JP2014198218A - Rucksack with folding chair - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、折り畳み椅子付きリュックサックに関するものである。 The present invention relates to a rucksack with a folding chair.
従来、リュックサックに折り畳み椅子を付設し、リュックサックを背負うことで折り畳み椅子をこのリュックサックと共に背負い状態で携行し得るように構成した様々な折り畳み椅子付きリュックサックが提案されている。 Conventionally, various rucksacks with folding chairs have been proposed in which a folding chair is attached to the rucksack, and the folding chair can be carried with the rucksack on the back with the backpack.
例えば、特許文献1に示す折り畳み椅子付きリュックサックは、リュックサックの背中に接触する側の面に椅子収納部を設け、この椅子収納部に折り畳み椅子を取り付けたものであり、移動時は折り畳み椅子を折り畳んで椅子収納部内に収納し、休憩時は、椅子収納部に取り付けた折り畳み椅子を椅子収納部に取り付けたままの状態で展開して座ることができるように構成されている。 For example, a rucksack with a folding chair shown in Patent Document 1 is provided with a chair storage portion on the surface of the rucksack that comes into contact with the back, and the folding chair is attached to the chair storage portion. Is folded and stored in the chair storage portion, and at the time of a break, the folding chair attached to the chair storage portion can be unfolded and seated while being attached to the chair storage portion.
また、この椅子収納部に取り付けられた折り畳み椅子は、背もたれフレームを備え、この背もたれフレームに凭れ掛かって座ることができるように構成している。 Moreover, the folding chair attached to this chair storage part is provided with the backrest frame, and it is comprised so that it can lean on and sit on this backrest frame.
しかしながら、上述したような従来の折り畳み椅子付きリュックサックの折り畳み椅子は、持ち運びが容易にできることを第一の目的とし、椅子としては、単に腰かけられれば良いという考えが優先されていた。 However, the folding chair of the conventional rucksack with a folding chair as described above has a primary object of being easy to carry, and as a chair, the idea of simply sitting is given priority.
そのため、リュックサックに付設される折り畳み椅子は、座面が狭かったり、座面の高さを調整するような機能は無く、ましてや、安楽椅子やサマーベッドのように足を伸ばして仰向けに寝そべるようにして座ることができる形態になるようなものは無かった。 Therefore, the folding chair attached to the rucksack does not have the function of narrowing the seat surface or adjusting the height of the seat surface.Also, you can lie on your back with your legs extended like an easy chair or a summer bed. There was no such thing that would make it possible to sit down.
本発明は、上述のような現状に鑑み、折り畳み椅子付きリュックサックについて更なる研究開発を進め、極めて商品価値の高い画期的な折り畳み椅子付きリュックサックを提供することを目的とする。 In view of the present situation as described above, an object of the present invention is to further research and develop a rucksack with a folding chair, and to provide an innovative rucksack with a folding chair with extremely high commercial value.
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
