JP2014158217A - 除菌システム、端末装置、除菌装置、および除菌方法 - Google Patents

除菌システム、端末装置、除菌装置、および除菌方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に端末装置を除菌することのできる除菌システムを提供する。
【解決手段】充電器および電話機を含む充電システムでは、電話機が充電器の除菌動作位置にセットされたときの、電話機の汚れ度合いを表わす指標の指標値に基づいて除菌動作の動作量が設定され(S2)、電話機が除菌動作位置にセットされた状態で、充電器において設定された動作量で除菌動作が行なわれる(S3)。設定された動作量での除菌動作が完了、または電話機が除菌動作位置にセットされた状態を脱すると、除菌動作が終了し(S4)、充電器で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて、電話機についての指標値が更新される(S6)。
【選択図】図8

Description

この発明は除菌システム、端末装置、除菌装置、および除菌方法に関し、特に、端末装置を除菌する除菌システム、端末装置、除菌装置、および除菌方法に関する。
携帯電話などの携帯可能な端末装置が長時間使用されることで細菌等が付着することがある。そこで、このような端末装置を適切なタイミングで除菌することが提案されている。
たとえば特開2010−11411号公報(以下、特許文献1)は、消臭剤を噴霧する機構を搭載した、携帯電話を充電するための充電器を開示している。詳しくは、充電器は、携帯電話から通話履歴および消臭履歴を取得して最終消臭日付から所定の充電開始動作までの通話時間を算出し、算出された通話時間が予め定められた所定時間を超えている場合に携帯電話に消臭剤を噴霧する制御を行なう。
特開2010−11411号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術を採用して除菌動作を行なうとすると、携帯電話の通常の使用形態では、発着信操作により除菌動作が頻繁に中断される可能性がある。一方で、除菌動作中の携帯電話の使用を制限すると不便であり、また、使用中も除菌動作を継続する構成とするとノイズが混入して通話品質が低下したり、使用し難くなったりする可能性もある。
一方で、中断された次の除菌動作の際に改めて除菌動作を行なうか否かの判断からやり直すとすると、中断された除菌動作の分、動作の無駄が発生してしまうことにもなる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、効率的に端末装置を除菌することのできる除菌システム、端末装置、除菌装置、および除菌方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、除菌システムは、端末装置と、予め除菌動作を行なう位置として規定された位置である除菌動作位置にセットされた端末装置を除菌可能な除菌装置とを含む除菌システムであって、端末装置の汚れ度合いを表わす指標に関連した端末装置の使用量を検知するための検知手段と、検知された使用量に基づいて、指標の指標値を算出するための管理手段と、指標値を記憶するための記憶手段と、端末装置が除菌動作位置にセットされたときの指標値に基づいて除菌装置での除菌動作の動作量を設定し、端末装置が除菌動作位置にセットされた状態において除菌装置に除菌動作を行なわせるための制御手段とを備える。制御手段は、端末装置が除菌動作位置にセットされた状態を脱すると除菌装置に除菌動作を終了させ、管理手段は、さらに、除菌装置で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて、記憶手段に記憶される指標値を更新する。
好ましくは、管理手段は、除菌装置での除菌動作が終了すると、その除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに応じて記憶手段に記憶される指標値を減じ、制御手段は、次の除菌動作の際に、管理手段によって減じられた指標値に基づいて動作量を設定する。
好ましくは、端末装置は、検知手段、管理手段、記憶手段、および除菌装置と通信するための通信手段を含み、除菌装置は、制御手段および端末装置と通信するための通信手段を含む。そして、端末装置は、指標値を除菌装置に対して送信する第1の動作と、除菌装置から受信した除菌完了度合いに基づいて記憶手段に記憶される指標値を更新する第2の動作と、を行なう。また、除菌装置は、端末装置から受信した指標値に基づいて除菌動作の動作量を設定し、端末装置が除菌動作位置にセットされた状態において除菌動作を実行する第3の動作と、第3の動作で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いを、端末装置に対して送信する第4の動作と、を行なう。
好ましくは、指標に関連した使用量は、予め規定された端末装置にユーザが接触または接近した状態での端末装置の使用量を含み、検知手段は、端末装置に配置された端末装置への接触または接近を検知するためのセンサからのセンサ信号に基づいて端末装置の使用量を検知する。
より好ましくは、指標に関連した端末装置の使用量は、除菌装置の除菌動作位置にセットされた状態を脱してからの期間と、端末装置への接触が検知されている期間と、端末装置に備えられる入力部への接触または接近を伴う入力期間と、端末装置の動作期間と、のうちのいずれか1つである。
