JP2014196136A - エアゾール容器及び噴射部材 - Google Patents

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博也 森田
植平 庄治
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Abstract

【課題】本発明は、簡単な構成で、容易に残存する噴射剤を排出可能なエアゾール容器及び噴射部材を提供すること。【解決手段】ステム21の移動により流路が開閉する開閉手段12を有し、主剤及び噴射剤をその内部に封入する容器本体11を具備するエアゾール容器1の噴射部材6は、ステム21と嵌合する円筒状の固定部36が一体に設けられ、噴射口37がその外面に形成された第1基部35を有する操作部31と、その閉塞する他方の端部に操作部31を通過可能な開口部55を有する凹部54及び開口部55を挟んで凸部56が形成された第2基部50、第2基部50の他方の端部に設けられ、容器本体11に固定される第2固定部59、並びに、凹部54に設けられ、第2固定部59が容器本体11に固定されたときに、操作部31をステム21の移動方向に押圧する押圧部58、を具備するカバー32と、を備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、内容物を噴射可能なエアゾール容器及びエアゾール容器に用いられる噴射装置に関する。
現在、主剤及び主剤を噴射させる容器として、エアゾール容器が知られている。このエアゾール容器は、ガス又は液状ガス等の噴射剤及び主剤が封入された容器部と、容器部内の噴射剤及び主剤を噴射する噴射口を有する、樹脂材料により成形された操作部、並びに、容器部の操作部が設けられた端部を覆うカバーを具備する噴射部材と、を備える。エアゾール容器は、操作部を操作することで、主剤を噴射可能に形成される。
このようなエアゾール容器は、封入された主剤を噴射しても、容器部内に噴射剤が残存することがある。エアゾール容器は、その廃棄時に、内部に残存する噴射剤を排出しておくことが望まれている。しかし、噴射剤を排出するために、操作部を噴射剤の排出が完了するまで操作することは、使用者の負担が大きい。そこで、エアゾール容器は、廃棄時に、容易に噴射剤を排出することが可能な技術が知られている。
例えば、噴射剤を容器部から排出する技術として、操作部の外周面に突起部を設け、噴射剤を排出する際に、カバーに当該突起部を干渉させるエアゾール容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。このエアゾール容器は、通常使用時においてはカバーに突起部が干渉せず、噴射剤を容器部から排出する際に、カバーを反転させて容器部に固定し、カバーを突起部に干渉させることで、カバーによって操作部を操作可能となる。
特許第4890430号公報
上述したエアゾール容器では、以下の問題があった。即ち、エアゾール容器は、噴射剤の排出時にカバーと干渉する突起部が、操作部の外周面に一体成形される。しかし、樹脂材料により突起部を成形する場合、操作部の外周面に突起する突起部を、精度よく成形することが比較的難しい、という問題がある。この突起部は、寸法精度によっては、カバーとの係合が行われず、結果、ガスの排出機能の低下又は損失となる虞がある。
そこで、本発明は、簡単な構成で、容易に残存する噴射剤を排出可能なエアゾール容器及び噴射部材を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明のエアゾール容器及び噴射部材は、次のように構成されている。
本発明の一態様として、エアゾール容器は、ステムの移動により前記ステムに形成された流路が開閉する開閉手段を有し、主剤及び前記主剤を噴射させる噴射剤をその内部に封入する容器本体と、前記ステムと嵌合する円筒状の固定部、及び、その一端を閉塞する天井面に前記固定部が一体に設けられるとともに、前記ステムに形成された流路及び前記固定部を介して連通する噴射口がその外面に形成された第1基部を有する操作部と、その一方の端部が開口し、且つ、その他方の端部が閉塞するとともに、その閉塞する前記他方の端部に前記操作部を通過可能な開口部を有する凹部及び前記他方の端部に、前記開口部を挟んで一対設けられた凸部が形成された第2基部、前記第2基部の前記一方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第1固定部、前記第2基部の他方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第2固定部、並びに、前記凹部に設けられ、前記第2固定部が前記容器本体に固定されたときに、前記操作部を前記ステムの移動方向に押圧する押圧部、を具備するカバーと、を備える。