リュックサック1に折り畳み椅子2を付設し、前記リュックサック1を背負うことで前記折り畳み椅子2をこのリュックサック1と共に背負い状態で携行し得るように構成した折り畳み椅子付きリュックサックにおいて、前記リュックサック1は、背負い時に背中側となる背側面に前記折り畳み椅子2の背もたれ部4と連設する連設部5を設けた構成とし、前記折り畳み椅子2は、脚部6と座部7と前記背もたれ部4とから成り、前記脚部6は、一対の脚部半体6AをX状に交差枢着して折り畳み自在に構成すると共に、対向する上端部間に座部7を形成するシート部材8を架設して、このシート部材8により開脚幅を規制する構成とし、前記シート部材8は、前記脚部6の対向する上端部間に架設する架設長を調整する架設長調整機構9を具備した構成とし、前記背もたれ部4は、前記脚部6の一方の脚部半体6Aに回動自在に設けて前記脚部6に対して折り畳み重合自在に設けると共に、前記一方の脚部半体6Aに当接係止する当接係止部10を設けて、前記折り畳み椅子2を使用状態にした際、この当接係止部10が前記一方の脚部半体6Aに当接係止し、前記背もたれ部4に凭れ掛かっても該背もたれ部4が後方に傾倒回動しないように構成し、且つ、この当接係止部10が前記一方の脚部半体6Aに当接係止した状態においては、前記一方の脚部半体6Aの傾倒回動に伴いこの背もたれ部4が傾倒するように構成して、前記シート部材8の架設長を長くすると、前記脚部6の開脚角度が大きくなり該脚部6の上端部間が広がって座部7の座面長が伸長すると共に、この脚部6を構成する各脚部半体6Aが傾倒方向に回動して傾倒角度が大きくなって前記座部7の座面高さ位置が下降すると共に背もたれ部4の傾倒角度が大きくなり、前記シート部材8の架設長を短くすると、前記脚部6の開脚角度小さくなり該脚部6の上端部間が狭まって座部7の座面長が短縮すると共に、この脚部6を構成する各脚部半体6Aが起立回動して傾倒角度が小さくなって前記座部7の座面高さ位置が上昇すると共に背もたれ部4の傾倒角度が小さくなるように構成したことを特徴とする折り畳み椅子付きリュックサックに係るものである。
In the rucksack with a folding chair, the folding
また、前記架設長調整機構9は、前記脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の前記上端部間からはみ出す残余部11の残余長を調整し得る構成とし、このシート部材8の残余部11の残余長の調整により前記架設長を調整するように構成したことを特徴とする請求項1記載の折り畳み椅子付きリュックサックに係るものである。
In addition, the installation
また、前記架設長調整機構9は、前記シート部材8の一端又は前記シート部材8の一端を係止した前記脚部6の上端部に設けた係止具9Aと、前記シート部材8の他端に設けた帯状又は紐状の長尺部材9Bとから成り、前記長尺部材9Bに対して前記係止具9Aの係止位置を調整することにより前記シート部材8の架設長を調整し得る構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の折り畳み椅子付きリュックサックに係るものである。
Further, the installation
また、前記リュックサック1は、収納部1A内面に断熱材を設けて保温保冷機能を付与した構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の折り畳み椅子付きリュックサックに係るものである。 The rucksack 1 with a folding chair according to any one of claims 1 to 3, wherein the rucksack 1 has a structure in which a heat insulating material is provided on the inner surface of the storage portion 1A to provide a heat-retaining function. It is related to.
また、前記折り畳み椅子2は、前記脚部6を閉脚し側面視I字状に折り畳み、この側面視I字状に折り畳んだ脚部6に対して前記背もたれ部4を相対的に回動して重ね合わせて扁平状の折り畳み収納状態となるように構成し、この扁平状に折り畳んだ折り畳み椅子2が前記リュックサック1の前記背側面に添設状態になるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の折り畳み椅子付きリュックサックに係るものである。
The
本発明は上述のように構成したから、椅子に座る際に背もたれ部に凭れ掛かって座ることができるので、長時間座っていても疲れず、また、この背もたれ部の傾倒角度を自在に調整できるので、背もたれ部をより傾倒状態にすることによりリラックスした状態で座ることができ、しかも、この背もたれ部を傾倒させて傾倒角度を大きくすると、座部の座面が伸長して座部面積が広がり、更に、座部の座面高さが低くなるので、安楽椅子やサマーベッドのように足を伸ばして仰向けに寝そべるようにして座ることができ、より一層リラックスした状態で座ることができる実用性に優れた極めて商品価値の高い画期的な折り畳み椅子付きリュックサックとなる。 Since the present invention is configured as described above, when sitting on a chair, it is possible to sit on the backrest part so that it does not get tired even if sitting for a long time, and the tilt angle of the backrest part can be freely adjusted. So, you can sit in a relaxed state by making the backrest part more tilted, and if you tilt this backrest part and increase the tilt angle, the seat surface of the seat part will expand and the seat area will expand. Furthermore, because the seat surface height of the seat is lowered, you can sit like lying in the back with your legs extended like an easy chair or a summer bed, and you can sit in a more relaxed state It is a rucksack with a foldable folding chair that is extremely high in commercial value.
