JP2014158221A - Imaging apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、撮像装置に関する。 The present invention relates to an imaging apparatus.
あらかじめ設定した被写体の動きを検出し、その動きを表現する複数枚の静止画像を得る技術が知られている(特許文献1参照)。 A technique is known in which a motion of a preset subject is detected and a plurality of still images representing the motion are obtained (see Patent Document 1).
従来技術では、コマ間で変化がない同じような画像を何枚も記録してしまうという問題があった。 The prior art has a problem that a number of similar images that do not change between frames are recorded.
本発明による撮像装置は、被写体像を撮像する撮像素子と、被写体像を撮像素子の撮像面に結像させる撮像光学系と、撮像素子により、所定のフレームレートでモニタ画像を取得させるライブビュー画像取得部と、モニタ画像から被写体を抽出する被写体抽出部と、被写体抽出部で抽出された被写体のフレーム間における変化に基づいて、被写体を連続撮影する際のコマ速度を演算するコマ速度演算部と、撮影指示に応じて複数の静止画像を連続撮影する撮影部と、コマ速度演算部で演算されたコマ速度で連続撮影するように撮影部を制御する制御部と、撮影部により撮影された静止画像を記録媒体に記録する画像記録部と、を備え、コマ速度演算部は、被写体の変化の大きさが大きいほど第1コマ速度へ近づけるようにコマ速度を速め、被写体の変化の大きさが小さいほど第1コマ速度より低速の第2コマ速度へ近づけるようにコマ速度を遅くし、モニタ画像の明るさ、被写体の色、および被写体の形状の少なくとも1つが変化する場合は、コマ速度を第2コマ速度より速めることを特徴とする。 An imaging device according to the present invention includes an imaging device that captures a subject image, an imaging optical system that forms the subject image on an imaging surface of the imaging device, and a live view image that acquires a monitor image at a predetermined frame rate by the imaging device. An acquisition unit, a subject extraction unit that extracts a subject from a monitor image, and a frame speed calculation unit that calculates a frame rate when continuously shooting the subject based on a change between frames of the subject extracted by the subject extraction unit; , A shooting unit that continuously shoots a plurality of still images according to a shooting instruction, a control unit that controls the shooting unit to continuously shoot at a frame speed calculated by the frame speed calculation unit, and a still image shot by the shooting unit An image recording unit that records an image on a recording medium, and the frame speed calculation unit increases the frame speed so that the larger the change in the subject, the closer to the first frame speed, As the magnitude of the body change is smaller, the frame speed is decreased so as to approach the second frame speed, which is lower than the first frame speed, and at least one of the brightness of the monitor image, the color of the subject, and the shape of the subject changes. In this case, the frame speed is made faster than the second frame speed.
本発明による撮像装置では、コマ間で適切な変化を有するように連写撮影を行うことができる。 With the imaging apparatus according to the present invention, continuous shooting can be performed so as to have an appropriate change between frames.
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるデジタルカメラ1の構成を例示するブロック図である。図1において、撮影レンズで構成される撮像光学系11は、撮像素子12の撮像面12aに被写体像を結像させる。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram illustrating the configuration of a
CPU16は、自動焦点調節(AF)指示に応じて公知のAF処理を行い、撮像光学系11を構成するフォーカシングレンズ(不図示)を光軸方向(図1において矢印方向)に進退移動させる。これにより、撮像光学系11の焦点位置が自動調節される。AF処理は、例えば、被写体像のコントラストに基づいて焦点位置を調節するコントラスト方式を用いて行う。フォーカシングレンズ(不図示)の駆動は、CPU16から指示を受けたレンズ駆動部21が行う。
The
また、CPU16は、後述する操作部材20を構成するズームスイッチ(不図示)から操作信号が入力された場合に、撮像光学系11を構成するズームレンズ(不図示)を光軸方向に進退移動させる。これにより、撮影画角が調節される。ズームレンズ(不図示)の駆動も、CPU16から指示を受けたレンズ駆動部21が行う。
In addition, when an operation signal is input from a zoom switch (not shown) constituting the
撮像素子12は、CMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子12は、撮像面12a上に結像された被写体像をアナログ撮像信号に光電変換する。撮像素子12から出力されたアナログ撮像信号は、A/D変換部13においてデジタルデータに変換される。画像処理部14は、デジタルデータに対して所定の画像処理を行って保存用の画像データを生成する。
The
液晶モニタ15は、CPU16からの指示に応じて、画像や操作メニュー画面を表示する。液晶モニタ15の表示面上にはタッチ操作部材15aが積層されている。タッチ操作部材15aは、ユーザーによってタッチ操作された液晶モニタ15の表示画面上のタッチ位置を示す信号を発生し、CPU16へ送出する。
The
不揮発性メモリ17は、CPU16が実行するプログラムや、実行処理に必要なデータなどを格納する。不揮発性メモリ17が格納するプログラムやデータの内容は、CPU16からの指示によって追加、変更が可能に構成されている。CPU16は、例えばバッファメモリ18を作業領域として制御プログラムを実行し、カメラ各部に対する種々の制御を行う。
The
バッファメモリ18は、デジタルデータを一時的に記憶する場合にも使用される。本実施形態では、画像処理部14による画像処理前、画像処理中、画像処理後の画像データなどを、一時的に記憶する。
The
