JP2014171406A - 不要物回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不要物の回収作業に際して、当該作業をおこなう作業者の負担を軽減すること。
【解決手段】両端が開放された筒形状をなす主容器部材101と、開口101aを開放可能に密閉する第1の蓋部材102と、開口101bを開放可能に密閉する第2の蓋部材103と、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103によって主容器部材101の軸方向における両端の開口を密閉した状態における主容器部材101の内側において、袋状部材を保持する保持部材と、を備え、保持部材が、当該保持部材が保持する袋状部材を、主容器部材101の軸方向における他端側から回収可能に保持する不要物回収装置100を構成した。
【選択図】図2
【解決手段】両端が開放された筒形状をなす主容器部材101と、開口101aを開放可能に密閉する第1の蓋部材102と、開口101bを開放可能に密閉する第2の蓋部材103と、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103によって主容器部材101の軸方向における両端の開口を密閉した状態における主容器部材101の内側において、袋状部材を保持する保持部材と、を備え、保持部材が、当該保持部材が保持する袋状部材を、主容器部材101の軸方向における他端側から回収可能に保持する不要物回収装置100を構成した。
【選択図】図2
Description
この発明は、カラスなど、野鳥の卵などの不要物を回収する不要物回収装置に関する。
送電用の鉄塔などの電気設備に営巣されたカラスなどの野鳥の巣などのように、電気設備や電気設備の近傍にある異物は、地絡事故の原因となりうる。このため、電気設備や電気設備の近傍にカラスなどの野鳥が営巣した場合、当該電気設備を保安管理する電力会社の社員などが巣を撤去している。
たとえば、鉄塔に営巣された巣の撤去作業は、まず、作業員が巣を入れる袋を持って鉄塔に登る。そして、鉄塔から巣を取り外し、取り外した巣を持っている袋に入れ、鉄塔を降りる。撤去する巣に卵がある場合、卵と巣を一緒に袋に入れて回収する。従来、このような撤去作業に際しては、たとえば、ビニール袋、工具袋、腰袋などに、撤去した巣や卵を入れていた。
雑食性のカラスの卵は臭気が強く、その臭気は卵が割れた場合に一層強くなる。上記の撤去作業に際して、鉄塔などの高所から地上に運搬するまでに卵が割れた場合、不快な臭気をともなう卵の内容物が作業者の衣服や周囲の設備に付着したりするため、卵は容器に入れて運搬することが好ましい。
従来、鶏卵を立てる複数の窪みを有する底部に、鶏卵の縦半分を入れる複数の凹部を有する対称をなす1対の半体を、屈曲自在な連結部を介して連結した鶏卵包装容器を、熱可塑性薄肉合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して全体を一体に形成するようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照)。
また、従来、側板に揺動自在に取り付けられた開閉蓋を備えた容器本体と開閉蓋とに係止片および当該係止片が係合する係合突起を設け、容器本体に対して容易かつ確実に開閉蓋を開閉することができるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献2を参照)。
しかしながら、上述した特許文献1、2に記載された技術を含む従来の技術は、カラスなどの野鳥の卵を回収する作業には適していないという問題があった。このため、運搬中に卵が割れやすく、割れた卵から発せられる臭気によって作業者が不快な思いをしたり、衣服や設備に付着した割れた卵の内容物を清掃する作業をおこなわなくてはならず、煩わしいという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、不要物の回収作業に際して、当該作業をおこなう作業者の負担を軽減することができる不要物回収装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる不要物回収装置は、両端が開放された筒形状をなす主容器部材と、前記主容器部材の軸方向における一端側の開口を開放可能に密閉する第1の蓋部材と、前記主容器部材の軸方向における他端側の開口を開放可能に密閉する第2の蓋部材と、前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材によって前記主容器部材の軸方向における両端の開口を密閉した状態における前記主容器部材の内側において、袋状部材を保持する保持部材と、を備え、前記保持部材が、当該保持部材が保持する袋状部材を、前記主容器部材の軸方向における他端側から回収可能に保持することを特徴とする。
また、この発明にかかる不要物回収装置は、上記の発明において、前記主容器部材の内壁面に設けられた衝撃緩衝部材を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる不要物回収装置は、上記の発明において、前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材が、前記主容器部材に連結されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる不要物回収装置は、上記の発明において、前記主容器部材、前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材が、不透明な材料を用いて形成されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる不要物回収装置は、上記の発明において、前記主容器部材、前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材が、高分子材料を用いて形成されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる不要物回収装置は、上記の発明において、前記主容器部材が、略円筒形状をなすことを特徴とする。
