JP2014157488A - 映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】データの内容に応じて、データの蓄積先を適応的に選択して蓄積する。
【解決手段】映像データ管理装置10は、ネットワーク40を介して接続された少なくとも1つのストレージサービス装置50と通信する。内部ストレージ13は、入力された映像データを蓄積する。データ蓄積制御部12は、入力された映像データを解析し、映像データの解析結果を基に、映像データの蓄積先を、少なくとも1つのストレージサービス装置50又は内部ストレージ13に判定する。外部ストレージ送信部14は、蓄積先がストレージサービス装置50であると判定された場合に、入力された映像データをストレージサービス装置50に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】映像データ管理装置10は、ネットワーク40を介して接続された少なくとも1つのストレージサービス装置50と通信する。内部ストレージ13は、入力された映像データを蓄積する。データ蓄積制御部12は、入力された映像データを解析し、映像データの解析結果を基に、映像データの蓄積先を、少なくとも1つのストレージサービス装置50又は内部ストレージ13に判定する。外部ストレージ送信部14は、蓄積先がストレージサービス装置50であると判定された場合に、入力された映像データをストレージサービス装置50に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介して接続された外部のストレージ、又は内部のストレージにデータを蓄積する映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラムに関する。
近年、インターネットを介して、ユーザ毎に定められた所定容量までのデータを蓄積するストレージサービスが普及している。ユーザは、自己のコンピュータ内部のストレージとストレージサービスにおけるストレージとを利用することで、自己のコンピュータ内部の記憶容量を仮想的に増大できる。更に、ユーザは、ストレージサービスのストレージにデータを蓄積することで、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末又はPDA(Personal Digital Assistant)等のクライアント端末を用いて、外出先においてストレージサービスにアクセスして必要なデータを閲覧できる。
インターネットを介して接続された複数のサーバ装置のストレージにデータを蓄積する先行技術として、例えば特許文献1に示す仮想ファイルシステム提供サーバが知られている。特許文献1では、仮想ファイルシステム提供サーバとしてのポータルサーバは、インターネットを介して接続されている複数のサーバ装置の各ストレージに蓄積されているファイルのURL(Uniform Resource Locator)を、ユーザ毎のメニューリストとして格納している。
ポータルサーバは、ユーザのクライアント端末に対し、インターネットを介して接続された複数のサーバ装置の各ストレージに蓄積されているファイルのサブメニューを表示させる。ポータルサーバは、ユーザがクライアント端末に表示されたサブメニューに対して入力されたファイル操作に応じた処理を行う。これにより、ユーザは、実際はサーバ装置のストレージに蓄積されているファイルを、あたかも自己のクライアント端末のストレージに蓄積されているように閲覧又は操作することができる。
しかし、特許文献1では、ポータルサーバは、蓄積されるデータの内容に応じてデータの蓄積先を判定していないため、ユーザがどのサーバ装置にデータを蓄積させるのかを主体的に指定する必要があった。
このため、例えば特許文献1に示すポータルサーバをセキュリティシステムにおける監視カメラに適用した場合には、監視カメラが撮影した映像データは、映像の内容に応じて蓄積先が定まらないので、ユーザは、自ら映像データの内容を確認した上で、蓄積先としてのサーバ装置を指定する必要があり、煩雑な操作を強いられることがあった。
本発明は、従来の問題を解決するために、データの内容に応じて、データの蓄積先を適応的に選択して蓄積する映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信する映像データ管理装置であって、映像データを入力する映像データ入力部と、入力された前記映像データを蓄積する記憶部と、入力された前記映像データを解析し、前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記記憶部に判定する蓄積先判定部と、前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信する送信部と、を備える、映像データ管理装置である。
また、本発明は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信する映像データ管理装置における映像データ管理方法であって、映像データを入力するステップと、入力された前記映像データを蓄積するステップと、入力された前記映像データを解析するステップと、前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記記憶部に判定するステップと、前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信するステップと、を有する、映像データ管理方法である。
更に、本発明は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信するコンピュータとしての映像データ管理装置に、映像データを入力するステップと、入力された前記映像データを蓄積するステップと、入力された前記映像データを解析するステップと、前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記記憶部に判定するステップと、前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信するステップと、を実現させるための、プログラムである。
本発明によれば、データの内容に応じて、データの蓄積先を適応的に選択して蓄積することができる。
以下、本発明に係る映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラムについて、図面を参照して説明する。本実施形態の映像データ管理装置は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置としてのストレージサービス装置と通信可能であり、例えば映像データ伝送システムにおける監視カメラに適用される。
また、本実施形態の映像データ管理装置は、監視カメラに限定されず、例えば映像データ伝送システムのユーザが使用するクライアント端末からのアクセスを受け付けるサーバ装置に適用されても良く、他には、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、デジタルスチルカメラ又はPDA(personal digital assistant)でも良い。以下、本実施形態の映像データ管理装置の一例として、監視カメラとして説明する。
なお、本発明は、装置としての映像データ管理装置、又は映像データ管理装置をコンピュータとして動作させるためのプログラムとして表現することも可能である。更に、本発明は、映像データ管理装置により実行される各動作(ステップ)を有する映像データ管理方法として表現することも可能である。更に、本発明は、映像データ管理装置を含む映像データ伝送システムとして表現しても良い。即ち、本発明は、装置、方法、プログラム及びシステムのうちいずれのカテゴリにおいても表現可能である。
(映像データ伝送システム1の構成)
図1は、本実施形態の映像データ管理装置10の内部構成、並びに本実施形態の映像データ管理装置10を含む映像データ伝送システム1のシステム構成を示すブロック図である。映像データ伝送システム1は、映像データ管理装置10ストレージサービス装置50及びクライアント端末60を含む。映像データ管理装置10とストレージサービス装置50とはネットワーク40を介して接続され、映像データ管理装置10とクライアント端末60とはネットワーク40を介して接続されている。
図1は、本実施形態の映像データ管理装置10の内部構成、並びに本実施形態の映像データ管理装置10を含む映像データ伝送システム1のシステム構成を示すブロック図である。映像データ伝送システム1は、映像データ管理装置10ストレージサービス装置50及びクライアント端末60を含む。映像データ管理装置10とストレージサービス装置50とはネットワーク40を介して接続され、映像データ管理装置10とクライアント端末60とはネットワーク40を介して接続されている。
なお、図1を簡単にするために、図1ではストレージサービス装置50は1つだけ図示されているが、ストレージサービス装置50は少なくとも1つあれば良く、例えばストレージサービス装置50は複数でも良い。図1ではストレージサービス装置50は1つ図示しているが、以下、必要に応じて、複数のストレージサービス装置が映像データ管理装置10に接続されているとして説明する。
映像データ管理装置10は、入力された映像データに対して所定の解析処理(後述参照)を行い、解析処理結果を基にして映像データの蓄積先を、ストレージサービス装置50又は映像データ管理装置10に内蔵される内部ストレージ13(後述参照)に判定し、判定された蓄積先に映像データを蓄積(記録)する。
また、映像データ管理装置10は、クライアント端末60からの映像データの取得要求に応じて、映像データが蓄積されているストレージサービス装置50又は内部ストレージ13から該当する映像データを取得してクライアント端末60に配信する。
ネットワーク40は、有線通信網又は無線通信網を用いて、映像データ管理装置10とストレージサービス装置50との間、更に、映像データ管理装置10とクライアント端末60との間においてデータを伝送(通信)可能に接続する。例えば、ネットワーク40は、LAN(Local Area Network、例えばイントラネット)若しくはWAN(Wide Area Network)、アクセスポイントを介したWifi(登録商標)又は公衆網(例えばインターネット)である。
ストレージサービス装置50は、ストレージサービス装置50に内蔵されるストレージ又はストレージサービス装置50に接続される他のストレージ(不図示)に、各種のデータを蓄積するサービスを行うサーバ装置である。以下、ストレージサービス装置50に内蔵されるストレージ又はストレージサービス装置50に接続される他のストレージ(不図示)を総称して「外部ストレージ」(外部記憶装置)と記載する。
ストレージサービス装置50は、サービスの使用に必要なログイン情報を用いた認証処理によってサービスの使用が許可されると、映像データ管理装置10から送信された映像データを外部ストレージに蓄積する。本実施形態では、説明を簡単にするために、例えば3台のストレージサービス装置50A,50B,50C(図2参照)は、外部ストレージAA,外部ストレージBB,外部ストレージCCをそれぞれ保持しているとする。
