JP2014188079A - Insertion device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内視鏡システム等を例とする挿入装置に関し、特に、管路を切り替えることで、挿入部に設けられたバルーン及びオーバーチューブに設けられたバルーンの制御を行う挿入装置に関する。 The present invention relates to an insertion device taking an endoscope system or the like as an example, and more particularly to an insertion device that controls a balloon provided in an insertion portion and a balloon provided in an overtube by switching a conduit.
一般に、消化管検査においては、内視鏡を用いることが知られている。このような内視鏡の挿入部を深部消化管、例えば小腸へ挿入する場合、単に挿入部を押し入れていくだけでは、複雑な腸管の屈曲のため挿入部先端に力が伝わりにくく、深部への挿入は困難である。 In general, it is known to use an endoscope in a digestive tract examination. When inserting the insertion section of such an endoscope into the deep digestive tract, for example, the small intestine, simply inserting the insertion section makes it difficult for force to be transmitted to the distal end of the insertion section due to the complicated bending of the intestinal tract, and insertion into the deep section. It is difficult.
例えば、内視鏡は、深部挿入によりできた内視鏡の余分な屈曲や撓みを伸ばそうとして引き戻してくると、挿入部先端も抜けてくるため、屈曲や撓みが取れず、深部挿入が困難になってしまう。 For example, if the endoscope is pulled back to extend the extra bending or bending of the endoscope made by deep insertion, the distal end of the insertion section will also come out, so bending and bending cannot be taken, making it difficult to insert deep Become.
そこで、例えば特許文献1には、内視鏡の挿入部の先端部に第1のバルーンを設けるとともに、挿入補助具の先端部に第2のバルーンを設けたダブルバルーン式の内視鏡システムが開示されている。このダブルバルーン式の内視鏡システムは、第1のバルーンや第2のバルーンを膨張させることによって、挿入部や挿入補助具を小腸等の腸管内に固定させることができる。したがって、第1のバルーンや第2のバルーンの膨張、収縮を繰り返しながら、挿入部と挿入補助具を交互に挿入することによって、挿入部を小腸等の複雑に屈曲した腸管の深部に挿入することができる。
Thus, for example,
しかしながら、特許文献1に開示されている従来のダブルバルーン式の内視鏡システムは、バルーン制御装置内に第1のバルーン及び第2のバルーンそれぞれを別々に吸引または加圧を行うためのポンプと、それぞれのバルーン管路内の圧力を検知する独立した複数の圧力検知手段とを備えていた。
However, the conventional double-balloon endoscope system disclosed in
このように、従来のダブルバルーン式の内視鏡システムは、2つの加圧用のポンプと、2つの吸引用のポンプと、2つの圧力検知手段とを備えているため、バルーン制御装置が大型化し、制御も複雑であるという課題があった。 As described above, the conventional double balloon type endoscope system includes two pressurizing pumps, two suction pumps, and two pressure detecting means, so that the size of the balloon control device is increased. There was a problem that control was complicated.
そこで、本発明は、システムを小型化するとともに、実際の使用状況に合わせてバルーンを選択的に膨張または収縮することができる挿入装置を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide an insertion device capable of downsizing a system and selectively inflating or deflating a balloon in accordance with an actual use situation.
本発明の一態様の挿入装置は、体腔内に挿入する細長い第1の挿入部に設けられる第1のバルーンに連通する第1の管路と、前記第1の挿入部を内挿する第2の挿入部に設けられる第2のバルーンに連通する第2の管路と、前記第1の管路または前記第2の管路に接続される第3の管路と、前記第3の管路を介して前記第1の管路または前記第2の管路に対して流体の供給及び吸引を行うポンプと、前記第3の管路内の圧力を検出して圧力情報を出力する圧力検出部と、前記第1の管路に前記第3の管路を接続して前記第1のバルーンを膨張できる状態にした後、前記第3の管路が予め設定された圧力を下回るまで前記ポンプに前記流体を吸引できる状態にした第1の状態と、前記第2の管路に前記第3の管路を接続して前記第2のバルーンを膨張できる状態にした後、前記第3の管路が予め設定された圧力を下回るまで前記ポンプに前記流体を吸引できる状態にした第2の状態とを、選択的に切り替える切替弁と、前記圧力情報を受信して、選択的に前記第1の状態と前記第2の状態とを切り替えるように、前記切替弁を動作させるアクチュエータを制御する制御部と、を有する。 An insertion device according to one aspect of the present invention includes a first conduit that communicates with a first balloon provided in an elongated first insertion portion that is inserted into a body cavity, and a second that inserts the first insertion portion. A second conduit communicating with a second balloon provided in the insertion portion, a third conduit connected to the first conduit or the second conduit, and the third conduit A pump that supplies and sucks fluid to and from the first pipe line or the second pipe line, and a pressure detector that detects pressure in the third pipe line and outputs pressure information And connecting the third conduit to the first conduit so that the first balloon can be inflated, and then connecting the pump until the third conduit falls below a preset pressure. A first state in which the fluid can be sucked; and a second balloon connected to the second conduit by connecting the third conduit to the second balloon. A switching valve that selectively switches between a second state in which the fluid can be sucked into the pump until the third pipe line falls below a preset pressure after being brought into an expandable state; And a control unit that controls an actuator that operates the switching valve so as to receive information and selectively switch between the first state and the second state.
