JP2014155673A - 貯蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】前側に開口部が形成された箱体内に画成された収納室の前部を、低コストで均一に照明し得るようにする。
【解決手段】箱体12は、陳列品が収納される収納室18が内部に画成され、該箱体12の前面上部の配設された上レール部材15の下側に、収納室18に連通する開口部18が形成されている。収納室18の前側には、下方を照らすLED照明装置60が、上レール部材15の後側でかつ該上レール部材15の下縁15aより上方において、開口部12aの幅方向に配設されている。これにより、LED照明装置60のLED64を点灯させることで、収納室18の前部が、開口部12aの幅方向において照明される。また、LED照明装置60が上レール部材15により隠れた位置に配設されているから、該LED照明装置60が点灯しても眩しくはない。
【選択図】図3

Description

本発明は、前側に開口部が形成された箱体内に画成された収納室の前部を照明する照明手段を設えた貯蔵庫に関するものである。
食料品店やコンビニエンスストア等の店舗では、食品や飲料品等の物品を冷蔵または冷凍保存するショーケースなどの貯蔵庫が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この貯蔵庫は、断熱構造の箱体の内部に、食品や飲料品等の陳列品の収納室が画成され、該箱体の下部に圧縮器や凝縮器等を備えた冷却装置が設置される機械室が設けられている。また、箱体の前部には、収納室に対して陳列品を出し入れする開口部が形成され、該箱体の前部には、該開口部を開閉するスライドタイプまたは回転タイプの扉が配設されている。なお、ショーケースは、収納室に対する陳列品の出し入れする際の利便を図るため、収納室の前部(開口部の周辺)を照明する照明手段を備えたものがある。
特開2010−35845号公報
収納室の前部を照明する前記照明手段は、開口部の左右中央部に縦向きに配設したり、開口部の左側部および右側部に縦向きに配設されるものが多い。しかしながら、照明手段を開口部の左右中央部に縦向きに配設する場合には、左方向を照らす照明手段と右方向を照らす照明手段とが必要となり、少なくとも2基の照明手段が必要となる。また、開口部の左側部および右側部に照明手段を縦向きに配設する場合でも、少なくとも2基の照明手段が必要である。従って、従来の照明手段の配設態様では、コストが嵩む問題がある。また、照明手段を開口部の左右中央部や左右側部に配設する場合には、該照明手段が開口部の前側から見えるため、点灯時に眩しい。
そこで本発明では、前側に開口部が形成された箱体内に画成された収納室の前部を、低コストで均一に照明し得る貯蔵庫を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
陳列品が収納される収納室が内部に画成された箱体と、前記箱体の前面上部に配設された扉支持部材と、前記扉支持部材に支持され、該扉支持部材の下側に開口して前記収納室に連通する開口部を開閉可能な扉とを備えた貯蔵庫において、
前記収納室の前側には、下方を照らす照明手段が、前記扉支持部材の後側でかつ該扉支持部材の下縁より上方に位置して前記開口部の幅方向に配設されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、収納室の前側において、扉支持部材の後側でかつ該扉支持部材の下縁より上方に照明手段を配設したので、開口部の前側から該照明手段が隠れるため、該照明手段の点灯時に眩しくない。また、照明手段が開口部の幅方向に配設されているから、収納室の前部を開口部の幅方向に亘って均一に照明できる。更に、照明手段により収納室の前部を開口部の幅方向に照明できるから、該照明手段の数が少なくて済み、コストを抑えることができる。
請求項2に記載の発明では、
前記箱体には、前記収納室の上方に、前側に設けられた吸込み口を介して前記収納室内の空気を取り込んで冷却器で冷却した後に該収納室に送り出す冷却室が画成され、
前記収納室には、前記扉支持部材の後側から前記開口部と吸込み口との間に向け延出する規制板が設けられ、
前記照明手段は、前記規制板に配設されていることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、扉支持部材の後側から開口部と吸込み口との間に向け延出する規制板を設けたから、収納室の空気を吸込み口から冷却室内へ取り込む際に、扉と扉支持部材との隙間から外気が流入して冷却室へ取り込まれることを防止し得る。また、規制板に照明手段を配設するから、該照明手段を収納室の前側に取り付ける別途の取付手段を設ける必要がなく、該照明手段の配設に係るコストを抑えることができる。
