JP2014167759A - 広告課金額適正化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターゲティング機能利用の価値を適切に評価し、全体的な入札価格傾向から逸脱した入札額の広告コンテンツの配信を制限し、課金額を適正化する。
【解決手段】広告主の設定した入札額に基づいて当該広告主の入稿した広告コンテンツを配信する広告情報提供装置における、広告コンテンツの配信を制限する、入札額の下限を定める最低配信価格を設定する広告課金額適正化装置であって、複数の広告主により入稿されたターゲティング機能を利用した入札情報とターゲティング機能を利用しない入札情報とに基づいて、ターゲティング要素毎に前記最低配信価格を算出する最低配信価格算出手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネット等のネットワークを介して広告情報を配信する技術に関する。
広告情報の提供にあっては、ユーザの入力した検索キーワードにマッチする広告コンテンツを提供するタイプ(検索連動型広告)や、表示されるページの内容にマッチする広告コンテンツを提供するタイプ(コンテンツ連動型広告)等の種々の配信タイプが存在する。
また、これらのタイプと併用もしくは単独に、特定の属性を有するユーザにのみ広告コンテンツの提供を限定するターゲティング機能というものが存在する(例えば、特許文献1を参照。)。例えば、女性のユーザのみに配信したり、所定の年齢層のユーザにのみ配信したり、それらを併用したりといったことが可能である。
一方、広告コンテンツを表示する配信面(広告枠)は限られたものであるのに対し、広告主により表示の希望がなされる広告コンテンツは複数(多数)であるため、競合する場合には予め広告主によって設定された入札額に基づいて、配信する広告コンテンツをオークション形式で決定するようになっている。
特開2011−22675号公報
上述したように、この種の広告情報提供システムでは入札額に基づいて広告コンテンツを決定するようになっており、通常は適正な入札額が設定され、他の条件が同等であればターゲティングを行わない場合(ノンターゲティング)に比べてターゲティングを行う場合(ターゲティング)の入札額は高くなる。
しかし、入札額はあくまでも広告主が自由に設定できるものであるため、適正な相場をかなり下回った入札額が設定される広告コンテンツも存在する。
このような場合、通常はより高い適正な入札額が設定された広告コンテンツが配信され、入札額が低い広告コンテンツが配信されることはない。
しかし、適正な入札額で入札している広告コンテンツの予算が尽きるなどの要因により、本来の相場からはターゲティング機能利用としてはかなり低い入札額の広告コンテンツも運よく配信されてしまうことがある。
このような状況は適正に入稿してくる広告主にとっては歓迎すべきことではなく、このような状況が続くと、長期的にみてネット広告サービスの発展を阻害する要因となるおそれがある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ターゲティング機能利用の価値を適切に評価し、全体的な入札価格傾向から逸脱した入札額の広告コンテンツの配信を制限し、課金額を適正化することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、広告主の設定した入札額に基づいて当該広告主の入稿した広告コンテンツを配信する広告情報提供装置における、広告コンテンツの配信を制限する、入札額の下限を定める最低配信価格を設定する広告課金額適正化装置であって、複数の広告主により入稿されたターゲティング機能を利用した入札情報とターゲティング機能を利用しない入札情報とに基づいて、ターゲティング要素毎に前記最低配信価格を算出する最低配信価格算出手段を備えるようにしている。
本発明にあっては、ターゲティング機能利用の価値を適切に評価し、全体的な入札価格傾向から逸脱した入札額の広告コンテンツの配信を制限し、課金額を適正化することができる。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 広告DBのデータ構造例を示す図である。 MMRテーブルのデータ構造例を示す図である。 ユーザDBのデータ構造例を示す図である。 実施形態の処理例を示すシーケンス図である。 MMRテーブル生成の処理例を示すフローチャートである。 入札額の分布の例を示す図である。 組み合わせMMR算出の処理例を示すフローチャートである。 組み合わせMMR算出の例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。