本発明の挿入装置によれば、システムを小型化するとともに、実際の使用状況に合わせてバルーンを選択的に膨張または収縮することができる。 According to the insertion device of the present invention, the system can be miniaturized and the balloon can be selectively inflated or deflated according to the actual use situation.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(First embodiment)
まず、図1〜図4を用いて、第1の実施の形態の内視鏡システムの構成について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る内視鏡システムの全体構成を示す構成図であり、図2は、第1の状態における内視鏡バルーン制御装置の内部構成を説明するための図であり、図3は、第2の状態における内視鏡バルーン制御装置の内部構成を説明するための図であり、図4は、図2中のIV−IV線に沿う管路切替部の断面図である。 First, the configuration of the endoscope system according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a configuration diagram showing the overall configuration of the endoscope system according to the first embodiment, and FIG. 2 is a diagram for explaining the internal configuration of the endoscope balloon control device in the first state. 3 is a diagram for explaining the internal configuration of the endoscope balloon control device in the second state, and FIG. 4 is a cross-sectional view of the pipeline switching unit along the line IV-IV in FIG. FIG.
図1に示すように、挿入装置としての内視鏡システム1は、内視鏡2と、オーバーチューブ3と、光源装置4と、ビデオプロセッサ5と、モニタ6と、内視鏡バルーン制御装置7と、リモートコントローラ8とを有して構成されている。
As shown in FIG. 1, an
内視鏡2は、例えば消化管内内視鏡検査に用いられるもので、体腔内に挿入するための細長い挿入部2Bと、この挿入部2Bの基端側に設けられた操作部2Aと、を有している。 また、挿入部2Bの先端部内には、図示しない照明光学系及び撮像素子であるCCDを含む観察光学系が設けられており、被検体の消化管内の観察部位を照明し、被検体の消化管内の観察像を得ることが可能である。
The
操作部2Aには、ユニバーサルコード2Cが延出されている。このユニバーサルコード2C内には、図示しない信号線及びライトガイドケーブルが設けられている。このユニバーサルコード2Cの基端部は、光源装置4のコネクタ4a、ビデオプロセッサ5のコネクタ5aに接続される。これにより、内視鏡2の照明光学系には、ユニバーサルコード2C内のライトガイドケーブルを介して光源装置4からの照明光が供給されて観察部位を照明し、CCDから出力される消化管内の撮像信号をビデオプロセッサ5に出力する。
A
このような内視鏡2は、手術時、オーバーチューブ3に挿通されて用いられるようになっている。なお、オーバーチューブ3の構成については後述する。
Such an
光源装置4は、ライトガイドケーブル内のライトガイド(図示せず)を介して内視鏡2に設けられた照明光学系に対して照明光を供給するための光源装置である。
The
ビデオプロセッサ5は、内視鏡2のCCDからの撮像信号に信号処理を施し、撮像信号に基づく画像データ(例えば内視鏡ライブ画像データ)をモニタ6に供給する。
The video processor 5 performs signal processing on the imaging signal from the CCD of the
モニタ6は、接続ケーブル5Aによりビデオプロセッサ5に接続されている。モニタ6は、ビデオプロセッサ5からの画像データに基づく内視鏡画像を表示する。 The monitor 6 is connected to the video processor 5 by a connection cable 5A. The monitor 6 displays an endoscopic image based on the image data from the video processor 5.
本実施の形態の内視鏡システム1では、第1の挿入部としての挿入部2Bの先端外周部には、固定用の第1のバルーンとしてのバルーン9が取り付けられている。このバルーン9には、挿入部2Bの基端部側から先端部側にかけて挿入部2Bに沿って設けたエア供給チューブ10が接続されている。
In the
エア供給チューブ10の操作部2A側基端部は、操作部2Aの下部に設けられたコネクタ2aに接続されている。このコネクタ2aには、内視鏡バルーン送気用チューブ(以下、第1送気用チューブと称す)13の一端に設けられたコネクタ13Aが接続される。また、この第1送気用チューブ13の他端に設けられたコネクタ13Bは、内視鏡バルーン制御装置7のコネクタ7Aに接続される。これにより、内視鏡バルーン制御装置7からの送気によりバルーン9内を膨らませて腸管などの消化管に一時固定する。
The operation part 2A side base end part of the
オーバーチューブ3は、内視鏡2の挿入部2Bを挿通させて挿入部2Bを、例えば、消化管に挿入する際のガイドを行うもので、内視鏡2の挿入部2Bの外径よりも若干大きな内径を有している。また、このオーバーチューブ3は、内視鏡2の挿入部2Bと同様に可撓性を有する構成となっている。さらに、このオーバーチューブ3の先端外周部にはチューブ固定用の第2のバルーンとしてのバルーン11が取り付けられている。
The overtube 3 is a guide for inserting the insertion portion 2B of the
バルーン11には、オーバーチューブ3の基端部側から先端部側にかけて設けられたエア供給チューブ12が接続されている。 An air supply tube 12 provided from the proximal end side to the distal end side of the overtube 3 is connected to the balloon 11.