請求項3に記載の発明では、
前記照明手段は、前記規制板の下面に配設され、
前記規制板の上面には、上方へ突出する保持片が形成されて、前記保持片と前記扉支持部材との間に画成された配線配設部に、前記照明手段に接続する配線を通すよう構成されたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、照明手段が下面に配設される規制板の上面に画成された配線配設部に、該照明手段に接続する配線を通すようにしたから、該配線を保持するための別途の配線保持手段を設ける必要がなく、配線保持に係るコストを抑えることができる。
請求項4に記載の発明では、
前記規制板は、前記箱体に取り付けられて前記扉支持部材を支持する部材支持部に一体に形成されたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、扉支持部材を支持する部材支持部を箱体に取り付けることで規制板が箱体に同時に取り付けられるから、貯蔵庫の組立て作業工数を減らすことができると共に、コストを抑えることができる。
請求項5に記載の発明では、
前記収納室の前側には、前記照明手段に接続する配線が通る支柱が、該収納室を上下に延在すると共に前記扉と間をあけて配設され、
前記照明手段を、前記支柱と前記扉支持部材との間に配設可能にしたことを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、照明手段の後側に支柱が配設されているから、該照明手段により収納室の前部を照明する際に該支柱が邪魔にならず、支柱が配設されていても収納室の前部を好適に照明することができる。また、扉と支柱との間に空間があるから、該支柱の前側に照明手段を配設して、収納室の前部を照明することも可能である。
本発明に係る貯蔵庫によれば、箱体内に画成された収納室の開口部上方に、前側から隠れた位置に該開口部の幅方向に照明手段を配設したので、該収納室の前部を低コストで均一に照明することが可能である。
本発明の好適な実施例に係る貯蔵庫を示す正面図である。 箱体の前側上部を、トップパネルおよび冷却室を省略して後斜め上方から見た概略斜視図である。 図2のX1−X1線断面図である。 箱体の前面上部に配設される各部材を分解して示す斜視図である。 (a)は、レール取付部および規制板が一体に形成された内装板の部分背面図、(b)は、内装板の部分平面図、(c)は、内装板の右側面図である。 (a)は、下方から見たLED照明装置の概略構成図、(b)は、(a)のX2−X2線断面図である。
次に、本発明に係る貯蔵庫につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、実施例における左右、前後および上下方向は、貯蔵庫10を正面から見た状態で指称する。なお、左右方向を、開口部12aの幅方向と指称する場合がある。
図1に示すように、実施例に係る貯蔵庫10は、外板と内板の間にウレタンフォーム等の断熱材を充填して構成され、前方に開口した内部空間を備える矩形状の箱体12と、この箱体12の下側に設けられ、該箱体12を支える筐体13とを備える。貯蔵庫10は、箱体12の前側上部に取り付けられたフロントパネル41の下縁に設けられた扉支持部材としての上レール部材15と、箱体12の前側下部(筐体13の上部)に取り付けられた下レール部材16との間に、箱体12の内部空間に画成される収納室18に連通する開口部12aが形成されている。開口部12aは、上レール部材15および下レール部材16によりスライド可能に支持された2枚の扉17,17によって開閉可能に構成される。そして、貯蔵庫10は、扉17を開放して、開口部12aを介して収納室18に対して物品が出し入れされる。なお、実施例では、扉17としてガラス扉が用いられており、実施例の貯蔵庫10は、収納室18に収納された物品を外から視認できるショーケースとも呼ばれるものである。また、貯蔵庫10は、筐体13の内部に画成された機械室13aに、圧縮機や凝縮器などの冷凍機を構成する機器(何れも図示せず)や、冷凍機の制御を担う電装箱(図示せず)などが配設される。
