JP2014179801A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易にネットワークパラメータを設定すること。
【解決手段】実施形態に係る電子機器は、電子装置である照明装置と、第1の通信装置である通信アダプタ120とを含む。照明装置は、検知部116と通信機器制御部117を具備する。検知部116は、照明装置に対する制御を行うための所定機器であるスイッチの操作状態を示すパターンから、所定のパターンを検知する。通信機器制御部117は、検知部116により所定のパターンが検知された場合には、ネットワークパラメータを設定するように、通信アダプタ120を制御する。通信アダプタ120は、第1の通信部である無線通信回路を具備する。無線通信回路は、設定されたネットワークパラメータに基づいて他の通信装置である他の通信アダプタと通信を行う。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
近年、宅内に設置された電化製品などの電子機器を遠隔操作することを可能にするホームネットワークシステムが知られている。このようなホームネットワークシステムでは、ネットワーク経由で電子機器の動作状態や消費電力などが監視され、ネットワーク経由で電子機器に制御信号が送信されることで電子機器の動作状態が制御される。このため、ホームネットワークシステムに対応する電子機器は、ネットワークを介した通信を行う通信機能を有する。例えば、電子機器には、宅内に設置されたアクセスポイントと通信を行うための通信アダプタが設けられる。通信アダプタとアクセスポイントとは、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格によって通信が行われる。
ここで、上述した通信アダプタとアクセスポイントとの通信を行う場合には、次のような作業が行われる。すなわち、通信アダプタに設けられたペアリングモード用のボタンを、ユーザが押下するなどして、通信アダプタをペアリングモードに移行させて、通信アダプタとアクセスポイントとをペアリングさせる作業が行われる。しかしながら、通信アダプタが設けられた電子機器が、例えば、天井に設けられた照明装置などである場合には、通信アダプタも天井に設けられることとなり、ユーザにとって通信アダプタが容易に届く範囲に存在しない。それゆえ、通信アダプタのボタンを押下することは、困難な作業である。このように、従来の電子機器では、ネットワークパラメータを設定することが困難な場合がある。
また、電子機器が他の電子機器と通信を行う場合、電子機器に端末を接続して、ユーザが端末を操作して、複数の電子機器のそれぞれの仮のアドレスを各電子機器に設定する場合がある。しかしながら、上述したように、電子機器が天井に設けられた照明装置などである場合には、容易に届く範囲内に存在しない電子機器に端末を接続することは、ユーザにとって困難な作業である。このように、仮のアドレスを各電子機器に設定する場合においても、従来の電子機器では、ネットワークパラメータを設定することが困難な場合がある。
特開2012−175148号公報
本発明が解決しようとする課題は、容易にネットワークパラメータを設定することができる電子機器を提供することである。
実施形態に係る電子機器は、電子装置と通信装置とを含む。電子装置は、検知部と制御部とを具備する。検知部は、電子装置に対する制御を行うための所定機器の操作状態を示すパターンから、所定のパターンを検知する。制御部は、検知部により所定のパターンが検知された場合には、ネットワークパラメータを設定するように通信装置を制御する。通信装置は、第1の通信部を具備する。第1の通信部は、設定されたネットワークパラメータに基づいて他の通信装置と通信を行う。
図1は、第1の実施形態に係る家電機器制御システムの構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る電子機器の構成例を模式的に示す図である。 図3は、所定のパターンの一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る照明装置が有する制御部の機能構成の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る照明装置の制御部が実行するネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態に係る家電機器制御システム1の構成例を示す図である。 図7は、第2の実施形態に係るリモートコントローラの一例を示す図である。 図8は、所定のパターンの一例について示す図である。 図9は、第2の実施形態に係る電子機器の構成例を模式的に示す図である。 図10は、第2の実施形態に係る照明装置が有する制御部の機能構成の一例を示す図である。 図11は、第2の実施形態に係る照明装置の制御部が実行するネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、第3の実施形態に係る家電機器制御システムの構成例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る電子機器の構成例を模式的に示す図である。 図14は、第3の実施形態に係る照明装置が有する制御部の機能構成の一例を示す図である。 図15は、アドレステーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図16は、第3の実施形態に係る照明装置の制御部が実行するネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。
以下で説明する実施形態に係る電子機器100は、電子装置である照明装置110と、第1の通信装置である通信アダプタ120とを含む。照明装置110は、検知部116と通信機器制御部117を具備する。検知部116は、照明装置110に対する制御を行うための所定機器であるスイッチ42またはリモートコントローラ500の操作状態を示すパターンから、所定のパターンを検知する。通信機器制御部117は、検知部116により所定のパターンが検知された場合には、ネットワークパラメータを設定するように、通信アダプタ120を制御する。通信アダプタ120は、第1の通信部である無線通信回路122を具備する。無線通信回路122は、設定されたネットワークパラメータに基づいて他の通信装置である他の通信アダプタと通信を行う。
また、以下で説明する実施形態に係る検知部116,313は、商用電源41から電子機器100への電力の供給を制御するためのスイッチ42であって、壁に設けられたスイッチ42の操作状態を示すパターンから、スイッチ42の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような所定のパターンを検知する。
また、以下で説明する実施形態に係る検知部213,313は、電子装置210,310へ指示を送信するリモートコントローラ500に設けられた全光ボタン501の操作状態を示すパターンから、全光ボタン501の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような所定のパターンを検知する。
