JP2014171176A - 携帯端末装置 - Google Patents

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昭夫 坂口
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Abstract

【課題】鳴動を簡単に制御できる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置の一態様である携帯電話100は、携帯電話100の動作を制御するためのCPU20と、携帯電話100の鳴動動作を制御するためのタッチ面積、または、掌とタッチパネルとの間隔を格納するように構成されたフラッシュメモリ27と、画像、文字その他の情報を表示するためのタッチパネル式のモニタ35と、携帯電話100に対するタッチ操作を検出するためのタッチパネルセンサ40とを備える。制御部310は、鳴動部(スピーカ33またはバイブレータ38)による鳴動の前後のモニタ35におけるタッチ面積の変化に基づいて、当該鳴動部による鳴動の態様を変更するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置の制御に関し、より特定的には、携帯端末装置の鳴動の制御に関する。
携帯電話その他の携帯端末装置において、鳴動の増加、減少または停止等を制御する場合の操作方法として、たとえば、(1)音量調整キー(ハードキーまたはソフトキーを含む)の押下による制御、(2)消音ボタンの押下あるいは電子機器がひっくり返される等の状態変化をセンサで感知することによる消音等が知られている。
たとえば、会議中において、不意に携帯端末装置が鳴動する場合がある。このとき、音量を制御するための操作(音量調整キーを探し当てて消音する等)に時間を要し、他の参加者に迷惑をかける可能性もある。
音量の制御に関し、たとえば、特開平10−13889号公報(特許文献1)は、「無線呼出しシステムにおいて、呼出されたときのブザー等の呼出し音を簡単に、かつ誤操作のおそれなく停止することができる端末装置」を開示している。具体的には、「基地局からの呼出し信号CALが受信部12で受信されると、制御部14によって、呼出し信号CAL中の呼出し番号が自己に割当てられた番号NUMか否かが判定される。一致している場合、着信信号CLDがサウンダ17に出力され、呼出し音による呼出し動作が行われる。一方、着信信号CLDが出力されている間、制御部14によって面スイッチ18からの確認信号ACKが監視される。この面スイッチ18は、端末装置のケースの表面のほぼ全体を押圧部とし、その押圧部が押圧されたときに確認信号ACKが出力される。制御部14によって、確認信号ACKが第1の設定時間継続して検出され、かつ第2の設定時間以内に停止した場合にのみ、呼出し音の出力が停止される。」というものである([要約]参照)。
特開平10−13889号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、音量変更のボタンが当該端末装置の筺体の表面全体によって形成されているだけであり、依然として、ボタン操作が必要になる。したがって、ボタン操作を行なうことなく音量を調整する技術が必要とされている。
この開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、鳴動を簡単に制御できる携帯端末装置を提供することである。
一実施の形態に従う携帯端末装置は、携帯端末装置に対するタッチ操作を検出するタッチセンサを有するモニタと、携帯端末装置を鳴動するための鳴動手段と、鳴動手段による鳴動を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、鳴動手段による鳴動の前後のモニタにおけるタッチ面積の変化に基づいて、鳴動手段の鳴動の態様を変更するように構成されている。
好ましくは、鳴動手段の鳴動の態様を変更することは、鳴動時のモニタにおけるタッチ面積が鳴動前のモニタにおけるタッチ面積を上回ったときに鳴動手段による鳴動を停止することを含む。
他の実施の形態に従う携帯端末装置は、携帯端末装置に対するホバー操作を検出するセンサを有するモニタと、携帯端末装置を鳴動するための鳴動手段と、モニタを操作するための操作手段とモニタとの間の距離に応じて、鳴動手段による鳴動を制御するための制御手段とを備える。
好ましくは、制御手段は、操作手段がモニタに接触している場合には、鳴動手段の鳴動を停止し、距離が予め規定された距離よりも小さい場合には、予め設定された第1の態様で鳴動手段を鳴動し、距離が予め規定された距離よりも大きい場合には、予め設定された第2の態様で鳴動手段を鳴動するように構成されている。第2の態様における鳴動レベルは、第1の態様における鳴動レベルよりも小さい。
好ましくは、鳴動手段は、スピーカまたはバイブレータのいずれかを含む。
ある局面において、鳴動を簡単に制御することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