図1において、インターネット等のネットワーク1には、広告主や一般ユーザが操作するスマートフォン、携帯電話、PC(Personal Computer)等の端末装置2、3が複数接続されている。端末装置2、3は、一般的なブラウザ(Webブラウザ)21、31を備えている。ブラウザ21、31は、インターネットの標準プロトコルであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等に従い、HTML(Hyper Text Markup Language)等の言語で記述されたページデータの要求・取得・表示およびフォームデータの送信等を行う機能を有している。
また、ネットワーク1には広告主の操作する端末装置2からの要求に応じて広告の入稿を受け付けるとともに、一般ユーザの操作する端末装置3からの要求に応じてページ情報および広告情報を提供するページ情報/広告情報提供装置4が接続されている。
ページ情報/広告情報提供装置4は、機能部として、広告入稿受付部401とMMR(Minimum Market Reserve)テーブル生成部402とページ要求受付部403とページ情報生成部404と広告コンテンツ決定部405と広告リンク埋込部406とページ送信部407と広告要求受付部408と広告送信部409とを備えている。
これらの機能部は、ページ情報/広告情報提供装置4を構成するコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、単一のコンピュータ上に配置される必要はなく、必要に応じて分散される形態であってもよい。
また、ページ情報/広告情報提供装置4が利用するデータベース等として、広告DB(Database)421とMMRテーブル422とユーザDB423とが設けられている。これらのデータベース等は、ページ情報/広告情報提供装置4を構成するコンピュータ内のHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体上に所定のデータを体系的に保持するものである。なお、広告DB421やMMRテーブル422やユーザDB423は、ページ情報/広告情報提供装置4内に配置される必要はなく、他の装置上に配置してもよい。
図2は広告DB421のデータ構造例を示す図であり、「受付日時」「広告ID」「広告主ID(account_id)」「配信面ID(source_id)」「入札額(bid)」「予算額」「課金額(revenue)」「課金額累計」「最低配信価格(MMR)」「配信タイプ」「ターゲティング設定内容」「コンテンツデータ」等の項目(フィールド)を含んでいる。
「受付日時」は、入稿を受け付けた日時を示す情報である。「広告ID」は、広告コンテンツを特定する情報である。「広告主ID(account_id)」は、広告主を特定する情報である。「配信面ID(source_id)」は、広告コンテンツが表示される広告枠を含むページを特定する情報である。
「入札額(bid)」は、当該広告コンテンツの配信に対して広告主がその金額までであれば支払ってもよいとして設定する金額(クリック型課金であれば1回のクリックに対する金額)である。「予算額」は、課金額の累積の上限として広告主が設定する金額である。課金額の累積が予算額に達した場合、当該広告コンテンツは配信の対象から除外される。「課金額(revenue)」は、広告コンテンツを配信する必要が生じた時点で、条件が競合する複数の広告コンテンツの中からオークションにより広告コンテンツを決定する際に、セカンドプライスオークション(最高の入札額に対して落札されるが、落札額(課金額)は2番目に高い入札額とする方式)等により決定されて設定される金額である。「課金額累計」は、課金額の累計値である。「最低配信価格(MMR)」は、複数のターゲティング要素を設定した場合の最低配信価格(組み合わせMMR)を広告データに対応付けて保持する場合の項目である。
「配信タイプ」は、広告主が設定する、当該広告コンテンツの決定される方式を示す情報であり、例えば、検索連動型広告(キーワードマッチ)、コンテンツ連動型広告(アドマッチ)等が含まれる。「ターゲティング設定内容」は、広告主が設定する、ターゲティング機能を利用する場合のターゲティング要素を示す情報である。ターゲティング要素としては、「男性」「女性」といった性別や12歳〜14歳といった年齢層が含まれる。「コンテンツデータ」は、当該広告コンテンツのデータ本体もしくはデータ本体の保存場所へのリンク情報である。