また、以下で説明する実施形態に係る通信機器制御部117,214は、検知部116,213により所定のパターンが検知された場合には、ペアリングを行う指示を通信装置である通信アダプタ120に送信する。そして、無線通信回路122は、ペアリングの結果に基づいて他の通信アダプタと通信を行う。
また、以下で説明する実施形態に係る電子装置である照明装置310は、更に、他の電子機器との通信を行う第2の通信部である通信回路113を具備する。また、通信機器制御部314は、検知部313により所定のパターンが検知された場合には、電子機器310及び他の電子機器のそれぞれについて、乱数を発生させ、発生された乱数を仮のアドレスとして設定し、設定された仮のアドレスを通信回路113に送信する。通信回路113は、通信機器制御部314から送信された仮のアドレスに基づいて他の電子機器と通信を行う。
また、以下で説明する実施形態に係る所定のパターンは、最後がON(オン)となるようなパターンである。
以下、図面を参照して、各実施形態に係る電子機器を説明する。各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。なお、以下の実施形態で説明する電子機器は、一例を示すに過ぎない。例えば、以下の実施形態では、電子機器が照明器具であるものとして説明するが、これに限らず、電子機器は、空調装置、洗濯機、給湯器、電気錠、インターホン(ドアホン)などの生活家電、テレビジョンセット、テレビジョン録画機などのオーディオ・ビジュアル機器などであってもよい。また、電子機器は、ゲーム機などのアミューズメント家電、パーソナルコンピュータなどの情報家電、太陽光発電関連機器などであってもよい。すなわち、電子機器は、広く家庭電化製品一般であってもよい。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る家電機器制御システム1の構成例を示す図である。図1に示した家電機器制御システム1は、例えば、宅内に設置されている家電等の制御や監視を実現するシステムであり、HEMS(Home Energy Management System)などと呼ばれる。かかる家電機器制御システム1は、例えば、HEMS標準プロトコルの「ECHONET」や「ECHONET Lite」が適用される。
図1に示すように、家電機器制御システム1には、ホームネットワークシステム2と、ユーザ端末3と、管理サーバ4とが含まれる。ホームネットワークシステム2、ユーザ端末3及び管理サーバ4は、ネットワーク5を介して、有線又は無線により通信可能に接続される。かかるネットワーク5は、例えば、インターネットやイントラネットに該当する。なお、図1に示すホームネットワークシステム2、ユーザ端末3、管理サーバ4の数は、一例に過ぎず、家電機器制御システム1の構成に応じて適宜変更可能である。
ホームネットワークシステム2は、例えばユーザ宅内や店舗内などに構築され、ゲートウェイ装置10、ユーザ端末20、アクセスポイント30、電子機器100〜100などを有する。なお、図1に示す電子機器100〜100の数は、一例に過ぎず、ホームネットワークシステム2の構成に応じて適宜変更可能である。
ゲートウェイ装置10は、アクセスポイント30と接続され、ホームネットワークシステム2を外部のネットワーク5に接続する通信機器である。図1の例では、ゲートウェイ装置10は、ホームネットワークシステム2内のアクセスポイント30と、ホームネットワークシステム2外のユーザ端末3や管理サーバ4とをネットワーク5を介して接続する。
ユーザ端末20は、例えば、タブレット端末、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)などであり、無線LAN(Local Area Network)や有線LANなどを介してアクセスポイント30に接続される。かかるユーザ端末20は、ユーザ操作に従って電子機器100〜100に対する制御命令をアクセスポイント30に送信したり、アクセスポイント30から受信した電子機器100〜100に関する各種情報を表示したりする。
アクセスポイント30は、Bluetoothなどの近距離無線規格や宅内LANを用いて、ゲートウェイ装置10、ユーザ端末20及び電子機器100〜100と通信を行う。かかるアクセスポイント30は、ユーザ端末20から入力された各種制御命令を電子機器100〜100に送信したり、電子機器100〜100から受信した各種情報をユーザ端末20に送信したりする。なお、アクセスポイント30は、ゲートウェイ装置10と一体となって形成されてもよい。
電子機器100〜100は、例えばユーザ宅内の天井などに設けられる照明器具である。電子機器100は、電子装置である照明装置110と、通信装置である通信アダプタ120とを具備する。かかる電子機器100は、照明装置110に通信アダプタ120が取り付けられることで形成される。同様に、電子機器100は、照明装置110に通信アダプタ120が取り付けられ、電子機器100は、照明装置110に通信アダプタ120が取り付けられる。
なお、以下では、電子機器100〜100を区別する必要がない場合には、単に「電子機器100」と表記する場合がある。また、照明装置110〜110を区別する必要がない場合には、単に「照明装置110」と表記する場合がある。また、通信アダプタ120〜120を区別する必要がない場合には、単に「通信アダプタ120」と表記する場合がある。
照明装置110は、ユーザ操作に従って照明光の照度や色が調整可能な機能を有する。また、照明装置110は、通信アダプタ120を介して制御命令を受信すると、制御命令に従って所定の処理を実行する。例えば、制御命令が「照明装置をオンする」である場合、照明装置110は、自装置である照明装置110の電源をオンにする。また、制御命令が「照明装置の照度を80%に設定する」である場合、照明装置110は、自装置の光源が発する光の照度を80%に設定する。そして、照明装置110は、各種処理の実行結果を応答として、通信アダプタ120経由でアクセスポイント30に送信する。また、照明装置110は、ユーザによって照明装置110のスイッチが操作され、スイッチの操作状態を示すパターンが後述の所定のパターンである場合には、ペアリングを行う指示を通信アダプタ120に送信する。
通信アダプタ120は、照明装置110とアクセスポイント30との間で送受信される制御命令や応答を中継する。かかる通信アダプタ120は、ホームネットワークシステム2の施工業者やユーザによって照明装置110に取り付けられる。
このように、ホームネットワークシステム2を利用するユーザは、ユーザ端末20を用いることで、アクセスポイント30を介して電子機器100を制御することができる。例えば、ユーザ端末20が携帯電話機である場合、ユーザは、宅内で携帯電話機を操作するだけで、電子機器100の動作を制御したり、電子機器100の動作状況を監視したりすることができる。また、ユーザは、スイッチの操作状態を示すパターンが後述の所定のパターンとなるように、照明装置110のスイッチを操作することで、通信アダプタ120とアクセスポイント30とのペアリングを行わせることができる。