好ましくは、検知手段は、端末装置の汚れ度合いを表わす指標に関連した端末装置の使用量として、複数の指標に関連した端末装置の使用量を検知し、管理手段は、検知された複数の指標に関連した使用量に基づいて複数の指標それぞれの指標値を算出し、制御手段は、除菌動作位置にセットされたときの複数の指標のうちの少なくとも2以上の指標の指標値に基づいて除菌装置での除菌動作の動作量を設定し、管理手段は、除菌装置で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて記憶手段に記憶される複数の指標それぞれの指標値を更新する。
本発明の他の局面に従うと、端末装置は、端末装置の汚れ度合いを表わす指標に関連した端末装置の使用量を検知するための検知手段と、検知された使用量に基づいて、指標の指標値を算出するための管理手段と、指標値を記憶するための記憶手段と、除菌装置と通信するための通信手段と、当該端末装置の除菌を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、通信手段を用いて指標値を除菌装置に対して送信する第1の動作と、通信手段を用いて除菌装置から受信した、除菌装置で行なわれた当該端末装置に対する除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて、管理手段を用いて、記憶手段に記憶される指標値を更新する第2の動作と、を実行する。
本発明のさらに他の局面に従うと、除菌装置は予め除菌動作を行なう位置として規定された位置である除菌動作位置にセットされた端末装置を除菌可能な除菌装置であって、端末装置と通信するための通信手段と、除菌動作を制御するための制御手段とを備える。制御手段は、端末装置が除菌動作位置にセットされたときの、端末装置の汚れ度合いを表わす指標の指標値に基づいて除菌動作の動作量を設定し、端末装置が除菌動作位置にセットされた状態において除菌動作を実行する。
好ましくは、除菌装置は、端末装置ごとに指標値を記憶するための記憶手段と、制御手段で実行された除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて、記憶手段に記憶される、除菌動作の対象となった端末装置についての指標値を更新する管理手段とをさらに備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、充電器は端末装置を充電可能な充電器であって、上記の除菌装置を搭載する。
本発明のさらに他の局面に従うと、除菌方法は、予め除菌動作を行なう位置として規定された位置である除菌動作位置にセットされた端末装置を除菌可能な除菌装置を用いて、端末装置を除菌する方法であって、端末装置が除菌動作位置にセットされたときの、端末装置の汚れ度合いを表わす指標の指標値に基づいて除菌動作の動作量を設定するステップと、端末装置が除菌動作位置にセットされた状態で、除菌装置において動作量で除菌動作を行なうステップと、動作量での除菌動作が完了、または端末装置が除菌動作位置にセットされた状態を脱すると、除菌装置での除菌動作を終了するステップと、除菌装置で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて、除菌動作の対象となった端末装置についての指標値を更新するステップとを備える。
この発明によると、除菌対処の端末装置を効率的に除菌することができる。また、除菌動作の消費エネルギーを抑えることができる。
実施の形態にかかる除菌システムの構成の具体例を示す概略図である。 除菌システムに含まれる充電器の装置構成の具体例を示すブロック図である。 除菌ユニットの一例としてのイオン発生装置の具体例を表わした概略図である。 イオン発生装置のケース内の回路構成の具体例を表わした図である。 イオン発生装置の、正極側の回路の詳細な具体例を表わした図である。 除菌システムに含まれる電話機の装置構成の具体例を示すブロック図である。 除菌システムでの動作概要を表わした図である。 除菌システムで除菌動作が行なわれる際の、情報の流れを表わす図である。 充電器の機能構成の具体例を示すブロック図である。 電話機の機能構成の具体例を示すブロック図である。 充電器での動作の流れを表わすフローチャートである。 電話機での動作の流れを表わすフローチャートである。 電話機でのパラメータを検出する動作の具体例を表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる除菌システム1の構成の具体例を示す概略図である。図1を参照して、除菌システム1は、除菌装置を搭載した充電器100と、除菌対象の端末装置である電話機200とを含む。この例では、充電器100が除菌装置を搭載することで充電器100の一部分が除菌装置として機能するものとするが、充電機能を有さず、除菌装置そのものであってもよい。電話機200は、携帯電話機であってもよいし、充電器100を親機とした子機であってもよいし、無線通話機であってもよい。
さらに図1を参照して、充電器100は、一例として、電話機200がその内部にセット(固定)可能なホルダ形状のクレードル部2を有する。ホルダ内部には、イオン発生装置14と、図示しない充電端子を備えた充電装置16と、通信部17とが配されている。また、充電器100の外部から見やすい位置にディスプレイ13が配されていてもよい。
電話機200は、外側に面した位置に配された、入力装置の一例であるキー(キー群)24およびマイク25と、ディスプレイ23と、スピーカ26とを含む。また、充電器100のクレードル部2にセットされた状態で充電装置16および通信部17にそれぞれ対応する位置に、充電装置29および第1通信部28が配される。また、電話機200の把持位置に、接触を検知するためのセンサ27が配される。
充電器100に備えられた充電装置16は、図示しない充電端子が電話機200の充電装置29に接触することで、充電装置29に対して電力を供給する。充電装置29は、供給された電力を電話機200の図示しない蓄電池に蓄電する。
