JP2014179960A - 無線通信装置、通信制御方法、無線通信システム - Google Patents

無線通信装置、通信制御方法、無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】フレーム毎に適切なプリアンブルタイプを設定する。
【解決手段】受信したロングプリアンブルを用いた第1フレームの受信パラメータを算出するとともに、受信した第1フレーム以降のフレーム毎の前記受信パラメータを算出する送受信部と、前記フレームを受信するたびに、受信した前記フレームの前記受信パラメータと、前記第1フレームで算出した前記受信パラメータとの差分が所定の許容値内であるかを判定し、前記所定の許容値内である場合には、受信した前記フレームに対してショートプリアンブルを用いる判定結果を出力し、前記所定の許容値を超えている場合には、受信した前記フレームに対してロングプリアンブルを用いる判定結果を出力するプリアンブルタイプ判定部と、受信動作時には、前記判定結果を送信側の無線通信装置に通知し、送信動作時には、受信側の無線通信装置から通知された前記判定結果で指定されたプリアンブルタイプに従い、前記フレームの送信を行うように制御する制御部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信装置、通信制御方法、無線通信システムに関する。
無線通信は有線通信に比べ通信環境の影響を受けやすく、大容量データを安定して効率よく高速で送受信するために様々な技術を必要とする。例えば、一般的に高速のデータレートほどスループットは高くなるがノイズに対する耐性が低くなる。また、低速のデータレートほどスループットは低くなるがノイズに対する耐性が高くなる傾向がある。そのため、複数のデータレートを使用可能とし、パケット誤り発生率やSNR(signal-noise ratio)などの受信信号品質に応じて最適なデータレートなどの変調方式を選択するリンクアダプテーションという無線通信制御方法がある。
また、オーバーヘッド削減によるスループット向上の策としてバースト通信があり、無線通信システムでも用いられている。同じ通信相手に対するフレーム送信において、連続フレーム送信を行い、その際通常よりも短いフレーム間隔を用いて行うことで、オーバーヘッドの削減を図っている。また、ショートプリアンブルを用いることでもオーバーヘッドの削減を図っている。ただし、この場合、ロングプリアンブルで行うAGC(Automatic Gain Control)や周波数オフセット推定などの同期処理の一部を省略することになるため状況によっては適切な状態でのヘッダーおよびペイロード部の受信処理が行えないという弊害が伴う。
例えば、WiMedia規格では、通信相手に1フレームのみを送信するSingleフレームモードと同じ通信相手にバースト通信を行うバーストモードがあり、バーストモードではSingleフレームモードよりも短いフレーム間隔やショートプリアンブルを用いてフレームを連続送信することが可能である。ただし、バースト転送の最初のフレームはSingleフレームモードと同じロングプリアンブルを用い、2フレーム目以降はショートプリアンブルとロングプリアンブルのどちらかを選択可能となっている。
上記のような技術の一例として、例えば特許文献1が開示されている。特許文献1にあっては、ロングプリアンブルを用いる1フレーム目を除く2フレーム目以降のフレームに対してショートプリアンブルとロングプリアンブルの選択が可能なバースト通信においてプリアンブルタイプを適切に選ぶことを目的としている。そして、連続送信したフレームの受信が完了した際に受信フレーム毎の受信パラメータの変動が許容値内であれば2フレーム目以降はショートプリアンブルを用いる通信方法が適切と判定する。一方、受信パラメータの変動が許容値を超えている場合は2フレーム目以降はロングプリアンブルを用いる通信方法が適切と判定し、判定結果に基づいた制御を行う。
上記従来の無線通信制御方法では、受信信号品質に応じて最適なデータレートなどの変調方式を選択することは可能である。しかしながら、ロングプリアンブルを用いる1フレーム目を除く2フレーム目以降のフレームでショートプリアンブルとロングプリアンブルの選択が可能なバースト通信においてプリアンブルタイプを適切に選ぶことができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、2フレーム目以降のフレームでショートプリアンブルとロングプリアンブルの選択が可能なバースト通信においてプリアンブルタイプを適切に選ぶことのできる無線通信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、バースト通信においてフレームの送受信を行う無線通信装置であって、受信した第1フレームの受信信号レベル、及び周波数オフセット推定値の少なくとも一方を