また、図1において、ホームネットワークシステム2の外部に示したユーザ端末3は、例えば、携帯電話機、PDA、タブレット端末、PCなどであり、無線LANや有線LANなどを介してネットワーク5に接続される。かかるユーザ端末3は、ユーザ端末20と同様に、ユーザ操作に従って電子機器100に対する制御命令を管理サーバ4に送信したり、管理サーバ4から受信した電子機器100に関する各種情報を表示したりする。
管理サーバ4は、ネットワーク5を介してユーザ端末3から受信した各種制御命令をアクセスポイント30に送信する。これにより、アクセスポイント30は、ホームネットワークシステム2の外部に位置するユーザ端末3から送信された制御命令を電子機器100に送信する。また、管理サーバ4は、ネットワーク5を介してアクセスポイント30から受信した電子機器100に関する各種情報をユーザ端末3に送信する。これにより、ユーザ端末3は、ホームネットワークシステム2内に設置されている電子機器100に関する各種情報を表示する。このように、ユーザ端末3のユーザは、ホームネットワークシステム2内に所在しない場合であっても、電子機器100を制御することや、電子機器100の動作状況を監視したりすることができる。
以下、第1の実施形態に係る電子機器100について詳細に説明する。
[電子機器の構成]
図2は、第1の実施形態に係る電子機器100の構成例を模式的に示す図である。図2に示すように、電子機器100は、商用電源41と接続される。また、電子機器100と商用電源41との間には、スイッチ42が設けられる。商用電源41は、例えば、電力会社等によって管理されており、一般家庭に電力を供給する。スイッチ42は、宅内の壁などに設けられ、商用電源41からの電力を電子機器100に供給するか否かを切り替える。
例えば、ユーザによってスイッチ42をオンにする操作が行われた場合、商用電源41から電子機器100に電力が供給される。これにより、電子機器100内の照明装置110は点灯する。一方、ユーザによってスイッチ42をオフにする操作が行われた場合、商用電源41から電子機器100への電力供給が停止する。これにより、電子機器100内の照明装置110は消灯する。
ここで、ユーザは、通信アダプタ120にアクセスポイント30とのペアリングを行わせる場合には、スイッチ42の操作状態が所定のパターンとなるように、スイッチ42をオンする操作及びオフにする操作を行う。ここで、所定のパターンの一例について図3を参照して説明する。図3は、所定のパターンの一例を示す図である。図3の例に示すように、所定のパターン40は、スイッチ42がオン(ON)されてから次にオンされるまでの時間T1秒が、所定時間α秒内であり、かつ、スイッチ42が1回オンされてから所定回数β(例えば20回)オンされるまでの時間T2秒が、所定時間γ秒以内であるようなパターンを指す。ここで、所定時間α秒の一例としては、1秒が挙げられる。また、所定時間γ秒の一例としては、20秒が挙げられる。このような所定のパターンは、スイッチ42の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なる特異なパターンである。
また、図3の例に示すように、所定のパターン40は、最後がON(オン)となるようなパターンである。これは、所定のパターン40の最後がOFF(オフ)となってしまうと、スイッチ42がオフであるため通信アダプタ120に電力が供給されず、通信アダプタ120が動作せず、通信アダプタ120にペアリングを行わせることができなくなってしまうからである。そこで、本実施形態では、通信アダプタ120に確実にペアリングを行わせるために、最後がオンとなるようなパターンが所定のパターン40として採用される。
図2の説明に戻り、電子機器100の照明装置110は、電源回路111と、照明部112と、通信回路113と、電源監視回路114と、制御部115とを有する。
電源回路111は、商用電源41から供給される電力から照明装置110の動作に要する電力を生成し、生成した電力を照明装置110内の各部(照明部112、通信回路113、電源監視回路114、制御部115)に供給する電力供給部である。照明部112は、LED(Light Emitting Diode)や電球等であり、室内等を照明する。通信回路113は、通信アダプタ120(より詳細には、後述する通信回路123)と接続され、通信アダプタ120との間で通信を行う。
電源監視回路114は、スイッチ42がオン又はオフであるかを監視する。言い換えれば、電源監視回路114は、商用電源41から照明装置110へ電力が供給されているか否かを監視する。そして、電源監視回路114は、スイッチ42がオンからオフになったことを検知した場合や、スイッチ42がオフからオンになったことを検知した場合に、検知結果を制御部115に通知する。
制御部115は、照明装置110全体を制御する。例えば、制御部115は、CPU(Central Processing Unit)によって実現される。そして、制御部115は、照明装置110内部の図示しない記憶装置(例えば、ROM(Read Only Memory))に記憶されているプログラムを実行することにより、照明装置110全体を制御する。なお、図2では、制御部115がCPUによって実現される例を示したが、制御部115は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)等に実現されてもよいし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
ここで、第1の実施形態に係る制御部115は、スイッチ42の操作状態を示すパターンが上述した所定のパターンであることを検知した場合に、通信アダプタ120にアクセスポイント30とのペアリングを行わせるように制御する。
この点について、図4を参照して説明する。図4は、第1の実施形態に係る照明装置110が有する制御部115の機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、制御部115は、検知部116と、通信機器制御部117とを有する。
検知部116は、電源監視回路114から送信された検知結果を次々と受信する。そして、検知部116は、次々に受信した検知結果に基づいて、上述した所定時間γ秒だけ過去から現時点までのスイッチ42の操作状態を示すパターンを所定時間間隔で生成する。そして、検知部116は、パターンを生成するたびに、生成したパターンが、上述した所定のパターンであるか否かを判定する。そして、検知部116は、生成したパターンが上述した所定のパターンであると判定した場合には、生成したパターンから上述した所定のパターンを検知し、所定のパターンを検知したことを通信機器制御部117に通知する。なお、検知部116は、次々に受信した検知結果が、互いのオンオフ間の時間が所定時間内であるものが連続して規定回数に達したか否かを判定し、互いのオンオフ間の時間が所定時間内であるものが連続して規定回数に達したと判定した場合に、上述した所定のパターンを検知し、所定のパターンを検知したことを通信機器制御部117に通知することもできる。
