JP2014174596A - 仮想マシン管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
利用中の仮想マシンの削除を防止しつつ、不要な仮想マシンの削除を促進する。
【解決手段】
履歴データベース32は、仮想マシンごと及び利用者ごとにアクセスされた履歴を示すアクセス情報を記憶する。仮想マシン削除要求受付部34は、管理者端末20から、削除要求対象の仮想マシンを示す仮想マシン情報を含む仮想マシン削除要求を受け付ける。検索集計部36は、受け付けた管理者端末20からの仮想マシン削除要求に応答しじて、検索集計手段36が削除要求対象の仮想マシン41についてのアクセス情報を履歴データベース32にて検索する。そして、検索集計部36はして、検索された各アクセス情報に基づいて削除要求対象の仮想マシンの重要度を示す検索結果に対して削除適否情報を求める。情報送信部37は、求められた削除適否情報を管理者端末に送信提示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、仮想マシンを管理するについての利用状況等を集計する仮想マシン管理装置に関するものである。
仮想化基盤技術の発達に伴い、手軽に仮想マシンが利用できるようになってきている。このような仮想化基盤を使いこなすために、仮想マシンの管理のしやすさが不可欠なものとなっており、仮想マシンを管理するシステム等が提案されている。例えば、特許文献1には、仮想マシンの新規構築や削除をする仮想マシン管理システムが開示されている。
特開2005−332223号公報
ところで、仮想マシンは従来の物理的なサーバを構築する作業と比較すると、構築が容易に行える。その一方で、仮想マシンの利用終了後もこれが削除されずに、不要な仮想マシンがそのまま残ってしまうことが起こりやすくなっている。これは、構築時の管理を強化し、仮想マシンの利用者に不要な仮想マシンについて削除依頼をしてもらうことで補うことができる。しかし、このような手法では、利用者から誤った削除依頼があると、仮想マシンの管理者が、まだ利用中の仮想マシンを削除してしまう恐れがあることから、不要な仮想マシンの削除が促進されない要因となっている。
そこで、本発明は、利用者より削除依頼のあった仮想マシンを管理者が削除する際に、その仮想マシンの過去の利用状況を考慮して、その仮想マシンの重要度を管理者に提示することができる仮想マシン管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の仮想マシン管理装置は、
仮想マシンごと及び利用者ごとにアクセスされた履歴を示すアクセス情報を記憶する履歴データベースと、
削除要求対象の仮想マシンを示す仮想マシン情報を含む仮想マシン削除要求を受け付ける仮想マシン削除要求受付手段と、
前記仮想マシン削除要求に含まれる仮想マシン情報に基づいてアクセス情報を前記履歴データベースにて検索して、検索された各アクセス情報に基づいて削除要求対象の仮想マシンの重要度を示す削除適否情報を求める検索集計手段と、
求められた前記削除適否情報を提示する情報提示手段と、
を備えることを特徴とする。
また、好ましくは、前記検索集計手段が、前記検索された各アクセス情報の項目の全部又は一部に対して、所定の方法により計算して、当該計算の結果を集計することにより前記削除適否情報を求めることを特徴とする。
また、好ましくは、前記アクセス情報の項目が、前記各仮想マシンにアクセスした利用者名と、前記各利用者が前記各仮想マシンにアクセスした方法と、前記各利用者が前記各仮想マシンにアクセスしたアクセス先と、前記各利用者が前記各仮想マシンにアクセスした内容と、前記各利用者の前記各仮想マシンに対するアクセス終了日時と、前記各仮想マシンに対するアクセス回数とでありを含み、
前記検索集計手段が、前記各アクセス情報の項目である利用者名と、アクセス方法と、アクセス先と、アクセス内容と、アクセス終了日時と、アクセス回数とに基づいて前記削除適否情報を求めることを特徴とする。
また、好ましくは、前記検索集計手段が、さらに、前記アクセス情報の項目であに含まれるアクセス終了日時と、アクセス回数とに基づいて所定の期間における削除要求対象の仮想マシンへのアクセスの頻度を示すアクセス頻度情報を2種類目の前記削除適否情報を求め、
前記情報提示手段が、求められた前記アクセス頻度情報を提示するることを特徴とする。
本発明によれば、利用者より削除依頼のあった仮想マシンを管理者が削除する際に、その仮想マシンの過去の利用状況を考慮して、その仮想マシンの重要度を管理者に提示することができる。
