JP2014196137A - Pump container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、蓄圧が可能なポンプ容器に関する。 The present invention relates to a pump container capable of accumulating pressure.
現在、ピストンにより容器本体に空気を圧送することで蓄圧し、その圧力により容器本体内の内容物を噴出可能な、蓄圧式のポンプ容器が知られている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。
Currently, there is known a pressure-accumulating pump container capable of accumulating pressure by pumping air to the container body with a piston and ejecting the contents in the container body by the pressure (for example,
ポンプ容器は、容器本体と、容器本体に設けられ、開閉弁を有し、且つ、開閉弁を開閉するノズルと、容器本体に着脱可能に設けられ、ノズルを覆うキャップと、を備えている。また、ポンプ容器は、容器本体に設けられたシリンダと、キャップに設けられ、シリンダに往復自在に挿入されるとともに、空気を圧縮する空気室を形成するピストンと、空気室から容器本体へ続く流路を閉塞する弁体と、を備えている。 The pump container includes a container body, a nozzle that is provided on the container body, has an opening / closing valve, opens and closes the opening / closing valve, and a cap that is detachably provided on the container body and covers the nozzle. In addition, the pump container is provided in a cylinder provided in the container body, in a cap, reciprocally inserted into the cylinder, and a piston that forms an air chamber for compressing air, and a flow from the air chamber to the container body. And a valve body that closes the passage.
ポンプ容器は、シリンダにピストンを挿入し、ピストンを上死点から下死点に移動させて空気室を収縮させることで、ピストンにより空気を圧縮し、圧縮された空気を容器本体内に圧送する。このように、ポンプ容器は、ピストンを往復動させることで、圧縮された空気を容器本体内に繰り返し圧送し、容器本体内の圧力を大気圧よりも高い圧力となるように加圧することで、蓄圧可能に形成されている。 The pump container inserts the piston into the cylinder, moves the piston from the top dead center to the bottom dead center, and contracts the air chamber, thereby compressing the air by the piston and pumping the compressed air into the container body. . Thus, the pump container reciprocally moves the piston to repeatedly pump the compressed air into the container body, and pressurizes the pressure in the container body to be higher than atmospheric pressure. It is formed so that it can accumulate pressure.
上述したポンプ容器では、以下の問題があった。即ち、ポンプ容器は、ノズルを覆うキャップにピストンを配置する構成であるが、ピストンは、空気を圧縮するためのストロークが必要であることから、キャップからピストンが突出して配置される。 The pump container described above has the following problems. That is, the pump container has a configuration in which the piston is disposed on the cap that covers the nozzle. However, since the piston needs a stroke for compressing air, the piston projects from the cap.
ポンプ容器は、その使用として、内容物を噴出するときに、キャップ及びピストンを容器本体から取り外してノズルを操作することから、ポンプ容器の使用時に、容器本体から取り外したキャップに配置されたピストンが異物と接触する虞があった。ピストンは、異物と接触して損傷すると、シリンダとの接触部が密封できなくなり、空気が圧縮できなくなる虞があった。そこで、ピストンの保護が可能なポンプ容器が求められている。 As the pump container is used, the cap and the piston are removed from the container body and the nozzle is operated when the contents are ejected. Therefore, when the pump container is used, the piston disposed on the cap removed from the container body is used. There was a risk of contact with foreign matter. If the piston is damaged by contact with foreign matter, the contact portion with the cylinder cannot be sealed, and air may not be compressed. Thus, there is a need for a pump container that can protect the piston.
そこで、本発明は、ピストンの保護が可能なポンプ容器を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the pump container which can protect a piston.
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のポンプ容器は、次のように構成されている。 In order to solve the above problems and achieve the object, the pump container of the present invention is configured as follows.
本発明の一態様として、内容物を貯留可能な円筒状の容器本体と、前記容器本体の一方の端部に設けられ、前記内容物を噴出する噴出孔を有するノズルと、前記容器本体に設けられたシリンダ、前記シリンダ内を往復動可能、且つ、前記シリンダと空気室を形成するピストン、及び、前記シリンダ及び前記ピストンにより圧縮された空気を前記容器本体に移動させる弁体を有する圧縮機構と、その内部に前記ピストンを固定し、且つ、前記ピストンをその内部に収納可能に形成された、前記容器本体の端部を覆うカバーと、を備える。 As one aspect of the present invention, a cylindrical container main body capable of storing contents, a nozzle provided at one end of the container main body and having an ejection hole for ejecting the contents, and provided in the container main body And a compression mechanism having a valve body that can reciprocate within the cylinder and that forms an air chamber with the cylinder, and a valve body that moves the cylinder and the air compressed by the piston to the container body. And a cover that covers the end of the container body, the piston being fixed inside the piston, and the piston being housed therein.
