光情報記録媒体1の膨張収縮率、屈折率、もしくは参照光角度の使用範囲、また使用温度範囲、および目標とする光源波長と実際の設定量との偏差に基づく再生性能の低下の度合い、光源波長の設定精度および設定変更に伴う時間から、分割数および分割領域内の設定光源波長を決めてよい。
実施例2では、波長の必要補正量を各ページ毎に逐次、波長補正量として設定する。この場合、波長補正量生成部1405からの波長設定値を、ブック内の各ページ毎にそれぞれ、参照光角度設定に応じた光源301の波長設定値が決定され、光源駆動回路82により所定の波長および光量で光ビームを発光することができる。
図14(a)は、再生時の媒体の温度が、記録時の温度に対して変化した場合に、参照光角度範囲の間の光源波長の必要補正量および各ページ毎の波長補正量(符号i)を示している。また、図14(b)は、上述の条件にて各ページにおける回折光量を示している。各ページ毎に逐次、波長の必要補正量を波長補正量として設定するため、上記補正量間の乖離がなく、回折光量の低下が発生しない。
以上本実施例によれば、ページ毎に再生波長ずれの補正を行うため、再生信号品質を実施例1の場合からさらに向上させることができ、実施例1と比較して優れている。
つづいて実施例3を説明する。
図15は、本実施形態の記録再生情報装置における記録時の概念図である。アクチュエータ320により、既定の参照光角度の設定としたミラー319にて光情報記録媒体1に参照光として照射し、同時にPBSプリズム305を通過した光ビームは、信号光として空間光変調器312によって情報が付加され、光情報記録媒体1に参照光と信号光とが互いに重なるように集光される。このとき、予め記録済みの既定のページからの回折光より得られた光検出器325の出力を基に、膨張収縮量計測部1404にて、光情報記録媒体1の膨張収縮量を求める。また、温度検出器1041を用いて、媒体温度測定部1402にて参照光照射位置の光情報記録媒体1の温度を測定し、あらかじめ求めておいた光情報記録媒体1の膨張収縮率より膨張収縮量を求めてもよい。
膨張収縮量計測部1404より求めた膨張収縮量を用いて、波長補正量生成部1405において、参照光角度設定に応じた光源301の波長設定値が決定され、光源駆動回路82により所定の波長および光量で光ビームを発光することができる。角度補正量生成部1406では、膨張収縮量計測部1404にて求めた光情報記録媒体1の膨張収縮量、および波長補正量生成部1405にて求めた波長補正量を用いて、参照光角度に応じた角度の補正量が生成され、それに基づき各ページにおける参照光角度が決定される。各ページ毎の参照光角度設定は、サーボ制御回路84によりアクチュエータ320を用いて、ミラー319の角度を制御する。これにより、各ページ毎に光情報記録媒体1内に干渉縞がホログラムとして形成され、情報が記録される。
図16は、記録時のブック単位の処理フローを示したものである。以下、実施例1と同様に、ブック内の参照光の使用角度範囲を4分割し、それぞれの分割した領域ごとに光源波長を補正し設定する(1104)。また、ページ毎の参照光角度の設定値を1105にて設定する。次に、901にてユーザデータを受信し、前述の図9(a)のデータ処理フローに従って、空間光変調器312にデータを転送(907)する。
これにより、各領域ごとに補正した光源波長を用いて、所定のページを記録することができる。
以上本実施例によれば、参照光角度に応じて記録波長ずれを補正するため、再生時における誤差マージンの拡大が可能である。
実施例4では、記録時の波長の必要補正量を各ページ毎に逐次、波長補正量として設定する。この場合、実施例2と同様に、波長補正量生成部1405からの波長設定値を、ブック内の各ページ毎にそれぞれ、参照光角度設定に応じた光源301の波長設定値が決定され、光源駆動回路82により所定の波長および光量で光ビームを発光することができる。
以上本実施例によれば、ページ毎に記録波長ずれを補正するため、再生時における誤差マージンを実施例3の場合からさらに拡大することができ、実施例3と比較して優れている。
実施例5として、ブック内の参照光の角度範囲を分割し、それぞれの分割した領域ごとに光源波長を補正し設定すると同時に、近接の複数のブックにわたって取り扱う方法を述べる。