エア供給チューブ12のバルーン11とは逆側の基端部(オーバーチューブ3の内視鏡2を挿入する挿入口側)は、オーバーチューブ3の挿入口近傍に設けられたコネクタ3aに接続されている。このコネクタ3aには、オーバーチューブバルーン送気用チューブ(以下、第2送気用チューブと称す)14の一端に設けられたコネクタ14Aが接続される。また、この第2送気用チューブ14の他端に設けられたコネクタ14Bは、内視鏡バルーン制御装置7のコネクタ7Bに接続される。これにより、内視鏡バルーン制御装置7からの送気によりバルーン11内を膨らませて腸管などの消化管に一時固定する。
The base end of the air supply tube 12 opposite to the balloon 11 (the insertion port side into which the
内視鏡バルーン制御装置7は、内視鏡2のバルーン9の送気流量等の各種動作を制御するものである。この内視鏡バルーン制御装置7の一面には、接続ケーブル8Aを介して、リモートコントローラ8が接続されている。このリモートコントローラ8は、接続ケーブル8Aを介して、後述する内視鏡バルーン制御装置7の内部に設けられた電磁石制御部20及び吸引/送気ポンプ制御部21に電気的に接続されている。
The endoscope balloon control device 7 controls various operations such as an air supply flow rate of the balloon 9 of the
本実施の形態において、内視鏡バルーン制御装置7は、術中、術者によるリモートコントローラ8の操作によって、内視鏡2のバルーン9及びオーバーチューブ3のバルーン11の送気流量等の各種動作を制御するものである。
In the present embodiment, the endoscope balloon control device 7 performs various operations such as an air flow rate of the balloon 9 of the
ここで、内視鏡バルーン制御装置7の詳細な構成について説明する。 Here, a detailed configuration of the endoscope balloon control device 7 will be described.
図2に示すように、内視鏡バルーン制御装置7は、電磁石制御部20と、吸引/送気ポンプ制御部21と、吸引ポンプ22と、送気ポンプ23と、圧力検出部24と、管路切替部25と、第1のバルーン管路26と、第2のバルーン管路27と、第3のバルーン管路28と、第4のバルーン管路29とを有して構成されている。
As shown in FIG. 2, the endoscope balloon control device 7 includes an
管路切替部25は、シリンダ30と、第1の電磁石31と、第2の電磁石32と、管路切替ピストン33と、第1の永久磁石34と、第2の永久磁石35とを有して構成されている。また、管路切替ピストン33には、管路36、37及び38が設けられている。
The
第1の管路としての第1のバルーン管路26は、挿入部2Bの先端外周部に設けられているバルーン9に連通している。即ち、第1のバルーン管路26は、図1に示すエア供給チューブ10及び第1送気用チューブ13を含む構成となっている。
The
第2の管路としての第2のバルーン管路27は、挿入部2Bの長手方向と略同軸に延出し、挿入部2Bを内挿するオーバーチューブ3の先端外周部に設けられているバルーン11に連通している。即ち、第2のバルーン管路27は、図1に示すエア供給チューブ12及び第2送気用チューブ14を含む構成となっている。
The
第3の管路としての第3のバルーン管路28は、吸引ポンプ22、送気ポンプ23、圧力検出部24及び管路切替部25に連通している。第3のバルーン管路28は、管路切替ピストン33の管路36を介して第1のバルーン管路26に連通し、管路切替ピストン33の管路37を介して第2のバルーン管路27に連通する。これにより、第3の管路としての第3のバルーン管路28は、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23により、第1のバルーン管路26または第2のバルーン管路27に対して流体の吸引及び供給を行う。
A
第4の管路としての第4のバルーン管路29は、一端が流体を外部に放出する放出弁に連通しており、他端が管路切替部25に連通している。第4のバルーン管路29は、管路切替ピストン33の管路38を介して第1のバルーン管路26または第2のバルーン管路27に連通する。
The
第1の電磁石31は、シリンダ30の図2に向かって下側の所定の位置に固定され、第2の電磁石32は、シリンダ30の図2に向かって上側の所定の位置に固定されている。また、第1の電磁石31及び第2の電磁石32は、それぞれ電磁石制御部20に電気的に接続されており、電磁石制御部20の制御により磁力を発生する。
The
また、略筒状のシリンダ30内には、管路切替ピストン33が摺動可能に配置されている。この管路切替ピストン33の図2に向かって下側に第1の永久磁石34が固着され、図2に向かって上側に第2の永久磁石35が固着されている。
Further, a
これらのシリンダ30及び管路切替ピストン33は、互いに回動することを防ぐ構成を有している。図4に示すように、シリンダ30には、対向する位置に一対のキー溝30a及び30bが内面に設けられている。また、管路切替ピストン33には、対向する位置に一対のキー33a及び33bが設けられている。そして、管路切替ピストン33の係合部としてのキー33a及び33bは、それぞれシリンダ30の係合部としてのキー溝30a及び30bに嵌合され、回動規制されている。
The
図2に戻り、第1の永久磁石34は、第1の電磁石31に磁力が発生した際に、第1の永久磁石34と第1の電磁石31との間に引力が発生するように極性が設定されている。また、第2の永久磁石35は、第2の電磁石32に磁力が発生した際に、第2の永久磁石35と第2の電磁石32との間に引力が発生するように極性が設定されている。
Returning to FIG. 2, the first
電磁石制御部20及び吸引/送気ポンプ制御部21には、リモートコントローラ8が電気的に接続されている。このリモートコントローラ8には、バルーン膨張スイッチ8a、バルーン収縮スイッチ8b、及び、膨張バルーン切替スイッチ8cが設けられている。操作者がこれらのスイッチを操作すると、バルーン膨張スイッチ8a及びバルーン収縮スイッチ8bからの操作信号は、吸引/送気ポンプ制御部21に供給され、膨張バルーン切替スイッチ8cからの操作信号は、電磁石制御部20に供給される。
The remote controller 8 is electrically connected to the
電磁石制御部20は、膨張バルーン切替スイッチ8cから膨張させるバルーンを切り替えるための操作信号が供給されると、第1の電磁石31または第2の電磁石32に電流を供給する。
The