ストレージサービス装置50Aは、記憶容量が最も少ないがデータ蓄積の信頼性が高く、コストが高い外部ストレージAAを保持する。
ストレージサービス装置50Bは、記憶容量が外部ストレージAAより多いが外部ストレージCCより少なく、データ蓄積の信頼性がある程度高く、コストもある程度高い外部ストレージBBを保持する。
ストレージサービス装置50Cは、記憶容量が最も多いがデータ蓄積の信頼性が低く、コストも低い外部ストレージCCを保持する。なお、ストレージサービス装置50における外部ストレージは、3つの外部ストレージAA,BB,CCに限定されず、任意の個数の外部ストレージを含んでも良い。
クライアント端末60は、映像データ伝送システム1のユーザが操作可能な端末であって、例えばPC(Personal Computer)、携帯電話機、スマートフォン又はタブレット端末である。
(映像データ管理装置10の構成)
図1に示す映像データ管理装置10は、映像入力部11、データ蓄積制御部12、内部ストレージ13、外部ストレージ送信部14、外部記録データインデックス受信部15、インデックス蓄積部16、仮想ストレージ構成部17、記録データ取得部18、記録データリクエスト受付部19、記録データ配信部20、ストレージサービスログイン部21及び仮想ストレージ構成設定情報保持部22を含む。
図1に示す映像データ管理装置10は、映像入力部11、データ蓄積制御部12、内部ストレージ13、外部ストレージ送信部14、外部記録データインデックス受信部15、インデックス蓄積部16、仮想ストレージ構成部17、記録データ取得部18、記録データリクエスト受付部19、記録データ配信部20、ストレージサービスログイン部21及び仮想ストレージ構成設定情報保持部22を含む。
映像データ入力部としての映像入力部11は、映像データを映像データ管理装置10に入力し、入力映像データとしてデータ蓄積制御部12に出力する。映像入力部11は、例えば撮像面に投影された光学像を電気信号に変換することで被写体を撮影する撮像部としての撮像素子(例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ)と、撮像素子の出力としての電気信号を信号処理して人間が認識可能な映像データに変換する信号処理部としての信号処理回路とを有する。
これにより、映像入力部11は、映像データ管理装置10が例えば監視カメラである場合に、映像データを簡易に入力することができる。なお、映像入力部11は、上述した撮像素子及び信号処理回路を有することなく、映像データ管理装置10に接続された他の媒体又はネットワークを介して、映像データ(例えばストリーミング映像)を入力しても良い。また、映像入力部11は、音声データを含む映像データを入力しても良い。
蓄積先判定部としてのデータ蓄積制御部12は、映像入力部11が出力した入力映像データに対し、所定の解析処理を行い、解析処理結果としての解析情報(例えばメタデータ又はサムネイル)を取得する。データ蓄積制御部12は、解析情報を基に、映像入力部11が入力した映像データの蓄積先を、内部ストレージ13又はストレージサービス装置50の外部ストレージのいずれかに判定する。データ蓄積制御部12は、判定した蓄積先に、映像データを蓄積させる。
図2は、データ蓄積制御部12の内部構成と映像データの蓄積先とを示す説明図である。図2に示すデータ蓄積制御部12は、入力映像データ解析部31、データ蓄積先判定部32及び蓄積先分配部33を含む。
入力映像データ解析部31は、入力映像データに対する解析処理の内容を示す設定情報31aを読み込み、設定情報31aに従って、入力映像データに対し、設定情報31aの内容に応じた解析処理を行う。入力映像データ解析部31は、解析処理結果としての解析情報(例えばメタデータ又はサムネイル)を抽出する。入力映像データ解析部31は、入力映像データと抽出された解析情報とをデータ蓄積先判定部32に出力する。
入力映像データ解析部31が行う解析処理は、例えば以下の内容が挙げられるが、これらに限定されない。
[解析処理1]入力映像データにおける人物の顔を検出する処理
[解析処理2]入力映像データにおける人物の顔を検出し、予め登録された人物の顔画像データと検出された人物の顔画像データとが一致するか否かを判定する処理
[解析処理3]入力映像データにおいて時間的に連続する映像フレームの変化領域を基にして入力映像データの動体と動体の挙動とを検出し、予め登録された動体の挙動データと検出された動体の挙動データとが一致又は類似するか否かを判定する処理
[解析処理4]入力映像データにおける人物の数をカウント(計数)する処理
[解析処理5]入力映像データにおける車両のナンバープレートを検出し、予め登録された車両番号データと検出された車両のナンバープレートに応じた車両番号データとが一致するか否かを判定する処理
[解析処理6]音声データを含む入力映像データの撮影状況を検出して特定し、音声データの内容(音声認識結果)に対応付けて予め登録された映像データの撮影状況データと特定された撮影状況データとが一致するか否かを判定する処理
[解析処理1]入力映像データにおける人物の顔を検出する処理
[解析処理2]入力映像データにおける人物の顔を検出し、予め登録された人物の顔画像データと検出された人物の顔画像データとが一致するか否かを判定する処理
[解析処理3]入力映像データにおいて時間的に連続する映像フレームの変化領域を基にして入力映像データの動体と動体の挙動とを検出し、予め登録された動体の挙動データと検出された動体の挙動データとが一致又は類似するか否かを判定する処理
[解析処理4]入力映像データにおける人物の数をカウント(計数)する処理
[解析処理5]入力映像データにおける車両のナンバープレートを検出し、予め登録された車両番号データと検出された車両のナンバープレートに応じた車両番号データとが一致するか否かを判定する処理
[解析処理6]音声データを含む入力映像データの撮影状況を検出して特定し、音声データの内容(音声認識結果)に対応付けて予め登録された映像データの撮影状況データと特定された撮影状況データとが一致するか否かを判定する処理
データ蓄積先判定部32は、入力映像データ解析部31の各解析処理結果に対応した入力映像データの重要度を判定するための重要度判定情報32aと、入力映像データの重要度に対応した入力映像データの蓄積先を判定するための蓄積先判定情報32bとを保持している。
データ蓄積先判定部32は、重要度判定情報32aを基に、入力映像データ解析部31の各解析処理結果に対応した入力映像データの重要度を判定し、更に、蓄積先判定情報32bを基に、入力映像データの重要度に対応した入力映像データの蓄積先を判定する。データ蓄積先判定部32は、入力映像データと判定された入力映像データの蓄積先情報を含む解析情報とを蓄積先分配部33に出力する。これにより、データ蓄積先判定部32は、入力映像データの重要度に応じて、入力映像データの蓄積先を振り分けて蓄積することができ、蓄積された入力映像データの取り扱いを容易にできる。
例えば、上述した解析処理1〜6に対して、データ蓄積先判定部32は、入力映像データの重要度、蓄積先を次のように判定する。
[解析処理1]データ蓄積先判定部32は、入力映像データにおける人物の顔が4個以上であれば入力映像データの重要度が高いと判定し、1〜3個であれば入力映像データの重要度が低いと判定し、0個であれば入力映像データの重要度は無いと判定する。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、データ蓄積先判定部32は、検出された人物の顔の数に応じて、入力映像データを人数が多い集合写真の映像又は人がいない風景写真の映像として振り分けて蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、データ蓄積先判定部32は、検出された人物の顔の数に応じて、入力映像データを人数が多い集合写真の映像又は人がいない風景写真の映像として振り分けて蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
[解析処理2]データ蓄積先判定部32は、予め登録されたグループGAに属する人物の顔画像データと検出された人物の顔画像データとが一致している場合には入力映像データの重要度が高いと判定し、予め登録されたグループGBに属する人物の顔画像データと検出された人物の顔画像データとが一致している場合には入力映像データの重要度が低いと判定し、予め登録された全てのグループGA,GBに属する各人物の顔画像データと検出された人物の顔画像データとが一致しない場合には入力映像データの重要度が無いと判定する。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先を、グループGAに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先を、グループGBに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、例えば、データ蓄積先判定部32は、例えば指名手配中の犯人の顔が映っている入力映像データを特定の外部ストレージ(例えば外部ストレージAA)に集約して蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先を、グループGAに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先を、グループGBに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、例えば、データ蓄積先判定部32は、例えば指名手配中の犯人の顔が映っている入力映像データを特定の外部ストレージ(例えば外部ストレージAA)に集約して蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
[解析処理3]データ蓄積先判定部32は、予め登録された動体の挙動データ(例えば所定の境界線を越えたという挙動)と検出された動体の挙動データとが一致している場合には入力映像データの重要度が高いと判定し、予め登録された動体の挙動データと検出された動体の挙動データとが一致してはいないが類似していない場合には入力映像データの重要度が低いと判定し、入力映像データにおいて動体が検出されていない場合には入力映像データの重要度が無いと判定する。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、データ蓄積先判定部32は、所定の境界線を越えて侵入する動体を含む入力映像データを特定の外部ストレージ(例えば外部ストレージAA)に集約して蓄積することができ、入力映像データの取り扱いを簡易化できる。なお、動体の挙動は、動体が境界線を越えたという挙動に限定されず、例えば動体が境界線に接近したという挙動、動体がジクザクに歩く挙動でも良い。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、データ蓄積先判定部32は、所定の境界線を越えて侵入する動体を含む入力映像データを特定の外部ストレージ(例えば外部ストレージAA)に集約して蓄積することができ、入力映像データの取り扱いを簡易化できる。なお、動体の挙動は、動体が境界線を越えたという挙動に限定されず、例えば動体が境界線に接近したという挙動、動体がジクザクに歩く挙動でも良い。