通信機器制御部117は、検知部116から所定のパターンを検知したことが通知されると、通信アダプタ120に、ペアリングを行うモード(ペアリングモード)に状態を遷移させる指示を送信する。これにより、アクセスポイント30においてもペアリングモードに状態が遷移されている場合には、通信アダプタ120とアクセスポイント30とでペアリングが行われる。これにより、通信アダプタ120は、アクセスポイント30と通信を行うことが可能となる。このようにして、通信機器制御部117は、ネットワークパラメータを設定する。
図2の説明に戻り、電子機器100の通信アダプタ120は、上記の通り、照明装置110とアクセスポイント30との間で送受信される制御命令や応答を中継する。かかる通信アダプタ120は、図2に示すように、無線通信回路122と、通信回路123と、制御部124とを有する。
無線通信回路122は、アクセスポイント30との間でBluetoothなどの近距離無線規格によって近距離無線通信を行う。通信回路123は、照明装置110の通信回路113と接続され、照明装置110との間で通信を行う。このような無線通信回路122及び通信回路123は、アクセスポイント30等を含むネットワークと、照明装置110との間で送受信されるデータを中継する通信部として機能する。
制御部124は、通信アダプタ120全体を制御する。具体的には、制御部124は、制御命令や応答の中継処理などを行う。かかる制御部124は、例えば、CPUによって実現される。そして、制御部124は、通信アダプタ120内部のROM等に記憶されているプログラムを実行することにより、通信アダプタ120全体を制御する。なお、図2では、制御部124がCPUによって実現される例を示したが、制御部124は、例えば、MPU等に実現されてもよいし、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
[制御部の処理手順]
次に、図5を用いて、照明装置110の制御部115の処理手順について説明する。図5は、第1の実施形態に係る照明装置の制御部が実行するネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。ネットワークパラメータ設定処理は、例えば、検知部116によりスイッチ42の操作状態を示すパターンが生成されるたびに実行される。
図5に示すように、制御部115の検知部116は、スイッチ42の操作状態を示すパターンが、上述した所定のパターンであるか否かを判定する(ステップS101)。そして、検知部116は、スイッチ42の操作状態を示すパターンが、上述した所定のパターンでないと判定した場合(ステップS101;No)には、再び、ステップS101の判定処理を行う。一方、スイッチ42の操作状態を示すパターンが、上述した所定のパターンであると判定した場合(ステップS101;Yes)には、通信機器制御部117は、通信アダプタ120に、ペアリングを行うモード(ペアリングモード)に状態を遷移させる指示を送信し(ステップS102)、処理を終了する。
以上、説明したように、第1の実施形態に係る電子機器100は、照明装置110と、通信アダプタ120とを具備する。照明装置110は、検知部116と通信機器制御部117を具備する。検知部116は、照明装置110に対する制御を行うためのスイッチ42の操作状態を示すパターンから、所定のパターンを検知する。通信機器制御部117は、検知部116により所定のパターンが検知された場合には、ネットワークパラメータを設定するように、通信アダプタ120を制御する。通信アダプタ120は、無線通信回路122を具備する。無線通信回路122は、設定されたネットワークパラメータに基づいて他の通信アダプタと通信を行う。したがって、電子機器100によれば、ユーザは、照明装置110を直接操作することなく、ユーザの手の届く範囲内にあるようなスイッチ42を操作するだけでネットワークパラメータを設定することができる。それゆえ、電子機器100によれば、容易にネットワークパラメータを設定することができる。
また、第1の実施形態に係る検知部116は、商用電源41から電子機器100への電力の供給を制御するためのスイッチ42であって、壁に設けられたスイッチ42の操作状態を示すパターンから、スイッチ42の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような所定のパターンを検知する。それゆえ、検知部116は、ユーザによりスイッチ42に対して通常の操作が行われたされた場合には、所定のパターンを検知しない。したがって、検知部116によれば、通常の操作が行われた場合に所定のパターンを検知してしまうような所定のパターンの誤検出を抑制することができる。
また、第1の実施形態に係る通信機器制御部117は、検知部116により所定のパターンが検知された場合には、ペアリングを行う指示を通信装置である通信アダプタ120に送信する。そして、無線通信回路122は、ペアリングの結果に基づいて他の通信アダプタと通信を行う。
また、第1の実施形態に係る所定のパターンは、最後がオンとなるようなパターンである。これにより、第1の実施形態では、所定のパターンが検出された場合に、通信アダプタ120に電力が供給されることとなる。したがって、第1の実施形態によれば、通信アダプタ120に確実にペアリングを行わせることができる。
また、ユーザが、通信アダプタ120にアクセスポイント30とのペアリングを行わせる場合に、スイッチ42の操作状態が所定のパターンとなるように、スイッチ42をオンする操作及びオフにする操作を行う場合について説明した。しかしながら、ユーザが、通信アダプタ120にアクセスポイント30とのペアリングを行わせる場合に、スイッチ42の操作状態が第1のパターンとなり、かつ、位相制御調光スイッチ(図示せず)の操作状態が、第2のパターンとなるように、スイッチ42及び位相制御調光スイッチをオンする操作及びオフする操作をすることもできる。ここで、位相制御調光スイッチは、スイッチ42と同様に壁に設けられている。また、位相制御調光スイッチは、照明部112に流れる電流を変化させるために、照明部112に流れる電流の導通位相角を制御するためのスイッチである。すなわち、位相制御調光スイッチは、照明部112の調光率を制御するためのスイッチである。位相制御調光スイッチは、制御部115に接続されており、位相制御調光スイッチの操作状態(オン及びオフ)を制御部115に出力する。なお、制御部115は、位相制御調光スイッチの操作状態に基づいて、所定時間間隔で、位相制御調光スイッチの操作状態を示すパターンを生成する。ここで、第1のパターンは、上述した所定のパターンであり、第2のパターンは、調光率が連続して0の状態であることを示すパターンである。この場合、検知部116は、スイッチ42の操作状態を示すパターン及び位相制御調光スイッチの操作状態を示すパターンを生成するたびに、次の処理を行う。すなわち、検知部116は、生成したスイッチ42の操作状態を示すパターンが、上述した第1のパターンであり、かつ、位相制御調光スイッチの操作状態を示すパターンが、上述した第2のパターンであるか否かを判定する。そして、検知部116は、生成したスイッチ42の操作状態を示すパターンが、上述した第1のパターンであり、かつ、位相制御調光スイッチの操作状態を示すパターンが、上述した第2のパターンであると判定した場合には、生成した2つのパターンから上述した第1のパターン及び第2のパターンを検知し、第1のパターン及び第2のパターンを検知したことを通信機器制御部117に通知する。