まず、第1の電磁石31に電流が供給された場合について説明する。第1の電磁石31に電流が供給されると、第1の電磁石31に磁力が発生し、第1の電磁石31と第1の永久磁石34との間に引力が発生する。これにより、管路切替ピストン33がシリンダ30内を下側に移動し、図2に示す状態となる。
First, a case where a current is supplied to the
このとき、図2に示すように、第1のバルーン管路26は、管路切替ピストン33の管路36を介して第3のバルーン管路28に接続され、第2のバルーン管路27は、管路切替ピストン33の管路38を介して第4のバルーン管路29に接続される。
At this time, as shown in FIG. 2, the
このように、第1のバルーン管路26と第3のバルーン管路28とが連通することにより、内視鏡2の挿入部2Bに設けられたバルーン9と、吸引ポンプ22と送気ポンプ23とが連通し、バルーン9を膨張または収縮することができる。本実施の形態では、図2に示すような第1のバルーン管路26と第3のバルーン管路28とが連通している状態を第1の状態という。
As described above, the
このような第1の状態で、バルーン膨張スイッチ8aが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21が送気ポンプ23を制御し、送気ポンプ23からの流体がバルーン9に供給され、バルーン9を膨張させることができる。また、このような第1の状態で、バルーン収縮スイッチ8bが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21が吸引ポンプ22を制御し、バルーン9内の流体が吸引ポンプ22により吸引され、バルーン9を収縮させることができる。
In such a first state, when the balloon inflation switch 8a is pressed, the suction / air supply
次に、第2の電磁石32に電流が供給された場合について説明する。第2の電磁石32に電流が供給されると、第2の電磁石32に磁力が発生し、第2の電磁石32と第2の永久磁石35との間に引力が発生する。これにより、管路切替ピストン33がシリンダ30内を上側に移動し、図3に示す状態となる。
Next, a case where a current is supplied to the
このとき、図3に示すように、第1のバルーン管路26は、管路切替ピストン33の管路38を介して第4のバルーン管路29に接続され、第2のバルーン管路27は、管路切替ピストン33の管路37を介して第3のバルーン管路28に接続される。
At this time, as shown in FIG. 3, the
このように、第2のバルーン管路27と第3のバルーン管路28とが連通することにより、オーバーチューブ3に設けられたバルーン11と送気ポンプ23とが連通し、バルーン11を膨張または収縮することができる。本実施の形態では、図3に示すような第2のバルーン管路27と第3のバルーン管路28とが連通している状態を第2の状態という。
In this way, the
このような第2の状態で、バルーン膨張スイッチ8aが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21が送気ポンプ23を制御し、送気ポンプ23からの流体がバルーン11に供給され、バルーン11を膨張させることができる。また、このような第2の状態で、バルーン収縮スイッチ8bが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21が吸引ポンプ22を制御し、バルーン11内の流体が吸引ポンプ22により吸引され、バルーン11を収縮させることができる。
When the balloon inflation switch 8a is pushed in such a second state, the suction / air supply
このように、切替弁としてのシリンダ30及び管路切替ピストン33は、第1のバルーン管路26に第3のバルーン管路28を接続してバルーン9を膨張できる状態にした後、第3のバルーン管路28が後述する予め設定された圧力を下回るまで吸引ポンプ22に流体を吸引できる状態にした第1の状態と、第2のバルーン管路27に第3のバルーン管路28を接続してバルーン11を膨張できる状態にした後、第3のバルーン管路28が後述する予め設定された圧力を下回るまで吸引ポンプ22に流体を吸引できる状態にした第2の状態とを選択的に切り替える。
As described above, the
吸引ポンプ22は、吸引/送気ポンプ制御部21からの制御に基づき、第1の状態ではバルーン9内の流体を吸引し、第2の状態ではバルーン11内の流体を吸引する。
The
送気ポンプ23は、吸引/送気ポンプ制御部21からの制御に基づき、第3のバルーン管路28に流体を供給し、この第3のバルーン管路28を介して第1のバルーン管路26または第2のバルーン管路27に対して流体を供給する。これにより、第3のバルーン管路28に供給された流体は、上述したように、第1の状態では挿入部2Bに設けられたバルーン9に供給され、第2の状態ではオーバーチューブ3に設けられたバルーン11に供給される。
The
このように、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23は、第3のバルーン管路28を介して、第1のバルーン管路26または第2のバルーン管路27に対して流体の吸引及び供給を行うポンプを構成する。
As described above, the
なお、本実施の形態では、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23の2つのポンプを用いて流体の吸引及び供給を行っているが、吸引及び供給を行うことができる1つのポンプを用いてバルーン9またはバルーン11への流体の吸引及び供給を行うようにしてもよい。
In this embodiment, the suction and supply of fluid are performed using two pumps, that is, the
圧力検出部24は、第3のバルーン管路28を通過する流体の圧力を検出し、この圧力の測定結果を含む圧力測定信号を生成し、電磁石制御部20及び吸引/送気ポンプ制御部21に出力する。
The pressure detection unit 24 detects the pressure of the fluid passing through the
電磁石制御部20は、圧力検出部24からの圧力測定信号に基づき、第1の電磁石31及び第2の電磁石32のON/OFFを制御する。具体的には、電磁石制御部20は、圧力検出部24が検出した圧力値が設定された圧力(陰圧)以下になった場合のみ、第1の状態から第2の状態、あるいは、第2の状態から第1の状態に切り替え可能となるように、第1の電磁石31及び第2の電磁石32のON/OFFを制御する。
The