含む受信パラメータを算出するとともに、受信した第1フレーム以降のフレーム毎の前記受信パラメータを算出する送受信部と、前記フレームを受信するたびに、受信した前記フレームの前記受信パラメータと、前記第1フレームで算出した前記受信パラメータとの差分が所定の許容値内であるかを判定し、前記許容値内である場合には、受信した前記フレームに対してショートプリアンブルを用いる判定結果を出力し、前記許容値を超えている場合には、受信した前記フレームに対してロングプリアンブルを用いる判定結果を出力する判定部と、受信動作時には、送信側の前記無線通信装置に対して前記判定結果を通知し、送信動作時には、受信側の無線通信装置から通知された前記判定結果で指定されたプリアンブルタイプに従い、前記フレームの送信を行うように制御する制御部と、を備えること特徴とする。
本発明によれば、バースト通信においてプリアンブルタイプを適切に選ぶことができるという効果を奏する。
図1は、実施形態の無線通信装置の利用態様を示す図である。 図2は、実施形態においてバースト通信する際に使用する各フレームのフォーマットを示す図である。 図3は、実施形態においてバースト通信する際の通信方法を、総フレーム数が3フレームの場合について説明する図である。 図4は、実施形態の無線通信装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、実施形態のプリアンブルタイプ判定部における判定処理を説明する図である。 図6は、実施形態のバースト通信の送信側におけるプリアンブルタイプ制御に関する処理の流れを示すフロー図である。 図7は、実施形態のバースト通信の受信側でプリアンブルタイプの判定を行う処理の流れを示すフロー図である。 図8は、実施形態のフレームの受信パラメータを算出する処理の流れを説明するフロー図である。 図9は、実施形態のフレームの受信パラメータを算出する処理の流れを説明するフロー図である。
以下に添付図面を参照して、無線通信装置の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、通信処理装置の利用例を示す概念図である。本実施形態では、通信処理装置は無線通信装置A、及び無線通信装置Bとしてそれぞれ実現されている。この無線通信システム100は無線通信装置Aと、その通信相手となる無線通信装置Bによって構成される。そしてこれらの無線通信装置の間でバースト通信することが可能となっている。
以下では、無線通信方式としてマルチバンドOFDM方式を取り上げ、その中のバースト通信に本発明を適用した場合について説明する。無線通信システム100における無線通信装置A、及びBがバースト通信する際に使用する各フレームのフォーマットについて図2を用いて説明する。
図2に示されるように、フレームは、既知のトレーニング用信号であるプリアンブル、通信を行うために必要な情報を含むヘッダー、実際に送りたいデータを含むペイロードの順に構成される。そしてマルチバンドOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式では、プリアンブルについては、ロングプリアンブルの場合とショートプリアンブルの場合の2つのタイプがあり、どちらかを選択して使用する。ロングプリアンブルはパケットごとに同じ量の情報を送るタイプである。一方、ショートプリアンブルはプリアンブルを短く処理するため、安定性が下がるが通信速度が向上するタイプである。
また、ヘッダーには、そのフレームに続く次のフレームとのフレーム間隔が短い、つまり連続送受信する通信方法であるバーストモードを示すための情報であるBMビットと、そのフレームの後のフレームのプリアンブルのタイプを示す為の情報であるPTビットと、が含まれている。フレームが次のフレームとの間隔が短い場合、BM=1、そうでない場合BM=0、ショートプリアンブルタイプの場合PT=1、ロングプリアンブルタイプの場合PT=0とするように規定されている。
図3は、無線通信システム100においてバースト通信する際の2通りの通信方法を、総フレーム数が3フレームの場合について説明する。マルチバンドOFDM方式のバーストモードにおける規定では、最終フレーム以外はその後に続くフレームとのフレーム間隔が短いためBM=1とし、最終フレームではBM=0とする。また、プリアンブルタイプについては、第1フレームでは必ずロングプリアンブルを使用するが、第2フレーム以降ではロングプリアンブルかショートプリアンブルのどちらを使用するかは規定されておらず、自由に設定することが可能である。例えば、2フレーム目以降でショートプリアンブルタイプを使用する場合はPT=1、ロングプリアンブルタイプを使用する場合はPT=0とすることができる。ただし、最終フレームでは必ずPT=0でロングプリアンプルタイプと規定されている。そして、バースト通信中の各フレーム間隔は短く、MIFS=1.875usと規定されている。