携帯電話100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 タッチ機能を有するモニタ35におけるタッチされた領域の変化を表わす図である。 携帯電話100の機能的構成を表わすブロック図である。 携帯電話100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 携帯電話100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 携帯電話100に物体600が近接するに応じて鳴動動作が切り換わる状態を表わす図である。 携帯電話100のCPU20が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態に係る携帯端末装置は、たとえば、携帯電話、スマートフォンその他の端末装置であって、タッチパネルと鳴動機能とを備える情報処理端末によって実現される。より具体的には、本実施の形態に係る携帯端末装置と、通常のキータッチによる鳴動の停止等との違いは、本実施の形態に係る携帯端末装置は、鳴動の前後でタッチされている面積を比較して、面積が増えた場合に鳴動を小さくする点である。
たとえば、本実施の形態に係る携帯端末装置は、ユーザがタッチパネルを「広範囲にタッチ」(たとえば、携帯端末装置のユーザの掌全体でタッチパネル面をタッチ)することをトリガーにして、音出力あるいは振動等の鳴動動作を停止する。
他の局面において、非接触状態(ユーザの手がタッチパネルに触れていない状態)では、携帯端末装置は、タッチパネルにおけるホバー操作検出機能を用いて、タッチパネルにかざされた掌とモニタ面との距離を算出し、その距離に応じて、鳴動動作を切り換える。たとえば、携帯端末装置は、当該距離がゼロの場合には、消音(あるいは振動を停止)する。当該距離が予め設定された閾値よりも近い場合には、携帯端末装置は、着信を通知するための音量を予め規定された極小の音量まで小さくする。当該距離が予め設定された閾値よりも大きい場合には、携帯端末装置は、当該音量を、上記極小の音量と、予め規定された音量との間の音量まで小さくする。
以下、本発明の実施の形態に係る携帯端末装置の一態様として携帯電話100について説明する。
<第1の実施の形態>
[ハードウェア構成]
図1を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100の構成について説明する。図1は、携帯電話100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
携帯電話100は、CPU20と、アンテナ23と、通信装置24と、操作ボタン25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read Only Memory)29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、モニタ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、データ通信インターフェイス37と、バイブレータ38と、加速度センサ39と、タッチパネルセンサ40とを備える。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU20に送られる。
操作ボタン25は、携帯電話100に対する操作を受け付ける。操作ボタン25は、たとえば、ハードキー、ソフトキーとして実現される。当該操作に応じた信号は、CPU20に入力される。
CPU20は、携帯電話100に対して与えられる命令に基づいて携帯電話100の動作を制御するための処理を実行する。
フラッシュメモリ27は、CPU20から送られるデータを格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリ27に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。RAM28は、操作ボタン25に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM29は、携帯電話100に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、携帯電話100の動作を制御する。
メモリカード駆動装置30は、メモリカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリカード31の空き領域に書き込む。
携帯電話100が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ33に送出する。スピーカ33は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク32は、携帯電話100に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
なお、図1に示される例では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
モニタ35は、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネルの機構は特に限られない。モニタ35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、モニタ35は、フラッシュメモリ27が格納している静止画像、動画像、音楽その他のコンテンツを表示する。静止画像は、描画された画像、デフォルトで携帯電話100の製造事業者によって予め準備された画像、または、カメラ26による撮影によって得られる画像を含み得る。