本発明の実施形態に係る仮想マシン管理装置を含むシステムの構成の一例を示すブロック図である。 利用者データベースに記憶されている利用者情報の一例を示す図である。 履歴データベースに記憶されているアクセス情報の一例を示す図である。 仮想マシン管理装置がアクセス要求を受けたときの利用者認証処理の流れの一例を示すフローチャートである。 仮想マシン管理装置が削除要求を受けたときの削除受付処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る仮想マシン管理装置について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る仮想マシン管理装置30を含むシステムの構成の一例を示す。このシステムは、利用者端末10と、管理者端末20と、仮想マシン管理装置30と、この仮想マシン管理装置30から利用者が利用可能な複数の仮想マシン稼動サーバ40a,40b,40nとから構成される。なお、仮想マシン稼動サーバは1台であってもよい。
仮想マシン稼動サーバ40は、物理的なコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)等で構成されるメモリと、ハードディスク等で構成される記憶装置とを備える。
仮想マシン稼動サーバ40a,40b,40nには、それぞれ仮想マシン41a,41b,41nが構築されている。仮想マシン41は、仮想マシン稼動サーバ40のCPUに所定のプログラムを組み込むことにより、仮想マシン稼動サーバ40のCPU、メモリ、記憶装置等の資源を使用して構築された仮想的なコンピュータである。1台の仮想マシン稼動サーバ40に複数の仮想マシン41を構築してもよい。
仮想マシン管理装置30と、これらの仮想マシン稼動サーバ40a,40b,40nは、LAN(Local Area Network)等のネットワークによって通信可能に接続されている。なお、当該接続は、専用回線による接続でもよく、ネットワークによる接続に限定されない。
また、仮想マシン管理装置30は、利用者端末10とも通信可能に接続されている。利用者端末10は、仮想マシン管理装置30を経由して、仮想マシン稼動サーバ40と通信することができる。利用者端末10は、CPU、メモリ、記憶装置、入出力装置等を備えた一般的なコンピュータである。
また、仮想マシン管理装置30は、管理者端末20とも通信可能に接続されている。管理者端末20は、仮想マシン管理装置30にアクセスして、後述する履歴データベース(DB)32を参照することができる。管理者端末20も仮想マシン管理装置30を経由して、仮想マシン稼動サーバ40と通信することができる。仮想マシンを削除するときには、管理者端末20は、削除を要求する仮想マシン41(以下、削除要求対象という。)の仮想マシン名等(仮想マシン情報)を含む仮想マシン削除要求を仮想マシン管理装置30に提示する。管理者端末20は、CPU、メモリ、記憶装置、入出力装置等を備えた一般的なコンピュータである。
仮想マシン管理装置30は、コンピュータであり、CPUと、RAM等で構成されるメモリと、ハードディスク等で構成される記憶装置とを備える。
仮想マシン管理装置30の記憶装置は、仮想マシン管理プログラムと、利用者データベース31と、履歴データベース32とを記憶している。
仮想マシン管理装置30のCPUが記憶装置からメモリに仮想マシン管理プログラムを読み出して実行することにより、データベース更新部33、仮想マシン削除要求受付部34、アクセス要求受付部35、検索集計部36、情報送信提示部37及びアクセス制御部38の各機能が実現される。
なお、仮想マシン管理装置30と管理者端末20の各機能を1台のコンピュータで実現することも可能である。さらに、仮想マシン管理装置30と利用者端末10と管理者端末20と仮想マシン稼動サーバ40との全ての機能を1台のコンピュータで実現することも可能である。
利用者データベース31は、仮想マシン41にアクセス許可された利用者についての利用者情報を記憶している。
履歴データベース32は、仮想マシン41ごとに及び利用者ごとにアクセスされた履歴を示すアクセス情報を記憶している。
データベース更新部33は、利用者情報が変更された場合に利用者データベース31の利用者情報を変更する。
データベース更新部33は、また、利用者が仮想マシン41にアクセスするごとに、履歴データベース32のアクセス情報を追加する。
仮想マシン削除要求受付部34は、管理者端末20からの仮想マシン削除要求を受け付ける。仮想マシン削除要求には、削除要求対象の仮想マシン名や削除依頼者名等が含まれる。