[解析処理4]データ蓄積先判定部32は、入力映像データにおける人数が4人以上であれば入力映像データの重要度が高いと判定し、1〜3人であれば入力映像データの重要度が低いと判定し、0人であれば入力映像データの重要度は無いと判定する。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、データ蓄積先判定部32は、検出された人の数に応じて、入力映像データを人数が多い記念写真の映像又は人がいない風景写真の映像として振り分けて蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、データ蓄積先判定部32は、検出された人の数に応じて、入力映像データを人数が多い記念写真の映像又は人がいない風景写真の映像として振り分けて蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
[解析処理5]データ蓄積先判定部32は、予め登録された人物XYZの車両の車両番号データと検出された車両のナンバープレートに応じた車両番号とが一致している場合には入力映像データの重要度が高いと判定し、予め登録された人物ZYXの車両の車両番号データと検出された車両のナンバープレートに応じた車両番号とが一致している場合には入力映像データの重要度が低いと判定し、予め登録された全ての人物XYZ,ZYXの車両の車両番号データと検出された車両のナンバープレートに応じた車両番号とが一致しない場合には入力映像データの重要度が無いと判定する。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先を、人物XYZに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先を、人物ZYXに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、例えば、データ蓄積先判定部32は、例えば盗難届が受理されている所有者の車両のナンバープレートが映っている入力映像データを特定の外部ストレージ(例えば外部ストレージAA)に集約して蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先を、人物XYZに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先を、人物ZYXに対応した蓄積先としてのストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、例えば、データ蓄積先判定部32は、例えば盗難届が受理されている所有者の車両のナンバープレートが映っている入力映像データを特定の外部ストレージ(例えば外部ストレージAA)に集約して蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
[解析処理6]データ蓄積先判定部32は、予め登録された映像データの撮影状況データと検出された入力映像データの撮影状況データとが一致する場合には入力映像データの重要度が高いと判定し、予め登録された映像データの撮影状況データと検出された入力映像データの撮影状況データとが一致してはいないが類似している場合には入力映像データの重要度が低いと判定し、予め登録された映像データの撮影状況データと検出された入力映像データの撮影状況データとが一致も類似もしない場合には入力映像データの重要度が無いと判定する。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、例えば、データ蓄積先判定部32は、例えば入力映像データの撮影状況毎に、入力映像データを振り分けて蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
更に、データ蓄積先判定部32は、重要度が高い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Aに、重要度が低い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Bに、重要度が無い入力映像データの蓄積先をストレージサービス装置50Cに判定する。
これにより、例えば、データ蓄積先判定部32は、例えば入力映像データの撮影状況毎に、入力映像データを振り分けて蓄積することができ、蓄積された入力映像データの利便性を向上できる。
蓄積先分配部33は、入力映像データを内部ストレージ13に所定期間の間、蓄積する。所定期間は、例えば入力映像データの重要度に応じて定められており、例えば重要度が高いと判定された入力映像データは内部ストレージ13に蓄積され始めてから1ヶ月、重要度が低いと判定された入力映像データは内部ストレージ13に蓄積され始めてから2週間、重要度が無いと判定された入力映像データは内部ストレージ13に蓄積され始めてから1週間である。蓄積先分配部33は、上述した所定期間が経過した時、該当する入力映像データを内部ストレージ13から削除する。
蓄積先分配部33は、データ蓄積先判定部32が判定した入力映像データの蓄積先情報を基に、入力映像データを該当する蓄積先に分配する。本実施形態では、蓄積先分配部33が分配する蓄積先は、例えばストレージサービス装置50Aの外部ストレージAA、ストレージサービス装置50Bの外部ストレージBB、ストレージサービス装置50Cの外部ストレージCC、及び内部ストレージ13である。
蓄積先分配部33は、入力映像データを内部ストレージ13に蓄積した場合には、入力映像データ、解析情報の内部ストレージ13における各蓄積場所を示す蓄積先情報を内部記録データインデックス情報としてインデックス蓄積部16に蓄積する。なお、後述するように、インデックス蓄積部16に蓄積されている内部記録データインデックス情報は、仮想ストレージインデックス情報35の生成時に用いられる。
記憶部としての内部ストレージ13は、映像データ管理装置10に内蔵されるハードディスク装置又はフラッシュメモリ等の半導体メモリを用いて構成され、データ蓄積制御部12が分配した入力映像データ及び解析情報を記録する。
送信部としての外部ストレージ送信部14は、データ蓄積制御部12が分配した入力映像データ及び解析情報を、ネットワーク40を介して、外部記憶装置としての3台のストレージサービス装置50A,50B,50Cのうちいずれかに送信する。
ストレージサービス装置50A,50B,50Cは、外部ストレージ送信部14から送信された入力映像データ及び解析情報を、それぞれ対応する外部ストレージAA,BB,CCに記録する。ストレージサービス装置50A,50B,50Cは、入力映像データ及び解析情報の各外部ストレージにおける蓄積場所を示す蓄積先情報とストレージサービス装置50A,50B,50Cのアドレスを規定する各URLとを外部記録データインデックス情報として映像データ管理装置10に送信する。
受信部としての外部記録データインデックス受信部15は、ストレージサービス装置50A,50B,50Cが送信した外部記録データインデックス情報を、ネットワーク40を介して受信してインデックス蓄積部16に蓄積する。
インデックス蓄積部16は、映像データ管理装置10に内蔵されるハードディスク装置又はフラッシュメモリ等の半導体メモリを用いて構成され、内部記録データインデックス情報、及び外部記録データインデックス情報を蓄積している。
インデックス生成部としての仮想ストレージ構成部17は、インデックス蓄積部16に蓄積されている内部記録データインデックス情報及び外部記録データインデックス情報を用いて、内部ストレージ13及び全ての外部ストレージAA,BB,CCを合成した1つの仮想的な映像データ蓄積先(仮想ストレージ)として、内部ストレージ13及び全ての外部ストレージAA,BB,CCに蓄積されている全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックス情報35を生成する。
仮想ストレージ構成部17は、インデックス蓄積部16に蓄積されている内部記録データインデックス情報及び外部記録データインデックス情報を用いて、仮想ストレージインデックス情報35を定期的に生成する。又は、仮想ストレージ構成部17は、例えば映像データ管理装置10がクライアント端末60から記録データ(例えば映像データ)の取得要求を受け付けた場合に、記録データ取得部18の指示に応じて、仮想ストレージインデックス情報35を生成しても良い。
図3(A)及び図3(B)は、仮想ストレージインデックス情報35の説明図である。仮想ストレージインデックス情報35は、図3(B)に示す仮想ストレージの構造、即ち内部ストレージ13及び外部ストレージAA,BB,CCを含む構造に対し、仮想ストレージhomeをトップとするディレクトリ構造を有している。
即ち、仮想ストレージインデックス情報35のホームディレクトリ(「仮想ストレージhome」)の下には、「イベント(重要度 高)」、「イベント(重要度 低)」及び「全データ」のディレクトリが設けられている。更に、「イベント(重要度 高)」、「イベント(重要度 低)」及び「全データ」の各ディレクトリの下には、各イベントの重要度に対応した「入力映像データ」及び「解析情報」のディレクトリが設けられている。
例えば図3(A)及び図3(B)では、イベント(重要度 高)の入力映像データは、ストレージサービス装置50Aの外部ストレージAAに蓄積される。イベント(重要度 高)の解析情報は、ストレージサービス装置50Aの外部ストレージAAに蓄積され、更にストレージサービス装置50Bの外部ストレージBBにバックアップとして蓄積される。なお、イベント(重要度 高)の入力映像データもストレージサービス装置50Bの外部ストレージBBにバックアップされても良い。
また、イベント(重要度 低)の入力映像データは、ストレージサービス装置50Bの外部ストレージBBに蓄積される。イベント(重要度 低)の解析情報は、ストレージサービス装置50Bの外部ストレージBBに蓄積される。また、全ての入力映像データは、ストレージサービス装置50Cの外部ストレージCCに蓄積される。全ての解析情報は、ストレージサービス装置50Cの外部ストレージCCに蓄積される。
なお、上述したように、全ての入力映像データ及び解析情報は、一旦、内部ストレージ13に蓄積された後、各入力映像データの重要度に応じた所定期間が経過した後、削除される。
図4は、仮想ストレージインデックス情報35の内容の一例を示す図である。図4に示す仮想ストレージインデックス情報35では、全ての映像データの選択条件(後述参照)と、この選択条件に対応する各映像データの蓄積先情報であるアドレス又はURLとが対応付けられている。図4に示す仮想ストレージインデックス情報35は、例えば仮想ストレージ構成部17に内蔵されるメモリに保持されている。
