JP2014181447A - ドアクローザ - Google Patents

ドアクローザ Download PDF

Info

Publication number
JP2014181447A
JP2014181447A JP2013054946A JP2013054946A JP2014181447A JP 2014181447 A JP2014181447 A JP 2014181447A JP 2013054946 A JP2013054946 A JP 2013054946A JP 2013054946 A JP2013054946 A JP 2013054946A JP 2014181447 A JP2014181447 A JP 2014181447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
closed
closer
door closer
electric actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013054946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5907917B2 (ja
JP2014181447A5 (ja
Inventor
Kosuke Hayakawa
幸佑 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2013054946A priority Critical patent/JP5907917B2/ja
Publication of JP2014181447A publication Critical patent/JP2014181447A/ja
Publication of JP2014181447A5 publication Critical patent/JP2014181447A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5907917B2 publication Critical patent/JP5907917B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】ドアクローザにおいて、バネ等の付勢力によってドアを閉じることができない場合に、このドアを確実に閉めることである。
【解決手段】ドアクローザ10は、建物内外を仕切るために設けられ回動可能に支持されるドア8を閉方向に移動するコイルばね26と、コイルばね26によって所定の時間内にドア8が閉じられず、かつ、ドア8の表裏両側の気圧差が所定値以上となっているときにドア8を閉方向に移動する電動アクチュエータ56と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアクローザに係り、特に、建物内外を仕切るために設置され回動可能に支持されるドアを閉方向に移動するドアクローザに関する。
従来から、建物内外を仕切るドアにはドアクローザが設けられ、このドアクローザは、使用者により開かれたドアをバネ等の付勢力を用いて自動的に閉じる構成から成る。
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、ドアの開方向に補助力を付与可能であって、そのドアの開方向のトルクに応じて補助力が可変である開放動力手段を備えるドア開閉システムが開示されている。
特開平11−280332号公報
上記ドアの表裏両側で気圧差が大きい場合には、開かれたドアをバネ等の付勢力によって閉じることができない場合がある。このようにドアが開いた状態が長時間継続することにより、セキュリティの低下とともに、セキュリティシステムの警報装置の作動により、保守作業員の不要な出動に繋がる虞がある。
本発明の目的は、バネ等の付勢力によってドアを閉じることができない場合に、このドアを確実に閉めることを可能とするドアクローザを提供することである。
本発明に係るドアクローザは、建物内外を仕切るために設けられ回動可能に支持されるドアを閉方向に移動する付勢部と、前記付勢部によって所定の時間内に前記ドアが閉じられず、かつ、前記ドアの表裏両側の気圧差が所定値以上となっているときに前記ドアを閉方向に移動する電動アクチュエータと、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るドアクローザにおいて、前記付勢部による前記ドアの戸閉速度を、油圧を用いて調整する油圧調整部を備え、前記油圧調整部は、前記電動アクチュエータの作動中に前記戸閉速度が速まるように前記油圧を調整することが好ましい。
上記構成により、開かれたドアを風あるいは気圧差等によりバネ等の付勢力によっては閉じることができない場合にも、このドアを閉方向に移動させる電動アクチュエータが作動して確実にドアを閉めることができる。
本発明に係る実施の形態のドアクローザと、このドアクローザによって閉じられるドアを示す図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係る実施の形態のドアクローザによってドアを閉める手順を示すフローチャートである。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。また、以下では、全ての図面において対応する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、ドア8にドアクローザ10が取り付けられた様子を示す図である。図2は、図1のA−A線断面図である。建物内外を仕切るために設置され蝶番等により回動可能に建物に支持されるドア8を開閉させるときのドアクローザ10の役割は、戸開の際に使用者によって戸開し、戸閉の際に使用者を介さず自動的に戸閉することである。
ドアクローザ10を構成する筒状のシリンダ12には回動可能な主軸14が設けられ、さらにシリンダ12にはピストン16が挿入されている。このピストン16の内部に形成されているラック18と主軸14に取り付けられるピニオン20が歯合されている。
ピストン16とシリンダ12の一方側の端部に嵌入された蓋部22との間に形成されたシリンダ第1室24にはコイルばね26が挿入されている。ピストン16とシリンダ12の他方側の端部に嵌入された蓋部28との間にシリンダ第2室30が形成される。シリンダ第1室24とシリンダ第2室30には作動油32が充填されている。