クレードル部2のホルダ形状は、好ましくは、セット可能な電話機200の向きを規定する。その際、双方の充電装置および通信部は、セットされた際に接する位置に配される。
充電器100の通信部17と、電話機200の第1通信部28とは、一例として、規定された近距離となって通信可能となってもよい。このようにすることで、電話機200が充電器100にセットされた状態またはセットされた状態を脱した直後で通信可能となり、セットの検知も可能となる。もちろん、これら通信部は距離に関わらず通信が可能であり、通信部とは別に、電話機200が規定された方向に充電器100にセットされたことを検知する機構(ハードウェアスイッチ、磁界強度検出、センサ等)が設けられてもよい。さらに、電話機200が規定された方向に充電器100にセットされたことを検知する機構は、双方の充電装置16,29が兼用するものであってもよい。
イオン発生装置14は除菌ユニットの一例であり、除菌剤としてのイオンをクレードル部2内に放出する。好ましくは、イオン発生装置14は、クレードル部2に電話機200がセットされた状態で図示しない放出孔が電話機200の入力装置(キー(キー群)24およびマイク25)およびスピーカ26に向かう方向に配される。従って、クレードル部2に電話機200がセットされた状態が、後述する除菌動作に適した位置(以下、除菌動作位置とも称する)に電話機200がセットされた状態であると言える。
<装置構成>
図2は、充電器100の装置構成の具体例を示すブロック図である。図2を参照して、充電器100は、装置全体を制御するための制御装置であるCPU(Central Processing Unit)10と、メモリとして機能する、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read Only Memory)11、およびCPU10でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM(Random Access Memory)12と、ディスプレイ13と、除菌ユニットの一例としてのイオン発生装置14および除菌剤としてイオン発生装置14から放出されたイオンをクレードル部2内に噴霧するためのファン15と、充電装置16と、電話機200と通信するための通信部17とを含む。
制御装置としてのCPU10は、充電装置16および通信部17に電気的に接続されて、上記プログラムを実行することで充電装置16による電話機200の充電、および通信部17による電話機200との通信を制御すると共に、これらまたは他の機構を用いて、電話機200がクレードル部2にセットされたこと、つまり、電話機200が除菌動作位置にセットされたこと、またはセットされた状態を脱したことを検知する。
CPU10は、さらに、イオン発生装置14およびファン15に電気的に接続されて、上記プログラムを実行することでイオン発生装置14およびファン15の駆動を制御する。CPU10がこれらを駆動させることでクレードル部2内に除菌剤としてのイオンを放出させる動作を、除菌動作とも称する。
図3は、除菌ユニットの一例としてのイオン発生装置14の具体例を表わした概略図である。図3を参照して、イオン発生装置14は、一例として、2箇所削孔された直方体のケースを有し、該ケースから図示しない12V程度の直流電源に接続するためのラインが伸びる。2つの孔のほぼ中央には、それぞれ、正極の針状電極41Aと、負極の針状電極41Bとが位置する。
図4は、イオン発生装置14のケース内の回路構成の具体例を表わした図である。また、図5は、イオン発生装置14の、正極側の回路の詳細な具体例を表わした図である。
図4を参照して、ケース内の回路構成の具体例としては、大きくは、正極側の回路と負極側の回路とからなり、それぞれ、スイッチ42A,42Bによって、直流電源に接続/非接続となる。スイッチ42A,42Bの開閉は、CPU10によって制御される。各回路は、トランジスタと圧電素子とを有する直流を交流に変換するための変換回路と、高圧発生回路43A,43Bとを含む。
より詳しくは、図5を参照して、スイッチ42Aが閉じると、1.5V〜12V程度である直流電源からの電流は変換回路によって直流に変換され、ダイオードによって正極側に整流された後に保護回路を経て高圧発生回路43Aに入力される。高圧発生回路43Aは圧電素子を含み、正極側に整流された入力電圧を昇圧させて高電圧を発生させる。高電圧は正極の針状電極41Aに供給され、電極41Aの先端でコロナ放電が生じる。これにより、正イオンが発生し、電極41Aが設けられたイオン発生装置14のケースの孔からケース外に放出される。
負極側の回路についても、図5の回路のダイオードの向きを逆とするのみで、後は同様である。すなわち、スイッチ42Bが閉じると、負極の針状電極41Bの先端でもコロナ放電が生じ、これにより負イオンが発生してケース外に放出される。
ここで、正イオンは、水素イオン(H+)の周囲に複数の水分子が付随したクラスターイオンであり、H+(H2O)m(mは任意の自然数)として表わされる。また負イオンは、酸素イオン(O2-)の周囲に複数の水分子が付随したクラスターイオンであり、O2-(H2O)n(nは任意の自然数)として表わされる。
正イオンおよび負イオンの両極性のイオンを放出する場合には、空気中の正イオンであるH+(H2O)m(mは任意の自然数)と、負イオンであるO2-(H2O)n(nは任意の自然数)とを略同等量発生させることにより、両イオンがカビ菌やウィルスの周りを取り囲み、その際に生成される活性種の水酸化ラジカル(・OH)の作用により、カビ菌などを除去することが可能となる。