この発明にかかる不要物回収装置によれば、不要物の回収作業に際して、当該作業をおこなう作業者の負担を軽減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる不要物回収装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(不要物回収装置の構成)
まず、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置の構成について説明する。図1および図2は、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置の構成を示す説明図である。図1において、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、主容器部材101と第1の蓋部材102と第2の蓋部材103とを備えている。
まず、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置の構成について説明する。図1および図2は、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置の構成を示す説明図である。図1において、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、主容器部材101と第1の蓋部材102と第2の蓋部材103とを備えている。
主容器部材101は、両端が開放された筒形状をなす。主容器部材101は、主容器部材101の軸方向における一端側の開口101aと主容器部材101の軸方向における他端側の開口101bとの間が直線状であることが好ましい。すなわち、主容器部材101は、開口101a(あるいは開口101b)から、開口101b(あるいは開口101a)を望むことができることが好ましい。主容器部材101は、たとえば、円筒形状であることが好ましい。主容器部材101は、円筒形状に限るものではなく、たとえば、断面が三角あるいは四角形以上の多角形状をなす筒形状であってもよい。
第1の蓋部材102は、開口101aを開放可能に密閉する。第1の蓋部材102は、第1の紐状部材104を介して、開口101a近傍に固定されている。第1の蓋部材102は、第1の紐状部材104によって主容器部材101に連結され、主容器部材101と一体とされている。これにより、開口101aを開放した場合に、第1の蓋部材102を紛失することを防止できる。
不要物回収装置100は、開口101aと第1の蓋部材102との間の空隙を埋めるパッキン(図示を省略する)を備えていてもよい。パッキンは、主容器部材101に設けられていてもよく、第1の蓋部材102に設けられていてもよい。具体的には、たとえば、第1の蓋部材102が、主容器部材101の軸方向における一端側に被せることによって当該開口101aを閉塞する形状をなす場合、主容器部材101において第1の蓋部材102が被せられる部分に、ゴムやウレタンなどを用いて形成されたリング状のパッキンを設けることにより上記空隙を埋めることができる。
また、具体的には、たとえば、第1の蓋部材102が、開口101aに押し込まれることによって当該開口101aを閉塞する形状をなす場合、当該第1の蓋部材102自体を、ゴムやウレタンなどを用いて形成し、当該第1の蓋部材102によって開口101aに栓をすることによって上記空隙を埋めることができる。
第2の蓋部材103は、開口101bを開放可能に密閉する。第2の蓋部材103は、第2の紐状部材105を介して、開口101b近傍に固定されている。第2の蓋部材103は、第2の紐状部材105によって主容器部材101に連結され、主容器部材101と一体とされている。これにより、開口101bを開放した場合に、第2の蓋部材103を紛失することを防止できる。
不要物回収装置100は、開口101bと第2の蓋部材103との間の空隙を埋めるパッキン(図示を省略する)を備えていてもよい。パッキンは、主容器部材101に設けられていてもよく、第2の蓋部材103に設けられていてもよい。具体的には、たとえば、第2の蓋部材103が、主容器部材101の軸方向における他端側に被せることによって当該開口101bを閉塞する形状をなす場合、主容器部材101において第2の蓋部材103が被せられる部分に、ゴムやウレタンなどを用いて形成されたリング状のパッキンを設けることにより上記空隙を埋めることができる。
また、具体的には、たとえば、第2の蓋部材103が、開口101bに押し込まれることによって当該開口101bを閉塞する形状をなす場合、当該第2の蓋部材103自体を、ゴムやウレタンなどを用いて形成し、当該第2の蓋部材103によって開口101bに栓をすることによって上記空隙を埋めることができる。