また、請求項2,3記載の発明においては、脚部の対向する上端部間に架設するシート部材の架設長を自在に調整し得る構成を容易に設計実現可能となる画期的な折り畳み椅子付きリュックサックとなる。
Further, in the inventions according to
また、請求項4記載の発明においては、折り畳み椅子に座って背もたれ部に凭れ掛かった際、リュックサック内に収納した収納物の温度が折り畳み椅子に座った人に伝わらず、よって、例えば、リュックサック内に冷たいものを収納した場合でも、この冷たい収納物の冷たさが折り畳み椅子に座った人に伝わらず、冷たい思いをせず快適に座ることができる実用性に優れた折り畳み椅子付きリュックサックとなる。
In the invention according to
また、請求項5記載の発明においては、極めて簡易な操作で容易に折り畳み椅子を折り畳み収納することができる実用性に優れた折り畳み椅子付きリュックサックとなる。
Further, in the invention described in
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。 An embodiment of the present invention which is considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings showing the operation of the present invention.
架設長調整機構9により脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長を長くすると、脚部6の開脚幅の規制が緩和され、脚部6の開脚幅、即ち脚部6の対向する上端部間の間隔が広がると共に、脚部6を構成する一対の脚部6が夫々傾倒回動して、脚部半体6Aの傾倒角度が大きくなる。
When the installation length of the sheet member 8 installed between the opposing upper ends of the
この脚部6の対向する上端部間の間隔が広がることにより、脚部6の上端部間に架設したシート部材8によって形成される座部7の座面長が伸長して座面が前後方向に広がる。
When the space between the upper ends of the
また、脚部6を構成する一対の脚部半体6Aが夫々傾倒回動して、この脚部半体6Aの傾倒角度が大きくなることで、各脚部半体6Aの上端部高さ位置が下がり、これにより、座部7の座面高さ位置が下降し、更に、脚部半体6Aと同様に、この脚部半体6Aに当接係止部10を当接係止した背もたれ部4の傾倒角度が大きくなり、背もたれ部4は後方に向かってより大きく傾倒した状態となる。
In addition, the pair of
また、架設長調整機構9により脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長を短くすると、脚部6の開脚幅の規制が強化され、脚部6の開脚幅、即ち脚部6の対向する上端部間の間隔が狭まると共に、脚部6を構成する一対の脚部6が夫々起立回動して、脚部半体6Aの傾倒角度が小さくなる。
Further, when the installation length of the sheet member 8 installed between the upper ends of the
この脚部6の対向する上端部間の間隔が狭まることにより、脚部6の上端部間に架設したシート部材8によって形成される座部7の座面長が短縮して座面が前後方向に狭まる。
By reducing the distance between the upper end portions of the
また、脚部6を構成する一対の脚部半体6Aが夫々起立回動して、この脚部半体6Aの傾倒角度が小さくなることで、各脚部半体6Aの上端部高さ位置が上がり、これにより、座部7の座面高さ位置が上昇し、更に、脚部半体6Aと同様に、この脚部半体6Aに当接係止部10を当接係止した背もたれ部4の傾倒角度が小さくなり、背もたれ部4はより直立状態に近づく状態となる。
Further, the pair of
このように、本発明は、架設長調整機構9により脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長を調整することで、折り畳み椅子2の座面の広さ及び座面の高さ位置並びに背もたれ部4の傾倒角度を自在に調整することができ、これによって、このリュックサック1に付設する折り畳み椅子2を安楽椅子やサマーベッドのように足を伸ばして仰向けに寝そべるように座ることができる状態にすることもでき、リラックスした状態で折り畳み椅子2に座ることができる実用性に優れた極めて商品価値の高い画期的な折り畳み椅子付きリュックサックとなる。
As described above, the present invention adjusts the installation length of the seat member 8 installed between the upper ends of the