通常、無線通信装置の受信側の処理については規格による規定はないが、プリアンブルの設定はAGC(Automatic Gain Control)や周波数オフセット推定などの処理の際に使用される。しかし、ショートプリアンブルの場合、ロングプリアンブルの場合と同様にこれらの処理をすることは難しく、ショートプリアンブルを使用する2フレーム目以降では、AGCや周波数オフセット推定処理を省略し、1フレーム目で算出した受信信号レベルや周波数オフセット推定値を使用することとなる。
図4は、無線通信装置A、Bの機能構成を示すブロック図である。図4に示されるように、無線通信装置A、Bは、アンテナ1、送受信部2、受信パラメータ記憶部3、プリアンブルタイプ判定部4、制御部5を含む。
データの送信時には、送受信部2は、制御部5からのデジタルデータに対し、誤り訂正符号化、圧縮符号化、及びデジタル変調を含むデジタル信号処理を行った後、プリアンブルを付加する。この時、プリアンブルはロングプリアンブルかショートプリアンブルのうち制御部5により指定されたものが使用される。そして、送受信部2は、さらにデジタル信号からアナログ信号への変換、ベースバンド信号からRF信号への周波数変換が行われる。その後、この信号はアンテナ1から電波として送信される。なお、BMビットがBM=1のフレームの場合は、短いフレーム間隔で送信するように制御部5が送受信部2を制御する。
受信時には、送信側のアンテナ1から送信された電波は、受信側のアンテナ1から電波として受信される。その後、送受信部2は受信した信号に対して、RF信号からベースバンド信号への周波数変換や、余分な周波数成分の除去の他に、アナログ信号からデジタル信号への変換の処理を行う。そして、さらに送受信部2は、ロングプリアンブルのフレームの場合はそのプリアンブルを使用してAGC(Automatic Gain Control)、周波数オフセット推定、及びタイミング検出処理などを行う。そして、送受信部2は、その後、周波数オフセット補正やヘッダーおよびペイロードに対する復調、復号化、及び誤り訂正を含むデジタル信号処理を行い、制御部5へデジタルデータを渡す。
一方、送受信部2は、ショートプリアンブルのフレームの場合は、ロングプリアンブルのフレームで算出した受信信号レベル、及び周波数オフセット推定値等の受信パラメータを使用して同期処理を行い、その後の処理についてはロングプリアンブルのフレームの場合と同様となる。なお、受信側の無線通信装置A、Bではこれから受信しようとするフレームのプリアンブルのタイプについては、前フレームのPTの値を含むデジタルデータを渡された制御部5から送受信部2に伝えられることにより、予め知ることができる。
そのため、送受信部2は前フレームのPTビットの値に基づいて、新たにAGC、周波数オフセット推定を行うか否かを決定している。つまり、ロングプリアンブルのフレームが送信されるとなった場合はそのロングプリアンブルを使用したAGC、及び周波数オフセット推定を新たに行うこととしていた。また、送受信部2はショートプリアンブルのフレームが送信されるとなった場合はそのフレームより前に受信したロングプリアンブルのフレームで算出した受信信号レベルおよび周波数オフセット推定値を使用することとする。ここで、AGCを行う際に算出する受信信号レベル、又は周波数オフセット推定で算出する周波数オフセット推定値が本実施形態では受信パラメータに相当する。受信パラメータの算出方法は後述する。
受信パラメータ記憶部3は、送受信部2において算出したロングプリアンブルを用いた第1フレームの受信パラメータを記憶する。プリアンブルタイプ判定部4は、受信したロングプリアンブルのフレームで算出した受信パラメータと、受信パラメータ記憶部3に記憶された第1フレームの受信パラメータとを比較することで受信パラメータの変動を計算する。そして、プリアンブルタイプ判定部4は、変動の値が許容値内であればショートプリアンブルを使用するフレームと判定し、許容値を超えていればロングプリアンブルを使用するフレームと判定する。そして、プリアンブルタイプ判定部4は、判定したプリアンブルタイプを示す情報をフレーム番号とともに判定結果として制御部5に伝える。フレーム番号とは、当該フレームが、連続フレームのうち何番目に位置するかを示す番号である。このようにすることで、フレームとプリアンブルタイプとの対応関係が誤ることを防ぐことができるようになる。
そして、制御部5ではロングプリアンブルを用いて連続送信されたこれらのフレームに対する判定結果をデジタルデータとするBM=0、PT=0のフレームを、送受信部2を制御して送信する。