例えば、図4に示す仮想ストレージインデックス情報35において、映像データの選択条件、即ち、ユーザの入力操作に応じてクライアント端末60が要求した映像データの選択条件が「イベント(重要度:高)→映像データ→日時X+シーン01」である場合、この選択条件に対応する映像データは、「¥¥外部ストレージAA¥Image¥dateXXXX」のフォルダに、「¥scene01.mp4」のファイル名にて記録されている。また、バックアップとして、上述した選択条件に対応する映像データは「¥¥外部ストレージBB¥A_Backup¥Image¥dateXXXX」のフォルダに、「¥scene01.mp4」のファイル名にて記録されている。
例えば、図4に示す仮想ストレージインデックス情報35において、映像データの選択条件、即ち、ユーザの入力操作に応じてクライアント端末60が要求した映像データの選択条件が「イベント(重要度:低)→映像データ→日時X+シーン02」である場合、この選択条件に対応する映像データは、「¥¥外部ストレージBB¥Image¥dateXXXX」のフォルダに、「¥scene02.mp4」のファイル名にて記録されている。
例えば、図4に示す仮想ストレージインデックス情報35において、映像データの選択条件、即ち、ユーザの入力操作に応じてクライアント端末60が要求した映像データの選択条件が「イベント(重要度:無)→映像データ→日時X+シーン01」である場合、この選択条件に対応する映像データは、「¥¥外部ストレージCC¥Image¥dateXXXX」のフォルダに、「¥scene01.mp4」のファイル名にて記録されている。
例えば、図4に示す仮想ストレージインデックス情報35において、映像データの選択条件、即ち、ユーザの入力操作に応じてクライアント端末60が要求した映像データの選択条件が「3日以内のデータ→映像データ→日時AAA」である場合、この選択条件に対応する全ての映像データは、「¥¥内部ストレージ¥Image¥dateAAA」のフォルダに記録されている。
要求受付部としての記録データリクエスト受付部19は、映像データ伝送システム1のユーザが例えばクライアント端末60の画面に表示された記録データ選択画面を見ながら選択した映像データの指定操作に応じて、クライアント端末60から送信された映像データの取得要求を受け付けて記録データ取得部18に出力する。なお、クライアント端末60から送信された映像データの取得要求には、図4に示す仮想ストレージインデックス情報35における映像データの選択条件の内容が含まれている。
記録データ取得部18は、記録データリクエスト受付部19が受け付けた映像データの取得要求を基に、仮想ストレージ構成部17が生成した仮想ストレージインデックス情報35を参照し、映像データの取得要求に含まれる映像データの選択条件に対応する映像データの蓄積先情報を特定する。更に、記録データ取得部18は、特定した蓄積先情報に対応した内部ストレージ13及び全ての外部ストレージAA,BB,CCのうちいずれかから、該当する映像データを取得して記録データ配信部20に出力する。
配信部としての記録データ配信部20は、記録データ取得部18が取得した記録データとしての映像データをクライアント端末60に配信(送信)する。
図5(A)は、クライアント端末60(例えばPC)の画面に表示された記録データ選択画面61の一例を示す図である。記録データ選択画面61は、例えばクライアント端末60のユーザが映像データ管理装置10に記録されているデータを要求したい場合に、ユーザの入力操作に応じて、クライアント端末60の画面に表示される。なお、記録データ選択画面61の画面データは、クライアント端末60又は映像データ管理装置10のいずれにより生成されても良い。
図5(A)に示す記録データ選択画面61では、例えば記録データの内容(イベント)の重要度、記録データの種別、記録データが蓄積された日付、記録データのファイル名の各リストがそれぞれアイコンとして表示されている。記録データ選択画面61では、最初に記録データの重要度だけが選択可能であり、記録データの重要度が選択されると、選択された重要度に応じた記録データの種別が選択可能となる。記録データの種別が選択されると、選択された種別の記録データが蓄積された日付が選択可能となる。更に、記録データが蓄積された日付が選択されると、選択された日付に蓄積された記録データのファイル名が選択可能となる。記録データのファイル名が選択されると、クライアント端末60は、選択された記録データの取得要求を生成して映像データ管理装置10に送信する。
クライアント端末60は、ユーザの記録データ選択画面61に対する入力操作に応じて、該当する記録データを映像データ管理装置10から配信された後、マウス又はキーボード等の入力デバイスを用いて、記録データが映像データであれば再生しても良いし、記録データをコピー又は削除しても良い。
図5(B)は、クライアント端末60(例えばスマートフォン又はタブレット端末)の画面に表示された記録データ選択画面63の一例を示す図である。図5(B)に示す記録データ選択画面63でも、図5(A)に示す記録データ選択画面61と同様に、例えば記録データの内容(イベント)の重要度、記録データの種別、記録データが蓄積された日付、記録データのファイル名の各リストがそれぞれアイコンとして表示されている。
記録データ選択画面63でも、最初に記録データの重要度だけが選択可能であり、記録データの重要度が指71によって選択されると、選択された重要度に応じた記録データの種別が選択可能となる。記録データの種別が指71によって選択されると、選択された種別の記録データが蓄積された日付が選択可能となる。更に、記録データが蓄積された日付が指71によって選択されると、選択された日付に蓄積された記録データのファイル名が選択可能となる。記録データのファイル名が指71によって選択されると、クライアント端末60は、選択された記録データの取得要求を生成して映像データ管理装置10に送信する。
クライアント端末60は、ユーザの記録データ選択画面63に対するタッチ操作に応じて、該当する記録データを映像データ管理装置10から配信された後、クライアント端末60の画面に対応して設けられたタッチパネルに対するタッチ操作に応じて、記録データが映像データであれば再生しても良いし、記録データをコピー又は削除しても良い。
ログイン処理部としてのストレージサービスログイン部21は、仮想ストレージ構成設定情報保持部22が保持しているストレージサービス装置50毎のログイン情報を用いて、ストレージサービス装置50にログイン処理を行う。本実施形態では、ストレージサービス装置50A,50B,50C毎に異なるログイン情報が設けられている。
なお、ストレージサービスログイン部21がログイン処理を行うタイミングは、例えば映像データ管理装置10の電源がONした後、スタンバイモードから動作状態に移行した後、データ蓄積制御部12が入力映像データをストレージサービス装置50に送信する直前等であるが、これらのタイミングに限定されない。
ログイン情報保持部としての仮想ストレージ構成設定情報保持部22は、ユーザが任意に設定可能なストレージサービス装置50毎のログイン情報を保持している。ストレージサービスログイン部21は、ストレージサービス装置50毎のログイン情報を用いてログイン処理することで、ストレージサービス装置50毎に情報セキュリティを向上できる。
(映像データ管理装置10の動作)
次に、映像データ管理装置10が入力映像データの蓄積先を判定して該当する蓄積先に入力映像データを蓄積する動作について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態の映像データ管理装置10における映像データの蓄積に関する動作手順を説明するフローチャートである。図6に示す一連の動作は、図2に示すデータ蓄積制御部12により行われる。
次に、映像データ管理装置10が入力映像データの蓄積先を判定して該当する蓄積先に入力映像データを蓄積する動作について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態の映像データ管理装置10における映像データの蓄積に関する動作手順を説明するフローチャートである。図6に示す一連の動作は、図2に示すデータ蓄積制御部12により行われる。
図6において、入力映像データ解析部31は、入力映像データに対する解析処理の内容を示す設定情報31aを読み込み(S1)、入力映像データを例えばバックアップのために内部ストレージ13に蓄積(記録)する(S2)。
なお、図6では入力映像データ解析部31が入力映像データを内部ストレージ13に蓄積すると説明しているが、入力映像データが内部ストレージ13に蓄積される動作は、ステップS1の後でなくても良く、例えば入力映像データの蓄積先が判定された後に蓄積先分配部33によって行われても良い。
入力映像データ解析部31は、ステップS1において読み込んだ設定情報31aに従って、入力映像データに対し、設定情報31aの内容に応じた解析処理を行う(S3)。以下、より具体的に説明するために、設定情報31aの内容は、例えば上述した[解析処理1]、即ち入力映像データにおける人物の顔を検出する処理とする。
入力映像データ解析部31は、入力映像データに対し、入力映像データにおける人物の顔を検出する解析処理を行い(S3)、入力映像データと解析処理結果としての解析情報とをデータ蓄積先判定部32に出力する。入力映像データ解析部31が入力映像データにおいて人物の顔を検出した場合には(S4、YES)、データ蓄積制御部12の動作はステップS5に進む。
データ蓄積先判定部32は、入力映像データ解析部31の各解析処理結果に対応した入力映像データの重要度を判定するための重要度判定情報32aを基に、ステップS3におて検出された人物の顔の数に応じて、入力映像データの重要度が高い又は低いを判定する(S5)。
例えば、データ蓄積先判定部32は、入力映像データにおける人物の顔が4個以上であれば入力映像データの重要度が高いと判定し、入力映像データにおける人物の顔が1〜3個であれば入力映像データの重要度が低いと判定する。
データ蓄積先判定部32は、入力映像データの重要度が高いと判定した場合には(S6、YES)、入力映像データの重要度に対応した入力映像データの蓄積先を判定するための蓄積先判定情報32bを基に、入力映像データの蓄積先を外部ストレージAAに判定する(S7)。データ蓄積先判定部32は、入力映像データとステップS7において判定された入力映像データの蓄積先情報を含む解析情報とを蓄積先分配部33に出力する。
データ蓄積先判定部32は、入力映像データの重要度が低いと判定した場合には(S6、NO)、入力映像データの重要度に対応した入力映像データの蓄積先を判定するための蓄積先判定情報32bを基に、入力映像データの蓄積先を外部ストレージBBに判定する(S8)。データ蓄積先判定部32は、入力映像データとステップS8において判定された入力映像データの蓄積先情報を含む解析情報とを蓄積先分配部33に出力する。
