JP2014179860A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる企業間で専用のネットワークを容易に構築することができないという問題を解決すること。
【解決手段】所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、通信経路指示手段からの指示に応じて、通信経路を構築して所定の送受信データを処理するネットワーク機器と、交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、を備え、通信経路指示手段は、接続規程情報取得手段にて取得した複数の接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する。
【選択図】図23

Description

本発明は、通信システムにかかり、特に、所定のネットワークを介した通信を制御する通信システムに関する。
近年、インターネット上で社会的ネットワークを構築するためのソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service、SNS)の技術が知られている(例えば特許文献1参照)。SNSの技術では、利用者が他の利用者の登録情報(例えばプロフィール等)を閲覧したり、他の利用者に対してコメントをすることができ、利用者間のコミュニケーションを図ることができる。
また、SNSの技術では、利用者が所定のキーワードを入力して、当該キーワードがプロフィール等に記載されている利用者や、当該キーワードに関連する(興味がある)利用者が集まったグループ(例えばコミュニティ)を検索する機能を有している。
特願2008−48287号公報
ところで、異なる業種の企業とコミュニケーションを図ったり、業務の提携を行う異業種交流が行われている。異業種交流は、異なる価値観により新たな発想が生まれることがあり、有用である。このような、異業種交流を行う場合に、例えば上述したSNSの技術を利用することで、異なる業種の企業等を容易に検索し、コミュニケーションを図ることが可能になる。
しかしながら、上記したSNSの技術は、異なる業種の企業がコミュニケーションを図る場所を提供するものであり、異なる業種の企業が業務提携等を行う場合に、互いを接続する専用のネットワーク等を企業自ら用意する必要があった。この結果、互いを接続する専用のネットワークを構築するために時間やコストがかかり、異なる企業間で専用のネットワークを容易に構築することができないという問題があった。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、異なる企業間で専用のネットワークを容易に構築することができないという問題を解決することが可能な通信システムを提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である通信システムは、
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
前記通信経路指示手段からの指示に応じて、前記通信経路を構築して所定の送受信データを処理するネットワーク機器と、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
を備え、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
という構成を取る。
また、本発明の他の形態である通信システムの情報処理方法は、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得し、
取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示し、
前記ネットワーク機器は、指示に応じて、前記通信経路を構築して所定の送受信データを処理する、
という構成を取る。
また、本発明の他の形態である通信制御装置は、
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
を備え、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
を備えるという構成を取る。
また、本発明の他の形態である通信制御装置の情報処理方法は、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの接続規程情報を取得し、
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して、取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
という構成を取る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
通信制御装置に、
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
を実現させるとともに、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
ことを実現させるためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、異なる企業間で専用のネットワークを容易に構築することができる。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの構成を表す図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理ユニットの機能を表すブロック図である。 仮想マシン制御部の構成を表すブロック図である。 端末装置の構成を表すブロック図である。 SNS管理機能部の構成を示すブロック図である。 ユーザ情報DBを説明するための図である。 企業情報DBを説明するための図である。 OpenFlowスイッチの構成を表すブロック図である。 フローテーブルを説明するための図である。 通信経路の概要を説明するための図である。 情報処理ユニットの機能の他の例を表すブロック図である。 仮想マシン制御部の動作を表すシーケンス図である。 SNS管理機能部のネットワーク構築処理を説明するためのフローチャートである。 OpenFlowスイッチの動作を説明するためのフローチャートである。 アドミニストレータ機能部の制御処理を説明するためのフローチャートである。 アドレス解決処理を説明するためのシーケンス図である。 ネットワーク解決処理を説明するためのシーケンス図である。 OpenFlowコントローラ機能部のフローエントリ取得処理を説明するためのフローチャートである。 OpenFlowコントローラ機能部のネットワーク構築処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの構成を表すブロック図である。 複製記憶装置の構成を表すブロック図である。 通信システムの処理の概要を説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係る通信システムの構成を表すブロック図である。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る通信システムの実施形態について図1乃至図19を参照して説明する。図1乃至図11は、通信システムの構成を説明するための図である。図12乃至図19は、通信システムの動作を説明するための図である。
(構成)
図1に示すように、第1実施形態に係る通信システム1は、情報処理ユニット11と、広域通信網12と、複数の構内通信システム13a,13b,…(以下、個々に区別しない場合、構内通信システム13と記載する。また、他の構成についても同様とする。)と、を備える。情報処理ユニット11(通信制御装置)は、複数の情報処理装置21a,21b,…を備える。複数の情報処理装置21は、情報処理ユニット11内の情報ユニット通信網22を介して通信可能に接続されている。本例では、複数の情報処理装置21のそれぞれは、ブレードサーバにより構成される。なお、情報処理ユニット11は、複数の情報処理装置21を備えるとしたが、1つの情報処理装置21(例えば情報処理装置21a)から構成されていてもよい。すなわち、1つの情報処理装置21が、後述する情報処理ユニット11の各機能部を実現するための構成を有していてもよい。複数の構内通信システム13は、広域通信網12(例えばWAN(Wide Area Network))を介して情報処理ユニット11内の情報ユニット通信網22に接続される。
情報処理ユニット11が備える各情報処理装置21は、複数の仮想マシン(仮想サーバ)を構築可能に構成される。具体的には、各情報処理装置21は、主となるOS(Operating System)としてのプログラム(メインOS)を実行する。
更に、各情報処理装置21は、メインOS上にて、仮想マシンを動作させるためのプログラムである仮想マシンプログラムを実行する。加えて、各情報処理装置21は、仮想マシンプログラム上にて、少なくとも1つの副となるOS(ゲストOS)を実行する。
加えて、各情報処理装置21は、各ゲストOS上にて、少なくとも1つのアプリケーションプログラムを実行する。ここで、各情報処理装置21により実行されるゲストOSは、仮想マシンを構成している。各仮想マシンは、後述する各機能部の1つを実現する。
複数の構内通信システム13のそれぞれ(図1の構内通信システム13a,13b,…)は、例えば、各企業が利用する通信システムである。そして、構内通信システム13aは、複数の端末装置41a,41b,…と、構内通信網42a(例えばLAN(Local Area Network))と、を備える。複数の端末装置41のそれぞれは、構内通信網42aを介して通信可能に接続されている。構内通信網42aは、端末装置41を相互に接続可能なOpenFlowスイッチ31x(ネットワーク機器)を備えている。なお、他の構内通信システム13(例えば構内通信システム13b)も同様の構成を有している。また、オープンフロースイッチ31の数は2つ以上の複数でもよい。端末装置41は、例えばパーソナルコンピュータやスマートフォンである。なお、各端末装置は、携帯電話端末、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Data Assistance、Personal Digital Assistant)、カーナビゲーション端末、又は、ゲーム端末等であってもよい。
複数の構内通信システム13のそれぞれは、広域通信網12を介して通信可能に接続されている。そして、広域通信網12は、相互に接続可能な複数のオープンフロースイッチ31を備えている。なお、広域通信網12と情報処理ユニット11A内の情報ユニット通信網22とは、異なるネットワークであり、互いに接続されている。広域通信網12と情報ユニット通信網22とは、例えばIP(Internet Protocol)網などの通信網により構成されている。また、広域通信網12内におけるオープンフロースイッチ31の数は4つに限られず、1乃至3つのいずれかでもよいし、5つ以上の複数でもよい。