図17は、参照光の角度範囲を4分割した4つのブックを、光情報記録媒体1上に概念的に並べた概略図である。R11、R21、R31、およびR41は、それぞれブック1、ブック2、ブック3、およびブック4内の分割した参照光の同じ角度範囲の領域1に含まれるページを表している。その他の、R12、R22、R32、およびR42の組み合わせ、R13、R23、R33、およびR43の組み合わせ、そしてR14、R24、R34、およびR44の組み合わせも同様である。このとき各ブックを媒体上の同じ位置に多重記録、または再生しているが、各ブック内の各領域毎に、それぞれ媒体上の位置をずらしてもよい。各領域ごとに媒体上の位置をずらした場合、領域の位置をずらす方向と、複数のブックの並んだ方向とを、同一の方向に揃えてもよいし、既定の角度を持たせてもよい。また、複数のブックの並んだ方向を、1方向のみではなく、複数方向に分けて並べてもよい。また、領域の分割数を4、複数のブックの数を4としたが、これは一例であり、それに限られるものではない。
図18は、上述の複数のブックと分割した参照光領域において、記録または再生時の処理フローを示したものである。まず、領域nを1(1901)として領域n用の波長補正量(Δλ1)を適用した光源波長を上述した方法で設定する(1902)。そしてブックm を1(1903)とする。ここで、ブックm、領域nに対応した位置に照射位置を移動し(1904)、図9の記載に基づいてR11に含まれるページのデータ記録または再生(1905)を行う。ここで次の番号のブックを対象として(1906)、照射位置移動(1904)とデータ記録または再生(1905)を対象とするブックの範囲で繰り返す(R21からR41)。対象とする4ブック分を記録再生した後、次の番号の領域を対象として(1908)、設定した領域の範囲内を光源波長設定(Δλ2、Δλ3、またはΔλ4)から繰り返す。これにより、光源波長設定の実施頻度を下げることが可能となり、光源波長設定変更に時間のかかる光源301であっても、記録または再生の転送速度への影響を抑えることが可能となる。
以上本実施例によれば、光源波長における波長変更回数を削減することができ、特に応答の遅い波長可変光源を使用する場合、待ち時間の低減による転送レート向上が可能である。
実施例6では、ブック内の参照光角度範囲の分割数を、参照光角度範囲内の光源波長の必要補正量に応じて変更する。例えば、光情報記録媒体1の膨張収縮量が大きい場合には、光源波長の必要補正量も大きな値となるため、ブック内における参照光角度範囲の分割数を多く設定する。同様に、光情報記録媒体1の膨張収縮量が小さい場合には、光源波長の必要補正量も小さな値となるため、ブック内における参照光角度範囲の分割数を少なく設定する。すなわち、本実施例は、記録または再生の際に、光情報記録媒体の膨張収縮量に応じて、ブック内で光源波長を変更する回数を変化させる。
以上本実施例によれば、再生処理に再生不能やリトライなどの不具合が生じない範囲で光源波長を変更する回数を設定し、光源波長設定の実施頻度を下げることが可能となり、光源波長設定変更に時間のかかる光源301であっても、記録または再生の転送速度への影響を抑えることが可能となる。
実施例7では、予め参照光角度設定に応じた参照光角度補正量と光源波長補正量を設定する。
図19は、本実施形態のブロック図である。1954には参照光角度に対する参照光角度補正量、1955は参照光角度に対する光源波長の補正量を、予め使用する媒体に応じて各々設定する。また、1053は参照光角度における波長依存性を示している。ここで補正前の参照光角度1050に応じて、1053において感度係数を得る。そこで、1955の出力により光源波長の補正量1058を算出し、光源波長の補正量1058と補正前の光源波長1052とを加えることにより補正後の光源波長1057を得る。また、光源波長の補正量1058と1053の出力との積と、1954の出力、および参照光角度1050との和から補正後の参照光角度1056を得る。
図20は、本実施形態の記録再生情報装置における再生時の概念図である。波長・角度生成部2001から出力された、補正前の光源波長1052を用いて、波長補正量生成部2005において、参照光角度設定に応じた光源301の波長設定値が決定される。角度補正量生成部2006では、波長・角度生成部2001から出力された補正前の参照光角度1050、および波長補正量生成部2005にて求めた波長補正量を用いて、参照光角度に応じた角度の補正量が生成され、それに基づき各ページにおける参照光角度が決定される。これにより、光情報記録媒体1の各ページ毎の回折光により、情報を再生することが可能となる。