本発明によれば、ピストンの保護が可能なポンプ容器を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the pump container which can protect a piston.
以下、本発明の第1の実施形態に係るポンプ容器の構成を、図1乃至図6を用いて説明する。 Hereinafter, the configuration of the pump container according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 6.
図1は本発明の第1の実施形態に係るポンプ容器1の構成を示す斜視図、図2はポンプ容器1の構成であって、ポンプ容器1に用いられるキャップ6を移動させた構成を示す斜視図、図3はポンプ容器1の構成であって、キャップ6を取り外した状態を示す斜視図、図4はポンプ容器1の構成であって、キャップ6に設けられたピストン52が下死点に位置する状態の構成を示す断面図、図5はポンプ容器1の構成であって、ピストン52が上死点に位置する状態の構成を示す断面図、図6はポンプ容器1の構成であって、キャップ6を取り外した上体を示す断面図である。
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a
図1乃至図5に示すように、ポンプ容器1は、内容物100を貯留する容器部5と、容器部5を覆うキャップ6と、容器部5及びキャップ6に設けられ、空気を圧縮して容器部5に供給する圧縮機構7と、容器部5及びキャップ6に設けられ、キャップ6を容器部5に対して移動可能、且つ、着脱可能に形成された螺合部材8と、を備えている。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
このようなポンプ容器1は、所謂蓄圧式ポンプ容器と呼ばれ、容器部5の内圧を圧縮機構7により大気圧よりも高圧に加圧し、当該圧力により内容物100を噴出可能に形成されている。
Such a
図4乃至図6に示すように、容器部5は、内容物100を貯留可能な容器本体11と、容器本体11に設けられ、内容物100を噴射可能な噴射機構12と、を備えている。容器本体11は、有底円筒状に形成され、開口する一端に、噴射機構12を着脱自在に固定する雄ねじ部14が形成される。
As shown in FIGS. 4 to 6, the
容器本体11は、その外周面に、キャップ6の移動を案内するとともに、キャップ6を容器本体11に固定するための螺合部15を備えている。螺合部15は、多条ねじである。例えば、螺合部15は、四条ねじの雄ねじである。また、螺合部15は、90度から150度程度の回転により、圧縮機構7の後述するピストン52が上死点及び下死点間を移動可能とする軸心方向の長さに形成されている。
The container
噴射機構12は、容器本体11に固定される固定部材21と、固定部材21により容器本体11に固定されるシリンダ22と、シリンダ22に固定される操作部23と、操作部23に設けられるチューブ24と、を備えている。
The
固定部材21は、容器本体11の雄ねじ部14と螺合する雌ねじ部26をその内周側に有するとともに、その一端側に、容器本体11の開口よりも小径に開口する開口部27aを有する端面27が形成されている。固定部材21は、その雌ねじ部26を容器本体11の雄ねじ部14と螺合させることで、容器本体11に固定される。また、固定部材21は、その端面27及び容器本体11の端部間においてシリンダ22の一部を挟持することで、シリンダ22を容器本体11に固定可能に形成されている。開口部27aは、その内径が、シリンダ22の内周面の内径及びピストン52の外径よりも大径に形成されている。
The
シリンダ22は、一端が閉塞し他端が開口する二重状の円筒により形成されるシリンダ部31と、シリンダ部31の他端であって、外方に向って延設して設けられた円環状のフランジ32と、シリンダ部31の他端に設けられ、操作部23を取り付け可能に形成された取付部33と、を備えている。
The
シリンダ部31は、第1円筒部31aと、第1円筒部31aよりも小径であって、且つ、第1円筒部31aの内周面に対してその外周面が離間する第2円筒部31bと、第1円筒部31a及び第2円筒部31bの一端を閉塞する底部31cと、を備えている。シリンダ部31は、フランジ32が容器本体11及び固定部材21間に固定されたときに、シリンダ部31が、容器本体11内へ位置するように、フランジ32に垂下して配置される。
The
フランジ32は、第1円筒部31aの他端に設けられている。フランジ32は、容器本体11の開口する端部と、固定部材21の端面27との間に配置され、容器本体11に固定部材21が固定されることで、容器本体11に固定される。
The
取付部33は、第2円筒部31bの他端に設けられた開口部33aを有する取付面33b、及び、第2円筒部31bの内周面により構成される。取付面33bは、操作部23の後述するステム42を挿入可能に形成される。また、取付面33bは、例えば、移動した操作部23の後述するノズル43と当接可能に、その外面の一部が突出して形成される。取付面33bは、容器本体11の内部と外部とを連通する開口部を有しており、その開口部を開閉する第1開閉弁33c(弁体)を備えている。