次に、図2を参照して情報処理ユニット11の構成について説明する。図2に示すように、情報処理ユニット11は、仮想マシン制御機能部51と、アドミニストレータ機能部52と、ステートフルプロキシ機能部53と、DNS(Domain Name(Naming) System(Server))機能部54と、OpenFlowコントローラ機能部55(通信経路指示手段、接続規程情報取得手段)(以下、オープンフローコントローラ機能部55と記載する)と、ポリシサーバ機能部56(通信経路指示手段)と、フローテーブルサーバ機能部57(通信経路指示手段)と、SNS(Social Networking Service)管理機能部58と、を有する。なお、情報処理ユニット11内の各機能部(例えばオープンフローコントローラ機能部55)は、1つの情報処理装置21から構成されてもよいし、複数の情報処理装置21から構成されていてもよい。
仮想マシン制御機能部51は、情報処理ユニット11内部の仮想マシンおよび端末装置41の仮想マシンを生成し、制御する。図3は、仮想マシン制御機能部51の詳細な構成を示すブロック図である。図3に示すように、仮想マシン制御機能部51は、通信部61と、仮想マシン制御部62と、仮想マシンDB(Data Base)63と、を備える。仮想マシン制御機能部51の処理については後述して説明する。
SNS管理機能部58は、広域通信網12を介して、端末装置41に対してSNS(交流用ネットワーク)を提供し管理する機能を有する。例えば、SNS管理機能部58は、構内通信システム13の端末装置41を利用するユーザ(例えば企業の代表者)に対して、他の企業(例えば異業種の企業)と交流を図ることが可能なSNSを提供する。
ステートフルプロキシ機能部53とDNS機能部54とは、例えばSIP(Session Initiation Protocol)サーバであり、広域通信網12を介した複数の端末装置41の間の接続を制御する。例えば、SNS管理機能部58が提供するSNSに登録されたユーザの端末装置41間の広域通信網12を介した接続を制御する。オープンフローコントローラ機能部55は、例えば広域通信網12および/または構内通信網42を介した通信経路を設計する。そして、例えば、オープンフローコントローラ機能部55は、広域通信網12内に配置されたオープンフロースイッチ31に対して、広域通信網12を含む通信経路を構築するように指示する通信経路指示処理を行う。ポリシサーバ機能部56は、所定の通信経路を設定するためのポリシ情報(接続規程情報)を記憶する。ポリシ情報については後述する。フローテーブルサーバ機能部57は、オープンフロースイッチ31に経路を指示するためのフローテーブルを記憶する。なお、このフローテーブルサーバ機能部57は、予め設定された企業(構内通信システム13)ID(Identification)や、複数の企業により構成される提携グループIDに、対応付けて各フローテーブルを記憶する。上記の各機能部の詳細については後述して説明する。
ここでは、端末装置41が、仮想マシン制御機能部51が提供する仮想マシンを利用する場合の処理について説明する。図4は、端末装置41の構成を示すブロック図である。図4に示すように、端末装置41は、演算部71と、入出力部72と、記憶部73と、通信部74と、を備える。演算部71は、記憶部73に予め記憶されたプログラムを実行することにより取得部81の機能を有する。端末装置41は、仮想マシン制御機能部51が提供するシンクライアント環境(例えばDaaS(Desktop as a Service))を利用する。このため、端末装置41は、少なくともCPU(Central Processing Unit)等の演算部71と、入出力部72と、通信部74とを備えていればよい。
はじめに、端末装置41の取得部81は、端末識別情報を取得する。端末識別情報は、例えば、ユーザIDとパスワード等、仮想マシン制御機能部51が端末装置41のユーザ等を認証するための情報である。この端末識別情報は、例えばユーザにより入出力部72を介して入力されてもよいし、予め記憶部73に記憶されていてもよい。続いて、端末装置41の通信部74は、取得した端末識別情報を、広域通信網12を介して仮想マシン制御機能部51へ送信する。
次に、仮想マシン制御機能部51の通信部61は、端末装置41から送信された端末識別情報を受信する。続いて、仮想マシン制御機能部51の仮想マシン制御部62は、受信した端末識別情報に基づいて、端末装置41を認証する。なお、認証に失敗した場合、仮想マシンを生成する処理は終了する。認証に成功した場合、仮想マシン制御部62は、仮想マシンを生成する。例えば、仮想マシン制御部62は、仮想マシンを制御するハイパーバイザ等のプログラムを起動して仮想マシンを生成する。
そして、仮想マシン制御部62は、端末装置41の仮想マシン環境を仮想マシンDB63から読み出す。仮想マシンDB63には、例えばユーザIDに対応付けられた仮想OSやアプリケーション、端末設定情報や記憶情報等が記憶されている。続いて、仮想マシン制御機能部51の通信部61は、仮想マシンの起動完了を表す起動完了通知を端末装置41へ送信する。そして、端末装置41の通信部74は、起動完了通知を受信する。これにより、端末装置41は、仮想マシンを利用することができる。
次に、図5を参照して、SNS管理機能部58の構成について説明する。SNS管理機能部58は、会員情報管理部82(接続規程情報取得手段)と、ユーザ情報DB83と、企業情報DB84と、出力制御部85と、検索部86と、広告配信部87(広告情報取得手段、広告情報表示手段)と、課金処理部88(課金手段)と、広告情報DB89と、を有する。会員情報管理部82は、SNS(交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービス)に予め登録されたユーザのユーザ情報を会員情報として取得する。ユーザ情報は、例えば、端末装置41を操作するユーザのユーザIDや、パスワード、ユーザが所属する企業ID等である。なお、会員情報管理部82は、ユーザ情報として端末装置41と接続するためのメールアドレスや、URL(Uniform Resource Locator)、電話番号等を取得することができる。そして、会員情報管理部82は、取得したユーザ情報をユーザ情報DB83に記憶する(例えば図6)。
また、会員情報管理部82は、会員情報として、ユーザ情報により特定されるユーザが所属する企業(会社)の企業情報を取得する。具体的には、企業情報は、端末装置41が配置された構内通信システム13を利用する企業の情報である。例えば、企業情報は、企業の業種と、当該業種の業種IDと、端末装置41を操作するユーザが所属する企業名と、当該企業の企業IDと、企業が提携する企業のグループを識別する提携グループID(グループ識別情報)と、地域(例えば企業の所在地)と、種類(例えば特産品や技術)、プロフィール等である。また、会員情報管理部82は、企業情報として、企業のポリシ情報や、企業の電話番号、企業に所属する所定のユーザ(例えば代表者)が操作する端末装置41のメールアドレスや、URL等の情報を取得する。そして、会員情報管理部82は、取得した企業情報を企業情報DB84に記憶する(例えば図7)。
出力制御部85は、端末装置41からの指示に応じて、ユーザ情報DB83に記憶されたユーザ情報と企業情報DB84に記憶された企業情報との少なくとも一方を読み出し、端末装置41にて閲覧可能なように出力する。これにより、端末装置41は、端末装置41自身と他の端末装置41とのそれぞれの企業情報を出力することができる。従って、ユーザは、端末装置41を操作するユーザが所属する企業の情報を他の企業に公開したり、他の企業の情報を閲覧することができる。
検索部86は、端末装置41から所定の会員情報(例えば企業情報)を検索する検索条件を受け付け、ユーザ情報DB83または企業情報DB84に記憶された会員情報から検索条件を満たす会員情報を検索する。例えば、検索部86は、検索条件として業種ID「001(例えば農業)」と地域「北海道」を受け付けると、会員情報として企業ID「1001」と企業名「aaa」を検索する。そして、出力制御部85は、検索結果を端末装置41に出力する。これにより、端末装置41を操作するユーザは、SNSに登録された所定のユーザや企業を検索することができる。
そして、出力制御部85が検索結果を出力した端末装置41(通信元端末装置)により、検索結果のうち所定の会員情報が指定(選択)されると、オープンフローコントローラ機能部55は、通信元端末装置と、指定された会員情報により特定される端末装置41(通信先端末装置)と、の間の通信経路を構築するようにオープンフロースイッチ31へ指示する。以下、具体的に説明する。
まず図8を参照して、オープンフロースイッチ31の構成について説明する。図8に示すように、オープンフロースイッチ31は、転送制御部91とフローテーブルDB92とを備えている。このフローテーブルDB92に記憶されたフローテーブルは、オープンフローコントローラ機能部55が、予め設定された通信経路指示処理を行うことで、記憶される情報である。そして、転送制御部91は、フローテーブルDB92に記憶されたフローテーブルに基づいてパケット情報を転送する。
図9は、フローテーブルDB92に記憶されるフローテーブル101の例を示す図である。図9に示すように、フローテーブル101は、「条件」と「処理内容」とが対応付けられている。フローテーブル101の各行は、フローエントリを示している。図9の例では、転送制御部91は、送信先IPアドレスが「xxxx」であるパケット情報を受信した場合に、受信したパケット情報を物理ポート3から転送(送信)する。また、転送制御部91は、オープンフロースイッチ31の物理ポート6からパケット情報の入力があった場合に、当該パケット情報を物理ポート2から転送する。さらに、転送制御部91は、受信したパケット情報に含まれるプロトコルが「ICMP(Internet Control Message Protocol)」である場合に、受信したパケット情報を破棄する。このように、転送制御部91は、フローテーブル101の各フローエントリに基づく転送処理を行うので、迅速かつ容易にパケット情報を転送することができる。
通信元端末装置と通信先端末装置との間の通信経路を接続する場合、まず、SNS管理機能部58の会員情報管理部82は、通信元情報と通信先情報とを取得する。会員情報管理部82は、通信元情報として、例えば通信元端末装置のIPアドレスやMACアドレス等をユーザ情報DB83(または通信元端末装置)から取得する。また、会員情報管理部82は、通信先情報として、通信先端末装置の電話番号、URL、または、メールアドレス等をユーザ情報DB83(または通信元端末装置)から取得する。
また、会員情報管理部82は、通信元情報および/または通信先情報として、各企業を識別する企業IDと、当該企業IDに対応付けられた、複数の企業をまとめた企業群(組織群)を識別する提携グループIDと、を企業情報DB84から取得することができる。そして、会員情報管理部82は、取得した提携グループIDと同一の提携グループIDが対応付けられた端末装置41の通信先情報をユーザ情報DB83と企業情報DB84とから取得する。