CPU10がスイッチ42A,42Bの両スイッチをONとすることでイオン発生装置14では正負両極のイオンが発生し、スイッチ42Aまたはスイッチ42Bのうちの規定されているいずれか一方をONし、他方をOFFすることで正負いずれかの単極のイオンが発生する。除菌剤として正負両極のイオンが用いられてもよいし、正負いずれかの単極のイオンが用いられてもよいし、ユーザ操作などに従ってこれらが切り替えられてもよい。
イオン発生装置14は除菌ユニットの一例であり、除菌装置としての充電器100に含まれる除菌ユニットはこれに限定されない。除菌剤を放出(噴霧)可能な除菌ユニットであれば、除菌液を噴霧する装置など、他の装置であってもよい。
図6は、電話機200の装置構成の具体例を示すブロック図である。図6を参照して、電話機200は、装置全体を制御するための制御装置であるCPU20と、メモリとして機能する、CPU20で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM21およびCPU20でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM22と、ディスプレイ23と、入力装置の一例であるキー(キー群)24およびマイク25と、スピーカ26と、接触を検知するためのセンサ27と、充電器100と通信するための第1通信部28と、充電装置29と、他の電話機との間で通話やデータ通信(ファクシミリ送受信、メール送受信、等)などの通信を行なうための第2通信部30とを含む。
制御装置としてのCPU20は、入力装置としてのキー(キー群)24およびマイク25と電気的に接続されて、これら入力装置に対するユーザ操作(キー操作、音声入力)に応じた操作信号(タッチ信号、音声信号)の入力を受け付けて、それに従って上記プログラムを実行する。また、CPU20は、上記プログラムに従って入力装置からの操作信号から必要な値を算出し、その値をメモリとしてのROM21やRAM22に書き込む。
CPU20は、さらにセンサ27に電気的に接続されて、センサ27から接触があることを表わすセンサ信号の入力を受け付ける。CPU20は、上記プログラムに従ってセンサ信号から必要な値を算出し、その値をメモリとしてのROM21やRAM22に書き込む。
CPU20は、さらに第1通信部28に接続されて、上記プログラムに従って充電器100との間の通信を制御すると共に、第1通信部28での通信の可否または他の機構を用いて、電話機200がクレードル部2にセットされたこと、つまり、電話機200が除菌動作位置にセットされたこと、またはセットされた状態を脱したことを検知する。
CPU20は、さらに第1通信部28に接続されて、上記プログラムに従って電話機200と他の電話機との間の通信を制御する。CPU20は、上記プログラムに従ってこの通信から必要な値を算出し、その値をメモリとしてのROM21やRAM22に書き込む。
<動作概要>
図7は、実施の形態にかかる除菌システム1での動作概要を表わした図である。図7を参照して、電話機200が充電器100のクレードル部2にセットされ、除菌動作位置にセットされると(図7(A))、除菌動作が開始する。すなわち、イオン発生装置14から除菌剤としてのイオンが放出され、ファン15によってクレードル部2内の電話機200に噴霧される(図7(B))。好ましくは、図7(B)に表わされたように、ホルダ形状であるクレードル部2には電話機200の入力装置(キー(キー群)24およびマイク25)まで挿入される。これにより、入力装置により多くのイオンが噴霧されることになる。
着信などによってクレードル部2から電話機200が取り上げられ、電話機200が除菌動作位置へのセット状態から脱すると、除菌動作が終了する(図7(C))。
図8は、除菌システム1で除菌動作が行なわれる際の、情報の流れを表わす図である。
図8を参照して、ユーザが電話機200を充電器100のクレードル部2にセットし除菌動作位置にセットされた状態となると、電話機200からパラメータが充電器100に対して送信される(ステップS1)。
上記パラメータは、電話機200の汚れ度合いを表わす、予め規定した指標の指標値である。汚れ度合いを表わす指標には、電話機200にユーザが接触または接近した状態のさまざまな使用形態での使用時間が該当する。電話機200にユーザが接触または接近した状態での使用形態としては、電話機200を手で把持する使用形態、キー24に指でタッチする使用形態、マイク25に口を接近させて発話する使用形態、電話機200を充電器100のクレードル部2から取り外して除菌動作をしていない使用形態、などが挙げられる。そこで、CPU20は、電話機200がクレードル部2にセットされていない状態の継続期間、電話機200への接触が検知されている期間、電話機200の入力装置(キー(キー群)24およびマイク25)への接触または接近を伴う入力期間として、キー(キー群)24の操作時間や操作回数およびマイク25への音声入力時間(つまり、通話時間)、および、電話機200の動作期間としての通信時間のうちの少なくとも1つの期間(時間、回数)を検知(測定)し、その検知信号に基づいて上記指標の指標値として汚れ度合いを表わすパラメータを算出する。そして、電話機200のCPU20は、メモリとしてのROM21やRAM22に記憶しておく。なお、上記パラメータは2以上であってもよい。その場合、CPU20は、上記の期間(時間、回数)のうちの2以上の期間を検知(測定)し、その検知信号に基づいて複数の指標それぞれの指標値として汚れ度合いを表わすパラメータを算出する。