本発明の一態様として、噴射部材は、ステムの移動により前記ステムに形成された流路が開閉する開閉手段を有し、主剤及び前記主剤を噴射させる噴射剤をその内部に封入する容器本体を具備するエアゾール容器の噴射部材であって、前記ステムと嵌合する円筒状の固定部、及び、その一端を閉塞する天井面に前記固定部が一体に設けられるとともに、前記ステムに形成された流路及び前記固定部を介して連通する噴射口がその外面に形成された第1基部を有する操作部と、その一方の端部が開口し、且つ、その他方の端部が閉塞するとともに、その閉塞する前記他方の端部に前記操作部を通過可能な開口部を有する凹部及び前記他方の端部に、前記開口部を挟んで一対設けられた凸部が形成された第2基部、前記第2基部の前記一方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第1固定部、前記第2基部の他方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第2固定部、並びに、前記凹部に設けられ、前記第2固定部が前記容器本体に固定されたときに、前記操作部を前記ステムの移動方向に押圧する押圧部、を具備するカバーと、を備える。
本発明によれば、簡単な構成で、容易に残存する噴射剤を排出可能なエアゾール容器及び噴射部材を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るエアゾール容器の構成を示す斜視図。 同エアゾール容器の構成を示す上面図。 同エアゾール容器の構成を示す断面図。 同エアゾール容器に用いられる操作部の構成を示す斜視図。 同操作部の構成を示す上面図。 同操作部の構成を示す断面図。 同エアゾール容器に用いられるカバーの構成を示す斜視図。 同カバーの構成を示す上面図。 同カバーの構成を示す断面図。 同エアゾール容器の使用の一例を示す断面図。 同エアゾール容器の使用の一例を示す断面図。 同エアゾール容器の使用の一例を示す斜視図。 同エアゾール容器の使用の一例を示す上面図。 同エアゾール容器の使用の一例を示す断面図。 同エアゾール容器の使用の一例を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係るエアゾール容器の構成を示す上面図。 同エアゾール容器の使用の一例を示す上面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るエアゾール容器1の構成を、図1乃至図15を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るエアゾール容器1の構成を示す斜視図、図2はエアゾール容器1の構成を示す上面図、図3はエアゾール容器1の要部構成を図2中III−III線断面で示す断面図、図4はエアゾール容器1に用いられる操作部31の構成を示す斜視図、図5は操作部31の構成を示す上面図、図6は操作部31の構成を図5中VI−VI線断面で示す断面図、図7はエアゾール容器1に用いられるカバー32の構成を示す斜視図、図8はカバー32の構成を示す上面図、図9はカバー32の要部構成を図8中IX−IX線断面で示す断面図である。
また、図10はエアゾール容器1の使用の一例、具体的にはエアゾール容器1の噴射剤の噴射時の要部構成を図2中III−III線断面で示す断面図、図11はエアゾール容器1の使用の一例、具体的にはエアゾール容器1の運搬時の要部構成を図2中III−III線断面で示す断面図、図12はエアゾール容器1の使用の一例、具体的にはエアゾール容器1の噴射剤の排出時の構成を示す斜視図、図13はエアゾール容器1の噴射剤の排出時の構成を示す上面図、図14はエアゾール容器1の噴射剤の排出時の要部構成を図13中XIV−XIV線断面で示す断面図、図15はエアゾール容器1の噴射剤の排出時の要部構成を図13中XV−XV線断面で示す断面図である。
図1に示すように、エアゾール容器1は、容器部5と、噴射部材6と、を備えている。エアゾール容器1は、容器部5内に、主剤及び噴射剤が封入されるとともに、噴射部材6を介して噴射剤により主剤を噴射可能に形成されている。
このようなエアゾール容器1は、例えば、化粧品、家庭用品、医薬品、塗料用品、及び、殺虫用品等に用いられる。エアゾール容器1に用いられる主剤は、これら用途に応じたものである。主剤は、例えば、消臭制汗剤、筋肉消炎剤、塗料、及び、殺虫剤等である。また、噴射剤は、液化ガス又は圧縮ガスであり、例えば、LPガスや、LPガス及びイソペンタンの混合物等が用いられる。
容器部5は、容器本体11と、開閉手段12と、を備えている。容器本体11は、主剤及び噴射剤をその内部に密封可能に形成された、所謂耐圧容器である。容器本体11は、胴部15と、胴部15の一方の端部に巻き締めされ、開閉手段12がその中央に設けられた蓋体16と、胴部15の他方の端部に設けられた底体と、を備えている。