制御部5は、送信時における所定のフレームフォーマットの生成や複数フレーム連続送信時のフレーム間隔の制御や受信時におけるプリアンブルタイプに基づく送受信部2の制御など、通信を行うため上記各部に対して所定の制御を行う。また、制御部5は、連続送信する際の各フレームに対するフレームフォーマット生成時のPTビットについては、通信相手の無線通信装置から送られてきた判定結果に基づいて、PT=0、又はPT=1を設定する。そして、制御部5は、前フレームのPTビットがPT=1の場合はショートプリアンブルを使用するよう送受信部2に指示する。一方、制御部5は、その他の場合については、ロングプリアンブルを使用するように送受信部2に指示する。なお、BMビット、及び最終フレームでのPTビットの設定については、図3で説明した方法に従う。また、制御部5としては、通信プロトコル層以上のアプリケーション層までも包括するものとする。
図5は、プリアンブルタイプ判定部4における判定処理について説明するための図である。この場合、ロングプリアンブルを用いる3フレームをバースト通信する場合を例として説明する。
図示されるように、プリアンブルタイプ判定部4は、受信パラメータ記憶部3に記憶された第1フレームの受信パラメータを基準値とする。本実施形態にあっては、基準値に対して±xの範囲が許容値の範囲である。
続いて、プリアンブルタイプ判定部4は、第2フレームに対して受信パラメータを算出し、受信パラメータの基準値との差分を計算する。第2フレームの差分は許容値内であるため、プリアンブルタイプ判定部4は、ショートプリアンブルを使用するフレームとして第2フレームを判定する。
同様に、プリアンブルタイプ判定部4は、第3フレームに対して受信パラメータを算出し、受信パラメータの基準値との差分を計算する。第3フレームの差分は許容値を超えているため、プリアンブルタイプ判定部4は、ロングプリアンブルを使用するフレームとして第3フレームを判定する。これにより、フレームに対する判定結果として(フレーム番号,プリアンブルタイプ)=(2,1),(3,0)のような情報が決まる。ここで、プリアンブルタイプはショートプリアンブルの場合は”1”、ロングプリアンブルの場合は”0”を示す。なお、受信パラメータに対する許容値は制御部5によって任意に設定でき、制御部5よりプリアンブルタイプ判定部4にその情報が伝えられるものとする。
図6は、バースト通信の送信側におけるプリアンブルタイプ制御に関する処理の流れを示すフロー図である。本実施形態では、無線通信装置Aが送信側、無線通信装置Bが受信側の場合を説明する。図6に示されるように、まず無線通信装置Aの制御部5、及び送受信部2は、アンテナ1を通じて、図3で示した場合と同様のロングプリアンブルを用いた連続フレームをバースト通信として無線通信装置Bへと送信する(ステップS101)。
次いで、無線通信装置Aの送受信部2、及び制御部5は、受信側である無線通信装置Bから返信されたフレーム毎のプリアンブルタイプ情報を示す判定結果を、アンテナ1を通じて受信する(ステップS102)。受信したフレーム毎のプリアンブルタイプ情報を示す判定結果は制御部5に伝わり、無線通信装置Aの制御部5、及び送受信部2は、判定結果に基づいてフレーム毎に適切なプリアンブルを用いてバースト通信でフレームを連続送信する(ステップS103)。すなわち、ショートプリアンブルと無線通信装置Bにて判定されたフレームは、無線通信装置Aは、ショートプリアンブルで送信する。一方、ロングプリアンブルと無線通信装置Bにて判定されたフレームは、無線通信装置Aは、ロングプリアンブルで送信する。
図7は、バースト通信の受信側である無線通信装置Bにおけるプリアンブルタイプの判定を行う処理の流れを示すフロー図である。図7に示されるように、送受信部2は、無線通信装置Aから送信されるロングプリアンブルを用いたバースト通信のフレームを、アンテナ1を通じて受信し、制御部5へと渡す(ステップS201)。
フレームの受信に際して、送受信部2は、受信信号レベルまたは周波数オフセット推定値を受信パラメータとして算出する(ステップS202)。送受信部2は、受信したフレームが第1フレームであるか否かを判定する(ステップS203)。BMビットが初めて1を検出した場合に、第1フレームの受信をしたと判断される。
第1フレームであると判定された場合(ステップS203:Yes)、送受信部2は、算出した受信パラメータを受信パラメータ記憶部3に記憶させる(ステップS205)。そして、ステップS201へと戻り、次のフレームに対する処理を再開する。
一方、第1フレームでないと判定された場合(ステップS203:No)、プリアンブルタイプ判定部4は、送受信部2によって算出した受信パラメータと、受信パラメータ記憶部3に格納した第1フレームに対する受信パラメータとの差分から、受信パラメータの変動を計算する(ステップS204)。
プリアンブルタイプ判定部4は、受信パラメータの変動が許容値x内であるか否かを判定する(ステップS206)。受信パラメータの変動が許容値x内であると判定された場合(ステップS206:Yes)、プリアンブルタイプ判定部4は、当該フレームはショートプリアンブルが適切と判定する(ステップS207)。