The
第1開閉弁33cは、圧縮機構7及び容器本体11間の流路を開閉可能に形成されている。第1開閉弁33cは、当該流路を常時閉塞する閉状態であって、且つ、圧縮機構7内の圧縮された空気により押圧されることで、開状態に切換可能に形成されている。このように、第1開閉弁33cは、圧縮空気によって開状態となることで、圧縮機構7により圧縮された空気を容器本体11内の上部に供給可能に形成されている。
The first on-off
操作部23は、ハウジング41と、ハウジング41内に設けられたステム42と、ステム42に設けられたノズル43と、ハウジング41及びステム42間に形成される内容物100の流路を開閉する第2開閉弁44と、ステム42をハウジング41側から容器部5の外方に向って付勢するコイルばね45と、を備えている。
The
ハウジング41は、第2円筒部31bの内周面に固定される。ハウジング41は、筒状に設けられ、その内部にステム42、第2開閉弁44及びコイルばね45を支持可能、且つ、その端部にチューブ24を固定可能に形成されている。ハウジング41は、その内部に、チューブ24から第2開閉弁44を経てステム42への流路を形成する。ハウジング41は、その外周面に軸心方向に延びる複数のリブが形成される。ハウジング41は、それらのリブ間の隙間により、その外周面と第2円筒部31bの内周面との間に空気の流路を形成する。
The
ステム42は、その一部が取付面33bの開口部33aから突出して、ハウジング41内に配置されるとともに、当該突出する部位が操作されることで、第2開閉弁44を開状態に操作可能に形成されている。
A part of the
具体的には、ステム42は、その一部がシリンダ22の取付面33bから突出して配置されるとともに、その他部が第2円筒部31b内に位置するように、ハウジング41内に配置される。ステム42は、例えば有底の円筒状に形成され、スプリング45により取付面33b側に付勢されることで、取付面33bの開口部33aからその一部が常時突出して配置される。ステム42は、取付面33bから突出するその先端が、孔部42aにより開口する。ステム42は、取付面33bから突出した状態から、所定の量だけ、容器本体11内に向って移動可能に形成されている。
Specifically, the
孔部42aは、その軸心方向に沿って開口端から他端側に向かって延設されるとともに、ステム42のハウジング41内に位置する中途部から、ステム42の外周面に連通して形成される。孔部42aは、ステム42の外周面の開口により形成される流路が、第1開閉弁44により開閉される。
The
ノズル43は、押圧操作されることで、ステム42を操作して移動させるアクチュエータである。また、ノズル43は、ステム42に固定されるとともにステム42の孔部42aと連続し、内容物100の流路を形成する連続孔43a、及び、連続孔43aと連続する噴射孔43bを備えている。
The
第2開閉弁44は、ハウジング41及び孔部42a間の流路を開閉可能に形成されている。第2開閉弁44は、当該流路を常時閉塞する閉状態であって、且つ、容器本体11内へ移動するステム42により押圧されることで、開状態に切換可能に形成されている。このように、第2開閉弁44は、ステム42の移動によって開状態となることで、ステム42の外周面から開口される孔部42aの開口により形成されるハウジング41及び孔部42a間の内容物100の流路を連通可能に形成されている。
The second on-off
スプリング45は、ステム42を取付面33b側に常時付勢することで、第2開閉弁44の閉状態を維持可能に形成されている。また、スプリング45は、ノズル43が操作され、ステム42により押圧されることで圧縮し、ノズル43の操作が解除されることで復元してステム42を取付面33b側に付勢する。
The
チューブ24は、ハウジング41に固定されるとともに、容器本体11の底部まで延設される。チューブ24は、容器本体11内からハウジング41までの流路を形成する。
The
図4及び図5に示すように、キャップ6は、一端が閉塞し、他端が開口するとともに、容器部5の端部及び外周面の一部を覆うカバー51と、カバー51内に設けられたピストン52と、を備えている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
カバー51は、有底円筒状に形成され、その閉塞する端部であって内面側にピストン52を固定可能に形成されている。カバー51は、その端部から開口端までの長さが、固定されたピストン52の長さよりも長く形成されている。カバー51は、その開口端よりも内側に、ピストン52を収容可能に形成されている。
The
カバー51は、その内周面に、螺合部15と螺合する被螺合部55を備えている。被螺合部55は、多条ねじの雌ねじである。例えば、被螺合部55は、螺合部15の四条ねじと係合可能に、雌ねじが4の倍数設けられた多条ねじが形成されている。また、被螺合部55は、螺合部15と同様に、90度以上150度以下程度回転させることで上死点及び下死点間をピストン52が移動可能に形成されている。また、カバー51は、その閉塞する端部の内面に、ピストン52を固定可能に形成されている。