不要物回収装置100において、主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103は、不透明な材料を用いて形成されている。主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103は、具体的には、たとえば、黒などの濃色、ベージュや白などの淡色、灰色などの中間色など、各色の材料を用いて形成することができる。
主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103は、不透明な材料を用いて形成されていることが好ましく、色を格別限定しない。主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103を、不透明な材料を用いて形成することにより、不要物回収装置100の外から内部が視認されることを防止できる。
また、不要物回収装置100において、主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103は、高分子材料を用いて形成されている。主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103は、たとえば、PVC(ポリ塩化ビニル混合物)やPE(ポリエチレン)、エポキシ樹脂、ポリウレタン(ウレタン)など、絶縁性に優れた各種の高分子材料を用いて形成することができる。
主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103を、高分子材料を用いて形成することにより、不要物回収装置100の強度を維持しつつ重量の軽量化を図ることができる。これにより、鉄塔などの高所において、不要物(たとえば、カラスなどの野鳥の卵など)を回収する作業をおこなう作業者に対して、不要物回収装置100を携行することによる負担を感じさせることなく、不要物回収装置100を携行させることができる。
また、主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103を、高分子材料を用いて形成することにより、当該高分子材料自体の弾性を利用して、不要物回収装置100に対して当該不要物回収装置100の外側から加えられた衝撃を緩衝することができる。これにより、不要物回収装置100の外側から加えられた衝撃が、不要物回収装置100内に回収した不要物に伝わることを抑制できる。そして、これにより、たとえば、カラスなどの野鳥の卵など、破損しやすい不要物を不要物回収装置100内に回収した場合にも、当該不要物が破損することを防止できる。
不要物回収装置100は、落下防止用の紐状部材106を備えている。落下防止用の紐状部材106は、一端が、主容器部材101と第1の蓋部材102とを連結する第1の紐状部材104に取り付けられている。落下防止用の紐状部材106は、他端が、リング状とされている。落下防止用の紐状部材106の他端は、リング状とすることに代えて、あるいはリング状とされた部分に、リング状Dカンやフック(いずれも図示を省略する)などが設けられていてもよい。
落下防止用の紐状部材106は、第1の紐状部材104に取り付けられているものに限らない。落下防止用の紐状部材106の一端は、第1の紐状部材104に代えて、開口101aの近傍に固定されていてもよい。落下防止用の紐状部材106の一端を、第1の紐状部材104あるいは開口101aの近傍に固定することより、落下防止用の紐状部材106の他端を作業者が身につけて携行する腰袋などに取り付けた状態において、常時、開口101aを、開口101bよりも上側に位置付けることができる。
これにより、作業者が、自身の腰などにぶら下げて携行する腰袋などに不要物回収装置100を取り付けた状態で、当該不要物回収装置100を運搬する際に、開口101aを鉛直方向下側に向けて開口し、不要物回収装置100に回収した不要物が開口101aから不用意に落下することを防止できる。
主容器部材101の内壁面には、衝撃緩衝部材201が設けられている。衝撃緩衝部材201は、たとえば、ウレタン製のシート状部材、ゴム製のシート状部材などによって実現することができる。また、衝撃緩衝部材201は、たとえば、気泡緩衝材などによって実現してもよい。気泡緩衝材は、ポリエチレンなどの高分子製の2枚のシートを重ね合わせ、一方のシートに成型した円柱状の突起の中に空気を閉じ込め、当該突起の中の空気の圧力によって衝撃を緩衝する機能を実現することができる。衝撃緩衝部材201は、さらに、第1の蓋部材102の内面や第2の蓋部材103の内面などに設けられていてもよい。
図3は、主容器部材101の軸方向における一端側の開口101aの周辺を示す説明図である。図3においては、主容器部材101から第1の蓋部材102を取り外し、開口101aを開放した状態を示している。図3において、主容器部材101には、保持部材301が設けられている。保持部材301は、筒形状をなす主容器部材101の内側に設けられている。
保持部材301は、主容器部材101の内側において、袋状部材(図4における符号401を参照)を保持する。具体的には、保持部材301は、たとえば、クリップ形状をなし、袋状部材の開口(図4における符号401aを参照)が、開口101aの近傍に位置付けられるように、主容器部材101の内側において当該袋状部材を保持する。具体的には、保持部材301は、たとえば、開口101aの近傍において、袋状部材の開口部分の近傍を挟み込んだ状態で保持する。
保持部材301は、主容器部材101の内側において、複数設けられている。保持部材301を複数設けることにより、主容器部材101の内側に設けられる袋状部材の口を開いた状態で、当該主容器部材101の内側において当該袋状部材を保持することができる。