図2に示すように、箱体12は、内部空間におけるフロントパネル41の後側に配設された冷却ダクト20によって、該内部空間が、該冷却ダクト20で囲まれた冷却室19と、該冷却室19の下側の収納室18とに上下に区分される。冷却室19には、前記冷凍機を構成して、該冷凍機の通常運転により空気を冷却する冷却器や、収納室18および冷却室19の間で空気を循環させる冷却ファンや、冷却室19の温度を検知する温度検知手段(何れも図示せず)が配設される。ここで、冷却器は、開口部12aの左右方向中央部に上下に延在するよう配設された支柱21に収容された冷媒管22(図2、図3参照)を介して、機械室13aに設置された冷凍機の構成機器との間で冷媒が循環される。そして、冷却ダクト20には、収納室18から冷却室19に空気を取り込む吸込み口23(図3参照)がフロントパネル41側(前側)に設けられ、冷却室19から収納室18へ空気を送り出す吐出し口(図示せず)が後側に設けられている。
扉支持部材である上レール部材15は、図2〜図4に示すように、略水平な天板部30に前後方向へ離間して3本のガイド壁31,32,33が下方へ立設されて、夫々がフロントパネル41の左右方向の全長に亘って平行に延在している。そして、前側に位置する第1ガイド壁31と中央に位置する第2ガイド壁32とにより前側レール部34が画成され、第2ガイド壁32と後側に位置する第3ガイド壁33とにより後側レール部35が画成されて、前後のレール部34,35に対応して、前後の扉17,17の上端部が、前後方向の移動が規制された状態で左右方向にスライド自在に支持されるようになっている。また、上レール部材15には、天板部30の後端から上方へ立ち上がった取付片36が、該天板部30と一体に形成されている。この取付片36は、図2および図3に示すように、後述するレール取付部47に当該上レール部材15を支持するためのものである。そして、取付片36の上端近傍には、後方へ開口すると共に左右方向へ延在する係合溝37が形成されている。また、取付片36の左端および右端の近傍には、ネジ(図示せず)が挿通するネジ挿通孔51,51が形成され、該ネジ挿通孔51,51に挿通したネジを箱体12の側壁を構成するサイドパネル(図示せず)の前端に螺挿することで、上レール部材15が該箱体12に固定されるようになっている。なお、上レール部材15の左右両端には、扉17,17が当接するストッパ38,38が配設される(図2〜図4参照)。
フロントパネル41は、図2〜図4に示すように、トップパネル40の前側に取り付けられる外装板42と、外装板42から箱体12の内方へ離間して該箱体12の内壁を構成する内装板43と、外装板42および内装板43の間に配設された断熱材44とから構成されている。内装板43は、箱体12の左右方向に亘って延在する横長の部材であり、トップパネル40から垂直下方に延在する横長の本体部45と、本体部45の上縁から前方へ延出してトップパネル40の下面に固定される固定部46とを備えると共に、本体部45の下側に設けられて上レール部材15を支持するレール支持部(部材支持部)47と、該レール支持部47に設けられた規制板48とが一体に形成されている。本体部45の左端および右端の近傍には、ネジ(図示せず)が挿通するネジ挿通孔59,59が形成され、該ネジ挿通孔59,59に挿通したネジを箱体12のサイドパネル(図示せず)の前端に螺挿することで、内装板43が該箱体12に固定されるようになっている。
内装板43に一体に形成されたレール支持部47は、図2〜図4に示すように、内装板43の本体部45の下縁から垂直下方へ延在する横長の取付板部49と、該取付板部49の上縁から前方へ突出する係合突部50とを備える。係合突部50は、図3に示すように、上レール部材15の取付片36に形成された係合溝37に後方から差し込まれて、該係合溝37に係合される。従って、上レール部材15は、取付片36の各ネジ孔51に挿通したネジにより左端部および右端部が箱体12に固定され、該取付片36がレール支持部47の取付板部49に前側から当接すると共に係合溝37に係合突部50が係合することで、該レール支持部47に対して移動規制された状態で支持される。なお、レール固定部46の取付板部49は、上レール部材15の取付片36から第3ガイド壁33の中途位置まで延在しており(図3参照)、上レール部材15を安定的に支持することが可能である。
レール支持部47に一体に形成された規制板48は、図2〜図5に示すように、該レール支持部47の取付板部49の下縁から後方(収納室18内側)へ略水平に延出して、開口部12aの幅方向の全長に亘って設けられている。すなわち、規制板48は、収納室18の前側において、上レール部材15における第3ガイド壁33の後側から開口部12aと吸込み口23との間に向けて延出するように配設されている。これにより、規制板48は、冷却ファンを作動させて収納室18内の空気を吸込み口23から冷却室19内へ取り込む際に、開口部12aを閉じた各扉17,17の上縁部と上レール部材15における第1〜第3ガイド壁31,32,33との隙間を介して外気が収納室18内へ吸い込まれるのを阻止し得る。ここで、規制板48は、図3に示すように、上レール部材15の第3ガイド壁33における上下略中央から後方へ水平に延出するよう形成されているから、該上レール部材15の下縁15aよりも上方に位置している。なお、規制板48の後端は、前述した支柱21の前側近傍に臨んでいる。