図3はMMRテーブル422のデータ構造例を示す図であり、「配信タイプ(deliver_type)」「ターゲティング要素(gen_targeting)」「最低配信価格指標(MMR index)」「基礎価格(floor price)」「付加価格(additional)」「最低配信価格(MMR)」等の項目を含んでいる。
「配信タイプ(deliver_type)」は、広告コンテンツの決定される方式を示す情報であり、例えば、「kw_match」(キーワードマッチ)、「ad_match」(アドマッチ)等が含まれる。「targeting」は、キーワードマッチやアドマッチは行われず、ターゲティング機能の利用のみが行われることを示している。「ターゲティング要素(gen_targeting)」は、ターゲティング機能により絞り込まれるユーザの属性等であり、「male」(男性)、「female」(女性)、「RANGE12_14」(年齢が12歳〜14歳)等が含まれる。
「最低配信価格指標(MMR index)」は、最低配信価格(MMR)を決定する指標であり、ターゲティング要素毎に、ターゲティングを行った場合とターゲティングを行わなかった場合の入札額の分布の傾向から算出されるものである。「基礎価格(floor price)」は、配信タイプ(deliver_type)毎にターゲティング機能による価格分を含まない基礎となる価格を示すものであり、ターゲティングを行わなかった場合の入札額の分布の傾向から算出されるものである。「付加価格(additional)」は、配信タイプ(deliver_type)毎に所定のターゲティング要素による付加的な価格を示すものである。「最低配信価格(MMR)」は、広告コンテンツの配信を行わない入札額の下限を定めるものである。これらの算出の詳細については後述する。
図4はユーザDB423のデータ構造例を示す図であり、「ユーザID」「属性データ」等の項目を含んでいる。「ユーザID」は、ユーザを特定する情報であり、ユーザを詳細に特定できる会員IDのほか、同じブラウザからのアクセスであることを特定できるbcookie(初回のアクセス時にブラウザのクッキー情報として書き込み、以後のアクセス時に参照)等を含む。「属性データ」は、当該ユーザの性別、年齢層、嗜好等を示す情報である。
図1に戻り、ページ情報/広告情報提供装置4の広告入稿受付部401は、広告主の操作する端末装置2のブラウザ21からの要求に応じて広告の入稿を受け付け、広告DB421(図2)に所定の項目を登録する機能を有している。
MMRテーブル生成部402は、定期的もしくはオペレータの指示に従って動作するものであり、広告DB421から入札に関するデータを参照し、MMRテーブル422(図3)を生成する機能を有している。処理の詳細については後述する。
ページ要求受付部403は、一般ユーザの操作する端末装置3のブラウザ31からページ閲覧要求を受け付ける機能を有している。
ページ情報生成部404は、受け付けたページ閲覧要求に対応するページ情報を生成する機能を有している。生成するページには広告枠が含まれている。
広告コンテンツ決定部405は、ページ情報生成部404の生成したページ情報に基づいて広告DB421、MMRテーブル422およびユーザDB423を参照し、条件が競合する広告コンテンツについてはオークションを行って配信する広告コンテンツを決定する機能を有している。
広告リンク埋込部406は、広告コンテンツ決定部405の決定した広告コンテンツへのリンクを、ページ情報生成部404が生成したページの広告枠に埋め込む機能を有している。リンクは、例えば、ページ情報/広告情報提供装置4のURLに広告IDをパラメータとして付加したものとなっている。なお、リンクを埋め込むことに代え、広告コンテンツのデータそのものをページ内に埋め込むようにしてもよい。
ページ送信部407は、ページ情報を要求元の端末装置3のブラウザ31に送信する機能を有している。
広告要求受付部408は、端末装置3のブラウザ31によりページ情報から画面をレンダリングする過程で広告枠に埋め込まれたリンクに基づいて広告コンテンツ要求を受け付ける機能を有している。広告枠に広告コンテンツのデータそのものを埋め込む場合、広告コンテンツ要求は行われない。
広告送信部409は、広告要求受付部408が広告コンテンツ要求を受け付けた場合に、該当する広告コンテンツのデータを要求元の端末装置3のブラウザ31に送信する機能を有している。
<動作>
図5は上記の実施形態の処理例を示すシーケンス図である。