容器本体11は、胴部15と蓋体16とが巻き締めにより固定されることで、径方向に突出する巻締部19が形成される。胴部15は、例えば、その蓋体16と巻締めされる端部が縮径する。蓋体16は、中央部及び外縁部が突出して形成される。換言すると、蓋体16は、中央部及び外縁部間が容器本体11内に向って窪む形状に形成される。底体は、胴部15と一体に形成されるか、又は、胴部15に巻締めにより固定される。
容器本体11は、密封した主剤及び噴射剤により、その内部の上方に気体状の噴射剤により形成される蒸気相が、その内部の下方に主剤及び液状の噴射剤により形成される混合相が形成される。混合相は、液状又は粉状の主剤、並びに、液状又は気体状の噴射剤により構成される。混合相は、蒸気相により、圧力が印加される。
開閉手段12は、容器本体11内に配置されるとともに、蓋体16から一部が突出して形成され、蓋体16から突出する部位が操作されることで、開閉する弁体である。具体的には、図3に示すように、開閉手段12は、その一部が蓋体16から突出して配置されるとともに、その他部が容器本体11内に配置される、孔部21aを有するステム21と、容器本体11内に設けられたステム21の孔部21aを閉塞するステムガスケットと、ステム21を蓋体16へ付勢するコイルばねと、ステム21の他部及びコイルばねが配置される支持体と、支持体に設けられ、支持体及び容器本体11内の底体側を連続するチューブと、を備えている。
ステム21は、例えば有底の円筒状に形成され、付勢部材により蓋体16に付勢されることで、蓋体16からその一部が突出して配置される。ステム21は、蓋体16から突出するその先端が、孔部21aにより開口する。ステム21は、蓋体16から突出した状態から、所定の量だけ、容器本体11内に向って移動可能に形成されている。
ステム21の孔部21aは、その軸心方向に沿って開口端から他端側に向かって延設されるとともに、ステム21の容器本体11内に位置する中途部から、ステム21の外周面に連通して形成される。
ステムガスケットは、例えば、蓋体16の内面に設けられ、ステム21が付勢部材に付勢された場合に、孔部21aを閉塞する。ステムガスケットは、ステム21が付勢部材の付勢に抗って容器本体11内側に移動したときに、孔部21aを開放可能に形成されている。
支持体は、ステム21をその内部で摺動可能に形成されるとともに、付勢部材を支持可能に形成されている。また、支持体は、その内部が、開放されたステム21の孔部21aとチューブとを連続する、主剤及び噴射剤の流路の一部を構成する。チューブは、容器本体11内の主剤及び噴射剤の混合相の流路を形成する。
図1乃至図3に示すように、噴射部材6は、ステム21に固定される操作部31と、操作部31の周囲を覆うとともに操作部31の移動を案内する、蓋体16に固定されたカバー32と、を備えている。
図3乃至図6に示すように、操作部31は、一方の端部が閉塞する筒状に形成される。具体的には、操作部31は、その外面の一面が半円形状の曲面状に形成され、残りの三面が平面状に形成された筒状の第1基部35と、第1基部35の内面から突出して設けられ、ステム21に嵌合して固定される固定部36と、固定部36から第1基部35の外面までを連続する主剤の流路部を構成する噴射口37と、を備えている。また、操作部31は、第1基部35の外周面に設けられた一対の第1突起部38と、第1基部35の外周面に設けられた一対の第2突起部39と、を備えている。
操作部31は、押圧操作されることで、ステム21を移動させるアクチュエータである。操作部31は、樹脂材料により第1基部35、固定部36、噴射口37、第1突起部38及び第2突起部39が一体に成形された樹脂成型品である。
第1基部35は、その閉塞する端部の一部が軸心方向に直交する方向に沿って平坦に、他部が傾斜して形成されている。また、第1基部35は、平面状に形成された三つの外面間の稜部が円弧状に面取りして形成される。
図4及び図5に示すように、天井面40は、天井面40の一部、具体的には第1基部35の曲面状の外面側に形成された傾斜面40aと、天井面40の他部、例えば、天井面40の傾斜面40aとは相対する側の端部に形成された平坦面40bと、を備えている。
傾斜面40aは、その平坦面40b側から、第1基部35の曲面状の外面に向ってその高さが高くなるように傾斜して形成される。傾斜面40aは、平坦面40bよりも天井面40の広範囲に亘って設けられる。平坦面40bは、第1基部35の三つの平面状の外面に沿って略同一形状で形成され、その角部が曲面で面取りされる形状に形成されている。このような天井面40は、使用者によって押圧操作が可能に形成されている。
固定部36は、天井面40の第1基部35の内部側に位置する内面に、第1基部35の軸心方向に沿って延設される。固定部36は、その内部にステム21を嵌合する第1開口部36a、及び、第1開口部36aよりも小径の第2開口部36bを有する円筒状に形成される。
噴射口37は、第1基部35の半円弧状の外面の一部に設けられる。噴射口37は、第2開口部36bの中途部と連続する、第1基部35の軸心方向と直交する方向に延設された第3開口部37aと、第1基部35の外周面に設けられ、その中心に第3開口部37aが開口する円錐台形状の窪み37bと、を備えている。噴射口37は、第2開口部36bとともに、第3開口部37aにより、ステム21からの主剤及び噴射剤の流路を形成する。第3開口部37aは、その開口端が、窪み37b内に配置される。