続いて、SNS管理機能部58の出力制御部85は、取得した通信元情報と通信先情報とをオープンフロースイッチ31へ送信する。なお、会員情報管理部82は、通信相手のログ情報等を記憶しておき、当該ログ情報に基づいて、通信元端末装置と通信先端末装置とが初めて接続されると判定した場合(つまり通信元端末装置と通信先端末装置との間のフローエントリがオープンフローコントローラ機能部55により作成されていない場合)、出力制御部85は、取得した通信元情報と通信先情報とをオープンフローコントローラ機能部55へ送信してもよい。
次に、オープンフロースイッチ31の転送制御部91は、SNS管理機能部58から送信された通信元情報と通信先情報とを受信する。続いて、転送制御部91は、対応するフローエントリが記憶されているか否かを判定する。つまり、転送制御部91は、受信した通信元情報と通信先情報との少なくとも一方に基づく情報が、フローテーブルDB92に記憶されたフローエントリの「条件」に含まれているか否かを判定する。対応するフローエントリが記憶されている場合、転送制御部91は、フローエントリの内容に従い、通信元端末装置と通信先端末装置との間の転送処理を行う。なお、転送制御部91は、通信元端末装置と通信先端末装置との少なくとも一方と同一の提携グループIDが対応付けられた端末装置41が存在し、かつ、対応するフローエントリがフローテーブルDB92に記憶されている場合に、当該端末装置41と、通信元端末装置と、通信先端末装置と、の間のそれぞれの転送処理を行う。
一方、対応するフローエントリが記憶されていないと判定した場合、転送制御部91は、トポロジ情報を取得する。トポロジ情報は、オープンフロースイッチ31の接続状態を表す情報である。トポロジ情報は、例えば、オープンフロースイッチ31が有する各ポートに接続された他のオープンフロースイッチ31や端末装置41等の情報を表す。続いて、転送制御部91は、スイッチ情報を取得する。スイッチ情報は、オープンフロースイッチ31のフローテーブルDB92に予め記憶されたフローテーブル101、または、フローテーブルDB92に最初に設定されたフローテーブルの情報を表す。
そして、転送制御部91は、通信元情報と通信先情報とトポロジ情報とスイッチ情報とを、転送設定情報としてアドミニストレータ機能部52へ送信する。次に、アドミニストレータ機能部52は、オープンフロースイッチ31から送信された転送設定情報を受信する。続いて、アドミニストレータ機能部52は、ステートフルプロキシ機能部53へアドレス解決処理を指示する。アドレス解決処理では、まず、ステートフルプロキシ機能部53は、アドミニストレータ機能部52から通信先情報を取得(受信)する。つまり、ステートフルプロキシ機能部53は、アドミニストレータ機能部52が受信した転送設定情報に含まれる通信先情報を抽出する。
続いて、ステートフルプロキシ機能部53は、取得した通信先情報をDNS機能部54へ出力する。そして、DNS機能部54は、通信先情報を取得し、通信先情報に対応付けて記憶された通信先アドレス(例えばIPアドレス)を取得する。続いて、DNS機能部54は、取得した通信先アドレスを、ステートフルプロキシ機能部53へ出力する。
次に、ステートフルプロキシ機能部53は、DNS機能部54から送信された通信先アドレスを取得し、取得した通信先アドレスを仮想マシン制御機能部51へ出力する。最後に、通信元端末装置の通信部74は、例えば仮想マシンを介して、ステートフルプロキシ機能部53から送信された通信アドレスを受信する。これにより、通信元端末装置は、通信先端末装置のアドレス情報を取得することができる。また、通信元端末装置は、通信元端末装置および/または通信先端末装置と同一の提携グループIDが対応付けられた端末装置41が存在する場合に、当該端末装置41のアドレス情報を取得することができる。
また、アドミニストレータ機能部52は、ステートフルプロキシ機能部53へネットワーク解決処理を指示する。なお、ネットワーク解決処理は、上述したアドレス解決処理と並列に実行することができる。
ネットワーク解決処理では、まず、ステートフルプロキシ機能部53は、アドミニストレータ機能部52から転送設定情報を取得(受信)し、取得した転送設定情報をオープンフローコントローラ機能部55へ出力する。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、転送設定情報を取得し、フローエントリ取得処理を実行する。なお、SNS管理機能部58の出力制御部85が通信元情報と通信先情報とを出力した場合には、オープンフローコントローラ機能部55は、当該通信元情報と当該通信先情報とを取得し、フローエントリ取得処理を実行する。フローエントリ取得処理では、まずオープンフローコントローラ機能部55は、対応するフローエントリが記憶されているか否かを判定する。つまり、オープンフローコントローラ機能部55は、取得した転送設定情報のうち通信元情報と通信先情報に含まれる企業IDに対応付けられたフローテーブルをフローテーブルサーバ機能部57から取得し、通信元情報と通信先情報との少なくとも一方に基づく情報が、取得したフローテーブルに記憶されたフローエントリ(例えば図9)の「条件」に含まれているか否かを判定する。
対応するフローエントリが記憶されていると判定した場合、オープンフローコントローラ機能部55は、フローテーブルサーバ機能部57に記憶されたフローエントリを取得する。一方、対応するフローエントリが記憶されていないと判定した場合、オープンフローコントローラ機能部55は、企業IDに対応付けられたポリシ情報を取得する。なお、このポリシ情報は、企業ID毎に対応付けられることに限られず、複数の組織(企業)から構成される組織群毎(例えば提携グループID毎)に設定されてもよい。ポリシ情報は、所定のネットワークの通信制御における処理の基準になる情報であり、企業などの組織において情報セキュリティを確保するための規程を表す。ポリシ情報は、例えば、所定の通信相手に対する通信制御処理を特定するための情報である。具体的には、接続相手の通信の可否を表す情報や、ポリシ情報の優先順位等の情報を含む。優先順位は、例えば、企業(企業ID)に対して設定されたポリシ情報と、グループ(提携グループID)に対して設定されたポリシ情報と、個人(ユーザID)に対して設定されたポリシ情報と、の優先順位を表す。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、フローエントリを生成する。つまり、オープンフローコントローラ機能部55は、転送設定情報とポリシ情報とに基づいて、通信元端末装置と通信先端末装置との間の経路を設定し、設定した経路にてパケット情報を転送するための「条件」と「処理内容」とを設定する。これにより、オープンフローコントローラ機能部55は、例えば広域通信網12内の通信経路を設計する。なお、オープンフローコントローラ機能部55は、広域通信網12内の全てのオープンフロースイッチ31のそれぞれに対応するフローエントリを生成する。そして、オープンフローコントローラ機能部55は、生成したフローエントリをフローテーブルサーバ機能部57に記憶するとともに、フローエントリをステートフルプロキシ機能部53へ出力する。
続いて、ステートフルプロキシ機能部53は、オープンフローコントローラ機能部55から出力されたフローエントリを取得し、取得したフローエントリを、例えば仮想マシン制御機能部51の通信部61を介してオープンフロースイッチ31へ出力する。なお、ステートフルプロキシ機能部53は、広域通信網12内の全てのオープンフロースイッチ31へ、対応するフローエントリを出力する。また、ステートフルプロキシ機能部53は、対応するフローエントリが存在しないオープンフロースイッチ31には、フローエントリを送信しなくてよい。
次に、オープンフロースイッチ31の転送制御部91は、出力されたフローエントリを受信し、受信したフローエントリをフローテーブルDB92に記憶する。これにより、オープンフロースイッチ31は、フローテーブルDB92に記憶されたフローエントリに基づいて、通信元端末装置と通信先端末装置とを含む端末装置41(例えば通信先端末装置と同一の提携グループIDが対応付けられた端末装置41)の間でパケット情報を転送する転送処理を行うことができる。
また、オープンフロースイッチ31は、通信元端末装置へ応答を通知する。この応答は、通信元端末装置と通信先端末装置とを含む端末装置41の間でパケット情報の転送が可能になったことを通知するための情報である。通信元端末装置の通信部74は、応答を受信すると、オープンフロースイッチ31へ所定のパケット情報を送信する。これにより、通信元端末装置は、通信先端末装置を含む端末装置41の間(例えば異なる企業間)でパケット情報を送受信することが可能になる。
この結果、通信元端末装置のユーザは、例えば異なる企業間においてパケット情報の送受信し、経営者の経営スタンスや、経営哲学、信条、信念、経営観、目標、展望、経営者の当面の関心事、課題等の情報を知ることができる。そして、通信元端末装置のユーザが属する企業と、通信先端末装置のユーザが属する企業と、が協業を決定した場合、通信元端末装置と通信先端末装置との少なくとも一方のユーザは、例えば、SNS上表示された協業する企業の紹介ページの協業ボタンを選択する(つまり、協業を通知する)。これにより、SNS管理機能部58の会員情報管理部82は、通信元端末装置と通信先端末装置との少なくとも一方から、通信元端末装置のユーザが属する企業と、通信先端末装置のユーザが属する企業と、の協業の通知(指示)を受け付ける。
会員情報管理部82は、協業の通知を受け付けると、当該通知に応じて複数の組織情報を取得する。具体的には、会員情報管理部82は、企業情報DB84を参照して、協業する各企業(組織)の企業IDと、複数の企業から構成される提携グループ(組織群)の提携グループIDと、を組織情報として取得する。また、会員情報管理部82は、協業する組織(企業)または組織群(提携グループ)に属する端末装置41または企業情報DB84から、取得した各組織情報に対応付けられたポリシ情報を取得する。続いて、SNS管理機能部58の出力制御部85は、オープンフローコントローラ機能部55へ、取得した組織情報とポリシ情報とを出力する。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、出力制御部85から出力された組織情報とポリシ情報とを取得し、組織群のネットワークを構築する。ここでは、まずオープンフローコントローラ機能部55は、取得した各組織のポリシ情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築可能なように、新たな組織群のポリシ情報を作成する。なお、新たなポリシ情報の作成処理は、上述したようにオープンフローコントローラ機能部55(を構成する情報処理装置21)が実行してもよい(つまり、オープンフローコントローラ機能部55がポリシ情報作成機能を有していてもよい)し、オープンフローコントローラ機能部55とは異なるポリシ情報作成部(通信経路指示手段)が実行してもよい。組織群のポリシ情報は、例えば、協業する組織同士で共有可能(接続可能)な内線網やストレージ等のデバイスの情報を含む。