図5において、広告主の操作する端末装置2のブラウザ21からの要求に応じて広告の入稿があると(ステップS101)、ページ情報/広告情報提供装置4の広告入稿受付部401は広告DB421(図2)に所定の項目を登録する(ステップS102)。すなわち、現在日時を受付日時として登録するとともに、ユニークな広告IDを発行し、入稿に際して行われたログイン情報等に基づいて広告主IDを登録し、広告主の入力内容に従って配信面ID、入札額、予算額、配信タイプ、ターゲティング設定内容、コンテンツデータを登録する。
その後、MMRテーブル生成部402は、定期的もしくはオペレータの指示に従って動作し、広告DB421から入札に関するデータを参照し、MMRテーブル422(図3)を生成する(ステップS103)。処理の詳細については後述する。
次いで、予め組み合わせMMRを算出する場合、MMRテーブル生成部402は、広告DB421とMMRテーブル422を参照し、組み合わせMMRを算出し、MMRテーブル422の一部として、もしくは、広告データに対応付けて、登録する(ステップS104)。処理の詳細については後述する。
その後、一般ユーザの操作する端末装置3のブラウザ31からページ閲覧要求が行われ、ページ情報/広告情報提供装置4のページ要求受付部403がそのページ閲覧要求を受け付けると(ステップS105)、ページ情報生成部404は、受け付けたページ閲覧要求に対応するページ情報を生成する(ステップS106)。
次いで、広告決定時に組み合わせMMRを算出する場合、MMRテーブル生成部402は、広告DB421とMMRテーブル422を参照し、組み合わせMMRを算出し、算出結果を残す場合にはMMRテーブル422の一部として、もしくは、広告データに対応付けて、登録する(ステップS107)。処理の詳細については後述する。
次いで、広告コンテンツ決定部405は、ページ情報生成部404の生成したページ情報に基づいて広告DB421、MMRテーブル422およびユーザDB423を参照し、条件が競合する広告コンテンツについてはオークションを行って配信する広告コンテンツを決定する(ステップS108)。
すなわち、広告コンテンツ決定部405は、ページ情報生成部404の生成したページに対応する配信面IDに基づいて、広告DB421(図2)から、課金額累計が予算額に達しておらず、MMRテーブル422の該当するターゲティング要素もしくはその組み合わせに対する最低配信価格(MMR)、広告データに対応付けられた最低配信価格(MMR)、または直前に算出した最低配信価格(MMR)を入札額が下回らない広告コンテンツを抽出する。そして、配信タイプおよびターゲティング設定内容に基づき、検索結果ページである場合にページ要求受付部403が受け付けた検索キーワードや、ページ情報生成部404が生成したページ情報に含まれる語句や、ページ要求受付部403が認識したユーザIDに基づいてユーザDB423から取得した属性等に基づき、配信候補となる広告コンテンツに絞り込み、競合する場合にオークションにより最高の入札額となる広告コンテンツに決定する。この際、課金額としてはセカンドプライスオークションにより2番目に高い入札額を課金額として広告DB421に登録する。
次いで、広告リンク埋込部406は、広告コンテンツ決定部405の決定した広告コンテンツへのリンクを、ページ情報生成部404が生成したページの広告枠に埋め込む(ステップS109)。
次いで、ページ送信部407は、ページ情報を要求元の端末装置3のブラウザ31に送信する(ステップS110)。
これを受け、端末装置3のブラウザ31は、ページ情報に基づいてレンダリングを行って画面の表示を行ない(ステップS111)、その過程で広告枠に埋め込まれたリンクに基づいて広告コンテンツ要求を行なう(ステップS112)。
この広告コンテンツ要求をページ情報/広告情報提供装置4の広告要求受付部408が受け付けると、広告要求受付部408は、該当する広告コンテンツのデータを要求元の端末装置3のブラウザ31に送信する(ステップS113)。なお、ページを表示して、広告枠から広告リクエストのリダイレクトを広告配信サーバが受け取って配信する形態としてもよい。
なお、課金の仕組は省略してあるが、所定の期間(例えば、1箇月を単位)に広告主に対して広告料の請求等が行われる。
図6はMMRテーブル生成(図5のステップS103)の処理例を示すフローチャートである。
図6において、処理を開始すると、配信タイプ毎に基礎価格(floor price)を算出し、MMRテーブル422に設定する(ステップS201)。図7は入札額の分布の例を示す図であり、Nはターゲティングを行わなかった場合の入札額と入札数の関係、Tは例えば「女性」をターゲティング要素にしてターゲティングを行った場合の入札額と入札数の関係を示している。ここで、基礎価格(floor price)はターゲティングを行わなかった場合の曲線Nの最頻値Pに相当する。最頻値Pは、例えば、分布の曲線を数式で近似し、最大値を得るための入札額の解として取得することができる。