除菌動作位置に電話機200がセットされたことを検知すると、上記ステップS1で電話機200のCPU20は、上記パラメータを充電器100に対して送信する。複数のパラメータが算出されている場合には、CPU2は、それらすべて、または複数のパラメータのうちの後述するステップS2での除菌動作の動作量の設定に用いる2以上のパラメータを充電器100に対して送信する。なお、この場合、いずれのパラメータを除菌動作の動作量の設定に用いるかは、たとえば装置の特性(通話に適した装置かメール送受信やウェブ閲覧などの操作に適した装置か、等)や、ユーザの使用状況(通話メインが、メール送受信やウェブ閲覧などの操作メインか、等)に応じて予め規定されていてもよいし、ユーザによって上記の内容等を考慮して選択可能であってもよい。
上記のパラメータはその値(指標値)が電話機200の汚れ度合いを表わすものであるため、汚れ度合いが高い(値が大きい)ほど、より強力な除菌が必要、つまり、除菌動作の動作量を大きくする必要がある。また、動作量の大きい除菌動作が行なわれる、つまり、強力な除菌がなされるほど、電話機200の汚れ度合いが低く(値が小さく)なる。
そこで、充電器100のCPU10は、電話機200からのパラメータを用いて除菌動作の動作量を設定する(ステップS2)。動作量としては、たとえば、イオン発生装置14およびファン15それぞれについての、「強(濃)」「弱(薄)」などのモードや、動作時間などが該当する。
一例として、CPU10は、指標に応じた換算式を記憶しておく。その換算式は、一例として、指標値が大きくなるほど値が大きくなるような換算式が挙げられる。そして、CPU10は、指標値に対して対応した換算式を用いて、除菌対象値を算出する。複数の指標を用いる場合、CPU10は、これら複数の指標それぞれの指標値に対して対応した換算式を用いて得られた値の合計値、または予め規定されている係数を乗じた上での合計値を、除菌対象値として算出するようにしてもよい。CPU10は、予め、除菌対象値の範囲に応じた除菌動作の動作量(モード、動作時間)を記憶しておき、算出した除菌対象値の属する範囲に応じた動作量を、上記ステップS2で設定する。
そして、充電器100のCPU10は、設定した動作量で除菌動作を開始する(ステップS3)。また、充電器100では電話機200の充電も開始される。
しかしながら、上記ステップS3の除菌動作中に着信があるなどして、ユーザが電話機200を充電器100のクレードル部2から取り上げ(アップする)、電話機200が除菌動作位置から脱すると、充電器100のCPU10は、充電および除菌動作を終了する。なお、電話機200の使い方として、充電器100のクレードル部2にセットした状態でキー24を操作することなく通話する使い方(いわゆる手ぶら通話)も考えられる。この場合、充電器100のCPU10は、電話機200への着信を検知することで除菌動作を終了してもよい。これにより、通話へのノイズの混入を防ぐことができる。
電話機200が除菌動作位置から脱したり、着信があったりしたために除菌動作が終了した場合には、上記ステップS2で設定された動作量の除菌動作が行なわれていない。つまり、電話機200の汚れ度合いに応じた除菌が行なわれていないため、完全な除菌ができていないことになる。
そこで、充電器100のCPU10は除菌動作を終了すると、上記ステップS2で設定した動作量と実際に行なった除菌動作の動作量とから、除菌動作の完了度合いを算出し(ステップS4)、動作結果として電話機200に対して送信する(ステップS5)。ステップS4でCPU10は、たとえば、上記ステップS2で設定した動作量に対する実際に行なった除菌動作の動作量の割合を除菌動作の完了度合いとして算出してもよいし、実際の除菌動作の動作量を上記の除菌対象値に換算した値を除菌動作の完了度合いとして算出してもよい。
電話機200のCPU20は、電話機200がクレードル部2から取り上げられたことに伴って上記ステップS5で充電器100から送信された動作結果としての除菌動作の完了度合いを受信すると、その完了度合いに基づいて関連するパラメータを更新する(ステップS6)。すなわち、上記ステップS3での除菌動作に応じた分、電話機200が除菌されているため、CPU20は、ステップS6で、動作結果として受信した除菌動作の完了度合いで表わされた除菌動作分、指標値を減じて、除菌の効果をパラメータに反映させる。
<機能構成>
図9は、上記動作を行なうための充電器100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図9の各機能は、CPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12に読み出して実行することで、主に、CPU10に形成される。しかしながら、少なくとも一部が、図2の構成やその他の回路などによって形成されてもよい。
図9を参照して、CPU10は、通信部17を介して電話機200から送信されたパラメータとして1以上の指標についての指標値の入力を受け付けるための指標値入力部101と、指標値に基づいて除菌動作の動作量を設定するための設定部102と、設定された動作量でイオン発生装置14やファン15を駆動させることで除菌動作を制御するための駆動制御部103と、設定部102で設定した動作量と駆動制御部103で実際に行なった除菌動作の動作量と除菌動作の完了度合いを算出するための算出部104と、除菌動作の完了度合いを動作結果として、通信部17を介して電話機200に対して送信するための送信部105と、たとえば充電装置16での充電の有無を検知することで、除菌動作位置であるクレードル部2に電話機200がセットされているか否かを検知するためのセット検知部106とを含む。
図10は、上記動作を行なうための電話機200の機能構成の具体例を示すブロック図である。図10の各機能は、電話機200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムをRAM22上に読み出して実行することで、主に、CPU20に形成される。しかしながら、少なくとも一部が図6の構成やその他の回路などによって形成されてもよい。