画像処理部14は、デジタルデータに対する画像処理以外にも、画像データを格納した所定形式の画像ファイル(例えば Exif ファイル)を生成する。記録再生部19は、CPU16からの指示に基づいて画像ファイルをメモリカード50に記録し、また、メモリカード50に記録されている画像ファイルを読み出す。
In addition to image processing on digital data, the
メモリカード50は、図示しないカードスロットに着脱自在に取り付けられる記録媒体である。CPU16は、記録再生部19によってメモリカード50から読み出された画像ファイルに基づいて、液晶モニタ15に撮影画像を再生表示させる。
The
操作部材20は、シャッターボタン(不図示)の半押し操作に伴ってオンする半押しスイッチ20aや、シャッターボタンの全押し操作に伴ってオンする全押しスイッチ20b、動画撮影スイッチ、およびモード切替スイッチなどを含み、各部材の操作に伴う操作信号をCPU16へ送出する。
The
半押しスイッチ20aからのオン信号(半押し操作信号)は、シャッターボタンが通常ストロークの半分程度まで押し下げ操作されると出力され、半ストロークの押し下げ操作解除で出力が解除される。全押しスイッチ20bからのオン信号(全押し操作信号)は、シャッターボタンが通常ストロークまで押し下げ操作されると出力され、通常ストロークの押し下げ操作が解除されると出力が解除される。
The ON signal (half-press operation signal) from the half-
レンズ駆動部21は、上記フォーカシングレンズ(不図示)を駆動するためのフォーカス調節用モータ(不図示)を駆動する回路と、上記ズームレンズ(不図示)を駆動するためのズーム調節用モータ(不図示)を駆動する回路とを含む。
The
スピーカ駆動回路22は、CPU16から送出されたデジタル音声データに基づいて、例えば再生音、操作音、音声メッセージなどのアナログ音声再生信号を生成する。スピーカ23は、音声再生信号に基づいて音声再生を行う。音声処理回路24は、マイク25で集音された音声信号を増幅し、増幅後の信号をA/D変換回路(不図示)によってデジタル音声データに変換する。デジタル音声データは、画像ファイルと関連づけてメモリカード50に記録される。
The
姿勢センサ26は、例えば重力方向を検出し、検出信号をCPU16へ送出する。CPU16は、検出信号に基づいてデジタルカメラ1の撮影姿勢を判定する。CPU16は、デジタルカメラ1の縦位置姿勢、横位置姿勢だけでなく、上下逆さか否かも判定する。
The
CPU16、不揮発性メモリ17、バッファメモリ18、記録再生部19、画像処理部14、液晶モニタ15、スピーカ駆動回路22、および音声処理回路24は、それぞれバス27を介して接続されている。
The
<撮影モード>
上述したデジタルカメラ1は、「単写撮影モード」と、「連写撮影モード」と、「動画撮影モード」とが、例えば上記モード切替スイッチによって択一的に切替え可能に構成されている。「単写撮影モード」は、上記全押し操作信号に応じて1コマの画像を取得し、取得した画像に基づいて生成した静止画像データをメモリカード50へ記録するモードである。
<Shooting mode>
The above-described
「連写撮影モード」は、上記全押し操作信号に応じて1コマの画像を取得し、全押し操作信号が継続入力されている場合に連続して次コマの画像をさらに取得することにより、複数コマの画像を連写するモードである。各コマの画像に基づいてそれぞれ生成した静止画像データを、それぞれメモリカード50へ記録する。
In the “continuous shooting mode”, an image of one frame is acquired in response to the full-press operation signal, and when the full-press operation signal is continuously input, further images of the next frame are continuously acquired. In this mode, multiple frames are taken continuously. Still image data generated based on the image of each frame is recorded in the
「動画撮影モード」は、上記動画撮影スイッチ(不図示)からの操作信号に応じて複数フレームの画像を取得し、該複数フレームの画像に基づいて生成した動画像データをメモリカード50へ記録するモードである。
In “moving image shooting mode”, a plurality of frames of images are acquired in response to an operation signal from the moving image shooting switch (not shown), and moving image data generated based on the images of the plurality of frames is recorded in the
<連写撮影モード>
CPU16は、ユーザーが上記モード切替スイッチにより「連写撮影モード」へ切替え操作すると、撮影モードを「連写撮影モード」へ切替えて液晶モニタ15にライブビュー画像の表示を開始させる。ライブビュー画像は、撮影指示前に撮像素子12によって所定のフレームレート(例えば30fps)で取得されるモニタ用画像のことをいう。
<Continuous shooting mode>
When the user switches to the “continuous shooting mode” using the mode switch, the
デジタルカメラ1は、「連写撮影モード」において「オートコマ速連写」と「マニュアルコマ速連写」とがユーザー操作によって切替え可能に構成されている。「オートコマ速連写」と「マニュアルコマ速連写」との切替えは、例えばユーザーがメニュー操作によって行う。
The
「オートコマ速連写」は、CPU16が連写コマ速度を所定の範囲内(例えば10コマ/秒から0.5コマ/秒までの間)で自動的に変化させて撮影する連写をいう。「マニュアルコマ速連写」は、ユーザー操作によって設定された連写コマ速度に固定して撮影する連写をいう。
“Auto frame speed continuous shooting” refers to continuous shooting in which the
本実施形態は、「連写撮影モード」における「オートコマ速連写」に特徴を有するので、以降の説明は「オートコマ速連写」を中心に行う。「オートコマ速連写」を設ける目的は、連写撮影する際、被写体の移動に対応してコマ速度を変化させることにある。すなわち、被写体の移動速度が速くなった場合には連写撮影コマ速度を増加させ、逆に、被写体の移動速度が遅くなった場合には連写撮影コマ速度を減少させる。このためにCPU16は、被写体の移動速度が速くなった場合にはコマ間の時間を第1所定値へ近づけるように短くして高速で連写し、被写体の移動速度が遅くなった場合にはコマ間の時間を第2所定値へ近づけるように長くして低速で連写するように連写撮影コマ速度を制御する。
Since the present embodiment is characterized by “auto frame speed continuous shooting” in the “continuous shooting mode”, the following description will be focused on “auto frame speed continuous shooting”. The purpose of providing “automatic frame speed continuous shooting” is to change the frame speed in accordance with the movement of the subject during continuous shooting. That is, when the moving speed of the subject increases, the continuous shooting frame speed is increased. Conversely, when the moving speed of the subject decreases, the continuous shooting frame speed is decreased. For this reason, the
CPU16はさらに、被写体が移動していない場合であっても、被写体がその場で動く場合や、背景が変化している場合には、コマ間の長さ(時間)を上記第2所定値より短くして、連写撮影コマ速度を最遅値より速めるように制御する。