第1突起部38は、第1基部35の開口する端部の外面に一対設けられる。第1突起部38は、その上面と固定部36の第1開口部36aまでの距離が、後述するカバー32の凹部54の下面からステム21の上端までの距離よりも長く形成されている。
第2突起部39は、第1基部35の開口する端部側の外面に一対設けられる。第2突起部39は、その高さが、第1突起部38よりも低く形成されている。例えば、第2突起部39は、三角柱状であって、その長手方向が固定部36の軸心方向に対して直交する方向に配置される。
第2突起部39は、第1基部35の外面からの高さが第1基部35の端部側に向かって漸次高くなるように、その傾斜面が配置される。換言すると、第2突起部39は、操作部31がステム21に固定されたときに、その傾斜面が上方に位置し、その下面がステム21及び固定部36の軸心方向に直交する方向に沿って配置される。
第2突起部39は、操作部31がステム21に固定されたときに、その下面から凹部54の上面までの距離が、固定部36の第1開口部36aの下端と第2開口部36bの下端との間の距離と略同一距離に形成される。
なお、操作部31は、その軸心及び噴射口37を結ぶ方向、換言すると、第1基部35の曲面及び当該曲面と対向する平面を結ぶ方向を長さ方向とし、当該長さ方向及び固定部36の軸心方向と直交する方向を幅方向として、以下説明する。なお、操作部31は、例えば、その長さ方向の長さと幅方向の長さは同一長さに形成されている。
図3、図7乃至図9に示すように、カバー32は、一端が開口し、且つ、他端が閉塞する円筒状に形成される。カバー32は、その閉塞する端面の一部が、当該端面の中心を通る直線状に窪むとともに、その窪みの一部が開口することで、当該開口から操作部31が突出して形成される。また、カバー32は、その両端で、容器本体11に固定可能に形成されている。
具体的には、カバー32は、一端が開口し、他端が閉塞する円錐台形状の円筒状に形成された第2基部50を備えている。カバー32は、第2基部50の開口する端部に設けられ、容器本体11の胴部15に位置決めされるガイド部51と、カバー32の内部に設けられ、容器本体11の巻締部19と嵌合する係合部52と、を備えている。この係合部52は、容器本体11と嵌合することで、カバー32を容器本体11に固定する、第1固定部を構成する。
カバー32は、第2基部50の閉塞する端部側から第2基部50の軸心方向の略中間部まで形成され、第2基部50の軸心を通る略直線状に窪む凹部54と、凹部54の長手方向の中央部に形成され、操作部31が挿通可能な開口部55と、凹部54及び開口部55を挟んで配置される一対の凸部56と、を備えている。カバー32は、第2基部50の一端が、凹部54及び凸部56により開口部55を除いて閉塞される。
また、カバー32は、一対の凸部56の対向する内面から凹部54の一部に突出して設けられた一対の案内部57と、カバー32が反転して容器本体11に固定されたときに操作部31を押圧する押圧部58と、を備えている。
凹部54は、その長手方向に直交する方向の距離、具体的に言えば、一対の凸部56間の幅が、操作部31の幅方向の長さと略同一に形成されている。開口部55は、凹部54の長手方向に操作部31の長さ方向が沿うように、操作部31を挿入可能に、操作部31の外周形状と略同一形状に形成されている。
凹部54は、例えば、開口部55を中心として案内部57及び押圧部58が設けられた側が、開口部55を中心として他方側よりも、その主面から凸部56の端面までの長さが長く形成される。図8に示すように、開口部55は、凸部56に設けられた案内部57側の側面が、操作部31の曲面状の外面と同一形状の曲面状が形成される。
凸部56は、凹部54を挟むように、縦切円錐台形状に形成されている。一対の凸部56は、その端面から凹部54の主面までの長さが、容器本体11の巻締部19の上端からステム21に固定された操作部31の天井面40までの距離もよりも短く形成されている。さらに言えば、一対の凸部56は、その端面から凹部54の主面までの長さが、操作部31の操作時であって、開閉手段12が開状態となったときの、巻締部19の上端からステム21に固定された操作部31の天井面40までの距離と略同一距離に形成されている。
一対の凸部56は、その上端面が周縁に沿って突出し、容器本体11の巻締部19に嵌合する嵌合部59を備えている。一対の凸部56は、第1基部35の平面状に形成された一対の対向する側面と摺接可能に形成されている。
嵌合部59は、その内周面に、嵌合部59の内周面の周方向に沿った、巻締部19と嵌合部59との嵌合力を向上させる突起部59aが形成されている。嵌合部59及び突起部59aは、容器本体11と嵌合することで、カバー32を容器本体11に固定する、第2固定部を構成する。