また、組織群のポリシ情報は、例えば、情報処理ユニット11内に配置された物理的または仮想的なデータサーバを協業する組織間で共有可能にするための情報を含む。データサーバは、例えば、ネットワークに接続された機械同士がユーザを介さず相互に情報交換し、自動的に最適な制御を行うM2M(Machine-to-MachineまたはMachine-to-Management)の技術や、企業内のあらゆる経営資源(人員、物的資産、資金、情報)を企業全体で統合的に管理し、最適に配置・配分するERP(Enterprise Resource Planning)の技術にて利用される。M2Mの技術におけるデータサーバは、例えば端末装置41としての機械から送信されたデータを記憶する機械サーバの機能を有する。また、ERPの技術におけるデータサーバは、端末装置41から送信されたERPデータを記憶するERPサーバの機能を有する。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、作成した組織群のポリシ情報を、提携グループIDに対応付けてポリシサーバ機能部56に記憶する。なお、提携グループIDは、SNS管理機能部58により出力された提携グループIDでもよいし、新たに設定した提携グループIDでもよい。また、オープンフローコントローラ機能部55は、作成した組織群のポリシ情報と当該ポリシ情報に対応付けられた提携グループIDとをSNS管理機能部58に出力することができる。この場合、SNS管理機能部58は、受け付けた組織群のポリシ情報を提携グループIDに対応付けて企業情報DB84に記憶する。
そして、オープンフローコントローラ機能部55は、作成したポリシ情報に基づいて、フローエントリを生成する。つまり、オープンフローコントローラ機能部55は、協業する組織がそれぞれ有する構内通信網42の間の通信経路を設定し、設定した通信経路にてパケット情報を転送するための「条件」と「処理内容」とを設定する。
最後に、オープンフローコントローラ機能部55は、生成したフローエントリをフローテーブルサーバ機能部57に記憶するとともに、フローエントリをステートフルプロキシ機能部53へ出力する。そして、ステートフルプロキシ機能部53は、オープンフローコントローラ機能部55から出力されたフローエントリを取得し、取得したフローエントリを、各オープンフロースイッチ31へ出力する。これにより、例えば図10に示すように、オープンフローコントローラ機能部55は、例えば構内通信網42aと構内通信網42bとの間に専用のネットワークを構築することができる。
次に、SNS管理機能部58の広告配信処理について説明する。SNSを利用する場合に、各端末装置41の画面上には所定の大きさの広告情報が表示される。この広告情報は、他の企業との交流(例えば異業種交流)を図る企業が、自身のプロフィール等を他の企業に開示するための情報である。例えば、広告情報は、広告内容と、表示種類と、表示位置と、の情報を有する。広告内容は、例えば企業のプロフィール等の情報である。表示種類は、SNSの画面上に表示する広告の大きさやアニメーションの情報である。そして、表示位置は、広告を表示するSNSの画面上の位置を示す情報である。
広告情報を表示する場合、まず、広告配信部87は、端末装置41から広告主の企業IDと広告情報とを受け付ける。そして、広告配信部87は、例えば、端末装置41から受け付けた企業IDに対応付けて広告情報を広告情報DB89に記憶する。
次に、課金処理部88は、広告配信部87が取得した広告情報に含まれる表示種類と表示位置に応じて課金する料金を決定する。例えば、課金処理部88は、広告の表示が大きくなる程、料金が高くなるように課金額を設定する。また、例えば、課金処理部88は、広告を表示する位置がSNSの表示画面の上の方等、ユーザの目につきやすい位置になる程、料金が高くなるように課金額を設定する。そして、課金処理部88は、広告主の企業IDに対応付けて、決定した料金(課金額)を広告情報DB89に記憶する。
そして、広告配信部87は、広告情報DB89に記憶された広告情報をSNSの表示画面上に表示する。なお、広告情報は、画像に限られず、音声等でもよい。これにより、SNSの利用者は、例えば異業種間交流を図る場合に、企業の広告を見て容易に新たなビジネス相手を容易に見つけることができる。
そして、ユーザが表示画面に表示された広告情報を選択すると、SNS管理機能部58の会員情報管理部82は、広告情報を選択したユーザに対応付けられたユーザ情報と企業情報とを通信元情報として取得し、広告情報の広告主であるユーザに対応付けられたユーザ情報と企業情報とを通信先情報として取得する。これにより、オープンフローコントローラ機能部55は、例えば、広告情報を選択したユーザが属する企業のネットワークと、広告主の企業のネットワークと、の間の通信経路の構築を指示することができる。この結果、ユーザは、広告情報を選択するだけで広告主の企業との間で容易に専用のネットワークを構築することができる。
なお、通信システム1の情報処理ユニット11は、例えばUC(Unified Communication)を実現するための機能を備えることができる。このUCの機能は、例えば、SNSを利用する会員が他の会員(例えば他の企業のユーザ)と通信する場合(例えば他の企業と協業の交渉をする場合)に利用される。通信システムがUCを実現するための機能を備える場合の例について図11を参照して説明する。
図11に示すように、情報処理ユニット131は、中継機能部141を備える点が図2の情報処理ユニット11に対して相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
中継機能部141は、例えば、UCを実現するためのサーバであり、様々な通信手段やコミュニケーション手段を備え、それらを統合することで効率的なコミュニケーションを実現する。コミュニケーション手段は、例えば、WEB会議、TV(Television)会議、多者会議、チャット、IVR(Interactive Voice Response)、及び、コンタクトセンター等である。
まず、UCの機能を利用する場合、SNS管理機能部58は、予めユーザ情報DB83に記憶した、複数の端末装置41のそれぞれ利用する中継機能部141の識別情報を含む通信先情報を取得し、ステートフルプロキシ機能部53へ送信する。そして、ステートフルプロキシ機能部53は、SNS管理機能部58を介して、複数の端末装置41のそれぞれの通信先情報を取得し、DNS機能部54へ出力する。続いて、DNS機能部54は、通信先情報に基づく通信先アドレスを取得し、ステートフルプロキシ機能部53へ出力し、ステートフルプロキシ機能部53は、通信先アドレスを中継機能部141へ出力する。
また、ステートフルプロキシ機能部53は、転送設定情報をオープンフローコントローラ機能部55へ出力する。そして、オープンフローコントローラ機能部55は、フローエントリ取得処理を実行し、複数の端末装置41のそれぞれと、中継機能部141と、を接続するためのフローエントリを生成する。続いて、ステートフルプロキシ機能部53は、オープンフローコントローラ機能部55にて生成されたフローエントリを取得し、取得したフローエントリを、例えば仮想マシン制御機能部51の通信部61を介してオープンフロースイッチ31へ出力する。なお、ステートフルプロキシ機能部53は、広域通信網12内の全てのオープンフロースイッチ31へ、対応するフローエントリを出力する。
そして、中継機能部141は、複数の端末装置41のそれぞれから、オープンフロースイッチ31を介して、応答(ネットワーク解決した旨の通知)を受信した場合に、ステートフルプロキシ機能部53から取得した通信先アドレスに基づいて、複数の端末装置41のそれぞれを接続する。そして、中継機能部141は、複数の端末装置41により選択されたコミュニケーション手段を複数の端末装置41のそれぞれに提供する。これにより、複数の端末装置41のユーザは、複数の端末装置41間にて所定の情報を通信することができる。
(動作)
次に、図12乃至図19を参照して、通信システム1の動作について説明する。図12は、仮想マシンを生成する処理を説明するシーケンス図である。
まず、端末装置41の取得部81は、端末識別情報を取得する(ステップS1)。端末識別情報は、例えば、ユーザIDとパスワード等、仮想マシン制御機能部51が端末装置41のユーザ等を認証するための情報である。この端末識別情報は、例えばユーザにより入出力部72を介して入力されてもよいし、予め記憶部73に記憶されていてもよい。
続いて、端末装置41の通信部74は、ステップS1の処理にて取得した端末識別情報を、広域通信網12を介して仮想マシン制御機能部51へ送信する(ステップS2)。次に、仮想マシン制御機能部51の通信部61は、ステップS2の処理にて端末装置41から送信された端末識別情報を受信する(ステップS11)。
続いて、仮想マシン制御機能部51の仮想マシン制御部62は、ステップS11の処理にて受信した端末識別情報に基づいて、端末装置41を認証する(ステップS12)。なお、認証に失敗した場合、処理は終了する。次に、仮想マシン制御部62は、仮想マシンを生成する(ステップS13)。例えば、仮想マシン制御部62は、仮想マシンを制御するハイパーバイザ等のプログラムを起動する。
そして、仮想マシン制御部62は、端末装置41の仮想マシン環境を仮想マシンDB63から読み出す(ステップS14)。仮想マシンDB63には、例えばユーザIDに対応付けられた仮想OSやアプリケーション、設定情報や記憶情報等が記憶されている。続いて、仮想マシン制御機能部51の通信部61は、仮想マシンの起動完了を表す起動完了通知を端末装置41へ送信する(ステップS15)。そして、端末装置41の通信部74は、起動完了通知を受信する(ステップS3)。これにより、端末装置41は、仮想マシンを利用することができる。
次に、図13を参照して、SNS管理機能部58のネットワーク構築処理について説明する。最初に、会員情報管理部82は、検索部86による検索結果、または、広告配信部87が配信した広告から所定の会員情報が指定されたか否かを判定する(ステップS31)。会員情報が指定されていないと判定した場合(ステップS31:No)、処理はステップS31に戻り、同様の処理が繰り返される。一方、会員情報が指定されたと判定した場合(ステップS31:Yes)、会員情報管理部82は、通信元情報と通信先情報とを取得する(ステップS32)。通信元情報は、通信元端末装置のIPアドレスやMACアドレス、ポート番号等を含む。また、通信元情報は、例えば、ユーザIDや、ユーザが所属された企業(組織)を識別する企業IDや、企業内の各部門を識別する部門ID等を含む。なお、通信元情報は、複数の企業からなる組織群を識別するための提携グループID等も含むことができる。通信先情報は、例えばIP電話を利用する場合には通信先の電話番号を含み、WEBを利用する場合にはURL等を含み、電子メールを利用する場合には通信先のメールアドレスを含む。
続いて、通信部74は、ステップS32の処理にて取得した通信元情報と通信先情報とをオープンフロースイッチ31へ送信する(ステップS33)。次に、図14を参照し、オープンフロースイッチ31の処理について説明する。まず、オープンフロースイッチ31の転送制御部91は、図13のステップS33の処理にて送信された通信元情報と通信先情報とを受信する(ステップS41)。