一方、入力映像データ解析部31が入力映像データにおいて人物の顔を検出しなかった場合には(S4、NO)、データ蓄積制御部12の動作はステップS9に進む。即ち、データ蓄積先判定部32は、入力映像データにおける人物の顔が0個であれば入力映像データの重要度は無いと判定し、更に、入力映像データの重要度に対応した入力映像データの蓄積先を判定するための蓄積先判定情報32bを基に、入力映像データの蓄積先を外部ストレージCCに判定する(S9)。データ蓄積先判定部32は、入力映像データとステップS9において判定された入力映像データの蓄積先情報を含む解析情報とを蓄積先分配部33に出力する。
蓄積先分配部33は、データ蓄積先判定部32が判定した入力映像データの蓄積先情報を基に、入力映像データを該当する蓄積先に分配する。例えば入力映像データの蓄積先が外部ストレージAA,BB,CCである場合には、蓄積先分配部33は、入力映像データと入力映像データの蓄積先情報を含む解析情報との送信を外部ストレージ送信部14に指示する(S10)。外部ストレージ送信部14は、蓄積先分配部33からの指示に応じて、入力映像データと入力映像データの蓄積先情報を含む解析情報とを、該当する蓄積先(例えば、外部ストレージAA)に送信する。
また、蓄積先分配部33は、入力映像データの蓄積先情報を含む解析情報を、ステップS2において記録された入力映像データと対応付けて、内部ストレージ13に記録(蓄積)する。
更に、蓄積先分配部33は、ステップS2において内部ストレージ13に記録(蓄積)されてから所定期間(例えば2週間)以上にわたって蓄積している入力映像データがあるか否かを判定する(S11)。所定期間は、例えば入力映像データの重要度に応じて定められており、例えば重要度が高いと判定された入力映像データは内部ストレージ13に蓄積され始めてから1ヶ月、重要度が低いと判定された入力映像データは内部ストレージ13に蓄積され始めてから2週間、重要度が無いと判定された入力映像データは内部ストレージ13に蓄積され始めてから1週間である。
蓄積先分配部33は、上述した所定期間(例えば2週間)が経過した場合に(S11、YES)、該当する入力映像データを内部ストレージ13から削除する(S12)。例えば、蓄積先分配部33は、外部ストレージAAに蓄積すると判定された入力映像データが内部ストレージ13に記録されてから1ヶ月が経過した場合には、その入力映像データを内部ストレージ13から削除する。
蓄積先分配部33は、外部ストレージBBに蓄積すると判定された入力映像データが内部ストレージ13に記録されてから2週間が経過した場合には、その入力映像データを内部ストレージ13から削除する。
蓄積先分配部33は、外部ストレージCCに蓄積すると判定された入力映像データが内部ストレージ13に記録されてから1週間が経過した場合には、その入力映像データを内部ストレージ13から削除する。
次に、クライアント端末60と映像データ管理装置10とにおける映像データの取得に関する動作について、図7を参照して説明する。図7は、クライアント端末からの取得要求に応じた、本実施形態の映像データ管理装置10とクライアント端末60とにおける映像データの取得に関する動作手順を説明するフローチャートである。図7に示す一連の動作は、クライアント端末60(例えばタブレット端末)と映像データ管理装置10とにより行われる。
図7において、クライアント端末60は、ユーザが映像データ管理装置10に記録されているデータを要求したい場合に、ユーザの入力操作に応じて、例えば図5(B)に示す記録データ選択画面63を表示する(S21)。クライアント端末60は、記録データ選択画面63において、記録データの内容(イベント)の重要度の項目のリストを表示する(S22)。
記録データ選択画面63においていずれの重要度の項目も選択されない場合には(S23、NO)、クライアント端末60と映像データ管理装置10とにおける図7の動作は終了する。
一方、記録データ選択画面63においていずれかの重要度の項目が指71によって選択された場合には(S23、YES)、クライアント端末60は、記録データ選択画面63において、選択された重要度の項目に応じた記録データ種別の項目のリストを表示する(S24)。
記録データ選択画面63においていずれの記録データ種別の項目も選択されない場合には(S25、NO)、クライアント端末60と映像データ管理装置10の動作はステップS22に戻る。
一方、記録データ選択画面63においていずれかの記録データ種別の項目が指71によって選択された場合には(S25、YES)、クライアント端末60は、選択された記録データ種別の項目に応じた記録データが蓄積された日付の項目のリストを表示する(S26)。
記録データ選択画面63においていずれの記録データが蓄積された日付の項目も選択されない場合には(S27、NO)、クライアント端末60と映像データ管理装置10の動作はステップS24に戻る。
一方、記録データ選択画面63においていずれかの記録データが蓄積された日付の項目が指71によって選択された場合には(S27、YES)、クライアント端末60は、選択された日付に蓄積された記録データ(例えば撮影シーンが記録された映像データ)のファイル名のアイコン(項目)のリストを表示する(S28)。
記録データ選択画面63においていずれの記録データのファイル名のアイコン(項目)も選択されない場合には(S29、NO)、クライアント端末60と映像データ管理装置10の動作はステップS26に戻る。
一方、記録データ選択画面63においていずれかの記録データのファイル名のアイコン(項目)が指71によって選択された場合には(S29、YES)、クライアント端末60は、選択されたアイコン(項目)に応じた記録データ(例えば撮影シーンが記録された映像データ)を取得すると決定する(S30)。更に、クライアント端末60は、ユーザの指71によって選択されたアイコン(項目)に応じた記録データの取得要求を生成して映像データ管理装置10に送信する。
記録データリクエスト受付部19は、クライアント端末60が送信した記録データの取得要求(記録データリクエスト)を記録データ取得部18に出力する。記録データ取得部18は、記録データリクエスト受付部19が受け付けた記録データリクエストを基に、仮想ストレージ構成部17が生成した仮想ストレージインデックス情報35を参照し(S31)、記録データリクエストに含まれる記録データ(例えば映像データ)の選択条件に対応する記録データの蓄積先情報を特定する。
更に、記録データ取得部18は、特定した蓄積先情報に対応した内部ストレージ13及び全ての外部ストレージAA,BB,CCのうちいずれかから、該当する映像データを取得して記録データ配信部20に出力する(S32)。記録データ配信部20は、記録データ取得部18が取得した記録データとしての映像データをクライアント端末60に配信(送信)する。クライアント端末60は、映像データ管理装置10が配信(送信)した記録データ(例えば映像データ)を再生し、映像データの内容を画面に表示する(S33)。
以上により、本実施形態の映像データ管理装置10は、映像入力部11が入力した入力映像データに対して所定の解析処理を行い、解析結果を基にして映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部ストレージAA,BB,CC又は内部ストレージ13に判定する。また、映像データ管理装置10は、蓄積先を外部ストレージAA,BB,CCのうちのいずれかに判定した場合に、映像データをその外部ストレージに送信する。
これにより、本実施形態の映像データ管理装置10は、入力された映像データの内容、即ち映像データに対する解析結果の内容に応じて、映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部ストレージAA,BB,CC又は映像データ管理装置10に内蔵される内部ストレージ13に判定し、適応的に選択して蓄積することができる。
また、映像データ管理装置10は、記録データリクエスト受付部19がクライアント端末60から映像データの取得要求を受け付けた場合に、仮想ストレージ構成部17が生成した仮想ストレージインデックス情報35を参照し、クライアント端末60からの取得要求に応じて映像データの蓄積先情報を特定して該当する蓄積先から映像データを取得する。更に、映像データ管理装置10は、取得した映像データをクライアント端末60に配信する。
これにより、映像データ管理装置10は、例えば映像データ管理装置10にアクセスするユーザのクライアント端末60から映像データの取得要求があった場合に、仮想ストレージインデックス情報35を参照して該当する映像データの蓄積先情報を簡易に特定できる。また、映像データ管理装置10は、クライアント端末60からの取得要求に応じた映像データの蓄積先が内部ストレージ13又は外部ストレージAA,BB,CCであるかをユーザには認識させることなく、該当する映像データをクライアント端末60に配信できる。
以下、上述した本発明に係る映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラムの構成、作用及び効果を説明する。
本発明の一実施形態は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信する映像データ管理装置であって、映像データを入力する映像データ入力部と、入力された前記映像データを蓄積する記憶部と、入力された前記映像データを解析し、前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記記憶部に判定する蓄積先判定部と、前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信する送信部と、を備える、映像データ管理装置である。
この構成によれば、映像データ管理装置は、入力された映像データに対して所定の解析処理を行い、解析結果を基にして映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部記憶装置又は映像データ管理装置に内蔵される記憶部に判定する。また、映像データ管理装置は、蓄積先を外部記憶装置と判定した場合に、映像データをその外部記憶装置に送信する。
これにより、映像データ管理装置は、入力された映像データの内容、即ち映像データに対する解析結果の内容に応じて、映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部記憶装置又は映像データ管理装置に内蔵される記憶部に判定し、適応的に選択して蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記解析結果が、入力された前記映像データの重要度を含み、前記蓄積先判定部が、前記映像データの重要度を基に、前記映像データの蓄積先を判定する、映像データ管理装置である。
この構成によれば、蓄積先判定部は、映像データの解析結果の一例としての重要度を基に、映像データの蓄積先を判定する。例えば、蓄積先判定部は、重要度が高い映像データをいずれかの外部記憶装置に蓄積すると判定する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データの蓄積先を判定するための指標として映像データの重要度を用いて、映像データの蓄積先を適応的に選択して蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記蓄積先判定部が、前記映像データにおける人物の顔を検出する画像解析を行い、検出された前記人物の顔の数に応じて、前記蓄積先を判定する、映像データ管理装置である。