LED36は、CPU20からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。データ通信インターフェイス37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。
データ通信インターフェイス37は、CPU20から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信インターフェイス37は、当該ケーブルを介して
受信されるデータを、CPU20に対して送出する。
バイブレータ38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
加速度センサ39は、携帯電話100に作用する加速度の方向を検出する。検出結果は、CPU20に入力される。
タッチパネルセンサ40は、モニタ35に含まれるタッチパネルに対するタッチ操作を検出し、タッチ操作に応じた信号をCPU20に送る。タッチパネルセンサ40は、たとえば、静電センサによって実現される。なお、本実施の形態において、タッチ操作は、タッチパネルに実際に接触する操作に限られず、ホバー操作も含み得る。タッチパネルセンサ40の検出感度を上げることにより、当該タッチパネルセンサ40は、ホバー操作を検出することが可能になる。
なお、携帯電話100の構成は上述のものに限られず、少なくとも、タッチ操作検出機能を有する通信端末であればよい。
[技術思想]
図2を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100の技術思想について説明する。図2は、タッチ機能を有するモニタ35におけるタッチされた領域の変化を表わす図である。
状態Aに示されるように、ある局面において、モニタ35は、携帯電話100のユーザによるタッチ操作を検出する。このとき、たとえばモニタ35は、領域210においてタッチされていることを検出する。領域210は、たとえば、携帯電話100のユーザの指先に相当する。
その後、状態Bに示されるように、モニタ35は、領域220を検出する。領域220は、たとえば、当該ユーザの掌(またはその一部であって、上記指よりも広い部分)に相当する。ここで、領域220の面積は、領域210の面積よりも大きい。このような状態は、たとえば、携帯電話100のユーザが状態Aに示されるように指でモニタ35の表示領域にタッチしている局面から、状態Bに示されるように、掌でモニタ35の表示領域にタッチした場合に該当する。
状態Cは、モニタ35に対してタッチされている領域が変わらないことを表わす図である。具体的には、ユーザが携帯電話100をたとえばポケットまたは鞄のような所に置いた状態が該当する。このとき、モニタ35には何らかの物体が接触することがあり得る。しかし、その状態が維持されている限り、モニタ35は、領域210のみをタッチされた領域として検出する。
したがって、状態Cに示される場合には、領域230の面積は、領域210の面積と実質的に同一である。
[機能構成]
図3を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100によって実現される機能の構成について説明する。図3は、携帯電話100の機能的構成を表わすブロック図である。携帯電話100は、制御部310と、記憶部320と、表示部330と、検出部340とを備える。
ある局面において、制御部310は、携帯電話100の動作を制御する。たとえば、制御部310は、記憶部320に保持されているデータに基づいて携帯電話100の機能(たとえば発信処理、着信処理、表示処理など)を実行する。制御部310は、たとえば、CPU20によって実現される。
記憶部320は、携帯電話100に対して予め規定された処理を実行させるためのプログラムおよびデータを格納している。たとえば、記憶部320は、携帯電話100の鳴動動作を制御するためのタッチ面積321、または、掌とタッチパネルとの間隔322を格納している。タッチ面積321および間隔322は、予め設定された閾値である。記憶部320は、たとえば、フラッシュメモリ27、RAM28、ROM29、メモリカード31等によって実現される。
表示部330は、制御部310による制御に基づいて、画像、文字その他の情報を表示する。たとえば、表示部330は、モニタ35によって実現される。
検出部340は、携帯電話100に対するタッチ操作を検出し、検出に応じた信号を制御部310に送信する。制御部310は、検出部340からの信号に基づいて、表示部330の表示領域におけるタッチされた領域の面積を算出する。検出部340は、たとえば、タッチパネルセンサ40によって実現される。
(動作の概要)
ある局面において、CPU20は、鳴動部(スピーカ33またはバイブレータ38)による鳴動の前後のモニタにおけるタッチ面積の変化に基づいて、鳴動部の鳴動の態様を変更するように構成されている。
好ましくは、鳴動部の鳴動の態様を変更することは、鳴動時のモニタにおけるタッチ面積が鳴動前のモニタにおけるタッチ面積を上回ったときに鳴動部による鳴動を停止することを含む。
他の局面において、CPU20は、モニタ35を操作するための操作手段(たとえばユーザの指や掌)とモニタ35との間の距離に応じて、鳴動部による鳴動を制御するように構成されている。
好ましくは、CPU20は、操作手段がモニタ35に接触している場合には、鳴動部の鳴動を停止し、当該距離が予め規定された距離よりも小さい場合には、予め設定された第1の態様で鳴動部を鳴動し、当該距離が予め規定された距離よりも大きい場合には、予め設定された第2の態様で鳴動部を鳴動するように構成されている。このとき、第2の態様における鳴動レベルは、第1の態様における鳴動レベルよりも小さい。