続いて、転送制御部91は、対応するフローエントリが記憶されているか否かを判定する(ステップS42)。つまり、転送制御部91は、ステップS41の処理にて受信した通信元情報と通信先情報との少なくとも一方に基づく情報が、フローテーブルDB92に記憶されたフローエントリの「条件」に含まれているか否かを判定する。
対応するフローエントリが記憶されていないと判定した場合(ステップS42:No)、転送制御部91は、トポロジ情報を取得する(ステップS43)。トポロジ情報は、オープンフロースイッチ31の接続状態を表す情報である。トポロジ情報は、例えば、オープンフロースイッチ31が有する各ポートに接続された他のオープンフロースイッチ31や端末装置41等の情報を表す。
続いて、転送制御部91は、スイッチ情報を取得する(ステップS44)。オープンフロースイッチ31のフローテーブルDB92に予め記憶されたフローテーブル101、または、フローテーブルDB92に最初に設定されたフローテーブルの情報を表す。そして、転送制御部91は、通信元情報と通信先情報とトポロジ情報とスイッチ情報とを、転送設定情報としてアドミニストレータ機能部52へ送信する(ステップS45)。
次に、図15を参照して、アドミニストレータ機能部52の処理について説明する。アドミニストレータ機能部52は、図14のステップS45の処理にてオープンフロースイッチ31から送信された転送設定情報を受信する(ステップS61)。続いて、アドミニストレータ機能部52は、ステートフルプロキシ機能部53へアドレス解決処理を指示する(ステップS62)。図16を参照して、アドレス解決処理について説明する。
図16のアドレス解決処理では、まず、ステートフルプロキシ機能部53は、アドミニストレータ機能部52から通信先情報を取得(受信)する(ステップS81)。つまり、ステートフルプロキシ機能部53は、アドミニストレータ機能部52が受信した転送設定情報に含まれる通信先情報を抽出する。
続いて、ステートフルプロキシ機能部53は、ステップS81の処理にて取得した通信先情報をDNS機能部54へ出力する(ステップS82)。次に、DNS機能部54は、ステップS82の処理にて出力された通信先情報を取得する(ステップS91)。そして、DNS機能部54は、通信先情報に対応付けて記憶された通信先アドレス(例えばIPアドレス)を取得する(ステップS92)。そして、DNS機能部54は、ステップS92の処理にて取得した通信先アドレスを、ステートフルプロキシ機能部53へ出力する(ステップS93)。
続いて、ステートフルプロキシ機能部53は、ステップS93の処理にてDNS機能部54から送信された通信先アドレスを取得する(ステップS83)。そして、ステートフルプロキシ機能部53は、ステップS83の処理にて取得した通信先アドレスを仮想マシン制御機能部51へ出力する(ステップS84)。
そして最後に、端末装置41の通信部74は、仮想マシン(仮想マシン制御機能部51)を介して、ステップS84の処理にてステートフルプロキシ機能部53から送信された通信アドレスを受信する。これにより、端末装置41は、通信先端末装置のアドレス情報を取得し、通信先端末装置と通信することができる。
また、図15のステップS63において、アドミニストレータ機能部52は、ステートフルプロキシ機能部53へネットワーク解決処理を指示する(ステップS63)。図17と図18を参照して、ネットワーク解決処理について説明する。なお、ネットワーク解決処理は、図16のアドレス解決処理と並列に実行することができる。
図17のネットワーク解決処理では、まず、ステートフルプロキシ機能部53は、アドミニストレータ機能部52から転送設定情報を取得(受信)する(ステップS111)。続いて、ステートフルプロキシ機能部53は、ステップS111の処理にて取得した転送設定情報をオープンフローコントローラ機能部55へ出力する(ステップS112)。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、図17のステップS112の処理にて出力された転送設定情報を取得する(ステップS121)。次に、オープンフローコントローラ機能部55は、フローエントリ取得処理を実行する(ステップS122)。図18を参照して、フローエントリ取得処理について説明する。
図18のフローエントリ取得処理では、まずオープンフローコントローラ機能部55は、対応するフローエントリが記憶されているか否かを判定する(ステップS131)。つまり、オープンフローコントローラ機能部55は、ステップS121の処理にて取得した転送設定情報に含まれる通信元情報と通信先情報との少なくとも一方に基づく情報が、フローテーブルサーバ機能部57に記憶されたフローエントリの「条件」に含まれているか否かを判定する。
対応するフローエントリが記憶されていると判定した場合(ステップS131:Yes)、オープンフローコントローラ機能部55は、フローテーブルサーバ機能部57に記憶されたフローエントリを取得し(ステップS132)、以下に説明するステップS133乃至S135の処理は省略し、処理は図17のステップS123に進む。
一方、対応するフローエントリが記憶されていないと判定した場合(ステップS131:No)、オープンフローコントローラ機能部55は、ポリシ情報を取得する(ステップS133)。ポリシ情報は、企業などの組織において情報セキュリティを確保するための規定を表す。ポリシ情報は、例えば、通信元情報に対応付けられた、通信可能および/または通信不可能な接続先の情報を含む。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、フローエントリを生成する(ステップS134)。つまり、オープンフローコントローラ機能部55は、転送設定情報に基づいて、通信元端末装置と通信先端末装置との間の通信経路を設定し、設定した通信経路にてパケット情報を転送するための「条件」と「処理内容」とを設定する。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、ステップS134の処理にて生成したフローエントリをフローテーブルサーバ機能部57に記憶する(ステップS135)。ステップS135の処理の後、処理は図17のステップS123に進む。そして、オープンフローコントローラ機能部55は、ステップS122の処理にて取得したフローエントリを、ステートフルプロキシ機能部53へ出力する(ステップS123)。
続いて、ステートフルプロキシ機能部53は、ステップS123の処理にてオープンフローコントローラ機能部55から出力されたフローエントリを取得する(ステップS113)。そして、ステートフルプロキシ機能部53は、ステップS113の処理にて取得したフローエントリを、仮想マシン制御機能部51の通信部61を介してオープンフロースイッチ31へ出力する(ステップS114)。
そして、図14のステップS46において、オープンフロースイッチ31の転送制御部91は、図17のステップS114の処理にて出力されたフローエントリを受信し(ステップS46)、受信したフローエントリをフローテーブルDB92に記憶する(ステップS47)。
最後に、オープンフロースイッチ31は、端末装置41へ応答を通知する(ステップS48)。この応答は、端末装置41と通信先端末装置との間でパケット情報の転送が可能になったことを通知するための情報である。これ以降、オープンフロースイッチ31は、フローテーブルDB92に記憶されたフローエントリに基づいて、端末装置41と通信先端末装置との間でパケット情報を転送する転送処理を行うことができる。これにより、通信元端末装置は、通信先端末装置を含む端末装置41の間(例えば異なる企業間)でパケット情報を送受信することが可能になる。
そして、通信元端末装置のユーザが属する企業と、通信先端末装置のユーザが属する企業と、が協業を決定した場合、通信元端末装置と通信先端末装置との少なくとも一方は、例えば、協業を通知する。これにより、SNS管理機能部58の会員情報管理部82は、通信元端末装置と通信先端末装置との少なくとも一方から、通信元端末装置のユーザが属する企業と、通信先端末装置のユーザが属する企業と、の協業の通知(指示)を受け付ける(図13のステップS34)。
次に、会員情報管理部82は、協業の通知に応じて複数の組織情報とポリシ情報とを取得する(ステップS35)。例えば、会員情報管理部82は、企業情報DB84を参照して、協業する各企業(組織)の企業IDと、複数の企業から構成される提携グループ(組織群)の提携グループIDと、を組織情報として取得する。また、会員情報管理部82は、協業する組織(企業)または組織群(提携グループ)に属する端末装置41または企業情報DB84から、取得した各組織情報に対応付けられたポリシ情報を取得する。続いて、SNS管理機能部58の出力制御部85は、オープンフローコントローラ機能部55へ、取得した組織情報とポリシ情報とを送信する(ステップS36)。
ここで、図19を参照して、オープンフローコントローラ機能部55の組織群のネットワーク構築処理について説明する。まず、オープンフローコントローラ機能部55は、図13のステップS36の処理にて送信された組織情報とポリシ情報とを取得する(ステップS141)。続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、取得した各組織のポリシ情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築可能なように、新たな組織群のポリシ情報を作成する(ステップS142)。なお、ステップS142の処理は、オープンフローコントローラ機能部55とは異なるポリシ情報作成部(図示せず)が実行してもよい。
続いて、オープンフローコントローラ機能部55は、作成した組織群のポリシ情報を、提携グループIDに対応付けてポリシサーバ機能部56に記憶する(ステップS143)。次に、オープンフローコントローラ機能部55は、ステップS142の処理にて作成したポリシ情報に基づいて、フローエントリを生成する(ステップS144)。そして、オープンフローコントローラ機能部55は、ステップS144の処理にて生成したフローエントリをフローテーブルサーバ機能部57に記憶し(ステップS145)、フローエントリをステートフルプロキシ機能部53へ出力する(ステップS146)。
これ以降の処理は、上述した図17のステップS113以降の処理と同様である。つまり、ステートフルプロキシ機能部53は、オープンフローコントローラ機能部55から出力されたフローエントリを取得し(図17のステップS113)、取得したフローエントリを、各オープンフロースイッチ31へ出力する(ステップS114)。これにより、オープンフローコントローラ機能部55は、例えば構内通信網42aと構内通信網42bとの間に専用のネットワークを構築することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る通信システムの他の実施形態について図20乃至図22を参照して説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同様の構成を有するものには同じ符号が付されている。従って、第1実施形態との相違点を中心として説明する。