アクセス要求受付部35は、利用者の氏名又は名称を含むアクセス要求を利用者端末10から受け付ける。
検索集計部36は、利用者端末10からのアクセス要求に応じて、利用者の利用者情報を利用者データベース31にて検索して、その利用者がアクセス可能な仮想マシン41の一覧を示す仮想マシン一覧情報を求める。
検索集計部36は、また、仮想マシン削除要求における削除要求対象の仮想マシン41についてのアクセス情報を履歴データベース32にて検索して、検索された各アクセス情報に基づいて、仮想マシン41の重要度を示す削除適否情報を求める。削除適否情報についての詳細は後述する。
情報送信提示部37は、求められた仮想マシン一覧情報を利用者端末10に提示する。また、情報送信提示手段37は、求められた削除適否情報を管理者端末20に提示する。なお、本発明において提示とは、仮想マシン管理装置30が利用者端末10及び管理者端末20と通信可能に接続される実施形態では、仮想マシン管理装置30からと、それぞれ利用者端末10及び管理者端末20へ情報がとの間で送信されが行われることを意味し、仮想マシン管理装置30と利用者端末10、管理者端末20等の機能が1台のコンピュータで実現される実施形態では当該コンピュータのディスプレイ等の出力装置に情報等がを表示すされることを意味する。
アクセス制御手段38は、利用者端末10による仮想マシン41へのアクセスを制御する。
利用者データベース31に記憶される利用者情報は、図2に示すように、利用者名311と、仮想マシン名312と、アクセス方法313と、アクセス内容314とから構成されている。
利用者名311は、仮想マシン41を利用する者の氏名又は名称である。
アクセス仮想マシン名312は、利用者名311の示す利用者が利用可能な仮想マシン41の名称である。
アクセス方法313は、例えば、SQL(Structured Query Language)、フォルダ、リモートデスクトップ接続等の利用者名311の示す利用者が仮想マシン名312の示す当該仮想マシン41について許可されているアクセス方法である。
アクセス内容314は、利用者名311の示す利用者が仮想マシン名312の示す仮想マシン41について許可されているアクセス内容であり、例えば、更新、参照等である。
上述した通り、利用者データベース31に記憶される利用者情報は、データベース更新部33によって変更される。具体的には、データベース更新部33は利用者情報が変更された場合、利用者データベース31において変更前の利用者情報を消去し、変更後の利用者情報を格納する。
ここで例えば、利用者データベース31の記憶内容が、図2に示すように、利用者名311として「日立 太郎」、仮想マシン名312として「VM−001」、アクセス方法313として「SQL」、アクセス内容314として「更新」となっている時は、「日立 太郎」という利用者が仮想マシン「VM−001」に対して、「SQL」というアクセス方法で「更新」アクセスが許可されていることを表している。利用者名311ごと、仮想マシン名312ごとに、アクセス方法313が複数ある時は、利用者データベース31には利用者名311と仮想マシン名312との組ごとにアクセス方法313の種類分のアクセス方法313およびアクセス内容314が格納される。
履歴データベース32に記憶される利用者端末10から仮想マシン41へのアクセスの履歴を示すアクセス情報は、図3に示すように、仮想マシン名321と、利用者名322と、アクセス方法323と、アクセス先324と、アクセス内容325と、アクセス開始日時326と、アクセス終了日時327とから構成されている。
仮想マシン名321は、仮想マシン41の名称である。
利用者名322は、仮想マシン名321の示す仮想マシン41にアクセスした利用者の氏名又は名称である。
アクセス方法323は、例えば、SQL、フォルダ、リモートデスクトップ接続、バックアップ等の利用者名322の示す利用者が仮想マシン名321の示す仮想マシン41にアクセスした方法であり、例えば、SQL、フォルダ、リモートデスクトップ接続、バックアップ等であるる。
アクセス先324は、利用者名322の示す利用者が仮想マシン名321の示す仮想マシン41にアクセスしたアクセス先であり、例えば、DB(データベース)、ファイル名、デスクトップ等である。
アクセス内容325は、利用者名322の示す利用者が仮想マシン名321の示す仮想マシン41にアクセスした内容であり、例えば、更新、参照である。
アクセス開始日時326は、利用者名322の示す利用者が仮想マシン名321の示す仮想マシン41にアクセスを開始した日時である。アクセス終了日時327は、利用者名322の示す利用者が仮想マシン名321の示す仮想マシン41のアクセスを終了した日時である。