[制御構造]
図4および図5を参照して、本実施の形態に係る携帯電話100の制御構造について説明する。図4および図5は、携帯電話100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。以下の処理は、たとえばフラッシュメモリ27に保持されているプログラムがCPU20によって実行されることにより実現される。以下の処理は、たとえば、携帯電話100が待ち受け状態であって、モニタ35への電力供給が停止している場合に行なわれる。
ステップS410にて、CPU20は、アンテナ23を介して、鳴動信号(たとえば電話の着信など)を受信する。
ステップS420にて、CPU20は、モニタ35の電源をオンする。モニタ35に対する供給が開始されると、バックライト(図示しない)が点灯して、モニタ35は初期画面(たとえば、待ち受け画面)を表示する。また、モニタ35は、電話の着信を示す電話番号あるいは当該電話番号に関連付けられた発信者の名称も表示し得る。
ステップS430にて、CPU20は、タッチパネルセンサ40の電源をオンに設定する。これにより、タッチパネルセンサ40は、モニタ35に設けられたタッチパネル(図示しない)に対するタッチ操作を検出可能になる。ユーザが、モニタ35に対してタッチ操作を行なうと、タッチ操作に応じた検出信号は、CPU20に送られる。
ステップS440にて、CPU20は、タッチパネルセンサ40からの出力に基づいて、モニタ35のタッチパネルにおけるタッチ面積を算出する。たとえば、CPU20は、タッチが検出された点の座標値を用いて、タッチ領域を特定し、当該タッチ領域に含まれる画素数を計算することにより、タッチ面積を算出する。
ステップS450にて、CPU20は、スピーカ33またはバイブレータ38に信号を送ることにより、携帯電話100の鳴動動作を実行する。
ステップS500にて、CPU20は、後述する「操作時の処理」を実行する。この処理が実行されると、携帯電話100は、ユーザによる操作に応じて鳴動を継続しまたは停止する。
図5を参照して、ステップS510にて、CPU20は、タッチパネルセンサ40からの信号に基づいて、タッチ入力を検出する。
ステップS520にて、CPU20は、携帯電話100の鳴動動作の前後においてタッチ面積が増えたか否かを判断する。この判断は、たとえば、閾値として規定されているタッチ面積321との比較結果に基づいて行なわれる。鳴動動作後のタッチ面積がタッチ面積321を超えている場合、鳴動動作を停止するための操作が行なわれたことになる。CPU20は、タッチ面積が増えたと判断すると(ステップS520にてYES)、制御をステップS530に切り換える。そうでない場合には(ステップS520にてNO)、CPU20は、制御をステップS540に切り換える。
ステップS530にて、CPU20は、スピーカ33またはバイブレータ38に対する信号の送信を停止することにより、携帯電話100の鳴動動作を停止する。
ステップS540にて、CPU20は、鳴動動作を継続する。
その後、処理はメイン処理(図4)に戻される。
[実施の形態のまとめ]
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話100は、タッチパネル機能を有するモニタ35において接触された領域の面積に応じて、スピーカ33からの音声出力またはバイブレータ38の振動のような鳴動動作を停止する。これにより、携帯電話100のユーザは、操作ボタン25の操作のような複雑な操作を行なうことなく、モニタ35にたとえば掌をおくだけで鳴動動作を止めることができる。
また、本実施の形態によれば、携帯電話100は、タッチ前後の面積の変化に基づいて、鳴動動作の停止の要否を判断する。この場合、仮に、携帯電話100がユーザの衣類その他のポケットに入った状態で、ユーザが手をモニタ35にタッチした場合であっても、そのタッチ面積が大きく変われば、携帯電話100は、鳴動動作を停止する。これにより、簡易な操作で鳴動動作を簡単に停止することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に係る携帯電話100は、ホバー検出機能を有する点で前述の第1の実施の形態に係る携帯電話100と異なる。なお、第2の実施の形態に係る携帯電話は、ホバー検出機能を実現するための構成を除いて、図1に示される携帯電話100のハードウェア構成を用いて実現される。したがって、同一のハードウェア構成の説明は繰り返さない。
本実施の形態において、ホバー検出機能は、たとえば、サイプレス社のタッチスクリーンコントローラを用いて実現される。タッチスクリーンコントローラによれば、携帯電話100のユーザの手がモニタ35に接触していない場合であっても、モニタ35の画面から数ミリ上に手をかざすことにより、ユーザ操作を与えることができる。
[技術思想]
図6を参照して、第2の実施の形態に係る携帯電話100の技術思想について説明する。図6は、携帯電話100に物体600が近接するに応じて鳴動動作が切り換わる状態を表わす図である。
状態Aに示されるように、ある局面において、物体600は、携帯電話100のモニタ35の上面に存在している。物体600とモニタ35との距離は、たとえば距離610として算出される。