一方、受信パラメータの変動が許容値x内でないと判定された場合(ステップS206:No)、プリアンブルタイプ判定部4は、当該フレームはロングプリアンブルが適切と判定する(ステップS208)。
プリアンブルタイプ判定部4は、適切と判定したプリアンブルタイプ情報とフレーム番号を制御部5に通知し、判定結果を保持させる(ステップS209)。そして、プリアンブルタイプ判定部4は、バースト通信の最終フレームを受信したか否かを判定する(ステップS210)。バースト通信の最終フレームを受信したと判定された場合(ステップS210:Yes)、受信側の無線通信装置Bの送受信部2は、制御部5に通知されたフレーム毎の判定結果を示すフレームをアンテナ1を通して送信側の無線通信装置Aへと送信する(ステップS211)。ここで、最終フレームか否かの判定は、制御部5に保持されたフレームの受信結果の中のBMビットがBM=0であるかどうかにより行う。すなわち、BM=0の場合は、次のフレームとの間に時間があるため、後続するフレームは、バースト通信による連続的なフレーム送信でないとなり、当該フレームがバースト通信の最終フレームに該当するからである。
次いで、受信側の無線通信装置Bの送受信部2は、送信側の無線通信装置Aからフレーム毎に適切なプリアンブルを用いてバースト通信で連続送信されたフレームを受信する(ステップS212)。
一方、バースト通信の最終フレームを受信していないと判定した場合(ステップS210:No)、ステップS201に戻り、以降のフレームの受信を最終フレームまで同様に繰り返す。
続いて、図8は、フレームの受信パラメータを算出する処理の流れを説明するフロー図である。図8は、受信パラメータとして、AGCを行う際に算出する受信信号レベルを用いる場合の算出方法である。図8に示されるように、まず無線通信装置Bの送受信部2は、ロングプリアンブルのフレームを受信する(ステップS11)。以降の処理は、受信側の無線通信装置Bがロングプリアンブルのフレームを受信した場合にのみ行われ、ショートプリアンブルのフレームを受信した場合には行われない。
続いて、送受信部2は、これまで受信したロングプリアンブルのフレームの平均パワーを計算する(ステップS12)。例えば、ロングプリアンブルの各フレームの実部の値をx(i)、虚部の値をy(i)とし、ロングプリアンブル内のフレーム総数をnとすると、j番目のロングプリアンブルに対する平均パワーPjを以下のように算出できる。
Figure 2014179960
続いて、送受信部2は、AGCを終了するか否かを判定する(ステップS13)。AGCを終了しないと判定された場合(ステップS13:No)、送受信部2は、算出したロングプリアンブルの平均パワーを受信パラメータ記憶部3に格納し(ステップS15)、ステップS11の処理に戻り同様に繰り返す。
AGCを終了する場合(ステップS13:Yes)、送受信部2は、算出したロングプリアンブルの平均パワーと、受信パラメータ記憶部3に格納されたロングプリアンブルの平均パワーとの平均を受信フレームの受信パワー(受信パラメータ)として算出する(ステップS14)。受信フレームの受信パワーPは以下の様に算出できる。ここでmはAGCの計算を行うプリアンブルシンボル数を表す。
Figure 2014179960
以上のように算出された受信パワーPが、バースト通信により送信されたフレームごとの受信パワーとして無線通信装置Aに返信される。
次に、図9は、周波数オフセット推定値を受信パラメータとして用いる場合の算出の処理フローである。送受信部2は、まずロングプリアンブルを受信する(ステップS21)。次いで、送受信部2は、所定のシンボル分だけ後のロングプリアンブルシンボルを受信したか否かを判定する(ステップS22)。所定のシンボル分だけ後のロングプリアンブルシンボルを受信したと判定された場合(ステップS22:Yes)、送受信部2は、それらのロングプリアンブル間の位相回転量より周波数オフセット推定値を算出する(ステップS23)。ここで所定のシンボルは、同じ周波数バンドを使用するロングプリアンブルシンボル間で位相回転量を求めるように選定する。
一方、所定のシンボル分だけ後のロングプリアンブルシンボルを受信していないと判定された場合(ステップS22:No)、ステップS21に戻り同様の処理を繰り返す。
以上に示した本実施形態の無線通信装置にあっては、受信した2つ目以降のフレームに対して、個別に受信パラメータの変動が許容値以内か否かを判定し、個別にロングプリアンブルを用いるか、ショートプリアンブルを用いるかを決定することができる。したがって、従来のように仮に一つでも許容値を超えていると全てのフレームにロングプリアンブルを一括して用いるのではなく、フレーム個別に適切なプリアンブルタイプを選択することができるようになる。