上述した通り、履歴データベース32に記憶されるアクセス情報は、データベース更新部33によって追加される。具体的には、仮想マシン41にアクセスがあったごとに、そのアクセスの履歴を示すアクセス情報が格納される。なお、以前のアクセス情報は消去されずに履歴データベース32に記憶されたままである。従って、履歴データベース32のアクセス情報を参照することにより、仮想マシン41に対してアクセスがあった回数を知ることができる。
例えば、履歴データベース32の記憶内容が、図3に示すように、仮想マシン名321として「VM−001」、利用者名322として「日立 太郎」、アクセス方法323として「SQL」、アクセス先324として「DB」、アクセス開始日時326として「2012年8月31日 10時00分00秒」、アクセス終了日時327として「2012年8月31日 11時00分00秒」となっている時は、「VM−001」という仮想マシンに対して、「日立 太郎」という利用者が「SQL」というアクセス方法を使って、「DB」というアクセス先にアクセスし、それが、「2012年8月31日 10時00分00秒」に開始され、「2012年8月31日 11時00分00秒」に終了したということを表している。
図4は、仮想マシン管理装置30がアクセス要求を受けたときの利用者認証処理の流れの一例を示す。
利用者端末10からアクセス要求が無い時はアクセス要求受付部35は受信待ち状態で待機する(S1:No)。
アクセス要求受付部35がアクセス要求を受け付ける(S1:Yes)と、検索集計部36は、利用者名を元に、利用者データベース31にて利用者情報を検索する(S2)。
検索集計部36は、検索結果として利用者データベース31から検索された利用者情報に基づいて、その利用者のアクセス可能な全ての仮想マシン41の仮想マシン名312とアクセス方法313とアクセス内容314を含む仮想マシン一覧情報を作成取得する。情報送信提示部37は、作成取得された仮想マシン一覧情報を利用者端末10に送信(提示)する(S3)。なお、仮想マシン一覧情報は、利用者端末10において出力装置に表示させて、利用者がマウス等によりクリックすることでアクセス可能な仮想マシン41にアクセスできるような態様(リンク一覧)で利用者端末10に提示される。利用者端末10において利用者がある仮想マシンをマウス等でクリックすると、アクセス制御部38は利用者端末10に仮想マシン41へのアクセスを開始させ、利用者端末10において利用者がアクセス画面を閉じると、アクセス制御部38はアクセスを終了させる。
データベース更新部33は、アクセス開始日時326とアクセス終了日時327を含むアクセス示す情報を、履歴データベース32のアクセス情報に追加する(S4)。
図5は、仮想マシン管理装置30が仮想マシン削除要求を受けたときの削除受付処理の流れの一例を示す。
管理者端末20からの仮想マシン削除要求が無い時、仮想マシン削除要求受付部34は受信待ち状態で待機する(S11:No)。
仮想マシン削除要求受付部34が管理者端末20からの仮想マシン削除要求を受け付ける(S11:Yes)と、検索集計部36は仮想マシン削除要求に含まれる削除要求対象の仮想マシン名を元に、履歴データベース32にてその仮想マシンのアクセス情報を検索する(S12)。
検索集計部36は、その検索結果に基づいて削除要求対象の仮想マシン41の重要度を示す削除適否情報を求める(S13)。検索集計部36が求める削除適否情報は、1種類に限られず、複数種類の削除適否情報を求めてもよい。削除適否情報は、例えば、検索集計部36が、検索結果として得られた各アクセス情報に含まれる項目およびその各アクセス情報から求められる項目の全部又は一部に対して、所定の計算方法による計算をして、その計算結果を集計することにより求めることができる。
アクセス情報に含まれる項目は、利用者名、アクセス方法、アクセス先、アクセス内容、アクセス開始日時、アクセス終了日時等である。また、アクセス情報から求められる項目は、アクセス回数等である。本発明において、アクセス情報に含まれる項目とアクセス情報から求められる項目をアクセス情報の項目と総称する。検索集計部36は、前記仮想マシンにアクセスした利用者名と、前記利用者が前記仮想マシンにアクセスした方法と、前記利用者が前記仮想マシンにアクセスしたアクセス先と、前記利用者が前記仮想マシンにアクセスした内容と、前記利用者の前記仮想マシンに対するアクセス開始日時と、前記利用者の前記仮想マシンに対するアクセス終了日時と、前記仮想マシンに対するアクセス回数とに基づいて削除適否情報を求める。