図6に戻り、配信タイプ毎、ターゲティング要素毎に、最低配信価格指標(MMRindex)を図示の式により算出し、MMRテーブル422に設定する(ステップS202)。ここで、tとtargetingkは所定のターゲティング要素を示し、accountiは広告主を示し、sourcejは配信面を示し、revenueは課金額を示し、bidは入札額を示している。nontargetingはターゲティングが行われないことを示している。この式の意味するところは、所定のターゲティング要素について、複数(多数)の広告主および配信面の入札データに基づき、ターゲティングを行わない場合の入札額に対するターゲティングを行った場合の入札額の倍率を課金額で正規化したものである。課金額で正規化するのは、ハズレ値に引っ張られないようにして最低配信価格指標の精度を高めるためである。一般的に、課金額の累積である売上規模の大きいアカウントの方が厳密に運用をしているものであるため、売上規模の大小でウエイトを変えることにより、最低配信価格指標の精度を高めることができる。
また、入札してくる広告主の規模(大手クライアントと零細個人商店等)により入札額は変わってくるが、その場合についても、上記の標準化により、入札額の違いを吸収することができる。例えば、
大手クライアント 「男性」ターゲティング:100円 ノンターゲティング50円
零細個人商店 「男性」ターゲティング: 50円 ノンターゲティング10円
の場合、零細個人商店は「男性」ターゲティングに5倍の価値を見出しているが、大手クライアントは2倍となっている。しかし、金額的には大手クライアントのほうが大きい。上記の標準化により、課金額の大きい大手クライアントの入札額のウエイトが大きくなり、大手クライアントの入札傾向が最低配信価格指標に強めに表われることとなる。
次いで、配信タイプ毎、ターゲティング要素毎に、基礎価格(floor price)に最低配信価格指標(MMRindex)を乗算して最低配信価格(MMR)を算出し、MMRテーブル422に設定する(ステップS203)。
次いで、配信タイプ毎、ターゲティング要素毎に、最低配信価格(MMR)から基礎価格(floor price)を減算して付加価格(additional)を算出し、MMRテーブル422に設定する(ステップS204)。
なお、精度的には低下するものの、最低配信価格(MMR)の簡易な算出手法として、最低配信価格指標(MMRindex)を用いずに、図7に示したような入札額の分布から算出することもできる。例えば、先ず、ターゲティングを行わなかった場合の曲線Nの最頻値P(基礎価格(floor price)に相当)と、ターゲティングを行った場合の曲線Tの最頻値Pとを求める。最頻値P、Pは、例えば、それぞれの分布の曲線を数式で近似し、最大値を得るための入札額の解として取得することができる。そして、最頻値Pと最頻値Pの差を付加価格(additional)とし、基礎価格(floor price)に付加価格(additional)を加算することで、最低配信価格(MMR)を算出することができる。
図8は組み合わせMMR算出(図5のステップS104、S107)の処理例を示すフローチャートである。
図8において、処理を開始すると、MMRテーブル422から該当する配信タイプにつき、組み合わせにかかるターゲティング要素の基礎価格(floor price)と付加価格(additional)を取得する(ステップS301)。
次いで、共通の基礎価格(floor price)に、各ターゲティング要素の付加価格(additional)を加算して組み合わせの最低配信価格(MMR)を算出する(ステップS302)。
そして、算出した最低配信価格(MMR)をMMRテーブル422に追加するか、広告DB421の該当する広告データに設定する(ステップS303)。なお、その都度算出する場合には保存しなくてもよい。
図9は組み合わせMMR算出の例を示す図である。左上は、配信タイプ(deliver_type)が「kw_match」、ターゲティング要素(gen_targeting)が「male」の場合に基礎価格(floor price)が「\7」、付加価格(additional)が「\4」であることを示している。右上は、配信タイプ(deliver_type)が「kw_match」、ターゲティング要素(gen_targeting)が「RANGE15_17」の場合に基礎価格(floor price)が「\7」、付加価格(additional)が「\14」であることを示している。