この構成によれば、蓄積先判定部は、映像データに現れる人物の顔を検出するという画像解析結果を行い、画像解析結果としての人物の顔の数に応じて、映像データの蓄積先を判定する。例えば、蓄積先判定部は、人物の顔の数が5個以上であれば、映像データをいずれかの外部記憶装置に蓄積すると判定する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データの蓄積先を判定するための指標として映像データに現れる人物の顔の数を用いて、例えば映像データに多くの人の顔が現れた場合は重要度が高い映像データであるとして、映像データの蓄積先としていずれかの外部記憶装置を選択して蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記蓄積先判定部が、前記映像データの人物の顔を検出する画像解析を行い、予め登録された人物の顔画像データを用いて、検出された前記映像データの人物の顔画像データが前記予め登録された人物の顔画像データと一致するか否かを判定し、一致した前記予め登録された顔画像データの人物が属するグループに対応する蓄積先を、前記映像データの蓄積先として判定する、映像データ管理装置である。
この構成によれば、蓄積先判定部は、映像データに現れる人物の顔を検出するという画像解析から得られた人物の顔画像データが、予め登録された人物の顔データと一致した場合に、その人物が属するグループに対応する蓄積先を、映像データの蓄積先として判定する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データの蓄積先を判定するための指標として映像データに現れる人物の顔画像データの解析結果と予め登録された人物(例えば重要人物又は要注意人物)の顔画像データとを用いて、両方の顔画像データが一致した場合に、例えば重要度が高い映像データが蓄積されている外部記憶装置に映像データを蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記蓄積先判定部が、前記映像データにおいて時間的に連続する映像フレームの変化領域を基にして前記映像データの動体を検出する画像解析を行い、予め登録された動体の挙動データを用いて、検出された前記映像データの動体の挙動データと前記予め登録された動体の挙動データとの類似度に応じて、前記蓄積先を判定する、映像データ管理装置である。
この構成によれば、蓄積先判定部は、映像データを構成する所定間隔毎の映像フレームの変化が生じている箇所を特定するという画像解析から得られた動体の挙動データと、予め登録された動体の挙動データとの類似度に応じて、動体の挙動が検出された映像データの蓄積先を判定する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データの蓄積先を判定するための指標としての映像データに現れる動体の挙動データと予め登録された動体の挙動データとが類似又は一致している場合に、例えば重要度が高い映像データが蓄積されている外部記憶装置に映像データを蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記蓄積先判定部が、前記映像データの人物の数を計数する画像解析を行い、計数された前記映像データの人数に応じて、前記蓄積先を判定する、映像データ管理装置である。
この構成によれば、蓄積先判定部は、映像データに現れる人物の数をカウントする画像解析から得られた人物の数に応じて、映像データの蓄積先を判定する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データの蓄積先を判定するための指標としての映像データに現れる人物の数が所定人数以上である場合には、例えば重要度が高い映像データが蓄積されている外部記憶装置に映像データを蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記蓄積先判定部が、前記映像データの車両のナンバープレートを検出する画像解析を行い、予め登録された車両番号データを用いて、検出された前記映像データの車両のナンバープレートに応じた車両番号データと前記予め登録された車両番号データとの一致又は不一致に応じて、前記映像データの蓄積先を判定する、映像データ管理装置である。
この構成によれば、蓄積先判定部は、映像データに現れる車両のナンバープレートを検出するという画像解析を行い、予め登録された車両番号データと映像データに現れた車両のナンバープレートの車両番号データとの一致又は不一致に応じて、映像データの蓄積先を判定する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データの蓄積先を判定するための指標としての映像データに現れる車両のナンバープレートが予め登録された車両(例えば重要人物が乗る公用車又は盗難届が出ていた盗難車)のナンバープレートに一致した場合には、例えば重要度が高い映像データが蓄積されている外部記憶装置に映像データを蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記蓄積先判定部が、音声データを含む前記映像データの状況を特定する解析を行い、音声データに対応付けて予め登録された状況データを用いて、特定された前記映像データの状況データと前記予め登録された状況データとの類似度に応じて、前記映像データの蓄積先を判定する、映像データ管理装置である。
この構成によれば、蓄積先判定部は、音声データを含む映像データの撮影状況を特定する解析を行い、音声データに対応付けて予め登録された映像の撮影状況データと解析結果として得られた映像データの撮影状況データとが類似又は一致の有無に応じて、音声データを含む映像データの蓄積先を判定する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データの蓄積先を判定するための指標としての音声データを含む映像データの撮影状況データが予め登録された映像の撮影状況データとが類似又は一致している場合に、例えば重要度が高い映像データが蓄積されている外部記憶装置に映像データを蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記少なくとも1つの外部記憶装置における前記映像データの蓄積先情報を外部映像データインデックスとして受信する受信部と、前記記憶部における前記映像データの蓄積先情報を内部映像データインデックスとして取得し、前記内部映像データインデックス及び前記外部映像データインデックスを用いて、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置を仮想映像データ蓄積先として、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積されている全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成するインデックス生成部と、を更に備える、映像データ管理装置である。
この構成によれば、受信部は、映像データ管理装置が通信する少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積された映像データの蓄積先情報(例えばアドレス、URL)を外部映像データインデックスとして受信する。更に、インデックス生成部は、映像データ管理装置に内蔵される記憶部に蓄積された映像データの蓄積先情報(例えばアドレス)を内部映像データインデックスとして取得し、外部映像データインデックス及び内部映像データインデックスを用いて、全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成する。
これにより、映像データ管理装置は、外部映像データインデックス及び内部映像データインデックスを用いて、記憶部及び少なくとも1つの外部記憶装置の全てを映像データ管理装置における1つの仮想的な映像データの蓄積先とみなすための仮想ストレージインデックスを生成できる。
また、本発明の一実施形態は、前記ネットワークを介して接続されたクライアント端末から、前記映像データの要求を受け付ける要求受付部と、生成された前記仮想ストレージインデックスを基に、受け付けられた前記要求に対応する映像データを、前記記憶部及び前記少なくとも1つの前記外部記憶装置のうちいずれかから取得する映像データ取得部と、取得された前記映像データを前記クライアント端末に配信する配信部と、を更に備える、映像データ管理装置である。
この構成によれば、映像データ取得部は、要求受付部がクライアント端末から映像データの要求を受け付けた場合に、仮想ストレージインデックスを参照し、クライアント端末からの要求に応じて映像データの蓄積先情報を特定して該当する蓄積先から映像データを取得する。更に、配信部は、映像データ取得部が取得した映像データをクライアント端末に配信する。
これにより、映像データ管理装置は、例えば映像データ管理装置にアクセスするユーザのクライアント端末から映像データの要求があった場合に、仮想ストレージインデックスを参照して該当する映像データの蓄積先情報を簡易に特定できる。また、映像データ管理装置は、クライアント端末からの要求に応じた映像データの蓄積先が記憶部又は少なくとも1つの外部記憶装置であるかをユーザには認識させることなく、該当する映像データをクライアント端末に配信できる。
また、本発明の一実施形態は、前記映像データ入力部は、撮像面に投影された光学像を電気信号に変換する撮像部と、前記電気信号を映像データに変換する信号処理部と、を更に備える、映像データ管理装置である。
この構成によれば、映像データ入力部は、撮像面に投影された光学像を電気信号に変換する撮像素子(例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ)と、撮像素子の出力としての電気信号を映像データに変換する信号処理回路とを用いて簡易に構成できる。
これにより、映像データ管理装置は、撮像素子及び信号処理回路を含む映像データ入力部を用いることで、簡易に映像データを入力することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記外部記憶装置へのアクセスを認証するためのログイン情報を保持するログイン情報保持部と、前記ログイン情報を用いて、入力された前記映像データの蓄積先として判定されたいずれかの前記外部記憶装置にログイン処理を行うログイン処理部と、を更に備える、映像データ管理装置である。
この構成によれば、ログイン処理部は、ログイン情報保持部が予め保持している外部記憶装置へのアクセスを認証するためのログイン情報を用いて、映像データの蓄積先としていずれかの外部記憶装置が判定された場合に、該当する外部記憶装置にログイン処理を行う。