案内部57は、凸部56の互いに対向する面に、カバー32の軸心方向に沿って延設された突起である。案内部57は、その外面の一部、さらに言えば、その開口部55に対向する外面の一部が、操作部31の平坦面40bに位置する角部の外面形状と同一形状に形成されている。
また、案内部57は、カバー32の軸心からの距離が、操作部31の軸心から平坦面40bの角部までの距離と略同一距離に設けられる。このような案内部57は、凸部56側から容器本体11にカバー32を固定したときに、第1基部35の平面状の側面間の稜部と当接することで、操作部31を案内可能に形成されている。一対の案内部57は、それら対向間の距離が、少なくとも噴射口37の窪み37bの直径よりも大きく形成される。
押圧部58は、凹部54の開口部55の縁部と案内部57との間に形成される。押圧部58は、凹部54により構成されるカバー32の端面の一部である。押圧部58は、その端面から凸部56の端面までの長さが、開閉手段12が開状態となるときの、巻締部19の上端からステム21に固定された操作部31の天井面40の平坦面40bまでの距離と略同一距離に形成されている。これにより、押圧部58は、凸部56の嵌合部59を巻締部19に嵌合させたときに、操作部31の平坦面40bを押圧可能に形成される。
このように構成された噴射部材6を用いたエアゾール容器1の使用、運搬、及び、噴射剤の排出について、以下説明する。
(エアゾール容器1の使用)
図1乃至図3、及び、図10を用いて、主剤を噴射するエアゾール容器1の使用を説明する。先ず、固定部36をステム21に嵌合し、操作部31を容器部5に固定する。次に、操作部31が開口部55と対向するようにカバー32の位置決めを行い、操作部31を開口部55に挿入し、カバー32に容器本体11を挿入する。係合部52が巻締部19に嵌合することで、カバー32は、容器本体11に固定される。
次に、エアゾール容器1の使用として、主剤を噴射したい場合には、使用者が操作部31を押圧する。操作部31が押圧されることにより、ステム21が容器本体11内に向って移動し、ステム21の孔部21aがステムガスケットから離間することで、開閉手段12が開放される。開閉手段12が開放されることで、チューブから噴射口37まで、主剤及び噴射剤の流路が形成される。
開閉手段12が開放されると、容器本体11内の主剤及び噴射剤の混合相は、噴射剤の蒸気相の圧力によりチューブから噴射口37まで移動し、噴射口37から主剤及び噴射剤が噴射される。このとき、大気中に主剤及び噴射剤が噴射されると、噴射剤が急激に膨張し、主剤が細かい霧状や泡状となって噴射される。
(噴射部材6の運搬)
次に、図11を用いて、噴射部材6の運搬について説明する。先ず、操作部31を、カバー32の開口端側から開口部55に挿入する。このとき、第2突起部39が開口部55を通過するまで、操作部31を開口部55に挿入する。
これにより、操作部31は、開口部55に挿入された状態が維持される。具体的には、操作部31は、開口部55から抜ける方向に移動する場合には、一対の第1突起部38又は第2突起部39が、開口部55の周囲、即ち、凹部54と干渉し、その移動が規制される。これにより、操作部31は、カバー32に固定される。
この状態で、係合部52が巻締部19に嵌合することで、カバー32が容器本体11を固定する。操作部31の第1突起部38の上面から固定部36の第1開口部36aまでの距離は、カバー32の凹部54の下面からステム21の上端まで距離よりも長く形成され、且つ、操作部31の第2突起部39の下面から第1開口部36aまでの距離が、凹部54の上面からステム21の上端までの距離とて略同一に形成されている。これにより、操作部31は、ステム21に固定されずに脱離した状態で、カバー32に固定されることとなる。
噴射部材6は、このような操作部31がカバー32に固定された状態で、一体的に運搬される。噴射部材6は、この状態で、容器部5と位置決めが行われ、固定部36をステム21に嵌合し、係合部52を巻締部19に嵌合する。
(エアゾール容器1内の噴射剤の排出)
次に、図12及び図15を用いて、エアゾール容器1に残存する噴射剤の排出について説明する。先ず、カバー32を、容器本体11から取り外す。次に、ステム21に操作部31が固定された状態で、カバー32を縦方向、即ち天地を逆転させる方向に180度回転させて、案内部57が操作部31の平面状の三つの外面の稜部と対向するように、カバー32を配置する。
この状態で、カバー32の嵌合部59に、容器本体11の巻締部19を挿入する。これにより、嵌合部59は、巻締部19と嵌合するとともに、嵌合部59の突起部59aが、巻締部19と係合し、カバー32が容器本体11に固定される。
カバー32は、凸部56の端面から凹部54の端面までの長さ、更に言えば押圧部58までの長さが、操作部31の操作時に開閉手段12が開状態となったときの、巻締部19の上端から操作部31の天井面40までの距離と略同一距離に形成されている