そして、通信機器制御部117は、検知部116から第1のパターン及び第2のパターンを検知したことが通知されると、通信アダプタ120に、ペアリングを行うモード(ペアリングモード)に状態を遷移させる指示を送信する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係る電子機器は、リモートコントローラの操作状態を示すパターンが後述する所定のパターンであることを検知した場合に、通信アダプタ120にアクセスポイント30とのペアリングを行わせるように制御する。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の機器や装置などには同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係る家電機器制御システム1の構成例を示す図である。第2の実施形態に係る家電機器制御システム1には、ホームネットワークシステム50と、ユーザ端末3と、管理サーバ4とが含まれる。
ホームネットワークシステム50は、電子機器200〜200と、ゲートウェイ装置10と、ユーザ端末20と、アクセスポイント30とを有する。なお、図6に示す電子機器200〜200の数は、一例に過ぎず、ホームネットワークシステム50の構成に応じて適宜変更可能である。
電子機器200〜200は、例えばユーザ宅内の天井などに設けられる照明器具である。電子機器200は、電子装置である照明装置210と、通信アダプタ120とを具備する。かかる電子機器200は、照明装置210に通信アダプタ120が取り付けられることで形成される。同様に、電子機器200は、照明装置210に通信アダプタ120が取り付けられ、電子機器200は、照明装置210に通信アダプタ120が取り付けられる。
なお、以下では、電子機器200〜200を区別する必要がない場合には、単に「電子機器200」と表記する場合がある。また、照明装置210〜210を区別する必要がない場合には、単に「照明装置210」と表記する場合がある。
照明装置210は、ユーザ操作に従って照明光の照度や色が調整可能な機能を有する。また、照明装置210は、通信アダプタ120を介して制御命令を受信すると、制御命令に従って所定の処理を実行する。例えば、制御命令が「照明装置をオンする」である場合、照明装置210は、自装置である照明装置210の電源をオンにする。また、制御命令が「照明装置の照度を80%に設定する」である場合、照明装置210は、自装置の光源が発する光の照度を80%に設定する。そして、照明装置210は、各種処理の実行結果を応答として、通信アダプタ120経由でアクセスポイント30に送信する。また、照明装置210は、ユーザによって照明装置210の後述のリモートコントローラが操作され、リモートコントローラの操作状態を示すパターンが後述の所定のパターンである場合には、ペアリングを行う指示を通信アダプタ120に送信する。したがって、ユーザは、リモートコントローラの操作状態を示すパターンが後述の所定のパターンとなるように、照明装置210のリモートコントローラを操作することで、通信アダプタ120とアクセスポイント30とのペアリングを行わせることができる。
ここで、第2の実施形態に係るリモートコントローラについて説明する。図7は、第2の実施形態に係るリモートコントローラの一例を示す図である。図7の例に示すように、リモートコントローラ500は、最大限の明るさで照明装置210を点灯させるための全光ボタン501、照明装置210を消灯させるための消灯ボタン502を有する。また、リモートコントローラ500は、照明装置210の明るさを上げるための明るさ調整ボタン503、照明装置210の明るさを下げるための明るさ調整ボタン504を有する。また、リモートコントローラ500は、照明装置210が発する光に含まれる各色の光のうち、青色の光を多くするための光色調整ボタン505、黄色の光を多くするための光色調整ボタン506を有する。
全光ボタン501がユーザにより押下されると、リモートコントローラ500は、全光ボタン501が押下されたことを示す信号を出力する。同様に、その他のボタンについても、ユーザにより押下されると、リモートコントローラ500は、ボタンが押下されたことを示す信号を出力する。
ここで、ユーザは、通信アダプタ120にアクセスポイント30とのペアリングを行わせる場合には、リモートコントローラ500のボタン、例えば、全光ボタン501の操作状態が所定のパターンとなるように、全光ボタン501をオンする操作(全光ボタン501を押下する操作)を行う。ここで、所定のパターンの一例について図8を参照して説明する。図8は、所定のパターンの一例について示す図である。図8の例に示すように、所定のパターン41は、全光ボタン501がオン(ON)されてから次にオンされるまでの時間T3秒が、所定時間ε秒内であり、かつ、全光ボタン501が1回オンされてから所定回数ζ(例えば20回)オンされるまでの時間T4秒が、所定時間η秒以内であるようなパターンを指す。ここで、所定時間ε秒の一例としては、1秒が挙げられる。また、所定時間η秒の一例としては、20秒が挙げられる。このような所定のパターンは、全光ボタン501の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なる特異なパターンである。
また、図8の例に示すように、所定のパターン41は、最後がON(オン)となるようなパターンである。これは、所定のパターン41の最後がOFF(オフ)となってしまうと、スイッチ42がオフであるため通信アダプタ120に電力が供給されず、通信アダプタ120が動作せず、通信アダプタ120にペアリングを行わせることができなくなってしまうからである。そこで、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、通信アダプタ120に確実にペアリングを行わせるために、最後がオンとなるようなパターンが所定のパターン41として採用される。
次に、第2の実施形態に係る電子機器200について詳細に説明する。
[電子機器の構成]
図9は、第2の実施形態に係る電子機器200の構成例を模式的に示す図である。図9に示すように、電子機器200は、照明装置210及び通信アダプタ120を具備する。照明装置210は、電源回路111と、照明部112と、通信回路113と、電源監視回路114と、受信機211と、制御部212とを有する。
受信機211は、電源回路111から供給される電力によって動作し、リモートコントローラ500から送信される信号を受信する。受信機211は、例えば、照明装置110における照明光の明るさを最大限の明るさに設定することを示す信号や、照明光の照度や色を変更することを示す信号などの各種の信号を受信する。そして、受信機211は、信号を受信するたびに、受信した信号を制御部212に送信する。
制御部212は、照明装置210全体を制御する。例えば、制御部212は、CPUによって実現される。そして、制御部212は、照明装置210内部の図示しない記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより、照明装置210全体を制御する。なお、図9では、制御部212がCPUによって実現される例を示したが、制御部212は、例えば、MPU等に実現されてもよいし、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