戸開閉時のドアクローザ10の通常動作は、使用者による戸開に従って主軸14が矢印A方向に回転すると、ピストン16が矢印B方向に移動してコイルばね26を圧縮する。これにより、シリンダ第1室24の容積が縮小するためシリンダ第1室24内の作動油32がピストン16の連通孔34、ピストン内部及び連通孔36を介してシリンダ第2室30に流れ込む。
その後、使用者による戸開動作が無くなるとコイルばね26の付勢力によってピストン16が矢印C方向に移動するとともに、主軸14が矢印D方向に回転することで自動的にドア8の戸閉が開始される。これにより、シリンダ第2室30の容積が縮小するため逆止弁38が作用してシリンダ第2室30内の作動油32の圧力が上昇すると共に作動油32がシリンダ12に形成されている油導路40、油路42及び油導路44を通過してシリンダ第1室24へ戻る。
なお、油路42に挿入されている油圧調整電磁弁46によって作動油32の戻り量を制限することにより戸閉速度を制御することができる。
ドア8には、ドアクローザ10の他に建物の外側の気圧を計測する外側気圧計48、建物の内側の気圧を計測する内側気圧計50及びドア8の開閉状態を検知する検知部52が取り付けられている。外側気圧計48、内側気圧計50及び検知部52は制御線によって制御部54に接続されている。
ドアクローザ10の制御部54は、外側気圧計48、内側気圧計50及び検知部52から伝送される情報に基づいて、ドアクローザ10の電動アクチュエータ56及び油圧調整電磁弁46を制御する。
具体的には、制御部54は、検知部52からの情報に基づいてドア8が開いてから所定の時間(Tth)内にドア8が閉じられず、かつ、外側気圧計48及び内側気圧計50からの情報に基づいてドア8の表裏両側の気圧差が所定値(Pth)以上となっているときにドア8を閉方向に移動する電動アクチュエータ56を作動する。さらに、制御部54は、電動アクチュエータ56の作動中にドア8の戸閉速度が速まるように油圧調整電磁弁46を調整する。電動アクチュエータ56は、通常時は停止しており、制御部54からの戸閉制御指令に基づいて作動し、主軸14をD方向に回転するモータである。電動アクチュエータ56は、例えばピニオン20と常時歯合する歯車が回転軸に取り付けられたモータを用いることができる。このモータを用いた場合には、ドアクローザ10の通常の開閉動作時にモータの歯車も回転する。油圧調整電磁弁46は、制御部54からの油圧調整制御指令に基づいて、ドア8の戸閉速度が速まるように作動油32の戻り量を調整する。なお、電動アクチュエータ56の他の例としては、歯車が回転軸に取り付けられたモータである点は、上記と相違点はないが、この例では常時歯合することなく、制御部54からの戸閉制御指令に基づいてピニオン20と歯合状態となる位置に移動する移動機構を備えたモータ装置を用いることも可能である。
また、制御部54は、検知部52からの情報に基づいて、ドア8が開いてから上記所定の時間(Tth)よりも長い警告時間(Tw)が経過している場合は、セキュリティ確保の観点から図示しない管理センタに警告信号を送信するセキュリティ装置としての役割も担う。これにより、ドア8の表裏両側の気圧差が小さいにもかかわらず、例えば、人手によってドア8が開かれた状態が長時間継続することによって送信された警告信号を受信した管理センタから保守作業員が出動することでセキュリティ対策を講じることができる。
続いて、上記構成のドアクローザ10の作用について説明する。図3は、ドアクローザ10によってドア8を確実に閉じる手順を示すフローチャートである。ドアクローザ10の制御部54は、検知部52からの情報に基づいてドア8が開かれたか否かを判断する(S2)。S2の工程において、ドア8が開かれていないと判断したときは、再びS2へと戻る。
S2の工程において、ドア8が開かれていると判断したときは、検知部52からの情報に基づいて、その後ドア8が閉じられたか否かを判断する(S4)。S4の工程において、ドア8が閉じられたと判断したときは、END処理へと進む。
S4の工程において、ドア8が閉じられていないと判断したときは、ドア8が開かれてから所定の時間(Tth)が経過したか否かを判断する(S6)。S6の工程において、所定の時間(Tth)が経過していないと判断されたときは再びS4へと戻る。
S6の工程において、ドア8が開かれてから所定の時間(Tth)が経過したと判断されたときは、外側気圧計48及び内側気圧計50からの情報に基づいてドア8の表裏両側の気圧差が所定値(Pth)以上であるか否かを判断する(S8)。
S8の工程において、ドア8の表裏両側の気圧差が所定値(Pth)以上でないと判断されたときは、ドア8が開かれてから所定の警告時間(Tw)が経過したか否かが判断される(S10)。S10の工程において、ドア8が開かれてから所定の警告時間(Tw)が経過していないと判断されたときは、再びS4の工程へと戻る。
S10の工程において、ドア8が開かれてから所定の警告時間(Tw)が経過したと判断されたときは、管理センタに警告信号を送信した(S12)後、END処理へと進む。これにより、ドア8の表裏両側の気圧差が小さいにもかかわらず、例えば、人手によってドア8が長時間開かれている場合等についてのセキュリティ対策を講じることができる。
S8の工程において、ドア8の表裏両側の気圧差が所定値(Pth)以上であると判断されたときは、ドア8を閉方向に移動するように電動アクチュエータ56を作動する(S14)とともに、電動アクチュエータ56の作動中にドア8の戸閉速度が速まるように油圧調整電磁弁46を調整する(S16)。S16の工程の後は、END処理へと進む。
上記のように、ドアクローザ10によれば、使用者によって開かれたドアを風あるいは気圧差等によりコイルばね26の付勢力によっては閉じることができない場合にも、ドア8を閉方向に移動させる電動アクチュエータ56が作動して確実にドア8を閉めることができる。これにより、ドア8によって仕切られた室内のセキュリティを確保できるとともに、管理センタへの警告信号が送信されないため、保守作業員の不要な出動を抑制することができる利点がある。
なお、ドア8のドアノブ近傍には、電動アクチュエータ56の作動とともに動作する電磁石を取り付け、ドア8の閉方向のトルクをさらに高めることで、より確実にドア8を閉めることができる。
8 ドア、10 ドアクローザ、12 シリンダ、14 主軸、16 ピストン、18ラック、20 ピニオン、22 横蓋、24 シリンダ第1室、28 終蓋、30 シリンダ第2室、32 作動油、34,36 連通孔、38 逆止弁、40 油導路、42 油路、44 油導路、46 油圧調整電磁弁、48 外側気圧計、50 内側気圧計、52 検知部、54 制御部、56 電動アクチュエータ。