このため、嵌合部59によりカバー32が容器本体11に固定されると、押圧部58は、天井面40の平坦面40bを押圧することで、操作部31が操作され、開閉手段12が開状態となる。これにより、エアゾール容器1は、容器本体11内に残存する噴射剤が噴射される。また、嵌合部59が巻締部19に固定されることから、操作部31の操作が維持され、容器本体11内に残存する噴射剤がすべて排出される。
容器本体11内の噴射剤を全て排出後、操作部31及びカバー32を容器本体11から取り外すことで、容器本体11、操作部31及びカバー32を分別廃棄できる。
このように構成されたエアゾール容器1によれば、通常使用時は、操作部31を使用者が操作することで、開閉手段12を開放し、主剤を噴射することが可能となる。
また、容器本体11に残存する噴射剤を排出する場合においては、容器本体11からカバー32を取り外し、カバー32を天地が逆となるように180度回転させ、嵌合部59を巻締部19に固定する。これにより、押圧部58により天井面40の平坦面40bが押圧され、噴射剤を排出することが可能となる。
押圧部58による操作部31の操作時において、操作部31は、その軸心方向に対して傾斜しても、その角部が案内部57に接触して当たり、移動方向が案内されるとともに、その傾斜が規制される。
また、凹部54は、一対の凸部56間の距離が、開口部55の幅方向の幅及び操作部31の幅方向の幅と略同一に形成されている。これにより、操作部31は、第1基部35の対応する二面が、凸部56に当接し、移動方向が案内されるとともに、その傾斜が規制される。
また、凹部54は、その開口部55を挟んで案内部57及び押圧部58が設けられた側の主面が、開口部55を挟んで他方の主面よりも、凸部56の端面までの長さが長く形成されている。これにより、操作部31は、第1基部35の円弧状の曲面が、開口部55の内周面に当接し、移動方向が案内されるとともに、その傾斜が規制される。
このように、操作部31は、カバー32をその天地を反転させて容器本体11に固定したときに、その軸心方向に対して傾斜しても、凹部54、一対の凸部56及び案内部57でその移動方向が案内されることで、軸心方向に沿って移動する。操作部31は、その軸心方向に沿って移動することから、ステム21を軸心方向に沿って移動させることが可能となり、操作部31が傾斜して移動することが防止され、操作部31の操作性の向上、及び、噴射剤の排出性の向上となる。
また、噴射部材6は、カバー32に、カバー32の天地を反転させて容器本体11に固定したときに、操作部31を操作可能な押圧部58である、カバー32の端面の一部である凹部54を設ける、簡単な構成でよい。このため、噴射部材6は、製造コストを増大させることがなく、結果、エアゾール容器1は、製造コストを増大させることもない。
上述したように、本発明の第1の実施形態に係る噴射部材6を用いたエアゾール容器1によれば、簡単な構成で、容易に残存する噴射剤を排出可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るエアゾール容器1Aについて、図16及び図17を用いて以下説明する。
図16は本発明の第2の実施形態に係るエアゾール容器1Aの構成を示す上面図、図17はエアゾール容器1Aの使用の一例、具体的にはエアゾール容器1の噴射剤の排出時の構成を示す上面図である。なお、第2の実施形態に係るエアゾール容器1Aのうち、上述した第1の実施形態に係るエアゾール容器1と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図16に示すように、エアゾール容器1Aは、容器部5と、噴射部材6Aと、を備えている。噴射部材6Aは、ステム21に固定される操作部31Aと、操作部31Aの周囲を覆うとともに操作部31Aの移動を案内する、蓋体16に固定されたカバー32Aと、を備えている。
図16に示すように、操作部31Aは、一方の端部が閉塞する五角筒状に形成される。具体的には、操作部31Aは、五角筒状の第1基部35Aと、第1基部35Aの内面から突出して設けられた固定部36と、噴射口37と、を備えている。
操作部31Aは、押圧操作されることで、ステム21を移動させるアクチュエータである。操作部31Aは、樹脂材料により第1基部35A、固定部36、噴射口37、第1突起部38及び第2突起部39が一体に成形された樹脂成型品である。
第1基部35Aは、その閉塞する端部である天井面40Aが軸心方向に直交する方向に沿って平坦に形成されている。天井面40Aは、使用者によって押圧操作が可能に形成されている。第1基部35Aは、その二つの外面間の稜部のいずれか一に噴射口37が設けられる。
図16に示すように、カバー32Aは、一端が開口し、且つ、他端が閉塞する円筒状に形成される。カバー32Aは、その閉塞する端面の一部が、当該端面の中心を通る直線状に窪むとともに、その窪みの一部が開口することで、当該開口から操作部31Aが突出して形成される。また、カバー32Aは、その両端で、容器本体11に固定可能に形成されている。