このように、制御部としての電磁石制御部20は、圧力検出部24からの圧力測定信号(圧力情報)を受信して、選択的に第1の状態と第2の状態とを切り替えるように、管路切替ピストン33を動作させるアクチュエータとしての第1の電磁石31及び第2の電磁石32を制御する。
As described above, the
吸引/送気ポンプ制御部21は、バルーン膨張スイッチ8aまたはバルーン収縮スイッチ8bが操作されたことを示す操作信号が供給されると、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23を制御する。
The suction / air supply
次に、このように構成された内視鏡システム1の作用について説明する。
Next, the operation of the
まず、内視鏡2の挿入部2Bに設けられたバルーン9を膨張、収縮するモード(第1の状態)について説明する。
First, the mode (first state) in which the balloon 9 provided in the insertion portion 2B of the
第1の状態では、電磁石制御部20の制御により第1の電磁石31がON、第2の電磁石32がOFFする。これにより、第1の電磁石31と第1の永久磁石34とが引き合い、管路切替ピストン33が第1の電磁石31側に移動する。このとき、管路切替ピストン33内に設けられた管路36を介して、第1のバルーン管路26が第3のバルーン管路28と連通する。この結果、第1のバルーン管路26に連通しているバルーン9は、第3のバルーン管路28を介して吸引ポンプ22及び送気ポンプ23に接続される。
In the first state, the
ここで、バルーン膨張スイッチ8aが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21の制御により送気ポンプ23が動作し、流体の送気が開始される。送気された流体の圧力は、圧力検出部24によって検出され、吸引/送気ポンプ制御部21に送信される。吸引/送気ポンプ制御部21は、圧力検出部24で検出された圧力値が予め設定された設定値に達するまで送気ポンプ23を動作させる。検出された圧力値が予め設定された設定値に達すると、計測される圧力が設定値の近辺を保つように、吸引/送気ポンプ制御部21により吸引ポンプ22及び送気ポンプ23のON/OFFが制御され、バルーン9内への送気/排気が適宜行われる。
Here, when the balloon expansion switch 8a is pushed, the
次に、バルーン収縮スイッチ8bが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21の制御により吸引ポンプ22が動作し、流体の吸引が行われる。これにより、第1のバルーン9内の流体が排気されることで、バルーン9の収縮が行われる。吸引/送気ポンプ制御部21は、圧力検出部24で検出される圧力値が設定された圧力(陰圧)になるまで、吸引ポンプ22を動作させる。
Next, when the balloon contraction switch 8b is pressed, the
このような第1の状態では、第2のバルーン管路27は、管路切替ピストン33内に設けられた管路38を介して第4のバルーン管路29と連通している。第4のバルーン管路29は、一端が大気中に開放されている。そのため、第2のバルーン管路27は、バルーン11自体の収縮力に加え、バルーン11の外表面にかかる体腔内圧と、バルーン11の内表面にかかる大気圧との差により自然収縮している。
In such a first state, the
なお、例えば、第4のバルーン管路29の近辺に、送気ポンプ23がバルーン9またはバルーン11を加圧する際に正圧を作るのに必要な流体の一部をそこから引いてくる、小型のサブタンクを設けるようにしてもよい。そして、バルーン9またはバルーン11自体の収縮力のみでバルーン9またはバルーン11内の流体を大気中に開放することが困難な場合、その小型のサブタンクの負圧でバルーン9またはバルーン11の収縮アシストを行うようにしてもよい。
In addition, for example, in the vicinity of the
また、例えば、外部に連通している第4のバルーン管路29の先端に、病院に一般的に配置されている陰圧チューブを接続することができるコネクタを設け、この陰圧チューブを用いてバルーン9またはバルーン11の収縮アシストを行うようにしてもよい。この場合、流量計及び管路切断弁を介して陰圧チューブと第4のバルーン管路29とを接続するようにする。そして、バルーン9またはバルーン11から吸引される流体の流量を流量計を用いて検出し、検出した流量が所定の時間変化がない場合、バルーン9またはバルーン11が破れていると判断し、管路切断弁を閉じて、陰圧チューブと第4のバルーン管路29との接続を切断するようにする。
Further, for example, a connector that can connect a negative pressure tube generally disposed in a hospital is provided at the tip of the
次に、オーバーチューブ3に設けられたバルーン11を膨張、収縮させるモード(第2の状態)について説明する。 Next, a mode (second state) in which the balloon 11 provided in the overtube 3 is inflated and deflated will be described.
第2の状態では、電磁石制御部20の制御により第1の電磁石31がOFF、第2の電磁石32がONする。これにより、第2の電磁石32と第2の永久磁石35とが引き合い、管路切替ピストン33が第2の電磁石32側に移動する。このとき、第1のバルーン管路26は、管路切替ピストン33内に設けられた管路38を介して第4のバルーン管路29と連通している。また、管路切替ピストン33内に設けられた管路37を介して、第2のバルーン管路27が第3のバルーン管路28と連通する。この結果、第2のバルーン管路27に連通しているバルーン11は、第3のバルーン管路28を介して吸引ポンプ22及び送気ポンプ23に接続される。
In the second state, the
バルーン膨張スイッチ8aまたはバルーン収縮スイッチ8bが押された際の作用は、上述したバルーン9を膨張または収縮させる場合と同様である。 The action when the balloon inflation switch 8a or the balloon deflation switch 8b is pushed is the same as that when the balloon 9 is inflated or deflated.
次に、第1の状態と第2の状態との切り替えについて説明する。 Next, switching between the first state and the second state will be described.