削除適否情報は、具体的には、仮想マシン41の重要度の観点から、アクセス情報の項目に応じて、所定のポイントを加算させ及び/又は減算させ、その加減算結果に対して所定の乗率により乗算させて、得られたポイントを集計させることにより求めることができる。この場合は、当該集計ポイントが削除適否情報となる。集計ポイントは、削除適否情報の一例である。
さらに具体的には、検索集計部36は、例えば、次のようにアクセス情報1件ごとに、ポイントを加算等していくように集計する。その集計は、直近のアクセス情報から順に実施する。なお、検索結果は、仮想マシン41に対するアクセスが多いような時は、膨大な件数になる可能性がある。その場合には、例えば、直近の3カ月分の履歴データベース32の内容に限定してアクセス情報を取得して削除適否情報を求める。
アクセス回数が多いほど、削除に注意を要する重要な情報である可能性が高いため、アクセス情報が1件あるごとに、100ポイント加算する。ただし、アクセス情報が古いほどアクセス回数に対する重要度が徐々に低下していくものと考えられるため、本日から何日前のアクセス情報であるかによって、その日数分減算する。例えば、10日前のアクセス情報であれば、10ポイント減算する。つまり、10日前のアクセス情報に対しては、90ポイント加算することになる。また、100日以上前のアクセス情報に対しては、減算分が上回るため、ポイント加算が行われないことになる。
次に、アクセスを行った利用者が削除依頼者本人と異なる時は、その削除対象仮想マシンが削除されてしまうことで、これまでアクセスしていた利用者がアクセスできなくなることから、ポイントを加算するようにする。アクセス情報における利用者が削除依頼者とは異なる一般の利用者の時は、10ポイント加算する。アクセス情報における利用者が削除依頼者と異なる管理者の時は、一般の利用者よりも重要度が高いと考えられるため、20ポイント加算する。
また、アクセス情報におけるアクセス方法によって、上記で加算するポイントを特定倍数でアップさせる。アクセス方法がファイルの時は、標準的なアクセス方法と考えられることから、上記ポイントに対して、×1.0とする。アクセス方法がSQLの時は、アクセス先がDBであり、重要情報に対してアクセスしていることが考えられるため、上記ポイントに対して、×4.0(4倍)する。アクセス方法がバックアップの時は、単純なファイルでのアクセス方法とは異なり、対象先を削除して良いかの注意度は増していると考えられるため、倍率はファイルアクセスよりアップさせ、上記ポイントに対して、×3.0(3倍)する。アクセス方法がリモートデスクトップの時は、多くの操作が可能な汎用的なアクセス方法になるため、通常のファイルアクセスよりも注意度は増すものの、バックアップでのアクセスよりも低くさせて、上記ポイントに対して、×2.0(2倍)する。
また、アクセス情報におけるアクセス先によって、上記で加算・倍加させるポイントに対して、さらに特定倍数でアップさせる。アクセス先が、ファイル名の時は、標準的なアクセス先と考えられるため、上記ポイントに対して、×1.0とする。アクセス先がDBの時は、アクセス方法でのポイント倍加を行っているため、削除に注意を要するものの、アクセス方法での倍加分より低下させて、×3.0(3倍)する。アクセス先がデスクトップの時は、多くの操作が可能な汎用的なアクセス先になるため、通常のファイルアクセスよりも注意度は増すものの、DBでのアクセスよりも低くさせて、上記ポイントに対して、×2.0(2倍)する。
また、アクセス情報におけるアクセス内容によって、上記で加算・倍加させるポイントに対して、さらに特定倍数でアップさせる。アクセス内容が参照のみの時は、標準的なアクセス内容と考えられることから、上記ポイントに対して、×1.0とする。一方、アクセス内容が更新の時は、より削除を行うことに対して注意を要すると考えられるため、上記ポイントに対して、×3.0(3倍)する。
検索集計部36は、これらのポイントの集計を行うことで削除適否情報を求める。情報送信提示部367は、求められた削除適否情報を管理者端末20に送信(提示)する(S14)。削除要求対象の仮想マシン41についての上述の削除適否情報を管理者端末20の出力装置に表示させて管理者に通知することで、管理者は削除により慎重にならなければならない仮想マシンであるのか、重要度の低い仮想マシンであるのかを一目で判別することができる。