ここで、第2の実施形態に係る制御部212は、全光ボタン501の操作状態を示すパターンが上述した所定のパターンであることを検知した場合に、通信アダプタ120にアクセスポイント30とのペアリングを行わせるように制御する。
この点について、図10を参照して説明する。図10は、第2の実施形態に係る照明装置210が有する制御部212の機能構成の一例を示す図である。図10に示すように、制御部212は、検知部213と、通信機器制御部214とを有する。
検知部213は、受信機211から送信された全光ボタン501が押下されたことを示す信号を次々と受信する。そして、検知部213は、次々に受信した全光ボタン501が押下されたことを示す信号に基づいて、上述した所定時間η秒だけ過去から現時点までの全光ボタン501の操作状態を示すパターンを所定時間間隔で生成する。そして、検知部213は、パターンを生成するたびに、生成したパターンが、上述した所定のパターンであるか否かを判定する。そして、検知部213は、生成したパターンが上述した所定のパターンであると判定した場合には、生成したパターンから上述した所定のパターンを検知し、所定のパターンを検知したことを通信機器制御部214に通知する。
通信機器制御部214は、検知部213から所定のパターンを検知したことが通知されると、通信アダプタ120に、ペアリングを行うモード(ペアリングモード)に状態を遷移させる指示を送信する。これにより、アクセスポイント30においてもペアリングモードに状態が遷移されている場合には、通信アダプタ120とアクセスポイント30とでペアリングが行われる。これにより、通信アダプタ120は、アクセスポイント30と通信を行うことが可能となる。このようにして、通信機器制御部214は、ネットワークパラメータを設定する。
[制御部の処理手順]
次に、図11を用いて、照明装置210の制御部212の処理手順について説明する。図11は、第2の実施形態に係る照明装置の制御部が実行するネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。ネットワークパラメータ設定処理は、例えば、検知部213により全光ボタン501の操作状態を示すパターンが生成されるたびに実行される。
図11に示すように、制御部212の検知部213は、全光ボタン501の操作状態を示すパターンが、上述した所定のパターンであるか否かを判定する(ステップS201)。そして、検知部213は、全光ボタン501の操作状態を示すパターンが、上述した所定のパターンでないと判定した場合(ステップS201;No)には、再び、ステップS201の判定処理を行う。一方、全光ボタン501の操作状態を示すパターンが、上述した所定のパターンであると判定した場合(ステップS201;Yes)には、通信機器制御部214は、通信アダプタ120に、ペアリングを行うモード(ペアリングモード)に状態を遷移させる指示を送信し(ステップS202)、処理を終了する。
以上、説明したように、第2の実施形態に係る電子機器200は、照明装置210と、通信アダプタ120とを具備する。照明装置210は、検知部213と通信機器制御部214を具備する。検知部213は、照明装置210に対する制御を行うための全光ボタン501の操作状態を示すパターンから、所定のパターンを検知する。通信機器制御部214は、検知部213により所定のパターンが検知された場合には、ネットワークパラメータを設定するように、通信アダプタ120を制御する。通信アダプタ120は、無線通信回路122を具備する。無線通信回路122は、設定されたネットワークパラメータに基づいて他の通信アダプタと通信を行う。したがって、電子機器200によれば、ユーザは、照明装置210を直接操作することなく、ユーザの手の届く範囲内にあるようなリモートコントローラ500の全光ボタン501を操作するだけでネットワークパラメータを設定することができる。それゆえ、電子機器200によれば、容易にネットワークパラメータを設定することができる。
また、第2の実施形態に係る検知部213は、電子装置210へ指示を送信するリモートコントローラ500に設けられた全光ボタン501の操作状態を示すパターンから、全光ボタン501の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような所定のパターンを検知する。それゆえ、検知部213は、ユーザにより全光ボタン501に対して通常の操作が行われたされた場合には、所定のパターンを検知しない。したがって、検知部213によれば、通常の操作が行われた場合に所定のパターンを検知してしまうような所定のパターンの誤検出を抑制することができる。
また、第2の実施形態に係る通信機器制御部214は、検知部213により所定のパターンが検知された場合には、ペアリングを行う指示を通信装置である通信アダプタ120に送信する。そして、無線通信回路122は、ペアリングの結果に基づいて他の通信アダプタと通信を行う。
また、第2の実施形態に係る所定のパターンは、最後がオンとなるようなパターンである。これにより、第2の実施形態では、所定のパターンが検出された場合に、通信アダプタ120に電力が供給されることとなる。したがって、第2の実施形態によれば、通信アダプタ120に確実にペアリングを行わせることができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態に係る電子機器は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の方法で、スイッチ42や全光ボタン501の操作状態を示すパターンが上述した各種の所定のパターンであることを検知した場合に、ホームネットワークシステム内の全ての電子機器の仮のアドレスを設定する。なお、第3の実施形態において、第1の実施形態及び第2の実施形態と同一の機器や装置などには同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図12は、第3の実施形態に係る家電機器制御システム1の構成例を示す図である。第3の実施形態に係る家電機器制御システム1には、ホームネットワークシステム60と、ユーザ端末3と、管理サーバ4とが含まれる。
ホームネットワークシステム60は、電子機器300〜300と、ゲートウェイ装置10と、ユーザ端末20と、アクセスポイント30とを有する。なお、図12に示す電子機器300〜300の台数は、3台であるが、これは、一例に過ぎず、ホームネットワークシステム60の構成に応じて適宜変更可能である。
電子機器300〜300は、例えばユーザ宅内の天井などに設けられる照明器具である。電子機器300は、電子装置である照明装置310を具備する。同様に、電子機器300は、電子装置である照明装置310を具備する。また、電子機器300は、電子装置である照明装置310と、通信アダプタ120とを具備する。かかる電子機器300は、照明装置310に通信アダプタ120が取り付けられることで形成される。