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、リュックサック1に折り畳み椅子2を付設し、リュックサック1を背負うことで折り畳み椅子2をこのリュックサック1と共に背負い状態で携行し得るように構成した折り畳み椅子付きリュックサックである。
The present embodiment is a rucksack with a folding chair configured such that the
具体的には、リュックサック1は、背負い時に背中側となる背側面に折り畳み椅子2の背もたれ部4と連設する連設部5を設けた構成とし、折り畳み椅子2は、脚部6と座部7と前記背もたれ部4とから成り、脚部6は、一対の脚部半体6AをX状に交差枢着して折り畳み自在に構成すると共に、対向する上端部間に座部7を形成するシート部材8を架設して、このシート部材8により開脚幅を規制する構成とし、シート部材8は、脚部6の対向する上端部間に架設する架設長を調整する架設長調整機構9を具備した構成とし、背もたれ部4は、脚部6の一方の脚部半体6Aに回動自在に設けて脚部6に対して折り畳み重合自在に設けると共に、一方の脚部半体6Aに当接係止する当接係止部10を設けて、折り畳み椅子2を使用状態にした際、この当接係止部10が一方の脚部半体6Aに当接係止し、背もたれ部4に凭れ掛かってもこの背もたれ部4が後方に傾倒回動しないように構成し、且つ、この当接係止部10が一方の脚部半体6Aに当接係止した状態においては、一方の脚部半体6Aの傾倒回動に伴いこの背もたれ部4が傾倒するように構成して、シート部材8の架設長を長くすると、脚部6の開脚角度が大きくなりこの脚部6の上端部間が広がって座部7の座面長が伸長すると共に、この脚部6を構成する各脚部半体6Aが傾倒方向に回動して傾倒角度が大きくなって座部7の座面高さ位置が下降すると共に背もたれ部4の傾倒角度が大きくなり、シート部材8の架設長を短くすると、脚部6の開脚角度小さくなりこの脚部6の上端部間が狭まって座部7の座面長が短縮すると共に、この脚部6を構成する各脚部半体6Aが起立回動して傾倒角度が小さくなって座部7の座面高さ位置が上昇すると共に背もたれ部4の傾倒角度が小さくなるように構成したものである。
Specifically, the rucksack 1 has a configuration in which a
以下、本実施例に係る各構成要件の具体的構成について詳細に説明する。 Hereinafter, a specific configuration of each configuration requirement according to the present embodiment will be described in detail.
本実施例のリュックサック1は、図1に示すように、荷物を収納する袋状の収納部1Aと二本の肩掛けベルト1Bとから成る構成としている。 As shown in FIG. 1, the rucksack 1 of the present embodiment is configured by a bag-shaped storage portion 1 </ b> A for storing luggage and two shoulder belts 1 </ b> B.
袋状の収納部1Aは、内面に断熱材を設けて保温保冷機能を付与した構成としている。 The bag-shaped storage portion 1A has a configuration in which a heat insulating material is provided on the inner surface to provide a heat insulation and cold preservation function.
また、背負った際の背中側となる袋状収納部1Aの背側面に折り畳み椅子2の背もたれ部4と連設する連設部5を設けた構成としている。
Moreover, it is set as the structure which provided the
この連設部5は、図2に示すように、折り畳み椅子2の背もたれ部4を挿入配設し得る袋体状に形成すると共に、袋体内面に折り畳み椅子2の背もたれ部4に設けた係止部12と係合係止する係止受部13を設けた構成としている。
As shown in FIG. 2, the connecting
具体的には、本実施例では、折り畳み椅子2の背もたれ部4に係止部12としてのスナップボタンの凸型ボタン部12を設け、リュックサック1の連設部5に係止受部13としてのスナップボタンの凹型ボタン部13を設けて、スナップボタンによる係止構造を採用して、リュックサック1に対して折り畳み椅子2を着脱自在に設けた構成としている。
Specifically, in this embodiment, a
即ち、本実施例は、図3に示すように、この袋体状に形成した連設部5に折り畳み椅子2の背もたれ部4を挿入配設し、この挿入配設した折り畳み椅子2の背もたれ部4に設けた凸型ボタン部12を連設部5内面に設けた凹型ボタン部13に嵌めることで、折り畳み椅子2の背もたれ部4とリュックサック1の連設部5とが連設してリュックサック1と折り畳み椅子2とが一体化する構成とし、凸型ボタン部12を凹型ボタン部13から外すことで、折り畳み椅子2の背もたれ部4とリュックサック1の連設部5との連設状態が解除されリュックサック1と折り畳み椅子2とを分離することができる構成としている。