図10を参照して、メモリとしてのROM21には、パラメータとして、予め規定されている指標についての指標値を記憶するための記憶領域であるパラメータ記憶部211が設けられる。複数の指標についての指標値が用いられる場合、パラメータ記憶部211には、指標ごとに指標値が記憶される。
さらに図10を参照して、CPU20は、キー24に対するユーザ操作に応じた操作信号の入力を受け付けるための操作信号入力部201と、マイク25に対するユーザの発話に応じた音声信号の入力を受け付けるための音声信号入力部202と、接触を検知するためのセンサ27からセンサ信号の入力を受け付けるためのセンサ信号入力部203と、これらの信号に基づいて、予め規定された汚れ度合いを表わす指標に関連した特定の使用態様についての使用量を検知するための使用量検知部204と、検知された使用量に基づいて指標値を算出し、パラメータ記憶部211に格納するための管理部205と、たとえば充電装置29での充電の有無を検知することで、除菌動作位置であるクレードル部2に当該電話機200がセットされているか否かを検知するためのセット検知部206と、第1通信部28を介してパラメータである、1以上の指標についての指標値を充電器100に対して送信するための送信部207と、第1通信部28を介して充電器100から動作結果として除菌動作の完了度合いの入力を受け付けるための動作結果入力部208とを含む。
管理部205は、さらに、除菌動作の完了度合いに基づいて、パラメータ記憶部211に記憶されている指標値を更新する。すなわち、管理部205は、除菌動作の完了度合いを上述のように1以上の指標それぞれの指標値に換算し、パラメータ記憶部211に記憶されている1以上の指標値それぞれを減じることで、除菌動作の効果を反映させる。
<動作フロー>
図11は、充電器100での動作の流れを表わすフローチャートである。図11のフローチャートに表わされる動作は、充電器100のCPU10がROM11に記憶されるプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図9に表わされた各機能を発揮させることで実現される。
図11を参照して、CPU10は、電話機200がクレードル部2に置かれて除菌動作位置にセットされた状態となったことを検出すると(ステップS101でYES)、電話機200からのパラメータの送信を待機する。ここでは、CPU10が、セットが検出された電話機200に対してパラメータの送信を要求してもよい。
電話機200からパラメータを取得すると(ステップS103でYES)、CPU10は、1以上の指標の指標値に基づいて除菌動作のモードや動作時間などの動作量を設定する(ステップS105)。その結果、除菌動作が必要である場合(ステップS107でYES)、CPU10は、除菌動作を開始する(ステップS109)。ステップS109でCPU10は、具体的には、設定した動作量でイオン発生装置14を駆動し、また、設定した動作量でファン15を駆動する。
設定した動作量の除菌動作が完了するか(ステップS111でYES)、それよりも以前であっても電話機200がクレードル部2から取り外されて除菌動作位置へセットされた状態を脱すると(ステップS111でNO、かつステップS113でYES)、CPU10は、除菌動作を終了する(ステップS115)。そして、CPU10は、実際の行なった除菌動作の動作量と上記ステップS105で設定した必要な動作量とから除菌の完了度合いを算出し、動作結果として電話機200に対して送信する(ステップS117)。
その後、CPU10は、動作を上記ステップS101に戻して、次に電話機200がクレードル部2に置かれるまで待機する。以降、以上の動作が繰り返される。
図12は、電話機200での動作の流れを表わすフローチャートである。図12のフローチャートに表わされた動作は、電話機200のCPU20がROM21に記憶されているプログラムをRAM22上に読み出して実行し、図10に表わされた各機能を発揮させることで実現される。
図12を参照して、電話機200が充電器100のクレードル部2から取り外されて除菌動作位置へセットされた状態を脱したことが検出されると(ステップS201でYES)、CPU20は、充電器100からの除菌動作の動作結果の送信を待機する。ここでは、CPU20が充電器100に対して動作結果の送信を要求してもよい。
充電器100から動作結果を受信すると(ステップS203でYES)、CPU20は、動作結果が表わす除菌完了度合いから算出される値を記憶している1以上の指標それぞれの指標値を減じることで、各パラメータを更新する(ステップS205)。そして、CPU20は、電話機200が充電器100のクレードル部2から取り外されて使用されることに伴って、各パラメータの検出を開始する(ステップS207)。
電話機200が充電器100のクレードル部2に置かれて除菌動作位置にセットされたことが検出されると(ステップS209でYES)、CPU20は、各パラメータの検出を終了する(ステップS211)。そして、CPU20は、1以上の指標それぞれの指標値を算出し、パラメータとして充電器100に対して送信する(ステップS213)。
その後、CPU20は、動作を上記ステップS201に戻して、次に電話機200がクレードル部2から取り外されるまで待機する。以降、以上の動作が繰り返される。
なお、上記ステップS207〜S211の間では、一例として、図13のようなパラメータを検出する動作が行なわれる。すなわち、図13を参照して、CPU20は、電話機200がクレードル部2から取り外された状態において接触を検知するセンサ27によって接触が検知されると(ステップS301でYES)、その接触期間をカウント(計時)する(ステップS303)。