なお、以下では、電子機器300〜300を区別する必要がない場合には、単に「電子機器300」と表記する場合がある。また、照明装置310〜310を区別する必要がない場合には、単に「照明装置310」と表記する場合がある。
第3の実施形態では、各電子機器300の各照明装置310が互いに通信可能であり、通信アダプタ120を介して、各照明装置310とアクセスポイント30との通信が行われる。
照明装置310は、第1の実施形態に係る照明装置110が有する機能、及び、第2の実施形態に係る照明装置210が有する機能の両機能を有する。これに加えて、照明装置300は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の方法で、スイッチ42や全光ボタン501の操作状態を示すパターンが上述した各種の所定のパターンであることを検知した場合に、ホームネットワークシステム60内の全ての電子機器300の仮のアドレスを設定する。
次に、第3の実施形態に係る電子機器300について詳細に説明する。
[電子機器の構成]
図13は、第2の実施形態に係る電子機器300の構成例を模式的に示す図である。図13に示すように、電子機器300は、照明装置310及び通信アダプタ120を具備する。照明装置310は、電源回路111と、照明部112と、通信回路113と、電源監視回路114と、受信機211と、制御部312とを有する。
制御部312は、照明装置310全体を制御する。例えば、制御部312は、CPUによって実現される。そして、制御部312は、照明装置310内部の図示しない記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより、照明装置310全体を制御する。なお、図13では、制御部312がCPUによって実現される例を示したが、制御部312は、例えば、MPU等に実現されてもよいし、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
ここで、第2の実施形態に係る制御部312は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の方法で、スイッチ42や全光ボタン501の操作状態を示すパターンが上述した各種の所定のパターンであることを検知した場合に、ホームネットワークシステム60内の全ての電子機器300の仮のアドレスを設定する。
この点について、図14を参照して説明する。図14は、第3の実施形態に係る照明装置310が有する制御部312の機能構成の一例を示す図である。図14に示すように、制御部312は、検知部313と、通信機器制御部314とを有する。
検知部313は、第1の実施形態に係る検知部116が有する機能、及び、第2の実施形態に係る検知部213が有する機能の両機能を有する。すなわち、検知部313は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の方法で生成したパターンが上述した各種の所定のパターンであると判定した場合には、生成したパターンから上述した所定のパターンを検知し、所定のパターンを検知したことを通信機器制御部314に通知する。
通信機器制御部314は、検知部313から所定のパターンを検知したことが通知されると、ホームネットワークシステム60内の全ての電子機器300の仮のアドレスを設定する。具体的には、通信機器制御部314は、まず、電子機器300ごとに、「0」から「255」までの乱数kを発生させる。そして、通信機器制御部314は、発生された乱数を仮のアドレスとして、電子機器300を識別するためのID(Identification)と対応付けてアドレステーブルに登録する。
かかるアドレステーブルについて説明する。図15は、アドレステーブルのデータ構造の一例を示す図である。図15の例は、通信機器制御部314によってID「300」によって識別される電子機器300に対応付けて仮のアドレス「251」がアドレステーブルに登録された場合を示す。また、図15の例は、通信機器制御部314によってID「300」によって識別される電子機器300に対応付けて仮のアドレス「7」がアドレステーブルに登録された場合を示す。また、図15の例は、通信機器制御部314によってID「300」によって識別される電子機器300に対応付けて仮のアドレス「183」がアドレステーブルに登録された場合を示す。
[制御部の処理手順]
次に、図16を用いて、照明装置310の制御部312の処理手順について説明する。図16は、第3の実施形態に係る照明装置の制御部が実行するネットワークパラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。ネットワークパラメータ設定処理は、例えば、検知部313によりパターンが生成されるたびに実行される。
図16に示すように、制御部312の検知部313は、スイッチ42の操作状態を示すパターンが、所定のパターンであるか否かを判定する(ステップS301)。そして、検知部312は、スイッチ42の操作状態を示すパターンが、所定のパターンでないと判定した場合(ステップS301;No)には、全光ボタン501の操作状態を示すパターンが、所定のパターンであるか否かを判定する(ステップS302)。そして、検知部313は、全光ボタン501の操作状態を示すパターンが、所定のパターンでないと判定した場合(ステップS302;No)には、ステップS301に戻って、S301の判定処理を行う。
一方、全光ボタン501の操作状態を示すパターンが所定のパターンであると判定した場合(ステップS302;Yes)やスイッチ42の操作状態を示すパターンが、所定のパターンであると判定した場合(ステップS301;Yes)には、通信機器制御部314は、次の処理を行う。すなわち、通信機器制御部314は、変数iの値に「0」を設定して、変数iの値を初期化する(ステップS303)。
そして、通信機器制御部314は、変数iの値が、ホームネットワークシステム60内の電子機器300の台数Nよりも小さいか否かを判定する(ステップS304)。小さいと判定した場合(ステップS304;Yes)には、通信機器制御部314は、変数iの値を1インクリメントする(ステップS305)。そして、通信機器制御部314は、「0」から「255」までの乱数kを発生させる(ステップS306)。
そして、通信機器制御部314は、発生された乱数kを仮のアドレスとして、電子機器300を識別するためのID(Identification)と対応付けてアドレステーブルに登録する。具体的には、アドレステーブルには、予めN台の電子機器300のそれぞれのIDが登録されており、通信機器制御部314は、アドレステーブルのi番目の電子機器のIDに対応するように乱数kを登録する(ステップS307)。そして、通信機器制御部314は、S304に戻り、S304の処理を再び実行する。
一方、変数iの値が、ホームネットワークシステム60内の電子機器300の台数N以上と判定した場合(ステップS304;No)には、通信機器制御部314は、N台の電子機器のそれぞれの仮のアドレスが登録されたアドレステーブルを、ホームネットワークシステム60内の全ての照明装置310に送信する(ステップS308)。これにより、全ての照明装置310の通信回路113のそれぞれが、アドレステーブルに登録された仮のアドレスを用いて、他の照明装置310の通信回路113との通信を行うことができる。