具体的には、カバー32Aは、第2基部50と、ガイド部51と、係合部52と、凹部54と、凹部54の長手方向の中央部に形成され、操作部31Aが挿通可能な開口部55Aと、凹部54及び開口部55Aを挟んで配置される一対の凸部56と、を備えている。カバー32Aは、第2基部50の一端が、凹部54及び凸部56により開口部55Aを除いて閉塞される。
また、カバー32Aは、案内部57と、カバー32Aが反転して容器本体11に固定されたときに操作部31Aを押圧する押圧部58Aと、嵌合部59と、を備えている。開口部55Aは、操作部31Aを挿入可能であって、操作部31Aの外周形状と略同一形状に形成されている。また、開口部55Aは、一対の案内部57側に、操作部31Aの噴射口37が設けられた稜部を配置可能に形成される。
案内部57は、凸部56の互いに対向する面に、カバー32Aの軸心方向に沿って延設された突起である。案内部57は、その外面の一部、さらに言えば、その開口部55Aに対向する外面の一部が、カバー32Aを反転して容器本体11に固定されたときに押圧部58Aに押圧された操作部31Aが傾斜したときに、操作部31Aと接触可能に形成されている。
押圧部58Aは、開口部55Aの周囲の凹部54により構成されるカバー32Aの端面の一部である。押圧部58Aは、その端面から凸部56の端面までの長さが、開閉手段12が開状態となるときの、巻締部19の上端からステム21に固定された操作部31Aの天井面40Aまでの距離と略同一距離に形成されている。これにより、押圧部58Aは、凸部56の嵌合部59を巻締部19に嵌合させたときに、操作部31Aの天井面40を押圧可能に形成される。
このように構成された噴射部材6Aを用いたエアゾール容器1Aによれば、上述したエアゾール容器1と同様の効果を得ることが可能となる。具体的には、エアゾール容器1Aによれば、図16に示すように、通常使用時は、操作部31Aを使用者が操作することで、開閉手段12を開放し、噴射剤の排出が可能となる。
また、エアゾール容器1Aは、容器本体11に残存する噴射剤を排出する場合においては、図17に示すように、容器本体11からカバー32Aを取り外し、カバー32Aを天地が逆となるように180度回転させ、嵌合部59を巻締部19に固定する。これにより、押圧部58Aにより天井面40Aが押圧されることとなる。このとき、操作部31Aは、その軸心方向に対して傾斜しても、その外面の一部が凸部56及び案内部57の少なくとも一方に当接することで、移動方向が案内され、その傾斜が規制される。
また、噴射部材6Aは、カバー32Aに、カバー32Aの天地を反転させて容器本体11に固定したときに、操作部31Aを操作可能な押圧部58Aとなる、カバー32Aの端面の一部である凹部54を設ける、簡単な構成でよい。このため、噴射部材6は、製造コストを増大させることがなく、結果、エアゾール容器1Aは、製造コストを増大させることもない。
上述したように、本発明の第2の実施形態に係る噴射部材6Aを用いたエアゾール容器1Aによれば、上述したエアゾール容器1と同様に、簡単な構成で、容易に残存する噴射剤を排出可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した例では、案内部57は、エアゾール容器1内に残存する噴射剤を排出するときに、カバー32の嵌合部59に、容器本体11の巻締部19を挿入することで、操作部31の平坦面40bの角部を案内可能な構成を説明したがこれに限定されない。例えば、案内部57は、操作部31の他の部位を案内可能な構成であってもよい。
また、上述した例では、カバー32は、エアゾール容器1内の噴射剤の排出時に、凹部54、一対の凸部56及び案内部57で操作部31の移動を案内し、操作部31の傾斜を規制することで、操作部31が傾斜することを防止可能とする構成を説明したがこれに限定されない。例えば、カバー32は、凹部54の主面の高さを同一とし、一対の凸部56及び案内部57のみで、操作部31の移動を案内する構成であってもよい。
即ち、カバー32は、操作部31を押圧部58で押圧するときに、操作部31が傾斜することを防止可能であればよい。また、操作部31の案内は、少なくとも3箇所で操作部31の移動を案内可能であれば、その案内する部位に関しては、適宜設定可能である。
また、上述した例では、天井面40は、平坦面40bを有し、当該平坦面40bが押圧部58で操作される構成を説明したがこれに限定されない。即ち、天井面40は、全面に渡って傾斜する構成であっても良い。但し、押圧部58は、天井面40の面方向と同一の面方向で形成されることが好ましい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…エアゾール容器、5…容器部、6…噴射部材、11…容器本体、12…開閉手段、15…胴部、16…蓋体、19…巻締部、21…ステム、21a…孔部、31…操作部、32…カバー、35…第1基部、36…固定部、36a…第1開口部、36b…第2開口部、37…噴射口、38…第1突起部、39…第2突起部、40…天井面、40a…傾斜面、40b…平坦面、50…第2基部、51…ガイド部、52…係合部(第1固定部)、54…凹部、55…開口部、56…凸部、57…案内部、58…押圧部、59…嵌合部(第2固定部)、59a…突起部(第2固定部)。