保持部材301は、主容器部材101の内周面がなす同一円周上において、等間隔に設けられていることが好ましい。複数の保持部材301を、主容器部材101の内周面がなす同一円周上において等間隔に配置することにより、主容器部材101の内側に設けられる袋状部材の口を確実に開いた状態で、当該主容器部材101の内側において当該袋状部材を保持することができる。
保持部材301は、開口101aを第1の蓋部材102によって閉塞した状態において、第1の蓋部材102に干渉しない位置に設けられている。保持部材301は、当該保持部材301が保持する袋状部材を、開口101b側から回収可能に保持する。具体的には、保持部材301は、たとえば、当該保持部材301が保持する袋状部材が、開口101b側から引っ張られた場合に、当該袋状部材を解放する程度の保持力(把持力)で、当該袋状部材を保持(把持)する。より具体的には、たとえば、クリップ形状をなす保持部材301の場合、開口101b側に向かって開口するように主容器部材101に取り付けたクリップ形状の部材によって、保持部材301を実現することができる。
(不要物回収装置100の使用例)
つぎに、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用例について説明する。図4および図5は、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用例を示す説明図である。図4および図5において、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を使用する際は、まず、主容器部材101から第1の蓋部材102を取り外し、開口101aを開放する。つぎに、開放した開口101aから、主容器部材101の内側に袋状部材401を挿入し、当該袋状部材401の開口(縁)401aを保持部材301によって保持する。これにより、主容器部材101の内側に袋状部材401を収容することができる。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用例について説明する。図4および図5は、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用例を示す説明図である。図4および図5において、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を使用する際は、まず、主容器部材101から第1の蓋部材102を取り外し、開口101aを開放する。つぎに、開放した開口101aから、主容器部材101の内側に袋状部材401を挿入し、当該袋状部材401の開口(縁)401aを保持部材301によって保持する。これにより、主容器部材101の内側に袋状部材401を収容することができる。
主容器部材101の内側への袋状部材401の取り付けに際しては、袋状部材401の開口(縁)401aを保持部材301によって保持するものに限らない。袋状部材401の中程を保持部材301によって保持し、当該保持部材301による保持位置よりも袋状部材401における開口側の部分(結び代)を、開口101aから主容器部材101の外側に臨ませてもよい。
主容器部材101の内側へ袋状部材401を取り付けた後は、開口101aを、第1の蓋部材102によって閉塞する。作業者は、主容器部材101の内側への袋状部材401の取り付けをおこなった不要物回収装置100を、当該不要物回収装置100が備える落下防止用の紐状部材106の他端(リング側)を腰袋などに取り付けることによって携行する。落下防止用の紐状部材106を介して不要物回収装置100を携行することにより、不要物回収装置100を容易かつ確実に携行することができる。不要物回収装置100は、主容器部材101の内側に袋状部材401を保持し、開口101aを第1の蓋部材102によって閉塞した状態で携行する。
つぎに、不要物回収装置100を携行した状態で、鉄塔上など、カラスなどの野鳥が営巣している場所に移動し、巣の中を確認する。巣の中に産卵された卵402がある場合には、主容器部材101から第1の蓋部材102を取り外し、開口101aを開放する。そして、巣の中に産卵された卵402を巣から取り上げ、取り上げた卵402(回収した不要物)を、開口101aから不要物回収装置100に入れる。
主容器部材101の内側に設けられた袋状部材401は、保持部材301によって開口(縁)401aを開けた状態で保持されているため、主容器部材101から第1の蓋部材102を取り外すだけで、巣から取り上げた卵402(回収した不要物)を主容器部材101内に容易かつ確実に回収することができる。たとえば、カラスの場合、1つの巣に5〜6個程度産卵する。カラスの卵402の大きさと、カラスが1つの巣に一度に産卵する卵402の数と、を考慮すると、主容器部材101の内容積は500ml程度であることが好ましい。
巣から取り上げた卵402を回収した後は、開口101aを、第1の蓋部材102によって閉塞(密閉)する。これにより、回収した不要物や当該不要物の臭気などが、周囲に散乱することを防止することができる。その後、不要物を回収し、開口101aを閉塞した状態の不要物回収装置100を携行した状態で、鉄塔から降塔する。
主容器部材101の内面には、衝撃緩衝部材201が設けられているため、不要物回収装置100を携行して降塔する場合に、回収した不要物が破損することを防止できる。これにより、たとえば、カラスなどの野鳥の卵402を不要物として回収した場合に、当該卵402が破損して内容物が散乱したり、当該不要物から発せられる臭気が周囲に漏れて作業者が不快に思うことを防止できる。