That is, in this embodiment, as shown in FIG. 3, the
また、本実施例の連設部5は、リュックサック1を背負った際の背側となる外面側部材にクッション性を付与した構成としている。
Moreover, the
即ち、本実施例は、折り畳み椅子2の背もたれ部4を挿入配設することにより、この連設部5の外面側部材が折り畳み椅子2の背もたれ部4の背もたれ面となる構成としており、この背もたれ面となる連設部5の外面側部材にクッション性を付与することで、背もたれ部4に凭れ掛かった際に背もたれ部4の硬さが身体に伝わらず快適に座ることができるように構成している。
In other words, in this embodiment, the
また更に、本実施例のリュックサック1は、図1に示すように、折り畳み椅子2を折り畳み収納した際、折り畳み椅子2の脚部6の下端部(地面に接地する接地部)を覆う脚部被覆部14を設けた構成とし、折り畳み収納した折り畳み椅子2の脚部6をこの脚部被覆部14で覆うことで、脚部6に付着した汚れが衣服に付着しないように構成している。
Furthermore, as shown in FIG. 1, the rucksack 1 of the present embodiment has a leg portion that covers the lower end portion (a grounding portion that contacts the ground) of the
具体的には、脚部被覆部14は、図4に示すように、シート状に形成し袋状収納部1Aの背側面の上部に一端(上端部)を連設し他端(下端部)を自由端状態に設けて、袋状収納部1Aの上方から折り畳み収納した折り畳み椅子2を被覆するように垂下させ、自由端の下端部はばたつかないよう面ファスナー等の係止部材15で係止する構成としている。
Specifically, as shown in FIG. 4, the
また、折り畳み椅子2は、前述したように脚部6と座部7と背もたれ部4とから成る構成としている。
Further, the
本実施例の脚部6は、一対の脚部半体6AをX状に交差枢着して開き操作により側面視X状に開脚し、閉じ操作により側面視I字状に閉脚する折り畳み自在な構成としている。
The
本実施例の脚部半体6Aは、一対の縦杆を間隔をおいて対向状態に配設し、この対向配設した一対の縦杆の上端部及び下端部の夫々に横杆を架設して平面視四角(長方形)環形状に形成した構成としている。
In the
また、脚部6の対向する上端部間、即ち、四角環状に形成した脚部半体6Aの夫々の上端部側の横杆間(以下、上部横杆間と称す)に座部7を形成するシート部材8を架設し、この各脚部半体6Aの上部横杆間に架設したシート部材8によりX状に開脚する開脚幅を規制する構成としている。
Further, the
即ち、脚部6をX状に開脚すると各脚部半体6Aの上部横杆間が広がり、この上部横杆間に架設したシート部材8が弛み状態から緊張状態となり、このシート部材8が緊張状態となることで各脚部半体6Aの上部横杆間の広がりを規制する構成としている。
That is, when the
また更に、本実施例の脚部6は、脚部半体6A、具体的には、折り畳んでリュックサック1の背側面に添設状態に収納した状態とした際に使用者の背中に当接する脚部半体6Aに背当て面16を設けた構成としている。
Furthermore, the
また、この脚部6の開脚幅を規制し、座部7を形成するシート部材8は、脚部6の対向する上端部間に架設する架設長を調整する架設長調整機構9を具備した構成としている。
In addition, the seat member 8 that regulates the leg width of the
具体的には、架設長調整機構9は、脚部6の各脚部半体6Aの上部横杆間に架設するシート部材8の上部横杆間からはみ出す残余部11の残余長を調整し得る構成とし、このシート部材8の残余部11の残余長の調整により、各脚部半体6Aの上部横杆間に架設するシート部材8の架設長を調整するように構成している。
Specifically, the installation
即ち、本実施例は、シート部材8の一側端部を、脚部6を構成する脚部半体6Aの一方の上部横杆に係止し、他側を脚部半体6Aの他方の上部横杆に巻き回して裏面側に折り返し状態に設け、この裏面側に折り返した残余部11に架設長調整機構9を設けて、この架設長調整機構9により残余部11の残余長を自在に調整し得る構成としている。
That is, in the present embodiment, one end of the sheet member 8 is locked to one upper reed of the
より具体的には、架設長調整機構9は、シート部材8の一端を係止した脚部6の上部横杆に設けた係止具9Aと、シート部材8の他端に設けた帯状又は紐状の長尺部材9Bとから成り、長尺部材9Bに対して係止具9Aの係止位置を調整することによりシート部材8の架設長を調整し得る構成としている。
More specifically, the erection
更に詳しく説明すると、本実施例では、この架設長調整機構9を図5に示すようにベルト様に構成し、脚部6の脚部半体6Aに設けた係止具9Aに挿通した長尺部材9Bを係止具9Aで所望の位置を挟み係止することにより長尺部材9Aの引き出し長を調整する構成としている。