The
ピストン52は、例えば、一端が閉塞する有底円筒状に形成されるとともに、閉塞する一端がカバー51に固定される。また、ピストン52は、閉塞する一端からその開口端に向かって延在する円筒状の円筒部53、開口する一端に、規制部56、規制部56の外周側に設けられたシール部57、及び、シール部57近傍の円筒部53に設けられた逆止弁58を備えている。
For example, the
ピストン52は、シリンダ部31とともに、ピストン52の移動によりその容積が可変する空気室を形成する。ピストン52は、その内部に、換言すると空気室内に、シリンダ部31の取付部33から突出するステム42の一部及びノズル43の一部を収納可能に形成される。なお、空気室の容積が最小となるピストン52の位置を下死点、空気室の容積が最大となるピストン52の位置を上死点として説明する。
The
規制部56は、ピストン52の開口する端部であって、シール部57と同一位置又はシール部57よりも突出して設けられ、シリンダ部31の底部31cと当接可能に形成されている。即ち、規制部56は、ピストン52が下死点に位置するときに、シリンダ部31の底部31cと当接することで、ピストン52の移動を規制可能に形成される。
The restricting
シール部57は、ピストン52の外周面に設けられ、ピストン52の外周面と、シリンダ部31の第1円筒部31aの内周面との間を密封可能に形成されている。なお、シリンダ部31の開口する端部側においてシール部57がシリンダ部31の第1円筒部31aとピストン52とを密封可能な限界位置が、ピストン52の上死点となる。
The
逆止弁58は、例えば、シール部57の付け根付近の円筒部53に設けられ、円筒部の周方向に延在し、かつ、円筒部53を貫通するスリットである。逆止弁58は、ピストン52が下死点に向って移動するときに閉状態となり、ピストン52が上死点に向って移動するときに開状態となる開閉弁である。
The
具体的には、逆止弁58は、ピストン52が下死点に向って移動するときに、シール部57とシリンダ部31との摩擦力によりシール部57がピストン52の移動の抵抗となることで、円筒部53が圧縮されてスリットが閉じられる。また、逆止弁58は、ピストン52が上死点に向って移動するときに、シール部57とシリンダ部31との摩擦力によりシール部57がピストン52の移動の抵抗となることで、円筒部53が伸張されてスリットが開かれる。
Specifically, in the
また、逆止弁58は、ピストン52がカバー51を回転させることで移動する場合、そのスリットが、カバー51の回転方向、換言すると被螺合部55の延在方向、と交差する方向、より好ましくは直交する方向に延在してなる。すなわち、ピストン52は、カバー51の被螺合部55に沿って回転しながら移動するため、逆止弁58は、その移動方向に交差するようにスリットが形成されることで、当該スリットが逆止弁としての機能を十分に発揮することができる。
Further, when the
圧縮機構7は、上述した、シリンダ22、第1開閉弁33c及びピストン52により構成され、リニア移動により空気を圧縮する所謂ハンドポンプである。具体的には、圧縮機構7は、第1開閉弁33c、シール部57、及び、逆止弁58によって密封された空気室をシリンダ部31及びピストン52により形成する。圧縮機構7は、ピストン52が上死点側から下死点側に移動することで、当該空気室の空気を圧縮可能に形成されている。また、圧縮機構7は、圧縮された空気によって第1開閉弁33cが開状態となることで、空気室から、孔部42a及びハウジング41を介して容器本体11内に圧縮空気を供給可能に形成される。
The
螺合部材8は、容器本体11に設けられた螺合部15及びカバー51に設けられた被螺合部55により構成されている。螺合部材8は、螺合部15及び被螺合部55を係合後、カバー51を容器本体11に対して一方向に回転させることで、下死点に向ってピストン52を移動させることが可能に形成されている。また、螺合部材8は、カバー51を容器本体11に対して他方向に回転させることで、上死点に向ってピストン52を移動させることが可能、且つ、上死点にピストン52が到達後、更にカバー51を回転させることで、カバー51を容器本体11から取り外すことが可能に形成されている。
The screwing
このような構成のポンプ容器1は、例えば、スプリング45がステンレス鋼等の金属材料やポリアセタール等の樹脂材料により形成されるとともに、他の構成がポリプロピレン等の樹脂材料により構成される。また、ポンプ容器1は、少なくとも、容器本体11、螺合部15、シリンダ部31、カバー51、ピストン52及び被螺合部55のそれぞれの軸心が同軸上となるように形成及び配置される。
In the
次に、このように構成されたポンプ容器1の使用方法について図1乃至図6を用いて説明する。
先ず、キャップ6が容器部5から取り外されている場合には、図2及び図5に示すように、カバー51の被螺合部55を容器本体11の螺合部15と係合させる。次に、図1及び図4に示すように、ピストン52の規制部56がシリンダ部31の底部31cに当接するまでカバー51を容器本体11に対して一方向に回転させ、ピストン52を下死点まで移動させる。