さらに、第1の蓋部材102の内面や第2の蓋部材103の内面などに衝撃緩衝部材201を設けることにより、回収した不要物が破損することをより確実に防止できる。そして、これにより、たとえば、カラスなどの野鳥の卵402を不要物として回収した場合に、当該卵402が破損して内容物が散乱したり、当該不要物から発せられる臭気が周囲に漏れて作業者が不快に思うことを防止できる。
また、不要物回収装置100においては、主容器部材101が円筒形状とされているため、主容器部材101にかかる衝撃を、円弧状に湾曲する外周面によって分散させることができる。これにより、たとえば、作業者が、腰袋などとともに不要物回収装置100を携行する際に、腰袋や当該腰袋内の工具などが不要回収装置100(主容器部材101)にぶつかった場合に、主容器部材101にかかる衝撃を分散させ、主容器部材101の破損を抑制することができる。
鉄塔上で回収した卵402を腰袋などに入れたり、当該卵402を入れた袋状部材401をそのまま腰袋などにぶら下げたりして地上まで降塔する従来の方法では、降塔する際に卵402が割れると、卵402の内容物が腰袋に入れた工具や腰袋に付着したり、作業者の衣服に付着したり、周囲に飛散したりしていた。野鳥、特に雑食性のカラスの卵402(特に卵402の内容物)の臭気は不快であるため、割れた卵402の内容物が工具や周囲の設備などに付着すると、工具や設備を清掃しなくてはならない。この清掃は、不快な臭いをともなうため、清掃作業をおこなう作業者の負担が大きい。割れた卵402の内容物が衣服に付着した場合、当該衣服を着替えるまで不快な臭いがつきまとう。割れた卵402の内容物が付着した工具などはぬるぬるとしてつかみにくいため、清掃作業は作業者に大きな負担がかかる。
これに対し、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を用いることにより、回収した卵402が割れた場合にも内容物が飛散することを防止できる。これにより、工具や設備の清掃をおこなう必要をなくすことができ、作業者の負担軽減を図ることができる。また、主容器部材101が筒状をなすため、卵402が割れて内容物が主容器部材101の内側に付着した場合にも、洗いやすく、これによっても作業者の負担軽減を図ることができる。
不要物を回収した後は、地上など、足場の安定した場所において、主容器部材101から第2の蓋部材103を取り外し、開口101bを開放する。そして、開口101bから主容器部材101内に手を入れ、当該開口101bから袋状部材401を回収する。上記のように、保持部材301は、当該保持部材301が保持する袋状部材401が、開口101b側から引っ張られた場合に、当該袋状部材401を解放する程度の保持力(把持力)で、当該袋状部材401を保持(把持)しているため、主容器部材101の軸方向における他端側から袋状部材401を引っ張ることにより、不要物を回収した袋状部材401を容易に主容器部材101から取り外すことができる。このとき、開口101aは、第1の蓋部材102によって閉塞されているため、袋状部材401の中に回収した不要物が散乱したり、不要物の臭気によって作業者が不快になったりすることを確実に防止できる。
その後、主容器部材101から回収した袋状部材401の開口401aを縛る。これにより、袋状部材401の中に回収した不要物(野鳥の卵402)が散乱したり、不要物の臭気によって作業者が不快になったりすることを確実に防止できる。開口401aを縛った袋状部材401は、たとえば、不要物の回収者や不要物の処分を担う自治体などが定めたルールにしたがって処分する。
カラスなどの野鳥の卵402は、割れると不快な臭気が発生するが、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を用いることにより、回収した後に運搬する場合にも臭気が拡散することを防止できるので、たとえば、回収した卵402を運搬する車内に不快な臭いが充満することを防止できる。
この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、回収した内容物が外部から視認されることがないため、たとえば、カラスなどの野鳥の卵402が割れ、割れた内容物が袋状部材401内において広がった場合にも、作業者は割れた卵402や袋状部材401内において広がった内容物などを見ることがない。これにより、作業者が視覚的に不快になることを防止できる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、回収した内容物が外部から視認されることがないため、回収した卵402を生んだ親カラスに、卵402を回収したことを悟られにくくすることができる。これにより、回収作業に際して作業者が親カラスから攻撃を受けたり、回収作業を邪魔されたりすることを防止できる。
第1の蓋部材102は、第1の紐状部材104によって主容器部材101に連結されているものに限らない。第1の蓋部材102は、たとえば、開口101a近傍に図示を省略する蝶番を設け、当該蝶番を介して、主容器部材101に対して連結されていてもよい。この場合、蝶番は、当該蝶番の軸を中心として主容器部材101に対して第1の蓋部材102が回動可能となるように連結する。また、この場合、たとえば、主容器部材101および第1の蓋部材102のそれぞれに対して、ネジや接着剤などを用いて蝶番を固定することにより、第1の蓋部材102を主容器部材101に連結し、主容器部材101と第1の蓋部材102とを一体とすることができる。