その後、状態Bに示されるように、物体600がモニタ35の表示面に近づく。このときの物体600とモニタ35との間の距離620は、距離610よりも小さい。このとき携帯電話100は、まだ鳴動動作を継続している。状態Cに示されるように、さらに物体600が携帯電話100に近づき物体600とモニタ35との距離630が予め設定されたホバー検出範囲内まで近づく。このとき、携帯電話100は、鳴動動作を停止する。
[制御構造]
図7を参照して、第2の実施の形態に係る携帯電話100の制御構造について説明する。図7は、携帯電話100のCPU20が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。なお、この処理は、図5に示されるステップS500に代えて実行される。その他の処理は、図4に示される処理と同じである。したがって、図4に示される処理と同じ処理の説明は繰り返さない。
ステップS710にて、CPU20は、ホバー検出機能による検出の結果に基づいて、物体600とモニタ35との距離が閾値として予め設定された間隔322よりも近いか否かを判断する。CPU20は、その距離が間隔322よりも近いと判断すると(ステップS710にてYES)、制御をステップS720に切り換える。そうでない場合には(ステップS710にてNO)、CPU20は、制御をステップS750に切り換える。
ステップS720にて、CPU20は、物体600とモニタ35との距離がゼロであるか否かを判断する。CPU20は、当該距離がゼロであると判断すると(ステップS720にてYES)、制御をステップS730に切り換える。そうでない場合には(ステップS720にてNO)、CPU20は、制御をステップS740に切り換える。
ステップS730にて、CPU20は、スピーカ33またはバイブレータ38に対して送られていた信号の送信を停止することにより、携帯電話100の鳴動動作を停止する。
ステップS740にて、CPU20は、スピーカ33に対する出力信号を最小に設定することにより、スピーカ33から出力される音声の音量を最小に設定する。
ステップS750にて、CPU20は、予め設定された間隔だけ音量を小さくすることによりスピーカ33から出力される音量を「小」に設定する。
その後、処理はメイン処理(図4)に戻される。
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯電話100は、モニタ35に対するホバー操作時におけるユーザの掌とモニタ35との間の距離に応じて、鳴動動作を制御する。たとえば、当該距離が予め設定された距離以下になると、携帯電話100は、鳴動動作を停止する。これにより、ユーザは、複雑な操作を行なうことなく、簡易に携帯電話100の鳴動動作を止めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 CPU、23 アンテナ、24 通信装置、25 操作ボタン、26 カメラ、27 フラッシュメモリ、28 RAM、29 ROM、30 メモリカード駆動装置、31 メモリカード、32 マイク、33 スピーカ、34 音声信号処理回路、35 モニタ、36 LED、37 通信インターフェイス、38 バイブレータ、39 加速度センサ、40 タッチパネルセンサ、100 携帯電話、210,220,230 領域、310 制御部、320 記憶部、321 タッチ面積、322,610,620,630 距離、330 表示部、340 検出部、600 物体。

Claims (5)

  1. 携帯端末装置であって、
    前記携帯端末装置に対するタッチ操作を検出するタッチセンサを有するモニタと、
    前記携帯端末装置を鳴動するための鳴動手段と、
    前記鳴動手段による鳴動を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記鳴動手段による鳴動の前後の前記モニタにおけるタッチ面積の変化に基づいて、前記鳴動手段の鳴動の態様を変更するように構成されている、携帯端末装置。
  2. 前記鳴動手段の鳴動の態様を変更することは、前記鳴動時の前記モニタにおけるタッチ面積が前記鳴動前の前記モニタにおけるタッチ面積を上回ったときに前記鳴動手段による鳴動を停止することを含む、請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 携帯端末装置であって、
    前記携帯端末装置に対するホバー操作を検出するセンサを有するモニタと、
    前記携帯端末装置を鳴動するための鳴動手段と、
    前記モニタを操作するための操作手段と前記モニタとの間の距離に応じて、前記鳴動手段による鳴動を制御するための制御手段とを備える、携帯端末装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記操作手段が前記モニタに接触している場合には、前記鳴動手段の鳴動を停止し、
    前記距離が予め規定された距離よりも小さい場合には、予め設定された第1の態様で前記鳴動手段を鳴動し、
    前記距離が予め規定された距離よりも大きい場合には、予め設定された第2の態様で前記鳴動手段を鳴動するように構成されており、前記第2の態様における鳴動レベルは、前記第1の態様における鳴動レベルよりも小さい、請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記鳴動手段は、スピーカまたはバイブレータのいずれかを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
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