The
CPU16が実行する「オートコマ速連写」撮影処理の流れについて、図2に例示するフローチャートを参照して説明する。CPU16は、ユーザーにより「連写撮影モード」かつ「オートコマ速連写」へ切替え操作されたことを受けて、図2による処理を起動させる。
The flow of “auto frame speed continuous shooting” shooting processing executed by the
図2のステップS21において、CPU16は、「通常」モードと「スポーツ」モードとのいずれか一方を選択する操作を受け付ける。この選択操作は、例えばユーザーがメニュー操作によって行う。CPU16は、「スポーツ」モードが選択された場合、「通常」モードに比べてより速い連写コマ速度を設定するように制御する。
In step S <b> 21 of FIG. 2, the
次に、CPU16は、ステップS22において、液晶モニタ15にライブビュー画像の表示を開始させる。CPU16は、ライブビュー画像を液晶モニタ15に表示させながら、AF処理起動指示を待つ。CPU16はさらに、ライブビュー画像のデータ値に基づいて所定の露出演算を行いながら、適正露出が得られるように露出制御を行う。
Next, in step S22, the
ステップS23において、CPU16は、半押しスイッチ20aがオンしたか否かを判定する。CPU16は、上記半押し操作信号が入力された場合にステップS23を肯定判定してステップS24へ進む。CPU16は、上記半押し操作信号が入力されない場合には、ステップS23を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
In step S23, the
ステップS24において、CPU16は、AF処理を行ってステップS25へ進む。AF処理後のCPU16は、ステップS25において、レンズ駆動部21から取得したフォーカシングレンズ位置を示す情報に基づいて、デジタルカメラ1から焦点調節の対象とした被写体までの被写体距離Lを求める。フォーカシングレンズ位置と被写体距離L(m)との関係を示すデータは、あらかじめ不揮発性メモリ17に格納されている。
In step S24, the
CPU16はさらに、ライブビュー画像を用いて、撮像素子12の撮像面12aにおいて主要被写体を抽出し、モニタ画面における被写体像の位置p、および被写体像のサイズrを求める。
Further, the
主要被写体像の位置pとサイズrを求める処理の詳細について、図4に例示するフローチャートを参照して説明する。図4のステップS61において、CPU16は、姿勢センサ26からの検出信号に基づいて横位置姿勢か縦位置姿勢かを判定し、ステップS62へ進む。
Details of the processing for obtaining the position p and the size r of the main subject image will be described with reference to the flowchart illustrated in FIG. In step S61 in FIG. 4, the
ステップS62において、CPU16は、ライブビュー画像から人物の「顔」を検出したか否かを判定する。CPU16は、公知の顔検出処理を行うことによってライブビュー画像から「顔」領域を検出した場合に、ステップS62を肯定判定してステップS65へ進む。この場合のCPU16は、人物の「顔」を主要被写体として扱う。CPU16は、ライブビュー画像から人物の「顔」領域を検出しなかった場合には、ステップS62を否定判定してステップS63へ進む。図5は、縦位置姿勢の場合の画像(フレームサイズSv)から、人物の「顔」領域が検出された場合を例示する図である。図6は、横位置姿勢の場合の画像(フレームサイズSh)から、人物の「顔」領域が検出された場合を例示する図である。
In step S <b> 62, the
図4のステップS63において、CPU16は、公知のペット検出処理を行うことによってライブビュー画像から「犬」または「猫」を検出した場合に、ステップS63を肯定判定してステップS65へ進む。この場合のCPU16は、「犬」または「猫」を主要被写体として扱う。CPU16は、ライブビュー画像から「犬」も「猫」も検出しなかった場合には、ステップS63を否定判定してステップS64へ進む。
In step S63 of FIG. 4, when “dog” or “cat” is detected from the live view image by performing a known pet detection process, the
ステップS64において、CPU16は、ライブビュー画像から被写体を抽出する処理を行ってステップS65へ進む。被写体抽出処理は、例えば焦点調節の対象となった領域を囲むエッジを検出したり、焦点調節の対象となった被写体領域と共通の輝度または色を有する領域を検出したりすることによって行う。図7は、縦位置姿勢の場合の画像(フレームサイズSv)から、鉄道車両が抽出された場合を例示する図である。この場合のCPU16は、抽出領域を主要被写体として扱う。
In step S64, the
図4のステップS65において、CPU16は、主要被写体の像が、撮像素子12の撮像面12aにおいて占める位置pとサイズrを求める。被写体像の位置pについては、例えば、撮像素子12の撮像面12a上で被写体像の水平方向および垂直方向の中心位置に該当する画素位置に基づいて求める。また、被写体像のサイズrについては、例えば、撮像素子12の撮像面12a上における被写体像の水平方向および/または垂直方向の画素数に基づいて求める。
In step S <b> 65 of FIG. 4, the
CPU16は、焦点調節の対象となった主要被写体について被写体像のサイズrを求める。図6のように、複数の主要被写体が検出されている場合は、焦点調節の対象となった主要被写体について被写体像サイズrを求める。CPU16は、このように求めた被写体像の位置pおよびサイズrの情報を不揮発性メモリ17に格納し、図4による処理を終了して図2のステップS26へ進む。
The
図2のステップS26において、CPU16は、全押しスイッチ20bがオンしたか否かを判定する。CPU16は、上記全押し操作信号が入力された場合にステップS26を肯定判定してステップS27へ進む。CPU16は、上記全押し操作信号が入力されない場合には、ステップS26を否定判定してステップS24へ戻る。ステップS24へ戻ったCPU16は、上述した処理を繰り返す。
In step S26 of FIG. 2, the
ステップS27において、CPU16は、再度AF処理を行ってステップS28へ進む。AF処理後のCPU16は、ステップS28において、1コマの撮影を行ってステップS29へ進む。ステップS29において、CPU16は、ステップS25の場合と同様に、レンズ駆動部21から取得したフォーカシングレンズ位置を示す情報に基づいて、デジタルカメラ1から焦点調節の対象とした被写体までの被写体距離Lを求めるとともに、被写体像の位置pおよびサイズrを求めてステップS30へ進む。
In step S27, the
ステップS30において、CPU16は、直近のフレーム画像と、その前のフレーム画像との間のフレーム間隔Δt1、これらのフレーム間における被写体像の位置pの変化量Δp、これらのフレーム間における被写体像のサイズrの変化量Δrに基づいて、採用するコマ速度X(コマ/秒)あるいは次コマの撮影までの待ち時間(すなわちコマ間隔Δt2(秒))を、以下のように算出する。
In step S30, the
<被写体が水平、垂直方向へ移動する場合>
先ず、被写体が画面内を水平方向、または垂直方向に移動する場合のコマ速度X(コマ/秒)と、その場合のコマ間隔Δt2(秒)の設定に関して説明する。CPU16は、例えば、1コマ目の撮影から連写2コマ目の撮影までのコマ間隔(すなわち待ち時間Δt2)を算出する場合に、全押し操作(S26)直前のライブビュー画像の撮像タイミングから、全押し操作(S26)後1コマ目の撮像タイミングまでの時間をΔt1とする。
<Subject moves horizontally and vertically>
First, the setting of the frame speed X (frame / second) when the subject moves in the horizontal or vertical direction on the screen and the frame interval Δt2 (second) in that case will be described. For example, when calculating the frame interval from the first frame shooting to the second frame shooting (that is, the waiting time Δt2), the