これにより、映像データ管理装置は、少なくとも1つの外部記憶装置にアクセスするために必要となるログイン情報を外部記憶装置毎に保持しているので、映像データの蓄積先としていずれかの外部記憶装置が判定された場合に、該当する外部記憶装置に対してログイン処理を簡易に行って映像データを蓄積させることができる。
また、本発明の一実施形態は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信する映像データ管理装置における映像データ管理方法であって、映像データを入力するステップと、入力された前記映像データを蓄積するステップと、入力された前記映像データを解析するステップと、前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記記憶部に判定するステップと、前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信するステップと、を有する、映像データ管理方法である。
この方法によれば、映像データ管理装置は、入力された映像データに対して所定の解析処理を行い、解析結果を基にして映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部記憶装置又は映像データ管理装置に内蔵される記憶部に判定する。また、映像データ管理装置は、蓄積先を外部記憶装置と判定した場合に、映像データをその外部記憶装置に送信する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データ管理装置は、入力された映像データの内容、即ち映像データに対する解析結果の内容に応じて、映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部記憶装置又は映像データ管理装置に内蔵される記憶部に判定し、適応的に選択して蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記少なくとも1つの外部記憶装置における前記映像データの蓄積先情報を外部映像データインデックスとして受信するステップと、前記記憶部における前記映像データの蓄積先情報を内部映像データインデックスとして取得するステップと、前記内部映像データインデックス及び前記外部映像データインデックスを用いて、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置を仮想映像データ蓄積先として、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積されている全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成するステップと、前記ネットワークを介して接続されたクライアント端末から、前記映像データの要求を受け付けるステップと、生成された前記仮想ストレージインデックスを基に、受け付けられた前記要求に対応する映像データを、前記記憶部及び前記少なくとも1つの前記外部記憶装置のうちいずれかから取得するステップと、取得された前記映像データを前記クライアント端末に配信するステップと、を更に有する、映像データ管理方法である。
この方法によれば、受信部は、映像データ管理装置が通信する少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積された映像データの蓄積先情報(例えばアドレス、URL)を外部映像データインデックスとして受信する。更に、インデックス生成部は、映像データ管理装置に内蔵される記憶部に蓄積された映像データの蓄積先情報(例えばアドレス)を内部映像データインデックスとして取得し、外部映像データインデックス及び内部映像データインデックスを用いて、全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成する。
これにより、映像データ管理装置は、外部映像データインデックス及び内部映像データインデックスを用いて、記憶部及び少なくとも1つの外部記憶装置の全てを映像データ管理装置における1つの仮想的な映像データの蓄積先とみなすための仮想ストレージインデックスを生成できる。
また、この方法によれば、映像データ取得部は、要求受付部がクライアント端末から映像データの要求を受け付けた場合に、仮想ストレージインデックスを参照し、クライアント端末からの要求に応じて映像データの蓄積先情報を特定して該当する蓄積先から映像データを取得する。更に、配信部は、映像データ取得部が取得した映像データをクライアント端末に配信する。
これにより、映像データ管理装置は、例えば映像データ管理装置にアクセスするユーザのクライアント端末から映像データの要求があった場合に、仮想ストレージインデックスを参照して該当する映像データの蓄積先情報を簡易に特定できる。また、映像データ管理装置は、クライアント端末からの要求に応じた映像データの蓄積先が記憶部又は少なくとも1つの外部記憶装置であるかをユーザには認識させることなく、該当する映像データをクライアント端末に配信できる。
また、本発明の一実施形態は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信するコンピュータとしての映像データ管理装置に、映像データを入力するステップと、入力された前記映像データを蓄積するステップと、入力された前記映像データを解析するステップと、前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記記憶部に判定するステップと、前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信するステップと、を実現させるための、プログラムである。
このプログラムによれば、映像データ管理装置は、入力された映像データに対して所定の解析処理を行い、解析結果を基にして映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部記憶装置又は映像データ管理装置に内蔵される記憶部に判定する。また、映像データ管理装置は、蓄積先を外部記憶装置と判定した場合に、映像データをその外部記憶装置に送信する。
これにより、映像データ管理装置は、映像データ管理装置は、入力された映像データの内容、即ち映像データに対する解析結果の内容に応じて、映像データの蓄積先を、少なくとも1つの外部記憶装置又は映像データ管理装置に内蔵される記憶部に判定し、適応的に選択して蓄積することができる。
また、本発明の一実施形態は、前記少なくとも1つの外部記憶装置における前記映像データの蓄積先情報を外部映像データインデックスとして受信するステップと、前記記憶部における前記映像データの蓄積先情報を内部映像データインデックスとして取得するステップと、前記内部映像データインデックス及び前記外部映像データインデックスを用いて、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置を仮想映像データ蓄積先として、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積されている全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成するステップと、前記ネットワークを介して接続されたクライアント端末から、前記映像データの要求を受け付けるステップと、生成された前記仮想ストレージインデックスを基に、受け付けられた前記要求に対応する映像データを、前記記憶部及び前記少なくとも1つの前記外部記憶装置のうちいずれかから取得するステップと、取得された前記映像データを前記クライアント端末に配信するステップと、を更に実現させるための、プログラムである。
このプログラムによれば、受信部は、映像データ管理装置が通信する少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積された映像データの蓄積先情報(例えばアドレス、URL)を外部映像データインデックスとして受信する。更に、インデックス生成部は、映像データ管理装置に内蔵される記憶部に蓄積された映像データの蓄積先情報(例えばアドレス)を内部映像データインデックスとして取得し、外部映像データインデックス及び内部映像データインデックスを用いて、全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成する。
これにより、映像データ管理装置は、外部映像データインデックス及び内部映像データインデックスを用いて、記憶部及び少なくとも1つの外部記憶装置の全てを映像データ管理装置における1つの仮想的な映像データの蓄積先とみなすための仮想ストレージインデックスを生成できる。
また、このプログラムによれば、映像データ取得部は、要求受付部がクライアント端末から映像データの要求を受け付けた場合に、仮想ストレージインデックスを参照し、クライアント端末からの要求に応じて映像データの蓄積先情報を特定して該当する蓄積先から映像データを取得する。更に、配信部は、映像データ取得部が取得した映像データをクライアント端末に配信する。
これにより、映像データ管理装置は、例えば映像データ管理装置にアクセスするユーザのクライアント端末から映像データの要求があった場合に、仮想ストレージインデックスを参照して該当する映像データの蓄積先情報を簡易に特定できる。また、映像データ管理装置は、クライアント端末からの要求に応じた映像データの蓄積先が記憶部又は少なくとも1つの外部記憶装置であるかをユーザには認識させることなく、該当する映像データをクライアント端末に配信できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態における仮想ストレージインデックス情報35は、重要度、データタイプ、日付、シーンの映像データのファイル名毎に分類されていたが、仮想ストレージインデックス情報35のディレクトリの分類はこれらの内容に限定されない。
本発明は、データの内容に応じて、データの蓄積先を適応的に選択して蓄積することができる映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラムとして、有用である。
1 映像データ伝送システム
10 映像データ管理装置
11 映像入力部
12 データ蓄積制御部
13 内部ストレージ
14 外部ストレージ送信部
15 外部記録データインデックス受信部
16 インデックス蓄積部
17 仮想ストレージ構成部
18 記録データ取得部
19 記録データリクエスト受付部
20 記録データ配信部
21 ストレージサービスログイン部
22 仮想ストレージ構成設定情報保持部
31 入力映像データ解析部
32 データ蓄積先判定部
33 蓄積先分配部
35 仮想ストレージインデックス情報
50、50A、50B、50C ストレージサービス装置
60 クライアント端末
10 映像データ管理装置
11 映像入力部
12 データ蓄積制御部
13 内部ストレージ
14 外部ストレージ送信部
15 外部記録データインデックス受信部
16 インデックス蓄積部
17 仮想ストレージ構成部
18 記録データ取得部
19 記録データリクエスト受付部
20 記録データ配信部
21 ストレージサービスログイン部