Claims (8)

  1. ステムの移動により前記ステムに形成された流路が開閉する開閉手段を有し、主剤及び前記主剤を噴射させる噴射剤をその内部に封入する容器本体と、
    前記ステムと嵌合する円筒状の固定部、及び、その一端を閉塞する天井面に前記固定部が一体に設けられるとともに、前記ステムに形成された流路及び前記固定部を介して連通する噴射口がその外面に形成された第1基部を有する操作部と、
    その一方の端部が開口し、且つ、その他方の端部が閉塞するとともに、その閉塞する前記他方の端部に前記操作部を通過可能な開口部を有する凹部及び前記他方の端部に、前記開口部を挟んで一対設けられた凸部が形成された第2基部、前記第2基部の前記一方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第1固定部、前記第2基部の他方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第2固定部、並びに、前記凹部に設けられ、前記第2固定部が前記容器本体に固定されたときに、前記操作部を前記ステムの移動方向に押圧する押圧部、を具備するカバーと、
    を備えることを特徴とするエアゾール容器。
  2. 前記凸部は、前記第1固定部又は前記第2固定部が前記容器本体に固定されたときに前記操作部の側面の一部と当接可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール容器。
  3. 前記凸部に設けられ、前記凸部とともに、前記操作部の側面の一部と当接可能に形成された案内部を備えることを特徴とする請求項2に記載のエアゾール容器。
  4. 前記第1基部は、その側面の一面が曲面状に形成され、その側面の残り三面が平面状に形成された筒状に形成され、
    前記開口部は、その開口形状が、前記基部の外周形状と同一形状に形成され、
    前記凸部は、前記第1基部の対向する平面状に形成された側面と当接可能に形成され、
    前記案内部は、前記第1基部の平面状の側面間の稜部と当接可能に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のエアゾール容器。
  5. ステムの移動により前記ステムに形成された流路が開閉する開閉手段を有し、主剤及び前記主剤を噴射させる噴射剤をその内部に封入する容器本体を具備するエアゾール容器の噴射部材であって、
    前記ステムと嵌合する円筒状の固定部、及び、その一端を閉塞する天井面に前記固定部が一体に設けられるとともに、前記ステムに形成された流路及び前記固定部を介して連通する噴射口がその外面に形成された第1基部を有する操作部と、
    その一方の端部が開口し、且つ、その他方の端部が閉塞するとともに、その閉塞する前記他方の端部に前記操作部を通過可能な開口部を有する凹部及び前記他方の端部に、前記開口部を挟んで一対設けられた凸部が形成された第2基部、前記第2基部の前記一方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第1固定部、前記第2基部の他方の端部に設けられ、前記容器本体に固定される第2固定部、並びに、前記凹部に設けられ、前記第2固定部が前記容器本体に固定されたときに、前記操作部を前記ステムの移動方向に押圧する押圧部、を具備するカバーと、
    を備えることを特徴とする噴射部材。
  6. 前記凸部は、前記第1固定部又は前記第2固定部が前記容器本体に固定されたときに前記操作部の側面の一部と当接可能に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の噴射部材。
  7. 前記凸部に設けられ、前記凸部とともに、前記操作部の側面の一部と当接可能に形成された案内部を備えることを特徴とする請求項6に記載の噴射部材。
  8. 前記第1基部は、その側面の一面が曲面状に形成され、残り三面が平面状に形成された筒状に形成され、
    前記開口部は、その開口形状が、前記基部の側面の形状と同一形状に形成され、
    前記凸部は、前記第1基部の対向する平面状に形成された側面と当接可能に形成され、
    前記案内部は、前記第1基部の平面状の側面間の稜部と当接可能に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の噴射部材。
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