また、削除適否情報は、上述した削除適否情報、すなわち、アクセス情報の項目の利用者名と、アクセス方法と、アクセス先と、アクセス内容と、アクセス開始日時、アクセス終了日時と、アクセス回数とに基づいて求めた削除適否情報に加えて、アクセス終了日時と、アクセス回数とに基づいて所定の期間における削除要求対象の仮想マシンへのアクセスの頻度を示すアクセス頻度情報を求めて、それを提示してもよい。例えば、最近3ヶ月間の2種類目の削除適否情報として、アクセス終了日時と、アクセス回数とに基づいて最近3ヶ月間の各週ごとのアクセス頻度削除適否情報を求めて、アクセス頻度情報として管理者端末20に提示してもよい。この場合は、情報提示部37は、2種類の削除適否情報とアクセス頻度情報を管理者端末20に提示することになる。管理者端末20にアクセス頻度情報前記2種類目の削除適否情報も併せて提示することにより、管理者は、前記1種類目の削除適否情報が高くなったのが、最近のアクセスが多いことによるものなのか、或いはアクセス方法・アクセス先・アクセス内容等のアクセスの種別によって、倍加されたことによるものなのか等を見比べることができる。上述の2種類の削除適否情報とアクセス頻度情報を参照することにより、利用者から仮想マシンの削除依頼を受けた管理者は、その仮想マシンの削除の可否を更に確実に判断することができる。
なお、上記S14のステップに代えて、仮想マシン管理装置30に削除可否決定部を設けて、これに削除要求対象の仮想マシン41の削除の可否を決定させ、その決定結果を管理者端末20に提示するようにしてもよい。削除の可否の決定は、例えば、上述の1種類目の削除適否情報としての集計ポイントに対して所定の基準値を設定して、削除可否決定部に、集計ポイントがその基準値を下回る場合は削除可、集計ポイントがその基準値以上である場合は削除不可と決定させるようにする。
以上説明したように、本発明の仮想マシン管理装置によれば、利用者より削除依頼のあった仮想マシンを管理者が削除する際に、その仮想マシンの過去の利用状況を考慮して、その仮想マシンの重要度を管理者に提示することができる。このため、利用者が誤って利用中の仮想マシンを削除依頼し、管理者がそれにしたがって仮想マシンを削除してしまう問題を回避できる。また、これにより、不要な仮想マシンの削除を促進することができる。
10…利用者端末、20…管理者端末、30…仮想マシン管理装置、31…利用者データベース、32…履歴データベース、33…データベース更新部、34…仮想マシン削除要求受付部、35…アクセス要求受付部、36…検索集計部、37…情報提示送信部、38…アクセス制御部、40a,40b,40n…仮想マシン稼動サーバ、41a,41b,41n…仮想マシン

Claims (4)

  1. 仮想マシンごと及び利用者ごとにアクセスされた履歴を示すアクセス情報を記憶する履歴データベースと、
    削除要求対象の仮想マシンを示す仮想マシン情報を含む仮想マシン削除要求を受け付ける仮想マシン削除要求受付手段と、
    前記仮想マシン削除要求に含まれる仮想マシン情報に基づいてアクセス情報を前記履歴データベースにて検索して、検索された各アクセス情報に基づいて削除要求対象の仮想マシンの重要度を示す削除適否情報を求める検索集計手段と、
    求められた前記削除適否情報を提示する情報提示手段と、
    を備えることを特徴とする仮想マシン管理装置。
  2. 前記検索集計手段が、前記検索された各アクセス情報の項目の全部又は一部に対して、所定の方法により計算して、当該計算の結果を集計することにより前記削除適否情報を求めることを特徴とする請求項1に記載の仮想マシン管理装置。
  3. 前記アクセス情報の項目が、前記各仮想マシンにアクセスした利用者名と、前記各利用者が前記各仮想マシンにアクセスした方法と、前記各利用者が前記各仮想マシンにアクセスしたアクセス先と、前記各利用者が前記各仮想マシンにアクセスした内容と、前記各利用者の前記各仮想マシンに対するアクセス終了日時と、前記各仮想マシンに対するアクセス回数とを含みであり、
    前記検索集計手段が、前記各アクセス情報の項目である利用者名と、アクセス方法と、アクセス先と、アクセス内容と、アクセス終了日時と、アクセス回数とに基づいて前記削除適否情報を求めることを特徴とする請求項2に記載の仮想マシン管理装置。
  4. 前記検索集計手段が、さらに、前記アクセス情報の項目に含まれるであるアクセス終了日時と、アクセス回数とに基づいて所定の期間における削除要求対象の仮想マシンへのアクセスの頻度を示すアクセス頻度2種類目の前記削除適否情報を求め、
    前記情報提示手段が、求められた前記アクセス頻度情報を提示する、
    ることを特徴とする請求項3に記載の仮想マシン管理装置。

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