なお、本実施の形態の無線通信装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施の形態の無線通信装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の無線通信装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の無線通信装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の無線通信装置で実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
A,B 無線通信装置
1 アンテナ
2 送受信部
3 受信パラメータ記憶部
4 プリアンブルタイプ判定部
5 制御部
特開2010−268124号公報

Claims (5)

  1. バースト通信においてフレームの送受信を行う無線通信装置であって、
    受信した第1フレームの受信信号レベル、及び周波数オフセット推定値の少なくとも一方を含む受信パラメータを算出するとともに、受信した第1フレーム以降のフレーム毎の前記受信パラメータを算出する送受信部と、
    前記フレームを受信するたびに、受信した前記フレームの前記受信パラメータと、前記第1フレームで算出した前記受信パラメータとの差分が所定の許容値内であるかを判定し、前記許容値内である場合には、受信した前記フレームに対してショートプリアンブルを用いる判定結果を出力し、前記許容値を超えている場合には、受信した前記フレームに対してロングプリアンブルを用いる判定結果を出力する判定部と、
    受信動作時には、送信側の前記無線通信装置に対して前記判定結果を通知し、送信動作時には、受信側の無線通信装置から通知された前記判定結果で指定されたプリアンブルタイプに従い、前記フレームの送信を行うように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記判定部は、前記判定結果として前記フレームのフレーム番号、及び前記フレームで使用すべきプリアンブルタイプ情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. バースト通信において受信する前記第1のフレームはロングプリアンブルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 第1無線通信装置と、第2無線通信装置との間で無線通信を行う無線通信システムであって、
    前記第1無線通信装置は、
    バースト通信においてフレームの受信を行い、受信した第1フレームの受信信号レベル、及び周波数オフセット推定値の少なくとも一方を含む受信パラメータを算出するとともに、受信した第1フレーム以降のフレーム毎の前記受信パラメータを算出する第1送受信部と、
    前記フレームを受信するたびに、受信した前記フレームの前記受信パラメータと、前記第1フレームで算出した前記受信パラメータとの差分が所定の許容値内であるかを判定し、前記所定の許容値内である場合には、受信した前記フレームに対してショートプリアンブルを用いる判定結果を出力し、前記所定の許容値を超えている場合には、受信した前記フレームに対してロングプリアンブルを用いる判定結果を出力する判定部と、
    前記判定結果を送信側の無線通信装置に通知する第1制御部を備え、
    前記第2無線通信装置は、
    送信動作時に、受信側の無線通信装置から通知された前記判定結果で指定されたプリアンブルタイプに従い、前記フレームの送信を行うように制御する第2制御部と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  5. 第1無線通信装置と、第2無線通信装置との間における通信制御方法であって、
    受信した第1フレームの受信信号レベル、及び周波数オフセット推定値の少なくとも一方を含む受信パラメータを算出する第1算出ステップと、
    受信した第1フレーム以降のフレーム毎の前記受信パラメータを算出する第2算出ステップと、
    前記フレームを受信するたびに、受信した前記フレームの前記受信パラメータと、前記第1フレームで算出した前記受信パラメータとの差分が所定の許容値内であるかを判定し、前記所定の許容値内である場合には、受信した前記フレームに対してショートプリアンブルを用いる判定結果を出力し、前記所定の許容値を超えている場合には、受信した前記フレームに対してロングプリアンブルを用いる判定結果を出力する判定ステップと、
    前記判定結果を送信側の無線通信装置に通知する通知ステップと、
    受信側の無線通信装置から通知された前記判定結果で指定されたプリアンブルタイプ情報に従い、前記フレームの送信を行うように制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
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