図21は、本実施形態の記録再生情報装置における記録時の概念図である。波長・角度生成部2001から出力された、補正前の光源波長1052を用いて、波長補正量生成部2005において、参照光角度設定に応じた光源301の波長設定値が決定される。角度補正量生成部2006では、波長・角度生成部2001から出力された補正前の参照光角度1050、および波長補正量生成部2005にて求めた波長補正量を用いて、参照光角度に応じた角度の補正量が生成され、それに基づき各ページにおける参照光角度が決定される。これにより、各ページ毎に光情報記録媒体1内に干渉縞がホログラムとして形成され、情報が記録される。
図22は、再生時のブック単位の処理フローを示したものである。以下、ブック内の参照光の使用角度範囲を4分割し、それぞれの分割した領域ごとに光源波長を補正し設定する。光情報記録媒体1の特性に応じて、参照光角度設定に対する光源波長補正量(2202)および参照光角度補正量(2203)を求め、それぞれ2209にて領域ごとの光源波長の設定値およびページ毎の参照光角度の設定値を表の形式で波長補正量生成部2005および角度補正量生成部2006に格納する。次に作成した設定表に応じて1104にて光源波長、および1105にて参照光角度を設定する。このとき、ブック内の各ページ毎の光源波長および参照光角度を、表の形式で保持せず、ページ毎に算出して設定してもよい。
以上本実施例によれば、参照光角度に応じて記録時及び/または再生時の波長ずれを補正するため、再生時における誤差マージンの拡大が可能となり、再生信号品質を向上できる。
実施例8では、参照光角度に応じた再生波長ずれの補正に加え、再生時に参照光の波面制御を行い、さらなる再生マージンの拡大を図る。参照光の波面制御により再生品質を向上させる技術については、先行特許文献である特開2010−40161号公報に記載されている。
図23は、図13の別の形態を示したものである。すなわち図23は、参照光の波面制御が可能な情報記録再生装置における再生時の概念図を示している。波面制御を除いた再生動作については図13と同様であるので、ここでは波面制御について説明する。まず、波面制御器2301は、例えばデフォーマブルミラーであり、計測制御回路2302から出力される制御信号に基づいて、参照光の波面分布を制御する。また、計測制御回路2302は、光検出器325によって取得された再生像の再生信号品質から最適な参照光の波面分布を計算し、波面制御器2301を制御する。なお、参照光の最適波面は遺伝的アルゴリズムを用いた反復計算によって計算される。なお、参照光の波面を制御するデバイスとして、デフォーマブルミラー以外のデバイスを用いても構わない。
図24は、図1の別の形態を示したものである。すなわち図24は、参照光角度に応じた波長ずれ補正に加え、参照光波面分布の最適化制御を含んだフローチャートである。以下、図24のフローチャートの内容を説明する。
まず、1101において、光情報記録媒体の膨張収縮量を測定する。得られた膨張収縮量より、参照光角度設定に対する光源波長補正量(1102)および参照光角度補正量(1103)を求め、それぞれ1109にて領域ごとの光源波長の設定値およびページ毎の参照光角度の設定値を表の形式で波長補正量生成部1405および角度補正量生成部1406に格納する。次に作成した設定表に応じて1104にて光源波長、および1105にて参照光角度を設定する。このとき、ブック内の各ページ毎の光源波長および参照光角度を、表の形式で保持せず、ページ毎に算出して設定してもよい。
次に光情報記録媒体に記録された情報を読み出し(622)、計測制御回路2302が再生信号品質の計算を行う(2401)。その後、計測制御回路は再生信号品質が閾値以上であるか判断する(2402)。もし、再生信号品質が閾値未満であった場合には遺伝的アルゴリズムを用いて最適波面分布の計算を行い(2403)、その計算結果を用いて参照光の波面分布を制御する(2404)。また、再生信号品質が閾値以上である場合には、再生データを送信する(623)。以上の流れで4分割した領域それぞれの参照光角度範囲内の全ページを再生した後(1106)、分割した全領域を再生したのでなければ(1108)、次の領域に対応した光源波長補正量を用いて、光源301の波長を設定する(1104)。このとき、局所的な光情報記録媒体1におけるモノマーの消費量抑制を目的として、各分割した領域ごとに光情報記録媒体1上の照射位置を動かした情報の記録が行われている場合には、その記録位置と同一となるように再生時の照射位置を移動させる(1107)。この場合、照射位置移動はアクセス制御回路81またはディスク回転モータ制御回路88を用いて、ピックアップ11または光情報記録媒体1の位置を制御する。また、各制御回路が位置移動終了とすることを待たずに、ブック内終了か否かの判断(1108)とともに、ブック内終了でなければ光源波長設定(1104)を実施してもよい。