この場合、さらに、蝶番を介して主容器部材101に連結された第1の蓋部材102を、バネなどの付勢部材を用いて当該開口101aを開放する方向に付勢するとともに、第1の蓋部材102の一部を主容器部材101に係止する第1のロック機構を設けてもよい。第1のロック機構は、たとえば、主容器部材101に設けられた突起と、第1の蓋部材102に設けられて当該突起に係合する係合部材と、によって実現することができる。
これにより、第1のロック機構によるロックを解除すると、第1の蓋部材102が付勢部材によって付勢され、開口101aを開放する方向に回動する。すなわち、第1のロック機構によるロックを解除するだけの簡単な操作で、開口101aを容易に開放することができる。
上記第1の蓋部材102と同様に、第2の蓋部材103は、第2の紐状部材105によって主容器部材101に連結されているものに限らない。第2の蓋部材103は、たとえば、開口101b近傍に蝶番を設け、当該蝶番を介して、主容器部材101に対して連結されていてもよい。この場合、蝶番は、当該蝶番の軸を中心として主容器部材101に対して第2の蓋部材103が回動可能となるように連結する。また、この場合、たとえば、主容器部材101および第2の蓋部材103のそれぞれに対して、ネジや接着剤などを用いて蝶番を固定することにより、第2の蓋部材103を主容器部材101に連結し、主容器部材101と第2の蓋部材103とを一体とすることができる。
この場合、さらに、蝶番を介して主容器部材101に連結された第2の蓋部材103を、バネなどの付勢部材を用いて当該開口101bを開放する方向に付勢するとともに、第2の蓋部材103の一部を主容器部材101に係止する第2のロック機構を設けてもよい。第2のロック機構は、たとえば、主容器部材101に設けられた突起と、第2の蓋部材103に設けられて当該突起に係合する係合部材と、によって実現することができる。
これにより、第2のロック機構によるロックを解除すると、第2の蓋部材103が付勢部材によって付勢され、開口101bを開放する方向に回動する。すなわち、第2のロック機構によるロックを解除するだけの簡単な操作で、開口101bを容易に開放することができる。
保持部材301は、クリップ形状をなすものに限らない。図6は、保持部材301の別の態様を示す説明図である。図6において、保持部材600は、主容器部材101の内面であって、主容器部材101の軸方向における一端側の開口101aの近傍に設けた段差部601と、当該段差部601の内径よりも径の大きい環形状をなす部材602と、によって構成されている。
部材602は、主容器部材101に対して着脱可能であって、主容器部材101に収容された状態においては、段差部601によって位置が定められる。このような保持部材600を備える不要物回収装置100を使用する際は、第1の蓋部材102を取り外して開口101aを開放し、主容器部材101から部材602を取り外した状態で、主容器部材101の内側に袋状部材401を挿入する。つぎに、主容器部材101の内側に収容された袋状部材401を、主容器部材101の内面と部材602との間に挟むようにして、当該部材602を主容器部材101に収容する。これによって、袋状部材401を、開口101b側から引き出すことが可能な状態で保持することができる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、両端が開放された筒形状をなす主容器部材101と、開口101aを開放可能に密閉する第1の蓋部材102と、開口101bを開放可能に密閉する第2の蓋部材103と、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103によって主容器部材101の軸方向における両端の開口を密閉した状態における主容器部材101の内側において、袋状部材401を保持する保持部材301と、を備え、保持部材301が、当該保持部材301が保持する袋状部材401を、主容器部材101の軸方向における他端側から回収可能に保持することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、主容器部材101の内側において保持部材301によってビニール製などの袋状部材401を保持した状態で、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103によって主容器部材101の両端の開口を密閉することにより、袋状部材401内に回収した不要物を、当該不要物から発生する液体や臭気を外部に漏らすことなく運搬することができる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、不要物から発生した液体や臭気によって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。
具体的には、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を使用することにより、たとえば、カラスなどの野鳥の卵402が割れた場合にも、内容物を袋状部材401の外に散乱させることがないため、内容物が作業者の身体や衣服に付着して当該作業者が不快な思いをしたり、鉄塔上などの高所において回収した卵402の内容物が鉄塔周囲に飛び散って住宅などを汚したりすることを防止できる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、カラスなどの野鳥の卵402などのように割れて散乱しやすい不要物であっても、不要物から発生した液体や臭気によって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。