また、CPU16は、全押し操作(S26)直前のライブビュー画像における水平方向の被写体像の位置phおよび垂直方向の被写体像の位置pvと、全押し操作(S26)後1コマ目の撮影画像における水平方向の被写体像の位置phおよび垂直方向の被写体像の位置pvとの差を、それぞれ水平方向の変化量Δphおよび垂直方向の変化量Δpvとする。すなわち、水平方向の変化量Δphおよび垂直方向の変化量Δpvは、時間Δt1における被写体像の移動量である。
Further, the
スポーツモードに設定されている場合、CPU16は、例えば、横位置姿勢のフレームサイズShまたは縦位置姿勢のフレームサイズSvの半分(1/2)を被写体(被写体像)が移動する間に10コマを撮影するとして、コマ速度X(コマ/秒)およびコマ間隔Δt2(秒)を求める。これにより、画面内における被写体(被写体像)の変化が一定となるようにコマ速度X、コマ間隔Δtを設定できる。
When the sports mode is set, for example, the
<水平方向への移動の具体例>
被写体の水平方向の移動に関して具体的に説明する。時間Δt1以降も水平方向への移動が速度変化なく継続されると仮定すると、横位置姿勢の場合のフレームサイズShの1/2を移動するのに要する時間は、Sh×Δt1/2Δphで求められる。CPU16は、この間に10コマ撮影するためのコマ速度X(コマ/秒)と、その場合のコマ間隔Δt2(秒)を、次式(1)および次式(2)により算出する。
X=(20×Δph)/(Sh×Δt1)…………(1)
Δt2=(Sh×Δt1)/(20×Δph)……(2)
<Specific examples of horizontal movement>
The movement of the subject in the horizontal direction will be specifically described. Assuming that the movement in the horizontal direction is continued without change in speed after the time Δt1, the time required to move 1/2 of the frame size Sh in the case of the horizontal position and posture is obtained by Sh × Δt1 / 2Δph. . The
X = (20 × Δph) / (Sh × Δt1) (1)
Δt2 = (Sh × Δt1) / (20 × Δph) (2)
<垂直方向への移動の具体例>
被写体の垂直方向の移動に関して具体的に説明する。時間Δt1以降も垂直方向への移動が速度変化なく継続されると仮定すると、縦位置姿勢の場合のフレームサイズSvの1/2を移動するのに要する時間は、Sv×Δt1/2Δpvで求められる。CPU16は、この間に10コマ撮影するためのコマ速度X(コマ/秒)と、その場合のコマ間隔Δt2(秒)を、次式(3)および次式(4)により算出する。
X=(20×Δpv)/(Sv×Δt1)…………(3)
Δt2=(Sv×Δt1)/(20×Δpv)……(4)
<Specific examples of vertical movement>
The movement of the subject in the vertical direction will be specifically described. Assuming that the movement in the vertical direction is continued without change in speed after the time Δt1, the time required to move 1/2 of the frame size Sv in the case of the vertical position and posture is obtained by Sv × Δt1 / 2Δpv. . The
X = (20 × Δpv) / (Sv × Δt1) (3)
Δt2 = (Sv × Δt1) / (20 × Δpv) (4)
CPU16は、コマ速度X(コマ/秒)として、上式(1)および式(3)のうち値の大きい方のコマ速度を採用する。あるいは、CPU16は、コマ間隔Δt2(秒)として、上式(2)および式(4)のうち値の小さい方のコマ間隔を採用する。
The
通常モードに設定されている場合、CPU16は、例えば、横位置姿勢の場合のフレームサイズShまたは縦位置姿勢の場合のフレームサイズSvの半分(1/2)を被写体像が移動する間に5コマを撮影するとして、上記スポーツモードが設定されている場合と同様の手順により、コマ速度X(コマ/秒)およびコマ間隔Δt2(秒)を求める。
When the normal mode is set, the
<被写体が前後方向に移動する場合>
次に、被写体が前後方向に移動する(カメラ側へ近づく、カメラから遠ざかる)場合のコマ速度X(コマ/秒)と、その場合のコマ間隔Δt2(秒)の設定に関して説明する。CPU16は、全押し操作(S26)直前のライブビュー画像における被写体像のサイズrと、全押し操作(S26)後1コマ目の撮影画像における被写体像のサイズrとの差をサイズの変化量Δrとする。
<When the subject moves back and forth>
Next, the setting of the frame speed X (frame / second) when the subject moves in the front-rear direction (approaching toward the camera or moving away from the camera) and the frame interval Δt2 (second) in that case will be described. The
CPU16は、スポーツモードに設定されている場合、カメラ方向に向かってくる(あるいは遠ざかる)被写体の被写体像のサイズrの変化量Δrが、フレームサイズS相当になるまでの間に略10コマを撮影するとして、コマ速度X(コマ/秒)およびコマ間隔Δt2(秒)を次式(5)により算出する。これにより、画面内における被写体(被写体像)のサイズ変化が一定となるようにコマ速度X、コマ間隔Δtを設定できる。なお、フレームサイズSは、横位置姿勢の場合をShとし、縦位置姿勢の場合をSvとする。
When the sports mode is set, the
通常モードに設定されている場合、CPU16は、カメラ方向に向かってくる(あるいは遠ざかる)被写体の被写体像のサイズrの変化量Δrが、フレームサイズShまたはSv相当になるまでの間に略5コマを撮影するとして、コマ速度X(コマ/秒)およびコマ間隔Δt2(秒)を次式(6)により算出する。横位置姿勢の場合のフレームサイズをShとし、縦位置姿勢の場合のフレームサイズをSvとする点は、スポーツモードの場合と同様である。
When the normal mode is set, the
Δt2=Δt1×S/(10×Δr)…………(5)
Δt2=Δt1×S/(5×Δr)……………(6)
Δt2 = Δt1 × S / (10 × Δr) (5)
Δt2 = Δt1 × S / (5 × Δr) (6)
このように、フレームサイズSに対して変化量Δrを所定の割合にするように次コマまでの撮影間隔を決める。これにより、変化量Δrが小さいほど撮影間隔を広げ(連写速度が遅くなる)、変化量Δrが大きいほど撮影間隔を狭くして上限値に近づける(連写速度が速くなる)。 In this manner, the shooting interval until the next frame is determined so that the change amount Δr with respect to the frame size S is a predetermined ratio. As a result, the smaller the change amount Δr, the wider the shooting interval (the continuous shooting speed becomes slower), and the larger the change amount Δr, the closer the shooting interval becomes to the upper limit value (the continuous shooting speed becomes faster).