Next, the usage method of the
First, when the
これにより、ピストン52が下死点まで移動する間において、空気室内の空気が圧縮され、圧縮された空気が容器本体11内に供給される。具体的には、ピストン52がシリンダ部31に対して下死点側に向って移動することで、空気室の容積が減少し、空気室内の空気が圧縮される。より具体的には、第1開閉弁33cが開状態となる所定の圧力まで空気が圧縮されると、第1開閉弁33cが開状態となり、空気室内の空気が容器本体11に供給される。
Thereby, while the
次に、カバー51を容器本体11に対して他方向に回転させて、ピストン52を下死点から上死点まで移動させる。ピストン52が下死点から上死点まで移動する間、ピストン52の逆止弁58が開状態となり、空気室内に空気が供給される。また、第1開閉弁33cは閉状態となり、容器本体11内の空気が空気室に移動することが防止され、容器本体11内が蓄圧された状態を維持する。
Next, the
このように、カバー51を容器本体11に対して一方向及び他方向に回転させて、ピストン52の往復動を繰り返すことにより、圧縮された空気を容器本体11内に供給し、容器本体11内を加圧し、且つ、第1開閉弁33cにより容器本体11内を密封することで、容器本体11において蓄圧する。
Thus, by rotating the
容器本体11に蓄圧がなされたら、カバー51を他方向に回転させて、図3及び図6に示すように、容器本体11からキャップ6を取り外す。次に、ノズル43を押圧し、ステム42を移動させる。これにより、第2開閉弁44が操作されて開状態となり、容器本体11内から、チューブ24、ハウジング41、ステム42の孔部42a及び連続孔43aを介して噴射孔43bまで、内容物100の流路が連続する。流路が連続すると、容器本体11内の空気の圧力によって内容物100が押圧されて、噴射孔43bから内容物100が噴射される。
When pressure is accumulated in the
内容物100を必要な量噴射することが終了後、カバー51を容器本体11に取り付けて、ピストン52が下死点となる位置までカバー51を容器本体11に螺合させる。これにより、次回使用時まで、容器本体11がカバー51に覆われ、操作部23が誤って操作されることが防止される。
After the required amount of
例えば、内容物100が必要な量を噴射する前に、容器本体11内の圧力が減圧され、大気圧と略同一圧力となった場合には、再びカバー51を容器本体11に取り付けて、カバー51を回転させ、ピストン52を往復動させて、容器本体11内を加圧し、再度容器本体11内の蓄圧を行う。蓄圧後、再度操作部23を操作することで、内容物100を噴射させ、内容物100を必要な量だけ噴射させる。
For example, when the pressure in the container
このように構成されたポンプ容器1によれば、カバー51にピストン52を設けるとともに、容器本体11にシリンダ22を設けることで圧縮機構7を構成し、且つ、容器本体11及びカバー51に螺合部材8を設ける構成とする。これにより、カバー51を容器本体11に対して回転させることで、当該カバー51の回転を螺合部材8によってピストン52の移動に変換することが可能となる。
According to the
ポンプ容器1は、カバー51を回転させることで、ピストン52を往復動させることが可能となり、圧縮機構7により容易に空気を圧縮し、容器本体11内を加圧することが可能となる。即ち、ポンプ容器1は、カバー51の回転力をピストン52の直進方向の力に、螺合部材8で変換することから、ピストン52を直接押圧するよりも、小さな力でピストン52を往復動させることが可能となる。このため、ピストン52により圧縮された空気室内の空気によりピストン52が押圧されても、小さな力でピストン52を移動させることが可能となり、ポンプ容器1は使用性を向上させることが可能となる。
The
また、螺合部材8は、螺合部15及び被螺合部55を、多条ねじとするとともに、ピストン52の上死点から下死点までのストローク量を、カバー51を90度から150度程度で回転したときに得られるピッチに設定する構成とした。ポンプ容器1は、このような構成とすることで、人間工学的な見地から明確な人間の手首の可動角度内で、ピストン52を往復動可能となり、効率的に圧縮機構7を駆動して蓄圧することが可能となる。
Further, the screwing
また、キャップ6は、カバー51の端部から開口端までの長さを、カバー51に固定されたピストン52の閉塞する端部から開口端までの長さよりも長い構成とすることで、カバー51を容器本体11から取り外した場合に、ピストン52がカバー51から突出することを防止可能となる。これにより、キャップ6は、カバー51を容器本体11から取り外した後ピストン52が他の物体(異物)と接触することを防止し、ピストン52を保護することが可能となる。
The
このようにポンプ容器1は、ピストン52をカバー51により保護し、ピストン52が損傷することによる圧縮機構7の機能損失となることを防止することが可能となる。ポンプ容器1は、ピストン52の損傷を防止可能となることで、寿命の向上及び信頼性を向上することも可能となる。