第1の状態から第2の状態に切り替える、または、第2の状態から第1の状態に切り替える場合、吸引ポンプ22に接続されているバルーン9またはバルーン11が完全に収縮した状態でのみ、膨張バルーン切替スイッチ8cが押されると、電磁石制御部20の制御により、第1の電磁石31及び第2の電磁石32のON、OFFが切り替わる。
When switching from the first state to the second state, or when switching from the second state to the first state, the balloon 9 or the balloon 11 connected to the
例えば、第1のモードから第2のモードに切り替える場合、第1の電磁石がONからOFFに切り替わり、第2の電磁石がOFFからONに切り替わる。これによって、管路切替ピストン33がシリンダ30内を所定の方向に移動し、第3のバルーン管路28に連通するバルーン管路が第1のバルーン管路26から第2バルーン管路27に切り替えが行われる。
For example, when switching from the first mode to the second mode, the first electromagnet is switched from ON to OFF, and the second electromagnet is switched from OFF to ON. As a result, the
ここで、バルーン9またはバルーン11が完全に収縮した状態とは、圧力検出部24で検出される圧力が設定された陰圧以下の状態を示す。なお、完全に収縮した状態とは、バルーン9またはバルーン11に流体が入っていない状態、または、各種類毎のバルーンの特性上、摩擦や押圧力が体壁に影響を及ぼさない程度に充分収縮しているとされる圧力のいずれでもよい。 Here, the state in which the balloon 9 or the balloon 11 is completely deflated indicates a state in which the pressure detected by the pressure detection unit 24 is equal to or lower than the set negative pressure. The fully contracted state is a state in which no fluid is contained in the balloon 9 or the balloon 11 or sufficiently contracted to such an extent that friction and pressing force do not affect the body wall due to the characteristics of each type of balloon. Any pressure may be used.
バルーン9またはバルーン11が中途半端な膨張状態で管路切替ピストン33を切り替えてしまった場合、吸引ポンプ22から切り離された側のバルーン9またはバルーン11は、自然収縮していくものの、その収縮スピードは吸引ポンプ22を用いて収縮させる収縮スピードよりかなり遅くなる。中途半端な膨張状態が長時間続くと、検査に支障がでることがあるため、バルーン9またはバルーン11が完全に収縮した状態でのみ、管路切替ピストン33の切り替えを行うように制御している。
When the balloon 9 or the balloon 11 is switched in the halfway expanded state, the balloon 9 or the balloon 11 on the side separated from the
以上のように、内視鏡システム1は、管路切替部25を用いて第3のバルーン管路28が第1のバルーン管路26または第2のバルーン管路27に選択的に接続するようにし、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23を用いてバルーン9及びはバルーン11の膨張及び収縮を行うようにした。このような構成により、内視鏡システム1は、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23をそれぞれ1つで、2つのバルーン9及びバルーン11の膨張及び収縮を行うことができるため、システムを非常に小型化することができる。
As described above, the
よって、本実施の形態の内視鏡システムによれば、システムを小型化するとともに、実際の使用状況に合わせてバルーンを選択的に膨張または収縮することができる。 Therefore, according to the endoscope system of the present embodiment, it is possible to downsize the system and selectively inflate or deflate the balloon according to the actual use situation.
また、内視鏡システム1では、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23に接続されていない側のバルーン9またはバルーン11は、第4のバルーン管路29を介して大気中に開放されるため、過剰な圧力が吸引ポンプ22及び送気ポンプ23に接続されていない側のバルーン9またはバルーン11にかかることがなく、安全性が高いという効果を有する。
(変形例)
In the
(Modification)
次に、第1の実施の形態の変形例について説明する。 Next, a modification of the first embodiment will be described.
第1の実施の形態では、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23の2つのポンプを用いて流体の吸引及び供給を行っていたが、変形例では、吸引及び供給を行うことができる1つのポンプを用いてバルーン9またはバルーン11への流体の吸引及び供給を行うようことができる内視鏡システムについて説明する。
In the first embodiment, the fluid is sucked and supplied by using two pumps, that is, the
図5は、第1の状態において、バルーン9を膨張させる場合の内視鏡バルーン制御装置7aの内部構成を説明するための図であり、図6は、第1の状態において、バルーン9を収縮させる場合の内視鏡バルーン制御装置7aの内部構成を説明するための図である。なお、図5及び図6において、図2と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。 FIG. 5 is a diagram for explaining an internal configuration of the endoscope balloon control device 7a when the balloon 9 is inflated in the first state, and FIG. 6 is a diagram illustrating the deflation of the balloon 9 in the first state. It is a figure for demonstrating the internal structure of the endoscope balloon control apparatus 7a in making it carry out. 5 and 6, the same components as those in FIG. 2 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
図5及び図6に示すように、変形例の内視鏡バルーン制御装置7aは、第1の実施の形態の内視鏡バルーン制御装置7の吸引ポンプ22及び送気ポンプ23に代わり、ポンプ50を有して構成されている。また、変形例の内視鏡バルーン制御装置7aは、第1の実施の形態の内視鏡バルーン制御装置7から電磁石制御部20、吸引/送気ポンプ制御部21及び管路切替部25が削除されるとともに、圧力に応じて開閉するピンチバルブ51〜58を有して構成されている。