図2のステップS31において、CPU16は、全押しスイッチ20bが継続してオンされているか否かを判定する。CPU16は、上記全押し操作信号が継続されている場合にステップS31を肯定判定して図3のステップS32へ進む。CPU16は、上記全押し操作信号が入力されていない場合には、ステップS31を否定判定する。否定判定したCPU16は、図2による処理を終了する。
In step S31 of FIG. 2, the
ステップS31を肯定判定したCPU16は、図3のステップS32へ進んで連写撮影を行う。ステップS32において、CPU16は、撮像面12a上の被写体像の変化度合いが大きい側の第1判定閾値より大きいか否かを判定する。CPU16は、ステップS30で得た被写体像の位置pの変化量Δpの大きさが位置変化用第1判定閾値より大きい、または被写体像のサイズrの変化量Δrの大きさがサイズ変化用第1判定閾値より大きい場合に、ステップS32を肯定判定してステップS33へ進む。CPU16は、ステップS30で得た変化量Δpの大きさおよび変化量Δrの大きさのいずれもが上記第1判定閾値以下の場合には、ステップS32を否定判定してステップS34へ進む。
The
ステップS33へ進む場合は、主要被写体の水平または垂直方向への移動速度が急に変化する場合や、主要被写体がデジタルカメラ1に接近して撮像面12a上の被写体像のサイズrが急に大きくなる場合である。この場合のCPU16は、ステップS33において、連写撮影時のコマ間隔(時間t)を前コマ撮影時のコマ間隔よりさらに短くするように時間Δt2を制御するか、または、コマ速度X(コマ/秒)をより大きな値へ変更制御して、ステップS36へ進む。ステップS33では、コマ速度Xの上限を例えば10(コマ/秒)とする。
When the process proceeds to step S33, the moving speed of the main subject in the horizontal or vertical direction changes suddenly, or the main subject approaches the
ステップS34において、CPU16は、撮像面12a上の被写体像の変化度合いが小さい側の第2判定閾値より大きいか否かを判定する。CPU16は、ステップS30で得た被写体像の位置pの変化量Δpの大きさが位置変化用第2判定閾値より大きい、または被写体像のサイズrの変化量Δrの大きさがサイズ変化用第2判定閾値より大きい場合に、ステップS34を肯定判定してステップS35へ進む。ここで、位置変化用第2判定閾値は、変化量Δpが略0でないことを判定する閾値である。また、サイズ変化用第2判定閾値は、変化量rが略0でないことを判定する閾値である。CPU16は、ステップS30で得た変化量Δpおよび変化量Δrのいずれもが上記第2判定閾値以下の場合には、ステップS34を否定判定してステップS37へ進む。
In step S34, the
ステップS35へ進む場合は、主要被写体の水平または垂直方向への移動速度の変化が少ない場合や、主要被写体がデジタルカメラ1に接近しても撮像面12a上の被写体像サイズrがあまり大きくならない場合である。この場合のCPU16は、ステップS35において、連写撮影時のコマ間隔(時間t)を前コマ撮影時のコマ間隔よりさらに長くするように時間Δt2を制御するか、または、コマ速度X(コマ/秒)をより小さな値に変更するように制御して、ステップS36へ進む。ステップS35では、コマ速度Xの下限を例えば3(コマ/秒)とする。
When the process proceeds to step S35, the change in the moving speed of the main subject in the horizontal or vertical direction is small, or the subject image size r on the
ステップS37において、CPU16は、撮像面12a上の被写体像の変化度合いの有無を判定する。CPU16は、コマ間で撮影画像の明るさが異なる、コマ間で焦点調節の対象となった被写体領域の色が異なる、およびコマ間で焦点調節の対象となった被写体領域を囲むエッジの形状が異なる、の少なくとも1つに該当する場合に、ステップS37を有り判定してステップS38へ進む。CPU16は、上記いずれにも該当しない場合には、ステップS37を無し判定してステップS39へ進む。
In step S37, the
ステップS38へ進む場合は、画面内における主要被写体の位置が変わらないものの、主要被写体が跳ねたり回ったり、身体の一部を動かしたりする場合や、背景の色や明るさが変化する場合である。この場合のCPU16は、ステップS38において、連写撮影時のコマ速度X(コマ/秒)を、例えば3(コマ/秒)としてステップS36へ進む。
When the process proceeds to step S38, the position of the main subject in the screen does not change, but the main subject jumps or turns, moves a part of the body, or the background color or brightness changes. . In this case, in step S38, the
ステップS39へ進む場合は、画面内の主要被写体が静止している場合であって、背景の色も明るさも変化しない場合である。この場合のCPU16は、ステップS39において、連写撮影時のコマ速度X(コマ/秒)を、例えば最も遅い0.5(コマ/秒)とし、さらに撮像光学系11の画角αと、次コマ撮影時のシャッター速度とを制御する。画角αについては、画面に占める主要被写体の割合を大きくする(例えば1.5倍)ために画角αを狭めるべくズームアップする。シャッター速度については、露出演算(ステップS22)において決定したシャッター速度より遅く(例えば2段階)制御し、シャッター速度の変更分に応じてISO感度を下げる。CPU16は、このように制御値を変更してステップS36へ進む。
The process proceeds to step S39 when the main subject in the screen is stationary and the background color and brightness are not changed. In this case, in step S39, the
ステップS36において、CPU16は、時間Δt2をカウントして図2のステップS27へ戻り、撮影を繰り返す。これにより、コマ間隔t2をおいて次コマの連写撮影を行うか、または、コマ速度Xにおいて連写撮影を行う。CPU16は、図2のステップS30において連写3コマ目以降のコマ間隔(すなわち待ち時間Δt(n+1))を算出する場合には、前々コマの撮像タイミングから、前コマの撮像タイミングまでの時間をフレーム間隔Δtnとし、前々コマの撮影画像における被写体像のサイズrと前コマの撮影画像における被写体像のサイズrとの差を変化量Δrとして、上記演算を行う。
In step S36, the
このように、撮影指示が行われている間、すなわち全押しスイッチ20bがオンしている間、撮像面12a上の被写体像の変化度合いに基づいて演算したコマ速度で連写撮影する。CPU16は、全押しスイッチ20bがオフすると新たな撮像を行わずに、取得済みの各コマの画像に基づいてそれぞれ生成した静止画像データをメモリカード50へ記録する。
As described above, while the shooting instruction is performed, that is, while the full-
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)デジタルカメラ1のCPU16は、撮像素子12により、所定のフレームレートでモニタ画像を取得させ、モニタ画像から被写体を抽出し、抽出した被写体のフレーム間における変化に基づいて、被写体を連続撮影する際のコマ速度を演算し、演算したコマ速度で連続撮影するように撮像素子12を制御する。CPU16はさらに、被写体の変化の大きさが大きいほど10コマ/秒へ近づけるようにコマ速度を速め、被写体の変化の大きさが小さいほど10コマ/秒より低速の0.5コマ/秒へ近づけるようにコマ速度を遅くし、モニタ画像の明るさ、被写体の色、および被写体の形状の少なくとも1つが変化する場合は、コマ速度を0.5コマ/秒より速める。これにより、コマ間で適切な変化を有するように連写撮影を行うことができる。とくに、被写体がその場で変化している場面、例えば、徒競走でゴール後のランナー、立ち止まったよちよち歩きの子供、回っている独楽、ラジオ体操する人などを、適切に連写できる。また、例えば、背景の明るさ、背景の色が変化する舞台などを、適切に連写できる。
According to the embodiment described above, the following operational effects can be obtained.