以上の方法を用いて、参照光の波面分布を制御した再生を行うことで、実施例1と比較して再生時の誤差マージン拡大と再生信号の品質向上が可能である。さらに、特開2010−40161号公報に記載されている方法と比較した場合、参照光角度に応じた波長補正により、参照光波面分布の初期値と最適値との乖離が少なくなる効果がある。そのため、より簡易なアルゴリズムで再生時の参照光波面を算出可能となり、計測制御回路2302をより安価なコントローラで構成できる。また、特開2010−40161号公報に記載の遺伝的アルゴリズムを用いて参照光波面分布の最適値を求める場合でも、初期値と最適値の乖離が少ないため、短時間で最適値を導出することが可能となる。そのため、再生動作中における初期調整の所要時間を削減でき、再生時のデータ転送レートを向上させる効果がある。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1・・・光情報記録媒体、10・・・光情報記録再生装置、11・・・ピックアップ、
12・・・再生用参照光光学系、13・・・ディスクCure光学系、
14・・・ディスク回転角度検出用光学系、50・・・回転モータ、
81・・・アクセス制御回路、82・・・光源駆動回路、83・・・サーボ信号生成回路、
84・・・サーボ制御回路、85・・・信号処理回路、86・・・信号生成回路、
87・・・シャッタ制御回路、88・・・ディスク回転モータ制御回路、
89・・・コントローラ、90・・・入出力制御回路、91・・・外部制御装置、
301・・・光源、302・・・コリメートレンズ、303・・・シャッタ、
304・・・1/2波長板、305・・・偏光ビームスプリッタ、
306・・・信号光、307・・・参照光、
308・・・ビームエキスパンダ、309・・・フェーズ(位相)マスク、
310・・・リレーレンズ、311・・・偏光ビームスプリッタ、
312・・・空間光変調器、313・・・リレーレンズ、314・・・空間フィルタ、
315・・・対物レンズ、316・・・偏光方向変換素子、317・・・ミラー、
318・・・ミラー、319・・・ミラー、320・・・アクチュエータ、
321・・・レンズ、322・・・レンズ、323・・・アクチュエータ、
324・・・ミラー、325・・・光検出器
501・・・光源、502・・・コリメートレンズ、503・・・シャッタ、
504・・・光学素子、505・・・偏光ビームスプリッタ、
506・・・信号光、507・・・偏光ビームスプリッタ、508・・・空間光変調器、
509・・・ビームエキスパンダ、510・・・リレーレンズ、
511・・・フェーズ(位相)マスク、512・・・リレーレンズ、
513・・・空間フィルタ、514・・・ミラー、515・・・ミラー、
516・・・ミラー、517・・・アクチュエータ、518・・・光検出器、
519・・・レンズ、520・・・レンズ、521・・・ミラー、
522・・・アクチュエータ、523・・・参照光、524・・・偏光方向変換素子、
525・・・対物レンズ、1401・・・温度検出器2301・・・波面制御器

Claims (15)

  1. ホログラムを利用して、情報記録媒体に情報の記録を行う、及び/または情報記録媒体から情報の再生を行う情報記録再生装置であって、
    出射光の波長を変化させることが可能な波長可変光源と、
    前記波長可変光源における出射光の波長を制御する波長制御部と、
    前記出射光を信号光と参照光に分割する光分割素子と、
    前記情報記録媒体に対する前記参照光の入射角を制御する参照光入射角制御部と、を備え、
    前記情報記録媒体から情報を記録及び/または再生する際に、前記波長制御部は、前記参照光入射角に応じて前記波長を変化させること、を特徴とする情報記録再生装置。
  2. 請求項1記載の情報記録再生装置において、
    前記情報記録再生装置は、前記情報記録媒体の膨張収縮量を測定する膨張収縮量測定部を備え、
    前記波長制御部は、前記膨張収縮量測定部の測定結果に基づき、前記参照光入射角に応じて波長を変化させること、を特徴とする情報記録再生装置。