ここで、下の配信タイプ(deliver_type)が「kw_match」、ターゲティング要素(gen_targeting)が「male」と「RANGE15_17」の組み合わせの場合、共通の基礎価格(floor price)である「\7」に、個々の対応するターゲティング要素の場合の付加価格(additional)である「\4」と「\14」を加算することで、組み合わせの最低配信価格(組み合わせMMR)を算出することができる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、ターゲティング機能利用の価値を適切に評価し、全体的な入札価格傾向から逸脱した入札額の広告コンテンツの配信を制限し、課金額を適正化することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 ネットワーク
2、3 端末装置
21、31 ブラウザ
4 ページ情報/広告情報提供装置
401 広告入稿受付部
402 MMRテーブル生成部
403 ページ要求受付部
404 ページ情報生成部
405 広告コンテンツ決定部
406 広告リンク埋込部
407 ページ送信部
408 広告要求受付部
409 広告送信部
421 広告DB
422 MMRテーブル
423 ユーザDB

Claims (6)

  1. 広告主の設定した入札額に基づいて当該広告主の入稿した広告コンテンツを配信する広告情報提供装置における、広告コンテンツの配信を制限する、入札額の下限を定める最低配信価格を設定する広告課金額適正化装置であって、
    複数の広告主により入稿されたターゲティング機能を利用した入札情報とターゲティング機能を利用しない入札情報とに基づいて、ターゲティング要素毎に前記最低配信価格を算出する最低配信価格算出手段
    を備えたことを特徴とする広告課金額適正化装置。
  2. 請求項1に記載の広告課金額適正化装置において、
    前記最低配信価格算出手段は、
    ターゲティング機能を利用しない入札情報による入札額に対する入札数の分布の最頻値から基礎価格を算出する手段と、
    所定のターゲティング要素について、複数の広告主および配信面の入札情報に基づき、ターゲティング機能を利用しない場合の入札額に対するターゲティング機能を利用した場合の入札額の倍率を示す最低配信価格指標を算出する手段と、
    基礎価格に最低配信価格指標を乗算して最低配信価格を算出する手段と
    を備えたことを特徴とする広告課金額適正化装置。
  3. 請求項2に記載の広告課金額適正化装置において、
    前記最低配信価格指標を算出する手段は、ターゲティング機能を利用しない場合の入札額とターゲティング機能を利用した場合の入札額とを、それぞれの課金額で正規化して最低配信価格指標を算出する
    ことを特徴とする広告課金額適正化装置。
  4. 請求項1に記載の広告課金額適正化装置において、
    前記最低配信価格算出手段は、
    ターゲティング機能を利用しない入札情報による入札額に対する入札数の分布の最頻値から基礎価格を算出する手段と、
    所定のターゲティング要素についてターゲティング機能を利用した入札情報による入札額に対する入札数の分布の最頻値から基礎価格を減算することで付加価格を算出する手段と、
    基礎価格に付加価格を加算して最低配信価格を算出する手段と
    を備えたことを特徴とする広告課金額適正化装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の広告課金額適正化装置において、
    前記最低配信価格算出手段は、
    複数のターゲティング機能が組み合わされた場合に、組み合わせを構成する個々のターゲティング要素に対応する共通の基礎価格に、ターゲティング要素の最低配信価格と基礎価格との差である付加価格を積算することで複数のターゲティング機能が組み合わされた場合の最低配信価格を算出する
    ことを特徴とする広告課金額適正化装置。
  6. 広告主の設定した入札額に基づいて当該広告主の入稿した広告コンテンツを配信する広告情報提供装置における、広告コンテンツの配信を制限する、入札額の下限を定める最低配信価格を設定する広告課金額適正化方法であって、
    複数の広告主により入稿されたターゲティング機能を利用した入札情報とターゲティング機能を利用しない入札情報とに基づいて、ターゲティング要素毎に前記最低配信価格を算出する最低配信価格算出工程
    を備えたことを特徴とする広告課金額適正化方法。
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