以上、説明したように、第3の実施形態に係る電子機器300は、照明装置310と、通信アダプタ120とを具備する。照明装置310は、検知部313と通信機器制御部314を具備する。検知部313は、照明装置310に対する制御を行うためのスイッチ42及び全光ボタン501の操作状態を示すパターンから、所定のパターンを検知する。通信機器制御部314は、検知部313により所定のパターンが検知された場合には、ネットワークパラメータを設定するように、通信アダプタ120を制御する。通信アダプタ120は、無線通信回路122を具備する。無線通信回路122は、設定されたネットワークパラメータに基づいて他の通信アダプタと通信を行う。したがって、電子機器300によれば、ユーザは、照明装置310を直接操作することなく、ユーザの手の届く範囲内にあるようなスイッチ42やリモートコントローラ500の全光ボタン501を操作するだけでネットワークパラメータを設定することができる。それゆえ、電子機器300によれば、容易にネットワークパラメータを設定することができる。
また、第3の実施形態に係る検知部313は、商用電源41から電子機器300への電力の供給を制御するためのスイッチ42であって、壁に設けられたスイッチ42の操作状態を示すパターンから、スイッチ42の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような所定のパターンを検知する。それゆえ、検知部313は、ユーザによりスイッチ42に対して通常の操作が行われたされた場合には、所定のパターンを検知しない。したがって、検知部313によれば、通常の操作が行われた場合に所定のパターンを検知してしまうような所定のパターンの誤検出を抑制することができる。
また、第3の実施形態に係る検知部313は、電子装置310へ指示を送信するリモートコントローラ500に設けられた全光ボタン501の操作状態を示すパターンから、全光ボタン501の通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような所定のパターンを検知する。それゆえ、検知部313は、ユーザにより全光ボタン501に対して通常の操作が行われたされた場合には、所定のパターンを検知しない。したがって、検知部313によれば、通常の操作が行われた場合に所定のパターンを検知してしまうような所定のパターンの誤検出を抑制することができる。
また、第3の実施形態に係る通信機器制御部314は、検知部313により所定のパターンが検知された場合には、ペアリングを行う指示を通信装置である通信アダプタ120に送信する。そして、無線通信回路122は、ペアリングの結果に基づいて他の通信アダプタと通信を行う。
また、第3の実施形態に係る照明装置310は、他の電子機器との通信を行う第2の通信部である通信回路113を具備する。また、通信機器制御部314は、検知部313により所定のパターンが検知された場合には、電子機器310及び他の電子機器のそれぞれについて、乱数を発生させ、発生された乱数を仮のアドレスとして設定し、設定された仮のアドレスを通信回路113に送信する。通信回路113は、通信機器制御部314から送信された仮のアドレスに基づいて他の電子機器と通信を行う。したがって、電子機器300によれば、ユーザは、照明装置310を直接操作することなく、ユーザの手の届く範囲内にあるようなスイッチ42やリモートコントローラ500の全光ボタン501を操作するだけで、仮のアドレスというネットワークパラメータを設定することができる。それゆえ、電子機器300によれば、容易にネットワークパラメータを設定することができる。
また、第3の実施形態に係る所定のパターンは、最後がオンとなるようなパターンである。これにより、第3の実施形態では、所定のパターンが検出された場合に、通信アダプタ120に電力が供給されることとなる。したがって、第3の実施形態によれば、通信アダプタ120に確実にペアリングを行わせることができる。
以上説明したとおり、上記各実施形態によれば、容易にネットワークパラメータを設定することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 家電機器制御システム
2 ホームネットワークシステム
41 商用電源
42 スイッチ
100 電子機器
110 照明装置
111 電源回路
112 照明部
113 通信回路
114 RAM
115 不揮発性メモリ
116 電源監視回路
117 制御部
118 照明制御部
119 退避部
120 通信アダプタ
121 電源回路
122 無線通信回路
123 通信回路
124 制御部

Claims (5)

  1. 電子装置と通信装置とを含む電子機器であって、
    前記電子装置は、
    前記電子装置に対する制御を行うための所定機器の操作状態を示すパターンから、所定のパターンを検知する検知部と;
    前記検知部により前記所定のパターンが検知された場合には、ネットワークパラメータを設定するように前記通信装置を制御する制御部と;
    を具備し、
    前記通信装置は、
    設定されたネットワークパラメータに基づいて他の通信装置と通信を行う第1の通信部;
    を具備する電子機器。
  2. 前記検知部は、
    商用電源から前記電子機器への電力の供給を制御するためのスイッチであって壁に設けられたスイッチの操作状態を示すパターンから、前記スイッチの通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような前記所定のパターンを検知する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記検知部は、
    前記電子装置へ指示を送信するリモートコントローラに設けられたボタンの操作状態を示すパターンから、前記ボタンの通常の操作における操作状態を示すパターンとは異なるような前記所定のパターンを検知する、
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記検知部により前記所定のパターンが検知された場合には、ペアリングを行う指示を前記通信装置に送信し、
    前記第1の通信部は、ペアリングの結果に基づいて前記他の通信装置と通信を行う
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記電子装置は、更に、他の電子機器との通信を行う第2の通信部;
    を具備し、
    前記通信装置制御部は、前記検知部により前記所定のパターンが検知された場合には、前記電子機器及び前記他の電子機器のそれぞれについて、乱数を発生させ、発生された乱数を仮のアドレスとして設定し、設定された仮のアドレスを前記第2の通信部に送信し、
    前記第2の通信部は、前記通信装置制御部から送信された前記仮のアドレスに基づいて前記他の電子機器と通信を行う
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
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