Thus, the
上述したように本発明の第1の実施形態に係るポンプ容器1によれば、ピストン52をカバー51内に収容するとともに、螺合部材8の螺合により圧縮機構7を駆動して空気を圧縮することで、ピストン52の保護が可能であって、且つ、蓄圧が容易となる。
As described above, according to the
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、ピストン52のシール部57に逆止弁58を設ける構成を説明したがこれに限定されず、シール部57とは別体に逆止弁を設ける構成であってもよい。以下、本発明の第2の実施形態として、ポンプ容器1にシール部57とは別体に用いられる逆止弁58Aの構成を、図7を用いて説明する。
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above. For example, in the above-described example, the configuration in which the
なお、図7は本発明の第2の実施形態に係る逆止弁58Aを用いたポンプ容器1Aの要部構成を示す説明図である。なお、第2の実施形態に係るポンプ容器1Aの構成中、上述した第1の実施形態に係るポンプ容器1と同様の構成には同一の符号を付し、その詳細な構成についての説明は省略する。
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a main configuration of a
ポンプ容器1Aは、容器部5と、キャップ6Aと、を備えている。図7に示すように、キャップ6Aは、カバー51と、ピストン52Aと、逆止弁58Aと、を備えている。
The
ピストン52Aは、一端が閉塞する有底円筒状に形成されるとともに、閉塞する一端がカバー51に固定される。ピストン52Aは、開口する一端に、規制部56及びシール部57を備えている。
The
ピストン52Aは、閉塞する一端の一部に外気と通じる外気孔61が設けられるとともに、閉塞する一端に、逆止弁58Aが配置される。このようなピストン52Aは、上述したピストン52の逆止弁58が設けられず、且つ、閉塞する一端に外気孔61が設けられるとともに逆止弁58Aが配置される構成であり、その他の構成は同様の構成である。
The
逆止弁58Aは、ピストン52Aの閉塞する一端に設けられ、外気孔61を閉塞可能な弁体65と、弁体65を支持する支持体66と、を備えている。逆止弁58Aは、空気室内に弁体65及び支持体66が配置される。
The
逆止弁58Aは、空気室内の圧力が増加した場合に、圧縮された空気により、弁体65が外気孔61を閉塞するように、ピストン52Aの閉塞する端部に押圧され、外気及び空気室間を密封可能に形成されている。また、逆止弁58Aは、空気室内の圧力が低下、換言すると、空気室の容積が膨張すると、外気孔61から大気圧によって押圧され、弁体65が外気孔61から離間し、外気及び空気室間を、外気孔61を介して連通可能に形成される。
When the pressure in the air chamber increases, the
このような構成の逆止弁58Aを用いたポンプ容器1Aは、カバー51を容器本体11に対して回転させることで、ピストン52Aがシリンダ部31に対して往復動することで、容器本体11内を加圧することが可能となり、上述したポンプ容器1と同様の効果を有することが可能となる。
The
また、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、圧縮機構7及び螺合部材8は、容器部5の操作部23が設けられる一方側及びキャップ6に設ける構成を説明したがこれに限定されない。例えば、容器部5の他方側、具体的には容器部5の底側に、容器本体11を覆うキャップをさらに設け、当該キャップ及び容器本体11の底側に圧縮機構7及び螺合部材8を設ける構成であってもよい。また、容器部5の一方側及び他方側の双方に圧縮機構7及び螺合部材8を設ける構成であってもよい。
Moreover, the present invention is not limited to the above-described embodiments. For example, in the above-described example, the configuration in which the
また、上述した例では、螺合部材8は、螺合部15及び被螺合部55に多条ねじを設ける構成のみを説明したが、例えば、ピストン52が上死点及び下死点の位置に位置するときに、螺合部15及び被螺合部55の移動が規制されるストッパーをさらに設ける構成としてもよい。このような構成とすることで、ポンプ容器1を使用しない状態においては、ピストン52が下死点となる位置で容器本体11にカバー51を固定可能となる。また、ピストン52の下死点側から上死点側への移動時において、カバー51を過回転させて、ピストン52が上死点を超えてシリンダ部31から抜けることを防止可能となる。