図2〜図5に示すように、規制板48の上面には、レール支持部47から後方に離間した位置から上方へ延出すると共に左右方向へ延在する配線保持片(保持片)52が、該規制板48と一体に形成されている。配線保持片52は、規制板48の上面から略垂直に立ち上がった縦板部53と、該縦板部53の上端から前方へ延出した横板部54とからなっている。そして、規制板48、レール支持部47および配線保持片52により囲まれた部分が、規制板48の下面に配設される後述の照明手段60に接続された配線65を通すための配線配設部55となっている。ここで、横板部54の前端とレール支持部47の後面とは、配線65の挿通が許容される間隔となっており、該配線65を上方から配線配設部55に引き込み得るようになっている。また、図2、図4および図5に示すように、配線保持片52は、左右方向の略中央、右端近傍および左端近傍で、夫々切り欠かれている。このうち、左端近傍の左切り欠き部56および右端近傍の右切り欠き部58は、照明手段60を規制板48に取り付ける第2取付具67,67を規制板48に固定するために形成されている。また、各切り欠き部56,57,58は、照明手段60に接続された配線65を通すことも可能となっている。
実施例の貯蔵庫10は、図1〜図4に示すように、収納室18の前側において、上レール部材15の後側でかつ該上レール部材15の下縁15aより上方に位置して下方を照らし得る照明手段60が、開口部12aの幅方向に配設されている。ここで、実施例では、レール支持部47に一体に形成された規制板48の下面に、照明手段60が取り付けられる。
実施例では、照明手段60として、複数のLED(発光ダイオード)を備えたLED照明装置が採用されている。このLED照明装置60は、図1、図4および図6に示すように、開口部12aの幅方向の開口幅と同程度の長さとされた中空状の本体61と、該本体61内に配設され、該本体61の長手方向へ所要間隔毎に複数のLED64が配置された照明基板63とを備えている。本体61の下面には、各LED64の照射光を透過可能なレンズ部材62が配設されている。また、照明基板63に接続された配線65が、レンズ部材62の長手方向における一方の端部(実施例では左側端部)から外方へ引き出されている。そして、本体61における長手方向の両端には、当該LED照明装置60を規制板48に取り付けるための第1取付具66,66が取り付けられている。
前述のように構成されたLED照明装置60は、図2〜図4に示すように、規制板48の下面に対して、レンズ部材62が下向き(各LED64の照射方向が下向き)とした姿勢で取り付けられる。すなわち、左切り欠き部56および右切り欠き部58において規制板48に固定される各第2取付具67,67に対して、各第1取付具66,66を下方からネジにより締結することにより、LED照明装置60は、上レール部材15の後側で該上レース部材15に沿って開口部12aの幅方向へ水平に延在するように取り付けられる。そして、規制板48に取り付けられたLED照明装置60は、図3に示すように、上レール部材15の最も下方に位置する下縁15a(第1ガイド壁31の下縁)より上方に位置しており、貯蔵庫10の前側からは、該上レール部材15で隠れて見えない位置に配設されている(図1参照)。
また、LED照明装置60から引き出された配線65は、図2および図3に示すように、前述した左切り欠き部56を介して配線配設部55内へ通した後、中切り欠き部57から支柱21内へ引き込まれ、該支柱21内を通って機械室13a内へ引き出されるようになっている。なお、図2〜図4に示す符号68は、LED照明装置60から引き出された配線65をカバーするカバー部材である。
実施例の貯蔵庫10は、図2および図3に示すように、収納室18の前部において開口部12aの左右中央部に位置する支柱21が、規制板48および該規制板48に取り付けられたLED照明装置60との干渉を回避するため、LED照明装置60の後側に配設されて扉17,17から後方へ離間している。従って、支柱21と扉17,17との間に空間が画成されているから、例えば直管タイプの蛍光灯を備えた照明手段60が配設可能となっている(図3参照)。また、第2取付具67の形態を適宜変更することで、規制板48の下面に、直管タイプの蛍光灯を備えた照明手段60が配設可能となっている。
(実施例の作用)