  3. 請求項2記載の情報記録再生装置において、
    前記記録情報再生装置は、前記情報記録媒体の温度の計測を行う媒体温度測定部を備え、
    前記膨張収縮量測定部は、前記媒体温度測定部の温度測定結果および前記情報記録媒体の熱膨張率の値に基づいて、前記情報記録媒体の膨張収縮量を測定すること、を特徴とする情報記録再生装置。
  4. 請求項2記載の情報記録再生装置において、
    前記膨張収縮量測定部は、前記情報記録媒体に対し情報が記録された際の第一の参照光入射角と、前記情報記録媒体から該情報が再生された際の第二の参照光入射角との差分に基づいて、前記情報記録媒体の膨張収縮量を測定すること、を特徴とする情報記録再生装置。
  5. 請求項2記載の情報記録再生装置において、
    前記波長制御部は、前記参照光入射角に応じて波長を逐次的に変化させること、を特徴とする情報記録再生装置。
  6. 請求項2記載の情報記録再生装置において、
    前記参照光入射角制御部にて制御可能な参照光入射角範囲を、少なくとも二つ以上の範囲に分割した場合に、前記波長制御部は、分割された参照光入射角範囲に応じて波長を段階的に変化させること、を特徴とする情報記録再生装置。
  7. 請求項6記載の情報記録再生装置において、
    前記情報記録媒体における複数の領域に対し、
    第一の波長で第一の参照光入射角範囲の情報を記録または再生した後、第二の波長で第二の参照光入射角範囲の情報を記録または再生すること、を特徴とする情報記録再生装置。
  8. 請求項6記載の情報記録再生装置において、
    前記媒体位置制御部は、前記分割された参照光入射角範囲に応じて前記媒体位置を変化させること、を特徴とする情報記録再生装置。
  9. 請求項2記載の情報記録再生装置において、
    前記波長制御部は、光情報記録媒体の膨張収縮量に応じて、ブック内で前記波長可変光源の波長を変更する回数を変化させること、を特徴とする情報記録再生装置。
  10. 請求項1に記載の情報記録再生装置において、
    前記参照光の波面を制御する波面制御部を備え、
    前記波面制御部は、再生信号品質に応じて前記参照光の波面を制御する、ことを特徴とする情報記録再生装置。
  11. 請求項10に記載の情報記録再生装置において、
    前記波面制御部は、前記波長制御部が前記波長を変化させた後に、再生信号品質が所定の閾値未満であった場合に、前記参照光の波面を制御する、ことを特徴とする情報記録再生装置。
  12. ホログラムを利用して情報の記録及び/または再生を行う情報再生装置における情報記録再生方法であって、
    波長可変光源における出射光の波長を制御する波長制御ステップと、
    前記出射光を信号光と参照光に分割する光分割ステップと、
    情報記録媒体に対する前記参照光の入射角を制御する参照光入射角制御ステップと、を備え、
    前記波長制御ステップは、前記情報記録媒体に対する前記参照光の入射角に応じて波長を変化させること、を特徴とする情報記録再生方法。
  13. 請求項12記載の情報記録再生方法において、
    前記情報記録媒体の膨張収縮量を測定する膨張収縮量測定ステップを備え、
    前記波長制御ステップでは、前記膨張収縮量測定ステップの測定結果に基づき、前記参照光入射角に応じて波長を変化させること、を特徴とする情報記録再生方法。
  14. 請求項13記載の情報記録再生方法において、
    前記情報記録媒体の温度計測を行う媒体温度測定ステップを備え、
    前記膨張収縮量測定ステップでは、前記媒体温度測定ステップの温度測定結果および前記情報記録媒体の熱膨張率の値に基づいて、前記情報記録媒体の膨張収縮量を測定すること、を特徴とする情報記録再生方法。
  15. 請求項13記載の情報記録再生方法において、
    前記波長制御ステップでは、光情報記録媒体の膨張収縮量に応じて、ブック内で前記波長可変光源の波長を変更する回数を変化させること、を特徴とする情報記録再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017041288A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 日本放送協会 ホログラム記録媒体多重記録再生方法およびホログラム記録媒体多重記録再生装置

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