Further, in the above-described example, the screwing
さらに、上述した例では、圧縮機構7は、シリンダ22及びピストン52により空気室を一つ形成する構成を説明したがこれに限定されない。例えば、圧縮機構7は、空気室を二つ構成するピストン及びシリンダを用い、ピストンの往復の双方において、空気を圧縮する構成であってもよい。
Furthermore, although the
また、上述した例では、キャップ6は、カバー51を回転させてピストン52を上死点及び下死点間で移動させる構成を説明したが、上死点及び下死点の直前間で移動させる構成であっても勿論よい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
In the above-described example, the configuration has been described in which the
1…ポンプ容器、5…容器部、6、6A…キャップ、7…圧縮機構、8…螺合部材、11…容器本体、12…噴射機構、15…螺合部、21…固定部材、22…シリンダ、23…操作部、24…チューブ、27…端面、27a…開口部、31…シリンダ部、31a…第1円筒部、31b…第2円筒部、32…フランジ、33…取付部、33a…開口部、33b…取付面、33c…第1開閉弁(弁体)、41…ハウジング、42…ステム、42a…孔部、43…ノズル、43a…連続孔、43b…噴射孔、44…第2開閉弁、45…スプリング、51…カバー、52…ピストン、53…円筒部、55…被螺合部、56…規制部、57…シール部、58…逆止弁、61…外気孔、65…弁体、66…支持体、100…内容物。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記容器本体の一方の端部に設けられ、前記内容物を噴出する噴出孔を有するノズルと、
前記容器本体に設けられたシリンダ、前記シリンダ内を往復動可能、且つ、前記シリンダと空気室を形成するピストン、及び、前記シリンダ及び前記ピストンにより圧縮された空気を前記容器本体に移動させる弁体を有する圧縮機構と、
その内部に前記ピストンを固定し、且つ、前記ピストンをその内部に収納可能に形成された、前記容器本体の端部を覆うカバーと、
を備えることを特徴とするポンプ容器。 A cylindrical container body capable of storing contents;
A nozzle provided at one end of the container body and having a jet hole for jetting the contents;
A cylinder provided in the container main body, a piston capable of reciprocating in the cylinder, and a piston that forms an air chamber with the cylinder, and a valve body that moves air compressed by the cylinder and the piston to the container main body A compression mechanism having
A cover that covers the end of the container body, the piston being fixed inside the piston, and the piston being housed therein;
A pump container comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013073497A JP2014196137A (en) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | Pump container |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014196137A true JP2014196137A (en) | 2014-10-16 |
Family
ID=52357287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013073497A Pending JP2014196137A (en) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | Pump container |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014196137A (en) |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013073497A patent/JP2014196137A/en active Pending
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