また、主容器部材101の内側において保持部材301が保持する袋状部材401内に不要物を回収することができるので、不要物から発生する液体や臭気が主容器部材101の内側に付着するなどして不要物回収装置100を汚すことなく、不要物を運搬することができる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を使用する使用者は、不要物回収装置100を繰り返し使用する場合に、前回以前に回収した不要物の汚れによって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、第1の蓋部材102によって開口101aを密閉した状態で第2の蓋部材103を開放することによって、袋状部材401内に回収した不要物を当該袋状部材401ごと回収することができる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を使用する使用者は、回収した不要物に触れることなく、不要物の回収作業を容易におこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、主容器部材101が筒形状をなすため洗いやすく、乾燥させやすい。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100を使用する使用者は、不要物回収装置100の使用後に当該不要物回収装置100を洗うなどのメンテナンス作業を容易におこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、主容器部材101の内壁面に設けられた衝撃緩衝部材201を備えたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、袋状部材401内に回収した不要物が、主容器部材101内で破損することを抑制し、袋状部材401内に回収した不要物が破損することによって当該不要物から液体や臭気が発生することを抑制することができる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、不要物から発生した液体や臭気によって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103が、主容器部材101に連結されていることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、主容器部材101の開口を開放した場合に、第1の蓋部材102や第2の蓋部材103が紛失することを防止できる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、不要物を回収した袋状部材401を不要物回収装置100から回収する場合など、主容器部材101の開口を開放した場合に、不要物から発生した液体や臭気によって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103が、不透明な材料を用いて形成されていることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、不要物回収装置100内の袋状部材401や袋状部材401内に回収した不要物などが、不要物回収装置100の外側から視認されることを防止することができる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、不要物が見えることによって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。特に、野鳥の卵402などの割れやすい不要物を回収した際に、当該卵402が割れて内容物が袋状部材401内で広がった場合にも、不要物が見えることによって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、主容器部材101、第1の蓋部材102および第2の蓋部材103が、高分子材料を用いて形成されていることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、たとえば、一般的にプラスチックなどと称される高分子材料を用いて形成することによって、不要物回収装置100の軽量化を図ることができる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、不要物回収装置100を携行することによる負担を軽減し、快適に作業をおこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、柔軟性の高い高分子材料を用いて形成することによって、不要物回収装置100を落とした場合やぶつけた場合に不要物回収装置100が破損することを防止できる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、不要物から発生した液体や臭気が不要物回収装置100の外に漏れることによって不快な思いをすることなく、快適に作業をおこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100は、主容器部材101が、略円筒形状をなすことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100によれば、略円筒形状をなす主容器部材101とすることにより、使用者が不要物回収装置100とともに使用者の腰に下げた工具袋と衝突した場合や、当該不要物回収装置100を腰袋に入れて運搬する際に当該腰袋内の収容物と衝突した場合において、主容器部材101にかかる衝撃を、円弧状に湾曲する外周面によって分散させ、外部から加えられた衝撃による不要物回収装置100の破損を抑制することができる。これにより、この発明にかかる実施の形態の不要物回収装置100の使用者は、格別な注意を払うことなく不要物回収装置100を運搬することができ、不要物回収装置100を携行することによって作業性が低下することを防止できる。