As shown in FIGS. 5 and 6, an endoscope balloon control device 7a according to a modified example is replaced with a
ポンプ50は、ピンチバルブ51を介して外部に連通し、ピンチバルブ52を介して第3のバルーン管路28に連通する。また、ポンプ50及びピンチバルブ51と、第3のバルーン管路28との間は、ピンチバルブ53を介して連通する。さらに、ポンプ50と
ピンチバルブ52との間は、ピンチバルブ54を介して外部に連通する。
The
第1のバルーン管路26は、ピンチバルブ55を介して第3のバルーン管路28に連通し、ピンチバルブ56を介して第4のバルーン管路29に連通する。
The
また、第2のバルーン管路27は、ピンチバルブ57を介して第3のバルーン管路28に連通し、ピンチバルブ58を介して第4のバルーン管路29に連通する。
The
図5に示す第1の状態でバルーン9を膨張させる場合では、ピンチバルブ51、52、55及び58が開状態、ピンチバルブ53、54、56及び57が閉状態となり、第1のバルーン管路26が第3のバルーン管路28に接続され、第2のバルーン管路27が第4のバルーン管路29に接続される。これにより、流体がピンチバルブ51、ポンプ50、ピンチバルブ52、第3のバルーン管路28、ピンチバルブ55及び第1のバルーン管路26を介してバルーン9に供給され、バルーン9が膨張する。一方、バルーン11内の流体は、第2のバルーン管路27、ピンチバルブ58及び第4のバルーン管路29を介して外部に放出され、バルーン11が収縮する。なお、第2の状態において、バルーン11を膨張させる場合、図5に示すピンチバルブ55〜58の開閉状態をそれぞれ逆にすればよい。
When the balloon 9 is inflated in the first state shown in FIG. 5, the
また、図6に示す第1の状態でバルーン9を収縮させる場合では、ピンチバルブ51、52、56及び57が閉状態、ピンチバルブ53、54、55及び58が開状態となる。これにより、バルーン9内の流体が第1のバルーン管路26、ピンチバルブ55、第3のバルーン管路28、ピンチバルブ53、ポンプ50及びピンチバルブ54を介して外部に放出され、バルーン9が収縮する。なお、第2の状態において、バルーン11を収縮させる場合、図6に示すピンチバルブ55〜58の開閉状態をそれぞれ逆にすればよい。
When the balloon 9 is deflated in the first state shown in FIG. 6, the
以上のように、変形例の内視鏡バルーン制御装置7aは、吸引及び供給用の1つのポンプ50を用いて、バルーン9及び11を選択的に膨張または収縮することができる。
(第2の実施の形態)
As described above, the endoscope balloon control device 7a according to the modification can selectively inflate or deflate the balloons 9 and 11 by using one
(Second Embodiment)
次に、第2の実施の形態について説明する。 Next, a second embodiment will be described.
第2の実施の形態の内視鏡システムの構成は、第1の実施の形態の内視鏡バルーン制御装置7に代わり、内視鏡バルーン制御装置7bを用いて構成される。以下に、内視鏡バルーン制御装置7bの詳細な構成について説明する。
The configuration of the endoscope system according to the second embodiment is configured using an endoscope
図7は、第1の状態における内視鏡バルーン制御装置7bの内部構成を説明するための図であり、図8は、第2の状態における内視鏡バルーン制御装置7bの内部構成を説明するための図である。なお、図7及び図8において、図2及び図3と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
FIG. 7 is a diagram for describing the internal configuration of the endoscope
図7及び図8に示すように、本実施の形態の内視鏡バルーン制御装置7bは、シリンダ30内に第1のシリンダ内バルーン60と、第2のシリンダ内バルーン61とが追加されて構成されている。第1のシリンダ内バルーン60及び第2のシリンダ内バルーン61は、バルーン9またはバルーン11が完全に収縮していない状態で、他方のバルーン11またはバルーン9が膨張し始めることを防ぐ安全装置となっている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the endoscope
第1の切替バルーンとしての第1のシリンダ内バルーン60は、第2の電磁石32と第2の永久磁石35との間に設けられている。また、第1のシリンダ内バルーン60は、第1のバルーン管路26に連通しており、吸引ポンプ22及び送気ポンプ23が接続されている場合に、収縮及び膨張するようになっている。
A first in-
第2の切替バルーンとしての第2のシリンダ内バルーン61は、第1の電磁石31と第1の永久磁石34との間に設けられている。また、第2のシリンダ内バルーン61は、第2のバルーン管路27に連通しており、収縮及び膨張するようになっている。その他の構成は、第1の実施の形態の内視鏡バルーン制御装置7と同様である。
A second in-cylinder balloon 61 as a second switching balloon is provided between the
なお、このような構成によれば、第1の電磁石31及び第2の電磁石32を用いずに、第1のシリンダ内バルーン60及び第2のシリンダ内バルーン61の膨張または収縮、即ち、流体の圧力により管路切替ピストン33を切り替えることも可能である。
In addition, according to such a structure, without using the
次に、このように構成された内視鏡バルーン制御装置7bの作用について説明する。
Next, the operation of the endoscope
図7に示す吸引ポンプ22及び送気ポンプ23とバルーン9とが連通している第1の状態において、バルーン膨張スイッチ8aが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21の制御により、送気ポンプ23から送気が開始される。これにより、送気ポンプ23から送気された流体が第1のバルーン管路26を介してバルーン9及び第1のシリンダ内バルーン60に供給され、バルーン9及び第1のシリンダ内バルーン60が膨張する。このような状態で膨張バルーン切替スイッチ8cが押され第2の電磁石32がONになった場合でも、第1のシリンダ内バルーン60が膨張しているため、管路切替ピストン33が第2の電磁石32側に移動することがない。
In the first state in which the
また、バルーン9が膨張しているときに、バルーン収縮スイッチ8bが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21の制御により、吸引ポンプ22による吸引が開始される。これにより、第1のバルーン管路26に連通しているバルーン9及び第1のシリンダ内バルーン60内から流体が排気され、バルーン9及び第1のシリンダ内バルーン60が収縮する。このような状態で膨張バルーン切替スイッチ8cが押され第2の電磁石32がONになると、第1のシリンダ内バルーン60が収縮しているため、管路切替ピストン33が第2の電磁石32側に移動するようになる。
When the balloon contraction switch 8b is pressed while the balloon 9 is inflated, suction by the
一方、図8に示す吸引ポンプ22及び送気ポンプ23とバルーン11とが連通している第2の状態において、バルーン膨張スイッチ8aが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21の制御により、送気ポンプ23から送気が開始される。これにより、送気ポンプ23から送気された流体が第2のバルーン管路27を介してバルーン11及び第2のシリンダ内バルーン61に供給され、バルーン11及び第2のシリンダ内バルーン61が膨張する。このような状態で膨張バルーン切替スイッチ8cが押され第1の電磁石31がONになった場合でも、第2のシリンダ内バルーン61が膨張しているため、管路切替ピストン33が第1の電磁石31側に移動することがない。