キー24からの操作信号によってキー操作がなされたことが検知されると(ステップS305でYES)、CPU20は、その操作期間(回数等)をカウントする(ステップS307)。
マイク25から音声信号によってユーザによる発話(通話)がなされたことが検知されると(ステップS309でYES)、CPU20は、通話期間(時間)をカウント(計時)する(ステップS311)。
また、第2通信部30での監視することで通信が課されたことが検知されると(ステップS313でYES)、CPU20は、通信期間(時間)をカウント(計時)する(ステップS315)。
<実施の形態の効果>
以上の動作が除菌システム1において行なわれることによって、電話機200の実際の汚れ度合いに応じて除菌剤であるイオンが電話機200に対して噴霧される。そして、その除菌動作の結果が汚れ度合いに反映される。そのため、除菌動作中に着信があるなどして、たとえ短時間で除菌動作が中断されたとしても、その除菌動作が当該電話機200の汚れ度合いに反映されるため、除菌動作が無駄にならず、効率的に除菌することができる。また、予め1回の除菌動作の動作量が規定されている場合と比較すると、電話機200の汚れ度合いがあまり高くない場合には必要以上の除菌動作を行なうことがないため、消費エネルギーを抑えることができる。
また、除菌システム1では、電話機200の通話時間のみならず、除菌が必要となる、ユーザが当該電話機200に接触したり接近したりした、複数の態様それぞれの使用時間に基づいた複数の指標値のうちの2以上の指標値をパラメータとして考慮して除菌動作の動作量を設定することもできる。このように、複数の指標値をパラメータとして用いることで、ユーザの電話機200の使用条項に応じて効率的に除菌動作を行なうことができ、除菌効果を向上させることができる。
さらに、除菌システム1では、電話機200の指標値は電話機200ごとに記憶されているため、充電器100と電話機200との組み合わせが異なっても、つまり、電話機200を別の充電器100に置いても、同様の除菌動作が行なわれることになる。たとえば、除菌システム1が例示された充電器100と電話機200との構成である場合、電話機200は子機として複数備えられる場合がある。そのような場合に、各子機である電話機200が自身のパラメータを記憶しておくことで、どの子機が充電器100にセットされても、それぞれに対応した除菌動作が行なわれることになる。また、たとえ充電器100のメモリがクリアされたとしても、次に電話機200が充電器100に置かれたときにも同様に除菌動作が行なわれる。これにより、特別な装置を搭載するといった高コストとなる要因を抑え、低コストで最適な除菌制御を実現できる。
また、除菌システム1では、除菌対象装置である電話機200の充電器100へのセット状態に連動して除菌動作が行なわれるようにしているため、電話機200の本来の使用である通話等の通信に除菌動作によるノイズを混入させることのない、最適な除菌制御を実現できる。
[第2の実施の形態]
以上の例では、イオン発生装置14およびファン15で例示された除菌ユニットが充電器100に搭載されているものとしているが、各電話機200に搭載され、充電器100に電話機200がセットされたときに、充電器100からの制御信号に従って除菌動作が行なわれるようにしてもよい。
[第3の実施の形態]
以上の例では、各電話機200が自身のパラメータをメモリに記憶するものとしているが、除菌システム1に図示しないサーバが含まれる場合、当該サーバに各電話機200がアップロードし、充電器100がサーバからダウンロードするものとしてもよい。
または、充電器100が電話機200からパラメータを受信することで電話機200ごとにパラメータを記憶し、自身の除菌動作に応じてそのパラメータを更新するようにしてもよい。
また、電話機200側にて自身のパラメータに基づいて除菌動作の動作量を設定し、その動作量を充電器100に送信するようにしてもよい。この場合、電話機200は充電器100での除菌能力を予め記憶しておき、または、クレードル部2にセットしたタイミングで充電器100から受信し、または、充電器100を特定する情報(たとえば識別情報)のみを受信してそれに基づいて図示しないサーバから充電器100の除菌能力を受信し、それも考慮して動作量を設定するようにしてもよい。
[第4の実施の形態]
以上の例では、除菌システム1が充電器100と電話機200との組み合わせからなるものとしているが、除菌装置と除菌対象装置との組み合わせであれば電話機に限定されない。除菌対象装置は、ユーザが接触したり接近したりして使用するものであればどのようなものであってもよく、たとえば、リモコンや、パーソナルコンピュータの入力装置(キーボード、マウス等)や、携帯端末や、ゲーム機や、家電製品や、電動歯ブラシなどの衛生製品などであってもよい。
[第5の実施の形態]
なお、除菌対象の装置がスケジュール情報を記憶する端末装置である場合、充電器100のCPU10は、上記端末装置が充電器100のクレードル部2に置かれたときに端末装置から予めスケジュールされている当該端末装置の使用時期(外出予定、等)を読み出し、その使用時期までの期間を除菌動作の期間としてさらに考慮して除菌動作の動作量(たとえば動作モード、等)を設定するようにしてもよい。
[第6の実施の形態]
また、充電器100は、電話機200が充電器100のクレードル部2に置かれたときに電話機200から電池残量を読み出し、充電完了までの期間を除菌動作の期間としてさらに考慮して除菌動作の動作量(たとえば動作モード、等)を設定するようにしてもよい。
[第7の実施の形態]