22 仮想ストレージ構成設定情報保持部
31 入力映像データ解析部
32 データ蓄積先判定部
33 蓄積先分配部
35 仮想ストレージインデックス情報
50、50A、50B、50C ストレージサービス装置
60 クライアント端末
Claims (16)
- ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信する映像データ管理装置であって、
映像データを入力する映像データ入力部と、
入力された前記映像データを蓄積する記憶部と、
入力された前記映像データを解析し、前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記記憶部に判定する蓄積先判定部と、
前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信する送信部と、を備える、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記解析結果は、入力された前記映像データの重要度を含み、
前記蓄積先判定部は、前記映像データの重要度を基に、前記映像データの蓄積先を判定する、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記蓄積先判定部は、前記映像データにおける人物の顔を検出する画像解析を行い、検出された前記人物の顔の数に応じて、前記蓄積先を判定する、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記蓄積先判定部は、前記映像データの人物の顔を検出する画像解析を行い、予め登録された人物の顔画像データを用いて、検出された前記映像データの人物の顔画像データが前記予め登録された人物の顔画像データと一致するか否かを判定し、一致した前記予め登録された顔画像データの人物が属するグループに対応する蓄積先を、前記映像データの蓄積先として判定する、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記蓄積先判定部は、前記映像データにおいて時間的に連続する映像フレームの変化領域を基にして前記映像データの動体を検出する画像解析を行い、予め登録された動体の挙動データを用いて、検出された前記映像データの動体の挙動データと前記予め登録された動体の挙動データとの類似度に応じて、前記蓄積先を判定する、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記蓄積先判定部は、前記映像データの人物の数を計数する画像解析を行い、計数された前記映像データの人数に応じて、前記蓄積先を判定する、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記蓄積先判定部は、前記映像データの車両のナンバープレートを検出する画像解析を行い、予め登録された車両番号データを用いて、検出された前記映像データの車両のナンバープレートに応じた車両番号データと前記予め登録された車両番号データとの一致又は不一致に応じて、前記映像データの蓄積先を判定する、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記蓄積先判定部は、音声データを含む前記映像データの状況を特定する解析を行い、音声データに対応付けて予め登録された状況データを用いて、特定された前記映像データの状況データと前記予め登録された状況データとの類似度に応じて、前記映像データの蓄積先を判定する、
映像データ管理装置。 - 請求項1に記載の映像データ管理装置であって、
前記少なくとも1つの外部記憶装置における前記映像データの蓄積先情報を外部映像データインデックスとして受信する受信部と、
前記記憶部における前記映像データの蓄積先情報を内部映像データインデックスとして取得し、前記内部映像データインデックス及び前記外部映像データインデックスを用いて、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置を仮想映像データ蓄積先として、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積されている全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成するインデックス生成部と、を更に備える、
映像データ管理装置。 - 請求項9に記載の映像データ管理装置であって、
前記ネットワークを介して接続されたクライアント端末から、前記映像データの要求を受け付ける要求受付部と、
生成された前記仮想ストレージインデックスを基に、受け付けられた前記要求に対応する映像データを、前記記憶部及び前記少なくとも1つの前記外部記憶装置のうちいずれかから取得する映像データ取得部と、
取得された前記映像データを前記クライアント端末に配信する配信部と、を更に備える、
映像データ管理装置。 - 請求項1〜10のうちいずれか一項に記載の映像データ管理装置であって、
前記映像データ入力部は、
撮像面に投影された光学像を電気信号に変換する撮像部と、
前記電気信号を映像データに変換する信号処理部と、を更に備える、
映像データ管理装置。 - 請求項1〜11のうちいずれか一項に記載の映像データ管理装置であって、
前記外部記憶装置へのアクセスを認証するためのログイン情報を保持するログイン情報保持部と、
前記ログイン情報を用いて、入力された前記映像データの蓄積先として判定されたいずれかの前記外部記憶装置にログイン処理を行うログイン処理部と、を更に備える、
映像データ管理装置。 - ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信する映像データ管理装置における映像データ管理方法であって、
映像データを入力するステップと、
入力された前記映像データを蓄積するステップと、
入力された前記映像データを解析するステップと、
前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記映像データ管理装置の記憶部に判定するステップと、
前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信するステップと、を有する、
映像データ管理方法。 - 請求項13に記載の映像データ管理方法であって、
前記少なくとも1つの外部記憶装置における前記映像データの蓄積先情報を外部映像データインデックスとして受信するステップと、
前記記憶部における前記映像データの蓄積先情報を内部映像データインデックスとして取得するステップと、
前記内部映像データインデックス及び前記外部映像データインデックスを用いて、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置を仮想映像データ蓄積先として、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積されている全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成するステップと、
前記ネットワークを介して接続されたクライアント端末から、前記映像データの要求を受け付けるステップと、
生成された前記仮想ストレージインデックスを基に、受け付けられた前記要求に対応する映像データを、前記記憶部及び前記少なくとも1つの前記外部記憶装置のうちいずれかから取得するステップと、
取得された前記映像データを前記クライアント端末に配信するステップと、を更に有する、
映像データ管理方法。 - ネットワークを介して接続された少なくとも1つの外部記憶装置と通信するコンピュータとしての映像データ管理装置に、
映像データを入力するステップと、
入力された前記映像データを蓄積するステップと、
入力された前記映像データを解析するステップと、
前記映像データの解析結果を基に、前記映像データの蓄積先を、前記少なくとも1つの外部記憶装置又は前記映像データ管理装置の記憶部に判定するステップと、
前記蓄積先が前記外部記憶装置であると判定された場合に、入力された前記映像データを前記外部記憶装置に送信するステップと、を実現させるための、
プログラム。 - 請求項15に記載のプログラムであって、
前記少なくとも1つの外部記憶装置における前記映像データの蓄積先情報を外部映像データインデックスとして受信するステップと、
前記記憶部における前記映像データの蓄積先情報を内部映像データインデックスとして取得するステップと、
前記内部映像データインデックス及び前記外部映像データインデックスを用いて、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置を仮想映像データ蓄積先として、前記記憶部及び前記少なくとも1つの外部記憶装置に蓄積されている全ての映像データの蓄積先情報を含む仮想ストレージインデックスを生成するステップと、
前記ネットワークを介して接続されたクライアント端末から、前記映像データの要求を受け付けるステップと、
生成された前記仮想ストレージインデックスを基に、受け付けられた前記要求に対応する映像データを、前記記憶部及び前記少なくとも1つの前記外部記憶装置のうちいずれかから取得するステップと、
取得された前記映像データを前記クライアント端末に配信するステップと、を更に実現させるための、
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013027975A JP2014157488A (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | 映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013027975A JP2014157488A (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | 映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014157488A true JP2014157488A (ja) | 2014-08-28 |
Family
ID=51578328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013027975A Pending JP2014157488A (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | 映像データ管理装置、映像データ管理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014157488A (ja) |
-
2013
- 2013-02-15 JP JP2013027975A patent/JP2014157488A/ja active Pending
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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