以上のように、この発明にかかる不要物回収装置は、破損しやすく破損した場合に拡散し易い不要物を回収する際に用いる不要物回収装置に有用であり、特に、カラスなどの野鳥の卵を回収する際に用いる不要物回収装置に適している。
100 不要物回収装置
101 主容器部材
101a、101b 開口
102 第1の蓋部材
103 第2の蓋部材
104 第1の紐状部材
105 第2の紐状部材
201 衝撃緩衝部材
301 保持部材
402 卵
101 主容器部材
101a、101b 開口
102 第1の蓋部材
103 第2の蓋部材
104 第1の紐状部材
105 第2の紐状部材
201 衝撃緩衝部材
301 保持部材
402 卵
Claims (6)
- 両端が開放された筒形状をなす主容器部材と、
前記主容器部材の軸方向における一端側の開口を開放可能に密閉する第1の蓋部材と、
前記主容器部材の軸方向における他端側の開口を開放可能に密閉する第2の蓋部材と、
前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材によって前記主容器部材の軸方向における両端の開口を密閉した状態における前記主容器部材の内側において、袋状部材を保持する保持部材と、
を備え、
前記保持部材は、当該保持部材が保持する袋状部材を、前記主容器部材の軸方向における他端側から回収可能に保持することを特徴とする不要物回収装置。 - 前記主容器部材の内壁面に設けられた衝撃緩衝部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の不要物回収装置。
- 前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材は、前記主容器部材に連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の不要物回収装置。
- 前記主容器部材、前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材は、不透明な材料を用いて形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の不要物回収装置。
- 前記主容器部材、前記第1の蓋部材および前記第2の蓋部材は、高分子材料を用いて形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の不要物回収装置。
- 前記主容器部材は、略円筒形状をなすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の不要物回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013044455A JP2014171406A (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | 不要物回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013044455A JP2014171406A (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | 不要物回収装置 |
Publications (1)
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JP2014171406A true JP2014171406A (ja) | 2014-09-22 |
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ID=51693385
Family Applications (1)
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JP2013044455A Pending JP2014171406A (ja) | 2013-03-06 | 2013-03-06 | 不要物回収装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014171406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9841192B2 (en) | 2012-10-12 | 2017-12-12 | King Abdullah University Of Science And Technology | Standing detonation wave engine |
-
2013
- 2013-03-06 JP JP2013044455A patent/JP2014171406A/ja active Pending
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