More specifically, in the present embodiment, this erection
即ち、本実施例は、係止具9Aに挿通した長尺部材9Bの先端側の引き出し量を多くすることでシート部材8の残余部11が多くなり脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長が短くなり、係止具9Aに挿通した長尺部材9Bの先端側の引き出し量を少なくすることでシート部材8の残余部11が少なくなり脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長が長くなる構成としている。
That is, in the present embodiment, the remaining portion 11 of the sheet member 8 is increased by increasing the pull-out amount on the distal end side of the
また、背もたれ部4は、金属製パイプ部材を曲成して下方に開口するコ字状に形成し、左右の夫々の縦杆部を、脚部6を構成する脚部半体6Aの内、折り畳み椅子2を使用状態に展開した際、後方に傾倒状態となる方の脚部半体6Aに枢着して脚部6に対して回動自在に設けた構成としている。
Further, the
また、背もたれ部4は、左右の縦杆部の下端部に当接係止部10を設け、この当接係止部10が脚部6(脚部半体6A)に当接係止することにより後方への傾倒回動を不能とする構成としている。
Further, the
具体的には、図6に示すように、背もたれ部4の左右の夫々の縦杆部の下端部を内方に向けて折曲し、この折曲し内方に突出した部分を当接係止部10とし、本実施例は、この当接係止部10が背もたれ部4を設けた脚部半体6Aの外側に位置し脚部半体6Aの外側面に当接係止するように構成し、この当接係止部10が脚部6(脚部半体6A)に当接した状態においては、後方には傾倒回動不能となるが、前方には傾倒回動する構成としている。
Specifically, as shown in FIG. 6, the lower end portions of the left and right vertical saddle portions of the
上述のように構成した本実施例の作用・効果について以下に説明する。 The operation and effect of the present embodiment configured as described above will be described below.
本実施例は、リュックサック1の袋状収納部1Aの背側面に設けた連設部5に折り畳み椅子2の背もたれ部4を連設する構成としたので、折り畳み椅子2を使用状態に展開した際、図7に示すように、リュックサック1は折り畳み椅子2の背もたれ部4の背面側に添設状態になるので、リュックサック1を直接地面に置かなくても良く、よって、雨上がりなどで地面が濡れている場合などでもリュックサック1が汚れず、また、椅子に座ったままリュックサック1内の荷物を出し入れすることができる。
Since the present embodiment is configured such that the
また、本実施例は、この背もたれ部4に添設状態となるリュックサック1に断熱材を使用して保温保冷機能を付与した構成としたので、折り畳み椅子2に座って背もたれ部4に凭れ掛かった際、リュックサック1内(袋状収納部1A内)に収納した収納物の温度が折り畳み椅子2に座った人に伝わらず、よって、例えば、袋状収納部1A内に冷たいものを収納した場合でも、この冷たい収納物の冷たさが折り畳み椅子2に座った人に伝わらず、冷たい思いをせず快適に座ることができる。
Further, in this embodiment, since the backpack 1 that is attached to the
また更に、本実施例は、架設長調整機構9により脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長を長くすると、脚部6の開脚幅の規制が緩和され、脚部6の開脚幅、即ち脚部6の対向する上端部間の間隔が広がると共に、脚部6を構成する一対の脚部6が夫々傾倒回動して、脚部半体6Aの傾倒角度が大きくなる。
Furthermore, in this embodiment, when the installation length of the sheet member 8 installed between the opposing upper ends of the
具体的には、脚部6の対向する上端部間、即ち、各脚部半体6Aの上部横杆間の間隔が広がることにより、各脚部半体6Aの上部横杆間に架設したシート部材8によって形成される座部7の座面長が伸長して座面が前後方向に広がる。
Specifically, the sheet erected between the upper reeds of each
また、脚部6を構成する一対の脚部半体6Aが夫々傾倒回動して、この脚部半体6Aの傾倒角度が大きくなることで、各脚部半体6Aの上端部高さ位置が下がり、これにより、座部7の座面高さ位置が下降し、更に、脚部半体6Aと同様に、この脚部半体6Aに当接係止部10を当接係止した背もたれ部4の傾倒角度が大きくなり、背もたれ部4は後方に向かってより大きく傾倒した状態となる。