(1) The
(2)CPU16は、コマ速度を略0.5コマ/秒にする場合に、該0.5コマ/秒より速いコマ速度(例えば3コマ/秒)の場合と比べて撮像光学系11の画角を狭くするように制御するようにしたので、低速時の連写撮影では、主要被写体をより大きく写せる。
(2) When the frame speed is set to approximately 0.5 frames / second, the
(3)CPU16は、コマ速度を略0.5コマ/秒にする場合に、該0.5コマ/秒より速いコマ速度(例えば3コマ/秒)の場合と比べて連続撮影する際のシャッター速度を遅くするように制御したので、低速時の連写撮影において、ISO感度を下げてノイズを低減し得る。
(3) When the frame speed is set to approximately 0.5 frames / second, the
(変形例1)
上述した実施形態CPU16は、撮像されている被写体像の変化度合いの有無に基づいて、連写コマ速度Xを低速側下限値=0.5(コマ/秒)に近づけるか、それより速い3(コマ/秒)とするかを決定した(ステップS37−S39)。これに加えて、主要被写体が人物の「顔」である場合において、当該「顔」がカメラ方向を向いているか否かに基づいて、連写コマ速度Xを低速側下限値=0.5(コマ/秒)に近づけるか、それより速い3(コマ/秒)とするかを決定してもよい。
(Modification 1)
The above-described
変形例1においてCPU16は、当該「顔」がカメラ方向を向いていない場合において、連写コマ速度Xを低速側下限値=0.5(コマ/秒)に近づける。CPU16は、当該「顔」がカメラ方向を向いている場合において、それより速い3(コマ/秒)とする。「顔」がカメラ方向を向いているか否かの判定は、例えば、顔領域に両眼が含まれていればカメラ方向を向いていると判定し、顔領域に両眼が含まれていなければカメラ方向を向いていないと判定する。変形例1によれば、例えば、徒競走でゴール後のランナー、立ち止まったよちよち歩きの子供などが、カメラに気づいて何らかの動きを行う場面を適切に連写し得る。
In the first modification, when the “face” is not facing the camera, the
(変形例2)
上述した実施形態では、撮像素子12の撮像面12aの大きさ(フレームサイズSvまたはSh)と、撮像素子12の撮像面12aに占める被写体像の被写体像サイズの変化量Δrの関係から、コマ間隔Δt2を算出した。この代わりに、撮像光学系11の焦点距離fに基づいて求めた画角αと、全押し操作(S26)直前に得た被写体距離Lおよび全押し操作(S26)後1コマ目の撮影時に得た被写体距離Lの差ΔLと、を用いてコマ間隔Δt2を算出してもよい。コマ間隔Δt2の算出は、次のような手順で行われる。
(Modification 2)
In the above-described embodiment, the frame interval is determined from the relationship between the size (frame size Sv or Sh) of the
変形例2におけるCPU16は、ステップS21(図2)の終了後、撮像光学系11の焦点距離fに基づいて画角αを決定する。一般に、撮像素子12の撮像面のフレームサイズをS(mm)とすると、次式(7)が成立する。
S/2 = f×tan (α/2)………………………(7)
ただし、fは焦点距離(mm)である。CPU16は、レンズ駆動部21から取得したズームレンズ位置を示す情報に基づいて焦点距離fを求め、撮像素子12のフレームサイズSおよび焦点距離fを上式(7)に代入して画角αを求める。ズームレンズ位置と焦点距離fとの関係を示すデータは、あらかじめ不揮発性メモリ17に格納されている。
The
S / 2 = fx tan (α / 2) ... (7)
Here, f is a focal length (mm). The
図8は、35mm版システム(水平方向のフレームサイズSh=36mm×垂直方向のフレームサイズSv=24mm)に換算した焦点距離f(mm)と画角αとの関係を例示する図である。水平方向の画角αhと、垂直方向の画角αvとを、それぞれ単位(deg)で表したものである。 FIG. 8 is a diagram illustrating the relationship between the focal length f (mm) and the angle of view α converted into a 35 mm plate system (horizontal frame size Sh = 36 mm × vertical frame size Sv = 24 mm). The angle of view αh in the horizontal direction and the angle of view αv in the vertical direction are each expressed in units (deg).