On the other hand, in the second state where the
また、バルーン11が膨張しているときに、バルーン収縮スイッチ8bが押されると、吸引/送気ポンプ制御部21の制御により、吸引ポンプ22による吸引が開始される。これにより、第2のバルーン管路27に連通しているバルーン11及び第2のシリンダ内バルーン61内から流体が排気され、バルーン11及び第2のシリンダ内バルーン61が収縮する。このような状態で膨張バルーン切替スイッチ8cが押され第1の電磁石31がONになると、第2のシリンダ内バルーン61が収縮しているため、管路切替ピストン33が第1の電磁石31側に移動するようになる。その他の作用は、第1の実施の形態の内視鏡バルーン制御装置7と同様である。
When the balloon contraction switch 8b is pressed while the balloon 11 is inflated, suction by the
以上のように、内視鏡バルーン制御装置7bは、第1のバルーン管路26に連通する第1のシリンダ内バルーン60を第2の電磁石32と第2の永久磁石35との間に設け、第2のバルーン管路27に連通する第2のシリンダ内バルーン61を第1の電磁石31と第1の永久磁石34との間に設けるようにした。そして、内視鏡バルーン制御装置7bは、バルーン9またはバルーン11が膨張しているときには、第1のシリンダ内バルーン60または第2のシリンダ内バルーン61を膨張させるようにし、バルーン9またはバルーン11が膨張している状態での管路切替ピストン33の切り替えをできないようにした。
As described above, the endoscope
この結果、第2の実施の形態の内視鏡バルーン制御装置7bは、バルーン9またはバルーン11が中途半端な膨張状態で管路切替ピストン33を切り替えることができないため、安全性を向上させることができる。
As a result, the endoscope
本発明は、上述した実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiments and modifications, and various changes and modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
1,1a,1b…内視鏡システム、2…内視鏡、2A…操作部、2B…挿入部、3…オーバーチューブ、4…光源装置、5…ビデオプロセッサ、6…モニタ、7,7a,7b,7c…内視鏡バルーン制御装置、8…リモートコントローラ、9…バルーン、10…エア供給チューブ、11…バルーン、12…エア供給チューブ、13…第1送気用チューブ、14…第2送気用チューブ、20…電磁石制御部、21…吸引/送気ポンプ制御部、22…吸引ポンプ、23…送気ポンプ、24…圧力検出部、25…管路切替部、26…第1のバルーン管路、27…第2のバルーン管路、28…第3のバルーン管路、29…第4のバルーン管路、30…シリンダ、31…第1の電磁石、32…第2の電磁石、33…管路切替ピストン、34…第1の永久磁石、35…第2の永久磁石、36〜39…管路、50…ポンプ、51〜58…ピンチバルブ、60…第1のシリンダ内バルーン、61…第2のシリンダ内バルーン。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記第1の挿入部を内挿する第2の挿入部に設けられる第2のバルーンに連通する第2の管路と、
前記第1の管路または前記第2の管路に接続される第3の管路と、
前記第3の管路を介して前記第1の管路または前記第2の管路に対して流体の供給及び吸引を行うポンプと、
前記第3の管路内の圧力を検出して圧力情報を出力する圧力検出部と、
前記第1の管路に前記第3の管路を接続して前記第1のバルーンを膨張できる状態にした後、前記第3の管路が予め設定された圧力を下回るまで前記ポンプに前記流体を吸引できる状態にした第1の状態と、前記第2の管路に前記第3の管路を接続して前記第2のバルーンを膨張できる状態にした後、前記第3の管路が予め設定された圧力を下回るまで前記ポンプに前記流体を吸引できる状態にした第2の状態とを、選択的に切り替える切替弁と、
前記圧力情報を受信して、選択的に前記第1の状態と前記第2の状態とを切り替えるように、前記切替弁を動作させるアクチュエータを制御する制御部と、
を備える挿入装置。 A first conduit communicating with a first balloon provided in an elongated first insertion portion to be inserted into a body cavity;
A second conduit communicating with a second balloon provided in a second insertion portion for interpolating the first insertion portion;
A third conduit connected to the first conduit or the second conduit;
A pump for supplying and suctioning fluid to the first pipe line or the second pipe line via the third pipe line;
A pressure detector that detects pressure in the third pipe and outputs pressure information;
After the third conduit is connected to the first conduit so that the first balloon can be inflated, the fluid is supplied to the pump until the third conduit falls below a preset pressure. The first state in which the second balloon can be sucked, and the third conduit connected to the second conduit so that the second balloon can be inflated. A switching valve that selectively switches between a second state in which the fluid can be sucked into the pump until it falls below a set pressure;
A controller that receives the pressure information and controls an actuator that operates the switching valve so as to selectively switch between the first state and the second state;
An insertion device comprising:
前記シリンダと前記ピストンとは、互いに回動することを防ぐ係合部をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1に記載の挿入装置。 The switching valve includes a substantially cylindrical cylinder and a piston provided with a plurality of pipelines,
The insertion device according to claim 1, wherein the cylinder and the piston each include an engaging portion that prevents the cylinder and the piston from rotating with respect to each other.
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