さらに、上述の動作を、充電器100のCPU10や、除菌対象の装置である電話機200のCPU20や、除菌システム1に含まれる図示しないサーバなどに実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,20 CPU、11,21 ROM、12,22 RAM、13,23 ディスプレイ、14 イオン発生装置、15 ファン、16,29,16,29 充電装置、17 通信部、24 キー、25 マイク、26 スピーカ、27 センサ、28 第1通信部、30 第2通信部、41A 電極、42A,42B スイッチ、43A,43B 高圧発生回路、100 充電器、101 指標値入力部、102 設定部、103 駆動制御部、104 算出部、105,207 送信部、106,206 セット検知部、200 電話機、201 操作信号入力部、202 音声信号入力部、203 センサ信号入力部、204 使用量検知部、205 管理部、208 動作結果入力部、211 パラメータ記憶部。

Claims (5)

  1. 端末装置と、予め除菌動作を行なう位置として規定された位置である除菌動作位置にセットされた前記端末装置を除菌可能な除菌装置とを含む除菌システムであって、
    前記端末装置の汚れ度合いを表わす指標に関連した前記端末装置の使用量を検知するための検知手段と、
    検知された前記使用量に基づいて前記指標の指標値を算出するための管理手段と、
    前記指標値を記憶するための記憶手段と、
    前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされたときの前記指標値に基づいて前記除菌装置での除菌動作の動作量を設定し、前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされた状態において前記除菌装置に除菌動作を行なわせるための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされた状態を脱すると前記除菌装置に前記除菌動作を終了させ、
    前記管理手段は、さらに、前記除菌装置で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて前記記憶手段に記憶される前記指標値を更新する、除菌システム。
  2. 前記検知手段は、前記端末装置の汚れ度合いを表わす前記指標に関連した前記端末装置の使用量として、複数の指標に関連した前記端末装置の使用量を検知し、
    前記管理手段は、検知された前記複数の指標に関連した前記使用量に基づいて前記複数の指標それぞれの指標値を算出し、
    前記制御手段は、前記除菌動作位置にセットされたときの前記複数の指標のうちの少なくとも2以上の指標の指標値に基づいて前記除菌装置での除菌動作の動作量を設定し、
    前記管理手段は、前記除菌装置で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて前記記憶手段に記憶される前記複数の指標それぞれの指標値を更新する、請求項1に記載の除菌システム。
  3. 端末装置であって、
    前記端末装置の汚れ度合いを表わす指標に関連した前記端末装置の使用量を検知するための検知手段と、
    検知された前記使用量に基づいて前記指標の指標値を算出するための管理手段と、
    前記指標値を記憶するための記憶手段と、
    除菌装置と通信するための通信手段と、
    当該端末装置の除菌を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記通信手段を用いて前記指標値を前記除菌装置に対して送信する第1の動作と、
    前記通信手段を用いて前記除菌装置から受信した、前記除菌装置で行なわれた当該端末装置に対する除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて、前記管理手段を用いて、前記記憶手段に記憶される前記指標値を更新する第2の動作と、を実行する、端末装置。
  4. 予め除菌動作を行なう位置として規定された位置である除菌動作位置にセットされた端末装置を除菌可能な除菌装置であって、
    前記端末装置と通信するための通信手段と、
    除菌動作を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされたときの、前記端末装置の汚れ度合いを表わす指標の指標値に基づいて除菌動作の動作量を設定し、前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされた状態において除菌動作を実行する、除菌装置。
  5. 予め除菌動作を行なう位置として規定された位置である除菌動作位置にセットされた端末装置を除菌可能な除菌装置を用いて、前記端末装置を除菌する方法であって、
    前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされたときの、前記端末装置の汚れ度合いを表わす指標の指標値に基づいて除菌動作の動作量を設定するステップと、
    前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされた状態で、前記除菌装置において前記動作量で除菌動作を行なうステップと、
    前記動作量での除菌動作が完了、または前記端末装置が前記除菌動作位置にセットされた状態を脱すると、前記除菌装置での前記除菌動作を終了するステップと、
    前記除菌装置で行なわれた除菌動作の動作量から得られる除菌完了度合いに基づいて、前記除菌動作の対象となった端末装置についての前記指標値を更新するステップとを備える、除菌方法。
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