実施例の貯蔵庫10は、冷凍機を構成する冷却器を、箱体12の内部上方に配置した後に、冷却ダクト20を該箱体12に取り付ける。また、箱体12に内装板43を取り付けるに先立って、該内装板43に一体に形成された規制板48の下面に、第1取付具66および第2取付具67を締結することでLED照明装置60を取り付ける。なお、LED照明装置60の配線65は、予め配線配設部55に通した後に、中切り欠き部57から引き出しておく。そして、規制板48にLED照明装置60が取り付けられた内装板43を、箱体12のトップパネル40およびサイドパネル(図示せず)に固定する。この際に、LED照明装置60の配線65を、支柱21内へ通すようにする。次いで、上レール部材15を、内装板43に一体に形成されたレール支持部47に前側から支持させ、この支持状態でサイドパネル(図示せず)に固定する。更に、内装板43の前側に断熱材44を配置すると共に、該断熱材44の前側に外装板42を取り付けることで、箱体12の前部上方に対してフロントパネル41の取り付けが完了する。
前述のように組み立てられた実施例の貯蔵庫10は、図1〜図3に示すように、規制板48の下面に配設されたLED照明装置60が、レール支持部47に取り付けられた上レール部材15の後方に位置し、かつ該LED照明装置60の下面(レンズ部材62)が、該上レール部材15の下縁15aより上方に位置している。従って、開口部12aの前側から隠れた位置にLED照明装置60が配設されているから、該LED照明装置60の各LED64を点灯させて収納室18の前部を照明しても眩しくはない。そして、LED照明装置60は、照射光の指向性が高い各LED64の照射方向が下向きとなった姿勢で規制板48の下面に取り付けられているから、該LED64が点灯しても眩しくはない。しかも、LED照明装置60が開口部12aの幅方向に配設されているから、収納室18の前部を開口部12aの幅方向に亘って均一に照明できる。すなわち、1基のLED照明装置60により収納室18の前部を開口部12aの幅方向に照明できるから、コストを抑えることができる。
そして、上レール部材15の後側に設けられる規制板48にLED照明装置60を取り付けるようにしたから、該LED照明装置60を収納室18の前側に取り付けるために別途の取付部材を設ける必要がなく、コストを抑えることができる。しかも、内装板43に一体に形成された規制板48にLED照明装置60を予め取り付けてから該内装板43を箱体12に取り付けるから、該内装板43の取付作業と同時にLED照明装置60が箱体12内に配設され、箱体12に対する該LED照明装置60の取付作業が省略されて貯蔵庫10の組立て作業工数を減らすことができる。また、規制板48の下面にLED照明装置60を取り付けたので、冷却ダクト20の着脱に際して該LED照明装置60が邪魔にならず、該LED照明装置60を取り外すことなく冷却ダクト20の着脱を行ない得る。
そして、規制板48の上面に配線保持片52を設けて、LED照明装置60からの配線65を通す配線配設部55を該規制板48の上面に設けたので、配線65を保持する別途の部材を設ける必要がなく、配線65の配線処理に関連するコストも抑えることができる。また、配線配設部55を通した配線65が配線保持片52で保持されるから、該配線65が開口部12aへ垂れ下がることも防止し得る。しかも、規制板48の上面に配線65を通すから、冷却ダクト20の着脱に際して該配線65が邪魔になることもない。更に、配線65は、支柱21の内部に通して機械室13aに引き出すようになっているので、該配線65が収納室18内に露出して配設されず、収納室18内の美観を損なうことがないと共に、陳列品や手などの接触により配線65を断線させるなどの不都合も回避できる。
また、規制板48が、内装板43に一体に形成されたレール支持部47と一体に形成されているから、該内装板43を箱体12のトップパネル40に取り付けることで該規制板48も該箱体12の収納室18内に配設されるから、箱体12に対する規制板48の取付作業が省略されて、貯蔵庫10の組立て作業工数を減らすことができる。なお、上レール部材15を取り付けるレール支持部47が、内装板43に一体に形成されているので、該レール支持部47と内装板43との境界部に隙間が形成されないようにし得る。従って、冷却ファンを作動させて収納室18の空気を吸込み口23から冷却室19へ取り込む際に、庫外の外気が、扉17,17の上縁部と上レール部材15の隙間を介して内装板43とレール支持部47との間から収納室18内に流入することを阻止し得る。
更に、支柱21が、LED照明装置60が下向きに配設された規制板48より後側に配設されて、LED照明装置60のLED64の照射方向に位置していないから、LED照明装置60による収納室18の前部の照明に際して該支柱21が邪魔にならない。