In addition, the pair of
また、架設長調整機構9により脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長を短くすると、脚部6の開脚幅の規制が強化され、脚部6の開脚幅、即ち脚部6の対向する上端部間の間隔が狭まると共に、脚部6を構成する一対の脚部6が夫々起立回動して、脚部半体6Aの傾倒角度が小さくなる。
Further, when the installation length of the sheet member 8 installed between the upper ends of the
具体的には、脚部6の対向する上端部間、即ち、各脚部半体6Aの上部横杆間の間隔が狭まることにより、各脚部半体6Aの上部横杆間に架設したシート部材8によって形成される座部7の座面長が短縮して座面が前後方向に狭まる。
Specifically, the sheet erected between the upper reeds of each
また、脚部6を構成する一対の脚部半体6Aが夫々起立回動して、この脚部半体6Aの傾倒角度が小さくなることで、各脚部半体6Aの上端部高さ位置が上がり、これにより、座部7の座面高さ位置が上昇し、更に、脚部半体6Aと同様に、この脚部半体6Aに当接係止部10を当接係止した背もたれ部4の傾倒角度が小さくなり、背もたれ部4はより直立状態に近づく状態となる。
Further, the pair of
このように、本実施例は、架設長調整機構9により脚部6の対向する上端部間に架設するシート部材8の架設長を調整することで、図8に示すように、折り畳み椅子2の座部7の座面長(座面広さ)及び座面の高さ位置並びに背もたれ部4の傾倒角度を自在に調整することができ、これによって、このリュックサック1に付設する折り畳み椅子2を安楽椅子やサマーベッドのように足を伸ばして仰向けに寝そべるように座ることができる状態にすることもでき、リラックスした状態で折り畳み椅子2に座ることができる実用性に優れた折り畳み椅子付きリュックサックとなる。
In this way, in this embodiment, the installation length of the
また、リュックサック1を背負う為に折り畳み椅子2をしまう際は、図9に示すように、脚部6の一方の脚部半体6Aを他方側に引き寄せるように折り畳んで脚部6を側面視I字状にし、図10に示すように、このI字状に折り畳んだ脚部6の下端側が上方に位置するように持ち上げ回動してリュックサック1の背側面に添設状態にする。
Further, when the
これにより、折り畳み椅子2の脚部6に設けた背当て面16がリュックサック1の背側面に位置し、リュックサック1を背負った際、折り畳み椅子2の硬い金属製パイプの部分が身体に当たらず、この背当て面16が当接するので、リュックサック1を背負った際、身体が痛くならず、長時間背負うことができる。
Thereby, when the
更に、図4に示すように、リュックサック1に設けた脚部被覆部14を折り畳み椅子2に被覆することで、脚部6に付着した汚れが衣服などに付着せず、よって、一々、背負う際に、脚部6の汚れを拭き取る作業が不要となる。
Further, as shown in FIG. 4, by covering the
このように、本実施例は、リュックサック1、折り畳み椅子2に従来にない様々な機能が付与され、極めて商品価値の高い実用性に優れた画期的な折り畳み椅子付きリュックサックとなる。
As described above, in this embodiment, the rucksack 1 and the
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 Note that the present invention is not limited to this embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1 リュックサック
1A 収納部
2 折り畳み椅子
4 背もたれ部
5 連設部
6 脚部
6A 脚部半体
7 座部
8 シート部材
9 架設長調整機構
9A 係止具
9B 長尺部材
10 当接係止部
11 残余部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Rucksack
10 Contact locking part
11 Remainder
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JP2001112541A (en) * | 1999-08-11 | 2001-04-24 | Itsusaku Hasui | Rucksack |
JP2007125347A (en) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Ikuko Atomura | Soft cooler type rucksack |
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