図20に示すように、第2実施形態に係る通信システム201は、情報処理ユニット11A,11B,…の複数の情報処理ユニット11と、外部通信網211と、複製記憶装置212と、を備える点が第1実施形態と異なる。例えば、情報処理ユニット11Aは、第1国(例えば日本)に配置される情報処理ユニット11であり、情報処理ユニット11Bは、第1国とは異なる第2国(例えば米国)に配置される情報処理ユニット11である。勿論、上記に限定されず、情報処理ユニット11が同じ国に配置されていてもよい。また、通信システム201では、情報処理ユニット11の数が2つに限られず、3つ以上の複数の情報処理ユニット11を備えていてもよい。
情報処理ユニット11Aは、複数の情報処理装置21aa,21ab,…(以下、個々に区別しない場合、情報処理装置21と記載する)を備える。同様に、情報処理ユニット11Bは、複数の情報処理装置21ba,21bb,…を備える。複数の情報処理装置21ba,21bb,…は、情報処理ユニット11B内のネットワーク22bを介して通信可能に接続されている。つまり、情報処理ユニット11Bが備える複数の情報処理装置21ba,21bb,…は、情報処理ユニット11Aが備える複数の情報処理装置21aa,12ab,…とは異なるネットワークに配置される。
複製記憶装置212は、外部通信網211を介して、情報処理ユニット11に記憶されたデータの複製である複製データを記憶する。図21を参照して、複製記憶装置212の構成について説明する。図21に示すように、複製記憶装置212は、DNSデータベース221と、ポリシデータベース222と、フローテーブルデータベース223と、を備える。DNSデータベース221は、情報処理ユニット11のDNS機能部54が記憶するDNS情報の複製データを記憶する。ポリシデータベース222は、ポリシサーバ機能部56が記憶するポリシ情報の複製データを記憶する。そして、フローテーブルデータベース223は、フローテーブルサーバ機能部57が記憶するフローテーブルの複製データを記憶する。複製記憶装置212は、複製データを記憶することにより、情報処理ユニット11内に記憶されたデータを利用できない場合でも、代わりに複製データを利用して所定の処理を実行することができる。
ここで、第2実施形態における処理について詳細に説明する。稼働判定処理では、例えば、アドミニストレータ機能部52(制御手段)が情報処理ユニット11Aの稼働状況等の動作状態を検出または取得し、動作状態に応じて(所定のタイミングにて)、情報処理ユニット11Aで実行する処理(例えば通信経路指示処理)を、情報処理ユニット11Aとは異なる他の情報処理ユニット11(例えば情報処理ユニット11B)に実行するよう指示する。以下、具体的に説明する。
まず、アドミニストレータ機能部52は、情報処理ユニット11が有する複数の機能部のうち、予め設定された機能部の負荷を取得する。例えば、アドミニストレータ機能部52は、ステートフルプロキシ機能部53と、DNS機能部54と、オープンフローコントローラ機能部55と、の負荷を検出する。続いて、アドミニストレータ機能部52は、取得した負荷が予め設定された負荷閾値よりも大きいか否かを判定する。
負荷が閾値よりも大きくないと判定した場合、アドミニストレータ機能部52は、予め設定された機能部の障害の発生を検出する。続いて、障害が発生していないと判定した場合、第1実施形態にて説明したように、ステートフルプロキシ機能部53へアドレス解決処理とネットワーク解決処理を指示する。
一方、障害が発生したと判定した場合、または、負荷が閾値よりも大きいと判定した場合、アドミニストレータ機能部52は、例えば、情報処理ユニット11A(通信経路指示装置が配置されたネットワーク)とは異なる情報処理ユニット11B(異なるネットワーク内に配置された他の通信経路指示装置)を決定し、決定した情報処理ユニット11B(例えば通信経路指示装置)に通信経路指示処理を行うよう指示する(例えば図22(2))。これにより、稼働判定処理は終了し、他の情報処理ユニット11(例えば情報処理ユニット11Bのアドミニストレータ機能部52B)が、情報処理ユニット11(例えば情報処理ユニット11Aのアドミニストレータ機能部52A)の代わりに上述した通信経路指示処理を行う。なお、アドミニストレータ機能部52は、他の情報処理ユニット11Bに対して、通信経路指示処理の全てを行うように指示することに限られず、通信経路指示処理のうちの少なくとも一部の処理を行うように指示すればよい。
例えば、他の情報処理ユニット11Bのアドミニストレータ機能部52Bは、情報処理ユニット11Aのアドミニストレータ機能部52Aから転送設定情報を受信し、情報処理ユニット11Bについて稼働状況判定処理を行う。なお、アドミニストレータ機能部52が、常に他のアドミニストレータ機能部52の稼働状況を監視し、輻輳および/または障害が発生していない他の情報処理ユニット11(例えば、最も負荷が小さい情報処理ユニット)へ指示をした場合には、稼働状況判定処理は省略することができる。
そして、アドミニストレータ機能部52Bは、ステートフルプロキシ機能部53Bにアドレス解決処理とネットワーク解決処理とを指示する。情報処理ユニット11B(ステートフルプロキシ機能部53B)がアドレス解決処理を行う場合、DNS機能部54Bが通信先情報に対応する通信先アドレスを取得することができないことがある。このようにDNS機能部54Bが通信先アドレスを取得できない場合には、ステートフルプロキシ機能部53Bは、DNS機能部54Bの代わりに、図21の複製記憶装置212のDNSデータベース221に対して、通信先情報を出力し、通信先アドレスを取得する。なお、例えば端末装置41xが、端末装置41aが配置された広域通信網12とは異なる通信網に配置されている場合に、ステートフルプロキシ機能部53Aは、DNS機能部54Aの代わりに、複製記憶装置212のDNSデータベース221に対して、通信先情報を出力し、通信先アドレスを取得することができる。
また、同様に、情報処理ユニット11Bがネットワーク解決処理を行う場合、ポリシサーバ機能部56Bとフローテーブルサーバ機能部57Bとのそれぞれには、転送設定情報に対応するポリシ情報とフローエントリとが記憶されていない場合がある。このように、オープンフローコントローラ機能部55Bが、フローエントリを参照することができず、ポリシ情報を取得できない場合には、ポリシサーバ機能部56Bとフローテーブルサーバ機能部57Bとの代わりに、図21の複製記憶装置212のポリシデータベース222とフローテーブルデータベース223とのそれぞれにアクセスして、フローエントリを取得するための情報を取得する。なお、例えば端末装置41xが、端末装置41aが配置された広域通信網12とは異なる通信網に配置されている場合に、オープンフローコントローラ機能部55Aは、ポリシサーバ機能部56Aとフローテーブルサーバ機能部57Aとの代わりに、複製記憶装置212のポリシデータベース222とフローテーブルデータベース223とのそれぞれにアクセスして、フローエントリを取得するための情報を取得することができる。
このように、情報処理ユニット11Aが平常に動作している場合は、情報処理ユニット11Aが複数の構内通信システム13(または端末装置41)との間で所定の通信経路指示処理を実行する(例えば図22の(1))。一方、所定のタイミングにて情報処理ユニット11Aは、他の情報処理ユニット11Bに通信経路指示処理を指示し(例えば図22の(2))、通信経路指示処理を行う情報処理ユニット11を切り替える。そして、他の情報処理ユニットが、複数の構内通信システム13との間で所定の通信経路指示処理を実行する(例えば図22の(3))。従って、例えばオープンフローコントローラ機能部55等の負荷が過大になった場合、又は、オープンフローコントローラ機能部55等に障害が発生した場合でも、構内通信システム13または端末装置41間の通信を行うことができる。
なお、通信経路指示装置(例えばオープンフローコントローラ機能部55とポリシサーバ機能部56と、フローテーブルサーバ機能部57)は、通信経路指示処理のうちの少なくとも一部の処理をそれぞれ行う複数の情報処理装置21から構成されていてもよい。そして、アドミニストレータ機能部52は、通信経路指示装置が一部の処理(機能)を利用できない場合に、他の通信経路指示装置に、通信経路指示処理のうち利用できなくなった少なくとも一部の処理を代わりに行うように指示する。
例えば、アドミニストレータ機能部52は、情報処理ユニット11Aのオープンフローコントローラ機能部55Aに輻輳や障害が発生し、利用できない場合に、情報処理ユニット11Bのオープンフローコントローラ機能部55Bに対して、オープンフローコントローラ機能部55Aの代わりに通信経路指示処理のうちの少なくとも一部の処理を行うように指示する。また例えば、アドミニストレータ機能部52は、情報処理ユニット11Aのオープンフローコントローラ機能部55Aを構成する複数の情報処理装置21のうちの一つに障害等が発生し、利用できない場合に、当該情報処理装置21と同様の機能を有する情報処理ユニット11Bのオープンフローコントローラ機能部55Bを構成する情報処理装置21に対して、通信経路指示処理のうちの少なくとも一部の処理を行うように指示する。
さらに、例えば、アドミニストレータ機能部52は、情報処理ユニット11Aのポリシサーバ機能部56に輻輳や障害が発生し、利用できない場合に、ポリシサーバ機能部56に記憶されたポリシ情報の複製を記憶する複製記憶装置212のポリシデータベース112にアクセスして、ポリシサーバ機能部56の代わりに通信経路指示処理のうちの少なくとも一部の処理を行うように指示する。
これにより、アドミニストレータ機能部52は、通信経路指示装置のうちの一部の処理が利用できない場合(所定のタイミング)に、利用できなくなった機能を行うことができる、上記通信経路指示装置とは異なる他の通信経路指示装置に、通信経路指示処理のうちの少なくとも一部の処理を行うように指示するので、通信経路指示装置の一部に輻輳や障害等が発生しても、確実に複数の構内通信システム13または端末装置41間の通信を行うことができる。
なお、通信システム201は、通信システム201の外部状況に応じて(所定のタイミングにて)、通信経路指示処理を他の情報処理ユニット11に指示することができる。以下に、外部状況に応じて通信経路指示処理を行う情報処理ユニット11を切り替える場合について説明する。なお、情報処理ユニット11は、外部状況情報を取得するための外部状況情報取得部(図示せず)を備えているとする。外部状況情報は、例えば、情報処理ユニット11(自身)が設置されている場所の時刻や、情報処理ユニットが設置されている場所において生じた外部状況(例えば事故や災害)、あるいは、情報処理ユニットが設置されている場所において生じうる外部状況(例えばイベント)を表す情報である。そして、アドミニストレータ機能部52は、外部状況情報取得部にて取得した外部状況情報に基づいて、通信経路指示処理を指示する他の情報処理ユニット11を特定し、特定した他の情報処理ユニット11に通信経路指示処理を実行するように指示する。以下、具体的に説明する。