Claims (2)

  1. 建物内外を仕切るために設けられ回動可能に支持されるドアを閉方向に移動する付勢部と、
    前記付勢部によって所定の時間内に前記ドアが閉じられず、かつ、前記ドアの表裏両側の気圧差が所定値以上となっているときに前記ドアを閉方向に移動する電動アクチュエータと、
    を備えることを特徴とするドアクローザ。
  2. 請求項1に記載のドアクローザにおいて、
    前記付勢部による前記ドアの戸閉速度を、油圧を用いて調整する油圧調整部を備え、
    前記油圧調整部は、前記電動アクチュエータの作動中に前記戸閉速度が速まるように前記油圧を調整することを特徴とするドアクローザ。
JP2013054946A 2013-03-18 2013-03-18 ドアクローザ Active JP5907917B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054946A JP5907917B2 (ja) 2013-03-18 2013-03-18 ドアクローザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054946A JP5907917B2 (ja) 2013-03-18 2013-03-18 ドアクローザ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014181447A true JP2014181447A (ja) 2014-09-29
JP2014181447A5 JP2014181447A5 (ja) 2015-03-26
JP5907917B2 JP5907917B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=51700438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013054946A Active JP5907917B2 (ja) 2013-03-18 2013-03-18 ドアクローザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5907917B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017095985A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 リョービ株式会社 ドアクローザ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6095086A (ja) * 1983-10-26 1985-05-28 ドルマーバウベシユラーク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイートゲゼルシヤフト 自動的なドア徐閉器
US4660250A (en) * 1984-06-23 1987-04-28 Dorma-Baubeschlag Gmbh & Co. Kg. Door closer
JPH0941801A (ja) * 1995-08-03 1997-02-10 Ryobi Ltd ドアクローザ
JP2010031596A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Haseko Corp 扉の開動補助装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6095086A (ja) * 1983-10-26 1985-05-28 ドルマーバウベシユラーク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイートゲゼルシヤフト 自動的なドア徐閉器
US4660250A (en) * 1984-06-23 1987-04-28 Dorma-Baubeschlag Gmbh & Co. Kg. Door closer
JPH0941801A (ja) * 1995-08-03 1997-02-10 Ryobi Ltd ドアクローザ
JP2010031596A (ja) * 2008-07-31 2010-02-12 Haseko Corp 扉の開動補助装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017095985A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 リョービ株式会社 ドアクローザ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5907917B2 (ja) 2016-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2420748C (en) Drive system
US11078704B2 (en) Method and apparatus for adjusting the closing force of a door
FI103140B (fi) Kääntöovilaite
EP2583848B1 (en) Dual hinged vehicle door and method of controlling same
CN205976876U (zh) 动力协助装置
US11697960B2 (en) Parallel operation of door operators
US9574389B2 (en) Line belt driven retrofittable door opener, system, and method of retrofitting thereof
CN108368926A (zh) 具有故障安全操作模式的电动致动器
US11203893B2 (en) Swing door operator
US11829164B2 (en) Door closer with power close
US11536075B2 (en) Door operator and method of its operation
US20150191955A1 (en) Floor-mounting gate-closer post with rotary dampener
US10753499B2 (en) Proportional control valve system and method
JP5907917B2 (ja) ドアクローザ
US20190153767A1 (en) Method for set up of a door operator and a door operator
CN217003093U (zh) 一种天然气井智能自动调节阀
US10400494B2 (en) Door closer
GB2415463A (en) Spring and piston door closer having dual speed closing
WO2008070633A2 (en) Barrier operator with panic control override mode and related method
KR20090108148A (ko) 여닫이문의 급속 닫힘 방지용 안전장치
EP3887634A1 (en) Door closer
KR102402556B1 (ko) Mr 유체를 이용한 도어 폐쇄 장치
KR20110036899A (ko) 직선위치 제어방식에 의한 방화문 자동 폐쇄장치
KR101469534B1 (ko) 강화 유리문의 힌지 장치
KR200448362Y1 (ko) 화재 감지식 문 회전 개방장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5907917

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250