そして、実施例の貯蔵庫10は、規制板48に対して、LED64を備えたLED照明装置60だけでなく、直管タイプの蛍光灯を備えた照明手段を取り付けることも可能であり、収納室18の前部を照明する照明手段の種類が異なる仕様を構成することができる。更に、支柱21を、扉から間をあけて後方に配設したことで、該支柱21の前側に空間が画成されているから、例えば蛍光灯を備えた照明手段60(図3に2点鎖線で表示)を支柱21に配設することも可能であり、収納室18の前部の照明する照明手段の配設位置が異なる仕様を構成することも可能である。
(変更例)
本発明に係る貯蔵庫としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
(1)照明手段60は、上レール部材15の後方において、該上レール部材15の下縁15aより上方に位置して、開口部12aの幅方向に配設され得るものであれば、実施例で例示したLED64を備えたLED照明装置や蛍光灯を備えた照明装置に限らず、例えば有機ELを備えた照明装置やその他様々な形式のものが実施可能である。
(2)複数のLED64を備えるLED照明装置60は、各LED64の照射方向が異なるものであってもよい。すなわち、LED64の照射方向を異ならせることで、収納室18の後部側を照明することも可能である。
(3)LED照明装置60は、規制板48の配設位置や形状が実施例と異なったり、該規制板48が設けられていない場合は、レール支持部47の後面に直接取り付けるよう構成してもよい。また、レール支持部47の形状が実施例と異なる場合には、扉支持部材である上レール部材15の後面に直接取り付けるよう構成してもよい。
(4)扉17は、実施例で例示したスライドタイプに限らず、箱体12に回転可能に取り付けられる回転タイプであってもよい。このような回転タイプの扉17を備える貯蔵庫では、扉支持部材15が、閉成した扉17を後側から当て受けて支持し得るよう構成される。
(5)実施例では、貯蔵庫としてショーケースを挙げて説明したが、ショーケースに限らず、冷蔵庫や冷凍庫等であってもよい。
12 箱体,12a 開口部,15 上レール部材(扉支持部材),15a 下縁,17 扉
18 収納室,19 冷却室,21 支柱,23 吸込み口
47 レール支持部(部材支持部),48 規制板,52 配線保持片(保持片)
55 配線配設部,60 LED照明装置(照明手段),65 配線

Claims (5)

  1. 陳列品が収納される収納室(18)が内部に画成された箱体(12)と、前記箱体(12)の前面上部に配設された扉支持部材(15)と、前記扉支持部材(15)に支持され、該扉支持部材(15)の下側に開口して前記収納室(18)に連通する開口部(12a)を開閉可能な扉(17)とを備えた貯蔵庫において、
    前記収納室(18)の前側には、下方を照らす照明手段(60)が、前記扉支持部材(15)の後側でかつ該扉支持部材(15)の下縁(15a)より上方に位置して前記開口部(12a)の幅方向に配設された
    ことを特徴とする貯蔵庫。
  2. 前記箱体(12)には、前記収納室(18)の上方に、前側に設けられた吸込み口(23)を介して前記収納室(18)内の空気を取り込んで冷却器で冷却した後に該収納室(18)に送り出す冷却室(19)が画成され、
    前記収納室(18)には、前記扉支持部材(15)の後側から前記開口部(12a)と吸込み口(23)との間に向け延出する規制板(48)が設けられ、
    前記照明手段(60)は、前記規制板(48)に配設されている請求項1記載の貯蔵庫。
  3. 前記照明手段(60)は、前記規制板(48)の下面に配設され、
    前記規制板(48)の上面には、上方へ突出する保持片(52)が形成されて、前記保持片(52)と前記扉支持部材(15)との間に画成された配線配設部(55)に、前記照明手段(60)に接続する配線(65)を通すよう構成された請求項2記載の貯蔵庫。
  4. 前記規制板(48)は、前記箱体(12)に取り付けられて前記扉支持部材(15)を支持する部材支持部(47)に一体に形成された請求項2または3記載の貯蔵庫。
  5. 前記収納室(18)の前側には、前記照明手段(60)に接続する配線(65)が通る支柱(21)が、該収納室(18)を上下に延在すると共に前記扉(17)と間をあけて配設され、
    前記照明手段(60)を、前記支柱(21)と前記扉支持部材(15)との間に配設可能にした請求項1〜4の何れか一項に記載の貯蔵庫。
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