外部状況情報取得部は、情報処理ユニット11(所定の情報処理装置)が設置されている場所における外部状況情報を取得する。例えば、外部状況情報取得部は、情報処理ユニット11が設置されている場所の現在の時刻を外部状況情報として取得する。外部状況情報取得部は、情報処理ユニット11自身に内蔵された時計を参照して現在の時刻を取得してもよいし、時刻を配信するタイムサーバ等から現在の時刻を取得してもよい。また、外部状況情報取得部は、情報処理ユニット11が設置されている場所を表す位置情報を取得する。情報処理ユニット11の位置情報は、例えば、予め記憶されているものとする。そして、外部状況情報取得部は、例えば、位置情報として日本国内の所定の場所を取得し、外部状況情報として現在の時刻「12時00分」を取得したとする。この場合、時刻「12時00分」は昼間の時間帯(例えば「9時〜17時」)であるので、アドミニストレータ機能部52は、他の情報処理ユニット11の条件として夜間の時間帯(例えば「0時〜5時」,「21時〜23時」)を取得する。
そして、アドミニストレータ機能部110は、取得した条件に対応する他の情報処理ユニット11を特定する。具体的には、まず、アドミニストレータ機能部52は、予め記憶された時差の情報に基づいて、日本国内にて「12時00分」であるときに夜間の時間帯になる場所(国)を特定する。例えば、アドミニストレータ機能部52は、日本国内にて「12時00分」であるときに時刻が「3:00」になる「英国」を特定する。これにより、アドミニストレータ機能部52は、「英国」に設置された情報処理ユニット11を他の情報処理ユニット11として特定する。次に、アドミニストレータ機能部52は、予め記憶された「英国」の情報処理ユニット情報を参照して、「英国」の情報処理ユニット11と通信するためのアドレス等の情報を取得する。
そして、アドミニストレータ機能部52は、取得した情報処理ユニット情報に基づいて、特定した他の情報処理ユニット11に複数の構内通信システム13または端末装置41間の通信経路指示処理を行うよう指示する。これにより、夜間の時間帯に大半の設備が遊休となる情報処理ユニットを利用することができるので、情報処理ユニット11の設備にコストをかける必要がなく、各情報処理ユニット11のコストを低減することができ、情報処理ユニット11の利用効率の向上を図ることができる。
また、外部状況情報取得部は、予め設定されたタイミングにて(例えば定期的に)、他の情報処理ユニットが設置されている場所の時刻(外部状況情報)を取得する。外部状況情報取得部は、例えば、他の情報処理ユニット11から送信された、他の情報処理ユニット11が設置された場所の時刻を取得する。そして、他の情報処理ユニット11が設置されている場所の時刻が夜間の時間帯である場合に、アドミニストレータ機能部52は、当該他の情報処理ユニット11に通信経路指示処理を行うよう指示することができる。
また、アドミニストレータ機能部52は、予め設定された算出基準に基づいて他の情報処理ユニット11の条件を取得することができる。例えば、アドミニストレータ機能部52は、情報処理ユニット11の外部状況情報として取得した現在の時刻「12:00」に「12時間」を加算(または減算)し、算出した時刻「0:00」を他の情報処理ユニットの条件として取得する。そして、アドミニストレータ機能部110は、現在の時刻が「0:00」(例えば時刻「0:00」から±2時間の範囲内)になる場所(国)に設置された情報処理ユニットを他の情報処理ユニットとして特定してもよい。
さらに、アドミニストレータ機能部52が取得する外部状況情報は時刻に限られず、イベントや、災害等の情報でもよい。例えば、外部状況情報取得部は、インターネット等を介してイベント等を管理するイベント管理サーバと接続し、イベント情報を取得し、記憶する。そして、アドミニストレータ機能部52は、外部状況情報取得部がイベントの内容とイベントの日時を取得した場合、他の情報処理ユニット11の条件として、情報処理ユニット11自身が設置されている場所においてイベントが行われる(指示対象状況を表す情報に該当する)ときに、他の情報処理ユニットが設置されている場所においてイベントが行われていないという条件を取得する。続いて、アドミニストレータ機能部52は、取得した情報処理ユニット11のイベントの日時と、他の情報処理ユニット11のイベントの日時と、が一致するか否かを判定する。そして、イベントの日時が一致していないと判定した場合、すなわち情報処理ユニット11が設置されている場所においてイベントが行われるときに、他の情報処理ユニット11が設置されている場所においてイベントが行われていない場合に、アドミニストレータ機能部52は、他の情報処理ユニット11に通信経路指示処理を行うよう指示する。
次に、事故、事件、および、災害等の外部状況情報を取得する場合について説明する。外部状況情報取得部は、所定のタイミングにて(例えば定期的に)、インターネット等を介して予め記憶されたURLや、事故、事件、および、災害等の情報を配信するサーバ装置を参照して情報処理ユニット11が設置されている場所において生じた事故、事件、および、災害等の外部状況情報を取得する。また、外部状況情報取得部は、地震計等の災害を検出する装置を利用して情報処理ユニットが設置されている場所において生じた外部状況を取得してもよい。
そして、アドミニストレータ機能部110は、外部状況情報取得部が事故、事件、および、災害等の外部状況情報を取得した場合に、他の情報処理ユニット11の条件として、情報処理ユニット11が設置されている場所において事故、事件、および、災害等が発生している(指示対象状況を表す情報に該当する)ときに、他の情報処理ユニット11が設置されている場所において事故、事件、および、災害等が発生していない(または、他の情報処理ユニットの外部状況情報を取得していない)という条件を取得する。
そして、アドミニストレータ機能部52は、取得した情報処理ユニット11の外部状況情報と、他の情報処理ユニット11の外部状況情報と、に基づいて、取得した条件を満たすか否かを判定する。すなわち、アドミニストレータ機能部52は、情報処理ユニット11が設置されている場所において事故、事件、および、災害等が発生しているときに、他の情報処理ユニット11が設置されている場所において事故、事件、および、災害等が発生しているか否かを判定する。そして、他の情報処理ユニット11が設置されている場所において事故、事件、および、災害等が発生していない場合に、アドミニストレータ機能部52は、他の情報処理ユニットに通信経路指示処理を行うよう指示する。
これにより、例えば、夜間の時間帯や、イベントが行われる場合、または、災害等が発生した場合に、アドミニストレータ機能部52は、他の情報処理ユニット11に通信経路指示処理を行うよう指示する。この結果、確実に構内通信システム13または端末装置41間の通信を行うことができる。
このように、オープンフローコントローラ機能部55等の利用が困難な場合でも、他のオープンフローコントローラ機能部55等が代わりにフローエントリを生成し、オープンフロースイッチ31へ送信することができる。この結果、例えば構内通信システム13または端末装置41間の通信を確実に行うことができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る通信システムについて図23を参照して説明する。
第3実施形態に係る通信システム301は、
所定のネットワーク322a,322b内に配置されたネットワーク機器331a,331bに対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示部312(通信経路指示手段)と、
通信経路指示部312からの指示に応じて、通信経路を構築して所定の送受信データを処理するネットワーク機器331と、
交流用ネットワーク313を介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織311a,311b内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得部314(接続規程情報取得手段)と、
を備え、
通信経路指示部312は、接続規程情報取得部314にて取得した複数の接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織311内のネットワーク322の間の通信経路を構築するよう指示する。
上記構成によれば、接続規程情報取得部314は、例えばSNSに登録されたユーザが所属する組織311(例えば企業)内のネットワークの接続規程情報(例えばポリシ情報)を取得し、通信経路指示部312は、取得した複数の異なる接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織311内のネットワーク322間を接続する通信経路を構築するよう指示する。このため、例えば、SNS等において他の企業のユーザと交流し、業務提携する場合に、他の企業のネットワークとの通信経路が容易に構築され、他の企業とすぐに通信可能になる。この結果、例えば、迅速かつ容易に異なる企業間で通信可能な専用のネットワークを構築することができる。
以上、上記実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細に、本願発明の範囲内において当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
前記通信経路指示手段からの指示に応じて、前記通信経路を構築して所定の送受信データを処理するネットワーク機器と、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
を備え、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
通信システム。
上記構成によれば、接続規程情報取得手段は、例えばSNSに登録されたユーザが所属する組織(例えば企業)内のネットワークの接続規程情報(例えばポリシ情報)を取得し、通信経路指示手段は、取得した複数の異なる接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワーク間を接続する通信経路を構築するよう指示する。このため、例えば、SNS等において他の企業のユーザと交流し、業務提携する場合に、他の企業のネットワークとの通信経路が容易に構築され、他の企業とすぐに通信可能になる。この結果、例えば、迅速かつ容易に異なる企業間で通信可能な専用のネットワークを構築することができる。
(付記2)
付記1に記載の通信システムであって、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークをまとめた組織群のネットワークの接続規程情報を作成し、当該接続規程情報に基づく通信経路を構築するよう指示する、
通信システム。
上記構成によれば、通信経路指示手段は、複数の接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークをまとめた組織群のネットワークの接続規程情報を作成し、作成した接続規程情報に基づいて通信経路を構築するよう指示するので、複数の企業間で共有可能な専用のネットワークを構築することができる。