CPU16は、スポーツモードの場合においては次式(8)とおき、通常モードの場合には次式(9)とおいて、次式(10)により時間Δt2を算出する。
10=S/Δr
=2×f×tan (α/2)/Δr…………………(8)
5=S/Δr
=2×f×tan (α/2)/Δr…………………(9)
ただし、符号fは撮像光学系11の焦点距離である。符号αは式(7)の画角に相当する。
Δt2=Δr×Δt1/(2×tan (α/2)×ΔL)…(10)
The
10 = S / Δr
= 2 × f × tan (α / 2) / Δr (8)
5 = S / Δr
= 2 × f × tan (α / 2) / Δr (9)
Here, the symbol f is the focal length of the imaging
Δt2 = Δr × Δt1 / (2 × tan (α / 2) × ΔL) (10)
上式(8)の意味は、カメラ方向に向かってくる(あるいは遠ざかる)被写体の撮像面12aにおける被写体像サイズrの変化量Δrが、撮像面12aのフレームサイズS(水平方向)相当になるまでの間に略10コマ撮影するように連写コマ速度を演算することである。また、上式(9)の意味は、カメラ方向に向かってくる(あるいは遠ざかる)被写体の撮像面12aにおける被写体像サイズrの変化量Δrが、撮像面12aのフレームサイズS(水平方向)相当になるまでの間に略5コマ撮影するように連写コマ速度を演算することである。
The meaning of the above equation (8) means that the amount of change Δr of the subject image size r on the
(変形例3)
上述した実施形態では、レリーズボタンの全押し操作が終了した場合に連写を終了する例を説明したが、これに加えて、主要被写体が接近して撮影画面(画角)外へはみ出す場合にも自動的に連写撮影を終了するように構成してもよい。変形例3のCPU16は、連写撮影で取得した最新コマの画像について、撮像面12a上の被写体像サイズrがフレームサイズSvまたはShに収まらない場合に連写撮影を終了させる。
(Modification 3)
In the above-described embodiment, an example in which continuous shooting is ended when the release button is fully pressed has been described, but in addition to this, when the main subject approaches and protrudes outside the shooting screen (view angle). Alternatively, the continuous shooting may be automatically terminated. The
(変形例4)
変形例3で、被写体が移動して撮影画面から外れたことにより連写撮影を終了した場合において、連写撮影終了後もレリーズボタンの全押し操作が継続されている間に主要被写体が再び撮影画面に含まれるようになった場合には、終了した連写撮影を再開してもよい。この場合のCPU16は、例えば、追尾していた「顔」と同じ「顔」が再び撮影画面に含まれるようになった場合に連写撮影を再開させる。
(Modification 4)
In the third modification example, when the continuous shooting is terminated because the subject has moved away from the shooting screen, the main subject is captured again while the release button is fully pressed even after the continuous shooting is completed. When it comes to be included in the screen, the continuous shooting that has ended may be resumed. In this case, for example, the
(変形例5)
連写撮影中に、焦点距離fが変化した場合には、ステップS23(図2)まで戻って上述した処理を繰り返すようしてもよい。これによってCPU16は、最新の焦点距離情報、被写体距離情報に基づいて連写コマ速度を決めることができる。なお、連写コマ速度の演算を新たに行う前に、不図示のランプを点滅させたり、スピーカ23から警告音を発生させるなどして、連写撮影中に焦点距離fが変化したことをユーザーに知らせるようにしてもよい。この場合のユーザーは、例えば、連写撮影を新たにやり直すことができる。
(Modification 5)
If the focal length f changes during continuous shooting, the process described above may be repeated by returning to step S23 (FIG. 2). As a result, the
(変形例6)
上述した説明では、低速で移動する被写体を連写撮影する「通常」モードと、「通常」モードの場合より高速で移動する被写体を連写撮影する「スポーツ」モードとの切替えをユーザー操作によって行う(ステップS21)例を説明した。このような設定に代えて、撮像面12a上の被写体像の変化度合いに基づいてCPU16が自動的に切替えるようにしてもよい。被写体像の変化度合いは、被写体像の移動速度やサイズの変化量から判断すればよい。その際、被写体の前後方向への移動に関しては、被写体距離の変化量に基づいて判断するとよい。
(Modification 6)
In the above description, switching between the “normal” mode for continuously shooting a subject moving at low speed and the “sport” mode for continuously shooting a subject moving at a higher speed than in the “normal” mode is performed by a user operation. (Step S21) An example has been described. Instead of such setting, the
(変形例7)
ライブビュー表示を行うデジタルカメラ1を例に説明したが、一眼レフタイプのカメラのように、通常時にライブビュー表示を行わないカメラにも本発明を適用できる。この場合には、例えば、測光用イメージセンサによって取得される画像に基づいて被写体の抽出を行なう。
(Modification 7)
Although the
(変形例8)
上記実施形態では、「オートコマ速連写」を行う場合に、CPU16が決定した連写コマ速度(コマ間隔)で撮像素子12に画像を取得させ、各コマの画像に基づいてそれぞれ生成した静止画像データをメモリカード50へ記録する例を説明した。この代わりに、撮像素子12で撮像した画像を一旦バッファメモリ18にバッファリングしておき、バッファメモリ18内の所定コマの画像を静止画像データとしてメモリカード50へ記録するようにしてもよい。
(Modification 8)
In the above-described embodiment, when “automatic frame speed continuous shooting” is performed, the
具体的には、撮像素子12に所定コマ速度(例えば、10コマ/秒)で連続して画像を取得させ、取得された複数のフレーム画像を順次(時系列に)バッファメモリ18にバッファリングしておく。CPU16は、上述したように記録用の連写コマ間隔を決定し、バッファメモリ18内の画像のうち、決定したコマ間隔に対応するフレーム画像を抽出して静止画像データをメモリカード50へ記録する。
Specifically, the
例えば、決定した記録用の連写コマ間隔が10コマ/秒相当の場合はバッファメモリ18内に時系列に蓄積された全コマの画像をメモリカード50へ記録し、決定した記録用の連写コマ間隔が5コマ/秒相当の場合はバッファメモリ18内に時系列に蓄積された画像を1コマおきに読出してメモリカード50へ記録する。同様に、決定した記録用の連写コマ間隔が3コマ/秒相当の場合は、バッファメモリ18内に時系列に蓄積された画像を2コマおきに読出してメモリカード50へ記録する。このように、記録画像のコマ間で適切な変化を有するようにメモリカード50へ記録する連写撮影を行うことができる。
For example, when the determined continuous shooting frame interval for recording is equivalent to 10 frames / second, images of all frames accumulated in time series in the
(変形例9)
上記実施形態では、全押し操作(S26)直前の画像と全押し操作(S26)後1コマ目の撮像画像から、被写体像の移動量Δpまたは被写体像のサイズ変化量Δrを求め、それに基づいて、連写撮影時のコマ速度やコマ間隔を求めた。しかし、コマ速度やコマ間隔は、これら2画像に基づいて求めることに限定されない。例えば、全押し操作(S26)前の2フレームのライブビュー画像により被写体像の移動量Δpまたは被写体像のサイズ変化量Δrを求め、それに基づいて、連写撮影時のコマ速度やコマ間隔を求めてもよい。2フレームのライブビュー画像は適当な時間間隔を隔てていてもよいし、連続していてもよい。
(Modification 9)
In the above embodiment, the movement amount Δp of the subject image or the size change amount Δr of the subject image is obtained from the image immediately before the full-pressing operation (S26) and the captured image of the first frame after the full-pressing operation (S26). The frame speed and frame interval during continuous shooting were obtained. However, the frame speed and the frame interval are not limited to being obtained based on these two images. For example, the movement amount Δp of the subject image or the size change amount Δr of the subject image is obtained from the two frames of the live view image before the full-pressing operation (S26), and the frame speed and the frame interval during continuous shooting are obtained based on the movement amount Δp. May be. Two frames of live view images may be separated by an appropriate time interval or may be continuous.