(付記3)
付記2に記載の通信システムであって、
前記接続規程情報取得手段は、ユーザが所属する組織を含む組織群のネットワークの接続規程情報をさらに取得し、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、前記組織内のネットワークと前記組織群内のネットワークとをまとめた新たな組織群のネットワーク、または、異なる複数の前記組織群内のネットワークをまとめた新たな組織群のネットワークの接続規程情報を作成し、当該接続規程情報に基づく通信経路を構築するよう指示する、
通信システム。
上記構成によれば、ユーザが所属する組織を含む組織群のネットワークの接続規程情報に基づいて、組織群内のネットワークを含むネットワークをまとめた新たな組織群のネットワークの接続規程情報を作成し、作成した接続規程情報に基づいて通信経路構築するよう指示するので、例えば協業した企業のグループ間の専用のネットワークを容易に構築することができる。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載の通信システムであって、
前記組織の広告情報を取得する広告情報取得手段と、
前記広告情報取得手段にて取得した前記広告情報を前記ユーザが閲覧可能な画面上に表示する広告情報表示手段と、
前記広告情報取得手段にて取得した前記広告情報の種類に応じて課金する料金を決定する課金手段と、
を備える通信システム。
上記構成によれば、広告情報表示手段は、予め登録されたユーザ(例えばSNSの会員)が閲覧可能な画面上に広告情報を表示し、課金手段は、広告情報に応じて課金する料金を決定する。このため、企業は、自社の広告情報を表示させることで、他の企業との交流を促進させることができる。また、サービス提供者は、広告情報に応じた課金によりよいサービスを提供可能になる。
(付記5)
付記4に記載の通信システムであって、
前記接続規程情報取得手段は、前記広告情報表示手段にて表示された前記広告情報が前記ユーザにより選択された場合に、当該広告情報を選択した前記ユーザが所属する組織内のネットワークの接続規程情報と、当該広告情報の広告主である組織内のネットワークの接続規程情報と、を取得する、
通信システム。
上記構成によれば、ネットワーク情報取得手段は、広告情報を選択したユーザに関連する情報から通信元情報を取得し、広告情報の広告主であるユーザに関連する情報から通信先情報を取得する。このため、ユーザは、広告情報を選択するだけで広告主の企業との間で容易に専用のネットワークを構築することができる。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の通信システムであって、
所定のタイミングにて、前記通信経路指示手段とは異なる他の前記通信経路指示手段に、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する処理のうち、少なくとも一部の処理を行うよう指示する制御手段、
を備える通信システム。
上記構成によれば、所定のタイミングにて、ネットワーク機器が配置されたネットワークとは異なるネットワーク内に配置され、通信経路指示装置とは異なる他の通信経路指示装置に、通信経路指示処理のうちの少なくとも一部の処理を行うように指示する。このため、例えば、輻輳や障害が発生し、通信経路指示装置の利用が困難な場合でも、代わりに他の通信経路指示装置がネットワーク機器へ通信経路を通知することができる。この結果、例えば端末装置間の通信を確実に行うことができる。
(付記7)
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得し、
取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示し、
前記ネットワーク機器は、指示に応じて、前記通信経路を構築して所定の送受信データを処理する、
情報処理方法。
(付記8)
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
を備え、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
通信制御装置。
(付記9)
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得し、
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して、取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
情報処理方法。
(付記10)
通信制御装置に、
所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
を実現させるとともに、
前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
ことを実現させるためのプログラム。
1 通信システム
11 情報処理ユニット
12 広域通信網
13 構内通信システム
21 情報処理装置
22 情報ユニット通信網
31 オープンフロースイッチ
41 端末装置
42 構内通信網
51 仮想マシン制御機能部
52 アドミニストレータ機能部
53 ステートフルプロキシ機能部
54 DNS機能部
55 オープンフローコントローラ機能部
56 ポリシサーバ機能部
57 フローテーブルサーバ機能部
58 SNS管理機能部
61 通信部
62 仮想マシン制御部
63 仮想マシンDB
71 演算部
72 入出力部
73 記憶部
74 通信部
81 取得部
82 会員情報管理部
83 ユーザ情報DB
84 企業情報DB
85 出力制御部
86 検索部
87 広告配信部
88 課金処理部
89 広告情報DB
91 転送制御部
92 フローテーブルDB
101 フローテーブル
201 通信システム
211 外部通信網
212 複製記憶装置
221 DNSデータベース
222 ポリシデータベース
223 フローテーブルデータベース
301 通信システム
311 ネットワーク
312 ネットワーク機器
313 通信経路指示装置
321 制御手段

Claims (10)

  1. 所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
    前記通信経路指示手段からの指示に応じて、前記通信経路を構築して所定の送受信データを処理するネットワーク機器と、
    交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
    を備え、
    前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
    通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークをまとめた組織群のネットワークの接続規程情報を作成し、当該接続規程情報に基づく通信経路を構築するよう指示する、
    通信システム。
  3. 請求項2に記載の通信システムであって、
    前記接続規程情報取得手段は、ユーザが所属する組織を含む組織群のネットワークの接続規程情報をさらに取得し、
    前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、前記組織内のネットワークと前記組織群内のネットワークとをまとめた新たな組織群のネットワーク、または、異なる複数の前記組織群内のネットワークをまとめた新たな組織群のネットワークの接続規程情報を作成し、当該接続規程情報に基づく通信経路を構築するよう指示する、
    通信システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信システムであって、
    前記組織の広告情報を取得する広告情報取得手段と、
    前記広告情報取得手段にて取得した前記広告情報を前記ユーザが閲覧可能な画面上に表示する広告情報表示手段と、
    前記広告情報取得手段にて取得した前記広告情報の種類に応じて課金する料金を決定する課金手段と、
    を備える通信システム。
  5. 請求項4に記載の通信システムであって、
    前記接続規程情報取得手段は、前記広告情報表示手段にて表示された前記広告情報が前記ユーザにより選択された場合に、当該広告情報を選択した前記ユーザが所属する組織内のネットワークの接続規程情報と、当該広告情報の広告主である組織内のネットワークの接続規程情報と、を取得する、
    通信システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の通信システムであって、
    所定のタイミングにて、前記通信経路指示手段とは異なる他の前記通信経路指示手段に、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する処理のうち、少なくとも一部の処理を行うよう指示する制御手段、
    を備える通信システム。
  7. 交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得し、
    取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示し、
    前記ネットワーク機器は、指示に応じて、前記通信経路を構築して所定の送受信データを処理する、
    情報処理方法。
  8. 所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
    交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
    を備え、
    前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
    通信制御装置。
  9. 交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得し、
    所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して、取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
    情報処理方法。
  10. 通信制御装置に、
    所定のネットワーク内に配置されたネットワーク機器に対して所定の通信経路を構築するよう指示する通信経路指示手段と、
    交流用ネットワークを介してユーザ間でコミュニケーション可能なサービスに予め登録されたユーザが所属する組織内のネットワークの、通信制御における処理の基準になる接続規程情報を取得する接続規程情報取得手段と、
    を実現させるとともに、
    前記通信経路指示手段は、前記接続規程情報取得手段にて取得した複数の前記接続規程情報に基づいて、異なる複数の組織内のネットワークの間の通信経路を構築するよう指示する、
    ことを実現させるためのプログラム。

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