(変形例10)
デジタルカメラ1を例に説明したが、連写撮影機能を備えるものであれば、携帯電話機やタブレット端末などの電子機器にも本発明を適用して構わない。
(Modification 10)
Although the
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。 The above description is merely an example, and is not limited to the configuration of the above embodiment.
1…デジタルカメラ
11…撮像光学系
12…撮像素子
14…画像処理部
15…液晶モニタ
16…CPU
18…バッファメモリ
19…記録再生部
20…操作部材
21…レンズ駆動部
26…姿勢センサ
50…メモリカード
DESCRIPTION OF
18 ...
Claims (4)
被写体像を前記撮像素子の撮像面に結像させる撮像光学系と、
前記撮像素子により、所定のフレームレートでモニタ画像を取得させるライブビュー画像取得部と、
前記モニタ画像から被写体を抽出する被写体抽出部と、
前記被写体抽出部で抽出された前記被写体のフレーム間における変化に基づいて、前記被写体を連続撮影する際のコマ速度を演算するコマ速度演算部と、
撮影指示に応じて複数の静止画像を連続撮影する撮影部と、
前記コマ速度演算部で演算された前記コマ速度で連続撮影するように前記撮影部を制御する制御部と、
前記撮影部により撮影された静止画像を記録媒体に記録する画像記録部と、
を備え、
前記コマ速度演算部は、前記被写体の変化の大きさが大きいほど第1コマ速度へ近づけるように前記コマ速度を速め、前記被写体の変化の大きさが小さいほど前記第1コマ速度より低速の第2コマ速度へ近づけるように前記コマ速度を遅くし、前記モニタ画像の明るさ、前記被写体の色、および前記被写体の形状の少なくとも1つが変化する場合は、前記コマ速度を前記第2コマ速度より速めることを特徴とする撮像装置。 An image sensor for capturing a subject image;
An imaging optical system that forms a subject image on the imaging surface of the imaging device;
A live view image acquisition unit for acquiring a monitor image at a predetermined frame rate by the imaging element;
A subject extraction unit for extracting a subject from the monitor image;
A frame speed calculation unit that calculates a frame speed when continuously shooting the subject based on a change between frames of the subject extracted by the subject extraction unit;
A shooting unit for continuously shooting a plurality of still images in accordance with shooting instructions;
A control unit that controls the imaging unit to continuously shoot at the frame speed calculated by the frame speed calculation unit;
An image recording unit for recording a still image captured by the imaging unit on a recording medium;
With
The frame speed calculation unit increases the frame speed so as to approach the first frame speed as the magnitude of the change in the subject increases, and decreases with a first speed that is lower than the first frame speed as the magnitude of the change in the subject decreases. When the frame speed is decreased so as to approach the two-frame speed and at least one of the brightness of the monitor image, the color of the subject, and the shape of the subject changes, the frame speed is set to be higher than the second frame speed. An imaging apparatus characterized by speeding up.
前記被写体抽出部はさらに、前記モニタ画像から前記被写体の顔領域を抽出し、
前記コマ速度演算部はさらに、前記モニタ画像の明るさ、前記被写体の色、および前記被写体の形状のいずれの変化がなくても、前記被写体抽出部で抽出された前記被写体の顔が前記撮像光学系へ向いている場合は、前記コマ速度を前記第2コマ速度より速めることを特徴とする撮像装置。 The imaging device according to claim 1,
The subject extraction unit further extracts a face area of the subject from the monitor image,
The frame speed calculation unit further detects the subject's face extracted by the subject extraction unit without any change in the brightness of the monitor image, the color of the subject, and the shape of the subject. An image pickup apparatus characterized in that the frame speed is made faster than the second frame speed when facing the system.
前記コマ速度演算部によって前記第2コマ速度が演算される場合に、前記第2コマ速度より速いコマ速度の場合と比べて前記撮像光学系の画角を狭くする画角制御部をさらに備えることを特徴とする撮像装置。 The imaging device according to claim 1 or 2,
When the second frame speed is calculated by the frame speed calculation unit, an angle of view control unit that narrows the angle of view of the imaging optical system as compared with the case of a frame speed faster than the second frame speed is further provided. An imaging apparatus characterized by the above.
前記コマ速度演算部によって前記第2コマ速度が演算される場合に、前記第2コマ速度より速いコマ速度の場合と比べて前記連続撮影する際のシャッター速度を遅くするシャッター速度制御部をさらに備えることを特徴とする撮像装置。
In the imaging device according to any one of claims 1 to 3,
When the second frame speed is calculated by the frame speed calculation unit, a shutter speed control unit is further provided that slows down the shutter speed during continuous shooting compared to a case where the frame speed is faster than the second frame speed. An imaging apparatus characterized by that.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018011287A (en) * | 2016-07-05 | 2018-01-18 | 株式会社ニコン | Image processing apparatus, imaging apparatus, image processing program, and display device |
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2013
- 2013-02-18 JP JP2013029136A patent/JP2014158221A/en active Pending
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